JP2014024436A - 蒸発器および該蒸発器を備えた車両用空調装置 - Google Patents

蒸発器および該蒸発器を備えた車両用空調装置 Download PDF

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Abstract

【課題】主に、アイドリングストップ制御時の液状冷媒の無駄をなくすようにする。
【解決手段】一対のタンク部61,62と、この一対のタンク部61,62の間を連結する複数本の伝熱チューブ63とを備えた蒸発器6に関する。そして、この蒸発器6を構成する伝熱チューブ63の内部に、液状の冷媒を溜めることができる液溜部41を設けるようにしている。
【選択図】図6

Description

この発明は、例えば、アイドリングストップ制御時や、非アイドリングストップ制御時などにおける液状冷媒の無駄をなくすようにした蒸発器および該蒸発器を備えた車両用空調装置に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の温度を調整するための車両用空調装置が設けられている。
このような車両用空調装置には、アイドリングストップ制御によってエンジンが停止し、圧縮機の作動が停止された場合であっても、冷房を継続できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記した車両用空調装置では、冷凍サイクルを構成する冷媒通路における、蒸発器と圧縮機との間の位置に、蓄冷材を備えた冷媒貯留器を配置することにより、走行中(圧縮機の作動中)に、冷媒貯留器内の蓄冷材に蓄冷を行わせるようにしている。
そして、アイドリングストップ制御時には、冷凍サイクルの残圧によって、凝縮器側の高圧冷媒が、減圧器および低圧側の蒸発器を経て冷媒貯留器へ流入されるようにしている。この冷媒の移動により、蒸発器では冷媒が蒸発して車室内空気と熱交換して冷却を続行し、蒸発器で高温となったガス状冷媒は、冷媒貯留器にて蓄冷材により冷却されて凝縮液化するというものである。
更に、冷媒貯留器に貯留された液状冷媒を、電動のポンプを用いて蒸発器へ供給することにより、蒸発器による冷却を継続させることができるようにしている。
特開平8−110123号公報
しかしながら、上記した車両用空調装置には、以下のような問題があった。
即ち、上記したアイドリングストップ制御時に、冷媒貯留器から移送された液状冷媒が、蒸発器の下部タンクの内部に溜まってしまい、蒸発器の伝熱チューブで蒸発されなくなって、無駄になってしまうという問題があった。
これは、上記した冷凍サイクルが、通常運転時に最も効率が良くなるように構成されて運転されているのに対し、アイドリングストップ制御時は、圧縮機が停止した状態の冷凍サイクルに対して強制的に冷媒貯留器から液状冷媒を移送するなどの無理な運転が行われるため、蒸発器内部の圧力が高くなって、蒸発器内部における液状冷媒の蒸発能力が通常運転時よりも低くなってしまうことや、アイドリングストップ制御時における冷房能力を確保しようとする余り、冷媒貯留器から蒸発器に対して必要な量よりも多めの液状冷媒が移送されてしまう傾向にあることなどによるものと考えられる。
上記課題を解決するために、本発明は、一対のタンク部と、該一対のタンク部の間を連結する複数本の伝熱チューブとを備えた蒸発器において、前記伝熱チューブの内部に、液状の冷媒を溜めることができる液溜部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、蒸発器を構成する伝熱チューブの内部に、液状の冷媒を溜めることができる液溜部を設けたことにより、伝熱チューブの内部に設けた液溜部に、伝熱チューブの内部を流れる冷媒の一部を液状のまま溜めることができるようになる。これにより、液溜部に溜まった液状の冷媒を伝熱チューブの内部で効率的且つ確実に蒸発させることができるので、アイドリングストップ中の冷房効率を向上することができるようになる。
よって、伝熱チューブの内部に液状の冷媒を溜めるようにした分だけ、蒸発器の底部(のタンク部)に溜まる液状の冷媒の量を減らすことができるようになり、蒸発器の底部に液状の冷媒が溜まって伝熱チューブで冷媒が蒸発できなくなることで、液状の冷媒が無駄になってしまうようなことが防止できる。
また、アイドリングストップ中に冷媒貯留器から移送した液状の冷媒を、伝熱チューブの内部に溜めて蒸発させることができるようになるので、その分、冷媒貯留器から蒸発器へ移送する冷媒の量を厳密に調整する必要をなくすことができると共に、蒸発器の底部(のタンク部)を小さくして冷媒貯留器を小型化することが可能となる。
しかも、蒸発器での液状の冷媒の無駄をなくせるので、その分、更に冷媒貯留器を小型化することも可能となる。
本発明の実施例にかかる車両用空調装置の構成図である。 図1の冷媒貯留器の縦断面図である。 図1の車両用空調装置の制御フローチャートである。 図1の蒸発器の構成を示す側面図である。 図4の蒸発器の縦断面図である。 本発明の実施例にかかる伝熱チューブを部分的に破断した斜視図である。 図6の変形例である。 図6の他の変形例である。 図6の別の変形例である。 図6の更に他の変形例である。 アイドリングストップ制御時の冷媒の流れを示す図1と同様の図である。
以下、本実施の形態を具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図11は、この実施例およびその変形例を示すものである。
<構成>以下、構成について説明する。
この実施例にかかる車両用空調装置1では、図1に示すように、ループ状をした冷媒通路2の途中に、圧縮機3、凝縮器4、減圧器5、蒸発器6を順に配置することによって、基本的な冷凍サイクル7が構成されている。
ここで、上記した「冷媒通路2」は、圧縮機3の出口側と、凝縮器4の入口側との間を接続する第1流路2aと、凝縮器4の出口側と、減圧器5の入口側との間を接続する第2流路2bと、減圧器5の出口側と、蒸発器6の入口側との間を接続する第3流路2cと、蒸発器6の出口側と、圧縮機3の入口側との間を接続する第4流路2dとを有している。
上記した「圧縮機3」は、車両のエンジンルーム(図示省略)に配置されると共に、車両の動力源であるエンジンEngによって駆動されることにより、蒸発器6側の低圧冷媒を吸入し、高温高圧に圧縮して吐出するものである。この圧縮機3は、エンジンEngに対し、図示しないクラッチを介して、連結および切離可能に接続されている。なお、車両の動力源は、エンジンEngに限るものではなく、電動機などの他の動力源を用いても良い。
上記した「凝縮器4」は、エンジンルーム(図示省略)に配置されて、圧縮機3によって高温高圧に圧縮された冷媒を、外気との熱交換により冷却して液化するものである。なお、凝縮器4には、リキッドタンク4aが設けられると共に、凝縮器4の内部には、冷媒を濾過するフィルタ(図示省略)が設けられている。
上記した「減圧器5」は、凝縮器4から送られる高圧の液状冷媒を減圧して低温・低圧の液状冷媒とするものである。減圧器5には、例えば、冷媒通路2を絞る断面積一定のオリフィスなどが用いられる。また、減圧器5には、圧縮機3の入口側の温度によって開度が調節されるようにした減圧弁が用いられる場合もある。
上記した「蒸発器6」は、車室内に配置された空調ユニット(図示省略)の内部に配置されて、空調ユニット内を流れる車室内空気(空調用空気)と熱交換を行うことにより、低温・低圧の液状冷媒を蒸発させて、低温・低圧のガス状冷媒とするものであり、これにより車室内空気を冷却して車室内の冷房を行うようになっている。なお、蒸発器6の構成については、後述する。
そして、上記した基本的な冷凍サイクル7を構成する冷媒通路2における、上記蒸発器6の出口側と圧縮機3の入口側との間に接続された第4流路2dに対して、冷媒を貯留可能な冷媒貯留器11(アキュームレータまたは蓄冷器)を設けるようにする。
この「冷媒貯留器11」は、蒸発器6の出口側に設けられて、内部に冷媒を貯留可能に構成されている。また、冷媒貯留器11は、蒸発器6の入口側の第3流路2cに対し、冷媒吐出路12を用いて接続されている。
ここで、上記した冷媒貯留器11の構成を、図2に基づいて簡単に説明する。
この冷媒貯留器11は、二重筒構造を有しており、外筒13の内部には、冷媒を貯留可能な筒状のタンク部14(内筒)と、このタンク部14と外筒13との間に設けられて、タンク部14に貯留された冷媒と熱交換可能な蓄冷材15とを備えている。蓄冷材15には、水と高吸水性樹脂(ポリアクリル酸ナトリウム)とを含むものや、パラフィンなどの周知のものを用いることができる。なお、蓄冷材15は、タンク部14の内部に設けるようにしても良いし、または、蓄冷材15は、設けないようにしても良い。
また、図示のように、蒸発器6の出口側に接続されて冷媒通路2(の第4流路2d)の一部を形成する入口管16が、タンク部14の上面部17に挿入配置され、タンク部14内の上部で開口されている。
一方、圧縮機3の吸入側に接続されて冷媒通路2(の第4流路2d)の一部を形成する出口管18が、タンク部14の上面部17に挿入配置されて、タンク部14内の上部で開口されている。なお、出口管18は、タンク部14内の部分が、タンク部14の底面部19へ向けて延びると共に、タンク部14の底面部19の近傍で上方へ折返される折返形状を有している。この折返部分の下部には、タンク部14の底面部19上に溜まった液状の冷媒を吸い込んでガス状の冷媒に混合するための吸入孔18aが穿設されている。
更に、タンク部14の底面部19には、タンク部14内の冷媒を吸込むポンプ21が設けられ、このポンプ21の吐出部に上記した冷媒吐出路12が接続されている。この冷媒吐出路12は、蒸発器6の入口側の第3流路2cに接続されている。
そして、冷媒通路2の第3流路2cにおける冷媒吐出路12の接続部分よりも上流側には、冷媒流路開閉弁22が設けられる。なお、この冷媒流路開閉弁22に替えて、冷媒通路2における冷媒吐出路12の接続部分に切替弁を設けることなどもできる。
加えて、冷媒吐出路12の途中に、冷媒の流れる方向を冷媒通路2側(蒸発器6の入口側)への一方向にのみ制限する逆止弁23が取付けられる。
また、冷媒通路2の第4流路2d(冷媒貯留器11の出口管18)における圧縮機3の入口側に、冷媒の流れる方向を圧縮機3側への一方向にのみ制限する逆止弁24が取付けられる。
そして、図1に示すように、上記した車両用空調装置1を制御するための制御機構が設けられる。以下、制御機構について説明する。
先ず、上記した冷媒流路開閉弁22の切替えを、車両用空調装置1の作動を制御するために設けられた空調制御装置31(切替制御装置)によって制御させるようにする。
この空調制御装置31は、車両用空調装置1の制御に必要な車室温度に関連した検出値がセンサ群32から入力されて送風温度などを制御する周知の制御を行うようになっている。
更に、空調制御装置31は、いわゆるアイドリングストップ制御によってエンジンEngが停止し、圧縮機3が停止された状態の時に、冷媒貯留器11に貯留した液状の冷媒を用いて蒸発器6における冷却を継続させる冷却継続制御を実行するように構成されている。
なお、上記した「アイドリングストップ制御」とは、車両の走行中に一時的な停止を検出した時に、エンジンEngを停止させ、その後、発進操作を検出した時に、エンジンEngを再始動させる周知の制御である。
このアイドリングストップ制御は、車両制御装置33によって実行される。
この車両制御装置33には、一時的な車両の停止および発進操作を検出するための走行状態検出部32aとして、車速信号を出力する車速センサ34や、制動操作が行われたことを示す信号を出力するブレーキスイッチ35や、図示を省略したアクセルペダルの踏み込み状態を検出するアクセルペダルセンサ36からの信号が入力される。
また、本実施の形態1では、車両制御装置33は、このアイドリングストップ制御の実行中は、空調制御装置31へ向けてアイドリングストップ信号astを出力するように構成される。
次に、上述した空調制御装置31による具体的な冷却継続制御について、図3のフローチャートを用いて説明する。この冷却継続制御は、所定の制御サイクルで繰り返し行われる。なお、この冷却継続制御では、車両の走行を開始してから最初のアイドリングストップ制御が始まるまでの状態(初期設定状態)として、冷媒流路開閉弁22が開状態となり、ポンプ21が停止状態となっている。
そして、まず、ステップS1では、アイドリングストップ信号astの読み込みを行い、ステップS2に進む。
ステップS2では、アイドリングストップ信号astがONであるか否か(即ち、アイドリングストップ制御が開始されたか否か)を判定し、アイドリングストップ信号astの入力時にはステップS3へ進み、アイドリングストップ信号ast=OFFの場合(NO)は1回の処理を終了する。
ステップS3では、ステップS2においてアイドリングストップ信号ast=ONと判定された場合に、冷媒流路開閉弁22を閉状態とし、ポンプ21を作動させて、ステップS4へ進む。
この冷媒吐出路12への冷媒流路開閉弁22の切替えによって、後述するような冷却継続制御のメインとなる冷却継続処理が行われる。
そして、ステップS4では、アイドリングストップ信号astがOFFとなったか否かを判定し、ast=ONの場合(NO)にステップS3へ戻り、ast=OFFの場合(YES)にステップS5へ進む。
ステップS5では、ステップS4においてアイドリングストップ信号astのOFFによって、ポンプ21を停止させ、冷媒流路開閉弁22を開状態にして、冷却継続制御を終了する。
そして、上記したアイドリングストップ制御時に冷却継続制御を行うようにした車両用空調装置1などにおける、蒸発器6の構成を、図4、図5に基づいて説明する。
この蒸発器6は、図4に示すように、一対のタンク部61,62と、これら一対のタンク部61,62の間を連結する複数本の伝熱チューブ63とによって構成されている。なお、上記した蒸発器6は、第1蒸発器部と第2蒸発器部とに分けるようにしても良い。また、上記した伝熱チューブ63は、丸断面や、長円形断面や、楕円形断面や、矩形断面などとすることができるが、この場合には、六角断面とされている(図6参照)。
上記した一対のタンク部61,62は、通常、水平方向へ延びると共に、上下方向に間隔を有して平行に配設されており、また、複数本の伝熱チューブ63は、上下方向へ延びると共に、タンク部61,62の軸線方向に対し、空調用空気を通すための間隔を有して並設されている。但し、タンク部61,62を、上下方向に延設し、伝熱チューブ63を水平方向に延設するようにしても良い。複数本の伝熱チューブ63間の間隔には、伝熱チューブ63内を流れる冷媒と空調用空気との間の熱交換を促進させるための伝熱フィン64が設置されている。
更に、一対のタンク部61,62の内部を、仕切部65によって千鳥状に仕切ることにより、冷媒を上下方向に複数回蛇行させる、いわゆる複数パス化することができる。この場合には、上側のタンク部61の両側の2箇所の位置と、下側のタンク部62の中央の1箇所の位置とに対して、上記した仕切部65を設けることによって蒸発器6の内部を4パス化している。但し、蒸発器6内部の冷媒のパス数は、4パスに限るものではなく、任意のパス(偶数パスや奇数パス)やパス数にすることができる。
そして、図5に示すように、蒸発器6は、タンク部61,62を構成する穴部と、伝熱チューブ63を構成する溝部68,69とが形成された二枚のプレート66,67を、溝部68,69を互いに向かい合わせて組合わせると共に、このように組合わせた二枚のプレート66,67を、タンク部61,62の軸線方向に積層して、ロウ付けなどによって接合したものなどとされる。
そして、以上のような構成に対し、この実施例のものでは、以下のような構成を備えるようにしている。
(構成1)
図6〜図10のいずれか(例えば、図6参照)に示すように、蒸発器6を構成する伝熱チューブ63の内部に、液状の冷媒(液状冷媒)を溜めることができる液溜部41を設けるようにする。
(補足説明1)
ここで、上記した「液溜部41」は、全ての伝熱チューブ63に対して設けることもできるが、好ましくは、液状冷媒の溜まり現象が見られるタンク部61,62(特に下流側のタンク部62)よりも上流側の伝熱チューブ63に対して設けるようにする。或いは、液溜部41は、(全パス数の)上流側の半分の伝熱チューブ63に対して設けるようにしても良い(範囲40)。
また、液溜部41は、伝熱チューブ63に対し、全長に亘って設けるようにしても良いし、または部分的に設けるようにしても良い。この場合には、全長に亘って設けるようにしている。
(構成2)
図6〜図8のいずれか(例えば、図6参照)に示すように、上記した液溜部41が、上記した伝熱チューブ63の内壁に形成された凹凸部42を有するものとする(液溜用凹凸部)。
(補足説明2)
ここで、上記した「凹凸部42」は、伝熱チューブ63の内面側から外面側へ突出するものとされる。この凹凸部42は、上記したプレート66,67をプレス成形する際に、同時に成形することができる。この凹凸部42は、各伝熱チューブ63に対して複数設けることができる。また、凹凸部42は、伝熱チューブ63の周方向のどの部分に設けるようにしても良い。この場合には、凹凸部42は、上記した二枚のプレート66,67の合わせ部43の近傍部分に、空調用空気(air)の流れを妨げないように設けるようにしている。即ち、空調用空気の流れ方向に対しては凹凸が生じないようにしている。
(構成3)
上記した凹凸部42が、矩形、三角形、半円形のいずれかの単純パターンの繰り返し形状を有するものとされる。
(補足説明3)
ここで、図6では、凹凸部42を側面視で矩形パターンとなるようにしている(立体的に見ると三角柱状の繰り返しパターンとなっている)。図7では、凹凸部42を側面視で三角形パターンとなるようにしている(立体的に見ると三角錐状の繰り返しパターンとなっている)。図8では、凹凸部42を側面視で半円形パターンとなるようにしている(立体的に見ると半円錐状(に近似した形状)の繰り返しパターンとなっている)。
(構成4)
そして、上記した凹凸部42が、表面張力を利用して液状の冷媒を溜めるものとする。
(補足説明4)
そのために、上記した「凹凸部42」は、冷媒の液滴の大きさ程度の大きさおよび深さを有するものとする。
(構成5)
更に、図9に示すように、上記した液溜部41は、上記した伝熱チューブ63の内壁に形成された隙間部44を有するものとしても良い(液溜用隙間部)。
(補足説明5)
ここで、上記した「隙間部44」は、例えば、上記した二枚のプレート66,67のうちの少なくとも一方を、伝熱チューブ63の内面側から外面側へ突出するように溝加工したものなどとすることができる。この隙間部44は、上記したプレート66,67をプレス成形する際に、同時に成形することができる。この隙間部44は、各伝熱チューブ63に対して複数本設けることができる。この隙間部44は、伝熱チューブ63の周方向のどの部分に設けるようにしても良い。この場合には、空調用空気(air)の流れを妨げないように設けるようにしている。即ち、空調用空気の流れ方向に対しては凹凸が生じないようにしている。
(構成6)
上記した伝熱チューブ63が、二枚のプレート66,67にそれぞれ形成された溝部68,69を互いに向かい合わせて接合することによって構成されたものである場合に、上記した隙間部44が、二枚のプレート66,67の合わせ部43に形成されるようにする。
(補足説明6)
ここで、上記した「隙間部44」は、二枚のプレート66,67の合わせ部43の角度を他の部分と異なるように屈曲させることにより、二枚のプレート66,67の間に形成させるようにしている。
(構成7)
上記した隙間部44は、毛管現象を利用して液状の冷媒を溜めるものとする。
(補足説明7)
そのために、上記した「隙間部44」は、冷媒の液滴の直径程度の溝幅および溝深さを有する狭小隙間部とする。
(構成8)
加えて、図10に示すように、上記した液溜部41が、上記した伝熱チューブ63の内部に挿入配置されたコルゲートフィン45に形成された孔部46とすることができる(液溜用孔部)。
(補足説明8)
ここで、上記した「コルゲートフィン45」は、伝熱チューブ63内を流れる冷媒と空調用空気との間の熱交換を促進させるために必要に応じて設けられる部材である。このコルゲートフィン45は、薄い金属板47を曲げ加工することによって形成される。
そして、上記した「孔部46」の形状は、矩形、三角形、円形、長円形、楕円形などとすることができる。孔部46は、コルゲートフィン45の長手方向に沿って複数形成することができる。この場合には、上記した形状の単純パターンの繰り返しなどとすることができる。上記した孔部46は、上記した薄い金属板47を曲げ加工してコルゲートフィン45とする前に、或いは、上記した薄い金属板47を曲げ加工してコルゲートフィン45とする際に、同時に、薄い金属板47に形成することができる。また、上記した孔部46は、表面張力を利用して液状の冷媒を溜めるものとするのが好ましい。そのために、上記した孔部46は、冷媒の液滴の大きさ程度の大きさを有するものとされる。上記した孔部46は、全ての伝熱チューブ63に対して設けるようにすることもできるが、凹凸部42の設置範囲と同じとしても良い。
なお、上記した液溜部41としての凹凸部42と、隙間部44と、孔部46とは、それぞれ単独で用いるようにしても良いが、2つ以上を組合わせて使用するようにしても良い。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
(通常走行時(非アイドリングストップ時))
まず、通常走行時には、初期設定状態として、冷媒流路開閉弁22は開状態となり、ポンプ21は停止状態とされている。これは、図3のステップS1→S2→ENDの処理によって初期設定状態に保たれることによる。
このような制御状態では、車両用空調装置1では、一般的な冷却作動が行われ、冷媒は、冷媒通路2を図1の矢印に示す経路で循環される。
即ち、圧縮機3は、冷媒を高温高圧に圧縮して吐出する。この高温高圧の冷媒は、凝縮器4において外気と熱交換(冷却)されて液化し、減圧器5に送られる。減圧器5では、冷媒が減圧されて低温・低圧の液状となり、更に、冷媒は、蒸発器6において、車室内の空気と熱交換され、車室内空気を冷却すると共に、蒸発して低温・低圧のガス状冷媒となり、冷媒貯留器11を通って圧縮機3に吸引される。
この際、上記した冷媒貯留器11では、蒸発器6において蒸発して低温・低圧のガス状となった冷媒が、冷媒貯留器11の内部を通過して、蓄冷材15の熱を奪うことで、蓄冷材15を冷却する。
そして、車室内の空調状態が安定し、蒸発器6の負荷が下がると共に、蓄冷材15が所定の温度に冷却され、蓄冷材15による吸熱量が下がった後は、冷媒貯留器11へ供給されたガス状の冷媒は、蓄冷材15の冷熱によって一部が液化され、冷媒貯留器11内に貯留されることになる。
即ち、冷媒貯留器11では、流入した冷媒のうち、液状冷媒は冷媒貯留器11の下側に溜まり、ガス状冷媒は冷媒貯留器11の上側に溜まる。そして、上側のガス状冷媒は、出口管18の開口部から吸入され、折返部分の下部に設けられた吸入孔18aから液状冷媒を吸込んで混合しながら圧縮機3へ送られる。この冷媒には、潤滑剤が混入されており、吸入孔18aから液状冷媒を吸込むことにより、圧縮機3へ潤滑剤を供給するようにしている。
(アイドリングストップ時)
運転者が制動操作を行って、車両が一時停止する際には、車両制御装置33が、アイドリングストップ制御を実行し、停車中にエンジンEngの駆動を停止させる。これにより、冷凍サイクル7においては、圧縮機3も停止される。
このようなアイドリングストップ制御が実行されると、図3のステップS2→S3の処理に基づいて、冷媒流路開閉弁22は閉状態となり、ポンプ21が駆動される。
これにより、図11に矢印で示すような経路で冷媒が流れ、圧縮機3が停止された状態であっても、凝縮器4側の高圧の残圧によって、液状冷媒が減圧器5で減圧される。減圧器5で減圧された冷媒は、低温・低圧の液状冷媒となり、蒸発器6へ送られることとなる。これにより、液状冷媒が蒸発され、車室内の冷房が可能となる。
このとき、冷媒吐出路12の途中に設けられた逆止弁23によって、冷媒の逆流が防止される。また、出口管18の途中に設けられた逆止弁24によって、冷媒の逆流が防止される。
また、冷媒貯留器11には、蒸発器6で気化した冷媒が流入するが、蓄冷材15により吸熱されて凝縮されるため、低圧の冷媒の圧力上昇を抑えることができ、これによっても、蒸発器6における冷却力を、より長く維持することができる。
(アイドリングストップ制御終了後)
車両の発進操作が実行されてアイドリングストップ制御が終了すると、エンジンEngが再始動されて、圧縮機3も駆動を開始する。そして、圧縮機3は、冷媒貯留器11側の冷媒を吸入して凝縮器4側に吐出する。
そして、アイドリングストップ制御が終了すると、ポンプ21が駆動されて、冷媒流路開閉弁22が、開状態とされる(ステップS5)。これにより、一般的な冷却作動に戻される。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(作用効果1)
蒸発器6を構成する伝熱チューブ63の内部に、液状の冷媒を溜めることができる液溜部41を設けたことにより、伝熱チューブ63の内部に設けた液溜部41に、伝熱チューブ63の内部を流れる冷媒の一部を液状のまま溜めることができるようになる。これにより、液溜部41に溜まった液状の冷媒を伝熱チューブ63の内部で効率的且つ確実に蒸発させることができるので、アイドリングストップ中の冷房効率を向上することができるようになる。
よって、伝熱チューブ63の内部に液状の冷媒を溜めるようにした分だけ、蒸発器6の底部(のタンク部)に溜まる液状の冷媒の量を減らすことができるようになり、蒸発器6の底部に液状の冷媒が溜まって伝熱チューブ63で冷媒が蒸発できなくなることで、液状の冷媒が無駄になってしまうようなことが防止できる。
また、アイドリングストップ中に冷媒貯留器11から移送した液状の冷媒を、伝熱チューブ63の内部に溜めて蒸発させることができるようになるので、その分、冷媒貯留器11から蒸発器6へ移送する冷媒の量を厳密に調整する必要をなくすことができると共に、蒸発器6の底部(のタンク部)を小さくして冷媒貯留器11を小型化することが可能となる。
しかも、蒸発器6での液状の冷媒の無駄をなくせるので、その分、更に冷媒貯留器11を小型化することも可能となる。
(作用効果2)
液溜部41が、伝熱チューブ63の内壁に形成された凹凸部42を有することにより、伝熱チューブ63の内壁に形成された凹凸部42の内部に対して、液状の冷媒を溜めることができる。このように伝熱チューブ63の内壁に凹凸部42を形成しても、伝熱チューブ63の最小断面積が変化しないようにすることができるので、圧縮機作動中の圧力損失が変わらないようにすることができる。
(作用効果3)
凹凸部42が、矩形、三角形、半円形のいずれかの単純パターンの繰り返し形状を有するものとされたことにより、プレスなどによって簡単に矩形、三角形、半円形のいずれかの単純パターンの繰り返し形状からなる液溜部41としての凹凸部42を設けることが可能となる。
(作用効果4)
凹凸部42が、表面張力を利用して液状の冷媒を溜めるものとされたことにより、表面張力を利用して、液状の冷媒を、重力に逆らいつつ伝熱チューブ63の内部に溜めることができる。これにより、液状の冷媒を、凹凸部42に確実に溜めることができる。
(作用効果5)
液溜部41が、伝熱チューブ63の内壁に形成された隙間部44を有することにより、伝熱チューブ63の内壁に形成された隙間部44に対して、液状の冷媒を溜めることができる。また、液溜部41を隙間部44とすることにより、より多くの液状の冷媒を溜めることができる。
(作用効果6)
伝熱チューブ63が、二枚のプレート66,67にそれぞれ形成された溝部68,69を互いに向かい合わせて接合することによって構成され、隙間部44が、二枚のプレート66,67の合わせ部43に形成されたことにより、二枚のプレート66,67の合わせ部43の形状や構造を利用して簡単且つ確実に、液状の冷媒を多く溜めることのできる液溜部41としての隙間部44を設けることができる。
(作用効果7)
隙間部44は、毛管現象を利用して液状の冷媒を溜めるものであることにより、毛管現象を利用して、液状の冷媒を、重力に逆らいつつ伝熱チューブ63の内部に溜めることができる。これにより、液状の冷媒を、隙間部44に確実に溜めることができる。また、蒸発器6の底部(タンク部)に溜まった冷媒を、毛管現象を利用して隙間部44へ吸い上げさせることなども可能となる。
(作用効果8)
液溜部41が、伝熱チューブ63の内部に挿入配置されたコルゲートフィン45に形成された孔部46であることにより、コルゲートフィン45を利用して液状の冷媒を溜めることができる。
(作用効果9)
車両の動力源により駆動されて冷媒を吸入し圧縮して吐出する圧縮機3と、前記冷媒を冷却して液化する凝縮器4と、前記冷媒を減圧する減圧器5と、前記冷媒と車室内空気との熱交換によって前記冷媒を蒸発させる蒸発器6と、を冷媒通路2に有する冷凍サイクル7と、前記冷媒通路2の前記蒸発器6の出口側に設けられて、液状冷媒を貯留可能であると共に、貯留した液状冷媒を前記蒸発器6へ供給可能な冷媒貯留器11と、を備え、前記車両の一時停車時に伴うアイドリングストップ制御の実行によって、前記動力源と共に前記圧縮機3を停止させた時に、前記冷媒貯留器11に貯留された液状冷媒を前記蒸発器6へ供給して前記蒸発器6による冷却を継続可能とした車両用空調装置1に対して、上記した液溜部41を有する蒸発器6が用いられたことにより、上記した(作用効果1)〜(作用効果8)と同様の作用効果を得ることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合わせが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合わせのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 車両用空調装置
2 冷媒通路
3 圧縮機
4 凝縮器
5 減圧器
6 蒸発器
7 冷凍サイクル
11 冷媒貯留器
12 冷媒吐出路
41 液溜部
42 凹凸部
43 合わせ部
44 隙間部
45 コルゲートフィン
46 孔部
47 金属板
61 タンク部
62 タンク部
63 伝熱チューブ
66,67 プレート
68,69 溝部
ast アイドリングストップ信号
air 空調用空気
Eng エンジン

Claims (9)

  1. 一対のタンク部と、該一対のタンク部の間を連結する複数本の伝熱チューブとを備えた蒸発器において、
    前記伝熱チューブの内部に、液状の冷媒を溜めることができる液溜部を設けたことを特徴とする蒸発器。
  2. 前記液溜部が、前記伝熱チューブの内壁に形成された凹凸部を有することを特徴とする請求項1記載の蒸発器。
  3. 前記凹凸部が、矩形、三角形、半円形のいずれかの単純パターンの繰り返し形状を有するものとされたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の蒸発器。
  4. 前記凹凸部が、表面張力を利用して液状の冷媒を溜めるものとされたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の蒸発器。
  5. 前記液溜部が、前記伝熱チューブの内壁に形成された隙間部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の蒸発器。
  6. 前記伝熱チューブが、二枚のプレートにそれぞれ形成された溝部を互いに向かい合わせて接合することによって構成され、
    前記隙間部が、二枚のプレートの合わせ部に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の蒸発器。
  7. 前記隙間部は、毛管現象を利用して液状の冷媒を溜めるものであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の蒸発器。
  8. 前記液溜部が、前記伝熱チューブの内部に挿入配置されたコルゲートフィンに形成された孔部であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の蒸発器。
  9. 車両の動力源により駆動されて冷媒を吸入し圧縮して吐出する圧縮機と、前記冷媒を冷却して液化する凝縮器と、前記冷媒を減圧する減圧器と、前記冷媒と車室内空気との熱交換によって前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、を冷媒通路に有する冷凍サイクルと、前記冷媒通路の前記蒸発器の出口側に設けられて、液状冷媒を貯留可能であると共に、貯留した液状冷媒を前記蒸発器へ供給可能な冷媒貯留器と、を備え、前記車両の一時停車時に伴うアイドリングストップ制御の実行によって、前記動力源と共に前記圧縮機を停止させた時に、前記冷媒貯留器に貯留された液状冷媒を前記蒸発器へ供給して前記蒸発器による冷却を継続可能とした車両用空調装置において、
    請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の液溜部を有する蒸発器が用いられたことを特徴とする車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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