JP2014023192A - キャパシタ充電装置及びこれを用いた車両用電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリにより作動するシステムの突入電力を緩和するため、キャパシタとその充電装置とをバッテリに簡単に取り付けることができるようにする。
【解決手段】バッテリとキャパシタCとを負荷を介さずに接続する第1回路と、バッテリとキャパシタCとを負荷を介して接続し当該バッテリの電圧によりキャパシタCを充電する第2回路と、キャパシタCの充電状態を表示する電圧計Vを備えた第3回路とを筐体内に備える。当該筐体は、第1回路を接続/切断するブレーカBと、第2回路を接続/切断する手動スイッチS1と、第3回路の電圧計Vの表示をバッテリ又はキャパシタCの電圧表示と当該バッテリとキャパシタCとの電圧差表示とに切り換える手動切換えスイッチS2と、バッテリを接続する端子T1,T2とを、外装に備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、キャパシタ充電装置に関する。
電気容量の限られたバッテリ(蓄電池、電源)に負荷を接続し作動させると、当該負荷の作動開始時に比較的大きな突入電力を生じる場合がある。突入電力は、負荷となる機器やバッテリに悪影響を与えるため、突入電力の緩和が必須である。この突入電力を緩和するため、バッテリにキャパシタを接続する技術が知られている(例えば、特許文献1の段落0003、図5)。ここで、バッテリとキャパシタとを接続する場合、予めキャパシタを充電し、バッテリとの電圧差を少なくして接続時の突入電力を抑える必要がある。従来現場では、このキャパシタを充電するためにキャパシタに専用充電器を都度接続して充電しなければならない手間があった。また、特許文献1のようにキャパシタ及びその充電回路が予め搭載されている場合と異なり、既製品にキャパシタとその充電装置とを追加しようとする場合、なるべく簡単な作業により追加でき、かつ、なるべく安価に提供できることが望ましい。
特開2003−274502号公報
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、特に、電気容量を限られたバッテリにより作動するシステムに対し、当該システムに生ずる突入電力を緩和する目的でバッテリにキャパシタとその充電装置とを簡単に取り付けることができ、かつ、取り付けたままシステムを使用することができ、さらに、ユーザが視覚的に手動でキャパシタを充電できるようにして、キャパシタ充電装置の構造を簡単化し、装置のコスト低減を図ることを課題とする。
この課題を解決するため、本発明では、バッテリとキャパシタとを負荷を介さずに接続する第1回路と、バッテリとキャパシタとを負荷を介して接続し当該バッテリの電圧によりキャパシタを充電する第2回路と、キャパシタの充電状態を表示する電圧計を備えた第3回路とを筐体内に備える。当該筐体は、第1回路を接続/切断するブレーカと、第2回路を接続/切断する手動スイッチと、第3回路の電圧計の表示をバッテリ又はキャパシタの電圧表示と当該バッテリとキャパシタとの電圧差表示とに切り換える手動切換えスイッチと、電圧計と、バッテリを接続する端子とを、外装に備える。
このキャパシタ充電装置の使用方法は次のとおりである。第1回路及び第2回路の切断を手動スイッチとブレーカの位置により視覚で確認し、端子をバッテリに接続する。手動切換えスイッチにより、電圧計をキャパシタとバッテリとの電圧差表示に設定し、手動スイッチにより第2回路を接続してキャパシタの充電を開始する。キャパシタの充電により電圧計に表示された電圧差が下がってゆく。電圧差が数ボルトまで下がったことを電圧計の視認により確認したら、ブレーカを操作して第1回路を接続する。これにより、キャパシタの充電と、バッテリへのキャパシタの接続が完了する。手動切換えスイッチを操作して電圧計を電圧表示に切り換え、キャパシタの電圧を確認する。手動スイッチの操作により第2回路を切断する。
本発明によれば、電気容量を限られたバッテリにより作動するシステムに対し、当該システムに生ずる突入電力を緩和する目的でバッテリにキャパシタとその充電装置とを簡単に取り付けることができ、かつ、取り付けたままシステムを使用することができ、さらに、ユーザが視覚的に手動でキャパシタを充電できるようにしたことによって、キャパシタ充電装置の構造を簡単化し、コスト低減を図ることができる。
本発明の実施形態であるキャパシタ充電装置の外観構成図。 図1に示すキャパシタ充電装置の回路図。 図1に示すキャパシタ充電装置を搭載した車両用電源システムのブロック構成図。
<キャパシタ充電装置の実施形態>
以下、本発明の実施形態を説明する。
キャパシタ充電装置の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
<キャパシタ充電装置の構成>
<外観構成>
キャパシタ充電装置の外観構成は図1(A)に示すようになっている。キャパシタ充電装置10は、筐体の内部に、キャパシタCとその充電回路とを内蔵している。筐体のフロントパネルには、電圧計V、メータ切換えスイッチS2、キャパシタ充電用スイッチS1、ブレーカB及びターミナルT1,T2が配置されている。
電圧計Vはパネルに向かって左側に、ターミナルT1,T2はパネルの右側に、スイッチS1,S2はパネルの中央に配置されている。2つのスイッチS1,S2は上下に配置され、メータ切換えスイッチS2は上側に、キャパシタ充電用スイッチS1は下側に配置されている。ブレーカBは2つのターミナルT1,T2の間に配置されている。
電圧計Vは、メータ切換えスイッチS2を切り換えることにより、バッテリの電圧(キャパシタCの電圧)又はバッテリとキャパシタCとの電圧差を選択的に表示する。メータ切換えスイッチS2は、スライドスイッチであり、スイッチを左にスライドすると電圧計Vがバッテリの電圧(キャパシタCの電圧)を表示し、スイッチを右にスライドすると電圧計VがバッテリとキャパシタCとの電圧差を表示するようになっている。キャパシタ充電用スイッチS1もスライドスイッチになっており、左にスライドするとキャパシタCへの充電がオンになり、右にスライドするとキャパシタCへの充電がオフになる。ブレーカBは、スイッチが左に倒れているOFFの状態でキャパシタC側とバッテリ側との直列配線を切断しており、ブレーカBのスイッチを右に入れてONにすると、キャパシタC側とバッテリ側との直列配線が接続される。ただし、キャパシタCとバッテリとの電圧差が一定以下の場合だけブレーカBのスイッチをONにできるようになっている。ターミナルT1はプラスの極性を有し、バッテリのプラス端子に接続する。ターミナルT2はマイナスの極性を有し、バッテリのマイナス端子に接続する。
<回路構成>
キャパシタ充電装置10の回路図は図2に示すようになっている。キャパシタ充電装置10は、3系統の回路を含んでいる。第1回路は、バッテリ側とキャパシタC側との直列配線である(ブレーカBを含む)。第2回路は、キャパシタCを充電するために別途負荷をかける配線である(抵抗R、充電用スイッチS1、ヒューズHを含む)。第3回路は、電圧計Vのメータを作動させ、キャパシタCの充電状態を視覚で確認するための配線である(電圧計V、メータ切換えスイッチS2を含む)。
第1回路は、バッテリのプラス端子に接続されるターミナルT1と、キャパシタCの正極との間にブレーカBを備えている。キャパシタCの負極は、バッテリのマイナス端子に接続されるターミナルT2に接続されている。
第2回路は、バッテリのプラス端子に接続されるターミナルT1に、ヒューズHの一方の端子が接続されている。ヒューズHの他方の端子は、キャパシタ充電用スイッチS1(単極単投スイッチ)の一方の接点に接続されている。キャパシタ充電用スイッチS1の他方の接点は、抵抗Rの一方の端子に接続されている。抵抗Rの他方の端子は、キャパシタCの正極に接続されている。
第3回路は、バッテリのプラス端子に接続されるターミナルT1が、電圧計Vの正極に接続されている。電圧計Vの負極は、メータ切換えスイッチS2(単極双投スイッチ)のコモン接点に接続されている。メータ切換えスイッチS2の一方の接点は、キャパシタCの正極に接続され、同スイッチS2の他方の接点は、バッテリのマイナス端子に接続されるターミナルT2に接続されている。
ここで、キャパシタCは、電気二重層キャパシタ等の大容量コンデンサである。
<キャパシタ充電装置の使用方法>
<充電開始>
次に、上記のように構成されたキャパシタ充電装置の使用方法を説明する。
(1)まず、バッテリに接続している機器類の電源を全て切る(待機電力も含む)又は当該機器類の配線を外す。
(2)キャパシタ充電装置10本体のブレーカBをオフにすると共に、キャパシタ充電用スイッチS1をオフにし、バッテリと本体のターミナルT1,T2とを接続する。プラスターミナルT1をバッテリのプラス端子に、マイナスターミナルT2をバッテリのマイナス端子にそれぞれ接続する。
(3)メータ切換えスイッチS2を電圧差表示に設定する(VOLTAGE DIFFERENTIAL)。図2の回路では、メータ切換えスイッチS2をキャパシタCの正極に接続する。このとき、操作パネルは図1(A)に示す状態となる。キャパシタCが充電されていないため、比較的大きな電圧差が電圧計Vに表示される。
(4)続いて、キャパシタ充電用スイッチS1をオンにすると、キャパシタCの充電が開始され、キャパシタCとバッテリとの電圧差が徐々に減少する。この電圧差の減少の様子は、電圧計Vにより視覚的に確認することができる。電圧差が十分に減少すると、操作パネルは図1(B)に示す状態となる。試作品では、30分〜1時間程度で、電圧差が2〜3ボルト程度まで下がった。
(5)電圧差が数ボルト程度まで下がった時点で、ブレーカBをオンにする。このとき、キャパシタCとバッテリとの電圧差が一定以下に下がっていない場合、ブレーカBをオンにしても作動せずに落ちてしまうので、その場合はキャパシタCをさらに充電してから再度ブレーカBをオンにする。ブレーカBがオンになると、キャパシタCとバッテリとが負荷を介さずに直接接続され、電圧計Vの電圧差の表示は0になる。メータ切換えスイッチS2を電圧表示(BATTERY VOLTAGE)に切り換えると、電圧計VによりキャパシタCの電圧を確認することができる。図2の回路図では、メータ切換えスイッチS2をキャパシタCの負極に接続した状態となる。
(6)キャパシタCの電圧を確認後、キャパシタ充電用スイッチS1をオフにする(図1(C)の状態)。その後、メータ切換えスイッチS2を、電圧差表示に設定する。以上でキャパシタCの充電及びキャパシタCとバッテリとの接続作業が終了する。
<キャパシタ充電装置の効果>
本実施形態のキャパシタ充電装置によれば、電気容量を限られたバッテリにより作動するシステムに対し、当該システムに生ずる突入電力を緩和する目的でバッテリにキャパシタとその充電装置とを簡単に取り付けることができる。かつ、キャパシタ充電装置を取り付けたままシステムを使用することができる。さらに、ユーザが視覚的に手動でキャパシタを充電できるようにしたことによって、キャパシタ充電装置の構造を簡単化し、コスト低減を図ることができる。
<キャパシタ充電装置の搭載例>
本実施形態のキャパシタ充電装置は、バッテリを使用する様々なシステムに搭載することができる。例えば、車両用電源システム、住宅用電源システム、機械設備用電源システム、電力設備用電源システム等に搭載することができる。
<車両用電源システムの構成>
以下では、本発明のキャパシタ充電装置を車両用電源システムに搭載した実施形態を説明する。本実施形態による車両用電源システムの構成を図3に示す。本実施形態の車両は、キャンピングカーに代表されるようにベース車両に架装を施した車両であって、もともとベース車両が装備している1次側バッテリ(メインバッテリ)1に加え、2次側バッテリ(サブバッテリ)2を備えている。
<1次側バッテリに係る設備>
1次側バッテリ1(メインバッテリ)は、イグニッションスイッチ(IG(ACC))11、セルモータ12、ECU及びセンサ13及びトランスミッション14に電力を供給する。また、1次側バッテリ1は、バッテリ電圧(例えばDC24V)で動作する機器類15(ヒータ、照明、エアコン等)と、DC−DCコンバータ16を介して変圧したDC電圧(例えばDC12V)により動作する機器類17(カーナビゲーションシステム、カーオーディオ等)とに電力を供給する。また、1次側バッテリ1は、バッテリ・リレー18を介して2次側バッテリ2に接続されている。また、1次側バッテリ1は、オルタネータ19によって充電される。イグニッションスイッチ11の操作によりイグニッションがオンになると、セルモータ12が作動し、また、バッテリ・リレー18がオンになり、1次側バッテリ1と2次側バッテリ2との間が通電する。イグニッションがオフになると、バッテリ・リレー18はオフとなり、1次側バッテリ1と2次側バッテリ2との間の通電が切断される。
<2次側バッテリに係る設備>
一方、2次側バッテリ2(サブバッテリ)には、上述したキャパシタ充電装置10が接続されている。また、2次側バッテリ2は、バッテリ・リレー18を介して1次側バッテリ1に接続されている。2次側バッテリ2は、バッテリ電圧(例えばDC24V)で動作する機器類21と、インバータ22を介して変換したAC電圧(例えばAC100V)で動作する機器類23と、コンバータ24を介して変圧したDC電圧(例えばDC12V)で動作する機器類25とに電力を供給する。バッテリ電圧で動作する機器としては、冷蔵庫、ライト類、クーラ、ヒータ等がある。インバータ22を介して動作する機器としては、AC(エアコンディショナ)用設備、空調設備、温水装置、給水装置、映像音響装置及び照明等がある。コンバータ24を介して動作する機器としては、照明、USB電源装置、TVチューナ等がある。
また、2次側バッテリ2は、多数の充電系統を備えている。まず、2次側バッテリ2は、トランスミッション14に併設されたPTO(パワーテイクオフ)取付オルタネータ31から出力されるDC出力によって充電される。また、2次側バッテリ2は、エンジン32に併設された別取付オルタネータ33(クランクプーリ動作)から出力されるDC出力によって充電される。さらに、2次側バッテリ2は、車外からのAC入力を充電用のDC電圧に変換する商用電源充電器34によって充電される。これに加え、2次側バッテリ2は、ソーラパネルや風力発電機等の自然エネルギー発電機器35を電源として、チャージコントローラ36の制御により充電される。
<車両用電源システムの動作>
上記の車両用電源システムにおいて、イグニッションスイッチ11をオンにすると(又はアクセサリモードをオンにすると)、バッテリ・リレー18がオンになり、1次側バッテリ1と2次側バッテリ2とが通電する。1次側バッテリ1から電力を取り出し2次側で充放電するために、1次側バッテリ1と2次側バッテリ2とを通電する必要がある。しかし、これにより、2次側の電力の変動が1次側へ、また反対に、1次側の電力の変動が2次側へと流れ、バッテリ・リレー18が繋がっている間は1次側と2次側との間で常時電力の移動が起こる。このため、システム内の突入電力の影響は、1次側(ベース車両側)と2次側(架装側)とで同時に生ずる。突入電力を生ずる原因としては、例えば、1次側では、エンジンスタータの作動、ECUの起動等、2次側では、インバータの作動、モータ類の起動等が挙げられる。
もし、2次側バッテリ2に、キャパシタ充電装置10(キャパシタC)が接続されていない場合、この突入電力の大きさによっては、システム内の機器類が損傷する。例えば、ECUやインバータ等の電子機器類の破損が考えられる。また、機器類に生ずる突入電力は非常に短時間の間に生ずるため、バッテリの発電化学反応や電源機器の出力が変化に対応できない場合があり、瞬間的な出力不足及びバッテリの内部劣化を引き起こす。
これらの突入電力による不都合は、2次側バッテリ2に並列に接続したキャパシタCにより軽減される。突入電力を埋めるための必要な容量は、キャパシタCと2次側バッテリ2(電源機器)との内部抵抗の差で分配されるので、瞬間的な電力変化に対してバッテリや機器類の負荷を低減することができる。よって、バッテリの寿命延長を図ることができ、不安定な電源の安定化も図ることができる。電源の安定化により、電力で作動する機器類は安定して動作することができ、この結果、機器の作動音の減少と機器の振動の低減も図ることができる。
また、キャパシタCにより、突入電力のピーク電力を緩和することができるので、過大なピーク電力により作動効率が低下する機器については、それが発電側の設備であるか電力消費側の設備であるかに関わらず、キャパシタCの接続により作動効率の緩和を図ることができ、瞬間的な電力の変動に伴う不安定な動作も低減される。このように、1次側と2次側とが接続された状態において、システム(設備)全体の保護を図ることができる。
一方、以上のキャパシタCの接続による効果は、バッテリ・リレー18がオフの場合も2次側において有効である。2次側バッテリ2を備えるキャンピングカー等では、車両の停車中も2次側バッテリ2の充放電が行われる。2次側バッテリ2に接続され、その電力を使用する機器も、架装内容に応じて様々である。よって、バッテリ・リレー18が切断された状態でも、キャパシタCの接続は、2次側におけるバッテリの保護と寿命の観点から有効である。
<車両用電源システムにおけるキャパシタC接続の効果>
以上のように、本実施形態によれば、2次側バッテリにキャパシタCを接続することにより、1次側、2次側のシステム全体における充放電時の突入電力を緩和することができる。例えば、1次側バッテリの発電側のオルタネータ、2次側バッテリの発電側のジェネレータ、オルタネータ、太陽光発電機器および商用電源充電器等が、充電時における瞬間的な電力変化を引き起こすが、バッテリへのキャパシタCの接続によって、当該瞬間的な電力変化を緩和することができ、安定した充電を実現することができる。また、1次側バッテリの消費側および2次側バッテリの消費側においても突入電力の緩和を図ることができ、設備機器類を保護することができる。さらに、バッテリ(蓄電池)、蓄電設備およびこれに付随する部品設備類にかかる電気的負荷を低減することができ、各設備、機器類および部品の寿命延長及び保護を図ることができる。これに加え、システム内の各設備の騒音低減、振動低減および作動効率の向上を図ることができる。
ここで、本願発明の範囲は、特許請求の範囲に記載した発明の範囲であって、上記実施形態の範囲に限定されるものではない。
1 1次側バッテリ(メインバッテリ)
2 2次側バッテリ(サブバッテリ)
10 キャパシタ充電装置
B ブレーカ
C キャパシタ
H ヒューズ
R 抵抗
S1 キャパシタ充電用スイッチ
S2 メータ切換えスイッチ
T1,T2 ターミナル
V 電圧計

Claims (2)

  1. バッテリとキャパシタとを負荷を介さずに接続する第1回路と、前記バッテリとキャパシタとを負荷を介して接続し当該バッテリの電圧により前記キャパシタを充電する第2回路と、前記キャパシタの充電状態を表示する電圧計を備えた第3回路とを筐体内に備え、
    当該筐体が、前記第1回路を接続/切断するブレーカと、前記第2回路を接続/切断する手動スイッチと、前記第3回路の電圧計の表示を前記バッテリ又はキャパシタの電圧表示と当該バッテリとキャパシタとの電圧差表示とに切り換える手動切換えスイッチと、前記電圧計と、前記バッテリを接続する端子とを、外装に備えたキャパシタ充電装置。
  2. 発電側機器及び消費側機器を接続された1次側バッテリと、発電側機器と消費側機器とを接続された2次側バッテリとの間を接続装置により接続/切断する車両用電源システムにおいて、
    前記2次側バッテリに、請求項1に記載のキャパシタ充電装置を接続した車両用電源システム。
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