JP2014023081A - 画像符号化装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
符号化ブロックのサイズ毎に量子化係数を決定することによるブロック毎の符号量誤差の拡大を防ぐ。
【解決手段】
量子化制御装置(116)は、初期値として、初期量子化係数または直前の同タイプのピクチャの最後の量子化係数と、カレントのブロックサイズと、符号量誤差をセットする。量子化制御装置(116)は、ピクチャ目標符号量から前ブロックまでの発生符号量を減算し、ピクチャ残符号量を算出する。量子化制御装置(116)はまた、ピクチャ内を全て最小ブロックにした場合のピクチャ残最小ブロック数を算出する。量子化制御装置(116)は、ピクチャ残符号量とピクチャ残最小ブロック数及びブロックサイズから目標符号量を算出する。量子化制御装置(116)は、ブロックサイズが所定サイズより大きい場合、量子化制御感度を強くして量子化係数Qを算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像符号化装置及びその方法に関し、より具体的には、動画像を圧縮符号化する画像符号化装置及びその方法に関する。
従来、被写体を撮影し、撮影により得られた動画像データを圧縮符号化して記録するカメラ一体型動画像記録装置として、デジタルビデオカメラがよく知られている。近年では、動画像データを記録する記録媒体は、従来の磁気テープからランダムアクセス性などの利便性が高いディスク媒体や半導体メモリなどに移り変わってきている。また、圧縮方式としては、フレーム間で動き予測を用いて高い圧縮率で圧縮可能なMPEG2方式が一般的に用いられており、さらに近年では、より高圧縮に圧縮可能なH.264方式なども用いられている。H.264方式では、マクロブロックを更に細かいサブマクロブロックに細分化して動き補償することが規格で定義されている。
符号化の単位となるブロックサイズを決定するのに、画像の特徴等が利用される。画像の特徴に応じてブロックサイズを適応的に決定する方法が特許文献1に記載されている。また、カメラ情報に応じてブロックサイズを適応的に決定する方法が特許文献2に記載されている。
特開平09−130801号公報 特開2006−254370号公報
符号化ブロックのサイズを適応的に変更できると、符号化効率がよくなり、画質が向上する。しかし、符号化ブロックのサイズ毎に量子化係数を決定することになり、ブロック毎の符号量誤差(目標符号量と発生符号量の差)が大きくなり、これが却って画質劣化を引き起こしてしまう。
本発明は、このような不都合を解消し、符号量誤差を抑制する量子化制御を行う画像符号化装置及びその方法を提示することを目的とする。
本発明に係る画像符号化装置は、画像データを符号化する画像符号化装置であって、サイズを変更できる符号化ブロックを単位に前記画像データの量子化を行う量子化手段と、前記量子化された符号化ブロックの画像データを符号化する符号化手段と、目標符号量と、前記符号化手段による発生符号量との差分により符号量誤差を算出する符号量誤差算出手段と、前記符号量誤差と量子化制御感度に従い後続の符号化ブロックの前記量子化手段の量子化係数を算出する量子化係数算出手段とを具備し、前記量子化係数算出手段が、前記符号化ブロックのサイズに応じて前記量子化制御感度を変更することを特徴とする。
また、本発明に係る画像符号化方法は、画像データを符号化する画像符号化方法であって、サイズを変更できる符号化ブロックを単位に前記画像データの量子化を行う量子化工程と、前記量子化された符号化ブロックの画像データを符号化する符号化工程と、目標符号量と、前記符号化工程における発生符号量との差分により符号量誤差を算出する符号量誤差算出工程と、前記符号量誤差と量子化制御感度に従い後続の符号化ブロックの量子化係数を算出する量子化係数算出工程とを具備し、前記量子化係数算出工程において、前記符号化ブロックのサイズに応じて前記量子化制御感度を変更することを特徴とする。
本発明によれば、符号化ブロックのサイズに応じて量子化制御の感度を変更することで符号量誤差を抑制することにより、量子化制御が適切になり、圧縮率又は画質を改善できる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 符号化ブロックの分割例である。 目標符号量、量子化係数及び発生符号量の一例を示す模式図である。 図3に続く変化例の模式図である。 符号化ブロック毎の目標符号量の変化例を示す模式図である。 図5に続く変化例の模式図である。 量子化制御装置の動作フローチャートである。 量子化制御装置の別の動作フローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像符号化装置の一実施例の概略構成ブロック図を示す。動画像符号化装置100は、フレーム内の画像データのみで符号化するイントラ符号化(画面内符号化)と、フレーム間での予測も含めて符号化するインター符号化(画面間符号化)とを選択的に利用可能である。インター符号化には、P(片方向予測符号化)ピクチャとB(両方向予測符号化)ピクチャがあり、イントラ符号化にはIピクチャがある。Pピクチャは、動き補償の単位となるマクロブロックに対して1枚の参照フレームとの予測を行う片方向予測で符号化される。Bピクチャは、2枚までの参照フレームとの予測を行う両方向予測で符号化される。Iピクチャは同じフレーム(又は画面)内の画像データを使って符号化される。
符号化すべきフレームの順番は入力フレームの順番とは異なる。これは、過去のフレームだけではなく、時間的に未来のフレームとの予測(後方予測)を可能にするためである。インター符号化のフレームでは、符号化対象ブロック単位でインター予測かイントラ予測を選択可能である。他方、イントラ符号化のフレームでは、インター予測のみが採用される。
撮像部101はレンズ及び撮像センサ等からなるカメラ部であり、被写体の画像信号を動画像のレートで動画像符号化装置100に出力する。動画像符号化装置100では、撮像部101からの画像信号は、フレームメモリ102に一時記憶される。フレームメモリ102は、インター予測に用いる時間的に異なるフレームの画像(参照画像)を記憶する参照画像メモリ114を備えている。撮像部101からの画像データは、第1フレーム、第2フレーム、第3フレーム、・・・の順で、フレームメモリ102に順次格納される。フレームメモリ102からは、例えば、第3フレーム、第1フレーム、第2フレーム、・・・というように符号化の順序で読み出される。
イントラ符号化のフレームに対しては、最大符号化単位となる符号化対象ブロックの画像データがフレームメモリ102からイントラ予測装置105に読み出される。また、読み出された符号化対象ブロックに隣接する画素のデータもフレームメモリ102から読み出されて、イントラ予測装置105へ入力される。イントラ予測装置105は、符号化対象ブロックに隣接する画素のデータから複数の予測方向で複数のイントラ予測画像データを生成し、それぞれを符号化対象ブロックの画像データとブロックマッチングする。そして、イントラ予測装置105は、このブロックマッチングで最も相関の高いイントラ予測画像データに対応する予測方向(又は予測モード)を予測方法選択装置104に出力する。
イントラ符号化のフレームでは、予測方法選択装置104は常にイントラ予測装置105を選択し、予測画像生成装置106にイントラ予測装置105からの予測方向を示すデータを通知する。予測画像生成装置106は、予測方法選択装置104から通知される予測方向に従い、同じフレームで先に符号化及び復号化された再構成画像データ(加算器112の出力画像データ)からイントラ予測画像データを生成する。生成されたイントラ予測画像データは、減算器107及び加算器112に供給される。
減算器107は、フレームメモリ102から読み出される符号化対象ブロックの画像データから予測画像生成装置106からのイントラ予測画像データを減算し、得られた差分画像データを整数変換装置108に出力する。整数変換装置108は、減算器107からの差分画像データに整数変換を施し、変換係数データを量子化装置109に供給する。量子化装置109は、整数変換装置108からの変換係数データを、量子化制御装置116により設定される量子化ステップで量子化する。
一方、インター符号化のフレームでは、最大符号化単位となる符号化対象ブロックの画像データがフレームメモリ102からインター予測装置103に読み出される。インター予測装置103は、参照画像データを参照画像メモリ114から読み出し、符号化対象の画像データと参照画像データとから動きベクトルを検出して予測方法選択装置104に通知する。
インター符号化のフレームでは、符号化対象ブロックごとにインター予測かイントラ予測かを選択できるので、イントラ予測装置105もイントラ符号化のフレームで説明したように動作する。イントラ予測装置105は、イントラ予測の結果(ここでは最も相関の強い予測方向とその予測誤差値)を予測方法選択装置104に通知する。
予測方法選択装置104は、インター予測装置103の予測結果とイントラ予測装置105の予測結果とを比較し、例えば、予測誤差が小さい方の予測を選択し、予測画像生成装置106に通知する。予測画像生成装置106は、予測方法選択装置104からイントラ予測が通知された場合には、イントラ符号化のフレームで説明したように、同じフレームの再構成画像データからイントラ予測画像データを生成する。また、予測方法選択装置104からインター予測が通知された場合には、予測画像生成装置106は、インター予測装置103が参照した参照画像データを予測画像データとする。
減算器107は、フレームメモリ102から読み出される符号化対象ブロックの画像データから予測画像生成装置106からの予測画像データを減算し、得られた差分画像データを整数変換装置108に出力する。整数変換装置108は、減算器107からの差分画像データに整数変換を施し、変換係数データを量子化装置109に供給する。量子化装置109は、整数変換装置108からの変換係数データを、量子化制御装置116により設定される量子化ステップで量子化する。
エントロピー符号化装置115は、量子化装置109により量子化された変換係数をエントロピー符号化し、動き補償の動きベクトル情報等を付加した所定形式のストリームデータを生成出力する。エントロピー符号化装置115はまた、発生符号量を示すデータを符号量制御装置117及び量子化制御装置116に供給する。
量子化装置109により量子化された変換係数は、局所復号化のために、逆量子化装置110にも入力される。逆量子化装置110は、量子化された変換係数を逆量子化し、逆整数変換装置111は、逆量子化装置110の出力を逆整数変換する。逆整数変換装置111の出力は、減算器107の出力の局所復号化値に相当する。
加算器112は、逆整数変換装置111の出力データに予測画像生成装置106により生成されたイントラ予測画像データを加算する。加算器112の出力は局所復号化により再構成された再構成画像データであり、予測画像生成装置106に入力されてイントラ予測画像データの生成に用いられる。また、この再構成画像データはループ内フィルタ113によって符号化歪の軽減処理が施され、インター符号化の際に用いる参照画像データとして参照画像メモリ114に格納される。
符号量制御装置117は、エントロピー符号化装置115からの発生符号量に従い、長期的に見て所定の符号量になるような目標符号量を決定し、量子化制御装置116に供給する。量子化制御装置116は初期量子化係数または前ブロックで用いた量子化係数を保持し、予測方法選択装置104で決定された符号化ブロックサイズの情報が量子化制御装置116に入力する。量子化制御装置116は、これらの初期量子化係数、前ブロックで用いた量子化係数、符号化ブロックサイズ、発生符号量及び目標符号量に従い、後続のブロックの量子化の際に量子化装置109で適用されるべき量子化係数を決定し量子化装置109に設定する。
エントロピー符号化装置115の出力データが動画像符号化装置100の出力となる。記録装置118は、エントロピー符号化装置115から出力されるストリームデータを記録媒体119に記録する。
図2は、符号化ブロックの分割例を示す模式図である。図2は符号化ブロックの最大サイズ(最大符号化ブロック)を示している。最大符号化ブロックを図2に示すように細分化したブロックが適応的に決定され、1〜22の番号を付したブロックがそれぞれ量子化の対象となる。もちろん、最大サイズの符号化ブロックが量子化対象のブロックとなることもあり得る。このような符号化ブロック乃至最大符号化ブロックが、フレーム内に複数個配置される。図2に示す例で、最大符号化ブロックのサイズが32画素×32画素からなるとき、最小の量子化対象ブロックのサイズは4画素×4画素となる。
図2は、ある一つの最大符号化ブロックに着目した例を示しており、各番号は符号化ブロック番号と呼ばれる。イントラ予測及びインター予測では最大符号化ブロックにおいて差分値が最小となるように量子化対象のブロックサイズが決定される。ただし、ブロック数が多くなるとブロック判別情報が付加されるので、ヘッダ情報量を加味して、ブロックサイズを決定する。例えば、ブロック分割した任意のブロックAにおいて差分値がDであるとすると、量子化係数Q、ヘッダ情報量Iのとき、ブロックAの評価値Hは、
H=D/Q+I
と表される。但し、Qは量子化係数を示し、Iはヘッダ情報量を示す。各ブロックの評価値Hが最小となるように、量子化対象のブロックとそのサイズを決定することになる。もちろん、別の評価方法又は図2とは異なる分割方法で、量子化対象のブロックとそのサイズを決定してもよい。
図3は、各ブロックの目標符号量、量子化係数及び発生符号量の関係を示す模式図である。図3において、●が前ブロックアドレスにおける積算符号量を示し、●の位置における発生符号量を□で示す。斜めの破線は、積算符号量と目標ピクチャ符号量との間に引かれる。ブロック目標符号量は、
{(目標ピクチャ符号量)−(積算符号量)}/(残ブロック相当サイズ)
より求めることができる。ただし、残ブロック相当サイズは、未符号化ブロックをカレントブロックのブロックサイズで換算した値である。
ブロック単位に符号化を行い、ブロック目標符号量とブロック発生符号量との差分がブロック符号量誤差errとなる。量子化制御装置116が、このブロック符号量誤差errを算出する符号量誤差算出手段として機能する。量子化制御装置116は、量子化係数Qpを、
Qp=Q+Σerr×α (1)
として算出し、このための量子化係数算出手段として機能する。αは任意の値である。量子化係数Qpは制御感度を強めて細かく変更することも可能である。しかし、あまり強めると量子化歪を起こすので、感度を弱めることも必要となる。これを係数αで調整する。係数αが大きくなるほど、制御感度が強くなる。
図4は、図3に示す例のCU10に続く符号化ブロックの目標符号量、量子化係数及び発生符号量の例であって、CU10の量子化係数を引き継いでCU11を符号化したときの模式図を示す。ブロックサイズが違うので、符号量誤差が増大している。
図5は、符号化ブロック毎の目標符号量の変化例を示す。破線と積算符号量の差分を制御符号量誤差とすると、図5に示す例では、破線をブロック毎に更新することで量子化の制御感度を強めている。この制御により、CU10で制御符号量誤差が大きくなっている。
図6は、図5に示す例に続くブロックの目標符号量、量子化係数及び発生符号量の関係例を示す。量子化係数が違うので、図4に示す例とは発生符号量が異なる。ブロックサイズが大きい場合、量子化係数の違いにより発生符号量が大きく異なるので、量子化制御感度を強くし、符号量誤差を抑制する必要がある。
図7は、量子化制御装置116の動作フローチャートである。図7を参照して、量子化制御装置116の動作を説明する。
量子化制御装置116は、初期値として、初期量子化係数または直前の同タイプのピクチャの最後の量子化係数と、カレントのブロックサイズと、符号量誤差をセットする(S701)。量子化の開始当初には、直前の同タイプのピクチャの最後の量子化係数が無いので、初期量子化係数が採用される。符号化が進み、直前の同タイプのピクチャの最後の量子化係数が存在するようになると、直前の同タイプのピクチャの最後の量子化係数が採用される。
量子化制御装置116は、ピクチャ目標符号量から前ブロックまでの発生符号量を減算し、ピクチャ残符号量を算出する(S702)。量子化制御装置116はまた、ピクチャ内を全て最小ブロックにした場合のピクチャ残最小ブロック数を算出する。
量子化制御装置116は、ピクチャ残符号量とピクチャ残最小ブロック数及びブロックサイズから目標符号量を算出する(S703)。
量子化制御装置116は、次にブロックサイズが16×16画素より大きいか否かを判定する(S704)ブロックサイズが16×16画素より大きい場合(S704)、量子化制御装置116は、量子化制御感度を強くする(S705)。量子化制御感度を強くすることは、式(1)の係数αの値を大きくすることで可能である。
量子化制御装置116は、量子化係数であるQ値を算出する(S706)。
以上のように、本実施例では、ブロックサイズが大きい場合に、符号量誤差を抑制する制御を行う。
上記説明では、ブロックサイズに係る第1の閾値である16×16画素より大きいブロック時に量子化制御感度を強くしたが、別のブロックサイズを基準に量子化制御感度を変更又は制御するようにしてもよい。
本実施例では、上記のように、符号化ブロックのサイズに応じて量子化制御感度を変更することで符号量誤差を抑制するので、従来よりも適切な量子化制御を行うことができ、画質又は圧縮効率を改善できる。
図8は、量子化制御装置116の別の動作フローチャートである。図8で、図7と同じ処理内容のステップには同じ符号を付してあり、相違部分を詳細に説明する。具体的には、ステップS703とS704の間に条件分岐のステップS807を挿入する。
ステップS807において、量子化制御装置116は、符号化対象のフレームの未符号化部分を最小分割ブロックとしたときのブロック数が閾値TB(第2の閾値)より大きいか否かを判定する。ブロック数が閾値TBより大きい場合(S807)、量子化制御装置116は、ステップS704に移行し、ステップS704以降を図7と同様に実行する。
ブロック数が閾値TB以下の場合(S807)、量子化制御装置116は、ピクチャの目標符号量と発生符号量との間に大きな差が出ないようい、ブロックサイズに応じて制御感度を強める(S808)。これは、ブロックが大きいほど制御感度を強くすることで、符号量誤差を抑制するためである。
上記のように、符号化ブロックのサイズに応じて量子化制御感度を変更することで符号量誤差を抑制するので、従来よりも適切な量子化制御を行うことができ、画質又は圧縮効率を改善できる。

Claims (6)

  1. 画像データを符号化する画像符号化装置であって、
    サイズを変更できる符号化ブロックを単位に前記画像データの量子化を行う量子化手段と、
    前記量子化された符号化ブロックの画像データを符号化する符号化手段と、
    目標符号量と、前記符号化手段による発生符号量との差分により符号量誤差を算出する符号量誤差算出手段と、
    前記符号量誤差と量子化制御感度に従い後続の符号化ブロックの前記量子化手段の量子化係数を算出する量子化係数算出手段
    とを具備し、
    前記量子化係数算出手段が、前記符号化ブロックのサイズに応じて前記量子化制御感度を変更する
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記量子化係数算出手段は、前記符号化ブロックのサイズが第1の閾値よりも大きいときに前記量子化制御感度を強くすることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 前記量子化係数算出手段は、符号化対象のフレームの未符号化部分のブロック数が第2の閾値より大きいときに前記量子化制御感度を強くすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像符号化装置。
  4. 画像データを符号化する画像符号化方法であって、
    サイズを変更できる符号化ブロックを単位に前記画像データの量子化を行う量子化工程と、
    前記量子化された符号化ブロックの画像データを符号化する符号化工程と、
    目標符号量と、前記符号化工程における発生符号量との差分により符号量誤差を算出する符号量誤差算出工程と、
    前記符号量誤差と量子化制御感度に従い後続の符号化ブロックの量子化係数を算出する量子化係数算出工程
    とを具備し、
    前記量子化係数算出工程において、前記符号化ブロックのサイズに応じて前記量子化制御感度を変更する
    ことを特徴とする画像符号化方法。
  5. 前記量子化係数算出工程では、前記符号化ブロックのサイズが第1の閾値よりも大きいときに前記量子化制御感度を強くすることを特徴とする請求項4に記載の画像符号化方法。
  6. 前記量子化係数算出工程では、符号化対象のフレームの未符号化部分のブロック数が第2の閾値より大きいときに前記量子化制御感度を強くすることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像符号化方法。
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