JP2014022820A - プロキシ装置、通信システム、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる通信網の間で通信を行うにあたって、通信網の通信量を従来よりも低下させることにより通信システムのサービスの停止を回避することを可能にする。
【解決手段】プロキシ装置10は、第1の通信インターフェイス部11と、第2の通信インターフェイス部12と、処理部100とを備える。第1の通信インターフェイス部11は、第1の通信網NT1に接続されたサーバ20との間で通信する。第2の通信インターフェイス部12は、第2の通信網NT2に接続されたサブシステム30との間で通信する。処理部100は、サーバ20からサブシステム30に対する複数個の要求情報を含むパケットを第1の通信インターフェイス部11が受信した場合に個々の要求情報に展開し、第2の通信インターフェイス部12を通して要求情報をサブシステム30に送信させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、異なる通信網の間に介在し、異なる通信網の間で情報の伝送を制御するプロキシ装置、このプロキシ装置を用いた通信システム、プロキシ装置を実現するためのプログラムに関するものである。
従来から、インターネットのような第1の通信網と、LAN(Local Area Network)のような第2の通信網との間で通信を行う場合に、第1の通信網と第2の通信網との間のプロトコルの違いを吸収するためにプロキシ装置を用いる技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1には、それぞれLANに接続された通信装置の間でインターネットを介して通信を行うために、インターネットに接続したプロキシ装置(SIP Proxy)を介して通信を行う技術が記載されている。すなわち、通信装置は、カプセル化を行うことにより、異なるプロトコルのネットワークを通したデータの伝送を可能にしている。
特開2007−166423号公報
プロキシ装置は、上述の構成のほかに、異なる通信網に接続された一方の通信装置から要求情報を送信し、他方の通信装置において要求情報に対する処理を行って応答情報を前記一方の通信装置に返送する場合にもプロトコルの変換を行うために用いられる。このような構成の通信システムにおいて、1台のプロキシ装置に対して、異なるプロトコルを用いる通信装置がそれぞれ複数台ずつ設けられている場合、要求情報あるいは応答情報が多量に発生する場合がある。
このような場合、要求情報や応答情報にそれぞれ1個のパケットを割り当てて通信を行うと、プロキシ装置に接続された通信網の通信量が増加し、またパケットの送受信を行うための通信処理量が増加することになる。すなわち、通信装置、プロキシ装置に負荷がかかり、通信網の通信量が増加するから、場合によっては通信システムのサービスが停止する可能性がある。
本発明は、異なる通信網の間で通信を行うにあたって、通信網の通信量を従来よりも低下させることにより通信システムのサービスの停止を回避することを可能にするプロキシ装置を提供することを目的とし、さらに、このプロキシ装置を用いた通信システムを提供し、プロキシ装置を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るプロキシ装置は、第1の通信網に接続されたサーバとの間で通信する第1の通信インターフェイス部と、第2の通信網に接続されたサブシステムとの間で通信する第2の通信インターフェイス部と、前記サーバから前記サブシステムに対する複数個の要求情報を含むパケットを前記第1の通信インターフェイス部が受信した場合に個々の要求情報に展開し、前記第2の通信インターフェイス部を通して要求情報を前記サブシステムに送信させる処理部とを備えることを特徴とする。
このプロキシ装置において、前記第1の通信インターフェイス部はプッシュ型である第1の通信プロトコルでカプセル化された要求情報を前記サーバから受信し、前記第2の通信インターフェイス部はオープン型である第2の通信プロトコルを用いて前記サブシステムとの通信を行うことが好ましい。
このプロキシ装置において、前記処理部は、前記第1の通信インターフェイス部が前記サーバからパケットを受信した時刻により、個々の要求情報を前記サブシステムに送信する順番を定めることが好ましい。
このプロキシ装置において、前記第2の通信インターフェイス部は、前記サブシステムの処理能力に応じて要求情報が消失しないように前記サブシステムに要求情報を送信するタイミングを調節することが好ましい。
このプロキシ装置において、前記処理部は、複数個の要求情報を保持する要求情報バッファと、要求情報について前記サブシステムに送信する優先順位があらかじめ登録された順位記憶部とを備え、前記第1の通信インターフェイス部が受信した要求情報の優先順位が前記要求情報バッファに保持されている要求情報よりも高い場合に、優先順位の高い要求情報を前記サブシステムに先に送信することが好ましい。
このプロキシ装置において、前記処理部は、同一の前記サブシステムに送信する複数個の要求情報が存在する場合、これらの要求情報を1個のパケットにまとめて該当する前記サブシステムに送信することが好ましい。
このプロキシ装置において、前記第2の通信インターフェイス部は、前記サブシステムから要求情報に対する応答情報を受け取る機能を有し、前記第1の通信インターフェイス部は、前記サーバの処理能力に応じて応答情報が消失しないように前記サーバに応答情報を送信するタイミングを調節することが好ましい。
このプロキシ装置において、前記処理部は、前記第2の通信インターフェイス部が要求情報に対する応答情報を前記サブシステムから受け取り、同一の前記サーバに送信する複数個の応答情報が存在する場合、これらの応答情報を1個のパケットにまとめて該当する前記サーバに送信することが好ましい。
本発明に係る通信システムは、上述したプロキシ装置と、 前記プロキシ装置に第1の通信網を介して接続されるサーバと、前記プロキシ装置に第2の通信網を介して接続されるサブシステムとを備え、前記サーバが発行した要求情報が前記プロキシ装置を介して前記サブシステムに送信され、前記サブシステムからの要求情報に対する応答情報が前記プロキシ装置を介して前記サーバに送信されることを特徴とする。
この通信システムにおいて、前記サーバと前記サブシステムと前記プロキシ装置とについて、制御と監視との少なくとも一方を行う統括管理装置をさらに備えることが好ましい。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、第1の通信網に接続されたサーバとの間で通信する第1の通信インターフェイス部と、第2の通信網に接続されたサブシステムとの間で通信する第2の通信インターフェイス部と、前記サーバから前記サブシステムに対する複数個の要求情報を含むパケットを前記第1の通信インターフェイス部が受信した場合に個々の要求情報に展開し、前記第2の通信インターフェイス部を通して要求情報を前記サブシステムに送信させる処理部とを備えるプロキシ装置として機能させるものである。
本発明の構成によれば、異なる通信網の間で通信を行うにあたって、複数個の要求情報を1個のパケットにまとめて伝送するから、通信網の通信量を従来よりも低下させることになり、通信システムのサービスの停止を回避することが可能になる。
実施形態1を示すブロック図である。 同上を用いる通信システムの構成例を示す図である。 同上の処理手順をシーケンス図で表した動作説明図である。 実施形態2の要部の動作を示す図である。
(実施形態1)
以下に説明する実施形態は、図2に示す構成の通信システムを例として説明する。図2に示す通信システムは、インターネットのような第1の通信網NT1に接続された複数台のサーバ20と、第2の通信網NT2に接続された複数個のサブシステム30とを含んでいる。第2の通信網NT2は、LAN(Local Area Network)であって、サブシステム30は、それぞれ第2の通信網NT2に接続された端末装置を備え、端末装置の下位階層に通信システムが構築されている。
このように階層化された通信システムを構築することにより、大規模な通信システムの構築が可能になる。たとえば、ビルのような建物内に存在する機器の監視と制御とを通信技術を用いて行う場合のように、監視対象や制御対象が多数個存在する場合であっても、通信システムの階層化によって容易に対応することが可能である。
第1の通信網NT1と第2の通信網NT2との間では、プロキシ装置10を介してデータを伝送する。図示例のプロキシ装置10は、第1の通信網NT1に接続されたサブシステム30と第2の通信網NT2との間のデータ伝送を中継する機能を有し、プロキシ装置10と第1の通信網NT1との間にはファイアウォール40が介在する。
図示する構成例は、複数台のサブシステム30がプロキシ装置10を共用する構成を示している。図中にはプロキシ装置10が1台だけ示されているが、第1の通信網NT1に複数台のプロキシ装置10を接続し、プロキシ装置10ごとに、第2の通信網NT2を介して複数台のサブシステム30をそれぞれ接続してもよい。なお、1台のプロキシ装置10に1台のサブシステム30を接続することも可能であるが、本実施形態は1台のプロキシ装置10に複数台のサブシステム30が接続される場合のみ想定する。
複数の施設が存在する広範囲な地域において、上述した通信システムを用いると、施設ごとに配置された機器(図示せず)の監視と制御とが可能になる。たとえば、施設内に複数のサブシステム30が構築されているときに、施設ごとに1台以上のプロキシ装置10を設け、それぞれのプロキシ装置10を第2の通信網NT2に接続することにより、上述した通信システムが構築される。したがって、第1の通信網NT1に接続されたサーバ20は、サブシステム30を通して施設に配置された多数台の機器の監視と制御とが可能になる。
一例として、1つの都市において、公共施設の建屋ごとあるいは領域ごとに照明機器が管理されている場合を想定する。建屋や領域の範囲が単位となって、照明制御システムがサブシステム30として構築される。このようなシステムでは、照明制御システムごとにプロキシ装置10を設けておけば、都市の公共照明を運営する団体(たとえば、市役所など)が、都市全体の照明制御システムを、第1の通信網NT1を通して一括して管理することが可能になる。すなわち、第1の通信網NT1にインターネットを用いるとすれば、インターネットを経由してサーバ20から、照明機器の点灯・消灯の制御や、照明機器の点灯時間の監視などを行うことが可能になる。
この場合、いずれかのサーバ20あるいは第1の通信網NT1に接続される端末装置が、プロキシ装置10、サーバ20、サブシステム30の監視と制御との少なくとも一方を行う統括管理装置として用いられる。このような統括管理装置を用いることにより、都市の各所に存在する照明制御システムの管理(制御と監視との少なくとも一方)を、統括管理装置によって一括して行うことが可能になる。
プロキシ装置10は、図1に示すように、第1の通信網NT1に接続するための第1の通信インターフェイス部(以下、通信インターフェイス部を「通信I/F」という)11と、第2の通信網NT2に接続するための第2の通信I/F12とを備える。第1の通信I/F11は、プッシュ型である第1の通信プロトコルによる通信を行い、第2の通信I/F12は、オープン型である第2の通信プロトコルによる通信を行う。第1の通信I/F11と第2の通信I/F12との間には、サーバ20からの要求情報をサブシステム30に送信し、サブシステム30からの応答情報をサーバ20に返送する処理部100が設けられる。
第1の通信プロトコルは、たとえばComet通信を可能にするプロトコルが用いられ、ロングポーリングにより、見かけ上、サーバ20からファイアウォール40を超えてプロキシ装置10にデータを伝送することを可能にする。ただし、サーバ20とプロキシ装置10との間で、サーバ20からプロキシ装置10に対する下り側の通信路が開通する時間は制限されている。制限された時間内にデータの伝送がなければタイムアウトになり、タイムアウト後にはサーバ20からプロキシ装置10への下り側の通信路は不通になる。当該通信路を再び開通させるにはプロキシ装置10からサーバ20への通信が必要になる。
サーバ20は、サブシステム30に対してアプリケーション層における要求情報を送信する。すなわち、サーバ20はアプリケーション処理部200においてサブシステム30に対する要求情報を発行し、通信処理部201を通して要求情報を第1の通信網NT1に送出する。また、サーバ20は、サブシステム30から要求情報に対する応答情報を受信する際に、プロキシ装置10を通してサブシステム30からの応答情報を受け取る。プロキシ装置10は1以上のサブシステム30と通信可能になっている。
いま、プロキシ装置10が存在しない場合を想定すると、複数のサブシステム30が存在する場合に、サーバ20は、個々のサブシステム30と要求情報や応答情報を伝送することになるから、第1の通信網NT1を伝送されるパケット数の増加につながる。つまり、サーバ20は、要求情報あるいは応答情報の内容であるペイロードとヘッダおよびトレーラとを備えたパケットを、サブシステム30ごとに送信しなければならないから、第1の通信網NT1を伝送されるパケット数が増加することになる。
本実施形態は、サーバ20からプロキシ装置10にデータを伝送する場合に、サブシステム30への要求情報を行うデータをまとめることにより、サブシステム30が複数存在している場合でも、送信する要求情報を1個のパケットで伝送することを可能にしている。つまり、第1の通信網NT1を通してサーバ20からプロキシ装置10に伝送されるパケットのペイロードに、サブシステム30に伝送するデータがカプセル化される。
そのため、サーバ20の通信処理部201は、サブシステム30に送信する要求情報をまとめてペイロードを生成する機能を有する。また、プロキシ装置10は、サーバ20から受信したペイロードを個々のサブシステム30への要求情報に展開する要求処理部101を備える。
一方、プロキシ装置10からサーバ20にデータを伝送する上り側の通信に際しては、個々のサブシステム30からの応答情報をペイロードとするパケットが伝送される。つまり、プロキシ装置10は、第2の通信網NT2を通して受信したサブシステム30から応答情報を、第1の通信網NT1のパケットとしてサーバ20に伝送する。
以下、さらに具体的に説明する。ここでは、プロキシ装置10とサーバ20との間で、Comet通信(たとえば、Bayeux)の初期処理は、すでに完了しているものとする。すなわち、Comet通信を確立するために、プロキシ装置10が通信しようとする目的のサーバ20に対して、Comet通信のリクエストを送信し、サーバ20とプロキシ装置10との間でComet通信のための初期処理が行われているものとする。
サーバ20は、上述したように、サブシステム30に対して要求情報を発行し、サブシステム30からの応答情報に対する処理を行うアプリケーション処理部200と、第1の通信網NT1に接続するための通信処理部201とを備える。アプリケーション処理部200は、階層化通信モデルにおけるアプリケーション層に相当する。このアプリケーション処理部200は、何らかのイベントが入力されるとサブシステム30に対する要求情報を発行し、またサブシステム30からの応答情報に対して表示や報知のような適宜のサービスを提供する。
イベントは、たとえば、利用者によるスイッチの操作、図示しないセンサの状態変化などであり、サービスは、たとえば、図示しないモニタ装置への情報の提示、図示しない記憶装置への情報の格納などを意味する。また、アプリケーション処理部200に入力されるイベントやアプリケーション処理部200が提供するサービスは、サーバ20と通信する装置から受け取ってもよい。たとえば、サブシステム30から受信する応答情報をイベントとすること、あるいはサブシステム30に送信する要求情報をサービスとすることも可能である。
ここでは、サーバ20のアプリケーション処理部200にイベントが入力され、アプリケーション処理部200が、入力されたイベントに対して3台のサブシステム30にそれぞれ要求情報を発行する場合を想定して説明する。アプリケーション処理部200は、イベントとサブシステム30に対する要求情報とをあらかじめ対応付けて記憶した関係記憶部(図示せず)を備え、イベントが入力されると、関係記憶部を参照することによりサブシステム30への要求情報を発行する。アプリケーション処理部200が発行した要求情報は、通信処理部201に入力される。
通信処理部201は、要求情報を一時的に記憶するバッファ(図示せず)を備え、アプリケーション処理部200から要求情報が入力されるとバッファに保持し、かつ受付時間を計時する。さらに、通信処理部201は、受付時間が計時されている期間内にアプリケーション処理部200から入力されるすべての要求情報をバッファに保持する。通信処理部201は、受付時間が満了すると、バッファに保持された要求情報をひとまとめにし、通信処理部201に送信を依頼する。通信処理部201は、バッファに保持された要求情報をペイロードとし、プロキシ装置10に送信するためのヘッダおよびトレーラを付加したパケットを生成し、このパケットをプロキシ装置10に送信する。
通信処理部201は、バッファに保持された要求情報を第1の通信網NT1に送出するときに受付時間を計時する内蔵時計(図示せず)をリセットし、アプリケーション処理部200からの次の要求情報を待つ。つまり、通信処理部201は、内蔵時計をリセットした後にアプリケーション処理部200から要求情報が入力されると、受付時間の計時を開始し、受付時間が計時されている期間内に入力された要求情報をまとめて第1の通信網NT1に送出する。
図2にはプロキシ装置10を1台だけ記載しているが、複数台のプロキシ装置10が用いられることが多い。したがって、アプリケーション処理部200は、要求情報を送信するプロキシ装置10を特定するために、要求情報と併せて、プロキシ装置10の宛先情報を通信処理部201に引き渡すことが望ましい。プロキシ装置10が1台しか存在しないシステムであれば、宛先情報は省略することが可能である。
上述したように、受付時間の計時中に複数の要求情報が発生したときには、複数の要求情報をひとつにまとめ、通信処理部201は、まとめた要求情報をペイロードとするパケットを生成して、宛先情報で指示されたプロキシ装置10に転送する。したがって、このパケットのペイロードは、1以上のサブシステム30に宛てた要求情報を含むことができる。
一方、プロキシ装置10の第1の通信I/F11が、サーバ20からのパケットを受け取ると、第1の通信I/F11は、パケットからヘッダとペイロードとを取り出して要求処理部101に引き渡す。ヘッダは、送信元のサーバ20を識別するための情報を含み、ペイロードは、要求情報を送信する相手先であるサブシステム30と、サブシステム30に対する要求情報とを含んでいる。
要求処理部101は、パケットのヘッダから送信元のサーバ20の識別情報(アドレスなど)を取り出し、パケットのペイロードからサブシステム30の識別情報(アドレスなど)とサブシステム30に対する要求情報とを抽出する。ここに、サーバ20の識別情報は、たとえばIPアドレスが用いられるが、サブシステム30の識別情報は、IPアドレス、MACアドレスなどのほか、第2の通信網NT2において識別可能な情報であればよい。
上述のように、要求処理部101は、サーバ20から受け取ったパケットから、サブシステム30ごとの要求情報と、サブシステム30の識別情報と、送信元のサーバ20の識別情報とを抽出し、要求情報バッファ102に格納する。さらに、要求処理部101は、これらの情報を要求情報バッファ102から第2の通信I/F12に引き渡す。第2の通信I/F12は、要求処理部101から引き渡された情報を用いてサブシステム30ごとに送信するパケットを生成する。すなわち、送信元をサーバ20とし、指定されたサブシステム30を送信先として、サブシステム30ごとに要求情報を含むパケットを第2の通信網NT2に送出する。
ここに、要求処理部101は、第1の通信I/F11から情報を受け取った順序で、第2の通信I/F12に情報を引き渡す。要求処理部101が第2の通信I/F12に情報を引き渡す順序は、FIFO(First In First Out)処理によって定めるか、あるいは、第1の通信I/F11から要求処理部101が情報を受信した時刻を用いて定める(この点については、実施形態2で説明する)。
ところで、サーバ20は、サブシステム30に要求情報を送信したとき、サブシステム30からの応答情報を期待している。サーバ20とサブシステム30との間の通信をプロキシ装置10が中継する場合、サブシステム30からプロキシ装置10が受け取る応答情報を、サブシステム30への要求情報を発行したサーバ20に返送する必要がある。そのため、プロキシ装置10は、要求情報を発行した送信元のサーバ20の識別情報と、要求情報ごとに付与した要求識別情報とを対応付けて記憶する応答情報バッファ104を備える。
応答情報バッファ104は、サブシステム30への要求情報ごとに、(要求識別情報、サーバの識別情報)の組を記憶する。要求識別情報は、要求情報を識別できればよいから、たとえば、要求処理部101が扱った要求情報の順番を表す番号が用いられる。要求識別情報は、プロキシ装置10からサブシステム30に要求情報を送信する際のパケットに付加され、また、サブシステム30からプロキシ装置10に応答情報を返送する際のパケットにも付加される。したがって、応答情報を受け取ったプロキシ装置10は、要求識別情報を応答情報バッファ104と照合することにより、応答情報を返送すべきサーバ20の識別情報を取得でき、適切なサーバ20に応答情報を返送することが可能になる。
プロキシ装置10は、サーバ20から受け取った要求情報をサブシステム30に送信し、サブシステム30はプロキシ装置10から受信した要求情報に応じた処理を行う。ここに、サブシステム30は、第2の通信網NT2を通して通信するための通信処理部301と、要求情報を処理して応答情報を発行するアプリケーション処理部300とを備える。サブシステム30は、要求情報を受けたプロキシ装置10の識別情報を記憶し、記憶しているプロキシ装置10に、要求情報に対する応答情報を返送する機能を有する。
プロキシ装置10からサブシステム30に送信される要求情報には要求識別情報が付随し、サブシステム30はプロキシ装置10から要求情報を受け取ると、応答情報を返送するプロキシ装置10とともに要求識別情報も記憶する。また、サブシステム30は、プロキシ装置10に応答情報を返送する際に、要求情報に付随して受け取った要求識別情報を付加する。
一方、サブシステム30がプロキシ装置10を指定して応答情報を返送すると、指定されたプロキシ装置10の第2の通信I/F12は、サブシステム30からの応答情報と要求識別情報とを受け取る。第2の通信I/F12は、サブシステム30から受け取った応答情報と要求識別情報とを、プロキシ装置10に設けられた応答処理部103に与える。応答処理部103は、要求識別情報を用いて応答情報を返送すべきサーバ20の識別情報を抽出する。
応答処理部103は、抽出したサーバ20の識別情報を用いて、サブシステム30から受け取った応答情報をサーバ20に送信するためのデータを生成し、第1の通信I/F11を通してサーバ20に伝送するパケットを送出させる。つまり、第1の通信網NT1は第1の通信プロトコルによる通信(たとえば、Comet通信)を行うから、プロキシ装置10は、サブシステム30からの応答情報を含むパケットを、第1の通信プロトコルに適合するように組み立てる。
応答処理部103は、サーバ20の通信処理部201と同様の機能を有しており、1台のサーバ20に伝送する応答情報が複数個存在する場合には、応答情報をサーバ20ごとに振り分けてまとめる。まとめられる応答情報は、1つのサブシステム30から受け取った応答情報に限らず、複数のサブシステム30から受け取った応答情報であってもよい。まとめられた応答情報は、応答情報バッファ104に一時的に保持される。応答処理部103は、応答情報バッファ104に応答情報が格納されていない状態から最初に応答情報を格納した後、所定の待機時間内に格納された応答情報をひとまとめにする。
なお、サーバ20が1台しか存在しない場合、応答処理部103は、サーバ20の識別情報を抽出する必要がなく、既知の1台のサーバ20にサブシステム30からの応答情報を送信すればよい。また、応答処理部103は、1個の応答情報のみを応答情報バッファ104に保持させてもよい。
上述のように、応答処理部103が送り先のサーバ20ごとに応答情報をまとめると、第1の通信I/F11はサーバ20ごとにまとめた応答情報を1個のパケットにし、第1の通信網NT1に送出する。このパケットを受け取ったサーバ20は、通信処理部201により、パケットから個々の応答情報を抽出する。したがって、サーバ20は、要求情報に対して受け取った応答情報を用いて、種々のサービスを提供することが可能になる。
以上説明したように、サーバ20は、サブシステム30に対する複数の要求情報をまとめて1個のパケットでプロキシ装置10に送信し、プロキシ装置10は、このパケットを個々のサブシステム30に対する要求情報に展開する。また、プロキシ装置10は、複数のサブシステム30からの応答情報を、返送するサーバ20ごとに1個のパケットにまとめて送信し、サーバ20は、このパケットを個々の応答情報に展開する。したがって、サーバ20とプロキシ装置10との間で第1の通信網NT1を通して行う通信の通信量(通信処理数)を、個々の要求情報や個々の応答情報ごとにパケットを送信する場合に比較して大幅に低減させることが可能になる。
上述した動作を図3にまとめて示す。まず、サーバ20のアプリケーション処理部200が複数の要求情報を発行すると、通信処理部201は、これらの要求情報を統合する(P1)。統合された要求情報は1個のパケットでプロキシ装置10に送信される(P2)。プロキシ装置10は、パケットに含まれる要求情報を展開し(P3)、展開した要求情報をサブシステム30に送信する(P4)。サブシステム30は、プロキシ装置10から要求情報を受け取るとアプリケーション処理部300において要求情報に対する処理を行い(P5)、応答情報を発行してプロキシ装置10に送信する(P6)。1台のサーバ20に対して複数個の応答情報が存在する場合には、これらの応答情報を統合し(P7)、それぞれのサーバ20に送信する(P8)。
上述したように、サーバ20が複数個の要求情報を発行する場合に、これらの要求情報を1個のパケットにまとめているから、第1の通信網NT1における通信量を低減させることが可能になる。また、通信処理部201および第1の通信I/F11において、通信処理量が低減されることになる。その結果、通信システムが提供するサービスの停止を回避することが可能になる。
(実施形態2)
実施形態1は、要求情報に付随する要求識別情報として、要求処理部101が扱った要求情報の順番を表す番号を用いる場合を例に挙げた。ただし、短時間に発生する要求情報について時間順で処理を行う場合、システムの動作を正しく安定に動作させるには、プロキシ装置10が受信した順番通りに要求情報に対する処理を行うことが必要になる場合がある。
本実施形態は、第1の通信I/F11がサーバ20から第1のプロトコルによるパケットを受信した時刻を要求情報に付加することによって、プロキシ装置10が要求情報を受信した順番通りにサブシステム30に要求情報を送信することを可能にしている。第1の通信I/F11がパケットを受信した時刻は、プロキシ装置10の内蔵時計(図示せず)が計時している時刻を用いるか、サーバ20がパケットを送信した時刻を用いる。ただし、複数台のサーバ20が存在する場合は、別に設けた標準時刻サーバ(たとえば、NTPサーバ)が計時している時刻を用いて、すべてのサーバ20の内蔵時計が計時する時刻を一致させておく必要がある。
いま、プロキシ装置10が、第1の通信網NT1に接続された3台のサーバ20のうちの2台からそれぞれ要求情報を含むパケットを受け取ったとする。ここで、図4に示すように、一方のパケットには3個の要求情報D11,D12,D13が含まれ、他方のパケットには3個の要求情報D21,D22,D23が含まれているものとする。以下では、一方のパケットに含まれる要求情報D11,D12,D13がこの順番で発行され、他方のパケットに含まれる要求情報D21,D22,D23がこの順番で発行された場合を想定する。
パケットごとの要求情報D11,D12,D13、D21,D22,D23は、要求処理部101により個々の要求情報D11,D12,D13、D21,D22,D23に展開され要求情報バッファ102に保持される。プロキシ装置10の第1の通信I/F11が一方のパケットを受信した時刻が、他方のパケットを受信した時刻に先行した場合、図4に示すように、要求情報バッファ102には、要求情報D11,D12,D13が先に格納される(上側ほど時間が早いことを表している)。
図示例では、第1のI/F11が一方のパケットを受信した1秒後に他方のパケットを受信した場合を示している。また、1個のパケット内に含まれる要求情報にも時間順があり、図の左側ほど時間が早いことを表している。つまり、要求情報D11は要求情報D12よりも先に発行されており、要求情報D22は要求情報D23よりも先に発行されたことを表している。
プロキシ装置10の処理部100は、第1のI/F11がサーバ20からパケットを受信すると、要求情報の受信時刻を取得し、受信時刻の早いほうから要求情報バッファ102に要求情報を格納する。また、1つのパケットに複数の要求情報が含まれている場合は、受信時刻に加えて要求情報が発行された順番を考慮して要求情報バッファ102に要求情報を格納する。要求情報バッファ102には、要求情報に対応付けて受信時刻と順番とを含む受信時刻情報が格納される。このようにして要求情報バッファ102に格納された要求情報は、要求情報バッファに格納された順番でサブバッファに送信される。
プロキシ装置10は、要求情報をサブシステム30に送信する際に、実施形態1と同様に、発行したサーバ20の識別情報をサブシステム30に引き渡す。このとき、サーバ20の識別情報だけではなく、要求情報に対応付けた受信時刻情報も併せてサブシステム30に引き渡してもよい。
このように、受信時刻情報を用いることによって、複数のサーバ20から短時間内に要求情報を受け取った場合でも、要求情報を順番にサブシステム30に引き渡すことが可能になる。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態では、プロキシ装置10からサブシステム30に送信する要求情報が一時的に過多になった場合に、サブシステム30において要求情報のオーバフローが生じるのを防止する動作について説明する。要求情報のオーバーフローは、特定のサブシステム30に対する要求情報が集中的に発生した場合や、サブシステム30の処理能力が低い場合などに生じる可能性がある。サブシステム30において要求情報のオーバフローが生じると、溢れた要求情報は、サブシステム30で処理されずに消失することになる。
このような場合に備えてプロキシ装置10における第2の通信I/F12は、サブシステム30の処理能力に応じて要求情報を送信する機能を備える。たとえば、サブシステム30が要求情報を1個ずつ処理する処理能力しかない場合、第2の通信I/F12は、1個の要求情報をサブシステム30に送信し、この要求情報に対する応答情報を受信した後に、次の要求情報を送信するという動作を行う。このような動作を行うことにより、サブシステム30において複数の要求情報を同時的に処理する必要がなくなり、要求情報の消失を防止することが可能になる。
上述した例では、サブシステム30が要求情報を1個ずつ処理する処理能力しかない場合について説明したが、サブシステム30の処理能力が高ければ、第2の通信I/F12はサブシステム30の処理能力の範囲内で複数個の要求情報を同時的に送信してもよい。この場合、プロキシ装置10からサブシステム30に送信するパケットは、1個ずつ要求情報を含む形式と、複数個の要求情報を含む形式とのどちらを採用してもよい。いずれの場合も、サブシステム30ごとに単位時間当たりに送信する要求情報の個数をプロキシ装置10にあらかじめ設定可能にしておくことが望ましい。あるいはまた、サブシステム30ごとに、単位時間に送信する要求情報の総量をあらかじめ設定可能にしてもよい。
プロキシ装置10からサブシステム30に対して単位時間内に複数個の要求情報を送信する場合、プロキシ装置10はこれらの要求情報に対する応答情報をサブシステム30から受信した後に、次の要求情報を送信する。この動作により、サブシステム30での要求情報のオーバーフローが防止される。他の構成および動作は上述した実施形態と同様である。
(実施形態4)
上述した実施形態では、プロキシ装置10が要求情報を受信した順番でサブシステム30に要求情報を送信している。しかしながら、サブシステム30の種類や要求情報の種類によっては、送信待ちである要求情報に優先してサブシステム30に送信しなければならない場合がある。このような場合に備えて、本実施形態では、プロキシ装置10においてサブシステム30の種類と要求情報の種類との少なくとも一方に応じた優先順位の設定を可能にしている。すなわち、プロキシ装置10の処理部100に、要求情報を送信するサブシステム30の種類と要求情報の種類との少なくとも一方について、優先順位を対応付けた順位記憶部(図示せず)を設けている。処理部100は、サーバ20から受け取った要求情報(サブシステム30の種類と要求情報の種類との少なくとも一方)について順位記憶部と照合する。そして、要求情報バッファ102に保持している要求情報よりも優先順位が高い要求情報であれば、要求情報バッファ102に保持されている要求情報の待ち行列に優先してサブシステム30に送信する。
上述の動作では、サブシステム30の種類と要求情報の種類との少なくとも一方について優先順位を設定している。これに対して、要求情報バッファ102において、特定のサブシステム30に送信する要求情報の個数が閾値を超えている場合に、当該特定のサブシステム30に送信する要求情報の優先順位を高める動作を採用してもよい。
本実施形態は、要求情報バッファ102が保持している要求情報の順番に割り込んで他の要求情報を優先的にサブシステム30に送信可能にしている。したがって、サブシステム30に緊急度の高い機器が含まれる場合、プロキシ装置10の処理安定性を確保する場合、生存確認コマンドを送信する場合などにおいて、要求情報を適切なタイミングで送信することが可能になる。他の構成および動作は上述した各実施形態と同様である。
(実施形態5)
上述した各実施形態では、プロキシ装置10からサブシステム30に要求情報を送信する際には、1個の要求情報を1個のパケットに含めている。ただし、実施形態3でも触れたように、1個のサブシステム30に送信する1個のパケットに複数個の要求情報を含めて送信することも可能である。
そこで、本実施形態のプロキシ装置10における第2のI/F12は、要求情報バッファ102に保持されている要求情報の中に、同じサブシステム30に送信する要求情報が存在するときに、1個のパケットにまとめて送信する機能を有している。すなわち、第2の通信I/F12は、要求情報バッファ102で待ち行列となっている要求情報に、同じサブシステム30に送信する要求情報が含まれ、その個数が所定の閾値を超えていることを条件として複数個の要求情報をまとめる機能を有する。待ち行列となっている要求情報は、所定の受付時間内に要求情報バッファ102に保持された要求情報を意味する。第2の通信I/F12は、まとめた要求情報を1個のパケットで送信し、このパケットを受信したサブシステム30は、パケットに含まれる要求情報を個々の要求情報に展開して、アプリケーション処理部300における処理を実行する。
以上のように、本実施形態は、プロキシ装置10からサブシステム30に送信するパケットにおいて、複数個の要求情報をまとめているから、第2の通信網NT2における通信量が低減され、また、通信処理の回数も低減されることになる。他の構成および動作は上述した実施形態と同様である。
(実施形態6)
実施形態3では、サブシステム30の処理能力によっては要求情報にオーバーフローが生じる可能性があることについて説明したが、サーバ20についても同様に応答情報にオーバーフローが生じる可能性がある。サーバ20の負荷を分散させるためにロードバランサを設けることも考えられるが、コスト高になるために実用的ではない。
そこで、本実施形態では、プロキシ装置10がサーバ20に応答情報を返送するタイミングを、サーバ20の処理能力に応じて調節する機能を有する。サーバ20が応答情報を1個ずつ受け取る処理能力しかない場合、第1の通信I/F11は、1個の応答情報をサーバ20に送信し、この応答情報をサーバ20が受け取ったことを確認した後に、次の応答情報を送信するという動作を行う。この動作を行うことにより、サーバ20が複数の応答情報を同時的に受け取ることがなくなり、応答情報の消失が防止される。
なお、サーバ20が複数個の応答情報を同時的に受け取ることが可能な場合には、単位時間当たりにサーバ20に送信する応答情報の個数をプロキシ装置10にあらかじめ設定しておけばよい。あるいはまた、サーバ20ごとに、単位時間に送信する応答情報の総量があらかじめ設定されるようにしてもよい。
上述のように、プロキシ装置10がサーバ20に応答情報を送信するタイミングを調節することにより、サーバ20での応答情報のオーバーフローが防止される。他の構成および動作は上述した実施形態と同様である。
10 プロキシ装置
11 第1の通信インターフェイス部
12 第2の通信インターフェイス部
20 サーバ
30 サブシステム
100 処理部
102 要求情報バッファ
NT1 第1の通信網
NT2 第2の通信網

Claims (11)

  1. 第1の通信網に接続されたサーバとの間で通信する第1の通信インターフェイス部と、
    第2の通信網に接続されたサブシステムとの間で通信する第2の通信インターフェイス部と、
    前記サーバから前記サブシステムに対する複数個の要求情報を含むパケットを前記第1の通信インターフェイス部が受信した場合に個々の要求情報に展開し、前記第2の通信インターフェイス部を通して要求情報を前記サブシステムに送信させる処理部とを備える
    ことを特徴とするプロキシ装置。
  2. 前記第1の通信インターフェイス部はプッシュ型である第1の通信プロトコルでカプセル化された要求情報を前記サーバから受信し、
    前記第2の通信インターフェイス部はオープン型である第2の通信プロトコルを用いて前記サブシステムとの通信を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のプロキシ装置。
  3. 前記処理部は、前記第1の通信インターフェイス部が前記サーバからパケットを受信した時刻により、個々の要求情報を前記サブシステムに送信する順番を定める
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のプロキシ装置。
  4. 前記第2の通信インターフェイス部は、前記サブシステムの処理能力に応じて要求情報が消失しないように前記サブシステムに要求情報を送信するタイミングを調節する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロキシ装置。
  5. 前記処理部は、
    複数個の要求情報を保持する要求情報バッファと、
    要求情報について前記サブシステムに送信する優先順位があらかじめ登録された順位記憶部とを備え、
    前記第1の通信インターフェイス部が受信した要求情報の優先順位が前記要求情報バッファに保持されている要求情報よりも高い場合に、優先順位の高い要求情報を前記サブシステムに先に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロキシ装置。
  6. 前記処理部は、同一の前記サブシステムに送信する複数個の要求情報が存在する場合、これらの要求情報を1個のパケットにまとめて該当する前記サブシステムに送信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプロキシ装置。
  7. 前記第2の通信インターフェイス部は、前記サブシステムから要求情報に対する応答情報を受け取る機能を有し、
    前記第1の通信インターフェイス部は、前記サーバの処理能力に応じて応答情報が消失しないように前記サーバに応答情報を送信するタイミングを調節する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロキシ装置。
  8. 前記処理部は、前記第2の通信インターフェイス部が要求情報に対する応答情報を前記サブシステムから受け取り、同一の前記サーバに送信する複数個の応答情報が存在する場合、これらの応答情報を1個のパケットにまとめて該当する前記サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のプロキシ装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のプロキシ装置と、
    前記プロキシ装置に第1の通信網を介して接続されるサーバと、
    前記プロキシ装置に第2の通信網を介して接続されるサブシステムとを備え、
    前記サーバが発行した要求情報が前記プロキシ装置を介して前記サブシステムに送信され、前記サブシステムからの要求情報に対する応答情報が前記プロキシ装置を介して前記サーバに送信される
    ことを特徴とする通信システム。
  10. 前記サーバと前記サブシステムと前記プロキシ装置とについて、制御と監視との少なくとも一方を行う統括管理装置をさらに備えることを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. コンピュータを、
    第1の通信網に接続されたサーバとの間で通信する第1の通信インターフェイス部と、第2の通信網に接続されたサブシステムとの間で通信する第2の通信インターフェイス部と、前記サーバから前記サブシステムに対する複数個の要求情報を含むパケットを前記第1の通信インターフェイス部が受信した場合に個々の要求情報に展開し、前記第2の通信インターフェイス部を通して要求情報を前記サブシステムに送信させる処理部とを備えるプロキシ装置として機能させるプログラム。
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