JP2014022018A - 光ディスク管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクに記録されたデータ(アーカイブデータ)の記録品質を確認し、必要に応じてマイグレーションを実行する光ディスクの管理を効率的に実行することができるシステムを提供する。
【解決手段】エラー訂正回路20は、光ディスク10の再生データをエラー訂正してバックアップデータを生成するとともに、そのエラーレートを計測してホストPC22に出力する。ホストPC22は、エラーレートの値に応じてマイグレーションを実行するか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は光ディスク管理システムに関する。
近年、光ディスクに記録されたデータの長期保存を図るシステムが提案されている。長期保存に際しては、記録した光ディスクの定期検査を行い、記録品質を確認することが推奨されている。記録品質が所定以下と劣化しており、今後保存するのに適していないと判定された場合に、マイグレーション(データの移行)が必要とされる。
下記の特許文献1には、光ディスクからデータを再生する際のエラーレートを計測し、エラーレートが単位時間当たり所定の閾値以上となった場合に、光ディスクの劣化を判定し、ディスクのバックアップを指示する信号を出力することが記載されている。
また、特許文献2には、光ディスクの再生中に、ジッタ値、ジッタ値のバラツキ量、ブロックエラーレート、特定位置でのブロックエラーレートを監視し、各値のいずれか一つが予告基準値を超えたと判定された場合に、近い内に光ディスクの記録データのバックアップを取る方がよいという予告メッセージを表示し、各値のいずれか一つが限界基準値を超えていると判定された場合に、早急に光ディスクの記録データのバックアップを取るように告知する早急メッセージを表示させることが記載されている。
特開2006−164332号公報 特開2007−149161号公報
ところで、光ディスクの定期検査を行う場合、まず、光ディスクに記録されたデータ(アーカイブデータ)をPC等の外部記憶装置に記憶させてバックアップデータとし、その後に、光ディスクに記録されたアーカイブデータの記録品質を確認するためにエラーレートを計測することが考えられるが、光ディスクのアーカイブデータを読み出す(リード)ために一定の時間、例えば10分程度を要し、さらにアーカイブデータのエラーレートを計測するのに一定の時間を要するため、定期検査に時間を要する問題がある。特に、官公庁や学校、病院、企業等のように膨大なデータを長期間保存する必要性が高い分野において、定期検査の作業に膨大な時間を要してしまい、光ディスクの管理が困難となる問題が生じる。
本発明の目的は、光ディスクに記録されたデータ(アーカイブデータ)の記録品質を確認し、必要に応じてマイグレーションを実行する光ディスクの管理を効率的に実行することができるシステムを提供することにある。
本発明の光ディスク管理システムは、光ディスクからデータを読み出す手段と、読み出したデータからバックアップデータを生成するとともに、そのエラーレートを計測する手段と、前記バックアップデータを記憶する手段と、前記エラーレートを記憶する手段と、前記エラーレートを所定の閾値と比較し、閾値以下の場合に記録品質を良好とみなして前記光ディスクに前記エラーレートを含む検査結果のファイルを追加記録し、閾値を超える場合に記録品質を良好でないとみなして前記光ディスクと異なる別の光ディスクに前記バックアップデータを記録する手段とを備えることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、前記記録する手段は、前記エラーレートが前記閾値を超える場合に、前記別の光ディスクに前記バックアップデータのエラーレートを含む検査結果のファイルを追加記録することを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態では、さらに、前記検査結果の少なくとも一部をバーコード、ICタグ形式、メタデータ形式のいずれかで前記光ディスクのレーベル面に形成する手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、読み出したデータからバックアップデータを生成する処理と、そのエラーレートを計測する処理を同時に実行することで、処理を高速で実行できる。これにより、マイグレーションの有無を問わず光ディスクの管理時間を短縮することができる。
実施形態のシステム構成図である。 従来の処理フローチャートである。 実施形態のフローチャートである。 マイグレーション無の場合の処理を示す模式図である。 マイグレーション有の場合の処理を示す模式図である。 他の実施形態のシステム構成図である。 他の実施形態のフローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る光ディスク管理システムの構成ブロック図を示す。光ディスク管理システムは、光ピックアップ12と、RF生成回路14と、二値化回路16と、デコード回路18と、エラー訂正回路20からなる光ディスク装置21と、ホストPC22を備える。光ディスク管理システムは、光ディスク装置21とホストPC22をインターフェースで接続するシステムであってもよいし、光ディスク装置21とホストPC22を一体的に構成したシステムであってもよい。
光ピックアップ12は、レーザ光を光ディスク10に照射するためのレーザダイオード(LD)や光ディスク10からの反射光を受光して電気信号に変換するフォトディテクタ(PD)を含み、光ディスク10に対向配置される。光ピックアップ12は、スレッドモータにより光ディスク10の半径方向に駆動される。また、光ピックアップ12のLDは、ドライバにより駆動され、ドライバは、オートパワーコントロール回路(APC)により、LDの出射パワーが所望の値となるように制御される。光ディスク10に記録されたデータを読み出す(リード)際には、光ピックアップ12のLDから再生パワーのレーザ光が照射され、その反射光がPDで電気信号に変換されて出力される。光ピックアップ12からの再生信号はRF生成回路14に供給される。
RF生成回路14は、再生信号からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を生成し、サーボプロセッサ(図示せず)に出力する。サーボプロセッサは、これらのエラー信号に基づいて光ピックアップ12をサーボ制御し、光ピックアップ12をオンフォーカス状態及びオントラック状態に維持する。また、RF生成回路14は、再生信号に含まれるアドレス信号をアドレスデコード回路(図示せず)に出力する。アドレス信号は例えばウォブル信号であり、このウォブル信号を再生信号から抽出しデコードすることでアドレスデータを得る。また、RF生成回路14は、再生RF信号を二値化回路16に出力する。
二値化回路16は、再生信号を二値化し、得られた信号をデコード回路18に出力する。
デコード回路18は、二値化信号を復調してエラー訂正回路20に出力する。
エラー訂正回路20は、復調された信号のエラーを訂正して再生データを得、当該再生データをPC(パーソナルコンピュータ)22などのホスト装置に出力する。また、エラー訂正回路20は、復調された信号のエラーを訂正する際のエラーレートを計測し、計測したエラーレートをホストPC22に出力する。エラーレートを計測する回路は、エラー訂正回路とは別に設けてもよい。
ホストPC22は、エラー訂正回路20から出力された、エラー訂正済の再生データをバックアップデータとして記憶装置に記憶する。また、ホストPC22は、エラー訂正回路20から出力されたエラーレートも記憶装置に記憶し、このエラーレートに基づき、光ディスク10に記録されたアーカイブデータの記録品質を評価する。そして、評価結果に基づいてアーカイブデータのマイグレーション(移行)を行うか否かを判定し、制御信号として出力する。具体的には、エラーレートが所定閾値以下で記録品質が良好と判定した場合には、マイグレーションを行わないと判定し、検査結果を光ディスク10にログとして記録するように制御信号を出力する。一方、エラーレートが所定閾値を超えるため記録品質が悪いと判定した場合には、マイグレーションを行うと判定し、バックアップデータを用いて光ディスク10のアーカイブデータを新たな光ディスクに記録するように制御信号を出力する。
エラーレートの種類にはいくつかあるが、例えばPIエラー(Inner−Code Parity Error )を用いることができる。1つのECCブロック(ユーザデータ:32kB)にはエラー訂正符号を含め208個のPI行があり、1行のPIはエラー訂正符号を含め182バイトあり、PIエラーとはランダムエラーに関するもので、PI行に1 バイトエラーが1個あるときPIエラー1個と数える。PIエラーは、連続する8ECCブロックに対して数える(例えばDVD−Rの場合)。
ホストPC22におけるエラーレートを用いた判定処理は、所定の間隔、例えば5年毎の定期検査として実行される。すなわち、光ディスク10は、記録開始から5年毎に光ディスク管理システムで検査され、アーカイブデータがバックアップデータとしてホストPC22に記憶され、必要な場合にマイグレーションが実行される。
なお、検査結果を光ディスク10にログとして記録するための手段、及びマイグレーションを実行するためにバックアップデータを新たな光ディスクに記録するための手段は、光ディスクにデータを記録するためのエンコード回路24等の公知の手段を用いることができる。ホストPC22は、制御信号をエンコード回路24に出力するとともに、検査結果やバックアップデータをエンコード回路24に出力し、エンコード回路24はこれらのデータを変調して光ピックアップ12に出力してデータを記録する。
図2に、本実施形態における定期検査の前提となる、従来の定期検査の処理フローチャートを示す。
まず、ホストPC22は、光ディスク10のアーカイブデータをリードしてバックアップデータを作成し、記憶装置に記憶する(S101)。
次に、ホストPC22は、光ディスクのアーカイブデータを再びリードして、エラーレートを測定する。すなわち、エラー訂正回路20でエラーレートを計測し、計測されたエラーレートを取得する(S102)。
次に、ホストPC22は、エラーレートの値を含む検査結果のファイルを作成し、記憶装置に記憶する(S103)。すなわち、ホストPC22の記憶装置には、バックアップデータと検査結果のファイルとが記録される。
次に、ホストPC22のCPUは、エラーレートを所定の閾値と大小比較し、検査結果が良好であるか否かを判定する(S104)。エラーレートが閾値以下であれば検査結果が良好であると判定され、エラーレートが閾値を超える場合には検査結果は良好でない(劣化)と判定される。エラーレートとしてPIエラーを用いた場合、閾値としては、例えば280に設定する。
エラーレートが閾値以下であって検査結果が良好と判定された場合、ホストPC22は、検査結果のファイルを光ディスク10の次のセッション、つまりアーカイブデータが記録されたセッションの次のセッションに記録する(S105)。一方、エラーレートが閾値を超えるため検査結果が良好でないと判定された場合、ホストPC22は、記憶装置に記憶されたバックアップデータを新たな光ディスクに記録する。また、新たに記録されたバックアップデータのエラーレートを含む検査結果のファイルも併せて記録する(S106)。
S105で検査結果ファイルを光ディスク10の次のセッションに記録し、あるいはS106で新たな光ディスクにバックアップデータ及び検査結果ファイルを記録した後、ホストPC22は、アーカイブデータ及び検査結果ファイルが正常にリードできるか否かを検査して処理を終了する(S107)。
以上のような処理を経て定期検査が完了するが、S101の処理においてアーカイブデータをリードしてバックアップデータを作成し、さらに、S102の処理においてアーカイブデータをリードしてそのエラーレートを測定するため、時間を要する問題がある。特に、官公庁や病院等、アーカイブデータのデータ量が増大する程、S101の処理及びS102の処理に要する時間がデータ量に比例して増大してしまうため、膨大な光ディスクを個々に検査することが困難となる。
そこで、本実施形態では、検査時間を短縮して定期検査を効率的に進めるべく、S101における処理とS102における処理を同時並行的に実行する。
図3に、本実施形態における定期検査の処理フローチャートを示す。
まず、ホストPC22は、光ディスク10のアーカイブデータをリードしてバックアップデータを作成する際に、エラーレートも同時に計測し、バックアップデータとエラーレートをともに記憶装置に記憶する(S201)。
すなわち、従来においては、リードした再生データをエラー訂正回路20でエラー訂正してバックアップデータを作成し、その後にリードした再生データのエラーレートを計測していたが、本実施形態では、リードした再生データをエラー訂正回路20でエラー訂正するとともにエラーレートも計測し、バックアップデータとエラーレートを同時に生成して記憶装置に記憶する。S201の処理では、単にデータを再生してエラーレートを計測するのではなく、アーカイブデータのバックアップデータを生成するとともにアーカイブデータのエラーレートを同時に生成している点に留意されたい。従って、当然ながらバックアックデータを生成する際のエラー訂正能力と、エラーレートを計測する際のエラー訂正能力は同一である。
次に、ホストPC22は、エラーレートの値を含む検査結果のファイルを作成し、記憶装置に記憶する(S202)。すなわち、ホストPC22の記憶装置には、バックアップデータと検査結果のファイルとが記録される。検査結果のファイルは、より詳しくは、検査年月日データと、検査した光ディスク管理システムを特定するIDデータと、検査ユーザを特定するIDデータと、エラーレートの値とを含む。なお、検査結果のファイルのデータは、これに限定されるものではなく、また、何れかのデータを選択的に含むものであってもよい。
次に、ホストPC22のCPUは、エラーレートを所定の閾値と大小比較し、検査結果が良好であるか否かを判定する(S203)。エラーレートが閾値以下であれば検査結果が良好であると判定され、エラーレートが閾値を超える場合には検査結果は良好でない(劣化)と判定される。エラーレートとしてPIエラーを用いた場合、閾値としては、例えば280に設定するが、光ディスク10の種類や定期検査の目的に応じて適宜閾値を調整することも好適である。
エラーレートが閾値以下であって検査結果が良好と判定された場合、ホストPC22は、検査結果のファイルを光ディスク10の次のセッション、つまりアーカイブデータが記録されたセッションの次のセッションに記録する(S204)。検査結果のファイルを光ディスク10に記録するのは、次の定期検査の際に、前回の定期検査の結果を参照することができるようにするためである。すなわち、次の定期検査の結果と、前回の定期検査の結果を照合することで、光ディスク10の劣化の度合いを定量的に把握できる。なお、検査結果のファイルは、PCA(Power Calibration Area)等のユーザデータ領域外の領域に記録するようにしてもよい。一方、エラーレートが閾値を超えるため検査結果が良好でないと判定された場合、ホストPC22は、記憶装置に記憶されたバックアップデータを新たな光ディスクに記録する。また、新たに記録されたバックアップデータのエラーレートを含む検査結果のファイルも併せて記録する(S205)。
S204で検査結果ファイルを光ディスク10の次のセッションに記録し、あるいはS205で新たな光ディスクにバックアップデータ及び検査結果ファイルを記録した後、ホストPC22は、アーカイブデータ及び検査結果ファイルが正常にリードできるか否かを検査して処理を終了する(S206)。正常にリードできない場合には、再度、検査結果ファイルを次のセッションに記録し、あるいはホストPC22の記憶装置に記憶されたバックアップデータを用いてアーカイブデータ及び検査結果ファイルを新たな光ディスクに記録し直す。
以上のようにして、マイグレーションが必要でない場合、光ディスク10には元のアーカイブデータに加えて定期検査の検査結果ファイルが別のセッションに記録されることとなり、マイグレーションが必要となった場合には、光ディスク10とは別の新たな光ディスクにアーカイブデータ及びその検査結果ファイルが記録されることになる。マイグレーションが実行された場合、新たな光ディスクには、マイグレーション元の光ディスク10の情報も同時に記録しておくことが望ましい。例えば、検査結果ファイルに、検査年月日データと、検査した光ディスク管理システムを特定するIDデータと、検査ユーザを特定するIDデータと、エラーレートの値に加え、マイグレーションした事実、マイグレーション元の光ディスクを特定する情報等を追加するのが望ましい。
図4及び図5に、本実施形態の処理を模式的に示す。
図4は、エラーレートが閾値以下であってマイグレーションが不要と判定された場合であり、光ディスク10からリードされたアーカイブデータはバックアップデータ50としてホストPC22の記憶装置に記憶されるとともに、アーカイブデータのエラーレートを含む検査結果ファイル52もホストPC22の記憶装置に記憶される。そして、検査結果ファイル52は、光ディスク10の所定位置、すなわちアーカイブデータが記録されたセッションの次のセッションに記録される。従って、この後、アーカイブデータをリードする際には、アーカイブデータに引き続いて検査結果ファイル52をリードすることができ、光ディスク10の劣化状態を把握することができる。
一方、図5は、エラーレートが閾値を超える場合であってマイグレーションが必要と判定された場合であり、光ディスク10からリードされたアーカイブデータはバックアップデータ50としてホストPC22の記憶装置に記憶されるとともに、アーカイブデータのエラーレートを含む検査結果ファイル52もホストPC22の記憶装置に記憶される。そして、バックアップデータ50は新たな光ディスク11に記録され、このバックアップデータをリードして得られた検査結果ファイル53はバックアップデータの次のセッションに記録される。なお、マイグレーションを実行した場合、検査結果ファイル52は、マイグレーション元の光ディスク10における検査結果であるから、マイグレーション先である新たな光ディスク11に必ずしも記録する必要はない。但し、マイグレーション元の光ディスク10の劣化状態を示すデータとして、検査結果ファイル53と併せて検査結果ファイル52を光ディスク11に記録することも可能である。
このように、本実施形態では、光ディスク10のアーカイブデータを管理する際に、アーカイブデータのバックアックデータを作成するとともに、当該アーカイブデータのエラーレートを同時に計測することで、処理を高速化することができる。このため、アーカイブデータが膨大であっても、従来に比べて処理時間を大幅に短縮することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態ではエラーレートとしてPIエラーを用いているが、これ以外の任意のエラーレート、例えばバイトエラーレート(BER)を用いてもよい。バイトエラーは、ランダムエラーで1 バイトエラーの起こる確率である。光ディスク10の種類に応じてエラーレートを使い分けてもよい。DVD−Rの場合にはPIエラー、DVD−RAMの場合にはバイトエラーレート等である。エラーレートとしてバイトエラーレートを用いる場合、所定の閾値としては例えばPIエラー280個相当として9×10−4を用いることができる。
また、本実施形態では検査結果ファイル52を光ディスク10に記録し、検査結果ファイル53を光ディスク11に記録しているが、これに代え、あるいはこれと共に、光ディスク10,11のレーベル面に検査結果のメタデータを印刷したり、バーコード印刷機により検査結果をバーコード形式で印刷することもできる。これにより、定期検査が行われた全ての光ディスクのレーベル面にはバーコード形式等で検査結果、すなわち劣化の度合いが示されることになり、光ディスクの管理が容易化される。あるいは、光ディスク管理システムにICタグ作成器を備え、光ディスク10,11のレーベル面に検査結果をICタグとして埋め込むこともできる。このようなシステムは、ディスクパブリッシング装置のような自動ディスク作成機等に適用するとより効果的である。
また、本実施形態では、エラーレートの判定をホストPC22のCPUが行っているが、図6に示すように、光ディスク21のマイコン(CPU)21でエラーレートの判定を行うようにしてもよい。この場合、図7のS301〜S306の各処理に示すように、検査結果が良好の場合には、検査結果ファイル(光ディスク装置21のメモリ23に記憶)を光ディスクに記録し、リード検査を行って処理を終了し、検査結果が良好でない場合には、検査結果ファイルをホストPC22に供給して、ホストPC22にマイグレーションを行わせるようにしてもよい。
10 光ディスク、11 新たな光ディスク、12 光ピックアップ、14 RF生成回路、16 二値化回路、18 デコード回路、20 エラー訂正回路、22 ホストPC、50 バックアップデータ、52,53 検査結果ファイル。

Claims (3)

  1. 光ディスクからデータを読み出す手段と、
    読み出したデータからバックアップデータを生成するとともに、そのエラーレートを計測する手段と、
    前記バックアップデータを記憶する手段と、
    前記エラーレートを記憶する手段と、
    前記エラーレートを所定の閾値と比較し、閾値以下の場合に記録品質を良好とみなして前記光ディスクに前記エラーレートを含む検査結果のファイルを追加記録し、閾値を超える場合に記録品質を良好でないとみなして前記光ディスクと異なる別の光ディスクに前記バックアップデータを記録する手段と、
    を備えることを特徴とする光ディスク管理システム。
  2. 請求項1記載の光ディスク管理システムにおいて、
    前記記録する手段は、前記エラーレートが前記閾値を超える場合に、前記別の光ディスクに前記バックアップデータのエラーレートを含む検査結果のファイルを追加記録する
    ことを特徴とする光ディスク管理システム。
  3. 請求項1,2のいずれかに記載の光ディスク管理システムにおいて、さらに、
    前記検査結果の一部をバーコード、ICタグ形式、メタデータ形式のいずれかで前記光ディスクのレーベル面に形成する手段
    を備えることを特徴とする光ディスク管理システム。
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