JP2014021927A - 電子機器、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

電子機器、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2014021927A
JP2014021927A JP2012162999A JP2012162999A JP2014021927A JP 2014021927 A JP2014021927 A JP 2014021927A JP 2012162999 A JP2012162999 A JP 2012162999A JP 2012162999 A JP2012162999 A JP 2012162999A JP 2014021927 A JP2014021927 A JP 2014021927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
display surface
character
display
character input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012162999A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Murakawa
智子 村河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012162999A priority Critical patent/JP2014021927A/ja
Publication of JP2014021927A publication Critical patent/JP2014021927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】複数のデータの中から所望のデータを表示面に表示させる際のユーザの利便性を向上させることができる電子機器を提供する。
【解決手段】携帯端末装置10は、表示部21、タッチセンサ22、電話帳データ36を記憶する記憶部18、主制御部19を備え、主制御部19は、電話帳プログラム33が実行中か否かを判定する状態判定部と、電話帳プログラム33の実行中である場合に、表示面に対する一の接触操作が検出されている状態で一の接触操作とは異なる接触操作が更に検出されると文字入力モードに遷移させ、文字入力モードへの遷移後、表示面に対する一の接触操作が検出されなくなると文字入力モードを終了するモード切替部と、文字入力モードで入力された文字を認識する文字認識部と、入力文字を検索条件として電話帳データ36を検索する検索部と、入力文字を含む連絡先を表示部21に表示させる表示制御部とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話装置などの電子機器、プログラムおよび記録媒体に関する。
電子機器の1つであるスマートフォンには、電話帳アプリケーション(電話帳機能)を実現するための電話帳プログラムが予めインストールされており、ホーム画面などに表示された、電話帳プログラムを実行するためのアイコンがユーザによってタップ操作されると、電話帳プログラムが実行され、スマートフォンの表示面には、予め登録されている連絡先のリストが表示されるようになっている。
この連絡先リストの画面は、従来から、あ・か・さ・た・な…の各行ごとに選択可能なタブが設けられるとともに、予め登録されている連絡先のうち、現在選択中のタブに対応した行の各文字が登録名の頭文字となっている連絡先が、あいうえお順に並べられて、画面上の所定の領域に表示可能な件数分だけ表示されて構成されている。
そして、ユーザは、所望の連絡先を選択するために、必要に応じて、選択すべき行のタブをタップ操作することによって行を切替えたり、表示面を上下方向にフリック操作することによって連絡先のリストをスクロールさせたりしている。
しかしながら、このような方法で所望の連絡先を探し出して表示させる場合、たとえば「足立(あだち)」という登録名の連絡先は、少ない操作回数で画面に表示させることができるが、たとえば「大久保(おおくぼ)」という登録名の連絡先は、あ行のリストの最下部に近い位置に配置されているため、ユーザは、表示面を何度もフリック操作してリストをスクロールさせなければならず、非常に手間がかかってしまうという問題がある。
このような問題を解決するための方法として、登録名に含まれる文字を入力し、入力した文字を検索条件として電話帳を検索するという技術が提案されている。しかしながら、この従来の方法によれば、検索モードへ遷移するためのボタンをタップ操作し、画面上にソフトキーを表示させ、そのソフトキーをタップ操作して文字を入力するという操作が必要であるため、操作が非常に煩わしく、利便性が向上しているとは言い難い。
たとえば特許文献1には、表示面を指でなぞることにより、その筆跡の座標情報に基づいて文字を入力することができる技術が提案されており、この技術を採用すれば、ソフトキーを用いることなく文字を入力することができるが、たとえば漢数字の「一」や、数字の「1」といった文字を入力する場合には、フリック操作やドラッグ操作が行われたと誤って認識されるといった不具合が生じてしまうという問題がある。
特開2010−231480号公報
本発明の目的は、複数のデータの中から所望のデータを表示面に表示させる際のユーザの利便性を向上させることができる電子機器、プログラムおよび記録媒体を提供することである。
本発明は、表示面を有する表示部と、
前記表示面に対する接触操作を検出可能な入力部であって、前記表示面に対する複数箇所の接触操作を同時に検出可能な入力部と、
特定の種類のデータを集めたデータ群を記憶する記憶部と、
接触操作の検出結果が前記入力部から与えられ、検出結果に対応した処理を実行する制御部とを備える電子機器であって、
前記制御部は、
前記表示面に予め定める画面が表示されているか否かを判定する状態判定部と、
前記表示面に予め定める画面が表示されている場合に、表示面に対する一の接触操作が検出されている状態で、該一の接触操作とは異なる接触操作がさらに検出されると、表示面に対する接触操作による文字入力が可能な文字入力モードに遷移させ、文字入力モードへの遷移後、表示面に対する前記一の接触操作が検出されなくなると、文字入力モードを終了するモード切替部と、
前記文字入力モードにおいて、前記入力部から与えられる検出結果に基づいて、入力された文字を認識する文字認識部と、
前記文字入力モードが終了すると、前記文字認識部によって認識された文字を検索条件として、前記データ群を検索する検索部と、
前記検索部による検索結果を、前記表示部に表示させる表示制御部とを含むことを特徴とする電子機器である。
また本発明は、前記表示制御部は、前記文字入力モードに遷移すると、前記予め定める画面とは異なる文字入力用の画面を、前記表示部に表示させることを特徴とする。
また本発明は、前記予め定める画面は、電話帳アプリケーションの実行中に表示される画面であって、
前記データ群には、連絡先を示すデータが集められていることを特徴とする。
また本発明は、コンピュータを、前記電子機器における制御部として機能させるためのプログラムである。
また本発明は、前記プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明によれば、記憶部に記憶されるデータ群の中から所望のデータを表示部の表示面に表示させる際のユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る携帯端末装置10の外観を示す平面図である。 本実施形態に係る携帯端末装置10の概略的な構成を示すブロック図である。 主制御部19が割込み検索プログラム35を実行することによって実現される各種の機能を示す機能ブロック図である。 割込み検索プログラム35の実行時の携帯端末装置10の動作を説明するための図である。 割込み検索プログラム35の実行時の携帯端末装置10の動作を説明するための図である。 割込み検索プログラム35の実行時の処理手順を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯端末装置10の外観を示す平面図である。本実施形態では、電子機器として、携帯電話装置を例に挙げて説明するが、本発明の適用対象は、携帯電話装置に限定されるものではなく、入力部と表示部と記憶部とを備える各種の電子機器、たとえば、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型音楽プレーヤー、ポータブルナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機等に対しても本発明は適用可能である。
携帯端末装置10は、いわゆるスマートフォンとして構成された携帯電話装置であり、その正面部には、画像が表示される表示面11が設けられるとともに、複数の操作キー12が設けられている。
図2は、本実施形態に係る携帯端末装置10の概略的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯端末装置10は、操作キー12と、タッチパネル13と、通信部14と、マイクロホン15と、スピーカ16と、音声処理部17と、記憶部18と、主制御部19とを含んで構成される。
タッチパネル13は、表示面11を有する表示部21と、表示部21に重畳されたタッチセンサ22(入力部)とを有する。
表示部21は、たとえば液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの周知の薄型表示装置を備え、後述する表示制御部45を介して与えられる画像データに応じた画像を表示面11に表示させる。
タッチセンサ22は、ユーザにより指やスタイラスなどを用いて、表示部21の表示面11に対して行われた各種のタッチ操作を、タッチ操作が行われた表示面11上での位置とともに検出する座標入力装置である。タッチセンサ22によって検出されるタッチ操作には、タップ操作、フリック操作、ドラッグ操作、ピンチイン操作およびピンチアウト操作などが含まれる。
本実施形態では、タッチセンサ22は、表示面11上の複数の箇所に対して行われたタッチ操作を同時に検出可能に構成されたいわゆるマルチタッチ方式の座標入力装置によって実現されている。タッチセンサ22による検出結果は、主制御部19へ与えられる。
通信部14は、通信用アンテナおよび通信制御部を備え、移動体通信のセルラーネットワークの基地局との間でCDMA(Code Division Multiple Access)等の方式による無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信および情報通信を行う。
たとえば、携帯端末装置10が音声通話用に使用される場合には、マイクロホン15から入力された音声は、音声処理部17によってデジタル信号に変換され、該デジタル信号が通信制御部を経て、通信用アンテナから電波信号として公衆ネットワークに送信される。逆に、音声通話の相手先から電波信号として公衆ネットワークに送信された音声データは、通信用アンテナで受信され、通信制御部を経ることによりデジタル信号に変換され、該デジタル信号は音声処理部17でアナログ電気信号に変換され、最終的にスピーカ16から音声として出力される。
記憶部18には、主制御部19での処理に利用されるソフトウェアやデータが保存され、たとえばフラッシュメモリによって実現される。記憶部18は、具体的には、メールアプリケーション(電子メール機能)を実現するためのメールプログラム31、ブラウザアプリケーション(WEBブラウジング機能)を実現するためのブラウザプログラム32、電話帳アプリケーション(電話帳機能)を実現するための電話帳プログラム33、音楽再生アプリケーション(音楽再生機能)を実現するための音楽再生プログラム34、および後述する割込み検索アプリケーションを実現するための割込み検索プログラム35などを記憶している。
また、記憶部18には、携帯端末装置10の基本的な機能を実現するオペレーティングシステムプログラムも記憶されている。また、記憶部18には、連絡先ごとに、その連絡先を識別するための氏名または名称(以下、「登録名」と称する)、その連絡先の電話番号、その連絡先のメールアドレス等のデータが登録された電話帳データ36、楽曲ごとに、曲名、アーティスト名、アルバム名、音楽データなどが登録された音楽リストデータ37、割込み検索アプリケーションでの各種処理条件などが記憶された処理条件データ38などのデータも記憶されている。
主制御部19は、携帯端末装置10の全体的な動作を統括的に制御する処理部であり、たとえばCPU(Central Processing Unit)によって実現される。すなわち、主制御部19は、携帯端末装置10の各種の処理が、タッチパネル13および操作キー12に対する操作、ならびに携帯端末装置10の記憶部18に記憶されるプログラムに応じて適切な手順で実行されるように、表示部21および通信部14などの動作を制御する。
図3は、主制御部19が割込み検索プログラム35を実行することによって実現される各種の機能を示す機能ブロック図である。図4Aおよび図4Bは、割込み検索プログラム35の実行時の携帯端末装置10の動作を説明するための図である。
主制御部19は、記憶部18に記憶される割込み検索プログラム35を実行することによって、状態判定部41、モード切替部42、文字認識部43、検索部44、および表示制御部45として機能する。
状態判定部41は、表示部21の表示面11に、予め定める画面が表示されているか否かを判定する。本実施形態では、状態判定部41は、表示部21の表示面11に、図4A(a)に示すような、電話帳プログラム33の実行中の画面(以下、「電話帳画面」と称する)51が表示されているか否かを判定する。換言すれば、状態判定部41は、電話帳プログラム33の実行中であるか否かを判定する。
本実施形態では、状態判定部41によって、表示部21の表示面11に、電話帳画面51が表示されている場合に、モード切替部42、文字認識部43、検索部44、および表示制御部45は、後述する所定の処理を実行する。
図4A(a)は、電話帳画面51の一例であり、ホーム画面に表示される、電話帳プログラム33を起動するためのアイコンが、ユーザによってタップ操作されることによって、主制御部19が電話帳プログラム33を実行すると表示される画面である。
図4A(a)に示すように、電話帳画面51には、あ・か・さ・た・な…の各行ごとに選択可能なタブが表示され、さらに、電話帳データ36に保存されている連絡先のうち、登録されている登録名の頭文字が、現在選択中の行(図4A(a)に示す例では「あ」行)の各文字である連絡先が、あいうえお順に並べられて所定の領域に表示される。この所定の領域に表示された連絡先の中から一の連絡先を選択してタップ操作すると、画面が切り替わって、当該一の連絡先の電話番号およびメールアドレスなどを含んだ詳細情報を表示することができる。
なお、電話帳画面51では、現在選択中の行の各文字が登録名の頭文字となっている連絡先の件数が、前記所定の領域内に表示可能な連絡先の件数を上回っている場合、前記所定の領域には、該当する行の連絡先のリストのうち、表示可能な件数分の連絡先だけが表示される。この場合、ユーザが画面の上下方向にフリック操作を行うことによって、画面がスクロールすることにより、該当する行の全ての連絡先を表示させることができるようになっている。また、他の行の連絡先のリストを画面に表示させたい場合には、表示させたい行のタブをタップ操作するか、または画面の左右方向にフリック操作を行うことによって、行を切り替えることができるようになっている。
モード切替部42は、タッチセンサ22から主制御部19へ与えられる検出結果を監視し、表示部21の表示面11に、図4A(a)に示すような電話帳画面51が表示されている場合に、表示面11に対する一のタッチ操作が検出されている状態で、該一のタッチ操作とは異なるタッチ操作がさらに検出されると、表示面11に対するタッチ操作による文字入力が可能な文字入力モードに遷移させ、文字入力モードへの遷移後、表示面11に対する前記一のタッチ操作が検出されなくなると、文字入力モードを終了する。
ここで、図4A(b)および図4A(c)を参照して、モード切替部42の処理を具体的に説明する。図4A(b)は、携帯端末装置10を把持する側の手(図4A(b)では左手)Lの親指で、電話帳画面51が表示される表示面11の一部分をタッチしている状態を示している。
前述したように、電話帳画面51が表示されている場合に、連絡先やタブがタップ操作されたり、前記所定の領域がフリック操作されたりすると、そのタップ操作やフリック操作に対応した処理が実行されるが、図4A(b)に示すように、表示面11に指を接触させてから、そのタッチ位置で表示面11との接触が維持されている状態では、画面のスクロールや切替えといった処理は実行されない。このように、タッチ位置で表示面11との接触が維持されている状態が、表示面11に対する一のタッチ操作が検出されている状態に相当する。
図4A(c)は、図4A(b)に示す状態から、さらに、携帯端末装置10を把持する側の手とは反対の手(図4A(c)では右手)Rの人差し指で、前記表示面11の一部分とは異なる部分をタッチした状態を示している。この図4A(c)に示されるような状態が、一のタッチ操作とは異なるタッチ操作がさらに検出された状態に相当する。
モード切替部42は、図4A(c)に示すように、表示面11に対する一のタッチ操作が検出されている状態で、その一のタッチ操作とは異なるタッチ操作がさらに検出されると、文字入力モードを割込みで実行するとともに、文字入力モードに遷移したことを表示制御部45へ通知する。
また、モード切替部42は、文字入力モードへ遷移した後、図4B(f)に示すように、表示面11に対する前記一のタッチ操作が検出されなくなると、すなわち本実施形態の場合には、左手Lの親指が表示面11から離されることにより、左手Lの親指によるタッチ操作が検出されなくなると、文字入力モードを終了し、文字入力モードが終了したことを、検索部44へ通知する。
表示制御部45は、モード切替部42から文字入力モードへ遷移したことを通知されると、文字入力用の画面52の画像データを生成して表示部21に与え、文字入力用の画面52を表示面11に表示させる。図4A(d)は、文字入力用の画面52が表示された状態を示している。
本実施形態では、文字入力モードに遷移すると、図4A(d)に示すように、透過性を有する網掛け画像が電話帳画面51に重畳されて成る文字入力用の画面52が、表示面11に表示される。このように、文字入力モードに遷移すると、電話帳画面51から文字入力用の画面52に切り替わるので、ユーザは、表示面11を視認することにより、文字入力モードに遷移したことを容易に把握することができる。
文字認識部43は、タッチセンサ22から主制御部19へ与えられる検出結果を監視し、文字入力モードにおいて、一のタッチ操作とは異なるタッチ操作、すなわち本実施形態の場合には、右手Rの人差し指によるタッチ操作によるタッチ位置の軌跡(筆跡)に基づいて、ユーザにより入力された文字を認識する。文字を認識する方法は、周知の方法によって行われる。
図4B(e)は、文字入力モードにおいて、ユーザにより「大」という文字が入力された状態を示している。図4B(e)に示すように、文字入力モードでは、一のタッチ操作とは異なるタッチ操作によるタッチ位置の移動に伴って、タッチ位置の軌跡を画面上に表示するのが好ましい。
なお、図4Aおよび図4Bに示す例では、文字入力モードにおいて、1つの文字がユーザによって入力された場合を示しているが、複数の文字を入力することも可能である。
検索部44は、モード切替部42から文字入力モードが終了したことが通知されると、文字入力モードにおいて文字認識部43によって認識された文字(以下、「入力文字」と称する)を検索条件として、電話帳データ36を検索する。具体的には、検索部44は、電話帳データ36に保存されている連絡先の中から、登録名の中に入力文字を含んだ連絡先を抽出し、抽出した連絡先のデータを、表示制御部45へ渡す。
表示制御部45は、検索部44から連絡先のデータが渡されると、図4B(g)に示すように、その連絡先を含んだ検索結果画面53の画像データを生成して表示部21に与え、検索結果画面53を表示面11に表示させる。図4B(g)は、「大」という入力文字に対する検索結果画面53が表示された状態を示している。
図5は、割込み検索プログラム35の実行時の処理手順を示すフローチャートである。携帯端末装置10に電源が投入されると処理を開始し、ステップs1に進む。ステップs1で、状態判定部41は、電話帳プログラム33の実行中であるか否かを判定し、電話帳プログラム33の実行中であると判定されると、ステップs2に進む。
ステップs2で、モード切替部42は、タッチセンサ22から主制御部19へ与えられる検出結果を監視し、表示面11に対するタッチ操作が行われた場合に、当該タッチ操作が、前記のような文字入力モードへ遷移させるためのタッチ操作であるか否かを判定し、文字入力モードへ遷移させるためのタッチ操作であると判定されると、ステップs3に進み、文字入力モードへ遷移させるためのタッチ操作でない、すなわちタップ操作やフリック操作であると判定されると、ステップs4に進む。
ステップs4では、主制御部19は、タップ操作やフリック操作などのタッチ操作に対応した処理を実行し、ステップs2に戻る。
ステップs3で、モード切替部42は、文字入力モードを割込みで実行するとともに、文字入力モードに遷移したことを表示制御部45へ通知し、ステップs5に進む。ステップs5で、表示制御部45は、文字入力用の画面52の画像データを生成して表示部21に与え、文字入力用の画面52を表示面11に表示させ、ステップs6に進む。
ステップs6で、文字認識部43は、タッチセンサ22から主制御部19へ与えられる検出結果を監視し、タッチ操作によるタッチ位置の軌跡に基づいて、ユーザにより入力された文字を認識し、ステップs7に進む。このとき、表示制御部45は、タッチ操作によるタッチ位置の移動に伴って、タッチ位置の軌跡が画面上に表示されるように表示部21を制御する。
ステップs7で、モード切替部42は、タッチセンサ22から主制御部19へ与えられる検出結果を監視し、文字入力モードへ遷移するための2箇所でのタッチ操作のうち、最初に検出された方のタッチ操作(図4Aおよび図4Bに示す例では、左手Lの親指によるタッチ操作)が検出されなくなったか否かを判定し、検出されなくなったと判定されると、ステップs8に進み、最初に検出された方の表示面11へのタッチ操作が維持されていると判定されると、ステップs6に戻る。
ステップs8で、モード切替部42は、文字入力モードを終了するとともに、文字入力モードが終了したことを検索部44へ通知し、ステップs9に進む。
ステップs9で、検索部44は、文字入力モードにおいて文字認識部43によって認識された入力文字を検索条件として、電話帳データ36に保存されている連絡先の中から、登録名の中に入力文字を含んだ連絡先を抽出し、抽出した連絡先のデータを、表示制御部45へ渡して、ステップs10に進む。
ステップs10で、表示制御部45は、検索部44によって抽出された連絡先を含んだ検索結果画面53の画像データを生成して表示部21に与え、検索結果画面53を表示面11に表示させ、ステップs2に戻る。携帯端末装置10への電源の供給が遮断されると、割込み検索プログラム35による処理は終了する。
以上のように、本実施形態によれば、電話帳プログラム33の実行中に、簡単なタッチ操作で文字入力モードに遷移させ、文字入力モードで入力された文字を検索条件として検索を行い、検索結果を表示面11に表示させることができる。したがって、たとえば「大久保(おおくぼ)」や「吉田(よしだ)」といった登録名の連絡先であっても、従来のように複数回のフリック操作やタップ操作を行うことなく、簡単かつ回数の少ない操作で、表示面11に表示させることができる。このように、できるだけ少ないタッチ回数で所望の連絡先を表示させることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、携帯端末装置10を把持している側の手の指で一のタッチ操作を行った状態で、反対の手の指で文字を入力することができるので、ユーザの操作性を損なうことなく実現することができる。さらには、文字入力モードに遷移させた後に、筆跡に基づく文字認識が行われるので、文字を入力するための操作が、フリック操作やドラッグ操作が行われたと誤って認識されることを防止することができる。
なお、上記の実施形態では、文字入力用の画面52が表示された表示面11に手書きで文字を入力する際、文字を誤って入力してしまうと、一旦誤った入力文字での検索結果を表示させてから、再度正しい文字を入力するという手順をとる必要があるが、たとえば、文字入力用の画面52に、「1画分元へ戻す」および「最初から書き直す」といった処理を実行するためのアイコンを併せて表示し、左手の親指で表示面11をタッチしている状態で、これらのアイコンが右手の人差し指などでタップ操作されると、対応した処理を実行するようにしてもよい。これにより、さらにユーザの利便性を向上させることができる。
また、これらのアイコンを文字入力用の画面52に表示させる代わりに、たとえば、左手の親指で表示面11をタッチしている状態で、携帯端末装置10自体が1回振られると、1画分元へ戻すようにしてもよい。さらには、左手の親指で表示面11をタッチしている状態で、右手の人差し指などの指の全面(指の付け根から指先まで)を用いて表示面11を撫でることにより、入力した文字を消去するようにしてもよい。
上記の実施形態では、電話帳プログラム33の実行中に、文字入力モードを割込みで実行し、所望の連絡先を表示面11に表示させるように構成されているが、電話帳プログラム33の実行中に限らず、たとえば表示面11にホーム画面が表示されているときに、表示面11に対する一のタッチ操作が検出されている状態で、その一のタッチ操作とは異なるタッチ操作がさらに検出されると、文字入力モードを割込みで実行して、入力文字を含む連絡先を表示面11に表示させるように構成することもできる。この場合には、状態判定部41は、表示部21の表示面11に、ホーム画面が表示されているか否かを判定する。
また、上記の実施形態では、所望の連絡先を電話帳データ36から検索して、抽出した連絡先を表示面11に表示させるように構成されているが、他の実施形態では、表示面11にホーム画面が表示されているときに、表示面11に対する一のタッチ操作が検出されている状態で、その一のタッチ操作とは異なるタッチ操作がさらに検出されると、文字入力モードを割込みで実行して、文字認識部43に認識された入力文字に基づき、携帯端末装置10にインストールされている複数のアプリケーションの中から、アプリケーション名に入力文字を含むアプリケーションを抽出して、抽出したアプリケーションを実行させるためのアイコンを、検索結果として表示面11に表示させるように構成してもよい。
さらに他の実施形態では、音楽再生プログラム34の実行中に、表示面11に対する一のタッチ操作が検出されている状態で、その一のタッチ操作とは異なるタッチ操作がさらに検出されると、文字入力モードを割込みで実行して、文字認識部43に認識された入力文字に基づき、音楽リストデータ37に格納されている楽曲の中から、曲名に入力文字を含む楽曲を抽出して、抽出した楽曲を検索結果として表示面11に表示させるように構成してもよい。
上述した実施形態では、割込み検索プログラム35は、フラッシュメモリによって実現される記憶部18に記憶されているが、半導体メモリおよびハードディスクなどの記憶装置に限定されるものではなく、コンピュータで読取り可能な記憶媒体に記録されていてもよい。記録媒体は、たとえば図示しない外部記憶装置としてプログラム読取装置を設け、そこに記録媒体を挿入することによって読取り可能な記録媒体であってもよいし、または他の装置の記憶装置であってもよい。
いずれの記録媒体であっても、記録媒体に記憶されているプログラムがコンピュータからアクセスされて実行される構成であればよい。すなわち、いずれの記録媒体であっても、記録媒体からプログラムが読み出され、読み出されたプログラムが、記憶装置のプログラム記憶エリアに記憶されて、そのプログラムが実行される構成であればよい。さらに通信ネットワークを介して他の装置からダウンロードされてプログラム記憶エリアに記憶させてもよい。ダウンロード用のプログラムは、予めコンピュータの記憶装置に記憶しておくか、または別な記録媒体からプログラム記憶エリアにインストールしておく。
本体と分離可能に構成される記録媒体は、たとえば磁気テープ/カセットテープなどのテープ系の記録媒体、フロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気ディスクのディスク系の記録媒体、フレキシブルディスク/ハードディスクなどの磁気ディスクもしくはCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)/MO(Magneto Optical disk)/MD(Mi ni Disk)/DVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクのディスク系の記録媒体、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系の記録媒体、またはマスクROM/EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)/EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)/フラッシュROMなどの半導体メモリを含む固定的にプログラムを担持する記録媒体であってもよい。
10 携帯端末装置
11 表示面
12 操作キー
13 タッチパネル
18 記憶部
19 主制御部
21 表示部
22 タッチセンサ
33 電話帳プログラム
35 割込み検索プログラム
36 電話帳データ
41 状態判定部
42 モード切替部
43 文字認識部
44 検索部
45 表示制御部

Claims (5)

  1. 表示面を有する表示部と、
    前記表示面に対する接触操作を検出可能な入力部であって、前記表示面に対する複数箇所の接触操作を同時に検出可能な入力部と、
    特定の種類のデータを集めたデータ群を記憶する記憶部と、
    接触操作の検出結果が前記入力部から与えられ、検出結果に対応した処理を実行する制御部とを備える電子機器であって、
    前記制御部は、
    前記表示面に予め定める画面が表示されているか否かを判定する状態判定部と、
    前記表示面に予め定める画面が表示されている場合に、表示面に対する一の接触操作が検出されている状態で、該一の接触操作とは異なる接触操作がさらに検出されると、表示面に対する接触操作による文字入力が可能な文字入力モードに遷移させ、文字入力モードへの遷移後、表示面に対する前記一の接触操作が検出されなくなると、文字入力モードを終了するモード切替部と、
    前記文字入力モードにおいて、前記入力部から与えられる検出結果に基づいて、入力された文字を認識する文字認識部と、
    前記文字入力モードが終了すると、前記文字認識部によって認識された文字を検索条件として、前記データ群を検索する検索部と、
    前記検索部による検索結果を、前記表示部に表示させる表示制御部とを含むことを特徴とする電子機器。
  2. 前記表示制御部は、前記文字入力モードに遷移すると、前記予め定める画面とは異なる文字入力用の画面を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記予め定める画面は、電話帳アプリケーションの実行中に表示される画面であって、
    前記データ群には、連絡先を示すデータが集められていることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  4. コンピュータを、請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子機器における制御部として機能させるためのプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP2012162999A 2012-07-23 2012-07-23 電子機器、プログラムおよび記録媒体 Pending JP2014021927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012162999A JP2014021927A (ja) 2012-07-23 2012-07-23 電子機器、プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012162999A JP2014021927A (ja) 2012-07-23 2012-07-23 電子機器、プログラムおよび記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014021927A true JP2014021927A (ja) 2014-02-03

Family

ID=50196687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012162999A Pending JP2014021927A (ja) 2012-07-23 2012-07-23 電子機器、プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014021927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017199217A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 手書き文字入力装置、画像形成装置及び手書き文字入力方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006527439A (ja) * 2003-06-13 2006-11-30 ユニヴァーシティ オブ ランカスター ユーザインタフェース
JP2010218241A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Sharp Corp 電子機器、表示制御方法、およびプログラム
JP2012079279A (ja) * 2010-09-06 2012-04-19 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006527439A (ja) * 2003-06-13 2006-11-30 ユニヴァーシティ オブ ランカスター ユーザインタフェース
JP2010218241A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Sharp Corp 電子機器、表示制御方法、およびプログラム
JP2012079279A (ja) * 2010-09-06 2012-04-19 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017199217A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 手書き文字入力装置、画像形成装置及び手書き文字入力方法
CN107315528A (zh) * 2016-04-27 2017-11-03 京瓷办公信息系统株式会社 手写文字输入装置和手写文字输入方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11169691B2 (en) Portable multifunction device, method, and graphical user interface supporting user navigations of graphical objects on a touch screen display
US8633909B2 (en) Information processing apparatus, input operation determination method, and input operation determination program
US9703418B2 (en) Mobile terminal and display control method
CN104834353B (zh) 移动终端、移动终端中的用户界面方法和移动终端的护盖
US20170329511A1 (en) Input device, wearable terminal, mobile terminal, method of controlling input device, and control program for controlling operation of input device
JP5905417B2 (ja) 携帯端末および表示制御方法
US9535600B2 (en) Touch-sensitive device and touch-based folder control method thereof
CN106909304B (zh) 显示图形用户界面的方法和设备
US9013422B2 (en) Device, method, and storage medium storing program
KR101343479B1 (ko) 전자 디바이스 및 이의 제어 방법
KR102336329B1 (ko) 전자 기기 및 전자 기기의 작동 방법
JP2014232347A (ja) 文字入力装置および携帯端末装置
US9811199B2 (en) Electronic apparatus and storage medium, and operating method of electronic apparatus
KR20090017033A (ko) Gui기반의 휴대 기기에 대한 조작 방법과 그 장치
JP2014157578A (ja) タッチパネル装置、タッチパネル装置の制御方法及びプログラム
JP2013084237A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2014021927A (ja) 電子機器、プログラムおよび記録媒体
CN105808067A (zh) 一种图标移动方法及终端
JP6217274B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
KR101149892B1 (ko) 휴대용 단말기, 그의 문자 입력 방법
JP2013218486A (ja) 表示装置および表示プログラム
JP2014116726A (ja) 携帯電子機器、携帯電子機器の文字入力方法およびプログラム
KR20140020570A (ko) 터치패널을 갖는 개인휴대단말기의 작동방법
KR20140013610A (ko) 터치패널을 갖는 개인휴대단말기의 작동방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160913