JP2014021813A - 研修支援装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】研修の効果を的確に測定する。
【解決手段】アンケート実施部15Bが、研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関するアンケートを実施し、研修効果測定部15Cが、上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定する。
【選択図】 図1
【解決手段】アンケート実施部15Bが、研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関するアンケートを実施し、研修効果測定部15Cが、上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、組織に属する受講者に対して行う研修の企画・実施を支援する研修支援技術に関する。
企業などの組織では、事業戦略・目的等に応じて、内定者研修、新入社員研修、キャリア別研修など、人材育成のための様々な研修が行われている。研修を実施する際の一般的なPDCAサイクルは、(1)企画立案、(2)募集〜開催、(3)受講者アンケート実施とデータ整理、(4)研修の効果測定(評価)分析、(5)次回研修への反映、の各ステップから構成される。
従来、このような研修について、受講者のスキルを定量的および定性的に評価し、これら評価結果に基づいて、各受講者に最適な研修を提示する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
従来、このような研修について、受講者のスキルを定量的および定性的に評価し、これら評価結果に基づいて、各受講者に最適な研修を提示する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
このような組織に属する受講者に対して行う研修では、人材育成という所期の効果を得ることが最も重要となる。したがって、前述したPDCAサイクルのうち、(4)研修の効果測定(評価)分析を充実化させ、受講者に研修の効果が見られるかどうかを、的確に把握することが必要となる。特に、研修を企画・実施する部門では、(5)次回研修への反映により、研修内容の充実化や適正化を行う上で、(4)研修の効果測定(評価)分析は、極めて重要となる。
このような研修の各ステップは、人手作業に大きく依存するため、データベースなどを利用して、ある程度自動化することにより、作業負担を軽減することができ、従来より検討されている。
しかしながら、(4)研修の効果測定(評価)分析については、人の評価にかかわる内容であり、特に、受講者における研修の効果を測定することは難しく、従来より、具体的に検討されていないのが現状である。
しかしながら、(4)研修の効果測定(評価)分析については、人の評価にかかわる内容であり、特に、受講者における研修の効果を測定することは難しく、従来より、具体的に検討されていないのが現状である。
また、研修終了時に、受講者にアンケートを実施して、研修受講による自己評価や、研修内容に関する評価を得ることにより、研修の効果を測定する方法も考えられる。しかしながら、この評価は、あくまでも受講者自身による研修終了時における自己評価であるため、評価結果に客観性がなく、実務における研修の効果を評価したものでもないため、研修の効果を的確に評価した測定結果が得られないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、研修の効果を的確に測定できる研修支援技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる研修支援装置は、組織に属する受講者に対して行う研修の企画・実施を支援する研修支援装置であって、研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関するアンケートを実施するアンケート実施部と、前記上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定する研修効果測定部とを備えている。
また、本発明にかかる研修支援方法は、組織に属する受講者に対して行う研修の企画・実施を支援する研修支援装置で用いられる研修支援方法であって、アンケート実施部が、研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関するアンケートを実施するアンケート実施ステップと、研修効果測定部が、前記上司からのアンケート結果に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定する研修効果測定ステップとを備えている。
本発明によれば、研修の効果が、研修終了から一定の評価期間後において、当該研修を実際に受講した受講者に現れる変化により、上司から客観的に測定されることになる。したがって、研修の効果を的確に測定することが可能となる。
[発明の原理]
まず、本発明の原理について説明する。
組織に属する受講者に対して行う研修の効果を評価する上で、その効果がどのような点に現れるかを分析した結果、研修の効果は、研修を受講した受講者の変化として現れることを見出した。
さらに、受講者の変化に関する特徴を分析した結果、受講者自身は、客観的に適切に評価できないこと、および、受講者の変化は、研修を受講して直ぐに現れるものではないことが分かった。
まず、本発明の原理について説明する。
組織に属する受講者に対して行う研修の効果を評価する上で、その効果がどのような点に現れるかを分析した結果、研修の効果は、研修を受講した受講者の変化として現れることを見出した。
さらに、受講者の変化に関する特徴を分析した結果、受講者自身は、客観的に適切に評価できないこと、および、受講者の変化は、研修を受講して直ぐに現れるものではないことが分かった。
本発明は、このような受講者の変化に関する特徴に着目し、受講者の変化は、受講者自身で主観的に評価するのではなく、受講者の上司により客観的に評価させるものとし、その評価は、研修終了後、直ちに評価するのではなく、一定の評価期間を経過した後、評価させるようにしたものである。
[実施の形態の構成]
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる研修支援装置10について説明する。図1は、研修支援装置の構成を示すブロック図である。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる研修支援装置10について説明する。図1は、研修支援装置の構成を示すブロック図である。
この研修支援装置10は、全体として、サーバ装置やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置からなり、企業などの組織に属する受講者(社員)に対して行われる人材育成のための研修の企画・実施を支援する機能を有している。なお、本発明の適用は、研修の企画・実施を行う部署と受講者との関係が同一組織であるケースに限定されるものではない。研修全体を外部組織が請け負って実施するケースや、研修の一部、例えば前述したPDCAサイクルの(2)募集〜開催ステップにおける講座開催のみを、外部組織が請け負って実施するケースについても、本発明を適用できる。
研修支援装置10には、主な機能部として、通信I/F部11、操作入力部12、画面表示部13、記憶部14、および演算処理部15が設けられている。
通信I/F部11は、専用の通信回路からなり、通信網30を介して受講者やその上司が利用する利用者端末20との間でデータ通信を行うことにより、メールなどの電子情報をやり取りする機能を有している。
操作入力部12は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して演算処理部15へ出力する機能を有している。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、演算処理部15から出力された操作画面や分析結果などの各種データを画面表示する機能を有している。
操作入力部12は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して演算処理部15へ出力する機能を有している。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、演算処理部15から出力された操作画面や分析結果などの各種データを画面表示する機能を有している。
記憶部14は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、演算処理部15での研修支援処理で用いる各種処理データやプログラムを記憶する機能を有している。
プログラムは、外部装置や記録媒体から通信回線を介して、予め記憶部14へ格納される。
記憶部14で記憶する主な処理データとして、書式データ14A、受講者データ14B、アンケートデータ14C、および分析結果データ14Dがある。
プログラムは、外部装置や記録媒体から通信回線を介して、予め記憶部14へ格納される。
記憶部14で記憶する主な処理データとして、書式データ14A、受講者データ14B、アンケートデータ14C、および分析結果データ14Dがある。
書式データ14Aは、受講者やその上司との間でやり取りするメールのひな形など、各種文書の書式を示すデータである。
受講者データ14Bは、研修を受講する受講者を示すリストであり、受講者氏名、部署、メールアドレスなどの受講者情報のほか、当該受講者の上司氏名、部署、メールアドレスなどの上司情報が、受講者ごとに登録されている。この受講者データ14Bは、データベースなど研修支援装置10と通信回線で接続された別個の装置で実現してもよい。
受講者データ14Bは、研修を受講する受講者を示すリストであり、受講者氏名、部署、メールアドレスなどの受講者情報のほか、当該受講者の上司氏名、部署、メールアドレスなどの上司情報が、受講者ごとに登録されている。この受講者データ14Bは、データベースなど研修支援装置10と通信回線で接続された別個の装置で実現してもよい。
アンケートデータ14Cは、受講者やその上司に対してアンケートを実施するアンケート内容を示すデータである。
分析結果データ14Dは、受講者やその上司に対して実施したアンケートの分析結果を示すデータである。
分析結果データ14Dは、受講者やその上司に対して実施したアンケートの分析結果を示すデータである。
演算処理部15は、CPUが記憶部14から読み出したプログラムを実行することにより、各種の処理部を実現する機能を有している。
演算処理部15で実現される主な処理部として、研修管理部15A、アンケート実施部15B、研修効果測定部15C、および分析結果通知部15Dがある。
演算処理部15で実現される主な処理部として、研修管理部15A、アンケート実施部15B、研修効果測定部15C、および分析結果通知部15Dがある。
研修管理部15Aは、研修の企画、開催案内、受講者受付、開催、受講者アンケートの実施・分析、受講者アンケート結果通知など、前述したPDCAサイクルのうち、(1)企画立案、(2)募集〜開催、(3)受講者アンケート実施とデータ整理の各ステップにおける情報処理を実施する機能を有している。
アンケート実施部15Bは、研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関する上司アンケートを実施する機能を有している。
研修効果測定部15Cは、アンケート実施部15Bで実施した上司アンケートに対する上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定する機能を有している。
分析結果通知部15Dは、研修効果測定部15Cで得られた研修効果に対する分析結果を、研修に関係した各部署、受講者、上司に対して通知する機能を有している。
研修効果測定部15Cは、アンケート実施部15Bで実施した上司アンケートに対する上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定する機能を有している。
分析結果通知部15Dは、研修効果測定部15Cで得られた研修効果に対する分析結果を、研修に関係した各部署、受講者、上司に対して通知する機能を有している。
[実施の形態の動作]
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかる研修支援装置10の研修実施処理について、前述したPDCAサイクルに沿って説明する。図2は、研修実施処理を示すフローチャートである。
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかる研修支援装置10の研修実施処理について、前述したPDCAサイクルに沿って説明する。図2は、研修実施処理を示すフローチャートである。
まず、(1)企画立案ステップでは、担当部署で研修で実施する具体的な講座を企画し、関係者へメールで開催案内を通知する(ステップ101)。
次に、(2)募集〜開催ステップでは、受講者対象リストを作成し、推薦依頼をメールで通知し、受講者を受け付けて受講者リストを作成する。また、研修開催の1週間前には受講者に対して出席喚起をメールで通知し、研修の講座を開催する(ステップ102)。
続いて、(3)受講者アンケートとデータ整理ステップでは、研修終了後、受講者に対して受講者アンケートを実施して、その回答を分析し、得られたアンケート結果を講師へ通知する(ステップ103)。
次に、(2)募集〜開催ステップでは、受講者対象リストを作成し、推薦依頼をメールで通知し、受講者を受け付けて受講者リストを作成する。また、研修開催の1週間前には受講者に対して出席喚起をメールで通知し、研修の講座を開催する(ステップ102)。
続いて、(3)受講者アンケートとデータ整理ステップでは、研修終了後、受講者に対して受講者アンケートを実施して、その回答を分析し、得られたアンケート結果を講師へ通知する(ステップ103)。
この後、(4)研修の効果測定(評価)分析ステップにおいて、後述する図3の研修効果測定処理が実行され(ステップ104)、得られた研修効果に対する分析結果が、関係者へ通知されて、(5)次回研修への反映ステップで、次回研修の企画立案などに反映されることになる。
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかる研修支援装置10の研修効果測定処理について説明する。図3は、研修効果測定処理を示すフローチャートである。
まず、アンケート実施部15Bは、研修終了から一定の評価期間待機し(ステップ110)、その後、記憶部14の受講者データ14Bを参照して、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、記憶部14のアンケートデータ14Cに基づき、当該受講者の評価に関する上司アンケートを実施する(ステップ111)。
図4は、アンケート例である。ここでは、研修後における受講者の変化や、本講座で得られる知識・技能の必要性について問い合わせる内容や、上司がフリー入力できるコメント欄などが含まれている。
この際、上司アンケートについては、メールでアンケート内容や回答をやり取りしてもよいが、Webサイトで提供しているアンケート画面を、上司が閲覧して回答を書き込むようにしてもよい。この際、Webサイトは、研修支援装置10で実現してもよく、別個の外部装置で実現してもよい。
この際、上司アンケートについては、メールでアンケート内容や回答をやり取りしてもよいが、Webサイトで提供しているアンケート画面を、上司が閲覧して回答を書き込むようにしてもよい。この際、Webサイトは、研修支援装置10で実現してもよく、別個の外部装置で実現してもよい。
図4の上司アンケートは、受講者の上司に、研修後、受講者がどのように変わったか(行動変容)を調査するためのものである。
具体的には、研修後、例えば1ヶ月程度の評価期間が経過した頃に、受講者のそれぞれの上司にアンケートを依頼する。なお、研修の目的や内容に応じて、受講者に変化が現れる時期が異なるため、評価期間については、それそれの研修ごとに設定すればよい。
具体的には、研修後、例えば1ヶ月程度の評価期間が経過した頃に、受講者のそれぞれの上司にアンケートを依頼する。なお、研修の目的や内容に応じて、受講者に変化が現れる時期が異なるため、評価期間については、それそれの研修ごとに設定すればよい。
調査する行動変容として、17の選択項目が用意されており、全ての研修に共通な項目として設定されている。行動変容は、研修の目的に応じた、「態度・行動」、「知能・技術」、「業務貢献」の3つの区分に予め分類されており、その内訳は「態度・行動」および「知能・技術」に関するものがそれぞれ6つ、「業務貢献」に関するものが5つとなっている。ここでは、これら選択項目および区分は、各研修に共通としているが、研修内容に応じて変更してもよい。
研修の評価は、これら「態度・行動」、「知能・技術」、「業務貢献」の3つの区分について、どれくらいの効果が見られるかを測定することによって行う。
研修の評価は、これら「態度・行動」、「知能・技術」、「業務貢献」の3つの区分について、どれくらいの効果が見られるかを測定することによって行う。
上司アンケートでは、回答する上司が、受講した部下の行動変容として感じられる選択項目を全て選択できるようになっている。また、どの選択項目にも当てはまらない場合のために、「特に変化が見られない」という選択項目が用意されている。
選択された項目数が多いほど、研修効果があることになるが、評価は、「態度・行動」、「知能・技術」、「業務貢献」の3つの区分ごとに行うこととする。このうち、「態度・行動」は主として人間力の向上を目指す研修の主目的である。また「知能・技術」は、主として技術的な向上を目指す研修の主目的である。
選択された項目数が多いほど、研修効果があることになるが、評価は、「態度・行動」、「知能・技術」、「業務貢献」の3つの区分ごとに行うこととする。このうち、「態度・行動」は主として人間力の向上を目指す研修の主目的である。また「知能・技術」は、主として技術的な向上を目指す研修の主目的である。
評価の際、区分ごとに選択項目数が異なるため、区分ごとの評価点は、荷重平均をとることによって、選択項目数のバラツキを補正する。例えば、ある区分の選択項目数をnとし、全ての選択項目数をmとし、回答者数をkとした場合、当該区分の評価点Qは、Q=m/(k×n)で表される。したがって、回答者全員がある区分に属する全ての選択項目を選んだ場合、当該区分の評価点QはQ=1となる。
また、半数の回答者が、区分ごとの選択項目の6割を選んだ場合、すなわち評価点=0.3を、評価基準と設定する。すなわち、0.3以上の評価点が得られた区分については、十分に、研修の効果があったものと判断することとした。
また、半数の回答者が、区分ごとの選択項目の6割を選んだ場合、すなわち評価点=0.3を、評価基準と設定する。すなわち、0.3以上の評価点が得られた区分については、十分に、研修の効果があったものと判断することとした。
この後、研修効果測定部15Cは、アンケート実施部15Bで実施した上司アンケートに対する上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定し(ステップ112)、得られた分析結果データ14Dを記憶部14に保存する。
図5は、アンケート分析結果(問1)の例である。ここでは、図4の問1に関する分析結果が示されており、選択項目ごとに、当該選択項目が選択された数を示す得票数と、全回答数に対する当該選択項目が選択された割合とが、集計・計算されて記載されている。また、区分ごとに、対応する選択項目の割合が集計されて、評価ポイントとして記載されている。
図6は、研修効果評価結果(問1)の例である。ここでは、図4の問1に基づく研修効果評価結果として、図5の評価ポイントが、レーダグラフで表示されている。また、評価ポイントの基準値もレーダグラフに表示されており、評価結果と比較することができる。
図7は、研修効果分析結果(問1)の例である。ここでは、図4の問1に基づく研修効果分析結果として、分析者が研修効果を分析したコメントが記載されている。
図7は、研修効果分析結果(問1)の例である。ここでは、図4の問1に基づく研修効果分析結果として、分析者が研修効果を分析したコメントが記載されている。
図8は、アンケート分析結果(問2)の例である。ここでは、図4の問2に関する分析結果が示されており、選択項目ごとに、当該選択項目が選択された数を示す得票数と、全回答数に対する当該選択項目が選択された割合とが、集計・計算されて記載されている。
図9は、研修効果評価結果(問2)の例である。ここでは、図4の問2に基づく研修効果評価結果として、図8の割合が、円グラフで表示されている。
図10は、上司コメント(問3)の例である。ここでは、図4の問3で得られた上司による研修に対するコメントが記載されている。
図11は、研修効果分析結果(問1−3)の例である。ここでは、図4の問1−3に基づく研修効果分析結果として、分析者が研修効果を分析したコメントが記載されている。
図9は、研修効果評価結果(問2)の例である。ここでは、図4の問2に基づく研修効果評価結果として、図8の割合が、円グラフで表示されている。
図10は、上司コメント(問3)の例である。ここでは、図4の問3で得られた上司による研修に対するコメントが記載されている。
図11は、研修効果分析結果(問1−3)の例である。ここでは、図4の問1−3に基づく研修効果分析結果として、分析者が研修効果を分析したコメントが記載されている。
この後、分析結果通知部15Dは、前述のようにして、実施した上司アンケートの回答に基づいて、研修の効果が測定されて評価・分析により得られた、図5〜図11に示す研修効果に対する分析結果データ14Dを、研修に関係した各部署、受講者、上司に対して通知し(ステップ113)、一連の研修効果測定処理を終了する。
[実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、アンケート実施部15Bが、研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関するアンケートを実施し、研修効果測定部15Cが、上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定するようにしたものである。
このように、本実施の形態は、アンケート実施部15Bが、研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関するアンケートを実施し、研修効果測定部15Cが、上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定するようにしたものである。
これにより、研修の効果が、研修終了から一定の評価期間後において、当該研修を実際に受講した受講者に現れる変化により、上司から客観的に測定されることになる。したがって、研修の効果を的確に測定することが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
10…研修支援装置、11…通信I/F部、12…操作入力部、13…画面表示部、14…記憶部、14A…書式データ、14B…受講者データ、14C…アンケートデータ、14D…分析結果、15A…研修管理部、15B…アンケート実施部、15C…研修効果測定部、15D…分析結果通知部。
Claims (2)
- 組織に属する受講者に対して行う研修の企画・実施を支援する研修支援装置であって、
研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関するアンケートを実施するアンケート実施部と、
前記上司からのアンケート回答に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定する研修効果測定部と
を備えることを特徴とする研修支援装置。 - 組織に属する受講者に対して行う研修の企画・実施を支援する研修支援装置で用いられる研修支援方法であって、
アンケート実施部が、研修終了から一定の評価期間を経過した後、当該研修の受講者ごとに予め登録されている上司に対して、当該受講者の評価に関するアンケートを実施するアンケート実施ステップと、
研修効果測定部が、前記上司からのアンケート結果に基づいて、各受講者の実際の業務における当該研修受講後の変化を集計することにより、当該研修の効果を測定する研修効果測定ステップと
を備えることを特徴とする研修支援方法。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017146417A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 三菱電機株式会社 | 対策別改善率推定装置、対策別改善率推定方法及び対策別改善率推定プログラム |
KR20210135728A (ko) * | 2020-05-06 | 2021-11-16 | 청주교육대학교 산학협력단 | 학교 운영을 위한 교원 리더십 연수 서비스 제공 시스템 |
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2012
- 2012-07-20 JP JP2012161295A patent/JP2014021813A/ja active Pending
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KR102392793B1 (ko) * | 2020-05-06 | 2022-04-28 | 청주교육대학교 산학협력단 | 학교 운영을 위한 교원 리더십 연수 서비스 제공 시스템 |
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