JP2014021702A - ウェブコンテンツの色作成支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】色覚の特性に依存せず判別可能なUI要素の色の作成を効率的に行うことができる色作成支援方法を提供する。
【解決手段】クライアントから部品の作成要求がある場合、ウェブコンテンツ上で使用される部品の色を作成する画面30Wが表示され、指定された該部品を構成する要素毎に、色作成用のカラーパレットが表示され、カラーパレットで所望とする色を選択されることにより、選択された該部品の該要素夫々が選択された該色で表示され、部品は、文字と該文字の背景とから構成され、画面30Wには、部品の色を表示するプレビュー欄33および色覚シミュレーター欄34が表示され、色覚シミュレーター欄34には、プレビュー欄33に表示する画像の各ピクセルの相対輝度と、グレースケールに変換された後の各ピクセルの相対輝度とをできる限り同じになるように近似して変換する処理である、輝度比近似グレースケール処理で処理された画像が表示される。
【選択図】図5

Description

本発明は、ウェブ(Web)コンテンツに使用するUI(User Interface)要素の色の作成を支援する技術に関する。
Webデザイナは、Webコンテンツの作成において、複数のWebブラウザ、またバージョン別による検証確認をして作成するが、Webブラウザの種類によって見え方が違っていたり、時にはレイアウトが崩れたりすることを経験している。
また、色覚障がい者支援のための画像処理方法として、カラー画像内でR(赤色)とG(緑色)の差異が大きくなる境界を抽出し、その境界からある程度の範囲内の画素について、B(青色)成分の値を変化させることで縁取りを挿入する。挿入された縁取りは、健常者にはRGの刺激に掻き消されてほとんど知覚されないが、RGの識別が困難な色覚障がい者にはB成分の変化による刺激に対して敏感に反応するため、はっきりとした縁取りとして知覚することが可能となることが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−109430号公報
色覚障がいなどの色覚の特性に依存せず、画面に表示される要素が明確に判別できるためには、その要素と、その要素に接した他の要素との輝度コントラスト比(濃さの違い)が充分大きいことが必要である。輝度コントラスト比の計算方法と、その要素が文字の場合に確保すべき輝度コントラスト比の最低値は、W3C(World Wide Web Consortium)勧告のWCAG(Web Content Accesibility Guidelines)によって提示されている。そのためWebデザイナは、文字の色を決める際に、その基準を満たしているかどうかを確認する必要がある。グラデーションなど、文字に接する箇所の色が連続的な変化する場合には、最も輝度コントラスト比が小さい箇所の色が最低値を満たしている必要があるが、最も輝度コントラスト比が小さい箇所の特定に時間がかかるという課題がある。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、色覚障がいなどの色覚の特性に依存せず、明確に判別可能なUI要素の色を効率的に作成することができるウェブコンテンツの色作成支援方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、ウェブコンテンツで使用される部品(例えば、UI要素であるボタン本体100)の色の作成を支援する色作成支援装置(例えば、Webサーバ10)を用いるウェブコンテンツの色作成支援方法は、クライアント(例えば、クライアント20)から部品の作成要求がある場合、ウェブコンテンツ上で使用される部品の色を作成する色作成支援操作画面(例えば、画面30W)を表示し、色作成支援操作画面で、指定された該部品を構成する要素毎に、色作成用のカラーパレットを表示し、カラーパレットで所望とする色を選択されることにより、選択された該部品の該要素夫々が選択された該色で表示し、カラーパレットには、色相、明るさ、彩度及び透明度の夫々について指定するための指定部(例えば、表示色調整部3)が設けられており、部品は、要素として、少なくとも文字(例えば、文字101)と該文字の背景(例えば、ボタンの背景102)とから構成され、さらに、色作成支援装置は、色作成支援操作画面に、色作成用のカラーパレットとともに、部品の色を表示するプレビュー欄および部品の色を所定の処理で変換する色を表示する色覚シミュレーター欄を表示し、色覚シミュレーター欄には、プレビュー欄に表示する画像の各ピクセルの相対輝度と、グレースケールに変換された後の各ピクセルの相対輝度とをできる限り同じになるように近似して変換する処理である、輝度比近似グレースケール処理で処理された画像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、色覚障がいなどの色覚の特性に依存せず、明確に判別可能なUI要素の色を効率的に作成することができる。
本発明の実施形態に係る色作成支援ツールの利用形態を示す図である。 色作成支援ツールが起動されたときの画面構成の例を示す図である。 デザインするUI要素が選択されたときの画面構成の例を示す図である。 文字と背景の輝度比の表示欄の「?」マークが押下されたときのメッセージボックスの例を示す図である。 通常時のボタンの編集画面の例を示す図である。 非活性時のボタンの編集画面の例を示す図である。 マウスオーバー時のボタンの編集画面の例を示す図である。 色覚シミュレーターの切替えを示す図である。 コードを表示のボタンが押下されたときの出力コードを示す図である。 色作成支援ツールで作成した色の確認のための画面構成の例を示す図である。 UI要素である具体例としてボタンの構成を示す図である。 図5における単色のタブとグラデーションのタブとの一具体例を示す図である。 図6のカラーパレット表示エリアを拡大した図である。 色作成支援ツールの編集画面の例を示す図である。 R8bit,G8bit,B8bitから輝度値に変換する際の具体例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る色作成支援ツールの利用形態を示す図である。色作成支援ツール(Assistance for Color Generation)30は、Webサーバ10に格納されており、インターネット90(ネットワーク)に通信可能に接続されている、デザイナが利用するクライアント20(端末)からアクセスして利用する。クライアント20は、例えば、パーソナルコンピュータであり、各種のWebブラウザがダウンロードされている。
Webサーバ10は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に則り、クライアント20のWebブラウザに対して、HTML(HyperText Markup Language)やオブジェクト(画像など)の表示を提供するサービスプログラム、および、そのサービスが動作するサーバコンピュータである。Webサーバ10には、処理部11、記憶部12(データベース)などがあり、処理部11は、クライアント20からの要求により、所望の処理画面を、クライアント20に表示する。
色作成支援ツール30は、CSS3(Cascading Style Sheets 3)で開発するWebコンテンツの色の選択・作成を支援するツールのプログラムである。主な特徴は以下の通りである。
(1)選択した色は登録することが可能で、次に立ち上げたときも利用することができる。(HTML5のlocalStorageの機能を用いている。)
(2)選択した色のHTMLとCSSのコードを表示することができる。
(3)選択した色を色覚特性別に変換して示すことができる。
(4)選択した色が色覚の特性に依存せず判別できるかを、輝度コントラスト比(輝度比と称する場合がある。)を近似して変換したグレースケール画像(輝度比近似グレースケール)によって確認することができる。なお、輝度比近似グレースケールについては、後記する。
また、色作成支援ツール30は、カラーパレットの単色のタブ45M(図12(a)参照)、グラデーションのタブ45G(図12(b)参照)を有し、色合い3aのスライダ、色相表示部2の選択枠2aを使って色を簡単に選択、作成することができる。詳細については、図12において後記する。
色作成支援ツール30は、CSS3の普及と、それによるWebコンテンツの質の向上を支援すること、色覚障がいなどの色覚の特性に依存せず、明確に判別可能なUI要素の色を効率的に作成するための方法「輝度比近似グレースケール」に対する意見を収集することを目的としている。CSS3によって、Webコンテンツの視覚的表現力は格段に向上するが、視覚的表現の制約が小さいことにより、色覚特性に依存せずに判別できる色であるかの確認が難しくなる。このため、色作成支援ツール30の利用はデザイナにとって有効なツールとなる。
図2は、色作成支援ツールが起動されたときの画面構成の例を示す図である。図2に示す画面30Wは、クライアント20からWebブラウザで、Webサーバ10の所定のURL(Uniform Resource Locator)にアクセスし、「起動」ボタン(図示せず)を押下すると、表示される。
図2に示す起動画面は、UI要素の種類であるパーツ一覧31、選択された種類のリストを示すUI要素一覧表32(図2においてはUI要素の種類としてボタンが選択された場合、ボタン一覧として表示される)、UI要素のプレビュー欄33、色覚シミュレーター欄34、UI要素の新規作成ボタン35、UI要素の詳細情報/編集ボタン36、UI要素の削除ボタン37、UI要素のコードを表示するためのコード表示ボタン38などから構成されている。なお、UI要素の詳細情報/編集ボタン36が押下されると、図5に遷移する。図5の詳細については後記する。
パーツ一覧31のUI要素の種類には、ボタン、矩形、テキスト、リンクテキスト、区切り線、テキストボックス、チェックボックス、ラジオボタン、プルダウン、リストボックス、テーブルなどがある。デザイナが、パーツ一覧31からデザインしたいUI要素の種類を選択すると、色作成支援ツール30は、選択された種類のUI要素のリストをリスト表321として表示する。
リスト表321は、チェックボックス、登録されている名前、文字と背景の輝度比、更新日、種類を含んで構成される。図2のリスト表321には、既に登録されているUI要素のリストが表示されている。例えば、名前が「黒背景のボタン」の場合、文字と背景の輝度比は「12.1」、更新日は「2012年3月12日」、種類が「ボタン」であることがわかる。また、名前が「緑(グラデーション有)のボタン」の場合、文字と背景の輝度比は「判定不能」、更新日は「2012年3月12日」、種類が「ボタン」であることがわかる。なお、輝度比(輝度コントランス比)の算出方法は後記する。
UI要素のプレビュー欄33は、文字と背景の輝度比の表示欄331と、UI要素のプレビュー表示欄332から構成される。また、色覚シミュレーター欄34は、輝度比近似グレースケール選択欄341と、UI要素のプレビュー表示欄342から構成される。
図11は、UI要素である具体例としてボタンの構成を示す図である。UI要素であるボタンは、ボタン本体100(部品1)と、背景200(部品2)との部品によって構成されている。また、部品1のボタン本体100は、ボタン本体100の装飾を表すボタンの装飾104、ボタン本体100の輪郭を表わすボタンの枠線103と、このボタンの枠線103の内部エリアとなるボタンの背景102と、テキストを形成する文字101とで構成され、これら文字101、ボタンの背景102、ボタンの枠線103、およびボタンの装飾104が部品1を構成する要素となる。
なお、部品1、部品2とを分けて説明しているが、部品1に部品2を含めて、部品1を構成する要素を、文字101、ボタンの背景102、ボタンの枠線103、ボタンの装飾104、および背景200としてもよい。本実施形態では、部品1を構成する要素を、文字101、ボタンの背景102、ボタンの枠線103、ボタンの装飾104、および背景200として説明する。
ところで、部品や部品の要素が明確に判別できるためには、かかる部品や要素とこれに接した(以下、隣接したという)他の部品または他の要素との輝度コントラスト比(濃さの違い)が充分大きいことが必要である。
ここで、W3C(World Wide Web Consortium)勧告のWCAG(Web Content Accesibility Guidelines)によると、輝度コントラスト比は、
(L1+0.05)/(L2+0.05) …式(1)
但し、L1:隣接した部品または要素のうちの明るい方の色の相対輝度L
L2:隣接した部品または要素のうちの暗い方の色の相対輝度L
で表わされる。
色の相対輝度Lは、IEC(国際電気標準会議)規格のsRGB色空間では、
L=0.2126*R+0.7152*G+0.0722*B …式(2)
で表わされる。但し、かかる色の相対輝度におけるR(赤)成分、G(緑)成分、B(青)成分は、sRGB色空間でのR成分をRsRGB、同じくG成分をGsRGB、同じくB成分をBsRGBとすると、
RsRGB≦0.03928の場合、R=RsRGB/12.92
RsRGB>0.03928の場合、R=((RsRGB+0.055)/1.055)^2.4
GsRGB≦0.03928の場合、G=GsRGB/12.92
GsRGB>0.03928の場合、G=((GsRGB+0.055)/1.055)^2.4
BsRGB≦0.03928の場合、B=BsRGB/12.92
BsRGB>0.03928の場合、B=((BsRGB+0.055)/1.055)^2.4
…式(3)
但し、“^”は指数演算子
で表わされ、RsRGB、GsRGB、BsRGBは夫々
RsRGB=R8bit/255
GsRGB=G8bit/255
BsRGB=B8bit/255
…式(4)
である。なお、R8bit、G8bit、B8bitは夫々、8ビットで表わされる値である。
以上のように、輝度コントラスト比は前記の式(1)で表わされるが、
(1)デザイナは、テキストのレンダリング(数値データからの画像化:例えば、フォントのスムージングやアンチエイリアス)に関するユーザの設定を制御できないため、テキストの輝度コントラスト比は、アンチエイリアス(表示される線などに現われるギザギザをなくす処理)をオフした状態で評価される。
(2)文字の周囲に縁取りがある場合、その縁取りがコントラストを強めることもあり、文字とその背景色におけるコントラストの計算に用いられる。但し、文字の周囲の細い縁取りは文字として扱われる。文字の周囲の太い縁取りが、かさ(暈:ハローや後光)のようになって、文字の細かい字画を埋めていれば、背景色として考慮されることになる。
(3)WCAGへの適用は、典型的な表現において隣接すると製作者が想定して、コンテンツで指定した色の組み合わせに対して評価されるべきである。製作者は、ユーザエージェントによる色の変更などのように、通常とは異なる表現を考慮する必要はない。但し、それが製作者のソースコードによって起こる場合は、除く。
なお、ディザリング(表示可能な色を組み合わせて、その中間の色を表現すること)が発生する場合には、元の色の値が用いられる。発生源でディザリングしている色については、用いられる色の平均値(Rの平均値、Gの平均値、Bの平均値)を用いるべきである。
以下に説明する実施形態は、以上の輝度コントラスト比を基に、コンテンツの部品やその要素の色を規制し、デザイナが、いずれの部品や要素も色覚の特性に依存せず明確に判別可能な色とすることを効率的に行えるようにするものである。
ここで、文字とその背景(この文字が重なって表示される背景)とでは、その輝度コントラスト比が4.5:1以上となる色が推奨される。また、文字以外の要素とその背景またはその文字以外の要素に隣り合う要素(例えば、ボタンの背景色とこのボタンの枠線色、ボタンの枠線色とこのボタンが置かれている背景の色など)では、その輝度コントラスト比が3:1以上(本実施形態の推奨)となる色を選択することが推奨される。
なお、以下では、前記の推奨される輝度コントラスト比を、4.5:1、3:1として、実施形態の説明をするが、これに限るものでなく、デザイナにとって各「要素」を視認し易くする他の輝度コントラスト比を定めることができる。但し、文字とこれに接する「要素」との間で規定される輝度コントラスト比は、文字以外の「要素」間での規定のコントラスト比よりも、その比率が大きいものとする。
また、この実施形態では、接し合う要素(図11では、文字101、ボタンの背景102、ボタンの枠線103、ボタンの装飾104)は全て個別にカスタマイズを行なうものである。グラデーション(色や濃淡の連続的な変化)の場合には、隣接する要素との輝度コントラスト比(前記の4.5:1や3:1)が最も小さい色で判別する必要がある。
図3は、デザインするUI要素が選択されたときの画面構成の例を示す図である。図3において、デザイナがマウスなどで、リスト表321のチェックボックスにチェックを付すと、当該チェックボックスの対象とするリスト(例えば、リスト表321中の「緑(グラデーション有)のボタン」の行の色が変更される(図では、行を黒色で表示)。
UI要素のプレビュー欄33のUI要素のプレビュー表示欄332には、選択された「緑(グラデーション有)のボタン」に係るボタンが表示されている。文字と背景の輝度比の表示欄331には、選択された「緑(グラデーション有)のボタン」の算出された輝度比が表示される。文字と背景の輝度比の表示欄331には、「判定不能」と表示されており、その右側に表示されている「?」マーク(ヘルプマーク)をマウスなどで押下すると、文字と背景の輝度比の表示欄331の内容についてその理由が子画面(図4参照)で表示される。
また、色覚シミュレーター欄34の輝度比近似グレースケール選択欄341において、輝度比近似グレースケールが選択されている。UI要素のプレビュー表示欄342には、本実施形態の特徴である輝度比近似グレースケールで変換処理したボタンが表示されている。
輝度比近似グレースケールとは、元の画像の各ピクセルの相対輝度と、グレースケール(色相の情報を含まない、白から黒の明暗のみで表現された色のこと)に変換された後の各ピクセルの相対輝度とを、できる限り同じになるように変換することを意味する。なお、画面(画像)は、最小単位の粒子が集まることで表現されており、その最小単位の粒子のことをピクセルや、ドットなどと呼ぶ。また、ピクセルは、単一の色を有している。
ここで、市販されている画像処理ソフトウェアにおいても、グレースケールに変換することができるが、変換後の輝度を計算してみると、元の画像の輝度と違うことがある。例えば、テレビ放送のNTSC(National Television System Committee)で使用されているYIQモデルの輝度成分LYIQの算出式は、
YIQ=0.299*R+0.587*G+0.114*B …式(5)
となり、前記式(2)と変換式が異なるためであり、そのままでは適用できない。
本実施形態の輝度比近似グレースケールは、具体的には、前記式(2)により輝度(W3Cの相対輝度に相当)を計算する。しかしながら、
・式(3)の条件があること、すなわち、sRGB値が小さい(0.03928以下)のときは、輝度の変化が緩やかである。
・輝度(0≦輝度≦1)からRGB値(0≦RGB値≦255)に変換する際に四捨五入されるなどの計算過程を有する結果、異なる輝度が同じ色で表される場合があるため(ある一つのグレーの濃さが、一意の輝度を表しているとは限らないため)、輝度比近似グレースケールと称している。
図15は、R8bit,G8bit,B8bitから輝度値に変換する際の具体例を示す図である。図15において、横軸に前記式(4)に示すR8bit,G8bit,B8bitを示し、縦軸にL*255(*は乗算)の値を示す。図15の拡大図を参照すると、例えば、R8bit,G8bit,B8bitが“0”から“6”の、#000000(輝度値0)〜#060606(輝度値0.0018)は、同じ#000000(輝度値0)に変換される。同様に、R8bit,G8bit,B8bitが“7”から“17”の、#070707(輝度値0.0021)〜#111111(輝度値0056)は、同じ#070707(輝度値0.0021)に変換される。なお、#060606の表記方法は後記する。
図4は、文字と背景の輝度比の表示欄の「?」マーク(ヘルプマーク)が押下されたときのメッセージボックスの例を示す図である。図4には、文字と背景の輝度比の出力内容についてのメッセージが表示される。例えば下記の内容となる。
『本ツールは、W3C勧告のWCAG2.0の指標に基づき、文字と背景の輝度比を計算して示しています。判定不能と表示される場合は、文字と背景の輝度比の機械的判断が技術的に困難な場合ですが、色覚シミュレーターの「輝度比近似グレースケール」で表示して識別可能であれば、少なくとも本ツールを表示しているブラウザでは、色覚特性に依存せず識別可能です。
なお、文字と背景の輝度比の機械的な判断が難しい理由は、以下の一方または両方が当てはまるケースがあります。
1.文字と隣接する箇所のうち、最も輝度比が小さい部分を特定するのが困難であるため。
2.ブラウザによって表示する色が異なる可能性のあるコードを用いているため。
下図は、同じ意味を持つコードを2つの異なるWebブラウザで表示した結果です。CSS3によって表現できるグラデーション、光彩、影などは、同じ箇所(ピクセル)で見たときに、ブラウザによって表示される色が異なります(2012年7月時点)。』
図5は、通常時のボタンの編集画面の例を示す図である。図2において、UI要素の詳細情報/編集ボタン36が押下されたときに表示される編集画面の例である。編集画面には、UI要素のプレビュー欄33、色覚シミュレーター欄34、編集欄40、新規にUI要素を登録するための名前を付けて保存ボタン46、すでに登録済みのUI要素について上書きするための上書き保存ボタン47、UI要素のコードを表示するコードを表示ボタン48などから構成されている。編集欄40は、状態タブ41(例えば、状態タブ41n,41m,41c,41f,41x,41v)、マーク42(例えば、マーク42a)の意味欄42m、UI要素の形変更欄43、UI要素の構成欄44、UI要素の構成欄44で選択された構成要素のカラーパレット45(例えば、カラーパレット45a,45b,45c)を表示するカラーパレット表示エリア45Aから構成されている。なお、カラーパレットを総称するときには、カラーパレット45という。また、マークを総称するときには、マーク42という。
状態タブ41には、図3で選択したUI要素について、どの状態をデザインするのかを切り替えるための複数のタブがある。具体的には、通常時の状態タブ41n、マウスオーバー時の状態タブ41m、マウスなどでボタンを押して放す操作のクリック時の状態タブ41c、フォーカス時の状態タブ41f、非活性時の状態タブ41x、訪問済の状態タブ41vがある。マウスオーバーとは、マウスのカーソルを画像やリンク、ファイルなどの上に移動した時に表示され、実行される処理のことをいい、カーソルを合わせた画像やファイルがリンクであることを知らせる視覚効果のことである。また、フォーカスとは、コンピュータの操作画面で、ウインドウや入力要素などが選択され、入力や操作を受け付けられる状態のことをいう。非活性時とは、例えば、押せない状態のボタンの色を作成する場合に選択される。訪問済とは、一度訪れたことのあるリンクの状態をいう。
UI要素の形変更欄43は、角丸のUI要素を作成する場合などにピクセル値を設定する欄であり、高さ、幅、角丸の半径のピクセル値が入力される。マウスなどで矢印ボタンを押下することにより設定できるようになっている。
UI要素の構成欄44は、ボタンのUI要素で説明するが、背景、ボタンの背景、ボタンの枠線、ボタンの装飾(影、光彩を含む)、文字、文字の装飾などの構成要素が選択できる。背景、ボタンの背景、ボタンの枠線、ボタンの装飾、および文字は、図11に示した、背景200、ボタンの背景102、ボタンの枠線103、ボタンの装飾104、および文字101にそれぞれ対応する。
カラーパレット表示エリア45Aは、UI要素の構成欄44で選択された構成要素のカラーパレット45を表示するエリアである。例えば、UI要素の構成欄44において、背景、ボタンの背景、文字の構成要素のチェックボックスにチェックが入っている場合、カラーパレット表示エリア45Aには、各構成要素に対応するカラーパレット45a,45b,45cが表示される。カラーパレット45aは、構成要素「背景」の背景色を設定するための設定画面であり、カラーパレット45bは、構成要素「ボタンの背景」の背景色を設定するための設定画面であり、カラーパレット45cは、構成要素「文字」の文字色を設定するための設定画面である。
カラーパレット表示エリア45Aには、例えば、UI要素がボタンの場合、ボタンを構成する「背景」、「ボタンの背景」、および「文字」の順に左側からカラーパレット45a,45b,45cが表示されるのが好ましい。これにより、各構成要素の関係を明確にすることができる。なお、カラーパレット表示エリア45Aには、UI要素を構成する「文字」、「ボタンの背景」、および「背景」の順に左側からカラーパレット45c,45b,45aを表示してもよい。
カラーパレット45(例えば、カラーパレット45a,45b,45c)は、色を決めるための単色のタブ45Mとグラデーションを決めるためのグラデーションのタブ45Gとからなり、マウスなどの操作によってこれらのいずれかが選択された状態にある。図5に示す例では、カラーパレット45aに示す「背景」は、「単色」が選択されている。カラーパレット45bに示す「ボタンの背景」は、「グラデーション」が選択されている。カラーパレット45cに示す「文字」は、「単色」が選択されている。
図12は、図5における単色のタブとグラデーションのタブとの一具体例を示す図である。図12(a)は、単色のタブ45Mの例であり、図12(b)は、グラデーションのタブ45Gの例である。図12(a)に示す単色のタブ45Mは、設定色表示部1、色相表示部2、表示色調整部3を有している。表示色調整部3は、色合い3a、鮮やかさ3b、明るさ3c、不透明度3dのスライダを有し、色を調整することができる。マウスなどで色相表示部2の選択枠2aを移動することにより、その詳細な色マスが色マス表示部2cに5×5マス(横5マス、縦5マス)で表示される。色マス表示部2cには、選択枠2aの中心位置が中心位置色マス2dとして表示される。なお、図12(a)の場合には、選択枠2aの中心が左端にあるため、色マス表示部2cには、3×3マスだけ表示されている。
図12(a)の例を具体的に説明すると、設定色表示部1から「#000000」が選択されていることがわかる。HTMLの色指定は、色の三原色(厳密には「光の三原色」)である、RGB(赤=Red、緑=Green、青=Blue)の混ぜ合わせで指定される。この方法の場合には、まず先頭に「#」(シャープ記号)を付け、赤、緑、青の順に2桁ずつの英数字を割り当て、それぞれの色を、「00〜ff」(1桁の数字の順番は、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,a,b,c,d,e,f)の範囲で記述される。例えば、「#ff0000」は、赤=ff、緑=00、青=00で、赤になる。さらに、「#ffff00」は、赤=ff、緑=ff、青=00で、黄になる。
なお、図12(a)において、設定色表示部1の左端の表示が「□」の白で表示されているが、色作成支援ツール30の本来の画面の背景色は黒であり、符号などの記載を明瞭に表示するため、ネガポジ反転して図示しているためである。同様に、図2から図10の図面も同様にネガポジ反転して図示している。
図14は、色作成支援ツールの編集画面の例を示す図である。図14に示す編集画面は、現在運用サービス中の本来の画面を示す。図5は、図14の編集画面をネガポジで反転して表示している。デザイナは、図14の編集画面を利用して、Webブラウザの表示方法に依存せずUI要素の色の作成をすることができる。
図12(b)に示すグラデーションのタブ45Gには、設定色表示部1、グラデーション角度設定部5、グラデーション分岐点設定部6、グラデーション表示部7、色相表示部2、表示色調整部3を有している。表示色調整部3には、図12(a)で示したものと同様に、色合い3a、鮮やかさ3b、明るさ3c、不透明度3dが、スライダを調整することによって調整できる。マウスなどで選択枠2aを色相表示部2内で移動することにより、その詳細な色マスが色マス表示部2cに表示される。色マス表示部2cには、選択枠2aの中心位置が中心位置色マス2dとして表示される。
グラデーション表示部7について説明すると、横長のグラデーションバー7aの左側端部に左端側指示体7Lが、右側端部に右端側指示体7Rが夫々設定されており、必要に応じてこれら左端側指示体7L、右端側指示体7R間に1以上の中間部指示体7Iが設定される。
ここで、これら左端側指示体7L、右端側指示体7R、中間部指示体7Iでは夫々、色マス表示部2cを用いてグラデーションバー7a上のそれが指示する位置(左端部や右端部、それらの中間位置)に、色マス表示部2cで表示される色のうちから、選択された色(グレーも含む)を表示させることができるものである。その色の表示方法としては、左端側指示体7L、右端側指示体7R、中間部指示体7I(以下、これらを総称するときには、指示体7Sという)のうちで色付けしたい指示体7Sを選択し、次いで、色マス表示部2cで色付けしたい所望の色を選択することにより、グラデーションバー7aの該当する指示体7Sが指示する位置が色付けされる。そして、このように色付けられると、グラデーションバー7aでの左端側指示体7Lと中間部指示体7Iとの間で、これらの位置に設定された色のグラデーションが設定されることになり、また、中間部指示体7Iと右端側指示体7Rとの間で、これらの位置に設定された色のグラデーションが設定されることになる。
グラデーション分岐点設定部6は以下の3つからなる。第一は、左端側指示体7Lで指示されるグラデーションバー7aの左端部と右端側指示体7Rで指示されるグラデーションバー7aの右端部と中間部指示体7Iで指示されるグラデーションバー7aの中間位置とを分岐点とし、グラデーションバー7aで設定される分岐点の個数を表わす分岐点数表示部6aである。第二は、この分岐点の個数を増減する(即ち、中間部指示体7Iなどを追加、削減する)ための分岐点増減部6bである。第三は、分岐点、即ち、左端側指示体7Lと右端側指示体7Rと中間部指示体7Iとのうちの、選択された指示体7Sのグラデーションバー7a上での位置をパーセント(%)で表わす選択分岐点位置表示部6cである。
ここでは、左端側指示体7Lが選択された指示体7Sとし、この左端側指示体7Lがグラデーションバー7aの0%の位置にあるものとしており、これ故、選択分岐点位置表示部6cには、「0」%が表示されている。なお、選択分岐点位置表示部6cでは、同じ指示体7Sが選択されている限り、この指示体7Sの位置を表わすパーセント(%)が表示される。グラデーションバー7aでの2個以上の指示体7Sは、そのいずれか1つが選択されており、従って、選択分岐点位置表示部6cでは、常時選択された指示体7Sの位置が表示されている。
なお、選択された指示体7Sには、これを囲むようにして所定の色(例えば、青色)の選択枠7bが付けられている。ここでは、左端側指示体7Lが選択されているものとしている。
また、分岐点数表示部6aでは、「▼」をカーソル(図示せず)で押下操作することにより、分岐点(即ち、指示体7S)の一連の番号を表わすプルダウンメニューが展開され、このうちの1つを選択することにより、その番号の分岐点(指示体7S)が選択されることになる。
また、いずれの指示体7Sも、カーソルを用いた操作により、グラデーションバー7aに沿って移動させることができるが、この場合でも、その移動する指示体7Sが指示するグラデーションバー7a上での位置の色は変化しない。従って、例えば、中間部指示体7Iを移動させると、グラデーションバー7a上でのこの中間部指示体7Iに対して設定された色が同様にグラデーションバー7a上を移動することになる。この結果、この中間部指示体7Iと左端側指示体7L、右端側指示体7Rとの間の色のグラデーションの傾向が変化する。例えば、中間部指示体7Iを左端側指示体7Lに近づけると、この左端側指示体7Lから中間部指示体7Iへの色のグラデーション(色の変化)が急激となり、また、このとき、中間部指示体7Iが右端側指示体7Rから離れるので、中間部指示体7Iから右端側指示体7Rへの色のグラデーションが緩やかとなる。
次に、グラデーション分岐点設定部6の分岐点増減部6bの操作について、図12(b)により説明する。分岐点増減部6bは、「+」ボタンと「−」ボタンとからなり、「+」ボタンはグラデーションバー7aで中間指示体7Iを増加させるためのものであり、カーソルでの押下操作毎に1つずつ中間指示体7Iを増加させる。また、「−」ボタンはグラデーションバー7aで選択されている中間指示体7Iを減少させるためのものであり、カーソルでの押下操作毎に1つずつ中間指示体7Iを減少させることができる。
図5に戻り、マーク42の意味欄42mは、各構成要素のカラーパレット45間に表示されるマーク42(例えば、カラーパレット45a,45b間のマーク42a、カラーパレット45b,45c間のマーク42a)の意味を示すものである。マーク42の意味欄42mの各ボタンをマウスなどでクリックすると、メッセージボックスが表示される。マーク42の意味は下記である。
○:輝度比が十分であるので、色覚特性に依存せずに識別できる。
×:文字と背景の輝度比が4.5:1を満たしていないため、文字が読みにくい可能性がある。
/:文字以外の隣接する要素(例えば枠線)との輝度比が3:1を満たしていないため、識別できない可能性がある。
?:主に以下2点の理由により、文字と背景の輝度比の機械的な判断が困難である。
1.文字と隣接する箇所のうち、最も輝度比が小さい部分を特定するのが困難であるため。
2.グラデーションなど、ブラウザによって色の表示の仕方が異なるCSSを使用しているため。
Webサーバ10(図1参照)の処理部11は、カラーパレット45で選択されている色が、隣接する要素を識別させるのに輝度比が足りているか否かを判定し、カラーパレット45間の連系線上に「○」、「×」、「/」、「?」を表示指示する。具体的には、Webサーバ10の処理部11は、カラーパレット45a,45b間の輝度比を判定する際に、カラーパレット45aの背景は単色であるが、カラーパレット45bのボタンの背景はグラデーションであるため、カラーパレット45a,45b間の連系線上にマーク42aとして「?」を表示指示する。同様に、Webサーバ10の処理部11は、カラーパレット45b,45c間の輝度比を判定する際に、カラーパレット45cの文字は単色であるが、カラーパレット45bのボタンの背景はグラデーションであるため、カラーパレット45b,45c間の連系線上にマーク42aとして「?」を表示指示する。
図6は、非活性時のボタンの編集画面の例を示す図である。図6に示す編集画面は、図5の編集画面と比較して、非活性時の状態タブ41xが選択され、また、UI要素の構成欄44において、ボタンの枠線のチェックボックスにチェックが入力されている点が異なる。カラーパレット表示エリア45Aには、カラーパレット45a,45b,45cのほかに、ボタンの枠線のカラーパレット45dが表示されている。なお、前述したが、非活性時とは、例えば、押せない状態のボタンの色を作成する場合に選択される。
Webサーバ10(図1参照)の処理部11は、カラーパレット45で選択されている色が、隣接する要素を識別させるのに輝度比が足りているか否かを判定し、カラーパレット45間の連系線上に「○」、「×」、「/」、「?」を表示指示する。
カラーパレット表示エリア45Aにおいて、Webサーバ10(図1参照)の処理部11は、カラーパレット45a,45d間の輝度比を判定する際に、カラーパレット45aの背景は単色であり、かつ、カラーパレット45dのボタンの枠線は単色であり、輝度比が3:1以上と判定すると、カラーパレット45a,45d間の連系線上にマーク42bとして「○」を表示指示する。
同様に、Webサーバ10の処理部11は、カラーパレット45d,45b間の輝度比を判定する際に、カラーパレット45dのボタンの枠線は単色であり、かつ、カラーパレット45bのボタンの背景は単色であり、輝度比が3:1未満と判定すると、カラーパレット45d,45b間の連系線上にマーク42cとして「/」を表示指示する。
同様に、Webサーバ10の処理部11は、カラーパレット45b,45c間の輝度比を判定する際に、カラーパレット45bのボタンの背景は単色であり、かつ、カラーパレット45cの文字は単色であり、輝度比が4.5:1未満と判定すると、カラーパレット45b,45c間の連系線上にマーク42dとして「×」を表示指示する。
図13は、図6のカラーパレット表示エリアを拡大した図である。カラーパレット45aの背景の色マス表示部2cには、3×3マス(横3マス、縦3マス)が表示されているが、上側の3つのマスに、「/」の表示がされている。Webサーバ10(図1参照)の処理部11は、各マスに表示されている色と、カラーパレット45dで選択されているマスの色との輝度比も判定している。Webサーバ10の処理部11は、カラーパレット45aの背景の場合、輝度比が3:1未満と判定すると、各マス上に「/」の表示指示をする。同様に、カラーパレット45dのボタンの枠線の色マス表示部2cには、5×5マス(横5マス、縦5マス)が表示されているが、全てのマスに、「/」の表示がされている。
カラーパレット45bのボタンの背景の色マス表示部2cには、5×5マス(横5マス、縦5マス)が表示されているが、全てのマスに、「×」の表示がされている。Webサーバ10の処理部11は、カラーパレット45bのボタンの背景の場合、各マスに表示されている色と、カラーパレット45cで選択されている色の輝度比(ボタンの背景と文字との輝度比)を判定している。なお、仮にカラーパレット45cで選択されている色との輝度比が4.5:1であった場合には、「×」の表示はされないが、その際は、カラーパレット45bで選択されている色との輝度比を判定して、3:1未満である場合には「/」の表示がされる。カラーパレット45cで選択されている色との輝度比が4.5:1以上で、カラーパレット45bで選択されている色との輝度比が3:1以上であれば、「×」と「/」のいずれも表示されない。
図6に戻り、UI要素のプレビュー欄33のボタンの表示を参照すると、ボタン上の文字が見えにくい状況がわかる。同様に、色覚シミュレーター欄34のボタン上の文字がみえにくい状況がわかる。また、文字と背景の輝度比の表示欄331には、「1.6」として表示されている。この見えにくい状況は、通常、非活性時のボタン表示としては許容範囲か否かについてデザイナが判断することになる。
図7は、マウスオーバー時のボタンの編集画面の例を示す図である。図7に示す編集画面は、図5の編集画面と比較して、マウスオーバー時の状態タブ41mが選択され、また、UI要素の構成欄44において、ボタンの装飾のチェックボックスにチェックが入力され、かつ、光彩のラジオボタンが選択されている点で異なる。カラーパレット表示エリア45Aには、カラーパレット45a,45b,45cのほかに、ボタンの装飾のカラーパレット45eが表示されている。なお、前述したが、マウスオーバーとは、マウスのカーソルを画像やリンク、ファイルなどのうえに移動した時に表示され、実行される処理のことをいい、カーソルを合わせた画像やファイルがリンクであることを知らせる視覚効果のことである。
Webサーバ10(図1参照)の処理部11は、カラーパレット45a,45e間の輝度比を判定する際に、カラーパレット45aの背景は単色であり、カラーパレット45eのボタンの装飾−光彩の指定は単色であるが、実際に表示される色は段階的に変化するために輝度比が機械的に算出できない。よって、カラーパレット45a,45e間の連系線上にマーク42aとして「?」を表示指示する。また、Webサーバ10の処理部11は、カラーパレット45e,45b間の輝度比を判定する際に、カラーパレット45eで指定された色の表示が段階的に変化することと、カラーパレット45bのボタンの背景はグラデーションであることから、最低輝度比の機械的な判断ができないためにカラーパレット45e,45b間の連系線上にマーク42aとして「?」を表示指示する。さらに、Webサーバ10の処理部11は、カラーパレット45b,45c間の輝度比を判定する際に、カラーパレット45bのボタンの背景はグラデーションであるため、カラーパレット45b,45c間の連系線上にマーク42aとして「?」を表示指示する。
UI要素のプレビュー欄33のボタンの表示を参照すると、ボタンの装飾として光彩がかかっていることがわかる。同様に、色覚シミュレーター欄34のボタンの表示を参照すると、ボタンの装飾として光彩がかかっていることがわかる。また、文字と背景の輝度比の表示欄331には、「判定不能」として表示されている。
図7は、ボタンに光彩をつけ、ボタンの背景にグラデーションをかけた場合である。この場合には、段階的に色が変化するので、隣接する箇所の特定が難しく、また、Webブラウザによって表示の仕方が異なる。このため、色作成支援ツール30では、初期設定においては、グラデーションをかけた場合の輝度比計算処理をしない設定にしている。なお、サーバ管理者が、オプションとして、グラデーションをかけた場合の輝度比計算処理をする設定にすることもできる。
本実施形態では、文字と背景の輝度比の表示欄331に、「判定不能」として表示されていたとしても、「輝度比近似グレースケール」で識別できれば、色覚特性に依存せずに識別可能であるといえる。
図8は、色覚シミュレーターの切替えを示す図である。輝度比近似グレースケール選択欄341のプルダウンメニューを開くと、切替えのメニューが表示される。切替えのメニューには、「一型色覚」、「二型色覚」、「三型色覚」、「輝度比近似スケール」がある。デザイナは、メニューを選択することにより、好みの画像を、UI要素を作成中に見ることができる。
なお、色の認知は三原色(赤、緑、青)の混合による。一型色覚(第一色覚異常、protan)とは、長波長感受性錐体(L錐体)の障がいを意味し、二型色覚(第二色覚異常、deutan)とは、中波長感受性錐体(M錐体)の障がいを意味し、三型色覚(第三色覚異常、tritan)とは、短波長感受性錐体(S錐体)の障がいを意味する。
赤、緑、青などの色相ではなく、白から黒の明暗だけで表現されるグレースケールの画像は、色覚特性に依存せず識別可能と考えられる。このため、色作成支援ツール30においては、作成中の色の各ピクセルの相対輝度をできる限り同じになるように変換したグレースケール(輝度比近似グレースケール)の画像を、作成中の色と並べて同時に表示する機能を搭載している。この輝度比近似グレースケールの画像を確認しながら元の色を作成すれば、その色は、色覚特性に依存せず識別可能となる。
図9は、「コードを表示」のボタンが押下されたときの出力コードを示す図である。図9は、「コードを表示」のコードを表示ボタン48(例えば、図5参照)が押下された場合の出力コードの画面50を示す。画面50は、HTMLのコード表示欄51と、CSSのコード表示欄52から構成されている。
図10は、色作成支援ツールで作成した色の確認のための画面構成の例を示す図である。図10は、色作成支援ツール30において作成した色が、各ブラウザでどう表示されるかを確認するため、所定のURLにアクセスしたときに表示される画面60(色確認画面)である。画面60は、HTMLのコード入力欄61、CSSのコード入力欄62から構成されている。
デザイナは、図9において出力されたコードをコピーして、図10の画面60に入力する。具体的には、デザイナは、HTMLのコード表示欄51のコードをHTMLのコード入力欄61に入力し、CSSのコード表示欄52のコードをCSSのコード入力欄62に入力する。そして、表示確認ボタン63が押下されると、Webサーバ10(図1参照)の処理部11は、プレビュー欄64に表示結果を表示する。これにより、現在開いているブラウザがどのように表示するかを確認することができる。
本実施形態の色作成支援装置(例えば、Webサーバ10)は、色作成操作画面(例えば、図9の画面30W)により作成された部品のコード出力要求を受理した場合、UI要素である部品をウェブ画面で表示する際に必要となるHTML用のコードおよびCSS用のコードを出力し、色確認用の画面要求があると、HTML用のコードおよびCSS用のコードを入力するための入力画面を表示し、表示確認要求を受理すると、入力されたHTML用のコードおよびCSS用のコードに基づき、前記入力画面に部品を表示することができる。
本実施形態のプレビュー欄33の文字と背景の輝度比の表示欄331(図5参照)には、文字と背景との輝度コントラスト比を計算するための部分の特定が困難である場合、判定不能である旨を表示することができる。また、色覚シミュレーターによるUI要素のプレビュー表示欄342には、プレビュー表示欄332で表示されているデザイナが作成した色を、色覚の特性別に変換した色で表示される。これにより、デザイナの注意喚起につながる効果がある。デザイナは、色覚シミュレーターによるUI要素のプレビュー表示欄342に表示されている画像を確認しながら、色の選択をすることができる。
また、プレビュー欄33の文字と背景の輝度比の表示欄331(図5参照)には、文字と背景との輝度コントラスト比の算出理由の説明がある旨を示すヘルプマーク(例えば、「?」マーク)が表示され、ヘルプマークが押下された場合にホップアップのメッセージボックスを表示することができる。これにより、デザイナは、判定不能となっている理由を知ることができる効果がある。
UI要素である部品(例えば、ボタン本体100)(図11参照)は、要素として、文字(例えば、文字101)と背景(例えば、ボタンの背景102)のほかに、枠線(例えば、ボタンの枠線103)を含んで構成される。色作成操作画面(例えば、図6の画面30W)の指定された該部品を構成する要素毎に表示された複数の色選択用のカラーパレット(例えば、図6に示すカラーパレット45b,45c、または、カラーパレット45d,45b)間には、隣接する要素であることを示す連系線が表示される。文字と背景との輝度コントラスト比が第1の比率(例えば、4.5:1)未満となる場合、連系線上に文字が識別できない可能性がある旨のマーク(例えば、マーク42dの「×」マーク)が付される。背景と枠線の輝度コントラスト比が第2の比率(例えば、3:1)未満となる場合、連系線上に文字以外の隣接する要素が識別できない可能性がある旨のマーク(例えば、マーク42cの「/」マーク)が表示される。
色作成操作画面には、背景(例えば、ボタンの背景102)がグラデーションの設定がされている場合、連系線上に輝度コントラスト比を算出することが困難である旨のマーク(例えば、図5に示すマーク42aの「?」マーク)を付することができる。
本実施形態の色作成支援ツール30を、デザイナが利用すれば、Webシステムの開発効率をあげることができ、しかも、各Webブラウザの表示方法の確認までもが効率的に行える。
デザイナは、UI要素を作成する際は、文字と背景の色の輝度コントラスト比を4.5:1以上とするために、多大な時間を一般的に要するが、本色作成支援ツール30を利用することにより、短時間で色を決定することができる。また、デザイナが作成したUI要素について印刷する際に、カラー表示したものを印刷すると、コストが大幅にかかるのが常である。このため、グレースケール表示で印刷することもあるが、その場合に、印刷してみると、文字などが判別できない状態であることに気付くことがある。よって、本色作成支援ツール30の輝度比近似グレースケールで、問題なく判別できることを確認したものを印刷することにより、印刷費用を低減できる効果もある。
本実施形態では、図1において、Webサーバ10とクライアント20との関係で説明したが、これに限定されるわけではない。色作成支援ツール30のプログラムをクライアント20にインストールして使用してもよい。
1 設定色表示部
2 色相表示部
3 表示色調整部(指定部)
3a 色合い
3b 鮮やかさ
3c 明るさ
3d 不透明度
10 Webサーバ(色作成支援装置)
11 処理部
12 記憶部(データベース)
20 クライアント
30 色作成支援ツール
31 パーツ一覧
32 UI要素一覧表
33 UI要素のプレビュー欄
34 色覚シミュレーター欄
35 新規作成ボタン
36 詳細情報/編集ボタン
37 削除ボタン
38 コードを表示ボタン
40 編集欄
41 状態タブ
42 マーク
43 UI要素の形変更欄
44 UI要素の構成欄
45 カラーパレット
46 名前を付けて保存ボタン
47 上書き保存ボタン
48 コードを表示ボタン
50 画面
60 画面(色確認画面)
51 HTMLのコード表示欄
52 CSSのコード表示欄
61 HTMLのコード入力欄
62 CSSのコード入力欄
90 インターネット
100 ボタン本体(部品1)
101 文字
102 ボタンの背景(部品2)
103 ボタンの枠線
104 ボタンの装飾
200 背景
30W 画面(色作成支援操作画面)
321 リスト表
331 文字と背景の輝度比の表示欄
332 UI要素のプレビュー表示欄
341 輝度比近似グレースケール選択欄
342 UI要素のプレビュー表示欄
42m マークの意味欄
45A カラーパレット表示エリア
45M 単色のタブ
45G グラデーションのタブ

Claims (7)

  1. ウェブコンテンツで使用される部品の色の作成を支援する色作成支援装置が、
    クライアントから前記部品の作成要求がある場合、前記ウェブコンテンツ上で使用される部品の色を作成する色作成支援操作画面を表示し、
    前記色作成支援操作画面で、指定された該部品を構成する要素毎に、色作成用のカラーパレットを表示し、
    前記カラーパレットで所望とする色を選択されることにより、選択された該部品の該要素夫々が選択された該色で表示し、
    前記カラーパレットには、色相、明るさ、彩度及び透明度の夫々について指定するための指定部が設けられており、
    前記部品は、前記要素として、少なくとも文字と該文字の背景とから構成され、
    さらに、前記色作成支援装置は、
    前記色作成支援操作画面に、前記カラーパレットとともに、前記部品の色を表示するプレビュー欄および前記部品の色を所定の処理で変換する色を表示する色覚シミュレーター欄を表示し、
    前記色覚シミュレーター欄には、前記プレビュー欄に表示する画像の各ピクセルの相対輝度と、グレースケールに変換された後の各ピクセルの相対輝度とをできる限り同じになるように近似して変換する処理である、輝度比近似グレースケール処理で処理された画像を表示する
    ことを特徴とするウェブコンテンツの色作成支援方法。
  2. 前記色作成支援装置は、前記プレビュー欄には、前記文字と前記背景との輝度コントラスト比を計算するための部分の特定が困難である場合、判定不能である旨を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のウェブコンテンツの色作成支援方法。
  3. 前記プレビュー欄には、前記文字と前記背景との輝度コントラスト比の算出理由の説明がある旨を示すヘルプマークが表示され、
    前記色作成支援装置は、前記ヘルプマークが押下された場合にホップアップのメッセージボックスを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のウェブコンテンツの色作成支援方法。
  4. 前記部品は、前記要素として、前記文字と前記背景のほかに、枠線を含んで構成され、
    前記色作成支援操作画面には、前記指定された該部品を構成する要素毎に表示された複数の色作成用のカラーパレット間には、隣接する要素であることを示す連系線が表示され、
    前記色作成支援装置は、
    前記文字と前記背景との輝度コントラスト比が第1の比率未満となる場合、前記連系線上に前記文字が識別できない可能性がある旨のマークを付し、
    前記背景と前記枠線の輝度コントラスト比が第2の比率未満となる場合、前記連系線上に文字以外の隣接する要素が識別できない可能性がある旨のマークを付する
    ことを特徴とする請求項1に記載のウェブコンテンツの色作成支援方法。
  5. 前記色作成支援装置は、前記背景にグラデーションの設定がされている場合、前記連系線上に前記輝度コントラスト比を算出することが困難である旨のマークを付する
    ことを特徴とする請求項4に記載のウェブコンテンツの色作成支援方法。
  6. 前記第1の比率は4.5:1であり、前記第2の比率は3:1である
    ことを特徴とする請求項4に記載のウェブコンテンツの色作成支援方法。
  7. 前記色作成支援装置は、前記色作成支援操作画面により作成された部品のコード出力要求を受理した場合、前記部品をウェブ画面で表示する際に必要となるHTML用のコードおよびCSS用のコードを出力し、
    色確認用の画面要求があると、前記HTML用のコードおよびCSS用のコードを入力するための色確認画面を表示し、
    表示確認要求を受理すると、前記入力された前記HTML用のコードおよびCSS用のコードに基づき、前記色確認画面に部品を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のウェブコンテンツの色作成支援方法。
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