JP2014021157A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学箱の変形を軽減させること。
【解決手段】光束を照射する光源101と、光源101から照射された光束を走査方向に偏向する偏向器102と、偏向器102を駆動するモータコイル301と、偏向器102により偏向された光束を被走査体へ導く光学系と、光源101、偏向器102、モータコイル301及び光学系が配置される光学箱105と、光学箱105の剛性を強化するために設けられた走査方向を長手方向とする2本の第一リブ108と、2本の第一リブ108を繋ぐ2本の第二リブ109と、光学箱105の開放部を覆う上蓋106とを備える光走査装置であって、上蓋106と係合するための第一の係合部と、光学箱105、第一リブ108及び第二リブ109のいずれか一つと係合するための第二の係合部と、を有する連結部材を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関し、特に電子写真プロセスを有するカラーレーザビームプリンタ、カラーデジタル複写機、カラーレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いて好適な光走査装置に関する。
従来の電子写真方式のカラー画像形成装置には、ポリゴンミラーが回転駆動する際にモータコイルで発生する熱により光学箱が熱変形し、走査線にずれ、曲がり、傾きが生じる場合がある。光学箱の熱変形や光走査装置内に配置されたレンズの熱変形による屈折率変化によって、感光ドラム上でのレーザ光の露光位置が変動し、照射位置や傾き等の諸特性が変化する。特に、カラー画像形成装置の場合、走査線のずれ、曲がり、傾きによって、各色の重なるべきラインが重ならない、所謂色ずれという現象が起こり、画質が低下するおそれがある。
ここで、図4を用いて光走査装置100の熱変形による色ずれについて詳細を説明する。図4(a)は従来の光走査装置の上蓋を閉めた状態を示す図、図4(b)は従来の光走査装置内部が見えるように上蓋を開けた図、図4(c)はポリゴンミラーの中心を原点として第二リブを切る断面を表示した従来の光走査装置の断面図である。尚、光走査装置の詳細な構成は実施例において説明する。光走査装置100により静電潜像を形成するには、ポリゴンミラー102を回転駆動させて光源101から照射されるレーザ光を偏向走査させる必要がある。このポリゴンミラー102はポリゴンモータに設置されているモータコイル301や基板に設置されたICに電流が流れることにより回転駆動する。これらの電流の流れにより、モータコイル301やICが発熱する。特にモータコイル301はポリゴンミラー102周辺に備え付けられており、ポリゴンミラー102の回転により発生する気流によって、発生した熱が光走査装置内に拡散してしまう。熱はレンズ103やミラー104まで拡散することもあるが、光走査装置100では、ポリゴンミラー102周辺に第一リブ108と第二リブ109がポリゴンミラー102を取り囲むように光学箱105内部に設置されている。そのため、モータコイル301で発生した熱は第一リブ108、第二リブ109、光学箱105の底面、上蓋106が作る空間(以降、ポリゴンミラー設置空間)にこもり、ポリゴンミラー設置空間に関わる構造体に最も大きな熱変形が発生する。
ここで、第一リブ108、第二リブ109は光学箱105の剛性強化の目的があるため、光学箱105と一体成型ないしは強固に連結する。しかし、上蓋106は光学箱105内部の防塵が目的であり、組立の容易さを優先して、第一リブ108、第二リブ109、光学箱105とは強固に連結させない。そのため、上蓋106は熱変形を起こしたとしても光学箱105に対しては影響を与え難い。それを理由に上蓋106には安価な材料を用いてコストダウンを図る傾向がある。
また、ポリゴンミラー設置空間の光学箱底面側は、ポリゴンミラー設置空間と接する面の温度上昇は高いが、その周辺に関しては熱源が無いために比較的温度上昇は少ない。すなわち、ポリゴンミラー設置空間に面した部分が大きく熱変形を起こし、その周りは熱変形が少ない。よって、ポリゴンミラー設置空間と接する面の熱変形は周辺の面に熱歪が伝播するためにポリゴンミラー設置空間の光学箱側の面及び第一リブ108及び第二リブ109の熱変形量は少なくなる。一方、ポリゴンミラー設置空間の上蓋側は、上蓋106に温度差は生じるが、上蓋106に対して第一リブ108と第二リブ109は連結されていない。よって、上蓋106と第一リブ108と第二リブ109はそれぞれが独立して熱変形を起こすので、熱変形量の変動は無い。
ここでポリゴンミラー設置空間の光学箱底面側と上蓋側で熱変形量に差が生じる(以降、熱変形差という)。更に、第一リブ108は光学箱内部で光源101を取付ける側壁とその対向する側壁を繋いでいるために、この熱変形差によって、光学箱全体を上蓋側に凸型にする変形を起こす(以後、上凸弓形変形と呼ぶ;図4(c)参照)。この上凸弓形変形によって、光源101を取付ける側壁が倒れて光源101も傾いてしまう。この光源101の傾きが副走査方向のビーム位置ずれの主要因となり問題視されている。この様な光学箱の変形を解決するべく、例えば特許文献1では、局所的な熱変形が光学箱全体に伝わるのを防ぐスリットを設ける発明が開示されている。ポリゴンミラー設置空間を構成するリブ近傍にスリットを設けることで、ポリゴンミラー設置空間で発生する熱歪が光学箱に伝わることを防ぎ、光学箱の上凸弓形変形を低減させている。
特開2009−198888号公報
例えば特許文献1の光走査装置は、ポリゴンミラー設置空間を構成するリブと光学箱の間にスリットを設けて構造的に分離し、熱歪を伝えない方法で光学箱の熱変形を防止している。この方法は有効な手段であるが、スリットを設けたことにより、光学箱の剛性が低下するおそれがあり、光学箱の更なる高性能化を目指して光学箱の変形をより効果的に軽減させることが望まれる。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、光学箱の変形を軽減させることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)光束を照射する光源と、前記光源から照射された光束を走査方向に偏向する偏向器と、前記偏向器を駆動するモータと、前記偏向器により偏向された光束を被走査体へ導く光学系と、前記光源、前記偏向器、前記モータ及び前記光学系が配置される光学箱と、前記光学箱の剛性を強化するために設けられた前記走査方向を長手方向とする2本の第一リブと、前記2本の第一リブを繋ぐ2本の第二リブと、前記光学箱の開放部を覆う上蓋と、を備える光走査装置であって、前記上蓋と係合するための第一の係合部と、前記光学箱、前記第一リブ及び前記第二リブのいずれか一つと係合するための第二の係合部と、を有する連結部材を備えることを特徴とする光走査装置。
(2)前記(1)に記載の光走査装置を備え、前記被走査体は、前記光源から照射した光束によって潜像が形成される像担持体であり、前記像担持体に形成された潜像を現像してトナー画像を形成し、形成したトナー画像を記録材に転写して定着することにより画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、光学箱の変形を軽減させることができる。
実施例1の光走査装置を示す図 実施例1の光走査装置を備える画像形成装置の断面図 実施例1の光走査装置のポリゴンミラー設置空間周辺の断面図 従来例の光走査装置を示す図
以下本発明を実施するための形態を、実施例により詳しく説明する。
[光走査装置]
図1に実施例1の光走査装置を示す。図1(a)、図1(b)は光走査装置内部が見えるように上蓋を開けた図である。ここで、後述する感光ドラムの回転方向や記録材の搬送方向である副走査方向をx軸、後述するポリゴンミラーがレーザ光を走査する方向である主走査方向をy軸、ポリゴンミラーの回転軸方向に平行な方向をz軸とする。図1(c)は光走査装置の上蓋を閉めた状態を示す図である。
図1を用いて、本実施例の光走査装置を説明する。この光走査装置100は、入力された画像情報に基づいてレーザ光を発光する光源101、光源101から照射されるレーザ光を偏向走査する偏向器(以下、ポリゴンミラー)102を備える。尚、光源101は、イエロー(Y)色及びマゼンタ(M)色用の光源101aと、シアン(C)色及びブラック(K)色用の光源101bとがある。ポリゴンミラー102は、光学箱105の中央部に設置され、モータコイル301(図3(a)参照)により回転駆動する。ポリゴンミラー102は、光源101aから照射されたレーザ光を図の左側へ偏向し、光源101bから照射されたレーザ光を図の右側へ偏向する構成となっている。また、レーザ光を等速走査及び目標位置でスポット結像させる複数のレンズ103、レーザ光を所定の方向へ反射する複数のミラー104を備える。光学箱105は、前述した各部品を格納し、搭載する装置例えば画像形成装置に位置決めする。光学箱105の内部と外部とを遮蔽するために光学箱105の開放部には上蓋106が取付けられる。
上蓋106にはレーザ光を光走査装置外に出す穴が設けられており、その穴から異物が混入するのを防ぐ防塵ガラス107を備えている。尚、防塵ガラス107には、図1(c)に示すように、Y色用のレーザ光を出す穴のための防塵ガラス107Y、M色用のレーザ光を出す穴のための防塵ガラス107Mがある。また防塵ガラス107には、C色用のレーザ光を出す穴のための防塵ガラス107C、K色用のレーザ光を出す穴のための防塵ガラス107Kがある。また、光学箱内には剛性強化及びフレア光を遮断するために、第一リブ108(108a、108b)及び第二リブ109(109a、109b)がポリゴンミラー102の周囲に配置されている。尚、支持部302a、302bについては後述する。
[画像形成動作]
図2(a)は本実施例の光走査装置100をカラー画像形成装置に設置した図である。また、図2(b)は、ポリゴンミラー102を原点として第一リブ108を切る断面を示した図であり、レーザ光の照射対象である一次転写部201周辺までを示している。図2を用いて画像形成装置に設けられた光走査装置100を用いた画像形成過程を説明する。光走査装置100を備えたカラー画像形成装置200では、光走査装置100の上部に各色に対応する複数の一次転写部201Y、201M、201C、201Kが設けられている。図2のカラー画像形成装置200では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応したモデルとするが、例えば6色等、複数色に対応したカラー画像形成装置等であってもよい。以降、必要な場合を除き、色を表す符号YMCKは省略する。4色の各一次転写部201近傍には、像担持体である感光ドラム202、現像装置203が併設されている。本実施例の光走査装置100を備えるカラー画像形成装置200は、一次転写部201の下面側から感光ドラム202を露光する方式を採用しており、光走査装置100は上方の被走査体である感光ドラム202に向けてビームを照射する構成となる。尚、本実施例の光走査装置100は、図2(b)に示すように、レンズ103やミラー104の長手方向が感光ドラム202等の長手方向即ち主走査方向(y軸方向)に平行になるように、カラー画像形成装置200に搭載されている。
光走査装置100によって偏向されたレーザ光は、不図示の帯電装置によって均一に帯電された感光ドラム202上を走査して、入力画像データに基づいた画像パターンである静電潜像を形成する。現像装置203は感光ドラム202上に形成された静電潜像に対してトナーを供給し、感光ドラム202上に可視化されたトナー画像が形成される。感光ドラム202上のトナー画像は、一次転写部201で中間転写ベルト204上に転写される。この工程を4箇所の一次転写部201で行い、最終的に中間転写ベルト204にフルカラーに対応したトナー画像が形成される。
中間転写ベルト204上のトナー画像は、給紙部206から供給された記録材に、二次転写部205において転写される。トナー画像が転写された記録材は定着部207に搬送され、記録材上のトナーが熱と圧力により溶融混色されて記録材の表面に固着像として形成される。定着部207を通過した記録材は排紙部208に排紙されて、カラー画像形成動作が完了する。
[光走査装置の詳細]
図2(b)の光走査装置100には、複数色に対応する光源101が色の数設けられ、画像データに応じて光源101からレーザ光が放射される。光源101から放射されるレーザ光はポリゴンミラー102により偏向走査される。このポリゴンミラー102は、モータコイル301によって駆動される。このポリゴンミラー102の反射面に対向するように、感光ドラム202上にレーザ光を案内するレンズ103が配置される。このレンズ103には、例えば結像させつつ等速走査を行う光学レンズが設けられる。本実施例では、レンズ103は図2(b)記載の構成であるが、光学系を形成する光学素子の数はこれに限られるものではない。また、偏向走査したレーザ光を各感光ドラム202へ導く折り返しミラー104を各ビームの光路上に配置している。本実施例では、ミラー104は図2(b)記載の構成であるが、光学系を形成する光学素子の数はこれに限られるものではない。そしてレンズ103及びミラー104は光学箱105の各取付け部に固定され、位置決めされている。
(ポリゴンミラー周辺)
図3(a)はポリゴンミラー102の中心を原点として第二リブ109を切る断面図であり、ポリゴンミラー設置空間近傍を拡大した斜視図を示す。ポリゴンミラー102の周囲には第一リブ108が設けられている。また、第一リブ108は光走査装置100の剛性を確保するために、光学箱105に一体成型されている。本実施例のようにポリゴンミラー102に対して対向方向に走査する方式を用いた光走査装置100は、一般的に製品のコンパクト化を実現するためにミラー104によって光走査装置100内で複数回光束を折り返す構成を用いている。そのため、光走査装置100内に配置される光学部品が多く、光学箱105の剛性が低下するおそれがある。その対策として、光学箱105の底面から上蓋106まで伸びるような高さのある第一リブ108を光学箱105に対して一体成型し、光学箱105の剛性を高めている。
しかし、ポリゴンミラー102により偏向された光の光路を確保するためには、高さを有するリブを配置できる箇所には制限がある。通常、ポリゴンミラー102は光走査装置100の中央部に設けられる。そのため、光学箱105の剛性を効果的に高めるためには、ポリゴンミラー102の周囲にリブ状の壁を設けるのが好ましい。本実施例の光走査装置100では、ポリゴンミラー102の周囲に偏向走査領域を除いた部分に強度を確保するための第一リブ108を設け剛性を確保する。第一リブ108には開口部が設けられ、この開口部からは、ポリゴンミラー102により偏向されたレーザ光がレンズ103へ向けて通過する。この第一リブ108はレンズ103の入射面又は出射面からの反射光がポリゴンミラー102の方向へ戻り、対向するレンズへその反射光が入射してしまう、所謂フレア光防止の効果を有している。
また、本実施例の光走査装置100には、光源101とポリゴンミラー102の間にも剛性強化を目的とした第二リブ109を設けている。第二リブ109は、第一リブ108の長手方向(y軸方向)に直交する方向(x軸方向)を長手方向とする。第二リブ109の長さに関しては第二リブ109の長手方向(x軸方向)には、レンズ103やミラー104等の光学素子を設置する空間があり、光学箱105の外壁まで延長させてしまうと光学素子に干渉してしまう。このため、第二リブ109を長手方向に伸ばすことはできない。よって、本実施例の第二リブ109は、2本の第一リブ108の間を繋ぐように設置されている。
光学箱105は上蓋106側が開放になっている。これは、ポリゴンミラー102、レンズ103、ミラー104を光学箱105に対して設置するためである。しかし、このままの状態でカラー画像形成装置200に設置してしまうと、次のようなことが発生するおそれがある。即ち、転写の際に転写されずに感光ドラム202や中間転写ベルト204に残ったトナー(残トナー)や外部から流入したごみなどによって、ポリゴンミラー102、レンズ103、ミラー104が汚れてしまうおそれがある。よって、光学箱105の内部と外界を遮断するために、上蓋106を設けている。そして、レーザ光が通る光路は開放して、開放部から前述したごみが入り込むことを防ぐ防塵ガラス107を設けている。本実施例においては4色に対応するように、4枚の防塵ガラス107Y、107M、107C、107Kが上蓋106に備え付けられている。
(上凸弓型変形)
しかしながら、以上のような第一リブ108、第二リブ109及び上蓋106を光学箱105に設けることによって、ポリゴンミラー102を回転させる駆動装置(例えばモータやIC)の発熱により、ポリゴンミラー102の周囲に熱が集中しやすくなる。よって、第一リブ108、第二リブ109、上蓋106及び光学箱105で構成された空間(以後、ポリゴンミラー設置空間)に熱がこもり、光学箱のその他の部位よりも温度上昇が大きくなる。
この温度上昇により、ポリゴンミラー設置空間を構成している構造体が大きく熱変形する。尚、第一リブ108を、ポリゴンミラー設置空間を構成する部位と、ポリゴンミラー設置空間を構成しない部位とに分けて考えることとする。同様に、光学箱105の底面を、ポリゴンミラー設置空間を構成する部位と、ポリゴンミラー設置空間を構成しない部位とに分けて考えることとする。このとき、第一リブ108と光学箱105は第一リブ108の長手方向(y軸方向)へ熱により伸びようとする。一方、第一リブ108と光学箱105のポリゴンミラー設置空間を構成していないそれぞれの部位は、ポリゴンミラー設置空間を構成しているそれぞれの部位と比べたときに、温度上昇量が低くなる。即ち、第一リブ108の長手方向では、温度上昇量が一定とはなっていない。同様に、光学箱105の底面のポリゴンミラー102を原点とする主走査方向でも、温度上昇量が一定とはなっていない。
よって、ポリゴンミラー設置空間を構成している部位とポリゴンミラー設置空間を構成していない部位の両方を含む、第一リブ108及び光学箱105には、熱変形差が生じる。この熱変形差により、ポリゴンミラー設置空間の光学箱底面側は、ポリゴンミラー設置空間の部位は伸びようとする。しかし、周囲の第一リブ108や光学箱105、即ち第一リブ108や光学箱105のポリゴンミラー設置空間を構成していない部位が、ポリゴンミラー設置空間の部位の変形を押さえ込んでしまう。一方、ポリゴンミラー設置空間の上蓋側は、光学箱底面側に比べて熱変形を妨げる要素が少ないため、光学箱底面側と比べて熱変形量が大きくなる。この膨張量の差によって光学箱105が上に凸になるように熱変形(以降、上凸弓形変形)する。
光学箱105の上凸弓形変形により、光学箱105に取付けられている光源101が傾き、光源101から照射させるレーザ光のポリゴンミラー102への入射角が変わってしまう。それが原因となり、各色を重ね合わせたときに副走査方向への位置ずれが生じてしまう。
(支持部)
そこで本実施例では、光学箱105が上凸弓形変形を起こす原因であるポリゴンミラー設置空間の熱変形差を解消する手段として、上蓋106が光学箱105や第一リブ108又は第二リブ109よりも線膨張係数が高いことを利用する。本実施例では、上蓋106と光学箱105や第一リブ108又は第二リブ109を支持部302(連結部材)で結合する。支持部302の長手方向は、主走査方向即ち上凸弓型変形が発生する方向(y軸方向)に平行になるように設置する。支持部302の上蓋106との係合部(以下、第一の係合部とする)と、支持部302の第二リブ109との係合部(以下、第二の係合部とする)は、ポリゴンミラー102を挟む位置となるようにする。尚、本実施例(図3(a))では、支持部302を第二リブ109に結合させているが、例えば、支持部302の第二リブ109との結合部を、第一リブ108側に曲げて第一リブ108に結合させてもよい。また例えば、支持部302の第二リブ109との結合部を、そのままz軸方向下側に延長して光学箱105に結合させてもよい。これらの場合も、支持部302の上蓋106との結合部と、支持部302の第一リブ108又は光学箱105との結合部は、ポリゴンミラー102を挟む位置となるように構成する。
支持部302は、例えば図1(b)に示すように、ポリゴンミラー102の中心を通り主走査方向(y軸方向)に平行な線に対して対称となるように設置される。このようにすることで、モーメントの発生を抑えることができる。また、ポリゴンミラー102の中心を通り主走査方向(y軸方向)に平行な線に対して図面右側又は左側には、それぞれ支持部302a、302bが設置されている。支持部302aは第二リブ109aと結合しており、支持部302bは第二リブ109bと結合している。1つの支持部302は、一方の結合部は必ず上蓋106と結合するが、他方の結合部は第二リブ109a及び第二リブ109bのいずれか一方とのみ結合する。従って、本実施例のように、第二リブ109aと結合する支持部302aと、第二リブ109bと結合する支持部302bとが一組となるように設置し、主走査方向における両方向から上蓋106に変形を抑える力を加えることができる。このように、ポリゴンミラー102の中心を通り副走査方向(x軸方向)に平行な線を中心として、一方の側に第二リブ109aとの結合部が位置する支持部302aと、他方の側に第二リブ109bとの結合部が位置する支持部302bとを一組として設置する。尚、本実施例では、図1(b)に示すように図面左右に1組ずつ計4本の支持部302を設置しているが、例えば2組ずつ計8本設置するようにしてもよい。
ポリゴンミラー設置空間が温度上昇すると、上蓋106の線膨張係数が、光学箱105や第一リブ108又は第二リブ109の線膨張係数よりも大きいために、上蓋106の方がより大きく熱変形を起こす。しかし、本実施例では支持部302を介してポリゴンミラー設置空間の上蓋側に変形を抑える力を加える。このように本実施例の支持部302を用いることによって、アクチュエータを使うことなく単純な構造部材の追加によってポリゴンミラー設置空間の上蓋側と光学箱底面側の熱変形差を抑え、光学箱105の上凸弓形変形を低減することができる。
図3(a)に本実施例の支持部302を示す。本実施例では光学箱105内部の第二リブ109と上蓋106を4本の支持部302(切断線に対して対称となる2本の支持部は不図示)で発熱源であるポリゴンミラー102を挟んで位置させる。このように上蓋106と第二リブ109を支持部302によって繋ぐことで、上蓋106の熱変形を第二リブ109に伝えて、ポリゴンミラー設置空間の上蓋106側に力を加える構成とする。ここで、上蓋106には、支持部302の一端側の第一の係合部(後述するスナップフィット部)が係合する第一の被係合部(例えば開口や凹部など)が設けられる。また、第二リブ109には、支持部302の他端側の第二の係合部(後述するスナップフィット部)が係合する第二の被係合部(例えば開口や凹部など)が設けられる。第一の係合部と第二の係合部とを連結する支持部302の連結部の長さは、第一の被係合部と第二の被係合部との間の距離に略等しい。支持部302の連結部の長さは、以下で詳細に規定される。
ポリゴンミラー設置空間近傍を示す図3(b)を用いて、支持部302の連結部の長さl(以下、単に支持部302の長さとする)について説明する。支持部302を設計する際は、使用する材料の線膨張係数をαとすると、第二リブ109a、第二リブ109bに挟まれる支持部302の長さlに制限がある。即ち、ポリゴンミラー設置空間での、光学箱105及び上蓋106の熱変形差よりも支持部302の熱変形が大きくなってはいけないという制限である。ここで、上蓋106の線膨張係数をα、光学箱105の線膨張係数をαとする。尚、上述したように、上蓋106の線膨張係数αは、光学箱105の線膨張係数αよりも大きい(α>α)。更に、ポリゴンミラー設置空間を構成する第一リブ108側の長さ(第二リブ109aと第二リブ109bとの間の、第一リブ108に沿ったy軸方向の長さ)をL、ポリゴンミラー設置空間の温度上昇をΔTとする。支持部302は、一方の結合部が第二リブ109と、他方の結合部が上蓋106と、それぞれ結合している。従って、長さL/2に対する伸び量(膨張量)が第一リブ108に起因する伸び量(α×L/2×ΔT)であり、長さL/2に対する伸び量が上蓋106に起因する伸び量(α×L/2×ΔT)であると考えることができる。そして、支持部302の伸び量(α×l×ΔT)が、第一リブ108に起因する伸び量と上蓋106に起因する伸び量の和よりも小さくなければならない。即ち、以下の式が成り立たねばならない(以下、「×」を省略)。
αlΔT<αL/2ΔT+αL/2ΔT
αl<(α+α)L/2・・・(1)
式(1)を満たせば支持部302は第二リブ109に力を加えることができる。このように、支持部302は、長手方向(y軸方向)の両端部に結合部を有し、一方の結合部は上蓋106と結合する。また、支持部302の他方の結合部は、上蓋106よりも線膨張係数が小さい光学箱105と一体に形成される第二リブ109と結合する。
本実施例で支持部302の結合部に第二リブ109を選んだ理由としては、支持部302の形状を簡単にでき、第二リブ109がポリゴンミラー設置空間を構成している要素であるからである。ポリゴンミラー設置空間から離れた場所を結合部にすると、結合部とポリゴンミラー設置空間の間にも力の影響がおよぶため、設置場所が困難な場合以外は避ける方が良い。
本実施例では支持部302の結合部を、例えばフック式のスナップフィット(以降、スナップフィット)で構成し、上蓋106と第二リブ109に凹部を設け、支持部302の両端に凸部を設けることで、スナップフィットを形成し簡単な構成で結合部としている。しかし、他にもボルトによる締結や接着等様々な取付け方法があり、そのどれを用いても構わない。
また本実施例では4本の支持部302を用いているが、支持部302の数はこれに限られるものではない。尚、支持部302は、図1(b)、図1(c)に示すように、モーメントが発生しないように、ポリゴンミラー102を基準として対称に設けられていることが好適である。更に、支持部302の本数としては4の倍数とすることが好適である。尚、支持部302が対称に設けられていない場合は、モーメントが発生してしまうが、回転防止のガイドやストッパーを設けることで本発明を適用することも可能である。
また本実施例では、支持部302aにより第二リブ109aを繋ぐ位置は、ポリゴンミラー設置空間の外側、即ちポリゴンミラー102よりも第一リブ108に近い側である。一方、支持部302bにより第二リブ109bを繋ぐ位置は、ポリゴンミラー設置空間の内側、即ち第一リブ108よりもポリゴンミラー102に近い側である。この場合の位置は対称となればよいので、上述した位置関係とは逆の位置関係となっていてもよい。即ち、第二リブ109aとの結合部が内側で、第二リブ109bとの結合部は外側でも構わない。
尚、本実施例においては、支持部302を設置するために第二リブ109の上蓋106側に切り込みを入れている。支持部302の配置が困難な場合は、この様に周辺を加工して支持部302を配置できるスペースを設ける。
本実施例では、光学箱105と第一リブ108及び第二リブ109は一体成型されているものとする。よって、光学箱105と第一リブ108及び第二リブ109の材料はいずれも同じ材料とする。上蓋106及び光学箱105を樹脂材で形成する場合、上蓋106の材料は光学箱105の材質よりも安価なものを用いる。樹脂材料の場合、安価な材料であるほど線膨張係数は高い傾向にあり、本実施例でも光学箱105と比べて上蓋106の線膨張係数は高くなる。ここで、支持部302の材料の線膨張係数の上限値は、上蓋106の線膨張係数よりも低くなくてはならない(α>α)。一方、支持部302の材料の線膨張係数の下限値はできるだけ低い方が好適であるが、線膨張係数が低い材料を選択するとコストが高くなる問題が発生するため、本実施例での支持部302の材料は、例えば光学箱105と同じ材料とする(α=α)。また、異なる実施例としては、複数の支持部302a、302bの材質(線膨張係数)及び長さ(結合部間の長さ)を変えて引っ張る力を調整して支持部302を構成することも有効である。
上蓋106の剛性が光学箱105に対して低い場合は、熱変形差によって発生する力の比率が、上蓋106側が大きくなってしまう。よって、上蓋106の剛性を上げることで第二リブ109を引っ張る力は増える。尚、支持部302を設けることにより上蓋106が変形したとしても、防塵ガラス107の色ずれに対する敏感度は低いため、色ずれに影響を与えることは無い。
[組立手順]
次に本実施例を光走査装置100に適用する組立手順を述べる。図1(a)は本実施例の光走査装置100の上蓋106を閉める前の状態であり、支持部302を適用する前の図である。図1(b)は本実施例の光走査装置100の上蓋106を閉める前の状態であり、支持部302(302a、302b)を第二リブ109に設置した図である。図1(c)は本実施例の光走査装置100の上蓋106を閉めた斜視図であり、支持部302を上蓋106に結合させた図である。
組立工程において従来例と本実施例の違いは、上蓋106を閉じるときの工程に違いがある。光源101、ポリゴンミラー102、レンズ103及びミラー104の設置においては従来例と同等であり、ここでの説明は省略する。
図1(a)に示すように、光学箱105に光源101、ポリゴンミラー102、レンズ103及びミラー104の設置を完了させる。次に、図1(b)に示すように、支持部302(302a、302b)を第二リブ109のくぼみに置き、第二リブ109に設けられた凹部と支持部302に設けられた凸部が引っ掛かるようにスライドさせる。この作業を4本分行う。図1(c)に示すように、上蓋106を光学箱105の上部に持ってきて、支持部302に設けてある凸部に上蓋106に設けてある凹部をはめ込む。その後に従来と同じ光学箱105と上蓋106の設置手順を行えば光走査装置100の組立が完了する。尚、組立完了後は上蓋106と支持部302との結合部の隙間からゴミ等が混入する可能性があるので、シール処理を行い光学箱105の内部へのごみの侵入を防ぐ構成とすればよい。
この構成においてポリゴンミラー設置空間が温度上昇を起すと、ポリゴンミラー設置空間を構成する構造体が熱変形を起す。このとき、ポリゴンミラー設置空間の温度上昇値が均一であると仮定すると、ポリゴンミラー設置空間を構成する構造体の中で、線膨張係数の高い上蓋106が大きく変形を起こす。一方、光学箱105は上蓋106よりも線膨張係数が低いために熱変形量は上蓋106よりも少ない。
この状態で支持部302も膨張するが、支持部302の線膨張係数は上蓋106の線膨張係数よりも低いため、これらの熱変形量の差により支持部302が第二リブ109をポリゴンミラー設置空間側に引っ張る。また上蓋106も支持部302によってポリゴンミラー102側へ引っ張られる。この引っ張り力により、ポリゴンミラー設置空間の上蓋側の熱変形量を軽減してポリゴンミラー設置空間の上蓋側の熱変形を抑え、光学箱105の上凸弓形変形を抑えることができる。本実施例の構成ではアクチュエータを用いないでポリゴンミラー設置空間に力を加えられるため、新たな発熱源を作らずに、簡単な構成で従来の課題を解決することができる。
以上、本実施例によれば、光学箱の剛性を維持しつつ、光学箱全体が上蓋側に凸型に変形することを軽減させることができる。即ち、本実施例では、上蓋と光学箱や第一リブ又は第二リブと連結する複数本の支持部を有し、支持部の上蓋との結合部と支持部の光学箱や第一リブ又は第二リブとの結合部の位置は、ポリゴンミラーを挟む位置で構成する。以上の構成にすることで、ポリゴンミラー設置空間の上蓋側に対して圧縮方向の外力を加えて、上凸弓形変形の発生原因であるポリゴンミラー設置空間の上蓋側及び光学箱底面の熱変形差を軽減させる。これにより、光源の倒れを防ぎ、副走査方向の照射位置ずれを軽減させる。本実施例では、リブと光学箱の間にスリットを設けていないので、より高い剛性を維持したまま、光源の傾きを誘発する光学箱の熱変形を軽減できる。
尚、本発明は、上述した光走査装置に限定されない。本発明は、ポリゴンミラーが光学箱の中心部に設置され、光学箱、第一リブ、第二リブ及び上蓋によって構成されるポリゴンミラー設置空間にポリゴンミラーの熱が閉じ込められ、且つ、光学箱と上蓋の線膨張係数が異なるような光走査装置であれば適用可能である。ここで、ポリゴンミラーが光学箱の中心部に設置されている構成とは、1のポリゴンミラーに対して2以上の光路がポリゴンミラーの左右両側にあるような構成となっている光走査装置であるともいえる。
また、画像形成装置についても、本発明の光走査装置を搭載する画像形成装置であれば、上述した画像形成装置に限定されない。
102 ポリゴンミラー
105 光学箱
106 上蓋
108 第一リブ
109 第二リブ
302 支持部

Claims (8)

  1. 光束を照射する光源と、
    前記光源から照射された光束を走査方向に偏向する偏向器と、
    前記偏向器を駆動するモータと、
    前記偏向器により偏向された光束を被走査体へ導く光学系と、
    前記光源、前記偏向器、前記モータ及び前記光学系が配置される光学箱と、
    前記光学箱の剛性を強化するために設けられた前記走査方向を長手方向とする2本の第一リブと、
    前記2本の第一リブを繋ぐ2本の第二リブと、
    前記光学箱の開放部を覆う上蓋と、
    を備える光走査装置であって、
    前記上蓋と係合するための第一の係合部と、前記光学箱、前記第一リブ及び前記第二リブのいずれか一つと係合するための第二の係合部と、を有する連結部材を備えることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記連結部材は、前記走査方向に平行に、且つ、前記第一の係合部と前記第二の係合部とが、前記偏向器を挟む位置となるように、前記光学箱内に設置されることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記上蓋は、前記第一の係合部が係合する第一の被係合部を有し、
    前記光学箱、前記第一リブ及び前記第二リブのいずれか一つは、前記第二の係合部が係合する第二の被係合部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記第一の係合部と前記第二の係合部とを連結する前記連結部材の連結部の長さは、前記第一の被係合部と前記第二の被係合部との間の距離に等しいことを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 4の倍数の前記連結部材を備え、
    前記4の倍数の前記連結部材は、前記偏向器の中心を通り前記走査方向に平行な線に対して対称となるよう設置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記偏向器の中心を通り前記走査方向に直交する方向に平行な線を中心として、一方の側に第二の係合部が位置する連結部材と、他方の側に第二の係合部が位置する連結部材と、を一組として設置することを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
  7. 前記連結部材の線膨張係数は、前記上蓋の線膨張係数よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光走査装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光走査装置を備え、
    前記被走査体は、前記光源から照射した光束によって潜像が形成される像担持体であり、
    前記像担持体に形成された潜像を現像してトナー画像を形成し、形成したトナー画像を記録材に転写して定着することにより画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
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