JP2014020082A - 排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法 - Google Patents

排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014020082A
JP2014020082A JP2012158901A JP2012158901A JP2014020082A JP 2014020082 A JP2014020082 A JP 2014020082A JP 2012158901 A JP2012158901 A JP 2012158901A JP 2012158901 A JP2012158901 A JP 2012158901A JP 2014020082 A JP2014020082 A JP 2014020082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elbow joint
drainage
outlet
main body
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012158901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5738238B2 (ja
Inventor
Tomio Takahashi
富雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012158901A priority Critical patent/JP5738238B2/ja
Publication of JP2014020082A publication Critical patent/JP2014020082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5738238B2 publication Critical patent/JP5738238B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

【課題】衛生的、且つ容易に排水設備の点検及び清掃が行え、その作業性を向上させる。
【解決手段】排水設備の枡構造1であって、上部に開口された掃除口2を有するとともに、一側部に流出口7が形成され、他側部に流入口6が形成された有底中空状の枡本体1aと、枡本体1aにおいて、流出口7に着脱可能に嵌合され、枡本体1a内下方へ向けて屈曲されたエルボ継手10と、エルボ継手10の外表部に取り付けられたグリップ部11とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅等における水回り設備から排出される排水を下水道へ流出させる排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法に関する。
従来、住宅や店舗等の建物における排水設備では、台所やトイレ、洗面所などの水回り設備から排出された排水を、建物内の排水管を通過して建物の外側地中に埋設された排水枡に集め、排水枡に接続された下水道へ排水させている。
この排水枡は、上部に、掃除口が開口形成されるとともに、この枡の両側部に設けられた流入口、流出口に対応する部分にホールソーなどにて孔をそれぞれ穿設し、この穿設された孔に流出排水管、及び流入排水管が接続されるようになっており、この流出口の内側から枡本体内の下方に向けられたエルボ継手を嵌合接続している(例えば、特許文献1)。このようなエルボ継手は、下水道からの臭気や排水等の逆流、及び、ネズミなどの害獣等が建物内への侵入を防止することができる。
ところで、排水設備は、汚水又は生活水等が排出されているため、定期的に排水管内の内部に発生する防臭または異物の除去を目的として点検及び清掃を行う必要がある。この際、作業員は、排水枡の上部に設けられた掃除口を開けて、エルボ継手本体を掴んで取り外し、排水管内部を点検、及び清掃するようになっている。
特開平06−101263号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように、エルボ継手は排水枡内部に設置されているため、作業員がエルボ継手を直接掴んで取り外すには体勢が不自然となり、排水枡から取り外し難いという問題があった。また、排水枡内部は、排水が常時貯まった状態であるため、作業員がエルボ部本体を直接手で掴むことは衛生的ではなく、また不快でもある。そのため、排水設備の点検、及び清掃における作業負荷が増大し、作業の効率が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するものであり、衛生的、且つ容易に排水設備の点検及び清掃が行え、その作業性を向上させることができる排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、排水設備の枡本体内に取り付けられるエルボ継手であって、枡本体内の一側部に形成された流出口に嵌合される上部開口と、枡本体内下方へ向けて屈曲された屈曲部と、屈曲部の外表部に取り付けられたグリップ部とを有することを特徴とする。
また、他の発明は、排水設備の枡本体内に配置され、枡本体内の一側部に形成された流出口に嵌合されるとともに、枡本体内下方へ向けて屈曲されたエルボ継手の操作方法であって、
(1)エルボ継手の外表部にグリップ部を予め設けておき、
(2)流出口に対するエルボ継手の嵌合方向に、グリップ部を移動させることにより、エルボ継手を流出口から取り外す
ことを特徴とする。
これらのような本発明によれば、エルボ継手の外表部にグリップ部が取り付けられているので、作業員は、エルボ継手を取り外すときに、このグリップ部を掴み、流出口に対するエルボ継手の嵌合方向に、グリップ部を移動させることで、容易に流出口からエルボ継手を取り外すことができる。この際、作業員の手は、グリップ部にのみ接触するので衛生的である。このように、本発明によれば、排水設備の点検・清掃を衛生的、且つ簡易に行うことができるので、その作業性を向上させることができる。
また、他の発明は、排水設備の枡本体内に配置され、枡本体内の一側部に形成された流出口に嵌合されるとともに、枡本体内下方へ向けて屈曲されたエルボ継手を操作するための操作器具であって、エルボ継手の屈曲に沿うように、屈曲されたハンドル本体と、ハンドル本体の下端部に位置され、エルボ継手の外表面に当接される当接部と、ハンドル本体の下端部に位置され、エルボ継手の下方側の開口縁部に係合される係合部とから構成されることを特徴とする。
このような発明によれば、係合部によってエルボ継手を下方から係合するとともに、当接部によってエルボ継手の外側を抑止するので、容易に流出口からエルボ継手を取り外すことができる。この際、作業員は、ハンドル本体を掴んで取り外し作業を行うので、エルボ継手に接触することなく衛生的である。このように、本発明によれば、排水設備の点検・清掃を衛生的、且つ簡易に行うことができるので、その作業性を向上させることができる。
上記エルボ継手及び操作器具は、以下のような他の発明である、排水設備の枡構造に用いられる。すなわち、他の発明は、排水設備の枡構造であって、上部に開口を有するとともに、一側部に流出口が形成され、他側部に流入口が形成された有底中空状の枡本体と、枡本体内において、流出口に着脱可能に嵌合され、枡本体内下方へ向けて屈曲されたエルボ継手と、エルボ継手の外表部に取り付けられたグリップ部とを備える。
このような発明によれば、枡構造内のエルボ継手には、グリップ部が取り付けられているので、このグリップ部を掴むことで、作業員は、衛生的、且つ、簡易に流出口からエルボ継手を取り外すことができ、排水設備における点検・清掃の作業性を向上させることができる。
上記発明において、グリップ部は、エルボ継手から着脱可能に設けられ、エルボ継手の屈曲に沿うように、屈曲されたハンドル本体と、ハンドル本体の下端部に位置され、エルボ継手の外表面に当接される当接部と、ハンドル本体の下端部に位置され、エルボ継手の下方側の開口縁部に係合される係合部とから構成されることが好ましい。
この場合、グリップ部は、エルボ継手から着脱可能に設けられているので、枡構造に応じてグリップ部を装着させたり、外したりすることができる。そして、エルボ継手にグリップ部11が装着できない場合であっても、操作器具を用いて、エルボ継手を取り外すこともできるので、現場の状態に応じて排水設備の点検・清掃を衛生的、且つ、簡易に行うことができる。
以上述べたように、この発明によれば、衛生的且つ容易に排水設備の点検及び清掃が行え、その作業性を向上させることができる。
第1実施形態に係る排水設備の枡構造の全体を示す概略図である。 (a)及び(b)は、第1実施形態に係るエルボ継手の構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係るエルボ継手の使用方法を示す説明図である。 (a)〜(c)は、第2実施形態に係る操作器具の全体構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る操作器具の使用状態を示す説明図である。 第2実施形態に係る操作器具の使用状態を示す説明図である。 第2実施形態に係る操作器具の使用状態において、エルボ継手との関係を示す説明図である。 変更例に係るエルボ継手の構造を示す斜視図である。
[第1実施形態]
(枡構造及びエルボ継手の操作器具の構成)
以下に添付図面を参照して、本発明に係る枡構造の第1実施形態を詳細に説明する。図1は、第1実施形態に係る枡構造1の全体を示す概略図であり、図2(a)及び(b)は、第1実施形態に係るエルボ継手の構造を示す斜視図である。
本実施形態において、枡構造1は、図1に示すように、コンクリートや硬質塩化ビニル樹脂などの合成樹脂から形成された、例えば口径200 mm以下の有底型略円筒形状に形成された貯水槽である。この枡構造1は、通常、地中に埋設され、敷地内に埋設された排水管に接続される。この枡本体1aは、上部に向けて開放された掃除口2が開口形成されている。この掃除口2には掃除口管4が接続されて地表まで立上げられ、この掃除口管4の上端開口部には掃除口蓋5が装着され、地表面において閉止される。
また、この枡本体1aの一側部には流出口7が形成され、他側部には流入口6が形成され、地中の配水管にそれぞれに接続されている。流入口6は、口径が、例えば50mm〜75mmの孔であり、この流入口6には、建物の水回り設備から排出された排水を流す排水管3が嵌合接着されている。一方、流出口7は、口径が、例えば50mm〜100mmの孔であり、この流出口7の底部は前記流入口6の底部よりやや低い高さ位置に形成されている。そして、この流出口7の外側縁部は、下水道へ通じる流出排水管3が嵌合接着されている。なお、上記の嵌合接着部分は、パッキンや接着剤により強固に固定されている。
枡本体1a内部にはエルボ継手10が取り付けられている。このエルボ継手10は、図2(a)及び(b)に示すように、硬質塩化ビニル樹脂などの合成樹脂からなる略L字状に屈曲された管体であり、枡本体1a側の流出口7に着脱可能に嵌合される上部開口部13と、この流出口7から連続して枡本体1a内下方へ向けて屈曲された屈曲部14と、この屈曲部14から連続して下方に向けられた下部開口部12とから構成されている。この上部開口部13は、流出口7側において、流出排水管3の開口部分に嵌合されるようになっている。一方、下部開口部12は、枡本体1a内部の水嵩が増した際、この開口に排水が流れ込むようになっており、下部開口部12に流入した排水は、エルボ継手10内部を通過して流出口7側に流出される。
また、エルボ継手10には、この屈曲部14の外表部にグリップ部11が取り付けられている。本実施形態において、グリップ部11は、硬化プラスチック等の可撓性のあるベルト部材で形成され、その両端部において、上部開口部13側及び下部開口部12側の2点に設けられた係止部11a,11bによって、エルボ継手10に着脱可能に固着されている。そして、このエルボ継手10が流出配水管3に嵌合された状態において、グリップ部11は、エルボ継手10の上部から側部にわたって配置されることとなる。
(エルボ継手の使用方法)
以上の構成を有する枡構造1のエルボ継手10は、排水管の点検及び清掃時において、以下の操作方法で使用することができる。図3は、本実施形態に係るエルボ継手の使用方法を示す説明図である。なお、ここでは、エルボ継手10の外表部にグリップ部11が予め設けられているものとする。
先ず、作業員は、掃除口蓋5を取り外して、掃除口2を開放する。そして、作業員は、掃除口2内に手を伸ばすことによって、上方よりグリップ部11を掴むことができる。その後、図3に示すように、このグリップ部11を流出口7に対するエルボ継手10の嵌合方向(図3中:D1方向)に移動させることにより、エルボ継手10を流出口7から取り外すことができる。このとき、グリップ部11は、エルボ継手10の外表部において、上部から側部にわたって配置されているため、グリップ部11を嵌合方向へ引っ張ったときの力の合力が、スムーズに流出口7に伝達され、エルボ継手10を容易に引き抜くことができる。
そして、作業員は、エルボ継手10及び排水管3,8等を点検及び清掃等を実施することができる。なお、この際、作業員は、取り外されたエルボ継手10について、このグリップ部11を掴んだ状態のまま、エルボ継手10の内部を清掃することができ、衛生的である。
その後、清掃及び点検が終了した後は、グリップ部11を掴んで、流出口7に上部開口部13を差し込むことで、エルボ継手10の上部開口部13を流出口7に嵌合させて、流出排水管3管と連結させる。このとき、グリップ部11は、エルボ継手10の外表部において、上部から側部にわたって配置されているため、グリップ部11を嵌合方向へ押し込んだときの力の合力が、スムーズに流出口7に伝達され、エルボ継手10を容易に嵌め込むことができる。
(作用・効果)
以上のような第1実施形態によれば、エルボ継手10の外表部にグリップ部11が取り付けられているので、作業員は、エルボ継手を取り外すときに、このグリップ部を掴み、流出口に対するエルボ継手の嵌合方向にグリップ部11を移動させることで、容易に流出口7からエルボ継手10を取り外すことができる。この際、作業員の手は、グリップ部11にのみ接触するので衛生的である。このように、本実施形態によれば、排水設備の点検・清掃を衛生的、且つ簡易に行うことができ、その作業性を向上させることができる。
[第2実施形態]
(枡構造及びエルボ継手の操作器具の構成)
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、エルボ継手10にグリップ部11を形成させて、エルボ継手10を取り外したが、本実施形態では、エルボ継手10を操作するための操作器具を用いて、エルボ継手10を取り外す場合を例に説明する。図4(a)〜(c)は、本実施形態に係る操作器具の全体構成を示す斜視図であり、図5及び図6は、本実施形態に係る操作器具の使用状態を示す説明図である。なお、本実施形態において、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その機能等は特に言及しない限り同一であり、その説明は省略する。
本実施形態に係る操作器具20は、図4(a)〜(c)に示すように、エルボ継手10を操作するための器具であって、合成樹脂、金属や木材等で成型されており、長尺棒状のハンドル本体21を基部とし、このハンドル本体21の下端部に位置された、一対の当接部23、23と、一対の係合部22,22と、フック部24とから構成される。
ハンドル本体21は、上部側が作業者の把持部分となっており、この上端部分と下端部との間は、図4(c)及び図7に示すように、屈曲部C1及びC2において、エルボ継手10の屈曲に沿うように略クランク状に屈曲されている。当接部23,23は、ハンドル本体21の両側部から、上面視で略ハの字状に延設された一対の板部材であり、内側面23aがエルボ継手10の外表面に当接されることで、エルボ継手10を外方から抑止するようになっている。
係合部22,22は、当接部23,23の内側下端部23aから上方に向けて突出した左右一対の棒状部材であり、この係合部22,22がエルボ継手10の下部開口部12内に差し込まれることで、エルボ継手10の下方側の開口縁部12aを当接部23と係合部22とで挟み込むようにして係合され、エルボ継手10を下方から支持するようになっている。なお、このように係合部22がエルボ継手10に契合された状態では、ハンドル本体21が屈曲部C1及びC2において、エルボ継手10の屈曲に沿うように略クランク状に屈曲されていることにより、図7に示すように、ハンドル本体21の延長線Lが、エルボ継手10の下部開口部23の開口面S内を通るようになっている。
フック部24は、掃除口蓋5の上面に設けられた凹部5aに係止され、掃除口蓋5を引き上げるための部材であり、ハンドル本体21の下方先端から前方に向かって湾曲し、先端部分が上面視で略T字状に形成されている。そして、この略T字状のフック先端を凹部5aに引っ掛けることにより掃除口蓋5を保持して持ち上げることができるようになっている。
このような構成を有する操作器具20は、排水設備の点検及び清掃時において、使用することができる。具体的には、図5に示すように、先ず、作業員は、ハンドル本体21の上部を握り、掃除口蓋5の凹部5aにフック部24を係止させた状態で持ち上げて、掃除口蓋5を取り外す。
次いで、作業員は、図6に示すように、係合部22,22をエルボ継手10の下方側の開口部12内に差し込んで、開口縁部12aに係合させるとともに、当接部23,23をエルボ継手10の外表面に当接させる。このように係合部22がエルボ継手10に契合された状態では、ハンドル本体21が屈曲部C1及びC2において、エルボ継手10の屈曲に沿うように略クランク状に屈曲されていることにより、図7に示すように、ハンドル本体21の延長線Lが、エルボ継手10の下部開口部23の開口面S内を通るように位置される。
その後、この操作器具20を流出口7に対するエルボ継手10の嵌合方向D1に移動させて、エルボ継手10を流出口7から取り外す。このとき、ハンドル本体10を図7中において矢印Mで示す方向に傾けることにより、係合点Oを中心としたモーメント力Pを生じさせることができ、エルボ継手10を嵌合方向D1に移動させることができる。そして、エルボ継手10を取り外した状態において、エルボ継手10及び排水管3,8等を点検及び清掃する。なお、この際、作業員は、エルボ継手10を操作器具20に係合させた状態のまま、エルボ継手10の内部を清掃することができる。
清掃及び点検が終了した後は、エルボ継手10を操作器具20に係合させた状態で、流出口7に差し込み、エルボ継手10の上部開口部13を流出口7に嵌合させ、流出排水管3と連結させる。このとき、ハンドル本体10を図7中において矢印Mで示す方向と反対の方向に傾けることにより、係合点Oを中心としたモーメント力Pを生じさせることができ、エルボ継手10を嵌合方向D1に移動させることができる。
(作用・効果)
このような第2実施形態によれば、エルボ継手10に係合部22,22を係合させてエルボ継手10を下方から支持するとともに、当接部23,23によってエルボ継手10の外側を抑止しているので、この状態でハンドル本体21をエルボ継手10の嵌合方向に移動させることで、容易に流出口7からエルボ継手10を取り外すことができる。この際、作業員は、ハンドル本体21を掴んで取り外し作業を行っているので、エルボ継手10に直接接触することなく衛生的である。したがって、第2実施形態によれば、排水設備の点検・清掃を衛生的、且つ簡易に行うことができ、その作業性を向上させることができる。
[変更例]
上述した各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
例えば、第1実施形態のグリップ部11は、エルボ継手10に着脱可能に取り付けられた構成としたが、図8に示すように、エルボ継手10と一体成型されたグリップ部11aとしてもよい。この場合においても、グリップ部11aは、エルボ継手10の外表部において、上部から側部にわたって配置されているため、グリップ部11aを嵌合方向へ押し込んだときの力の合力が、スムーズに流出口7に伝達され、エルボ継手10を容易に嵌め込むことができる。なお、上述した実施形態では、グリップ部11又は11aを掴んでエルボ継手10を取り外す場合を例示したが、グリップ部11又は11aを備えている場合であっても、第2実施形態の操作器具20を用いて、エルボ継手10を取り外してもよい。
1…枡構造
1a…枡本体
2…掃除口
3…上流排水管
4…掃除口管
5…掃除口蓋
5a…凹部
6…流入口
6a…受口
7…流出口
8…下流排水管
10…エルボ継手
11…グリップ部
11a,11b…係止部
12…下部開口部
12a…開口縁部
13…上部開口部
14…屈曲部
20…操作器具
21…ハンドル本体
22,22…一対の係合部
23,23…一対の当接部
24…フック部

Claims (5)

  1. 排水設備の枡構造であって、
    上部に開口を有するとともに、一側部に流出口が形成され、他側部に流入口が形成された有底中空状の枡本体と、
    前記枡本体内において、前記流出口に着脱可能に嵌合され、前記枡本体内下方へ向けて屈曲されたエルボ継手と、
    前記エルボ継手の外表部に取り付けられたグリップ部と
    を備えることを特徴とする排水設備の枡構造。
  2. 前記グリップ部は、前記エルボ継手から着脱可能に設けられ、
    前記エルボ継手の屈曲に沿うように、屈曲されたハンドル本体と、
    前記ハンドル本体の下端部に位置され、前記エルボ継手の外表面に当接される当接部と、
    前記ハンドル本体の下端部に位置され、前記エルボ継手の下方側の開口縁部に係合される係合部と
    から構成されることを特徴とする請求項1の排水設備の枡構造。
  3. 排水設備の枡本体内に取り付けられるエルボ継手であって、
    前記枡本体内の一側部に形成された流出口に嵌合される上部開口と、
    前記枡本体内下方へ向けて屈曲された屈曲部と、
    前記屈曲部の外表部に取り付けられたグリップ部と
    を有することを特徴とするエルボ継手。
  4. 排水設備の枡本体内に配置され、前記枡本体内の一側部に形成された流出口に嵌合されるとともに、前記枡本体内下方へ向けて屈曲されたエルボ継手を操作するための操作器具であって、
    前記エルボ継手の屈曲に沿うように、屈曲されたハンドル本体と、
    前記ハンドル本体の下端部に位置され、前記エルボ継手の外表面に当接される当接部と、
    前記ハンドル本体の下端部に位置され、前記エルボ継手の下方側の開口縁部に係合される係合部と
    から構成されることを特徴とする操作器具。
  5. 排水設備の枡本体内に配置され、前記枡本体内の一側部に形成された流出口に嵌合されるとともに、前記枡本体内下方へ向けて屈曲されたエルボ継手の操作方法であって、
    前記エルボ継手の外表部にグリップ部を予め設けておき、前記流出口に対する前記エルボ継手の嵌合方向に、前記グリップ部を移動させることにより、前記エルボ継手を前記流出口から取り外す
    ことを特徴とするエルボ継手の操作方法。
JP2012158901A 2012-07-17 2012-07-17 排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法 Expired - Fee Related JP5738238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158901A JP5738238B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158901A JP5738238B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014020082A true JP2014020082A (ja) 2014-02-03
JP5738238B2 JP5738238B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=50195307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012158901A Expired - Fee Related JP5738238B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5738238B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101865202B1 (ko) * 2017-08-30 2018-07-04 주식회사 환경회복연구센터 우수 배수시설의 전처리장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02109885U (ja) * 1989-02-20 1990-09-03
JP2001182146A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Reijiro Arai 集水桝の配管構造
JPWO2007108553A1 (ja) * 2006-03-22 2009-08-06 足立建設工業株式会社 下水道管路用防臭具の着脱器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02109885U (ja) * 1989-02-20 1990-09-03
JP2001182146A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Reijiro Arai 集水桝の配管構造
JPWO2007108553A1 (ja) * 2006-03-22 2009-08-06 足立建設工業株式会社 下水道管路用防臭具の着脱器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5738238B2 (ja) 2015-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5738238B2 (ja) 排水設備の枡構造、エルボ継手、操作器具、及びエルボ継手の操作方法
KR100816677B1 (ko) 침전물의 제거가 용이한 오수받이
WO2011084077A1 (en) Hygiene kit for cleaning water-closet bowls
JP2009068335A (ja) 排水管の洗浄設備および該設備に用いる洗浄機
US8468618B2 (en) Sink insert
CN214994354U (zh) 一种便于检修的水汇集装置
JP5616685B2 (ja) 横主管用掃除口構造
JP2004270290A (ja) 排水トラップ配管
JP5305541B2 (ja) ハンディートイレ
KR101114822B1 (ko) 오수받이
WO2014209107A1 (en) Siphon assembly
CN206859337U (zh) 一种带伸缩杆的下水器盖
CN215609654U (zh) 一种给排水管道用过滤装置
CN210439393U (zh) 一种拆分式管接头
CN217734230U (zh) 一种厨房洗碗盆排水防溢防臭的接管结构
CN201701177U (zh) 便利地拖桶
BRMU8801631U2 (pt) desentupidor manual para pias, ralos, tanques e lavatórios
JP2002188192A (ja) 排水経路の掃除口
CN201475412U (zh) 龙头开关
JP2023182417A (ja) 排水経路の異物捕集装置
JP2001182146A (ja) 集水桝の配管構造
JPH01304090A (ja) 配管内清掃具と配管内清掃法
TWM477461U (zh) 槽底穢物清除裝置
CN2721737Y (zh) 多层住宅楼卫生间用防堵下水管道
JP3104067U (ja) 雨水貯蔵システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5738238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees