JP2014020055A - Push-pull lock - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、マンションやホテル等の建物の扉に用いられるプッシュプル錠に関する。 The present invention relates to a push-pull lock used for a door of a building such as an apartment or a hotel.
従来、マンションやホテル等の建物の扉には、この扉の室内外の壁面にそれぞれ設けられる固定部材と、各固定部材に回転可能に支持される一対のハンドルと、を備えたプッシュプル錠が一般に用いられている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a door of a building such as a condominium or a hotel has a push-pull lock provided with a fixing member provided on each of the wall surfaces inside and outside the door, and a pair of handles rotatably supported by each fixing member. Commonly used.
このようなプッシュプル錠には、扉の木口に対して進退可能なラッチボルトが設けられており、ハンドルが押圧又は牽引されていない状態では、扉の木口からのラッチボルトの退避が規制されることで、扉の閉止状態が保持される。一方で、ハンドルが押圧又は牽引されると、扉の木口からのラッチボルトの退避が可能となることで、扉を開放可能となる(特許文献1参照)。 Such a push-pull lock is provided with a latch bolt that can be moved back and forth with respect to the door mouth. When the handle is not pressed or pulled, the latch bolt is prevented from retracting from the door mouth. Thus, the closed state of the door is maintained. On the other hand, when the handle is pressed or pulled, the door can be opened by allowing the latch bolt to be retracted from the mouth of the door (see Patent Document 1).
このようなプッシュプル錠においては、ハンドルが押圧又は牽引される際に固定部材に大きな負荷がかかる。このような大きな負荷が繰り返しかかっても固定部材の位置がずれないようにするためには、固定部材をある程度大型化しなければならないのが現状である。しかしながら、固定部材を大型化すると、例えば框(かまち)の細いガラス扉にプッシュプル錠を設置しようとする場合に、框に対して固定部材が大きすぎて固定部材を框に固定できなくなり、プッシュプル錠の設置に支障をきたす虞がある。また、上記のように固定部材が大型化すると、扉の見栄えが悪くなる。 In such a push-pull lock, a large load is applied to the fixing member when the handle is pressed or pulled. In order to prevent the position of the fixing member from shifting even when such a large load is repeatedly applied, it is necessary to enlarge the fixing member to some extent. However, when the size of the fixing member is increased, for example, when a push-pull lock is to be installed on a thin glass door, the fixing member is too large for the heel so that the fixing member cannot be fixed to the heel. There is a risk of hindering the installation of the pull lock. Moreover, when a fixing member enlarges as mentioned above, the appearance of a door will worsen.
そこで、本発明は上記の事情を考慮し、框の細いガラス扉にも容易に設置することが可能で、且つ、見栄えの良いプッシュプル錠を提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a push-pull lock that can be easily installed on a thin glass door and has a good appearance.
本発明に係るプッシュプル錠は、扉の壁面に設けられる固定部材と、該固定部材に回転可能に支持されるハンドルと、該ハンドルの回転に伴って回転するラッチレバーと、前記扉の木口に対して進退可能に設けられるラッチボルトと、前記扉内に配置され、前記ラッチレバーの回転に伴って前記ラッチボルトの前記木口からの退避規制状態と退避可能状態を切り替えるストッパー機構と、前記扉内に配置され、前記ストッパー機構を収容する錠ケースと、を備え、前記固定部材には、補強部材が固定され、前記錠ケースには、前記壁面の裏面と対向する側面に嵌合穴が設けられ、該嵌合穴に前記補強部材が嵌合していることを特徴とする。 A push-pull lock according to the present invention includes a fixing member provided on a wall surface of a door, a handle rotatably supported by the fixing member, a latch lever that rotates as the handle rotates, and a doorhole of the door. A latch bolt provided so as to be capable of advancing and retreating, a stopper mechanism that is disposed in the door, and switches between a retraction restricted state and a retreatable state of the latch bolt from the mouth as the latch lever rotates, and the interior of the door And a locking case that accommodates the stopper mechanism, a reinforcing member is fixed to the fixing member, and a fitting hole is provided in a side surface of the locking case that faces the back surface of the wall surface. The reinforcing member is fitted in the fitting hole.
このような構成を採用することで、ハンドルが押圧又は牽引された際に固定部材にかかる負荷を錠ケースに分散させることが可能となり、固定部材にかかる負荷を軽減することができる。そのため、固定部材の位置ずれを防止しつつ固定部材を小型化することができ、これに伴って、ガラス扉の細い框にも容易に固定部材を固定することが可能になるとともに、プッシュプル錠の見栄えを良くすることができる。 By adopting such a configuration, it is possible to distribute the load applied to the fixing member to the lock case when the handle is pressed or pulled, and the load applied to the fixing member can be reduced. Therefore, it is possible to reduce the size of the fixing member while preventing the displacement of the fixing member. Accordingly, the fixing member can be easily fixed to a thin wall of the glass door, and the push-pull lock can be used. Can improve the appearance.
本発明に係るプッシュプル錠は、前記錠ケースには、前記側面とは反対側の側面に他の嵌合穴が設けられ、前記補強部材は、前記錠ケースの内部空間を貫通して、前記他の嵌合穴に嵌合しても良い。 In the push-pull lock according to the present invention, the lock case is provided with another fitting hole on the side surface opposite to the side surface, and the reinforcing member penetrates the internal space of the lock case, and You may fit in another fitting hole.
このような構成を採用することで、固定部材にかかる負荷を一層効率的に錠ケースに分散させることができ、固定部材の位置ずれを一層効果的に防止することが可能となる。これに伴って、固定部材を更に小型化することも可能になる。 By adopting such a configuration, it is possible to more efficiently disperse the load applied to the fixing member to the lock case, and it is possible to more effectively prevent the displacement of the fixing member. Accordingly, the fixing member can be further reduced in size.
本発明に係るプッシュプル錠は、前記固定部材は、前記壁面に固定される台座と、該台座に固定されるとともに前記ハンドルの一部が収容されるアームケースと、を備え、前記補強部材は、前記アームケースに固定される固定部と、該固定部の両端から延出し、前記錠ケースの前記側面に設けられた一対の前記嵌合穴に嵌合する一対の嵌合部と、を備えていても良い。 In the push-pull lock according to the present invention, the fixing member includes a pedestal fixed to the wall surface, and an arm case fixed to the pedestal and accommodating a part of the handle, wherein the reinforcing member is A fixing portion that is fixed to the arm case, and a pair of fitting portions that extend from both ends of the fixing portion and fit into the pair of fitting holes provided in the side surface of the lock case. May be.
このような構成を採用することで、固定部材にかかる負荷を錠ケースに分散させることが可能なプッシュプル錠を、簡易な構成によって実現することが可能となる。 By adopting such a configuration, a push-pull lock that can disperse the load applied to the fixing member in the lock case can be realized with a simple configuration.
本発明によれば、框の細いガラス扉にも容易に設置することが可能で、且つ、見栄えの良いプッシュプル錠を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a push-pull lock that can be easily installed on a thin glass door and has a good appearance.
以下、図1〜図13に基づき、本発明の一実施形態に係るプッシュプル錠1について説明する。図1に示されるように、プッシュプル錠1は、扉2(図1〜図3では、一部のみ表示)に設置されている。まず、プッシュプル錠1について詳細な説明を行う前に、扉2の構造について簡単に説明する。
Hereinafter, based on FIGS. 1-13, the push-pull lock 1 which concerns on one Embodiment of this invention is demonstrated. As shown in FIG. 1, the push-pull lock 1 is installed on a door 2 (only a part is shown in FIGS. 1 to 3). First, before explaining the push-pull lock 1 in detail, the structure of the
扉2には、外壁面3と内壁面4の間に、収容空間5が形成されている。図2に示されるように、扉2の外壁面3の略中央には、横長矩形状の補強部材用貫通穴6が上下一対で穿設されている。上側の補強部材用貫通穴6の上方と下側の補強部材用貫通穴6の下方には、横長矩形状のラッチレバー用貫通穴7が穿設されている。上側のラッチレバー用貫通穴7の上方と下側のラッチレバー用貫通穴7の下方には、各ラッチレバー用貫通穴7と連続する円形の取付バー用貫通穴8が穿設されている。上側の取付バー用貫通穴8の上方と下側の取付バー用貫通穴8の下方には、横長矩形状の係合穴10が穿設されている。なお、補強部材用貫通穴6、ラッチレバー用貫通穴7、取付バー用貫通穴8及び係合穴10は、扉2の内壁面4にも同様に設けられている。扉2の木口11には、開口部12が設けられている。
A
次に、プッシュプル錠1のうち、扉2の室外側(図3における左側)に設けられた部材について説明する。なお、説明の便のため、図3における左側を扉2の室外側に設けられた部材の前側(正面側)とし、図3における右側を扉2の室外側に設けられた部材の後側(背面側)とする。
Next, the member provided in the outdoor side (left side in FIG. 3) of the
図3に示されるように、扉2の室外側には、扉2の外壁面3に設けられる室外側固定部材13と、室外側固定部材13の上下方向中央に固定される補強部材14と、室外側固定部材13に回転可能に支持される室外側ハンドル15と、室外側ハンドル15の後部上側に設けられる室外側ラッチレバー16と、を備えている。以下、これらについて順番に説明する。
As shown in FIG. 3, on the outdoor side of the
まず、室外側固定部材13について説明する。室外側固定部材13は、扉2の外壁面3に固定される室外側台座17と、室外側台座17の上下方向中央に固定される室外側アームケース18と、を備えている。
First, the outdoor
図4に示されるように、室外側台座17の上下方向中央には、連通穴20が水平方向に設けられている。室外側台座17の前面には、連通穴20の外周から前方に向かって四角筒状の装着筒部21が突設されている。以下、装着筒部21の内部空間も連通穴20の一部として説明を行う。装着筒部21の右側部には、装着凹部22が設けられている。室外側台座17の後面には、連通穴20の左右両側に、上下一対の台座側固定穴23が水平方向に設けられている。
As shown in FIG. 4, a
室外側台座17には、連通穴20の上方と下方に、台座側取付穴24が水平方向に設けられている。図3に示されるように、各台座側取付穴24には、取付バー25の室外側端部が螺合している。各取付バー25は、扉2の外壁面3に設けられた各取付バー用貫通穴8を貫通している。各取付バー25の室内側端部には、雌ネジ部26が設けられている。
The
図3に示されるように、室外側アームケース18は、室外側台座17の連通穴20に収容されている。図5に示されるように、室外側アームケース18は、上下方向に延びる連結板27と、連結板27の上下両端から前方に向かって略直角に屈曲される上下支持板28と、を備えており、略コ字状を成している。
As shown in FIG. 3, the
連結板27の四隅には、アームケース側固定穴29が水平方向に穿設されている。そして、各アームケース側固定穴29を貫通する固定ボルト(図示せず)が室外側台座17の各台座側固定穴23に挿入されることで、室外側アームケース18が室外側台座17に固定されている。連結板27の上下方向中央には、左右一対のアームケース側締結穴30が水平方向に穿設されている。上下支持板28の基端部(後端部)には、円形のアームケース側軸穴31が上下方向に穿設されている。上下支持板28の先端部(前端部)には、左右方向に長い回転規制穴32が上下方向に穿設されている。
At the four corners of the connecting
次に、補強部材14について説明する。図6に示されるように、補強部材14は、上下方向に延びる固定部33と、固定部33の上下両端から後側に延出する一対の嵌合部34と、を備えており、略コ字状を成している。
Next, the reinforcing
固定部33には、左右一対の補強部材側締結穴35が水平方向に穿設されている。そして、各補強部材側締結穴35を貫通する締結ボルト(図示せず)が室外側アームケース18の各アームケース側締結穴30に挿入されることで、補強部材14の固定部33が室外側アームケース18の連結板27に固定されている。
A pair of left and right reinforcing member side fastening holes 35 are formed in the fixing
各嵌合部34の基端側(前端側)には、テーパー状に縮幅する縮幅部36が設けられている。そのため、嵌合部34の先端部(後端部)は、嵌合部34の基端部(前端部)よりも左右幅が小さくなっている。図3に示されるように、各嵌合部34は、扉2の外壁面3に設けられた補強部材用貫通穴6を貫通している。
On the proximal end side (front end side) of each
次に、室外側ハンドル15について説明する。図3に示されるように、室外側ハンドル15は、グリップ37と、グリップ37に固定されるグリップアーム38と、を備えている。
Next, the
図7に示されるように、グリップ37は、グリップ軸部40と、グリップ軸部40の前端から右方(図面上は左方)に向かって緩やかに屈曲される操作部41と、を備えており、略L字状を成している。グリップ軸部40の基端部(後端部)には、挿入凹部39が設けられている。グリップ軸部40の内面の上前部と後下部には、グリップ側連結穴42が水平方向に設けられている。
As shown in FIG. 7, the
図8に示されるように、グリップアーム38の上前部と後下部には、グリップアーム側連結穴43が左右方向に設けられている。そして、グリップアーム38の前部がグリップ37の挿入凹部39に挿入された状態で、グリップ37の各グリップ側連結穴42を貫通する連結ボルト(図示せず)が各グリップアーム側連結穴43に挿入されることで、グリップ37とグリップアーム38が固定され、室外側ハンドル15が一体化されている。図3に示されるように、グリップアーム38の前部から後端部に亘る部分は、室外側アームケース18に収容されている。
As shown in FIG. 8, grip arm side connection holes 43 are provided in the left-right direction at the upper front portion and the rear lower portion of the
図8に示されるように、グリップアーム38の基端側には、略L字状のバネ用凹部44が設けられている。グリップアーム38の基端部には、バネ用凹部44の上下に、グリップアーム側軸穴45が上下方向に穿設されている。図3に示されるように、各グリップアーム側軸穴45と室外側アームケース18の各アームケース側軸穴31には、レバー軸46が貫通している。これにより、レバー軸46を中心に回転可能な状態で、室外側ハンドル15が室外側固定部材13に支持されている。以下、図9に実線で示す位置を室外側ハンドル15の非操作位置と称し、図9に二点鎖線で示す位置(非操作位置よりも前方に回転した位置)を室外側ハンドル15の操作位置と称する。
As shown in FIG. 8, a substantially L-shaped
図8に示されるように、グリップアーム38の前後方向略中央には、バネ用凹部44の上下に、グリップアーム側貫通穴47が上下方向に穿設されている。図3に示されるように、各グリップアーム側貫通穴47と室外側アームケース18の回転規制穴32には、回転規制軸48が貫通している。これにより、室外側ハンドル15の回転範囲が、非操作位置と操作位置の間に規制されている。グリップアーム38のバネ用凹部44には、レバー軸46の外周に巻回されるねじりコイルバネ50が収容されている。ねじりコイルバネ50は、室外側ハンドル15を非操作位置に付勢している(図9参照)。
As shown in FIG. 8, a grip arm side through-
次に、室外側ラッチレバー16について説明する。図3に示されるように、室外側ラッチレバー16は、前後方向に長い平板状を成している。室外側ラッチレバー16の前後方向略中央部から前端部に亘る部分は、室外側アームケース18の上支持板28と室外側台座17の連通穴20の天面によって上下から挟まれている。室外側ラッチレバー16の後部は、扉2の外壁面3に設けられた上側のラッチレバー用貫通穴7を貫通している。
Next, the
室外側ラッチレバー16の前後方向略中央部には、ラッチレバー側軸穴51が上下方向に穿設され、ラッチレバー側軸穴51には、レバー軸46が貫通している。室外側ラッチレバー16の先端部(前端部)には、ラッチレバー側貫通穴52が上下方向に穿設され、ラッチレバー側貫通穴52には、回転規制軸48が貫通している。このような構成により、室外側ラッチレバー16が室外側ハンドル15の回転に伴って室外側ハンドル15と一体に回転するようになっている。
A latch lever
次に、プッシュプル錠1のうち、扉2の室内側(図3における右側)に設けられた部材について説明する。なお、説明の便のため、図3における右側を扉2の室内側に設けられた部材の前側(正面側)とし、図3における左側を扉2の室内側に設けられた部材の後側(背面側)とする。
Next, the member provided in the indoor side (right side in FIG. 3) of the
図3に示されるように、扉2の室内側には、扉2の内壁面4に設けられる室内側固定部材53と、室内側固定部材53の後端に固定される取付ステー54と、室内側固定部材53に回転可能に支持される室内側ハンドル55と、室内側ハンドル55の後部下側に設けられる室内側ラッチレバー56と、を備えている。
As shown in FIG. 3, on the indoor side of the
なお、室内側ハンドル55の構成については、室外側ハンドル15の構成と同様であるため、図面上において室内側ハンドル55の各部に室外側ハンドル15の各部と同一の番号を付し、説明を省略する。なお、室内側ハンドル55については、図9に実線で示す位置を非操作位置と称し、図9に二点鎖線で示す位置(非操作位置よりも後方に回転した位置)を操作位置と称する。室内側ハンドル55は、室内側のねじりコイルバネ50によって非操作位置に付勢されている。また、室内側ラッチレバー56の構成については、室外側ラッチレバー16の構成と同様であるため、図面上において室内側ラッチレバー56の各部に室外側ラッチレバー16の各部と同一の番号を付し、説明を省略する。以下、室内側固定部材53と取付ステー54について順番に説明する。
Since the configuration of the
まず、室内側固定部材53について説明する。室内側固定部材53は、扉2の内壁面4に固定される室内側台座57と、室内側台座57の上下方向中央に固定される室内側アームケース58と、を備えている。室内側アームケース58の構成については、室外側アームケース18の構成と同様であるため、図面上において室内側アームケース58の各部に室外側アームケース18の各部と同一の番号を付し、説明を省略する。
First, the indoor
図10に示されるように、室内側台座57の上下方向中央には、連通穴60が水平方向に穿設されている。室内側台座57の前面には、連通穴60の外周から前方に向かって四角筒状の装着筒部61が突設されている。以下、装着筒部61の内部空間も連通穴60の一部として説明を行う。装着筒部61の右側部には、装着凹部62が設けられている。室内側台座57の後面には、連通穴60の左右両側に、上下一対の台座側固定穴63が水平方向に設けられている。室内側台座57の左右両側面には、上下一対の台座側装着穴64が水平方向に設けられている。
As shown in FIG. 10, a
次に、取付ステー54について説明する。なお、図11では、取付ステー54を後側から見ていることになるので、図面上の左右関係と実際の左右関係が逆転している。図11に示されるように、取付ステー54は、接続部65と、接続部65の左右両側部から前側(内壁面4から離間する側)に延出する一対の装着部66と、を備えており、コ字状を成している。
Next, the mounting
接続部65の上部と下部には、横長矩形状のラッチレバー用挿入穴70が水平方向に穿設されている。下側のラッチレバー用挿入穴70には、室内側ラッチレバー56が挿通されている(図3参照)。
A horizontally elongated latch
図11に示されるように、上側のラッチレバー用挿入穴70の上方と下側のラッチレバー用挿入穴70の下方には、取付ステー側取付穴71が水平方向に穿設されている。図3に示されるように、取付ステー側取付穴71には取付ボルト69が挿通され、この取付ボルト69が取付バー25の室内側端部に設けられた雌ネジ部26に螺合することで、取付バー25の室内側端部が接続部65に取り付けられている。これにより、扉2を挟み込むようにして室内側の各部材と室外側の各部材が扉2に装着されている。取付ボルト69は、扉2を貫通する取付部材59を取付バー25と共に構成している。換言すると、扉2を貫通する取付部材59が、取付バー25と取付ボルト69とによって構成されている。
As shown in FIG. 11, mounting stay
図11に示されるように、接続部65の長手方向両端部(上下両端部)には、後方に向かって係合突起72が突設されている。各係合突起72の右端部(図面上は左端部)の先端側には、突部73が右方(図面上は左方)に向かって設けられている。各係合突起72の左端部(図面上は右端部)の先端側には、後方に向かって右側(図面上は左側)に傾斜する切欠き部74が設けられている。図3に示されるように、各係合突起72は、扉2の内壁面4に設けられた係合穴10に係合している。
As shown in FIG. 11,
図11に示されるように、装着部66には、上下一対の取付ステー側装着穴67が水平方向に穿設されている。そして、各取付ステー側装着穴67を貫通する装着ボルト(図示せず)が室内側台座57の各台座側装着穴64に挿入されることで、取付ステー54が室内側台座57に固定されている。装着部66の上下方向中央には、縦長矩形状の溝部68が凹設されている。
As shown in FIG. 11, a pair of upper and lower attachment stay
次に、プッシュプル錠1のうち、扉2の内部に収納される部材について説明する。なお、説明の便のため、図12における左側を扉2の内部に収納される部材の前側(正面側)とし、図12における右側を扉2の内部に収納される部材の後側(背面側)とする。図2では、扉2の内部を後側から見ていることになるので、図面上の左右関係と実際の左右関係が逆転している。
Next, members housed in the
図12に示されるように、扉2の内部には、扉2の木口11に沿って収容空間5内に収容される錠ケース75と、錠ケース75内に収納されるストッパー機構76と、錠ケース75の前端から扉2の木口11の前方に突出するラッチボルト77と、が設けられている。以下、これらについて順番に説明する。
As shown in FIG. 12, inside the
まず、錠ケース75について説明する。図13に示されるように、錠ケース75は、右面が開口されたケース身78と、ケース身78の開口を覆うようにしてケース身78に接合されるケース蓋79と、を備えている。
First, the
ケース蓋79の後部には、横長矩形状の嵌合穴80が水平方向に上下一対で穿設されている。図3に示されるように、各嵌合穴80は、錠ケース75における扉2の外壁面3の裏面104と対向する側面105に設けられている。各嵌合穴80には、補強部材14の各嵌合部34が嵌合している。
In the rear portion of the
図13に示されるように、ケース身78の後部には、横長矩形状の他の嵌合穴81が水平方向に上下一対で穿設されている。図3に示されるように、各他の嵌合穴81は、錠ケース75における扉2の外壁面3の裏面104と対向する側面105とは反対側の側面106(扉2の内壁面4の裏面107と対向する側面)に設けられている。各他の嵌合穴81には、補強部材14の各嵌合部34が嵌合している。このことから明らかなように、補強部材14の各嵌合部34は、錠ケース75の内部空間を貫通している。
As shown in FIG. 13, another pair of horizontally-long rectangular fitting holes 81 are formed in the rear portion of the
図13に示されるように、ケース蓋79の上側の嵌合穴80の上方と下側の嵌合穴80の下方には、横長矩形状のラッチレバー用挿通穴82が設けられている。図3に示されるように、ケース蓋79の上側のラッチレバー用挿通穴82には、室外側ラッチレバー16が貫通している。図13に示されるように、ケース身78の上側の他の嵌合穴81の上方と下側の他の嵌合穴81の下方には、横長矩形状のラッチレバー用挿通穴82が設けられている。図3に示されるように、ケース身78の下側のラッチレバー用挿通穴82には、室内側ラッチレバー56が貫通している。
As shown in FIG. 13, a horizontally elongated latch
図13に示されるように、ケース身78とケース蓋79の上端部と下端部には、上側のラッチレバー用挿通穴82の上方と下側のラッチレバー用挿通穴82の下方に、円弧状に湾曲する取付バー用係合凹部83が設けられている。各取付バー用係合凹部83には、各取付バー25が係合している。錠ケース75の前端部には、ラッチボルト用挿通穴84が形成されている。
As shown in FIG. 13, the upper and lower ends of the
図12に示されるように、錠ケース75の前端は錠ケース取付板85に固定され、錠ケース取付板85は扉2の木口11に固定されている。各錠ケース75の前部には、ラッチボルト装着部86が形成されている。ラッチボルト装着部86の前面は開口されている。ラッチボルト装着部86の上下両面には、挿入開口部87が形成されている。
As shown in FIG. 12, the front end of the
次に、ストッパー機構76について説明する。ストッパー機構76は、前後一対の上方駆動板88と、この上方駆動板88の下方に配置される前後一対の下方駆動板90と、前側の上方駆動板88と前側の下方駆動板90の前方に配置される上下一対の退避規制板91と、を主体として構成されている。
Next, the
前側の上方駆動板88は、第1支点92を中心に回転可能であり、前側の上方駆動板88の前端部には上方押圧部93が設けられている。後側の上方駆動板88は、第1支点92の後方に設けられた第2支点94を中心に回転可能である。後側の上方駆動板88は、第1支点92と第2支点94の間において前側の上方駆動板88と揺動可能に接続されている。各下方駆動板90については、各上方駆動板88と上下対称であるため、説明を省略する。
The front
上側の退避規制板91は、その後部に設けられた第3支点95を中心に回転可能である。上側の退避規制板91には、後方に突出する被押圧部96が設けられ、この被押圧部96は前側の上方駆動板88の押圧部93に当接している。上側の退避規制板91の前端部には、上側の挿入開口部87を介してラッチボルト装着部86内に挿入される係止片97が設けられている。下側の退避規制板91については、上側の退避規制板91と同様の構成であるため、説明を省略する。但し、下側の退避規制板91の回転軸は、第4支点98と称する。第4支点98の外周には、付勢スプリング99が巻回されている。
The upper
次に、ラッチボルト77について説明する。ラッチボルト77は、錠ケース75のラッチボルト装着部86に水平方向回転可能に装着されており、この水平方向の回転に伴って扉2の木口11に対して進退するようになっている。ラッチボルト77の前側部分は、錠ケース75のラッチボルト用挿通穴84を介して扉2の木口11の前方に突出しており、扉枠等の被固定部100に設けられたストライク101に係合している。これにより、被固定部100に対する扉2の閉止状態が保持されている。ラッチボルト77の後面とラッチボルト装着部86との間にはコイルバネ102が介装され、このコイルバネ102によって、ラッチボルト77が突出方向(本実施形態では、前方)に付勢されている。
Next, the
上記の如く構成されたものにおいて、扉2が閉止されている状態では、ねじりコイルバネ50の付勢力によって室外側ハンドル15が非操作位置に付勢されている(図9の実線参照)。また、図12(a)に示されるように、付勢スプリング99の付勢力によって各退避規制板91の係止片97がラッチボルト77を係止しており、扉2の木口11からのラッチボルト77の退避が規制されている。これにより、ラッチボルト77が被固定部100のストライク101に係合した状態が保持されており、扉2の被固定部100に対する開放が規制されている。
In the configuration as described above, when the
この状態から、室外側ハンドル15のグリップ37を手前側に牽引すると、室外側ハンドル15がレバー軸46を中心に前方に向かって操作位置まで回転する(図9の二点鎖線参照)。この回転に伴って、室外側ラッチレバー16がレバー軸46を中心に室外側ハンドル15と一体に回転する。この室外側ラッチレバー16の回転に伴って、図12(b)に示されるように、室外側ラッチレバー16がストッパー機構76の後側の上方駆動板88を後方に押圧して、後側の上方駆動板88が第2支点94を中心に回転する。これに伴って、後側の上方駆動板88と揺動可能に連結された前側の上方駆動板88が第1支点92を中心に回転し、前側の上方駆動板88の押圧部93が上側の退避規制板91の被押圧部96を押圧する。この押圧により、上側の退避規制板91が第3支点95を中心に回転し、上側の退避規制板91の係止片97によるラッチボルト77の係止が解除される。
In this state, when the
また、各下方駆動板90が、各上方駆動板88と同様の作用により回転し、前側の下方駆動板90の押圧部93が下側の退避規制板91の被押圧部96を押圧する。この押圧により、下側の退避規制板91が第4支点98を中心に回転し、下側の退避規制板91の係止片97によるラッチボルト77の係止も解除される。これにより、ラッチボルト77が扉2の木口11から退避可能となり、扉2を被固定部100に対して開放することができる。以上のように、本実施形態では、室外側ラッチレバー16の回転に伴って、ストッパー機構76によりラッチボルト77の木口11からの退避規制状態と退避可能状態を切り替えられるようになっている。
Each
なお、室内側ハンドル55を奥側(後方)に押圧した場合にも、上記と同様の作用により、扉2を被固定部100に対して開放することができる。つまり、本実施形態のプッシュプル錠1では、室外側ハンドル15の牽引操作又は室内側ハンドル55の押圧操作によって扉2を開放することが可能となっている。
Even when the
ところで、上記のように室外側ハンドル15が牽引されると、室外側固定部材13に大きな負荷がかかる。しかしながら、本実施形態では、室外側固定部材13に固定された補強部材14に設けられた嵌合部34を、錠ケース75に設けられた各嵌合穴80及び各他の嵌合穴81に嵌合させているため、上記の負荷を錠ケース75に分散させることが可能となり、室外側固定部材13にかかる負荷を軽減することができる。そのため、室外側固定部材13の位置ずれを防止しつつ、室外側固定部材13を小型化することができ、これに伴って、ガラス扉の細い框にも容易に室外側固定部材13を固定することが可能になるとともに、プッシュプル錠1の見栄えを良くすることができる。
By the way, when the
本実施形態では、室外側固定部材13のみに補強部材14を固定する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、室内側固定部材53のみに補強部材14を固定しても良いし、室外側固定部材13と室内側固定部材53の両方に補強部材14を固定しても良い。
In the present embodiment, the case where the reinforcing
1 プッシュプル錠
2 扉
3 外壁面
11 木口
13 室外側固定部材
14 補強部材
15 室外側ハンドル
16 室外側ラッチレバー
17 室外側台座
33 固定部
34 嵌合部
58 室外側アームケース
75 錠ケース
76 ストッパー機構
77 ラッチボルト
80 嵌合穴
81 他の嵌合穴
104 (外壁面の)裏面
105 (錠ケースの)側面
106 (錠ケースの)反対側の側面
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Push-
Claims (3)
該固定部材に回転可能に支持されるハンドルと、
該ハンドルの回転に伴って回転するラッチレバーと、
前記扉の木口に対して進退可能に設けられるラッチボルトと、
前記扉内に配置され、前記ラッチレバーの回転に伴って前記ラッチボルトの前記木口からの退避規制状態と退避可能状態を切り替えるストッパー機構と、
前記扉内に配置され、前記ストッパー機構を収容する錠ケースと、を備え、
前記固定部材には、補強部材が固定され、
前記錠ケースには、前記壁面の裏面と対向する側面に嵌合穴が設けられ、該嵌合穴に前記補強部材が嵌合していることを特徴とするプッシュプル錠。 A fixing member provided on the wall surface of the door;
A handle rotatably supported by the fixing member;
A latch lever that rotates as the handle rotates;
A latch bolt provided so as to be capable of advancing and retreating with respect to the mouth of the door;
A stopper mechanism that is disposed in the door and switches between a retraction restricted state and a retreatable state of the latch bolt from the mouth as the latch lever rotates,
A lock case disposed in the door and accommodating the stopper mechanism,
A reinforcing member is fixed to the fixing member,
The push-pull lock, wherein the lock case is provided with a fitting hole on a side surface facing the back surface of the wall surface, and the reinforcing member is fitted in the fitting hole.
前記補強部材は、前記錠ケースの内部空間を貫通して、前記他の嵌合穴に嵌合していることを特徴とする請求項1に記載のプッシュプル錠。 The lock case is provided with another fitting hole on the side surface opposite to the side surface,
2. The push-pull lock according to claim 1, wherein the reinforcing member passes through an internal space of the lock case and is fitted in the other fitting hole.
前記壁面に固定される台座と、
該台座に固定されるとともに前記ハンドルの一部が収容されるアームケースと、を備え、
前記補強部材は、
前記アームケースに固定される固定部と、
該固定部の両端から延出し、前記錠ケースの前記側面に設けられた一対の前記嵌合穴に嵌合する一対の嵌合部と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプッシュプル錠。 The fixing member is
A base fixed to the wall surface;
An arm case fixed to the pedestal and accommodating a part of the handle;
The reinforcing member is
A fixing portion fixed to the arm case;
A pair of fitting portions extending from both ends of the fixing portion and fitting into a pair of fitting holes provided in the side surface of the lock case are provided. Push-pull tablets as described in.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012157901A JP2014020055A (en) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | Push-pull lock |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2014020055A true JP2014020055A (en) | 2014-02-03 |
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JP (1) | JP2014020055A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108518128A (en) * | 2018-05-30 | 2018-09-11 | 苏州琨山智能科技有限公司 | Push-pull lock internal rotating structure |
-
2012
- 2012-07-13 JP JP2012157901A patent/JP2014020055A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108518128A (en) * | 2018-05-30 | 2018-09-11 | 苏州琨山智能科技有限公司 | Push-pull lock internal rotating structure |
CN108518128B (en) * | 2018-05-30 | 2024-02-02 | 苏州琨山通用锁具有限公司 | Internal rotating structure of push-pull lock |
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