JP2014018166A - 巣板の消毒装置及びその消毒方法。 - Google Patents

巣板の消毒装置及びその消毒方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、巣板の消毒を低コストで実施できて小規模の養蜂家向きで、消毒作業が容易にでき、かつホルマリン溶液を効果的に利用することにより消毒効果の大きい巣板の消毒装置及びその消毒方法を提供する。
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するために、通気孔を設けた上空間と、前記上空間の下には、中央部の縦方向に設けた縦仕切り板の左右に格子戸状の複数の棚板を取り付け、前記棚板上に複数の巣板を収納する収納室を形成し、前記上空間をも閉める開閉可能な上扉を設けた上部空間と、前記上部空間の下には、四方が上方に起立させた構造で、底が平坦な受け皿を設置し、開閉できる下扉を取り付けた下部空間とからなることを特徴とする巣板の消毒装置とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ミツバチの巣板(巣脾)を収容するミツバチ用巣箱内にセットして使用する巣板を衛生的に保持し、育成中のミツバチの幼虫を病気から守るための巣板の消毒装置及びその消毒方法に関する。
ミツバチ飼育の環境条件として、巣板(巣脾)を収容するミツバチ用巣箱内の温度は、通常35℃程度に保たれている。つまり巣箱内の温度は、常に高温、多湿であって、糖や蛋白質等の栄養と水分に富み、巣板内の幼虫は病原菌の繁殖し易い環境条件下にある。
また、ミツバチの巣板は集めた蜜を蓄えるとともに育児のための部屋でもあることから、特にミツバチの幼虫期は病気に対する抵抗力が弱いので、巣板は常に衛生的であることが必要である。
前記ミツバチには、ウィルス性の法定伝染病および細菌性の病気がある。前記法定伝染病に羅病したミツバチは、病気の届出を行って消毒を実施し、死亡したミツバチの体は地下1m以上に埋めることが規定されている。
かかる法定伝染病、細菌性の病気の防除のためには、次のような解決すべき課題がある。
(1)農薬散布消毒などの薬剤使用は、自然食品である蜂蜜での毒物移行の危険性がある ため、採用できない。
(2)抗生物質の使用は、自然食品としての蜂蜜でのイメージを損なうので使用できない。
(3)ミツバチ蜂体への治療によって病気の回復を待つのは実質的に不可能であり、従って病気の予防をすることが、唯一残された重要な課題である。
前記のように、ミツバチの巣板を収容するミツバチ用巣箱(例えば特許文献3、特開2001−178298号公報)内の環境を、常に良くするための消毒法にはホルマリンその他の防除液や、消毒液への浸漬法、消毒液散布法等の予防技術があるが、かかる予防技術は比較的大規模の養蜂家向きであり、中小規模の養蜂家向きの養蜂用具や、巣板を収容する巣箱内の消毒と病気の予防法の確立が求められている。
ミツバチの巣板(巣脾)を収容するミツバチ用巣箱の消毒に用いる▲燻▼蒸消毒法としては、例えば特許文献1(特開2001−205032号公報)に示されるように、病院の手術用具の消毒には、エチレンオキサイドガスによる▲燻▼蒸消毒法が、強力な殺菌作用のある消毒として用いられている。
また、養蜂用具の消毒には、巣板(巣脾)のホルマリン液、逆性石鹸液、ピオチノンエース、塩素系の消毒液等に浸漬する方法が有効である(特許文献2(特開2002−28225号公報))。
特開2001−205032号公報 特開2002−28225号公報 特開2001−178298号公報
しかしながら、前記特許文献1(特開2001−205032号公報)に示されるような、エチレンオキサイドガスによる▲燻▼蒸消毒では、▲燻▼蒸消毒施設の費用が高額であるため、企業的な養蜂経営者や養蜂家の共同経営のような比較的高額に耐えられるような養蜂業者の利用にとどまっている。
また、前記特許文献2(特開2002−28225号公報)に示されるような、薬液剤による浸漬消毒作業は、浸漬消毒作業及び浸漬後の巣板(巣脾)の水洗作業に多くの労力を要し、また水洗い後の巣板の風乾に長期間を要する。
以上の課題があり、これらの理由から前記のような薬液に巣板を浸漬する消毒方法の採用者は少なかった。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、巣板を収容するミツバチ用巣箱に使用した巣板の消毒装置を低コストで出来て小規模の養蜂家向きで、消毒作用が容易で省力的であり、かつホルマリン溶液を効果的に利用することにより消毒効果の極めて大きい巣板の消毒装置及び消毒方法を提供することを目的とする。
本発明の巣板の消毒装置は、かかる目的を達成するもので、通気孔6を設けた上空間1fと、前記上空間1fの下には、中央部の縦方向に設けた縦仕切り板3cの左右に格子戸状の複数の棚板3a、3a・・・を取り付け、前記棚板3a上に複数の巣板11を収納する収納室20a〜21cを形成する。そして、前記上空間1fをも閉める開閉可能な上扉5、5を設けた上部空間2と、前記上部空間2の下には、鋼鉄製で四方が上方に起立させた構造で、底17bが平坦な受け皿17を設置し、開閉できる下扉4を取り付けた下部空間3とからなることを特徴とする巣板の消毒装置1を提供することを目的とする。
本発明である巣板の消毒装置には以下の効果がある。
本巣板の消毒装置は、木製であり上部空間に収納された棚板と棚板上に置かれた巣板を、上部空間を扉で締め切って、巣板の消毒装置の下部空間内に配置したホルマリン溶液を加熱して発生したガスを本発明の巣板の消毒装置内に上昇させることにより、巣板の消毒装置内で多数の巣板を一気に効率的に消毒することができる。そして、巣板内の奥まで完全に消毒することが可能である。
また、本発明である巣板の消毒装置1は、木製であることから製作費が大幅に低減させることができる。
更に、本巣板の消毒装置は木製であるから軽量であるから容易に運搬することができる。
上記のように、本発明のホルマリン溶液から発生するガスで消毒する木製の巣板の消毒装置は軽量で、蜂場の近くに簡単に運搬して容易に設置することができるとともにホルマリン溶液から出るガスで消毒される簡易な構造であるから管理がし易い。
従って、かかるホルマリン溶液のガスで消毒できる本巣板の消毒装置は、消毒費用が低コストである。そして、軽量であるために運搬が容易であり個別養蜂家向きで最適である。
また、本発明である巣板の消毒装置は、各巣板を収納する収納室に約80枚もの多数の巣板を一度に消毒することが可能である。巣板に形成されている巣房内の奥まで前記ガスが行き渡ることになり巣板の効率的に完全な消毒をすることができる。
本発明である巣板の消毒装置の外観斜視図である。 本発明である巣板の消毒装置の上下扉を開いた状態の正面図である。 本発明である巣板の消毒装置に使用する棚板の平面図である。 本発明である巣板の消毒装置に設置されている縦仕切り板の構造を示すための 図2中のB−B線に沿った縦断面図である。 本発明である巣板の消毒装置の図2におけるA―A線断面図である。 本発明である巣板の消毒装置の棚板を下部空間内に出し入れ自由に取り付ける構 造を示した一部断面の正面図である。 本発明である巣板の消毒装置の棚板を下部空間内に出し入れ自由に取り付ける 他の構造を示した一部断面の正面図である。 本発明である巣板の消毒装置に使用される受け皿の拡大斜視図である。 本発明である巣板の消毒装置に使用されるコンロの拡大斜視図である。 本発明である巣板の消毒装置を使用して消毒したときの比較表である。
以下に、添付図面を参照し、本発明である巣板の消毒装置の実施例について詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る巣板の消毒装置の外観斜視図、図2は前記巣板の消毒装置の上下扉を開いた状態の正面図、図3は図2におけるA―A断面図である。
巣板の消毒装置1は木製の装置で、図1に示すように、縦長で直方体状の箱に形成されている。次に、前記巣板の消毒装置1の外観形状について説明すると、図1に示すように、巣板の消毒装置1は、上面を構成する上板1a、底面を構成する底板1b、背面を構成する背板1e、両側面を構成する左右側板1c、1cとを組み立てて成り、その正面の開口部には、左右の2つの上扉5,5及び左右の2つの下扉4,4がそれぞれ開閉可能に取り付けられている。尚、下扉4には通気孔6が穿設されている。
そして、上板1aは、背板1eの上端に固定されているとともに左右の側板1c、1cの上端に固定されている。また、底板1bは、背板1eの下端及び左右の側板1c、1cの下端に固定されている。背板1e、左右の側板1c、1c、底板1bの固定は、結合部が強固であることが必要なので釘を打ち込む方法で結合させるのが良い。側板1c、1cは、ベニヤ板であっても良い。
2つの上扉5,5は、左右の側板1c、1cに4箇所の蝶番12、12、12、12を介して開閉可能に連結されている。また、上扉5,5は、内部を透視できるように一部がガラス5a張りである。上扉5,5には、の開閉し易くするために開閉用の把手5b、5bが取り付けられている。また、2つの下扉4,4は、左右の側板1c、1cに4箇所の蝶番13を介して開閉可能に連結されている。符号4a、4aは、下扉4,4の開閉用の把手である。
次に、本願発明である巣板の消毒装置の内部構造について説明する。
図2に示すように、巣板の消毒装置1の内部は、上空間1fと上部空間2と下部空間3に区分けされている。上空間1fと上部空間2とは上仕切り棚板1gにより区分けされていて、上部空間2と下空間3とは下仕切り棚板3mにより仕切られている。上仕切り棚板1g及び下仕切り棚板3mは、棚板3aと同じように格子戸状の構造にしても良い。各棚板3a、3a・・・・は、縦仕切り板3cと左右の側板1c、1cの間に出し入れ可能な構造に取り付ける。棚板3a及び縦仕切り板3cの材質は、杉、檜であってもよい。
符号3cは縦仕切り板であり、符号3a、3a、3a、3a、3a、3aは棚板である。そして、符号11は巣板である。

図2に示すように、6枚の棚板3aは、縦仕切り板3cの左右に水平に取り付けられている。6枚の棚板3a、3a、3a、3a・・・上には多数の巣板11、11、11・・・・が並べられている。符号3rは寒暖計である。この寒暖計3rは、上部空間2内の温度を計測し、上部空間2内の温度を消毒するに最適な温度にすることが出来るように設置されている。
図2に示すように、上部空間2内には、多数の巣板11を収納することができる4室の左収納室22が縦仕切り板3cの左方に形成されているととともに、縦仕切り板3cの右方にも4室の収納室23が形成されている。合計8つの収納室が存在し、8収納室には約80個の巣板11を収納することができる。
勿論、収納室22、23が8室に限定されるものではなく、本発明である巣板の消毒装置1を大型にすれば収納室は8室以上設けることもできる。
このように、上部空間2内に縦方向に固定されている縦仕切り板3cの左右には、複数の収納室からなる左収納室22と複数の収納室からなる右収納室23が配置されている。前記各左右収納室内には多数の巣板(巣脾)11を収納して消毒することができる。
図2に示すように、上空間1fを形成する上板1aには通気孔6が穿設されている。符号19、19はペトリ皿である。上空間2a内の異物、例えば落下菌・浮遊菌を該ペトリ皿19に捕取するものである。
図3に示すように、各巣板11、11、11・・・の間には、ホルマリンのガスが通過可能な微小な隙間3bが形成されている。各巣板11の上面と各棚板3aの下面との間にも、隙間3qが形成されている。また、各巣板11の側面と側板1c、1cの内面との間にも隙間3tが形成されている。
図2aに示すように、棚板3a、3a・・・は、格子戸のような構造であり、隙間3j、格子3、隙間3j、格子3・・・のように隙間3jと格子3kが交互に形成されている棚板である。下仕切り棚板3mは、格子戸状の構造とせずに下仕切り棚板3mを上下に貫通する複数の孔3iを穿設しても良い。これは、温められたホルマリン溶液のガスが上昇し、下部空間3に発生したホルマリン溶液のガスが上部空間2内に効率的に入り込むようにするためである。
図2bに示すように、縦仕切り板3cの構造は、前仕切り板3gと中仕切り板3hと後仕切り板3lとからなる。前仕切り板3gと中仕切り板3hとの間には隙間3nがあり、中仕切り板3hと後仕切り板3lとの間にも隙間3oがある。
このように、3枚の仕切り板3g、3h、3l間に隙間があるのは、下部空間3に発生したホルマリン溶液のガスが上部空間2内に効率的に入り込むようにするためである。
上部空間2内に取り付けられている縦仕切り板3cは、縦方向に伸びて縦仕切り板3cの上端は上板1aに固定され、縦仕切り板3cの下端は下仕切り棚板3mに固定されている。下仕切り棚板3mには、複数の孔3iを穿設しても良い。これは、ホルマリン溶液からでるガスが、容易に上部空間2内に上昇し流れ込むようにするためである。
図3に示すように、3b、3d、3eは隙間である。即ち、巣板11と巣板11間にも隙間3bが形成され、巣板11と背板1e間にも隙間3dが形成される。また、上扉5内面と巣板11との間にも隙間3eが形成されている。更に、左右側板1c、1cの内面と巣板11間にも隙間が形成されている。
そして、図2に示すように、各棚板3a、3a、3a・・・上に置かれた複数の巣板11、11、11・・の上端と真上にある各棚板3a、3a、3a・・・間にも隙間3qが形成されている。このように、隙間が存在することにより上部空間2内にホルマリン溶液のガスが満遍なく行き渡るようにするためである。
図4及び図4aは棚板3aの取り付け手段を示した図である。縦仕切り板3cと左右側板1c、1c間に取り付けられている各棚板3a、3a、3a、3a・・・は、夫々の棚板3aの一端を縦仕切り板3cに切り込み3p形成した溝15に差し込むとともに、他端は側板1cに切り込み3p形成された溝16に差し込む。
これにより、夫々の棚板3aは、溝15、16に沿って出し入れ自在となり、夫々の棚板3aに巣板11を載せた状態で、容易に前後方向に出し入れできる。
また、図4aに示すように、棚板3aは、側板1cの内面に支持部材20を固定するとともに、縦仕切り板3cの外側にも支持部材21を固定して、棚板3aの両端部を載せて、支持部材20、21上をスライドさせることにより、前後方向に出し入れすることができる構造としても良い。
図5に示すように、底板1bの上にある下部空間3の底には、鋼板製の受け皿17が置かれている。この受け皿17は、中央部が凹んだ平坦な底17bの周囲の4辺には底17bから一体的に起立させて周囲を高くした構造の受け皿である。
図6に示すように、受け皿17の底17bに置かれたコンロ7は、コンロ7の上部に支持台7aを置き、支持台7a上に内部にホルマリン溶液8aが入れられた容器8を載せる。符号9は、前記コンロ7内において、前記ホルマリン溶液8aが収容された容器8を加熱するための燃料9である。加熱する手段としては、木炭・豆炭・固形燃料を用いた卓上コンロ等又は電気コンロ等を使用して加熱しても良い。受け皿17の底17b上には、ホルマリン溶液8aを加熱するコンロ7を設置してある。尚、受け皿17の底17bには上下内部空間2、3内に皿19を置いてもよい。この皿19は、中細菌捕集のためのシャーレではなく、テスト細菌(塗布したスタヒルコッカス)の発育有無を知るために置くものです。
次に、前記のように構成された巣板の消毒装置1の作動について説明する。
先ず、本発明である巣板の消毒装置1の2つの上扉5,5及び2つの下扉4,4を開く。
次いで、複数の巣板11を載せるための棚板3aを縦仕切り板3cの左右に取り付け、複数の収納室22、23を設け、複数の収納室22、23内に巣板11を並べる。
その後、巣板の消毒装置1の上扉5,5及び下扉4,4を閉じる。そして、下部空間3の受け皿17の底17bに置かれたコンロ7に、ホルマリン溶液8aが収容された容器8を載せて、燃料9に点火してホルマリン溶液8aを25℃〜28℃になるように維持しながら、約24時間の間、下部空間3及び上部空間2にホルマリン溶液ガスを放出させる。
巣板11の間及び巣板11と壁面との間には、図3に示すように、各隙間3b、3d、3e、3tが形成されているので、ホルマリン溶液のガスは、隙間3b、3d、3e、3tを通って、巣板11に行き渡る。約24時間の経過後に多数の巣板11の内部までもホルマリン溶液のガスにより完全に消毒される。
本発明である巣板の消毒装置1を用い、巣箱の巣板11のホルマリン溶液ガスによる消毒を行った。即ち、上部空間2内の棚板3a上の収納室において消毒された巣板11の巣房内壁を、綿棒による擦り取り法により摂取し、寒天培地及び血液培地に塗布し、そして、コンロ7にホルマリン溶液8aが入れられた容器8を載せて、燃料を燃焼させてホルマリン溶液8aを25℃〜28℃になるように維持しながら▲燻▼蒸消毒を行った。
その後、皿液培地により24時間の経過後のスタヒルコッカスによる巣房内部の細菌発育の消長を調査した。巣箱内の温度は10℃上昇した。
その結果、図7のように、各調査位置とも陰性を示し、▲燻▼蒸消毒の効果を確認できた。図7において、上、中、下段は、上部空間2の上段側の巣板支持体、中段側の巣板支持体、下段側の巣板支持体を示す。
1 巣板の消毒装置
1a 上板
1b 底板
1c 側板
1e 背板
1f 上空間
1g 上仕切り棚板
2 上部空間
3 下部空間
3a 棚板
3b 隙間
3c 縦仕切り板
3d 隙間
3e 隙間
3f 孔
3g 前仕切り板
3h 中仕切り板
3i 孔
3j 隙間
3k 格子
3l 後仕切り板
3m 下仕切り棚板
3n 隙間
3o 隙間
3p 切り込み
3q 隙間
3r 寒暖計
3s 隙間
3t 隙間
4 下扉
4a 把手
5 上扉
5a ガラス
5b 把手
6 通気孔
6a 通気孔
6b 通気孔
7 コンロ
7a 支持台
8 容器
8a ホルマリン溶液
8b ガス
9 燃料
10 温湿度計
11 巣板
12 蝶番
13 蝶番
15 溝
16 溝
17 受け皿
17a 高さ形成部
17b 底
19 ペトリ皿
19a 皿
20 支持部材
21 支持部材
22 左収納室
23 右収納室

Claims (6)

  1. 通気孔を設けた上空間と、
    前記上空間の下には、中央部の縦方向に設けた縦仕切り板の左右に格子戸状の複数の棚 板を取り付け、前記棚板上に複数の巣板を収納する収納室を形成し、前記上空間をも閉 める開閉可能な上扉を設けた上部空間と、
    前記上部空間の下には、四方が上方に起立させた構造で、底が平坦な受け皿を設置し、 開閉できる下扉を取り付けた下部空間と
    からなることを特徴とする巣板の消毒装置
  2. 棚板を格子戸状の構造としたことを特徴とする請求項1に記載の巣板の消毒装置。
  3. 棚板を上部空間から出し入れ可能にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載
    の巣板の消毒装置。
  4. 上扉の一部を透明としたことを特徴とする請求項2乃至請求項3に記載の巣板の消毒装 置。
  5. 上部空間2内に寒暖計を取り付けたことを特徴とする請求項2乃至請求項4に記載の巣 板の消毒装置。
  6. 下部空間にホルマリン容器を設置し、前記ホルマリン容器を一定の温度で保持するよう に加熱してホルマリン溶液ガスを発生せしめ、前記発生したガスを下部空間、上部空間、 上空間に順次の上方に流し、下仕切り棚板上、下部空間の棚板上及び上仕切り棚板上に 置かれた多数の巣板を一気に消毒することを特徴とする巣板の消毒方法。
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