JP2014018005A - 携帯情報端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 二次電池の充電が終了した後に、充電終了時における二次電池の電池残量が適切であったか否かを識別することができる携帯情報端末を提供する。
【解決手段】 二次電池36の電池残量を検出する電池残量検出部104と、二次電池36の充電終了を検出する充電終了検出部105と、充電終了時に検出された電池残量を終了時残量として保持する終了時残量記憶部106と、二次電池36の充電が終了した後に、終了時残量記憶部106により保持されている終了時残量に基づいて表示出力を行う終了時状態表示部107と、表示出力を終了させるためのユーザ操作を受け付ける操作入力部33により構成される。
【選択図】 図3
【解決手段】 二次電池36の電池残量を検出する電池残量検出部104と、二次電池36の充電終了を検出する充電終了検出部105と、充電終了時に検出された電池残量を終了時残量として保持する終了時残量記憶部106と、二次電池36の充電が終了した後に、終了時残量記憶部106により保持されている終了時残量に基づいて表示出力を行う終了時状態表示部107と、表示出力を終了させるためのユーザ操作を受け付ける操作入力部33により構成される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、携帯情報端末に係り、さらに詳しくは、携帯型の充電器を用いて二次電池を充電することができる携帯情報端末の改良に関する。
携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット端末、携帯型のパーソナルコンピュータ、携帯ゲーム機といった携帯可能な情報端末は、繰り返し充放電可能な内蔵電池から電力の供給を受けて動作する。通常、携帯情報端末の内蔵電池は、ACアダプタを用いることにより、商用電源から供給される電力を利用して充電される。最近では、一次電池又は二次電池を搭載した携帯型の充電器が提供され、その様な充電器を用いて携帯情報端末の内蔵電池を充電することもできる。
例えば、上述した外部電源による内蔵電池の充電中は、充電電流が監視され、電流値が一定レベルを下回れば、内蔵電池が満充電レベルに到達したものと判断して充電を終了させる充電制御が行われる。内蔵電池の充電が終了したことは、充電インジケータの点灯、消灯又は点灯色によって識別することができる。なお、特許文献1には、充電中に内蔵電池の電池残量を絵文字によって表示する携帯電話機が記載されている。また、特許文献2には、内蔵電池の電池残量に基づいて満充電状態を検出して報知する携帯機器が記載されている。
上述した携帯型の充電器を用いて携帯情報端末の内蔵電池を充電する場合、充電器の電池残量が少なくなり、充電器が十分な電力の供給を行えなくなれば、充電電流の電流値が規定値以下にまで低下することが考えられる。このため、従来の携帯情報端末では、充電電流の電流値に基づいて充電が終了することから、内蔵電池の電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず充電が終了してしまうという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、二次電池の充電が終了した後に、充電終了時における二次電池の電池残量が適切であったか否かを識別することができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
特に、携帯型の充電器を用いて二次電池の充電を行った場合に、充電器の電池残量が適切であるか否かや、充電終了時における二次電池の電池残量が適切であったか否かを識別することができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
また、本発明は、二次電池の充電が終了した後に、二次電池の電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず、充電が終了したことを識別することができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
第1の本発明による携帯情報端末は、二次電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、上記二次電池の充電終了を検出する充電終了検出手段と、上記充電終了時に検出された上記電池残量を終了時残量として保持する終了時残量記憶手段と、上記二次電池の充電が終了した後に、上記終了時残量記憶手段により保持されている上記終了時残量に基づいて表示出力を行う終了時状態表示手段と、上記表示出力を終了させるためのユーザ操作を受け付ける操作入力手段とを備えて構成される。
この携帯情報端末では、充電終了時に検出された電池残量が終了時残量として保持され、充電が終了した後に、終了時残量に基づいて表示出力が行われる。このため、二次電池の充電が終了した後に、充電終了時における二次電池の電池残量が適切であったか否かを終了時残量に基づく表示出力によって識別することができる。特に、携帯型の充電器を用いて二次電池の充電を行った場合に、充電器の電池残量が適切であるか否かや、充電終了時における二次電池の電池残量が適切であったか否かを識別することができる。
第2の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記終了時状態表示手段が、上記終了時残量が満充電レベルに到達していない場合に、上記表示出力を行うように構成される。この様な構成によれば、二次電池の充電が終了した後に、二次電池の電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず、充電が終了したことを識別することができる。
第3の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記終了時状態表示手段が、電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず充電が終了したことを示すメッセージを表示するように構成される。この様な構成によれば、電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず、充電が終了したことを容易に識別することができる。
第4の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記終了時状態表示手段が、上記二次電池の充電が終了してから最初に行われたユーザ操作に基づいて、上記表示出力を行うように構成される。
この携帯情報端末では、充電終了時に表示画面が消灯状態であるような場合であっても、ユーザ操作が行われたタイミングで終了時残量に基づく表示出力を行う。このため、充電終了時における二次電池の電池残量が適切であったか否かを終了時残量に基づく表示出力によって識別することができるとともに、ユーザに対し、充電器の電池残量を確認し、或いは、二次電池を再度充電するように効果的に促すことができる。
本発明による携帯情報端末では、二次電池の充電が終了した後に、充電終了時における二次電池の電池残量が適切であったか否かを識別することができる。特に、携帯型の充電器を用いて二次電池の充電を行った場合に、充電器の電池残量が適切であるか否かや、充電終了時における二次電池の電池残量が適切であったか否かを識別することができる。
また、本発明によれば、二次電池の充電が終了した後に、二次電池の電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず、充電が終了したことを識別することができる携帯情報端末を提供することができる。
<携帯電話機1>
図1は、本発明の実施の形態による携帯情報端末の一構成例を示した図であり、携帯情報端末の一例として、折り畳み式の携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、LCD(液晶ディスプレイ)11、受話用のスピーカ12及び充電インジケータ13が設けられた表示筐体10と、操作キー21及び送話用のマイクロホン22が設けられた操作筐体20により構成される。
図1は、本発明の実施の形態による携帯情報端末の一構成例を示した図であり、携帯情報端末の一例として、折り畳み式の携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、LCD(液晶ディスプレイ)11、受話用のスピーカ12及び充電インジケータ13が設けられた表示筐体10と、操作キー21及び送話用のマイクロホン22が設けられた操作筐体20により構成される。
表示筐体10は、直方体形状の薄型筐体であり、前面にLCD11及びスピーカ12が配置され、上端部に充電インジケータ13が配置されている。LCD11は、矩形形状の表示画面を有する表示装置である。このLCD11には、内蔵電池の電池残量や電波の受信状態等が絵文字(ピクトグラム)により表示される。スピーカ12は、受話音を出力するための音声出力装置である。
充電インジケータ13は、内蔵電池の充電が行われていることをユーザに知らせるための警告灯である。例えば、充電インジケータ13は、LED(発光ダイオード)を光源とするインジケータであり、充電中において赤色点灯し、充電が終了すれば消灯する。
操作筐体20は、直方体形状の薄型筐体であり、前面に操作キー21及びマイクロホン22が配置されている。操作キー21は、押下操作を検出し、入力信号を生成する押下型の電気接点からなるスイッチである。具体的には、オンフックキー、オフフックキー、方向キー、決定キー、テンキー等が操作キー21として設けられている。マイクロホン22は、送話音を入力するための音声入力装置である。
表示筐体10及び操作筐体20は、ヒンジ機構により、両筐体を展開させたオープン状態と、各筐体の前面を互いに対向させて折り畳んだクローズ状態とが遷移可能に連結される。
この携帯電話機1は、携帯型の充電器を用いて、内蔵電池を充電することができる。また、内蔵電池の充電が終了した後に、充電終了時における電池残量が適切であったか否かを表示出力によって識別することができる。
図2は、図1の携帯電話機1内の機能構成の一例を示したブロック図である。この携帯電話機1は、LCD11、操作キー21、CPU30、セルラー通信部31、表示制御部32、操作入力部33、メモリ34、充電回路35及び二次電池36により構成される。
セルラー通信部31は、基地局と通信し、移動体通信回線網を介して他の通信端末と通話や電子メールの送受信を行うための移動体通信部である。表示制御部32は、LCD11を駆動し、表示制御を行う。
操作入力部33は、操作キー21の押下操作によるユーザ操作を受け付け、押下操作が行われた操作キー21に応じた入力信号を生成する。この操作入力部33は、表示筐体10及び操作筐体20がオープン状態又はクローズ状態のいずれの連結状態であるのかを検出し、連結状態に応じた入力信号を生成する。つまり、この操作入力部33は、連結状態を切り替えるユーザ操作を検出して入力信号を生成する。
CPU30は、セルラー通信部31、表示制御部32及び充電回路35を制御する主制御部である。メモリ34には、CPU30の制御プログラムやアプリケーションプログラム、受信データ等が保持される。
二次電池36は、繰り返し充放電可能な蓄電池であり、操作筐体20内に着脱可能に収容される。例えば、二次電池36には、正極にリチウム金属酸化物を用い、負極にグラファイトなどの炭素系材料を用いるリチウムイオンバッテリーが用いられる。充電回路35は、外部電源から供給される電力を利用して、二次電池36の充電を行うための充電装置である。携帯電話機1内の各デバイス、すなわち、CPU30やセルラー通信部31等は、二次電池36から電力の供給を受けて動作する。
<充電回路35>
図3は、図2の充電回路35の構成例を示したブロック図であり、ポータブル充電器2から供給される電力を利用して二次電池36を充電する場合が示されている。ポータブル充電器2は、携帯電話機1内の二次電池36を充電するための携帯型の充電装置であり、充電端子201、充電回路202、二次電池203及び出力端子204により構成される。
図3は、図2の充電回路35の構成例を示したブロック図であり、ポータブル充電器2から供給される電力を利用して二次電池36を充電する場合が示されている。ポータブル充電器2は、携帯電話機1内の二次電池36を充電するための携帯型の充電装置であり、充電端子201、充電回路202、二次電池203及び出力端子204により構成される。
充電端子201は、ACアダプタに接続することにより、商用電源を利用して生成された充電電流がACアダプタから入力される入力端子である。充電回路202は、充電端子201に入力された充電電流を利用して、二次電池203の充電を行う。二次電池203は、電池容量、すなわち、蓄積可能な電気量が二次電池36よりも大きい蓄電池である。出力端子204は、携帯電話機1内の充電回路35に接続することにより、二次電池203から供給される充電電流Ichが充電回路35へ出力される。
充電回路35は、充電端子100、充電電流測定部101、充電SW(スイッチ)102、充電制御部103、電池残量検出部104、充電終了検出部105、終了時残量記憶部106及び終了時状態表示部107により構成される。
充電端子100は、ポータブル充電器2に接続することにより、充電電流Ichがポータブル充電器2から入力される入力端子である。例えば、充電端子100は、操作筐体20に設けられる。充電電流Ichは、充電電流測定部101及び充電SW102を介して二次電池36へ供給される。なお、充電端子100をACアダプタに接続すれば、ACアダプタを介して商用電源から供給される電力を利用して二次電池36を充電することもできる。
充電電流測定部101は、充電電流Ichの電流値を繰り返し測定し、その測定結果を充電制御部103及び充電終了検出部105へ出力する。充電電流Ichの電流値は、充電電流Ichが流れる抵抗素子の両端の電位差を検出することによって求められる。充電SW102は、充電制御部103の指示に基づいて、充電電流Ichが流れる電流路を遮断し、或いは、開放する開閉器である。すなわち、充電SW102のオン状態は、電流路の開放状態であり、オフ状態は、遮断状態である。
充電制御部103は、充電電流Ichを監視し、電流値が一定レベルを下回れば、二次電池36の電池残量が満充電レベルに到達したものと判断し、充電を終了させるべく充電SW102を制御する。具体的には、充電電流測定部101により充電電流Ichの電流値が測定されるごとに、当該電流値を終了設定値Itと比較する。そして、充電電流Ichの電流値が終了設定値It以下の値にまで低下した場合に、充電SW102をオフ状態(電流路の遮断状態)へ切り替える。
終了設定値Itは、二次電池36の充電を終了させ、過充電を防止するための判定閾値であり、二次電池36の特性に応じて予め定められる。電池残量は、蓄積された電気量であり、電池容量がその上限値に相当する。電池残量が満充電レベルに到達したか否かは、電池残量がその上限値を含む一定範囲内に達しているか否かによって判別される。例えば、電池残量が電池容量の90%以上であれば、二次電池36は、満充電状態である。
例えば、充電制御部103は、充電端子100の電位が一定レベルを上回れば、充電が開始されたものと判断し、充電SW102をオン状態(電流路の開放状態)へ切り替える。また、充電制御部103は、充電端子100の電位が一定レベルを上回れば、充電インジケータ13を点灯させ、充電電流Ichの電流値が終了設定値Itを下回れば、充電インジケータ13を消灯させる。
実際の二次電池36の充電では、初期段階において、定電流制御により一定の充電電流Ichが二次電池36に供給され、その後、二次電池36の端子電圧が一定レベルを上回れば、定電圧制御に切り替えられ、一定の充電電圧Vchが二次電池36に供給される。定電圧制御による充電の後期段階では、充電が進むにつれて充電電流Ichは徐々に減少する。
電池残量検出部104は、二次電池36の電池残量を検出し、その検出結果を充電終了検出部105へ出力する。例えば、二次電池36の電池残量は、二次電池36の端子電圧を測定することによって、求められる。
ただし、二次電池36の端子電圧、充電電流Ichの電流値、二次電池36の温度、充放電の回数、使用開始後の経過時間といったパラメータを測定し、これらのパラメータを用いて電池残量を総合的に判断するような構成であっても良い。
充電終了検出部105は、二次電池36の充電終了を検出し、充電終了時に電池残量検出部104により検出された電池残量を終了時残量記憶部106内に格納する。二次電池36の充電終了は、充電電流Ichの電流値に基づいて検出される。すなわち、充電電流Ichの電流値を終了設定値Itと比較し、電流値が終了設定値It以下であれば、二次電池36の充電が終了したものと判断される。
終了時残量記憶部106には、充電終了時に検出された電池残量が終了時残量として保持される。ここでは、二次電池36の充電が終了した直後に、当該二次電池36の電池残量が検出され、その電池残量が終了時残量として保持される。
ただし、二次電池36の電池残量を繰り返し検出するとともに、検出した電池残量を一定期間保持しておくことにより、二次電池36の充電が終了する直前に検出された電池残量を終了時残量として用いるような構成であっても良い。
終了時状態表示部107は、二次電池36の充電が終了した後に、終了時残量記憶部106により保持されている終了時残量に基づいて、充電終了時の電池状態を示す終了時情報をLCD11上に表示するための表示出力を行う。この表示出力は、終了時残量が満充電レベルに到達していない場合に行われ、二次電池36の電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず充電が終了したことを示す所定のメッセージが終了時情報としてLCD11上に表示される。
例えば、メッセージ「フル充電になっていませんが充電が停止しました。ポータブル充電器をお使いの際は、充電器内の電池残量が不足した可能性があります」がLCD11の表示画面内に表示される。この様なメッセージを表示することにより、ユーザに対し、ポータブル充電器2の電池残量を確認するように促すことができ、ポータブル充電器2の充電忘れを防ぐことができる。
また、二次電池36の充電が終了してから長い時間が経過していても、メッセージの表示によってポータブル充電器2の電池残量が不足したことを識別することができる。さらに、充電終了時における二次電池36の電池残量が十分でなかったことが判るので、ACアダプタ等を用いて再度充電を行うことにより、二次電池36の電池切れを防ぐことができる。
また、終了時状態表示部107は、所定の終了操作に基づいて、終了時残量に基づく表示出力を終了する。つまり、終了時残量が満充電レベルに到達していない場合、終了時情報を示すメッセージの表示は、二次電池36の充電が終了した直後のタイミングで行われ、終了操作が行われるまで継続される。終了操作は、終了時残量に基づく表示出力を終了させるためのユーザ操作であり、操作キー21に対する一連の押下操作からなる。
図4のステップS101〜S109は、図3の充電回路35における充電処理の一例を示したフローチャートである。まず、充電制御部103は、充電開始を検知した後、充電SW102をオン状態へ切り替え、充電インジケータ13を点灯させる(ステップS101,S102)。
次に、充電制御部103は、充電電流Ichを一定時間ごとにチェックし(ステップS103,S104)、電流値が終了設定値It以下になれば、充電SW102をオフ状態へ切り替え、充電インジケータ13を消灯させる(ステップS105,S106)。
このとき、電池残量検出部104は、端子電圧に基づいて、二次電池36の電池残量を検出する(ステップS107)。この電池残量は、終了時残量として終了時残量記憶部106内に保持される。
次に、終了時状態表示部107は、終了時残量記憶部106内に保持されている終了時残量に基づいて、充電終了時の電池状態を示す終了時情報をLCD11上に表示するための表示出力を行う(ステップS108)。すなわち、終了時状態表示部107は、終了時残量が満充電レベルに到達していれば、直ちにこの処理を終了する。一方、終了時状態表示部107は、終了時残量が満充電レベルに到達していなければ、メッセージをLCD11上に表示してこの処理を終了する。
本実施の形態によれば、充電終了時に検出された電池残量が終了時残量として保持され、充電が終了した後に、終了時残量に基づいて表示出力が行われる。このため、二次電池36の充電が終了した後に、充電終了時における二次電池36の電池残量が適切であったか否かを終了時残量に基づく表示出力によって識別することができる。
特に、二次電池36の充電が終了した後に、二次電池36の電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず、充電が終了したことをメッセージの表示によって容易に識別することができる。
なお、本実施の形態では、終了時残量が満充電レベルに到達していない場合に、充電終了時の電池状態を示す終了時情報をLCD11上に表示する構成の例について説明した。しかし、本発明は、終了時残量が満充電レベルに到達しているか否かによって、充電終了後の表示出力を異ならせるものであれば、上記構成以外の構成であっても良い。
また、本実施の形態では、二次電池36の充電が終了した直後から終了時残量に基づく表示出力を行う場合の例について説明したが、本発明は終了時残量に基づく表示出力のタイミングをこれに限定するものではない。すなわち、二次電池36の充電が終了してから一定期間が経過したタイミングで、終了時残量に基づく表示出力を行うような構成のものも本発明には含まれる。具体的には、二次電池36の充電が終了してから最初に行われたユーザ操作に基づいて、終了時残量に基づく表示出力を行うような構成であっても良い。
例えば、二次電池36の充電が終了した後、連結状態をオープン状態へ切り替えるユーザ操作を検出し、連結状態がオープン状態に移行したタイミングで、終了時情報の表示を行うような構成であっても良い。或いは、二次電池36の充電が終了した後、操作キー21の押下操作が行われたタイミングで、終了時情報の表示を行うような構成であっても良い。
この様な構成を採用することにより、充電終了時に表示画面が消灯状態であるような場合であっても、ユーザ操作が行われたタイミングで、表示画面が点灯状態へ移行し、終了時残量に基づく表示出力が行われる。このため、充電終了時における二次電池36の電池残量が適切であったか否かを終了時残量に基づく表示出力によって識別することができるとともに、ユーザに対し、ポータブル充電器2の電池残量を確認し、或いは、二次電池36を再度充電するように効果的に促すことができる。
また、本実施の形態では、充電電流Ichの電流値に基づいて二次電池36の充電終了が検出される場合の例について説明したが、本発明は、充電終了の検出方法をこれに限定するものではない。例えば、ポータブル充電器2から制御信号を受け付け、この制御信号に基づいて二次電池36の充電終了を検出するような構成であっても良い。
1 携帯電話機
10 表示筐体
11 LCD
12 受話用のスピーカ
13 充電インジケータ
20 操作筐体
21 操作キー
22 送話用のマイクロホン
30 CPU
31 セルラー通信部
32 表示制御部
33 操作入力部
34 メモリ
35 充電回路
36 二次電池
2 ポータブル充電器
100 充電端子
101 充電電流測定部
102 充電SW
103 充電制御部
104 電池残量検出部
105 充電終了検出部
106 終了時残量記憶部
107 終了時状態表示部
10 表示筐体
11 LCD
12 受話用のスピーカ
13 充電インジケータ
20 操作筐体
21 操作キー
22 送話用のマイクロホン
30 CPU
31 セルラー通信部
32 表示制御部
33 操作入力部
34 メモリ
35 充電回路
36 二次電池
2 ポータブル充電器
100 充電端子
101 充電電流測定部
102 充電SW
103 充電制御部
104 電池残量検出部
105 充電終了検出部
106 終了時残量記憶部
107 終了時状態表示部
Claims (4)
- 二次電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、
上記二次電池の充電終了を検出する充電終了検出手段と、
上記充電終了時に検出された上記電池残量を終了時残量として保持する終了時残量記憶手段と、
上記二次電池の充電が終了した後に、上記終了時残量記憶手段により保持されている上記終了時残量に基づいて表示出力を行う終了時状態表示手段と、
上記表示出力を終了させるためのユーザ操作を受け付ける操作入力手段とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。 - 上記終了時状態表示手段は、上記終了時残量が満充電レベルに到達していない場合に、上記表示出力を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
- 上記終了時状態表示手段は、電池残量が満充電レベルに到達していないにもかかわらず充電が終了したことを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末。
- 上記終了時状態表示手段は、上記二次電池の充電が終了してから最初に行われたユーザ操作に基づいて、上記表示出力を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯情報端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012155034A JP2014018005A (ja) | 2012-07-10 | 2012-07-10 | 携帯情報端末 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012155034A JP2014018005A (ja) | 2012-07-10 | 2012-07-10 | 携帯情報端末 |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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