JP2014016197A - 光信号測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏波多重された信号のOSNRが推定可能な光信号測定装置を提供する。
【解決手段】被測定光信号を入力する入力用光ポートと、該入力用光ポートに光学的に接続された光フィルタと、該光フィルタに光学的に接続された偏波フィルタと、該偏波フィルタの出力ポートに光学的に接続された3以上の受光器とを備え、前記受光器の帯域を、前記被測定光信号のボーレートの0.1倍以上とし、かつ前記光フィルタの帯域の0.1倍以上とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、光信号測定装置に関し、より詳細には、光信号対雑音比を測定するための光信号測定装置に関する。
旺盛な通信需要を背景として、光通信網の大容量化に向けた検討が精力的に行われている。光通信網の大容量化においては、信号の多値化、偏波多重化および狭波長間隔の波長分割多重によって、光ファイバ1本当たりの伝送容量を高めている。一方、光通信網のノード間において、時分割多重、波長分割多重によって多重化された光パスの構成を、伝送する容量に応じて変更し、光通信網の運用効率を向上させるROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)技術が用いられている。
このような光ネットワークの導入、運用、管理においては、光信号の品質をモニタする技術が重要である。特に、光信号対雑音比(OSNR:Optical Signal to Noise Ratio)は、光増幅器の自然放出雑音光が、どの程度信号光に重畳されているかを示す定量的な指標であることから、OSNRモニタへの要求は高い。従来、OSNRモニタは、光スペクトル測定を行って、信号光成分の光強度と雑音成分の光強度とを光周波数軸上で弁別し、ここからOSNRを推定する手法が用いられてきた(例えば、非特許文献1を参照)。
しかしながら、狭波長間隔により波長分割多重された光信号では、光周波数軸上の信号光と雑音光の弁別が難しいという課題が指摘されている。さらに、ROADMにより、経路の異なる信号が波長多重されていると、雑音スペクトルの平坦性が失われ、雑音光の量の見積もりが困難になるという課題も指摘されている。
このような課題を解決するために、偏波ヌリング(Polarization Nulling)が提案されている(例えば、非特許文献2、特許文献1を参照)。偏波ヌリング法は、偏波多重されていない光信号を伝送する場合に、信号光は完全に偏光しており、雑音光は無偏光であると見做すことができることを利用して、信号光と雑音光の強度差を求めている。
図1に、従来の偏波ヌリング法を適用した光信号測定器の構成を示す。入力用光ポート10に入力された信号は、光偏波コントローラ11によって、信号光成分の偏光状態が偏波ビームスプリッタ12の偏波軸に合うように制御される。その結果、信号光成分は、受光器13aへのみ導かれる。一方、雑音光は、無偏光であれば受光器13aおよび13bに均等に導かれるので、受光器13aの受光強度と受光器13bの受光強度とを比較することにより、信号光と雑音光の強度差を求めることができる。この方法は、非常に簡易な構成によりOSNRを測定できるという利点がある。
特開2011−64657号公報
H.Suzuki and N.Takachio, "Optical signal quality monitor built into WDM linear repeaters using semiconductor arrayed waveguide grating filter monolithically integrated with eight photodiodes," IEE Electronics Letters, Vol.35, No.10, pp.836-837(1999) J.H.Lee, H.Y.Choi, S.K.Shin and Y.C.Chung, "A Review of the Polarization-Nulling Technique for Monitoring Optical-Signal-to-Noise Ratio in Dynamic WDM Networks," IEEE/OSA J. Lightwave Technology, Vol.24, No.11, pp.4162-4171 (2006)
しかしながら、従来の偏波ヌリング法によるOSNRモニタには、例えば、近年実用化が進められているDP−QPSK(Dual Polarization Quadrature Phase Shift Keying)伝送などの偏波多重された信号には適用できないという課題があった。上述したように、偏波ヌリング法おいては、信号光が完全偏光であることを前提にしているからである。偏波多重された光信号においては、理想的には、直交する偏波の信号光を、それぞれ均等に含むため、無偏光になってしまう。従って、偏波ヌリング法では、信号光と雑音光との判別ができなくなる。
本発明の目的は、偏波多重された信号のOSNRが推定可能な光信号測定装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の一実施態様は、被測定光信号を入力する入力用光ポートと、該入力用光ポートに光学的に接続された光フィルタと、該光フィルタに光学的に接続された偏波フィルタと、該偏波フィルタの出力ポートに光学的に接続された3以上の受光器とを備え、前記受光器の帯域は、前記被測定光信号のボーレートの0.1倍以上であり、かつ前記光フィルタの帯域の0.1倍以上であることを特徴とする。
前記偏波フィルタは、前記光フィルタから入力された光信号を直交する偏波に分離する偏波ビームスプリッタと、該偏波ビームスプリッタの2つの出力に光学的に接続された2つの1入力2出力光カプラと、該1入力2出力光カプラのそれぞれの一方の出力に光学的に接続された90°光ハイブリッドと、前記偏波ビームスプリッタのいずれか一方の出力と前記1入力2出力光カプラとの間に挿入された偏波変換器とを含むことができる。
前記偏波フィルタは、前記光フィルタから入力された光信号を三分岐する1入力3出力光カプラと、前記1入力3出力光カプラの3つの出力に光学的に接続された3つの偏波ビームスプリッタと、前記1入力3出力光カプラと前記偏波ビームスプリッタとを光学的に接続する3つの光パスのうちの1つのパスに挿入された、前記偏波ビームスプリッタの偏波軸に対して22.5度傾いた半波長板と、前記3つの光パスのうちの他の1つのパスに挿入された、前記偏波ビームスプリッタの偏波軸に対して45度傾いた四分の一波長板とを含むことができる。
本発明の他の実施態様は、光信号測定方法において、偏波多重された被測定光信号を入力する工程と、前記被測定光信号を光フィルタにより弁別する工程と、前記被測定光信号のストークスベクトルのうち、水平直線偏光成分、45°直線偏光成分、および右円偏光成分に比例した信号を得る工程と、前記ストークスベクトルの成分に比例した信号から、前記被測定光信号の偏波分布を求める工程と、前記偏波分布から求まる標準偏差によって、OSNRを推定する工程とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、受光器の帯域を、被測定光信号のボーレートの0.1倍以上とし、かつ光フィルタの帯域の0.1倍以上とすることにより、受光器から被測定光信号の偏波状態を表すストークスベクトルのS1、S2、S3に比例した成分を得ることができ、この偏波測定結果の偏波分布から求まる標準偏差σによって、OSNRを推定することができる。
従来の偏波ヌリング法を適用した光信号測定器の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる光信号測定装置の構成を示す図である。 第1実施形態にかかる光信号測定器の動作原理を示す図である。 第1実施形態にかかる光信号測定器による偏波測定結果を示す図である。 第1実施形態にかかる光信号測定器によるOSNR推定結果を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる光信号測定装置の構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、図面においては同一の機能を有する部分は同一の番号を付することで、説明の明瞭化を図っている。
(第1実施形態)
図2に、本発明の第1実施形態にかかる光信号測定装置の構成を示す。光信号測定装置は、入力用光ポート21と、入力用光ポート21に光学的に接続された光フィルタ22と、光フィルタ22に光学的に接続された偏波フィルタ23と、偏波フィルタ23の出力に光学的に接続された3つの受光器28a−28cから構成されている。光信号測定装置は、偏波測定結果として、被測定光信号のストークスベクトル[S0、S1、S2、S3]のうち、S1=水平直線偏光成分、S2=45°直線偏光成分、S3=右円偏光成分に比例した信号を出力する。
偏波フィルタ23は、シリコン基板上に形成された石英系光導波路により実現されており、光フィルタ22から入力された光信号を直交する偏波状態に分離する偏波ビームスプリッタ24と、偏波ビームスプリッタ24の2つの出力に、それぞれ光学的に接続された1入力2出力の光カプラ26aおよび26bと、光カプラ26aおよび26bの一方の出力を入力とする90°光ハイブリッド27とを含む。偏波ビームスプリッタ24と光カプラ26aとの間には、偏波ビームスプリッタ24の一方の出力の偏波を、他方の出力の偏波に揃えるための偏波変換器25が挿入されている。光カプラ26aおよび26bの光強度分岐比は1:2となっており、光強度の小さな出力ポートに受光器28aが接続され、光強度の大きな出力ポートに90°光ハイブリッド27が接続されている。
90°光ハイブリッド27の2対の出力は、それぞれ受光器28bおよび28cへと導かれ、光カプラ26a、26bの他方の出力(90°光ハイブリッド27へ導かれない出力)は、受光器28aへと導かれている。受光器28a−28cは、それぞれトランスインピーダンス増幅器(TIA)29a−29cを備えている。
なお、偏波ビームスプリッタ24は、対称マッハツェンダ干渉計の両アームに、互いに偏波軸が直交するポリイミドからなる四分の一波長板が挿入されている。この構成によれば、波長依存性および温度依存性が小さく、量産性に優れた偏波ビームスプリッタを提供することができるからである。しかしながら、本発明はこの例に限定されるものではなく、例えば応力解放溝を用いた非対称マッハツェンダ干渉計を用いてももちろん構わない。
また、90°光ハイブリッド27は、多モード干渉カプラ3つとY分岐回路1つを組み合わせた構成とした。この構成によれば、波長依存性および温度依存性に優れた90°光ハイブリッドを提供することができるからである。しかしながら、本発明はこの例に限定されるものではなく、2入力4出力多モード干渉光カプラなど、別の光ハイブリッド構成を用いても構わない。
偏波フィルタ23は、シリコン基板上に形成された石英系光導波路で実現したが、この構成によれば、量産性に優れた偏波フィルタを実現することができる。しかしながら、本発明はこの例に限定されるものではなく、例えばInP、GaAsなど半導体導波路、またはポリマ光導波路を用いてもよいし、導波路ではなくバルク光学部品を用いて偏波フィルタを構成しても、もちろん構わない。
第1実施形態においては、受光器28がトランスインピーダンス増幅器29を備えるとしたが、この構成によれば、外部の擾乱に強い光信号測定器を提供することができる。しかしながら、本発明はこの例に限定されるものではなく、トランスインピーダンス増幅器を適用しなくても、もちろん構わない。
第1実施形態の偏波フィルタによれば、受光器28a−28cにおいて、被測定光信号の偏波状態を表すストークスベクトルのS1、S2、S3に比例した成分がそれぞれ得られる。
図3に、本発明の第1実施形態にかかる光信号測定器の動作原理を示す。ここで、被測定光信号は、32GBaudのDP−QPSK信号(データレート100Gbps)とした。しかしながら、本発明はこの例に限定されるものではなく、被測定光信号として、例えば、16QAMのような別のフォーマットの光信号でも、もちろん構わない。また、光フィルタの帯域は、30GHzとした。しかしながら、本発明はこの例に限定されるものでは、もちろんない。
図3(a)は、受光器28の帯域を数kHzとして、光信号のボーレートよりも充分小さく設定した時に得られる光信号の偏波状態のポアンカレ球表示である。赤道平面上に直線偏光S1,S2を表し、地軸方向に円偏光S3を表しており、受光器28a−28cからの出力であるストークスベクトルのS1、S2、S3に比例した信号成分からプロットする。図3(a)から明らかなように、偏波多重光信号では、直交する偏波成分をそれぞれ均等に含むため、信号光の瞬時偏波は測定されず、無偏光という結果が得られる。
図3(b)は、受光器28の帯域をボーレートと同等(〜30GHz)に設定した時に得られる光信号の偏波状態である。図3(b)に示したように、この条件下では、光信号の瞬時偏波を捕捉することが可能となるため、DP−QPSK信号の場合には、レンズ状の偏波分布が測定される。
一方、雑音光に対しては、光フィルタ22の帯域と、受光器28の帯域との関係が重要となる。図3(c)は、受光器28の帯域を光フィルタ22の帯域よりも充分小さい数kHzに設定した時の偏波状態の測定結果である。雑音光は、主に光増幅器の自然放出光によるため、全ての偏波状態を等しく含んでいる。従って、無偏光という測定結果が得られる。このため、図3(a)に示した光信号との区別ができない。
図3(d)は、受光器28の帯域を光フィルタ22の帯域と同等(〜30GHz)に設定した時に得られる光信号の偏波状態である。光フィルタ22により雑音光の帯域は絞られており、これと同等の帯域の受光器28で測定することにより、雑音光の瞬時偏波を捕捉することが可能となる。このとき、得られる偏波は一様分布となる。
以上の結果から、受光器28の帯域を、光フィルタの帯域および被測定光信号のボーレートと同程度に設定することにより、受光器から被測定光信号の偏波状態を表すストークスベクトルのS1、S2、S3に比例した成分を得ることができ、この偏波分布から、信号光と雑音光を峻別することが可能となる。受光器28の帯域は、光フィルタの帯域および被測定光信号のボーレートより大きいことが理想ではあるが、OSNRを推定するために、偏波分布を知るためには、光フィルタの帯域および被測定光信号のボーレートと同程度以下に設定する。実際には、それぞれの0.1倍以上であれば測定することができ、0.7倍程度が好適である。
図4に、第1実施形態にかかる光信号測定器による偏波測定結果を示す。32GBaudのDP−QPSK信号に雑音を付加したときの偏波分布を示している。ここで、光フィルタ22の帯域は125GHz、受光器の帯域は25GHzとした。受光器28の帯域は、製造が容易であることから、信号光のボーレート(32G)よりも小さく、また光フィルタの帯域(125G)よりも小さくなっている。しかしながら、後述のように本発明の効果は十分に奏されている。
図4(a)は、OSNR=38dBであり、雑音光の量が比較的少ない時の結果であり、図4(b)は、OSNR=10dBであり、雑音光の量が比較的多い時の結果である。図4に示されるように、OSNRが良好な時には測定される偏波分布は平坦な形をしているが、OSNRが劣化してくると偏波分布は一様分布に近づいている。
図5に、第1実施形態にかかる光信号測定器によるOSNR推定結果を示す。図4に示した偏波測定結果の偏波分布を、平面近似したときの平面からの高さの標準偏差σを、OSNRの関数として整理した図である。ここでは、ストークスベクトル[S0、S1、S2、S3]を、
S0=<|Ex|>+<|Ey|
S1=<|Ex|>−<|Ey|
S2=<2ExEycosδ>
S3=<2ExEysinδ>
としたとき、
|Ex|max: S1が最大値になるように偏波を調整
|Ey|max:S1が最小値になるように偏波を調整
S2max:S2が最大値になるように偏波を調整
S3max:S3が最大値になるように偏波を調整
の4つの入力偏波を用いた。また理論値を実線で示している。図5より明らかなように、第1の実施形態の光信号測定装置により、偏波分布から求まる標準偏差σによって、OSNRが推定可能であり、どのような種類の入力偏波でも、OSNRを推定できることがわかる。
(第2実施形態)
図6に、本発明の第2実施形態にかかる光信号測定装置の構成を示す。光信号測定装置は、入力用光ポート21と、入力用光ポート21に光学的に接続された光フィルタ22と、光フィルタ22に光学的に接続された偏波フィルタ23と、偏波フィルタ23の出力に光学的に接続された3つの受光器28a−28cから構成されている。
第2実施形態の偏波フィルタ23は、光フィルタ22から入力された光信号を三分岐する1入力3出力等分岐光カプラ31と、光カプラ31の3つの出力にそれぞれ光学的に接続された3つの偏波ビームスプリッタ(PBS)34a―34cから構成されている。光カプラ31の出力と偏波ビームスプリッタ34とを接続する3つの光学パスは、(1)直接接続されている光パス、(2)PBS34bで分離される偏波を±45度の直線偏波とするために、PBS34bの偏波軸に対して22.5度傾いた半波長板32が挿入されている光パス、(3)PBS34cで分離される偏波を左右周りの円偏波とするために、PBS34cの偏波軸に対して45度傾いた四分の一波長板33が挿入されている光パスの3つである。
第2実施形態の偏波フィルタによっても、受光器28a−28cで得られる信号は、ストークスベクトルS1、S2、S3に比例するので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第2実施形態の受光器28は、バランスディテクタとしたが、このような構成でも、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
10,21:入力用光ポート
11:光偏波コントローラ
12,24,34:偏波ビームスプリッタ
13,28:受光器
22:光フィルタ
23:偏波フィルタ
25:偏波変換器
26,31:光カプ
27:90°光ハイブリッド
29:トランスインピーダンス増幅器
32:半波長板
33:四分の一波長板

Claims (7)

  1. 被測定光信号を入力する入力用光ポートと、
    該入力用光ポートに光学的に接続された光フィルタと、
    該光フィルタに光学的に接続された偏波フィルタと、
    該偏波フィルタの出力ポートに光学的に接続された3以上の受光器とを備え、
    前記受光器の帯域は、前記被測定光信号のボーレートの0.1倍以上であり、かつ前記光フィルタの帯域の0.1倍以上であることを特徴とする光信号測定装置。
  2. 前記偏波フィルタは、
    前記光フィルタから入力された光信号を直交する偏波に分離する偏波ビームスプリッタと、
    該偏波ビームスプリッタの2つの出力に光学的に接続された2つの1入力2出力光カプラと、
    該1入力2出力光カプラのそれぞれの一方の出力に光学的に接続された90°光ハイブリッドと、
    前記偏波ビームスプリッタのいずれか一方の出力と前記1入力2出力光カプラとの間に挿入された偏波変換器と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の光信号測定装置。
  3. 前記1入力2出力光カプラの光強度分岐比は1:2であり、光強度の小さな出力ポートに前記受光器の1つが接続され、光強度の大きな出力ポートに前記90°光ハイブリッドが接続されていることを特徴とする請求項2に記載の光信号測定装置。
  4. 前記偏波フィルタは、
    前記光フィルタから入力された光信号を三分岐する1入力3出力光カプラと、
    前記1入力3出力光カプラの3つの出力に光学的に接続された3つの偏波ビームスプリッタと、
    前記1入力3出力光カプラと前記偏波ビームスプリッタとを光学的に接続する3つの光パスのうちの1つのパスに挿入された、前記偏波ビームスプリッタの偏波軸に対して22.5度傾いた半波長板と、
    前記3つの光パスのうちの他の1つのパスに挿入された、前記偏波ビームスプリッタの偏波軸に対して45度傾いた四分の一波長板と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の光信号測定装置。
  5. 前記受光器は、トランスインピーダンス増幅器を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光信号測定装置。
  6. 前記偏波フィルタは、基板上に形成された石英系光導波路により形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光信号測定装置。
  7. 偏波多重された被測定光信号を入力する工程と、
    前記被測定光信号を光フィルタにより弁別する工程と、
    前記被測定光信号のストークスベクトルのうち、水平直線偏光成分、45°直線偏光成分、および右円偏光成分に比例した信号を得る工程と、
    前記ストークスベクトルの成分に比例した信号から、前記被測定光信号の偏波分布を求める工程と、
    前記偏波分布から求まる標準偏差によって、OSNRを推定する工程と
    を備えたことを特徴とする光信号測定方法。
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