JP2014015029A - Decorative molding body and production method of decorative molding body - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、射出成形により加工された熱可塑性樹脂の加飾成形体等に関する。 The present invention relates to a decorative molded body of a thermoplastic resin processed by injection molding.
家電製品の筐体などにおいて、透明な樹脂や塗料を重ねることによる深みの向上やマイカ系のパール顔料やアルミ系のメタリック顔料などの光輝材を樹脂や塗料に配合することによる輝度感の向上で、高級感を演出する方法が知られている。このような方法としては、光輝材を混入した合成樹脂材料からなる光輝層を透明樹脂層で被覆した光輝性成形物が開示されている(例えば下記特許文献1参照)。
In the housing of home appliances, etc., by improving the depth by overlaying transparent resins and paints, and by improving the brightness by adding glitter materials such as mica-based pearl pigments and aluminum-based metallic pigments to resins and paints A method for producing a high-class feeling is known. As such a method, a glitter molded article in which a glitter layer made of a synthetic resin material mixed with a glitter material is coated with a transparent resin layer is disclosed (for example, see
また、鉄などの基材に着色顔料とマンセル色相環を着色顔料の色相を基準(0)とし、−50から+50で表した場合、−50から−25、または+25から+50の色相を有する光輝性顔料を含有する光輝性ベース塗膜を形成し、さらに、光輝性顔料の色相に対し、−10以上、+10以下の色相を有する着色顔料を含有するカラークリヤー塗膜を形成した光輝性塗装物が開示されている(例えば特許文献2参照)。 Further, when a coloring pigment and a Munsell hue ring are represented on a base material such as iron with the hue of the coloring pigment as a reference (0) and expressed as -50 to +50, the brightness having a hue of -50 to -25 or +25 to +50 A glittering coated product comprising a glittering base coating film containing a pigment and a color clear coating film containing a color pigment having a hue of -10 or more and +10 or less with respect to the hue of the glittering pigment Is disclosed (for example, see Patent Document 2).
近年、家電製品などの商品の差別化を図る上で、意匠性を高め、商品価値や訴求力の向上を図ることが不可欠となっている。このため、深みのある光輝感と鮮やかな色彩感を両立する必要性が高まっている。深みは、色の濃さと奥行き感の一方または両方を指し示す言葉であり、その両方を満たすことが求められている。深みのある光輝感を得る方法である上記特許文献1では、0.6mm以上の透明樹脂層が形成され、透明樹脂層が透明性を失うことのない程度に僅かに着色されても良いとされている。塗装に比べ、厚い透明樹脂層が形成されるため、奥行き感という意味での深みを得ることはできるが、色彩に関しては、例えば、L*C*h*表色系で表した場合の彩度h*が低く、淡い色味であることを意味しており、色の濃さという意味での深みと鮮やかな色彩感を得ることができないという問題点があった。
In recent years, in order to differentiate products such as home appliances, it has become indispensable to improve design and improve product value and appeal. For this reason, there is an increasing need to achieve both deep radiance and vivid color. Depth is a word that indicates one or both of color depth and depth, and is required to satisfy both. In
彩度の向上と立体感のある光輝感の発現を可能とする特許文献2では、光輝性顔料と補色の関係にある着色顔料をベース塗料とカラークリヤー塗料に配合するため、射出成形により形成されたクリヤー層に比べ厚みが薄く、奥行き感という意味での深みが得られず、減法混色による無彩色化が生じ、鮮やかな色彩感を得ることができないという問題点があった。
In
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、色の濃さと奥行き感の両方の意味での深みのある光輝感と鮮やかな色彩感を両立する熱可塑性樹脂の加飾成形体等を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and is an addition of a thermoplastic resin that achieves both a deep radiance and a vivid color in the sense of both color depth and depth. It aims at providing a decoration molding etc.
この発明は、光輝材および着色顔料を含む熱可塑性樹脂からなる基材と、前記基材の少なくとも一部に被覆され、着色顔料を含む透明な熱可塑性樹脂からなる被覆材と、を備え、L*C*h*表色系で表した場合の前記被覆材の色相角が、前記基材の色相角から±45°の範囲にあり、前記被覆材の彩度が前記基材の彩度よりも高く、前記被覆材の明度が前記基材の明度よりも低いことを特徴とする加飾成形体等にある。 The present invention comprises a base material made of a thermoplastic resin containing a glittering material and a color pigment, and a coating material made of a transparent thermoplastic resin coated on at least a part of the base material and containing a color pigment, * C * h * The hue angle of the covering material when expressed in the color system is in a range of ± 45 ° from the hue angle of the base material, and the saturation of the covering material is greater than the saturation of the base material. And the brightness of the covering material is lower than the brightness of the base material.
この発明では、色の濃さと奥行き感の両方の意味での深みのある光輝感と鮮やかな色彩感を両立する熱可塑性樹脂の加飾成形体等を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a decorative molded body of a thermoplastic resin that achieves both a bright sensation of vividness and a vivid color sensation in terms of both color depth and depth.
以下、この発明による加飾成形体等を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。 Hereinafter, a decorative molded body and the like according to the present invention will be described with reference to the drawings according to each embodiment. In each embodiment, the same or corresponding parts are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における加飾成形体の断面を示す模式図である。図1において、加飾成形体1は、光輝材2および着色顔料3を含有する熱可塑性樹脂からなる基材4の少なくとも一部が、着色顔料5を含有する透明性の高い熱可塑性樹脂からなる被覆材6で被覆された構造を有している。
FIG. 1 is a schematic diagram showing a cross section of a decorative molded body in
光輝材2としては、二酸化チタンや酸化鉄などの金属酸化物で被覆された鱗片状のパール顔料、アルミ顔料、ガラスフレーク顔料、シリカフレーク顔料が挙げられる。
光輝材2の配合量は、基材4を構成する熱可塑性樹脂100重量部に対し、0.1重量部以上10重量部以下である。0.1重量部より少ないと、光輝感が不足する。10重量部より多くしても輝度感の向上は認められないだけでなく、光輝材2の凝集により色ムラが発生する。
Examples of the
The blending amount of the
着色顔料3は、熱可塑性樹脂の着色に使用される顔料であれば特に限定されず、対象とすることができる。着色顔料3としては、酸化チタン系、酸化鉄系、複合酸化物系等の金属酸化物、それ以外であるクロム酸塩系、硫化物系、ケイ酸塩系、炭酸塩系、フェロシアン化物、カーボンブラック等の金属酸化物以外の無機顔料、溶性アゾ系、不溶性アゾ系(モノアゾ、ジスアゾ)等のアゾ化合物;縮合アゾ系金属錯塩アゾ系、ベンズイミダゾロン系、多環系であるフタロシアニン系、アントラキノン系、インジゴ系、ペリノン系、ペリレン系、キナクリドン系、イソインドリノン系、金属錯塩系、メチン・アゾメチン系、ジケトピロロピロール系からなる有機顔料、アゾ系、アントラキノン系、ペリレン系からなる染料が挙げられる。
The
着色顔料3の配合量は、基材4を構成する熱可塑性樹脂100重量部に対し、0.001重量部以上10重量部以下である。
0.001重量部より少ないと、着色効果が得られない。
10重量部より多いと、凝集により色ムラが発生する。
The blending amount of the
If the amount is less than 0.001 part by weight, the coloring effect cannot be obtained.
When the amount is more than 10 parts by weight, color unevenness occurs due to aggregation.
基材4の色相角(色相)(°)、明度(%)、彩度(%)(以下単位省略する場合あり)の調整は、光輝材2と着色顔料3の種類と量を変化させることにより行うことができる。なお、L*C*h*表色系で表した場合の光輝材2の色相角は、着色顔料3の色相角に対して、±110°以内である必要があり、±45°以内であることが好ましい。光輝材2と着色顔料3の色相が近いほど、加飾成形体の色彩が鮮やかになり、光輝材2と着色顔料3の色相が補色に近くなると、減法混色による無彩色化により加飾成形体1の色彩が鮮やかでなくなるからである。
Adjustment of the hue angle (hue) (°), brightness (%), and saturation (%) of the base material 4 (hereinafter, units may be omitted) is to change the type and amount of the
基材4を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、メチルメタクリレート−アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリメチルメタアクリレート、ポリメチルペンテンが挙げられる。
Examples of the thermoplastic resin constituting the
基材4の厚さは、0.5mm以上4mm以下であることが好ましい。
0.5mmより薄いと射出成形による基材4の形成が困難になる。
4mmより厚いと基材4の表面でのヒケ(凹み)の発生を抑制することが困難となり意匠性が低下する。
It is preferable that the thickness of the
If it is thinner than 0.5 mm, it becomes difficult to form the
If it is thicker than 4 mm, it will be difficult to suppress the occurrence of sink marks (dents) on the surface of the
着色顔料5は、着色顔料3と同様のものを用いることができる。
着色顔料5の配合量は、被覆材6の光線透過率が60%以上となるようにすれば良い。
60%より低いと基材4による光反射が少なくなるため深みのある光輝感を得られなくなるからである。
As the
The blending amount of the
This is because if it is lower than 60%, light reflection by the
被覆材6を構成する熱可塑性樹脂としては、被覆材6が無着色の状態で、光線透過率が70%以上となることが望ましく、ランダムポリプロピレン、環状ポリオレフィン、汎用ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、メチルメタクリレート−アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(MABS)、非晶性ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタアクリレート、ポリメチルペンテンなど透明性の高い樹脂が挙げられる。
As the thermoplastic resin constituting the covering
被覆材6の厚さは、0.5mm以上4mm以下であることが好ましい。
0.5mmより薄いと射出成形による被覆材6の形成が困難になる。
4mmより厚いと被覆材6表面でのヒケ(凹み)や被覆材6内部でのボイドの発生を抑制することが困難となり意匠性が低下する。
ただし、部分的に薄くすることで深みに変化が生じ、意匠性が向上するので、被覆材6が端部等で部分的に成形が可能な範囲で0.5mmより薄くなっても構わない。
The thickness of the covering
If the thickness is less than 0.5 mm, it is difficult to form the covering
If it is thicker than 4 mm, it will be difficult to suppress the occurrence of sink marks (dents) on the surface of the covering
However, since the depth is changed by partially thinning and the design property is improved, the covering
L*C*h*表色系で表した場合、
被覆材6の色相は、基材4の色相角から±45°の範囲にある。
被覆材6の彩度は、基材4の彩度よりも高い。
基材4の彩度は、10以上であることが好ましい。
10より小さいと無彩色に近く、鮮やかな色彩感を得ることができない。
被覆材6の明度は、基材4の明度よりも低く、30以上であることが好ましい。
30より小さいと深みのある光輝感を得ることができない。
When expressed in the L * C * h * color system,
The hue of the covering
The saturation of the covering
The saturation of the
If it is less than 10, it is close to an achromatic color and a vivid color feeling cannot be obtained.
The lightness of the covering
If it is less than 30, a deep glitter cannot be obtained.
基材4を構成する熱可塑性樹脂と被覆材6を構成する熱可塑性樹脂は、同種でない場合、基材4と被覆材6の密着性が低くなるため、同種であることが望ましい。同種でない場合、基材4と被覆材6の密着性を向上させるため、基材4に被覆材6との相溶化剤を配合することが好ましい。被覆材6に基材4との相溶化剤を配合すると、被覆材6の透明性が低下する。
When the thermoplastic resin constituting the
基材4と被覆材6を一体にする成形手段は、射出成形としては周知の2色成形(2色射出成形)である。基材4と被覆材6を接着するよりも、接着剤および接着工程が不要となる。基材4または被覆材6を射出成形し、インサート成形で一体化することも可能であるが、その場合には、インサートされる成形物とインサート成形で金型に充填される樹脂の成形収縮量の差で反り変形を生じ易いので、インサートされる成形物を予加熱することが好ましい。
The molding means for integrating the
以上のような構成とすることで、
被覆材6が透明で、被覆材6の色相角に近い色相角を有する基材4に含まれる光輝材2による光反射で深みのある光輝感が得られ、基材4と被覆材6の色相角が近く、被覆材6の彩度が基材4より高く、被覆材6の明度が基材4より低いことで鮮やかな色彩感を有する加飾成形体1を得ることができる。
With the above configuration,
The
実施の形態2.
実施の形態1では、基材4と被覆材6の界面を平滑にするようにしたものであるが、次に基材4と被覆材6の界面の一部に凹凸を設けた場合の実施の形態を示す。図2は、この発明の実施の形態2における加飾成形体の断面を示す模式図である。図2において、基材4と被覆材6の界面の少なとも一部に凹凸を有する以外の構成は、図1に示す実施の形態1と同じである。
In the first embodiment, the interface between the
基材4と被覆材6の界面の一部の凹凸は、基材4を成形するための金型をエッチングなど周知の方法で処理して加工する(例えばエッチング液で金型の一部を溶解除去し形作る、または刃物で金型の一部を切削除去し形作る)ことで付与される。
Some unevenness at the interface between the
凹凸のピッチは、10μm以上2000μm以下であることが好ましい。
10μmより小さいと光輝材2が凹凸に沿って配列し難くなり、不規則な光沢感を得られなくなるだけでなく、光輝材2が基材4の内部に埋没し、光輝材2による光輝感が得られなくなる。
2000μmより大きくなると、凹凸による光輝材の不規則な配列の度合いが減少し、不規則な光沢感が得られなくなる。
凹凸のピッチが100μmより大きい場合、凹部または凸部の一部が平滑であっても構わない。部分的に平滑な面があることで、光輝材の不規則な配列が断続的になり、光輝材2の連続的な不規則な配列の場合とは異なる光輝感を得ることができる。
The uneven pitch is preferably 10 μm or more and 2000 μm or less.
If it is smaller than 10 μm, it is difficult for the
When it is larger than 2000 μm, the degree of irregular arrangement of the glitter material due to the unevenness decreases, and irregular glossiness cannot be obtained.
When the uneven pitch is larger than 100 μm, a part of the concave portion or the convex portion may be smooth. Due to the partially smooth surface, the irregular arrangement of the glitter material becomes intermittent, and a glitter feeling different from the case of the continuous irregular arrangement of the
以上のような構成とすることで、実施の形態1での効果に加え、不規則な光輝感を有する加飾成形体1を得ることができる。
By setting it as the above structures, in addition to the effect in
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。図3は、この発明における各実施例、比較例での結果を示す図である。なお、色相角の単位は(°)、明度、彩度の単位はそれぞれ(%)である。 Hereinafter, the present invention will be described specifically by way of examples. FIG. 3 is a diagram showing the results of each example and comparative example in the present invention. The unit of hue angle is (°), and the unit of brightness and saturation is (%).
実施例1.
基材4を構成する熱可塑性樹脂としてABS樹脂を用い、被覆材6を構成する熱可塑性樹脂としてMABS樹脂を用いた。2軸押出機を用い、基材4および被覆材6の色相角、彩度および明度が図3に示す値になるように光輝材2、着色顔料3および着色顔料5を混練し、着色ペレットを作製した。
次に、2色射出成形機を用い、基材4用の着色ペレットで100mm×100mm×1mmの平板を成形し、続いて、平板の片面に積層するように被覆材6用の着色ペレットで100mm×100mm×1mmの平板を成形し、100mm×100mm×2mmの加飾成形体1を作製した。
Example 1.
ABS resin was used as the thermoplastic resin constituting the
Next, using a two-color injection molding machine, a flat plate of 100 mm × 100 mm × 1 mm is formed with colored pellets for the
実施例2.
実施例1から図3の色相角に示す値になるように変えた以外は実施例1と同様にし、加飾成形体1を作製した。
Example 2
A decorative molded
実施例3.
実施例1から基材4の色相角、被覆材6の色相角および被覆材6の明度を図3に示す値になるように変えた。さらに、2色成形を用いて基材4用の着色ペレットで、
100mm×100mm×1mmの平板の片面中央に50mm×50mmの領域に平均ピッチ60μm、平均深さ50μmの凹凸を有する平板を成形し、
続いて、凹凸のある面に積層するように被覆材6用の着色ペレットで100mm×100mm×1mmの平板を成形し、基材4と被覆材6の界面の一部に凹凸を有する100mm×100mm×2mmの加飾成形体1を作製した。
Example 3
From Example 1 the hue angle of the
A flat plate having irregularities with an average pitch of 60 μm and an average depth of 50 μm in an area of 50 mm × 50 mm in the center of one surface of a flat plate of 100 mm × 100 mm × 1 mm,
Subsequently, a flat plate of 100 mm × 100 mm × 1 mm is formed with the colored pellets for the covering
実施例4.
実施例3から基材4の色相角、基材4の明度および被覆材6の色相角を図3に示す値になるように変えた以外は、実施例3と同様にし、加飾成形体1を作製した。
Example 4
The decorative molded
比較例1〜6.
実施例1から被覆材6の色相角(比較例1,4)、被覆材6の彩度(比較例2,5)または被覆材6の明度(比較例3,6)を図3に示す値になるように変えた以外は、実施例1と同様にし、加飾成形体1を作製した。
Comparative Examples 1-6.
Values of the hue angle (comparative examples 1 and 4) of the covering
「深みのある光輝感」、「鮮やかな色彩感」および「変化のある光輝感」について目視で評価し、それぞれを確保している場合は「○」、確保していない場合は「×」として図3に示す。この発明において、「深みのある光輝感」と「鮮やかな色彩感」を両立するための基材4および被覆材6の色相角、彩度および明度を満たしている実施例1〜4については、「深みのある光輝感」と「鮮やかな色彩感」を両立することが可能であった。これに加え、基材4と被覆材6の界面に凹凸を設けた実施例3および実施例4については、「変化のある光輝感」を得ることが可能であった。この発明において、「深みのある光輝感」と「鮮やかな色彩感」を両立するための条件を満たしていない比較例1〜6については、「深みのある光輝感」と「鮮やかな色彩感」を両立することができなかった。
Visual evaluation of “deep brilliant feeling”, “brilliant color sensation”, and “changing radiance sensation”, “○” if each is secured, “x” otherwise. As shown in FIG. In the present invention, Examples 1 to 4 satisfying the hue angle, saturation, and brightness of the
1 加飾成形体、2 光輝材、3,5 着色顔料、4 基材、6 被覆材。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記基材の少なくとも一部に被覆され、着色顔料を含む透明な熱可塑性樹脂からなる被覆材と、
を備え、
L*C*h*表色系で表した場合の前記被覆材の色相角が、前記基材の色相角から±45°の範囲にあり、前記被覆材の彩度が前記基材の彩度よりも高く、前記被覆材の明度が前記基材の明度よりも低いことを特徴とする加飾成形体。 A substrate made of a thermoplastic resin containing a glittering material and a coloring pigment;
A coating material made of a transparent thermoplastic resin coated with at least a part of the base material and containing a color pigment;
With
The hue angle of the coating material when expressed in the L * C * h * color system is in a range of ± 45 ° from the hue angle of the substrate, and the saturation of the coating material is the saturation of the substrate. The decorative molded body is characterized in that the brightness of the covering material is higher than the brightness of the base material.
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