JP2014013979A - 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】リモコンで操作される電子機器において、多機能なリモコンを所望するユーザと、操作が簡易なリモコンを所望するユーザの、両者の希望を実現させる。
【解決手段】電子機器は、リモコンから出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電源をON制御する電源制御部を備える。また、前記リモコン信号を出力した前記リモコンが第1のリモコンであるか、第2のリモコンであるかを検出するリモコン検出部を備える。
また、前記検出されたリモコンが第1のリモコンである場合は第1の表示を出力し、前記第1のリモコンの指示で動作する動作部を備える。
【選択図】図1
【解決手段】電子機器は、リモコンから出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電源をON制御する電源制御部を備える。また、前記リモコン信号を出力した前記リモコンが第1のリモコンであるか、第2のリモコンであるかを検出するリモコン検出部を備える。
また、前記検出されたリモコンが第1のリモコンである場合は第1の表示を出力し、前記第1のリモコンの指示で動作する動作部を備える。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラムに関する。
近年、テレビ等の電子機器のユーザ操作に、例えば、リモートコントローラ(リモコン)が用いられている。
このリモコンの機能について、あるユーザからは、例えば、電子機器(テレビ等)の機能の拡張に伴い、操作キーが増加したり、操作が複雑になったりはするものの、多機能なリモコン(標準リモコン)が望まれていた。
また、他のユーザからは、上記多機能なリモコン(標準リモコン)に比べると、例えば、機能が限定されることはあるものの、操作が簡易なリモコン(簡易リモコン)が望まれていた。
しかし、標準リモコンと簡易リモコンという異なる希望を同時にかなえることはできず、一般に、電子機器に用いられるリモコンの仕様は1つであった。
このため、リモコンで操作される電子機器において、多機能なリモコンを所望するユーザと、操作が簡易なリモコンを所望するユーザの、両者の希望を実現させることが課題になっていた。
リモコンで操作される電子機器において、多機能なリモコンを所望するユーザと、操作が簡易なリモコンを所望するユーザの、両者の希望を実現させることが課題になっていた。
実施形態の電子機器は、リモコンから出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電源をON制御する電源制御部を備える。
また、前記リモコン信号を出力した前記リモコンが第1のリモコンであるか、第2のリモコンであるかを検出するリモコン検出部を備える。
また、前記検出されたリモコンが第1のリモコンである場合は第1の表示を出力し、前記第1のリモコンの指示で動作する動作部を備える。
以下、図面を参照し、実施の形態を説明する。
図1は、実施形態に係わる電子機器の外観を示す図である。
ここでは、電子機器100の一例として、テレビを用いて説明を行うが、電子機器100は、テレビに限られず、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、スマートフォン等の電子機器にも適用可能である。
電子機器100は、ユーザが操作するリモートコントローラ(リモコン)によって制御することが可能である。
そして、この実施形態においては、電子機器100は、多機能である標準リモコン20および、操作が簡易な簡易リモコン21のどちらのリモコンによっても制御することが可能である。
そして、電子機器100は、リモコン(例えば、多機能である標準リモコン20または、操作が簡易な簡易リモコン21)から出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電子機器100の電源をON制御する。
そして、電子機器100は、上記リモコン信号を出力したリモコンが、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)であるか、第2のリモコン(簡易リモコン21)であるかを検出する。
また、電子機器100は、上記検出されたリモコンが、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)である場合は、第1の表示(図4(a))を出力し、第1のリモコン(標準リモコン20)の指示で動作する。
また、電子機器100は、上記検出されたリモコンが、例えば、第2のリモコン(簡易リモコン21)である場合は、第2の表示(図4(b))を出力し、第2のリモコン(簡易リモコン21)の指示で動作する。
図2は、実施形態に係わる電子機器の構成を示すブロック図である。
ここでは、電子機器100として、テレビジョン放送受信機を用い、説明を行う。
テレビジョン信号は、例えば、端子1を経て、チューナ3に供給される。このチューナ3の出力は、テレビ用プロセッサ4に供給される。
また、例えば、テレビジョン信号は、外部端子2にも供給される。この外部端子2より供給されるテレビジョン信号も、テレビ用プロセッサ4に供給される。
このテレビ用プロセッサ4は、例えば、マイクロコンピュータ(マイコン)5を備えている。テレビ用プロセッサ4は、このマイコン5を内蔵しても良い。
そして、このマイコン5の制御によって、例えば、上記端子1または外部端子2に供給されたテレビジョン信号の映像が表示画面(液晶パネル)12に表示出力される。
マイコン5は、例えば、複数のキースイッチを実装したコントロールパネル8、リモコン(多機能である標準リモコン20または、操作が簡易な簡易リモコン21)から出力された赤外線によるコマンド(リモコン信号)を赤外線受光器9で受光する。
そして、この実施形態においては、電子機器100は、標準リモコン20および、簡易リモコン21のどちらのリモコンによっても制御することが可能である。
そして、例えば、電子機器100は、リモコン(多機能である標準リモコン20または、操作が簡易な簡易リモコン21のどちらか)から出力されたコマンド(電源ONを指示するリモコン信号)を受信し、電子機器100の電源をON制御する。
なお、標準リモコン20は、上記コマンド(電源ONを指示するリモコン信号)に加え、例えば、標準リモコン20を識別可能な識別符号(ID)を出力する。ここでは、標準リモコン20の識別符号(ID)は、例えば、図2に示すように、「a」である。
また、同様に、簡易リモコン21は、上記コマンド(電源ONを指示するリモコン信号)に加え、例えば、簡易リモコン21を識別可能な識別符号(ID)を出力する。ここでは、簡易リモコン21の識別符号(ID)は、例えば、「b」である。
この実施形態においては、電子機器100は、例えば、これらの識別符号(ID)「a」または「b」を用い、リモコン信号を出力したリモコンが、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)であるか、第2のリモコン(簡易リモコン21)であるかを検出する。
なお、上記標準リモコン20の識別符号(ID)は「a」であることや、上記簡易リモコン21の識別符号(ID)は「b」であることの情報は、例えば、テレビ用プロセッサが構成するメモリ(図示せず)等に、予め記憶しておいても良い。
そして、電子機器100は、上記検出されたリモコンが、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)である場合は、第1の表示(図4(a))を出力し、第1のリモコン(標準リモコン20)の指示で動作する。
また、電子機器100は、上記検出されたリモコンが、例えば、第2のリモコン(簡易リモコン21)である場合は、第2の表示(図4(b))を出力し、第2のリモコン(簡易リモコン21)の指示で動作する。
すなわち、この実施形態においては、例えば、電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を出力したリモコンの指示(出力)に基づいて、電子機器(テレビ)100の動作が制御される。
なお、他の実施形態として、上記コマンド(電源ON指示)に代え、他のコマンドを出力したリモコンの指示(出力)に基づいて、電子機器(テレビ)100の動作が制御されるように構成しても良い。
また、テレビ用プロセッサ4は、例えば、液晶ドライバー11に映像信号を出力する。ここでは、液晶ドライバー11には、液晶パネルを駆動する駆動回路を含んでいる。そして、この映像信号に基づいて、液晶パネル12を駆動し、映像が表示出力される。
また、テレビ用プロセッサ4は、バックライトドライバー15に対して、バックライトの明るさを調整するPWM(Plus Width Modulation)信号を出力する。
バックライトドライバー15は、例えば、電流増幅処理を行い、LEDバックライト10を駆動する。
このLEDバックライト10は、例えば、電流増幅されたPWM信号に基づいて、点灯、消灯を高速で繰り返す。これらの動作によって、LEDバックライト10の明るさが制御される。
また、テレビ用プロセッサ4は、アンプ13に対して音声信号を出力する。
アンプ13は、入力された音声信号に基づいて、スピーカー14を駆動する。そして、スピーカー14より音声が出力される。
また、マイコン5には、例えば、複数のキーボタンが配置されたコントロールパネル8や赤外線受光器9が接続されている。
ユーザは、例えば、上記コントロールパネル8、または、第1のリモコン(標準リモコン20)や第2のリモコン(簡易リモコン21)を用い、電子機器(テレビ)100の動作を指示する。
例えば、これらの第1のリモコン(標準リモコン20)や第2のリモコン(簡易リモコン21)は、いずれも、テレビジョン放送受信機の動作を待機からONの状態、あるいは、ONの状態から待機状態に移行させるための電源ボタンを備えている。
そして、リモコン(第1のリモコン(標準リモコン20)や第2のリモコン(簡易リモコン21))上の電源ボタンが押された際は、電源ボタン押下を示すリモコン・コードと、さらに、リモコン(第1のリモコン(標準リモコン20)や第2のリモコン(簡易リモコン21))の識別用のIDコードが、赤外線として出力される。
受光器9は、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)や第2のリモコン(簡易リモコン21))の識別用のIDコード(両コード)を認識し、電気信号に変換してマイコン5に出力する。
マイコン5は、例えば、プログラム格納用メモリ7に格納された、待機&起動用プログラム70を実行している。
そして、リモコン(第1のリモコン(標準リモコン20)や第2のリモコン(簡易リモコン21))の電源ボタン押下を認識し、電子機器(テレビ)100の起動動作に移行する。
また、リモコン識別用IDコード(標準リモコン20の識別符号(ID)「a」や簡易リモコン21の識別符号(ID)「b」等)を認識(検出)し、例えば、標準モードで動作するか、簡易モードで動作するか等の動作モードを決定する。
そして、マイコン5は、決定された動作モードに従って、プログラム格納用メモリ7に格納された所定のプログラム(プログラム(動作モード1)71、プログラム(動作モード2)72)を実行する。
そして、この動作モードに従って、設定保存用メモリ6に格納された、各モードの設定データ(設定(動作モード1)61、設定(動作モード2)62等)を読み込み、各動作モードのための設定を行う。
このように構成することにより、電源ボタンが押されたリモコンに対応した動作モード(例えば、標準モードや簡易モード)で、電子機器(テレビ)100が起動するようになる。
すなわち、例えば、標準リモコン20は、電子機器(テレビ)100の全機能を操作することが可能なリモコンであり、例えば、この標準リモコン20で起動すると、電子機器(テレビ)100は、標準機能(全機能)を操作できる動作モード(標準モード)となる。
また、例えば、簡易リモコン21は、図3(b)に示すように、キーボタン数を少なくし、テレビ操作に必要最小限の数に留めたものであり、例えば、この簡易リモコン21で起動すると、電子機器(テレビ)100は、簡易操作を実現する動作モード(簡易モード)になる。
ここで、簡易モードの動作例を説明する。
例えば、簡易モードにおいては、ユーザの使用頻度があまり高くない機能を停止させ、メニューから削除し、ユーザには使用できないようにすることも可能である(図4(b))。
また、一部の設定を、推奨値に設定すると同時に、メニューから削除し、ユーザには設定できなくする。
また、メニュー、メッセージ、各種ステータス表示の文字を大きくするようにしても良い。
このように構成することにより、例えば、お年寄りや子供等に優しい電子機器(テレビ)100を提供することが可能になる。
図3は、実施形態に係わる電子機器に用いられるリモコンを示す図である。
図3(a)は、標準リモコン20を示す図である。
図3(a)に示すように、標準リモコン20は、電源キー31、数字キー32、「チャンネル」、「画面表示」、「音量」等のキー33、カーソルキー(34a、34b、34c、34d)、決定キー35、カラーボタン(36a、36b、36c、36d)等、を備えている。
また、上記に加え、標準リモコン20は、例えば、「二画面」、「ニュース」、「ブロードバンド」等の一発表示キー51、スキップキー52、ちょっとタイムキー53等、を備えている。
図3(b)は、簡易リモコン21を示す図である。
図3(b)に示すように、簡易リモコン21は、電源キー31、数字キー32、「チャンネル」、「画面表示」、「音量」等のキー33、カーソルキー(34a、34b、34c、34d)、決定キー35、カラーボタン(36a、36b、36c、36d)等、を備えている。
しかし、簡易リモコン21は、上記のように、キーボタン数を少なくし、テレビ操作に必要最小限の数に留めている。
このため、ここでは、例えば、上記標準リモコン20で表示した、「二画面」、「ニュース」、「ブロードバンド」等の一発表示キー51、スキップキー52、ちょっとタイムキー53等、は表示しないようにしている。
図4は、実施形態に係わる電子機器に用いられるそれぞれのリモコンに応じて表示されるメニュー画面を示す図である。
上記のように、この実施形態においては、電子機器100は、リモコン(標準リモコン20、簡易リモコン21等)から出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電子機器100の電源をON制御する。
そして、電子機器100は、上記リモコン信号を出力(起動を指示)したリモコンが、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)であるか、第2のリモコン(簡易リモコン21)であるかを検出する。
そして、電子機器100は、上記検出されたリモコンが、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)である場合は、第1の表示(図4(a))を出力する。
図4(a)は、検出されたリモコンが、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)である場合に、例えば、表示画面(LCD)12に表示出力されるメニュー画面の例である。
ここでは、図4(a)に示すように、例えば、「番組表」41、「二画面」42、「ニュース」43、「ブロードバンド」44、「録画再生」45、「ちょっとタイム」46等、例えば、電子機器100の多機能に対応したメニュー画面が、例えば、表示画面(LCD)12に表示出力される。
そして、電子機器100は、ユーザに操作されるこの第1のリモコン(標準リモコン20)の指示で動作する。
また、電子機器100は、上記検出されたリモコンが、例えば、第2のリモコン(簡易リモコン21)である場合は、第2の表示(図4(b))を出力する。
図4(b)は、検出されたリモコンが、例えば、第2のリモコン(簡易リモコン21)である場合に、例えば、表示画面(LCD)12に表示出力されるメニュー画面の例である。
ここでは、図4(b)に示すように、例えば、「番組表」41が、例えば、表示画面(LCD)12に表示出力される。
しかし、例えば、図4(a)に示した「二画面」42、「ニュース」43、「ブロードバンド」44、「録画再生」45、「ちょっとタイム」46等は表示出力されない。
すなわち、ここでは、上記多機能表示に比べ、機能が限定されることはあるものの、操作が簡易なリモコンに対応したメニュー画面が表示出力される。
そして、電子機器100は、ユーザに操作されるこの第2のリモコン(簡易リモコン21)の指示で動作する。
図5は、実施形態に係わる電子機器のマイコンにおけるソフトウェア処理動作を説明するフローチャートである。
ステップS100は、ここでの開始ステップである。ここでは、例えば、リモコン信号の待機状態である。続いて、ステップS101に進む。
ステップS101は、例えば、マイコン5は、コントロールパネル8の状態をモニターし、電子機器(テレビ)本体に設けられたコントロールパネル8の電源(主電源)ボタンがON指示されないかを検出するステップである。電源(主電源)ボタンがON指示されないと検出される場合は、ステップS102に進む(Yes)。電源(主電源)ボタンがON指示されないと検出されない(電源(主電源)ボタンがON指示されたと検出された)場合は、ステップS104に進む(No)。
ステップS102は、リモコン(第1のリモコン(標準リモコン20)、第2のリモコン(簡易リモコン21)等)から出力された、電子機器100の電源をON指示するコマンド(リモコン信号)を受信したかを検出するステップである。電子機器100の電源をON指示するコマンド(リモコン信号)を受信したと検出される場合は、ステップS103に進む(Yes)。電子機器100の電源をON指示するコマンド(リモコン信号)を受信しないと検出される場合は、ステップS101に戻り、上記処理を繰り返す(No)。
ステップS103は、上記リモコン信号に含まれる識別符号(ID)を検出し、上記コマンド(リモコン信号)を出力したリモコンが、例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)であるか、第2のリモコン(簡易リモコン21)であるかを検出するステップである。上記コマンド(リモコン信号)を出力したリモコンが、第1のリモコン(標準リモコン20)であると検出される場合は、ステップS104に進む(ID=a(第1のリモコン))。上記コマンド(リモコン信号)を出力したリモコンが、第2のリモコン(簡易リモコン21)であると検出される場合は、ステップS105に進む(ID=b(第2のリモコン))。
ステップS104は、動作モード1(標準モード)71のプログラムを実行するステップである。このとき、電子機器(テレビ)は、動作モード1で起動する。続いて、ステップS106に進む。
ステップS105は、動作モード2(簡易モード)72のプログラムを実行するステップである。続いて、ステップS106に進む。
ステップS106は、終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
図6は、実施形態に係わる電子機器のマイコンにおけるソフトウェア処理動作のプログラム(動作モード1)を詳細に説明するフローチャートである。
ステップS200は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS201に進む。
ステップS201は、動作モード1(標準モード)において、音量やチャンネル等の設定を読み込むステップである。続いて、ステップS202に進む。
ステップS202は、電子機器(テレビ)100の起動処理を行うステップである。続いて、ステップS203に進む。
ステップS203は、電子機器(テレビ)100に対する所定の操作(例えば、電源OFF操作または設定変更操作)が発生したかを検出するステップである。電子機器(テレビ)100に対する電源OFF操作が発生したと検出される場合は、ステップS204に進む。電子機器(テレビ)100に対する設定変更操作が発生したと検出される場合は、ステップS205に進む。
ステップS204は、電子機器(テレビ)100の電源をOFFにし、終了処理するステップである。続いて、ステップS207に進む。
ステップS205は、音量やチャンネル等の設定を変更するステップである。続いて、ステップS206に進む。
ステップS206は、動作モード1(標準モード)において、音量やチャンネル等の設定を書き出すステップである。続いて、ステップS203に進み、上記処理を繰り返す。
ステップS207は、終了ステップであり、上記処理を繰り返す。
図7は、実施形態に係わる電子機器の動作を説明するフローチャートである。
ステップS300は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS301に進む。
ステップS301は、リモコン(第1のリモコン(標準リモコン20)、第2のリモコン(簡易リモコン21)等)から出力された、例えば、電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を受信したかを検出するステップである。電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を受信したと検出される場合は、ステップS302に進む(Yes)。電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を受信しないと検出される場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS303は、例えば、リモコン信号に含まれる識別符号(ID)を用い、電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を出力したリモコンは、第1のリモコン(標準リモコン)であるかを検出するステップである。
電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を出力したリモコンは、第1のリモコン(標準リモコン)であると検出される場合は、ステップS304に進む(Yes)。電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を出力したリモコンは、第1のリモコン(標準リモコン)ではないと検出される場合は、ステップS306に進む(No)。
ステップS304は、例えば、図4(a)に示すような第1の表示(標準操作仕様)を出力するステップである。続いて、ステップS305に進む。
ステップS305は、電子機器(テレビ)100が、第1のリモコン(標準リモコン)20の指示で動作するステップである。続いて、ステップS309に進む。
ステップS306は、例えば、リモコン信号に含まれる識別符号(ID)を用い、電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を出力したリモコンは、第2のリモコン(簡易リモコン)であるかを検出するステップである。
電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を出力したリモコンは、第2のリモコン(簡易リモコン)であると検出される場合は、ステップS307に進む(Yes)。電源ONを指示するコマンド(リモコン信号)を出力したリモコンは、第2のリモコン(簡易リモコン)ではないと検出される場合は、ステップS309に進む(No)。
ステップS307は、例えば、図4(b)に示すような、第2の表示(簡易操作仕様)を出力するステップである。続いて、ステップS308に進む。
ステップS308は、電子機器(テレビ)100が、第2のリモコン(簡易リモコン)21の指示で動作するステップである。続いて、ステップS309に進む。
ステップS309は、終了ステップであり、ここでの処理は終了する。
すなわち、この実施形態においては、電子機器(テレビ)100は、リモコン(第1のリモコン(標準リモコン20)、第2のリモコン(簡易リモコン21)等)から出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電源をON制御する電源制御部(赤外線受光部9、マイコン5等)を備える。
また、リモコン信号を出力したリモコンが第1のリモコン(標準リモコン20)であるか、第2のリモコン(簡易リモコン21)であるかを検出するリモコン検出部を備える。
また、検出されたリモコンが第1のリモコン(標準リモコン20)である場合は第1の表示(図4(a))を出力し、第1のリモコン(標準リモコン20)の指示で動作する。
また、検出されたリモコンが第2のリモコン(簡易リモコン21)である場合は第2の表示(図4(b))を出力し、第2のリモコン(簡易リモコン21)の指示で動作する。
また、この実施形態においては、例えば、リモコンの検出に、リモコン信号に含まれる識別符号(ID)が用いられる。
また、第1の表示(図4(a))は、操作可能な項目の数が、第2の表示(図4(b))よりも多く出力されている。
例えば、第1の表示(図4(a))には、第2の表示(図4(b))には表示されない「二画面」42、「ニュース」43、「ブロードバンド」44、「録画再生」45、「ちょっとタイム」46等が表示出力されている。
また、図3(a)および図3(b)に示すように、第1のリモコン(標準リモコン20)は、第2のリモコン(簡易リモコン21)より操作キーが多く配置されている。
例えば、第1のリモコン(標準リモコン20)は、第2のリモコン(簡易リモコン21)に比べ、さらに、「二画面」、「ニュース」、「ブロードバンド」等の一発表示キー51、スキップキー52、ちょっとタイムキー53等、を備えている。
このように、この実施形態においては、例えば、ユーザがリモコン(第1のリモコン(標準リモコン20)、第2のリモコン(簡易リモコン21)等)によって、電子機器(テレビ)100側の動作仕様を変更することが可能になる。
これにより、例えば、電子機器(テレビ)100が1台であるにもかかわらず、あたかも、動作仕様が異なる複数の電子機器(テレビ)100を備えたことと同等となる。
これにより、複数のユーザに対して、複数の動作仕様を備えた電子機器(テレビ)100を提供することが可能となる。
また、他の実施形態として、動作モードの数、また、各動作モードの仕様を特定する他、さまざまな実施形態が可能である。
例えば、上記説明では、動作モードが二つの例を用いたが、例えば、動作モードを3つとしても良い。
この場合、例えば、動作モード1は標準モード、動作モード2は簡易モードとし、動作モード3にホテル専用のモードを追加することも可能である。
例えば、上記と同様に、ホテル専用のリモコン(ホテルリモコン)を構成する。
そして、そのホテル専用のリモコン(ホテルリモコン)で電子機器(テレビ)100を起動した場合は、電子機器(テレビ)100起動時に、例えば、「表示画面(LCD)12に、ホテルのロゴを表示する」、「毎回、特定のソース、特定の設定で起動する」、「チャンネルセットアップ等、お客様に操作させたくない機能をメニュー上から外す」ようにしても良い。そして、このような、ホテル専用プログラムが実行される構成にしても良い。
また、他の実施形態として、例えば、色の違う複数のリモコンを提供し、それぞれの色の違うリモコンで立ち上げた場合は、メニューなどの表示をそれぞれの色の違うリモコンの色にあった色調にするようにしても良い。
また、複数のリモコンを提供する場合、必ずしもリモコン本体が複数でなくとも良い。
例えば、リモコン自体はひとつでありながら、リモコンに識別用IDを切り替えるスイッチ(識別用ID設定スイッチ)を設けることで、上記と同様の動作を実現することも可能である。
さらに、リモコンにカバーを付けることで押せるボタンの数を削減する試みもあるが、リモコンにカバーが付けられた際は、例えば、上記識別用ID設定スイッチが自動的に押下される機構を設けることで、これを実現することも可能である。
また、近年、スマートフォン等で、リモコンのアプリケーションを実行することも可能になりつつある。これを応用し、アプリケーションによってリモコン識別用IDを変更し、例えば、標準モード用のアプリケーションや、簡易モード用のアプリケーションを提供することも可能である。
また、上記リモコンは、赤外線リモコンを用いる例を用いて説明を行ったが、無線リモコンや有線リモコンに置き換えることも可能である。
また、例えば、電子機器100をキーボード付きのリモコンで起動した場合は、Webブラウザーが自動的に起動するようにすることも可能である。
上記のように構成することによって、この実施形態においては、リモコンで操作される電子機器において、多機能なリモコンを所望するユーザと、操作が簡易なリモコンを所望するユーザの、両者の希望を実現させることが可能になる。
なお、上記実施形態の制御処理の手順は全てソフトウェアによって実行することが可能である。このため、制御処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、上記実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
なお、上記実施形態は、記述そのものに限定されるものではなく、実施段階では、その趣旨を逸脱しない範囲で、構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
12…表示画面(LCD)、20…標準リモコン(第1のリモコン)、21…簡易リモコン(第2のリモコン)、100…電子機器(テレビ)。
Claims (7)
- リモコンから出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電源をON制御する電源制御部と、
前記リモコン信号を出力した前記リモコンが第1のリモコンであるか、第2のリモコンであるかを検出するリモコン検出部と、
前記検出されたリモコンが第1のリモコンである場合は第1の表示を出力し、前記第1のリモコンの指示で動作する動作部を備える電子機器。 - 前記検出されたリモコンが第2のリモコンである場合は第2の表示を出力し、前記第2のリモコンの指示で動作する動作部を備える請求項1に記載の電子機器。
- 前記リモコンの検出に、前記リモコン信号に含まれる識別符号が用いられる請求項1または請求項2に記載の電子機器。
- 前記第1の表示は、操作可能な項目の数が、前記第2の表示よりも多く出力される請求項2に記載の電子機器。
- 前記第1のリモコンは、前記第2のリモコンより操作キーが多く配置されている請求項1または請求項2に記載の電子機器。
- リモコンから出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電源をON制御するステップと、
前記リモコン信号を出力した前記リモコンが第1のリモコンであるか、第2のリモコンであるかを検出するステップと、
前記検出されたリモコンが第1のリモコンである場合は第1の表示を出力し、前記第1のリモコンの指示で動作するステップを備える電子機器の制御方法。 - リモコンから出力された電源ONを指示するリモコン信号を受信し、電源をON制御するステップと、
前記リモコン信号を出力した前記リモコンが第1のリモコンであるか、第2のリモコンであるかを検出するステップと、
前記検出されたリモコンが第1のリモコンである場合は第1の表示を出力し、前記第1のリモコンの指示で動作するステップを備え、電子機器を制御する電子機器の制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012150025A JP2014013979A (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム |
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JP2012150025A JP2014013979A (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム |
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JP (1) | JP2014013979A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016109729A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 株式会社コシダカホールディングス | リモコンアプリのモード情報を再生ログに付加・保存するカラオケシステム |
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2012
- 2012-07-03 JP JP2012150025A patent/JP2014013979A/ja active Pending
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JP2016109729A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 株式会社コシダカホールディングス | リモコンアプリのモード情報を再生ログに付加・保存するカラオケシステム |
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