JP2014013493A - 個人認証装置、携帯端末及び個人認証方法 - Google Patents

個人認証装置、携帯端末及び個人認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多様な把持状態に合わせてユーザの認証処理を実施可能な個人認証装置を提供する。
【解決手段】個人認証装置は、筺体と、筺体に有って、過渡信号を出力する出力部と、筺体に有って、出力部から出力された過渡信号を入力可能な入力部と、筺体に有って、筺体における接触場所を検知可能な触覚センサーとを備える。個人認証装置は、出力部が出力する過渡信号と入力部に入力される過渡信号の出入力関係に基づいて認証を行い、接触場所に基づいて認証の動作を変える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザの認証を行う個人認証装置、携帯端末及び個人認証方法に関する。詳細には、個人認証装置として携帯電話、携帯端末、スマートフォン、又は携帯ゲーム機等の携帯可能な電子機器であって、当該個人認証装置のユーザの認証を行い、認証結果に基づいて当該個人認証装置に対して使用者の利用を許可するか禁止するかを行うものに関する。
特許文献1に記載された携帯端末では、静電パッドと加速度センサとによって筐体のグリップ位置及び傾斜度を検知し、このグリップ位置と傾斜度とが予め格納された特定のグリップ位置及び傾斜度に一致している場合にユーザの認証を行う。当該携帯端末のユーザは、携帯端末の筐体を握って傾けるだけの簡単な操作でセキュリティの解除を行うことができる。なお、グリップ位置は、ユーザによって特有の位置であり、傾斜度との組み合わせは無数に存在するため、一定のセキュリティレベルを担保できる。
特開2011−217149号公報
上記説明した特許文献1の携帯端末では、当該携帯端末のユーザが筐体を握って傾けることでセキュリティの解除を行う場合、そのグリップ位置は正確である必要がある。すなわち、ユーザは、予め登録した特有の位置を正確に握らなければ認証が行われないため、セキュリティを解除することができない。しかし、実用的には、ユーザが携帯端末の筐体を握る度にそのグリップ位置がばらつくのは避けられない。このように、当該携帯端末において、ユーザの把持状態によっては認証が行われない。したがって、一定のセキュリティレベルを担保しつつ、どのような把持状態であってもユーザの認証を行う携帯端末が望ましい。
本発明の目的は、多様な把持状態に合わせてユーザの認証処理を実施可能な個人認証装置、携帯端末及び個人認証方法を提供することである。
本発明は、筺体と、前記筺体に有って、過渡信号を出力する出力部と、前記筺体に有って、前記出力部から出力された過渡信号を入力可能な入力部と、前記筺体に有って、前記筺体における接触場所を検知可能な触覚センサーと、を備え、前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係に基づいて、認証を行うことが可能な個人認証装置であって、前記接触場所に基づいて、前記認証の動作を変える、個人認証装置を提供する。
上記個人認証装置では、前記認証において本人であると判断した場合、前記接触場所に対応するアプリケーションを起動する。
上記個人認証装置では、前記接触場所に基づいて、前記認証の設定を変える。
上記個人認証装置は、接触場所と出入力関係を組み合わせたテンプレートを複数保持するテンプレート保持部と、を備え、前記触覚センサーが検知する接触場所に基づいて前記テンプレートを選択し、選択したテンプレートの出入力関係と、前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係とを比較して認証を行う。
上記個人認証装置では、テンプレートの出入力関係と、前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係とを比較して行う認証を第1の認証とし、前記第1の認証において本人ではないと判断した場合、第2の認証を試み、前記第2の認証において本人であると判断した場合、前記第1の認証における、前記触覚センサーが検知する接触場所と、前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係とを基に、前記テンプレート保持部に、テンプレートを追加する。
上記個人認証装置では、前記第2の認証は、パスワード認証である。
上記個人認証装置では、前記出力部が出力した過渡信号は、前記筐体を把持する者を経由して前記入力部に入力される。
上記個人認証装置では、前記筐体は、第1面と、前記第1面と反対にある第2面と、前記第1面と前記第2面をつなぐ側面と、を有し、前記触覚センサーは、少なくとも前記側面に配置される。
上記個人認証装置では、前記筐体は、第1面と、前記第1面と反対にある第2面と、前記第1面と前記第2面をつなぐ第1側面と、前記第1面と前記第2面をつなぎ、前記第1側面と対向する第2側面と、を有し、前記触覚センサーは、少なくとも前記第1側面及び前記第2側面に配置される。
本発明は、上記説明した個人認証装置を有する携帯端末を提供する。
本発明は、筺体と、前記筺体に有って、過渡信号を出力する出力部と、前記筺体に有って、前記出力部から出力された過渡信号を入力可能な入力部と、前記筺体に有って、前記筺体における接触場所を検知可能な触覚センサーと、を備える個人認証装置で利用可能な個人認証方法であって、前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係とに基づいて行う認証において、前記接触場所に基づいて、動作を変えて前記認証を行う、個人認証方法を提供する。
本発明に係る個人認証装置、携帯端末及び個人認証方法によれば、多様な把持状態に合わせてユーザの認証処理を実施できる。
一実施形態の個人認証装置を備えた携帯端末を示す外観図 図1に示した携帯端末100をユーザが手に持った状態を示す図 図1に示した携帯端末100が備える個人認証装置の内部構成を示すブロック図 送信部151が発信する無線信号(送信波)の波形の一例と、受信部153が受信する無線信号(受信波)の波形の一例を示す図 携帯端末100の3通りの把持状態a〜cと各把持状態の圧力分布の一例を示す図 無線信号から判別したインピーダンス特性の一例を示す図 正当なユーザによる携帯端末100の3通りの把持状態a〜cと各把持状態に対して格納されたインピーダンス特性の一例を示す図 個人認証装置150の動作を示すフローチャート 携帯端末100が横方向に両手で把持された状態を示す図 ディスプレイ101に表示される画面の一例を示す図 (a)は把持状態aに対応したテンプレートを用いた認証処理で正当なユーザと認証されるインピーダンス特性の領域を示すグラフであり、(b)は把持状態bに対応したテンプレートを用いた認証処理で正当なユーザと認証されるインピーダンス特性の領域を示すグラフ 把持状態a及び把持状態bの各テンプレートが示す2つの折れ線を含む領域に設定されたインピーダンス特性の領域を示すグラフ
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態の個人認証装置を備えた携帯端末を示す外観図である。図1に示すように、携帯端末100は、前面にディスプレイ101を有する。携帯端末100のディスプレイ101にはタッチパネルが重ねて配置されている。また、携帯端末100は、ユーザのインピーダンスを測定するための無線信号を送受信するアンテナ103S,103Rを、筐体105の左右側面に有する。なお、アンテナ103S,103Rは、ユーザから見えないよう筐体105の内部に配置されていても良い。携帯端末100は、例えば図2に示すように、ユーザが手に持った状態で利用される。図2は、図1に示した携帯端末100をユーザが手に持った状態を示す図である。
図3は、図1に示した携帯端末100が備える個人認証装置の内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態の個人認証装置150は、図1に示したアンテナ103S,103Rと、送信部151と、受信部153と、把持状態測定部155と、制御部157とを備える。以下、個人認証装置150の各構成要素について説明する。
送信部151は、アンテナ103Sから所定の周波数帯の交流の無線信号を発信する。図4は、送信部151が発信する無線信号(送信波)の波形の一例と、受信部153が受信する無線信号(受信波)の波形の一例を示す図である。図4に示すように、送信部151は、例えば100MHz〜300MHzといった所定の周波数帯域内で、100MHzのパルス波から発信を開始し、所定時間後に50MHzずつ周波数を上げていき、300MHzのパルス波を発信した後、送信波の発信を終了する。
受信部153は、送信部151から発信された各周波数のパルス波がユーザの手等を透過した後の無線信号(受信波)を、アンテナ103Rを介して受信する。このとき受信部153は、図4に示すように、周波数毎にレベルが異なる受信波を受信する。
把持状態測定部155は、ユーザによる携帯端末100の把持状態を測定する。把持状態測定部155は、触覚センサー161R,161L及びI/F部163を有する。触覚センサー161Rは、図1に示した筐体105の右側面から露出して設けられ、当該右側面の長手方向に沿ってリニアに配列された圧力センサー群である。同様に、触覚センサー161Lは、筐体105の左側面から露出して設けられ、当該左側面の長手方向に沿ってリニアに配列された圧力センサー群である。I/F部163は、触覚センサー161R,161Lから得られたデータを制御部157に送る。
制御部157は、把持状態測定部155から得られたデータに基づいて、筐体105の左右側面における接触場所を示す圧力分布を解析する。さらに、制御部157は、解析した圧力分布に対応した携帯端末100の把持状態(持ち方)を判別する。本実施形態では、携帯端末100の把持状態は3通りに分類される。図5は、携帯端末100の3通りの把持状態a〜cと各把持状態の圧力分布の一例を示す図である。なお、図5の圧力分布に斜線で示された領域は、ユーザの指が触覚センサー161R,161Lに触れている部分を示し、各領域の左右の大きさが圧力の強さを示す。
図5に示すように、把持状態aは、ユーザが片手で携帯端末100を縦方向に軽く把持した状態である。また、把持状態bは、ユーザが片手で携帯端末100を縦方向にしっかりと握った状態である。また、把持状態cは、ユーザが両手で携帯端末100を横方向に把持した状態である。制御部157は、把持状態測定部155から得られたデータから圧力分布を解析した後、当該解析した圧力分布がどの把持状態に該当するか、又はどの把持状態にも該当しないかを判別する。
また、制御部157は、送信部151による無線信号の発信のタイミングを制御する。さらに、制御部157は、受信部153が受信した無線信号から、携帯端末100を把持するユーザのインピーダンス特性を判別する。制御部157は、送信部151が発信した100MHz〜300MHzの各周波数における無線信号の減衰量を測ることでインピーダンス特性を判別する。図6は、無線信号から判別したインピーダンス特性の一例を示す図である。制御部157は、判別したインピーダンス特性に基づいて、ユーザの認証処理を行う。
図3に示すように、制御部157はメモリ165を有する。メモリ165には、上記説明した把持状態a〜cと圧力分布の対応を示すデータの他、ユーザの認証処理時に比較される正当なユーザのインピーダンス特性のデータがテンプレートとして格納されている。なお、正当なユーザとは、携帯端末100を利用可能なユーザである。
同じユーザであっても携帯端末100の把持状態(持ち方)によってインピーダンス特性は異なる。このため、メモリ165に登録されるユーザのインピーダンス特性のデータは、図7に示すように、把持状態a〜cのそれぞれに対して異なるテンプレートとして格納される。図7は、正当なユーザによる携帯端末100の3通りの把持状態a〜cと各把持状態に対して格納されたインピーダンス特性の一例を示す図である。メモリ165には、把持状態毎に正当なユーザによるインピーダンス特性のテンプレートが予め格納される。
制御部157は、メモリ165に格納されたインピーダンス特性の内、把持状態測定部155から得られたデータに基づいて解析した圧力分布に対応する把持状態のインピーダンス特性のテンプレートと、受信部153が受信した無線信号から判別したインピーダンス特性とを比較して、携帯端末100を把持するユーザの認証処理を行う。
以下、個人認証装置150の動作について、図8を参照して説明する。図8は、個人認証装置150の動作を示すフローチャートである。図8に示すように、個人認証装置150の制御部157は、把持状態測定部155から得られたデータに基づいて、携帯端末100が把持された状態か否かを判断する(ステップS101)。制御部157は、把持状態測定部155から得られたデータに所定値以上の変化があれば、把持状態と判断してステップS103に進む。ステップS103では、携帯端末100が誤操作を防止するための画面ロック状態か否かを判断し、画面ロック状態であればステップS105に進み、画面ロック状態でなければステップS121に進む。
ステップS121では、制御部157は、把持状態測定部155からデータを取得し、携帯端末100の把持状態を判別する。次に、制御部157は、携帯端末100に対して行われた操作に応じた動作を実行する。
一方、ステップS105では、制御部157は、送信部151に無線信号の発信を指示し、受信部153が受信した無線信号からユーザのインピーダンス特性を判別する。次に、制御部157は、ステップS105で判別したインピーダンス特性が生体のインピーダンス特性であるか否かを判断し(ステップS107)、生体のインピーダンス特性であればステップS109に進み、生体のインピーダンス特性でなければ一連の処理を終了する。
ステップS109では、制御部157は、把持状態測定部155からデータを取得し、携帯端末100の把持状態を判別する。次に、制御部157は、ステップS109で判別した把持状態のインピーダンス特性のテンプレートをメモリ165から読み出す(ステップS111)。次に、制御部157は、送信部151に無線信号の発信を指示し、受信部153が受信した無線信号からユーザのインピーダンス特性を判別する(ステップS113)。次に、制御部157は、ステップS113で判別したインピーダンス特性と、ステップS111で読み出したテンプレートとを比較して、ユーザの認証処理を行う(ステップS115)。次に、制御部157は、ステップS115で認証した個人が携帯端末100を利用可能なユーザとして認証されたか否かを判断し(ステップS117)、利用可能なユーザと認証されればステップS119に進み、認証されなければステップS131に進む。
ステップS119では、制御部157は、携帯端末100の画面ロック状態を解除する。この後、制御部157は、ステップS109で判別した把持状態に応じたアプリケーションを起動しても良い。この場合、メモリ165には、所定の把持状態に対して起動するアプリケーションが設定されており、制御部157は、メモリ165を参照して、ステップS109で判別した把持状態に対応付けられているアプリケーションを起動する。例えば、図5に示した把持状態cのように、携帯端末100が横方向に両手で把持された状態のときに画面ロック状態を解除した後、制御部157はカメラを起動する。こうすれば、ユーザは画面ロック状態が解除された後にカメラを起動する操作を行う必要がないため、図9に示すように、ユーザはシャッターチャンスを逃さずに撮像できる。
一方、ステップS131では、制御部157は、インピーダンスに基づく認証処理以外の、例えば、パスワード又はパターンマッチングを用いた個人認証処理を行う。このとき、ディスプレイ101には、例えば、図10に示した画面が表示される。次に、制御部157は、ステップS131で認証した個人が携帯端末100を利用可能なユーザとして認証されたか否かを判断し(ステップS133)、利用可能なユーザと認証されればステップS135に進み、認証されなければ一連の処理を終了する。ステップS135では、制御部157は、ステップS109で判別した把持状態における正当なユーザのインピーダンス特性のテンプレートとして、ステップS113で判別されたインピーダンス特性のデータをメモリ165に追加する。
以上説明したように、本実施形態の個人認証装置150を備えた携帯端末100では、ユーザの認証処理を行うとき、図7に示すように、把持状態の形態に応じて異なるインピーダンス特性のテンプレートが用いられる。すなわち、図11(a)及び(b)に示すように、正当なユーザと認証されるインピーダンス特性の領域は把持状態毎に異なる。図11(a)は、把持状態aに対応したテンプレートを用いた認証処理で正当なユーザと認証されるインピーダンス特性の領域を示すグラフであり、図11(b)は、把持状態bに対応したテンプレートを用いた認証処理で正当なユーザと認証されるインピーダンス特性の領域を示すグラフである。
図11(a)及び(b)に示すように、正当なユーザと認証されるインピーダンス特性の領域は、把持状態に対応したテンプレートが示す折れ線に沿ったハッチングされた領域に限定され、その領域は把持状態毎に異なる。仮に、把持状態a又は把持状態bのどちらの把持状態であっても正当なユーザと認証されるよう、図12に示すように、把持状態a及び把持状態bの各テンプレートが示す2つの折れ線を含む領域に設定された場合、ハッチングされた領域は図11(a)及び(b)に示した同領域よりも広い。しかし、当該領域が広いと、正当ではないユーザを正当なユーザと誤認証する可能性が高くなる。
したがって、本実施形態のように、把持状態毎に異なるテンプレートを用いれば、制御部157が正当ではないユーザを誤って正当なユーザと認証してしまう可能性を低減できる。すなわち、ユーザ認証におけるロバスト性を高めることができる。
なお、本実施形態の携帯端末100は、ユーザのインピーダンスを測定するための無線信号を用いるため、筐体105の左右側面にアンテナ103S,103Rを備える。他の実施形態として、アンテナ103S,103Rの代わりに電極を設け、ユーザのインピーダンスを測定するための微弱信号をユーザに直接流す構成であっても良い。なお、電極は、筐体105の左右側面からそれぞれ露出し、その接触面が筐体105の側面と略面一に設けられる。電極からユーザに直接流れる信号は、図4に示した送信波と同様である。
また、本実施形態では、複数の把持状態と圧力分布の対応を示すデータ及びインピーダンス特性のテンプレートを格納するメモリ165が、個人認証装置150の制御部157内に設けられている。しかし、携帯端末100が通信機能を備え、個人認証装置150が当該通信機能を利用可能であれば、メモリ165が記憶する情報をネットワークを介して別の記録媒体に記録しても良い。この場合、個人認証装置150は、ネットワークを介して当該別の記録媒体からインピーダンス特性のテンプレート等を読み出す。
また、本実施形態では、図4に示すように、送信部151が発信する無線信号(送信波)の1パルス波形は矩形状であるが、正弦波状、三角波状又は鋸歯状等であっても良い。但し、波形にかかわらず、例えば100MHz〜300MHzといった所定の周波数帯域内で、100MHzの無線信号から発信を開始し、所定時間毎に周波数を上げていき、300MHzの無線信号を発信した後、送信波の発信を終了するといった形態は変わらない。なお、無線信号の周波数を300MHzから下げていく形態であっても良い。
また、制御部157は、無線信号の立ち上がり又は立ち下がりといった過渡期の応答から、インピーダンス特性を判別しても良い。なお、当該無線信号の過渡期の長さは時間経過に伴い小さくなるか大きくなる。
また、本実施形態では、ユーザがインピーダンス特性を登録する際の携帯端末100の持ち方として、左手及び右手の区別を行っていないが、左手で携帯端末100を持ったときのインピーダンス特性のデータと、右手で携帯端末100を持ったときのインピーダンス特性のデータとを別のテンプレートに分けてメモリ165に記録しても良い。この場合、制御部157は、把持状態測定部155から得られたデータに基づいて、携帯端末100が左手又は右手のどちらで把持されているかを判別する。
本発明に係る個人認証装置は、多様な把持状態に合わせてユーザの認証処理を実施する個人認証装置等として有用である。
100 携帯端末
101 ディスプレイ
103S,103R アンテナ
105 筐体
150 個人認証装置
151 送信部
153 受信部
155 把持状態測定部
157 制御部
161R,161L 触覚センサー
163 I/F部
165 メモリ

Claims (11)

  1. 筺体と、
    前記筺体に有って、過渡信号を出力する出力部と、
    前記筺体に有って、前記出力部から出力された過渡信号を入力可能な入力部と、
    前記筺体に有って、前記筺体における接触場所を検知可能な触覚センサーと、を備え、
    前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係に基づいて、認証を行うことが可能な個人認証装置であって、
    前記接触場所に基づいて、前記認証の動作を変える、
    個人認証装置。
  2. 請求項1に記載の個人認証装置であって、
    前記認証において本人であると判断した場合、前記接触場所に対応するアプリケーションを起動する、
    個人認証装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の個人認証装置であって、
    前記接触場所に基づいて、前記認証の設定を変える、
    個人認証装置。
  4. 請求項3に記載の個人認証装置であって、
    接触場所と出入力関係を組み合わせたテンプレートを複数保持するテンプレート保持部と、を備え、
    前記触覚センサーが検知する接触場所に基づいて前記テンプレートを選択し、
    選択したテンプレートの出入力関係と、前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係とを比較して認証を行う、
    個人認証装置。
  5. 請求項4に記載の個人認証装置であって、
    テンプレートの出入力関係と、前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係とを比較して行う認証を第1の認証とし、
    前記第1の認証において本人ではないと判断した場合、
    第2の認証を試み、
    前記第2の認証において本人であると判断した場合、
    前記第1の認証における、前記触覚センサーが検知する接触場所と、前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係とを基に、前記テンプレート保持部に、テンプレートを追加する、
    個人認証装置。
  6. 請求項5に記載の個人認証装置であって、
    前記第2の認証は、パスワード認証である、
    個人認証装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の個人認証装置であって、
    前記出力部が出力した過渡信号は、前記筐体を把持する者を経由して前記入力部に入力される、
    個人認証装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の個人認証装置であって、
    前記筐体は、
    第1面と、
    前記第1面と反対にある第2面と、
    前記第1面と前記第2面をつなぐ側面と、
    を有し、
    前記触覚センサーは、少なくとも前記側面に配置された、
    個人認証装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の個人認証装置であって、
    前記筐体は、
    第1面と、
    前記第1面と反対にある第2面と、
    前記第1面と前記第2面をつなぐ第1側面と、
    前記第1面と前記第2面をつなぎ、前記第1側面と対向する第2側面と、
    を有し、
    前記触覚センサーは、少なくとも前記第1側面及び前記第2側面に配置された、
    個人認証装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の個人認証装置を有する携帯端末。
  11. 筺体と、
    前記筺体に有って、過渡信号を出力する出力部と、
    前記筺体に有って、前記出力部から出力された過渡信号を入力可能な入力部と、
    前記筺体に有って、前記筺体における接触場所を検知可能な触覚センサーと、を備える個人認証装置で利用可能な個人認証方法であって、
    前記出力部が出力する過渡信号と前記入力部に入力される過渡信号の出入力関係とに基づいて行う認証において、
    前記接触場所に基づいて、動作を変えて前記認証を行う、
    個人認証方法。
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