JP2014011496A - 車載アンテナ用アライメント確認冶具 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載アンテナ装置の納入地へ出向き給電部と反射板の位置関係を測定する事が可能となり、時間、コスト、運用制限などの増加を最小限で確認する事ができる車載アンテナ用アライメント確認冶具を提供することである。
【解決手段】アライメント確認冶具41は、給電部4に着脱可能に取付けられ、アライメント確認用の給電部基準点P1を設定する給電部アダプタ42と、分離可能に連結される軸状の複数の連結シャフト50a〜50fと、連結要素の軸方向に長さ調整可能な測長部51とを備えた分割組立方式の測長具43とを有する。反射板2の反射板取付け部33a、33b、33cに設定されるアライメント確認用の反射板基準点P2a、P2b、P2cと給電部基準点P1との間の長さを測長具43を予め設定された所定の基準長さに組み立てた基準長さの測長具43によって確認することで給電部4と反射板2の位置関係を測定する。
【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、例えば、車両の屋根に設置する車載アンテナ用のアライメント確認冶具に関する。
一般に、例えばテレビ中継車などの車両に搭載される車載アンテナとして、車両の屋根に設置されて使用されるパラボラアンテナが知られている。この車載アンテナは、給電部と、反射板と、支持構造体とを有する。支持構造体は反射板を複数個所で取付ける複数の反射板取付け部と前記給電部を取付ける給電部取付け部とを有し、前記反射板と前記給電部との位置関係を予め設定された基準のアライメント位置で支持する。給電部と反射板の位置関係は送受信レベルを決定する重要な要素である。通常、給電部と反射板の位置関係は車載アンテナの製造時に専用のアライメント冶具を使用して反射板上で給電部の位置決めを行い、給電部の位置を決定、固定している。
特公平5−26362号公報 実開平5−48416号公報
車載アンテナの製品納入後に給電部と反射板の位置関係を再確認する場合には、製造時に使用している位置決めアライメント冶具にて確認する以外に方法がなかった。従来のアライメント冶具は、重量が50kg程度の重さがある。そして、従来のアライメント冶具を使用して給電部と反射板の位置関係を再確認する作業を行なう場合は、車両の屋上に搭載されている反射板を仰向けにした状態で、クレーンなどを使用してアライメント冶具を吊り下げ、アライメント冶具を反射板の上に搭載する必要がある。そのため、車載アンテナの給電部と反射板の位置関係を確認する為には、納入地でアライメント冶具を使用して確認作業を実施する事が困難である。
したがって、車載アンテナの製品納入後の給電部と反射板の位置確認を行なう場合には、従来のアライメント冶具を使用するために工場への車両搬送、クレーンでアライメント冶具を吊るして反射板に搭載するなどの作業を行なう必要があるので、その作業に多くの日数が必要となり、時間、コスト、車両搬送による運用不可制限などの面で問題がある。
本実施形態は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、車載アンテナ装置の納入地へ出向き給電部と反射板の位置関係を測定する事が可能となり、時間、コスト、運用制限などの増加を最小限で確認する事ができる車載アンテナ用アライメント確認冶具を提供することにある。
実施形態によれば、反射板と、この反射板に対向した給電部と、前記反射板と前記給電部との位置関係を予め設定された基準のアライメント位置で支持する支持構造体と、を具備し、前記支持構造体は、前記反射板を複数個所で取付ける複数の反射板取付け部と、前記給電部を取付ける給電部取付け部とを有する車載アンテナ装置の前記給電部と前記反射板の位置関係を測定する際に使用される車載アンテナ用アライメント確認冶具である。アライメント確認冶具は、前記給電部に着脱可能に取付けられ、アライメント確認用の第1の基準点を設定する給電部アダプタと、分離可能に連結される軸状の複数の連結要素と前記連結要素の軸方向に長さ調整可能な測長部とを備えた分割組立方式の測長具とを有する。そして、前記反射板の前記反射板取付け部に設定されるアライメント確認用の第2の基準点と前記第1の基準点との間の長さを前記測長具を予め設定された所定の基準長さに組み立てた基準長さの測長具によって確認することで前記給電部と前記反射板の位置関係を測定する。
実施の形態の車載アンテナ用アライメント確認冶具が使用される車載アンテナ装置の側面図。 図1の矢印II方向から見たアンテナ装置の背面図。 図1の矢印III方向から見たアンテナ装置の平面図。 実施の形態の車載アンテナ用アライメント確認冶具の給電部アダプタを示し、(A)は給電部アダプタの裏面を示す平面図、(B)は給電部アダプタの縦断面図。 実施の形態の車載アンテナ用アライメント確認冶具の測長具を示し、(A)は第1の基準長さに組み立てた基準長さの測長具を示す平面図、(B)は第2の基準長さに組み立てた基準長さの測長具を示す平面図。 実施の形態の車載アンテナ用アライメント確認冶具が使用される車載アンテナ装置の反射板の反射板取付け部を示す正面図。 実施の形態の車載アンテナ用アライメント確認冶具の使用状態を示す車載アンテナ装置の側面図。
(構成)
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る車載アンテナ用アライメント確認冶具41(図7参照)が使用される車載アンテナ装置10を展開した状態を示す側面図であり、図2は、図1の矢印II方向から当該アンテナ装置10を見た背面図であり、図3は、図1の矢印III方向から当該アンテナ装置10を見た平面図である。
このアンテナ装置10は、例えば図示しないテレビ中継車などの車両の屋根に取付けられる。なお、このアンテナ装置10は、不使用時には車両の屋根上に倒された図示しない格納位置に格納され、使用時には図1に示すように車両の屋根上に立設された展開位置に移動される。
アンテナ装置10は、略楕円形の凹面を有する反射板2と、この反射板2の前方(凹んだ側)に対向して配置された給電部4と、支持構造体5とを有する。支持構造体5は、反射板2を取付けるバックストラクチャー32と、給電部4を取付けるホーンサポート34とを有する。さらに、アンテナ装置10には、反射板2および給電部4を後述する方位角方向(AZ方向)に回転させるとともに後述する俯仰角方向(EL方向)にも回転させる駆動部6と、およびこの駆動部6の後述する回転体12の外壁12aに接触して取付けられた送受信部8とを有する。なお、給電部4と送受信部8は、後述する導波管1によって接続されている。
駆動部6は、車両の屋根に対してAZ軸21(駆動軸)を中心に方位角方向に回転される回転体12を有する。AZ軸21は、略鉛直方向に延びており、回転体12は、略水平な方位角方向に回転する。方位角方向とは、鉛直軸を中心とした回転方向であり、以下の説明では単にAZ方向と称する。
回転体12の内部には、例えば図2に示すように、EL軸22(駆動軸)が埋設されている。EL軸22は、略水平方向(本実施の形態では車幅方向)に延びている。上述した給電部4および反射板2は、このEL軸22を中心に俯仰角方向に回転される。俯仰角方向とは、反射板2および給電部4を展開および格納する際の回転方向であり、以下の説明では単にEL方向と称する。
具体的には、反射板2は、例えば図2に示すバックストラクチャー32を介してEL軸22に取付けられている。ここで、バックストラクチャー32には、水平方向に延設された上下の横アーム32a、32bと、これら横アーム32a、32bと直交する方向に延設された左右の縦アーム32c、32dとを有する。上側の横アーム32aの一端部には第1の反射板取付け部33a、他端部には第2の反射板取付け部33bがそれぞれ設けられている。下側の横アーム32bの中央位置には第3の反射板取付け部33cがそれぞれ設けられている。そして、これら3箇所の反射板取付け部33a、33b、33cによって反射板2がバックストラクチャー32に取付けられている。これにより、反射板2の凹面には3箇所の反射板取付け部33a、33b、33cと対応する部分に図6に示すように3つの凹部33a1、33b1、33c1がそれぞれ形成されている。これらの3つの凹部33a1、33b1、33c1によってアライメント確認用の3つの反射板基準点P2a、P2b、P2cが形成されている。
また、給電部4は、例えば図1に示すホーンサポート34を介してEL軸22に取付けられている。ここで、ホーンサポート34には、図3に示すように斜めに延設された左右の縦アーム34a、34bと、縦アーム34a、34bの上端間に配設された給電部支持台34cとが設けられている。この給電部支持台34c上に給電部4が固定され、給電部4がホーンサポート34に取付けられている。
これにより、駆動部6がEL軸22を中心にバックストラクチャー32及びホーンサポート34を回転させることで、反射板2および給電部4は、図1〜3に示す“展開”の姿勢と、図示しない“格納”の姿勢と、の間で回転される。また、図1〜3に示す使用時の展開位置では、支持構造体5のバックストラクチャー32と、ホーンサポート34とによって、反射板2と給電部4との位置関係を予め設定された基準のアライメント位置で支持するように調整されている。
言うまでも無く、上述した反射板2および給電部4は、その俯仰角に係らず、駆動部6が回転体12をAZ軸21を中心に回転させることによって、AZ方向に回転される。つまり、駆動部6は、反射板2および給電部4をAZ方向およびEL方向に回転させて、アンテナ装置10の向きを所望する方向に調整する。
給電部4と送受信部8を繋いだ導波管1は、給電部4の展開および格納動作に応じて折り曲げ可能なフレキシブル導波管1aと、駆動部6の回転体12を通って延びた折り曲げ不能な接続導波管1bと、をフランジ1cで接続した構造を有する。
次に、本実施の形態に係る車載アンテナ用アライメント確認冶具41について説明する。本実施の形態の車載アンテナ用アライメント確認冶具41は、アンテナ装置10の給電部4に着脱可能に取付けられ、アライメント確認用の給電部基準点P1を設定する給電部アダプタ42(図4(A),(B)参照)と、分割組立方式の測長具43(図5(A),(B)参照)とを有する。
給電部アダプタ42は、図4(A)に示すようにほぼ円板状のアダプタ本体44を有する。このアダプタ本体44の裏面には、給電部4の前面に被せる状態ではめ込む円形凹部45が形成されている。この円形凹部45の中心部には円孔46が形成されている。この円孔46によってアライメント確認用の給電部基準点P1が形成されている。なお、給電部基準点P1は、円孔46に限定されるものではなく、球状の凹部や、穴部などでもよい。
アダプタ本体44には、円形凹部45の内底部に複数、本実施の形態では2つの位置決めピン47と、複数、本実施の形態では3つの突き当てピン48とが突設されている。これらの位置決めピン47は、給電部4の前面に形成された図示しない位置決め穴に挿入されることで、給電部アダプタ42と給電部4との組み付け位置の位置合わせが行なわれる。また、複数の突き当てピン48は、給電部4の前面に突き当てることで、奥行き方向にガタつきのないことが確認される。
さらに、アダプタ本体44の円形凹部45の周囲のリング状の壁部44aには、外周円の一部を切欠させた位置合わせ用の面取り部44bが形成されている。また、アダプタ本体44のリング状壁部44aの端面には、複数のクランプ部49が設けられている。このクランプ部49は、給電部4の図示しないフランジ部に引っ掛けることで給電部アダプタ42と給電部4との組み付け時のクランプが行なわれる。
測長具43は、図5(A)に示すように分離可能に連結される軸状の複数、本実施の形態では6つの連結シャフト(連結要素)50a〜50f、と前記連結シャフト50a〜50fの軸方向に長さ調整可能な測長部51とを備えている。ここで、図5(A)中で右端部に配置される第1の連結シャフト(第1の連結要素)50aには、先端アダプタ52が設けられている。この先端アダプタ52は、反射板2のアライメント確認用の3つの反射板基準点P2a、P2b、P2cのいずれかと突き当て状態で係脱可能に係合する第1の係合部52aを有する。また、図5(A)中で左端部に配置される第2の連結シャフト(第2の連結要素)50bには、末端アダプタ53が設けられている。この末端アダプタ53は、給電部アダプタ42の給電部基準点P1と突き当て状態で係脱可能に係合する第2の係合部53aを有する。
さらに、第1の連結シャフト50aと第2の連結シャフト50bとの間には、複数、本実施の形態では4つの中間連結シャフト(中間連結体)50c、50d、50e、50fが介設されて6つの連結シャフト(連結要素)50a〜50fが形成されている。中間連結シャフト50c、50d、50e、50fは、主軸部54と、この主軸部54の端末部を隣接する他の中間連結シャフトの主軸部54の端末部と互いに突き当て状態で着脱可能に連結するカップリング55とを有する。
また、測長部51は、例えばマイクロメータによって形成されている。この測長部51は、測長部本体51aと、この測長部本体51aに対して測長具43の軸方向に長さ調整可能な伸縮シャフト部51bと、この伸縮シャフト部51bを測長具43の軸方向に移動させる回転式の調整ツマミ51cと、伸縮シャフト部51bの移動量を表示する表示部51dと、クランプ部51eとを有する。伸縮シャフト部51bは、調整ツマミ51cの回転操作により、所定の移動範囲内で軸方向に移動可能になっている。クランプ部51eは、伸縮シャフト部51bを移動停止状態にロック可能になっている。
そして、本実施の形態に係る車載アンテナ用アライメント確認冶具41の使用時には、給電部アダプタ42は、円形凹部45を給電部4の前面に被せる状態ではめ込むことで、給電部4に組み付けられる。また、分割組立方式の測長具43は、本実施の形態では図5(A)に示す第1の基準長さL1に組み立てた第1の組み立て状態と、図5(B)に示す第2の基準長さL2に組み立てた第2の組み立て状態とに使い分けられる。ここで、図5(A)に示す第1の組み立て状態では、第1の連結シャフト50aと第2の連結シャフト50bとの間に測長部51と、4つの中間連結シャフト50c、50d、50e、50fとを連結させることで、第1の基準長さL1に組み立てている。また、図5(B)に示す第2の組み立て状態では、第1の連結シャフト50aと第2の連結シャフト50bとの間に測長部51のみを連結させることで、第2の基準長さL2に組み立てている。
(作用)
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の車載アンテナ用アライメント確認冶具41を使用して車載アンテナ装置10の給電部4と反射板2の位置関係を測定する作業について説明する。まず、車載アンテナ装置10の納入地にて反射板2および給電部4を展開位置に展開する。
次に、アライメント確認冶具41の給電部アダプタ42を給電部4へ取付ける。その後、測長具43を組み立てる。本実施の形態では、最初に、図5(B)に示す第2の基準長さL2に組み立てた第2の組み立て状態に組み立てる。このとき、第1の連結シャフト50aと第2の連結シャフト50bとの間に測長部51のみを連結させることで、第2の基準長さL2に組み立てている。この状態で、測長具43の末端アダプタ53の第2の係合部53aを給電部アダプタ42の給電部基準点P1と突き当て状態で係脱可能に係合する。続いて、測長具43の先端アダプタ52の第1の係合部52aを反射板2の反射板基準点P2cと突き当て状態で係脱可能に係合する。これにより、図7中に仮想線で示すように反射板2の第3の反射板取付け部33cと、給電部4との間の距離を測定する1回目の距離測定が行なわれる。
この1回目の距離測定の後、測長具43を図5(A)に示す第1の基準長さL1に組み立てた第1の組み立て状態に変更する。このとき、第1の連結シャフト50aと第2の連結シャフト50bとの間に測長部51と、4つの中間連結シャフト50c、50d、50e、50fとを連結させることで、第1の基準長さL1に組み立てている。この状態で、測長具43の末端アダプタ53の第2の係合部53aを給電部アダプタ42の給電部基準点P1と突き当て状態で係脱可能に係合する。続いて、測長具43の先端アダプタ52の第1の係合部52aを反射板2の他の2つの反射板基準点P2a、P2bのうちのいずれか一方、例えば反射板基準点P2aと突き当て状態で係脱可能に係合する。これにより、図7中に実線で示すように反射板2の第1の反射板取付け部33aと、給電部4との間の距離を測定する2回目の距離測定が行なわれる。
この2回目の距離測定の後、測長具43は第1の基準長さL1に組み立てた第1の組み立て状態のままで、測長具43の先端アダプタ52の第1の係合部52aを反射板2の反射板基準点P2bと突き当て状態で係脱可能に係合する。これにより、反射板2の第2の反射板取付け部33bと、給電部4との間の距離を測定する3回目の距離測定が行なわれる。
以上の3回の距離測定により、アンテナ装置10の納入前の測定値と、今回の測定値とを比較する事により給電部4と反射板2の位置関係の比較が可能となる。これにより、車載アンテナ装置10の納入地へ出向き、車載アンテナの給電部4と反射板2の位置関係を確認する事が可能となる。
(効果)
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の車載アンテナ用アライメント確認冶具41では、アンテナ装置10の給電部4に着脱可能に取付けられ、アライメント確認用の給電部基準点P1を設定する給電部アダプタ42と、分割組立方式の測長具43とを設けている。そして、アンテナ装置10の納入地にて上記3ヶ所の指定ポイントの距離測定、すなわち1回目の距離測定〜3回目の距離測定を行なうことで、アンテナ装置10の製品納入前に予め測定してある同一箇所の3ヶ所の指定ポイントの納入前の測定値と比較することができる。これにより、アンテナ装置10の給電部4と反射板2の位置関係を必要時に確認をする事を実現することができる。
さらに、本実施の形態では車載アンテナ用アライメント確認冶具41の測長具43は、分離可能に連結される軸状の6つの連結シャフト50a〜50f、と前記連結シャフト50a〜50fの軸方向に長さ調整可能な測長部51とを備えているので、運搬時には測長具43の各連結シャフト50a〜50fを分解した状態で小さくまとめた状態で収容することができる。そのため、車載アンテナの製品納入後の給電部と反射板の位置確認を行なう場合に車載アンテナ用アライメント確認冶具41を運搬する作業が容易になる。
したがって、本実施の形態では、車載アンテナ用アライメント確認冶具41を運搬して車載アンテナ装置10の納入地へ出向きアンテナ装置10の給電部4と反射板2の位置関係を簡単に測定する事が可能となるので、時間、コスト、運用制限などの増加を最小限で確認する事ができる車載アンテナ用アライメント確認冶具を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…反射板、4…給電部、5…支持構造体、6…駆動部、8…送受信部、10…アンテナ装置、32…バックストラクチャー、33a…第1の反射板取付け部、33b…第2の反射板取付け部、33c…第3の反射板取付け部、34…ホーンサポート、41…車載アンテナ用アライメント確認冶具、42…給電部アダプタ、43…測長具、P2a、P2b、P2c…反射板基準点、46…円孔、P1…給電部基準点、50a…第1の連結シャフト(第1の連結要素)、50b…第2の連結シャフト(第2の連結要素)、50c、50d、50e、50f…中間連結シャフト(中間連結体)、52…先端アダプタ、53…末端アダプタ、L1…第1の基準長さ、L2…第2の基準長さ。

Claims (4)

  1. 反射板と、この反射板に対向した給電部と、前記反射板と前記給電部との位置関係を予め設定された基準のアライメント位置で支持する支持構造体と、を具備し、前記支持構造体は、前記反射板を複数個所で取付ける複数の反射板取付け部と、前記給電部を取付ける給電部取付け部と、を有する車載アンテナ装置の前記給電部と前記反射板の位置関係を測定する際に使用される車載アンテナ用アライメント確認冶具であって、
    前記給電部に着脱可能に取付けられ、アライメント確認用の給電部基準点を設定する給電部アダプタと、
    分離可能に連結される軸状の複数の連結要素と、前記連結要素の軸方向に長さ調整可能な測長部とを備えた分割組立方式の測長具とを有し、
    前記反射板の前記反射板取付け部に設定されるアライメント確認用の反射板基準点と前記給電部基準点との間の長さを前記測長具を予め設定された所定の基準長さに組み立てた基準長さの測長具によって確認することで前記給電部と前記反射板の位置関係を測定する
    ことを特徴とする車載アンテナ用アライメント確認冶具。
  2. 前記測長具は、一端側の端末位置に配置される第1の連結要素に前記反射板基準点と突き当て状態で係脱可能に係合する第1の係合部を有する先端アダプタが配置され、他端側の端末位置に配置される第2の連結要素に前記給電部基準点と突き当て状態で係脱可能に係合する第2の係合部を有する末端アダプタが配置され、前記第1の連結要素と前記第2の連結要素との間に1または複数の中間連結体が介設されて前記複数の連結要素が形成されることを特徴とする請求項1に記載の車載アンテナ用アライメント確認冶具。
  3. 前記中間連結体は、主軸部と、この主軸部の端末部を隣接する他の前記中間連結体の主軸部の端末部と互いに突き当て状態で着脱可能に連結するカップリングとを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車載アンテナ用アライメント確認冶具。
  4. 前記車載アンテナ装置は、前記支持構造体に前記反射板取付け部が3箇所に設けられ、
    前記反射板基準点は、3箇所の前記反射板取付け部にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載アンテナ用アライメント確認冶具。
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