JP2014007612A - 無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線装置における高周波線路について、経路異常を確認する。
【解決手段】無線装置1は、送受信回路230および制御部210と副基板40に直流電流を給電する直流電源260を備える主基板20と、同軸ケーブル30と、同軸ケーブル30に接続するコネクタ410から同軸ケーブル30とは逆側に伸びる高周波線路に、高周波スイッチ440を介して一端が接続し、他端が接地している終端抵抗441を備える副基板40とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線装置における高周波線路について、経路異常を確認する技術に関する。
高周波線路において、信号の送受信の確立のために、同軸コネクタの勘合確認、および同軸ケーブルに断線などの不具合が生じていないことの確認を含む、経路の正常性確認が必要である。
また、同軸コネクタの勘合不良、またはケーブルにおける断線などの不具合の発生により、高周波線路の線路インピーダンスが一定値から外れ、信号の反射が生じることで、当該線路に信号を送り込んでいた機器の動作に不都合が生じることがある。
従って、上記不都合を回避するためにも、同軸コネクタの勘合確認と、同軸ケーブルに断線などの不具合が無いことの確認とを含む、経路の正常性確認が必要である。
例えば、下掲の[特許文献1]には、無線装置とアンテナとの接続状態を確認するための、下記の技術が開示されている。すなわち、無線装置とアンテナとの間に結合部を設け、当該無線装置の送信部から試験用信号を送信し、当該試験用信号を当該結合器によって折返して、当該無線装置の受信部に与える技術である。無線装置とアンテナとの接続状態に問題が無ければ、上記受信部は上記試験用信号を受信するが、問題がある場合、上記受信部は受信に失敗する。
また、コネクタの勘合確認そのものを目的とする技術ではないが、コネクタの勘合確認に応用することのできる技術として、下記のものがある。
すなわち、下掲の[特許文献2]には、同軸コネクタの内外導体間に接続されたダイオードの抵抗値がバイアス電流値によって変化することを利用して、直流抵抗値のみが低くなるようにした相手コネクタの脱着により信号線路が接続状態、未接続状態のときに、ダイオードのバイアス電流を制御して、自動的に終端、終端解除を行う技術が開示されている。
上記特許文献2の技術は本来、適切に終端処理を行うためものではあるが、上記ダイオードの抵抗値を検知することによって、コネクタの勘合を確認することができる。
ところで、現在の主たる通信システムは、送信周波数と受信周波数とが異なるFDD(Frequency Division Duplex)方式を採用している。例えば、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)も、GSM(登録商標)の発展形であるUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)も、FDD方式を採用している。
従って、FDD方式の送受信装置にあっては、自らの送信部が送信する信号の周波数は、自らの受信部が検知可能な周波数、すなわち受信周波数とは異なるため、自らの受信部で自らの送信部が送信した信号を受信したとしても、検出することができない。
特開2009−272968号公報(2009年11月19日) 特開平6−268468号公報(1994年9月22日)
しかしながら、上記従来の構成には、以下のような問題がある。
まず、特許文献1に開示されている技術は、現在の主たる通信システムが採用しているFDD方式の送受信装置には適用することができない。
特許文献1の技術は、送信部が送信した試験用信号を、結合器によって折返して、当該無線装置の受信部に与えることによって、無線装置とアンテナとの接続状態を確認する。
しかし、FDD方式の送受信装置では、自らが送信した試験用信号を自ら受信したとしても、送信周波数と受信周波数とが異なるため、試験用信号を検出することができない。
特許文献2に開示されている技術は、同軸コネクタの勘合判定に応用することはできるが、例えば同軸ケーブルの切断を含む、高周波線路の勘合確認以外の経路の正常性確認を行うことができない。
また、特許文献2に開示されている技術は、上記の通りコネクタの勘合判定に応用することができるが、その勘合判定は下記の点において、不十分である。
すなわち、コネクタの勘合が適切でなくとも、コネクタのジャックとプラグとが接触してさえいれば、直流的な抵抗値は大幅には変わらないため、結果的にはダイオードにかかる電圧も大きな変化が生じない。
従って、特許文献2に開示されている技術は、コネクタの勘合確認を適切に行うには不十分である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、FDD方式を採用する無線装置における高周波線路について、同軸コネクタの勘合確認と、同軸ケーブルに断線などの不具合が生じていないことの確認とを含む、経路の正常性の確認を容易に行うことのできる無線装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る無線装置は、送受信回路を含む主基板と、当該主基板に同軸ケーブルを介して接続し、当該送受信回路と信号の送受信を行う副基板とを含む無線装置であって、
(1)当該副基板は、
(A)当該同軸ケーブルと接続するコネクタから、当該同軸ケーブルとは逆側に伸びる高周波線路に一端が接続され、当該同軸ケーブルを介して当該主基板から給電される直流電流に基づいて閉じ、当該直流電流が給電されないと開く高周波スイッチと、
(B)当該高周波スイッチの他端に接続し、接地された終端抵抗と
を備え、
(2)当該主基板は、
(C)当該送受信回路と、
(D)当該同軸ケーブルを介して、当該副基板の当該高周波スイッチに直流電流を給電する直流電源とを備えていることを特徴としている。
上記構成によれば、主基板と副基板との間の直流的な接続に問題が無ければ、主基板の直流電源が給電する直流電流が、副基板の、一端が接地されている終端抵抗の他端に接続している高周波スイッチを閉じる。
ここで、主基板と副基板との間の高周波線路の経路異常がなければ、上記副基板の終端抵抗によって、上記主基板の送信回路の負荷インピーダンスは管理することができる。
従って、主基板と副基板との間について、直流的な接続に問題が無く、かつ高周波線路として経路異常が無い場合、上記送信回路が送信波を出力する際に、上記送受信回路に流れる電流は、予め想定していた範囲内の電流になる。
これにより、送信時に送受信回路に流れる電流のみを用いて、つまり受信回路の受信動作を伴わずに、高周波線路の異常を確認することができ、FDD方式の無線装置においても、高周波線路の経路の正常性確認を容易に行うことが可能となる。
また、上記構成によれば、上記の通り、送受信回路を含む主基板と副基板との間の直流的な接続の異常についても、容易に確認することが可能となる。
さらに、無線装置において、送受信回路を含む基板に直流電流を供給することは一般的であり、従って、本発明は、実質的に、既存の無線装置を基に、一端が接地され、他端が高周波スイッチを介して上記副基板の高周波線路に接続する終端抵抗のみを、上記副基板に付加することで実現することができる。つまり、本発明は、既存の無線装置を用いて、極めて容易かつ低コストで実現することができる。
本発明に係る出力装置では、上記送受信回路はパワーアンプを含んでいることが好ましい。
上記構成によれば、無線装置において、送受信回路を含む主基板と副基板との間の高周波線路の経路異常を、送信波出力時にパワーアンプに流れる電流を用いて、判定することができる。
無線装置の送受信回路において、パワーアンプに流れる電流は、負荷インピーダンスの変化に対し極めて感度が高い。
なぜならば、パワーアンプは、第1に、送受信回路の他の構成要素に比べて大きな電力を扱う部品だからであり、第2に、上記高周波線路に直結して配置されるからである。
第1の理由についてより詳細に説明すれば、パワーアンプは、送信信号を、アンテナから送信して遠方に飛ばすのに必要な出力まで増幅するものであり、その動作において、電流が他の回路要素よりも多く流れる。従って、パワーアンプに流れる電流が大きい分、負荷インピーダンスの変化に起因する、パワーアンプに流れる電流の変化量も大きい。
また第2の理由についてより詳細に説明すれば、パワーアンプは、Tx/Rxスイッチを除いて、送信の最終段に存在する。従って、例えば同軸ケーブルの勘合が不十分だった場合、その影響はそのパワーアンプにとっての負荷インピーダンスに対して直結する。つまり、パワーアンプは、負荷変動する要素に直結しているため、負荷インピーダンスの変化に対して敏感である。
上記の2つの理由により、無線装置の送受信回路において、当該送受信回路内のパワーアンプに流れる電流は、当該送受信回路における他の回路構成要素に流れる電流に比べ、負荷インピーダンスの変化に対してより感度が高い。
従って、送信波出力時にパワーアンプに流れる電流を用いることによって、送受信回路を含む主基板と副基板との間の高周波線路の経路異常について、精度の高い判定を実現することが可能となる。
また、無線装置の送受信回路において、送信のために用いるパワーアンプは一般的であるため、実質的に、パワーアンプを新たな回路構成要素として追加することなく、高い精度での高周波線路の経路異常を判定することができ、コストを抑えることができる。
本発明に係る出力装置では、
(3)上記送受信回路が送信波を出力する際に、上記送受信回路に流れる電流を計測する電流値取得部と、
(4)上記高周波スイッチが閉じた状態で、上記主基板と上記副基板との間の高周波線路に経路異常がない場合に、送信波の出力に際して上記送受信回路に流れる規定電流の範囲を格納した記憶部と、
(5)当該電流値取得部が計測した電流が、当該規定電流の範囲にあるか否かを判定する判定部とをさらに備えていることが好ましい。
上記構成によれば、まず、上記電流値取得部は、上記送受信回路が送信波を出力する際に、上記送受信回路に流れる電流を計測し、次に、上記判定部は、上記記憶部が格納している規定電流の範囲を用いて、上記電流値取得部が計測した電流が上記規定電流の範囲にあるか否かを判定する。
ここで、上記の通り、上記主基板と上記副基板との間の高周波線路について、同軸コネクタの勘合不良と同軸ケーブルの断線とを含む経路異常がある場合、上記電流値取得部が計測した電流は、上記規定電流の範囲から外れる。
従って、上記判定部は、上記記憶部が格納している規定電流の範囲を用いて、上記電流値取得部が計測した電流が上記規定電流の範囲にあるか否かを判定することによって、上記主基板と上記副基板との間の高周波線路の経路の正常を判定することができる。
つまり、本発明に係る無線装置は、何ら外部の機器を必要とせずに、送受信回路を含む主基板と、当該主基板に、同軸ケーブルを介して、当該送受信回路と信号の送受信を行う副基板との間の高周波線路について、経路の正常性を判定することができる。
また、無線装置において、送信波の出力時に送受信回路に流れる電流を測定することは一般的であり、従って、上記構成は、実質的に、上記判定部と上記記憶部とを上記主基板に付加することのみで実現することができる。つまり、上記構成は、既存の無線装置を用いて、極めて容易かつ低コストで実現することができる。
さらに、ユーザは上記判定部の判定結果を参照することで、容易に、上記高周波線路の経路の異常を確認することができる。
本発明に係る出力装置では、上記パワーアンプが送信波を出力する際に、上記パワーアンプに流れる電流を計測する電流値取得部と、上記高周波スイッチが閉じた状態で、上記主基板と上記副基板との間の高周波線路に経路異常がない場合に、送信波の出力に際して上記パワーアンプに流れる規定電流の範囲を格納した記憶部と、当該電流値取得部が計測した電流が、当該規定電流の範囲にあるか否かを判定する判定部とをさらに備えていることが好ましい。
上記構成によれば、上記判定部は、パワーアンプの、負荷インピーダンスの変化に対し極めて感度が高いという性質を利用して、上記電流値取得部が計測する電流が、上記記憶部の格納している規定電流の範囲にあるか否かを、高い精度で判定することができる。
従って、本発明に係る無線装置は、送受信回路を含む主基板と、当該主基板に、同軸ケーブルを介して、当該送受信回路と信号の送受信を行う副基板との間の高周波線路について、経路の正常性を、高い精度で判定することが可能となる。
また、ユーザは、パワーアンプを用いた精度の高い判定結果を参照することで、容易に、上記高周波線路の経路の異常を確認することができる。
本発明に係る無線装置は、送受信回路を含む主基板と、当該主基板に同軸ケーブルを介して接続し、上記送受信回路と信号の送受信を行う副基板とを含む無線装置であって、当該副基板は、当該同軸ケーブルと接続するコネクタから、当該同軸ケーブルとは逆側に伸びる高周波線路に一端が接続され、当該同軸ケーブルを介して当該主基板から給電される直流電流に基づいて閉じ、当該直流電流が給電されないと開く高周波スイッチと、当該高周波スイッチの他端に接続し、接地された終端抵抗とを備え、当該主基板は、当該送受信回路と、当該同軸ケーブルを介して、当該副基板の当該高周波スイッチに直流電流を給電する直流電源とを備える構成である。
これにより、FDD方式を採用する無線装置における高周波線路の経路異常を判定することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る無線装置の概要を示すブロック図である。 上記無線装置の制御部の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明に係る無線装置における処理のフローチャートである。 本発明に係る無線装置を開発するに際し事前に検討した無線装置の概要を示すブロック図である。
以下では、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る無線装置1のハード構成の概要を示すブロック図であり、図2は無線装置1の制御部210の機能的な構成を示すブロック図、図3は無線装置1における処理のフローチャートである。
また図4は、無線装置1を開発するに際し事前に検討した無線装置の概要を示すブロック図である。
(1)無線装置の構成
図1に示すように、無線装置1は、FDD方式の送受信を行う送受信回路としてのRF(Radio Frequency、高周波)回路230を含む主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続するアンテナ給電基板40(副基板)と、アンテナ給電基板40に接続するアンテナ部50とを含む。
アンテナ部50は、アンテナ本体520と、アンテナ給電基板40のばね460と接続するためのばね接点510とを含む。
アンテナ給電基板40は、同軸ケーブル30と接続するためのコネクタ410と、チョークコイル420と、直流カット用コンデンサ430と、高周波(Radio Frequency、以下「RF」と略記する)スイッチ440と、終端抵抗441と、ばね接点510と接続するためのばね460とを含む。
ばね460とコネクタ410との間に形成された高周波線路に、直流カット用コンデンサ430が接続されており、直流カット用コンデンサ430とばね460との間に、RFスイッチ440の一端が接続されている。
RFスイッチ440の他端は、終端抵抗441を介して、接地されている。
直流カット用コンデンサ430とコネクタ410との間に、チョークコイル420の一端が接続されている。
チョークコイル420は、チョークコイル420を通る直流電流に基づいてRFスイッチ440の開閉が制御されるように配置されており、チョークコイル420を通って流れる直流電流がRFスイッチ440に給電されると、RFスイッチ440は閉じる。
RFスイッチ440は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)スイッチである。
主基板20は、制御部210と、記憶部220と、上記RF回路230と、RF検査用コネクタ240と、直流カット用コンデンサ250と、チョークコイル261と、直流電源260と、上記同軸ケーブル30に接続するためのコネクタ270とを含む。
コネクタ270とRF回路230との間には、一端が設地されているRF検査用コネクタ240が接続されている。
RF検査用コネクタ240の他端とコネクタ270との間には、チョークコイル261を介して、直流電源260が接続されている。
チョークコイル261の、直流電源260と接続している一端ではない他端と、RF検査用コネクタ240の接地点ではない一端との間には、直流カット用コンデンサ250が接続されている。
RF回路230は、送信に用いるパワーアンプ(Power Amplifier、以下「PA」と略記する)231と、受信(Rx)回路232と、Tx/Rxスイッチ233とを含む。PA231と、受信(Rx)回路232とは、Tx/Rxスイッチ233に並列的に接続しており、Tx/Rxスイッチ233はRF検査用コネクタ240に接続している。
ここで、主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続しているアンテナ給電基板40との間の高周波線路に経路異常が無い場合、RFスイッチ440が閉じていれば、PA231の負荷インピーダンスは、終端抵抗441によって管理できている。
PA231の負荷インピーダンスが終端抵抗441によって管理できている場合に送信波出力時にPA231に流れる電流は、回路設計者が理論的に事前に想定することのできる電流であり、つまり規定電流である。
記憶部220は上記規定電流を格納しており、制御部210は、送信波出力時に実際にPA231に流れる電流を測定し、記憶部220に格納されている上記規定電流を用いて、当該測定によって取得した電流が、事前に想定していた電流であるか否かを判定する。
なお、送信波出力時にPA231に流れる電流は、少なくとも、コネクタ270および410と、同軸ケーブル30と、PA231との種別に影響されるため、上記判定に用いる規定電流は、一定の範囲の規定電流であってもよい。
上記判定の確実性は、上記範囲の広さを設定することで、調整することができる。
制御部210はさらに、入力部2と、出力部3と、PA231と、直流電源260とに機能的に接続している。
制御部210は、ユーザからの上記判定の開始指示を、入力部2を介して受け取り、上記判定の結果を、出力部3を介して、ユーザに通知する。
本実施形態において、入力部2はパソコンであり、出力部3は当該パソコンの画面である。
また制御部210は、PA231と、直流電源260とに対し、それぞれ、送信波の出力開始および停止と、直流電流の給電の開始および停止とを指示する。
PA231は、制御部210からの上記指示に基づいて、送信波の出力の開始と停止とを実行し、同様に、直流電源260は、制御部210からの上記指示に基づいて、直流電流の給電の開始および停止を実行する。
図2は、無線装置1の制御部210の機能的な構成を示すブロック図である。
制御部210は、直流給電管理部211と、送信波出力管理部212と、電流値取得部213と、判定部214とを含む。
制御部210が含む上記各部の機能について、詳細は後述する。
上記の通り、アンテナ給電基板40のRFスイッチ440は、主基板20とアンテナ給電基板40との間の直流的な接続に問題が無ければ、主基板20の直流電源260からの直流電流の給電によって、閉じる。
ここで、主基板20とアンテナ給電基板40との間の高周波線路の経路異常がなければ、アンテナ給電基板40の終端抵抗441によって、主基板20のPA231の負荷インピーダンスは管理できる。
従って、主基板20とアンテナ給電基板40との間について、直流的な接続に問題が無く、かつ高周波線路として経路異常が無い場合、PA231が送信波を出力する際に、PA231に流れる電流は、予め想定していた範囲内の電流になる。
記憶部220は、RFスイッチ440が閉じた状態で、かつ上記高周波線路の経路異常がない場合の送信波出力時のPA231の規定電流を格納している。
また制御部210は、記憶部220に格納されている上記規定電流を用いて、送信波出力時にPA231に流れる電流が、想定していた範囲内にあるか否かを判定する。
従って、送信時にPA231に流れる電流のみを用いて、つまり送受信回路230の受信動作を伴わずに、高周波線路の異常を確認することができ、FDD方式の無線装置1において、高周波線路の経路の正常性確認を容易に行うことが可能となる。
また、上記の通り、送受信回路230を含む主基板20とアンテナ給電回路40との間の直流的な接続の異常についても、容易に確認することが可能である。
ところで、無線装置において、送受信回路に対し送信波の出力を指示し、送信時に当該送受信回路に流れる電流を測定する構成は一般的であり、また送受信回路を含む基板に直流電流を供給することも一般的である。
従って、無線装置1は、実質的に、既存の無線装置を基に、アンテナ給電基板にRFスイッチ440と終端抵抗441とを付加するのみで実現することができる。つまり、無線装置1は、既存の無線装置を用いて、極めて容易かつ低コストで実現することができる。
(2)無線装置の動作
次に、上記構成における無線装置1の動作について説明する。図3は、無線装置1の動作を示すフローチャートである。
ユーザによる経路正常性確認の指示を、入力部2を介して、制御部210が受け取ると、まずステップ1(以下、S1のように略記する)として、制御部210の直流給電管理部211が、直流電源260に、直流電流の給電を指示する。
直流電源260は、上記指示に基づいて、直流電流の給電を開始する(S2)。
次に、制御部210の送信波出力管理部212は、RF回路230のPA231に、送信波の出力を指示する(S3)。
PA231は、上記指示に基づいて、送信波の出力を開始する(S4)。
制御部210の電流値取得部213は、送信波出力時にPA231に流れる電流を計測し(S5)、取得した電流の値を判定部214に通知する。
主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続しているアンテナ給電基板40との間の直流的な接続に問題が無い場合、直流電源260からの直流電流は、アンテナ給電基板40のRFスイッチ440を閉じる。
RFスイッチ440が閉じており、かつ、主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続しているアンテナ給電基板40との間の高周波線路に経路異常がない場合、PA231の負荷インピーダンスは、アンテナ給電基板40の終端抵抗441によって管理できている。
一方、主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続しているアンテナ給電基板40との間の直流的な接続に問題がある場合、RFスイッチ440はオフのままである。
従って、直流的な接続に問題がある場合、PA231の負荷インピーダンスは、アンテナ給電基板40の終端抵抗441によって管理できておらず、送信波出力時にPA231に流れる電流の値は予め想定していた範囲から外れる。
また、直流的な接続には問題が無いが、高周波線路の経路異常が発生している場合、上記と同様に、PA231の負荷インピーダンスは、終端抵抗441によって管理できておらず、送信波出力時にPA231に流れる電流の値は予め想定していた範囲から外れる。
例えば、コネクタのジャックとプラグとが接触してさえいれば、勘合不良であっても、直流電流は主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続しているアンテナ給電基板40との間を流れることができる。しかし、勘合不良の場合、送信波出力時にPA231に流れる電流の値は予め想定していた範囲を外れる。
すなわち、主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続しているアンテナ給電基板40との間について、直流的な接続に問題が無く、かつ高周波線路としての経路異常が無い場合にのみ、送信波出力時にPA231に流れる電流の値は予め想定していた範囲内の値となる。
従って、送信波出力時にPA231に流れる電流の値が予め想定していた範囲内の値となっているか否かを判定することで、主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続しているアンテナ給電基板40との間の、直流的な接続の正常性および高周波線路としての経路正常性を確認することができる。
制御部210の判定部214は、記憶部220に格納されているPA231の負荷電流の値を用いて、電流取得部213から通知された電流値が、予め想定されていた範囲内に収まっているか否かを判定する(S6)。
電流取得部213から通知された電流値が、予め想定されていた範囲内に収まっている場合(S6でYes)、判定部214は、「経路異常なし」と判定する(S7)。
電流取得部213から通知された電流値が、予め想定されていた範囲内に収まっていない場合(S6でNo)、判定部214は、「経路異常あり」と判定する(S8)。
その後、制御部210は、直流電源260に対し給電の停止を、PA231に対し送信波の出力の停止を指示し(S9)、上記指示に基づいて、直流電源260は給電を停止し、PA231は送信波の出力を停止する(S10)。
制御部210は、上記判定の結果を、出力部3を介してユーザに通知する(S11)。
(3)参考例
図4は、本発明に係る無線装置を開発するに際し、事前に検討した参考用無線装置5の概要を示すブロック図である。
まず、参考用無線装置5の構成について説明する。
図4に示すように、無線装置5は、FDD方式の送受信を行うRF回路630を含む主基板60と、主基板60に同軸ケーブル70を介して接続するアンテナ給電基板80と、アンテナ給電基板80に接続するアンテナ部90とを含む。
アンテナ部90は、アンテナ本体920と、アンテナ給電基板80のばね860と接続するためのばね接点910とを含む。
アンテナ給電基板80は、同軸ケーブル70と接続するためのコネクタ810と、チョークコイル820と、ばね接点910と接続するためのばね860とを含む。
チョークコイル820の一端は、ばね860とコネクタ810との間に接続されており、他端は接地されている。
主基板60は、制御部610と、記憶部620と、RF回路630と、RF検査用コネクタ640と、直流カット用コンデンサ650と、チョークコイル661と、抵抗662と、直流電源660と、同軸ケーブル70に接続するためのコネクタ670と、汎用入出力(GPIO、General Purpose Input/Output)680とを含む。
コネクタ670とRF回路630との間には、一端が設地されているRF検査用コネクタ640が接続されており、RF検査用コネクタ640の他端とコネクタ670との間に、直流カット用コンデンサ650が接続されている。
直流カット用コンデンサ650と、コネクタ670との間に、チョークコイル661の一端が接続されている。
チョークコイル661の他端には、抵抗662の一端と汎用入出力680とが、並列に接続されており、抵抗662の他端は直流電源660に接続している。
RF回路630は、送信に用いるPA631と、受信(Rx)回路632と、Tx/Rxスイッチ633とを含む。PA631と、受信(Rx)回路632とは、Tx/Rxスイッチ633に並列的に接続しており、Tx/Rxスイッチ633はRF検査用コネクタ640に接続している。
ここで、主基板60と、主基板60に同軸ケーブル70を介して接続するアンテナ給電基板80との間の直流的な接続に問題が無い場合、直流電源660が給電する直流電流は一端が接地されているチョークコイル820によって分圧される。
従って、上記直流的な接続に問題が無い場合、汎用入出力で検出される直流電圧は、予め想定することのできる電圧であり、つまり規定電圧である。
記憶部620は、上記規定電圧を格納しており、制御部610は、記憶部620の格納している上記規定電圧を用いて、直流電源660が給電している間に汎用入出力680で実際に検出される直流電圧が上記規定電圧に一致しているか否かを判定する。
なお、制御部610は、上記判定の前に、直流電源660に対して、直流電流の給電開始を指示し、直流電源660は、上記指示に基づいて、直流電流の給電を開始する。
制御部610は、入力部6を介して取得する、ユーザからの接続確認開始指示に基づき、直流電源660に対する上記直流電流の給電開始指示と、それに続く上記判定とを行い、上記判定の結果を、出力部7を介して、ユーザに通知する。
上記構成によれば、主基板60と、主基板60に同軸ケーブル70を介して接続するアンテナ給電基板80との間の直流的な接続を、RF回路630を用いずに確認することができる。
つまり、直流電源と汎用入出力とチョークコイルとを用いて、同軸ケーブル70を介して2つの基板を接続した時点で、当該2つの基板の内の一方の基板が送受信回路を含んでいるか否かに関わらず、当該2つの基板の直流的な接続を判定することができる。
しかし、制御部660は、直流電圧の分圧が想定通りに発生しているか否かを判定するに過ぎず、つまり、主基板60と、主基板60に同軸ケーブル70を介して接続するアンテナ給電基板80との間の直流的な接続の正常性を判定できるに過ぎない。
従って、主基板60と、主基板60に同軸ケーブル70を介して接続するアンテナ給電基板80との間の、高周波線路の経路の正常性確認を行うことまではできない。
これに対し、無線装置1は、送受信回路230を含む主基板20と、主基板20に同軸ケーブル30を介して接続されているアンテナ給電基板40との間の、直流的な接続の正常性だけでなく、高周波線路の経路の正常性をも判定することができる。
これまで、RF回路230を含む主基板20に、同軸ケーブル30を介して、アンテナ給電基板40が接続されているとして本発明の説明を行ってきた。しかし、本発明において、送受信回路を含む主基板20に同軸ケーブル30を介して接続するのは、アンテナ給電基板40に限定されるわけではない。
本発明において、送受信回路を含む主基板に同軸ケーブルを介して接続する副基板は、終端抵抗の一端が、当該同軸ケーブルに接続するコネクタから、当該同軸ケーブルとは逆側に伸びる高周波線路に、高周波スイッチを介して接続し、他端が接地されている終端抵抗を含む基板であればよい。
本発明によれば、副基板が、主基板から給電され直流電流によって閉じるRFスイッチと、当該RFスイッチに一端が接続し、他端が接地されている終端抵抗とを含んでいれば、送信波の出力時に主基板の送信回路に流れる電流を用いて、当該副基板と主基板との間の高周波線路の経路異常を判定することができる。
従って、一端が終端抵抗441に接続し、他端がコネクタ410とばね460との間に接続されるRFスイッチ440も、アンテナ給電基板40のコネクタ410とばね460との間への接続に限定されるわけではない。
無線装置1について、制御部210は、送信波出力時のPA231に流れる電流を判定している。
しかし、本発明において、無線装置の高周波線路の経路異常を判定するために用いる電流として、送信波出力時にRF回路230に流れる電流、つまり送信波出力時に送受信回路に流れる電流を用いてもよい。
送受信回路は、無線装置の高周波線路の経路異常により負荷インピーダンスが変化し、当該負荷インピーダンスの変化を、送信波出力時に当該送受信回路に流れる電流によって判定することができるからである。
ただし、上記負荷インピーダンスの変化を判定するに際し、送受信回路としてのRF回路230の、特にPA231を用いることが、特に下記の点から望ましい。
すなわち、PA231は、第1に、RF回路230の他の構成要素に比べて大きな電力を扱う部品だからであり、第2に、上記高周波線路に直結して配置されるからである。
第1の理由についてより詳細に説明すれば、PA231は、送信信号を、アンテナ部50から送信して遠方に飛ばすのに必要な出力まで増幅するものであり、その動作において、電流が他の回路要素よりも多く流れる。従って、PA231に流れる電流が大きい分、負荷インピーダンスの変化に起因する、PA231に流れる電流の変化量も大きい。
また第2の理由についてより詳細に説明すれば、PA231は、Tx/Rxスイッチ233を除いて、送信の最終段に存在する。従って、例えば同軸ケーブル30について、コネクタ270または410の勘合が不十分だった場合、その影響はそのPA231にとっての負荷インピーダンスに対して直結する。つまり、PA231は、負荷変動する要素に直結しているため、負荷インピーダンスの変化に対して敏感である。
上記の2つの理由により、無線装置1のRF回路230において、PA231に流れる電流は、当該RF回路230における他の回路構成要素に流れる電流に比べ、負荷インピーダンスの変化に対してより感度が高い。
従って、上記負荷インピーダンスの変化を判定するに際し、RF回路230のPA231を用いることが望ましい。
さらに、出力部3は無線装置1の外部のパソコンの画面であるが、出力部3は発光素子であってもよく、その場合、当該発光素子の点灯によって経路異常の有無をユーザに通知してもよい。また、出力部3はスピーカーであってもよく、その場合、音声によって経路異常の有無をユーザに通知してもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、少なくとも高周波線路を含む無線装置全般に利用することができる。
1 無線装置
20 主基板
30 同軸ケーブル
40 アンテナ給電基板(副基板)
410 コネクタ
213 電流値取得部
214 判定部
220 記憶部
230 RF回路(送受信回路)
231 PA(パワーアンプ)
260 直流電源
270 コネクタ
440 RFスイッチ(高周波スイッチ)
441 終端抵抗

Claims (4)

  1. 送受信回路を含む主基板と、
    当該主基板に同軸ケーブルを介して接続し、当該送受信回路と信号の送受信を行う副基板とを含む無線装置であって、
    当該副基板は、
    当該同軸ケーブルと接続するコネクタから、当該同軸ケーブルとは逆側に伸びる高周波線路に一端が接続され、当該同軸ケーブルを介して当該主基板から給電される直流電流に基づいて閉じ、当該直流電流が給電されないと開く高周波スイッチと、
    当該高周波スイッチの他端に接続し、接地された終端抵抗と
    を備え、
    当該主基板は、
    当該送受信回路と、
    当該同軸ケーブルを介して、当該副基板の当該高周波スイッチに直流電流を給電する直流電源と
    を備えていることを特徴とする無線装置。
  2. 上記送受信回路はパワーアンプを含むことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 上記送受信回路が送信波を出力する際に、上記送受信回路に流れる電流を計測する電流値取得部と、
    上記高周波スイッチが閉じた状態で、上記主基板と上記副基板との間の高周波線路に経路異常がない場合に、送信波の出力に際して上記送受信回路に流れる規定電流の範囲を格納した記憶部と、
    当該電流値取得部が計測した電流が、当該規定電流の範囲にあるか否かを判定する判定部と
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  4. 上記パワーアンプが送信波を出力する際に、上記パワーアンプに流れる電流を計測する電流値取得部と、
    上記高周波スイッチが閉じた状態で、上記主基板と上記副基板との間の高周波線路に経路異常がない場合に、送信波の出力に際して上記パワーアンプに流れる規定電流の範囲を格納した記憶部と、
    当該電流値取得部が計測した電流が、当該規定電流の範囲にあるか否かを判定する判定部と
    をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の無線装置。
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