JP2014006274A - 反射鏡、および反射鏡の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
反射鏡10を、一方の面に反射面部22を形成した鏡面部材20と、ポーラスアルミニウムで作成され、回転放物面形状にNC加工した接合面部31に鏡面部材20を接合する基材30とから構成する。鏡面部材20の反射面部22と基材30の接合面部31との間にエポキシ樹脂製の接着剤50を配置して組み合わせた状態で、鏡面部材20および基材30を密閉袋60に封入し、密閉袋60内を排気する。鏡面部材20と基材30は大気圧で押し付けられ密着し接着固定される。接着剤50は、基材30の気泡部に入り込み、鏡面部材20の反射面部22は基材30の接合面部31に押し付けられて、接合面部31に形成した精密な形状となる。
【選択図】 図2
Description
本発明によれば、基材を軽量で比強度が高く、高精度の接合面部を形成しやすく、製造が容易な発泡金属で作成したので、反射鏡を高精度、軽量かつ高強度で量産性のあるものとできる。また、基材の強度が高いので、鏡面部材を薄くした場合であっても、鏡面部材が破損したり変形することがない。
本発明によれば、接着剤は発泡金属の気泡内に入り込んで鏡面部材を強固に基材に接合する。また、反射面部を基材側に配置して透明部材で覆うようにするので、反射面部が直接暴露させることがなく、耐候性を良好なものとできる。
本発明によれば、基材を製造および加工が容易で安価なアルミニウムまたはアルミナを材料とした発泡金属としたので、反射鏡を容易かつ安価に製造できる。
本発明によれば、反射面部を形成する透明材をガラス材としたので、透明部材による光の吸収、透明部材の温度変化、雨水、氷雪による劣化を少なくすることができる他、透明部材に付着した汚れを清掃しやすいものとでき、反射鏡の反射損失を少なくできる。
本発明によれば、反射面部を球面や、回転放物面、回転楕円面等の凹形状とすることができ、反射鏡を所望の光学特性を備えるものとできる。
本発明によれば、高精度、軽量かつ高強度で量産性のある反射鏡で太陽光を集光できる太陽炉を実現でき、太陽熱を利用した発電、その他の用途に高い性能を発揮できる。
本発明によれば、基材と鏡面部材との間に接着剤を配置したものを密閉袋に封入し、密閉袋を排気するので、基材と鏡面部材とは大気圧で互いに押し付けられる。このため、鏡面部材は基材の接合面部の形状に沿って変形し、高精度の形状となる。さらに、接着材が基材の気泡内に入り込んで、鏡面部材と基材とを強固に接着固定する。
本発明にあっては、前記鏡面部材は前記基材の表面側に配置され、前記排気は前記基材の裏面側から行われることから、前記鏡面部材は排気により基材側へ強く押圧され、確実に基材に接合固定される。
請求項9記載の発明は、前記反射部材の反射面部を前記接合面部に配置することを特徴とする。
本発明によれば、反射面部を高精度に形成した接合面部に接合するので、反射面部を高精度なものとすることができる他、反射面部を基材側に配置して透明部材で覆うようにするので、反射面部が直接暴露されることがなく、耐候性を良好なものとできる。
まず第1の実施形態である反射鏡について説明する。
この反射鏡は、集熱器に太陽光を集める太陽炉に使用する凹面鏡として構成されている。このような反射鏡では、集熱器を熱源とし、水蒸気を発生して発電を行ったり、集熱器の高温を利用してマグネシウム電池を還元して再生したりすることもできる。また、マグネシウムを精製する場合に使用することもできる。このような反射鏡は、日周運動する太陽を追跡するヘリオスタットに搭載して常に高い効率で太陽光を集光することができる。
この実施例では反射面部22は、鏡基部21の外側面(図中下側面)に形成されている。鏡基部21は、耐候性、温度変化による収縮が少ないガラス材、例えば、ソーダガラス、ホウケイ酸ガラス(パイレックス(登録商標)、テンパックスフロート(登録商標))等を素材として、型成形することができる。なお、鏡基部21はガラス材の他、透明な合成樹脂素材で形成することができる。
反射面部22は、前記鏡基部21の外側面に、金属であるアルミニウムを蒸着処理、スパッタリング処理して形成した金属膜として形成することができる。また反射面部22としては、アルミニウム以外の金属を蒸着できる他、誘電体物質の薄膜を多層に形成した多層膜コーティングを施して形成することができる。さらに、いわゆる一般の鏡を作成する場合に用いられる、いわゆる「銀鏡反応」により形成することもできる。
また、反射面部22にはさらに数層の誘電体膜をコーティングして、赤外光域で高い反射率が得られるようにすることができる。また、保護層として反射面部22上にSiO2の層を真空蒸着やスパッタリングで形成することができる。
次に発明の第2の実施形態である反射鏡の製造方法について説明する。図2は第2の実施形態である反射鏡の製造方法を示す模式図、図3は同じく反射鏡の製造方法を示すフローチャートである。
本実施例では、その厚さ寸法を100mm程度としている。基材30は、ポーラスアルミニウムで形成しているので、NC加工、プレス加工をする際、高精度で加工ができ、高い生産性を備える。なお、基材30はNC切削加工を施すことなく、接合面部31を含めて全体を型成形することができる。
20:鏡面部材
21:鏡基部
22:反射面部
23:鏡面部材穴部
30:基材
31:接合面部
32:基材穴部
40:穴部
50:接着剤
60:密閉袋
61:排気口
Claims (9)
- 板状に形成された透明材の一方の面に反射面部を形成した鏡面部材と、発泡金属からなり、前記鏡面部材の断面形状に適合する平面形状を有すると共に前記鏡面部材との接合面部を有し、前記接合面部に前記鏡面部材を接合した基材とを備えることを特徴とする反射鏡。
- 前記鏡面部材を、反射面部側において前記基材の前記接合面部に接着剤を介して接合することを特徴とする請求項1に記載の反射鏡。
- 前記発泡金属はアルミニウムまたはアルミナを材料とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の反射鏡。
- 前記鏡面部材の透明材がガラス材であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の反射鏡。
- 前記鏡面部材及び基材は、横断面円弧状に形成されると共に平面円形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の反射鏡。
- 太陽光を集光することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の反射鏡。
- 発泡金属製の基材に所定形状の接合面部を形成し、前記基材の接合面部に適合する横断面形状を有し反射面部を備えた鏡面部材を、前記反射面部と基材との間に接着剤を配置した状態で接合し、前記基材と前記鏡面部材とを密閉袋に封入し、前記密閉袋内を排気し、
前記接着剤を硬化させることを特徴とする反射鏡の製造方法。 - 前記鏡面部材は前記基材の表面側に配置され、前記排気は前記基材の裏面側から行われることを特徴とする請求項7記載の反射鏡の製造方法。
- 前記反射部材の反射面部を前記接合面部に配置することを特徴とする請求項8記載の反射鏡の製造方法。
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---|---|---|---|---|
JPS5412961A (en) * | 1977-06-28 | 1979-01-31 | Bfg Glassgroup | Production of mirror |
JPS63161908A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | 市光工業株式会社 | 曲面鏡の製造方法 |
JPH05273405A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-22 | Hitachi Ltd | 反射鏡 |
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2012
- 2012-06-21 JP JP2012139632A patent/JP6002466B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JPH05273405A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-22 | Hitachi Ltd | 反射鏡 |
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