JP2014004208A - 液体噴霧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メッシュ部を薄くしても十分な剛性を確保可能な液体噴霧装置を提供する。
【解決手段】液体噴霧装置は、貫通孔の形成された薄板状のメッシュ部1と、メッシュ部1に液体を供給する給液部と、を備え、貫通孔を通過させて液体を霧化し噴出する装置である。メッシュ部は1、液体が貫通孔へ流入する側の入口面1Bと、液体が貫通孔から流出する側の出口面1Aとを有する。液体噴霧装置は、メッシュ部1の周縁部3の出口面1A側に設けられ、周縁部3を補強する補強部10をさらに備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、液体噴霧装置に関し、特に、液体を霧化して噴出するための液体噴霧装置に関する。
液体噴霧装置はたとえば、液体状の呼吸器系疾患の治療薬を霧状にして送り出し、患者がその霧を吸込むことによって患部に治療薬を投与する用途などに使用される。薬液などの液体を霧化して噴出する液体噴霧装置は、一般的に、液体を貯留する貯液部と、多数の微細孔を有するメッシュ部と、メッシュ部に当接するように配置される振動源と、を備える。メッシュ部と振動源との間に、貯液部から液体が供給される。メッシュ部と振動源との間に供給された液体は、振動源が振動することによって、微細孔を通して外部に向けて噴霧される。従来の液体噴霧装置は、たとえば、特開2006−297226号公報(特許文献1)および特開平7−256170号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2006−297226号公報 特開平7−256170号公報
液体噴霧装置において、メッシュ部に形成された微細孔を通過する液体の吐出に対する抵抗(以下、吐出抵抗という)を小さくするためには、メッシュ部の厚さを小さくする対策が採られる。しかし、厚さの小さいメッシュ部は剛性が不十分となりやすく、剛性が不足するとメッシュ部そのものがたわんでしまうため、それぞれの孔を満たす薬液に十分な圧力をかけることができず、噴霧量が低下する。したがって、メッシュ部の剛性を確保するための構造を検討する必要があった。特に、低価格化が可能な樹脂製のメッシュ部は、一般に用いられている金属製のメッシュ部と比較して剛性が低くなるため、剛性の確保が問題となっていた。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、メッシュ部を薄くした場合でも十分な剛性を確保可能な構造を有する液体噴霧装置を提供することである。
本発明に係る液体噴霧装置は、貫通孔の形成された薄板状のメッシュ部と、メッシュ部に液体を供給する給液部と、を備え、貫通孔を通過させて液体を霧化し噴出する装置である。メッシュ部は、液体が貫通孔へ流入する側の入口面と、液体が貫通孔から流出する側の出口面とを有する。液体噴霧装置は、メッシュ部の周縁部の出口面側に設けられ、周縁部を補強する補強部をさらに備える。
上記液体噴霧装置において、給液部は、振動源を含み、振動源が振動することによって貫通孔に液体が供給され、振動源は、メッシュ部の入口面側に設けられてもよい。この場合、振動源は、メッシュ部の入口面に対向して配置される表面を有し、表面は、入口面に対して相対的に傾斜していてもよい。振動源は、メッシュ部の入口面または出口面に接着されていてもよい。
上記液体噴霧装置において、メッシュ部の厚み方向における補強部の厚みは、メッシュ部の厚みの二倍以上であってもよい。
上記液体噴霧装置において、メッシュ部は樹脂製であってもよい。
本発明の液体噴霧装置によると、メッシュ部を薄くした場合でも十分な剛性を確保することができるので、液体噴霧装置による液体の噴霧量を増加することができる。
実施の形態1における液体噴霧装置の外観構成を示す斜視図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に備えられるボトルユニットを示す斜視図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に備えられるボトルユニットの分解した状態を示す第1斜視図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に備えられるボトルユニットの分解した状態を示す第2斜視図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に備えられるボトルユニットの分解した状態を示す断面図である。 図2中のVI−VI線に沿った矢視断面を示す斜視図である。 図6に対応する断面図である。 図7中におけるメッシュ部の近傍を拡大して示す断面図である。 実施の形態1における液体噴霧装置に用いられるボトルユニットの噴霧時の状態を示す断面図である。 実施の形態1のメッシュ部の構成の概略を示す断面図である。 メッシュ部の貫通孔を通過させて液体を霧化する動作を示す断面模式図である。 図10中の領域XII付近を拡大して示すメッシュ部の断面図である。 実施の形態2のメッシュ部の構成の概略を示す断面図である。 実施の形態3の補強部の構成の概略を示す斜視図である。 他の例の振動源を示す断面図である。
本発明に基づいた各実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。各実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。各実施の形態の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。特に制限が無い限り、各実施の形態に示す構成を適宜組み合わせて用いることは、当初から予定されていることである。
[実施の形態1]
(液体噴霧装置100)
図1を参照して、本実施の形態における液体噴霧装置100について説明する。図1は、液体噴霧装置100の外観構成を示す斜視図である。本実施の形態の液体噴霧装置100は、呼吸器系疾患の治療薬を患者に投与するために使用される、いわゆるメッシュ式のネブライザである。液体噴霧装置100は、本体部20およびボトルユニット30を備える。
(本体部20)
本体部20は、表面に電源スイッチ21を有する。本体部20の内部には、液体噴霧装置100を駆動する(後述するホーン振動子40を振動させる)ための電源(図示せず)および電気回路(図示せず)などが設けられる。ボトルユニット30は、本体部20に対して着脱可能に取り付けられる。
(ボトルユニット30)
以下、ボトルユニット30の詳細について、図2〜図8を参照して説明する。図2は、ボトルユニット30を示す斜視図である。図3は、ボトルユニット30の分解した状態を示す第1斜視図である。図4は、ボトルユニット30の分解した状態を示す第2斜視図である。図5は、ボトルユニット30の分解した状態を示す断面図である。
図6は、図2中のVI−VI線に沿った矢視断面の斜視図である。図6においては、図示上の便宜のため、メッシュ部1(図3〜図5参照)(詳細は後述する)は図示されていない。図6においては、同様に、メッシュ部1、支持部材50,52、および密閉支持パッキン51についても図示されていない(これらについても詳細は後述する)。図7は、図6に対応する断面図である。図8は、図7中におけるメッシュ部1の付近を拡大して示す断面図である。
図2〜図5に示すように、ボトルユニット30は、メッシュ部1(図1,図3〜図5参照)、貯液部としてのボトル部31、および、振動源としてのホーン振動子40(図3〜図5参照)を備える。
(メッシュ部1)
メッシュ部1には、多数の微細な貫通孔が形成されている。詳細は後述されるが、メッシュ部1(図1,図3〜図5参照)は、ホーン振動子40の先端部41の表面42に対向し、表面42に当接するように配置される。メッシュ部1は、樹脂製である。メッシュ部1は、たとえば金型を使用した金型成形品であってもよく、または他の任意の加工方法によって形成されてもよい。メッシュ部1を形成する樹脂材料としては、たとえばポリアミド系樹脂、ポリエステル、シンジオ型ポリスチレン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミド、PPS(polyphenylene sulfide)、エポキシ、フェノール、ポリイミドなどが挙げられる。樹脂成形における加工性の観点から、たとえばポリサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、PPSを材料とすることが好ましい。
メッシュ部1は、金属製であってもよい。たとえばメッシュ部1は、所定の比率で合金されたNi−Pd(ニッケル−パラジウム)などのニッケル合金もしくは白金などで形成されてもよい。または、メッシュ部1はセラミックス製であってもよい。たとえばメッシュ部1は、アルミナ、ジルコニアもしくは炭化ケイ素などで形成されてもよい。
本実施の形態のメッシュ部1は、独立した一つの部材として形成されているが、この構成に限られるものではない。たとえば後述する支持部材50または支持部材52とメッシュ部1とが一体に成形されるなど、メッシュ部1は任意の部材の薄板状の一部分であってもよい。
(ボトル部31)
図5〜図8を参照して、ボトル部31の底面は、傾斜するように形成される。ボトル部31の内部には、薬液などの液体L(図7参照)が貯留される。
ボトル部31には、ホーン振動子40とは反対側に位置する注液口33と、ホーン振動子40に近づくにつれ徐々に細くなる先端開口32とが設けられる。注液口33を閉塞するように、キャップ35が取り付けられる。キャップ35は、支持部35Tによって矢印AR35方向(図2参照)に回動可能に支持される。
キャップ35がボトル部31に取り付けられることによって、ボトル部31の注液口33は閉塞される。キャップ35が注液口33を閉塞した状態は、キャップ35の上部に設けられた固定部35Kによって保持される。
ボトル部31の先端開口32は、ホーン振動子40の先端部41に対向している。詳細は後述されるが、ボトル部31内に貯留された液体Lは、ホーン振動子40の先端部41の外側から、先端部41の表面42に供給される。
ボトル部31は、大容量部分Bと、この大容量部分Bに先端開口32を通じて連通し、ホーン振動子40の先端部41に対向する小容量部分bとを有する。小容量部分bは、霧化された薬液を噴霧するボトルユニット30の開口部60の内壁62(図6参照)とホーン振動子40の先端部41との間において、環状の空間S(図5参照)を形成する。
(ホーン振動子40)
図5および図6を参照して、上述のとおり、ホーン振動子40は、ボトル部31の先端開口32に対向するように配置される。ホーン振動子40は、ボトルユニット30に設けられた開口部60の下側に位置する。ホーン振動子40の上側において、開口部60に対して後述する内側メッシュキャップ57が着脱可能に取り付けられる。
(支持部材50・支持部材52)
図7および図8(ならびに図3〜図5)を参照して、支持部材50および支持部材52は、メッシュ部1を支持部材50および支持部材52の間に挟んだ状態で、互いに嵌合可能に構成される。メッシュ部1は、ホーン振動子40の先端部41上において、互いに嵌合する支持部材50および支持部材52によって挟持される。支持部材50および支持部材52は、メッシュ部1を挟持しつつ、メッシュ部1がホーン振動子40の表面42に対して近接対向するようにメッシュ部1を固定する。
(密閉支持パッキン51・内側メッシュキャップ57)
互いに嵌合する支持部材50および支持部材52は、環状に形成される密閉支持パッキン51の内周部に取り付けられる。互いに嵌合する支持部材50および支持部材52は、密閉支持パッキン51によって、内側メッシュキャップ57に取り付けられる。密閉支持パッキン51の外周部が、内側メッシュキャップ57に嵌合する。密閉支持パッキン51によって、支持部材50,52と内側メッシュキャップ57との間の空隙が密閉される。
内側メッシュキャップ57は、ボトルユニット30に設けられた開口部60を覆うように、開口部60の周りに取り付けられる。内側メッシュキャップ57は、内側メッシュキャップ57の支持部57Tが、ボトル部31側に設けられた支持部38Tによって回動可能に軸支される。
内側メッシュキャップ57が開口部60の周りに取り付けられた状態においては、密閉支持パッキン51によって、内側メッシュキャップ57と開口部60との間に形成される空隙が密閉される。当該密閉によって、ボトル部31内に貯留された液体Lおよび液体LLは、ボトル部31から外部に漏れないように保たれる。これにより、液体噴霧装置100を傾けた場合であっても、ボトル部31の内部の液体Lおよび液体LLが外部に漏れることはない。
上述のとおり、内側メッシュキャップ57の支持部57Tが、ボトル部31側に設けられた支持部38Tによって回動可能に軸支される。当該構成によって、内側メッシュキャップ57は、内側メッシュキャップ57の内側にメッシュ部1、支持部材50,52、および密閉支持パッキン51を一体的に取り付けた状態で、開口部60に対して着脱自在に取り付けられる。
内側メッシュキャップ57にメッシュ部1が取り付けられているため、内側メッシュキャップ57を開口部60に対して取り外す(内側メッシュキャップ57を回動させる)ことで、メッシュ部1を容易に洗浄することが可能となっている。
(液体噴霧装置100の動作)
ボトルユニット30を本体部20(図1参照)に取り付けた液体噴霧装置100を机上などに置いた状態では、図7のようにボトルユニット30は水平になり、ボトル部31内の液体Lはボトル部31の底部に溜まっている。
図9は、ボトルユニット30の噴霧時の状態を示す断面図である。液体噴霧装置100を手で持ってホーン振動子40側に傾けると、図9のようにボトルユニット30が傾き、ボトル部31の大容量部分Bの液体Lが先端開口32から小容量部分bの空間S内に流入する。空間S内の液体LLは、ホーン振動子40の先端部41の外側から、先端部41の表面42とメッシュ部1との接触部近傍に到達する。
この状態で、本体部20の電源スイッチ21(図1参照)を押せば、ホーン振動子40が超音波振動し、メッシュ部1とホーン振動子40の先端部41の表面42との超音波振動により、液体LLがメッシュ部1の微細孔を通して噴出され、開口部60(図3〜図5参照)から霧状の液体LLが噴霧される。
ボトル部31の大容量部分Bの液体Lが微少量になっても(図9参照)、小容量部分bの液体LLは、上記したようにホーン振動子40の先端部41と内壁62(図6参照)との表面張力により、霧化部近傍まで上昇し、さらにホーン振動子40の振動によりメッシュ部1まで供給されることができる。
(メッシュ部1の詳細)
以下、本実施の形態における液体噴霧装置100(図1参照)に用いられるメッシュ部1について詳細に説明する。図3および図4に示すように、本実施の形態1のメッシュ部1は、薄板状の外形を有しており、平面形状が円形状である。円板形状のメッシュ部1は、円の中心付近の中央部2と、円の外周付近の周縁部3とを有する。
図10は、実施の形態1のメッシュ部1の構成の概略を示す断面図である。図11は、メッシュ部1の貫通孔6を通過させて液体を霧化する動作を示す断面模式図である。メッシュ部1には、複数のノズル状の貫通孔6が形成されている。メッシュ部1は、貫通孔6を通過する液体LLが貫通孔6へ流入する側のメッシュ部1の表面である入口面1Bと、液体LLが貫通孔6から流出する側のメッシュ部1の表面である出口面1A(図11参照)とを有する。
貫通孔6は、図11に示すメッシュ部1の入口面1Bから出口面1Aに至るまで、メッシュ部1を厚み方向に貫通して形成されている。貫通孔6はメッシュ部1の全体に亘って形成されている。典型的には、一枚のメッシュ部1には、数千個の貫通孔6が形成されている。なお、以下の図面では、理解を容易にするために、実際のメッシュ部1に形成される貫通孔6よりも、メッシュ部1に対し貫通孔6の断面形状を大きく誇張して図示していることに留意されたい。
本実施の形態の貫通孔6は、漏斗状の形状に形成されている。貫通孔6は、入口面1Bにおいて最大の径を有し、出口面1Aに向かって径が漸次縮小し、出口面1Aの近傍では直管状となり、出口面1Aに開口する。貫通孔6は、図11に示す形状に限られず、任意の形状に形成することが可能である。たとえば、貫通孔6の形状は、円錐状または角錐状であってもよく、中折れした円錐状または角錐状であってもよく、円柱と円錐との組み合わせ形状であってもよく、角柱と角錐との組み合わせ形状であってもよい。
メッシュ部1の出口面1A側には、補強部10が設けられている。補強部10は、メッシュ部1の出口面1Aにおいて周縁部3に沿って形成されている。補強部10は、径方向の中心側に中空部12の形成された、ドーナツ状の形状を有する。補強部10の外周面と内周面とは、円筒状に形成されている。補強部10は、メッシュ部1の強度を十分に向上するために必要な厚みを有するように、形成されている。典型的には、図10に示すメッシュ部1の厚み方向における補強部10の厚みt2は、メッシュ部1の厚みt1の二倍以上である。
メッシュ部1の周縁部3の出口面1A側に補強部10が接合されることにより、メッシュ部1の周縁部3の厚みと補強部10の厚みとを合計した厚みが増大している。これにより、メッシュ部1の周縁部3が補強される。樹脂製のメッシュ部1では、厚みが小さいと剛性が低くなり十分な強度が得られない問題があるが、周縁部3を補強部10で補強して剛性を高めることにより、メッシュ部1全体として十分な強度を得ることができる。
補強部10は、メッシュ部1の周縁部3にのみ設けられており、メッシュ部1の中央部2には設けられていない。メッシュ部1の中央部2は、厚みが小さいフィルム状の構造であり、そのため、中央部2においてメッシュ部1は自在に厚み方向に振動可能である。たとえばメッシュ部1は、少なくとも中央部2において、厚みt1(図10参照)が、100μm以下、好ましくは25μmであるように、形成されている。なお、補強部10の厚みt2はメッシュ部1の厚みt1の二倍以上であるので、たとえば補強部10は、厚みt2が200μm以上、好ましくは400μmであるように、形成されている。
図11に示す、貫通孔6を通過させて液体LLを霧化する動作において、ホーン振動子40は、振動源としての機能を有し、図11中の上下方向に超音波振動する。ホーン振動子40は、メッシュ部1に形成された貫通孔6の内部に液体LLを供給するための給液部としての機能を有する。
ホーン振動子40が振動することによって、貫通孔6に液体LLが供給される。図11中に白抜き矢印で示す、ホーン振動子40がメッシュ部1に近接する方向に移動するとき、メッシュ部1とホーン振動子40の先端部41の表面42との間に供給された液体LLが貫通孔6に供給され、さらに貫通孔6から押し出され、微細な霧状の液体粒子LPが発生する。貫通孔6から噴出する液体粒子LPは、出口面1Aに開口する貫通孔6の径よりも大きい直径を有する。たとえば、出口面1Aにおける開口の直径が3μmの貫通孔6から噴出される噴霧粒子は、5μmの直径を有する。なお、このような貫通孔6の径と噴霧粒子の直径との関係は一例であり、異なる条件下においては噴霧粒子が貫通孔6の径よりも小さい直径を有する場合もある。
メッシュ部1の中央部2は、ホーン振動子40の振動に伴って、図11中の上下方向に振動して、液体を霧化する。中央部2には補強部10が設けられていないので、補強部10により中央部2の振動が妨げられることはなく、中央部2はその厚み方向に容易に振動可能である。そのため、ホーン振動子40が振動すると、メッシュ部1の中央部2も振動し、この中央部2の振動に伴って貫通孔6から液体LLが噴出し、液体LLは効率よく霧化される。
メッシュ部1の剛性が不足すると、ホーン振動子40の振動時にメッシュ部1自身がホーン振動子40と同一の周波数で振動し、ホーン振動子40の表面42とメッシュ部1との間の液体LLに十分な圧力をかけることができない。その結果、貫通孔6から液体LLを噴出させることができず、噴霧量が低下してしまう。この問題に対し、本実施の形態のメッシュ部1では、メッシュ部1の周縁部3にのみ補強部10を付加することで、メッシュ部1自身の厚みを増加させることなく、メッシュ部1の剛性を向上している。メッシュ部1自体の厚み、特に中央部2における厚みを小さくした場合でも、補強部10により周縁部3の剛性が向上するため、メッシュ部1の十分な剛性を確保することができる。
したがって、本実施の形態の液体噴霧装置100によれば、メッシュ部1自身がホーン振動子40と同一の周波数で振動することを回避でき、液体LLに十分な圧力をかけることができるので、霧状の液体LLの噴霧量を増加することができる。液体LLが薬液の場合、呼吸器系疾患の患者などの患部に薬液を効率よく到達させることが可能となり、治療効果を向上させることができる。
図10に示すように、本実施の形態においては、メッシュ部1は、ホーン振動子40の先端部41の表面42に対して所定の角度θ1で傾斜するように取り付けられる。ホーン振動子40の先端部41の表面42は、入口面1Bに対して角度θ1を形成して、相対的に傾斜している。この傾斜によって、メッシュ部1と表面42との間には、空間が形成される。
上述のとおり、ボトル部31からホーン振動子40側に向かって液体L(液体LL)が供給される。液体L(液体LL)は、ホーン振動子40の先端部41の外側から、先端部41の表面42に供給される。さらに、液体L(液体LL)は、先端部41の外側から、ホーン振動子40における先端部41の表面42とメッシュ部1との間に形成された空間に供給される。この際、液体L(液体LL)は、先端部41の外側から、表面42とメッシュ部1との間の空間内に流れつつ、メッシュ部1の入口面1B側にも到達する。これにより、メッシュ部1には、安定して液体L(液体LL)が供給される。
メッシュ部1に安定して液体L(液体LL)が供給されている状態で、本体部20(図1参照)の電源スイッチ21が押されると、ホーン振動子40が超音波振動する。メッシュ部1とホーン振動子40の先端部41の表面42との超音波振動により、小容量部分bの液体LLがメッシュ部1まで供給され、液体LLがメッシュ部1の貫通孔6から液滴として放出され、開口部60から噴霧される。噴霧中においても、表面42とメッシュ部1との間の空間を経由して、液体L(液体LL)が少量ずつメッシュ部1まで確実に供給される。メッシュ部1に対して液体L(液体LL)が途切れることなく安定して供給されるので、本実施の形態における液体噴霧装置100によれば、安定して液体L(液体LL)を噴霧することができる。
補強部10は、メッシュ部1の出口面1A側に貼り合わせられており、入口面1B側には補強部は設けられていない。メッシュ部1の入口面1B側に補強部が設けられると、その補強部により、メッシュ部1に対するホーン振動子40の配置が制限されてしまう。しかし本実施の形態では、入口面1B側には補強部はなく、メッシュ部1の出口面1A側のみに補強部10が設けられている。したがって、ホーン振動子40の先端部41の表面42に対するメッシュ部1の入口面1Bの相対位置を、任意に定めることができる。つまり、表面42と入口面1Bとの間隔を任意に調整することができ、かつ、図10に示す角度θ1を任意に調整することができる。表面42に対する入口面1Bの相対位置を最適に設定することで、より多量の液体LLを効率よく霧化することができる。
液体噴霧装置100による霧状の液体LLの噴出量と、メッシュ部1の厚み方向に沿う入口面1Bと表面42との間隔と、の間には、相関関係があると考えられる。入口面1Bと表面42との間隔を、液体LLを最も効率的に霧化するための最適な間隔に維持できれば、霧状の液体LLの噴出量をより増加させることができるので望ましい。一方、ホーン振動子40およびメッシュ部1の振動に伴い、入口面1Bと表面42との間隔は変動する。そのため、ホーン振動子40の表面42とメッシュ部1の入口面1Bとを互いに平行に配置すると、入口面1Bと表面42との間隔を常に最適な間隔に維持することが困難な場合がある。
そこで本実施の形態のように、ホーン振動子40の表面42をメッシュ部1の入口面1Bに対して傾斜させることで、メッシュ部1のいずれかの部位において、入口面1Bと表面42との間隔を最適にすることができる。メッシュ部1は、入口面1Bと表面42との間隔が最適値よりも小さくなる部位と、入口面1Bと表面42との間隔が最適値よりも大きくなる部位と、入口面1Bと表面42との間隔が最適値になる部位と、を含む。これにより、入口面1Bと表面42との間隔が変動しても、メッシュ部1のいずれかの部位での入口面1Bと表面42との間隔が最適値になる。したがって、液体LLを常に安定して霧化することが可能になる。
図12は、図10中の領域XII付近を拡大して示すメッシュ部1の断面図である。図12に示すように、補強部10の内周縁は、ホーン振動子40の外周縁よりも、メッシュ部1の径方向における中心に近接する側に配置される。補強部10をメッシュ部1の厚み方向に投影すると、補強部10の投影の内周縁は、ホーン振動子40の表面42の外周縁と一部重なる。メッシュ部1には、中央部2においてのみ貫通孔6が形成されており、周縁部3には貫通孔6は形成されていない。図12に示すメッシュ部1では、中央部2は貫通孔6が形成されている範囲を示し、周縁部3は貫通孔6が形成されていない範囲を示す。全ての貫通孔6は、ドーナツ状の補強部10の内側の中空部12に面して形成されている。
図12に示すメッシュ部1およびホーン振動子40を下方から見た場合、ホーン振動子40は、メッシュ部1に形成された貫通孔6の全体を覆う。このようにメッシュ部1とホーン振動子40との配置が設定されることにより、ホーン振動子40の上下方向の振動に伴って、貫通孔6の全部に液体LLが供給される。そのため、メッシュ部1の全体から霧状の液体LLを発生させることができ、より効率よい液体LLの霧化が可能になる。
また、メッシュ部1の周縁部3が、貫通孔6の形成されていない中実の構造であるので、周縁部3の剛性が相対的に高められている。したがって、補強部10を周縁部3に設けることで、周縁部3の剛性をより効果的に向上させ、メッシュ部1全体として必要な強度をより確実に確保することができる。
本実施の形態のメッシュ部1は、樹脂材料を原料として金型成形により製造されるので、貫通孔6の配置および形状を高精度に管理することが可能である。樹脂製のメッシュ部1は、高精度に製造された金型を使用した成形品として作製することができるので、貫通孔6の配置、形状および径を自在に調整することができる。したがって、適切な形状および寸法の金型を準備することで、液体LLの霧化のために最適な形状および径を有する貫通孔6が最適な位置に形成された本実施の形態のメッシュ部1を、容易に製造することが可能である。
本実施の形態のホーン振動子40は、図3,4に示すように、表面42が平坦である。そのため、表面42の全体が、メッシュ部1の入口面1Bに対して角度θ1を形成して傾斜している。この構成に限られず、表面42の一部のみがメッシュ部1の入口面1Bに対して傾斜してもよく、この場合も、メッシュ部1に安定して液体LLを供給できる上述した効果が同様に得られる。たとえば、表面42に段差を形成する、または表面42を湾曲形状に形成する、など、表面42を平坦でない任意の形状に形成することで、表面42の一部のみをメッシュ部1の入口面1Bに対して傾斜させることができる。
なお、これまでの説明においては、ホーン振動子40の先端部41の表面42がメッシュ部1の入口面1Bに対して相対的に傾斜することでメッシュ部1と表面42との間に空間が確保される例について説明したが、この例に限られるものではない。メッシュ部1の貫通孔6に液体LLを連続的に供給できるように液体噴霧装置100が構成されているのであれば、ホーン振動子40の表面42とメッシュ部1の入口面1Bとは水平に対向しても構わない。
[実施の形態2]
図13は、実施の形態2のメッシュ部1の構成の概略を示す斜視図である。実施の形態2のメッシュ部1は、補強部10がメッシュ部1と一体に成形された樹脂成形品である点で、実施の形態1と異なっている。メッシュ部1と補強部10とは、実施の形態1で説明したように、別個の部材がたとえば貼り合わせなどにより接合されて作製されてもよく、または、図13に示すように一体で形成されてもよい。メッシュ部1の全体の強度を十分に高めることができる補強部10を作製できるのであれば、補強部10は、任意の製造方法で形成されてもよい。
補強部10は、メッシュ部1と補強部10との形状を考慮して、最適な製造方法で形成されればよい。メッシュ部1の厚みt1(図10参照)と比較して補強部10の厚みt2(図10参照)が大きい場合、たとえば厚みt2が厚みt1の十倍以上である場合には、補強部10と一体のメッシュ部1を精度よく作製するのは困難である。このような場合には、成形の容易さの観点から、実施の形態1で説明した貼り合わせによってメッシュ部1と補強部10とを製造するのが望ましい。
[実施の形態3]
図14は、実施の形態3の補強部10の構成の概略を示す斜視図である。実施の形態1では、円板状のメッシュ部1の周縁部3に沿うドーナツ状の補強部10について説明したが、補強部10の形状はドーナツ状に限られず、任意の形状を有してもよい。たとえば補強部10は、図14に示すように中空の矩形枠状であってもよく、または、平面視した外周縁が多角形状もしくは長円状などの任意の形状であってもよい。
補強部10の形状は、ホーン振動子40の振動に伴って振動するメッシュ部1の振動の周波数を最適に調整できるように、決定することができる。メッシュ部1の振動の周波数を最適にすれば、より効率的に液体LLを霧化することができるので、より多量の霧状の液体粒子LPを発生させることが可能になり、液体噴霧装置100の能力を高めることができる。
なお、実施の形態1〜3の説明においては、ホーン振動子40の超音波振動によって液体の噴霧粒子を発生させる例について説明したが、この例に限られるものではない。メッシュ部の入口面側に任意の振動子を設けて液体の噴霧粒子を発生させることが可能であり、たとえば、ホーン振動子に替えてSAW振動子が用いられてもよい。または、図15に示すように、円管状の振動子140がメッシュ部1の入口面1Bに接着されていてもよい。なお図15は、他の例の振動源としての振動子140を示す断面図である。円筒状の振動子140を用いる場合、図15に示す構成に限られず、メッシュ部1の出口面1A、またはメッシュ部1の出口面1A側に設けられた補強部10に振動子140を接着させてもよい。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態を適宜組み合わせてもよい。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の液体噴霧装置は、霧状の呼吸器系疾患の治療薬を患者に吸入させ、患者の体内の異なった部位に治療薬を同時に到達させるための液体噴霧装置に、特に有利に適用され得る。
1 メッシュ部、1A 出口面、1B 入口面、2 中央部、3 周縁部、6 貫通孔、10 補強部、30 ボトルユニット、40 ホーン振動子、41 先端部、42 表面、100 液体噴霧装置、LL 液体、LP1,LP2 液体粒子。

Claims (6)

  1. 貫通孔の形成された薄板状のメッシュ部と、
    前記メッシュ部に液体を供給する給液部と、を備え、
    前記貫通孔を通過させて前記液体を霧化し噴出する、液体噴霧装置であって、
    前記メッシュ部は、前記液体が前記貫通孔へ流入する側の入口面と、前記液体が前記貫通孔から流出する側の出口面とを有し、
    前記メッシュ部の周縁部の前記出口面側に設けられ、前記周縁部を補強する補強部をさらに備える、液体噴霧装置。
  2. 前記給液部は、振動源を含み、前記振動源が振動することによって前記貫通孔に前記液体が供給され、
    前記振動源は、前記メッシュ部の前記入口面側に設けられる、請求項1に記載の液体噴霧装置。
  3. 前記振動源は、前記メッシュ部の前記入口面に対向して配置される表面を有し、
    前記表面は、前記入口面に対して相対的に傾斜している、請求項2に記載の液体噴霧装置。
  4. 前記給液部は、振動源を含み、前記振動源が振動することによって前記貫通孔に前記液体が供給され、
    前記振動源は、前記メッシュ部に接着されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の液体噴霧装置。
  5. 前記メッシュ部の厚み方向における前記補強部の厚みは、前記メッシュ部の厚みの二倍以上である、請求項1から請求項4のいずれかに記載の液体噴霧装置。
  6. 前記メッシュ部は樹脂製である、請求項1から請求項5のいずれかに記載の液体噴霧装置。
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