JP2013545638A - 複合材応急補修テンプレートツール及び方法 - Google Patents

複合材応急補修テンプレートツール及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013545638A
JP2013545638A JP2013537674A JP2013537674A JP2013545638A JP 2013545638 A JP2013545638 A JP 2013545638A JP 2013537674 A JP2013537674 A JP 2013537674A JP 2013537674 A JP2013537674 A JP 2013537674A JP 2013545638 A JP2013545638 A JP 2013545638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
repair
tool
size measurement
curved edge
template
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013537674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013545638A5 (ja
JP5857062B2 (ja
Inventor
アイデン アクデニズ,
スティーブン ディー. ブランチャード,
デーヴィッド エム. アンダーソン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2013545638A publication Critical patent/JP2013545638A/ja
Publication of JP2013545638A5 publication Critical patent/JP2013545638A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5857062B2 publication Critical patent/JP5857062B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/24Apparatus or accessories not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/04Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D using preformed elements
    • B29C73/10Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D using preformed elements using patches sealing on the surface of the article
    • B29C73/12Apparatus therefor, e.g. for applying
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/14Templates for checking contours

Abstract

ツール本体、ツール本体上の凸湾曲エッジ、及びツール本体上の凹湾曲エッジを含む複合材補修テンプレートツール。
【選択図】図1

Description

本開示は概して複合材構造物の補修に関する。より具体的には、本開示は、構造物を補修するため複合材構造物上の補修領域を迅速に特定並びに測定するための、低コストな複合材応急補修テンプレートツール及び方法に関する。
複合材構造物の補修では、補修対象領域を測定並びに特定するため、測定ツール及びハンドレイアウトが使用されることがある。しかしながら、各補修に対して目標時間が設定されることがあるが、補修領域を測定並びに特定する従来の方法は多大な時間を要することがある。さらに、補修領域の特定、その領域への補修パッチの適用には様々な方法があるため、最終的な耐負荷能力に影響を及ぼしうる損傷に対して補修パッチの位置が確定されない場合がある。補修パッチの適用と配置に一貫性を持たせることで、不確実性を軽減し、補修パッチにどれだけの負荷が加わるのかをより深く理解することができるであろう。既存の位置データは利用法と補修の適用に信頼性をもたらすであろう。
構造物を補修するため複合材構造物上の補修領域を迅速に特定並びに測定するための、低コストな複合材応急補修テンプレートツール及び方法は、設定時間の制約が満たされることを保証し、設定位置の許容誤差が満たされることを保証する必要がある。
本開示は概して、構造物を補修するため複合材構造物上の補修領域を迅速に特定並びに測定するための、複合材補修テンプレートツールを対象としている。複合材補修テンプレートツールの例示的な実施形態は、ツール本体、ツール本体上の凸湾曲エッジ、及びツール本体上の凹湾曲エッジを含む。
幾つかの実施形態では、複合材補修ツールは、損傷サイズ測定用開口部を有する位置合わせテンプレート、該位置合わせテンプレートによって保持され、且つ複数の異なる損傷サイズ測定用開口部をそれぞれ有し、損傷を位置合わせテンプレートの中心に位置するように各開口部が見当合わせされ、該損傷サイズ測定用開口部の直径が測定可能な最大の損傷サイズから徐々に減少する、複数の損傷サイズ測定用シートを含むことができる。
本開示は概して複合材補修方法をさらに対象としている。本方法の例示的な実施形態は、ツール本体を有する複合材補修テンプレートツールに凸湾曲エッジと凹湾曲エッジを設けること、補修表面に対して前記ツール本体の凸湾曲エッジと凹湾曲エッジのうちの1つを配置すること、及び前記補修表面の輪郭の湾曲が前記ツール本体基準の凸湾曲エッジと凹湾曲エッジのうちの1つと等しい又はより大きい曲率半径を有する場合に補修プロセスを開始することを含む。湾曲したツールの凸エッジと凹エッジは、応急補修パッチが貼付される許容可能な最小曲率半径に対応しており、より小さな曲率半径を有する構造物には補修パッチの適用は認められていない。
幾つかの実施形態では、複合材補修方法は、位置合わせテンプレート上に損傷サイズ測定並びに配置用開口部及び損傷サイズ測定用シートを備える位置合わせテンプレートを有する複合材応急補修テンプレートに、位置合わせテンプレートの損傷サイズ測定用開口部に配置される徐々に小さくなる損傷サイズ測定用開口部を提供することと、補修表面に対して前記位置合わせテンプレートを配置することと、補修表面上の損傷領域がシート開口部の中心に完全に含まれるまで、位置合わせテンプレートから損傷サイズ測定用シートを徐々に取り外していくことと、を含む。シートは許容される最大損傷サイズまで徐々に大きくなる。最大開口部を有するシート又は他の規定のシート(許容可能な最大損傷サイズを示す)内に、損傷を完全に収めることができない場合には、補修領域が適用される許容可能な損傷サイズを超えるものと判断される。許容可能な損傷領域に等しい又はより小さい孔を有する少なくとも1つの損傷サイズ測定用シートの損傷サイズ測定用開口部内に損傷が収まる場合には、損傷ははじめに開口部内の中心に配置され、次に補修に進み、開始される。
複合材応急補修用曲率チェック及び測定テンプレートツールの例示的な実施形態の側面図である。 複合材応急補修用曲率チェック及び測定テンプレートツールの例示的な実施形態の側面図である。 複合材応急補修用曲率チェック及び測定テンプレートツールの例示的な実施形態の側面図である。 複合材応急補修用曲率チェック及び測定テンプレートツールの別の例示的な実施形態の側面図である。 複合材応急補修用心出しテンプレートツールの別の例示的な実施形態の斜視図である。 図3の複合材応急補修テンプレートツールの前面(上面)図である。 図3の複合材応急補修テンプレートツールの背面(底面)図である。 複数の損傷サイズ測定用シートをツールの位置合わせテンプレートから持ち上げた状態での、図3の複合材応急補修テンプレートツールの斜視図である。 最も下の損傷サイズ測定用シートから3枚の損傷サイズ測定用シートを持ち上げ、それ以外をツールの位置合わせテンプレート上に残した状態での、図3の複合材応急補修テンプレートツールの斜視図である。 最も上の1枚の損傷サイズ測定用シートを位置合わせテンプレートから取り去った状態での、図3の複合材応急補修テンプレートツールの斜視図である。 最も上の2枚の損傷サイズ測定用シートを位置合わせテンプレートから取り去った状態での、図3の複合材応急補修テンプレートツールの斜視図である。 最も上の3枚の損傷サイズ測定用シートを位置合わせテンプレートから取り去った状態での、図3の複合材応急補修テンプレートツールの斜視図である。 最も大きな1枚の損傷サイズ測定用シートを位置合わせテンプレートから取り去った状態での、図3の複合材応急補修テンプレートツールの斜視図である。 位置合わせテンプレートの最も下の損傷位置決め用シートの上面図である。 すべての損傷サイズ測定用シートが取り除かれていること、及び損傷サイズ測定用シート位置合わせ孔と位置が揃い、すべてのシートが正しく位置合わせされることを明確に確認できるようにする3つの色付き位置合わせドットを示す、図3のツールの位置合わせテンプレートの正面図である。 図3のツールの位置合わせテンプレートの正面図で、より具体的には位置合わせテンプレートの種々の要素の例示的な寸法を示している。 複合材応急補修方法の例示的な実施形態である。 複合材応急補修方法の例示的な実施形態である。 航空機の製造及び保守方法のフロー図である。 航空機のブロック図である。
以下の詳細な説明は本来単なる代表例であり、説明した実施形態又は応用並びに説明した実施形態の使用を制限することを意図していない。本明細書で使用しているように、「代表的」又は「例示的」という語は、「例題、事例、又は説明としての役割を果たすこと」を意味する。本明細書で「代表的」又は「例示的」と記載されている実装は、必ずしも他の実装よりも好適な又は有利なものとして理解する必要はない。以下に説明する実装はすべて、当業者が本発明を実施できるように提供される代表的な実装であり、添付した請求項の範囲を限定することを意図していない。さらに、先行技術分野、背景、以下で詳細に説明する概要で明示的又は暗示的に提示される任意の理論によって束縛されることは意図していない。
最初に図1を参照するに、複合材応急補修テンプレートツール(以下、ツール)の例示的実施形態は、概して参照番号1で示されている。ツール1は、幾つかの実施形態で概して三角形を有することがあるツール本体2を含むことがある。ツール本体2は、やすりによる研磨及び化学薬品に耐えられる、薄く耐久性のある防水材料であってもよい。幾つかの実施形態では、ツール本体2はプラスチック、金属又は他の好適な材料であってもよい。
ツール本体2は一般的な凸湾曲エッジ3、一般的な凹湾曲エッジ4及び定規エッジ5を含みうる。幾つかの実施形態では、ツール本体2は図示したように概して三角形であってもよい。したがって、凹湾曲エッジ4は隅部7で凸湾曲エッジ3から概して垂直に延伸してもよい。定規エッジ5は、隅部8で凹湾曲エッジ4から、及び隅部9で凸湾曲エッジ3から延伸してもよい。定規マーキング6は、定規エッジ5に沿ってツール本体2の上に設けられることがある。定規マーキング6は、例えば限定しないが、ミリメートルのマーキング、センチメートルのマーキング、インチのマーキング、又はこれらの任意の組合せであってもよい。
例示的な応用では、ツール1は複合材構造物(図示せず)の表面の補修される領域の大きさ及び位置を測定するために使用可能である。したがって、補修領域の表面の湾曲は、補修領域表面が複合材応急補修ソリューションを適用可能な湾曲を有する確かめるために測定されることがある。補修領域の表面が凹面の場合には、補修領域表面に対して凸湾曲エッジ3が配置される。ツール本体2の凸湾曲エッジ3が補修領域表面全体に完全に接触する、又は1点で接する場合には、補修領域の湾曲は複合材応急補修パッチを使用できる十分な大きさがあることになる。反対に、凸曲面エッジ3が正確に適合して補修領域に接触する、又は2箇所で構造物表面に触れ、凸湾曲エッジ3と補修領域表面との間に間隙が存在する場合には、補修領域表面の湾曲は補修領域を補修する複合材応急補修パッチを使用できるほど十分に小さくないことがある。
補修領域の表面が凸面の場合には、補修領域表面に対して凹湾曲エッジ4が配置される。ツール本体2の凹湾曲エッジ4が補修領域表面全体に完全に接触する、又は間隙を挟んで2点で触れる場合には、補修領域の湾曲は複合材応急補修パッチを使用できる十分な大きさがあることになる。反対に、凹湾曲エッジ4が凹湾曲エッジ4及び補修領域表面に沿って1点のみで補修領域表面に接触する場合には、補修領域表面の湾曲は補修領域の補修に複合材応急補修パッチを使用できるほど十分に小さくないことがある(測定される表面はツール表面よりも小さい曲率半径を有する)。
凸湾曲エッジ3が凹状の補修領域表面に適合する、又は凹湾曲エッジ4が凸状の補修領域表面に適合する場合には、好適なサイズの定規複合材応急補修パッチ上の定規マーキング6は、当業者の知識に従って補修領域を補修するため、選択及び使用可能である。
次に図2を参照するに、複合材応急補修テンプレートツールの例示的な実施形態は、参照番号1aによって概略的に示されている。ツール1aが凸湾曲エッジ3が凹湾曲エッジ4に交わる切り欠きのある隅部7a及び凸湾曲エッジ3が定規エッジ5に交わる切り詰められた隅部9aを有することがある点を除いて、ツール1aは図1に関する前述のツール1と同様な設計を有することがある。したがって、ツール1aは、図1に関する前述のツール1よりも少ない鋭角なエッジ又は隅部を有することがある。
次に図3〜13を参照するに、複合材応急補修テンプレートツールの例示的な実施形態は、参照番号14によって概略的に示されている。ツール14は、やすりによる研磨及び化学薬品に耐えられる、薄く耐久性のある防水材料であってもよい。幾つかの実施形態では、ツール本体14はプラスチック、金属、強化紙又は他の好適な材料であってもよい。ツール本体14は位置合わせテンプレート15を含みうる。位置合わせテンプレート15は、位置合わせテンプレート15が適用される補修表面の輪郭に合わせて、位置合わせテンプレート15の曲げを容易にするため十分に薄くてもよい。図11及び12に示すように、複数の位置合わせマーキングが位置合わせテンプレート15の上に施されてもよい。幾つかの実施形態では、位置合わせマーキング16は色付きのドットであってもよい。他の実施形態では、位置合わせマーキングは四角形、三角形、及び楕円形であってもよい。損傷サイズ測定用開口部17は位置合わせテンプレート15を通って延伸してもよい。図14に示すように、幾つかの実施形態では、損傷サイズ測定用開口部17は約6.25インチの直径を有していてもよい。位置合わせテンプレート15は12.0インチの長さ及び幅を有していてもよい。周囲18を有するカバーパッチに対して直径を表わす湾曲した溝は、位置合わせテンプレート15上に設けられてもよい。テンプレート内の溝により、カバーパッチの周囲を補修パッチの上に同心円状に位置合わせするため準備として、構造物にマーキングすることができる。幾つかの実施形態では、カバーパッチ周囲18は、位置合わせテンプレート15の厚みを通って延伸する溝を含むことができる。カバーパッチ周囲18は、これ以降で説明されるように、複合材構造物の上により小さな補修パッチを覆い封印するために使用されるカバーパッチ(図示せず)の直径に直径を対応させることができる。
ツール14の幾つかの実施形態による位置合わせテンプレート15の例示的な寸法を図14に示す。幾つかの実施形態では、位置合わせテンプレート15は、約12.0インチ±1.0インチほどの長さ及び幅を有することがある。位置合わせテンプレート15の損傷サイズ測定用開口部17は、塗料などの上面被覆を取り除くための小さな余白領域を加えた補修領域を示すため、補修パッチのサイズ+0.25インチにほぼ等しい直径を有することがある。損傷サイズ測定用開口部17とカバーパッチ周囲18との間の直径の長さの差は約1.25インチ(±0.05インチ)となることがある。他の実施形態では、位置合わせテンプレートの寸法は、ツール14の所望の用途に応じて、図14に示した寸法よりも大きく又は小さくなることがある。
複数の損傷サイズ測定用シート20a〜20eが位置合わせテンプレート15上に設けられることがある。損傷サイズ測定用シート20a〜20は、位置合わせテンプレート15が適用される補修表面の輪郭に合わせて、損傷サイズ測定用シート20a〜20の曲げを容易にするため十分に薄くてもよい。損傷サイズ測定用シート20a〜20eは、位置合わせテンプレート15から取り外し可能であってもよい。幾つかの実施形態では、損傷サイズ測定用シート20a〜20eは、例えば、限定しないが、シートを固定するため取り外し可能な粘着テープを用いて下のシートに結合することで、位置合わせテンプレート15及びヒンジ19の位置で互いに取り付け可能であってもよい。損傷サイズ測定用シート20a〜20eは、位置合わせテンプレートから取り外し可能で、又ヒンジ19に沿って相互から選択的に取り外し可能であってもよい。損傷サイズ測定用シート20a〜20eの各々は、一般的に四角形または三角形であってもよい。シート取り外しタブ21は、各損傷サイズ測定用シート20a〜20eから延伸してもよい。位置合わせ検査用開口部22は、各損傷サイズ測定用シート20a〜20eの中に延在することができる。位置合わせ検査用開口部22は、位置合わせテンプレート15上に設けられる各位置合わせマーキング16に位置を合わせることができる。損傷サイズ測定用開口部23は、各損傷サイズ測定用シート20の各開口部23及びテンプレート15の直径17に対して積み重ねて延在させることができる。損傷サイズ測定用開口部23は、相互に対して、及び位置合わせテンプレート15の損傷サイズ測定用開口部17に対して、位置合わせ又は見当合わせされた関係で配置されてもよい。幾つかの実施形態では、損傷サイズ測定用シート20a〜20eは異なる色であってもよく、又損傷サイズ測定用開口部23の幅又は直径は、ツール14が適用される補修領域のサイズを職員が容易に評価及び報告できるように記されていてもよい。幾つかの実施形態では、損傷サイズ測定用シート20a〜20eは、位置合わせテンプレート15から第5の損傷サイズ測定用シート20eまで、徐々にサイズを小さくすることができる。
幾つかの実施形態では、ツール14は位置合わせテンプレート15の上に設けられる第1の損傷サイズ測定用シート20a、第1の損傷サイズ測定用シート20aの上に設けられる第2の損傷サイズ測定用シート20b、第2の損傷サイズ測定用シート20bの上に設けられる第3の損傷サイズ測定用シート20c、第3の損傷サイズ測定用シート20cの上に設けられる第4の損傷サイズ測定用シート20d、及び第4の損傷サイズ測定用シート20dの上に設けられる第5の損傷サイズ測定用シート20eを含みうる。他の実施形態では、ツール14はより多くの又はより少ない数の損傷サイズ測定用シートを含みうる。損傷サイズ測定用シート20a〜20eは、第1の損傷サイズ測定用シート20aから第5の損傷サイズ測定用シート20eまで徐々にサイズが小さくなることがある。第1の損傷サイズ測定用シート20aの損傷サイズ測定用開口部23は、位置合わせテンプレート15の損傷サイズ測定用開口部17(補修パッチ領域に余白を加えたもの)よりもサイズが小さくなることがあり、損傷サイズ測定用開口部23は、第1の損傷サイズ測定用シート20aから第5の損傷サイズ測定用シート20eまで、徐々にサイズが小さくなることがある。幾つかの実施形態では、各損傷サイズ測定用シート20a〜20eは、これ以降で説明される目的で切り詰められた隅部24を有していてもよい。
1つの例示的な応用では、損傷サイズ測定用シート20a〜20eが位置合わせテンプレート15に対して適切に位置合わせされているかどうかを判断するため、ツール14は最初に検査されることがある。したがって、損傷サイズ測定用シート20a〜20eの位置合わせ検査用開口部22が位置合わせテンプレート15に設けられる位置合わせマーキングに位置合わせされているかどうかを判断するため目視検査が行われることがある。損傷サイズ測定用シート20a〜20eが位置合わせテンプレート15に対して適切に位置合わせされている場合には、損傷サイズ測定用シート20a〜20eの位置合わせ検査用開口部22は、位置合わせテンプレート15の各位置合わせマーキング16に位置合わせされている。したがって、ツール14は複合材構造物上で損傷の位置決め、中央への配置、及び補修領域の測定に使用することができる。損傷サイズ測定用シート20a〜20eが位置合わせテンプレート15に対して適切に位置合わせされていない場合には、損傷サイズ測定用シート20a〜20eの位置合わせ検査用開口部22は、位置合わせテンプレート15の各位置合わせマーキング16に位置合わせされないため、ツール14は補修領域の位置決め及び測定方法が開始される前に交換されることがある。
ツール14の位置合わせテンプレート15は次に、複合材構造物の補修領域表面に対して配置されてもよい。補修領域全体は、パッチ区域に位置合わせテンプレート15の余白17を加えた部分、及び各損傷サイズ測定用シート20a〜20eの損傷サイズ測定用開口部23を通して目視可能でなければならない。幾つかの応用では、補修領域は直線的な擦り傷又はほぼ円形のへこみを含むことがある。他の応用では、補修領域は不規則な幾何学的敬称を含むことがある。損傷領域は、補修領域がパッチ区域の周辺部に余白17を加えた領域から等しい又は一定の距離になるように、露出されたパッチ区域に余白17を加えた領域の中で中心に位置していなければならない。
補修領域全体が最も上に位置する損傷サイズ測定用シート20(図3の第5の損傷サイズ測定用シート20eに対応)に適合しない場合には、図8に示すように第1の損傷サイズ測定用シート20aから第4の損傷サイズ測定用シート20dが位置合わせテンプレート15上に残るように、第5の損傷サイズ測定用シート20eを第4の損傷サイズ測定用シート20dから取り外してもよい。補修領域全体が第4の損傷サイズ測定用シート20dの損傷サイズ測定用開口部23内に収まらない場合には、図2に示すように第4の損傷サイズ測定用シート20dを第3の損傷サイズ測定用シート20cから取り外してもよい。補修領域が損傷サイズ測定用シート20a〜20eの1つの損傷サイズ測定用開口部23の中心に位置するまで、同様のプロセスは、第3の損傷サイズ測定用シート20c、第2の損傷サイズ測定用シート20b及び第1の損傷サイズ測定用シート20aに関して実行されることがある。第1の損傷サイズ測定用シート20aの損傷サイズ測定用開口部23は、補修パッチを用いる複合材応急補修を使用できる補修領域の最大許容サイズに対応することができる。損傷サイズ測定用シート20a〜20eは、シート取り外しタブ21をつかんで引っ張ることにより、位置合わせテンプレート15及び相互から取り外すことができる。このプロセスは図16に記載されている。
補修領域が損傷サイズ測定用シート20a〜20eの1つの損傷サイズ測定用開口部23に収まり中心に位置した後、位置合わせテンプレート15はテープ(図示せず)又は他の好適な取り付け技術を使用して複合材構造物の補修領域表面に固定可能である。図面に示すように、損傷サイズ測定用シート20a〜20eの切り詰められた隅部24により、位置合わせテンプレート15の補修表面へのテープ接着を容易にするため、位置合わせテンプレート15のテンプレート隅部15aは露出したままであってもよい。位置合わせテンプレート15が補修表面に固定された後、残存している損傷サイズ測定用シート、すなわちシート20a〜20eは位置合わせテンプレート15から取り外されてもよい。追加のテープ(図示せず)を用いて、位置合わせテンプレート15をその周囲に沿って補修表面に固定することができる。位置合わせテンプレート14の別の実施形態では、損傷サイズ測定用シート20はくぼませて、少なくとも1つのエッジ上で位置合わせテンプレート15よりもわずかに小さくし、テープ固定とその後の損傷シートの取り外しを可能にすることができる。
位置合わせテンプレート15が補修表面に固定され、残存している損傷サイズ測定用シート20a〜20eが位置合わせテンプレート15から取り外された後、補修領域は位置合わせテンプレート15の損傷サイズ測定用開口部17から露出したままであってもよく、又複合材応急補修パッチ(図示せず)を適用するため、塗料除去及び接着剤塗布領域に対応していてもよい。位置合わせテンプレート15上のカバーパッチ周囲18は、カバーパッチ被覆領域を示すことがある。幾つかの実施形態では、カバーパッチ周囲18は位置合わせテンプレート15を通って延伸し、補修表面上に線を引くためにペン又はマーカー用のガイドとして使用しうる溝を含んでもよい。位置合わせテンプレート15は次に補修表面から一時的に取り外すこともできる。ペン又はマーカーを使用して引かれる線は補修表面上に残り、位置合わせテンプレート15上のカバーパッチ周囲18に対応しており、補修領域にカバーパッチを適用するためのガイドラインとして機能する。補修表面上に記録又は描かれた円の境界内の補修表面をやすりがけすることによって、塗料は補修表面から取り除くことができる。
位置合わせテンプレート15は補修表面に再度適用可能で、補修領域に接着剤を塗布するためのテンプレートとして使用可能である。補修表面上に記録された線は、位置合わせテンプレート15と補修表面上の補修領域との再位置合わせを容易にすることができる。次に、接着剤(図示せず)は、位置合わせテンプレート15の損傷サイズ測定用開口部17の直径内側のやすりがけした補修表面に塗布することが可能で、その後、接着剤を用いて表面にカバーパッチを接着することが可能で、接着材は当業者にはよく知られている硬化技術を用いて硬化することができる。
次に図15を参照するに、複合材応急補修方法の例示的実施形態のフロー図1500が示されている。ブロック1502では、ツール本体及び凸湾曲エッジを有する複合材応急補修テンプレートツール、凹湾曲エッジ、ツール本体上に定規マーキングを有する定規エッジが提供される。ブロック1504では、ツール本体の凸湾曲エッジ又は凹湾曲エッジはそれぞれ、凹状の補修表面又は凸状の補修表面に対して配置されることがある。ブロック1506では、凹状の補修表面がツール本体の凸湾曲エッジの輪郭に一致する場合、又は凸状の補修表面がツール本体の凹湾曲エッジの輪郭に一致する場合には、補修プロセスが継続される。ブロック1508では、補修表面がツール本体の凸湾曲エッジ又は凹湾曲エッジよりも小さい場合には、補修プロセスは中断される。ブロック1510では、補修領域はやすりがけされる。ブロック1512では、補修領域に接着剤が塗布される。ブロック1514では、接着剤に補修パッチが貼付される。ブロック1516では、接着剤は硬化される。
次に図16を参照するに、複合材応急補修方法の例示的実施形態のフロー図1600が示されている。ブロック1602では、位置合わせテンプレート上に損傷サイズ測定用開口部及び損傷サイズ測定用シートを有する複合材応急補修テンプレートツールが提供される。損傷サイズ測定用シートは徐々に小さくなる損傷サイズ測定用開口部を有していてもよい。ブロック1604では、損傷サイズ測定用シートと位置合わせテンプレートとの位置合わせが検証される。ブロック1606では、位置合わせテンプレートは補修表面に対して配置されることがある。ブロック1608では、補修表面上の補修領域は損傷サイズ測定用開口部から観察可能である。ブロック1610では、損傷は損傷サイズ測定用シートの開口部の中心に配置され、補修領域が損傷サイズ測定用シートの損傷サイズ測定用開口部の中心に位置しているかどうかが問われる。この答えが「はい」の場合には、ブロック1612に進む。この答えが「いいえ」の場合には、ブロック1611に進み、「損傷サイズ測定用シートが最大のシートであるか、損傷に対して許容されている最大のサイズであるか」が問われる。「はい」の場合にはボックス1615に進み、終了する(この大きさの損傷は許容されていない)。1611に対する答えが「いいえ」の場合には、ブロック1613に進み、現在の損傷サイズ測定用シートを取り外し、より大きな損傷サイズ測定用開口部を有する次のシートを露出させ、ブロック1608に進む。ブロック1612では、位置合わせテンプレートは補修表面に対して固定される。ブロック1614では、残存する損傷サイズ測定用シートは位置合わせテンプレートから取り外される。ブロック1616では、補修領域はやすりがけされる。幾つかの実施形態では、位置合わせテンプレート上に不十分なパッチ周囲が施され、補修表面はカバーパッチ周囲を用いて記録され、位置合わせテンプレートは補修領域のやすりがけの前に取り外されることがある。ブロック1618では、位置合わせテンプレートは補修表面上に配置され、テンプレートとして位置合わせテンプレートを使用して、補修領域に接着剤が塗布される。ブロック1620では、接着剤に補修パッチが貼付される。ブロック1622では、接着剤は硬化される。
次に図17及び18を参照するに、本開示の実施形態は、図17に示す航空機の製造及び保守方法78、及び図18に示す航空機94に関して使用することができる。製造前の段階では、例示的な方法78は、航空機94の仕様及び設計80及び材料の調達82を含みうる。製造段階では、コンポーネント及びサブアセンブリの製造84と、航空機94のシステムインテグレーション86とが行われる。したがって、航空機94は運航90に供するために、認可及び納品88が行われる。顧客により運航される間に、航空機94は定期的な整備及び保守92(改造、再構成、改修なども含みうる)が予定されている。
方法78の各プロセスは、システムインテグレーター、第三者、及び/又はオペレーター(例えば顧客)によって実施又は実行されうる。本明細書の目的のために、システムインテグレーターは、限定しないが、任意の数の航空機製造者、及び主要システムの下請業者を含むことができ、第三者は、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を含むことができ、オペレーターは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などであってもよい。
図18に示すように、例示的な方法78によって製造された航空機94は、複数のシステム96及び内装100を有する機体98を含むことができる。高レベルのシステム96の例には、推進システム102、電気システム104、油圧システム106、及び環境システム108のうちの一又は複数が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれていてもよい。航空宇宙産業の例を示したが、本発明の原理は、自動車産業などの他の産業にも適用しうる。
本明細書で具現化したシステム及び方法は、製造及び保守方法78の一又は複数の段階で使用可能である。例えば、製造プロセス84に対応するコンポーネント又はサブアセンブリは、航空機94の運航中に製造されるコンポーネント又はサブアセンブリと同様の方法で作製又は製造することができる。また、一又は複数の装置の実施形態は、例えば、航空機94の組立てを実質的に効率化するか、又は航空機94のコストを削減することにより、製造段階84及び86の間に利用することができる。同様に、一又は複数の装置の実施形態を、航空機94の運航中に、例えば限定しないが整備及び保守92に利用することができる。
本発明の実施形態を、特定の例示的実施形態に関連させて説明したが、これらの特定の実施形態は説明を目的としているのであって、限定を目的としているのではなく、当業者であれば他の変形例が想起可能であろう。

Claims (26)

  1. ツール本体と、
    前記ツール本体上の凸湾曲エッジと、
    前記ツール本体上の凹湾曲エッジと
    を備える複合材補修テンプレートツール。
  2. 前記ツール本体上の定規エッジ及び該定規エッジに沿って前記ツール本体上に複数の定規マーキングをさらに備える、請求項1に記載の複合材補修ツール。
  3. 前記ツール本体は概して三角形である、請求項2に記載の複合材補修ツール。
  4. 前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジとをつなぐ隅部をさらに備える、請求項3に記載の複合材補修ツール。
  5. 前記凹湾曲エッジと前記定規エッジとをつなぐ隅部をさらに備える、請求項3に記載の複合材補修ツール。
  6. 前記定規エッジと前記凸湾曲エッジとをつなぐ隅部をさらに備える、請求項3に記載の複合材補修ツール。
  7. 前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジとをつなぐ第1の隅部、前記凹湾曲エッジと前記定規エッジとをつなぐ第2の隅部、及び前記定規エッジと前記凸湾曲エッジとをつなぐ第3の隅部をさらに備える、請求項3に記載の複合材補修ツール。
  8. 前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジとをつなぐ切り欠きのある隅部、及び前記定規エッジと前記凸湾曲エッジとをつなぐ切り詰められた隅部をさらに備える、請求項3に記載の複合材補修ツール。
  9. 損傷サイズ測定用開口部を有する位置合わせテンプレートと、
    前記位置合わせテンプレートによって保持され、複数の同心円状の損傷サイズ測定用開口部を有し、それぞれ前記位置合わせテンプレートの前記損傷サイズ測定用開口部を見当合わせする複数の損傷サイズ測定用シートと、
    それぞれ前記複数の損傷サイズ測定用シートを介して前記位置合わせテンプレートから徐々に直径が小さくなる損傷サイズ測定用開口部と
    を備える複合材補修ツール。
  10. 前記位置合わせテンプレート上の少なくとも1つの位置合わせマーキング及び前記複数の損傷サイズ測定用シートの各々の上の少なくとも1つの位置合わせ検査用開口部をさらに備え、前記位置合わせマーキングにより見当合わせを行う、請求項9に記載の複合材補修ツール。
  11. 前記少なくとも1つの位置合わせマーキングは少なくとも1つの色付きドットを備える、請求項10に記載の複合材補修ツール。
  12. 前記複数の損傷サイズ測定用シートそれぞれに複数のシート取り外しタブをさらに備える、請求項9に記載の複合材補修ツール。
  13. 前記損傷サイズ測定用シートは前記位置合わせテンプレートから次第にサイズが小さくなる、請求項9に記載の複合材補修ツール。
  14. 前記損傷サイズ測定用シートのうちの少なくとも1つは切り詰められた隅部を有する、請求項9に記載の複合材補修ツール。
  15. 前記損傷サイズ測定用シートはくぼんでいて、複数のエッジ上で前記位置合わせテンプレートよりも小さく、前記構造物の上に前記位置合わせテンプレートを固定することが可能で、さらに前記損傷サイズ測定用シートをその後取り外すことが可能である、請求項9に記載の複合材補修ツール。
  16. 前記損傷サイズ測定用シートは一時的に取り外すことができるが、やすりがけ、接着剤塗布、硬化からなる群から選択される少なくとも1つの事象の間に前記補修面上に取り付けたままにされる、請求項9に記載の複合材補修ツール。
  17. 前記底部損傷サイズ測定用シートの前記損傷サイズ測定用開口部は許容しうる最大の損傷サイズを画定する、請求項9に記載の複合材補修ツール。
  18. ツール本体を有する複合材補修テンプレートツールに凸湾曲エッジと凹湾曲エッジを設けることと、
    補修表面に対して前記ツール本体の凸湾曲エッジと凹湾曲エッジのうちの1つを配置することと、
    前記補修表面の輪郭が前記ツール本体の前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジのうちの1つと一致する場合に補修プロセスを開始することと
    を含む複合材補修方法。
  19. 補修プロセスを開始することは、前記補修領域をやすりがけすることと、前記補修領域に接着剤を塗布することと、前記接着剤に補修パッチを貼付することと、前記接着剤を硬化させることとを備える、請求項18に記載の方法。
  20. ツール本体を有する複合材補修テンプレートツールを提供することは、定規エッジ及び該定規エッジに沿った定規マーキングを伴うツール本体を有する複合材補修テンプレートツールを提供することを含み、さらに前記定規マーキングを使用して前記補修領域の位置及びサイズのうちの少なくとも1つを測定することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  21. ツール本体を有する複合材補修テンプレートツールを提供することは、前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジとの間の切り欠きのある隅部、及び前記定規エッジと前記凸湾曲エッジとの間の切り詰められた隅部を備えるツール本体を有する複合材補修テンプレートツールを提供することを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 補修表面に対して前記ツール本体の前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジのうちの1つを配置することは、前記補修表面に対して前記凸湾曲エッジを配置することを含む、請求項18に記載の方法。
  23. 補修表面に対して前記ツール本体の前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジのうちの1つを配置することは、前記補修表面に対して前記凹湾曲エッジを配置することを含む、請求項18に記載の方法。
  24. 位置合わせテンプレートを有する複合材応急補修テンプレートであって、該位置合わせテンプレート上に損傷サイズ測定用開口部及び損傷サイズ測定用シートを有し、該位置合わせテンプレートの損傷サイズ測定用開口部に位置合わせされ、徐々に小さくなる損傷サイズ測定用開口部を有する複合材応急補修テンプレートを提供することと、
    補修表面に対して前記位置合わせテンプレートを配置することと、
    前記補修表面上の損傷領域が少なくとも1つの損傷サイズ測定用シートの前記損傷サイズ測定用開口部に関して内側且つ中心に配置されるまで、前記位置合わせテンプレートから前記損傷サイズ測定用シートを徐々に取り外していくことと、
    前記補修領域を補修することと
    を含む、複合材補修方法。
  25. 補修表面に対して前記位置合わせテンプレートを固定するステップをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  26. ツール本体を有する複合材補修テンプレートツールに凸湾曲エッジと凹湾曲エッジを設けることと、
    補修表面に対して前記ツール本体の前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジのうちの1つを配置することと、
    前記補修表面の輪郭が前記ツール本体の前記凸湾曲エッジと前記凹湾曲エッジのうちの1つよりも大きな湾曲を有する場合に補修プロセスを開始することと
    を含む複合材補修方法。
JP2013537674A 2010-11-04 2011-09-27 複合材応急補修テンプレートツール及び方法 Active JP5857062B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/939,485 2010-11-04
US12/939,485 US8468709B2 (en) 2010-11-04 2010-11-04 Quick composite repair template tool and method
PCT/US2011/053402 WO2012060944A1 (en) 2010-11-04 2011-09-27 Quick composite repair template tool and method

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013545638A true JP2013545638A (ja) 2013-12-26
JP2013545638A5 JP2013545638A5 (ja) 2014-10-16
JP5857062B2 JP5857062B2 (ja) 2016-02-10

Family

ID=44802381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013537674A Active JP5857062B2 (ja) 2010-11-04 2011-09-27 複合材応急補修テンプレートツール及び方法

Country Status (10)

Country Link
US (2) US8468709B2 (ja)
EP (2) EP2635429B1 (ja)
JP (1) JP5857062B2 (ja)
KR (1) KR101856269B1 (ja)
CN (1) CN103189189B (ja)
BR (1) BR112013011081B1 (ja)
CA (1) CA2816300C (ja)
ES (1) ES2709999T3 (ja)
RU (1) RU2565698C2 (ja)
WO (1) WO2012060944A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019077860A1 (ja) * 2017-10-17 2019-04-25 三菱重工業株式会社 修理パッチ、修理パッチの成形方法、複合材の修理方法及び成形治具

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8734604B2 (en) * 2008-12-05 2014-05-27 The Boeing Company Bond line control process
US8795455B2 (en) * 2008-12-05 2014-08-05 The Boeing Company Bonded patches with bond line control
US9017499B2 (en) * 2008-12-05 2015-04-28 The Boeing Company Bonded patches with bond line control
US10022922B2 (en) 2008-12-05 2018-07-17 The Boeing Company Bonded patches with bond line control
US8468709B2 (en) 2010-11-04 2013-06-25 The Boeing Company Quick composite repair template tool and method
US9982986B2 (en) * 2012-08-20 2018-05-29 Bron Aerotech, Inc. System and method for creating and utilizing a construction aid
US9624612B2 (en) * 2014-03-24 2017-04-18 Cornelia G. Works Align-N-line fabric alignment, marking and cutting guide
US9545782B2 (en) 2014-05-13 2017-01-17 The Boeing Company Method and apparatus for repairing composite materials
US9646431B2 (en) * 2014-10-22 2017-05-09 The Boeing Company Augmented reality system for assessing an affected area of an aircraft
US20160214425A1 (en) * 2015-01-22 2016-07-28 Mabel Ko Writing Template
US10213964B2 (en) 2015-05-08 2019-02-26 The Boeing Company Methods and apparatus for repairing composite materials
US9733057B2 (en) * 2015-09-25 2017-08-15 The Boeing Company Blind hole location tool
US10927684B2 (en) * 2016-02-08 2021-02-23 Raytheon Technologies Corporation Repairing a coating with a pre-configured coating patch
US10670382B2 (en) * 2017-03-07 2020-06-02 Jaime Torres Methods for the repair of motor vehicle bodies using body line templates
US10710352B2 (en) 2017-07-11 2020-07-14 The Boeing Company Structural pre-cured repair patch for repair to highly loaded primary and secondary structural components
IL264422B (en) 2019-01-23 2021-05-31 Ego Moshe Drawing tools
USD991060S1 (en) 2021-07-21 2023-07-04 Kreg Enterprises, Inc. Corner radius template having a slot that receives a template piece
CN114211785B (zh) * 2021-12-13 2024-03-29 沈阳航空航天大学 一种飞机蒙皮破洞型损伤的复合材料修复工艺

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4517747A (en) * 1983-06-22 1985-05-21 The Hospital For Sick Children Corneal template set
JPH0672673U (ja) * 1993-03-27 1994-10-11 株式会社トキコー 板金塗装下地処理用マスクシート
US20050235505A1 (en) * 2004-04-23 2005-10-27 Jerry Joseph Measuring gauge and measuring tool
US20100143722A1 (en) * 2008-12-05 2010-06-10 Anderson David M Bond line control process

Family Cites Families (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB154193A (en) 1919-11-19 1921-07-07 Carl Edvard Johansson Improvements in and relating to contour or profile gauges
US1881651A (en) * 1930-06-18 1932-10-11 Greenfield Tap & Die Corp Gauge
GB746331A (en) 1954-04-20 1956-03-14 Kiyoshi Suzuki A device to facilitate the drawing of perspectives
US2795854A (en) 1954-12-10 1957-06-18 Perkal Murray Cutting template for linoleum, tile, and the like
US3046670A (en) 1958-06-13 1962-07-31 Anthony J Wydra Radius gage
US3389474A (en) * 1967-05-10 1968-06-25 Maywood Inc Decorative mold guide apparatus
US3924529A (en) 1971-10-13 1975-12-09 Affiliated Manufacturers Inc Torsion bar floating squeegee mount for screen printer
GB2155637A (en) 1983-08-18 1985-09-25 Dennis Bertie Brockman Radius gauge
US4776906A (en) 1986-12-29 1988-10-11 Andre Bernard Repair method for drywalls and like construction materials
US4874648A (en) 1988-03-17 1989-10-17 Sorrento Engineer, Inc. Method of making flame resistant polyimide foam insulation and the resulting insulation
US5023987A (en) 1989-08-28 1991-06-18 The Boeing Company Strato streak flush patch
US5269861A (en) 1991-04-04 1993-12-14 Gilbreath Lindsey W Structure and method for repair of sheetrock walls
US5214307A (en) 1991-07-08 1993-05-25 Micron Technology, Inc. Lead frame for semiconductor devices having improved adhesive bond line control
US5232962A (en) 1991-10-09 1993-08-03 Quantum Materials, Inc. Adhesive bonding composition with bond line limiting spacer system
US5620768A (en) 1993-10-15 1997-04-15 Pro Patch Systems, Inc. Repair patch and method of manufacturing thereof
US5865397A (en) 1995-12-05 1999-02-02 The Boeing Company Method and apparatus for creating detail surfaces on composite aircraft structures
US5833795A (en) 1996-09-19 1998-11-10 Mcdonnell Douglas Corporation Magnetic particle integrated adhesive and associated method of repairing a composite material product
US5958166A (en) 1996-12-31 1999-09-28 Mcdonnell Douglas Corporation Method for repairing high temperature composite structures
US20010011421A1 (en) * 1997-04-07 2001-08-09 John S. Bakke Pipe size measuring tool
DE29709179U1 (de) 1997-05-24 1997-07-31 Aat Systemverfahrenstechnik Gm Formlehre in Verbundausführung
US5966824A (en) * 1997-06-02 1999-10-19 Commonwealth Of Puerto Rico Sewing auxiliary tool
US5925204A (en) 1997-10-20 1999-07-20 Propatch Systems, Inc. Method for repairing a damaged portion of wallboard
US6073577A (en) 1998-06-30 2000-06-13 Lam Research Corporation Electrode for plasma processes and method for manufacture and use thereof
US6124016A (en) 1998-08-19 2000-09-26 Weil; Stuart L. Composite connection and method of making same
US6286224B1 (en) * 1999-01-29 2001-09-11 Deanna Lewis Transportable clothing measuring templates
US6214016B1 (en) 1999-04-29 2001-04-10 Medtronic, Inc. Medical instrument positioning device internal to a catheter or lead and method of use
US6472758B1 (en) 2000-07-20 2002-10-29 Amkor Technology, Inc. Semiconductor package including stacked semiconductor dies and bond wires
DE60202472T2 (de) 2001-07-03 2005-12-29 Lord Corp. Verfahren zum reparieren von fahrzeugkarosserien mit verklebten ersatzplatten
US20030047268A1 (en) 2001-08-23 2003-03-13 Korchnak Gregory J. Method for repairing fuel tanks
US6761783B2 (en) * 2002-04-09 2004-07-13 The Boeing Company Process method to repair bismaleimide (BMI) composite structures
US20040113483A1 (en) 2002-12-11 2004-06-17 Sylvester Michael S. Method of adhering decorative wheel cover to automobile wheel
US6889442B2 (en) * 2003-03-24 2005-05-10 Paul Bouvier Measurement device and method of use with curves
US7229683B2 (en) 2003-05-30 2007-06-12 3M Innovative Properties Company Thermal interface materials and method of making thermal interface materials
US7575778B2 (en) 2003-09-08 2009-08-18 Embed Technology Co., Ltd. Method of applying a polymer thick-film resistive paste for making polymer thick-film resistor having improved tolerances
US7306851B2 (en) 2003-11-26 2007-12-11 Cooley, Incorporated Patch repair system for collapsible fuel and water tanks
US20050272142A1 (en) 2004-04-14 2005-12-08 Hitachi Maxwell, Ltd. Fluid vessel
US7495862B2 (en) 2005-02-08 2009-02-24 Seagate Technology Llc Formed parts for adhesive height setting
US7350311B2 (en) * 2005-04-06 2008-04-01 James Marks Pipe cutting template
US7686905B2 (en) 2005-09-06 2010-03-30 The Boeing Company Copper grid repair technique for lightning strike protection
US20070095457A1 (en) 2005-11-02 2007-05-03 The Boeing Company Fast line maintenance repair method and system for composite structures
US8747592B2 (en) 2007-12-21 2014-06-10 Vestas Wind Systems A/S Method of repairing a fibre composite solid member
US8109312B2 (en) 2007-12-29 2012-02-07 Michelin Recherche Et Technique S.A. Tire patch applicator
US9017499B2 (en) 2008-12-05 2015-04-28 The Boeing Company Bonded patches with bond line control
US8795455B2 (en) 2008-12-05 2014-08-05 The Boeing Company Bonded patches with bond line control
TWM381777U (en) * 2010-02-04 2010-06-01 Inseparable Silver Co Ltd Detachable ring size card
US8468709B2 (en) 2010-11-04 2013-06-25 The Boeing Company Quick composite repair template tool and method
US20120137532A1 (en) * 2010-12-07 2012-06-07 Le Summit Industrial Co., Ltd. Template combination for use in clothing manufacture

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4517747A (en) * 1983-06-22 1985-05-21 The Hospital For Sick Children Corneal template set
JPH0672673U (ja) * 1993-03-27 1994-10-11 株式会社トキコー 板金塗装下地処理用マスクシート
US20050235505A1 (en) * 2004-04-23 2005-10-27 Jerry Joseph Measuring gauge and measuring tool
US20100143722A1 (en) * 2008-12-05 2010-06-10 Anderson David M Bond line control process

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019077860A1 (ja) * 2017-10-17 2019-04-25 三菱重工業株式会社 修理パッチ、修理パッチの成形方法、複合材の修理方法及び成形治具
JP2019072947A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 三菱重工業株式会社 修理パッチ、修理パッチの成形方法、複合材の修理方法及び成形治具
US11338529B2 (en) 2017-10-17 2022-05-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Repair patch, method for molding repair patch, method for repairing composite material, and molding jig

Also Published As

Publication number Publication date
RU2013122591A (ru) 2014-12-10
KR20130123377A (ko) 2013-11-12
EP3412440B1 (en) 2023-11-29
KR101856269B1 (ko) 2018-06-25
CA2816300C (en) 2016-02-16
ES2709999T3 (es) 2019-04-22
WO2012060944A1 (en) 2012-05-10
US20130326897A1 (en) 2013-12-12
US8468709B2 (en) 2013-06-25
US8701302B2 (en) 2014-04-22
BR112013011081B1 (pt) 2020-10-13
BR112013011081A2 (pt) 2016-08-23
CN103189189A (zh) 2013-07-03
US20120111478A1 (en) 2012-05-10
CN103189189B (zh) 2016-05-04
RU2565698C2 (ru) 2015-10-20
JP5857062B2 (ja) 2016-02-10
EP2635429A1 (en) 2013-09-11
CA2816300A1 (en) 2012-05-10
EP3412440A1 (en) 2018-12-12
EP2635429B1 (en) 2018-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5857062B2 (ja) 複合材応急補修テンプレートツール及び方法
US9034128B2 (en) Fitting doublers using gap mapping
JP2013545638A5 (ja)
US20150121711A1 (en) Edge distance gauge
AU2016200880B2 (en) Patch fabrication system
US9982986B2 (en) System and method for creating and utilizing a construction aid
CN103792125A (zh) 一体式灵敏度试片及其制作和使用方法
CN103279823A (zh) 车辆轮轴检修工序的检测方法及系统
EP3623744B1 (en) Fan blade masking/coating check inspection tool
CN203798640U (zh) 一种用于磁粉探伤性能校验的一体式灵敏度试片
WO2020097042A1 (en) Systems, devices, and methods for use with aerospace parts
CN209167093U (zh) 一种精度较高的划格器
US11970290B2 (en) Systems, devices, and methods for use with aerospace parts
CA3118874C (en) Systems, devices, and methods for use with aerospace parts
CN213579033U (zh) 测量并包络铸造缺陷的装置
CN208736283U (zh) 车门折边胶检验装置
Caleb et al. Benchmarking technical vocational education and training in nigeria for adaptation to industry skills demand: a needs assessment study
US20060256285A1 (en) Method for machining an eyeglass lens, and adhesive label useful when machining the eyeglass lens
CN207352351U (zh) 一种检测设备
CN109034291A (zh) 一种信息查询方法和系统
JP2004266011A (ja) 電気回路用不良箇所特定シール及びこの電気回路用不良箇所特定シールを用いた電気回路の不良箇所特定方法
JPH0518899U (ja) 塗料調色用参考板

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140827

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5857062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250