JP2013545086A - 紫外線放射光線を用いた捜索および救援 - Google Patents

紫外線放射光線を用いた捜索および救援 Download PDF

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Abstract

システムは、捜索および救援動作の間に放射光線の検出を可能とし、放射光線の少なくとも一部が紫外線c−帯域放射光線を含む紫外線c−帯域放射光線検出器、および検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生する刺激発生器を備えている。更に、実施形態には、多数の同期した紫外線c−帯域検出器を含むものもあり、システム感度を強化し、比較的弱い放射光線源、比較的遠い源、および/または環境のまわりを拡散した放射光線の検出を容易にする。
【選択図】図1

Description

従来技術
本願は、2009年9月4日付けの「紫外線放射光線を用いた捜索および救援」と題された米国特許出願の一部継続出願第12/554,527号であり、参照により本願明細書に組み込むものとする。
当技術分野では周知のように、紫外線(UV)光は電磁波であり、その波長は可視光よりは短いが、X−線よりは長い。UV光は、100から400ナノメートル(nm)の範囲の波長、および3から124電子ボルトまでのエネルギを含む。UV光は、太陽、電気アーク、およびブラック・ライトのような人工光源から放出される。イオン化放射光線(radiation)として、UV源は、多くの物質を成長または蛍光させる化学反応を起こさせることができる。UV光は可視光を超えるが、殆どの人は日焼けによって、UV放射光線の影響を知っている。しかしながら、UVスペクトルは人間の健康に対して、有益および有害双方の影響を他にも多く持っている。
UV放射光線は、以下のように分離される放射光線帯域を含む、多数の方法で分類することができる。
UV A−帯域:400から320nm
UV B−帯域:320から280nm
UV C−帯域:280から200nm
太陽は、UV A、UV B、およびUV C−帯域の放射光線を放出する。しかしながら、地球の大気のオゾン層がこの放射光線の約98.7%を、特にUV BおよびUV C−帯域において吸収する。他の自然UV放射光線源は、稲妻(lightning)および火を含む。
また同様に当技術分野では周知のように、通常のガラスは、UV A−帯域の放射光線に対しては部分的に透過性があるが、UV BおよびUV C−帯域における短い方のUV波長に対しては不透過性である。材料の品質に応じて、シリカまたはクオーツ・ガラスはUV C−帯域放射光線に対しても透過性となることができ、一方、窓ガラスは350nmよりも高いUV光の約90%を通過させるが、300nmよりも低いUV光の90%以上を遮断する。
また同様に当技術分野では周知のように、UV C−帯域の放射光線は人間には見ることができず、通常のカメラ、ビデオ・ギア、および夜間映像システムには不可視である。既存のUV検出器は、一般に、炭化珪素デバイスまたは窒化アルミニウム・デバイスのようなソリッド・ステート・デバイス、あるいは検知エレメントのようなガス充填チューブのいずれかを含む。UV検出器は、主に人工光を検出するために用いられている。例えば、石油化学業界では、UV検出器を用いて、185から260nm範囲において強く放射する燃焼水素炎を監視する。UV検出器は、炭化水素、金属、硫黄、水素、ヒドラジン、およびアンモニアのような燃焼化合物に感応する。工業用保安用途では、アーク溶接、電気アーク、点火、およびX−線を効果的に検出するために、UV検出器を採用する。
撃墜された(downed)パイロットまたは行方不明のパイロット、あるいは海上において船から落ちた人(MOB)、雪崩の犠牲者、行方不明のハイカーの救出、更にその他の救出が想定される場面において、時間は重大である。犠牲者の救出における成功は、犠牲者における低体温症の急速な進展、極度の疲労、溺死、危険な地形、または敵との遭遇のため、分単位で測定するとよい。環境的条件が厳しい場合、救援隊は、犠牲者を突き止め損ねることもあり得る。犠牲者は、捜索補助具を装着している(またはつなぎ止めている)が、突き止めて追跡するためには見通し線が必要となる。更に、多くの捜索補助具は、外海では比較的長い距離から突き止めて追跡することはほぼ不可能であり、救援船が現れて捜索をさかのぼって調べようとしている間に連絡が途絶える可能性がある。
ストロボは、夜間の穏やかな海(water)では、1マイル未満の距離においてほどほどに見ることができる。生憎、ストロボは日中、および/または多くの事故が発生する悪天候では、見えにくくなる。また、海を漂流する犠牲者および/または陸上を動き回る犠牲者(例えば、当該区域において危険な条件および/または敵の攻撃(hostile force)を避けるため)は、救援隊が一時的に犠牲者の居所が分からなくなっているときに、見失う可能性がある。更に、海の波および風が作業を妨げて、見失った犠牲者が長い距離にわたって漂流する可能性がある。
これらの問題の多くを克服するために、捜索および救援活動の間に、UV C−帯域放射光線を用いることができる。具体的には、本発明者は、UV C−帯域検出器がソラー・ブラインド型であるので(地球の大気がUV C−帯域放射光線を遮る)、UV C−帯域放射光線を、屋外および屋内、並びに昼間および夜間を含む、多種多様の環境において用いることができることも理解した。更に、UV C−帯域放射光線は、一般に、雨や霧のような厳しい天候や埃の影響を受けず、したがって、他の場合には問題になるこれらの条件下でも有効に用いることができる。他の有用な特徴は、UV C−帯域放射光線が水、土、雪、並びに歩道や壁のような人工表面で良く反射することである。
概略的な全体像において、本明細書において記載する本発明の概念、技法、およびシステムは、失われたエンティティを突き止めて追跡するための捜索および救援活動において用いることができる。更に特定すれば、本発明の概念、技法、およびシステムは、不明の犠牲者または資産に取り付けるおよび/または結び付けることができるUV C−帯域放射光線源を突き止めて追跡するために、UV C−帯域検出器の使用を伴う。本発明の概念、技法、およびシステムは、従来技術において体験した多くの問題を克服するように、捜索および救援機能を支援するために用いることができる。
有利なことに、救援隊が比較的長い距離を踏破することが多い環境では(飛行機が衝突し、救援隊が衝突の正確な場所を探し当てることができない場合に、不明の犠牲者を突き止めようとするため等)、本発明の概念、技法、およびシステムは、比較的長距離から、不明のエンティティを突き止めそして追跡することを可能にする。一実施形態では、低電力UV C−帯域放射光線源は、見通し線を通して(即ち、何の障害物にも遮られない)何マイルにもわたって認識すること、航空機搭載反射板によって反射することおよび/または散乱することができる。
別の実施形態では、UV C−帯域放射光線は、ハンドヘルドUV C−帯域撮像器によって見ることができる。同じまたは異なる実施形態において、本発明のシステムを組み込むように救援デバイスを構成することができる。例えば、約400ナノメートル(nm)から約700nmの範囲において可視光(発行ダイオードからのような)および/または700nmよりも高い赤外線光を放出するストロボを、UV C−帯域放射光線源を組み込むように構成することができ、UV C−帯域撮像器を用いて、捜索および救援の作業を高速化および簡素化することができる。ストロボを用いる用途では、UV C−帯域放射光線を通常遮断するガラスまたはプラスチック・ストロボ・カバーを除去すること、またはストロボが放出するUV C−帯域放射光線を遮断しない別の材料で置き換えることができる。その他の例では、ストロボ管の材料がUV C−帯域放射光線を遮断してもよく、UV C−帯域放射光線を遮断しない他の材料と置き換えることができる。
1つの態様では、捜索および救援システムは、放射光線を放出する放射光線源を含む救援ビーコンであって、放射光線の少なくとも一部が紫外線c−帯域放射光線を含む、救援ビーコンと、救援ビーコンを突き止めることを可能にするために紫外線c−帯域放射光線を検出する紫外線c−帯域検出器とを含む。
更に別の実施形態では、本システムは、以下の特徴の内1つ以上を含む。救援ビーコンは、移動体に結合されている。放射光線源は、無指向性放射光線源である。放射光線の大部分は、紫外線c−帯域放射光線源である。放射光線源は、発光ダイオード、および気体放電管の内少なくとも1つである。気体放電管は、キセノンまたは水銀放電管である。紫外線c−帯域検出器は、1ビット検出器である。振動発生器は、紫外線c−帯域放射光線の検出に応答して振動する。紫外線c−帯域検出器は、撮像器である。撮像器は、画像をユーザに表示し、この画像が、検出された紫外線c−帯域放射光線を表す紫外線c−帯域部分と、救援ビーコンの環境を表す可視光部分とを含む。
他の態様では、捜索および救援方法は、放射光線源を含む救援ビーコンを設けるステップであって、少なくとも一部が紫外線c−帯域放射光線を含む、ステップと、紫外線c−帯域検出器を用いて、紫外線c−帯域放射光線を検出するステップとを含む。
本方法の別の実施形態は、以下の特徴の内1つ以上を含む。救援ビーコンが移動体に結合されている。放射光線源は、無指向性放射光線源である。放射光線の大部分は、紫外線c−帯域放射光線源である。放射光線源は、発光ダイオード、および気体放電管の内少なくとも1つである。気体放電管は、キセノンまたは水銀放電管である。紫外線c−帯域検出器が1ビット検出器である。紫外線c−帯域放射光線の検出に応答して振動刺激を発生する。紫外線c−帯域検出器は、撮像器である。画像をユーザに表示し、この画像が、検出された紫外線c−帯域放射光線を表す紫外線c−帯域部分と、救援ビーコンの環境を表す可視光部分とを含む。
尚、本発明の概念、技法、およびシステムは捜索および救援活動に限定されるのではないことは、当業者には容易に明らかとなるであろう。非限定的な一例を挙げると、本発明の概念、技法、およびシステムは、移動ビーコンおよび/または固定ビーコンを突き止めそして追跡して、研究活動および/または商業的努力および/または組織的機能を支援するために用いることができる。例えば、UV放射光線源を観測気球に取り付けて、天気予報を支援すること、または現場デバイスに取り付けて、UV検出器によって検出することができる商業的資産を追跡することができる。
以上の特徴、および詳細な説明は、以下の図面の説明から一層深く理解することができよう。
図1は、本明細書に記載する本発明の概念、技法、およびシステムによる捜索および救援システムの一実施形態を表す図である。 図2は、一部がUV C−帯域放射光線を含む電磁スペクトルを表す図である。 図3Aは、本明細書に記載する本発明の概念、技法、およびシステムによる救援ビーコンの一実施形態を表す図である。 図3Bは、本明細書に記載する本発明の概念、技法、およびシステムによる救援ビーコンの別の実施形態を表す図である。 図3Cは、本明細書に記載する本発明の概念、技法、およびシステムによる救援ビーコンの更に別の実施形態を表す図である。 図3Dは、本明細書に記載する本発明の概念、技法、およびシステムの一実施形態を含む捜索および救援環境を表す図である。 図3Eは、本明細書に記載する本発明の概念、技法、およびシステムの一実施形態を用いることができる研究環境を表す図である。 図3Fは、本明細書に記載する本発明の概念、技法、およびシステムの一実施形態を用いることができる更に別の捜索および救援環境を表す図である。 図4は、図1のシステムにおいて用いることができるタイプの紫外線(UV)C−帯域撮像器一実施形態を表す図である。 図5は、本明細書において記載する本発明の捜索および救援方法の一実施形態のフロー図である。 図6Aは、本明細書において記載する本発明の概念、技法、およびシステムによりハンドヘルド・デバイスの一実施形態を表す図である。 図6Bは、ユーザの手において振動刺激を発生する図6Aのハンドヘルド・デバイスを表す図である。 図6Cは、図6Aのハンドヘルド・デバイスの別の実施形態の近接横断面図である。 図7は、狭視界を有する紫外線C−帯域検出器を表す図、および当該検出器が放射光線源に向けて回転する時の検出器の特定の応答行動を説明したグラフである。 図8Aは、回路に結合される同期検出器の一実施形態を表す図である。 図8Bは、特定の視界を有する同期検出器の別の実施形態を表す図である。 図8Cは、同期検出器および振動モータの更なる別の実施形態の回路図である。 図9Aは、紫外線C−帯域検出器の反射器の一実施形態について表す図である。 図9Bは、図9Aの反射器の一実施形態の近接図である。 図10は、捜索および救援のための方法のフロー図である。 図10Aは、捜索および救援のための方法のフロー図である。 図11は、動作モードを含む捜索および救援のための別の方法のフロー図である。
本明細書において記載する本発明の概念、技法、およびシステムの詳細な説明を開始する前に、捜索および捜索活動、並びに従来の技法に伴う問題や救命胴衣のような捜索補助(水で動作するストロボ光(water-operated strobes)、クリップ・オン無線周波デバイス等を含むことができる)、更には煙信号、警笛、および火炎のようなその他の方法の概略的な全体像を示すことは有用であると考えられる。
撃墜されたパイロットおよび/または船から落ちた人(MOB)のような犠牲者を突き止める捜索および救援作業には、環境や手順による障害が生ずることが多い。特に、捜索環境の障害物および表面的特性が、救援作業を阻む可能性がある。例えば、海における変わりやすい波、陸地におけるでこぼこの地形、厳しい天候(雨および霧を含む)、および距離が、犠牲者を突き止めるために必要となり得る、探知機から犠牲者までの直接的な見通し線を遮る可能性がある。波(wave)の上の白波(white cap)のような、他の表面的特性も犠牲者を分かり難くし、救援隊が犠牲者を捜し当てるのを特に困難にする。捜索船が方向を逆転させるときのいわゆる「カム・アバウト」活動(come-about operations)の間に救援隊が犠牲者の姿(sight)を失うと、他の問題が発生する。
図1を参照すると、本明細書において記載する本発明の概念、システム、および技法の一実施形態によれば、捜索および救援システム100は、放射光線112を放出する放射光線源103を含む救援ビーコン102を含む。放射光線112の少なくとも一部は、紫外線C−帯域放射光線を含む。システム100は、更に、救援ビーコン102を突き止めることを可能にするために紫外線C−帯域放射光線を検出する紫外線C−帯域検出器130も含む。
紫外線C−帯域放射光線源103は、紫外線C−帯域の放射光線範囲における光を含む、光を放出することができるデバイスを含む。電磁スペクトル225を示す図2を参照すると、別の実施形態において、放出される光の大部分(例えば、放出される光の少なくとも80%)は、紫外線B−帯域252、紫外線A−帯域254、可視範囲256、および赤外線範囲258と比較すると、電磁スペクトル255の紫外線C−帯域放射光線範囲250の中にある。図2において見ることができるように、紫外線C−帯域放射光線250は、約200nmから約280nmの範囲内にある。
再度図1を参照すると、非限定的な一例として、放射光線源103は、炭化珪素または窒化アルミニウム・デバイスのようなソリッド・ステート・デバイス、あるいはガス充填管を含むことができる。他の非限定的な一例では、紫外線C−帯域放射光線源103は、紫外線C−帯域発光ダイオード、あるいは低圧力または中圧力気体のキセノンおよび/または水銀放電管を含むことができる。このような管は、低コストおよび長寿命デバイスと言えるストロボ光を含むことができる。その他の放射光線源には、レーザ・ダイオード、および他の種類の気体を混合した気体放電管が含まれる。
紫外線C−帯域放射光線検出器130は、紫外線C−帯域放射光線範囲の光を含む、光を検出することができるデバイスを含む。非限定的な一例として、検出器130は1ビット紫外線C−帯域検出器を含むことができる。その非限定的な一例は、日本の静岡県、磐田市にあるHamamatsu Photonics K.K.が製造するUVTron R2868である。これは、約185nmから約260nmの範囲で光を検出することができる。別の実施形態では、検出器130紫外線C−帯域撮像器を含む。その一例は、イスラエル国(Israel)、 Nes-ZionのOfil Ltd.が製造するDayCor(登録商標)Superbである。これは、絶対ソラー・ブラインド性能および高い照準分解能を有する、高感度二重スペクトル(bi-spectral)可視光および紫外線C−帯域検出装置である。尚、検出器130は以上で述べた実施形態に限定されるのではなく、他のタイプの紫外線C−帯域放射光線検出器を含むこともできることは、当業者には理解されるであろう。
別の実施形態では、紫外線C−帯域検出器130は、先に述べた1ビットUVTron検出器と同様であってもよい、1ビット検出器、および検出された紫外線C−帯域放射光線に応答して振動刺激を発生する振動発生器を含む。非限定的な一例として、振動発生器は、振動モータとすることができる。振動発生器は、検出された紫外線C−帯域放射光線の量に応じて、振動刺激を強めることおよび/または弱めることができる。例えば、比較的強紫外線C−帯域放射光線源に応答して、振動刺激が強くなるのであってもよい。
このような検出器103は、検出された紫外線C−帯域放射光線に応答して振動するハンドヘルド・デバイスに含めることもできる。有利なことに、このような検出器103は比較的簡素で低価格でありながら、紫外線C−帯域放射光線の存在および/または位置をユーザに効果的に伝達できることである。例えば、検出器103は、ユーザがハンドヘルド・デバイスを直接紫外線C−帯域放射光線源102に向けたときに振動することができる。他の例では、検出器103は、埃の粒子によって散乱された放射光線のような散乱紫外線c−帯域放射光線、および/または水面から反射した放射光線のような、反射紫外線c−帯域放射光線に応答して振動することもできる。散乱および反射紫外線C−帯域放射光線は、紫外線c−帯域放射光線の正確な発生源や位置を示せないこともあるが、捜索空間を狭めるために、概略的な発生源の方向を示すことができる。
別の実施形態では、紫外線c−帯域検出器130は、更に、検出された紫外線c−帯域放射光線に応答して、それぞれ音響および映像刺激を発生する、音響発生デバイスおよび/または映像発生デバイスも含む。更に、これらのデバイスを、前述した振動発生デバイスと組み合わせることもできる。
これより図3Aおよび図3Bを参照すると、これらの図では、同様のエレメントは同様の参照符号を有しており、更に別の実施形態において、救援ビーコン302が、紫外線c−帯域放射光線源303を含み、これらは図1と関連付けて先に説明した救援ビーコン102および放射光線源103と同様であってもよく、犠牲者301が装着している救命胴衣305(図3A)に結合されている。別の実施形態では、救援ビーコン102を救命浮き輪または、犠牲者301に結び付けることができる(307)発射可能な水中落下人マーカ(throwable man-overboard marker)310(図3B)に結合することもできる。救援ビーコン302をこれらのデバイスに結合するには、種々の方法を用いることができ、締結具(その非限定的な例には、リベット、クリップ、ステープルが含まれる)のような機械的デバイスを設けること、またはエポキシを用いるというように化学的に行うこと、あるいはその組み合わせを設けることを含むが、これらに限定されるのではない。
図3Cを参照すると、この図では、図3Aおよび図3Bの同様のエレメントが同様の参照符号を有しており、他の実施形態において、救援ビーコン302は固定体となっている。非限定的な例として、救援ビーコンは、地面317に埋め込まれた柱315、タワーのような永続的支持構造、またはその他のいずれの固定体であってもよい。この実施形態では、救援隊が救援犠牲者301を突き止めることができるように、犠牲者301は救援ビーコン302の近くに留まっているとよい。
他の実施形態では、救援ビーコン302は移動体である。非限定的な一例として、救援ビーコン302は、表面波、海流、および/または風力による漂流と共に移動する浮遊デバイスとすることができ、あるいは移動する車両または移動する不明の犠牲者に結合されていてもよい。後者の場合、不明の犠牲者は、敵の攻撃を避けるため、避難所を探すため、および/または危険な環境条件(険しい地形のような)を避けるために移動する可能性がある。同じまたは異なる実施形態において、救援ビーコン302を一時的に固定し、例えば、不安定な地面のためにある時点でのみまたはある出来事の間だけ移動するのであってもよい。例えば、救援ビーコン302を不安定な雪の堆積の中に配備し、なだれの間、あるいは氷または雪の沈殿、溶融、および/または凍結のために一時的に移動するようにしてもよい。
これより図3Dを参照すると、図3Aおよび図3Bの同様のエレメントが同様の参照符号を有しており、更に別の実施形態において、放射光線源303が無指向性放射光線源312になっている。無指向性放射光線源とは、光線源を中心として全ての方向に実質的に等しく光を放出する放射光線源である。有利なことに、このような放射光線源は、この放射光線源に近づきつつあるおよび/または放射光線源から遠ざかりつつある車両上に装着されたUV C−帯域検出器からの方向を含む、広い多様な方向から検出できることである。
紫外線c−帯域放射光線の反射特性と組み合わせると、放射光線源が救援車両319の見通し線318以内にあるか否かには関係なく、放射光線源303を検出することができる。図3Dにおいて見られるように、救援車両319と救援ビーコン302との間の見通し線318は、山頂321によって遮られている。しかしながら、紫外線c−帯域検出器330の視野の一部がUVC−帯域源303から発せられる紫外線c−帯域放射光線307の場の一部と重複している(333)限り、救援ビーコン302を検出することができる。
尚、本発明の概念、技法、およびシステムは、捜索および救援活動における用途に限定されるのではないことは、当業者には容易に分かるであろう。非限定的な一例として、本発明の概念、技法、およびシステムは、移動ビーコンおよび/または固定ビーコンを突き止めそして追跡して、研究活動および/または商業的努力および/または組織的機能を支援するために用いることができる。これより図3Eを参照すると、例えば、気象観測活動を支援するために、UV放射光線源383を含むビーコン382を、観測気球387に取り付けることができる。この例では、UV検出器380をタワー389に装着することができる。1つ以上の商業用用途では、本発明の概念、技法、およびシステムは、資産を追跡するために用いることができる。
本願の全体を通じて説明するように、紫外線c−帯域放射光線は、約200nmから約280nmの範囲内に入っている。図3Fを参照して、利点をあげると、このように放出された光392は、可視光検出カメラ395および/または当技術分野で見られることが多い望遠鏡または双眼鏡397を含む光学デバイスでは検出できないことである。このように、本発明の概念、技法、およびシステムは、通例これらのデバイス395,397を用いる敵の軍隊393を妨害し、飛行機の墜落399に巻き込まれ墜落したパイロットのような、墜落した犠牲者391を突き止め、捕獲し、および/または制圧しようとするのに役立つことができる。
これより図4を参照すると、更に別の実施形態において、本発明の概念、技法、およびシステムは、紫外線c−帯域放射光線源403によって放出される紫外線c−帯域放射光線412、および環境490内にある可視光を検出することができる撮像器430を含む。撮像器430は、表示デバイス432上に、検出された紫外線c−帯域放射光線413および環境423の視覚的光景を含む画像434を発生する。撮像器430は、対物UVおよび/またはズーム・レンズ、並びに参照番号455で全体的に示される、他のコンポーネントを含むことができる。
更に別の実施液体では、検出された紫外線c−帯域画像413を変換して(415)、表示画像434の映像成分433として現れるようにする。映像成分433は、環境490内にある他の表示物体435と重複してもよい。このように、図1に関して説明した救援ビーコン102と同様に、救援隊は救援ビーコン402を突き止めて追跡することができる。
これより図5を参照すると、捜索および救援方法500は、紫外線c−帯域放射光線を放出する紫外線c−帯域放射光線源を含む救援ビーコン502を設けるステップ、および、紫外線c−帯域検出器を用いて、紫外線c−帯域放射光線504を検出するステップを含む。別の実施形態では、方法500は、広い捜索エリア、例えば、救援船を取り巻く360度の捜索エリアを自動的に掃引し監視するために、放射光線スキャナを設けるステップを含む。
同じまたは異なる実施形態において、方法500は、広い捜索エリアから紫外線c−帯域検出器まで紫外線c−帯域放射光線を反射する、紫外線c−帯域放射光線反射板を設けるステップを含む。例えば、紫外線c−帯域反射板は、紫外線c−帯域放射光線を検出器に向けて反射することができるミラーを含むことができる。このようなミラーは、紫外線c−帯域放射光線を検出器に向けて全ての方向から実質的に等しく反射するように、前述のスキャナに回転可能に結合するとよい。
これより図6Aを参照すると、他の実施形態では、捜索および救援の動作は、放射光線の検出を可能にするための紫外線c−帯域幅放射光線検出器630(図1に関して説明した紫外線c−帯域検出器と同一または類似のものであってもよい)、および検出された紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生する(全般的に参照番号652で示す)ように構成される刺激発生器650を含む。システム600は、放射光線源によって発せられる紫外線c−帯域放射光線を検出するために用いることができる。いくつかの実施形態では、救援ビーコン602から発せられる放射光線(その大部分が紫外線c−帯域放射光線を含む)を検出するように、紫外線c−帯域放射光線検出器630が構成されることもある。救援ビーコン602は、紫外線c−帯域放射光線(全般的に参照番号612で示す)を発するように構成される放射光線源603を含む。
いくつかの実施形態では、検出器630が、光電ガス放電検出器を含むものもある。有利なことに、光電ガス放電検出器は、ソラー・ブラインド(即ち、紫外線c−帯域放射光線の外側の放射光線帯域に無感応)であり、可視光のような幾らかの放射光線を除去するための如何なる追加のフィルタリングも必要としない。
刺激652は、体知覚刺激、音響刺激、視覚刺激、またはこれらの組合せを含むことができるが、これに限定されない。各種方法は、刺激652を発生するために用いることができる。例えば、音響刺激は、音波を生成するために振動ダイヤフラムを用いて発生することができ、視覚刺激は、発光ダイオード等を用いて発生することができる。
紫外線c−帯域放射光線検出器630は、紫外線c−帯域放射光線612に応答し、当該応答を表す出力信号632を刺激発生器650に供給する。刺激発生器650は、出力信号632を処理して、ユーザが検知することになる視覚、体知覚、および/または聴覚の刺激652を与える。このようにして、ユーザは、環境における紫外線c−帯域放射光線612の存在、より具体的には、捜索および救援ビーコン602の紫外線c−帯域放射光線源603の存在に対して警告される。検出された紫外線のc−帯域放射光線は、捜索および救援ビーコン以外の供給源から放射することもできる(即ち、捜索および救援ビーコンの一群の1つからとすることができる)。しかしながら、本来的に生じる紫外線c−帯域放射光源の希少性により、検出した紫外線c−帯域放射光線は、捜索および救援ビーコン602から放射するのが好ましい。
ある特定の実施形態では、システム600は、紫外線c−帯域放射光線源603を突き止めるために環境を走査するのに用いられる。このような実施形態では、刺激発生器650は、放射光線源630から受ける放射光線612の強さ/弱さに応じて、さまざまな強度で刺激652を与えることができる。この刺激652は、検出器630から放射光線源603の距離、および/または放射光線源603に対する検出器630の方向に影響を受けることができる。いくつかの実施形態では、システム600は、モータによって駆動される回転シャフトに、および/または回転可能な三脚シャフトに装着することができ、環境の走査を自動化するものもある。
これより図6Bおよび再度図6Aを参照すると、ある特定の実施形態では、システム600は、紫外線c−帯域放射光線放出器630および刺激発生器650をハウジングするためのハンドヘルド・デバイス601を含む。ユーザは、ハンドヘルド・デバイス601を保持する。いくつかの実施形態では、ハンドヘルド・デバイス601は、長尺体651を含み、ユーザが刺激652を検知するのを許可するものもある。
いくつかの実施形態では、刺激652は、ユーザに知らせるためにハンドヘルド・デバイス601を振動させるのに用いる振動刺激を含むものもある。しかしながら、システム600について、このような実施形態に限定して解釈すべきではない。非限定的な実施例によるものとして、異なるタイプの刺激発生デバイスは、ポータブル・デバイスおよび機器(例えば、バックパックに載置される音声信号発信器)等に結合された衣類に組み込んだもの(例えば、ベストに組み込まれるバイブレータ)を含む。
いくつかの実施形態では、駆動軸に結合される電気モータを含む不平衡質量型の電気・機会式振動発生機を含むことができるものもある。ここで、不平衡質量型では、ハンドヘルド・デバイス601を振動させる駆動軸に対して回転することで発振機械エネルギが生成される。
これより、本システム600の一実施形態の近接横断面図を示した図6C、および再度図6Aを参照すると、いくつかの実施形態では、ハンドヘルド・デバイス601が、開口部623を定める端部621を有する長尺体651を含み、紫外線c−帯域放射光線612を検出器630に通すものもある。長尺体651は、アパーチャ機構619を含み、これは、開口623(アパーチャと称することもある)のサイズを制御するために拡張(619A)および縮小(619B)する。これによって、検出器630の視界613を(符号613Aおよび613Bに表すように)各々増減させる。さらに別の実施例では、長尺体651は、径方向に、且つ端部621に向けて拡張し、アパーチャ・メカニズム619に適合し、および/または視野613の範囲を増加させる。
有利なことに、1つの構成におけるシステム600は、環境のまわりに拡散され、紫外線c−帯域放射光線源603から放射している紫外線c−帯域放射光線612を検出し、また、ハンドヘルド・デバイス651を保持しているユーザの位置に対する紫外線c−帯域放射光線源603の方向を決定するのに用いることができる。例えば、検出器630がユーザに対する広範囲にわたる角度から紫外線c−帯域放射光線612を検出できるように、アパーチャ623を拡張することができる。紫外線c−帯域放射光線612を検出すると、別の構成では、紫外線c帯域放射光線源603を突き止めるのを容易にするために、検出器630を狭い視野613に狭めるようにアパーチャ623を縮小することができる。このようなシステム600の構成の組合せは、物体を検出、追跡、および/または突き止めるのに望ましく且つ必要となる用途と同様に、捜索および救援動作においても著しく支援することができる。
更なる実施形態では、紫外線c−帯域放射光線検出器630は、紫外線c−帯域放射光線612の存在(または、その代替として欠如)に対応したバイナリ結果(即ち、第1の結果または第2の結果)を与える。刺激発生器650は、このバイナリ結果を受け、これに応じて紫外線c−帯域放射光線612の存在に対応する刺激652を発生する。
他の実施態様では、紫外線c−帯域放射光線検出器630は、検出した紫外線c−帯域放射光線612のレベルに対応付けて値の範囲を生成するように構成される。刺激発生器650は、生成した値を受け、これに応じて当該生成した値に比例した刺激を発生する。例えば、刺激発生器650は、生成した値に比例して、比較的強い刺激(例えば、強い信号)または弱い刺激(例えば、弱い振動または振動なし)を発生することができる。
これより図7を参照すると、更なるの実施態様において、システム900の刺激発生器960は、刺激を、位置Uで表したユーザ位置に対する捜索および救援ビーコン902の方向Dを表す軸936と、紫外線c−帯域放射光線検出器930の視界913との間の角度(全般的に符号935で示す)に対応付けて生成する。視界913は、ビュー領域を表しており、その中で、検出器930は紫外線c−帯域放射光線を受けることができ、また、縦軸965のまわりを長尺のハンドヘルド本体901の中心におくことができる。
グラフ950は、システム900による検出された紫外線c−帯域放射光線への応答955を表し、−180度から+180度の範囲内の角度935を表す水平軸950A、および刺激発生器960が発生した(任意のユニットにおける)刺激強度を表す垂直軸950Bを有する。図7からも分かるように、システム900は、捜索および救援ビーコン902に向けて位置Uのまわりを角度α1からα2まで回転する。刺激発生器960は、これに対応して、応答955について地点955Aから955Bまでに表したより強い刺激を発生する。このようにして、システム900は、追跡システム900により(例えば、保持および移動システム900により)、並びに動的な応答955を受けることにより、ユーザ位置Uに対する捜索および救援ビーコン902の方向Dを決定するように用いることができる。応答955は、図7に示すように角度935に線形に関連する必要はなく、他の種類の応答行動、例えば、応答955(例えば、角度935に指数関数的に関連した応答)の強調、および/または応答955の減弱に至る行動を含むことができる。
これより図8Aを参照すると、更なる実施形態では、システム700は、少なくとも2つの紫外線c−帯域検出器(例えば、第1の紫外線c−帯域放射光線放出器730Aおよび第2の紫外線c−帯域放射光線検出器730B)を含む。第1および第2の紫外線c−帯域放射光線検出器730A,730Bは、回路760に結合される。回路760は、第1および第2の紫外線c−帯域放射光線検出器730A,730Bを同期させる。いくつかの実施形態では、第1の紫外線c−帯域放射光線検出器730Aは第1の光電ガス放電検出器を含み、第2の紫外線c−帯域放射光線検出器は第2の光電ガス放電検出器を含むものもある。第1および第2の光電ガス放電検出器は、回路760に結合され、検出器730A,730Bのガス充電および放電を同期させる。
ある特定の実施形態では、第1の紫外線c−帯域放射光線検出器730Aは、第1の出力信号733Aが供給される出力ポート732A、および第2の出力信号735Bが供給される出力ポート734Aを含む。第1の出力信号733Aおよび第2の出力信号735Aは、検出器730Aのカソード電極信号およびアノード電極信号を表すことができ、検出器730Aで受ける紫外線c−帯域放射光線に比例する。
第2の紫外線c−帯域放射光線検出器730Bは、第3の出力信号733Bが供給される出力ポート732B、および第4の出力信号735Bが供給される出力ポート734Bを含む。第3の出力信号733Bおよび第4の出力信号735Bは、検出器730Bのカソード電極信号およびアノード電極信号を表すことができ、検出器730Bで受ける紫外線c−帯域放射光線に比例する。
回路760の第1入力762は結合された第2の出力信号735Aおよび第4の出力信号735B(即ち、カソード電極信号)に応答し、また、回路760の第2の入力764は結合された第1の出力信号733Aおよび第3の出力信号733B(即ちアノード電極信号)に応答する。このようにして、検出器760A,760Bのそれぞれの出力信号(733A,735A,733B,735B)が同期されることになると言うことができる。
有利なことに、このような構成は、システム700の感度および信頼性を、非同期検出器からのガス放電排出から干渉を低減および/または除去することによって強化することができる。更にまた、2つ以上の紫外線cー帯域放射光線検出器(例えば、検出器73OA,730B)は、放射光線を検出するために増加した表面領域を設けることができる。この表面領域は、システム700の感度を増加させることができる。したがって、システム700は、比較的大きめの距離以上で、および/または比較的弱い放射光線源から発せられた紫外線c−帯域射放射光線を検出するために用いることができる。更に、検出器(例えば、検出器730A,730B)は、様々な所望の方向からの放射光線を、視界の範囲、例えば、360度視野や270度視野等で受けることができる。
多数の同期した紫外線c−帯域放射光線検出器の他の利点として、電気ノイズの削減を含み、より信頼性のある正確な結果をもたらすことができる。例えば、各検出器730は、電気ノイズを呈することができ、その少なくとも一部分は、検出器電極の熱効果によって生じる。しかしながら、各検出器730が統計学的に無相関の熱効果によって励起されるので、各検出器730からの電気的ノイズ・コンポーネントの合計を削減することができ、および/または最小化することができる(即ち、電気的ノイズ・コンポーネントの一部分は、一時的に平均ゼロよりも高くなり、そして、電気ノイズ・コンポーネントの他の部分は、一時的に平均ゼロよりも低くなる)。つまり、電気的ノイズ・コンポーネントの合計は、検出器730の数をそれぞれ2倍にするために、平均して最高3dBよりも低くすることができる。例えば、2つの紫外線c−帯域放射光線検出器730は、電気バックグランド・ノイズの熱誘起コンポーネントを、単一の紫外線c−帯域放射光線検出器と比較して最大3dB削減することができ、4つの紫外線c−帯域放射光線検出器730は、電気バックグランド・ノイズを最大6dB削減でき、8つの紫外線c−帯域放射光線検出器730は、電気バックグランド・ノイズを最大9dB削減できる、といった具合である。
1つの実施形態では、図8bに示される検出器の配列では、第1の検出器730A’、第2の検出器730B’、および第3の検出器730C’が同期して回路760’に結合される。第1検出器730A’は、第1の方向737Aと平行して平面799に配置され、第1方向737Aから受けた放射光線の指向感度を供給する。第2検出器730B’は、第1方向737Aと直行する第2方向737Bと平行して平面799に配置され、第2方向737Bから受けた放射光線への指向性感度を供給する。第3検出器730Cは第1方向737と反対の第3の方向737Cと平行して平面799に配置され、第3方向737Cから受けた放射光線の指向性感度を供給する。このようにして、第1検出器730A’、第2検出器B’および第3検出器730C’は、配列位置Pのまわりの約270度に等しい検出器視界を提供することができる。
これより図8Cを参照すると、同期される検出器(全般的に符号730’’で表す)におけるある特定の実施形態では、検出器730’’に結合される回路760’’は、信号条件付ボード739を含み、入力ポート764’においてアノード信号733’’に結合し、入力ポート762’にカソード信号735’’に結合し、それぞれ受けるように構成される。なお、3つの紫外線c−帯域検出器730’’が図8Cに示されているが、勿論、如何なる数の紫外線c−帯域検出器を特定用途のノーズに応じて用いることができる。
回路760’’は、電池770または他の電源に結合して電力を供給し、また、電力スイッチに結合して回路760’’を活性化/非活性化する。マイクロコントローラ・ユニット(MCU)774および/またはパルス幅調整器(PWM)ユニット776は、信号条件付ボード739に結合することができる。MCUおよびPWMユニットは、出力制御信号775,777を発生して、振動するモータ790の速度を制御し、これにより、ユーザが検知することができる振動を生成する。回路760’’は、例えばNMOS778および/または1つ以上の整流ダイオード779のような追加のコンポーネントを用いることができる。
これより図9Aを参照すると、更なる実施形態では、システム800は反射器880を含み、紫外線c−帯域放射光線検出器830に近接して、紫外線c−帯域放射光線の反射器への入射を反射する。いくつかの実施形態では、反射器880は、長尺体801の端部821に配置されるものもある。図9Bは、凹形反射面882を有する反射器880におけるある特定の実施形態の近接図を示している。凹形反射面882は、1つ以上の紫外線cー帯域検出器(全般的に符号830’で示す)に近接して受けた紫外線c−帯域放射光線812を反射(および焦束)する。1つ以上の紫外線cー帯域検出器は、配列の軸895に沿って配列される。反射器880は、長尺体801の縦軸865に、直交して延長することができる。有利なことに、反射器880は、多数の検出器830に近接して放射光線を受け、焦束させるために、比較的大きい反射面882を設ける。反射面882は、システム800感度を強化することができる。
しかしながら、システム800は、図9Aに示されるタイプの4つの検出器830および反射器880には限定されないものの、特定用途のニーズに合わせるために如何なる数の検出器/反射器をも含むことができる。例えば、特定の構成は、比較的少量の放射光線、環境のまわりに拡散される放射光線、および/または比較的狭い視界からの放射光線(例えば、放射光線源の位置を正確に指摘する)について検出を強化することができる。これらの構成は、凸形表面を有する反射器、または凹形および/若しくは凸形表面を有する反射器の群を含むことができる。
これより図10を参照すると、一態様では、捜索および救援方法1000は、ステップ1002において、捜索および救援のビーコンにより発せられる紫外線c−帯域放射光線を検出するステップ、並びに、ステップ1004において、検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生してユーザに知らせるステップを含む。
これより図10Aを参照すると、更なる実施形態では、方法1000’は、ステップ1012において、多数の検出器を用いて紫外線c−帯域放射光線を検出するステップ、並びに、ステップ1014において、多数の検出器の出力を同期して(検出器は、光電ガス放電検出器を含む)検出期間の干渉を低減、最小化、および/または除去するステップを含む。
同一または異なる実施形態では、方法1000’は、ステップ1016において、ハンドヘルド・デバイスを振動させるために振動刺激を発生するステップを含む。振動刺激の大きさは、ユーザ位置に対する捜索および救援ビーコンの方向を表す軸と、1つ以上の紫外線c−帯域放射光線検出器の視界との間の角度に対応付けることができる。
これより図11を参照すると、いくつかの実施形態では、方法1100は、ステップ1102において、環境のまわりに拡散される紫外線c−帯域放射光線を検出して、検出した拡散放射光線に応答して刺激を与えるステップを含む。このことは、受動リスニング・モードに関連付けることができ、検出器は、ターゲットとなる捜索および救援ビーコンによって発せられる任意のc−帯域放射光線について環境をモニタする。一旦決定ボックス1103において検出されると、検出器は、ユーザに警告/通知することができる。
ステップ1104において、捜索および救援ビーコンの位置は、狭い捜索ビュー(即ち狭い視界)で、検出器を用いて紫外線c−帯域放射光線を能動的に移動および追跡させることにより測定される。このことは能動エンゲージ・モードと称することができ、捜索および救援ビーコンを突き止める(そして恐らく読み出す)ことが望ましい。刺激発生器は、検出器の視界が捜索および救援ビーコンの方向に如何に近く一致するかに対応付いた大きさを有した刺激を発生することができる。
次のことが理解されるべきである。本開示によれば、システムは、c−帯域放射光線検出器を含み、捜索および救援動作の間に放射光線の検出を可能とし、放射光線の少なくとも一部が紫外線c−帯域放射光線を含む。また、本システムは、検出された紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生する刺激発生器を含む。本システムはまた、以下の特徴の内の1つ以上を含むこともできる。c−帯域放射光線検出器が光電ガス放電検出器であり、当該刺激が、体知覚刺激、音響刺激または視覚刺激の内少なくとも1つを含む。体知覚刺激は振動刺激を含む。本システムは、紫外線c−帯域放射光線検出器および刺激発生器をハウジングするための本体を備えており、刺激発生器が、捜索および救援ビーコンによって発せられる検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して当該本体を振動させるように構成され、振動の大きさは、当該本体の縦軸に対する捜索および救援ビーコンの方向に対応付いている。紫外線c−帯域放射光線検出器は、第1の紫外線c−帯域放射光線検出器、第2の紫外線c−帯域放射光線検出器、第1紫外線c−帯域放射光線検出器および第2紫外線c−帯域放射光線検出器を同期するための回路を備える。本システムは、救援ビーコンを備え、放射光線を発する放射光線源を備える。放射光線源は無指向性放射光線源である。本システムは、紫外線c−帯域放射光線検出器および刺激発生器をハウジングするための長尺体を備え、紫外線c−帯域放射光線検出器が当該長尺体の端部に配置される。本システムは、紫外線c−帯域検出器に近接して長尺体の端部に配置される反射器を備え、当該反射器が紫外線c−帯域検出器に近接して当該反射器への紫外線c−帯域放射光線の入射を反射する。紫外線c−帯域検出器は、第1の紫外線c−帯域検出器と第2の紫外線検出器とを含み、第1紫外線c−帯域検出器と第2紫外線検出器は、反射器が紫外線c−帯域放射光線を焦束する軸に沿って配置される。
次のことがまた理解されるべきである。本開示によれば、ハンドヘルド・デバイスは、捜索および救援動作の間に放射光線の検出を可能とし、放射光線の少なくとも一部が紫外線c−帯域放射光線を含んだ紫外線c−帯域放射光線検出器、検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生する刺激発生器、並びに、紫外線c−帯域放射光線検出器および刺激発生器をハウジングするための長尺体を備えており、当該刺激発生器が、検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して長尺体を振動させるように構成される。ハンドヘルド・デバイスは、次の特徴のうち1つ以上を含むことができる。紫外線c−帯域放射光線検出器が、第1の紫外線c−帯域放射光線検出器、第2の紫外線c−帯域放射光線検出器、並びに、第1紫外線c−帯域放射光線検出器および第2紫外線c−帯域放射光線検出器に結合される回路を備えており、当該回路が、第1紫外線c−帯域放射光線検出器および第2紫外線c−帯域放射光線検出器を同期させる。刺激発生器は、長尺体の縦軸に対する紫外線c−帯域放射光線を発する供給源の方向に対応して、長尺軸を振動させるように構成される。
次のことが更に理解されるべきである。本開示によれば、捜索および救援方法は、捜索および救援ビーコンによって発せられる紫外線c−帯域放射光線を検出するステップ、並びに、ユーザに知らせるために、検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生するステップを含む。本方法はまた、次の特徴のうち1つ以上を含むことができる。紫外線c−放射光線が光電ガス放電検出器を用いて検出される。紫外線c−帯域放射光線が第1の紫外線c−帯域放射光線検出器および第2の紫外線c−帯域放射光線検出器を用いて検出され、更に、本方法は、第1紫外線c−帯域放射光線検出器および第2紫外線c−帯域放射光線検出器を同期するステップを含む。刺激を発生するステップは、ハンドヘルド・デバイスを振動させるために、振動刺激を発生することを含む。紫外線c−帯域放射光線を検出するステップが、更に、ユーザ位置に対する捜索および救援ビーコンの方向の決定を可能にすることを含む。刺激発生器は、ユーザ位置に対する捜索および救援ビーコンの方向を表す軸と、紫外線c−帯域放射光線検出器の視界との間の角度に対応付いた刺激を与える。紫外線c−帯域放射光線検出器の視界は、紫外線c−帯域放射光線検出器をハウジングするために用いられる長尺体の縦軸に沿って配向される。
以上、本発明の実施形態例について説明したが、その概念を組み込んだ他の実施形態も用いてもよいことは、今では当業者には明らかとなろう。本明細書に含まれる実施形態を、開示した実施形態に限定してはならず、添付した請求項の主旨および範囲によってのみ限定されてしかるべきである。本明細書において引用した全ての刊行物および参照文献は、引用したことによって、その全体が本願にも明示的に含まれるものとする。

Claims (21)

  1. システムであって、
    捜索および救援動作の間に放射光線の検出を可能とし、前記放射光線の少なくとも一部が紫外線c−帯域放射光線を含んだ紫外線c−帯域放射光線検出器と、
    検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生する刺激発生器と、
    を備える、システム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、前記c−帯域放射光線検出器が光電ガス放電検出器である、システム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、前記刺激が、体知覚刺激、音響刺激または視覚刺激の内少なくとも1つを含む、システム。
  4. 請求項3記載のシステムにおいて、前記体知覚刺激は振動刺激を含む、システム。
  5. 請求項1記載のシステムであって、更に、
    前記紫外線c−帯域放射光線検出器および前記刺激発生器をハウジングするための本体を備えており、
    前記刺激発生器が、捜索および救援ビーコンによって発せられる検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して前記本体を振動させるように構成され、前記振動の大きさは、前記本体の縦軸に対する前記捜索および救援ビーコンの方向に対応付いている、システム。
  6. 請求項1記載のシステムにおいて、前記紫外線c−帯域放射光線検出器が、
    第1の紫外線c−帯域放射光線検出器と、
    第2の紫外線c−帯域放射光線検出器と、
    前記第1紫外線c−帯域放射光線検出器および前記第2紫外線c−帯域放射光線検出器を同期するための回路と、を備えるシステム。
  7. 請求項1記載のシステムであって、更に、前記放射光線を発する放射光線源を備える救援ビーコンを備える、システム。
  8. 前記放射光線源が無指向性放射光線源である、請求項7記載のシステム。
  9. 請求項1記載のシステムであって、更に、
    前記紫外線c−帯域放射光線検出器および前記刺激発生器をハウジングするための長尺体を備え、前記紫外線c−帯域放射光線検出器が前記長尺体の端部に配置される、システム。
  10. 請求項9記載のシステムであって、更に、
    前記紫外線c−帯域放射光線検出器に近接して前記長尺体の端部に配置される反射器を備え、前記反射器が前記紫外線c−帯域放射光線検出器に近接して紫外線c−帯域放射光線の入射を反射する、システム。
  11. 請求項10記載のシステムにおいて、前記紫外線c−帯域放射光線検出器が、第1の紫外線c−帯域放射光線検出器と第2の紫外線放射光線検出器とを含み、前記第1紫外線c−帯域放射光線検出器と前記第2紫外線放射光線検出器は、前記反射器が前記紫外線c−帯域放射光線を焦束する軸に沿って配置される、システム。
  12. ハンドヘルド・デバイスであって、
    捜索および救援動作の間に放射光線の検出を可能とし、前記放射光線の少なくとも一部が紫外線c−帯域放射光線を含んだ紫外線c−帯域放射光線検出器と、
    検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生する刺激発生器と、
    前記紫外線c−帯域放射光線検出器および前記刺激発生器をハウジングするための長尺体と、
    を備え、
    前記刺激発生器が、検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して前記長尺体を振動させるように構成される、
    ハンドヘルド・デバイス。
  13. 請求項12記載のハンドヘルド・デバイスにおいて、前記紫外線c−帯域放射光線検出器が、
    第1の紫外線c−帯域放射光線検出器と、
    第2の紫外線c−帯域放射光線検出器と、
    前記第1紫外線c−帯域放射光線検出器および前記第2紫外線c−帯域放射光線検出器に結合される回路と、を備え、
    前記回路が、前記第1紫外線c−帯域放射光線検出器および前記第2紫外線c−帯域放射光線検出器を同期させる、ハンドヘルド・デバイス。
  14. 前記刺激発生器が、前記長尺体の縦軸に対する紫外線c−帯域放射光線を発する供給源の方向に対応して、前記長尺軸を振動させるように構成される、請求項12記載のハンドヘルド・デバイス。
  15. 捜索および救援方法であって、
    捜索および救援ビーコンによって発せられる紫外線c−帯域放射光線を検出するステップと、
    ユーザに知らせるために、検出した紫外線c−帯域放射光線に応答して刺激を発生するステップと、
    を含む方法。
  16. 前記紫外線c−放射光線が光電ガス放電検出器を用いて検出される、請求項15記載の方法。
  17. 請求項15記載の方法において、前記紫外線c−放射光線が第1の紫外線c−帯域放射光線検出器および第2の紫外線c−帯域放射光線検出器を用いて検出され、更に、
    前記第1紫外線c−帯域放射光線検出器および前記第2紫外線c−帯域放射光線検出器を同期するステップを含む、方法。
  18. 請求項15記載の方法において、刺激を発生するステップが、
    ハンドヘルド・デバイスを振動させるために、振動刺激を発生することを含む、方法。
  19. 請求項15記載の方法において、紫外線c−帯域放射光線を検出するステップが、更に、
    ユーザ位置に対する前記捜索および救援ビーコンの方向の決定を可能にすることを含む、方法。
  20. 請求項19記載の方法において、刺激発生器は、前記ユーザ位置に対する前記捜索および救援ビーコンの方向を表す軸と、紫外線c−帯域放射光線検出器の視界との間の角度に対応付いた刺激を与える、方法。
  21. 請求項20記載の方法において、前記紫外線c−帯域放射光線検出器の視界が、前記紫外線c−帯域放射光線検出器をハウジングするために用いられる長尺体の縦軸に沿って配向される、方法。
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