JP2013544499A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. エンドペプチダーゼ活性を有する単離ポリペプチドであって、
   （ａ）配列番号２の成熟ポリペプチドに対して少なくとも７０％の配列同一性を有するポリペプチド；
   （ｂ）（i）配列番号１の成熟ポリペプチドコーディング配列、（ii）前記配列番号１の成熟ポリペプチドコーディング配列を含むゲノムＤＮＡ配列、又は（iii）（i）又は（ii）の完全長相補鎖と低緊縮条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチドによりコードされるポリペプチド；
   （ｃ）配列番号１の成熟ポリペプチドコーディング配列に対して少なくとも７０％の配列同一性を有するポリヌクレオチドによりコードされるポリペプチド；
   （ｄ）配列番号２の成熟ポリペプチドの１又は２以上（数個）のアミノ酸の置換、欠失及び/又は挿入を含んで成る変異体；及び
   （ｅ）エンドペプチダーゼ活性を有する、（ａ）、（ｂ）、（ｃ）又は（ｄ）のポリペプチドの断片
   から成る群から選択される、ポリペプチド。
2. 前記配列番号２の成熟ポリペプチドに対して、少なくとも７５％、少なくとも８０％、少なくとも８５％、少なくとも９０％、少なくとも９５％、少なくとも９６％、少なくとも９７％、少なくとも９８％、少なくとも９９％又は１００％の配列同一性を有する、請求項１に記載のポリペプチド。
3. 請求項１又は２に記載のポリペプチドの製造方法であって、
   （ａ）ポリペプチドの製造を指示する１又は２以上の調節配列に対して作動可能に結合される、請求項１又は２に記載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む組換え宿主細胞を、ポリペプチドの製造のための条件下で培養し；そして
   （ｂ）前記ポリペプチドを回収すること
   を含んで成る、方法。
4. タンパク質加水分解物の製造のための、請求項１又は２に記載のポリペプチドの使用。
5. タンパク質加水分解物の製造方法であって、
   （ａ）加水分解されるべきタンパク質を含む溶液を供給し；
   （ｂ）請求項１又は２に記載のポリペプチド又は請求項７に記載の組成物を、前記溶液に添加し；そして
   （ｃ）タンパク質加水分解物を得ること
   を含んで成る、方法。
6. 前記加水分解されるべきタンパク質が食用タンパク質である、請求項５に記載の方法。
7. 食用タンパク質加水分解物の製造のための、細菌由来のトリプシン様エンドペプチダーゼの使用。
8. 食用タンパク質加水分解物の製造方法であって、
   （ａ）加水分解されるべき食用タンパク質を含む溶液を供給し；
   （ｂ）細菌由来のトリプシン様エンドペプチダーゼを前記溶液に添加し；そして
   （ｃ）前記食用タンパク質加水分解物を得ること
   を含んで成る、方法。
9. 前記トリプシン様エンドペプチダーゼが、単離されたトリプシン用エンドペプチダーゼである、請求項８に記載の方法。
10. 前記トリプシン様エンドペプチダーゼが、アクチノバクテリアに由来する、請求項８又は９に項記載の方法。
11. 前記タンパク質が乳タンパク質である、請求項８〜１０のいずれか１項に記載の方法。
12. 前記トリプシン様エンドペプチダーゼが、配列番号２、５又は６のいずれかの成熟ポリペプチドに対する少なくとも４０％の配列同一性を有するポリペプチドである、請求項８〜１１のいずれか１項に記載の方法。
13. 前記トリプシン様エンドペプチダーゼが、配列番号２の成熟ポリペプチドに対する少なくとも７０％の配列同一性を有するポリペプチドである、請求項８〜１２のいずれか１項に記載の方法。
14. 前記トリプシン様エンドペプチダーゼが、配列番号５の成熟ポリペプチドに対する少なくとも７０％の配列同一性を有するポリペプチドである、請求項８〜１２のいずれか１項に記載の方法。
15. 前記トリプシン様エンドペプチダーゼが、配列番号６の成熟ポリペプチドに対する少なくとも７０％の配列同一性を有するポリペプチドである、請求項８〜１２のいずれか１項に記載の方法。