JP2013541270A - ワイヤレス通信方法、ワイヤレス通信端末、および基地局 - Google Patents

ワイヤレス通信方法、ワイヤレス通信端末、および基地局 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信方法、端末、および基地局が提供される。方法は、複数のベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を端末から基地局に送信するステップを含み、複数のBCIを送信するためのフレームの周期は、単一のBCIを送信するためのフレームの周期よりも大きい。本開示による方法、端末、および基地局は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させることなく、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、MU−MIMO性能を改善することができる。

Description

本開示は、モバイル通信に関する。
MU−MIMO(マルチユーザ多入力多出力)システムは、1つの主要なアプリケーションが閉ループ・ダウンリンク・プリコーディングである現在の通信において、ピーク・データ・レートおよびスペクトル効率を高めるための重要な手段である。そのようなアプリケーションでは、信号が、基地局に配置された複数のアンテナによってユーザ機器に送信されるとき、ユーザ機器が、基地局からユーザ機器へのダウンリンク送信チャネルを測定し、その後、チャネル状態に基づいて、基地局に対して対応するプリコーディング行列(インデックス)を提案する。この提案は、フィードバック・リンクを介して、基地局に転送される。その後、ダウンリンク送信中、基地局は、提案されたプリコーディング行列を直接的に採用して、ユーザ機器に送信される信号をプリコーディングすることが可能である。
MU−MIMO動作を促進するために、LTE−Aなどの4Gワイヤレス規格では、高度なフィードバック方式が考えられている。そのような高度なフィードバック方式の1つは、BCI(ベスト・コンパニオンPMI(プリコーディング行列インデックス))である。
既成のLTE Rel−8では、PMIのフィードバック方式が、SU−MIMO(シングルユーザ多入力多出力)システムを十分サポートすることができる。そのようなフィードバック方式によって、UE(ユーザ機器)は、UE自体に対して使用するのに最も好ましいプリコーディング行列を基地局に報告する。LTE Rel−10など、後継のLTE規格では、PMIに加えて、UEは、そのUEと同時に他のUEがスケジュールされる場合、他のUEに対して使用するのに最も好ましいプリコーディング行列、すなわちBCIも基地局に報告する。
図1は、モバイルUEがPMIおよびBCIを基地局に報告するシステムを示す図である。図1に示されているMU−MIMOシステムでは、基地局100が、基地局100に配置されたアンテナを介して、UE102に信号を送信する場合、UE102は、基地局100からUE102へのダウンリンク送信チャネルを測定し、その後、チャネル状態に基づいて、基地局100に対して対応するPMIを提案する。UE102自体に対して使用されるPMIに加えて、UE102は、UE102と同時にスケジュールされるUE104などの他のUEに対して使用するのに最も好ましいBCIも基地局100に報告する。
図2は、BCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図である。図2に示されるように、LTE Rel−8におけるPMIおよびCQI(チャネル品質インジケータ)のフィードバック方式と同様に、BCIに加えて、UE102は、他のUEの同時スケジューリングが原因のCQI悪化を表すΔCQI(デルタCQI)も基地局100に報告する。図2では、「t」は、時間を表し、「T」は、シグナリングの送信サイクル(周期)を表し、一定のサイクルT毎に、対応するBCIおよびΔCQIが、UE102から基地局100に送信される。
いくつかの実際のアプリケーションによれば、BCIおよびΔCQIは、PMIおよび/またはCQIをフィードバックするためのシグナリングと同じシグナリング内または異なるシグナリング内に収めて、基地局にフィードバックすることができる。
図3は、UEがPMIおよび複数のBCIを基地局に報告するシステムを示す図である。図3に示されているMU−MIMOシステムでは、基地局300は、基地局300に配置されたアンテナを介して、複数のUE302、304、306にそれぞれ信号を送信し、UE302は、基地局300からUE302へのダウンリンク送信チャネルを測定し、チャネル状態に基づいて、基地局300に対して対応するPMIを提案する。UE302自体に対して使用されるPMIに加えて、UE302は、UE302と同時にスケジュールされる他の2つのUE304、306に対してそれぞれ使用するのに最も好ましいBCI、すなわちBCI1およびBCI2も基地局300に報告する。複数のBCIの報告は、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、したがって、MU−MIMO性能を改善することができる。
図4は、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図である。図4に示されるように、UE302は、それぞれタイミングt1、t2、t3、t4において、基地局300にBCI1およびBCI2をフィードバックする。BCI1およびBCI2に加えて、UE302は、対応するΔCQI1およびΔCQI2も基地局300に報告する。しかし、複数のBCIを報告すると、フィードバック・オーバヘッドが著しく増加することも、図4から見て取ることができる。図4では、一定のサイクルTでUE302から基地局300に送信される対応するBCIおよびΔCQIの数は、図2のそれの2倍である。
本発明の目的は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させることなく、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、MU−MIMO性能を改善することである。
本開示の一態様によれば、基地局と、基地局と通信する端末とを含む、MU−MIMOシステムのためのワイヤレス通信方法が提供され、方法は、複数のベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記端末から前記基地局に送信するステップを含み、複数のBCIを送信するためのフレームの周期は、単一のBCIを送信するためのフレームの周期よりも大きい。
本開示の別の態様によれば、MU−MIMOシステムにおいて基地局と通信するためのワイヤレス通信端末が提供され、ワイヤレス通信端末は、複数のベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記基地局に送信するためのフレームを生成するためのフレーム生成ユニットを備え、複数のBCIを送信するためのフレームの周期は、単一のBCIを送信するためのフレームの周期よりも大きい。
本開示のさらなる一態様によれば、MU−MIMOシステムにおいてワイヤレス通信端末と通信するための基地局が提供され、基地局は、複数のベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を含むフレームをワイヤレス通信端末から受信するための受信ユニットを備え、複数のBCIを搬送するためのフレームの周期は、単一のBCIを搬送するためのフレームの周期よりも大きい。
本開示の別の態様によれば、基地局と、基地局と通信する端末とを含む、MU−MIMOシステムのためのワイヤレス通信方法が提供され、方法は、事前定義された値になるようにベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)を設定するステップであって、そのような事前定義された値は、一定であっても、報告されたPMI値に関連付けて事前定義されてもよい、ステップと、前記BCIに対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)だけを所定のサイクルで前記端末から前記基地局に送信するステップとを含む。
本開示のさらなる一態様によれば、基地局と、基地局と通信する端末とを含む、MU−MIMOシステムのためのワイヤレス通信方法が提供され、方法は、デルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を所定のサイクルで前記端末から前記基地局に送信するステップと、前記ΔCQIについての閾値を設定するステップと、前記ΔCQIの値が前記閾値以下であることに応答して、前記ΔCQIに対応するベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)を前記端末から前記基地局にさらに送信するステップとを含む。
本開示のさらなる一態様によれば、MU−MIMOシステムにおいて基地局と通信するためのワイヤレス通信端末が提供され、ワイヤレス通信端末は、事前定義された値になるようにベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)を設定するための設定ユニットであって、そのような事前定義された値は、一定であっても、報告されたPMI値に関連付けて事前定義されてもよい、設定ユニットと、デルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記基地局に送信するためのフレームを生成するためのフレーム生成ユニットと、前記ΔCQIだけを含むフレームを所定のサイクルで前記基地局に送信するための送信ユニットとを備える。
本開示のさらなる一態様によれば、MU−MIMOシステムにおいて基地局と通信するためのワイヤレス通信端末が提供され、ワイヤレス通信端末は、ベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および/または対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記基地局に送信するためのフレームを生成するためのフレーム生成ユニットと、前記ΔCQIについての閾値を設定するための設定ユニットと、前記フレームを所定のサイクルで送信するための送信ユニットであって、前記ΔCQIの値が前記閾値以下である場合は、前記フレームが前記BCIと前記ΔCQIの両方を含むが、前記ΔCQIの値が前記閾値よりも大きい場合は、前記フレームが前記ΔCQIだけを含む、送信ユニットを備える。
本開示のさらなる一態様によれば、MU−MIMOシステムにおいてワイヤレス通信端末と通信するための基地局が提供され、基地局は、事前定義された値になるようにベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)を設定するための設定ユニットであって、そのような事前定義された値は、一定であっても、報告されたPMI値に関連付けて事前定義されてもよい、設定ユニットと、デルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)だけを含むフレームをワイヤレス通信端末から受信するための受信ユニットとを備える。
本開示のさらなる一態様によれば、MU−MIMOシステムにおいてワイヤレス通信端末と通信するための基地局が提供され、基地局は、ベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および/または対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を含むフレームをワイヤレス通信端末から受信するための受信ユニットを備え、前記ΔCQIの値が設定された閾値以下である場合は、受信フレームが前記BCIと前記ΔCQIの両方を含むが、前記ΔCQIの値が前記閾値よりも大きい場合は、受信フレームが前記ΔCQIだけを含む。
本開示のさらなる一態様によれば、マルチユーザ多入力多出力システムにおいて基地局と通信するためのワイヤレス通信方法が提供され、方法は、PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを基地局に送信するステップであって、ΔCQIが、電力割り当てを基地局における実際のダウンリンク送信電力割り当てに近いものにすることによって計算される、ステップを含み、PMIは、モバイル端末に対して使用するのに好ましいプリコーディング行列を表し、BCIは、モバイル端末とペアにされる可能性がある他のモバイル端末に対して使用するのに好ましいベスト・コンパニオン・プリコーディング行列を表し、ΔCQIは、複数のBCIの使用が原因のチャネル品質悪化を表す。
本開示のさらなる一態様によれば、マルチユーザ多入力多出力システムにおいて基地局と通信するためのモバイル端末が提供され、モバイル端末は、PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを基地局に送信するためのフレームを生成するフレーム生成ユニットと、電力割り当てを基地局における実際のダウンリンク送信電力割り当てに近いものにすることによってΔCQIを計算する計算ユニットとを備え、PMIは、モバイル端末に対して使用するのに好ましいプリコーディング行列を表し、BCIは、モバイル端末とペアにされる可能性がある他のモバイル端末に対して使用するのに好ましいベスト・コンパニオン・プリコーディング行列を表し、ΔCQIは、複数のBCIの使用が原因のチャネル品質悪化を表す。
本開示のさらなる一態様によれば、マルチユーザ多入力多出力システムにおいて複数のモバイル端末と通信するための基地局が提供され、基地局は、PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを含むフレームをモバイル端末から受信する受信ユニットであって、ΔCQIが、電力割り当てを基地局における実際のダウンリンク送信電力割り当てに近いものにすることによって計算される、受信ユニットと、PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを考慮して、複数のモバイル端末に関するプリコーディング操作を実行する処理ユニットとを備え、PMIは、モバイル端末に対して使用するのに好ましいプリコーディング行列を表し、BCIは、モバイル端末とペアにされる可能性がある他のモバイル端末に対して使用するのに好ましいベスト・コンパニオン・プリコーディング行列を表し、ΔCQIは、複数のBCIの使用が原因のチャネル品質悪化を表す。
本開示におけるBCIおよび対応するΔCQIをフィードバックするための方法は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させることなく、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、MU−MIMO性能を改善することができる。
上述の説明は、要約であり、したがって、必然的に、簡略化、一般化、および細部の省略を含み、その結果、要約は例示的であるにすぎず、限定的であることを意図するものでは決してないことを当業者は理解されよう。本明細書で説明されるデバイスおよび/もしくはプロセスならびに/または他の主題についての他の態様、特徴、および利点は、本明細書で説明される教示において明らかとなろう。要約は、以下の「発明を実施するための形態」においてさらに説明される概念から一部を抜粋して簡略化された形で紹介するために提供された。この要約は、特許を請求する本発明の主要な特徴または必須の特徴を識別することを意図するものではなく、特許を請求する本発明の範囲を決定する際の助けとして使用されることを意図するものでもない。
本開示の上述の特徴および他の特徴は、添付の図面と併せて理解される以下の説明および添付の特許請求の範囲からより完全に明らかとなろう。これらの図面は、本開示によるいくつかの実施形態だけを示しており、したがって、本開示の範囲を限定するものであるとは見なすべきでないことを理解したうえで、添付の図面を使用して、さらに具体的かつ詳細に本開示を説明する。
UEがPMIおよびBCIを基地局に報告するシステムを示す図 BCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図 UEがPMIおよび複数のBCIを基地局に報告するシステムを示す図 複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図 本開示の第1の実施形態による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図 本開示の第1の実施形態による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す別の図 本開示の第2の実施形態による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図 本開示の第3の実施形態による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図 本開示の第4の実施形態による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図 本開示の第5の実施形態による、ΔCQI_Tの第1ビット「b1」を使用することによって、最悪BCIインジケータを報告するためのフォーマットを示す図 本開示の第6の実施形態による、BCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告するためのシグナリングを示す図 本開示の第6の実施形態による、BCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告するためのシグナリングを示す別の図 本開示の第7の実施形態による、BCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告するためのシグナリングを示す図 本開示の第7の実施形態による、BCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告するためのシグナリングを示す別の図 モバイル端末がPMIおよび複数のBCIを基地局に報告するシステムの別の概略図 複数のBCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告する別の図 複数のBCIおよび1つのΔCQIをモバイル端末から基地局に報告する別の図 複数のBCIに対するΔCQIを計算する一例を示す図 複数のBCIに対するΔCQIを計算する別の例を示す図 本開示の第8の実施形態による、ワイヤレス通信端末のブロックを示す図 本開示の第9の実施形態による、ワイヤレス通信端末のブロックを示す図 本開示の第10の実施形態による、基地局のブロックを示す図 本開示の第11の実施形態による、基地局のブロックを示す図
以下の詳細な説明では、詳細な説明の一部を形成する添付の図面を参照する。別段文脈によって示されない限り、一般に、図面では、類似の符号は、類似の構成要素を識別する。詳細な説明、図面、および特許請求の範囲において説明される例示的な実施形態は、限定的であることを意図していない。本明細書で提示される本発明の主旨および範囲から逸脱することなく、他の実施形態を利用することができ、他の変更を施すことができる。本明細書で概略的に説明され、図に示された本開示の態様を、多種多様な異なる構成となるように、整理し、置き換え、組み合わせ、設計することができ、それらのすべてが、明らかに企図されており、本開示の一部をなすことが容易に理解されよう。
(実施形態1)
図5は、本開示の実施形態1による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図である。本開示の一実施形態によれば、基地局と、基地局と通信する複数のUEとを含む、MU−MIMOシステムでは、UEから基地局に複数のBCIを報告する場合に、1つのBCIをフィードバックする場合のフィードバック・オーバヘッドと同じフィードバック・オーバヘッドを維持するために、フィードバック・サイクルを適切に増加させることができる。すなわち、本開示によるワイヤレス通信方法は、複数のBCIおよび対応するΔCQIをUEから基地局に送信するステップを含むことができ、複数のBCIを送信するためのフレームの周期(フィードバック・サイクル)は、単一のBCIを送信するためのフレームの周期よりも大きい。この実施形態によれば、1つ(単一)のBCIを送信(フィードバックまたは報告)するためのフレームの周期がTであると仮定すると、複数のBCIを送信するためのフレームの周期は、単一のBCIを送信するためのフレームの周期Tの倍数とすることができる。例えば、2つのBCIをUEから基地局に報告する場合、フィードバック・サイクルは、1つのBCIを報告する場合のフィードバック・サイクルの2倍に大きくすることが、すなわち、2Tとすることができる。上記の倍数の特定の値は、本開示の範囲を限定するものではなく、当業者は、システムの特定の要件に従って、倍数の特定の値を実用に即して設定することができる。
図5に示されるように、タイミングt1、t2、t3、t4などの間の周期は、サイクルTである。報告は、以下のように周期的に実行され、すなわち、第1のBCI(BCI1)および第1のΔCQI(ΔCQI1)をフィードバックするためのフレームが、タイミングt1において送信され、第2のBCI(BCI2)および第2のΔCQI(ΔCQI2)をフィードバックするためのフレームが、タイミングt2において送信され、BCI1およびΔCQI1をフィードバックするためのフレームが、タイミングt3において再び送信され、BCI2およびΔCQI2をフィードバックするためのフレームが、タイミングt4において再び送信され、それ以降についても同様である。上記の2つの(または複数の可能性もある)BCIのうちの第1のBCIを送信するためのフレームの周期は、2Tであり、上記の2つの(または複数の可能性もある)BCIのうちの第2のBCIを送信するためのフレームの周期も、2Tであることを見て取ることができる。さらに、第1のΔCQIは、第1のBCIを送信するためのフレーム内に収めて送信することができ、第2のΔCQIは、第2のBCIを送信するためのフレーム内に収めて送信することができることも図5から見て取ることができる。さらに、第2のBCIを送信するためのフレームと第1のBCIを送信するためのフレームの間の周期は、Tである。その結果、フィードバック・オーバヘッドを制御して、1つのBCIおよびΔCQIを基地局に報告する場合と同じにするためには、BCI1、BCI2、ΔCQI1、およびΔCQI2を報告するための周期は、2倍になる。
このように、従来技術と比較して、本実施形態において複数のBCIを報告するための方法は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させることなく、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、したがって、MU−MIMO性能を改善することができる。
図6は、本開示の実施形態1による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す別の図である。本開示の別の実施形態によれば、図6に示されるように、タイミングt1、t2、t3、t4などの間の周期は、サイクルTである。報告は、以下のように周期的に実行され、すなわち、BCI1、ΔCQI1、BCI2、およびΔCQI2をフィードバックするためのフレームが、タイミングt1において送信され、上記のフレームのいずれも、タイミングt2においては送信されず、BCI1、ΔCQI1、BCI2、およびΔCQI2をフィードバックするためのフレームが、タイミングt3において再び送信され、上記のフレームのいずれも、タイミングt4においては送信されず、それ以降についても同様である。第1のΔCQI(ΔCQI1)は、第1のBCI(BCI1)を送信するためのフレーム内に収めて送信することができ、第2のΔCQI(ΔCQI2)は、第2のBCI(BCI2)を送信するためのフレーム内に収めて送信することができ、第2のBCIを送信するためのフレームと第1のBCIを送信するためのフレームの間の周期は、ゼロであることを図6から見て取ることができる。その結果、フィードバック・オーバヘッドを制御して、1つのBCIおよびΔCQIを基地局に報告する場合と同じにするためには、BCI1、BCI2、ΔCQI1、およびΔCQI2を報告するための周期は、2倍になる。
このように、従来技術と比較して、本実施形態において複数のBCIを報告するための方法は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させることなく、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、したがって、MU−MIMO性能を改善することができる。
(実施形態2)
フィードバック・サイクルを増加させると、BCIが古くなる問題が発生することがあり、すなわち、次のBCIが基地局によって受信されるまで、現在のBCIが、チャネル状態を正確に反映できていないことがある。
例えば、図5に示されているケースに関して、BCI1およびΔCQI1について言えば、BCI1は、タイミング0とタイミングTの間(すなわちt1〜t2)は古くないが、タイミングTとタイミング2Tの間(すなわちt2〜t3)は古いことがある(BCI2は、この時点では古くない)。BCI2およびΔCQI2について言えば、BCI2は、タイミング0とタイミングTの間(すなわちt2〜t3)は古くないが(BCI1は、この時点で古いことがある)、タイミングTとタイミング2Tの間(すなわちt3〜t4)は古いことがあり(BCI1は、この時点では古くない)、この様子が、以下の表1に示されている。
Figure 2013541270
図6に示されているケースに関して、BCI1、ΔCQI1、BCI2、およびΔCQI2について言えば、BCI1とBCI2は、タイミング0とタイミングTの間(すなわちt1〜t2)はどちらも古くないが、タイミングTとタイミング2Tの間(すなわちt2〜t3)はどちらも古いことがあり、この様子が、以下の表2に示されている。
Figure 2013541270
UE302から基地局300に報告されるBCI1およびBCI2が古い場合、BCI1およびBCI2は、チャネル状態を、すなわち、UE302と同時にスケジュールされる他のUE304およびUE306に対してUE302が使用するのに好ましいBCIを正確に反映することができない。このケースでは、基地局300が、古いBCI1およびBCI2を依然として使用して、UE302と同時にスケジュールされる他のUE304およびUE306をプリコーディングした場合、UE302は、悪影響を受ける。
上で説明したように、ΔCQIの値は、UEの同時スケジューリングが原因のチャネル品質の低下を表す。本開示の一実施形態によれば、ΔCQIの値は、以下の表3によって表すことができる。
Figure 2013541270
ΔCQIの値は、3つのビットb1、b2、b3によって(ΔCQIの値を表すためのビットの数は、本開示の範囲を限定するものではなく、ΔCQIの値は、3つよりも多いまたは少ないビットによって表すことができる)、全部で0から−7までの8つの値を表すことができることを表3から見て取ることができる。最高の値0は、チャネル状態が良好であることを表すことができ、最低の値−7は、チャネル状態がきわめて悪いことを表すことができる。
UE302から基地局300にフィードバックされるΔCQIの値は、その値が一定の閾値(0から−7までの8つの値のいずれか1つとすることができ、ここでは、例えば、−4と定めることができる)未満である場合は、対応するBCIが古いことを表すと仮定することができる。一定の閾値未満のΔCQIを受信すると、基地局300は、先にUE302によってフィードバックされたΔCQIに対応するBCIが古くなったことを理解し、対応するUE304および/またはUE306をプリコーディングするために、そのBCIをもはや利用しない。
BCIが古くなる問題を解決するために、本開示では、ΔCQIは、BCIのサイクルよりも短いサイクルで基地局に報告される。例えば、BCIのためのフィードバック・サイクルは、2Tであり、ΔCQIのためのフィードバック・サイクルは、Tである。
図7は、本開示の第2の実施形態による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図である。
本実施形態では、BCIが古くなる問題を解決するために、BCIのためのフィードバック・サイクルは、2Tに設定され、ΔCQIのためのフィードバック・サイクルは、Tに設定される。図7に示されるように、タイミングt1、t2、t3、t4の間の周期は、サイクルTである。報告は、以下のように周期的に実行され、すなわち、BCI1、ΔCQI1、BCI2、およびΔCQI2をフィードバックするためのフレームが、タイミングt1において送信され、ΔCQI1およびΔCQI2をフィードバックするためのフレームだけが、タイミングt2において送信され、BCI1、ΔCQI1、BCI2、およびΔCQI2をフィードバックするためのフレームが、タイミングt3において再び送信され、ΔCQI1およびΔCQI2をフィードバックするためのフレームだけが、タイミングt4において再び送信され、それ以降についても同様である。すなわち、第1のΔCQI(ΔCQI1)は、第1のBCI(BCI1)を送信するためのフレーム内に収めて送信することができ、第2のΔCQI(ΔCQI2)は、第2のBCI(BCI2)を送信するためのフレーム内に収めて送信することができ、第1のBCIを送信するための2つの隣接フレームの間(例えば周期の中間点)に、第1のΔCQIおよび第2のΔCQIを送信するためのフレームを追加することができる。
それによって、BCI1およびBCI2を報告するためのサイクルは、2倍になるが、ΔCQI1およびΔCQI2を報告するためのサイクルは、依然としてTのままである。このようにして、基地局300には、各BCIが古いか、それとも古くないかに関する有効状態についての報告を、UE302からサイクルT毎に受信することを保証することが、したがって、それぞれのUE302、304、306の効果的なプリコーディングを保証することができる。
図4と比較して、本実施形態は、BCI1およびBCI2をフィードバックするためのサイクルを2倍にすることによってフィードバック・オーバヘッドを低減させ、その一方で、ΔCQI1およびΔCQI2のためのフィードバック・サイクルをTに保って、基地局がBCIの古さの状況を知ることを可能にすることによって、古いBCIを使用してプリコーディングを行うことを回避でき、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を向上させ、したがって、MU−MIMO性能を改善する。
(実施形態3)
実施形態3に基づいて、フィードバック・オーバヘッドをさらに低減させるために、本実施形態は、第1のΔCQIを第2のΔCQIと結合するための方法を提案する。すなわち、本明細書では最悪ΔCQIと呼ばれる、第1のΔCQIと第2のΔCQIのうちより低い値を有するΔCQIだけが、各フレームで報告される。すなわち、第1のBCIを送信するためのフレームまたは第2のBCIを送信するためのフレームを使用して、第1のΔCQIと第2のΔCQIのうちより低い値を有するΔCQIだけを送信することができ、より低い値を有するΔCQIを送信するためのフレームは、第1のBCIを送信するためのフレームの間(例えば周期の中間点)に追加される。
図8は、本開示の実施形態3による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図である。図8に示されるように、例えば、タイミングt1およびt3においてフィードバックされる最悪ΔCQIなど、BCI1またはBCI2と同じフレームで報告される最悪ΔCQIは、ΔCQI_0と呼ばれ、一方、例えば、タイミングt2およびt4においてフィードバックされる最悪ΔCQIなど、BCI1またはBCI2とは異なるフレームで報告される最悪ΔCQIは、ΔCQI_Tと呼ばれる。
t1からt3までの2Tのサイクルでは、タイミングt2におけるチャネル状態は、時間フェージングを受けることが原因で、タイミングt1におけるチャネル状態よりも悪く、ΔCQI_Tの値がΔCQI_0の値よりも低くなければならないことを知ることができることに留意されたい。このように、タイミングt2およびt4においてフィードバックされる最悪ΔCQIの値が、一定の閾値(例えば−4)よりも高い場合、基地局300は、BCI1およびBCI2が両方とも古くないことを知る。他方、ΔCQI_Tの値が、一定の閾値(例えば−4)以下である場合、基地局300は、少なくとも一方のBCIが古いことを知る。
本実施形態によれば、ΔCQI1およびΔCQI2のためのフィードバック・オーバヘッドをさらに低減させた場合、基地局側におけるスケジューリング柔軟性がさらに向上し、MU−MIMO性能が改善される。
(実施形態4)
図9は、本開示の実施形態4による、複数のBCIをUEから基地局に報告するためのシグナリングを示す図である。
図8に示されているケースでは、ΔCQI_Tの値が、一定の閾値(例えば−4)以下である場合、基地局300は、少なくとも一方のBCIが古いことを知る。しかし、基地局300は、どちらのBCIが古いかは分からない。したがって、基地局300は、より正確にプリコーディングを行うために、どちらのBCIが古いのかを知る必要がある。
図9に示されるように、本開示の一実施形態によれば、実施形態3において第1のBCIを送信するためのフレームの間(例えば周期の中間点)に追加された、より低い値を有するΔCQI(すなわちΔCQI_T)を送信するためのフレームに、古いほうのBCIを示すための特定のBCIインジケータが割り当てられる。すなわち、ΔCQI_Tに加えて、UE302は、例えば、「最悪BCIインジケータ」の1ビットをさらに使用して、古いほうのBCIを基地局300にフィードバックする。したがって、基地局300は、どちらのBCIが古いかを知る。
本実施形態によれば、実施形態3と比較して、最悪BCIインジケータをフィードバックするための1ビットだけオーバヘッドが増加するが、BCIがより正確にフィードバックされるので、フィードバック・オーバヘッドをあまり増加させることなく、基地局側におけるスケジューリング柔軟性が大きく向上し、MU−MIMO性能が改善する。
(実施形態5)
図10は、本開示の実施形態5による、ΔCQI_Tの第1ビット「b1」を使用することによって、最悪BCIインジケータを報告するためのフォーマットを示す図である。
表3を参照すると、ΔCQI_0の第1ビットb1が0である場合、より低い値を有するΔCQI_Tの第1ビット「b1」は常に0であることを見て取ることができる。また、実際の適用例では、最悪BCIインジケータを報告する必要があるすべてのケースは、ほとんど、ΔCQI_0の第1ビット「b1」が0である場合(すなわち、ΔCQI_0の値がより低い場合)に生じる。それによって、本開示では、ΔCQI_0の第1ビット「b1」が0である場合、最悪BCIインジケータを報告するために、ΔCQI_Tの第1ビット「b1」を使用することが提案される。すなわち、本開示によれば、上記の特定のBCIインジケータ、すなわち、最悪BCIインジケータは、より低い値を有する上記ΔCQIの値を表すビットの最上位ビット(b1)の位置に書き込むことができる。
図10に示されるように、ΔCQI_0の第1ビット「b1」が0である場合、より低い値を有するΔCQI_Tの第1ビット「b1」は常に0であるので、ΔCQI_Tの第1ビット「b1」の位置が最悪BCIインジケータで書き換えられ、それによって、古いほうのBCIを基地局300に報告する。
この方法は、オーバヘッドを増加させることなく、ΔCQI_Tおよび最悪BCIインジケータを同時に報告することができるので、フィードバック・オーバヘッドを増加させることなく、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、MU−MIMO性能を改善する。
(実施形態6)
図11は、本開示の実施形態6による、BCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告するためのシグナリングを示す図である。
先に示したように図2では、1つのBCIおよび対応するΔCQIをモバイル端末から基地局に報告する状況が示されている。オーバヘッドを省くために、BCIを、基地局とモバイル端末の両方で知られている固定の値に設定することもできる場合について考察する。基地局に報告する場合、モバイル端末は、ΔCQIだけを含むフレームを所定のサイクルで基地局に送信することができる。基地局は、上で設定された固定のBCIと、モバイル端末から受信したΔCQIとに従って、モバイル端末と同時にスケジュールされる可能性がある別のモバイル端末をプリコーディングすることができる。
図11では、ただ1つのBCIのためのΔCQIをモバイル端末から基地局に送信する状況が示されており、ΔCQIだけを含むフレームが、所定のサイクルTでモバイル端末から基地局に送信される。さらに、BCIは固定の値に設定されるので、BCIの値は、基地局に報告しなくてよい。
図12は、本開示の実施形態6による、BCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告するためのシグナリングを示す別の図である。
図12では、複数のBCIのためのΔCQIをモバイル端末から基地局に送信する状況が示されている。具体的には、図12は、3つのBCIおよび対応するΔCQIをモバイル端末から基地局に送信するケースを対象にしている。オーバヘッドを省くために、本開示の明細書で先に示したいくつかの実施形態において説明されたように、3つのBCIおよび対応するΔCQIのための送信サイクルは、単一のBCIを送信するための送信サイクルの倍数に設定することができる。本明細書では、送信サイクルは、3Tに設定される。図12に示されるように、タイミングt1、t2、t3、t4の間の周期は、サイクルTである。報告は、以下のように周期的に実行され、すなわち、BCI1およびΔCQI1をフィードバックするためのフレームは、タイミングt1において送信することができ、BCI2およびΔCQI2をフィードバックするためのフレームが、タイミングt2において送信され、BCI3およびΔCQI3をフィードバックするためのフレームが、タイミングt3において送信され、BCI1およびΔCQI1をフィードバックするためのフレームが、タイミングt4において再び送信が開始され、それ以降についても同様である。
しかし、本実施形態によれば、オーバヘッドをさらに省くために、それぞれ、上記のBCI1、BCI2、BCI3を、基地局とモバイル端末の両方で知られている固定の値に設定することもできる場合について考察する。BCI1、BCI2、BCI3の値は、PMIとBCIの間の事前定義されたマッピングによって指定することもできる。基地局に報告する場合、モバイル端末は、それぞれのBCIに対応するΔCQIだけを含むフレームを所定のサイクルで基地局に送信することができる。基地局は、上で設定されたそれぞれの固定のBCIと、モバイル端末から受信した対応するΔCQIとに従って、モバイル端末と同時にスケジュールされる可能性がある(本明細書では3つあると仮定された)他のモバイル端末をプリコーディングすることができる。
図12では、タイミングt1、t2、t3、t4において、それぞれ、ΔCQI1、ΔCQI2、ΔCQI3だけを含むフレームが、所定のサイクルTでモバイル端末から基地局に送信される。さらに、BCI1、BCI2、BCI3はそれぞれ固定の値に設定されるので、BCI1、BCI2、BCI3の値は、基地局に報告しなくてよい。
したがって、本実施形態によるワイヤレス通信方法では、BCIは、一定(固定)の値に設定され、一定の値に設定されたBCIに対応するΔCQIだけが、モバイル端末から基地局に送信される。
また、図12によるワイヤレス通信方法では、一定の値に設定されたBCIおよび対応するΔCQIの数は、(図12に示されている3つに限定されない)複数とすることができ、上で説明された本開示のいくつかの実施形態によれば、複数のΔCQIを送信するためのフレームの周期は、単一のΔCQIを送信するためのフレームの周期よりも大きい。
このようにして、フィードバック・オーバヘッドが低減され、基地局側におけるスケジューリング柔軟性が向上し、MU−MIMO性能が改善する。
(実施形態7)
図13は、本開示の実施形態7による、BCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告するためのシグナリングを示す図である。
上で図2において示したように、1つのBCIおよび対応するΔCQIをモバイル端末から基地局に報告する状況が示されている。オーバヘッドを省くために、ΔCQIについての閾値を設定することができ、ΔCQIの値が閾値よりも大きい場合は、以前送信されたBCIは古くなく、依然として有効なBCIであることを示している場合について考察する。その場合、モバイル端末は、BCIをさらに送信しなくてよく、基地局は、以前送信されたBCIを使用して、対応するモバイル端末のためのプリコーディングを行うことができる。ΔCQIの値が閾値以下である場合は、以前送信されたBCIは古く、もはや有効なBCIではないことを示している。その場合、モバイル端末は、新しいBCIを次のサイクルのフレーム内に収めて送信する必要があり、基地局は、新たに送信されたBCIを使用して、対応するモバイル端末のためのプリコーディングを行うことができる。
図13では、破線が、ΔCQIのために設定された閾値を示している。タイミングt1において、モバイル端末は、BCIおよび対応するΔCQIを基地局に送信する。タイミングt2において、モバイル端末において、ΔCQIの値が閾値と比較され、比較の結果は、ΔCQIの値が閾値よりも大きいというものである。その場合、タイミングt1において送信されたBCIは許容可能であり、更新の必要がないことを示している。したがって、モバイル端末は、BCIおよび対応するΔCQIを基地局にさらに送信することはしない。タイミングt3において、モバイル端末において、ΔCQIの値が閾値と比較され、比較の結果は、ΔCQIの値が閾値よりも小さいというものである。その場合、タイミングt1において送信されたBCIは許容不可能であり、更新の必要があることを示している。したがって、モバイル端末は、次のサイクルのタイミングt4において、新しいBCIおよび対応するΔCQIを基地局に送信する。
図14は、本開示の実施形態7による、BCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告するためのシグナリングを示す別の図である。
図14では、複数のBCI、具体的には2つのBCIおよび対応するΔCQIをモバイル端末から基地局に送信する状況が示されている。図14では、タイミングt1、t2、t3、t4の間の周期は、サイクルTであり、タイミングt1において、BCI1およびΔCQI1ばかりでなくBCI2およびΔCQI2もフィードバックするためのフレームが送信される。タイミングt2において、モバイル端末において、ΔCQI1およびΔCQI2の値が閾値と比較され、比較の結果は、ΔCQI1の値は閾値よりも大きく、ΔCQI2の値も閾値よりも大きいというものであり、それは、タイミングt1において送信されたBCI1およびBCI2は許容可能であり、更新の必要がないことを示している。したがって、モバイル端末は、BCI1およびBCI2ならびに対応するΔCQI1およびΔCQI2を基地局にさらに送信することはしない。タイミングt3において、モバイル端末において、ΔCQI1およびΔCQI2の値が閾値と比較され、比較の結果は、ΔCQI1の値は閾値よりも大きく、ΔCQI2の値は閾値よりも小さいというものであり、それは、タイミングt1において送信されたBCI2は許容不可能であり、更新の必要があることを示している。したがって、モバイル端末は、タイミングt4において、新しいBCI2および対応するΔCQI2を基地局に送信する。タイミングt3において、ΔCQI1の値は閾値よりも大きく、したがって、更新の必要はないので、モバイル端末は、タイミングt4において、新しいBCI1および対応するΔCQI1を基地局にさらに送信することはしない。
したがって、本実施形態によるワイヤレス通信方法では、複数のΔCQIが、所定のサイクルでモバイル端末から基地局に送信され、ΔCQIについての閾値が、設定される。ΔCQIの値が閾値以下である場合、ΔCQIに加えて、ΔCQIに対応するBCIが、モバイル端末から基地局に送信される。
このようにして、フィードバック・オーバヘッドが低減され、基地局側におけるスケジューリング柔軟性が向上し、MU−MIMO性能が改善する。
(実施形態8)
この実施形態では、ΔCQIをどのように計算するかが説明される。図4を参照して説明したように、複数のBCIを報告した場合、スケジューリング柔軟性の大きな向上が原因で、単一のBCIを報告するのと比較して、MU−MIMO性能をさらに改善することができる。しかし、BCI報告周期が同じままである場合、報告オーバヘッドが増加する。
図15は、モバイル端末がPMIおよび複数のBCIを基地局に報告するシステムの図を示しており、図16は、複数のBCIおよびΔCQIをモバイル端末から基地局に報告する別の図を示している。
いくつかのケースでは、ΔCQIのオーバヘッドが特に懸念される。例えば、報告モードPUSCH 3−1(広帯域BCI/サブバンドΔCQI)では、BCIは、広帯域情報であるが、ΔCQIは、サブバンド情報である。そのようなケースでは、以下の表4に示されるように、ΔCQIの数が1つから3つに増加すると、フィードバック・オーバヘッドはほぼ2倍になる。したがって、ΔCQIのオーバヘッドをどのように低減させるかが、BCI報告における重要なトピックとなる。
Figure 2013541270
図17は、複数のBCIおよび1つのΔCQIをモバイル端末から基地局に報告する別の図を示している。一般に、ΔCQIオーバヘッドの低減とは、図17に示されるように、複数のBCIに対して単一のΔCQIを報告することを含意する。
しかし、そのようなΔCQIを決定するのに複数の方法が存在する。例えば、最も簡単な方法は、単純に複数のΔCQIの平均を取ることである。実際には、複数のΔCQIの平均を取るのに複数の方法が存在する。例えば、複数のΔCQIの中央値を選択することができる。または、各ΔCQI(実際にはCQIとΔCQIの両方)について対応するSINRを見出すことができ、その後、それらのSINRの平均を取ることができ、平均SINRを新しいΔCQIにマッピングすることができる。別の方法は、複数のΔCQIのBLERの平均を取ることであり、平均BLERを新しいΔCQIにマッピングすることができる。しかし、LTE/LTE−A規格では、それらの平均方法はすべて、RAN4試験手順に合格することができない。言い換えると、基地局(eNB)がフィードバックを採用する場合、対象とするUEのBLERが10%未満であることを保証することができない。したがって、単純に平均を取ることは、単純で合理的であるが、試験可能ではない。
公平な比較の場合、送信電力が複数のUEの間で分配されることに留意されたい。以下の表5に示されるように、ΔCQI毎に、送信電力は、関連するBCIとPMIの間に等しく分配される。
Figure 2013541270
RAN4試験に合格するために、複数のΔCQIのうちの最も控えめなΔCQIを報告することが可能である。表5は、UEが各BCIに対して1つのΔCQIを計算する場合を示している。例えば、UEは、BCI1のためにΔCQI_1を、BCI2のためにΔCQI_2を、BCI3のためにΔCQI_3を計算する。UEは、ΔCQI_3など、最悪のチャネル悪化を示す1つのΔCQIを基地局に報告し、送信電力は、PMIと報告されたΔCQIの間で分配される。そのような報告は、試験可能であるが、非常に控えめであるので、時にはMU性能が悪化することがある。
図18は、複数のBCIに対するΔCQIを計算する一例を示している。試験可能な方法は、複数の空間干渉の同時存在を仮定して、ΔCQIを報告することである。それは、すべての送信レイヤの間に等しい電力が割り当てられることを仮定する。例えば、3つのBCIと1つのPMIが存在する場合、その結果のレイヤ当たりの電力は、以下の表6および図18に示されるように、P/4である。
Figure 2013541270
表6に基づいたΔCQIは、きわめて控えめであり、表5の状況よりもはるかに控えめである。基地局は、実際のDL送信と比較される干渉電力の過大推定を補償するために、電力スケーリングを行わなければならない。そのような方法は、基地局側における電力スケーリングに依存し、UE側の処理よりもはるかに正確ではない。より重要なこととして、MU CQIは非常に控えめなので、最低MU CQI値を下回ることがあり、これは、MU SINRのダイナミック・レンジが負の無限大になり得ることを意味する。この場合、基地局側において電力を正確にスケール・バックすることが可能ではなくなる。
図19は、複数のBCIに対するΔCQIを計算する別の例を示している。上述の方法を改善するために、本実施形態は、複数の空間干渉の同時存在を仮定して、ΔCQIを計算することも提案する。すなわち、UEは、それらのBCIとともに同時に送信される複数の信号が存在することを仮定することができる。しかし、この提案では、それらの干渉には特定の電力制約が課される。すなわち、仮定される電力割り当ては、基地局側において予想される実際のDL(ダウンリンク)送信電力割り当てに近いものであるべきである。さらに、基地局において予想される実際のDL送信が2つのレイヤである場合、電力は、PMIと干渉(BCI)の合計との間で等しく分配することができる。したがって、PMI電力は、P/2であり、合計干渉(BCI)電力は、P/2である。加えて、基地局がBCIに対するいかなる選好も有さない場合、合計干渉電力をBCIの間でさらに等しく分配するのが合理的である。BCIが3つの場合、各BCIに関連する電力は、P/6である。対応する電力割り当てが、図19および表7に示されている。
Figure 2013541270
そのような電力分配は、仕様において事前に定めておくことができる。そのような電力分配は、明示的な高位レイヤまたは動的シグナリングによって、基地局からUEに、または場合によってはUEから基地局に伝えることもできる。そのような方法は、試験可能であり、控えめでなく、基地局における電力スケーリングを必要としない。
さらに、BCIの間での電力分配は、均等または不均等とすることができる。例えば、基地局が特定のBCIに対するいかなる選好も有さない場合、BCIの間での均等の電力分配を考えることができる。BCIが3つの場合、BCI当たりの電力は、上で説明したようにP/6である。
しかし、基地局が、UEとペアをなすのに特定のプレコーディング・ベクトルを使用するという特定の選好を有する場合、そのような選好は、高位レイヤまたは動的シグナリングによって、UEに伝えることができる。BCIのために特定のプレコーディング・ベクトルが選択される場合、そのBCIにより多くの電力を割り当てることが可能である。UEは、基地局が、あるプレコーディング・ベクトルに対する何らかの選好を有し、あるBCIにより多くの電力を割り当てることを仮定することもできるが、同様に、そのような選好またはBCIの間での電力割り当ては、試験可能性を保証するために、基地局に伝えられるべきである。BCIの間での不均等な電力割り当ての例が、以下の表8に示されている。
Figure 2013541270
表8に示されるように、基地局は、UEとペアをなすのにBCI1の特定のプレコーディング・ベクトルを使用するという選好を有し、そのため、基地局は、P/4など、より多くの電力をBCI1に割り当て、P/8など、より少ない電力をBCI2およびBCI3の各々に割り当てる。
PMIと干渉(BCI)電力の合計との間での電力分配は、基地局側において予想される実際の送信電力割り当てに近いものであるべきであるという仮定に基づいて、ΔCQIを計算できる本実施形態を用いた場合、複数DL送信仮説を、1つの試験可能なΔCQI報告に含ませることができ、それは、DLにおけるUE間干渉を過大に推定せず、可能性として、基地局における追加の処理を必要としない。
(実施形態9)
図20は、本開示の実施形態9による、ワイヤレス通信端末のブロックを示す図である。
本開示の実施形態9によるワイヤレス通信端末2000は、MU−MIMOシステムにおいて基地局と通信するために使用され、図20に示されるように、ワイヤレス通信端末2000は、基地局から送信されたプリコーディングされたデータを受信するための受信ユニット2002と、基地局からモバイル端末2000へのダウンリンク送信チャネルを測定し、測定されたチャネル状態に従って複数のBCIおよび対応するΔCQIを生成するためのBCIおよびΔCQI生成ユニット2004と、複数のBCIおよび対応するΔCQIを基地局に送信するためのフレームを生成するためのフレーム生成ユニット2006であって、複数のBCIを送信するためのフレームの周期が、単一のBCIを送信するためのフレームの周期よりも大きい、フレーム生成ユニット2006と、生成されたフレームを送信するための送信ユニット2008とを含む。上述の構造では、受信ユニット2002と、BCIおよびΔCQI生成ユニット2004と、送信ユニット2008の構造および機能は、本開示が注目する内容ではなく、当業者は、従来技術に従って、それらを完全に実施することができるので、それらについての詳細な説明は、ここでは省略される。
さらに、本開示によるワイヤレス通信端末2000は、関連するプログラムを実行して、様々なデータを処理し、ワイヤレス通信端末2000内のそれぞれのユニットの動作を制御するためのCPU(中央処理装置)2010、CPU2010が様々な処理および制御を実行するために必要とする様々なプログラムを記憶するためのROM(リードオンリメモリ)2013、CPU2010が処理および制御の手順において一時的に生成した中間データを記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)2015、ならびに/または様々なコマンドおよびデータなどをユーザに送り、ユーザから受け取るためのUI(ユーザインタフェース)ユニット2016をさらに含むことができる。上述の受信ユニット2002、BCIおよびΔCQI生成ユニット2004、フレーム生成ユニット2006、送信ユニット2008、CPU2010、ROM2013、RAM2015、およびUIユニット2016などは、データおよび/またはコマンドバス2020を介して相互に接続し、互いの間で信号を転送することができる。
上で説明されたそれぞれのユニットは、本開示の範囲を限定しない。本開示の一実施形態によれば、上述の受信ユニット2002、BCIおよびΔCQI生成ユニット2004、フレーム生成ユニット2006、ならびに送信ユニット2008のどの1つにしても、その機能は、上述のCPU2010、ROM2013、RAM2015、およびUIユニット2016などと組み合わされた機能的ソフトウェアによって実施することもできる。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、複数のBCIを送信するためのフレームの周期を、単一のBCIを送信するためのフレームの周期Tの倍数に設定することができる。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、複数のBCIのうちの第1のBCIを送信するためのフレームの周期と、複数のBCIのうちの第2のBCIを送信するためのフレームの周期を、ともに2Tに設定することができる。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、第2のBCIを送信するためのフレームと第1のBCIを送信するためのフレームの間の周期を、Tに設定することができる。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、第2のBCIを送信するためのフレームと第1のBCIを送信するためのフレームの間の周期を、0に設定することができる。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、第1のΔCQIは、第1のBCIを送信するためのフレーム内に収めて送信することができ、第2のΔCQIは、第2のBCIを送信するためのフレーム内に収めて送信することができる。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、第1のΔCQIは、第1のBCIを送信するためのフレーム内に収めて送信することができ、第2のΔCQIは、第2のBCIを送信するためのフレーム内に収めて送信することができる。また、第1のΔCQIと第2のΔCQIを送信するためのフレームが、第1のBCIを送信するためのフレームの間に追加される。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、第1のBCIを送信するためのフレームまたは第2のBCIを送信するためのフレームは、第1のΔCQIと第2のΔCQIのうちより低い値を有するΔCQIだけを送信するために使用することができ、より低い値を有するΔCQIを送信するためのフレームは、第1のBCIを送信するためのフレームの間に追加される。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、古いBCIを示すために、より低い値を有するΔCQIを送信するための追加フレームに、特定のBCIインジケータを割り当てることができる。
上述のフレーム生成ユニット2006の処理中に、特定のBCIインジケータは、より低い値を有するΔCQIの値を表すビットのうちの最上位ビットの位置に書き込むことができる。
本実施形態のワイヤレス通信端末で複数のBCIを報告する方法は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させずに、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、したがって、MU−MIMO性能を改善する。
(実施形態10)
図21は、本開示の実施形態10による、ワイヤレス通信端末のブロックを示す図である。
本開示の実施形態10によるワイヤレス通信端末2100は、MU−MIMOシステムにおいて基地局と通信するために使用され、図21に示されるように、ワイヤレス通信端末2100は、基地局から送信されたプリコーディングされたデータを受信するための受信ユニット2102と、一定の値になるようにBCIを設定するための設定ユニット2104と、ΔCQIを基地局に送信するためのフレームを生成するためのフレーム生成ユニット2106と、ΔCQIだけを含むフレームを一定のサイクルで基地局に送信するための送信ユニット2108とを含む。
さらに、本開示によるワイヤレス通信端末2100は、関連するプログラムを実行して、様々なデータを処理し、ワイヤレス通信端末2100内のそれぞれのユニットの動作を制御するためのCPU(中央処理装置)2110、CPU2110が様々な処理および制御を実行するために必要とする様々なプログラムを記憶するためのROM(リードオンリメモリ)2113、CPU2110が処理および制御の手順において一時的に生成した中間データを記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)2115、ならびに/または様々なコマンドおよびデータなどをユーザに送り、ユーザから受け取るためのUI(ユーザインタフェース)ユニット2116をさらに含むことができる。上述の受信ユニット2102、設定ユニット2104、フレーム生成ユニット2106、送信ユニット2108、CPU2110、ROM2113、RAM2115、およびUIユニット2116などは、データおよび/またはコマンドバス2120を介して相互に接続し、互いの間で信号を転送することができる。
上で説明されたそれぞれのユニットは、本開示の範囲を限定しない。本開示の一実施形態によれば、上述の受信ユニット2102、設定ユニット2104、フレーム生成ユニット2106、ならびに送信ユニット2108のどの1つにしても、その機能は、上述のCPU2110、ROM2113、RAM2115、およびUIユニット2116などと組み合わされた機能的ソフトウェアによって実施することもできる。
本開示の実施形態10によるワイヤレス通信端末2100におけるそれぞれのユニットは、以下のようにさらに構成することができ、すなわち、フレーム生成ユニット2106は、BCIおよび/または対応するΔCQIを基地局に送信するためのフレームを生成し、設定ユニット2104は、ΔCQIについての閾値を設定し、送信ユニット2108は、フレームを所定のサイクルで送信し、ΔCQIの値が閾値以下である場合は、フレームは、BCIおよび対応するΔCQIの両方を含むが、ΔCQIの値が閾値よりも大きい場合は、フレームは、ΔCQIだけを含む。上述のBCIおよび対応するΔCQIは、複数のBCIおよび対応するΔCQIとすることができる。
本開示の別の実施形態によれば、マルチユーザ多入力多出力システムにおいて基地局と通信するための上述のモバイル(ワイヤレス通信)端末2000または2100は、PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを基地局に送信するためのフレームを生成するフレーム生成ユニットと、電力割り当てを基地局における実際のダウンリンク送信電力割り当てに近いものにすることによってΔCQIを計算する計算ユニットとを備えるように実現することもでき、PMIは、モバイル端末に対して使用するのに好ましいプリコーディング行列を表し、BCIは、モバイル端末とペアにされる可能性がある他のモバイル端末に対して使用するのに好ましいベスト・コンパニオン・プリコーディング行列を表し、ΔCQIは、複数のBCIの使用が原因のチャネル品質悪化を表す。上述のモバイル端末では、ΔCQIは、PMIと複数のBCIの合計との間に電力を均等に割り当てることによって計算することができる。さらに、複数のBCIに割り当てられる電力は、複数のBCIの間に均等または不均等に割り当てることができる。
本実施形態のワイヤレス通信端末で複数のBCIを報告する方法は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させずに、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、したがって、MU−MIMO性能を改善する。
(第11の実施形態)
図22は、本開示の実施形態11による、基地局のブロックを示す図である。
本開示の実施形態11による基地局2200は、MU−MIMOシステムにおいてワイヤレス通信端末と通信するために使用され、図22に示されるように、基地局2200は、複数のBCIおよび対応するΔCQIを含むフレームばかりでなく、ワイヤレス通信端末から送信される様々なデータ・フレームも受信するための受信ユニット2202であって、複数のBCIを含むフレームの周期が、単一のBCIのためのフレームの周期よりも大きい、受信ユニット2202と、受信した複数のBCIおよびΔCQIに従って、対応するワイヤレス通信端末に送信されるデータをプリコーディングするための処理ユニット2204と、プリコーディングされたデータをワイヤレス通信端末に送信するための送信ユニット2206とを含む。
本開示による基地局2200は、関連するプログラムを実行して、様々なデータを処理し、基地局2200内のそれぞれのユニットの動作を制御するためのCPU(中央処理装置)2210、CPU2210が様々な処理および制御を実行するために必要とする様々なプログラムを記憶するためのROM(リードオンリメモリ)2213、CPU2210が処理および制御の手順において一時的に生成した中間データを記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)2215、ならびに/または様々なコマンドおよびデータなどをユーザに送り、ユーザから受け取るためのUI(ユーザインタフェース)ユニット2216をさらに含むことができる。上述の受信ユニット2202、処理ユニット2204、送信ユニット2206、CPU2210、ROM2213、RAM2215、および/またはUIユニット2216などは、データおよび/またはコマンドバス2220を介して相互に接続し、互いの間で信号を転送することができる。
上で説明されたそれぞれのユニットは、本開示の範囲を限定しない。本開示の一実施形態によれば、上述の受信ユニット2202、処理ユニット2204、および送信ユニット2206のどの1つにしても、その機能は、上述のCPU2210、ROM2213、RAM2215、および/またはUIユニット2216などと組み合わされた機能的ソフトウェアによって実施することもできる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、複数のBCIを搬送するためのフレームの周期を、単一のBCIを搬送するためのフレームの周期Tの倍数に設定することができる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、複数のBCIのうちの第1のBCIを搬送するためのフレームの周期と、複数のBCIのうちの第2のBCIを搬送するためのフレームの周期を、ともに2Tに設定することができる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、第2のBCIを搬送するためのフレームと第1のBCIを搬送するためのフレームの間の周期を、Tに設定することができる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、第2のBCIを搬送するためのフレームと第1のBCIを搬送するためのフレームの間の周期を、0に設定することができる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、第1のΔCQIは、第1のBCIを搬送するためのフレーム内に収めて搬送することができ、第2のΔCQIは、第2のBCIを搬送するためのフレーム内に収めて搬送することができる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、第1のΔCQIは、第1のBCIを搬送するためのフレーム内に収めて搬送することができ、第2のΔCQIは、第2のBCIを搬送するためのフレーム内に収めて搬送することができ、第1のΔCQIと第2のΔCQIを搬送するためのフレームは、第1のBCIを搬送するためのフレームの間に追加することができる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、第1のBCIを搬送するためのフレームまたは第2のBCIを搬送するためのフレームは、第1のΔCQIと第2のΔCQIのうちより低い値を有するΔCQIだけを搬送するために使用することができ、より低い値を有するΔCQIを搬送するためのフレームは、第1のBCIを搬送するためのフレームの間に追加することができる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、古いBCIを示すために、より低い値を有するΔCQIを搬送するための追加フレームに、特定のBCIインジケータを割り当てることができる。
ワイヤレス通信端末から送信された複数のBCIおよび対応するΔCQIを含む受信フレームにおいて、特定のBCIインジケータは、より低い値を有するΔCQIの値を表すビットのうちの最上位ビットの位置に書き込むことができる。
本実施形態の基地局で複数のBCIを報告するためのフレームを受信する方法は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させずに、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、したがって、MU−MIMO性能を改善する。
(実施形態12)
図23は、本開示の実施形態12による、基地局のブロックを示す図である。
本開示の実施形態12による基地局2300は、MU−MIMOシステムにおいてワイヤレス通信端末と通信するために使用され、図23に示されるように、基地局2300は、一定の値になるようにBCIを設定するための設定ユニット2304と、ワイヤレス通信端末からΔCQIだけを含むフレームを受信するための受信ユニット2302と、プリコーディングされたデータをワイヤレス通信端末に送信するための送信ユニット2306とを含む。
本開示による基地局2300は、関連するプログラムを実行して、様々なデータを処理し、基地局2300内のそれぞれのユニットの動作を制御するためのCPU(中央処理装置)2310、CPU2310が様々な処理および制御を実行するために必要とする様々なプログラムを記憶するためのROM(リードオンリメモリ)2313、CPU2310が処理および制御の手順において一時的に生成した中間データを記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)2315、ならびに/または様々なコマンドおよびデータなどをユーザに送り、ユーザから受け取るためのUI(ユーザインタフェース)ユニット2316をさらに含むことができる。上述の受信ユニット2302、設定ユニット2304、送信ユニット2306、CPU2310、ROM2313、RAM2315、および/またはUIユニット2316などは、データおよび/またはコマンドバス2320を介して相互に接続し、互いの間で信号を転送することができる。
上で説明されたそれぞれのユニットは、本開示の範囲を限定しない。本開示の一実施形態によれば、上述の受信ユニット2302、設定ユニット2304、および送信ユニット2306のどの1つにしても、その機能は、上述のCPU2310、ROM2313、RAM2315、および/またはUIユニット2316などと組み合わされた機能的ソフトウェアによって実施することもできる。
本実施形態による上述の基地局では、各フレームは、複数のΔCQIを含むことができ、複数のΔCQIを搬送するためのフレームの周期は、単一のΔCQIを搬送するためのフレームの周期よりも大きい。
本開示の実施形態12による基地局2300におけるそれぞれのユニットは、以下のようにさらに構成することができ、すなわち、受信ユニット2302は、BCIおよび/または対応するΔCQIを含むフレームをワイヤレス通信端末から受信し、ΔCQIの値が設定された閾値以下である場合は、受信フレームは、BCIおよび対応するΔCQIの両方を含むが、ΔCQIの値が閾値よりも大きい場合は、受信フレームは、ΔCQIだけを含む。上述の基地局2300では、各フレーム内のBCIおよびΔCQIの数は、複数とすることができる。
本開示の別の実施形態によれば、マルチユーザ多入力多出力システムにおいて複数のモバイル端末と通信するための上述の基地局は、PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを含むフレームをモバイル端末から受信する受信ユニットであって、ΔCQIが、電力割り当てを基地局における実際のダウンリンク送信電力割り当てに近いものにすることによって計算される、受信ユニットと、PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを考慮して、複数のモバイル端末に関するプリコーディング操作を実行する処理ユニットとを備えるように実現することができ、PMIは、モバイル端末に対して使用するのに好ましいプリコーディング行列を表し、BCIは、モバイル端末とペアにされる可能性がある他のモバイル端末に対して使用するのに好ましいベスト・コンパニオン・プリコーディング行列を表し、ΔCQIは、複数のBCIの使用が原因のチャネル品質悪化を表す。上述の基地局では、ΔCQIは、PMIと複数のBCIの合計との間に電力を均等に割り当てることによって計算することができる。さらに、複数のBCIに割り当てられる電力は、複数のBCIの間に均等または不均等に割り当てることができる。
本実施形態の基地局でBCIを報告する方法は、チャネルのフィードバック・オーバヘッドを増加させずに、基地局側におけるスケジューリング柔軟性を大きく向上させ、したがって、MU−MIMO性能を改善する。
上述のそれぞれ実施形態では、BCIおよび対応するΔCQIを時間領域において送信するケースに関して説明が行われたが、本開示は、BCIおよび対応するΔCQIを時間領域において送信する場合に限定されず、加えて、BCIおよび対応するΔCQIを周波数領域において送信するケースにも適用できることに留意されたい。例えば、1つまたは複数のBCIおよび対応するΔCQIを、周波数領域において異なるキャリア上で送信することができる。上述の本開示のそれぞれの実施形態によれば、周波数領域において異なるキャリア上で送信される1つまたは複数のBCIおよび対応するΔCQIに対して、時間領域におけるのと同じ処理を行うことができる。
さらに、上述のそれぞれの実施形態で説明したように、BCIおよび対応するΔCQIの数は、2つまたは3つに限定しなくてよく、複数とすることができ、送信の特定の数は、通信システムの特定の要件に従って、具体的に設定することができる。
上述の本出願のそれぞれの実施形態は、例示的な説明のためのものにすぎず、それらの特定の構造および動作は、本開示の範囲を限定しない。当業者であれば、上で説明されたそれぞれの実施形態の様々な部分および動作を組み換えて、やはり本開示に適合する新しい実施形態を作成することができる。
本開示の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアによって、またはそれらの組み合わせで実施することができ、実施の方法は、本開示の範囲を限定しない。
本開示のそれぞれの実施形態におけるそれぞれの機能要素(ユニット)間の接続関係は、本開示の範囲を限定せず、1つまたは複数の機能要素は、他の任意の機能要素を含むことができ、または他の任意の機能要素に接続することができる。
上述の詳細な説明では、ブロック図、フローチャート、および/または例の使用によって、デバイスおよび/またはプロセスの様々な実施形態について説明した。そのようなブロック図、フローチャート、および/または例が、1つまたは複数の機能および/または動作を含む場合、そのようなブロック図、フローチャート、または例の中の各機能および/または動作が、広範なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または仮想的にそれらの任意の組み合わせによって、個別および/または集団で実施できることは当業者であれば理解されよう。一実施形態では、本明細書で説明される本発明のいくつかの部分は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、または他の集積された形態によって実施することができる。しかし、本明細書で開示される実施形態のいくつかの態様は、全体的または部分的に、集積回路で、1つもしくは複数のコンピュータ上で動作する1つもしくは複数のコンピュータ・プログラムとして(例えば、1つもしくは複数のコンピュータ・システム上で動作する1つもしくは複数のプログラムとして)、1つもしくは複数のプロセッサ上で動作する1つもしくは複数のプログラムとして(例えば、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ上で動作する1つもしくは複数のプログラムとして)、ファームウェアとして、または仮想的にそれらの任意の組み合わせとして、等価的に実施でき、そのような回路の設計、ならびに/またはソフトウェアおよび/もしくはファームウェアのためのコードの記述は、本開示を踏まえて、当業者の技能の範囲内で十分可能であることは当業者であれば理解されよう。加えて、本明細書で説明された本発明のメカニズムは、様々な形式でプログラム製品として配布することが可能であり、また本明細書で説明された本発明の例示的な実施形態は、実際に配布を実施するために使用される特定のタイプの信号搬送媒体に係わらず適用されることは当業者であれば理解されよう。信号搬送媒体の例は、フロッピ・ディスク、ハード・ディスク・ドライブ、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)、デジタル・テープ、コンピュータ・メモリなどの、記録可能タイプ媒体と、デジタルおよび/またはアナログ通信媒体など(例えば、光ファイバ・ケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンクなど)の、伝送タイプ媒体を含むが、それらに限定されない。
実質的にどの複数形の用語および/または単数形の用語の使用に関しても、当業者であれば、状況および/または用途に適するように、複数から単数および/または単数から複数に変換することができる。本明細書では、明瞭となるように、様々な単数/複数間の置き換えを明示的に説明することもできる。
一般に、本明細書、特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の範囲の本文)において使用される用語は、一般に、「オープン」タームであることが意図されていること(例えば、「含む(including)」という語は、「含むが、それらに限定されない」と解釈すべきであり、「有する(having)」という語は、「少なくとも〜を有する」と解釈すべきであり、「含む(includes)」という語は、「含むが、それらに限定されない」と解釈すべきであるなど)を当業者であれば理解されよう。導入されるクレーム記載物(claim recitation)について特定の数が意図される場合、そのような意図は、請求項において明示的に記載され、そのような記載がない場合は、そのような意図も存在しないことを当業者であればさらに理解されよう例えば、理解の助けとして、以下の添付の特許請求の範囲では、クレーム記載物を導入するために、「少なくとも1つの」および「1つまたは複数の」という導入句の使用を含むことがある。しかし、そのような語句の使用は、同じ請求項が、「少なくとも1つの」および「1つまたは複数の」という導入句と、「a」または「an」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」によるクレーム記載物の導入が、そのように導入されたクレーム記載物を含む特定の請求項を、ただ1つのそのような記載物を含む開示に限定することを含意すると解釈すべきではなく(例えば、「a」および/または「an」は、一般に、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈すべきであり)、クレーム記載物を導入するために使用される定冠詞の使用についても同じことが当てはまる。加えて、導入されるクレーム記載物について特定の数が明示的に記載される場合であっても、そのような記載は、一般に、少なくとも記載された数は存在することを意味すると解釈すべきである(例えば、他の修飾句を伴わない「2つの記載物」という最小限の記載は、一般に、少なくとも2つの記載物、または2つ以上の記載物を意味する)ことを当業者であれば理解されよう。「A、B、またはCなどのうちの少なくとも1つ」に類似した慣用表現が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者がその慣用表現を理解する意味において意図されている(例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aだけ、Bだけ、Cだけ、AとBをともに、AとCをともに、BとCをともに、および/またはAとBとCをともに有するシステムを含むが、それらに限定されない)。2つ以上の代替用語を提示する実質的にすべての離接語および/または離接句は、説明内か、特許請求の範囲内か、それとも図面内かに係わらず、用語の一方、用語のいずれか、または両方の用語を含む可能性を企図していると理解すべきであることを当業者であればさらに理解されよう。例えば、「AまたはB」という句は、「A」または「B」または「AとB」の可能性を含むと理解される。
本開示のいくつかの実施形態は、上述の添付の図面と組み合わせて示され、説明されたが、本開示の請求項およびそれらの均等物の範囲内に包含される様々な変形および変更を、本開示の主旨および原理から逸脱することなく、これらの実施形態に施すことができることを当業者であれば理解されたい。

Claims (51)

  1. 基地局と、前記基地局と通信する端末とを含む、MU−MIMOシステムのためのワイヤレス通信方法であって、
    複数のベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記端末から前記基地局に送信するステップを含み、
    前記複数のBCIを送信するためのフレームの周期が、単一のBCIを送信するためのフレームの周期よりも大きい、
    ワイヤレス通信方法。
  2. 前記複数のBCIを送信するためのフレームの前記周期が、前記単一のBCIを送信するためのフレームの前記周期Tの倍数である、請求項1に記載のワイヤレス通信方法。
  3. 前記複数のBCIのうちの第1のBCIを送信するためのフレームの周期と、前記複数のBCIのうちの第2のBCIを送信するためのフレームの周期が、ともに2Tである、請求項2に記載のワイヤレス通信方法。
  4. 前記第1のBCIを送信するための前記フレームと前記第2のBCIを送信するための前記フレームの間の周期が、Tである、請求項3に記載のワイヤレス通信方法。
  5. 前記第1のBCIを送信するための前記フレームと前記第2のBCIを送信するための前記フレームの間の周期が、ゼロである、請求項3に記載のワイヤレス通信方法。
  6. 第1のΔCQIが、前記第1のBCIを送信するための前記フレーム内に収めて送信され、第2のΔCQIが、前記第2のBCIを送信するための前記フレーム内に収めて送信される、請求項4または5に記載のワイヤレス通信方法。
  7. 第1のΔCQIが、前記第1のBCIを送信するための前記フレーム内に収めて送信され、第2のΔCQIが、前記第2のBCIを送信するための前記フレーム内に収めて送信され、前記第1のΔCQIと前記第2のΔCQIを送信するためのさらなるフレームが、前記第1のBCIを送信するための前記フレームの間に追加される、請求項5に記載のワイヤレス通信方法。
  8. 前記第1のBCIを送信するための前記フレームまたは前記第2のBCIを送信するための前記フレームが、前記第1のΔCQIと前記第2のΔCQIのうちより低い値を有するΔCQIだけを送信するために使用され、より低い値を有する前記ΔCQIを送信するためのさらなるフレームが、前記第1のBCIを送信するための前記フレームの間に追加される、請求項5に記載のワイヤレス通信方法。
  9. 特定のBCIインジケータが、古いBCIを示すために、より低い値を有する前記ΔCQIを送信するための前記追加フレームに割り当てられる、請求項8に記載のワイヤレス通信方法。
  10. 前記特定のBCIインジケータが、より低い値を有するΔCQIの値を表すビットのうちの最上位ビットの位置に書き込まれる、請求項9に記載のワイヤレス通信方法。
  11. 基地局と、前記基地局と通信する端末とを含む、MU−MIMOシステムのためのワイヤレス通信方法であって、
    一定の値になるようにベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)を設定するステップと、
    前記BCIに対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)だけを所定のサイクルで前記端末から前記基地局に送信するステップと
    を含むワイヤレス通信方法。
  12. 前記BCIおよび前記ΔCQIの数が、ともに複数であり、前記複数のΔCQIを送信するためのフレームの周期が、単一のΔCQIを送信するためのフレームの周期よりも大きい、請求項11に記載のワイヤレス通信方法。
  13. 基地局と、前記基地局と通信する端末とを含む、MU−MIMOシステムのためのワイヤレス通信方法であって、
    デルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を所定のサイクルで前記端末から前記基地局に送信するステップと、
    前記ΔCQIについての閾値を設定するステップと、
    前記ΔCQIの値が前記閾値以下であることに応答して、前記ΔCQIに対応するベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)を前記端末から前記基地局に送信するステップと
    を含むワイヤレス通信方法。
  14. 前記BCIおよび前記ΔCQIの数が、ともに複数である、請求項13に記載のワイヤレス通信方法。
  15. MU−MIMOシステムにおいて基地局と通信するためのワイヤレス通信端末であって、
    複数のベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記基地局に送信するためのフレームを生成するためのフレーム生成ユニットを備え、
    前記複数のBCIを送信するためのフレームの周期が、単一のBCIを送信するためのフレームの周期よりも大きい、
    ワイヤレス通信端末。
  16. 前記複数のBCIを送信するためのフレームの前記周期が、前記単一のBCIを送信するためのフレームの前記周期Tの倍数である、請求項15に記載のワイヤレス通信端末。
  17. 前記複数のBCIのうちの第1のBCIを送信するためのフレームの周期と、前記複数のBCIのうちの第2のBCIを送信するためのフレームの周期が、ともに2Tである、請求項16に記載のワイヤレス通信端末。
  18. 前記第1のBCIを送信するための前記フレームと前記第2のBCIを送信するための前記フレームの間の周期が、Tである、請求項17に記載のワイヤレス通信端末。
  19. 前記第1のBCIを送信するための前記フレームと前記第2のBCIを送信するための前記フレームの間の周期が、ゼロである、請求項17に記載のワイヤレス通信端末
  20. 第1のΔCQIが、前記第1のBCIを送信するための前記フレーム内に収めて送信され、第2のΔCQIが、前記第2のBCIを送信するための前記フレーム内に収めて送信される、請求項18または19に記載のワイヤレス通信端末。
  21. 第1のΔCQIが、前記第1のBCIを送信するための前記フレーム内に収めて送信され、第2のΔCQIが、前記第2のBCIを送信するための前記フレーム内に収めて送信され、前記第1のΔCQIと前記第2のΔCQIを送信するためのさらなるフレームが、前記第1のBCIを送信するための前記フレームの間に追加される、請求項19に記載のワイヤレス通信端末。
  22. 前記第1のBCIを送信するための前記フレームまたは前記第2のBCIを送信するための前記フレームが、前記第1のΔCQIと前記第2のΔCQIのうちより低い値を有するΔCQIだけを送信するために使用され、より低い値を有する前記ΔCQIを送信するためのさらなるフレームが、前記第1のBCIを送信するための前記フレームの間に追加される、請求項19に記載のワイヤレス通信端末。
  23. 特定のBCIインジケータが、古いBCIを示すために、より低い値を有する前記ΔCQIを送信するための前記追加フレームに割り当てられる、請求項22に記載のワイヤレス通信端末。
  24. 前記特定のBCIインジケータが、より低い値を有するΔCQIの値を表すビットのうちの最上位ビットの位置に書き込まれる、請求項23に記載のワイヤレス通信端末。
  25. MU−MIMOシステムにおいて基地局と通信するためのワイヤレス通信端末であって、
    一定の値になるようにベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)を設定するための設定ユニットと、
    デルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記基地局に送信するためのフレームを生成するためのフレーム生成ユニットと、
    前記ΔCQIだけを含むフレームを所定のサイクルで前記基地局に送信するための送信ユニットと
    を備えるワイヤレス通信端末。
  26. 各フレームが、複数のΔCQIを含み、複数のΔCQIを含むフレームを送信するための周期が、単一のΔCQIを含むフレームを送信するための周期よりも大きい、請求項25に記載のワイヤレス通信端末。
  27. MU−MIMOシステムにおいて基地局と通信するためのワイヤレス通信端末であって、
    ベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および/または対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記基地局に送信するためのフレームを生成するためのフレーム生成ユニットと、
    前記ΔCQIについての閾値を設定するための設定ユニットと、
    前記フレームを所定のサイクルで送信するための送信ユニットであって、前記ΔCQIの値が前記閾値以下である場合は、前記フレームが前記BCIと前記ΔCQIの両方を含むが、前記ΔCQIの値が前記閾値よりも大きい場合は、前記フレームが前記ΔCQIだけを含む、送信ユニットと
    を備えるワイヤレス通信端末。
  28. 前記BCIおよび前記ΔCQIの数が、ともに複数である、請求項27に記載のワイヤレス通信端末。
  29. MU−MIMOシステムにおいてワイヤレス通信端末と通信するための基地局であって、
    複数のベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を前記ワイヤレス通信端末から受信するための受信ユニットを備え、
    前記複数のBCIを搬送するためのフレームの周期が、単一のBCIを搬送するためのフレームの周期よりも大きい、
    基地局。
  30. 前記複数のBCIを搬送するためのフレームの前記周期が、前記単一のBCIを搬送するためのフレームの前記周期Tの倍数である、請求項29に記載の基地局。
  31. 前記複数のBCIのうちの第1のBCIを搬送するためのフレームの周期と、前記複数のBCIのうちの第2のBCIを搬送するためのフレームの周期が、ともに2Tである、請求項30に記載の基地局。
  32. 前記第1のBCIを搬送するための前記フレームと前記第2のBCIを搬送するための前記フレームの間の周期が、Tである、請求項31に記載の基地局。
  33. 前記第1のBCIを搬送するための前記フレームと前記第2のBCIを搬送するための前記フレームの間の周期が、ゼロである、請求項31に記載の基地局。
  34. 第1のΔCQIが、前記第1のBCIを搬送するための前記フレーム内に収めて搬送され、第2のΔCQIが、前記第2のBCIを搬送するための前記フレーム内に収めて搬送される、請求項32または33に記載の基地局。
  35. 第1のΔCQIが、前記第1のBCIを搬送するための前記フレーム内に収めて搬送され、第2のΔCQIが、前記第2のBCIを搬送するための前記フレーム内に収めて搬送され、前記第1のΔCQIと前記第2のΔCQIを搬送するためのさらなるフレームが、前記第1のBCIを搬送するための前記フレームの間に追加される、請求項33に記載の基地局。
  36. 前記第1のBCIを搬送するための前記フレームまたは前記第2のBCIを搬送するための前記フレームが、前記第1のΔCQIと前記第2のΔCQIのうちより低い値を有するΔCQIだけを搬送するために使用され、より低い値を有する前記ΔCQIを搬送するためのさらなるフレームが、前記第1のBCIを搬送するための前記フレームの間に追加される、請求項33に記載の基地局。
  37. 特定のBCIインジケータが、古いBCIを示すために、より低い値を有する前記ΔCQIを搬送するための前記追加フレームに割り当てられる、請求項36に記載の基地局。
  38. 前記特定のBCIインジケータが、より低い値を有するΔCQIの値を表すビットのうちの最上位ビットの位置に書き込まれる、請求項37に記載の基地局。
  39. MU−MIMOシステムにおいてワイヤレス通信端末と通信するための基地局であって、
    一定の値になるようにベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)を設定するための設定ユニットと、
    デルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)だけを含むフレームを前記ワイヤレス通信端末から受信するための受信ユニットと
    を備える基地局。
  40. 各フレームが、複数のΔCQIを含み、複数のΔCQIを搬送するためのフレームの周期が、単一のΔCQIを搬送するためのフレームの周期よりも大きい、請求項39に記載の基地局。
  41. MU−MIMOシステムにおいてワイヤレス通信端末と通信するための基地局であって、
    ベスト・コンパニオン・プリコーディング行列インデックス(BCI)および/または対応するデルタ・チャネル品質インジケータ(ΔCQI)を含むフレームを前記ワイヤレス通信端末から受信するための受信ユニットを備え、
    前記ΔCQIの値が設定された閾値以下である場合は、前記受信フレームが前記BCIと前記ΔCQIの両方を含むが、前記ΔCQIの値が前記閾値よりも大きい場合は、前記受信フレームが前記ΔCQIだけを含む、
    基地局。
  42. 前記BCIおよび前記ΔCQIの数が、ともに複数である、請求項41に記載の基地局。
  43. マルチユーザ多入力多出力システムにおいて基地局と通信するためのワイヤレス通信方法であって、
    PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを前記基地局に送信するステップであって、前記ΔCQIが、電力割り当てを前記基地局における実際のダウンリンク送信電力割り当てに近いものにすることによって計算される、ステップを含み、
    前記PMIが、モバイル端末に対して使用するのに好ましいプリコーディング行列を表し、前記BCIが、前記モバイル端末とペアにされる可能性がある他のモバイル端末に対して使用するのに好ましいベスト・コンパニオン・プリコーディング行列を表し、ΔCQIが、前記複数のBCIの使用が原因のチャネル品質悪化を表す、
    ワイヤレス通信方法。
  44. 前記ΔCQIが、前記PMIと前記複数のBCIの合計との間に電力を均等に割り当てることによって計算される、請求項43に記載のワイヤレス通信方法。
  45. 前記複数のBCIに割り当てられる電力が、前記複数のBCIの間に均等または不均等に割り当てられる、請求項44に記載のワイヤレス通信方法。
  46. マルチユーザ多入力多出力システムにおいて基地局と通信するためのモバイル端末であって、
    PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを前記基地局に送信するためのフレームを生成するフレーム生成ユニットと、
    電力割り当てを前記基地局における実際のダウンリンク送信電力割り当てに近いものにすることによってΔCQIを計算する計算ユニットとを備え、
    前記PMIが、前記モバイル端末に対して使用するのに好ましいプリコーディング行列を表し、前記BCIが、前記モバイル端末とペアにされる可能性がある他のモバイル端末に対して使用するのに好ましいベスト・コンパニオン・プリコーディング行列を表し、ΔCQIが、前記複数のBCIの使用が原因のチャネル品質悪化を表す、
    モバイル端末。
  47. 前記ΔCQIが、前記PMIと前記複数のBCIの合計との間に電力を均等に割り当てることによって計算される、請求項46に記載のモバイル端末。
  48. 前記複数のBCIに割り当てられる電力が、前記複数のBCIの間に均等または不均等に割り当てられる、請求項47に記載のモバイル端末。
  49. マルチユーザ多入力多出力システムにおいて複数のモバイル端末と通信するための基地局であって、
    PMIと、複数のBCIと、ΔCQIとを含むフレームをモバイル端末から受信する受信ユニットであって、前記ΔCQIが、電力割り当てを前記基地局における実際のダウンリンク送信電力割り当てに近いものにすることによって計算される、受信ユニットと、
    前記PMIと、前記複数のBCIと、前記ΔCQIとを考慮して、前記複数のモバイル端末に関するプリコーディング操作を実行する処理ユニットとを備え、
    前記PMIが、前記モバイル端末に対して使用するのに好ましいプリコーディング行列を表し、前記BCIが、前記モバイル端末とペアにされる可能性がある他のモバイル端末に対して使用するのに好ましいベスト・コンパニオン・プリコーディング行列を表し、ΔCQIが、前記複数のBCIの使用が原因のチャネル品質悪化を表す、
    基地局。
  50. 前記ΔCQIが、前記PMIと前記複数のBCIの合計との間に電力を均等に割り当てることによって計算される、請求項49に記載の基地局。
  51. 前記複数のBCIに割り当てられる電力が、前記複数のBCIの間に均等または不均等に割り当てられる、請求項50に記載の基地局。
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