JP2013539645A - タイブレーキング機構へのフィードバックとしてリンク利用を用いることに基づいた802.1aqのための自動化トラフィックエンジニアリング - Google Patents

タイブレーキング機構へのフィードバックとしてリンク利用を用いることに基づいた802.1aqのための自動化トラフィックエンジニアリング Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークにおける全体的なトラフィック分散を考慮した負荷分散及び負荷拡散技法を提供する。
【解決手段】イーサネットブリッジを含むイーサネットネットワークにおける改良された負荷分散のためのイーサネットブリッジにおける方法は、イーサネットネットワークにおける各イーサネットブリッジ対間で第1の1つ以上の最短経路のセットを決定することと、少なくとも第1の最短経路を選択することと、イーサネットネットワークの各リンクについてリンク利用値を計算することと、イーサネットネットワークにおける各イーサネットブリッジ対間で第2の1つ以上の最短経路のセットを決定することと、各最短経路について経路利用値を発生することと、経路利用値に基づいて第2の最短経路を選択することと、を含み、これによって、経路利用を考慮した第2の最短の選択が、イーサネットネットワーク全体の負荷分散の標準偏差を最小に抑える。
【選択図】図2

Description

関連技術の相互参照
本出願と同一日に出願され所有者が共通するDavid Ian Allen及びScott Andrew Mansfieldの「AUTOMATED TRAFFIC ENGINEERING FOR MULTI-PROTOCOL LABEL SWITCHING (MPLS) WITH LINK UTILIZATION AS FEEDBANK INTO THE TIE-BREAKING MECHANISM」による同時係属中の特許出願に対する相互参照を行う。この相互参照した出願は引用により本願にも含まれるものとする。
本発明の実施形態は、ネットワークにおいて負荷分散を向上させるための方法及び装置に関する。具体的には、本発明の実施形態は、ネットワーク内のノード間で多数の等コスト経路を用いたイーサネット(登録商標)ネットワークにおける負荷分散のための方法に関する。
負荷分散又は負荷拡散は、ネットワークにおいて帯域幅をより有効に利用し、全体的な性能を向上させる方法である。今日展開されているほとんどの自動化負荷分散及び負荷拡散技法は、極めてローカルな観点のみで動作する。これらの負荷分散及び負荷拡散技法は、所与の宛先に対する経路の数又は次のホップのみを考慮し、ネットワークにおける全体的なトラフィック分散を考慮しない。
等コストマルチパス(ECMP:equal cost multi-path)は、ルーティングネットワークにおけるユニキャストトラフィックの負荷拡散のための一般的な戦略であり、所与の宛先に対するパケットをどのように転送するかに関する決定が、データベース計算を実行している場合に最短経路の候補である多数の「等コスト」経路のいずれかに分解可能である場合に利用される。ECMPは、必要なサポートデータプレーンハードウェアを備えたほとんどのユニキャストルーティングプロトコル及びノードと関連付けて用いることができる。これは、単一のルータに対してローカルなホップごとの決定に依拠し、全ての中間ノードにおいてプロミスキャスな受信及び完全な転送テーブルを想定するからである。ネットワークにおけるいずれかの所与のノードでECMPを用いて、負荷は、等コストの次のホップセット全体に疑似均等に分割される。このプロセスは、所与の宛先に対して2つ以上の経路が存在するネットワークの各ホップにおいて独立して実施される。
多くの実施において、多数の等コスト次ホップの存在がある場合、各パケットを、インターネットプロトコル(IP)ヘッダ等のエントロピソースについて調べ、経路数を法とするヘッダ情報のハッシュを用いて特定のパケットについて次のホップを選択する。高度に集約されたトラフィックでは、この方法は規則的なトポロジー(すなわち対称的なトポロジー)において平均して負荷を均等に分散させ、規則性の低いトポロジーにおいてある程度の向上を提供する。
最短経路ブリッジング(SPB)のための電気電子技術者学会(IEEE)802.1aq規格は、イーサネットネットワークアーキテクチャにおいて完全メッシュ最短経路接続性を構築するために用いられる。SPBは、多数の制御プロトコルを、中間システム−中間システム(IS−IS)プロトコルによってサポートされる単一リンク状態ルーティングシステムに統合する。このシステムは、基本的なイーサネットLAN接続性を構築するための一体型で一致したユニキャスト及びマルチキャスト転送の演算に用いられる。
802.1aqをサポートするものを含むイーサネットネットワークアーキテクチャは、ホップごとのマルチパス転送をサポートしない。このサポート不足は、ユニキャストトラフィック及びマルチキャストトラフィックが一致する必要性の結果であり、マルチキャストがECMPとコンパチブルでないからである。その代わり、マルチキャストソリューションの実施は、各経路順列ごとに別個のVLANをインスタンス化し、イーサネットネットワークに対する入口でVLANの各々に負荷の一部を割り当てることによって行われる。現在の802.1aq仕様において、経路順列は、等コスト経路間のタイブレーキングで用いられるノード識別子のアルゴリズム操作によって発生される。ノード識別子のアルゴリズム操作は、リンク利用を均等にするために、疑似ランダム経路選択を生成し、著しい拡張ファクタ(ネットワーク全体で実際の経路よりも多くの仮想経路)を必要とする。現在のマルチパスソリューションの全体的な性能はECMPと同様である。
イーサネットブリッジを含むイーサネットネットワークにおける改良された負荷分散のためのイーサネットブリッジにおける方法であって、イーサネットブリッジがイーサネットネットワークにおける複数のイーサネットブリッジの1つであり、イーサネットネットワークのトポロジーが複数のノード及びノード間のリンクを含み、イーサネットブリッジが、イーサネットネットワークにおける各リンクについてリンク情報を記憶するためのトポロジーデータベースと、イーサネットブリッジの各ポートについて転送情報を記憶するための転送データベースであって、イーサネットブリッジに入来するトラフィックをどこに転送するかを指示する、転送データベースと、トポロジーデータベース及び転送データベースに結合され、データトラフィックを処理するように構成された制御プロセッサであって、トポロジーデータベースに最短経路検索アルゴリズムを実行することによってイーサネットネットワークにおける各イーサネットブリッジ対間で少なくとも1つの最短経路を決定するように構成された最短経路検索モジュールであって、複数の等コスト最短経路を有するイーサネットブリッジ対の各々について、等コスト最短経路を負荷分散モジュールに送信するように構成された、最短経路検索モジュールと、複数の等コスト最短経路における各対に関連付けられたリンク利用値から導出された経路利用値に基づいて複数の等コスト最短経路の各々をランク付けするソートモジュールと、複数の等コスト最短経路から、イーサネットブリッジ対間でデータトラフィック負荷を共有するために用いるそのイーサネットブリッジ対についての複数の等コスト最短経路の第1のサブセットを選択するように、更に、経路利用値に基づいて、そのイーサネットブリッジ対についての第1のサブセットとデータトラフィック負荷を共有するために用いるそのイーサネットブリッジ対についての複数の等コスト最短経路から第2のサブセットを選択するように構成された負荷分散モジュールと、を含む制御プロセッサとを含み、これによって、経路利用値を考慮した第2のサブセットの選択が、イーサネットネットワーク全体の負荷分散の標準偏差を最小に抑える。
イーサネットブリッジを含むイーサネットネットワークにおける改良された負荷分散のためのイーサネットブリッジであって、イーサネットブリッジがイーサネットネットワークにおける複数のイーサネットブリッジの1つであり、イーサネットネットワークのトポロジーが複数のノード及びノード間のリンクを含み、イーサネットブリッジが、イーサネットネットワークにおける各リンクについてリンク情報を記憶するためのトポロジーデータベースと、イーサネットブリッジの各ポートについて転送情報を記憶するための転送データベースであって、イーサネットブリッジに入来するトラフィックをどこに転送するかを指示する、転送データベースと、トポロジーデータベース及び転送データベースに結合され、データトラフィックを処理するように構成された制御プロセッサであって、トポロジーデータベースに最短経路検索アルゴリズムを実行することによってイーサネットネットワークにおける各イーサネットブリッジ対間で少なくとも1つの最短経路を決定するように構成された最短経路検索モジュールであって、複数の等コスト最短経路を有するイーサネットブリッジ対の各々について、等コスト最短経路を負荷分散モジュールに送信するように構成された、最短経路検索モジュールと、複数の等コスト最短経路における各対に関連付けられたリンク利用値から導出された経路利用値に基づいて複数の等コスト最短経路の各々をランク付けするソートモジュールと、複数の等コスト最短経路から、イーサネットブリッジ対間でデータトラフィック負荷を共有するために用いるそのイーサネットブリッジ対についての複数の等コスト最短経路の第1のサブセットを選択するように、更に、経路利用値に基づいて、そのイーサネットブリッジ対についての第1のサブセットとデータトラフィック負荷を共有するために用いるそのイーサネットブリッジ対についての複数の等コスト最短経路から第2のサブセットを選択するように構成された負荷分散モジュールと、を含む制御プロセッサを含み、これによって、経路利用値を考慮した第2のサブセットの選択が、イーサネットネットワーク全体の負荷分散の標準偏差を最小に抑える。
本発明は、添付図面の図において、限定ではなく一例として例示されている。図面において同様の参照符号は同様の要素を示す。本開示における「1つの」又は「ある」実施形態に対する異なる引用は必ずしも同一の実施形態に対するものではなく、かかる引用は少なくとも1つを意味することに留意すべきである。更に、特定の特性、構造、又は特徴を1つの実施形態に関連付けて記載する場合、これらは、明示的に記載されている場合もそうでない場合も、他の実施形態と関連付けたかかる特性、構造、又は特徴を実施するための当業者の知識内にあることが提示される。
ネットワークトポロジーの一例の図である。 802.1aqのための自動トラフィックエンジニアリングを実施するイーサネットブリッジの一実施形態の図である。 タイブレーキング機構へのフィードバックとしてリンク利用の使用を組み込んだ自動化トラフィックエンジニアリングを含む負荷分散プロセスの一実施形態のフローチャートである。 マルチポイント−マルチポイントネットワークトポロジーの一例の図である。 マルチポイント−マルチポイントネットワークトポロジーの別の例の図である。
以下の記載において、多数の具体的な詳細を明記する。しかしながら、本発明の実施形態はこれらの具体的な詳細がなくても実施可能であることは理解されよう。他の例において、周知の回路、構造、及び技法は、本記載の理解を曖昧にしないために詳細には示さない。しかしながら、本発明はかかる具体的な詳細がなくても実施可能であることは当業者には認められよう。当業者は、ここに包含される記載によって、必要以上の実験作業を行うことなく適切な機能性を実施することができる。
図2の例示的な実施形態を参照して、フロー図の動作を説明する。しかしながら、フロー図の動作は図2を参照して考察するもの以外の本発明の実施形態によって実行可能であり、図2を参照して考察する実施形態は図3のフロー図を参照して考察するものとは異なる動作を実行可能であることは理解されよう。図1及び図4〜5は、図2及び図3の原理及び構造の実施を例示する一例としてのトポロジー及び状況を与える。
図に示す技法は、1つ以上の電子デバイス(例えばエンドステーション、ネットワーク要素等)に記憶され実行されるコード及びデータを用いて実施可能である。かかる電子デバイスは、一時的でない(non-transitory)機械読み取り可能又はコンピュータ読み取り可能記憶媒体(例えば磁気ディスク、光ディスク、ランダムアクセスメモリ、読み出し専用メモリ、フラッシュメモリデバイス、及び相変化メモリ)等の一時的でない機械読み取り可能又はコンピュータ読み取り可能媒体を用いて、コード及びデータを(内部で及び/又はネットワークを介して他の電子デバイスによって)記憶し伝達する。更に、かかる電子デバイスは典型的に、1つ以上の記憶デバイス、ユーザ入/出力デバイス(例えばキーボード、タッチスクリーン、及び/又はディスプレイ)、及びネットワーク接続等の1つ以上の他のコンポーネントに結合された1つ以上のプロセッサセットを含む。プロセッサセット及び他のコンポーネントの結合は典型的に1つ以上のバス及びブリッジ(バスコントローラとも称する)を介して行う。記憶デバイスは、1つ以上の一時的でない機械読み取り可能又はコンピュータ読み取り可能記憶媒体及び一時的でない機械読み取り可能又はコンピュータ読み取り可能通信媒体を表す。このため、所与の電子デバイスの記憶デバイスは典型的に、その電子デバイスの1つ以上のプロセッサセット上で実行するためのコード及び/又はデータを記憶する。むろん、本発明の一実施形態の1つ以上の部分は、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はハードウェアの異なる組み合わせを用いても実施可能である。
本明細書において用いる場合、ネットワーク要素(例えばルータ、スイッチ、ブリッジ等)とは、ハードウェア及びソフトウェアを含む1台のネットワーキング機器であり、ネットワーク上の他の機器(例えば他のネットワーク要素、エンドステーション等)と通信的に相互接続する。いくつかのネットワーク要素は「多数サービスネットワーク要素」であり、多数のネットワーキング機能(例えばルーティング、ブリッジング、スイッチング、レイヤ2アグリゲーション、セッションボーダー制御、マルチキャスティング、及び/又は加入者管理)のためのサポートを提供し、及び/又は多数のアプリケーションサービス(例えばデータ、音声、及び映像)のためのサポートを提供する。加入者エンドステーション(例えばサーバ、ワークステーション、ラップトップ、パームトップ、携帯電話、スマートフォン、マルチメディア電話、VOIP(Voice Over Internet Protocol)電話、携帯型メディアプレーヤ、GPSユニット、ゲームシステム、セットトップボックス(STB)等)は、インターネット上で提供されるコンテンツ/サービス及び/又はインターネットにオーバーレイされた仮想プライベートネットワーク(VPN)上で提供されるコンテンツ/サービスにアクセスする。コンテンツ及び/又はサービスは典型的に、サービス又はコンテンツプロバイダーに属する1つ以上のエンドステーション(例えばサーバエンドステーション)、又はピアツーピアサービスに参加するエンドステーションによって提供され、パブリックウェブページ(フリーコンテンツ、商店、検索サービス等)、プライベートウェブページ(例えば電子メールサービスを提供するユーザネーム/パスワードアクセスウェブページ等)、VPN、IPTV等を介した企業ネットワークを含むことができる。典型的に、加入者エンドステーションは、他のエンドステーション(例えばサーバエンドステーション)に(例えば他のエッジネットワーク要素に対する1つ以上のコアネットワーク要素を介して)結合されたエッジネットワーク要素に対するアクセスネットワークに(有線で又は無線で)(例えばカスタマ構内機器を介して)結合されている。
本発明の実施形態は、従来技術の欠点を回避するためのシステム、ネットワーク、及び方法を提供する。従来技術の欠点は、非対称トポロジーにおける低い性能、イーサネット技術に対する著しい変更の必要性、パケットごとの調査のための高リソース要件、合理的なネットワーク利用を達成するための高レベルの拡張、多数のメトリックセット発生及び保守、並びに状態の小さい変更を行うために必要な著しいリソースを含む。
本発明の実施形態は、これらの欠点を克服するために、ネットワークのためのトポロジーデータベースの横断数を最小限に抑えながら動的トラフィックエンジニアリングを可能とする。負荷分散プロセスは、経路配置を決定する場合に負荷を考慮することによる動的トラフィックエンジニアリングを組み込む。
負荷分散プロセスは、明白な特性を有するタイブレーキングプロセスを利用し、いずれかの2点間の経路について、経路のいずれのサブセットのコンピューティングの方向、コンピューティング又は検査の順序とは無関係に、単一の対称的な経路に分解する。このプロパティを、「最短経路のいずれの部分も最短経路である」と記載する。又は、換言すると、最短経路のいずれかの部分に沿ってタイが発生すると、それらのノードは同一の選択の経路のサブセットについてタイを分解し、その結果として最小コストの最短経路ツリーが得られる。本明細書ではこれを「共通アルゴリズムタイブレーキング」プロセスと称する。
負荷分散プロセスにおいては、共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを用いたトポロジーデータベースの初期パスの結果、第1のツリーセットが発生する。これは、いずれのリンク上でも負荷が記録されていないためであり、従って、802.1aqにおける等コストの定義が最低メトリックであり最小ホップ数である場合に全ての等コスト経路は利用の候補である。初期ステップでは、ネットワークにおける各ノード対間の最短経路を決定する必要があり、いずれかの2つのノード間で2つ以上の最短経路が発見されると、ネットワークにおける各ノード対間で一意の経路選択を発生するため、及び1つ以上の等コスト転送ツリーセットを発生するため、共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスをタイブレーキングに用いる。これをIEEE規格802.1aqにおいては「ECTセット」と称する。
IEEE802.1aqは、2つの可能な動作モードを有する。VLANベースのネットワークのための第1のモードは最短経路ブリッジングVID(SPBV)と称される。MACベースのネットワークのための第2のモードは最短経路ブリッジングMAC(SPBM)と称される。各ECTセットは一般的に、SPBVのための最短経路VLAN識別子(SPVID)セットに、及びSPBMのためのバックボーンVLAN識別子(B−VID)に関連付けられている。イーサネットネットワークは、データプレーンにおいて2つ以上のECTセットを同時にサポートすることができる。
タイブレーキングプロセスは、経路にランクを付け、ランクの低い及び高い経路又は「ブックエンド」経路を決定することができ、双方の経路は必須のプロパティセットを呈する。このため、このタイブレーキングプロセスは、データベースの単一の「全対」パスから2つ以上の経路を選択することができる。また、負荷分散プロセスは、以前のタイブレーキング手順によって実際に選択された経路に基づいて、各リンクを横断する最短経路数を計算する。この値は「リンク利用」値と称され、以降の計算において用いることができる。リンク利用値は、最短経路がリンクを通過するノード対の総数である。他の実施形態では、トポロジーデータベースにおける追加情報を考慮してリンク利用の代わりに用いられる更に洗練された可能性が存在する。
データベースを介して更にECTセットを発生するための以降のパスでは、各経路について辞書編集方式でソートしたリンク利用値又は単に経路における各リンクの利用の和を含むことができる経路利用値を発生し、次いで経路利用値に基づいて結果として得られた経路にランクを付けることによって、いずれかの2点間の最短経路セットを最初にランク付けする。また、2つ以上のランク付け方式も用いることができる。これは、ECTセットを発生している際に2つ以上の経路を選択した場合、同一の経路を選択する回数を最小限に抑えることが有利であるからである。多様性を実証する多数のリンクのランク付けを用いることで、多数の経路を選択するために必要な繰り返し数を最小限に抑えることができる。ランク付けプロセスによって単一の最低利用経路が発生すると、更に処理を行うことなくこれを選択することができる。2つ以上のランク付け(例えば最低ランク付け及び最高ランク付け)を考慮する場合、最低及び最高のランク付け経路の双方として最低利用経路を選択する。2つ以上の等しい最低利用経路が存在する場合、共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを最低利用経路セットに適用して選択を行う。一実施形態では、このステップから2つ以上のランク付けを選択することも可能である。2つ以上の負荷ランク付け機構を利用する場合(例えばランク付けとして負荷の和及び辞書編集方式ソート)、タイが発生した場合に各々から多数のランク付けを抽出することができる。
トポロジーデータベースを介した追加のパス又は繰り返しを実行することができ、各繰り返しにおいて、経路の各リンクに割り当てたリンク利用値は、トポロジーデータベースを介した全ての以前のパスの間に選択されたリンクを通過する最短経路の累積測定値又は指示である。
図1は、例示的なネットワークトポロジーの一実施形態の図である。例示的なネットワークトポロジーは6つのノードを含み、これらは対応するノード識別子1〜6を有する。ネットワークトポロジーに経路対は決定されていない。例示的な共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを利用し、ノード識別子を用いて辞書編集方式で経路をランク付けする。ノード1とノード4との間で等コストの経路セットを調べると、以下のようなランク付けされた経路識別子セットが発生する(経路識別子は辞書編集方式でソートされており、ノード識別子が経過リストとして現れないようになっていることに注意すること)。
1−2−3−4
1−2−4−6
1−3−4−5
1−4−5−6
このタイブレーキングプロセスの最初の適用では、これらのノード間の低いランク付け及び高いランク付け経路として1−2−3−4及び1−4−5−6が選択される。この例では簡略化のため、全ての6つのノードからの最短経路ツリーではなくネットワークのための経路総数を決定する際にノード対1及び4のみを考慮する。この例では次いで、選択した経路におけるリンクの各々に経路対総数1を割り当てる。トポロジーデータベースを介した次のパスでは、負荷分散プロセスは、経路IDの各々と関連付けて以下の辞書編集方式の負荷ソートを行う。
経路1−2−4−6について負荷0、1、1
経路1−3−4−5について負荷0、1、1
経路1−2−3−4について負荷1、1、1
経路1−4−5−6について負荷1、1、1
辞書編集方式のリンク負荷ソートの結果として、経路1−2−4−6及び1−3−4−5の各々は0−1−1であり、これらについてタイが生じる。同様に、リンク負荷の和は以下の通りである。
経路1−2−4−6について負荷2
経路1−3−4−5について負荷2
経路1−2−3−4について負荷3
経路1−4−5−6について負荷3
双方のランク付けスタイルの結果、辞書編集方式でソートした経路IDの二次的タイブレーカーが用いられる。双方の場合、この二次的タイブレーカーから、低経路(1−2−4−6)が選択される。同様に、最低負荷経路セットの高ランク付け経路IDとして1−3−4−5を選択することができる。一実施形態においては、低−高選択を用いる場合、2つの経路を選択する。これらの経路は同一であるか、又は著しい重複を有する可能性がある。例えば、経路1−3−4−5が上のランク付けリストに存在しない場合、経路1−2−4−6が最低コストの低及び高ランク付け経路の双方としての資格を得る。他の実施形態では、低経路選択に対する最初の入力は、辞書編集方式の負荷ソートに基づいたランク付けから行うことができ、高経路選択に対する主要入力は、負荷の和に基づいたランク付けから行うことができる。
この例は1つの経路対を調べることからリンク利用を考慮するだけであるのに対し、データベースの単一のパスの後、潜在的なトラフィック分散の包括的なビューが存在し、以降のパスのタイブレーキングによって本質的に最大が回避され、従って負荷はネットワーク全体で更に均等に分散されることは当業者に理解されよう。負荷分散の変化の程度は、効果が累積的と見なされる新しい経路セットごとに比例して低減する。
プロセスの繰り返しごとに選択される経路数及びネットワークを利用するため構成される累積経路数は、アプリオリの転送状態対必要な演算パワー分析の関数とすることができる。最低コストの最低及び最高ランク付け経路の双方を選択すると、リンク利用の標準偏差における所与の向上に必要なコンピューティングパワー量が最小限に抑えられるが、結果として更に転送状態が必要である。これは、繰り返しごとに2つの等コストツリーセットが発生されるからである。各繰り返しから単一経路順列を選択するには更にコンピューティングパワーが必要であるが、利用の標準偏差において所与の低減に必要な転送データベース状態量が低減する。これは、単一の最低利用候補から2つの経路を選択しなければならない回数が最小限に抑えられるからである。発生した全経路数は、ネットワーク効率に対して均衡化したネットワーク要素状態及び演算パワー考慮点の双方の組み合わせに基づいて決定される。経路負荷にランク付けするために多数の方式を利用することで、データベースの所与のパスからもっと多くの経路を選択することができる。これは、所与の数の経路選択について同一の経路を2回以上選択する確率を下げるからである。上述の例では、ネットワーク全体に適用される一貫した結果を生じる2つの経路負荷ランク付け方法について記載した。他の実施形態では、追加の又は代替的なランク付け方法を利用することも可能である。例えば、ローカリティプロパティ(共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスと組み合わせた場合に最低負荷経路のいずれかの部分が最低負荷経路でもある)及びかかるランク付けの組み合わせも有する他の負荷ランク付け機構を利用することができる。
更に、上述の例では、リンクを通過した最短経路総数によってリンク利用を表す。リンク利用を表すために、もっと詳細かつ高精度で多数の変形を利用することができる。802.1aqルーティングデータベース内には充分な情報があるので、ネットワーク内の各ノードが、特定の最短経路を用いるサービスインスタンス数を決定することができる。リンク利用値はこの利用に基づいて決定されて、対応するリンクを適切に重み付けすることができる。転送データベースによって記憶されたデータを増大させることで、負荷分散計算に用いるためにサービスごとの追加の帯域幅プロファイリング情報が利用可能である。別の実施形態では、ノード対間で提供可能である最大負荷を表すものとして、経路におけるリンクセットの最小リンクメトリックのみを用いる。他の実施形態では、同様のメトリック又は更に詳細なメトリックを用いることができる。
一実施形態において、トポロジーデータベースの最終パスを除いた全てのものが、ネットワーク内の全ノート対間の最短経路の「全対」計算を伴う。これは複雑さのために演算の面で高価である場合がある。しかしながら、負荷分散プロセスは、測定可能な利益を生むためにトポロジーデータベース内で著しい数のパスを必要とせず、その結果、負荷分散プロセスはネットワークリソース割り当てにおいて有益な全体的な向上を達成し、これらの「全対」計算を妥当なものとする。
ランダムなグラフ発生を利用する実験例において、初期ECTセットを確立した後のデータベース内の単一パスでは、結果として、ネットワークの各リンクを通過する最短経路総数として測定されたリンク負荷印加の変動係数が約平均45%低減した。トポロジーデータベース内で更に3つのパスにおいて変動係数が低下し続け、平均75%の低減まで至ったが、利点の大部分はベースラインを確立した後に第1のパスから得られた。このため、負荷分散における利点の大部分はデータベースの最初の2つのパスで得られる。第1のセットの負荷印加を回避するために第2のセットが明示的に配置されると、ネットワーク内の経路数は2倍になった。しかしながら、変動係数の向上率は、累積経路総数によって表面的に提示される1/2、1/3、1/4率よりもはるかに迅速にパスごとに低下する。このため、演算及び転送状態の双方において負荷分散プロセスを追跡可能に維持しながら、有意の結果を達成可能である。
この方法は効果的に接続指向であり、最小負荷印加リンクを求めるので、失敗によって生じたトラフィックマトリックスの乱れは分離され、性質上ローカルである傾向がある。いったんネットワークの狭窄(constriction)が迂回されたら、負荷分散プロセスはデータトラフィックを最初の分散へと向ける傾向がある。また、この方法は既存のイーサネット技術ベースにより動作して、保守運用管理(OAM:operation, administration and management)プロトコルを未変更で利用することができ、この技法がイーサネットネットワークのアーキテクチャ及びサービス保証を維持するようにする。
また、負荷均衡化プロセス及びシステムによって、管理者は負荷因子でリンクを「予めバイアス」することができ、これは特定のリンクから何らかの負荷をシフトする効果を有する。これによって、マルチトポロジールーティングよりもはるかに単純な管理である単純なメトリック変更よりもルーティング挙動操作のための更に微妙なグラデーションが可能となり、従来のルーティングネットワークで行われたメッシュ密度を人工的に上昇させるためのリンク仮想化(RFC4206に従ったMPLS「転送隣接(forwarding adjacencies)」等)の必要がなくなる。2段階ソートでは、リンクバイアスを適用するタイミングが重要である。これは典型的には第2及びそれ以降の繰り返しについてのみ考慮される。これが第1の繰り返しで用いられる実施においては、全ての等コスト経路は利用の候補であり(ゼロ)、すぐにバイアス因子を適用すると、第1の繰り返しの結果としてバイアスを有するそのリンクから他の経路へと全ての負荷がシフトされる傾向がある。
図2は、802.1aq負荷均衡化のための自動化トラフィックエンジニアリングを実施するイーサネットブリッジの一実施形態の図であり、これはタイブレーキング機構へのフィードバックとしてリンク利用を用いることに基づいている。イーサネットブリッジ200は、転送データベース215、トポロジーデータベース217、入口モジュール203、出口モジュール205、転送エンジン213、及び制御プロセッサ207を含むことができる。入口モジュール203は、物理リンク及びデータリンクレベルでイーサネットブリッジ200が受信しているデータパケットの処理を扱うことができる。これは、制御プロセッサに宛てられたIS−ISトラフィックを識別することを含む。出口モジュール205は、物理リンク及びデータリンクレベルでイーサネットブリッジ200が送信しているデータパケットの処理を扱う。転送エンジン213は、データトラフィックの転送及び高レベル処理を扱う。制御プロセッサ207は、最短経路検索モジュール209及びソートモジュール211を実行するか又は含むことができる。
転送データベース215は、データパケットを転送する方法を定義する転送テーブル及び転送エントリを含む。転送エントリは、イーサネットブリッジ200のネットワークインタフェースにアドレスを関連付ける。この情報は転送エンジン213によって用いられて、どのようにデータパケットを処理するか、すなわちどのネットワークインタフェースにデータパケットを転送するかを決定する。負荷分散方法及びシステムは、本明細書において以下に記載するような負荷分散を実施する転送エントリを生成する。
トポロジーデータベース217は、イーサネットブリッジ200が接続されているネットワークのトポロジーのネットワークモデル又は同様の表現を記憶する。トポロジーデータベース217は、ネットワークにおける各ノードの識別子を含み、更にノード間の各リンクの識別子を含む。一実施形態において、ネットワーク内のノードは各々イーサネットブリッジであり、イーサネットブリッジ間のリンクはイーサネットリンクである。ノードは一意のノード識別子によって、リンクはノード−識別子対によって識別することができる。このネットワークモデル表現は一例として与えられており、この負荷分散方法及びシステムによって他のネットワークトポロジー表現も利用可能であることは当業者には理解されよう。
最短経路検索モジュール209は、制御プロセッサ207のコンポーネント又は制御プロセッサ207によって実行されるモジュールである。最短経路検索モジュール209は、トポロジーデータベースを横切って、ネットワークトポロジー内のいずれかの2つのノード間の最短経路を決定する。2つのノード間においてネットワーク内で等しい距離又はコストを有する多数の経路が存在し、これらの多数の経路が全て最短経路である場合には、これらの多数の等コスト経路をソートモジュール211及び負荷分散モジュール213に提供して、どれを利用するかを決定することができる。最短経路検索モジュール209は、ネットワークトポロジー内の全ノード間の最短経路を決定することができ、これを本明細書においては「全対」計算と称する。
最短経路検索モジュール209は、各ノード対について最短経路セットを与え、負荷分散モジュール213は、最短経路のサブセットを選択し、転送データベースを更新して、イーサネットブリッジ200を横切る各最短経路のサブセットを実施する転送エントリを含む。
第1のパスの後、最短経路検索モジュール209は、トポロジーデータベースを介した第1のパスの結果として得られたネットワークトポロジー内の各リンクのリンク利用値を計算する。リンク利用値は、所与のリンクを横切る選択された最短経路の総数である。各リンクについて別個のリンク利用値を計算し記録する。これらのリンク利用値を用いて経路利用値を発生し、次いでこれを用いてトポロジーデータベースを介した以降のパスについて経路のランク付けをバイアスさせる。この場合、初期タイブレーカーは、辞書編集方式でソートしたリンク利用値のランク付けしたリスト又はリンク利用値の和(すなわち経路利用値の形態)のいずれかであり、この結果としてタイが生じた場合、共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスが以降のタイブレーカーとして用いられる。
ソートモジュール211は、制御プロセッサ207のコンポーネント又は制御プロセッサ207によって実行されるモジュールである。ソートモジュール211は、第2のパス及び以降のパスにおいて経路利用値に基づいて負荷印加した等コストツリーセットの初期ランク付けを実行することによって、負荷分散モジュール213を支援する。
多数の等コスト経路を有する各ノード対について、ソートモジュール211は経路利用値に基づいてこれらの等コスト経路の各々のランク付けを発生し、負荷分散モジュール213はこのランク付けから少なくとも1つの経路を選択する。他の実施形態においては、最高及び最低ランク付けの経路を選択して、対応するノード対間で負荷を分割することができる。負荷分散モジュール213は、制御プロセッサ207のコンポーネント又は制御プロセッサ207によって実行されるモジュールである。
このプロセスは、いかなるパス又は繰り返し数でも繰り返すことができ、この場合リンク利用値は通過する最短経路セットの累積指示値まで更新される。また、経路利用値も、リンク利用値に対する変更に従って更新される。経路における変数の標準偏差は典型的に各繰り返しと共に低減するが、経路セット数が増えると、各追加セットの全体的な影響は比例して低減し、これは2つ又は3つ以上のパス又は繰り返しを用いることが生成のための演算労力又はインスタンス化のための転送状態のいずれにも値しないことを示す。経路又は繰り返しの数は、管理者によって指定され、ネットワーク全体にわたって構成される。
図3は、等コスト経路のためのタイブレーキング機構へのフィードバックとしてリンク利用を用いること基づいた802.1aqの自動化トラフィックエンジニアリングを可能とする負荷分散のプロセスの一実施形態のフローチャートである。一実施形態では、このプロセスは、イーサネットブリッジ等のネットワーク要素の開始時に、既定の間隔又は同様のイベントもしくは時点において、そのブリッジに接続されたネットワークに対するトポロジーの変化が通知されると実行することができる。トポロジーデータベースは、負荷分散プロセスとは別個のプロセスとしてネットワーク内の各イーサネットブリッジにおいて維持され、ネットワークの真のトポロジーの現在の表現であると想定される。
一実施形態において、負荷分散プロセスは、ネットワーク内のイーサネットブリッジとイーサネットネットワーク内の別のイーサネットブリッジとの間の最短経路セットを決定することによって開始する(ブロック301)。最短経路セットは、個々の経路として又は各ツリーのルートとして各イーサネットブリッジを有するツリーセットとして考えることができる。多数の最短経路があるか否か、すなわちイーサネットブリッジ間に最短経路のためのタイがあるか否かを判定するためにチェックを行う(ブロック303)。イーサネットブリッジ対がそれらの間に単一の最短経路を有する場合、転送データベースを更新して最短経路を反映させる(ブロック306)。一実施形態では、転送データベースを更新して、これを維持するイーサネットブリッジを横断する経路の各々を反映させる。ネットワーク内の各イーサネットブリッジがこの同一の計算を実行する。負荷分散プロセスは決定論的であり、このため各イーサネットブリッジは同一の結果を算出する。トポロジーに変化がない限り、単一の最短経路を有するイーサネットブリッジ対にこれ以上の処理は必要ない。
イーサネットブリッジ対が、典型的に最低ホップ数及び最低コストとして測定される一意の最短経路を有しない場合、共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを用いて、一意の最短経路又は最短経路セットを選択することができる(ブロック305)。一実施形態では、第1及び最後のランク付け経路を選択することができる。経路を選択した後、それらを転送データベースに記憶するか、又はそれらを用いて転送データベースを更新して、全てのイーサネットブリッジ対でそれらの間に少なくとも1つの経路が選択されているようにする。
最短経路を選択した後、ノード対の全てで経路が選択されているか否かを判定するためにチェックを行う(ブロック307)。更に別のノード対で1つの経路又は経路セットが選択されていない場合、プロセスは続いて処理する次のノード対を選択する(ブロック309)。ノード対の全てで最短経路が選択された場合、プロセスは続いて第2のパス又は繰り返しに移る。
全てのイーサネットブリッジ対が完了したので、転送データベースの更新結果として、又は転送データベースの更新後に、各リンクについてリンク利用値を計算する(ブロック310)。リンク利用値は、ネットワークのトポロジーにおける各対応リンクを横断する経路の総数である。リンク利用値はネットワークにおける各リンクについて計算される。リンク利用値は、使用レベル及び、追加経路を形成する場合に回避しなければならないネットワークにおける潜在的なボトルネックの指示を与える。
これ以降の最短経路の発生では、経路利用値を発生することによってタイブレーキングを最初に実行する。経路利用値は、これがリンク利用値を含む場合は辞書編集方式でソートしたリストとして、又はリンク利用値の和としてのいずれかで発生する。全てのノードプロセスは、あるノード対を選択し、このノード対間で最短経路セットを決定することによって再び開始する(ブロック311)。このプロセスは、各経路に対応するリンク利用値に基づいた経路利用値を含む(ブロック313)。経路利用値は、リンク利用値の和等の各経路の全体的な負荷を表すことができ、又は、各経路における最大もしくは最小負荷印加リンクを強調するリンク利用値の辞書編集方式でソートした配置もしくは同様の配置及び表現とすることができる。最短経路は、それらの経路利用値によってランク付けされる(ブロック315)。等しい経路利用値を有する所与のノード対について2つ以上の最短経路があるか否かを判定するためにチェックを行う(ブロック317)。
一意の最低負荷印加経路が存在する場合、全経路ランク付け(例えば最低及び最高)のためにこれ以上の処理を行うことなくこれを選択することができる。同一の負荷印加の2つ以上の最短経路が存在する場合(すなわち同一の経路利用値)、共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを用いて、最短経路の最低負荷印加セットのこのサブセットにおいて経路選択を実行する(ブロック321)。ランク付けはリンク利用値を考慮に入れて、最低又は最小使用リンクの経路が最も選択される可能性が高いようになっており、これは結果としてネットワーク内の次のホップだけでなくネットワークの全体的な負荷を考慮するので、ネットワーク全体のルーティングはいっそう均衡化される。次いで転送データベースを更新して、選択した経路を反映させる(ブロック318)。
次いで、ノード対の全てが選択された最短経路又は最短経路セットを有するか否かを判定するためにチェックを行う(ブロック319)。そうでない場合、プロセスは続いて処理する次のノード対を選択する(ブロック323)。ノード対の全てが計算された場合は、追加の経路が必要であるか否かを判定するためにチェックを行う(ブロック325)。追加の経路が必要ない場合(これはネットワーク管理者によって設定されるか又は同様の方法で決定されるパラメータである)、負荷分散プロセスは終了する。追加の経路が必要である場合、プロセスは続いて第2のものと同様の第3のパス又は繰り返しに移るが、これは以前の繰り返しで決定されたリンク利用に基づいている。このプロセスはいかなる数の繰り返しを有することも可能である。
図4は、イーサネットブリッジセット1〜18を含むマルチポイント−マルチポイントネットワークの一実施形態の図である。この図は、所与の例について先に規定したプロセスの第1の繰り返しによって規定された経路又はツリーのセットを示す。この図は、このネットワークへの入口がノード1〜4及び同様に13〜18上で分散可能であることを想定する。換言すると、これらのイーサネットブリッジはネットワークのエッジにあるが同一の外部インタフェースを有する。この例では、第1のパスにおいて、必須プロパティの共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを用いたプロセスは、この一意の経路セットから辞書編集方式でソートした経路ID1〜13から4〜18のセット(例えば1−5−9−13及び4−8−12−18)を発生し、この例は、これらの一意の経路識別子のランク付けから、ツリー401及び408に相当する低い及び高い経路が選択されると想定する。
図5は、本明細書において上述した負荷分散方法の第2の繰り返しにおいて選択された経路又はツリーを示す。この例では、負荷分散方法は再び、リンク利用を辞書編集方式で順序付けるか又はリンク利用を合計することのいずれかの後に最低負荷印加経路のタイを見出し、共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスから低い及び高いランク付けの一意の経路を選択する。この場合、代表例は、最低利用の候補の経路サブセットのノード−ID(すなわち連結したリンク利用値によりノード−識別子対を用いて発生した一意の経路)の辞書編集方式のソートによって発生した一意の経路識別子セットである。第2の繰り返しからの最低ランク付けツリー405及び最高ランク407は、ノード1〜4及びノード13〜18間でトラフィックを更に分散させ、図4に示した第1の繰り返しから最低ランク付けツリー401及び最高ランク付けツリー403を補足する。経路IDの辞書編集方式のソートの前に、最初に最低負荷印加経路を優先させることによって、第2の繰り返しは最低利用リンクを有する等コスト経路を選択し、これによって帯域幅の利用を増し、選択した「全対」経路のトポロジーの多様性を増す。
このように、リンク利用を考慮したイーサネットネットワークにおける負荷分散のための方法、システム、及び装置を記載した。上述の記載は例示を意図しており、限定ではないことは理解されよう。上述の記載を読み理解すれば、当業者には多くの他の実施形態が明らかであろう。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に権利が付与される均等物の全範囲と共に、特許請求の範囲を参照して決定される。

Claims (14)

  1. イーサネットブリッジを含むイーサネットネットワークにおける改良された負荷分散のための前記イーサネットブリッジにおける方法であって、前記イーサネットブリッジが前記イーサネットネットワークにおける複数のイーサネットブリッジの1つであり、その各々が共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを実施して最小コスト最短経路ツリーを生成し、前記イーサネットブリッジが前記イーサネットネットワークのトポロジーを記憶するためのデータベースを含み、前記イーサネットネットワークの前記トポロジーが複数のノード及び前記ノード間のリンクを含み、前記方法が、
    前記データベースに記憶された前記イーサネットネットワークの前記トポロジーに最短経路検索アルゴリズムを実行することによって前記イーサネットネットワークにおける各イーサネットブリッジ対間で第1の1つ以上の最短経路のセットを決定するステップと、
    前記共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを適用することによって、各イーサネットブリッジ対について前記第1の最短経路セットから少なくとも第1の最短経路を選択するステップと、
    各リンクを通過する選択された最短経路の総数に基づいて前記イーサネットネットワークの各リンクについてリンク利用値を計算するステップと、
    前記データベースに記憶された前記イーサネットネットワークの前記トポロジーに前記最短経路検索アルゴリズムを実行することによって前記イーサネットネットワークにおける各イーサネットブリッジ対間で第2の1つ以上の最短経路のセットを決定するステップと、
    各最短経路に対応するリンク利用値に基づいて前記第2の1つ以上の最短経路のセットにおける各最短経路について経路利用値を発生するステップと、
    前記経路利用値に基づいて前記第2の1つ以上の最短経路のセットから第2の最短経路を選択するステップであって、前記1つ以上の最短経路のセットにおいて等しい経路利用値を有する多数の最短経路が存在する場合に前記選択が前記共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを利用する、ステップと、
    各イーサネットブリッジ対について少なくとも前記第1の最短経路及び前記第2の最短経路を転送データベースに記憶するステップであって、前記転送データベースが、前記イーサネットブリッジに入来するトラフィックをどこに転送するかを指示する、ステップと、
    を含み、これによって、経路利用を考慮した前記第2のサブセットの前記選択が、前記イーサネットネットワーク全体の負荷分散の標準偏差を最小に抑える、方法。
  2. 前記経路利用値を発生する前記ステップが、
    各経路に対応するリンク利用値を合計すること、又は
    各経路に対応する前記リンク利用値を辞書編集方式でソートすること、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 管理者からリンク変更因子を受信するステップと、
    前記リンク変更因子を前記リンク利用値と組み合わせて前記リンク及び経路の対応するものに重み付けし、最低負荷印加経路セットのランク付けに影響を与えることによって選択の可能性を低下させることで前記リンクの使用を低減させるステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 対応する経路利用値に基づいて前記第2の最短経路セットにおける各最短経路にランク付けするステップを更に含み、
    少なくとも前記第2の最短経路を選択する前記ステップが、
    前記ランク付けから、最高及び最低のランクが付けられた最短経路を選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 追加の最短経路を繰り返し選択して、前記イーサネットネットワークの全体的な改良に対するネットワークオペレータの要望を反映した管理経路数が満足されるまで、負荷分散を前記第1の最短経路及び第2の最短経路と共有するステップを更に含む、請求項2に記載の方法。
  6. イーサネットブリッジ対間の前記最短経路セットが各々前記イーサネットネットワーク内の仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)として実施される、請求項1に記載の方法。
  7. イーサネットネットワークにおける改良された負荷分散のためのイーサネットブリッジであって、前記イーサネットネットワークが前記イーサネットブリッジを含み、前記イーサネットブリッジが前記イーサネットネットワークにおける複数のイーサネットブリッジの1つであり、前記イーサネットネットワークのトポロジーが複数のノード及び前記ノード間のリンクを含み、前記イーサネットブリッジが、
    前記イーサネットネットワークにおける各リンクについてリンク情報を記憶するためのトポロジーデータベースと、
    前記イーサネットブリッジの各ポートについて転送情報を記憶するための転送データベースであって、前記イーサネットブリッジに入来するトラフィックをどこに転送するかを指示する、転送データベースと、
    前記トポロジーデータベース及び前記転送データベースに結合され、データトラフィックを処理するように構成された制御プロセッサであって、
    前記トポロジーデータベースに最短経路検索アルゴリズムを実行することによって前記イーサネットネットワークにおける各イーサネットブリッジ対間で少なくとも1つの最短経路を決定するように構成された最短経路検索モジュールであって、複数の等コスト最短経路を有する前記イーサネットブリッジ対の各々について、前記等コスト最短経路を負荷分散モジュールに送信するように構成された、最短経路検索モジュールと、
    前記複数の等コスト最短経路における各対に関連付けられたリンク利用値から導出された経路利用値に基づいて前記複数の等コスト最短経路の各々をランク付けするように構成されたソートモジュールと、
    前記複数の等コスト最短経路から、前記イーサネットブリッジ対間でデータトラフィック負荷を共有するために用いるそのイーサネットブリッジ対についての前記複数の等コスト最短経路の第1のサブセットを選択するように、更に、前記経路利用値に基づいて、そのイーサネットブリッジ対についての前記第1のサブセットとデータトラフィック負荷を共有するために用いるそのイーサネットブリッジ対についての前記複数の等コスト最短経路から第2のサブセットを選択するように構成された前記負荷分散モジュールと、
    を含む制御プロセッサと、を含み、
    これによって、前記経路利用値を考慮した前記第2のサブセットの前記選択が、前記イーサネットネットワーク全体の負荷分散の標準偏差を最小に抑える、イーサネットブリッジ。
  8. 前記ソートモジュールが、前記リンク利用値を辞書編集方式でソートして前記複数の等コスト最短経路のランク付けを生成するように更に構成されている、請求項7に記載のイーサネットブリッジ。
  9. 前記最短経路検索モジュールが、前記トポロジーにおける各リンクについて前記リンク利用値を計算するように更に構成されている、請求項7に記載のイーサネットブリッジ。
  10. 前記制御プロセッサが、前記イーサネットネットワーク内のイーサネットブリッジ対間で各選択された最短経路を実施するために仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)を発生する、請求項7に記載のイーサネットブリッジ。
  11. 前記負荷分散モジュールが、管理者からリンク変更因子を受信し、前記リンク変更因子を対応するリンク利用値と組み合わせて対応するリンク及び経路に重み付けし、前記辞書編集方式のソートに影響を与えることによって選択の可能性を低下させることで前記リンクの使用を低減させるように更に構成されている、請求項7に記載のイーサネットブリッジ。
  12. 前記負荷分散モジュールが、前記等コスト最短経路に共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを適用することによって最高及び最低のアイテムを選択することで、前記複数の等コスト最短経路の各々から前記第1のサブセットを選択するように更に構成されている、請求項7に記載のイーサネットブリッジ。
  13. 前記負荷分散モジュールが、最低負荷を有する前記等コスト最短経路に共通アルゴリズムタイブレーキングプロセスを適用することによって最高及び最低のアイテムを選択することで、前記複数の等コスト最短経路の各々から前記第2のサブセットを選択するように更に構成されている、請求項7に記載のイーサネットブリッジ。
  14. 前記ソートモジュール及び前記負荷分散モジュールが、前記第1のサブセット及び第2のサブセットと負荷分散を共有するために追加のサブセットを繰り返し選択するように更に構成されている、請求項7に記載のイーサネットブリッジ。
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