JP2013539614A - ワイヤレス通信におけるデバイス送信電力キャッピングのための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信におけるデバイス送信電力キャッピングのための方法および装置 Download PDF

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Abstract

1つまたは複数のデバイスから受信された1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを判断するための方法および装置が提供される。また、アクセスポイントと通信しているデバイスに割り当てるための共通の送信電力キャップが計算され得、ワイヤレスネットワーク中のシグナリングを温存するために、送信電力が共通の電力キャップにあるかまたは共通の電力キャップからのしきい値レベルであるとき、所与のデバイスの送信電力キャップが調整され得る。送信電力キャップの調整は、追加または代替として、デバイスからの信号、1つまたは複数のアクセスポイントからの干渉報告などに関係するアクセスポイントにおける受信電力に基づくことができる。

Description

米国特許法第119条による優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2010年6月29日に出願された「MOBILE TRANSMIT POWER CAPPING FOR UPLINK INTERFERENCE MANAGEMENT」と題する仮出願第61/359,757号、ならびに本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2010年9月28日に出願された「MOBILE TRANSMIT POWER CAPPING FOR UPLINK INTERFERENCE MANAGEMENT」と題する仮出願第61/387,365号の優先権を主張する。
以下の説明は、一般にワイヤレスネットワーク通信に関し、より詳細には、デバイス送信電力をキャッピングすることに関する。
ワイヤレス通信システムは、たとえば、ボイス、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力、...)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどがあり得る。さらに、システムは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(third generation partnership project)(3GPP)、3GPP ロング・ターム・エボリューション(long term evolution)(LTE)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(ultra mobile broadband)(UMB)、エボリューション・データ・オプティマイズド(evolution data optimized)(EV−DO)などの規格に準拠することができる。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートし得る。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数のアクセスポイントと通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)はアクセスポイントからモバイルデバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)はモバイルデバイスからアクセスポイントへの通信リンクを指す。さらに、モバイルデバイスとアクセスポイントとの間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、多入力単一出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システムなどを介して確立され得る。さらに、ピアツーピア・ワイヤレスネットワーク構成では、モバイルデバイスは他のモバイルデバイスと(および/またはアクセスポイントは他のアクセスポイントと)通信することができる。
従来の基地局を補うために、追加の制限付きアクセスポイント(restricted access points)を展開して、よりロバストなワイヤレスカバレージをモバイルデバイスに与え得る。たとえば、増分キャパシティの増大、よりリッチなユーザエクスペリエンス(user experience)、屋内または他の特定の地理的カバレージなどのために、(たとえば、一般に、集合的にH(e)NBと呼ばれるホームノードBまたはホームeNB、フェムトアクセスポイント、フェムトセル、ピコセル、マイクロセルなどと呼ばれることがある)ワイヤレスリレー局および低電力基地局(low power base stations)が展開され得る。いくつかの構成では、そのような低電力基地局は、モバイル事業者のネットワークへのバックホールリンクを与えることができる、ブロードバンド接続(たとえば、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルまたは他のモデムなど)を介してインターネットに接続され得る。したがって、たとえば、低電力基地局は、ブロードバンド接続を介した1つまたは複数のデバイスへのモバイルネットワークアクセスを与えるためにユーザの自宅中に展開され得る。
この点について、そのような低電力基地局の展開は多くの場合無計画であり、したがって、そのような低電力基地局と通信している基地局および/またはモバイルデバイスは、近傍にある他の低電力基地局、マクロセル基地局、または他のデバイスへの干渉を生じ得る。他のアクセスポイントとの干渉を防ぐまたは少なくする、低電力基地局がそれの送信電力を設定するための干渉緩和機構が存在する。しかしながら、低電力アクセスポイントによってサービスされるデバイスが、依然として、低電力アクセスポイントと同じ周波数において動作している他のアクセスポイントへの干渉(同一チャネル干渉(co-channel interference)と呼ばれる)、または隣接する周波数において動作している他のアクセスポイントへの干渉(隣接チャネル干渉(adjacent channel interference)と呼ばれる)を生じ得る。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
1つまたは複数の実施形態およびそれの対応する開示に従って、隣接アクセスポイントへの干渉を緩和するために、アクセスポイントと通信している複数のデバイスの送信電力をキャッピングする(capping)ことに関する様々な態様について説明する。一例では、アクセスポイントによってサービスされる複数のデバイスが、他のアクセスポイントへの経路損失(pathloss)および/または同様のメトリックを測定し、その測定値をアクセスポイントに報告することができる。アクセスポイントは、次いで、他のアクセスポイントに対応する測定値に少なくとも部分的に基づいて複数のデバイスのうちの1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップ(transmission power cap)を計算することができる。さらに、たとえば、ネットワークにおいて生ずるシグナリング負荷を低下させるために、アクセスポイントは、アクセスポイントによってサービスされる複数のデバイスに割り当てるための共通の送信電力キャップを計算することができ、1つまたは複数のトリガ(たとえば、キャップを上回る送信電力上昇、しきい値レベルを上回るデバイスからの受信信号電力など)に少なくとも部分的に基づいて所与のデバイスの送信電力キャップが調整され得る。別の例では、アクセスポイントは、所与のデバイスに関する他のアクセスポイントから受信されたパラメータに少なくとも部分的に基づいてそのデバイスの送信電力キャップを再調整することができる。
一例によれば、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するための方法であって、デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信することと、その経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算することとを含む方法が提供される。本方法はまた、1つまたは複数のデバイスに、送信電力キャップに従って通信させることを含む。
別の態様では、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するための装置が提供される。本装置は、デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信することと、その経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、1つまたは複数のデバイスに、送信電力キャップに従って通信させるようにさらに構成される。本装置はまた、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。
さらに別の態様では、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するための装置であって、デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信するための手段と、その経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算するための手段とを含む装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のデバイスに、送信電力キャップに従って通信させるための手段をさらに含む。
さらに、別の態様では、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するためのコンピュータプログラム製品であって、デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、その経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードとを有するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ可読媒体は、1つまたは複数のデバイスに、送信電力キャップに従って通信させることを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードをさらに含む。
その上、一態様では、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するための装置であって、デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を取得するための経路損失受信構成要素と、その経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算するための送信電力キャップ計算構成要素とを含む装置が提供される。本装置は、1つまたは複数のデバイスに、送信電力キャップに従って通信させるための構成要素をさらに含む。
別の例によれば、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するための方法であって、アクセスポイントから送信電力キャップを取得することと、アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断することとを含む方法が提供される。本方法はまた、送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであることをアクセスポイントに通知することを含む。
別の態様では、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するための装置が提供される。本装置は、アクセスポイントから送信電力キャップを取得することと、アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであることをアクセスポイントに通知するようにさらに構成される。本装置はまた、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。
さらに別の態様では、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するための装置であって、アクセスポイントから送信電力キャップを取得するための手段を含む装置が提供される。本装置は、アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであることをアクセスポイントに通知するための手段をさらに含む。
さらに、別の態様では、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するためのコンピュータプログラム製品であって、アクセスポイントから送信電力キャップを取得することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードを有するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ可読媒体は、アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであることをアクセスポイントに通知することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードとをさらに含む。
その上、一態様では、少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するための装置であって、アクセスポイントから送信電力キャップを取得するための送信電力キャップ受信構成要素を含む装置が提供される。本装置は、アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであることをアクセスポイントに通知するためのキャップ調整トリガ構成要素をさらに含む。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
以下で、開示する態様を説明するために、および開示する態様を限定しないように提供された添付の図面とともに、開示する態様について説明する。図中、同様の表示は同様の要素を示す。
ワイヤレスネットワークにおいて干渉を緩和することを可能にする例示的なシステムのブロック図。 デバイスの送信電力キャップを計算するための例示的なシステムのブロック図。 デバイスに割り当てられた共通の送信電力キャップを調整するための例示的なシステムのブロック図。 アクセスポイントからの干渉報告に基づいて送信電力キャップを調整するための例示的なシステムのブロック図。 デバイスの送信電力キャップを判断するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 1つまたは複数のアクセスポイントの経路損失差の累積密度関数(pathloss difference cumulative density function)を構築するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 デバイスが1つまたは複数の基準送信電力にあるかあるいは1つまたは複数の基準送信電力の近くのしきい値レベルであるときに送信電力を報告するように複数のデバイスを構成する例示的な方法の一態様のフローチャート。 デバイス送信電力が前の送信電力キャップにあるかまたは前の送信電力キャップの近くのしきい値レベルであると判断することに基づいてデバイスの送信電力キャップを調整するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 受信信号電力に少なくとも部分的に基づいてデバイスの送信電力キャップを計算する例示的な方法の一態様のフローチャート。 受信干渉報告に基づいてデバイスの送信電力キャップを調整するための例示的な方法の一態様のフローチャート。 送信電力キャップに達したかまたは近づいていることをアクセスポイントに通知する例示的な方法の一態様のフローチャート。 本明細書で説明する様々な態様による例示的なモバイルデバイスのブロック図。 送信電力キャップを判断することを可能にするための例示的なシステムのブロック図。 デバイスの送信電力キャップを判断する例示的なシステムのブロック図。 送信電力キャップに達したかまたは近づいていることをアクセスポイントに通知する例示的なシステムのブロック図。 本明細書に記載の様々な態様による例示的なワイヤレス通信システムのブロック図。 本明細書で説明する様々なシステムおよび方法とともに採用され得る例示的なワイヤレスネットワーク環境の図。 本明細書の態様が実装され得る、いくつかのデバイスをサポートするように構成された例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 ネットワーク環境内でフェムトセルの展開を可能にするための例示的な通信システムの図。 いくつかの定義されたトラッキングエリア(tracking areas)を有するカバレージマップの例を示す図。
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明のために、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。
本明細書でさらに説明するように、アクセスポイントは、他のアクセスポイントへの干渉を緩和するために、1つまたは複数のサービスされるデバイスの送信(Tx)電力をキャッピングする(cap)ことができる。他のアクセスポイントは、1つまたは複数のサービスされるデバイスがサービングアクセスポイントと通信するときにそれらの他のアクセスポイントと干渉し得るような、サービングアクセスポイントの近傍にあり得る。一例では、1つまたは複数のサービスされるデバイスは、他のアクセスポイントへの経路損失または他のメトリックを測定し、その測定値をサービングアクセスポイントに示すことができる。この点について、サービングアクセスポイントは、(たとえば、他のアクセスポイントにおける雑音フロア(noise floor)、電力キャッピングしきい値(power capping threshold)などとともに)測定値に部分的に基づいて、1つまたは複数のサービスされるデバイスのうちの少なくとも1つに対して送信電力キャップを設定することができる。これにより、通常ならばその少なくとも1つのデバイスによって引き起こされるであろう、他のアクセスポイントへの同一チャネル干渉および/または隣接チャネル干渉が緩和され得る。
一例では、1つまたは複数の他のアクセスポイントについての様々なデバイスからの測定値に少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントによって共通の送信電力キャップが判断され得る。次いで、デバイスが共通の送信電力キャップにあるかまたは少なくとも共通の送信電力キャップから離れたしきい値レベルである場合、サービングアクセスポイントにおけるデバイスからの信号の受信(Rx)電力がしきい値レベルに一致するかまたはそれを超えた場合など、1つまたは複数のトリガに少なくとも部分的に基づいて所与のデバイスのために送信電力キャップが調整され得る。別の例では、サービングアクセスポイントによってサービスされる1つまたは複数のデバイスからの干渉を示す1つまたは複数のパラメータを他のアクセスポイントから受信することに少なくとも部分的に基づいて、サービングアクセスポイントがデバイスの送信電力キャップを調整する。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素が1つのコンピュータ上に配置され得、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散され得る。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、ローカルシステム、分散システム、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体、の中の別の構成要素と信号を介して対話する1つの構成要素からのデータなど、1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなど、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信し得る。
さらに、本明細書では、ワイヤード端末またはワイヤレス端末とすることができる端末に関する様々な態様について説明する。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであり得る。さらに、本明細書では基地局に関する様々な態様について説明する。基地局は、(1つまたは複数の)ワイヤレス端末と通信するために利用され得、アクセスポイント、ノードB、発展型ノードB(eNB)、H(e)NB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段に規定されていない限り、または文脈から明らかでない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然包括的並べ替え(natural inclusive permutations)のいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という句は、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のいずれかによって満たされる。さらに、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段に規定されていない限り、または単数形を示すことが文脈から明らかでない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access)(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域(Wideband)−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、移動通信のためのグローバルシステム(Global System for Mobile Communications)(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、高度化(Evolved)UTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunication System)(UMTS)の一部である。3GPP ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「第三世代パートナーシップ・プロジェクト 2(3rd Generation Partnership Project 2)」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、追加として、不対無認可スペクトル(unpaired unlicensed spectrums)、802.xxワイヤレスLAN、ブルートゥース(BLUETOOTH(登録商標))および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムを含み得る。
いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含み得るシステムに関して、様々な態様または特徴を提示する。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せも使用され得る。
図1を参照すると、デバイスの送信電力キャップを計算することを可能にする例示的なワイヤレス通信システム100が示されている。システム100は、ワイヤレスネットワークおよび/またはそれの1つまたは複数の構成要素へのアクセスを受信するためにサービングアクセスポイント104と通信することができるデバイス102を備える。システム100はまた、デバイス102が潜在的に干渉し得る他のアクセスポイント106および/または108を備えることができる。システム100はまた、随意に、サービングアクセスポイント104によってサービスされ得る別のデバイス110を備える。たとえば、デバイス102および/または110は、UE、モデム(または他のテザーデバイス(tethered device))、それらの一部分などであり得る。アクセスポイント104、106、および/または108は、それぞれ、(本明細書では集合的にH(e)NBと呼ぶ、ホームノードBまたはホーム発展型ノードB(Home evolved Node B)などの)フェムトセルアクセスポイント、ピコセルアクセスポイント、マイクロセルアクセスポイント、モバイル基地局、リレーノード、(たとえば、ピアツーピアまたはアドホックモードで通信する)デバイス、それらの一部分などであり得る。
一例によれば、デバイス102は、サービングアクセスポイント104と通信している間、潜在的にアクセスポイント106および/または108に干渉し得る。説明したように、サービングアクセスポイント104、アクセスポイント106、および/またはアクセスポイント108は、フェムトセルまたは他の無計画ワイヤレスネットワーク展開(unplanned wireless network deployment)の一部であり得、したがって、アクセスポイント104、106、および/または108、あるいはそれらと通信するデバイスは、場合によっては(たとえば、アクセスポイントが極めて近接して展開される場合は)互いに干渉し得る。したがって、サービングアクセスポイント104は、少なくともデバイス102からの通信によって生じるアクセスポイント106への干渉を緩和するために、送信電力キャップ112をデバイス102に与えることができる。一例では、デバイス102は、アクセスポイント106から信号114を受信し、それの経路損失または同様の通信メトリックを計算することができる。デバイス102は、アクセスポイント106への経路損失116または同様のメトリックをサービングアクセスポイント104に報告することができる。経路損失または他のメトリックに少なくとも部分的に基づいて、サービングアクセスポイント104は、デバイス102の送信電力キャップを計算し、その送信電力キャップ112をデバイス102に与える。デバイス102は、アクセスポイント106への干渉を緩和するために送信電力キャップに従い得る。
上記の結果、一例では、デバイス102からの追加のシグナリング負荷が生じ得る。一例では、これは、所望される場合、サービングアクセスポイント104が、デバイス102および/またはデバイス110など、サービスされるデバイスについて、デバイスごとに変更され得る共通の送信電力キャップを計算することに少なくとも部分的によって緩和され得る。たとえば、サービングアクセスポイント104は、デバイス102からアクセスポイント106および108の経路損失測定値を収集し、ならびにデバイス110からアクセスポイント108の経路損失測定値を収集することができる。サービングアクセスポイント104によってサービスされる複数のデバイスおよび/または追加の隣接アクセスポイントが存在し得、関係する経路損失報告がサービングアクセスポイント104によって受信され得ることを諒解されたい。いずれの場合も、サービングアクセスポイント104は、アクセスポイント106および108との干渉を緩和するために、デバイス102および110のための共通の送信電力キャップを判断することができる。たとえば、これは、最小の計算された送信電力キャップであり得る。この例では、デバイス102および/またはデバイス110の送信電力キャップは、1つまたは複数のイベントまたは他のトリガに少なくとも部分的に基づいて個別に調整され得る。
たとえば、1つまたは複数のイベントは、送信電力が送信電力キャップにあるかまたは送信電力キャップに近づいている(たとえば、送信電力キャップの近くのしきい値レベルにある)と判断するなど、デバイス102において起こり得る。このイベントが起こると、たとえば、デバイス102は、デバイス102における現在の送信電力を報告することによってサービングアクセスポイント104に通知することができる。一例では、サービングアクセスポイント104は、デバイス102によって潜在的に干渉されないアクセスポイントに関係するシグナリングをさらに緩和するために、アクセスポイント106および/または108など、デバイス102について報告された送信電力よりも小さい関係する基準送信電力(reference transmission power)を有するアクセスポイントの経路損失を報告するようにデバイス102に要求することができる。別の例では、デバイス102は、送信電力が送信電力キャップにあるかまたは送信電力キャップに近づいていると判断することに基づいて、アクセスポイント106および/または108のうちの1つまたは複数への経路損失を判断し、サービングアクセスポイント104に報告することができる。さらに別の例では、サービングアクセスポイント104は、サービングアクセスポイント104においてデバイス102の受信電力を測定することができる。この例では、サービングアクセスポイント104におけるデバイス102からの信号の受信電力がしきい値レベルに一致するかまたはしきい値レベルを超えた場合、サービングアクセスポイント104は、同様に、アクセスポイント106および/または108など、近傍にある他のアクセスポイントに対応する経路損失報告をサブミット(submit)するようにデバイス102を構成することができる。いずれの場合も、デバイス102の送信電力キャップは経路損失測定値に基づいて調整され得る。
さらに別の例では、アクセスポイント106は、しきい値レベルを超えたときの、デバイス102からの干渉を検出することができる。この例では、アクセスポイント106は、この干渉を(たとえば、バックホール接続118を介して)サービングアクセスポイント104に報告することができ、サービングアクセスポイント104は、それに応じて、干渉を緩和するためにデバイス102の送信電力キャップを調整することができる。たとえば、アクセスポイント106は、総干渉レベル(a total level of interference)またはデバイス102からの干渉レベル(a level of interference)の絶対または相対インジケータであり得る干渉レベルインジケータ、デバイス102からの干渉の存在のインジケータなどを含む報告を作成することができる。別の例では、アクセスポイント106は、少なくとも干渉のしきい値レベルを生じる複数のデバイスに対応することができる、支配的干渉デバイス(dominant interfering device)識別子の報告、または、最も高い干渉レベルを生じる複数のデバイスのパーセンタイル(percentile)を生成することができる。いずれの場合も、サービングアクセスポイント104は、それに応じてデバイス102の送信電力キャップを調整することができる。
図2を参照すると、デバイスの送信電力キャップを判断することを可能にする例示的なワイヤレス通信システム200が示されている。システム200は、説明したように、1つまたは複数のワイヤレスネットワーク構成要素へのアクセスを受信するためにサービングアクセスポイント204と通信するデバイス202を備える。さらに、システム200は、サービングアクセスポイント204と通信することに少なくとも部分的に起因して、デバイス202が潜在的に干渉し得る、別のアクセスポイント206を含むことができる。たとえば、サービングアクセスポイント204の展開は、サービングアクセスポイント204によって生じるか、デバイス202によって生じるか、またはサービングアクセスポイント204と通信している他のデバイスなどによって生じるかにかかわらず、サービングアクセスポイント204の近傍にある他のアクセスポイント(図示せず)への干渉を生じ得る。説明したように、たとえば、デバイス202は、UE、モデムなどであり得、サービングアクセスポイント204およびアクセスポイント206は、それぞれフェムトセルアクセスポイント、H(e)NBなどであり得る。
デバイス202は、1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失を判断する経路損失測定構成要素208と、判断された経路損失を1つまたは複数のアクセスポイントまたはデバイスに通信する経路損失報告構成要素210と、経路損失に少なくとも部分的に基づいて送信電力キャップを取得するTx電力キャップ受信構成要素212とを備えることができる。サービングアクセスポイント204は、デバイスにおける1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失を取得するための経路損失受信構成要素214と、経路損失に少なくとも部分的に基づいてデバイスの送信電力キャップを判断するためのTx電力キャップ計算構成要素216と、送信電力キャップをデバイスに通信するためのTx電力キャップ提供構成要素218とを備える。
一例によれば、経路損失測定構成要素208は、アクセスポイント206から受信された1つまたは複数の信号の経路損失を判断することができる。たとえば、これは、タイマー、前に受信された送信電力キャップにあるかそれに近づいている(たとえば、前に受信された送信電力キャップからのしきい値レベルにある)デバイス202の検出、アクセスポイントからの信号がデバイス202に聞こえるその1つまたは複数のアクセスポイントを測定するようにとのサービングアクセスポイント204からの要求など、アクセスポイント206からの信号を測定するためのトリガに少なくとも部分的に基づき得る。一例では、経路損失測定構成要素208は、信号の受信信号コード電力(received signal code power)(RSCP)、1つまたは複数のアクセスポイントについて測定された共通パイロットインジケータチャネル(common pilot indicator channel)(CPICH)送信電力など、1つまたは複数の電力測定値に少なくとも部分的に基づいて経路損失を判断することができる。さらに、経路損失測定値は、サービングアクセスポイント204の同じ周波数、隣接周波数などの上にあるアクセスポイントに相関することができる。
いずれの場合も、経路損失報告構成要素210は、測定された経路損失または他の電力測定値をサービングアクセスポイント204に通信することができる。この例では、経路損失受信構成要素214が、デバイス202から測定された経路損失を取得することができ、Tx電力キャップ計算構成要素216は、アクセスポイント206へのデバイス202の干渉を緩和するために、その経路損失に少なくとも部分的に基づいてデバイス202の送信電力キャップを判断することができる。たとえば、経路損失受信構成要素214がデバイス202からRSCP測定値を取得した場合、経路損失受信構成要素214は、そのRSCP測定値と、信号を送信するためにアクセスポイント206によって利用される受信ダウンリンク送信電力(received downlink transmit power)とに少なくとも部分的に基づいてアクセスポイント206への経路損失を計算することができる。たとえば、経路損失受信構成要素214は、電力などを測定するためにNLMを使用して、アクセスポイント管理サーバから、デバイス206からのダウンリンク送信電力を判断することができる。一例では、経路損失受信構成要素214は、他の電力測定値が受信された場合、それらの他の電力測定値に基づいて経路損失を計算するかまたは他の方法で推定することができる。
一例では、Tx電力キャップ計算構成要素216は、以下の式に従って送信電力キャップを判断することができる。
Figure 2013539614
ただし、PLMは、経路損失測定構成要素208によって測定されたアクセスポイント206への経路損失であり、NoMはアクセスポイント206における雑音フロアであり、ΔMは送信電力キャッピングしきい値である。たとえば、Tx電力キャップ計算構成要素216は、アクセスポイント206から、アクセスポイント用の管理サーバ(たとえば、H(e)NB管理システム(H(e)NB management system)(HMS))、ゲートウェイまたは同様のネットワーク構成要素、アクセスポイント206からの信号を転送し、アクセスポイント206から前に受信された情報を通信するデバイスなどからの雑音フロアNoMを取得することができる。ΔMは、たとえば、サービングアクセスポイント204において(たとえば、構成ファイルから、運用、アドミニストレーション、および管理(operations, administration, and management)(OAM)プロシージャなどから)構成され、それのハードコーディング(hardcoding)または他の仕様などに少なくとも部分的に基づいて判断され得る。いずれの場合も、Tx電力キャップ提供構成要素218が、デバイス202に、送信電力キャップに従って通信させることができ、これは、デバイス202に送信電力キャップを通信することを含むことができる。Tx電力キャップ受信構成要素212は送信電力キャップを取得することができ、デバイス202は、送信電力キャップを超えないように注意しながらサービングアクセスポイント204と通信することができる。
たとえば、デバイス202がサービングアクセスポイント204から遠ざかるにつれて、デバイス202は、信号品質を向上させ、サービングアクセスポイント204と通信したままでいるために、送信電力を増加させることができる。デバイス202は、最終的に送信電力を送信電力キャップに設定することを判断し得るが、デバイス202は、送信電力キャップを超えないことを保証するためのいくつかの方策を講じることができる。一例では、サービングアクセスポイント204との通信がしきい値レベルを超えて劣化し、デバイス202が、適応すべき送信電力キャップを超えて送信電力を増加させることができない場合、これにより最終的にハンドオーバが生じ得る。その上、一例では、デバイス202はワイヤレスネットワーク全体にわたって移動するので、デバイス202は、アクセスポイント206への経路損失をサービングアクセスポイント204に断続的に報告することができ、それにより、デバイス202における送信電力キャップが複数の特定のロケーションに対して更新されることが保証され得る。これにより、ワイヤレスネットワークにおけるシグナリング負荷が増加し得、したがって、本明細書で説明する追加の機能は、デバイス202における経路損失シグナリングを減少させるために利用され得る。
一例では、図示されていないが、デバイス202は、送信電力キャップを計算するための経路損失をサービングアクセスポイント204に報告する代わりに(またはそれに加えて)、経路損失測定構成要素208からの経路損失測定値に基づいて(たとえば、1つまたは複数の事前構成または取得されたアルゴリズムに従って)送信電力キャップを局所的に計算するためのTx電力キャップ計算構成要素216を備えることができることを諒解されたい。Tx電力キャップ受信構成要素212は、それに応じて、計算された送信電力キャップを受信し、デバイス202に、サービングアクセスポイント204と通信する際にその送信電力キャップを利用させることができる。
図3を参照すると、デバイスの送信電力キャップを調整するための例示的なワイヤレス通信システム300が示されている。システム300は、ワイヤレスネットワークへのアクセスを受信するためにサービングアクセスポイント304と通信するデバイス302を備える。システム300はまたアクセスポイント206を備え、デバイス302は、サービングアクセスポイント304に信号を送信している間、潜在的にアクセスポイント206に干渉し得る(それは、アクセスポイント206と通信しているデバイスに干渉することを含み得る)。この点について、たとえば、サービングアクセスポイント304および/またはアクセスポイント206は互いの近傍内に展開され得る。説明したように、デバイス302は、UE、モデムなどであり得、サービングアクセスポイント304および/またはアクセスポイント206はそれぞれ、マクロセルアクセスポイント、フェムトセルアクセスポイント、またはピコセルアクセスポイントなどであり得る。
デバイス302は、1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失を判断するための経路損失測定構成要素208と、その経路損失を1つまたは複数の同様のまたは異なるアクセスポイントに通信するための経路損失報告構成要素210と、報告された経路損失に少なくとも部分的に基づいて送信電力キャップを取得するためのTx電力キャップ受信構成要素212とを備えることができる。デバイス302はまた、送信電力キャップの調整を要求することを判断するための随意のキャップ調整トリガ構成要素306と、1つまたは複数のアクセスポイントの追加の経路損失測定を実行するようにとの要求を取得するための測定要求受信構成要素308とを備える。
サービングアクセスポイント304は、送信電力を判断すること、デバイスの送信電力キャップを計算する際に監視するためのアクセスポイントを判断することなどのために、1つまたは複数のアクセスポイントから1つまたは複数の信号を受信するための随意のコロケート(co-located)・ネットワーク・リスニングモジュール(network listening module)(NLM)構成要素310と、デバイスから1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失測定値を取得するための経路損失受信構成要素312と、(1つまたは複数の)経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいてデバイスの送信電力キャップを判断するためのTx電力キャップ計算構成要素314とを備える。サービングアクセスポイント304はさらに、デバイスに送信電力キャップを通信するためのTx電力キャップ提供構成要素316と、デバイスの送信電力キャップを調整することを判断するための随意のキャップ調整トリガ構成要素318と、追加の経路損失測定を実行するようにとの要求を1つまたは複数のデバイスに通信するための測定要求構成要素320とを備えることができる。
一例によれば、サービングアクセスポイント304は、サービングアクセスポイント304と通信している複数のデバイスのための共通の送信電力キャップを計算するために経路損失統計値を収集することができる。共通の送信電力キャップはそれらのデバイスに割り当てられ得、1つまたは複数のトリガが生じると、サービングアクセスポイント304は、説明したように、所与のデバイスの送信電力キャップを変更することができる。したがって、たとえば、経路損失統計値を収集するために、測定要求構成要素320は、周囲のアクセスポイントへの経路損失を測定するようにとの要求を1つまたは複数のデバイスに通信することができる。たとえば、これは、(たとえば、マクロセル中の1つまたは複数のアクセスポイントに実質的に干渉しないように、受信信号強度および関係するマクロセル内のブロードキャスト情報に基づいてサービングアクセスポイント304のダウンリンク送信電力を判断するのと同様に)サービングアクセスポイント304の初期化において起こり得る。
一例では、測定要求構成要素320は、様々なデバイスからアクセスポイントのセットへの経路損失に基づいて1つまたは複数の送信電力キャップがそれから計算され得るその監視すべきアクセスポイントのセットを判断することができる。たとえば、測定要求構成要素320は、NLM構成要素310を利用して、1次スクランブリングコード(primary scrambling code)(PSC)レンジ、または他のアクセスポイント識別レンジ(access point identifying range)を走査して、アクセスポイント206など、NLM構成要素310によってそれからの信号が受信され得るそのアクセスポイントおよび/または関係するセルを判断することができる。さらに、たとえば、判断されたアクセスポイントは、アクセスポイント304と同じ動作周波数、隣接する動作周波数などを利用することができる。
別の例では、測定要求構成要素320は、判断されたアクセスポイントのうちの1つまたは複数のための他の動作周波数を判断し、1つまたは複数のデバイスが、(たとえば、判断されたアクセスポイントのうちの1つまたは複数について指定された元の動作周波数の追加または代替として)その他の動作周波数上で判断されたアクセスポイントのうちの1つまたは複数のための周波数間測定(inter-frequency measurement)を実行することを要求することができる。これにより、1つまたは複数のデバイスがそこからの信号を検出することができない(たとえば、しきい値検出(threshold detection)信号対干渉比(signal-to-interference ratio)(SIR)を下回るパイロット送信電力が受信される)その判断されたアクセスポイントのうちの1つまたは複数を測定することが可能になり得る。一例では、測定要求構成要素320は、所与の時間期間内に判断されたアクセスポイントのうちの1つまたは複数の測定値を受信しないときに、他の動作周波数上で測定することを要求することを判断することができる。さらに、一例では、他の動作周波数は、判断されたアクセスポイントのうちの1つまたは複数の元の動作周波数に隣接することができる。
測定要求構成要素320が、アクセスポイントのセットおよび/またはそれらのアクセスポイントのセットを測定すべき関連する動作周波数を判断すると、測定要求構成要素320は、トレーニング期間の一部として、(たとえば、アクセスポイント206を含む)セット中のアクセスポイントの少なくとも一部への、ならびにサービングアクセスポイント304への経路損失を測定し、報告するように、デバイス302など、1つまたは複数のデバイスを構成することができる。測定要求受信構成要素308は、経路損失を測定するようにとの要求を取得することができる。経路損失測定構成要素208は、それに応じて、(たとえば、サービングアクセスポイント304と同じ周波数中であるか、または別の周波数中であるかにかかわらず)アクセスポイントのセットの少なくとも一部、およびサービングアクセスポイント304から信号を受信し、その信号に基づいて経路損失を測定することができる。
この例では、経路損失報告構成要素210は、サービングアクセスポイント304とアクセスポイント206とを含む、1つまたは複数のアクセスポイントへの測定された経路損失をサービングアクセスポイント304に通信することができる。経路損失測定構成要素208は、他のPSCを有する追加のアクセスポイントへの経路損失を測定し、経路損失報告構成要素210はそれを報告し、測定要求構成要素320は、その追加のPSCをアクセスポイントのセットに追加することができることを諒解されたい。経路損失受信構成要素312は、説明したように、デバイス302および/または他のデバイスから経路損失測定値を受信することができる。この点について、経路損失測定値は、異なるデバイスロケーションに基づいてアクセスポイントのセット中のアクセスポイントの少なくとも一部について受信され得る。経路損失受信構成要素312は、経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つの経路損失測定値がそれについて受信されるそのアクセスポイントごとに、経路損失(pathloss)の累積密度関数(cumulative density function)(CDF)、または経路損失測定値の他の組合せを構築することができる。代替的に、経路損失受信構成要素312は、NLM構成要素310を使用してアクセスポイントからの信号を測定することに少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントのセット中の各アクセスポイントへの経路損失を特徴づけることができる。
さらに別の例では、経路損失受信構成要素312は、パイロット検出SIRしきい値に少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイント206などのアクセスポイントへの経路損失を推定することができる。この例では、経路損失受信構成要素312は、(たとえば、ハードコーディングされるかまたは構成されたパラメータとして)アクセスポイント206および/またはアクセスポイント全体へのパイロット検出SIR関連しきい値を判断することができる。たとえば、パイロット検出SIRしきい値は、アクセスポイントからのパイロット信号を検出するために必要とされる、全雑音上の受信信号電力(received signal power over a total noise)に対応することができる。経路損失受信構成要素312はまた、アクセスポイント管理サーバから、アクセスポイント206などのアクセスポイントのパイロット信号送信の強度、NLM構成要素310によるアクセスポイントの測定値などを取得することができる。さらに、経路損失測定構成要素は総受信レベルIoを測定し、経路損失報告構成要素210は総雑音レベルをサービングアクセスポイント304に与えることができる。経路損失受信構成要素312は、総雑音レベルを受信し、それに応じて、パイロット検出SIRしきい値と、総雑音レベルと、パイロット信号強度送信測定値とに基づいてアクセスポイントへの経路損失を計算することができる。たとえば、経路損失受信構成要素312は、以下の式に少なくとも部分的に基づいて経路損失を推定することができる。
Figure 2013539614
ただし、PL_lower_boundは推定経路損失を与え、Detect_Thresはパイロット検出SIRしきい値であり、CPICH_Tx_Pwrはパイロット信号強度測定値である。
経路損失受信構成要素312がいくつかの経路損失測定値を取得し、アクセスポイントのうちの一部のCDFを判断すると、経路損失受信構成要素312は、経路損失測定値がそれについて受信されるそのアクセスポイントのセットの一部分中のアクセスポイントごとに経路損失差のCDFをも計算することができる。たとえば、デバイス302などのデバイスからサービングアクセスポイント304について報告された経路損失測定値PLsごとに、経路損失受信構成要素312は、特定のデバイスから最も近接した時間において報告された、i番目のアクセスポイントへの経路損失PLM(i)を判断することができる。たとえば、経路損失受信構成要素312は、最も近接した時間をもつ経路損失測定値を判断するために、デバイスによって報告されたi個の経路損失測定値を評価することができ、ただし、iは、経路損失測定値がそれについて受信されたそのセット中のアクセスポイントの数である。経路損失受信構成要素312は、報告されたPLsごとに経路損失測定値の差PLM(i)−PLsを計算し、それに応じて経路損失差のCDFを構築することができる。
代替的に、経路損失受信構成要素312がNLM構成要素310を使用して経路損失差(pathloss difference)を特徴づける場合、経路損失受信構成要素312は、サービングアクセスポイント304の仮定される経路損失(たとえば、ダウンリンク送信電力に基づく90デシベル(dB)カバレージ半径)とともに、NLM構成要素310から取得されたアクセスポイントのセット中のアクセスポイントの測定された経路損失を使用して経路損失差を計算することができる。いずれの例でも、Tx電力キャップ計算構成要素314は、アクセスポイントのセット中のアクセスポイントへの経路損失差のCDFまたは他の計算された経路損失差に少なくとも部分的に基づいて、デバイス302など、サービングアクセスポイント304と通信しているデバイスのための共通の送信電力キャップを判断することができる。たとえば、Tx電力キャップ計算構成要素314は、最も低い経路損失測定値PLM(i)、または経路損失差測定値PLM(i)−PLsを有するアクセスポイントのセット中のアクセスポイントへの経路損失に少なくとも部分的に基づいて共通の送信電力キャップを判断することができる。
たとえば、Tx電力キャップ計算構成要素314は、前に判断されたCDFまたは経路損失差のCDFに少なくとも部分的に基づいてアクセスポイントのセットの経路損失しきい値を判断することができる。たとえば、経路損失しきい値は、1つまたは複数の報告されたCDFの経路損失差に少なくとも部分的に基づいて判断され得る。一例では、Tx電力キャップ計算構成要素314は、(たとえば、最も低い報告された経路損失差、最も低い報告された経路損失差のnパーセンタイルなど)CDFの経路損失差の特定のパーセンタイル計算となるように経路損失しきい値を判断することができる。経路損失情報がそれについて受信されるその複数のアクセスポイントの少なくとも一部について、Tx電力キャップ計算構成要素314は、1つまたは複数のデバイスにおける送信電力キャップ再調整トリガ(transmission power cap readjustment trigger)のために使用され得る複数のアクセスポイントのうちの一部に対応する基準送信電力を計算することができる。たとえば、基準送信電力は、アクセスポイントの各々への経路損失測定値に基づいてそれらアクセスポイントの各々について計算される個々の送信電力キャップと同様であり得る。
一例では、Tx電力キャップ計算構成要素314は、以下の式または同様の式に従って基準送信電力を計算することができる。
Figure 2013539614
ただし、説明したように、PL_thres(i)は所与のi番目のアクセスポイントの経路損失しきい値であり、NoM(i)はi番目のアクセスポイントの雑音フロアであり、ΔM(i)はキャッピングしきい値である。たとえば、PL_thres(i)は、様々なデバイスによって測定されたアクセスポイントへの経路損失の最小、最大、平均などであり得る。デバイスはi番目のアクセスポイントに干渉する可能性が低く、そのデバイスの送信電力は基準送信電力を下回ることを諒解されたい。したがって、たとえば、Tx電力キャップ計算構成要素314は、以下の式または同様の式に少なくとも部分的に基づいて、共通の送信電力キャップまたは報告しきい値(reporting threshold)を判断することができる。
Figure 2013539614
たとえば、共通の送信電力キャップは、デバイス302によって使用される送信電力をサービングアクセスポイント304にいつ通知すべきかを判断するためにデバイス302が利用し得る、報告しきい値としても参照され得る。別の例では、報告しきい値は、共通の送信電力キャップからの差であり得る。したがって、送信電力をサービングアクセスポイント304にいつ通知すべきかを判断するために報告しきい値が使用された場合、共通の送信電力キャップを超えることが防止され得る。上記の値は、以下の例では報告しきい値として参照され得るが、この概念は、報告しきい値とは異なる場合は共通の送信電力キャップにも適用され得る。このようにして、Tx電力キャップ提供構成要素316は、報告しきい値をデバイス302に通信することができる。Tx電力キャップ受信構成要素212は、説明したように、報告しきい値を取得することができる。
この例では、キャップ調整トリガ構成要素306は、デバイス302の送信電力が報告しきい値に近づいているか、達したか、またはそれを超えたときを判断することができる。このイベントの発生時に、キャップ調整トリガ構成要素306は、デバイス302の現在の送信電力をサービングアクセスポイント304に通知し、および/またはサービングアクセスポイント304に与えることができる。測定要求構成要素320は、それに応じて、シグナリング負荷をさらに低減するために、デバイス302において、報告された送信電力を下回る、前に計算された、TxPwr_ref(i)を有する、上記で説明したアクセスポイントのセット中の1つまたは複数のアクセスポイントを判断することができる。測定要求構成要素320は、デバイス302が、(たとえば、アクセスポイント206を含むことができる)判断されたアクセスポイントへの経路損失をサービングアクセスポイント304に報告するように要求することができる。別の例では、経路損失測定構成要素208が1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失を測定し、経路損失報告構成要素210は、デバイス302の送信電力が報告しきい値に近づいているか、報告しきい値にあるか、またはそれを超えたとキャップ調整トリガ構成要素306が判断することに少なくとも部分的に基づいて、経路損失測定値をサービングアクセスポイント304に通信することができる。
たとえば、測定要求受信構成要素308は、追加の測定を実行するようにとの要求および/または経路損失測定がそれについて望まれるそのアクセスポイントの指示を取得することができ、経路損失測定構成要素208は、測定要求受信構成要素308から受信された信号からアクセスポイントへの経路損失を再び判断することができる。経路損失報告構成要素210は、(1つまたは複数の)経路損失測定値をサービングアクセスポイント304に報告することができる。経路損失受信構成要素312は、アクセスポイント(たとえば、説明したように、デバイス302によって報告された電力を下回る基準送信電力を有するアクセスポイント)の経路損失測定値を取得することができる。経路損失測定構成要素208がそれについて経路損失を判断するそのアクセスポイントは、本明細書では監視アクセスポイント(monitored access points)と呼ばれることがある。Tx電力キャップ計算構成要素314は、以下の式または同様の式に少なくとも部分的に基づいて、アクセスポイントに関係するデバイスの送信電力キャップを調整することができる。
Figure 2013539614
ただし、PLM(k)、NoM(k)、およびΔM(k)はそれぞれ、k番目の報告された監視アクセスポイントの、報告された経路損失、雑音フロア、およびキャッピングしきい値である。それに応じて、デバイス302のための調整された送信電力キャップは次のように計算され得る。
Figure 2013539614
ただし、マージンδは、(たとえば、TxPwr_Cap≦TxPwr_thres+δである場合、デバイスは経路損失を報告し得ないので)送信電力がキャッピングされるにもかかわらずサービングアクセスポイント304がデバイス302から経路損失報告を受信することができることを保証するように設定される。いずれの場合も、Tx電力キャップ提供構成要素316は、調整された送信電力キャップをデバイス302に通信することができ、デバイス302は、サービングアクセスポイント304と通信する際にその送信電力キャップを利用することができる。別の例では、デバイス302における送信電力が、調整された送信電力キャップにあるかまたは少なくとも調整された送信電力キャップからのしきい値レベルである場合、キャップ調整トリガ構成要素306はサービングアクセスポイント304に再び通知することができることを諒解されたい。
この点について、送信電力がアクセスポイントのセットのための共通の送信電力キャップにあるかまたはそれに近づいているとき、必ずしも連続的にとは限らないが、デバイス302によって経路損失が報告されるので、ワイヤレスネットワークにおける過剰なシグナリングが緩和され得る。デバイス302が、必ずしもセット中のすべてのアクセスポイントとは限らないが、デバイス302について報告された電力を下回る基準送信電力を有するアクセスポイントの経路損失を報告することに少なくとも部分的に基づいて、シグナリングはさらに少なくされる。
別の例では、共通の送信電力キャップの代替または追加として、サービングアクセスポイント304におけるデバイス302の受信電力が、送信電力キャップを調整するためのトリガであり得る(たとえば、受信電力がしきい値レベルを上回る場合)。たとえば、説明したように、測定要求構成要素320は、デバイス302および/または1つまたは複数の他のデバイスから、サービングアクセスポイント304への、ならびにアクセスポイント206など、1つまたは複数の他のアクセスポイントへの経路損失測定値を要求することができる。この点について、測定要求受信構成要素308はその要求を取得し、経路損失測定構成要素208は、サービングアクセスポイント304および他のアクセスポイントから受信された信号に少なくとも部分的に基づいてサービングアクセスポイント304および他のアクセスポイントへの経路損失を判断し、経路損失報告構成要素210は、その(1つまたは複数の)経路損失測定値をサービングアクセスポイント304に報告することができる。キャップ調整トリガ構成要素318は、送信電力キャップ調整をトリガするために、デバイス302から受信された経路損失測定値あるいは1つまたは複数の他の信号に少なくとも部分的に基づいてデバイス302のしきい値受信電力(threshold received power)を判断することができる。
たとえば、キャップ調整トリガ構成要素318は、以下の式または同様の式に従ってしきい値受信電力を判断することができる。
Figure 2013539614
ただし、Func(PLM−PLS)は、前に説明したように、経路損失差のCDFの最小関数、nパーセンタイル関数など、PLM−PLSの統計値の関数を表す。上述の式は、以下に少なくとも部分的に基づいて正当化され得る。サービングアクセスポイント304におけるデバイス302の電力は次のように表現され得る。
Figure 2013539614
ただし、TxPwrはデバイス302における送信電力であり、PLSはデバイス302からサービングアクセスポイント304への経路損失である。干渉を制御するために、あるアクセスポイントなど、1つまたは複数の他のアクセスポイントにおける受信電力は次のように制限され得る。
Figure 2013539614
ただし、ここで、PLM、NoM、およびΔMはそれぞれ、1つまたは複数の他のアクセスポイントの、報告された経路損失、雑音フロア、およびキャッピングしきい値である。これを前の式と組み合わせることによって以下が与えられる。

したがって、キャップ調整トリガ構成要素318が受信電力しきい値(received power threshold)を判断するための関数はこの条件に従って判断され得る。
たとえば、上記で説明したのと同様に、測定要求構成要素320は、(たとえば、初期化時に)1つまたは複数のデバイスに経路損失測定値を要求し、経路損失受信構成要素312は、その測定値を取得し、デバイスにおけるサービングアクセスポイント304の経路損失に対する経路損失差などに基づくCDF、経路損失差のCDFを構築することができる。この経路損失差のCDFに少なくとも部分的に基づいて、たとえば、キャップ調整トリガ構成要素318は、次のようにi番目のアクセスポイントに関係する受信電力しきい値を判断することができる。
Figure 2013539614
したがって、キャップ調整トリガ構成要素318はデバイス302の受信電力を判断することができ、この受信電力が、アクセスポイント206など、i番目のアクセスポイントのPxPwr_thres(i)よりも大きい場合、測定要求構成要素320は、前に説明したように、送信電力キャップを調整するために1つまたは複数の経路損失測定値を報告するようにデバイス302を構成することができる。この例では、アクセスポイントに関係するデバイス302の送信電力キャップは次のように計算され得、
Figure 2013539614
デバイス302の受信電力がそれについてしきい値レベルを超えるその複数のアクセスポイントについて、そのデバイスの送信電力キャップは次のように計算され得る。
Figure 2013539614
したがって、デバイス302の受信電力がしきい値にあるかまたはしきい値を超えたとき、説明したように、必ずしもセット中のすべてのアクセスポイントとは限らないが、対応するアクセスポイントについて経路損失が報告されるので、ワイヤレスネットワークにおけるシグナリングが低減され得る。
その上、たとえば、Tx電力キャップ計算構成要素314は、アクセスポイント(たとえば、アクセスポイント206または他のアクセスポイント)のタイプなど、1つまたは複数のパラメータに基づいて1つまたは複数のアクセスポイントのキャッピングしきい値ΔM(i)を判断することができる。一例では、アクセスポイント206のΔM(i)は、アクセスポイント206がマクロセルアクセスポイントである場合は10dbであり得、ピコセルアクセスポイントである場合は5dbであり得、フェムトセルアクセスポイントである場合は0dbなどであり得る。したがって、ΔM(i)の値が低いほど、より多くの保護が与えられ得る。別の例では、ΔM(i)は、追加または代替として、サービングアクセスポイント304によってサービスされるデバイスの数に少なくとも部分的に基づいて計算され得る。たとえば、ΔM(i)は次のように計算され得る。
Figure 2013539614
ただし、ΔM(i)は、説明したように、アクセスポイント206のタイプに基づいて計算され得る。したがって、Tx電力キャップ計算構成要素314は、アクセスポイントの容量とそれのタイプとに少なくとも部分的に基づいてキャッピングしきい値を計算する。したがって、たとえば、アクセスポイントがより少ない数のデバイスをサービスする場合、それらのデバイスが同様の干渉を有することを可能にするために、キャッピングしきい値はより低くなり得る。
図4に、デバイスの送信電力キャップを調整するための例示的なワイヤレス通信システム400を示す。システム400は、ワイヤレスネットワークへのアクセスを受信するためにサービングアクセスポイント404と通信するデバイス402を備える。システム400はまたアクセスポイント406を備え、デバイス402は、サービングアクセスポイント404に信号を送信している間、潜在的にアクセスポイント406に干渉し得る(それは、アクセスポイント406と通信しているデバイスに干渉することを含み得る)。この点について、たとえば、サービングアクセスポイント404および/またはアクセスポイント406は互いの近傍内に展開され得る。説明したように、デバイス402は、UE、モデムなどであり得、サービングアクセスポイント404および/またはアクセスポイント406はそれぞれ、マクロセルアクセスポイント、フェムトセルアクセスポイント、またはピコセルアクセスポイントなどであり得る。
デバイス402は、1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失を判断するための経路損失測定構成要素208と、その経路損失を1つまたは複数の同様のまたは異なるアクセスポイントに通信するための経路損失報告構成要素210と、報告された経路損失に少なくとも部分的に基づいて送信電力キャップを取得するためのTx電力キャップ受信構成要素212とを備えることができる。デバイス402はまた、1つまたは複数のアクセスポイントの追加の経路損失測定を実行するようにとの要求を取得するための測定要求受信構成要素308を備える。
サービングアクセスポイント404は、送信電力を判断すること、デバイスの送信電力キャップを計算する際に監視するためのアクセスポイントを判断することなどのために、1つまたは複数のアクセスポイントから1つまたは複数の信号を受信するための随意のNLM構成要素310と、デバイスから1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失測定値を取得するための経路損失受信構成要素312と、(1つまたは複数の)経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいてデバイスの送信電力キャップを判断するためのTx電力キャップ計算構成要素314とを備える。サービングアクセスポイント404はさらに、デバイスに送信電力キャップを通信するためのTx電力キャップ提供構成要素316と、追加の経路損失測定を実行するようにとの要求を1つまたは複数のデバイスに通信するための測定要求構成要素320と、サービングアクセスポイント404によってサービスされる1つまたは複数のデバイスによる干渉に関係する1つまたは複数のパラメータを1つまたは複数のアクセスポイントから取得するための干渉報告受信構成要素408とを備えることができる。
アクセスポイント406は、異なるアクセスポイントと通信している1つまたは複数のデバイスからの干渉を判断するための干渉検出構成要素410と、干渉に関係する1つまたは複数のパラメータをその異なるアクセスポイントに通信するための干渉報告構成要素412とを備える。
一例によれば、デバイス402は、サービングアクセスポイント404に送信するとき、少なくとも何らかのレベルでアクセスポイント406に干渉し得る。干渉検出構成要素410は、サービングアクセスポイント404および/または他のアクセスポイントと通信しているデバイス402および/または他のデバイスからの干渉を測定することができる。たとえば、干渉検出構成要素410は、デバイス402または他のデバイスから信号を受信し、干渉レベル(たとえば、干渉オーバサーマル(interference over thermal)(IoT)、または同様の測定値)とともに、その信号に関係する識別子(たとえば、スクランブリングコード、信号の復号された部分からの識別子、あるいはデバイス402および/またはサービングアクセスポイント404を識別するための他のパラメータなど)を記憶することができる。
イベントまたは他のトリガの発生時に、干渉報告構成要素412は、干渉情報をサービングアクセスポイント404に送信することができる。一例では、干渉報告構成要素412は、タイマーに少なくとも部分的に基づいて干渉をサービングアクセスポイント404に示すことができる。別の例では、干渉報告構成要素412は、1つまたは複数のデバイスからの干渉、あるいは総干渉レベルがしきい値レベル(たとえば、しきい値IoT)に一致するかまたはそれを超えたことに少なくとも部分的に基づいて干渉を示すことができる。いずれの例でも、干渉検出構成要素410は、アクセスポイント406に支配的に干渉するデバイスを判断することができる。たとえば、これは、デバイスの最上位nパーセンタイル、デバイスの数、しきい値レベルを超える関連するIoTをもつデバイスなどに関係することができる。この説明では、これはデバイス402を含むことができる。
干渉報告構成要素412は、この例では、干渉をそれに示している、その近傍にある1つまたは複数のアクセスポイントを識別することができる。たとえば、これは、アクセスポイント406に干渉しているデバイスが、サービングアクセスポイント404など、1つまたは複数のアクセスポイントと通信していると判断することに少なくとも部分的に基づくことができる。一例では、干渉報告構成要素412は、デバイスによって使用されるスクランブリングコードに少なくとも部分的に基づいて干渉デバイスが関係するアクセスポイントを示す。一例では、アクセスポイントはスクランブリングコードのレンジに関連付けられ得、この関連付けは他のアクセスポイントに通信され得る。たとえば、説明したように、HMS、OAMなどが、アクセスポイントをスクランブリングコードに関連付け、および/または他のアクセスポイントへのそのような関連付けを示すことができる。したがって、干渉報告構成要素412は、デバイス402によって使用されるスクランブリングコードが、サービングアクセスポイント404に関連付けられたレンジ内にあると判断することができる。
1つまたは複数の関係するアクセスポイントを識別すると、干渉報告構成要素412は、干渉に関する情報をそれらの1つまたは複数の関係するアクセスポイントに送信することができる。たとえば、その情報は、(たとえば、当該デバイスおよび/または他のデバイスによって生じた)アクセスポイント406における総干渉、支配的干渉デバイスを示すデバイス識別子のリストなどを含むことができる。この例では、干渉検出構成要素410は、デバイス402が支配的干渉物であると判断し、デバイス402の識別子を含む干渉報告を(たとえば、ワイヤードまたはワイヤレスバックホール接続を介して)サービングアクセスポイント404に送信することができる。干渉報告受信構成要素408は、アクセスポイント406からの干渉報告を取得し、サービングアクセスポイント404によって提供される報告において示された1つまたは複数のデバイスを判断することができる。
それに応じて、測定要求構成要素320は、(たとえば、サービングアクセスポイント404、干渉報告がそこから受信されているそのアクセスポイント406、などによって初めに発見されたアクセスポイントのセットの)1つまたは複数の経路損失測定値を与えるようにとの要求を、デバイス402を含む1つまたは複数のデバイスに送信することができる。別の例では、測定要求構成要素320は、上記で説明したように、サービングアクセスポイント404によってサービスされる追加のデバイスに経路損失測定値を要求することができる。この例では、説明したように、測定要求受信構成要素308は、この要求を取得し、経路損失測定構成要素208は、1つまたは複数のアクセスポイントへの経路損失を測定し、経路損失報告構成要素210は、測定された経路損失をサービングアクセスポイント404に示すことができる。さらに、説明したように、経路損失受信構成要素312は経路損失測定値を取得し、Tx電力キャップ計算構成要素314は、その経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて送信電力キャップを判断し、Tx電力キャップ提供構成要素316はその送信電力キャップをデバイス402に通信することができ、その送信電力キャップは、Tx電力キャップ受信構成要素212によって受信され得る。
一例では、干渉報告受信構成要素408がアクセスポイント406から干渉報告を繰り返し(たとえば、指定された時間期間中にしきい値回数だけ)取得した場合、Tx電力キャップ計算構成要素314は、サービングアクセスポイント404によってサービスされるデバイス402および/または他の干渉デバイスの送信電力キャップを、示された干渉レベルと所望の干渉レベルとの間の差だけ増加させることができる。たとえば、所望の干渉レベルは、(たとえば、干渉報告において)アクセスポイント406、HMS、OAMなどから受信され得る。したがって、上記の例において、送信電力キャップ調整は、アクセスポイント406において経験される実際の干渉に基づき、たとえば、干渉がしきい値レベルに一致するかまたはそれを超えたときにアクセスポイント406が干渉報告を与えるので、シグナリングを低減することができる。さらに、デバイス電力を制御するためのこの機構は、パイロット信号を含む、実質的にすべての送信信号によって生じる干渉を低減することができる。
図5〜図11を参照すると、ワイヤレスネットワークにおいてデバイス干渉を緩和するために送信電力キャップを利用することに関する例示的な方法が示されている。説明を簡単にするために、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われ得るので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関係する状態またはイベントとして代替的に表現され得ることを諒解されたい。さらに、1つまたは複数の実施形態による方法を実施するために、図示のすべての行為が必要とされるとは限らない。
図5を参照すると、デバイスの送信電力キャップを判断することを可能にする例示的な方法500が示されている。502において、デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信する。説明したように、これは、サービングアクセスポイント、そのデバイスの近傍にある別のアクセスポイントなどへの経路損失であり得る。その上、説明したように、経路損失測定値は、RSCP、CPICH送信電力など、1つまたは複数の電力測定値を備えることができる。504において、経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算する。一例では、これは、追加として、少なくとも1つのアクセスポイントについて判断された雑音フロア、キャッピングしきい値などに基づいて計算され得る。たとえば、説明したように、送信電力キャップは、少なくとも1つのアクセスポイントとの干渉を緩和するためにデバイスに固有のものとして、上記経路損失測定値または他のデバイスからの他の経路損失測定値に基づいて上記アクセスポイントまたは他のアクセスポイントについて共通のものなどとして計算され得る。さらに、1つまたは複数のデバイスは、経路損失測定値がそれから受信されているそのデバイスを含むことができる。506において、1つまたは複数のデバイスに、送信電力キャップに従って通信させる。たとえば、これは、デバイスに送信電力キャップを通信することを含むことができる。いずれの場合も、デバイスは、説明したように、少なくとも1つのアクセスポイントまたは他のアクセスポイントとの干渉を緩和するために、サービングアクセスポイントと通信する際に送信電力キャップを利用することができる。
図6を参照すると、1つまたは複数のアクセスポイントとサービングアクセスポイントとの間の経路損失差を判断することを可能にする例示的な方法600が示されている。602において、1つまたは複数のアクセスポイントから受信された情報に少なくとも部分的に基づいてダウンリンク送信電力を判断する。たとえば、その情報は、1つまたは複数の信号を含むことができ、ダウンリンク送信電力は、それらの信号の強度に基づいて1つまたは複数のアクセスポイントに干渉しないように判断され得る。604において、1つまたは複数の送信電力キャップを判断するために、監視するための1つまたは複数のアクセスポイントの初期セットを判断する。説明したように、これは、1つまたは複数のアクセスポイントからの信号を検出するためにコロケートNLMあるいは1つまたは複数の他のデバイスを使用して判断され得る。さらに、アクセスポイントのセットは、アクセスポイントのタイプ、それの識別子、アクセスポイントによって使用されるPSCなどに少なくとも部分的に基づいて選択され得る。別の例では、説明したように、1つまたは複数のサービスされるデバイスは、(たとえば、アクセスポイントによって受信されたリスト中にない受信信号からのPSCを検出することに少なくとも部分的に基づいて)リストにアクセスポイントを追加することができる。
アクセスポイントのセットを判断すると、606において、1つまたは複数のアクセスポイントのセットの少なくとも一部への経路損失を測定し、報告するように1つまたは複数のサービスされるデバイスを構成する。この点について、1つまたは複数のサービスされるデバイスは、説明したように、1つまたは複数のアクセスポイントのセットの少なくとも一部への経路損失を測定し、その経路損失を報告することができる。これはトレーニング期間と呼ばれることがある。608において、受信された経路損失測定値に基づいて1つまたは複数のアクセスポイントのセットの少なくとも一部のための経路損失のCDFを構築する。610において、経路損失のCDFに少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のアクセスポイントのセットの少なくとも一部のための経路損失差のCDFを構築する。説明したように、たとえば、これは、経路損失のCDFにおける各アクセスポイントとサービングアクセスポイントとの間の経路損失差を判断することを含むことができる。経路損失差のCDFは、本明細書において上記で説明し、さらに説明するように、共通の送信電力キャップを判断すること、デバイスの送信電力キャップを調整することなどのために利用され得る。
図7を参照すると、共通の送信電力キャップを計算するための例示的な方法700が示されている。702において、1つまたは複数のアクセスポイントに対応する経路損失差のCDFを構築する。たとえば、これは、上記で説明したように、1つまたは複数のデバイスから1つまたは複数のアクセスポイントへの1つまたは複数の経路損失測定値と、1つまたは複数のデバイスからサービングアクセスポイントへの経路損失測定値との間の差に少なくとも部分的に基づいて実行され得る。704において、1つまたは複数のアクセスポイントの少なくとも一部のための基準送信電力を判断する。説明したように、一例では、基準送信電力は、(たとえば、経路損失測定値、雑音フロア、キャッピングしきい値などに少なくとも部分的に基づいて)1つまたは複数のアクセスポイントの各々についての送信電力キャップと同様に計算され得る。一例では、アクセスポイントの基準送信電力を計算するために、アクセスポイントへの1つまたは複数のデバイスの1つまたは複数の経路損失測定値の最大値、最小値、平均などであり得る、経路損失しきい値が使用され得る。706において、基準送信電力に基づいて計算されたしきい値送信電力に一致するかまたはそれを超えたときに送信電力を報告するように、1つまたは複数のサービスされるデバイスを構成する。説明したように、たとえば、しきい値送信電力は、計算された基準送信電力の最小値であり得る。これはまた、たとえば上記で説明したように、共通の送信電力キャップであり得る。しきい値送信電力に一致するかまたはそれを超えたことに基づいてデバイスが送信電力を報告すると、たとえば、デバイスの送信電力キャップは、1つまたは複数のアクセスポイントへの干渉を緩和するように調整され得る。
図8を参照すると、デバイス送信電力(device transmission power)が基準送信電力にあるかまたはそれを超えたと判断することに少なくとも部分的に基づいてデバイスの送信電力キャップを調整するための例示的な方法800が示されている。802において、デバイス送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルにあるという指示を受信する。たとえば、送信電力キャップは、上記で説明したように、(たとえば、様々なアクセスポイントの基準送信電力に基づいて)計算された共通の送信電力キャップであり、デバイスに与えられ得る。したがって、デバイスは、説明したように、送信電力を報告することができる。804において、デバイス送信電力を下回る基準送信電力を有するアクセスポイントの経路損失測定値を報告するように1つまたは複数のサービスされるデバイスを構成する。説明したように、サービスされるデバイスは、上記デバイスを含み、指示されたアクセスポイントの測定を実行することができ、および/または目的とするアクセスポイントの経路損失報告を取得することなどのために受信された経路損失報告をフィルタ処理することができる。806において、受信された経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいてデバイスのための調整された送信電力キャップを計算する。
図9を参照すると、デバイスの受信電力に基づいてそのデバイスの送信電力を判断することを可能にする例示的な方法900が示されている。902において、1つまたは複数のアクセスポイントに対応する経路損失差のCDFを構築する。前に説明したように、これは、1つまたは複数の関係するデバイスによって測定された、1つまたは複数のアクセスポイントと、1つまたは複数の関係するデバイスのサービングアクセスポイントとの経路損失の差に少なくとも部分的に基づくことができる。904において、経路損失差のCDFに少なくとも部分的に基づいて受信電力しきい値を判断する。たとえば、説明したように、これは、アクセスポイントおよびサービングアクセスポイントのうちの1つまたは複数への経路損失に応じて計算され得、これらの1つまたは複数のアクセスポイントの各々について計算され得る。906において、デバイスの受信電力が受信電力しきい値にあるかまたは少なくとも受信電力しきい値からのしきい値レベルであると判断する。たとえば、これは、デバイスからの1つまたは複数の受信信号の電力を測定することに少なくとも部分的に基づくことができる。908において、1つまたは複数の他のアクセスポイントへの経路損失測定値を報告するようにデバイスを構成する。さらに、一例では、他のデバイスもそのように構成され得る。910において、説明したように、デバイスから経路損失測定値を受信することに少なくとも部分的に基づいてデバイスの送信電力キャップを計算する。
図10に、デバイスの送信電力キャップを判断するための例示的な方法1000を示す。1002において、1つまたは複数のデバイスがアクセスポイントへの干渉を生じていることを示す干渉報告をそのアクセスポイントから受信する。説明したように、干渉報告は、アクセスポイントにおける総干渉レベル、1つまたは複数の干渉デバイスの指示(たとえば、最も高いIoTを有するデバイスのしきい値数またはパーセンタイルなど)などを含むことができる。1004において、干渉報告に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算する。したがって、たとえば、干渉報告において示されたデバイスの少なくとも一部について、上記で説明した1つまたは複数の機構を使用して送信電力キャップが調整され得る(たとえば、アクセスポイントへの経路損失報告を取得し、それに応じてデバイスの送信電力キャップを調整するなど)。1006において、送信電力キャップを1つまたは複数のデバイスに通信する。
図11を参照すると、送信電力キャップと比較して送信電力を指示することを可能にする例示的な方法1100が示されている。1102において、アクセスポイントから送信電力キャップを受信する。説明したように、これは、アクセスポイントに経路損失測定値を報告することなどに少なくとも部分的に基づくことができる。1104において、アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断する。1106において、送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであることをアクセスポイントに通知する。したがって、一例では、アクセスポイントは、前に説明したように、送信電力キャップを調整することができる。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、送信電力キャップを計算すること、送信電力キャップを調整することを判断することなどに関する推論が行われ得ることを諒解されよう。本明細書で使用する「推論する」または「推論」という用語は、概して、イベントおよび/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について推理する、またはその状態を推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために採用され得、あるいは、たとえば、状態の確率分布を生成することができる。推論は、確率的、すなわち、データおよびイベントの考察に基づく関心の当該の状態(states of interest)の確率分布(probability distribution)の計算とすることができる。推論は、イベントおよび/またはデータのセットからより高いレベルのイベントを構成するために採用される技法を指すこともある。そのような推論から、イベントが時間的に近接して相関するか否かにかかわらず、ならびにイベントおよびデータが1つまたは複数のイベントおよびデータソースに由来するかどうかにかかわらず、観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータのセットから新しいイベントまたはアクションが構成される。
図12は、送信電力キャップを受信するために経路損失測定値を報告することを可能にするモバイルデバイス1200の図である。モバイルデバイス1200は、たとえば受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、受信信号に対して典型的な動作(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバートなど)を行い、サンプルを得るために調整された信号をデジタル化する受信機1202を備える。受信機1202は、受信されたシンボルを復調し、チャネル推定のためにプロセッサ1206に供給することができる復調器1204を備えることができる。プロセッサ1206は、受信機1202によって受信された情報の分析および/または送信機1208による送信のための情報の生成に専用のプロセッサ、モバイルデバイス1200の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサ、ならびに/あるいは受信機1202によって受信された情報の分析、送信機1208による送信のための情報の生成、およびモバイルデバイス1200の1つまたは複数の構成要素の制御を行うプロセッサであり得る。
モバイルデバイス1200は、さらに、メモリ1210を備えることができ、メモリ1210は、プロセッサ1206に動作可能に結合され、送信すべきデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関係する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連するデータ、割当てチャネル、電力、レートなどに関係する情報、ならびにチャネルを推定し、そのチャネルを介して通信するための他の適切な情報を記憶することができる。メモリ1210は、さらに(たとえばパフォーマンスベース、容量ベースなどの)チャネルの推定および/または利用に関連するプロトコルおよび/またはアルゴリズムを記憶することができる。
本明細書で説明するデータストア(たとえばメモリ1210)は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかであり得、あるいは揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含むことができることを諒解されよう。限定ではなく例として、不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして働くランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。限定ではなく例として、RAMは、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトランバスRAM(DRRAM(登録商標))など、多くの形態が利用可能である。主題のシステムおよび方法のメモリ1210は、これらおよび他の適切なタイプのメモリを、それらに限定されることなく、備えるものとする。
プロセッサ1206は、さらに随意に、経路損失測定構成要素208と同様であり得る経路損失測定構成要素1212、経路損失報告構成要素210と同様であり得る経路損失報告構成要素1214、Tx電力キャップ受信構成要素212と同様であり得るTx電力キャップ受信構成要素1216、キャップ調整トリガ構成要素306と同様であり得るキャップ調整トリガ構成要素1218、および/または測定要求受信構成要素308と同様であり得る測定要求受信構成要素1220に動作可能に結合され得る。モバイルデバイス1200は、またさらに、たとえば、基地局、別のモバイルデバイスなどへの送信機1208による送信のための信号を変調する変調器1222を備える。その上、たとえば、モバイルデバイス1200は、説明したように、複数のネットワークインターフェースのための複数の送信機1208を備えることができる。プロセッサ1206とは別個のものとして図示されているが、経路損失測定構成要素1212、経路損失報告構成要素1214、Tx電力キャップ受信構成要素1216、キャップ調整トリガ構成要素1218、測定要求受信構成要素1220、復調器1204、および/または変調器1222は、プロセッサ1206または複数のプロセッサ(図示せず)の一部であり得ることを諒解されたい。
図13は、ワイヤレス通信を使用して1つまたは複数のデバイスと通信することを可能にするシステム1300の図である。システム1300は、実質的に任意の基地局(たとえば、フェムトセル、ピコセルなどの小さい基地局、モバイル基地局、...)、リレーなどであり得る基地局1302を備え、基地局1302は、(たとえば、説明したように、複数のネットワーク技術であり得る)複数の受信アンテナ1306を介して1つまたは複数のモバイルデバイス1304から(1つまたは複数の)信号を受信する受信機1310と、(たとえば、説明したように、複数のネットワーク技術であり得る)複数の送信アンテナ1308を介して1つまたは複数のモバイルデバイス1304に送信する送信機1338とを有する。さらに、一例では、送信機1338は、ワイヤードフロントリンク(wired front link)を介してモバイルデバイス1304に送信することができる。受信機1310は、1つまたは複数の受信アンテナ1306から情報を受信することができ、受信された情報を復調する復調器1312と動作可能に結合される。さらに、一例では、受信機1310は、ワイヤードバックホールリンク(wired backhaul link)から受信することができる。復調されたシンボルは、図12に関して上記で説明したプロセッサと同様のものであり得るプロセッサ1314によって分析され、プロセッサ1314は、信号(たとえばパイロット)強度および/または干渉強度を推定することに関係する情報、(1つまたは複数の)モバイルデバイス1304(または異種基地局(図示せず))に送信されるべきデータまたはそこから受信されるべきデータ、および/または本明細書に記載の様々な動作および機能を行うことに関係する他の適切な情報を記憶するメモリ1316に結合される。
プロセッサ1314は、さらに随意に、NLM構成要素310と同様であり得るNLM構成要素1318、経路損失受信構成要素214および/または312と同様であり得る経路損失受信構成要素1320、Tx電力キャップ計算構成要素216および/または314と同様であり得るTx電力キャップ計算構成要素1322、ならびに/あるいはTx電力キャップ提供構成要素218および/または316と同様であり得るTx電力キャップ提供構成要素1324に結合される。プロセッサ1314は、さらに随意に、キャップ調整トリガ構成要素318と同様であり得るキャップ調整トリガ構成要素1326、および/または測定要求構成要素320と同様であり得る測定要求構成要素1328に結合され得る。その上、たとえば、プロセッサ1314はまた、随意に、干渉報告受信構成要素408と同様であり得る干渉報告受信構成要素1330、干渉検出構成要素410と同様であり得る干渉検出構成要素1332、および/または干渉報告構成要素412と同様であり得る干渉報告構成要素1334に結合され得る。
その上、たとえば、プロセッサ1314は、変調器1336を使用して送信されるべき信号を変調し、送信機1338を使用して被変調信号を送信することができる。送信機1338は、Txアンテナ1308を介して信号をモバイルデバイス1304に送信することができる。さらに、プロセッサ1314とは別個のものとして図示されているが、NLM構成要素1318、経路損失受信構成要素1320、Tx電力キャップ計算構成要素1322、Tx電力キャップ提供構成要素1324、キャップ調整トリガ構成要素1326、測定要求構成要素1328、干渉報告受信構成要素1330、干渉検出構成要素1332、干渉報告構成要素1334、復調器1312、および/または変調器1336は、プロセッサ1314もしくは複数のプロセッサ(図示せず)の一部であり、および/またはプロセッサ1314が実行するためのメモリ1316中の命令として記憶され得ることを諒解されたい。
図14を参照すると、デバイスの送信電力キャップを判断するためのシステム1400が示されている。たとえば、システム1400は、少なくとも部分的にアクセスポイントなどの内に常駐することができる。システム1400は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1400は、連携して動作することができる電気的構成要素の論理グルーピング1402を含む。たとえば、論理グルーピング1402は、デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信するための電気的構成要素1404を含むことができる。たとえば、経路損失測定値は、一例では、要求に少なくとも部分的に基づいて受信され得、および/または他のデバイスから同じもしくは他のアクセスポイントへの経路損失測定値などとともに受信され得る。さらに、論理グルーピング1402は、経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算するための電気的構成要素1406を備えることができる。
説明したように、たとえば、電気的構成要素1406は、雑音フロア、電力キャッピングしきい値などにさらに基づいて送信電力キャップを計算することができる。さらに、一例では、送信電力キャップは、デバイスに固有であること、1つまたは複数のデバイスについて共通であることなどが可能である。さらに、説明したように、送信電力キャップを計算することは、1つまたは複数のトリガあるいは他のイベントに基づいてデバイスの送信電力キャップを調整することを含むことができる。さらに、論理グルーピング1402は、1つまたは複数のデバイスに、送信電力キャップに従って通信させるための電気的構成要素1408を備えることができる。たとえば、電気的構成要素1404は、上記で説明したように、経路損失受信構成要素214および/または312、および/または経路損失測定構成要素208を含むことができる。さらに、たとえば、電気的構成要素1406は、一態様では、上記で説明したように、Tx電力キャップ計算構成要素216および/または314を含むことができる。その上、電気的構成要素1408は、説明したように、Tx電力キャップ提供構成要素218および/または316、および/またはTx電力キャップ受信構成要素212を含むことができる。
さらに、システム1400は、電気的構成要素1404、1406、および1408に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1410を含むことができる。メモリ1410の外部にあるものとして示されているが、電気的構成要素1404、1406、および1408のうちの1つまたは複数は、メモリ1410の内部に存在することができることを理解されたい。一例では、電気的構成要素1404、1406、および1408は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができるか、または各電気的構成要素1404、1406、および1408は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであり得る。さらに、追加または代替の例では、電気的構成要素1404、1406、および1408は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり得、各電気的構成要素1404、1406、および1408は、対応するコードであり得る。
図15を参照すると、送信電力が送信電力キャップにあるかまたは近づいているときにアクセスポイントに通知するシステム1500が示されている。たとえば、システム1500は、少なくとも部分的にデバイスなどの内に常駐することができる。システム1500は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実装される機能を表す機能ブロックであり得ることを諒解されたい。システム1500は、連携して動作することができる電気的構成要素の論理グルーピング1502を含む。たとえば、論理グルーピング1502は、アクセスポイントから送信電力キャップを取得するための電気構成的要素1504を含むことができる。説明したように、たとえば、送信電力キャップは、(たとえば、アクセスポイントまたは周囲アクセスポイントの)経路損失測定値がアクセスポイントに通信されたことに基づいて受信され得る。その上、たとえば、送信電力キャップは、アクセスポイントと通信している実質的にすべてのデバイスについて計算された共通の送信電力キャップであり得る。
さらに、論理グルーピング1502は、アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が送信電力キャップにあるかまたは少なくとも送信電力キャップからのしきい値レベルであることをアクセスポイントに通知するための電気的構成要素1506を備えることができる。説明したように、たとえば、その通知に少なくとも部分的に基づいて、調整された送信電力キャップが受信され得る。たとえば、電気的構成要素1504は、上記で説明したように、Tx電力キャップ受信構成要素212を含むことができる。さらに、たとえば、電気的構成要素1506は、一態様では、上記で説明したように、キャップ調整トリガ構成要素306を含むことができる。
さらに、システム1500は、電気的構成要素1504および1506に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1508を含むことができる。メモリ1508の外部にあるものとして示されているが、電気的構成要素1504および1506のうちの1つまたは複数は、メモリ1508の内部に存在することができることを理解されたい。一例では、電気的構成要素1504および1506は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができるか、または各電気的構成要素1504および1506は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであり得る。さらに、追加または代替の例では、電気的構成要素1504および1506は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり得、各電気的構成要素1504および1506は、対応するコードであり得る。
次に図16を参照すると、本明細書で提示する様々な実施形態によるワイヤレス通信システム1600が示されている。システム1600は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局1602を備える。たとえば、1つのアンテナグループはアンテナ1604および1606を含み、別のグループはアンテナ1608および1610を備え、さらなるグループはアンテナ1612および1614を含むことができる。アンテナグループごとに2つのアンテナが示されているが、グループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。基地局1602は、さらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含むことができ、送信機チェーンおよび受信機チェーンの各々は、諒解されるように、信号送信および受信に関連する複数の構成要素(たとえば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
基地局1602は、モバイルデバイス1616およびモバイルデバイス1622など、1つまたは複数のモバイルデバイスと通信することができるが、基地局1602は、モバイルデバイス1616および1622と同様の実質的にいかなる数のモバイルデバイスとも通信することができることを諒解されたい。モバイルデバイス1616および1622は、たとえば、セルラー電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/またはワイヤレス通信システム1600を介して通信するための他の適切なデバイスであり得る。図示のように、モバイルデバイス1616は、アンテナ1612および1614と通信しており、アンテナ1612および1614は、順方向リンク1618を介して情報をモバイルデバイス1616に送信し、逆方向リンク1620を介してモバイルデバイス1616から情報を受信する。その上、モバイルデバイス1622はアンテナ1604および1606と通信しており、アンテナ1604および1606は、順方向リンク1624を介して情報をモバイルデバイス1622に送信し、逆方向リンク1626を介してモバイルデバイス1622から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、たとえば、順方向リンク1618は、逆方向リンク1620によって使用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を利用し、順方向リンク1624は、逆方向リンク1626によって採用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を採用することができる。さらに、時分割複信(TDD)システムでは、順方向リンク1618および逆方向リンク1620は共通の周波数帯域を利用し、順方向リンク1624および逆方向リンク1626は共通の周波数帯域を利用することができる。
アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように指定されたエリアは、基地局1602のセクタと呼ばれることがある。たとえば、アンテナグループは、基地局1602によってカバーされるエリアのセクタ中のモバイルデバイスに通信するように設計され得る。順方向リンク1618および1624を介した通信では、基地局1602の送信アンテナは、モバイルデバイス1616および1622についての順方向リンク1618および1624の信号対雑音比を向上させるためにビームフォーミングを利用することができる。また、基地局1602が、関連するカバレージ中に不規則に散在するモバイルデバイス1616および1622に送信するためにビームフォーミングを利用する間は、基地局が単一のアンテナを介してその基地局のすべてのモバイルデバイスに送信する場合と比較して、隣接セル内のモバイルデバイスは干渉を受けにくいことがある。その上、モバイルデバイス1616および1622は、図示のようにピアツーピアまたはアドホック技術を使用して互いに直接通信することができる。一例によれば、システム1600は多入力多出力(MIMO)通信システムであり得る。さらに、たとえば、基地局1602は、説明したように、1つまたは複数のアクセスポイントへの1つまたは複数の経路損失測定値に基づいてデバイス1616および/または1622の送信電力キャップを設定することができる。
図17に、例示的なワイヤレス通信システム1700を示す。ワイヤレス通信システム1700には、簡潔のために、1つの基地局1710と、1つのモバイルデバイス1750とを示してある。ただし、システム1700は、2つ以上の基地局および/または2つ以上のモバイルデバイスを含むことができ、追加の基地局および/またはモバイルデバイスは、以下で説明する例示的な基地局1710およびモバイルデバイス1750と実質的に同様または異なるものであり得ることを諒解されたい。さらに、基地局1710および/またはモバイルデバイス1750は、それらの間のワイヤレス通信を可能にするために、本明細書で説明するシステム(図1〜図4および図13〜図16)、モバイルデバイス(図12)、および/または方法(図5〜図11)を採用することができることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明するシステムおよび/または方法の構成要素または機能は、以下で説明するメモリ1732および/または1772あるいはプロセッサ1730および/または1770の一部であり得、ならびに/あるいは開示する機能を実行するためにプロセッサ1730および/または1770によって実行され得る。
基地局1710において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース1712から送信(TX)データプロセッサ1714に供給される。一例によれば、各データストリームはそれぞれのアンテナを介して送信され得る。TXデータプロセッサ1714は、トラフィックデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、そのトラフィックデータストリームをフォーマット化し、符号化し、インターリーブして、符号化データを与える。
各データストリームの符号化データは、直交周波数分割多重化(OFDM)技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。追加または代替として、パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、または符号分割多重化(CDM)され得る。パイロットデータは、一般に、知られている方法で処理される知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイルデバイス1750において使用され得る。各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化データは、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM)など)に基づいて変調(たとえば、シンボルマッピング)され得、変調シンボルを与えることができる。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1730によって実行または提供される命令によって判断され得る。
データストリームの変調シンボルはTX MIMOプロセッサ1720に供給され、TX MIMOプロセッサ1720は、(たとえば、OFDM用に)変調シンボルをさらに処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1720はNT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)1722a〜1722tに供給する。様々な実施形態では、TX MIMOプロセッサ1720は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各送信機1722は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した被変調信号(modulated signal)を与える。さらに、送信機1722a〜1722tからのNT個の被変調信号は、それぞれNT個のアンテナ1724a〜1724tから送信される。
モバイルデバイス1750では、送信された被変調信号はNR個のアンテナ1752a〜1752rによって受信され、各アンテナ1752からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)1754a〜1754rに供給される。各受信機1754は、それぞれの信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを与え、さらに、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
RXデータプロセッサ1760は、特定の受信機処理技法に基づいてNR個の受信機1754からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを与えることができる。RXデータプロセッサ1760は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元することができる。RXデータプロセッサ1760による処理は、基地局1710においてTX MIMOプロセッサ1720およびTXデータプロセッサ1714によって実行される処理を補足するものである。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、データソース1736からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ1738によって処理され、変調器1780によって変調され、送信機1754a〜1754rによって調整され、基地局1710に戻される。
基地局1710において、モバイルデバイス1750からの被変調信号は、アンテナ1724によって受信され、受信機1722によって調整され、復調器1740によって復調され、RXデータプロセッサ1742によって処理されて、モバイルデバイス1750によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。さらに、プロセッサ1730は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミング重みを判断するためにどのプリコーディング行列(precoding matrix)を使用すべきかを判断することができる。
プロセッサ1730および1770は、それぞれ基地局1710およびモバイルデバイス1750における動作を指示(たとえば、制御、調整、管理など)することができる。それぞれのプロセッサ1730および1770は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ1732および1772に結合され得る。プロセッサ1730および1770は、説明したように、送信電力キャップを判断すること、その送信電力キャップを調整するためのトリガまたはイベントが生じたと判断することなどが可能である。
図18に、本明細書の教示が実装され得る、何人かのユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム1800を示す。システム1800は、たとえば、マクロセル1802A〜1802Gなど、複数のセル1802の通信を可能にし、各セルは、対応するアクセスノード1804(たとえば、アクセスノード1804A〜1804G)によってサービスされる。図18に示すように、アクセス端末1806(たとえば、アクセス端末1806A〜1806L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションに分散され得る。各アクセス端末1806は、たとえば、アクセス端末1806がアクティブかどうか、およびアクセス端末1806がソフトハンドオフ中かどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上で1つまたは複数のアクセスノード1804と通信することができる。ワイヤレス通信システム1800は広い地理的領域にわたってサービスを提供することができる。
図19に、1つまたは複数のフェムトノードがネットワーク環境内に展開された例示的な通信システム1900を示す。特に、システム1900は、比較的小規模のネットワーク環境中に(たとえば、1つまたは複数のユーザ住居1930中に)設置された複数のフェムトノード1910Aおよび1910B(たとえば、フェムトセルノードまたはH(e)NB)を含む。各フェムトノード1910は、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介して、ワイドエリアネットワーク1940(たとえば、インターネット)とモバイル事業者コアネットワーク1950とに結合され得る。以下で説明するように、各フェムトノード1910は、関連するアクセス端末1920(たとえば、アクセス端末1920A)、および、随意に、エイリアンアクセス端末(alien access terminals)1920(たとえば、アクセス端末1920B)をサービスするように構成され得る。言い換えれば、フェムトノード1910へのアクセスは、所与のアクセス端末1920が、指定された(1つまたは複数の)(たとえば、ホーム)フェムトノード1910のセットによってサービスされ得るが、指定されていないフェムトノード1910(たとえば、隣の(neighbor’s)フェムトノード)によってはサービスされ得ないように制限され得る。
図20に、いくつかのトラッキングエリア2002(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が画定されたカバレージマップ2000の例を示し、そのエリアの各々はいくつかのマクロカバレージエリア2004を含む。ここで、トラッキングエリア2002A、2002B、および2002Cに関連するカバレージのエリアは太線によって示され、マクロカバレージエリア2004は六角形によって表される。トラッキングエリア2002はフェムトカバレージエリア2006をも含む。この例では、フェムトカバレージエリア2006(たとえば、フェムトカバレージエリア2006C)の各々は、マクロカバレージエリア2004(たとえば、マクロカバレージエリア2004B)内に示される。ただし、フェムトカバレージエリア2006は、完全にマクロカバレージエリア2004内にあるとは限らないことを諒解されたい。実際には、多数のフェムトカバレージエリア2006が所与のトラッキングエリア2002またはマクロカバレージエリア2004とともに画定され得る。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)が所与のトラッキングエリア2002またはマクロカバレージエリア2004内に画定され得る。
再び図19を参照すると、フェムトノード1910の所有者は、たとえば、3Gモバイルサービスなど、モバイル事業者コアネットワーク1950を介して提供されるモバイルサービスに加入することができる。さらに、アクセス端末1920は、マクロ環境と、より小規模の(たとえば、宅内)ネットワーク環境の両方で動作することが可能であり得る。したがって、たとえば、アクセス端末1920の現在のロケーションに応じて、アクセス端末1920は、アクセスノード1960によって、または、フェムトノード1910のセットのうちのいずれか1つ(たとえば、対応するユーザ住居1930内に常駐するフェムトノード1910Aおよび1910B)によってサービスされ得る。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときは標準のマクロセルアクセスノード(たとえば、ノード1960)によってサービスされ、自宅にいるときはフェムトノード(たとえば、ノード1910A)によってサービスされる。ここで、フェムトノード1910は既存のアクセス端末1920と後方互換性があり得ることを諒解されたい。
フェムトノード1910は、単一の周波数上に展開され、または代替として、複数の周波数上に展開され得る。特定の構成に応じて、単一の周波数、あるいは複数の周波数のうちの1つまたは複数は、マクロセルアクセスノード(たとえば、ノード1960)によって使用される1つまたは複数の周波数と重複することがある。いくつかの態様では、アクセス端末1920は、そのような接続性が可能であるときはいつでも、好ましいフェムトノード(たとえば、アクセス端末1920のホームフェムトノード)に接続するように構成され得る。たとえば、アクセス端末1920は、ユーザの住居1930内にあるときはいつでも、ホームフェムトノード1910と通信することができる。
いくつかの態様では、アクセス端末1920がモバイル事業者コアネットワーク1950内で動作しているが、(たとえば、好適ローミングリスト中で定義された)それの最も好適なネットワーク上に常駐していない場合、アクセス端末1920は、ベターシステムリセレクション(Better System Reselection)(BSR)を使用して、最も好適なネットワーク(たとえば、フェムトノード1910)を探索し続けることができ、ベターシステムリセレクションでは、より良好なシステムが現在利用可能であるかどうかを判断するために利用可能なシステムの周期的スキャニングを行い、その後、そのような好適なシステムに関連付けようとすることができる。(たとえば、好適ローミングリスト中の)収集テーブルエントリを使用して、一例では、アクセス端末1920は、特定の帯域およびチャネルについて探索を制限することができる。たとえば、最も好適なシステムの探索が周期的に繰り返され得る。フェムトノード1910など好適なフェムトノードが発見されると、アクセス端末1920は、それのカバレージエリア内にキャンプする(camping)ためのフェムトノード1910を選択する。
フェムトノードは、いくつかの態様では、制限され得る。たとえば、所与のフェムトノードが、いくつかのサービスをいくつかのアクセス端末のみに提供することができる。いわゆる制限(または限定)された関連付けを用いた展開では、所与のアクセス端末が、マクロセルモバイルネットワークと、フェムトノードの定義されたセット(たとえば、対応するユーザ住居1930内に常駐するフェムトノード1910)とによってのみサービスされ得る。いくつかの実装形態では、フェムトノードが、少なくとも1つのアクセス端末に、シグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを与えないように制限され得る。
いくつかの態様では、(限定加入者グループ(Closed Subscriber Group)H(e)NBと呼ばれることもある)制限されたフェムトノードが、アクセス端末の制限されたプロビジョニングされた(provisioned)セットにサービスを提供するノードである。このセットは、必要に応じて一時的にまたは永続的に拡大され得る。いくつかの態様では、限定加入者グループ(Closed Subscriber Group)(CSG)が、アクセス端末の共通のアクセス制御リストを共有するアクセスノード(たとえば、フェムトノード)のセットとして定義され得る。領域中のすべてのフェムトノード(またはすべての制限されたフェムトノード)が動作するチャネルは、フェムトチャネルと呼ばれることがある。
したがって、所与のフェムトノードと所与のアクセス端末との間に様々な関係が存在することがある。たとえば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトノードが、制限された関連付けをもたないフェムトノードを指すことがある。制限されたフェムトノードは、何らかの形で制限された(たとえば、関連付けおよび/または登録について制限された)フェムトノードを指すことがある。ホームフェムトノードは、アクセス端末がアクセスし、その上で動作することを許可されるフェムトノードを指すことがある。ゲストフェムトノードは、アクセス端末がアクセスすることまたはその上で動作することを一時的に許可されるフェムトノードを指すことがある。エイリアンフェムトノードは、おそらく非常事態(たとえば、911番)を除いて、アクセス端末がアクセスすることまたはその上で動作することを許可されないフェムトノードを指すことがある。
制限されたフェムトノードの観点から、ホームアクセス端末は、制限されたフェムトノードへのアクセスを許可されるアクセス端末を指すことがある。ゲストアクセス端末は、制限されたフェムトノードへの一時的アクセスをもつアクセス端末を指すことがある。エイリアンアクセス端末は、おそらく非常事態、たとえば、911番を除いて、制限されたフェムトノードにアクセスする許可を有しないアクセス端末(たとえば、制限されたフェムトノードに登録するための証明書または許可を有しないアクセス端末)を指すことがある。
便宜のために、本明細書の開示では、フェムトノードの文脈で様々な機能について説明する。ただし、ピコノードは、フェムトノードと同じまたは同様の機能をより大きいカバレージエリアに提供することができることを諒解されたい。たとえば、所与のアクセス端末に対して、ピコノードを制限すること、ホームピコノードを定義することなどが行われ得る。
ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートすることができる。上述のように、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、MIMOシステム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立され得る。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、構成要素、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、そのプロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上記で説明したステップおよび/またはアクションのうちの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備え得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。さらに、ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の態様では、説明した機能、方法、またはアルゴリズムは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、その機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上で送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを運びまたは記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、実質的にいかなる接続もコンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、通常、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された記載の態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、記載の態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用され得る。

Claims (75)

  1. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するための方法であって、
    デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信することと、
    前記経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算することと、
    前記1つまたは複数のデバイスに、前記送信電力キャップに従って通信させることと
    を備える、方法。
  2. 前記送信電力キャップが前記1つまたは複数のデバイスについて共通であり、前記送信電力キャップを前記計算することが、前記デバイスまたは前記1つまたは複数のデバイスの少なくとも一部から受信される前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは他のアクセスポイントへの他の経路損失測定値にさらに基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信電力キャップを前記計算することが、前記経路損失測定値または前記他の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは前記他のアクセスポイントについて計算された1つまたは複数の基準送信電力の最小値を判断することを備える、請求項2に記載の方法。
  4. デバイス送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは前記送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断すること、あるいは前記1つまたは複数のデバイスからの1つまたは複数の信号の受信電力が受信電力しきい値にあるかまたは前記受信電力しきい値を超えたと判断することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記送信電力キャップを前記調整することが、
    前記デバイスまたは前記1つまたは複数のデバイスから前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは前記他のアクセスポイントへの1つまたは複数の追加の経路損失測定値を要求することと、
    前記1つまたは複数の追加の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて調整された送信電力キャップを計算することと、
    前記1つまたは複数のデバイスに、前記調整された送信電力キャップに従って通信させることと
    を備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記調整された送信電力キャップを前記計算することが、前記少なくとも1つのアクセスポイントのタイプに少なくとも部分的にさらに基づく、請求項5に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数の追加の経路損失測定値を前記要求することが、前記少なくとも1つのアクセスポイントについての要求された経路損失測定値が受信されていないと判断することと、前記少なくとも1つのアクセスポイントの異なる動作周波数上で前記少なくとも1つのアクセスポイントについての前記1つまたは複数の追加の経路損失測定値を要求することとを備える、請求項5に記載の方法。
  8. 前記デバイス送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは前記送信電力キャップからの前記しきい値レベルであると前記判断することが、前記1つまたは複数のデバイスからの指示に少なくとも部分的に基づく、請求項4に記載の方法。
  9. 前記デバイスからの前記経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記受信電力しきい値を生成することをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数のデバイスからの少なくとも何らかの干渉を示す干渉報告を別のアクセスポイントから受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  11. 前記干渉報告が、前記別のアクセスポイントにおける総干渉レベルと、前記1つまたは複数のデバイスを含む支配的干渉デバイスのリストとを備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記送信電力キャップを前記調整することが、前記送信電力キャップを前記総干渉レベルと所望の干渉レベルとの間の差に基づく量に調整することを備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記送信電力キャップを前記計算することが、前記少なくとも1つのアクセスポイントの雑音フロアと、キャッピングしきい値とに少なくとも部分的にさらに基づく、請求項1に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つのアクセスポイントのタイプまたはサービスされるデバイスの数のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて前記キャッピングしきい値を判断することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記デバイスがコロケート・ネットワーク・リスニングモジュール構成要素である、請求項1に記載の方法。
  16. 前記1つまたは複数のデバイスに、前記送信電力キャップに従って前記通信させることが、前記1つまたは複数のデバイスに前記送信電力キャップを通信することを備える、請求項1に記載の方法。
  17. 前記1つまたは複数のデバイスに、前記送信電力キャップに従って前記通信させることが、1つまたは複数のアクセスポイントと通信する際に前記送信電力キャップを利用することを備える、請求項1に記載の方法。
  18. 前記経路損失測定値を前記受信することが、1つまたは複数の電力測定値を受信することと、前記1つまたは複数の電力測定値に少なくとも部分的に基づいて前記経路損失測定値を判断することとを備える、請求項1に記載の方法。
  19. タイマーまたは他のイベントに従って少なくとも1つのデバイスから前記少なくとも1つのアクセスポイントへの追加の経路損失測定値を受信することと、
    前記追加の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記1つまたは複数のデバイスの追加の送信電力キャップを計算することと、
    前記1つまたは複数のデバイスに、前記追加の送信電力キャップに従って通信させることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  20. 前記少なくとも1つのアクセスポイントが、前記デバイスから前記経路損失測定値を受信するアクセスポイントと同じ周波数または隣接する周波数において動作する、請求項1に記載の方法。
  21. 前記経路損失測定値を前記受信することが、前記少なくとも1つのアクセスポイントに対応する前記デバイスから取得された受信信号コード電力と、前記少なくとも1つのアクセスポイントからのパイロット信号の受信ダウンリンク送信電力とに少なくとも部分的に基づいて前記経路損失測定値を計算することを備える、請求項1に記載の方法。
  22. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するための装置であって、
    デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信することと、
    前記経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算することと、
    前記1つまたは複数のデバイスに、前記送信電力キャップに従って通信させることと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  23. 前記送信電力キャップが前記1つまたは複数のデバイスについて共通であり、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記1つまたは複数のデバイスから受信される前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは他のアクセスポイントへの他の経路損失測定値にさらに基づいて前記送信電力キャップを計算する、請求項22に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記経路損失測定値または前記他の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは前記他のアクセスポイントについて計算された1つまたは複数の基準送信電力の最小値を判断することに少なくとも部分的によって前記送信電力キャップを計算する、請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサは、デバイス送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは前記送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断すること、あるいは前記1つまたは複数のデバイスからの1つまたは複数の信号の受信電力が受信電力しきい値にあるかまたは前記受信電力しきい値を超えたと判断することに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスの前記送信電力キャップを調整するようにさらに構成された、請求項23に記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記1つまたは複数のデバイスからの少なくとも何らかの干渉を示す干渉報告を別のアクセスポイントから受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整するようにさらに構成された、請求項23に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記少なくとも1つのアクセスポイントの雑音フロアと、キャッピングしきい値とに少なくとも部分的にさらに基づいて前記送信電力キャップを計算する、請求項22に記載の装置。
  28. 前記デバイスがコロケート・ネットワーク・リスニングモジュール構成要素である、請求項22に記載の装置。
  29. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するための装置であって、
    デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信するための手段と、
    前記経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算するための手段と、
    前記1つまたは複数のデバイスに、前記送信電力キャップに従って通信させるための手段と
    を備える、装置。
  30. 前記送信電力キャップが前記1つまたは複数のデバイスについて共通であり、前記計算するための手段が、前記1つまたは複数のデバイスから受信される前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは他のアクセスポイントへの他の経路損失測定値にさらに基づいて前記送信電力キャップを計算する、請求項29に記載の装置。
  31. 前記計算するための手段が、前記経路損失測定値または前記他の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは前記他のアクセスポイントについて計算された1つまたは複数の基準送信電力の最小値を判断することに少なくとも部分的によって前記送信電力キャップを計算する、請求項30に記載の装置。
  32. デバイス送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは前記送信電力キャップからのしきい値レベルにあると判断するか、あるいは前記デバイスからの1つまたは複数の信号の受信電力が受信電力しきい値にあるかまたは前記受信電力しきい値を超えたと判断するための手段をさらに備え、前記計算するための手段が、前記判断に少なくとも部分的に基づいて前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整する、請求項30に記載の装置。
  33. 前記1つまたは複数のデバイスからの少なくとも何らかの干渉を示す干渉報告を別のアクセスポイントから受信するための手段をさらに備え、前記計算するための手段が、前記干渉報告に少なくとも部分的に基づいて前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整する、請求項30に記載の装置。
  34. 前記計算するための手段が、前記少なくとも1つのアクセスポイントの雑音フロアと、キャッピングしきい値とに少なくとも部分的にさらに基づいて前記送信電力キャップを計算する、請求項29に記載の装置。
  35. 前記デバイスがコロケート・ネットワーク・リスニングモジュール構成要素である、請求項29に記載の装置。
  36. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するためのコンピュータプログラム製品であって、
    デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を受信することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記1つまたは複数のデバイスに、前記送信電力キャップに従って通信させることを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  37. 前記送信電力キャップが前記1つまたは複数のデバイスについて共通であり、計算することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための前記コードが、前記1つまたは複数のデバイスから受信される前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは他のアクセスポイントへの他の経路損失測定値にさらに基づいて前記送信電力キャップを計算する、請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  38. 計算することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための前記コードが、前記経路損失測定値または前記他の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは前記他のアクセスポイントについて計算された1つまたは複数の基準送信電力の最小値を判断することに少なくとも部分的によって前記送信電力キャップを計算する、請求項37に記載のコンピュータプログラム製品。
  39. 前記コンピュータ可読媒体は、デバイス送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断すること、あるいは前記1つまたは複数のデバイスからの1つまたは複数の信号の受信電力が受信電力しきい値にあるかまたは前記受信電力しきい値を超えたと判断することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項37に記載のコンピュータプログラム製品。
  40. 前記コンピュータ可読媒体が、前記1つまたは複数のデバイスからの少なくとも何らかの干渉を示す干渉報告を別のアクセスポイントから受信することに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項37に記載のコンピュータプログラム製品。
  41. 計算することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための前記コードが、前記少なくとも1つのアクセスポイントの雑音フロアと、キャッピングしきい値とに少なくとも部分的にさらに基づいて前記送信電力キャップを計算する、請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  42. 前記デバイスがコロケート・ネットワーク・リスニングモジュール構成要素である、請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  43. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを判断するための装置であって、
    デバイスから少なくとも1つのアクセスポイントへの経路損失測定値を取得するための経路損失受信構成要素と、
    前記経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスの送信電力キャップを計算するためのTx電力キャップ計算構成要素と、
    前記1つまたは複数のデバイスに、前記送信電力キャップに従って通信させるための構成要素と
    を備える、装置。
  44. 前記送信電力キャップが前記1つまたは複数のデバイスについて共通であり、前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記1つまたは複数のデバイスから受信される前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは他のアクセスポイントへの他の経路損失測定値にさらに基づいて前記送信電力キャップを計算する、請求項43に記載の装置。
  45. 前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記経路損失測定値または前記他の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記少なくとも1つのアクセスポイントまたは前記他のアクセスポイントについて計算された1つまたは複数の基準送信電力の最小値を判断することに少なくとも部分的によって前記送信電力キャップを計算する、請求項44に記載の装置。
  46. デバイス送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断するか、あるいは前記1つまたは複数のデバイスからの1つまたは複数の信号の受信電力が受信電力しきい値にあるかまたは前記受信電力しきい値を超えたと判断するためのキャップ調整トリガ構成要素をさらに備え、前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記判断に少なくとも部分的に基づいて前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整する、請求項44に記載の装置。
  47. 前記キャップ調整トリガ構成要素によって前記判断することに少なくとも部分的に基づいて、前記デバイスあるいは前記1つまたは複数のデバイスから前記少なくとも1つのアクセスポイントあるいは前記他のアクセスポイントへの1つまたは複数の追加の経路損失測定値を要求するための測定要求構成要素をさらに備え、前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記1つまたは複数の追加の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて、調整された送信電力キャップを計算することに少なくとも部分的によって前記送信電力キャップを調整し、Tx電力キャップ提供構成要素が、前記調整された送信電力キャップを前記1つまたは複数のデバイスに通信する、請求項46に記載の装置。
  48. 前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記少なくとも1つのアクセスポイントのタイプに少なくとも部分的にさらに基づいて前記調整された送信電力キャップを計算する、請求項47に記載の装置。
  49. 前記測定要求構成要素が、前記少なくとも1つのアクセスポイントについての要求された経路損失測定値が受信されていないと判断し、前記少なくとも1つのアクセスポイントの異なる動作周波数上で前記少なくとも1つのアクセスポイントについての前記1つまたは複数の追加の経路損失測定値を要求する、請求項47に記載の装置。
  50. 前記キャップ調整トリガ構成要素が、前記1つまたは複数のデバイスからの指示に少なくとも部分的に基づいて、前記デバイス送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからの前記しきい値レベルであると判断する、請求項46に記載の装置。
  51. 前記キャップ調整トリガ構成要素が、前記デバイスからの前記経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記受信電力しきい値を生成する、請求項46に記載の装置。
  52. 前記1つまたは複数のデバイスからの少なくとも何らかの干渉を示す干渉報告を別のアクセスポイントから取得するための干渉報告受信構成要素をさらに備え、前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記干渉報告に少なくとも部分的に基づいて前記1つまたは複数のデバイスの前記送信電力キャップを調整する、請求項44に記載の装置。
  53. 前記干渉報告が、前記別のアクセスポイントにおける総干渉レベルと、前記1つまたは複数のデバイスを含む支配的干渉デバイスのリストとを備える、請求項52に記載の装置。
  54. 前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記送信電力キャップを前記総干渉レベルと所望の干渉レベルとの間の差に基づく量に調整することに少なくとも部分的によって前記送信電力キャップを調整する、請求項53に記載の装置。
  55. 前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記少なくとも1つのアクセスポイントの雑音フロアと、キャッピングしきい値とに少なくとも部分的にさらに基づいて前記送信電力キャップを計算する、請求項43に記載の装置。
  56. 前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記少なくとも1つのアクセスポイントのタイプまたはサービスされるデバイスの数のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて前記キャッピングしきい値を判断する、請求項55に記載の装置。
  57. 前記デバイスがコロケート・ネットワーク・リスニングモジュール構成要素である、請求項43に記載の装置。
  58. 前記構成要素が、前記1つまたは複数のデバイスに、前記送信電力キャップに従って通信させるために、前記1つまたは複数のデバイスに前記送信電力キャップをシグナリングするTx電力キャップ提供構成要素である、請求項43に記載の装置。
  59. 前記構成要素が、前記Tx電力キャップを取得し、前記送信電力キャップに従って通信するTx電力キャップ受信構成要素である、請求項43に記載の装置。
  60. 前記経路損失受信構成要素が、1つまたは複数の電力測定値を受信し、前記1つまたは複数の電力測定値に少なくとも部分的に基づいて前記経路損失測定値を判断する、請求項43に記載の装置。
  61. 前記経路損失受信構成要素が、タイマーまたは他のイベントに従って少なくとも1つのデバイスから前記少なくとも1つのアクセスポイントへの追加の経路損失測定値を受信し、前記Tx電力キャップ計算構成要素が、前記追加の経路損失測定値に少なくとも部分的に基づいて前記1つまたは複数のデバイスの追加の送信電力キャップを計算し、前記構成要素が、前記1つまたは複数のデバイスに、前記追加の送信電力キャップに従って通信させる、請求項43に記載の装置。
  62. 前記少なくとも1つのアクセスポイントが、前記デバイスから前記経路損失測定値を受信するアクセスポイントと同じ周波数または隣接する周波数において動作する、請求項43に記載の装置。
  63. 前記経路損失受信構成要素が、前記少なくとも1つのアクセスポイントに対応する前記デバイスから取得された受信信号コード電力と、前記少なくとも1つのアクセスポイントからのパイロット信号の受信ダウンリンク送信電力とに少なくとも部分的に基づいて前記経路損失測定値を計算する、請求項43に記載の装置。
  64. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断する方法であって、
    アクセスポイントから送信電力キャップを取得することと、
    前記アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからのしきい値レベルにあると判断することと、
    前記送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからの前記しきい値レベルであることを前記アクセスポイントに通知することと
    を備える、方法。
  65. 前記アクセスポイントから1つまたは複数の経路損失測定を実行するようにとの要求を受信することと、
    1つまたは複数の他のアクセスポイントあるいは前記アクセスポイントへの前記1つまたは複数の経路損失測定を実行することと、
    前記アクセスポイントに前記1つまたは複数の経路損失測定を通信することと
    をさらに備える、請求項64に記載の方法。
  66. 前記1つまたは複数の経路損失測定を前記通信することに応答して、前記アクセスポイントから調整された送信電力キャップを受信することをさらに備える、請求項65に記載の方法。
  67. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するための装置であって、
    アクセスポイントから送信電力キャップを取得することと、
    前記アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断することと、
    前記送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからの前記しきい値レベルであることを前記アクセスポイントに通知することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  68. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記アクセスポイントから1つまたは複数の経路損失測定を実行するようにとの要求を受信することと、
    1つまたは複数の他のアクセスポイントあるいは前記アクセスポイントへの前記1つまたは複数の経路損失測定を実行することと、
    前記アクセスポイントに前記1つまたは複数の経路損失測定を通信することと
    を行うようにさらに構成された、請求項67に記載の装置。
  69. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するための装置であって、
    アクセスポイントから送信電力キャップを取得するための手段と、
    前記アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからのしきい値レベルであることを前記アクセスポイントに通知するための手段と
    を備える、装置。
  70. 前記アクセスポイントから1つまたは複数の経路損失測定を実行するようにとの要求を受信するための手段と、
    1つまたは複数の他のアクセスポイントあるいは前記アクセスポイントへの前記1つまたは複数の経路損失測定を実行するための手段と、
    前記アクセスポイントに前記1つまたは複数の経路損失測定を通信するための手段と
    をさらに備える、請求項69に記載の装置。
  71. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するためのコンピュータプログラム製品であって、
    アクセスポイントから送信電力キャップを取得することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからのしきい値レベルであると判断することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからの前記しきい値レベルであることを前記アクセスポイントに通知することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  72. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記アクセスポイントから1つまたは複数の経路損失測定を実行するようにとの要求を受信することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    1つまたは複数の他のアクセスポイントあるいは前記アクセスポイントへの前記1つまたは複数の経路損失測定を実行することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記アクセスポイントに前記1つまたは複数の経路損失測定を通信することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと
    をさらに備える、請求項71に記載のコンピュータプログラム製品。
  73. 少なくともアクセスポイントにおいて干渉を緩和するためにデバイスの送信電力キャップを調整することを判断するための装置であって、
    アクセスポイントから送信電力キャップを取得するためのTx電力キャップ受信構成要素と、
    前記アクセスポイントに1つまたは複数の信号を送信するために利用される送信電力が前記送信電力キャップにあるかまたは少なくとも前記送信電力キャップからのしきい値レベルであることを前記アクセスポイントに通知するためのキャップ調整トリガ構成要素と
    を備える、装置。
  74. 前記アクセスポイントから1つまたは複数の経路損失測定を実行するようにとの要求を取得するための測定要求受信構成要素と、
    1つまたは複数の他のアクセスポイントあるいは前記アクセスポイントへの前記1つまたは複数の経路損失測定を実行するための経路損失測定構成要素と、
    前記アクセスポイントに前記1つまたは複数の経路損失測定を通信するための経路損失報告構成要素と
    をさらに備える、請求項73に記載の装置。
  75. 前記Tx電力キャップ受信構成要素は、前記経路損失報告構成要素が前記1つまたは複数の経路損失測定値を通信することに応答して、前記アクセスポイントから調整された送信電力キャップを取得する、請求項74に記載の装置。
JP2013518674A 2010-06-29 2011-06-29 ワイヤレス通信におけるデバイス送信電力キャッピングのための方法および装置 Expired - Fee Related JP5694526B2 (ja)

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