JP2013539432A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 表面から物質を擦り落とすための一体型のツインブレード型スクレーパ工具であって、
   直線状に設けられた中空の完全な円筒型のハンドル（１２，２２）の下部に、１組の対向する同質のスクレーピングブレード（１３，１３’，２３，２３’）を備えており、
   上記ハンドルおよび上記ブレードは、上記工具の長さ方向において、上記ハンドルの下部に位置する、１つの共通の構造的な連結部（１６，２６）において交わっており、
   上記ブレードは、この連結部から互いに分岐しており、１８０°未満の頂角（ｘ）を備えた、底部が開口した三角形を形成することを特徴とする一体型のツインブレード型スクレーパ工具。
2. 上記ブレードは、６０°を超える角度で互いに分岐しており、４５°を超え、かつ９０°未満の、ブレードと表面との接触角を形成することを特徴とする、請求項１に記載の一体型のツインブレード型スクレーパ工具。
3. 上記ブレード（１３，１３’）は、底部が開口した三角形を形成するために直線状であるか、または、底部が開口した不均一な五角形を形成するための角のあるブレード（２３，２３’）であることを特徴とする、請求項１に記載の一体型のツインブレード型スクレーパ工具。
4. 上記ブレード（１３，２３）および上記ハンドル（１２，２２）の長さは、擦られる対象となる表面との接触点（１４，１５，２４，２５）における、上記ブレード間の距離の２倍よりも長いことを特徴とする、請求項１に記載の一体型のツインブレード型スクレーパ工具。
5. 上記直線状に設けられた共通の構造的な連結部（１６）は、上記円筒型のハンドルの外部の１０％未満、すなわち３６°未満の角度を占めており、それにより、上記円筒型のハンドルは、上記円筒型のハンドルの外部の少なくとも９０％、すなわち少なくとも３２４°の角度を、保持されるための面積として有していることを特徴とする、請求項１に記載の一体型のツインブレード型スクレーパ工具。
6. 上記ブレードの先端は、擦られる対象となる表面に対する接触角に応じて、上記ブレードの内側または外側（１４，１５，２４，２５）のいずれかに面取り部を有していることを特徴とする、請求項１に記載の一体型のツインブレード型スクレーパ工具。