JP2013537749A - WiFi通信実施方法、ユーザ機器、及び無線ルータ - Google Patents

WiFi通信実施方法、ユーザ機器、及び無線ルータ Download PDF

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Abstract

本発明はWiFi通信の実施方法と無線ルータとユーザ機器を提供する。この方法は、ユーザ機器認証のための認証要求パラメータを含むリクエストを無線ルータによりユーザ機器から受信し、認証要求パラメータを加入者識別モジュールへ送信し、認証要求パラメータと加入者識別モジュール中に保存された認証キーとによって加入者識別モジュールにより生成される期待される認証結果を、加入者識別モジュールから取得し、期待される認証結果が含まれるリクエストに対する応答をユーザ機器へ送信することを含む

Description

本発明は通信分野に関し、特にWiFi通信の実施方法、ユーザ機器、及び無線ルータに関する。
第3世代の移動体通信(3rd−generation,3G)技術の進展に伴い、例えば移動ワイヤレス・フィデリィティ(Mobile Wireless Fidelity,移動WiFi)などの新規の無線ルータが提案されている。従来型の無線ルータはネットワークケーブルインタフェースを経由してインターネットにアクセスし、一般的には移動する必要がない。これに対し、移動WiFiは主として3G無線技術を利用してインターネットにアクセスし、移動体での利用に便利である。
現在、3Gネットワークのみならず、WiFi通信ネットワークも運用する運用者がある。WiFi通信ネットワークはホットスポットという通信可能範囲を提供する。これは通常数十メートルの範囲であり、高速(通常ネットワーク速度は数十メガビット毎秒に及ぶ)、かつ低料金である。その一方で、3Gネットワークは通信範囲が広く、都市または国全体に亘るが、比較的低速度(通常数メガビット毎秒)であり料金も高い。アップリンク(端末からネットワークへの)方向では、移動WiFiは3Gネットワークを経由してインターネットに接続される。ダウンリンク(ネットワークから端末への)方向では、移動WiFiがWiFi接続を提供し、WiFiクライアント(WiFi局)機能を持つ機器(携帯電話またはポ−タブルコンピュータなど)は、WiFiクライアントを介して接続されるか、移動WiFiがUSBインタフェースを提供して、ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus、USB)インタフェースを持つ端末がUSBインタフェースを介して移動WiFiに接続され、移動WiFiを経由して間接的にインターネットにアクセスできる。
WiFiオフロード(Offload)を実行するために、移動WiFiのユーザがあるWiFi通信ネットワークに入ると、自動的にWiFiホットスポットを経由したWiFi通信ネットワークへのアクセスに切り替わってWiFi通信ネットワークを経由したインターネットへのアクセスとなり、付近にWiFiホットスポットがない場合にのみ3Gネットワークに戻る、ということを運用者は希望する。そのようなオフロード技術を通じて運用者は2つの種類のネットワーク資源の集中管理(調整)を実施し、例えば、過密の3Gネットワークから一部のユーザをWiFi通信ネットワークにオフロードして、ユーザのネットワークアクセス料金の節減を図る。
一般的な解決法は、移動WiFiに“WiFi局(Station, STA)”を付加することである。この解決法においては、アップリンク方向ではユーザ機器は移動WiFiを経由してWiFi通信ネットワークにアクセスし、そのWiFi通信ネットワークを通してインターネットにアクセスする。しかしながらこの方式では、ユーザ機器のWiFi機能をフルに利用することはできない。
本発明の実施形態は、ユーザ機器のWiFi機能をフルに利用することが可能となる、WiFi通信の実施方法、無線ルータ、及びユーザ機器を提供する。
一態様において、WiFi通信の実施方法が提供される。この方法は、ユーザ機器から送信されたユーザ機器認証のための認証要求パラメータを含むリクエストを、無線ルータにより受信し、この認証要求パラメータを無線ルータにより加入者識別モジュールへ送信し、認証要求パラメータと、加入者識別モジュールに保存された認証キーとによって加入者識別モジュールにより生成される期待(予測)される認証結果を無線ルータによって加入者識別モジュールから取得し、期待される認証結果を含む、リクエストに対する応答を無線ルータによりユーザ機器へ送信すること、を含む。
別の一態様において、WiFi通信の実施方法が提供される。この方法は、ユーザ機器により、ユーザ機器を認証するための認証要求パラメータを含む認証要求をWiFi通信ネットワークから受信し、ユーザ機器により、認証要求パラメータを含むリクエストを無線ルータへ送信し、ユーザ機器により無線ルータから、期待される認証結果を含む、リクエストに対する応答を受信し、ユーザ機器により、期待される認証結果をWiFi通信ネットワークへ送信し、WiFi通信ネットワークが期待される認証結果に従ってユーザ機器を認証すること、を含む。
別の態様において無線ルータが提供される。無線ルータは、ユーザ機器から送信されたユーザ機器認証のための認証要求パラメータを含むリクエストを受信するように構成された受信モジュールと、認証要求パラメータを加入者識別モジュールに送信し、期待される認証結果を含む、リクエストに対する応答をユーザ機器に送信するように構成された送信モジュールと、認証要求パラメータと、加入者識別モジュールに保存された認証キーとによって加入者識別モジュールにより生成された期待される認証結果を加入者識別モジュールから取得するように構成された取得モジュールと、を含む。
別の態様において、ユーザ機器が提供される。ユーザ機器は、WiFi通信ネットワークからユーザ機器を認証するための認証要求パラメータを含む認証要求を受信し、無線ルータから、期待される認証結果を含む、リクエストに対する応答を受信するように構成された受信モジュールと、無線ルータへ認証要求パラメータを含むリクエストを送信し、WiFi通信ネットワークが期待される認証結果に従ってユーザ機器を承認するように、期待される認証結果をWiFi通信ネットワークへ送信するように構成された送信モジュールと、を含む。
これらの技術的解法を通じて、無線ルータは加入者識別モジュールから期待される認証結果を取得し、その期待される認証結果をユーザ機器に送信することができる。その結果、ユーザ機器は期待される認証結果を利用してWiFi通信ネットワークへアクセスできることで、ユーザ機器のWiFi機能がフルに利用されることができる。
本発明における技術的解法をより明らかに説明するために、実施形態の記述に必要な添付図を以下に簡単に説明する。以下の説明において、添付の図面は本発明のいくつかの実施形態を単に示すものであり、当業者であれば創造的努力なしに添付の図面から別の図面を派生させることが可能であることは明らかであろう。
本発明の実施形態による通信システムの概略構成図である。 本発明の実施形態による、WiFi通信の実施方法の概略フローチャートである。 本発明の別の実施形態による、WiFi通信の実施方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、WiFi通信の実施プロセスの概略フローチャートである。 本発明の別の実施形態による、WiFi通信の実施プロセスの概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、無線ルータの概略構造図である。 本発明の別の実施形態による、ユーザ機器の概略構造図である。
以下においては、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態による技術解法を明確かつ完全に説明する。以下の説明における実施形態は、本発明の実施形態の全てではなく、単にその一部であることは明らかであろう。本発明の実施形態に基づき、当業者が創造的努力なしに取得する他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の実施形態による技術的解法は様々な通信システム、例えば、GSM(登録商標)(Global System of Mobile communication、グローバル・システム・オブ・モバイル・コミュニケーション)システム、CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多元接続)システム、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access、広帯域符号分割多元接続)システム、GPRS(General Packet Radio Service, 汎用パケット無線)システム、LTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボリューション)システム、LTE−A(Advanced long term evolution、アドバンスト・ロング・ターム・エボリューション)システム、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System、ユニバーサル移動通信システム)システムなどに適用可能であり、本発明の実施形態に限られるものではないが、説明の便宜上、本発明の実施形態はLTEネットワークを例として説明することを理解されたい。
本発明の実施形態は異なる標準の無線ネットワークに適用可能である。異なるシステムの無線アクセスネットワークには、異なるネットワーク要素が含まれてよい。例えば、LTEおよびLTE−Aの無線アクセスネットワークのネットワーク要素としてeNB(eNodeB、発展型基地局)があり、WCDMAの無線アクセスネットワークのネットワーク要素としてRNC(Radio Network Controller、無線ネットワーク制御装置)およびノードB(NodeB)がある。同じように、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access、ワイマックス)のような他の無線ネットワークも、本発明の実施形態に類似した技術解法を利用してよい。ただし、基地局システムの関連モジュールは異なっていてもよく、本発明の実施形態に限定されない。
さらに、本発明の実施形態において、ユーザ機器(UE, User Equipment)としては、移動局(MS, Mobile Station)と移動端末(Mobile Terminal)が含まれ、これには、例えば無線ネットワークカード、携帯電話(Mobile Telephone)、電話機(handset)及び携帯用機器(portable equipment)(例えばコンピュータ)などがあるが、これらに限定されるものではないことをさらに理解されたい。ユーザ機器は無線アクセスネットワーク(RAN, Radio Access Network)を経由して1つまたは複数の基幹ネットワークと通信することができる。例えば、ユーザ機器が移動電話(または“携帯電話”と称する)、あるいは無線通信機能を持ったコンピュータであってもよい。ユーザ機器はまた、可搬式、ポケット式、手持式、コンピュータ組込式、または車搭載式の移動装置であってもよい。ユーザ機器は、WiFi局機能を持った端末(例えばポータブルコンピュータまたはスマートフォン)であってもよいし、運用者のWiFi通信ネットワークに直接アクセスしてもよいし、また、特別の加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module, SIM)カード認証機能を持たなくてもよい。
本発明の実施形態において、無線ルータは移動WiFiを含んでもよいが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、「アップリンク方向が非WiFi通信ネットワークに接続され、ダウンリンク方向が他の端末に接続され、組込式のWiFiアクセスアルゴリズムを有する」任意の製品、例えば3Gネットワークカードまたは3G無線ルータが本発明を使用することが可能であることもさらに理解されたい。
2つのアップリンクネットワークである3G/WiFiの間のハンドオーバを実施するために、「オフロード判定」ソフトウェアモジュールが移動WiFiに新規に付加されてもよく、WiFiアクセスを選択する際に、移動WiFiが、WiFi通信ネットワークのアクセスに使用されるSIMカードの認証情報を読み出すこともありうる。しかし、はWiFi局機能を有するユーザ機器(例えば、ポータブルコンピュータやスマートフォン)が運用者のWiFi通信ネットワークに直接アクセスできるが、特定のSIMカード認証機能を欠いている場合もあるので、この方法ではユーザ機器の機能をフルに利用することができない。
上記の問題を解決するために、本発明の実施形態によれば、WiFiオフロード機能を実施する場合に、移動WiFiはアップリンクのWiFi局機能を実装する必要がなく、その代わりに、ダウンリンク方向に移動WiFiと接続されているユーザ機器へSIMカード認証機能を開放する。WiFiオフロード機能を実施するために、ユーザ機器は移動WiFiにおけるアップリンクWiFi局機能を使用する必要がない。ただしその代わりに、ユーザ機器のアップリンクWiFi局機能を利用して運用者のWiFi通信ネットワークにアクセスする。ユーザ機器は移動WiFiから認証情報(移動WiFi内に組込まれたSIMカード内に格納されている)を読み出してもよく、その認証情報に基づいて運用者のWiFi通信ネットワークにアクセスする。ユーザ機器が3Gネットワークから運用者のWiFi通信ネットワークにハンドオーバされる場合に、移動WiFiは、電力消費量の小さいハイバネーションモードに入り、後でユーザ機器によって解除可能とされるようにもできる。
図1は本発明の複数の実施形態のうちの一実施形態による通信システムの概略構成図である。
本発明の実施形態による通信システムは、ユーザ機器110、移動WiFi120、インターネットに接続された3Gネットワーク130とWiFi通信ネットワーク140、および移動WiFi120に組込まれたSIMカード150を含んでいる。移動WiFi120のダウンリンク接続モードには、USB接続モード及び/又はWiFi接続モードがあり、例えば、ユーザ機器110は移動WiFi120とUSBインタフェースを介して通信してもよいし、あるいはユーザ機器のWiFi局機能と移動WiFi120のWiFiアクセスポイント機能とを介して移動WiFi120とWiFi通信を行ってもよい。本発明の実施形態はこれに限られるわけではなく、例えば、ダウンリンク接続モードは、ブルートゥースや赤外線やネットワークケーブルインタフェース接続モードであってもよい。つまり、ユーザ機器110はブルートゥースや赤外線やネットワークケーブルインタフェースを介して移動WiFi120と通信してもよい。
本発明の実施形態によれば、WiFiオフロード機能が実施される場合、ユーザ機器110内のオフロード判定モジュールが移動WiFi120と連動して、ユーザ機器110のWiFi局機能を介して運用者のWiFi通信ネットワーク140へアクセスしてもよく、この場合、ユーザ機器は、移動WiFi120内に組込まれたSIMカード150を利用して認証を実施する必要がある。つまり、ユーザ機器(例えば、スマートフォンやポータブルコンピュータ)110がWiFi局機能を保有している場合には、運用者のWiFi通信ネットワーク140へアクセスしてもよく、この時には移動WiFi120内に組込まれたSIMカード150によって生成された認証情報(以降、「期待(予測)される認証結果」とも称する)を読み出す必要がある。言い換えれば、移動WiFi120は、SIMカード150で生成された認証情報をユーザ機器110に提供するだけでなく、3Gインタフェースを介して3Gネットワーク130へのアップリンク接続を担ってもよいが、WiFi通信ネットワーク140とのアップリンク接続はできなくてもよい。移動WiFi120のダウンリンク接続モードは不変であり、移動WiFi120はWiFiアクセスポイントまたはUSBを介してユーザ機器110に接続されてよい。そして、3Gネットワーク130とWiFi通信ネットワーク140との間のハンドオーバを実施するように構成されたWiFiオフロード判定モジュールがユーザ機器110内に実装されていてもよい。
図2は、本発明の実施形態によるWiFi通信の実施方法の概略フローチャートである。図2の方法は無線ルータ(例えば図1の移動WiFi120)により実行される。
210:無線ルータがユーザ機器からのリクエストを受信する。このリクエストにはユーザ機器認証のための認証要求パラメータが含まれる。
例えば、認証要求パラメータはネットワーク側で生成された乱数であってもよく、それをWiFi通信ネットワーク側と(ネットワーク側に対する)端末側に保存された認証キーと一緒に用いて、期待される認証結果などの認証情報を計算する。ネットワーク側と端末側で計算された期待される認証結果が同一であれば、それは認証成功を意味する。WiFi通信ネットワークが認証要求パラメータを用いてユーザ機器の認証をしてもよい。
例えば、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用してリクエストが送信されてもよい。アプリケーション・プログラミング・インターフェースは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol, HTTP)アプリケーション・プログラミング・インターフェース、セキュアソケット層上のハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol over Secure Socket Layer, HTTPS)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、またはソケット(Socket)アプリケーション・プログラミング・インタフェースを含むソフトウェアインタフェースプロトコルを含んでよいが、これらに限定されるものではない。ソケット(Socket)アプリケーション・プログラミンング・インタフェースは通信制御プロトコル(Transmission Control Protocol, TCP)ソケット、またはユーザ・データグラム・プロトコル(User Datagram Protocol, UDP)ソケット・アプリケーション・プログラミング・インタフェースである。本発明の実施形態によれば、ユーザ機器はリクエストの中にWiFi通信ネットワークから受信した認証要求パラメータを保有させ、そのリクエストを無線ルータへ送信してもよい。
220:無線ルータが、認証要求パラメータを加入者識別モジュールへ送信する。
例えば、ユーザ機器からのリクエストを受信した後、無線ルータはそのリクエストの中から認証要求パラメータを抽出し、その認証要求パラメータを加入者識別モジュールへ送信する。加入者識別モジュールは無線ルータ中に組込まれていてよく、認証要求パラメータと内部に保存している認証キーと認証アルゴリズムとに従って、期待される認証結果の生成を担ってもよい。無線ルータは、認証要求パラメータをATコマンドまたは自己定義のソフトウェアインタフェース機能を介して加入者識別モジュールへ送信し、加入者識別モジュールに期待される認証結果を計算して返すようにリクエストしてもよい。
例えば、加入者識別モジュールは、SIM(Subscriber Identity Module)カード(例えばGSM(登録商標)ネットワーク内のSIMカード)、またはUSIM(Universal Subscriber Identity Module)カード(例えば、WCDMAネットワーク内のUSIMカード)、またはUIM(User Identity Module)カード(例えば、CDMAネットワーク内のUIMカード)であってよい。
230:無線ルータは、期待される認証結果を加入者識別モジュールから取得する。期待される認証結果は、認証要求パラメータと、加入者識別モジュール中に保存された認証キーとに従って加入者識別モジュールにより生成される。
例えば、加入者識別モジュールは、認証要求パラメータと、加入者識別モジュール中に保存された認証キーと認証アルゴリズムとに従って、ネットワーク側と同様の認証アルゴリズムを実行してもよい。無線ルータは、ATコマンド応答または自己定義のソフトウェアインタフェース機能を介して、加入者識別モジュールから返される、期待される認証結果を受信してもよい。
240:無線ルータはユーザ機器へのリクエストに対する応答を送信し、応答には期待される認証結果が含まれる。
例えば、無線ルータはリクエストに対する応答を生成し、その応答をユーザ機器に送信することで、ユーザ機器がそのWiFi局機能を利用して、期待される認証結果に基づいてWiFi通信ネットワークへアクセスしてもよい。応答はアプリケーション・プログラミング・インタフェースを利用して送信されてもよい。
本発明の実施形態によれば、無線ルータは、USBインタフェース、WiFi、ブルートゥース、赤外線、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、ユーザ機器と通信してもよい。
本発明の実施形態によれば、無線ルータは加入者識別モジュールから期待される認証結果を取得し、期待される認証結果をユーザ機器に送信することができ、その結果、ユーザ機器は期待される認証結果を利用してWiFi通信ネットワークへアクセスできる。これにより、ユーザ機器のWiFi機能をフルに利用できるようにし、無線ルータの複雑さと開発の難しさを低減する。
別の実施形態として任意選択的に、ステップ220において無線ルータがリクエストから認証要求パラメータを抽出し、認証要求パラメータを含むコマンドを生成し、無線ルータはコマンドを加入者識別モジュールへ送信する。ここで、ステップ230において、無線ルータは加入者識別モジュールから、期待される認証結果を含む、コマンドに対する応答を受信し、ステップ240において、無線ルータは、コマンドへの応答から期待される認証結果を抽出し、リクエストへの応答に期待される認証結果を含め、その応答をユーザ機器へ送信する。
本発明の実施形態によれば、コマンドはATコマンドであってよい。ステップ220において、無線ルータがリクエストから認証要求パラメータを抽出し、認証要求パラメータを含むAT(ATtention)コマンドを生成する。そして無線ルータはそのATコマンドを加入者識別モジュールへ送信する。ステップ230において、無線ルータは加入者識別モジュールから、期待される認証結果を含むATコマンド応答を受信する。ステップ240において、無線ルータはアプリケーション・プログラミング・インタフェースを利用して、ATコマンド応答から抽出した、期待される認証結果をユーザ機器に送信する。
例えば、3GPP(第3世代パートナーシップ・プロジェクト)27.007国際標準の「ATコマンド」が利用されてよい。例えば、ATコマンドは「AT+CSIM」を利用して実施される。本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、国際標準の予約コマンドまたは簡易コマンドを実施において利用してもよい。
別の実施形態として任意選択的に、上記のコマンドがソフトウェアインタフェース関数であってよい。例えば移動WiFiは無線ルータに製造者が定義したソフトウェアインタフェース機能を使用して、期待される認証結果を取得してもよい。例えば、コマンドはC言語インタフェース関数であって、そのコマンドに対する応答は、例えばインタフェース関数string DoAuth(string rand)のようなC言語インタフェース関数の戻り値であってよい。ここで「rand」は入力パラメータ(例えば、認証要求パラメータ)であり、関数の戻り値は、その内容が応答(例えば、期待される認証結果)となっている文字列フォーマットである。
別の実施形態として任意選択的に、無線ルータがユーザ機器からリクエストを受信する前に、図2の方法がさらに、無線ルータによりユーザ機器を非WiFi通信ネットワークに接続することを含む。
例えば、電源が投入された後、無線ルータはまず、例えば3Gネットワークなどの非WiFi通信ネットワークに接続してもよい。本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、非WiFi通信ネットワークは、GSM(登録商標)、WCDMAやLTE通信ネットワーク等のその他の非WiFi通信ネットワークであってもよい。
別の実施形態として任意選択的に、図2の方法にはさらに、ユーザ機器の通知に従って無線ルータにより非WiFi通信ネットワークから切断することが含まれる。
例えば、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークの通信可能領域に入ったことを検知した場合(例えば、ユーザ機器がWiFiホットスポットから信号メッセージのブロードキャストを受信した場合)、ユーザ機器は無線ルータに非WiFi通信ネットワークからの切断を通知してもよい。この通知は専用信号であってよいし(例えば、専用信号に含まれるフラグビットが、非WiFi通信ネットワークからの切断を示す1である)、または既存の信号を通じて伝送されてもよい(例えば、既存の信号の固定位置の情報要素内のフラグビットが、非WiFi通信ネットワークからの切断を示す1である)。
別の実施形態として任意選択的に、図2の方法にはさらに、ユーザ機器の通知に従って無線ルータにより非WiFi通信ネットワークから切断し、無線ルータがハイバネーションモードに入ることを可能とすることが含まれる。
例えば、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークの通信可能領域に入ったことを検知した場合、ユーザ機器は無線ルータに非WiFi通信ネットワークからの切断と、同時にハイバネーションモードに入るように通知することで、移動WiFiに要する電力消費を低減させる。
別の実施形態として任意選択的に、図2の方法はさらに、無線ルータが他のユーザ機器を非WiFi通信ネットワークに接続している場合には、ユーザ機器から非WiFi通信ネットワークからの切断通知を受信しても、無線ルータによって非WiFi通信ネットワークとの接続を維持することを含む。
例えば、無線ルータは複数のユーザ機器を非WiFi通信ネットワークに接続してもよく、その中のいくつかはWiFi局機能を持っているが、いくつかはWiFi局機能を持っていない。無線ルータが、WiFi局機能を持つユーザ機器を非WiFi通信ネットワークからWiFi通信ネットワークにハンドオーバする場合、WiFi局機能を持たない他のユーザ機器の非WiFi通信ネットワークへの接続は維持されるべきである。つまり、ユーザ機器の全てが非WiFi通信ネットワークからの切断を要求するときだけ、無線ルータは非WiFi通信ネットワークを切断する。
別の実施形態として任意選択的に、図2の方法にはさらに、ユーザ機器の通知に従って非無線ルータにより非WiFi通信ネットワークへ接続することを含む。
例えば、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークの通信可能範囲から出る場合(例えばWiFiホットスポットによる信号メッセージブロードキャストが所定の時間に亘って受信されない場合)、ユーザ機器は無線ルータに非WiFi通信ネットワークへの接続を通知してもよい。この通知は専用信号であってよいし(例えば、専用信号に含まれるフラグビットが、非WiFi通信ネットワークへの接続確立を示す1である)、または既存の信号を通じて伝送されてもよい(例えば、既存の信号の固定位置の情報要素内のフラグビットが非WiFi通信ネットワークとの接続確立を示す1である)。好ましくはこの通知はまた、非WiFi通信ネットワークへアクセスするための、ユーザ機器のアクセス要求であってもよい。
本発明の実施形態によれば、非WiFi通信ネットワークは、第2世代移動通信ネットワーク、第3世代移動通信ネットワーク、または第4世代移動通信ネットワークを含む。
本発明の実施形態によれば、ステップ210において無線ルータは、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを利用し、USBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、ユーザ機器から送信されたリクエストを受信する。ステップ240において無線ルータは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、USBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、そのリクエストへの応答をユーザ機器へ送信する。
例えば、ユーザ機器はAPIカプセル化プロトコルなどのソフトウェアインタフェースプロトコルを利用して、認証要求パラメータをリクエストの中にカプセル化してもよく、無線ルータはAPIカプセル化プロトコルなどのソフトウェアインタフェースプロトコルを利用して期待される認証結果を応答の中にカプセル化してもよい。
本発明の実施形態によれば、アプリケーション・プログラミング・インタフェースは、HTTPアプリケーション・プログラミング・インタフェース、HTTPSアプリケーション・プログラミング・インタフェース、またはSocketアプリケーション・プログラミング・インタフェースを含む。
本発明の実施形態によれば、アプリケーション・プログラミング・インタフェースがHTTPアプリケーション・プログラミング・インタフェースまたはHTTPSアプリケーション・プログラミング・インタフェースを含む場合、リクエストはPOSTリクエストである。
図3は本発明の別の実施形態による、WiFi通信の実施方法の概略フローチャートである。図3の方法は、図1のユーザ機器110で実行される。図3の方法は図2の方法に対応しており、詳細をここでは繰り返さない。
310:ユーザ機器がWiFi通信ネットワークから認証要求を受信し、認証要求はユーザ機器を認証するための認証要求パラメータを含む。
例えば、WiFi通信ネットワークへのアクセスをリクエストする場合、ユーザ機器はWiFi通信ネットワークにより送信された認証要求パラメータを含む認証要求を受信し、認証要求パラメータは、WiFi通信ネットワークにより生成された乱数であってよい。
320:ユーザ機器は、無線ルータへリクエストを送信し、このリクエストには認証要求パラメータが含まれる。
330:ユーザ機器は、無線ルータからリクエストに対する応答を受信し、応答には期待される認証結果が含まれ、期待される認証結果は、認証要求パラメータと、加入者識別モジュール中に保存された認証キーとに従って、無線ルータに接続された加入者識別モジュールにより生成される。
340:ユーザ機器は期待される認証結果をWiFi通信ネットワークへ送信し、WiFi通信ネットワークが、期待される認証結果に従ってユーザ機器を認証する。
本発明の実施形態に従って、ユーザ機器は移動WiFiを経由して加入者識別モジュールから期待される認証結果を取得し、その期待される認証結果を利用してWiFi通信ネットワークへアクセスすることができる。これにより、ユーザ機器のWiFi機能をフルに利用することができ、無線ルータの複雑さと開発の難しさを低減させる。
別の実施形態として任意選択的に、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークを検出し、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークの通信可能範囲内にあることが検出された場合に、ユーザ機器はWiFi通信ネットワークへアクセス要求を開始する。
別の実施形態として任意選択的に、WiFi通信ネットワークへのアクセス要求を開始する前に、図3の方法ではさらに、ユーザ機器によって無線ルータを経由して非WiFi通信ネットワークへ接続することが含まれる。
本発明の実施形態によれば、非WiFi通信ネットワークには、第2世代移動通信ネットワーク、第3世代移動通信ネットワーク、または第4世代移動通信ネットワークが含まれる。
別の実施形態として任意選択的に、図3の方法にはさらに、ユーザ機器によって、非WiFi通信ネットワークからの切断を無線ルータに通知することが含まれる。
別の実施形態として任意選択的に、ユーザ機器が、非WiFi通信ネットワークからの切断を無線ルータに通知し、無線ルータがハイバネーションモードに入ることを可能とする。
別の実施形態として任意選択的に、図3の方法には、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークの通信可能範囲から出るか、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークから切断されるかの少なくとも一方である場合、ユーザ機器により無線ルータへ非WiFi通信ネットワークへの接続を通知することがさらに含まれる。
別の実施形態として任意選択的に、図3の方法には、WiFi通信ネットワークがユーザ機器の認証に成功した後に、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークへアクセスすることがさらに含まれる。
本発明の実施形態によればステップ320において、ユーザ機器は、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、かつ、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、無線ルータへリクエストを送信し、ステップ330において、ユーザ機器は、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、かつ、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、無線ルータから期待される認証結果を受信する。
本発明の実施形態によれば、アプリケーション・プログラミング・インタフェースは、HTTPアプリケーション・プログラミング・インタフェース、HTTPSアプリケーション・プログラミング・インタフェース、およびSocketアプリケーション・プログラミング・インタフェースを含む。
本発明の実施形態によれば、アプリケーション・プログラミング・インタフェースがHTTPアプリケーション・プログラミング・インタフェースまたはHTTPSアプリケーション・プログラミング・インタフェースを含む場合、リクエストはPOSTリクエストである。
図4は本発明の実施形態による、WiFi通信の実施プロセスの概略フローチャートである。図4の実施形態は、図2及び図3の方法の一実施例である。この実施形態は、3GネットワークからWiFi通信ネットワークへの、またその逆のWiFi通信ネットワークから3Gネットワークへのハンドオーバの具体的なプロセスを記述している。
405:当該ユーザ機器が移動WiFiを経由して3Gネットワークにアクセスするものと仮定する。
例えば、電源が投入されると移動WiFiはまず3Gネットワークへアクセスし、ユーザ機器が移動WiFiを経由して3Gネットワークへアクセスできるようにする。ユーザ機器が移動WiFiを経由して3Gネットワークへアクセスする具体的なプロセスは、従来のアクセスプロセスであり、その詳細はここでは述べない。
410:ユーザ機器がWiFi通信ネットワークによる信号メッセージブロードキャストを検出する。
ユーザがユーザ機器と移動WiFiを携行して、運用者のWiFi通信ネットワークのWiFiホットスポットの通信可能範囲に入ると、ユーザ機器上のWiFi局がWiFiホットスポットによる信号メッセージブロードキャストを検出して、WiFiホットスポットがあるかどうかを判定する。
415:ユーザ機器はWiFi通信ネットワークへアクセス要求を開始する。
例えば、WiFi通信ネットワークへのWiFiホットスポットがあることを検出すえると、ユーザ機器はWiFiホットスポットへのアクセス要求を開始してもよい。
420:WiFi通信ネットワークがユーザ機器へ認証要求を開始する。
例えば、ユーザ機器が開始したアクセス要求を受信すると、WiFi通信ネットワーク内のWiFiホットスポットがユーザ機器へ認証要求を開始して、ユーザ機器に認証プロセスを実施するように要求してもよい。認証要求には認証要求パラメータが含まれてもよい。認証プロセスに必要な認証アルゴリズム及び認証キーは、移動WiFi内に組込まれたSIMカードに記憶されており、また運用者のWiFi通信ネットワーク内にもバックアップされている。認証の基本原理は、期待される認証結果=認証アルゴリズム(認証キー,認証要求パラメータ)である。運用者のWiFi通信ネットワークはユーザ機器から返された期待される認証結果を比較し、その期待される認証結果がWiFi通信ネットワークによって計算された期待される認証結果と一致した場合に、そのユーザ機器が正当なSIMを有するユーザ機器であると判定し、従ってそのユーザ機器のWiFi通信ネットワークへのアクセスを許可する。
425:ユーザ機器は期待される認証結果を取得するリクエストを移動WiFiへ送信する。
例えば、WiFi通信ネットワークにより送信された認証要求を受信した後、ユーザ機器はその認証要求から認証要求パラメータを抽出し、HTTPプロトコルを利用してその認証要求パラメータをリクエストの形で移動WiFiへ転送する。本発明の実施形態によれば、HTTPプロトコルのようなAPIカプセル化プロトコルを利用してリクエストのカプセル化がされてもよい。HTTPプロトコルを利用したリクエストの一例が、次のHTTPコードに示されている。
ユーザ機器から移動WiFiへ送信されるリクエストは以下の内容を含んでいてもよい。
POST api/auth HTTP/1.1
<?xml version=”1.0” encoding=”UTF−8”?>
<request>
<Rand>xxxxxx</Rand >
</request>
ここで「xxxxxx」は、期待される認証結果を計算するための認証要求パラメータである。
430:移動WiFiは加入者識別モジュールカードに、期待される認証結果を得るための認証アルゴリズムの計算を実施するように命令する。
例えば、加入者識別モジュールカードは移動WiFiにインストールまたは組込まれており、SIMカード(GSM(登録商標)ネットワーク)、USIMカード(WCDMAネットワーク)またはUIMカード(CDMAネットワーク)であってもよい。本発明の実施形態に従って、ユーザ機器が移動WiFiから(SIMカードに保存された)認証情報を読み取る実施例を以下で詳細に説明する。
ユーザ機器からリクエストを受信した後、移動WiFiはリクエストから認証要求パラメータを抽出し、ATコマンドを介して認証要求パラメータをSIMカードへ送信して、SIMカードから期待される認証結果を取得する。
例えば、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)27.007国際標準のインタフェースを提供する「ATコマンド」が利用されて、移動WiFiに対してSIMカードが認証機能を開始する。例えば、「AT+CSIM」が実施において利用され、このコマンド機能は十分強く、SIMカードのほぼ全情報を読み出すことができる。
本発明の実施形態に従って、簡易化されたATコマンドである「AT+AUTH」が自己定義されてもよい。例えば、ATコマンドは次のようなフォーマットとなっている:配信コマンド:AT+AUTH=<RAND>、報告応答:<RES>、ここで<RES>=認証アルゴリズム(認証キー,<RAND>)であり、認証要求パラメータ<RAND>は乱数である。「認証キー」はSIMカードごとに異なり、SIMカード内に事前設定され、運用者のサーバにバックアップされている。「認証アルゴリズム」は国際標準に合致した認証アルゴリズムであってよい。
ATコマンドを受信すると、端末側のSIMカードは<RES>を計算することができる。一方で、ネットワーク側も同じ認証アルゴリズムを利用して、バックアップされた認証キーと認証要求パラメータとに従って<RES>を計算する。SIMカードが正当なものであれば、2つの計算結果は一致する筈である。
ここで、移動WiFiはまたATコマンドを利用しなくてもよく、その代わりに他の方法を使ってSIMカードから期待される認証結果を取得してもよいということを理解されたい。例えば、移動WiFiは、無線ルータ内の製造者が定義したソフトウェアインタフェース機能を利用してもよく(詳細は図5の実施形態を参照)、この具体的なプロセスはATコマンドを利用するプロセスと同様であり、その詳細はここでは述べない。
435:移動WiFiがユーザ機器に応答を返す。
例えば、ATコマンド応答を取得した後、移動WiFiはATコマンド応答から期待される認証結果を抽出し、応答にその期待される認証結果を含める。本発明の実施形態に従って、HTTPプロトコルを利用して応答をカプセル化してもよい。HTTPプロトコルを利用してATコマンド応答をカプセル化する例は、以下のHTTPコードに示されている。
移動WiFiからユーザ機器へ返されるリクエストは以下の内容を含んでいる。
<?xml version=”1.0” encoding=”UTF−8”?>
<response>yyyyyy</response>
ここで、「yyyyyy」は期待される認証結果である。
本発明の実施形態によれば、HTTPプロトコルを利用してリクエスト及び応答をカプセル化することは、互換性がよくなるという長所がある。
本実施形態におけるリクエスト及び応答のHTTPプロトコルカプセル化のAPI定義は一実施例に過ぎず、前述した簡易化ATコマンドに整合するように説明の便宜上簡略化されていることに留意されたい。実際の実施においては、インタフェース定義のパラメータは完全に同一ではなく、追加的なパラメータを付加される場合があるが、これらの全ては本発明の保護範囲内である。
本発明の実施形態によれば、移動WiFiのダウンリンクのソフトウェアインタフェース(APIカプセル化プロトコル)は好ましくはHTTPを採用するが、HTTPS、TCP Socket、UDP Socketなどを含むがそれに限定されない、他のプロトコルを採用してもよいことを理解されたい。
440:ユーザ機器が期待される認証結果をWiFi通信ネットワークへ返す。
例えば、ユーザ機器は、認証要求応答を介して、運用者のWiFiホットスポットへ期待される認証結果を返してもよい。
445:WiFi通信ネットワークはユーザ機器にWiFi通信ネットワークへのアクセスを通知する。
例えば、運用者のWiFiホットスポット(WiFiホットスポットのバックエンドにあるネットワーク側設備を含む)は、ユーザ機器から受信した期待される認証結果とWiFi通信ネットワーク側で計算された期待される認証結果とを比較して、この2つが一致する場合には認証が成功し、ユーザ機器にWiFi通信ネットワークへのアクセスが通知される。SIMカードの認証を計算する方法と同様に、WiFi通信ネットワーク側の期待される認証結果=認証アルゴリズム(キー,認証要求内のパラメータ)である。
450:ユーザ機器はWiFi通信ネットワークにアクセスする。
例えば、WiFiホットスポットから送信された通知を受信した後、ユーザ機器はそのWiFi局機能を利用してWiFi通信ネットワークへ直接アクセスしてもよい。
455:ユーザ機器は移動WiFiに3Gネットワークからの切断を通知する。
例えば、ユーザ機器は、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークへアクセスした後に、移動WiFiに3Gネットワークからの切断を通知し、ネットワーク通信の連続性を維持するようにする。
460:移動WiFiは3Gネットワークから切断し、ハイバネーションモードに入る。
例えば、ユーザ機器の通知を受信した後、移動WiFiはその前に確立していた3Gネットワークとの接続を切断し、ハイバネーションモードに入る。ハイバネーションモードにおいては、移動WiFiは低消費電力モードに入り、必要に応じてユーザ機器によって起動されてもよい。
別の実施形態として任意選択的に、移動WiFiは3Gネットワークから切断した後にハイバネーションモードに入らない。つまり、ハイバネーションモードをサポートしておらず、必要な場合にはすぐに3Gネットワークに接続できるようになっている。
465:ユーザ機器がWiFi通信ネットワークから出てゆく。
例えば、ユーザ機器がある期間WiFi通信ネットワークにアクセスした後、ユーザがユーザ機器と移動WiFiを携行して運用者のWiFiホットスポットでカバーされた領域から出てゆく。この場合には、ユーザ機器とWiFi通信ネットワークとの間の接続は自動的に切断される。
470:ユーザ機器は3Gネットワークへのアクセスを要求する。
例えば、ユーザ機器は接続要求を移動WiFiに送信して3Gネットワークへのアクセスを要求する。
任意選択的に、移動WiFiがハイバネーションにある場合には、ユーザ機器が接続要求を送信してハイバネーション中の移動WiFiを起動し、3Gネットワークへのアクセスを要求する。
475:移動WiFiが3Gネットワークへアクセスする。
例えば、ユーザ機器の接続要求を受信した後、移動WiFiが3Gネットワークへアクセスする。移動WiFiが3Gネットワークへアクセスするプロセスは従来のアクセスプロセスと同様であり、ここではその詳細を説明しない。
480:ユーザ機器が移動WiFiを介して3Gネットワークへアクセスする。
移動WiFiが3Gネットワークにアクセスした後、ユーザ機器は移動WiFiを介して3Gネットワークへアクセスすることができる。
本発明の実施形態はユーザ機器のWiFi局機能をフルに利用し、より優れたユーザ使用感を実現し、移動WiFiがアップリンク方向のWiFi局機能を持つ必要がないので、移動WiFiの複雑さと開発の難しさが低減される。ユーザ機器がWiFi通信ネットワークへアクセスする場合、移動WiFiはハイバネーション状態にあってもよく、移動WiFiにより必要とされる電力消費が低減される。さらには、WiFi通信ネットワークへアクセスする機能が移動WiFiではなくユーザ機器内に実装されるために、WiFi信号の干渉が低減される。
本発明の実施形態は3GネットワークからWiFi通信ネットワークへのハンドオーバプロセス、またはWiFi通信ネットワークから3Gネットワークへのハンドオーバプロセスのみを含んでいてよいことを理解されたい。
さらに、本発明の実施形態は図4の実施形態の実行手順に限られるものではないことも理解されたい。別の実施形態として任意選択的に、ステップ450はステップ460の後に実行されてもよい。すなわち、本発明の実施形態によれば、移動WiFiは3Gネットワークから切断された後または3Gネットワークから切断されると同時にWiFi通信ネットワークへ接続されてもよい。
さらに、本発明の実施形態は、移動WiFiがアップリンク方向で3Gネットワークに接続されている実施例によって説明したが、本発明の実施形態はこれに限らず、例えば、移動WiFiは、アップリンク方向に2Gや4Gなどの様々な非WiFiアクセスモードも利用してよいことを理解されたい。
さらに、移動WiFiのダウンリンク接続モードもまたUSBやWiFiの他に、ブルートゥース、赤外線、またはネットワークポート接続モードであってもよいことも理解されたい。
さらには、移動WiFiの代わりに3Gネットワークカードが利用される場合には、この3GネットワークカードはUSBインタフェースを介してポータブルコンピュータに接続されてもよく、そこでは3Gネットワークカードがアップリンク方向に3Gネットワークに接続され、ダウンリンク方向にUSBを介してユーザ機器に接続され、かつWiFi認証をサポートする3GSIMカードを有することも理解されたい。WiFi局機能を有するポータブルコンピュータ上に、クライアントのソフトウェアが開発されて、3GとWiFiの間のハンドオーバが集中的に管理されてもよい。ユーザ機器が運用者のWiFi通信ネットワーク(SIMカード認証を必要とする)へアクセスする際、SIMカードの認証情報が本発明の実施形態に従う方法で読み込まれて、それによってWiFiオフロードの全体プロセスが完遂されてもよい。
図5は本発明の別の実施形態による、WiFi通信の実施プロセスの概略フローチャートである。図5の実施形態は、図2及び図3の方法の別の実施例である。この実施形態は、3GネットワークからWiFi通信ネットワークへの、またその逆のWiFi通信ネットワークから3Gネットワークへのハンドオーバの具体的なプロセスを記述している。図5のステップ505からステップ525は、図4のステップ405からステップ425と同じであり、ここでは詳細な説明は繰り返さない。
505:当該ユーザ機器が移動WiFiを経由して3Gネットワークにアクセスすると仮定する。
510:ユーザ機器がWiFi通信ネットワークによる信号メッセージブロードキャストを検出する。
515:ユーザ機器はWiFi通信ネットワークへのアクセス要求を開始する。
520:WiFi通信ネットワークがユーザ機器への認証要求を開始する。
525:ユーザ機器は期待される認証結果を取得するリクエストを移動WiFiへ送信する。
530:移動WiFiは加入者識別モジュールカードに、期待される認証結果を得るための認証アルゴリズム計算の実施を命令する。
ユーザ機器からのリクエストを受信した後、移動WiFiはリクエストから認証要求パラメータを抽出し、その認証要求パラメータを、コマンドを通じてSIMカードへ送信して、SIMカードから、期待される認証結果が含まれる、コマンドに対する応答を得ようとする。
例えば、移動WiFiは移動WiFi(例えば無線ルータ)において製造者定義のソフトウェアインタフェース関数、例えばインタフェース関数ストリングDoAuth(string rand)のようなC言語インタフェース関数を利用してもよい。ここで「rand」は入力認証要求パラメータであり、この関数の戻り値は、期待される認証結果を内容として持つ文字列フォーマットである。
535:移動WiFiがユーザ機器に応答を返す。これは、移動WiFiがコマンドへの応答から期待される認証結果を抽出することを除けば、図4のステップ435と同じである。
540:ユーザ機器が期待される認証結果をWiFi通信ネットワークへ返す。これは図4のステップ440と同じであり、詳細はここでは繰り返さない。
545:WiFi通信ネットワークはユーザ機器にWiFi通信ネットワークへのアクセスを通知する。これは図4のステップ445と同じであり、詳細はここでは繰り返さない。
550:ユーザ機器は移動WiFiに3Gネットワークからの切断を通知する。
555:複数のユーザ機器が移動WiFiに接続されている場合には、移動WiFiは3Gネットワークとの接続を維持する。
ユーザ機器から送信された、3Gネットワークからの切断通知を受信した後、移動WiFiはその移動WiFiを経由して他のユーザ機器が3Gネットワークに接続されていないかどうかを判断し、もし接続されていれば3Gネットワークとの接続を維持してもよい。例えば、そのユーザのユーザ機器の中には移動局機能を持ってないものがあり、移動WiFiを経由した3Gネットワークへの接続を引き続き必要とする。
別の実施形態として任意選択的に、移動WiFiは、すべてのユーザ機器から3Gネットワークからの切断通知を受取るまでは3Gネットワークから切断しない。
560:移動WiFiは、移動WiFiがまだ3Gネットワークへの接続を維持していることをユーザ機器へ通知する。ステップ560は任意選択的なものであり、移動WiFiはまだ3Gネットワークへの接続が維持されていることを通知しなくてもよい。
565:ユーザ機器はWiFi通信ネットワークにアクセスする。
例えば、WiFiホットスポットからの認証成功通知を受信した後、ユーザ機器はそのWiFi局機能を利用してWiFi通信ネットワークへアクセスしてよい。
570:ユーザ機器がWiFi通信ネットワークから出てゆく。
例えば、ユーザ機器がある期間WiFi通信ネットワークにアクセスした後、ユーザがユーザ機器と移動WiFiを携行して運用者のWiFiホットスポットの及ぶ領域から出てゆく。この場合には、ユーザ機器とWiFi通信ネットワークとの間の接続が自動的に切断される。
575:ユーザ機器が移動WiFiを介して3Gネットワークへアクセスする。
移動WiFiは3Gネットワークとの接続を維持しているので、ユーザ機器はWiFi通信ネットワークから出た後も移動WiFiを経由して3Gネットワークにアクセスできる。
以上、本発明によるWiFi通信実施の方法を説明した。次に、本発明の実施形態による無線ルータ及びユーザ機器について、それぞれ図6と図7を参照して説明する。
図6は本発明の実施形態による無線ルータ600の概略構造図である。無線ルータ600は、受信モジュール610と送信モジュール620と取得モジュール630とを含んでいる。
受信モジュール610はユーザ機器からのリクエストを受信し、このリクエストにはユーザ機器認証のための認証要求パラメータが含まれる。送信モジュール620は、この認証要求パラメータを加入者識別モジュールへ送信する。取得モジュール630は、期待される認証結果を加入者識別モジュールから取得し、期待される認証結果は、認証要求パラメータと、加入者識別モジュール中に保存された認証キーとに従って加入者識別モジュールにより生成される。送信モジュール620はリクエストに対する応答をユーザ機器へ返信し、この応答には期待される認証結果が含まれる。
本発明の実施形態によれば、無線ルータは加入者識別モジュールから期待される認証結果を取得し、期待される認証結果をユーザ機器に送信することができるので、ユーザ機器は期待される認証結果を利用してWiFi通信ネットワークへアクセスできる。これにより、ユーザ機器のWiFi能力をフルに利用することができ、無線ルータの複雑さと開発の難しさを低減させる。
本発明の実施形態によれば、送信モジュール620はリクエストの中から認証要求パラメータを抽出して、認証要求パラメータを含むコマンドを生成し、そのコマンドを加入者識別モジュールへ送信する。無線ルータの取得モジュール630は加入者識別モジュールからコマンドに対する応答を受信し、このコマンドに対する応答には期待される認証結果が含まれており、送信モジュール620がそのコマンドに対する応答から期待される認証結果を抽出し、リクエストへの応答中に期待される認証結果を含め、応答をユーザ機器へ送信する。
本発明の実施形態によれば、コマンドはATコマンドである。
別の実施形態として任意選択的に、接続モジュール640がさらに含まれる。接続モジュール640は、受信モジュール610がユーザ機器からのリクエストを受信する前に、ユーザ機器を非WiFi通信ネットワークへ接続する。別の実施形態として任意選択的に、接続モジュール640はさらに、ユーザ機器からの通知に従って非WiFi通信ネットワークから切断するように構成されるか、ユーザ機器からの通知に従って非WiFi通信ネットワークから切断して、無線ルータがハイバネーションモードに入ることを可能とするように構成されるか、または無線ルータが他のユーザ機器を非WiFi通信ネットワークへ接続していて、接続モジュール640が非WiFi通信ネットワークから接続モジュール640を切断するユーザ機器の通知を受信した場合、非WiFi通信ネットワークとの接続を維持するように構成されている。
別の実施形態として任意選択的に、接続モジュール640はさらに、ユーザ機器からの通知に従って非WiFi通信ネットワークへ接続するように構成されている。
本発明の実施形態によれば、非WiFi通信ネットワークには、第2世代移動通信ネットワーク、第3世代移動通信ネットワーク、または第4世代移動通信ネットワークが含まれる。
本発明の実施形態によれば、受信モジュール610は、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを利用し、USBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを経由して、ユーザ機器から送信されたリクエストを受信する。送信モジュール620は、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用することによって、リクエストに対する応答をユーザ機器へ送信する。
本発明の実施形態によれば、アプリケーション・プログラミング・インタフェースは、HTTPアプリケーション・プログラミング・インタフェース、HTTPSアプリケーション・プログラミング・インタフェース、またはSocketアプリケーション・プログラミング・インタフェースを含む。
無線ルータ600の各ユニットの動作と機能に関しては、図2の方法を参照されたい。重複を避けるためにここでは詳細を繰り返さない。
図7は本発明の別の実施形態による、ユーザ機器700の概略構造図である。ユーザ機器700には受信モジュール710と送信モジュール720とが含まれる。
受信モジュール710は、WiFi通信ネットワークから認証要求を受信し、無線ルータからそのリクエストに対する応答を受信するように構成され、認証要求にはユーザ機器を認証するための認証要求パラメータが含まれ、応答には期待される認証結果が含まれる。送信モジュール720は、無線ルータへリクエストを送信し、WiFi通信ネットワークは期待される認証結果に従ってユーザ機器を承認するように、期待される認証結果をWiFi通信ネットワークへ送信するように構成され、リクエストには認証要求パラメータが含まれ、期待される認証結果は、認証要求パラメータと加入者識別モジュール中に保存された認証キーとに従って、無線ルータに接続された加入者識別モジュールにより生成される。
本発明の実施形態に従うユーザ機器は、移動WiFiを経由して加入者識別モジュールから期待される認証結果を取得し、期待される認証結果を利用してWiFi通信ネットワークへアクセスできる。これにより、ユーザ機器のWiFi機能をフルに利用することができ、無線ルータの複雑さと開発の難しさを低減させる。
別の実施形態として任意選択的に、ユーザ機器700はさらに検出モジュール730と接続モジュール740とを含む。検出モジュール730はWiFi通信ネットワークを検出する。接続モジュール740は、ユーザ機器700がWiFi通信ネットワークの通信可能範囲内にあることを検出モジュール730が検出した場合に、WiFi通信ネットワークへのアクセス要求を開始する。
別の実施形態として任意選択的に、接続モジュール710はさらに、WiFi通信ネットワークへのアクセス要求を開始する前に、無線ルータを経由して非WiFi通信ネットワークへ接続するように構成されている。
本発明の実施形態によれば、非WiFi通信ネットワークは、第2世代移動通信ネットワーク、第3世代移動通信ネットワーク、または第4世代移動通信ネットワークを含む。
別の実施形態として任意選択的に、接続モジュール710はさらに、無線ルータへ非WiFi通信ネットワークからの切断を通知するように構成されている。
別の実施形態として任意選択的に、接続モジュール710はさらに、無線ルータへ非WiFi通信ネットワークからの切断を通知して無線ルータがハイバネーションモードに入ることを可能とするように構成されている。
別の実施形態として任意選択的に、ユーザ機器がWiFi通信ネットワークの通信可能範囲から退出したことを検出モジュール730が検出した場合、及び/又はユーザ機器がWiFi通信ネットワークから切断された場合に、接続モジュール710はさらに、非WiFi通信ネットワークへの接続を無線ルータへ通知するように構成されている。
別の実施形態として任意選択的に、ユーザ機器700はさらにアクセスモジュール750を含んでいる。アクセスモジュール750は、WiFi通信ネットワークがユーザ機器の認証に成功した後にWiFi通信ネットワークへアクセスする。
本発明の実施形態によれば、送信モジュール720は、アプリケーション・プログラミング・インタフェースを利用し、USBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを経由して、リクエストを無線ルータへ送信する。受信モジュール710は、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用して、USBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、無線ルータから期待される認証結果を受信する。
本発明の実施形態によれば、アプリケーション・プログラミング・インタフェースは、HTTPアプリケーション・プログラミング・インタフェース、HTTPSアプリケーション・プログラミング・インタフェース、またはSocketアプリケーション・プログラミング・インタフェースを含む。
ユーザ機器700の各ユニットの動作と機能に関しては、図3の方法を参照されたい。繰り返しを避けるために、ここでは詳細を説明しない。
上記の実施形態において加入者識別モジュール(たとえば、SIMカード、USIMカード、またはUIMカード)とWiFi通信ネットワークとは、同一の運用者によって提供されてもよいし、加入者識別モジュールとWiFi通信ネットワークとは異なる運用者によって提供されてもよく、例えば複数の運用者がローミングプロトコルに契約合意して、一方の運用者によって提供される加入者識別モジュールが別の運用者によるWiFi通信ネットワークで認証を実行してもよい、ということに留意されたい。
本明細書において説明した実施例との組合せで、ユニットまたはアルゴリズムステップを電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組合せで実装可能であることは、当業者であれば理解されるであろう。機能をハードウェアで実行するかソフトウェアで実行するかは、特定のアプリケーションとその技術解法の設計上の制約とにかかっている。当業者であれば、すべての特定のアプリケーションに関して説明した機能を実施するのに異なる方法を利用することも可能であろうが、その実施は本発明の範囲を超えるものとはみなされない。
当業者には明確に理解されるように、便利で簡潔な説明とするために、前述のシステム、装置及びユニットの詳細な作用プロセスに関して、方法に関する実施形態の中の対応するプロセスを参照することが可能であり、その詳細を本明細書中に繰り返して記述することはしない。
本応用において提供した実施形態において、開示したシステム、装置、および方法は違う形態で実装されてもよい。例えば、記述した装置の実施形態は単なる例示に過ぎない。例えば、ユニットの区分は単なる論理機能的区分であって、現実の実装においては別の区分であってもよい。例えば、複数のユニットまたは部品が組み合わされるかまたは他のシステム中に統合されてもよいし、特徴の内のあるものは無視されるか、または実行されなくてもよい。さらには、表示あるいは議論した相互の結合または直接的結合または通信接続は、何らかのインタフェースを介して実施される。複数の装置や複数のユニット間の間接的結合または通信接続は、電子的、機械的、またはその他の形態で実施されてもよい。
分離されたものとして記述されたユニットは、物理的に分離していても、していなくてもよく、ユニットとして表示された複数の部品は、物理的なユニットであっても、そうでなくてもよく、一か所に配置されていてもよく、複数のネットワーク要素上に分散されていてもよい。ユニットの一部またはすべては、本実施形態の解法の目的を達成するための実際の必要性に従って選択されてよい。
さらには、本発明の実施形態における機能ユニットは、処理ユニット内に集約されてもよいし、個々のユニットが物理的に単独で存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに集約されてもよい。
ソフトウェア機能ユニットの形で実装されて販売ないしは個別製品として利用される場合は、これら機能はコンピュータ可読記憶媒体内に格納されてもよい。このような理解のもとに、本発明の技術解法は本質的に、または従来技術に寄与する部分、または技術解法の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどが含まれる)に指示して、本発明の実施形態で説明された方法の全ステップまたは一部のステップを実行させるいくつかの命令を含んでいる。記憶媒体としては、Uディスク、リムーバブルハードディスク、読出し専用メモリ(ROM,Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM,Random Access Memory)、磁気ディスク、光ディスクなどのようなプログラムコードを記憶できる任意の媒体が含まれる。
上記の説明は、単に本発明の例示的実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を制限するものではない。本発明の精神から乖離することなしに当業者によってなされる任意の変更または置換は、本発明の保護範囲内にあるものとする。従って、本発明の保護範囲は添付の特許請求の範囲に従うものとする。
例えば、ユーザ機器が開始したアクセス要求を受信すると、WiFi通信ネットワーク内のWiFiホットスポットがユーザ機器へ認証要求を開始して、ユーザ機器に認証プロセスを実施するように要求してもよい。認証要求には認証要求パラメータが含まれてもよい。認証プロセスに必要な認証アルゴリズム及び認証キーは、移動WiFi内に組込まれたSIMカードに記憶されており、また運用者のWiFi通信ネットワーク内にもバックアップされている。認証の基本原理は、期待される認証結果=認証アルゴリズム(認証キー,認証要求パラメータ)である。運用者のWiFi通信ネットワークはユーザ機器から返された期待される認証結果をWiFi通信ネットワークによって計算された期待される認証結果と比較し、その期待される認証結果がWiFi通信ネットワークによって計算された期待される認証結果と一致した場合に、そのユーザ機器が正当なSIMを有するユーザ機器であると判定し、従ってそのユーザ機器のWiFi通信ネットワークへのアクセスを許可する。
本発明の実施形態によれば、送信モジュール620はリクエストの中から認証要求パラメータを抽出して、認証要求パラメータを含むコマンドを生成し、そのコマンドを加入者識別モジュールへ送信する。取得モジュール630は加入者識別モジュールからコマンドに対する応答を受信し、このコマンドに対する応答には期待される認証結果が含まれており、送信モジュール620がそのコマンドに対する応答から期待される認証結果を抽出し、リクエストへの応答中に期待される認証結果を含め、応答をユーザ機器へ送信する。

Claims (30)

  1. ワイヤレスフィデリティWiFi通信を実施する方法であって、
    無線ルータが、ユーザ機器から送信された、ユーザ機器認証のための認証要求パラメータを含むリクエストを、受信し、
    前記無線ルータが、前記認証要求パラメータを加入者識別モジュールへ送信し、
    前記無線ルータが、前記認証要求パラメータと、前記加入者識別モジュール中に保存された認証キーとによって前記加入者識別モジュールにより生成される、期待される認証結果を前記加入者識別モジュールから取得し、
    前記無線ルータが、前記リクエストに対する応答であって前記期待される認証結果を含む応答を、前記ユーザ機器へ送信すること、
    を含む方法。
  2. 前記無線ルータが前記認証要求パラメータを加入者識別モジュールに送信することは、
    前記無線ルータが、前記リクエストから前記認証要求パラメータを抽出し、前記認証要求パラメータを含むコマンドを生成し、
    前記無線ルータが、前記コマンドを前記加入者識別モジュールへ送信すること、
    を含み、
    前記無線ルータが前記加入者識別モジュールから期待される認証結果を取得することは、
    前記無線ルータが前記加入者識別モジュールから、期待される認証結果を含む、コマンドに対する応答を受信すること、
    を含み、
    前記無線ルータが前記リクエストに対する応答を前記ユーザ機器へ送信することは、
    前記無線ルータが、前記コマンドに対する前記応答から前記期待される認証結果を抽出し、前記リクエストに対する応答に前記期待される認証結果を含め、前記応答を前記ユーザ機器へ送信すること、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コマンドはATコマンドである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ機器の通知に従って前記無線ルータが非WiFi通信ネットワークから切断すること、
    前記ユーザ機器の通知に従って前記無線ルータが非WiFi通信ネットワークから切断してハイバネーションモードに入ること、又は、
    前記無線ルータが他のユーザ機器を非WiFi通信ネットワークに接続している場合には、前記ユーザ機器から前記非WiFi通信ネットワークからの切断通知を受信したときに、前記無線ルータが前記非WiFi通信ネットワークとの接続を維持すること、
    のいずれかをさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ユーザ機器の通知に従って前記無線ルータが前記非WiFi通信ネットワークへ接続することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記無線ルータが前記ユーザ機器から送信されたリクエストを受信することは、前記無線ルータが、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、前記ユーザ機器によって送信された前記リクエストを受信することを含み、
    前記無線ルータが前記ユーザ機器へ前記リクエストに対する応答を送信することは、前記無線ルータが、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、前記ユーザ機器へ前記リクエストに対する前記応答を送信することを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記アプリケーション・プログラミング・インタフェースは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、セキュアソケット層上のハイパーテキスト転送プロトコル(HTTPS)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、またはソケットSocketアプリケーション・プログラミンング・インタフェースを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記アプリケーション・プログラミング・インタフェースが前記HTTPアプリケーション・プログラミング・インタフェースまたは前記HTTPSアプリケーション・プログラミング・インタフェースを含む場合、前記リクエストがPOSTリクエストである、請求項7に記載の方法。
  9. 無線フィデリティWiFi通信を実施する方法であって、
    ユーザ機器が、前記ユーザ機器を認証するための認証要求パラメータを含む認証要求をWiFi通信ネットワークから受信し、
    前記ユーザ機器が、前記認証要求パラメータを含むリクエストを無線ルータへ送信し、
    前記ユーザ機器が、前記無線ルータから、期待される認証結果を含む、前記リクエストに対する応答を受信し、
    前記ユーザ機器が、前記期待される認証結果を前記WiFi通信ネットワークへ送信し、前記WiFi通信ネットワークが前記期待される認証結果に従って前記ユーザ機器を認証すること、
    を含む方法。
  10. 前記ユーザ機器が前記WiFi通信ネットワークを検出し、
    前記ユーザ機器が前記WiFi通信ネットワークの通信可能範囲内にあることが検出された場合に、前記ユーザ機器が前記WiFi通信ネットワークへアクセス要求を開始すること、
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ユーザ機器が前記無線ルータへ非WiFi通信ネットワークからの切断を通知すること、又は、
    前記ユーザ機器が前記無線ルータへ非WiFi通信ネットワークからの切断を通知して無線ルータがハイバネーションモードに入ること、
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ユーザ機器が前記WiFi通信ネットワークの通信可能範囲から出た場合、又は前記ユーザ機器が前記WiFi通信ネットワークから切断された場合の少なくとも一方であるとき、前記ユーザ機器が前記無線ルータへ前記非WiFi通信ネットワークへの接続を通知することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記WiFi通信ネットワークが前記ユーザ機器の認証に成功した後に、前記ユーザ機器が前記WiFi通信ネットワークへアクセスすることをさらに含む、請求項9〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ユーザ機器が前記無線ルータへリクエストを送信することは、前記ユーザ機器が、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、前記無線ルータへ前記リクエストを送信することを含み、
    前記ユーザ機器は前記無線ルータから期待される認証結果を受信することは、前記ユーザ機器が、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、前記無線ルータから前記期待される認証結果を受信することを含む、
    請求項9〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記アプリケーション・プログラミング・インタフェースは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、セキュアソケット層上のハイパーテキスト転送プロトコル(HTTPS)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、またはソケットSocketアプリケーション・プログラミンング・インタフェースを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記アプリケーション・プログラミング・インタフェースが前記HTTPアプリケーション・プログラミング・インタフェースまたは前記HTTPSアプリケーション・プログラミング・インタフェースを含む場合、前記リクエストがPOSTリクエストである、請求項15に記載の方法。
  17. ユーザ機器から送信された前記ユーザ機器認証のための認証要求パラメータを含むリクエストを受信するように構成された受信モジュールと、
    前記認証要求パラメータを加入者識別モジュールに送信し、前記リクエストに対する応答であって期待される認証結果を含む応答を前記ユーザ機器に送信するように構成された送信モジュールと、
    前記認証要求パラメータと、前記加入者識別モジュール中に保存された認証キーとによって前記加入者識別モジュールにより生成される、前記期待される認証結果を前記加入者識別モジュールから取得するように構成された取得モジュールと、
    を備える無線ルータ。
  18. 前記送信モジュールは、前記リクエストから前記認証要求パラメータを抽出し、前記認証要求パラメータを含むコマンドを生成し、前記コマンドを前記加入者識別モジュールに送信し、
    前記取得モジュールは、前記加入者識別モジュールから、前記コマンドに対する応答であって前記期待される認証結果を含む応答を受信し、
    前記送信モジュールは、前記コマンドに対する前記応答から前記期待される認証結果を抽出し、前記リクエストに対する応答に前記期待される認証結果を含め、前記応答を前記ユーザ機器へ送信する、
    請求項17に記載の無線ルータ。
  19. 前記コマンドがATコマンドである、請求項18に記載の無線ルータ。
  20. 前記接続モジュールはさらに、
    前記ユーザ機器からの通知に従って非WiFi通信ネットワークから切断するように構成されるか、
    前記ユーザ機器からの通知に従って非WiFi通信ネットワークから切断して、前記無線ルータがハイバネーションモードに入ることを可能とするように構成されるか、または
    前記無線ルータが他のユーザ機器を非WiFi通信ネットワークに接続している場合には、前記ユーザ機器から前記非WiFi通信ネットワークからの切断通知を受信したときに、前記無線ルータによって前記非WiFi通信ネットワークとの接続を維持するように構成されている、
    請求項17〜19のいずれか1項に記載の無線ルータ。
  21. 前記接続モジュールはさらに、前記ユーザ機器の通知に従って前記非WiFi通信ネットワークへ接続するように構成されている、請求項20に記載の無線ルータ。
  22. 前記受信モジュールは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、前記ユーザ機器によって送信された前記リクエストを受信し、
    前記送信モジュールは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、前記リクエストに対する前記応答を前記ユーザ機器へ送信する、請求項17〜21のいずれか1項に記載の無線ルータ。
  23. 前記アプリケーション・プログラミング・インタフェースは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、セキュアソケット層上のハイパーテキスト転送プロトコル(HTTPS)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、またはソケットSocketアプリケーション・プログラミンング・インタフェースを含む、請求項22に記載の無線ルータ。
  24. WiFi通信ネットワークから認証要求を受信し、無線ルータから前記リクエストに対する応答を受信するように構成された受信モジュールであって、前記認証要求は前記ユーザ機器を認証するための認証要求パラメータを含み、前記応答は期待される認証結果を含む、受信モジュールと、
    前記無線ルータへリクエストを送信し、前記WiFi通信ネットワークが前記期待される認証結果に従って前記ユーザ機器を認証するために、前記期待される認証結果を前記WiFi通信ネットワークへ送信するように構成された送信モジュールであって、前記リクエストは前記認証要求パラメータを含む、送信モジュールと、
    を備えるユーザ機器。
  25. 前記WiFi通信ネットワークを検出するように構成された検出モジュールと、
    前記ユーザ機器が前記WiFi通信ネットワークの通信可能範囲内にあることを前記検出モジュールが検出した場合に、前記WiFi通信ネットワークへアクセス要求を開始するように構成された接続モジュールと、
    をさらに含む請求項24に記載のユーザ機器。
  26. 前記接続モジュールがさらに、非WiFi通信ネットワークからの切断を前記無線ルータへ通知するように構成されるか、または
    前記接続モジュールがさらに、非WiFi通信ネットワークからの切断を前記無線ルータへ通知して前記無線ルータがハイバネーションモードに入ることを可能とするように構成されている、請求項25に記載のユーザ機器。
  27. 前記ユーザ機器がWiFi通信ネットワークの通信可能範囲を出た場合、又は前記ユーザ機器が前記WiFi通信ネットワークから切断されたことを前記検出モジュールが検出した場合の少なくとも一方であるとき、前記接続モジュールはさらに、前記非WiFi通信ネットワークへの接続を前記無線ルータへ通知するように構成されている、請求項26に記載のユーザ機器。
  28. 前記WiFi通信ネットワークが前記ユーザ機器の認証に成功した後に前記WiFi通信ネットワークへアクセスするように構成されたアクセスモジュールをさらに備える、請求項24〜27のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  29. 前記送信モジュールは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、前記無線ルータへ前記リクエストを送信し、
    前記受信モジュールは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースを利用し、ユニバーサルシリアルバスUSBインタフェース、WiFiインタフェース、ブルートゥースインタフェース、赤外線インタフェース、またはネットワークケーブルインタフェースを介して、前記無線ルータから前記期待される認証結果を受信する、
    請求項24〜28のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  30. 前記アプリケーション・プログラミング・インタフェースは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、セキュアソケット層上のハイパーテキスト転送プロトコル(HTTPS)アプリケーション・プログラミング・インタフェース、またはソケットSocketアプリケーション・プログラミンング・インタフェースを含む、請求項29に記載のユーザ機器。
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