JP2013537589A - シネマ建造物および映画を映写し見るのを容易にするための方法 - Google Patents

シネマ建造物および映画を映写し見るのを容易にするための方法 Download PDF

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Abstract

その後部壁(5)付近のプロジェクター(12)により映像が映写されるスクリーン(10)を持つオーディトリウム(3)を備えたシネマ建造物(1)。シート(16)の列(15)を備えた座席設備(14)は約25°の角度で積み上げられたプリンス(18)上で支持される。シート(16)の最前列(15a)は最前部プリンス(18a)上の左・右側部分(44a,44b)から形成され、これはまた左・右側部分(42a,42b)から形成される。最前列(15a)と最前部プリンス(18)の左・右側部分はスクリーン(10)への遮られない映写ビームを収容する中央空間(45,43)を形成する。列(15)は1,300mmの水平ピッチ(P1)で配され、各プリンス(18)は隣接プリンス(18)上で約600mmの高さ(h)に存在する。最前部プリンス(18a)はオーディトリウム(3)の床(8)上、約1,200mmに存在する。スクリーン(10)はオーディトリウム(3)の対向側壁(6)間で前端壁(4)の幅にわたってかつ床(8)と天井(9)との間で前端壁(4)の全高にわたって延在する。

Description

本発明はシネマ建造物に関し、本発明はまた映画を映写し見るのを容易にするための方法に関する。
オーディトリウム内で利用者が視聴するために、その中でスクリーン上にプロジェクターによって映画が映写されるオーディトリウムを備えたシネマおよびシネマ建造物は、よく知られている。概して、スクリーンは、オーディトリウムの最前部付近に設置され、そして、映画の映像はオーディトリウムの後部付近のプロジェクターからスクリーンに映写される。オーディトリウム内の座席設備は、通常、積み上げられ、そしてスクリーンから概して上方に傾斜している。だが、一般に、従来公知のシネマのオーディトリウム内でシートに着座する利用者は、スクリーン上の映画の映像を見るとき、特に心地よい体験が得られなかった。なぜなら、一般に、彼らは映画のアクションの一部を味わえないからである。これは、概して、そうしたシネマの構造に起因する。
したがって、概して従来公知のシネマおよびシネマ建造物によって提供されるものよりも、さらに心地よい体験をオーディトリウム内の利用者に提供するシネマ建造物が求められている。さらに、概して従来公知のシネマおよびシネマ建造物内で得ることができるよりも、より心地よい体験をシネマ建造物のオーディトリウム内の利用者に同様に提供する、映画を映写し見るための方法が求められている。
本発明は、そうしたシネマ建造物および方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、シネマ建造物であって、前端壁、および、この前端壁から離間させられかつ前端壁と共にオーディトリウムを画定する後端壁と、前端壁に隣接して配置されたスクリーンであって、下側縁から、離間させられた上側縁へと、そして一対の離間させられた側方縁の一方から他方の側方縁へと延在するスクリーンと、スクリーン上に映画を映写するよう構成された、スクリーンから離間して配置された映像映写手段と、オーディトリウム内に配置された積み上げられた座席設備とを具備してなり、積み上げられた座席設備は、前端壁から後端壁に至る一般的方向に上昇する、20°ないし40°の範囲内の座席設備の積み上げ角度をなしているシネマ建造物が提供される。
本発明のある実施形態では、座席設備の積み上げ角度は22°ないし30°の範囲に存在する。好ましくは、座席設備の積み上げ角度は約25°である。
本発明の別な実施形態では、座席設備は、列をなすよう構成された複数のシートを備える。好ましくは、シートの列は、積み上げと実質的に交差するように延在する。本発明の別な実施形態では、シートの列は1,000mmないし1,500mmの範囲内の水平ピッチで離間される。好ましくは、シートの列は約1,300mmの水平ピッチで離間される。
好ましくは、シートの列は、平面で見たとき、アーチ状に構成される。有利であるのは、シートの列が、スクリーンから見たとき、凹状であるように構成されることである。
本発明のある実施形態では、シートの最前列の直後のシートの列におけるシートの中央のものは、4メートルないし8.5メートルの範囲内の垂直距離だけスクリーンから離間される。好ましくは、シートの最前列の直後のシートの列におけるシートの中央のものは、約7.3メートルの垂直距離だけスクリーンから離間される。
本発明の別な実施形態では、シートの後部列におけるシートの中央のものは、12メートルないし30メートルの範囲内の垂直距離だけスクリーンから離間される。好ましくは、シートの後部列のシートの中央のものは、約14メートルの垂直距離だけスクリーンから離間される。
本発明の別な実施形態では、シートの最前列は、互いに離間しかつシートが存在しない中央空間をその間に形成する左側および右側部分を備える。好ましくは、最前列の左側および右側部分間に形成される中央空間は、横並び状態で配置された複数のシートによって占有されるであろうスペースに対応する長さのものであり、複数のシートは、3個のシートないし9個のシートの範囲内に存在する。有利であるのは、複数のシートが約7個のシートであることである。
好ましくは、シートの最前列の左側部分におけるシートの数は、その右側部分におけるシートの数と同じである。有利であるのは、最前列の左側および右側部分のそれぞれにおける複数のシートは、5個のシートないし20個のシートの範囲内に存在することである。理想を言えば、最前列の左側および右側部分のそれぞれにおける複数のシートは9個のシートである。
好ましくは、最前列の左側および右側部分は、そのそれぞれの側方縁間でスクリーンを二等分しかつスクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間される。
本発明の別な実施形態では、シートの列は、それぞれのプリンス上で支持される。好ましくは、隣接するプリンス間の垂直高さは400mmないし800mmの範囲内にある。有利であるのは、隣接するプリンス間の垂直高さが約600mmであることである。
本発明のある実施形態では、その上でシートの最前列が支持されるプリンスは、1,000mmないし1,400mmの範囲内の、スクリーンの下側縁上の垂直レベルに存在する。好ましくは、その上でシートの最前列が支持されるプリンスは、約1,200mmのスクリーンの下側縁上の垂直レベルに存在する。
本発明の別な実施形態では、その上でシートの最前列が支持されるプリンスは、互いに離間しかつその間に中央空間を形成する左側部分および右側部分を備え、最前列の左側および右側部分のシートは、最前部プリンスのそれぞれ左側および右側部分の上で支持される。好ましくは、最前部プリンスの左側および右側部分によって形成される中央空間の長さは、シートの最前列の左側および右側部分によって形成される中央空間の長さと実質的に等しい。有利であるのは、プリンスの左側および右側部分が、そのそれぞれの側方縁間でスクリーンを二等分しかつスクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間されることである。
本発明の別な実施形態では、シートの第1の下側列は、シートの最前列の前方に配置され、シートの第1の下側列は、スクリーンの下側縁のレベルと実質的に等しいレベルで支持される。好ましくは、シートの第1の下側列は、左側部分および右側部分を備え、その左側および右側部分は、そのそれぞれの側方縁間でスクリーンを二等分しかつスクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間させられる。
本発明の別な実施形態では、シートおよび車椅子スペースの一方あるいは両方の第2の下側列は、スクリーンの下側縁のレベルと実質的に同じレベルにおいて、最前部プリンスによって形成された中央空間内に配置される。
本発明のさらなる実施形態では、シートの第1の上側列が、シートの後部列の後方に配置される。好ましくは、シートの第1の上側列は、そのそれぞれの側方縁間でスクリーンを二等分しかつスクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間された左側部分および右側部分を備える。有利であるのは、シートの第1の上側列の左側および右側部分が映写室の対向する側に配置されることである。
有利であるのは、シートの第1の上側列が後部プリンス上で支持され、かつ、シートの第1の上側列を支持する後部プリンスとシートの後部列を支持するプリンスとの間の垂直高さが、400mmないし800mmの範囲内に存在することである。好ましくは、シートの第1の上側列を支持する後部プリンスとシートの後部列を支持するプリンスとの間の垂直高さは約600mmである。
好ましくは、シートの後部列とシートの第1の上側列との間の水平ピッチは、1,000mmないし1,500mmの範囲内に存在する。有利であるのは、シートの後部列とシートの第1の上側列との間の水平ピッチが約1,300mmであることである。
本発明のある実施形態では、スクリーンの縦横比は1.85:1ないし2.35:1の範囲内にある。好ましくは、スクリーンの縦横比は約1.95:1である。
本発明の別な実施形態では、スクリーンは、10メートルないし24メートルの範囲内の、一方の側縁から他方の側縁に至る全幅のものである。好ましくは、スクリーンは、約16メートルの一方の側縁から他方の側縁に至る全幅のものである。有利であるのは、その下側縁から上側縁までのスクリーンの高さが、5メートルないし12メートルの範囲内に存在することである。好ましくは、その下側縁から上側縁までのスクリーンの高さは、約8メートルである。
本発明のある実施形態では、スクリーンは、実質的に、オーディトリウムの床からその天井まで延在する。有利であるのは、スクリーンが、シネマ建造物の一方の側壁からその他方の側壁まで延在しており、シネマ建造物の側壁は互いに離間しており、かつ、前端および後端壁と共にオーディトリウムを画定するために前端壁から後端壁へと延在していることである。
好ましくは、スクリーンはフラットスクリーンからなる。有利であるのは、スクリーンは平面スクリーンからなることである。
本発明の別な実施形態では、映像映写手段は映写レンズを備え、かつ、映像映写手段は、その下側縁とその上側縁との間でスクリーンを二等分しかつそこから垂直に延在する水平面上の、ある垂直高さに映写レンズの中心軸線が配置されるように配置されており、水平二等分面上の映写レンズの中心軸線の垂直高さは、その下側縁からその上側縁に至るスクリーンの高さの8分の1ないし3分の1の範囲内にある。好ましくは、水平二等分面上の映写レンズの中心軸線の垂直高さは、その下側縁からその上側縁までのスクリーンの高さの約4分の1である。
好ましくは、映像映写手段の映写レンズの中心軸線は、その側方縁間でスクリーンを二等分しかつスクリーンから垂直に延在する垂直面内に存在する。
本発明の別な実施形態では、映像映写手段の映写レンズは、30メートルまでの垂直距離だけ、スクリーンから離間させられる。好ましくは、映像映写手段の映写レンズは、26メートルまでの垂直距離だけスクリーンから離間させられる。有利であるのは、映像映写手段の映写レンズが、13メートルないし16メートルのオーダーの垂直距離だけ、スクリーンから離間させられることである。
本発明のさらなる実施形態では、映像映写手段の映写レンズは、0.7ないし13の範囲の焦点距離を有するフレネルレンズからなる。
好ましくは、映像映写手段はビデオプロジェクターからなる。
本発明はまた映画を映写し見るのを容易にするための方法を提供するが、当該方法は、前端壁、および、この前端壁から離間させられかつ前端壁と共にオーディトリウムを画定する後端壁を備えたシネマ建造物を提供するステップと、前端壁に隣接してスクリーンを配置するステップと、スクリーン上に映画を映写するよう構成された映像映写手段を、スクリーンから離間させて配置するステップと、前端壁から後端壁に至る一般的方向に上昇する、20°ないし40°の範囲内の積み上げ角度でオーディトリウム内に積み上げられた座席設備を設けるステップと、スクリーン上に映像映写手段から映画の映像を映写するステップとを備える。
本発明の利点は数多くある。本発明の特に重要な利点は、本発明に基づくシネマ建造物のオーディトリウム内の利用者に、完全に心地よい体験を提供できることである。なぜなら、オーディトリウム内に着座した利用者は、そうした利用者に映画のアクションに参観する経験が提供される程度まで、仮想的に映画のアクションの一部となるからである。オーディトリウム内に着座した利用者に提供される、この心地よい体験は非常に感銘を与えるものであり、そしてさらに、座席設備の積み上げおよびスクリーンに対する座席設備の位置は、心地よい体験を提供するのと同様、オーディトリウムに着座して利用者に、スクリーン全体のクリヤーでかつ遮るもののない視界を提供することが判明している。さらに、最前列の左および右側部分間の中央空間ならびに最前部プリンスの左および右側部分間の中央空間を設けたことで、映像映写手段によって映写された映画の映像のビームは遮られることなくスクリーン上に到達できるようになる。
本発明は、図面を参照して単なる実例として提示した、その好ましい実施形態についての以下の説明から、より明確に理解される。
本発明に基づくシネマ建造物の平面図である。 図1の線II‐IIでの図1のシネマ建造物の断面図である。 図1のシネマ建造物のスクリーンの前端立面図である。 図1のシネマ建造物の細部の拡大立面図である。
図面を参照すると、参照数字1で大まかに示す本発明に基づくシネマ建造物が図示されているが、その中で、視聴のために映画が映写される。シネマ1は、前端壁4と、離間された後端壁5と、この前後端壁4および5間に広がる離間した平行な側壁6との間に画定されるオーディトリウム3を備える。前後端壁4および5と側壁6とはオーディトリウム3の床8からオーディトリウム3の天井9へと上向きに延びている。
垂直に配置されたフラットな平面スクリーン10が、前端壁4に隣接してかつその上に搭載された状態でオーディトリウム3内に配置されており、かつ、映像映写手段、すなわち以下で簡単に説明するプロジェクター12がスクリーン10の上に映画の映像を映写する。プロジェクター12は、映写室7内に配置されるが、これは、後端壁5からオーディトリウム3内へと広がっている。前部壁および側壁35および36は、それぞれ、オーディトリウム3から映写室7を区切っている。映写室7の側壁36は、後端壁5から映写室7の前部壁35へと延びている。側壁36のドア37はオーディトリウム3から映写室7へのアクセスを実現する。
スクリーン10は、離間された下側および上側縁38および39それぞれを、そして離間された対向する側方縁40を備え、かつ、下側縁38から上側縁39へと、そして一方の側方縁40から他方の側方縁40へと延在している。さらに、スクリーン10の高さHは、スクリーン10が実質的に床8からオーディトリウム3の天井に至る前端壁4の高さに広がるようなものである。側方縁40間のスクリーン10の幅は、スクリーン10が実質的にオーディトリウム3の側壁6間の前端壁4の幅に広がるようなものである。本発明のこの実施形態では、スクリーン10の幅Wは約16メートルであり、かつ、スクリーン10の高さHは約8メートルであり、したがって1.95:1の幅W対高さHの縦横比を有する。だが、スクリーンの幅は10メートルないし24メートルの範囲内にあってもよく、好ましくは13メートルないし17メートルの範囲内にあり、そしてスクリーンの高さHは5メートルないし12メートルの範囲内にあってもよく、好ましくは6メートルないし9メートルの範囲内にある。だが、スクリーン10の寸法は、前端壁4の寸法に大きく依存する。なぜなら、概して、スクリーン10の面積は前端壁4の面積と実質的に同じであることが望ましいからである。
積み上げられた座席設備14がオーディトリウム3内に設けられ、本発明のこの実施形態では、座席設備14の積み上げ角度αは、オーディトリウム3の床8に関して約25°である。座席設備14は、最前列15aから後部列15bへとシート16の列15として配置されている。最前列15aを除いて、シート16の各列15は25個のシート16を備える。シート16の各列15は対応するプリンス18上で支持される。シート16の列15は、一方の側壁6からオーディトリウム3の他方の側壁6に至る一般的な方向に、そして積み上げの方向と交差するように延びている。シート16の列15は、平面で(上から)見たとき、弧を形成するように構成されている。各アーチ形列15は、スクリーン10から見たとき、凹状である。
第2の列15c(これは最前列15aの直後の列15である)の中央シート16aは、約7.3メートルの、スクリーン10からの垂直距離だけ離間されている。後部列15bの中央シート16bは、約14メートルの、スクリーン10からの垂直距離だけ離間されている。シート16の列15は、約1,300mmの水平ピッチP1を伴って互いに離間させられている。隣接する前方プリンス18上の各プリンス18の垂直高さhは、約600mmであり、したがって約25°の積み上げ角度αを形成している。その上でシート16の最前列15aが支持されるプリンス18は、オーディトリウム3の床8の上で、約1,200mmの垂直高さhに存在し、そして、スクリーン10の下側縁38の上で約1,200mmの垂直高さに存在する。
その上でシート16の最前列15が支持される最前部プリンス18aは、二つの部分、すなわち、左側部分42aおよび右側部分42bから形成されている。最前部プリンス18aの中央部分は左および右側部分42aおよび42b間で省略されており、したがって、最前列プリンス18aの左および右側部分42aおよび42bはその間に中央空間43を形成している。シート16の最前列15aは、同様に、二つの部分、すなわち、左側部分44aおよび右側部分44bから形成されている。シート16の最前列15aの左側部分44aは最前部プリンス18aの左側部分42a上で支持され、一方、シート16の最前列15aの右側部分44bは最前部プリンス18aの右側部分42b上で支持される。したがって、最前列15aの左側部分44aおよび右側部分44bは、最前部プリンス18aの左および右側部分42aおよび42bによって形成された中央空間43上で中央空間45を形成する。最前部プリンス18aの中央空間43および45ならびに最前列15aは、スクリーン10へのプロジェクター12からの映画の映像の映写ビームの下側中央部分を遮らないように受け容れる。
最前列15aの左側部分44aおよび右側部分44bならびに最前部プリンス18aの左および右側部分42aおよび42bは、その側方縁40間でスクリーン10を二等分しかつスクリーン10から垂直に延在する垂直面24の対向する側で等しく離間されている。左および右側部分44aおよび44bはそれぞれ9個のシートを含んでいる。最前部プリンス18aおよび最前列15aの左および右側部分42aおよび42bならびに44aおよび44b間にそれぞれ形成される中央空間43および45の長さは、実質的に互いに等しく、かつ、実質的に、互いに対して横並び状態で配置される7個のシートによって占有されるであろうスペースと等しい。
シート16の列15の終端と側壁6の隣接するものとの間で、オーディトリウム3の各側に配置される側方通路27は、シート16の列15へのアクセスを実現する。階段25が隣接するプリンス18間で側方通路27に設けられており、そしてシート16の列15の積み上げ角度ならびに隣接プリンス18間の垂直高さhによって、各側方通路27には、あるプリンス18から次の隣接プリンス18へと至る、同じ高さの三つの階段25が設けられている。オーディトリウム3の床8と最前部プリンス18aとの間の各側方通路27には、7個の階段26が設けられている。
シート29の第1の下側列28が、二つの部分、すなわち左側部分47aおよび右側部分47bとしてオーディトリウム3の床8の上に設けられている。シート29の第1の下側列28は、最前部プリンス18aの前方でかつそれに隣接して配置されており、それは、平面で見たときにアーチ形状であり、かつ、スクリーン10から見たときに凹状である。シート29の第1の下側列28の左側部分47aおよび右側部分47bは、それぞれ6個のシートを備え、かつ、スクリーン10へのプロジェクター12からの映画の映像の映写ビームの下側中央部分を遮らないように受け容れるために、中央空間43および45の長さよりも大きな長さのものである中央空間48を形成する。第1の下側列28の左側部分47aおよび右側部分47bは、(スクリーン10から垂直に延在する)垂直二等分面24の対向する側で等しく離間されている。
二つのシート51および二つの隣接車椅子スペース52の第2の下側列50が、最前部プリンス18aの左側および右側部分42aおよび42bの間に形成される中央空間43内でオーディトリウム3の床8の上で中央に配置されている。床8上での、そして中央空間43内でのシート51および二つの隣接車椅子スペース52の第2の下側列50の位置は、シート51あるいは車椅子スペース52内の車椅子あるいは二つのシート51および車椅子52を占有する利用者が、スクリーン10へのプロジェクター12からの映画の映像の映写ビームの下側中央部分を遮らないようなものである。
シート55の第1の上側列54が、後部プリンス56上でシート16の後部列15bの後方に配置されている。第1の上側列58のシート55は、列15のシート16と同じである。シート55の第1の上側列54は、平面で見たときにアーチ状であり、かつ、スクリーン10から見たときに凹状である。後部プリンス56は、二つの部分、すなわち左側部分57aおよび右側部分57bとして形成されており、これは、それぞれ、映写室7から、その対向する側においてオーディトリウム3の対応する側壁6へと延びている。同様に、シート55の第1の上側列54は、二つの部分、すなわち左側部分58aおよび右側部分58bとして形成されており、かつ、左側部分および右側部分58aおよび58bのシート55は、後部プリンス56の、左側および右側部分57aおよび57b上でそれぞれ支持されている。第1の上側列54の左および右側部分はそれぞれ10個のシート55を備える。
その上でシート16の後部列15bが支持されるプリンス18上の後部プリンス56の垂直高さhは約600mmである。シート16の後部列15bとシート55の第1の上側列54との間の水平ピッチP2は約1,300mmである。第1の上側列54の各外側端部に隣接する第1の4個のシート55は、利用者のためのより大きなレッグルームおよびさらなる快適性を提供するために、後部列15bのシート16から後方に、第1の上側列54の残りのシート55と後部列15bのシート16との間の間隔よりも大きな距離だけ離間している。
シート16の列15の構成は、シート16の後部列15bの中央シート16bに着座している利用者がスクリーン10の一方側の縁40からその他方側の縁40に至るスクリーン10の約65°の水平視角βを有するようなものである。後部列15aの中央シート16bに座っている利用者は、スクリーン10の下側縁38からその上側縁39に至るスクリーン10の約35°の垂直視角Δを有する。前部列15aにおける二つの最も内側のシート16cの一つに座っている利用者は、スクリーン10の側方縁40間で約100°のスクリーン10の水平視角βを有する。前部列15aの二つの最も内側のシート16cの一方に座っている利用者は、約60°の垂直視角Δを有する。
ここでプロジェクター12に話を戻すと、映写室7の前方壁35に開口62は、プロジェクター12からスクリーン10への映画の映像のビームを通過させる。プロジェクター12はDCIコンプライアントデジタルプロジェクターであり、映写レンズ22を備えるが、これは、本発明のこの実施形態では、0.7ないし1.3の範囲内の焦点距離を有するフレネルレンズである。プロジェクター12は映写室7内に配置され、かつ、サポート60上で支持され、この結果、映写レンズ22の中心軸線は、その側方縁40間でスクリーン10を二等分しかつスクリーン10から垂直に延在する垂直面24内に含まれる。プロジェクター12は、プロジェクター12の映写レンズ22の中心軸線が、その下側縁38と上側縁39との間でスクリーン10を二等分しかつスクリーン10から垂直に延在する水平面61上で高さhに存在するようなレベルにおいて、映写室7内でサポート60上で支持される。高さhは、本発明のこの実施形態では、スクリーン10の高さHの約4分の1である(図2参照)。プロジェクター12は、プロジェクター12の映写レンズ22が12メートルないし14メートルの間のスクリーン20からの垂直距離dにて配置されるようにサポート60上に搭載されている。したがって、これは、プロジェクター12の映写レンズ22からスクリーン10のそれぞれの対向する側方縁40に至る約60°の水平映写角θ、ならびにプロジェクター12の映写レンズ22からスクリーン10の下側および上側縁38および39に至る約35°の垂直映写角γを提供する。
使用時、映画の映像はスクリーン10上にプロジェクター12によって映写され、この結果、映画の映像は、一方の側方縁40から他方の側方縁40に至るその全幅W、ならびに下側縁38から上側縁39に至るスクリーン10の全高Hを横切って、スクリーン10全体に広がる。スクリーン10は、側壁6間でオーディトリウム3の前部壁4の実質的に全幅にわたって広がり、かつ、スクリーン10は、オーディトリウムの床8から天井9に至る前部壁4の実質的に全高にわたって広がり、そして座席設備14の積み上げ角度は約25°であるので、シート16,28,51,55のいずれかに、あるいは車椅子スペース52に着座する利用者には、特に心地よい体験が提供され、これによって、そうした利用者には、そうした利用者に映画のアクションに参加する経験が提供される程度まで、仮想的に映画のアクションの一部となる感銘が提供される。
さらに、シート16の列15およびシート55の第1の上側列54の角度αの相対的に急な積み上げは、第1および第2の下側列28および50内のそれを含む、オーディトリウム内の全ての利用者に、スクリーン10の完全かつ遮られていない視界を提供する。スクリーン10のオーディトリウム内の各利用者のこの遮られていない視界は、さらに、シート16の列15およびシート55の第1の上側列54の水平ピッチングP1(これはまたそこに着座する人にレッグルームおよび快適性を提供する)によって、そして特に隣接プリンス18上のプリンス18および56の高さhおよびhによって改善される。
最前列プリンス18aの左および右側部分42aおよび42b間の中央空間43と、シート16の最前列15aの左および右側部分44aおよび44b間の中央空間45とを設けたことで、スクリーン10に対してプロジェクター12によって映写された映画の映像のビームが遮られないことが保証される。
シネマ建造物について、シート29の第1の下側列28と、シート51および車椅子スペース52の第2の下側列50とを備えるものとして説明したが、これは望ましいものであるが必須ではない。シート55の第1の上側列54を省略することも考えられ、この場合、シート16の後部列15bは、オーディトリウム内でシートの最後部列となるであろう。
隣接するプリンス間の垂直高さについて600mmであると説明したが、隣接するプリンス間の垂直高さは400mmないし800mmの範囲内にあってもよい。プリンス18間の、そして後部プリンス56とシート16の後部列15bを支持するプリンス18との間の水平ピッチは1,300mmより大きくてもあるいは小さくてもよく、そして実際には、1,000mmないし1,500mmの範囲内に存在する。さらに、座席設備の積み上げ角度αは、20°と40°の間のいかなる角度値であってもよい。
スクリーンについて、1.95:1の縦横比を備えるものとして説明したが、スクリーンの縦横比は、1.85:1ないし2.35:1の範囲内にあればよい。
スクリーンを幅16メートルのものとして説明したが、スクリーンは10メートルないし24メートルの範囲内の幅であればよく、好ましくは、13メートルないし17メートルの範囲内の幅である。さらに、スクリーンを8メートルの高さのもとして説明したが、スクリーンの高さは5メートルないし12メートルの範囲内の好適な高さであればよく、好ましくは6メートルないし9メートルの範囲内の高さである。だが、概して、スクリーンの高さおよび幅は、前端壁の面積によって決定される。なぜなら、スクリーンは、前端壁の幅および高さとそれぞれ実質的に同じ幅および高さのものであることが好ましいからである。
列15について、最前列15aを除いてそれぞれ25個のシートを備えるものとして説明したが、各列内のシートの数は、概して、側壁6間のオーディトリウムの幅によって決定されることに留意されたい。さらに、最前列15aの左および右側部分についてそれぞれ9個のシートを備えるものとして説明したが、最前列の各左および右側部分のシートの数もまた、概して、側壁6間のオーディトリウムの幅によって決定されることに留意されたい。言うまでもなく、最前部プリンス18aおよび最前列15aの左および右側部分間の中央空間43および45は、互いに横並び状態で配置された7個のシートによって占有されるスペースに対応する長さ以外の、いかなる所望の長さのものであってもよい。実際、中央空間43および45の長さは、概して、スクリーン上にプロジェクターから映写される映画の映像のビームが、シートあるいはさもなければ最前列に包含されるであろうそうしたシートに着座する利用者の頭といった障害物によってさもなかれば引き起こされ得る妨害を伴わずに映写されることが保証されるように選択される。
スクリーン10からのシートの最前列の直後のシートの列の中央シートの間隔、ならびにスクリーン10からのシートの後部列における中央シートの間隔は、上記のものとは異なっていてもよく、概して、前端壁と後端壁との間のオーディトリウムのサイズによって決定される。
プロジェクターをビデオプロジェクターとして説明したが、いかなる好適なプロジェクターを使用することもでき、そしてプロジェクターがビデオプロジェクターである場合、プロジェクターはデジタルビデオプロジェクターであってもよい。
さらに、水平二等分面61上の映写レンズの中心軸線の高さはいかなる適当な高さであってもよく、通常は、スクリーンの高さの8分の1ないしスクリーンの高さの3分の1の範囲内の高さとなる。
1 シネマ建造物
3 オーディトリウム
4 前端壁
5 後端壁
6 側壁
7 映写室
8 床
9 天井
10 スクリーン
12 プロジェクター
14 座席設備
15 列
15a 最前列
15b 後部列
15c 第2の列
16 シート
16a 中央シート
16b 中央シート
18 プリンス
18a 最前部プリンス
22 映写レンズ
24 垂直二等分面
25 階段
27 側方通路
29 シート
35 前方壁
36 側壁
37 ドア
38 下側縁
39 上側縁
40 側方縁
42a 左側部分
42b 右側部分
43 中央空間
44a 左側部分
44b 右側部分
45 中央空間
47a 左側部分
47b 右側部分
50 第2の下側列
51 シート
52 車椅子スペース
54 第1の上側列
55 シート
56 後部プリンス
57a 左側部分
57b 右側部分
58 第1の上側列
58a 左側部分
58b 右側部分
61 水平面
62 開口

Claims (83)

  1. シネマ建造物であって、
    前端壁、および、この前端壁から離間させられかつ前記前端壁と共にオーディトリウムを画定する後端壁と、
    前記前端壁に隣接して配置されたスクリーンであって、下側縁から、離間させられた上側縁へと、そして一対の離間させられた側方縁の一方から他方の側方縁へと延在するスクリーンと、
    前記スクリーン上に映画を映写するよう構成された、前記スクリーンから離間させられて配置された映像映写手段と、
    前記オーディトリウム内に配置された積み上げられた座席設備と、を具備してなり、
    前記積み上げられた座席設備は、前記前端壁から前記後端壁に至る一般的方向に上昇する、20°ないし40°の範囲内の前記座席設備の積み上げ角度をなしていることを特徴とするシネマ建造物。
  2. 前記座席設備の前記積み上げ角度は、22°ないし30°の範囲内に存在することを特徴とする請求項1に記載のシネマ建造物。
  3. 前記座席設備の前記積み上げ角度は、約25°であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシネマ建造物。
  4. 前記座席設備は、列をなすよう構成された複数のシートを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  5. シートの前記列は、積み上げと実質的に交差するように延在することを特徴とする請求項4に記載にシネマ建造物。
  6. 前記シートの前記列は、1,000mmないし1,500mmの範囲内の水平ピッチで離間されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のシネマ建造物。
  7. 前記シートの前記列は、約1,300mmの水平ピッチで離間されていることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  8. 前記シートの前記列は、平面で見たとき、アーチ状に構成されることを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  9. 前記シートの前記列は、前記スクリーンから見たとき、凹状であるように構成されることを特徴とする請求項8に記載のシネマ建造物。
  10. 前記シートの最前列の直後の前記シートの列における前記シートの中央のものは、4メートルないし8.5メートルの範囲内の垂直距離だけ前記スクリーンから離間されていることを特徴とする請求項4ないし請求項9のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  11. 前記シートの最前列の直後の前記シートの列における前記シートの中央のものは、約7.3メートルの垂直距離だけ前記スクリーンから離間されていることを特徴とする請求項10に記載のシネマ建造物。
  12. 前記シートの後部列における前記シートの中央のものは、12メートルないし30メートルの範囲内の垂直距離だけ前記スクリーンから離間されていることを特徴とする請求項4ないし請求項11のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  13. 前記シートの後部列の前記シートの中央のものは、約14メートルの垂直距離だけ前記スクリーンから離間されていることを特徴とする請求項12に記載のシネマ建造物。
  14. シートの前記最前列は、互いに離間しかつシートが存在しない中央空間をその間に形成する左側および右側部分を備えることを特徴とする請求項4ないし請求項13のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  15. 前記最前列の前記左側および右側部分間に形成される前記中央空間は、横並び状態で配置された複数のシートによって占有されるであろうスペースに対応する長さのものであり、前記複数のシートは、3個のシートないし9個のシートの範囲内に存在することを特徴とする請求項14に記載のシネマ建造物。
  16. 前記複数のシートは約7個のシートであることを特徴とする請求項15に記載のシネマ建造物。
  17. シートの前記最前列の前記左側部分におけるシートの数は、その右側部分におけるシートの数と同じであることを特徴とする請求項14ないし請求項16のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  18. 前記最前列の前記左側および右側部分のそれぞれにおける前記複数のシートは5個のシートないし20個のシートの範囲内に存在することを特徴とする請求項14ないし請求項17のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  19. 前記最前列の前記左側および右側部分のそれぞれにおける前記複数のシートは9個のシートであることを特徴とする請求項14ないし請求項18のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  20. 前記最前列の前記左および右側部分は、そのそれぞれの側方縁間で前記スクリーンを二等分しかつ前記スクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間されていることを特徴とする請求項14ないし請求項19のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  21. 前記シートの前記列は、それぞれのプリンスによって支持されていることを特徴とする請求項4ないし請求項20のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  22. 隣接するプリンス間の垂直高さは400mmないし800mmの範囲内にあることを特徴とする請求項21に記載のシネマ建造物。
  23. 隣接するプリンス間の垂直高さは約600mmであることを特徴とする請求項21または請求項22に記載のシネマ建造物。
  24. その上で前記シートの前記最前列が支持される前記プリンスは、1,000mmないし1,400mmの範囲内の、前記スクリーンの下側縁上の垂直レベルに存在することを特徴とする請求項21ないし請求項23のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  25. その上で前記シートの前記最前列が支持される前記プリンスは、約1,200mmの前記スクリーンの下側縁上の垂直レベルに存在することを特徴とする請求項21ないし請求項24のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  26. その上で前記シートの前記最前列が支持される前記プリンスは、互いに離間しかつその間に中央空間を形成する左側および右側部分を備え、前記最前列の前記左側および右側部分の前記シートは、前記最前列プリンスのそれぞれ前記左側および右側部分の上で支持されていることを特徴とする請求項21ないし請求項25のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  27. 前記最前部プリンスの前記左側および右側部分によって形成される前記中央空間の長さは、シートの前記最前列の前記左側および右側部分によって形成される前記中央空間の長さと実質的に等しいことを特徴とする請求項26に記載のシネマ建造物。
  28. 前記プリンスの前記左側および右側部分は、そのそれぞれの側方縁間で前記スクリーンを二等分しかつ前記スクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間されていることを特徴とする請求項26または請求項27に記載のシネマ建造物。
  29. シートの第1の下側列が、前記シートの前記最前列の前方に配置され、シートの前記第1の下側列は、前記スクリーンの前記下側縁のレベルと実質的に等しいレベルで支持されていることを特徴とする請求項4または請求項28に記載のシネマ建造物。
  30. シートの前記第1の下側列は左側部分および右側部分を備え、その前記左側部分および右側部分は、そのそれぞれの側方縁間で前記スクリーンを二等分しかつ前記スクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間されていることを特徴とする請求項29に記載のシネマ建造物。
  31. シートおよび車椅子スペースの一方あるいは両方の第2の下側列が、前記スクリーンの前記下側縁のレベルと実質的に同じレベルにおいて、前記最前部プリンスによって形成された前記中央空間内に配置されることを特徴とする請求項26ないし請求項30のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  32. シートの第1の上側列が、シートの前記後部列の後方に配置されることを特徴とする請求項4ないし請求項31のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  33. シートの前記第1の上側列は、そのそれぞれの側方縁間で前記スクリーンを二等分しかつ前記スクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間された左側部分および右側部分を備えることを特徴とする請求項32に記載のシネマ建造物。
  34. シートの前記第1の上側列の前記左側および右側部分は、映写室の対向する側に配置されていることを特徴とする請求項33に記載のシネマ建造物。
  35. シートの前記第1の上側列は後部プリンス上で支持され、かつ、シートの前記第1の上側列を支持する前記後部プリンスと、シートの前記後部列を支持する前記プリンスとの間の垂直高さは、400mmないし800mmの範囲内に存在することを特徴とする請求項32ないし請求項34のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  36. シートの前記第1の上側列を支持する前記後部プリンスと、シートの前記後部列を支持する前記プリンスとの間の前記垂直高さは、約600mmであることを特徴とする請求項35に記載のシネマ建造物。
  37. シートの前記後部列と、シートの前記第1の上側列との間の水平ピッチは、1,000mmないし1,500mmの範囲内に存在することを特徴とする請求項35または請求項36に記載のシネマ建造物。
  38. シートの前記後部列と、シートの前記第1の上側列との間の水平ピッチは、約1,300mmであることを特徴とする請求項35ないし請求項37のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  39. 前記スクリーンの縦横比は1.85:1ないし2.35:1の範囲内にあることを特徴とする請求項1ないし請求項38のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  40. 前記スクリーンの前記縦横比は約1.95:1であることを特徴とする請求項39に記載のシネマ建造物。
  41. 前記スクリーンは、10メートルないし24メートルの範囲内の、一方の側縁から他方の側縁に至る全幅のものであることを特徴とする請求項1ないし請求項40のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  42. 前記スクリーンは、約16メートルの、一方の側縁から他方の側縁に至る全幅のものであることを特徴とする請求項1ないし請求項41のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  43. その下側縁から上側縁までの前記スクリーンの高さは、5メートルないし12メートルの範囲内に存在することを特徴とする請求項1ないし請求項42のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  44. その下側縁から上側縁までの前記スクリーンの高さは、約8メートルであることを特徴とする請求項1ないし請求項43のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  45. 前記スクリーンは、実質的に、前記オーディトリウムの床からその天井まで延在していることを特徴とする請求項1ないし請求項44のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  46. 前記スクリーンは、前記シネマ建造物の一方の側壁からその他方の側壁まで延在しており、シネマ建造物の前記側壁は、互いに離間しており、かつ、前記前端および後端壁と共に前記オーディトリウムを画定するために前記前端壁から前記後端壁へと延在していることを特徴とする請求項1ないし請求項45のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  47. 前記スクリーンはフラットスクリーンからなることを特徴とする請求項1ないし請求項46のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  48. 前記スクリーンは平面スクリーンからなることを特徴とする請求項1ないし請求項47のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  49. 前記映像映写手段は映写レンズを備え、かつ、前記映像映写手段は、その下側縁とその上側縁との間で前記スクリーンを二等分しかつそこから垂直に延在する水平面上の、ある垂直高さに前記映写レンズの中心軸線が配置されるように配置されており、前記水平二等分面上の前記映写レンズの前記中心軸線の前記垂直高さは、その前記下側縁からその前記上側縁に至る前記スクリーンの高さの8分の1ないし3分の1の範囲内にあることを特徴とする請求項1ないし請求項48のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  50. 前記水平二等分面上の前記映写レンズの中心軸線の垂直高さは、その下側縁からその上側縁までの前記スクリーンの高さの約四分の一であることを特徴とする請求項49に記載のシネマ建造物。
  51. 前記映像映写手段の映写レンズの前記中心軸線は、その側方縁間で前記スクリーンを二等分しかつ前記スクリーンから垂直に延在する垂直面内に存在することを特徴とする請求項49または請求項50に記載のシネマ建造物。
  52. 前記映像映写手段の映写レンズは、30メートルまでの垂直距離だけ、前記スクリーンから離間させられていることを特徴とする請求項49ないし請求項51のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  53. 前記映像映写手段の映写レンズは、26メートルまでの垂直距離だけ、前記スクリーンから離間させられていることを特徴とする請求項49ないし請求項52のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  54. 前記映像映写手段の映写レンズは、13メートルないし16メートルのオーダーの垂直距離だけ、前記スクリーンから離間させられていることを特徴とする請求項49ないし請求項53のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  55. 前記映像映写手段の映写レンズは、0.7ないし13の範囲の焦点距離を有するフレネルレンズからなることを特徴とする請求項49ないし請求項54のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  56. 前記映像映写手段はビデオプロジェクターからなることを特徴とする請求項1ないし請求項55のいずれか1項に記載のシネマ建造物。
  57. 映画を映写し見るのを容易にするための方法であって、当該方法は、
    前端壁、および、この前端壁から離間させられかつ前記前端壁と共にオーディトリウムを画定する後端壁を備えたシネマ建造物を提供するステップと、
    前記前端壁に隣接してスクリーンを配置するステップと、
    前記スクリーン上に映画を映写するよう構成された映像映写手段を、前記スクリーンから離間させて配置するステップと、
    前記前端壁から前記後端壁に至る一般的方向に上昇する、20°ないし40°の範囲内の積み上げ角度で前記オーディトリウム内に積み上げられた座席設備を設けるステップと、
    前記スクリーン上に前記映像映写手段から映画の映像を映写するステップと、
    を備えることを特徴とする映画を映写し見るのを容易にするための方法。
  58. 前記座席設備の前記積み上げ角度は、22°ないし30°の範囲に存在することを特徴とする請求項57に記載の映画を映写し見るための方法。
  59. 前記座席設備の前記積み上げ角度は約25°であることを特徴とする請求項57または請求項58に記載の映画を映写し見るための方法。
  60. 前記座席設備は複数のシートを備え、かつ、前記シートは列をなすよう構成されていることを特徴とする請求項57ないし請求項59のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  61. 前記シートの前記列は、1,000mmないし1,500mmの範囲内の水平ピッチで離間されていることを特徴とする請求項60に記載の映画を映写し見るための方法。
  62. 前記シートの前記列は、約1,300mmのオーダーの水平ピッチで離間されていることを特徴とする請求項60または請求項61に記載の映画を映写し見るための方法。
  63. 前記シートの前記列は、平面で見たとき、アーチ状に構成されることを特徴とする請求項60ないし請求項62のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  64. 前記シートの前記列は、前記スクリーンから見たとき、凹状であるように構成されることを特徴とする請求項63に記載の映画を映写し見るための方法。
  65. 前記シートの最前列の直後の前記シートの列における前記シートの中央のものは、4メートルないし8.5メートルの範囲内の垂直距離だけ前記スクリーンから離間されていることを特徴とする請求項60ないし請求項64のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  66. 前記シートの最前列の直後の前記シートの列における前記シートの中央のものは、約7.3メートルの垂直距離だけ前記スクリーンから離間されていることを特徴とする請求項65に記載の映画を映写し見るための方法。
  67. 前記シートの後部列における前記シートの中央のものは、12メートルないし30メートルの範囲内の垂直距離だけ前記スクリーンから離間されていることを特徴とする請求項60ないし請求項66のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  68. 前記シートの後部列の中央のシートは、約14メートルの垂直距離だけ前記スクリーンから離間されていることを特徴とする請求項67に記載の映画を映写し見るための方法。
  69. シートの前記最前列は、互いに離間しかつシートが存在しない中央空間をその間に形成する左側部分および右側部分を備えることを特徴とする請求項60ないし請求項68のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  70. 前記最前列の前記左側および右側部分間に形成される前記中央空間は、横並び状態で配置された複数のシートによって占有されるであろうスペースに対応する長さのものであり、前記複数のシートは、3個のシートないし9個のシートの範囲内に存在することを特徴とする請求項69に記載の映画を映写し見るための方法。
  71. 前記複数のシートは約7個のシートであることを特徴とする請求項70に記載の映画を映写し見るための方法。
  72. シートの前記最前列の前記左側部分における前記シートの数は、その右側部分における前記シートの数と同じであることを特徴とする請求項60ないし請求項71のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  73. 前記最前列の各部分における前記複数のシートは5個のシートないし20個のシートの範囲内に存在することを特徴とする請求項60ないし請求項72のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  74. 前記最前列の各部分における前記複数のシートは9個のシートであることを特徴とする請求項60ないし請求項73のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  75. 前記最前列の前記左および右側部分は、そのそれぞれの側方縁間で前記スクリーンを二等分しかつ前記スクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間されていることを特徴とする請求項69ないし請求項74のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  76. 前記シートの前記列は、それぞれのプリンスによって支持されていることを特徴とする請求項60ないし請求項75のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  77. 隣接するプリンス間の垂直高さは400mmないし800mmの範囲内にあることを特徴とする請求項76に記載の映画を映写し見るための方法。
  78. 隣接するプリンス間の垂直高さは約600mmであることを特徴とする請求項76または請求項77に記載の映画を映写し見るための方法。
  79. その上で前記シートの前記最前列が支持される前記プリンスは、1,000mmないし1,400mmの範囲内の、前記スクリーンの下側縁上の垂直レベルに存在することを特徴とする請求項76ないし請求項78のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  80. その上で前記シートの前記最前列が支持される前記プリンスは、約1,200mmの、前記スクリーンの下側縁上の垂直レベルに存在することを特徴とする請求項76ないし請求項79のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  81. その上で前記シートの前記最前列が支持される前記プリンスは、互いに離間しかつその間に中央空間を形成する左側部分および右側部分を備え、前記最前列の前記左側および右側部分の前記シートは、前記最前部プリンスのそれぞれ前記左側および右側部分の上で支持されることを特徴とする請求項76ないし請求項80のいずれか1項に記載の映画を映写し見るための方法。
  82. 前記最前部プリンスの前記左側および右側部分によって形成される前記中央空間の長さは、シートの前記最前列の前記左側および右側部分によって形成される前記中央空間の長さと実質的に等しいことを特徴とする請求項81に記載の映画を映写し見るための方法。
  83. 前記プリンスの前記左側および右側部分は、そのそれぞれの側方縁間で前記スクリーンを二等分しかつ前記スクリーンから垂直に延在する垂直面の対向する側で等しく離間されていることを特徴とする請求項81または請求項82に記載のシネマ建造物。
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