JP2013536600A - 測位プロトコルの伝達 - Google Patents

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Abstract

セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ベースのサービスにおけるロケーションサーバの能力に整合する測位プロトコルを選択するための技法について、説明する。SUPLロケーションプラットフォーム(SLP)は、SLPの測位プロトコル能力など、SLPのサービス能力を送信する。SLPは、SLPの能力を、開始メッセージに入れてSUPL対応端末(SET)に、またはSETから開始メッセージを受信した後で、送信する。SETは、測位開始メッセージを送信することができ、SLPおよびSETは、SETの1つまたは複数の位置推定値を決定するために通信する。SETは、SLPサービス能力に整合する測位プロトコル測位メッセージを測位開始メッセージに含め得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2010年6月19日に出願された、「Positioning Protocol Conveyance」という表題の米国特許仮出願第61/356,581号の優先権を、米国特許法第119条に基づき主張し、上記の出願は本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる。
ネットワークにおけるワイヤレスデバイスの場所または位置を知ることはしばしば望ましく、時として必要である。「場所」および「位置」という用語は、同義であり、本明細書では互換的に使用される。たとえば、ユーザは、ワイヤレスデバイスを利用してウェブサイトをブラウズすることができ、ロケーションセンシティブコンテンツをクリックすることができる。次いで、ウェブサーバは、ワイヤレスデバイスの位置についてネットワークに問い合わせることができる。ネットワークは、ワイヤレスデバイスの位置を把握するために、ワイヤレスデバイスに関する位置処理を開始することができる。次いで、ネットワークは、ワイヤレスデバイスの位置推定値をウェブサーバに戻すことができ、ウェブサーバは、この位置推定値を使用して、適切なコンテンツをユーザに提供することができる。ワイヤレスデバイスの位置を知っていることが有用である、または必要である多くの他のシナリオがある。
メッセージフロー(呼フローまたはプロシージャとも呼ばれ得る)は、一般的には、ワイヤレスデバイスの位置推定値を取得し、たとえばウェブサーバなど、クライアントエンティティにこの位置推定値を送るために実行される。様々なメッセージは、一般的には、メッセージフローについての1つまたは複数のネットワークエンティティ、ワイヤレスデバイス、およびクライアントエンティティの間で交換される。これらのメッセージは、ワイヤレスデバイスの測位を行う、および/または位置推定値をクライアントエンティティに配信するために、各エンティティに関連情報が提供される、または各エンティティが別のエンティティからこの情報を取得することができることを確実にする。しかし、これらのメッセージによって、様々なネットワークエンティティの間のトラフィックが増す。追加のトラフィックは、ワイヤレスデバイスの位置推定値がクライアントエンティティに定期的に提供されるロケーションサービスのために、特に大きくなり得る。メッセージは、位置推定値をクライアントエンティティに送るための応答時間を延長する場合もある。
ロケーションベースサービスのための一般に使用される1つのプロトコルは、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)2.0として知られている。SUPL2.0プロトコルでは、支援および測位データは、SUPL対応端末(SET)とネットワーク側のSUPL Location Platform(SLP)との間のセキュアな接続を使用してユーザのトラフィックチャネルを介して送られる。SUPL2.0は、ロケーションベースサービスを効率的に提供するためのセキュアな手段であるが、改良が望ましい。
セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ベースのサービスにおけるロケーションサーバの能力に整合する測位プロトコルを選択するための技法について、説明する。SUPLロケーションプラットフォーム(SLP)は、SLPの測位プロトコル能力など、SLPのサービス能力を送信する。SLPは、SLPの能力を、開始メッセージに入れてSUPL対応端末(SET)に、またはSETから開始メッセージを受信した後で、送信する。SETは、測位開始メッセージを送信することができ、SLPおよびSETは、SETに関する1つまたは複数の位置推定値を決定するために通信する。SETは、SLPサービス能力に整合する測位メッセージを測位開始メッセージに入れることができる。
ある実施形態では、装置は、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信し、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSETに提供するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、開始メッセージは、プロセッサのサービス能力を含む。プロセッサは、SETからSETの能力を受信し、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSETと通信し、SUPLエージェントに位置推定値を送るようにさらに構成される。プロセッサは、プロセッサの測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージをSETから受信するようにさらに構成され得る。
さらに別の実施形態では、方法は、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信すること、およびロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)からSETに提供することであって、開始メッセージがSLPのサービス能力を含むことを含む。この方法は、SETからSETの能力を受信すること、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSETと通信すること、およびSUPLエージェントに位置推定値を送ることをさらに含む。この方法は、SLPの測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージをSETから受信することをさらに含み得る。
さらに別の実施形態では、システムが、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信するための手段と、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)からSETに提供するための手段であって、開始メッセージがSLPのサービス能力を含む手段とを含む。システムは、SETからSETの能力を受信する手段と、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSETと通信する手段と、SUPLエージェントに位置推定値を送る手段とをさらに含み得る。システムは、SLPの測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージをSETから受信するための手段をさらに含み得る。
さらに別の実施形態では、プログラムコードを記憶したコンピュータ可読媒体は、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信するためのプログラムコードと、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)からSETに提供するためのプログラムコードであって、開始メッセージがSLPのサービス能力を含むプログラムコードとを含む。コンピュータ可読媒体は、SETからSETの能力を受信するためのプログラムコードと、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSETと通信するためのプログラムコードと、SUPLエージェントに位置推定値を送るためのプログラムコードとをさらに含む。コンピュータ可読媒体は、SLPの測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージをSETから受信するためのプログラムコードをさらに含み得る。
さらに別の実施形態では、少なくとも1つのプロセッサが、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントからの要求を受信し、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に提供するように構成され、開始メッセージはSETのサービス能力を含む。プロセッサは、SLPのSLPサービス能力についての先行要求なしで受信される、SLPのサービス能力をSLPから受信し、SETに関する少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSLPと通信し、SETに関する少なくとも1つの位置推定値をSUPLエージェントに提供するようにさらに構成される。
プロセッサは、SLPの測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージをSLPに提供するようにさらに構成され得る。
さらに別の実施形態では、方法は、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントからの要求を受信すること、およびロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に提供することであって、開始メッセージがSETのサービス能力を含むことを含む。この方法は、SLPのサービス能力をSLPから受信することであって、SLPのSLPサービス能力が、SLPのSLPサービス能力についての先行要求なしで受信されること、SETに関する少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSLPと通信すること、およびSETに関する少なくとも1つの位置推定値をSUPLエージェントに提供することをさらに含む。この方法は、SLPの測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージをSLPに提供することをさらに含み得る。
さらに別の実施形態では、システムは、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントからの要求を受信する手段と、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に提供する手段であって、開始メッセージがSETのサービス能力を含む手段とを含む。システムは、SLPのサービス能力をSLPから受信するための手段であって、SLPのSLPサービス能力が、SLPのSLPサービス能力についての先行要求なしで受信される手段と、SETに関する少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSLPと通信するための手段と、SETに関する少なくとも1つの位置推定値をSUPLエージェントに提供するための手段とをさらに含む。システムは、SLPの測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージをSLPに提供するための手段をさらに含み得る。
さらに別の実施形態では、プログラムコードを記憶したコンピュータ可読媒体は、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントからの要求を受信するためのプログラムコードと、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に提供するためのプログラムコードであって、開始メッセージがSETのサービス能力を含むプログラムコードとを含む。コンピュータ可読媒体は、SLPのサービス能力をSLPから受信するためのプログラムコードであって、SLPのSLPサービス能力が、SLPのSLPサービス能力についての先行要求なしで受信されるプログラムコードと、SETに関する少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSLPと通信するためのプログラムコードと、SETに関する少なくとも1つの位置推定値をSUPLエージェントに提供するためのプログラムコードとをさらに含む。コンピュータ可読媒体は、SLPの測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージをSLPに提供するためのプログラムコードをさらに含み得る。
本開示の様々な態様および実施形態についても以下でさらに詳細に説明する。
SUPL対応端末(SET)のロケーションサービスを提供することができるネットワークアーキテクチャを示す図である。 H-SLPの能力に整合する測位プロトコルが選択されるSUPL測位プロセスを示すフローチャートである。 H-SLPの能力に整合する測位プロトコルが選択されるSUPL測位プロセスを示すフローチャートである。 ネットワーク主導型の単一フィックス非ローミングサービス(network initiated single fix non-roaming service)についてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 ネットワーク主導型の単一フィックスローミングサービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 SET主導型の単一フィックス非ローミングサービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 SET主導型の単一フィックスローミングサービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 図1に示されるネットワークアーキテクチャにおけるSET、H-SLP、および通信ネットワークの一実施形態を示すブロック図である。
セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)などのユーザプレーンロケーションベースサービスソリューションは、複数の測位プロトコル(たとえば、LPP、LPPe、TIA-801など)を測位に利用することができる。測位プロトコルとは、端末またはデバイスの場所を判断することができる1つまたは複数の測位方法をサポートする、サーバ(たとえば、SLP)と端末または他のデバイス(たとえば、SET)との間で使われるプロトコルである。測位プロトコルの例は、3GPP技術仕様(TS)35.355において定義されるLTE測位プロトコル(LPP)、オープンモバイルアライアンス(OMA)からのOMA-TS-LPPe-V1_0において定義されるLPP拡張(LPPe)、3GPP2 C.S0022において定義されるTIA-801、3GPP TS 25.331において定義される無線リソース制御(RRC)および3GPP TS 44.031において定義される無線リソースLCSプロトコル(RRLP)を含む。これらの仕様はすべて、適用可能であるとして、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)およびOMAから公開されている。LPPeは、LPPと組み合わせて使われるように定義され、組み合わされたプロトコルは、LPP/LPPe、LPP+LPPeまたは単にLPPe(LPPとの組合せが暗黙的に想定される)と呼ばれ得ることに留意されたい。サーバとデバイスとの間での測位プロトコルの使用では、ロケーションサーバとターゲットデバイスの両方によってサポートされる測位プロトコルを呼び出すことができるために、選択機構が必要な場合がある。選択機構がないと、ロケーションサーバおよびターゲットデバイスは、測位セッションを指揮することができない可能性もあり、ターゲットクライアントによって選択された測位プロトコルをロケーションサーバがサポートしない場合は測位セッションを効率的に指揮することができない可能性もあり、その逆もある。その結果、ユーザプレーン測位セッションは、破棄される必要がある場合があり、リスタートすることができず、結果としてロケーション試行の失敗となる可能性もあり、または異なる測位プロトコルでリスタートされ、結果としてロケーション成功ではあるが遅れとネットワークリソースの浪費をもたらす可能性がある。したがって、ユーザプレーン測位セッションの冒頭では、ロケーションサーバは、ロケーションサーバの測位プロトコル能力をターゲットデバイスに伝え、ターゲットデバイスが、測位セッション中に使用するための適切な測位プロトコルを選択できるようにする。
本明細書で説明する技法は、たとえば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、上述の技術の組合せをサポートするネットワーク、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)カバレージおよび/またはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)カバレージを有するネットワーク、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)など、様々なワイヤレスネットワークに使用され得る。CDMAネットワークは、広帯域CDMA(W-CDMA)、cdma2000など、1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。cdma2000は、IS-2000、IS-856、およびIS-95規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、Digital Advanced Mobile Phone System(D-AMPS)、または他の何らかのRATなど1つまたは複数の無線技術を実装することができる。D-AMPSは、IS-136およびIS-54をカバーする。OFDMAネットワークは、ロングタームエボリューション(LTE)やLTEアドバンスト(LTE-A)など、1つまたは複数の無線技術を実装することができる。これらの様々な無線技術および標準は、当技術分野で知られている。LTE、LTE-A、W-CDMAおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は、公に利用可能である。WLANは、IEEE 802.11xネットワークでもよく、WPANはBluetooth(登録商標)ネットワーク、IEEE 802.15x、または何らかの他のタイプのネットワークでもよい。本技法はまた、WWAN、WLAN、および/またはWPANの任意の組合せとともに実装され得る。また、技法は、DSLまたはケーブルアクセスを提供するネットワークなど、ワイヤラインIP対応ネットワークを使用して通信するデバイスの位置の特定を助けるために使用され得、および/またはワイヤラインネットワークを使用して通信するクライアントデバイスをサポートするために使用され得る。
技法は、ユーザプレーンアーキテクチャなど、様々なロケーションアーキテクチャのためにも使用され得る。ユーザプレーンは、上位層アプリケーションのためのデータを搬送し、ユーザプレーンベアラを使用するための機構であり、これは一般的に、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、送信制御プロトコル(TCP)、およびインターネットプロトコル(IP)などのプロトコルによって実施され、それらのすべては当技術分野で知られている。ロケーションサービスおよび測位をサポートするメッセージは、ユーザプレーンアーキテクチャにおいてデータの一部として運ばれる。これらの技法は、オープンモバイルアライアンス(OMA)によって公表されたセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)およびpre-SUPLアーキテクチャ、X.S0024に記載されている3GPP2ユーザプレーンアーキテクチャなどのために使われ得る。明快のために、以下では、技法は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)について説明する。
図1は、SUPL対応端末(SET)のロケーションサービスを提供することができるネットワークアーキテクチャ100を示す。SETは、SETの測位およびロケーションサービスをサポートするSUPL対応エンティティと通信することができるデバイスである。簡単のために、図1にはSET120が1つのみ示されている。SET120は、静止していてもよく、または移動可能でもよく、また、移動局(MS)、ユーザ機器(UE)、端末、ステーション、加入者ユニット、またはいくつかの他の用語で呼ばれ得る。SET120は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、テレメトリデバイス、トラッキングデバイスなどとすることができる。たとえば、SET120は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)でのUE、GSM(登録商標)またはcdma2000でのMS、IPベースのネットワークでのパーソナルコンピュータなどであり得る。
SET120は、SUPL対応エンティティにアクセスすることができるSUPLエージェント122を含むことができる。SET120は、ターゲットSETでもあり得、ターゲットSETとは、SETに内蔵されていてもよく、SETの外部にあってもよいSUPLエージェントによって、その場所が探されているSETである。SET120は、たとえばロケーションサービスのためのプライバシー、セキュリティ、測位測定、および位置計算などの機能を実行することができる。
SET120は、たとえば音声、パケットデータ、メッセージングなど、様々なサービスのために通信ネットワーク130と通信することができる。SET120は、ネットワーク130を介してSUPL対応エンティティと通信することもできる。ネットワーク130は、たとえばcdma2000ネットワーク、UMTSネットワーク、LTEネットワーク、GSM(登録商標)ネットワーク、何らかの他の無線アクセスネットワーク(RAN)、WLANなどのワイヤレスネットワークでもよい。ネットワーク130は、たとえばIPベースのネットワーク、電話ネットワーク、ケーブルネットワークなどのワイヤラインネットワークでもよい。場合によっては、ネットワーク130は、複数の個々のネットワーク(たとえば、各々インターネットに接続される個別のUMTSネットワーク、およびLTEネットワーク)を備えることができる。そのような場合、SET120およびH-SLP150が異なるネットワークに接続することができ、たとえば、SET120はLTEネットワークに接続することができ、H-SLPはUMTSネットワークに接続することができる。SET120は、全地球測位システム(GPS)、欧州Galileoシステム、ロシアGlonassシステム、または何らかの他の衛星測位システムの一部であり得る1つまたは複数の衛星190から信号を受信することもできる。たとえば、本明細書で提供される技術は、たとえば、日本の準天頂衛星システム(QZSS)、インドのインド地域ナビゲーション衛星システム(IRNSS)、中国の北斗などのような様々な地域的システム、ならびに/または、1つまたは複数の地球規模のおよび/もしくは地域的なナビゲーション衛星システムと関連し得る、または場合によってはこれらとともに使用できるようにされ得る、様々な補強システム(たとえば、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS))に対して適用されてもよく、または場合によってはそれらの地域的システムおよび補強システムにおいて使用できるようにされてもよい。限定ではなく例として、SBASは、たとえば、広域補強システム(WAAS)、European Geostationary Navigation Overlay Service(EGNOS)、運輸多目的衛星用衛星航法補強システム(MSAS)、GPS Aided Geo Augmented Navigation or GPS and Geo Augmented Navigation system(GAGAN)などのような、インテグリティ情報、差分修正などを提供する、補強システムを含み得る。したがって、本明細書で用いられるSPSは、1つまたは複数の地球規模のならびに/または地域的な航法衛星システムおよび/もしくは補強システムの任意の組合せを含んでもよく、SPS信号は、SPS信号、SPS信号のような信号、および/またはそのような1つまたは複数のSPSと関連する他の信号を含み得る。
SET120は、ネットワーク130内の衛星190、基地局、ワイヤレスアクセスポイント、フェムトセルなどからの信号を測定することができ、衛星の擬似距離測定値およびネットワーク測定値を基地局から取得することができる。衛星擬似距離および/またはネットワーク測定値は、SET120の位置推定値を導出するために使用され得る。
ホームSUPL Location Platform(H-SLP)150は、SUPLサービス管理および位置判断を受け持つ。SUPLサービス管理は、SETの場所を管理すること、およびターゲットSETのロケーション情報を記憶し、抽出し、変更することを含み得る。H-SLP150は、SUPLロケーションセンター(SLC)152を含み、一般的に、SUPL測位センター(SPC)154を含む。SLC152は、ロケーションサービスの様々な機能を実行し、SUPLの操作を調整し、ユーザプレーンベアラを介してSETと対話する。SLC152は、プライバシー、開始、セキュリティ、ローミングサポート、課金/支払い請求、サービス管理、位置計算などの機能を実行することができる。SPC154は、SETの測位をサポートし、位置計算のために使用されるメッセージおよびプロシージャを受け持ち、SETへの支援データの配信をサポートする。SPC154は、セキュリティ、支援データ配信、基準検索、位置計算などのための機能を実行することができる。SPCは、GPS受信機(基準ネットワーク、おそらくグローバルなもの)にアクセスし、支援データを提供できるように、衛星の信号を受信する。
SUPLエージェント(たとえばSUPLエージェント122または170)は、ターゲットSETについてのロケーション情報を取得する機能またはエンティティである。一般に、SUPLエージェントは、ネットワークエンティティ(たとえばSUPLエージェント170)またはSET(たとえばSUPLエージェント122)にあってもよく、または、ネットワークとSETの両方の外部にあってもよい。SET常駐のSUPLエージェントの場合、SUPLエージェントは、ロケーション情報を取得するためにネットワークリソースにアクセスしてもよく、またはアクセスしなくてもよく、SETベースのモードの場合のように、ネットワークからの測位およびリソースアクセスは、1対1でなくてもよい(たとえば、SETはいくつかの異なる時間のロケーション判断をサポートするためにネットワークから一度取得されたリソースを使用することができる)。ネットワーク常駐のSUPLエージェントは、H-SLP、またはSUPLエージェントのロケーションサービスをサポートする要求側SLP(R-SLP)を含む要求側ネットワークにアクセスすることができる。ロケーション情報は、場所に関連する任意の情報とすることができ、様々なタイプの位置推定値(たとえば、緯度および経度座標、予想される誤差推定値を含む緯度および経度など)を含み得る。
図1のSUPLエンティティは、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2006年8月24日に出願の「Location Reporting with Secure User Plane Location (SUPL)」という名称の米国特許出願第11/510,332号、公開番号第US 2007/0182547号、ならびにOMAから公開されている「Secure User Plane Location Architecture」という名称の文書OMA-AD-SUPL-V2_0-20060619-D、Draft Version 2.0, June 2006に記載されているものと類似している。図1のネットワークエンティティは、他のネットワークおよび他のロケーションアーキテクチャでは他の名前によって呼ばれることもある。たとえば、3GPPベースのネットワーク(たとえばUMTSネットワーク)では、SLCは、ゲートウェイモバイルロケーションセンター(GMLC)と呼ばれる場合があり、SPCはサービングモバイルロケーションセンター(SMLC)と呼ばれる場合があり、SETはUEと呼ばれ、SUPLエージェントは、LCSクライアントと呼ばれる場合がある。3GPPエンティティによって実行される機能およびシグナリングは、対応するSUPLエンティティによって実行されるものと類似しており、それによって、相当するサービスおよび機能を有効にする。一般に、SLCは、ロケーションセンター、LCSサーバ、ロケーションサーバ、モバイル測位センター(MPC)などと呼ばれ得る。SPCは、測位エンティティ、測位サーバ、測位センター、位置判断エンティティ(PDE)などと呼ばれ得る。
SUPLは、(数ある中でも)以下の測位方法、すなわちSET支援型A-GPS、SET支援型A-GNSS、SETベースのA-GPS、SETベースのA-GNSS、自立型GPSまたは自立型GNSS、アドバンストフォワードリンクトリラテラレーション(A-FLT)、SET支援型および/またはSETベースの強化観測時間差(EOTD)、UMTSおよび/またはLTE用のSET支援型および/またはSETベースの観測到達時間差(OTDOA)、SET支援型および/またはSETベースの強化セル/セクタおよびセルID、SET支援型および/またはSETベースのWiFi測位、SET支援型および/またはSETベースの短距離ノード(SRN)測位、ならびに様々なSET支援型および/またはSETベースのハイブリッドのこれらの組合せをサポートすることができる。
SETベースのモードでは、SETの位置は、おそらくSPCからの支援データにより、SETによって決定される。SET支援型モードでは、SETの位置は、SETからの支援(たとえば測定値)により、SPCによって決定される。自律型GPS/GANSSの方法およびA-GPS/A-GANSSの方法は、衛星測定値のみに基づいてSETの位置推定値を導出し、高精度を有する。GPSおよび/またはGNSSが含まれる場合、ハイブリッド法は、複数の測位方法に基づいて位置推定値を導出し、高精度および高信頼度を有する。A-FLT、EOTD、およびOTDOAの方法は、SETによって行われる基地局のタイミングの測定に基づいて位置推定値を導出し、良好な精度を有する。セルIDの方法は、セルラーネットワークのセル/セクタの既知の位置に基づいて位置推定値を導出し、粗い精度を有する。拡張セル/セクタの方法では、位置推定値は、たとえば無線信号タイミングおよび信号強度などのネットワーク測定値に基づいて導出され得る。WiFiおよびSRNの方法は、WiFiアクセスポイントおよび短距離ノード(たとえばBluetooth(登録商標))から信号測定値を使用し、通常、高精度を有する。これらの様々な測位方法は、当該分野において公知である。「位置推定値」、「ロケーション推定値」、および「位置フィックス」という用語は、しばしば互換的に使用される。位置推定値は、絶対座標(たとえば緯度および経度)で、相対座標(たとえば既知の固定位置の北および東のメーター数)で、または、市の住所(たとえば所在地住所、市および国)として、またはこれらの何らかの組合せとして与えられてもよく、予想される誤差を提供することができる(たとえば、SETの可能性がある場所を表す地理的エリアを提供することができる)。
SUPLは、様々なサービスをサポートすることができ、そのうちの4つがTable 1(表1)に示される。
即時型ロケーションサービスは、ネットワーク主導型、SET主導型、ローミング、非ローミングなどとも呼ばれ得る。遅延型ロケーションサービスは、定期的および/またはトリガサービスを含み得る。トリガサービスでは、位置推定値の報告は、SETの場所をSUPLエージェントに報告すべきときを示すトリガまたはトリガ機構によって決定される。トリガは、ターゲットSETによって決定され、H-SLPに送られ、SUPLエージェントに転送され得る。定期的なトリガサービスのための定期的トリガは、定期的間隔、位置の報告の数、および報告し始める可能な開始時刻を含み得る。トリガは、エリアイベント、SETの場所もしくは速度の変化、または他の条件に関連し得る。エリアイベントトリガサービスのためのエリアイベントトリガは、SETがあらかじめ定義された地理的エリア中に入る、そこを離れる、またはそこに留まる、もしくはそこの外に留まることに対応し得る。SETの場所または速度の変化に関連したトリガは、SETの場所、速度、または加速度があらかじめ定義された閾値によって変わることに対応し得る。2つ以上のトリガ条件のとき、またはいくつかの代替トリガのうちの1つが生じたときにのみSETの場所が取得されるように、トリガを結合することもできる。追加の、または他のサービスがサポートされてもよい。
ロケーションサービスは、Table 2(表2)に示すようにカテゴリー化され得る。
ネットワーク主導型は、モバイル終止型(mobile terminated)とも呼ばれ得る。SET主導型は、モバイル発信型とも呼ばれ得る。
SUPLは、SPCによる測位のためにSETとH-SLPとの間の2つの通信モードをサポートする。Table 3(表3)は、2つの通信モードを要約する。
SUPLは、SETのローミングおよび非ローミングをサポートする。Table 4(表4)は、いくつかのローミングおよび非ローミングのモードを要約する。
本明細書で使用する際、ローミングおよび非ローミングは、通信ネットワーク130に関してではなく、SUPLに関してである。ネットワーク130は、ローミングおよび非ローミングについての異なる定義および基準を有することができ、これについては本明細書では説明しない。
H-SLPのサービスエリアは、H-SLPが、他のSLPに連絡することなく、SETの位置推定値、またはSETに関連する支援データを提供することができるエリアである。SETがローミングしているとき、H-SLPは、ロケーション機能(たとえば、位置判断および支援データプロビジョン)を提供することができ、またはこのロケーション機能を提供するようV-SLPに要求することができる。
1組のメッセージフローは、サポートされたロケーションサービスの各々について定義され得る。各メッセージフローは、特定のロケーションサービス、およびたとえばプロキシまたは非プロキシ、ローミングまたは非ローミング、ネットワーク主導型またはSET主導型など特定の1組の条件について適用可能であり得る。特定のメッセージフローは、適用可能な条件についての所望のロケーションサービスを取得するために使用され得る。
図2は、H-SLP150の能力に整合する測位プロトコルが選択される、SUPL ULPアーキテクチャ100内のH-SLP150によって実施することができるSUPL測位プロセスを示すフローチャート200である。H-SLP150は、SUPLエージェント170から、SET120の位置推定値についての要求を受信する(202)。H-SLP150は、ロケーションセッションを開始するためのSUPL開始メッセージをSET120に送信する(204)。開始メッセージは、即時型ロケーションサービス、遅延型ロケーションサービス(たとえば、定期的な異なるタイプのトリガされたロケーション)、支援データの配信、および一般SUPLセッションの1つまたは複数をサポートするための能力など、H-SLPによってサポートされるSUPLサービスを含み得る、H-SLP150のサービス能力を含む。サービス能力は、H-SLP150の測位プロトコル能力も提供し得る。SET120は次いで、測位セッション中に使用するための適切な測位プロトコルを選択することができ、そうすることによって、H-SLP150によってサポートされない測位プロトコルの選択を避けるが、そうするには、セッションを破棄し、SUPLエージェント170に失敗応答を戻し、または異なる測位プロトコルでセッションをリスタートする必要があり、結果として遅れとネットワークリソースの浪費となる場合がある。所望される場合、H-SLP150からの開始メッセージは、意図された測位方法をさらに含み得る。さらに、H-SLP150からの開始メッセージは、意図された位置パラメータ品質を含み得る。
それに応答して、SET120は、SET120の能力を送信し、H-SLP150はそれを受信する(206)。H-SLP150は、SET120の能力を含み得る測位開始メッセージをSET120から受信し得る(208)。所望される場合、SET120は、H-SLP150のサービス能力に整合する測位プロトコルを使って、測位メッセージを(たとえば、測位開始メッセージに入れて)提供することもできる。H-SLP150は、SUPL測位セッションの間、SET120の少なくとも1つの位置推定値を決定するために、SET120と通信する(210)。たとえば、サービスは即座型ロケーションでよく、単一の即座の位置が生成され得る。サービスが遅延型ロケーションのものである場合、複数の位置が定期的に生成され得る、または他のトリガイベントに基づいて生成され得る。1つまたは複数の位置推定値は、SUPLエージェント170に送られる(212)。
図3は、H-SLP150の能力に整合する測位プロトコルが選択される、SUPL ULPアーキテクチャ100内のSET120によって実施することができるSUPL測位プロセスを示すフローチャート300である。SET120は、SUPLエージェント122から、SET120の位置推定値についての要求を受信する(302)。SET120は、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをH-SLP150に提供する(304)。開始メッセージは、SET120の能力を含む。所望される場合、開始メッセージは、位置パラメータの品質を含み得る。
それに応答して、H-SLP150は、サービス能力を送信し、SET120はそれをH-SLP150から受信し(306)、サービス能力は、H-SLPサービス能力についての先行要求なしで受信され、即時型ロケーションサービス、遅延型ロケーションサービス(たとえば、定期的な異なるタイプのトリガされたロケーション)、支援データの配信、および一般SUPLセッションの1つまたは複数をサポートするための能力など、H-SLPによってサポートされるSUPLサービスを含み得る。H-SLP150サービス能力は、H-SLP150によってサポートされる測位プロトコルも含み得る。H-SLP150の測位プロトコル能力を提供することによって、適切な測位プロトコルを、測位セッション中の使用のために選択することができ、そうすることによって、H-SLP150によってサポートされない測位プロトコルの選択を避けるが、そうするには、セッションを破棄し、または異なる測位プロトコルでリスタートする必要があり、結果として遅れとネットワークリソースの浪費となる場合がある。さらに、H-SLP150は、意図された測位方法を送信し、SET120はそれをH-SLP150からH-SLP150のサービス能力とともに受信する。SET120は、SET120のサービス能力を含み得る測位開始メッセージを送り得る(308)。所望される場合、SET120は、H-SLP150のサービス能力に整合する測位プロトコルを使って、測位メッセージを(たとえば、測位開始メッセージに入れて)提供することもできる。SET120は、SUPLサービス配信の間、SET120の少なくとも1つの位置推定値を決定するために、H-SLP150と通信する(310)。たとえば、サービスは即座型ロケーションでよく、単一の即座の位置が生成され得る。サービスが遅延型ロケーションのものである場合、複数の位置が定期的に生成され得る、または他のトリガイベントに基づいて生成され得る。SET120は、SUPLサービス配信セッションの間、SET120の少なくとも1つの位置推定値をSUPLエージェント122に提供する(312)。たとえば、SUPLエージェントがSET120に常駐するSET支援型モードでは、SET120は、SET120に位置推定値を提供するH-SLP150と通信することができ、SET120は、SUPLエージェントに位置推定値を提供する。
図4〜図7は、SUPL ULPアーキテクチャ100の呼フロー例を示す。本明細書に挙げる、図に示す呼フローでは、単一フィックスローミングおよび非ローミングサービスに関する例を使う。ただし、トリガされた定期的サービス、およびトリガされたエリアイベントサービスなど、他のサービスも同様にサポートされ得ることを理解されたい。提示された呼フローは、概念を示すためのものであり、セキュリティ、通知などの詳細を含まない。
図4は、ネットワーク主導型の単一フィックス非ローミングサービスについてのメッセージフロー400の一実施形態を示す。ネットワーク主導型サービスの場合、SUPLエージェント170は、ネットワーク内に常駐し、サービス要求はH-SLP150に向けられる。どのULPメッセージも送る前に、SET120は、H-SLP150とセキュア接続(すなわち、TLS接続)を確立する。セキュア接続の確立は、新規TLS接続を確立し、中断されたTLS接続を再開し、または既存のTLS接続を再利用することによって遂行することができる。TLSセッションの詳細(確立、終了など)については図示していない。
SUPLエージェント170は、ターゲットSET120の即時単一位置推定値を所望し、モバイルロケーションプロトコル標準ロケーション即時要求(MLP SLIR)メッセージをH-SLP150に送る(ステップA)。H-SLP150は、SUPLエージェント170と関連付けられるSLPである。MLP SLIRメッセージは、SUPLエージェント170のクライアント識別子(ID)(client-id)、ターゲットSET120の移動局ID(ms-id)、および予想される位置品質(eqop)を含み得る。H-SLP150は、SUPLエージェントを確認し、SUPLエージェント170が、要求したサービスに関して認証されるか否かを、受信したclient-idに基づいて調べる。H-SLP150は、ms-idおよびclient-idに基づいてプライバシー確認を行うこともできる。プライバシーチェックのために、H-SLP150は、SUPLエージェント170またはこのタイプのSUPLエージェントが、SET120の即時ロケーション情報を要求することを認められるかどうか、およびSET120は、この要求を通知され、要求を受諾または拒絶することを認められる必要があり得るかどうか検証すればよい。eqopは、要求される位置推定値の品質を示し、この品質は、求められる位置推定値の正確さおよび/または他の基準によって量子化され得る。H-SLP150は、ターゲットSET120がSUPLをサポートすることを検証することもできる。SETがSUPLをサポートするかどうかの決定に関する詳細は、本文書の範囲外である。
要求されたeqopを満たす、事前計算された位置が、H-SLP150において入手でき、通知および検証が求められない場合、H-SLP150は、ステップGに直接進めばよい。通知および検証または通知のみが求められる場合、H-SLP150はステップBに進む。
H-SLP150は、たとえば、ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)プッシュ、ショートメッセージサービス(SMS)トリガ、またはUDP/IPを使ってSUPL INITメッセージを送ることによって、SET120とのSUPL/ロケーションセッションを開始する(ステップB)。SUPL INITメッセージは、意図された測位方法(posMethod)、H-SLP150のSLP能力(sLPCapabilities)、および任意選択で位置品質(QoP)ならびに/または他の情報を含み得る。SLP能力は、H-SLP150によってサポートされる測位プロトコル(たとえば、LPP、LPPe、またはTIA-801)を示し得る。SUPL INITメッセージは、ステップAでのプライバシーチェックの結果が、ターゲットSET120への通知または検証が必要とされることを示す場合、通知要素も含み得る。たとえば、ステップAで、H-SLP150が、事前計算された位置を使うと決定した場合、SUPL INITメッセージは、この決定を、「no position」というposMethodパラメータ値で示すことができ、SET120は、検証プロセスの結果(アクセス付与、またはアクセス拒否)を運ぶSUPL ENDメッセージで応答すればよい。明示的検証が求められない(通知のみ)場合、SET120は、SUPL ENDメッセージで応答すればよい。H-SLP150は次いで、ステップGに直接進めばよい。さらに、SUPL ENDメッセージを送る前に、SET120は、ステップCのデータ接続セットアップ手順を実施し、ステップDに記載する、H-SLP150へのTLS接続を確立することができる。H-SLP150はまた、SET120にメッセージを送るのに先立って、SUPL INITメッセージのハッシュを計算し、記憶する。
SET120は、受信したSUPL INITメッセージを分析する。真正でないことが分かった場合、SET120は、それ以上のアクションはとらない。真正である場合、SET120は、求められるアクションをとって、H-SLP150とのTLSデータ接続の確立を準備する(ステップC)。SETはまた、受信したSUPL INITメッセージのハッシュを算出する。
SETは、通知規則を評価し、適切なアクションをとる。SET120は、ホームネットワークによってプロビジョニングされた、H-SLP150のアドレスを使って、H-SLP150へのTLS接続を確立することができる。SET120は次いで、H-SLP150との測位セッションを始めるためのSUPL POS INITメッセージを送る(ステップD)。SUPL INIT中で指示された、意図された測位方法をSET120がサポートしない場合であっても、SET120は、SUPL POS INITメッセージを送ってもよい。SUPL POS INITメッセージは、SET120の能力(sETCapabilities)と、ステップCで算出された、受信したSUPL INITメッセージのハッシュ(ver)とを含む。SET能力は、SET120によってサポートされる測位方法(たとえば、A-GPS SET支援型など)、SET120によってサポートされる測位プロトコル(たとえば、RRLP、RRC、LPP、LPPe、TIA-801)、および/または他の情報を含み得る。任意選択で、SUPL POS INITメッセージは、H-SLP150の測位プロトコル能力(ステップBにおいてSLP能力で指示される)に従って、LPP、LPPeおよび/またはTIA-801測位プロトコルメッセージを運ぶSUPL POSメッセージも含み得る。任意選択で、SET120は、サポートされる場合、SET120の位置を提供することもできる。SUPL POS INITメッセージが、要求されたQoPを満たす位置を含む場合、H-SLP150は、ステップFに直接進み、SUPL POSセッションに関与しなくてよい。
H-SLP150は、ステップDでSUPL POS INITに入れて受信されたverパラメータの値が、ステップBでH-SLP150によって算出され記憶されたものと一致することを検証することができる。これらの値が一致しない場合、H-SLP150は、ステップFに直接移り、状況コード「authSuplinitFailure」をもつSUPL ENDメッセージを送ればよい。
SET120およびH-SLP150は、SUPL POSメッセージ交換に関与して、位置を算出する(ステップE)。測位方法および測位プロトコルまたはこのセッションのために使われるプロトコルは、SUPL POSメッセージ交換中にSET120およびH-SLP150によって、または任意選択ではステップDで交換される能力に基づいて決定される。H-SLP150は、受信された測位測定値(SET支援型)に基づいて位置推定値を算出し、またはSETが、H-SLP150から得られる支援に基づいて位置推定値を算出する(SETベース)。
位置算出が完了すると、H-SLP150は、ロケーションセッションが終わったことを示すSUPL ENDメッセージをSET120に送る(ステップF)。SET120は次いで、H-SLP150へのTLS接続を解放し、セッションに関連したすべてのリソースを解放する。
H-SLPは、位置推定値(posresult)をもつ標準ロケーション即時応答(MLP SLIA)メッセージをSUPLエージェント170に送り、H-SLP150は、セッションに関連したすべてのリソースを解放する(ステップG)。
図5は、ネットワーク主導型の単一フィックスローミングサービスについてのメッセージフロー500の一実施形態を示す。ローミングのケースでは、R-SLP162およびH-SLP150が同じである、すなわち、SUPLエージェント170がH-SLP150と直接通信すると想定する。ネットワーク主導型ローミングの場合、ULPメッセージ交換は、図4を参照して上述した非ローミングの場合と同じである。SET120とH-SLP150との間のULPメッセージ交換は、したがって、図5に明示的には示さないが、メッセージフロー中では「ネットワーク主導型SUPLセッション」と示される。V-SLP160は、もしH-SLP150がセルまたはアクセスポイントidの、位置推定値への変換を求める場合は呼び出される。
SUPLセッションの最中に、H-SLP150は、セルまたはアクセスポイントidの、位置推定値への変換を求める。SET120はSUPLローミング中なので、H-SLP150は、変換を単独で実施することができない。H-SLP150は、したがって、ms-idおよびロケーションid(セルまたはアクセスポイントid)を含むローミングロケーションプロトコル標準ローミングロケーション即時要求(RLP-SRLIR)メッセージをV-SLP160に送ることによって、V-SLP160を関与させる(ステップA)。
V-SLP160は、受信したセルまたはアクセスポイントidを位置推定値に変換し、位置(posresult)を含むローミングロケーションプロトコル標準ローミングロケーション即時応答(RLP SRLIA)メッセージをH-SLP150に戻す(ステップB)。
図6は、SET主導型の単一フィックス非ローミングサービスについてのメッセージフロー600の一実施形態を示す。SET主導型サービスの場合、SUPLエージェント122は、SET120内に常駐する。どのULPメッセージも送る前に、SET120は、H-SLP150とセキュア接続(すなわち、TLS接続)を確立する。この確立は、新規TLS接続を確立し、中断されたTLS接続を再開し、または既存のTLS接続を再利用することによって遂行することができる。TLSセッションの詳細(確立、終了など)については図示していない。
SET120上のSUPLエージェント122は、SET120上で稼動するアプリケーションから位置要求を受信する。SETは、H-SLPへのセキュアTLS接続を確立するための適切なアクションをとる(ステップA)。SET120上のSUPLエージェント122は、ホームネットワークによってプロビジョニングされたデフォルトアドレスを使って、H-SLP150へのセキュアTLS接続を確立し、H-SLP150との測位セッションを開始するためのSUPL STARTメッセージを送る(ステップB)。SUPL STARTメッセージは、SET120の能力(sETCapabilities)、および任意選択で所望の位置品質(QoP)を含む。
要求されたQoPを満たす、事前計算された位置がH-SLP150において入手できる場合、H-SLP150は、ステップFに直接進み、位置結果(position)を含むSUPL ENDメッセージをSET120に送る。入手できない場合、H-SLP150は、SUPL RESPONSEメッセージをSET120に送る(ステップC)。SUPL RESPONSEメッセージは、意図された測位方法(posMethod)と、任意選択で、H-SLP150によってサポートされる測位プロトコル(たとえば、LPP、LPPeまたはTIA-801)を示し得るH-SLP150の能力(sLPCapabilities)とを含む。
SET120は、H-SLP150にSUPL POS INITメッセージを送る(ステップD)。SUPL RESPONSE中で指示された、意図された測位方法をSET120がサポートしない場合であっても、SET120は、SUPL POS INITメッセージを送ってもよい。SUPL POS INITメッセージは、SET120の能力(sETCapabilities)と、任意選択で、H-SLP150の測位プロトコル能力(ステップCにおいて、sLPCapabilitiesで指示される)に従って、LPP、LPPeおよび/またはTIA-801測位プロトコルメッセージを運ぶSUPL POSメッセージとを含む。SET120は、サポートされる場合、SET120の位置を提供することもできる。SUPL POS INITメッセージが、要求されたQoPを満たす位置を含む場合、H-SLP150は、ステップFに直接進み、SUPL POSセッションには関与しない。
SET120およびH-SLP150は、SUPL POSメッセージ交換に関与して、位置を算出する(ステップE)。測位方法および測位プロトコルまたはこのセッションのために使われるプロトコルは、SUPL POSメッセージ交換中にSET120およびH-SLP150によって、または任意選択ではステップDで交換される能力に基づいて決定される。H-SLP150は、受信した測位測定値(SET支援型)に基づいて位置推定値を算出し、またはSET120が、H-SLPから得られる支援に基づいて位置推定値を算出する(SETベース)。
位置算出が完了すると、H-SLP150は、ロケーションセッションが終わったことを示すSUPL ENDメッセージをSET120に送る(ステップF)。求められる場合、H-SLP150は、位置結果(position)をSUPL ENDに入れて送ってもよい。SET120は次いで、H-SLP150へのTLS接続を解放し、このセッションに関連したすべてのリソースを解放すればよい。H-SLP150は、このセッションに関連したすべてのリソースを解放する。
図7は、SET主導型の単一フィックスローミングサービスについてのメッセージフロー700の一実施形態を示す。SET主導型ローミングの場合、ULPメッセージ交換は、図6を参照して上述した非ローミングの場合と同じである。SET120とH-SLP150との間のULPメッセージ交換は、したがって、図7に明示的には示さないが、メッセージフロー中では「SET主導型SUPLセッション」と示される。V-SLP160は、もしH-SLP150がセルまたはアクセスポイントidの、位置推定値への変換を求める場合は呼び出される。
SUPLセッションの最中に、H-SLP150は、セルまたはアクセスポイントidの、位置推定値への変換を求める。SET120はSUPLローミング中なので、H-SLP150は、変換を単独で実施することができない。H-SLP150は、したがって、ms-idおよびロケーションid(セルまたはアクセスポイントid)を含むRLP-SRLIRメッセージをV-SLP160に送ることによって、V-SLP160を関与させる(ステップA)。
V-SLP160は、受信したセルまたはアクセスポイントidを位置推定値に変換し、位置(posresult)を含むRLP SRLIAメッセージをH-SLP150に戻す(ステップB)。
図8は、図1のネットワークアーキテクチャ100におけるSET120、H-SLP150および通信ネットワーク130の一実施形態のブロック図を示す。通信ネットワーク130は、端末の通信を提供し、基地局、ワイヤレスアクセスポイント、フェムトセルなど、およびネットワークコントローラを含み得る。簡単のために、図8は、SET120については1つのプロセッサ1920、1つのメモリユニット1922、および1つのトランシーバ1924、ネットワーク130については1つのプロセッサ1930、1つのメモリユニット1932、1つのトランシーバ1934、および1つの通信(Comm)ユニット1936、ならびにH-SLP150については1つのプロセッサ1940、1つのメモリユニット1942、および1つの通信(Comm)ユニット1944しか示していない。一般に、各エンティティは、任意の数のプロセッサ、メモリユニット、トランシーバ、通信ユニット、コントローラなどを含み得る。SET120は、ワイヤレス通信をサポートすることができ、GPS信号を受信し、処理することもできる。
ダウンリンク上では、ネットワーク130の基地局、ワイヤレスアクセスポイント、フェムトセルなどは、トラフィックデータ、シグナリング、およびパイロットをそれらのカバレージエリア内の端末に送信する。これらの様々なタイプのデータは、プロセッサ1930によって処理され、アンテナを介して送信されるダウンリンク信号を生成するようにトランシーバ1934によって調整される。SET120で、1つまたは複数の基地局からのダウンリンク信号は、アンテナを介して受信され、トランシーバ1924によって調整され、ロケーションサービスのための様々なタイプの情報を取得するために、プロセッサ1920によって処理される。たとえば、プロセッサ1920は、上記のメッセージフローのために使用されるメッセージを復号することができる。メモリユニット1922および1932は、それぞれSET120およびネットワーク130のためのプログラムコードおよびデータを記憶する。アップリンク上では、SET120は、トラフィックデータ、シグナリング、およびパイロットをネットワーク130内の1つまたは複数の基地局に送信することができる。これらの様々なタイプのデータは、プロセッサ1920によって処理され、SETアンテナを介して送信されるアップリンク信号を生成するようにトランシーバ1924によって調整される。ネットワーク130で、SET120および他の端末からのアップリンク信号は、トランシーバ1934によって受信され、調整され、様々なタイプの情報(たとえば、データ、シグナリング、報告など)を取得するために、プロセッサ1930によってさらに処理される。ネットワーク130は、通信ユニット1936を介して、H-SLP150および他のネットワークエンティティと通信する。
H-SLP150内で、プロセッサ1940は、H-SLPのための処理を実行し、メモリユニット1942は、H-SLPのためのプログラムコードおよびデータを記憶し、通信ユニット1944によってH-SLPは、SUPLエージェント170、ネットワーク130および他のネットワークエンティティと通信することができる。プロセッサ1940は、上記のメッセージフローについてのH-SLP150の処理を実行することができる。
本明細書で説明した技法は、様々な手段によって実現され得る。たとえば、これらの技法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ハードウェア実装形態の場合、各エンティティでの処理を実行するために使用されるユニットは、本明細書で説明する機能を実行するように設計された、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、他の電子ユニット、あるいはそれらの組合せ内で実現され得る。
ファームウェアおよび/またはソフトウェア実装形態の場合、これらの方法は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)によって実装されてもよい。本明細書で説明する方法を実施する際に、命令を有形に具現化する任意の機械可読媒体を使用してもよい。ソフトウェアコードは、メモリユニット(たとえば、図8のメモリユニット1922、1932、または1942)に記憶され、プロセッサ(たとえば、プロセッサ1920、1930または1940)によって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装され得る。本明細書で使用する「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのいずれかのタイプを指し、メモリの特定のタイプまたはメモリの数、あるいはメモリが格納される媒体のタイプに限定されない。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして非一時的コンピュータ可読媒体上に記憶され得る。例としては、データ構造で符号化されたコンピュータ可読媒体、およびコンピュータプログラムで符号化されたコンピュータ可読媒体がある。コンピュータ可読媒体は、物理コンピュータ記憶媒体を含み、一時的伝播信号は指さない。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の使用可能な媒体とすることができる。限定ではなく、一例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形で記憶するのに使用することができ、かつコンピュータからアクセスすることのできる任意の他の媒体を備えてよく、本明細書で使用するディスク(diskおよびdisc)には、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フレキシブルディスク、およびブルーレイディスクが含まれ、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本発明をその説明のために特定の実施形態に関連して例示したが、本発明はそれらの実施形態に限定されない。本発明の範囲から逸脱せずに様々な適合および修正を施してもよい。したがって、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲を上記の説明に限定すべきではない。
100 ネットワークアーキテクチャ、SUPL ULPアーキテクチャ
120 SET
122 SUPLエージェント
130 通信ネットワーク、ネットワーク
150 H-SLP、ホームSUPL Location Platform
152 SUPLロケーションセンター(SLC)
154 SUPL測位センター(SPC)
160 V-SLP
162 R-SLP
170 SUPLエージェント
190 衛星
1920 プロセッサ
1922 メモリユニット
1924 トランシーバ
1930 プロセッサ
1932 メモリユニット
1934 トランシーバ
1936 通信(Comm)ユニット
1940 プロセッサ
1942 メモリユニット
1944 通信(Comm)ユニット

Claims (48)

  1. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を受信し、
    前記プロセッサのサービス能力を含む、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージを前記SETに提供し、
    前記SETの能力を前記SETから受信し、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するために、前記SETと通信し、
    前記SUPLエージェントに前記少なくとも1つの位置推定値を送るように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える装置。
  2. 前記プロセッサの前記サービス能力が、前記プロセッサの測位プロトコル能力を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記プロセッサの前記測位プロトコル能力が、LPP、LPPeまたはTIA-801の少なくとも1つである、請求項2に記載の装置。
  4. 前記プロセッサが、前記プロセッサの前記測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージを前記SETから受信するようにさらに構成される、請求項2に記載の装置。
  5. 前記開始メッセージが、意図された測位方法をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記開始メッセージが、位置の品質をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  7. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を受信するステップと、
    ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)から前記SETに提供するステップであって、前記開始メッセージが前記SLPのサービス能力を含むステップと、
    前記SETの能力を前記SETから受信するステップと、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するために、前記SETと通信するステップと、
    前記SUPLエージェントに前記少なくとも1つの位置推定値を送るステップとを含む方法。
  8. 前記SLPの前記サービス能力が、前記SLPの測位プロトコル能力を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記SLPの前記測位プロトコル能力が、LPP、LPPeまたはTIA-801の少なくとも1つである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記SLPの前記測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージを前記SETから受信するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記開始メッセージが、意図された測位方法をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  12. 前記開始メッセージが、位置の品質をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  13. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を受信するための手段と、
    ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)から前記SETに提供するための手段であって、前記開始メッセージが前記SLPのサービス能力を含む手段と、
    前記SETの能力を前記SETから受信するための手段と、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するために、前記SETと通信するための手段と、
    前記SUPLエージェントに前記少なくとも1つの位置推定値を送るための手段とを備えるシステム。
  14. 前記SLPの前記サービス能力が、前記SLPの測位プロトコル能力を含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記SLPの前記測位プロトコル能力が、LPP、LPPeまたはTIA-801の少なくとも1つである、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記SLPの前記測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージを前記SETから受信するための手段をさらに備える、請求項14に記載のシステム。
  17. 前記開始メッセージが、意図された測位方法をさらに含む、請求項13に記載のシステム。
  18. 前記開始メッセージが、位置の品質をさらに含む、請求項13に記載のシステム。
  19. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を受信するためのプログラムコードと、
    ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)から前記SETに提供するためのプログラムコードであって、前記開始メッセージが前記SLPのサービス能力を含むプログラムコードと、
    前記SETの能力を前記SETから受信するためのプログラムコードと、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するために、前記SETと通信するためのプログラムコードと、
    前記SUPLエージェントに前記少なくとも1つの位置推定値を送るためのプログラムコードとを含む、コンピュータにより実行可能なプログラムコードを記録したコンピュータ可読記録媒体。
  20. 前記SLPの前記サービス能力が、前記SLPの測位プロトコル能力を含む、請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  21. 前記SLPの前記測位プロトコル能力が、LPP、LPPeまたはTIA-801の少なくとも1つである、請求項20に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  22. 前記SLPの前記測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージを前記SETから受信するためのプログラムコードをさらに備える、請求項20に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  23. 前記開始メッセージが、意図された測位方法をさらに含む、請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  24. 前記開始メッセージが、位置の品質をさらに含む、請求項19に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  25. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を受信し、
    前記SETのサービス能力を含む、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に提供し、
    前記SLPの前記SLPサービス能力についての先行要求なしで受信される、前記SLPのサービス能力を前記SLPから受信し、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するために、前記SLPと通信し、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントに提供するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える装置。
  26. 前記SLPから受信される前記SLPサービス能力が、前記SLPの測位プロトコル能力を含む、請求項25に記載の装置。
  27. 前記SLPの前記測位プロトコル能力が、LPP、LPPeまたはTIA-801の少なくとも1つである、請求項26に記載の装置。
  28. 前記プロセッサが、前記SLPの前記測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージを前記SLPに提供するようにさらに構成される、請求項26に記載の装置。
  29. 前記開始メッセージが、位置の品質をさらに含む、請求項25に記載の装置。
  30. 前記プロセッサが、前記SLPの前記サービス能力とともに、意図された測位方法を前記SLPから受信するようにさらに構成される、請求項25に記載の装置。
  31. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を受信するステップと、
    前記SETのサービス能力を含む、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に提供するステップと、
    前記SLPのサービス能力を前記SLPから受信するステップであって、前記SLPの前記SLPサービス能力が、前記SLPの前記SLPサービス能力についての先行要求なしで受信されるステップと、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するために、前記SLPと通信するステップと、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントに提供するステップとを含む方法。
  32. 前記SLPから受信される前記SLPサービス能力が、前記SLPの測位プロトコル能力を含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記SLPの前記測位プロトコル能力が、LPP、LPPeまたはTIA-801の少なくとも1つである、請求項32に記載の方法。
  34. 前記SLPの前記測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージを前記SLPに提供するステップをさらに含む、請求項32に記載の方法。
  35. 前記開始メッセージが、位置の品質をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  36. 前記SLPの前記サービス能力とともに、意図された測位方法を前記SLPから受信するステップをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  37. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を受信するための手段と、
    前記SETのサービス能力を含む、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に提供するための手段と、
    前記SLPのサービス能力を前記SLPから受信するための手段であって、前記SLPの前記SLPサービス能力が、前記SLPの前記SLPサービス能力についての先行要求なしで受信される手段と、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するために、前記SLPと通信するための手段と、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントに提供するための手段とを備えるシステム。
  38. 前記SLPから受信される前記SLPサービス能力が、前記SLPの測位プロトコル能力を含む、請求項37に記載のシステム。
  39. 前記SLPの前記測位プロトコル能力が、LPP、LPPeまたはTIA-801の少なくとも1つである、請求項38に記載のシステム。
  40. 前記SLPの前記測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージを前記SLPに提供するための手段をさらに備える、請求項38に記載のシステム。
  41. 前記開始メッセージが、位置の品質をさらに含む、請求項37に記載のシステム。
  42. 前記SLPの前記サービス能力とともに、意図された測位方法を前記SLPから受信するための手段をさらに備える、請求項37に記載の方法。
  43. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の位置推定値についての要求を受信するためのプログラムコードと、
    前記SETのサービス能力を含む、ロケーションセッションを開始するための開始メッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に提供するためのプログラムコードと、
    前記SLPのサービス能力を前記SLPから受信するためのプログラムコードであって、前記SLPの前記SLPサービス能力が、前記SLPの前記SLPサービス能力についての先行要求なしで受信されるプログラムコードと、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するために、前記SLPと通信するためのプログラムコードと、
    前記SETの少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントに提供するためのプログラムコードとを含む、コンピュータにより実行可能なプログラムコードを記録したコンピュータ可読記録媒体。
  44. 前記SLPから受信される前記SLPサービス能力が、前記SLPの測位プロトコル能力を含む、請求項43に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  45. 前記SLPの前記測位プロトコル能力が、LPP、LPPeまたはTIA-801の少なくとも1つである、請求項44に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  46. 前記SLPの前記測位プロトコル能力の範囲内である測位プロトコルを使って、測位メッセージを含む測位開始メッセージを前記SLPに提供するためのプログラムコードをさらに備える、請求項44に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  47. 前記開始メッセージが、位置の品質をさらに含む、請求項43に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  48. 前記SLPの前記サービス能力とともに、意図された測位方法を前記SLPから受信するためのプログラムコードをさらに含む、請求項43に記載のコンピュータ可読記録媒体。
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