JP5678219B2 - Supl3.0に基づいて処理する装置、システム及びその方法 - Google Patents

Supl3.0に基づいて処理する装置、システム及びその方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条に基づいて、2010年4月10日に出願された「SUPL 3.0 Concept, Procedures and Message Flows」という名称の米国特許仮出願第61/322,823号、2010年4月13日に出願された「SUPL 3.0 Concept, Procedures and Message Flows」という名称の米国特許仮出願第61/323,692号、および2010年4月26日に出願された「SUPL 3.0 Concept, Procedures and Message Flows」という名称の米国特許仮出願第61/328,017号の優先権を主張し、そのすべては本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる。
ネットワークにおけるワイヤレスデバイスの場所または位置を知ることはしばしば望ましく、時として必要である。「場所」および「位置」という用語は、同義であり、本明細書では互換的に使用される。たとえば、ユーザは、ワイヤレスデバイスを利用してウェブサイトをブラウズすることができ、ロケーションセンシティブコンテンツをクリックすることができる。次いで、ウェブサーバは、ワイヤレスデバイスの位置についてネットワークに問い合わせることができる。ネットワークは、ワイヤレスデバイスの位置を把握するために、ワイヤレスデバイスに関する位置処理を開始することができる。次いで、ネットワークは、ワイヤレスデバイスの位置推定値をウェブサーバに戻すことができ、ウェブサーバは、この位置評価値を使用して、適切な内容をユーザに提供することができる。ワイヤレスデバイスの位置を知っていることが有用である、または必要である多くの他のシナリオがある。
メッセージフロー(呼フローまたはプロシージャとも呼ばれ得る)は、一般的には、ワイヤレスデバイスの位置推定値を取得し、たとえばウェブサーバなど、クライアントエンティティにこの位置推定値を送るために実行される。様々なメッセージは、一般的には、メッセージフローについての1つまたは複数のネットワークエンティティ、ワイヤレスデバイス、およびクライアントエンティティの間で交換される。これらのメッセージは、ワイヤレスデバイスの測位を行う、および/または位置推定値をクライアントエンティティに配信するために、各エンティティに関連情報が提供される、または各エンティティが別のエンティティからこの情報を取得することができることを確実にする。しかし、これらのメッセージによって、様々なネットワークエンティティの間のトラフィックが増す。追加のトラフィックは、ワイヤレスデバイスの位置推定値がクライアントエンティティに定期的に提供されるロケーションサービスのために、特に大きくなり得る。メッセージは、位置推定値をクライアントエンティティに送るための応答時間を延長する場合もある。さらに、異なるタイプのロケーションサービス(たとえば単一の位置推定値の提供、一定の定期的な間隔での位置推定値の提供、いくつかのトリガ条件に遭遇するたびの位置推定値の提供)が、複数のタイプのロケーションサービスのサポートにコストおよび複雑さを追加し得る異なるタイプのメッセージフローに関連付けられ得る。
米国特許出願第11/510,332号、公開番号第US 2007/0182547号
OMA-AD-SUPL-V2_0-20060619-D
ロケーションベースサービスのための一般に使用される1つのプロトコルは、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)2.0として知られている。SUPL2.0プロトコルでは、支援および測位データは、SUPL対応端末(SET)とネットワーク側のSUPL Location Platform(SLP)との間のセキュアな接続を使用してユーザのトラフィックチャネルを介して送られる。SUPL2.0は、ロケーションベースサービスを効率的に提供するためのセキュアな手段であるが、改良が望ましい。
セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)および他のロケーションアーキテクチャのためのロケーションサービスを開始し、必要な場合、変更するための技法が記載されている。SUPLサービスを開始するために、SUPL Location Platform(SLP)は、任意のサービス要求に適用可能なSUPL初期セッションメッセージをSUPL対応端末(SET)に送信し、それに応じてSETのサービス機能を受信する。SLPは、SETのサービス機能に一致するサービスを選択し、SETに要求する。SETは、SLPのサービス機能を要求することによって、SUPLサービスを開始することができる。SETは、SLPから受信されたサービス機能に一致するサービスを選択し、SLPに要求する。SETおよびSLPは、SETの位置推定値を決定するために通信する。SETの位置推定値を決定するためのSETとSLPとの間の通信前または通信中に、サービスが変更され得る。
一実施形態では、装置は、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信し、任意のサービス要求に適用可能なSUPL初期セッションメッセージをSETに送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。プロセッサは、SETからSETのサービス機能を受信し、SETのサービス機能に一致するサービスを選択し、SETに要求するように構成される。プロセッサは、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSETと通信し、SUPLエージェントに位置推定値を送るようにさらに構成される。一態様では、測位パラメータは、SETにサービスを要求する前は提供され得ない。プロセッサは、SETに要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSETから受信するように構成され得る。
別の実施形態では、方法は、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信するステップと、任意のサービス要求に適用可能なSUPL初期セッションメッセージをSETに送信するステップとを含む。方法は、SETからSETのサービス機能を受信するステップと、SETのサービス機能に一致するサービスを選択し、SETに要求するステップとを含む。方法は、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSETと通信するステップと、SUPLエージェントに位置推定値を送るステップとをさらに含む。一態様では、測位パラメータは、SETにサービスを要求する前は提供され得ない。方法は、SETに要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSETから受信するステップをさらに含み得る。
別の実施形態では、システムは、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信するための手段と、任意のサービス要求に適用可能なSUPL初期セッションメッセージをSETに送信するための手段とを含む。システムは、SETからSETのサービス機能を受信するための手段と、SETのサービス機能に一致するサービスを選択し、SETに要求するための手段とをさらに含み得る。システムは、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSETと通信するための手段と、SUPLエージェントに位置推定値を送るための手段とをさらに含む。一態様では、測位パラメータは、SETにサービスを要求する前は提供されない。システムは、SETに要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSETから受信するための手段をさらに含み得る。
さらに別の実施形態では、プログラムコードを記憶したコンピュータ可読媒体は、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信するためのプログラムコードと、任意のサービス要求に適用可能なSUPL初期セッションメッセージをSETに送信するためのプログラムコードとを含む。コンピュータ可読媒体は、SETからSETのサービス機能を受信するためのプログラムコードと、SETのサービス機能に一致するサービスを選択し、SETに要求するためのプログラムコードとをさらに含む。コンピュータ可読媒体は、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSETと通信するためのプログラムコードと、SUPLエージェントに位置推定値を送るためのプログラムコードとをさらに含む。一態様では、測位パラメータは、SETにサービスを要求する前は提供されない。コンピュータ可読媒体は、SETに要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSETから受信するためのプログラムコードをさらに含み得る。
別の実施形態では、装置は、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信し、SUPL Location Platform(SLP)のサービス機能を決定するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセスは、SLPにSLPのサービス機能を要求し、SLPからサービス機能を受信する、またはSLPとの以前のセッションからの情報を使用して、SLPのサービス機能を決定するように構成され得る。プロセスは、SLPのサービス機能に一致するサービスを選択し、SLPに要求するようにさらに構成される。プロセッサは、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSLPと通信し、SUPLエージェントにSETの少なくとも1つの位置推定値を提供するためにSLPと通信するようにさらに構成される。一態様では、測位パラメータは、SLPにサービスを要求する前は提供されない。プロセスは、SLPに要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSLPから受信するようにさらに構成され得る。
別の実施形態では、方法は、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信するステップと、SUPL Location Platform(SLP)のサービス機能を決定するステップとを含む。サービス機能は、SLPにSLPのサービス機能を要求し、SLPからサービス機能を受信する、またはSLPとの以前のセッションからの情報を使用することによって決定され得る。方法は、SLPからSLPのサービス機能を受信するステップと、SLPのサービス機能に一致するサービスを選択し、SLPに要求するステップとをさらに含む。方法は、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSLPと通信するステップと、SUPLエージェントにSETの少なくとも1つの位置推定値を提供するためにSLPと通信するステップとをさらに含む。一態様では、測位パラメータは、SLPにサービスを要求する前は提供されない。方法は、SLPに要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSLPから受信するステップをさらに含み得る。
別の実施形態では、システムは、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信するための手段と、SUPL Location Platform(SLP)のサービス機能を決定するための手段とを含む。システムは、SLPのサービス機能に一致するサービスをSLPに要求するための手段をさらに含む。システムは、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSLPと通信するための手段と、SUPLエージェントにSETの少なくとも1つの位置推定値を提供するためにSLPと通信するための手段とをさらに含む。一態様では、測位パラメータは、SLPにサービスを要求する前は提供されない。システムは、SLPに要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSLPから受信するための手段をさらに含み得る。
さらに別の実施形態では、プログラムコードを記憶したコンピュータ可読媒体は、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求をセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから受信するためのプログラムコードと、SUPL Location Platform(SLP)のサービス機能を決定するためのプログラムコードとを含む。コンピュータ可読媒体は、SLPのサービス機能に一致するサービスを選択し、SLPに要求するためのプログラムコードをさらに含む。コンピュータ可読媒体は、SETの少なくとも1つの位置推定値を決定するためにSLPと通信するためのプログラムコードと、SUPLエージェントにSETの少なくとも1つの位置推定値を提供するためにSLPと通信するためのプログラムコードとをさらに含む。一態様では、測位パラメータは、SLPにサービスを要求する前は提供されない。コンピュータ可読媒体は、SLPに要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSLPから受信するためのプログラムコードをさらに含み得る。
本開示の様々な態様および実施形態についても以下でさらに詳細に説明する。
SUPL対応端末(SET)のロケーションサービスを提供することができるネットワークアーキテクチャを示す図である。 訪問先/サービングネットワーク、ホームネットワーク、および要求側ネットワークを含むネットワークアーキテクチャを示す図である。 分離されたサービスレイヤおよび測位レイヤを含むSUPL ULPアーキテクチャの別の図を示す図である。 交互絡合されたサービスレイヤおよび測位レイヤを含む従来のSUPL ULPアーキテクチャを示す図である。 SLPによって実行され得るSUPL測位プロセスを示すフローチャートである。 SETによって実行され得るSUPL測位プロセスを示すフローチャートである。 一般化されたメッセージフローの一実施形態を示す図である。 ネットワーク主導型の単一フィックスサービス(network initiated single fix service)についてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 図8、図9、図12、および図13のメッセージフローで使用され得るSUPL INITメッセージの一例を示す図である。 ネットワーク主導型のトリガされる定期的サービス(network initiated triggered periodic service)についてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 SET主導型の単一フィックスサービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 SET主導型のトリガされる定期的サービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 SET支援型A-GNSSによるネットワーク主導型の単一フィックスLPPサービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 SET支援型A-GNSSによるネットワーク主導型の単一フィックスTIA-801サービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 SET支援型A-GNSSによるSET主導型の単一フィックスLPPサービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 SET支援型A-GNSSによるSET主導型の単一フィックスTIA-801サービスについてのメッセージフローの一実施形態を示す図である。 図1および図2に示されるネットワークアーキテクチャにおけるSET、SLP、および通信ネットワークの一実施形態を示すブロック図である。
本明細書で説明する技法は、たとえば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、上述の技術の組合せをサポートするネットワーク、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)カバレージおよび/またはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)カバレージを有するネットワーク、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)など、様々なワイヤレスネットワークに使用され得る。CDMAネットワークは、広帯域CDMA(W-CDMA)、cdma2000など、1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。cdma2000は、IS-2000、IS-856、およびIS-95規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、Digital Advanced Mobile Phone System(D-AMPS)、または他の何らかのRATなど1つまたは複数の無線技術を実装することができる。D-AMPSは、IS-136およびIS-54をカバーする。これらの様々な無線技術および規格は当技術分野で知られている。W-CDMAおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は、公に利用可能である。WLANは、IEEE 802.11xネットワークでもよく、WPANはBluetooth(登録商標)ネットワーク、IEEE 802.15x、または何らかの他のタイプのネットワークでもよい。本技法はまた、WWAN、WLAN、および/またはWPANの任意の組合せとともに実装され得る。また、技法は、DSLまたはケーブルアクセスを提供するネットワークなど、ワイヤラインIP対応ネットワークを使用して通信するデバイスの位置の特定を助けるために使用され得、および/またはワイヤラインネットワークを使用して通信するクライアントデバイスをサポートするために使用され得る。
技法は、ユーザプレーンアーキテクチャなど、様々なロケーションアーキテクチャのためにも使用され得る。ユーザプレーンは、上位層アプリケーションのためのデータを搬送し、ユーザプレーンベアラを使用するための機構であり、これは一般的に、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、送信制御プロトコル(TCP)、およびインターネットプロトコル(IP)などのプロトコルによって実施され、それらのすべては当技術分野で知られている。ロケーションサービスおよび測位をサポートするメッセージは、ユーザプレーンアーキテクチャにおいてデータの一部として運ばれる。技法は、オープンモバイルアライアンス(OMA)によって公表されたセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)およびプレSUPLアーキテクチャ、3GPP TS 23.271、TS 43.059、およびTS 25.305に記載されている3GPP制御プレーンアーキテクチャ、IS-881および3GPP2 X.S0002に記載されている3GPP2制御プレーンアーキテクチャ、X.S0024に記載されている3GPP2ユーザプレーンアーキテクチャなどのために使用され得る。明快のために、以下では、技法は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)について説明する。
図1は、SUPL対応端末(SET)のロケーションサービスを提供することができるネットワークアーキテクチャ100を示す。SETは、SETの測位およびロケーションサービスをサポートするSUPL対応エンティティと通信することができるデバイスである。簡単のために、図1にはSET120が1つのみ示されている。SET120は、静止していてもよく、または移動可能でもよく、また、移動局(MS)、ユーザ機器(UE)、端末、ステーション、加入者ユニット、またはいくつかの他の用語で呼ばれ得る。SET120は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、テレメトリデバイス、トラッキングデバイスなどとすることができる。たとえば、SET120は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)でのUE、GSM(登録商標)またはcdma2000でのMS、IPベースのネットワークでのパーソナルコンピュータなどであり得る。
SET120は、SUPL対応エンティティにアクセスすることができるSUPLエージェント122を含むことができる。SET120は、ターゲットSETでもあり得、ターゲットSETとは、SETに内蔵されていてもよく、SETの外部にあってもよいSUPLエージェントによって、その場所が探されているSETである。SET120は、たとえばロケーションサービスのためのプライバシー、セキュリティ、測位測定、および位置計算などの機能を実行することができる。
SET120は、たとえば音声、パケットデータ、メッセージングなど、様々なサービスのために通信ネットワーク130と通信することができる。SET120は、ネットワーク130を介してSUPL対応エンティティと通信することもできる。ネットワーク130は、たとえばcdma2000ネットワーク、LTEネットワーク、UMTSネットワーク、GSM(登録商標)ネットワーク、何らかの他の無線アクセスネットワーク(RAN)、WLANなどのワイヤレスネットワークでもよい。ネットワーク130は、たとえばIPベースのネットワーク、電話ネットワーク、ケーブルネットワークなどのワイヤラインネットワークでもよい。場合によっては、ネットワーク130は、複数の個々のネットワーク(たとえば、各々インターネットに接続される個別のUMTSネットワーク、およびLTEネットワーク)を備えることができる。そのような場合、SET120およびH-SLP150が異なるネットワークに接続することができ、たとえば、SET120はLTEネットワークに接続することができ、H-SLPはUMTSネットワークに接続することができる。SET120は、全地球測位システム(GPS)、欧州Galileoシステム、ロシアGlonassシステム、または何らかの他の衛星測位システムの一部であり得る1つまたは複数の衛星190から信号を受信することもできる。たとえば、本明細書で提供される技法は、たとえば、日本の準天頂衛星システム(QZSS)、インドのインド地域航法衛星システム(IRNSS)、中国の北斗などのような様々な地域的システム、ならびに/または、1つまたは複数の地球規模のおよび/もしくは地域的な航法衛星システムと関連し得る、または場合によってはこれらとともに使用できるようにされ得る、様々な補強システム(たとえば、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS))に対して適用されてもよく、または場合によってはそれらの地域的システムおよび補強システムにおいて使用できるようにされてもよい。限定ではなく例として、SBASは、たとえば、広域補強システム(WAAS)、European Geostationary Navigation Overlay Service(EGNOS)、運輸多目的衛星用衛星航法補強システム(MSAS)、GPS Aided Geo Augmented Navigation or GPS and Geo Augmented Navigation system(GAGAN)などのような、インテグリティ情報、差分修正などを提供する、補強システムを含み得る。したがって、本明細書で用いられるSPSは、1つまたは複数の地球規模のならびに/または地域的な航法衛星システムおよび/もしくは補強システムの任意の組合せを含んでもよく、SPS信号は、SPS信号、SPS信号のような信号、および/またはそのような1つまたは複数のSPSと関連する他の信号を含み得る。
SET120は、ネットワーク130において衛星190および/または基地局から信号を測定することができ、衛星の擬似距離測定値およびネットワーク測定値を基地局から取得することができる。擬似距離測定値は、SET120の位置推定値を導出するために使用され得る。
ホームSUPL Location Platform(H-SLP)150は、SUPLサービス管理および位置判断を受け持つ。通常、SET(たとえばSET120)は、SETユーザのホームネットワークオペレータによって提供される単一のH-SLP(たとえばH-SLP150)を有する。H-SLPに加えて、E-SLP(非常呼出しがあるとき、SETの場所の決定をサポートする緊急サービスSLP)、V-SLP(SETがホームネットワークによってサービスされないとき、H-SLPがSETの場所を取得するのを支援することができるVisited SLP)、およびD-SLP(一般的にホームネットワークにではなく訪問先ネットワークに関連付けられており、H-SLP150を伴わないSETにロケーションサービスを提供することができるDiscovered SLP)もある。図1では、H-SLP150はH-SLPを表すが、D-SLPまたはE-SLPを表すこともでき、したがって、H-SLP150は、時として単にSLP150と呼ばれることがある。SUPLサービス管理は、SETの場所を管理すること、およびターゲットSETの位置情報を記憶し、抽出し、変更することを含み得る。H-SLP150は、SUPLロケーションセンター(SLC)152を含み、一般的に、SUPLポジショニングセンター(SPC)154を含む。SLC152は、ロケーションサービスの様々な機能を実行し、SUPLの操作を調整し、ユーザプレーンベアラを介してSETと対話する。SLC152は、プライバシー、開始、セキュリティ、ローミングサポート、課金/支払い請求、サービス管理、位置計算などの機能を実行することができる。SPC154は、SETの測位をサポートし、位置計算のために使用されるメッセージおよびプロシージャを受け持ち、SETへの支援データの配信をサポートする。SPC154は、セキュリティ、支援データ配信、基準検索、位置計算などのための機能を実行することができる。SPCは、GPS受信機(基準ネットワーク、おそらくグローバルなもの)にアクセスすることができ、支援データを提供できるように、衛星の信号を受信することができる。
SUPLエージェント(たとえばSUPLエージェント122または170)は、ターゲットSETについての位置情報を取得する機能またはエンティティである。一般に、SUPLエージェントは、ネットワークエンティティ(たとえばSUPLエージェント170)またはSET(たとえばSUPLエージェント122)にあってもよく、または、ネットワークとSETの両方の外部にあってもよい。SET常駐のSUPLエージェントの場合、SUPLエージェントは、位置情報を取得するためにネットワークリソースにアクセスしてもよく、またはアクセスしなくてもよく、SETベースのモードの場合のように、ネットワークからの測位およびリソースアクセスは、1対1でなくてもよい(たとえば、SETはいくつかの異なる時間の位置判断をサポートするためにネットワークから一度取得されたリソースを使用することができる)。ネットワーク常駐のSUPLエージェントは、H-SLP、またはSUPLエージェントのロケーションサービスをサポートする要求側SLP(R-SLP)を含む要求側ネットワークにアクセスするためにモバイルロケーションサービスアプリケーション(MLSアプリケーション)を利用することができる。MLSアプリケーションは、位置情報を要求し、消費するアプリケーションである。位置情報は、場所に関連する任意の情報とすることができ、様々なタイプの位置推定値(たとえば、緯度および経度座標、予想される誤差推定値を含む緯度および経度など)を含み得る。MLSは、SUPLエージェントとH-SLP、R-SLP、D-SLP、またはE-SLPとの間の対話をカバーし、SUPLは、H-SLP、E-SLP、V-SLP、またはD-SLPとSETとの間の対話をカバーする。
図2は、訪問先/サービングネットワーク104、ホームネットワーク106、および要求側ネットワーク108を含むネットワークアーキテクチャ102を示す。訪問先ネットワーク104は、V-SLP160を含む。ホームネットワーク106は、ロケーションサービスおよび測位をサポートするH-SLP150を含む。要求側ネットワーク108は、SUPLエージェントのロケーションサービスをサポートするR-SLP162を含む。H-SLP150、V-SLP160、およびR-SLP162は、各々SLCを含み、SPCを含むことができ、図1について上記で説明したように動作する。いくつかの実施形態では、V-SLP160を有する訪問先ネットワーク104は、除かれてもよい。
図1および図2のSUPLエンティティは、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2006年8月24日に出願の「Location Reporting with Secure User Plane Location (SUPL)」という名称の米国特許出願第11/510,332号、公開番号第US 2007/0182547号、ならびにSUPL2.0として知られているロケーションベースサービスについて記載する、OMAから公開されている「Secure User Plane Location Architecture」という名称の文書OMA-AD-SUPL-V2_0-20060619-D、Draft Version 2.0, June 2006に記載されているものと類似している。図1および図2のネットワークエンティティは、他のネットワークおよび他のロケーションアーキテクチャでは他の名前によって呼ばれることもある。たとえば、3GPPベースのネットワーク(たとえばUMTSネットワーク)では、SLCは、ゲートウェイモバイルロケーションセンター(GMLC)と呼ばれ、SPCはサービングモバイルロケーションセンター(SMLC)と呼ばれ、SETはUEと呼ばれ、SUPLエージェントは、LCSクライアントと呼ばれる。3GPPエンティティによって実行される機能およびシグナリングは、対応するSUPLエンティティによって実行されるものと類似しており、それによって、相当するサービスおよび機能を有効にする。一般に、SLCは、ロケーションセンター、LCSサーバ、ロケーションサーバ、モバイルポジショニングセンター(MPC)などと呼ばれ得る。SPCは、測位エンティティ、ポジショニングセンター、位置判断エンティティ(PDE)などと呼ばれ得る。SUPL2.0がロケーションベースサービスを効率的に提供するためのセキュアな手段として知られているが、改良が望ましい。たとえば、特定のタイプのロケーション要求をサポートするために参加しているエンティティの間で交換されるメッセージの数が低減され得る。さらに、SUPL2.0で異なるメッセージフローのサポートを必要とする異なるタイプのロケーションサービスのために、共通のメッセージフローが使用され得る。
SUPLは、(数ある中でも)以下の測位方法、すなわちSET支援型A-GPS、SET支援型A-GNSS、SETベースのA-GPS、SETベースのA-GNSS、自立型GPSまたは自立型GNSS、アドバンストフォワードリンクトリラテラレーション(A-FLT)、SET支援型および/またはSETベースの強化観測時間差(EOTD)、UMTSおよび/またはLTE用のSET支援型および/またはSETベースの観測到達時間差(OTDOA)、SET支援型および/またはSETベースの強化セル/セクタおよびセルID、SET支援型および/またはSETベースのWiFi測位、SET支援型および/またはSETベースの短距離ノード(SRN)測位、ならびに様々なSET支援型および/またはSETベースのハイブリッドのこれらの組合せをサポートすることができる。
SETベースのモードでは、SETの位置は、おそらくSPCからの支援データにより、SETによって決定される。SET支援型モードでは、SETの位置は、SETからの支援(たとえば測定値)により、SPCによって決定される。自律型GPSおよびGNSSの方法、ならびにA-GPSおよびA-GNSSの方法は、衛星測定値のみに基づいてSETの位置推定値を導出し、高精度を有する。GPSおよび/またはGNSSが含まれる場合、ハイブリッド法は、複数の測位方法に基づいて位置推定値を導出し、高精度および高信頼度を有する。A-FLT、EOTD、およびOTDOAの方法は、SETによって行われる基地局のタイミングの測定に基づいて位置推定値を導出し、良好な精度を有する。拡張セル/セクタおよびセルIDの方法は、セルラーネットワークのセル/セクタの既知の位置に基づいて位置推定値を導出し、粗い精度を有する。拡張セル/セクタの方法では、位置推定値は、たとえば無線信号タイミングおよび信号強度などのネットワーク測定値に基づいて導出され得る。WiFiおよびSRNの方法は、WiFiアクセスポイントおよび短距離ノード(たとえばBluetooth(登録商標))から信号測定値を使用し、通常、高精度を有する。これらの様々な測位方法は当技術分野で知られている。「位置推定値」、「ロケーション推定値」、および「位置フィックス」という用語は、しばしば互換的に使用される。位置推定値は、絶対座標(たとえば緯度および経度)で、相対座標(たとえば既知の固定位置の北および東のメーター数)で、または、市の住所(たとえば所在地住所、市および国)として、またはこれらの何らかの組合せとして与えられてもよく、予想される誤差を提供することができる(たとえば、SETの可能性がある場所を表す地理的エリアを提供することができる)。
SUPLは、様々なサービスをサポートすることができ、そのうちの4つが表1に示される。
即時型ロケーションサービスは、ネットワーク主導型、SET主導型、ローミング、非ローミングなどとも呼ばれ得る。遅延型ロケーションサービスは、定期的および/またはトリガサービスを含み得る。トリガサービスでは、位置推定値の報告は、SETの場所をSUPLエージェントに報告すべきときを示すトリガまたはトリガ機構によって決定される。トリガは、SUPLエージェントによって決定され、H-SLPに送られ、ターゲットSETに転送され得る。定期的なトリガサービスのための定期的トリガは、定期的間隔、位置の報告の数、および報告し始める可能な開始時刻を含み得る。トリガは、エリアイベント、SETの場所もしくは速度の変化、または他の条件に関連し得る。エリアイベントトリガサービスのためのエリアイベントトリガは、SETがあらかじめ定義された地理的エリア中に入る、そこを離れる、またはそこに留まることに対応し得る。SETの場所または速度の変化に関連したトリガは、SETの場所、速度、または加速度があらかじめ定義された閾値によって変わることに対応し得る。2つ以上のトリガ条件が生じた、またはいくつかの代替トリガのうちの1つのみが生じたときにSETの場所のみが取得されるように、トリガを結合することもできる。追加の、または他のサービスがサポートされてもよい。
ロケーションサービスは、表2に示すようにカテゴリー化され得る。
ネットワーク主導型は、モバイル終止型(mobile terminated)とも呼ばれ得る。SET主導型は、モバイル発信型とも呼ばれ得る。
SUPLは、SPCによる測位のためにSETとSLPとの間の2つの通信モードをサポートする。表3は、2つの通信モードを要約する。
SUPLは、SETのローミングおよび非ローミングをサポートする。表4は、いくつかのローミングおよび非ローミングのモードを要約する。
本明細書で使用する際、ローミングおよび非ローミングは、通信ネットワーク130に関してではなく、SUPLに関してである。ネットワーク130は、ローミングおよび非ローミングについての異なる定義および基準を有することができ、これについては本明細書では説明しない。
H-SLPのサービスエリアは、H-SLPが、他のSLPに連絡することなく、SETの位置推定値、またはSETに関連する支援データを提供することができるエリアである。SETがローミングしているとき、H-SLPは、ロケーション機能(たとえば、位置判断およびSPC機能など)を提供することができ、またはこのロケーション機能を提供するようV-SLPに要求することができる。
1組のメッセージフローは、サポートされたロケーションサービスの各々について定義され得る。各メッセージフローは、特定のロケーションサービス、およびたとえばプロキシまたは非プロキシ、ローミングまたは非ローミング、ネットワーク主導型またはSET主導型など特定の1組の条件について適用可能であり得る。特定のメッセージフローは、適用可能な条件についての所望のロケーションサービスを取得するために使用され得る。
図3は、SETとSLPとの間のSUPLによって使用されるプロトコルであるSUPLユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)に適用可能なアーキテクチャ100の別の例示的な図を示す。図3でわかるように、サービスレイヤ124および測位レイヤ126は、異なるULPメッセージを使用して分離されており、SET120とSLP150におけるSLC152との間のULPサービスレイヤメッセージが実線で示されており、SET120とSLP150におけるSLC152との間のULP測位メッセージが破線で示されている。図示のように、SET120とSLP150におけるSLC152との間のULPサービスレイヤメッセージは、測位構成要素を含んでおらず、すべての測位関連の構成要素は、SET120とSLP150におけるSLC152との間のULP測位レイヤメッセージにカプセル化される。したがって、SUPL ULPアーキテクチャ100の測位レイヤにおけるULPメッセージは、サービスレイヤ中をトランスポートされる間、サービスレイヤに完全に透過であり、任意のサービスレイヤパラメータを運ばない。同様に、サービスレイヤにおけるULPメッセージは、測位(たとえばロケーションID、要求された支援データ、A-GNSSまたはA-GPS Fine Time Assistance(FTA)など)に直接関連した任意のパラメータを運ばない。測位レイヤにおけるULPメッセージ(たとえばSUPL POS、SUPL POS INIT)は、通常、たとえばLTE測位プロトコル(3GPP TS 36.355において定義されたLPP)、無線リソースLCSプロトコル(3GPP TS 44.031において定義されたRRLP)、無線リソース制御(3GPP TS 25.331において定義されたRRC)、TIA-801としても知られるIS-801(3GPP2 TS C.S0022において定義された)、またはLPP拡張と結合されたLPP(OMAのOMA-TS-LPPe-V1において定義されたLPPe)など、個別の測位プロトコルによって定義された埋込みメッセージを運ぶ。特に、(たとえばRRLP、RRC、LPP、またはIS-801の場合に)測位プロトコルメッセージを運ぶことを除いて、SUPL ULPメッセージには測位パラメータがなく、したがって、すべてのS
UPL ULPパラメータは、サービスレイヤに関係し、測位に関連したものは何でも個別の測位プロトコルに分類される。この制限は、サービスレイヤと測位レイヤとを分離する。
図3に示されるアーキテクチャ100の例示的な図の代替として、ULP測位レイヤにおけるメッセージは、SET120の測位レイヤ126とSLP150のSPC154との間に直接運ばれ得る。さらに別の代替では、SET120の測位レイヤ126およびSLP150のSPC154は各々、測位プロトコルメッセージをそれぞれサービスレイヤ124およびSLC152と交換し得、サービスレイヤ124およびSLC152は、測位プロトコルメッセージの内容を知らずにSET120とSLP150との間で交換されるULP測位メッセージ(たとえばSUPL POS、SUPL POS INIT)内でこれらのメッセージを交換する。
OMAによって定義されたSUPL2.0アーキテクチャでは、SUPL2.0は、SET120のサービスレイヤ124とSLP150のSLC152との間で交換されるいくつかのULPメッセージがULPの一部として定義される測位関連のパラメータも運び、RRLP、TIA-801、またはLPPのような個別の測位プロトコルを使用しないことを必要とするので、図3に示されるアーキテクチャを使用することができない。これは、サービスレイヤ(図3の実線の矢印)が測位レイヤ(図3の破線の矢印)ともはや別でなく、代わりに、レイヤ(およびしたがって矢印)は何らかの方法で結合される必要があることを意味する。この1つの例が図4に示される。
SUPL ULPアーキテクチャ100は、ULPプロトコルを簡略化し、既知のSUPL ULPアーキテクチャに関連して、すべての使用事例をカバーするために必要な呼フローの数を低減する。一実施形態では、SUPL ULPアーキテクチャ100は、以下の簡略化、すなわち、プロキシモードのみがサポートされる、ローミングモデル(H-SLPによるローミング)が1つのみサポートされる、LPPおよびTIA-801のみが測位プロトコルとしてサポートされる、のうちの1つまたは複数を含み得る。
図5は、SUPL ULPアーキテクチャ100のSLP150によって実行され得るSUPL測位プロセスを示すフローチャート200である。SLP150は、SUPLエージェント170から、SET120の位置推定値についての要求を受信する(202)。SLP150は、SUPLセッション開始メッセージをSET120に送信し、これは任意のサービス要求に適用可能である(204)。したがって、開始メッセージは、即時型ロケーションサービス、または定期的なもしくはエリアイベントトリガサービスなど、遅延型ロケーションサービスについて同じであり得る。開始メッセージの処理は特定のサービスに依存しないので、これは、異なるサービスをサポートする際のSET120およびSLP150への影響を低減する。さらに、新しいサービスを、開始メッセージに影響を及ぼすことなく(たとえば新しいまたは変更された開始メッセージを必要とせずに)、後でSUPLに追加することができる。さらに、開始メッセージは、サービスまたは機能を示す必要はないので、たとえばSMSなど、配信の何らかの手段によって転送するのがより容易であり得る小さいメッセージとすることができる。これに応答して、SLP150は、SET120からセキュアなIP接続についての要求を受信し、この接続がいったん確立されると、SET120のサービス機能を受信する(206)。SLP150は、SET120のサービス機能に一致するサービスを選択し、SET120に要求し、これはSUPLサービス配信をアクティブ化する(208)。SLP150は、SET120のサービス機能の受信に応答して、SLPサービス機能をSET120に提供することができる。一実施形態では、測位パラメータは、SET120にサービスを要求する前は提供されない。随意に、SLP150は、SET120に要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSET120から受信することができる(210)。サービス変更要求は、たとえば、SUPLエージェント170に提供された任意の位置推定値がSLP150によって要求されるものほど正確でない(すなわち、推定誤差がより高い)、またはSLP150によって定期的に要求された位置推定値が、要求されたものよりも低い頻度で生じる基本設定など、SETユーザの特定の基本設定をサポートすることができる。サービス変更は、SET120の一時的な制限もサポートすることもでき、たとえば、SET120のプロセッサまたはメモリ利用率が現在高い場合、位置精度または定期的なロケーションの頻度を低減することができる。SLP150は、SUPLサービス配信の間、SET120の少なくとも1つの位置推定値を決定するために、SET120と通信する(212)。たとえば、サービスは、単一の即座の位置が生成され得る即座型ロケーションでもよい。サービスが遅延型ロケーションのものである場合、複数の位置が定期的に生成され得る、または他のトリガイベントに基づいて生成され得る。随意に、SLP150は、SET120に要求されたサービスに関して変更された、またはSETによってその後変更されるサービスパラメータを有するサービス変更要求をSET120から受信することができ、またはSET120に送ることができる(214)。1つまたは複数の位置推定値は、SUPLエージェント170に送られる(216)。
図6は、SUPL ULPアーキテクチャ100のSET120によって実行され得るSUPL測位プロセスを示すフローチャート300である。SET120は、SUPLエージェント122から、SET120の位置推定値についての要求を受信する(302)。SET120は、SLP150に対するセキュアなIP接続を確立し、次いでSLP150とのSUPL開始セッションを開始するためにサービス機能をSLP150に要求する(304)。SET120は、SLP150のサービス機能からの要求によって、SET120のサービス機能をSLP150に提供することができる。SET120は、それに応答して、SLP150からサービス機能を受信する(306)。SET120は、SLP150のサービス機能に一致するサービスを選択し、SLP150に要求し、これはSUPLサービス配信をアクティブ化する(308)。一実施形態では、測位パラメータは、SLP150にサービスを要求する前は提供されない。随意に、SET120は、SLP150に要求されたサービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求をSLP150から受信することができる(310)。変更されたサービスパラメータは、SLP150サービスプロバイダの基本設定をサポートすることができ、たとえば、要求されたものに比べて、より低い位置精度、またはあまり頻繁でない定期的ロケーション、またはより少ない支援データを提供することができる。SET120は、SUPLサービス配信の間、SET120の少なくとも1つの位置推定値を決定するために、SLP150と通信する(312)。たとえば、サービスは、単一の即座の位置が生成され得る即座型ロケーションでもよい。サービスが遅延型ロケーションのものである場合、複数の位置が定期的に生成され得る、または他のトリガイベントに基づいて生成され得る。随意に、SET120は、SLP150に要求されたサービスに関して変更された、またはSLP150によってその後変更されるサービスパラメータを有するサービス変更要求をSLP150から受信することができ、またはSLP150に送ることができる(314)。SET120は、SUPLサービス配信セッションの間、SET120の少なくとも1つの位置推定値をSUPLエージェント122に提供するために、SLP150と通信する。
図7〜図15は、SUPL ULPアーキテクチャ100の呼フロー例を示す。SUPL ULPアーキテクチャ100のフローは、即時型の単一フィックス、トリガされる定期的サービス、およびトリガされるエリアイベントサービスを含む既存のSUPLサービスのサポートを含む。SUPL ULPアーキテクチャ100は、たとえば定期的な支援データ配信など、他のサービスのサポートをさらに含む。一般に、SUPL ULPアーキテクチャ100の基本的な呼フローは、機能転送、サービスアクティブ化、サービス配信、およびサービス終了の4つの主要な基礎的単位から成る。
随意の拡張された呼フローは、サービス変更のための追加の基礎的単位を含み得る。サービス変更は、商用のロケーションサービスのためのますます重要な要求になりつつあるよりよいプライバシーを可能にするために使用され得る。たとえば、SET120ユーザは、SUPLエージェントによって位置を特定される用意があり得るが、たとえば位置精度、持続時間、および定期的セッションの頻度など、サービスのレベルを制御したい可能性がある。したがって、セッションを中止し、後で再始動することを試みるのではなく、サービス変更によって、ユーザが受け付ける最大のサービスレベルでセッションを続行できるようにする。サービス変更は、プライバシー要求および測位機能に基づいてサービスパラメータ(サービスそれ自体でなく)の変更を可能にするために、サービスアクティブ化の直後に実行されてもよい。サービス変更は、たとえば、ユーザがより頻繁で正確な指示を必要とするとき、ナビゲーションサービスのためのロケーションの頻度を増加させるなど、進行中の遅延型ロケーションセッションを変更するためにも使用され得る。サービス変更は、サービスアクティブ化のために定義されたパラメータを再利用することができ、シグナリングの観点からの単純な拡大でもよい。サービス変更の使用は、より良好なプライバシーおよびより柔軟なサービス配信を可能にする。
本明細書で提供するSUPL呼フローは、非ローミングモードでの単一フィックスおよびトリガされる定期的フィックスサービスの例、ならびにLPPおよびTIA-801の呼フローの例を使用する。提示された呼フローは、概念を示すためのものであり、セキュリティ、通知などの詳細を含まない。
図7は、SUPL ULPアーキテクチャ100の一般化されたメッセージフロー400の一実施形態を示す。呼フローは、開始、配信、終了の3つの段階を含む。開始は、サービス機能交換(ステップB)およびサービスアクティブ化(ステップC)、ならびにネットワーク主導型のシナリオのみに必要とされるSLP150からSET120へのSUPL INIT開始メッセージ(ステップA)を含む。さらに、開始の段階中に、随意のサービス変更が実行され得る(ステップD)。サービス機能交換の間、それらのそれぞれのサービス機能、すなわち、それらがSUPLセッションをサポートすることができ、サポートする用意がある機能を提供するために、SUPL CAPABILITY TRANSFERメッセージがSET120とSLP150との間で交換され得る。サービスアクティブ化の間、それらの機能に即したサービスを要求することによってSUPLサービスをアクティブ化するために、SET120(SET主導型サービス要求の場合)またはSLP150(ネットワーク主導型サービス要求の場合)によってSUPL ACTIVATEメッセージが提供される。サービス変更の間、サービスアクティブ化の間に受信された情報(たとえばサービスパラメータまたはSUPLエージェントの識別)に基づいてサービス変更を要求するために、SLP150(SET主導型サービス要求の場合)またはSET120(ネットワーク主導型サービス要求の場合)によってSUPL MODIFYメッセージが提供され得る。サービスが低減され、増加しない限り(たとえば、高い位置精度ではなく、低い位置精度、または頻繁な定期的ロケーションではなく、あまり頻繁ではない定期的ロケーションについての要求を介して)、要求の受信側が低減されたサービスをサポートすることができることは確実であるので、サービス変更要求を肯定応答する必要はない。
配信の段階中に、サービス配信が実行される(ステップE、F、およびステップH、I)。ステップHおよびIが、遅延型ロケーションサービス(たとえば、トリガされた定期的ロケーション配信)のために使用され、たとえば即時型の単一フィックスなど、即時型ロケーションサービスのためには使用されない。サービス配信の間、要求されたサービス(位置情報または支援データ)を配信するために、ステップEで、および遅延型ロケーションサービスではステップHで、1つまたは複数のSUPL POSメッセージがSET120とSLP150との間で交換される。遅延型ロケーションサービスでは、ステップHの1つまたは複数のインスタンスが生じ得る。SET主導型のセッションにおいて、該当する場合、SLP150は、SUPL REPORTメッセージ(ステップFおよびI)により位置推定値(位置)をSETに戻すことができる。延期遅延型ロケーションサービスでは、ステップIの1つのインスタンスが、ステップHのインスタンスごとに生じ得る。さらに、配信の段階中に、随意のサービス変更がサービス配信の間の任意の時点で実行され得る(ステップG)。サービス変更の間、SET120は、要求をSLP150に送ることができ、またはSLP150は、実行されるサービスに関連する1つまたは複数のパラメータを変更する旨の要求をSET120に送ることができ、たとえば、より高いまたはより低い位置精度、より高いまたはより低いロケーションの頻度を要求することができる。要求がサービスを増加または向上させる(たとえば位置精度または定期的ロケーションの頻度を増加させる)ことである場合、新しいサービスをサポートすることができる場合は、サービス変更要求の受信側が肯定応答を戻すことができる。
終了イベントの間に、サービス終了が実行され(ステップZ)、その間、SUPLセッションがSLP150によって終了される。サービス終了の間、サービス(SET120またはSLP150)を開始したエンティティは、他方の当事者にSUPL ENDを送ることができる。
上記で説明したように、サービスレイヤは、測位レイヤと別である。したがって、SUPL CAPABILITY TRANSFERメッセージ(ステップB)、SUPL ACTIVATEメッセージ(ステップC)、SUPL MODIFY(ステップD、G)などの交換されたメッセージは、サービスパラメータを含み、測位メッセージは含まない可能性がある。サービス関連のパラメータ以外の測位プロトコルメッセージは、たとえばSUPL POS(ステップEおよびH)など他のULPメッセージにカプセル化され得る。余分の柔軟性を提供するために、いくつかのサービス関連のメッセージ(たとえばSUPL ACTIVATE)は、サービスレイヤに透過の、SET測位レイヤ126とSLC154との間に転送される測位プロトコルメッセージを随意に運ぶことができる。
図8は、ネットワーク主導型の単一フィックスサービスについてのメッセージフロー500の一実施形態を示す。SLP150は、SUPL INITメッセージをSET120に送る(ステップA)ことによって、SET120とのネットワーク主導型SUPLセッションを開始する。SET120は、SLP150に対するセキュアなIP接続を確立することができ、そのサービス機能(ProvServCap)(すなわち、それがサポートする用意があり、サポートすることができるサービス)を提供し、SUPL CAPABILITY TRANSFERでSLPのサービス機能(ReqServCap)を要求する(ステップB)。ステップBのSUPL CAPABILITY TRANSFERは、SET120によってサポートされる測位プロトコルを含むこともできる。SET120のサービス機能に従って、SLP150は、SUPL ACTIVATE(SUPLサービスをアクティブ化する)で、サービス(ReqService)、この場合、単一の即時型のフィックスを選択し、要求する。また、SLPは、そのサービス機能(ProvServCap)を提供し、測位プロトコルメッセージ(PosPayload)内の測位情報を送ることもできる(ステップC)。測位情報は、SLP150の測位機能、SET120の測位機能についての要求、測位支援データ、またはこれらの何らかの組合せを含むことができる。ステップCの測位プロトコルメッセージは、SET120がステップBでサポートすることを示した測位プロトコルに対応し得る。SET120は、サービス要求を評価し、要求されたサービスについて受信されたさらなる情報(たとえば、SUPLエージェントIDなど)に応じて、随意にサービス(たとえば、異なるQoP)を変更することができ、SUPL MODIFYで、変更されたサービスパラメータを有する変更されたサービス要求(ReqService)をSLPに戻す(ステップD)。SET120は、SUPL MODIFYの測位プロトコルメッセージ(PosPayload)内の測位情報を送ることもできる。測位情報は、SET120の測位機能、SET120によって行われたいくつかのロケーション測定値、測位支援データについての要求、またはこれらの何らかの組合せを含み得る。SET120およびSLP150は、1
つまたは複数のSUPL POSメッセージ内に含まれる測位プロトコルメッセージ(PosPayload)を交換するSUPL POSセッションに関与し、SLP150は位置推定値を取得する(ステップE)。SLP150は、SUPLセッションを終了する(ステップF)。
図8のステップAで送られるSUPL INITメッセージは、図8で呼び出されるサービスをサポートしないSET120によって認識され、部分的に復号される必要があり、たとえばSUPL1.0またはSUPL2.0など、SUPLの前のバージョンをサポートするSET120によって認識され、部分的に復号される必要があり得る。1つの理由は、SET120がSLP150に対するセキュアなIP接続を確立し、次いで、SUPLセッションを終了するためのSUPL ENDメッセージを戻し、SUPL SET120のどのバージョンがサポートするかをSET120に指示できることである。このSUPL END応答は、SUPL1.0およびSUPL2.0でサポートされるが、SETがSUPL INITのSUPLバージョン番号パラメータを復号することができること、および、SUPL2.0の場合、最小および最大のSUPLバージョンパラメータを復号することができることにも依存する。SLP150は、このSUPL ENDメッセージで、SET120によってサポートされるSUPLのバージョンを受信する場合、SUPLの同じバージョンを使用するセッションを再開することができ、これは次いで、図8に示されるものとは異なる、しかし、SUPLエージェント(たとえばSUPLエージェント170)によって要求されたサービスを部分的にまたは完全にサポートすることができるメッセージフローをもたらし得る。SET120が常にSUPL INITを復号することができることを確実にするために、SLP150は、同じ必須のパラメータ、および場合によってはSUPL1.0およびSUPL2.0でSUPL INITメッセージについて定義されたのと同じ随意のパラメータのうちのいくつかを含む図8のステップAでSUPL INITを送ることができる。しかし、図8におけるステップAでSLP150によって送られるSUPL INITのバージョンパラメータは、より高いSUPLバージョン番号(たとえば図8のメッセージフローが有効であるSUPLバージョン)を示すことができる。さらに、SUPL INITは、図8のメッセージフローに適用可能なパラメータを含む埋込みメッセージまたは埋込みコンテナ(たとえばより高いバージョンのSUPLのために定義された新しいSUPL INIT)を含むことができる。
たとえば、図8Aは、使用され得るSUPL INITメッセージの一例を示しており、これは、SUPLバージョン502、SUPL1.0パラメータ504、SUPL2.0パラメータ506、ならびに埋込みメッセージまたは埋込みコンテナ508を含み、これはより高いバージョンSUPLパラメータを含み得る。次いで、SUPLのこのより高いバージョンをサポートするSET120は、SUPL INITのSUPL1.0およびSUPL2.0パラメータの一部または全部を無視し、単に埋込みメッセージ(または埋込みコンテナ)内のパラメータを解釈するだけであり得る。場合によっては、埋込みメッセージは、パラメータを含んでいない場合があり、この場合、SET120はSUPL1.0およびSUPL2.0パラメータの一部または全部を無視し、たとえば図8におけるステップCのSLP150によって送られたメッセージなど、その後のメッセージで、SLP150から必要なSUPLパラメータを取得し得る。図8に関連付けられたより高いバージョンのSUPLをサポートしないSET120は、SUPL INITメッセージを依然として認識し、SUPL1.0および場合によってはSUPL2.0のパラメータ、ならびに図8のステップAのSUPL INITに含まれるSUPLバージョン番号を復号することができる。SET120は、このバージョンのSUPLをサポートしていないので、それがサポートするSUPLのバージョンを示すSUPL ENDメッセージをSLP150に戻す。次いで、SLP150は、SET120によってサポートされるSUPLバージョンを使用してセッションを再開することができる。これらの図の各々におけるメッセージフローをサポートする、またはサポートしないSET120をサポートするために、ここで説明したものと同じタイプのSUPL INITメッセージを図9、図12、および図13におけるステップAで送ることもできる。
図9は、ネットワーク主導型のトリガされる定期的サービスについてのメッセージフロー600の一実施形態を示す。メッセージフロー600の開始ステップA〜Dは、ステップCで要求されたサービス(ReqService)がトリガされる定期的サービスのためのものであることを除いて、メッセージフロー500のステップA〜Dと同じである。第1の位置推定値が正当であるとき、SET120およびSLP150は、1つまたは複数のSUPL POSメッセージ内に含まれる測位プロトコルメッセージ(PosPayload)を交換するSUPL POSセッションに関与し、SLP150は、位置推定値を取得する(および/または、支援データがSET120に配信される)(ステップE)。たとえば、SET120またはSLP150は、サービス(すなわち、サービスパラメータ)を変更することができる(QoP、フィックス間の間隔など)(ステップF)。SET120またはSLP150は、SUPL MODIFYメッセージに測位プロトコルメッセージ(PosPayload)を含めることもできる(ステップF)。SET120およびSLP150は、適用可能なとき、位置情報を交換する追加のSUPL POSセッションに関与することができる(ステップG)。SLP150は、SUPLセッションを終了する(ステップZ)。
図10は、SET主導型の単一フィックスサービスについてのメッセージフロー700の一実施形態を示す。SET120は、(たとえば以前のSUPLセッションでSET120によって取得された)SLP150のサービス機能をまだ有していない場合、SLP150に対するセキュアなIP接続を確立し、次いでSUPL CAPABILITY TRANSFERメッセージを送り、それ自体のサービス機能(ProvServCap)を提供し、SLPのサービス機能(ReqServCap)を要求する(ステップA)ことによってSUPLセッションを開始する。ステップAが実行された場合、SLP150は、そのサービス機能(ProvServCap)をSUPL CAPABILIITES TRANSFERでSETに提供する(ステップB)。ステップBのSUPL CAPABILITIES TRANSFERは、SLP150によってサポートされる測位プロトコルを含むこともできる。SET120は、ステップAおよびステップBが実行された後、またはSET120がSPL150のサービス機能をすでに有している場合、最初のメッセージとして、SUPL ACTIVATEを送る(ステップC)ことによって、SUPLサービスをアクティブ化する。SET120は、SUPL ACTIVATEで、SLP150のサービス機能に一致するサービス(ReqService)を選択し、要求する。SET120は、SUPL ACTIVATEの測位プロトコルメッセージ(PosPayload)内の測位情報を送ることもできる(ステップC)。測位情報は、SET120の測位機能、SET120によって行われたいくつかのロケーション測定値、測位支援データについての要求、またはこれらの何らかの組合せを含み得る。ステップCの測位プロトコルメッセージは、SLP150がステップBでサポートすることを示した測位プロトコルに対応し得る。SLP150は、サービス要求を評価し、要求されたサービスについて受信されたさらなる情報(たとえば、SUPLエージェントIDなど)に応じて、SUPL MODIFYで、変更されたサービスパラメータを有する変更されたサービス要求(ReqService)をSET120に戻す(ステップD)ことによって、サービス(たとえば、異なるQoP)を変更することができる。SLP150は、SUPL MODIFYの測位プロトコルメッセージ(PosPayload)内の測位情報を送ることもできる(ステップD)。測位情報は、SLP150の測位機能および/または測位支援データ(たとえばステップCのSET120によって要求される)を含むことができる。SET120およびSLP150は、1つまたは複数のSUPL POSメッセージ内に含まれる測位プロトコルメッセージ(PosPayload)を交換するSUPL POSセッションに関与する(ステップE)。SLP150は、SUPLセッションを終了し、位置推定値がSLP150で計算される場合、SET120に位置推定値(位置)を送る(ステップF)。
図11は、SET主導型のトリガされる定期的サービスについてのメッセージフロー800の一実施形態を示す。メッセージフロー800の開始ステップA〜Dは、ステップCで要求されたサービス(ReqService)がトリガされる定期的サービスのためのものであることを除いて、メッセージフロー700のステップA〜Dと同じである。第1の位置推定値が正当であるとき、SET120およびSLP150は、1つまたは複数のSUPL POSメッセージ内に含まれる測位プロトコルメッセージ(PosPayload)内の測位情報を交換するSUPL POSセッションに関与し、SLP150は、位置推定値を取得する(および/または、支援データがSET120に配信される)(ステップE)。該当する場合、SLP150はSET120に位置推定値(位置)を戻し、さらに、または代わりに、SUPL REPORTの測位プロトコルメッセージ(PosPayload)内の位置情報(たとえば測位支援データ)を送り得る(ステップF)。たとえば、SET120またはSLP150は、サービス(すなわち、サービスパラメータ)を変更することができる(QoP、フィックス間の間隔など)(ステップG)。SET120またはSLP150は、位置情報(たとえば支援データまたは支援データについての要求)をSUPL MODIFYメッセージの測位プロトコルメッセージ(PosPayload)に含めることもできる(ステップG)。SET120およびSLP150は、位置情報を交換する追加のSUPL POSセッションに関与し得、SLP150は、適用可能なとき、SUPL REPORTでSET120に位置推定値を戻すことができる(ステップHおよびI)。SLP150は、SUPLセッションを終了する(ステップZ)。
図12は、測位プロトコルがLPPであり、測位方法がSET支援型A-GNSSである場合のネットワーク主導型の単一フィックスサービスについてのメッセージフロー900の一実施形態を示す。SLP150は、SUPL INITメッセージをSET120に送る(ステップA)ことによって、SET120とのネットワーク主導型SUPLセッションを開始する。SET120は、SLP150に対するセキュアなIP接続を確立し、次いで、そのサービス機能(ProvServCap)(すなわち、それがサポートする用意があり、サポートすることができるサービス)を提供し、SUPL CAPABILITY TRANSFERでSLPのサービス機能(ReqServCap)を要求する(ステップB)。ステップBのSUPL CAPABILITY TRANSFERは、SET120によってサポートされる測位プロトコルを含むこともでき、これは、この例ではLPPを含む。SET120のサービス機能に従って、SLP150は、SUPL ACTIVATE(SUPLサービスをアクティブ化する)で、サービス(ReqService)、この場合、単一の即時型のフィックスを選択し、要求する。また、SLPは、そのサービス機能(ProvServCap)を提供し、SETのLPP測位機能(LPP ReqCap)を要求するLPPメッセージを含み、支援データなど、測位情報を含むLPPメッセージ(PosPayload)を含むこともできる(ステップC)。ステップCのLPPメッセージは、SET120がステップBでサポートすることを示した可能性のあるLPP測位プロトコルに対応する。SET120は、サービス要求を評価し、要求されたサービスについて受信されたさらなる情報(たとえば、SUPLエージェントIDなど)に応じて、随意にサービス(たとえば、異なるQoP)を変更することができ、SUPL MODIFYで、変更されたサービスパラメータを有する変更されたサービス要求(ReqService)をSLPに戻す(ステップD)。SET120は、そのLPP測位機能(LPP ProvCap)、ロケーション測定値を含む位置情報(LPP ProvLocInfo)、および何らかの支援データについての要求(LPP ReqAssistData)のうちの1つまたは複数を提供する1つまたは複数のLPPメッセージ(PosPayload)をSUPL MODIFYメッセージに含めることもできる。ステップDが実行されない場合、SET120は、代わりに、そのLPP測位機能、いくつかのロケーション測定値、および何らかの支援データについての要求のうちの1つまたは複数を含む1つまたは複数のLPPメッセージをSUPL POSメッセージに含めることができる(ステップE)。SLP150は、支援データを含む1つまたは複数のLPPメッセージ(LPP ProvAssistData)および/または位置情報についての要求(LPP ReqLocInfo)をSUPL POSメッセージで送る(ステップF)。SET120は、位置情報を含むLPPメッセージ、この場合、SUPL POSメッセージ内のGNSS擬似距離測定値(LPP ProvLocInfo)をSLP150に戻し、SLP150は、位置推定値を計算する(ステップG)。SLP150は、SUPLセッションを終了する(ステップH)。サービスがステップCでいったんアクティブ化されると、測位レイヤ(この場合LPP)は、ステップE、F、およびG(または、ステップDが実行される場合D、F、およびG)で、たいていサービスレイヤとは無関係に動作することができる。測位レイヤLPPメッセージ、および特定のサービスレイヤメッセージ内でのそれらのトランスポートは、この例で示されるものとは異なり得る。たとえば、測位レイヤメッセージは、TIA-801またはLPPプラスLPPeとすることができる。
図13は、SET支援型A-GNSSによるネットワーク主導型の単一フィックスTIA-801サービスについてのメッセージフロー1000の一実施形態を示す。SLP150は、SUPL INITメッセージをSET120に送る(ステップA)ことによって、SET120とのネットワーク主導型SUPLセッションを開始する。SET120は、SLP150に対するセキュアなIP接続を確立し、次いで、そのサービス機能(ProvServCap)(すなわち、それがサポートする用意があり、サポートすることができるSUPLサービス)を提供し、SUPL CAPABILITY TRANSFERでSLPのサービス機能(ReqServCap)を要求する(ステップB)。ステップBのSUPL CAPABILITY TRANSFERは、SET120によってサポートされる測位プロトコルを含むこともでき、これは、この例では、TIA-801を含む。SET120のサービス機能に従って、SLP150は、SUPL ACTIVATE(SUPLサービスをアクティブ化する)で、サービス(ReqService)、この場合、単一の即時型のフィックスを選択し、要求する。また、SLPは、そのサービス機能(ProvServCap)を提供し、SETの測位機能(TIA-801 ReqCap)を要求し、および/または測位情報を提供する1つまたは複数のTIA-801測位レイヤメッセージを含むことができる(ステップC)。ステップCのTIA-801メッセージは、SET120がステップBでサポートすることを示した可能性のあるTIA-801測位プロトコルに対応する。SET120は、サービス要求を評価し、要求されたサービスについて受信されたさらなる情報(たとえば、SUPLエージェントIDなど)に応じて、随意にサービス(たとえば、異なるQoP)を変更することができ、SUPL MODIFYで、変更されたサービスパラメータを有する変更されたサービス要求(ReqService)をSLPに戻す(ステップD)。SET120は、SET120のTIA-801測位機能(MS INFO)、位置情報(Prov PP)、ならびにGNSS取得支援(Req AA)および感度支援(Req SA)についての要求を含む1つまたは複数の測位レイヤTIA-801メッセージ(PosPayload)を、SUPL MODIFY内に含む。ステップDが実行されない場合、ステップDについて記載されたTIA-801メッセージ(PosPayload)は、代わりにSUPL POSメッセージで提供され得る(ステップE)。SLP150は、GNSS取得支援(Prov AA)、感度支援(Prov SA)、およびGNSS擬似距離情報についての要求(Req PR)を含むSUPL POSメッセージで1つまたは複数のTIA-801位置レイヤメッセージ(PosPayload)を戻す(ステップF)。SET120は、要求されたGNSS擬似距離測定値を取得し、位置情報(この場合GNSS擬似距離測定値)を含むTIA-801測位レイヤメッセージをSLP150に戻し(Prov PR)、SLP150は、位置推定値を計算する(ステップG)。SLP150は、SUPLセッションを終了する(ステップH)。サービスがステップCでいったんアクティブ化されると、測位レイヤ(この場合TIA-801)は、ステップE、F、およびG(または、ステップDが実行される場合D、F、およびG)で、たいていサービスレイヤとは無関係に動作することができる。測位レイヤTIA-801メッセージ、および特定のサービスレイヤメッセージ内でのそれらのトランスポートは、この例で示されるものとは異なり得る。
図14は、測位プロトコルがLPPであり、測位方法がSET支援型A-GNSSであるSET主導型の単一フィックスサービスについてのメッセージフロー1100の一実施形態を示す。SET120は、(たとえば以前のSUPLセッションでSET120によって取得された)SLP150のサービス機能をまだ有していない場合、SLP150に対するセキュアなIP接続を確立し、次いでSUPL CAPABILITY TRANSFERを送り、それ自体のサービス機能(ProvServCap)を提供し、SLPのサービス機能(ReqServCap)を要求する(ステップA)ことによってSUPLセッションを開始する。ステップAが実行された場合、SLP150は、そのサービス機能(ProvServCap)をSUPL CAPABILIITES TRANSFERでSETに提供する(ステップB)。ステップBのSUPL CAPABILITIES TRANSFERは、SLP150によってサポートされる測位プロトコルを含むこともでき、これは、この例ではLPPを含む。SET120は、ステップAおよびステップBが実行された後、またはSET120がSPL150のサービス機能をすでに有している場合、最初のメッセージとして、SUPL ACTIVATEを送る(ステップC)ことによって、SUPLサービスをアクティブ化する。SET120は、SUPL ACTIVATEで、SLP150のサービス機能、この場合、単一の即時型のフィックスに一致するサービス(ReqService)を選択し、要求する。SET120は、そのLPP測位機能(LPP ProvCap)、ロケーション測定値を含む位置情報(LPP ProvLocInfo)、および何らかの支援データについての要求(LPP ReqAssistData)のうちの1つまたは複数を提供する1つまたは複数のLPP測位レイヤメッセージ(PosPayload)をSUPL ACTIVATEメッセージに含めることもできる(ステップC)。ステップCのLPPメッセージは、SLP150がステップBでサポートすることを示した可能性のあるLPP測位プロトコルに対応する。SLP150は、サービス要求を評価し、要求されたサービスについて受信されたさらなる情報(たとえば、SUPLエージェントIDなど)に応じて、SUPL MODIFYで、変更されたサービスパラメータを有する変更されたサービス要求(ReqService)をSET120に戻す(ステップD)ことによって、サービス(たとえば、異なるQoP)を変更することができる。SLP150は、SUPL MODIFYメッセージに、支援データ(LPP ProvAssistData)および/または位置情報についての要求(LPP ReqLocInfo)を含む1つまたは複数のLPP測位レイヤメッセージ(PosPayload)を含め得る。ステップDが実行されない場合、SLP150は、支援データ(LPP ProvAssistData)および/または位置情報についての要求(LPP ReqLocInfo)を含むSUPL POSメッセージに、1つまたは複数のLPPメッセージ(PosPayload)を代わりに含めることができる(ステップE)。SET120は、要求された位置情報(この場合、GNSS擬似距離測定値)を取得し、この位置情報(LPP ProvLocInfo)を含むSUPL POSメッセージのLPP測位レイヤメッセージ(PosPayload)をSLP150に送り、SLP150は、位置推定値を計算する(ステップF)。SLP150は、SUPLセッションを終了し、SUPL ENDでSET120に位置推定値(位置)を送る(ステップG)。サービスがステップCでいったんアクティブ化されると、測位レイヤ(この場合LPP)は、ステップEおよびF(または、ステップDが実行される場合DおよびF)で、たいていサービスレイヤとは無関係に動作することができる。測位レイヤLPPメッセージ、および特定のサービスレイヤメッセージ内でのそれらのトランスポートは、この例で示されるものとは異なり得る。たとえば、測位レイヤメッセージは、TIA-801またはLPPプラスLPPeとすることができる。
図15は、測位プロトコルがTIA-801であり、測位方法がSET支援型A-GNSSであるSET主導型の単一フィックスサービスについてのメッセージフロー1200の一実施形態を示す。SET120は、(たとえば以前のSUPLセッションでSET120によって取得された)SLP150のサービス機能をまだ有していない場合、SLP150に対するセキュアなIP接続を確立し、次いでSUPL CAPABILITY TRANSFERを送り、それ自体のサービス機能(ProvServCap)を提供し、SLPのサービス機能(ReqServCap)を要求する(ステップA)ことによってSUPLセッションを開始する。ステップAが実行された場合、SLP150は、そのサービス機能(ProvServCap)をSUPL CAPABILIITES TRANSFERでSETに提供する(ステップB)。ステップBのSUPL CAPABILITIES TRANSFERは、SLP150によってサポートされる測位プロトコルを含むこともでき、これは、この例では、TIA-801を含む。SET120は、ステップAおよびステップBが実行された後、またはSET120がSPL150のサービス機能をすでに有している場合、最初のメッセージとして、SUPL ACTIVATEを送る(ステップC)ことによって、SUPLサービスをアクティブ化する。SET120は、SUPL ACTIVATEで、SLP150のサービス機能、この場合、単一の即時フィックスに一致するサービス(ReqService)を選択し、要求する。SET120は、その測位機能(Prov MS INFO)、位置情報(Prov PP)、ならびに取得支援(Req AA)および感度支援(Req SA)についての要求のうちの1つまたは複数を提供する1つまたは複数のTIA-801測位レイヤメッセージ(PosPayload)をSUPL ACTIVATEメッセージに含めることもできる(ステップC)。ステップCのTIA-801メッセージは、SLP150がステップBでサポートすることを示した可能性のあるTIA-801測位プロトコルに対応する。SLP150は、サービス要求を評価し、要求されたサービスについて受信されたさらなる情報(たとえば、SUPLエージェントIDなど)に応じて、SUPL MODIFYで、変更されたサービスパラメータを有する変更されたサービス要求(ReqService)をSET120に戻す(ステップD)ことによって、サービス(たとえば、異なるQoP)を変更することができる。SLP150は、SUPL MODIFYメッセージに、取得支援(Prov AA)、感度支援(Prov SA)、および擬似距離情報についての要求(Req PR)を含む1つまたは複数のTIA-801測位レイヤメッセージ(PosPayload)を含め得る。ステップDが実行されない場合、SLP150は、ステップDに記載された同じTIA-801メッセージ(PosPayload)を含むSUPL POSメッセージを代わりに送ることができる(ステップE)。SET120は、要求されたGNSS擬似距離測定値を取得し、この位置情報(Prov PR)および位置結果についての要求(Req LocRes)を含むSUPL POSメッセージで1つまたは複数のTIA-801測位レイヤメッセージ(PosPayload)をSLP150に送る(ステップF)。SLP150は、位置推定値を計算し、SUPLセッションを終了するために、SUPL END内のTIA-801メッセージ(Prov LocRes)でSET120にそれを送る(ステップG)。サービスがステップCでいったんアクティブ化されると、測位レイヤ(この場合TIA-801)は、ステップEおよびF(または、ステップDが実行される場合DおよびF)で、たいていサービスレイヤとは無関係に動作することができる。測位レイヤTIA-801メッセージ、および特定のサービスレイヤメッセージ内でのそれらのトランスポートは、この例で示されるものとは異なり得る。
図7から図15に例示されるSUPLサービスは、サービスがSUPL2.0においてサポートされる方法とは異なる。図7から図15に例示されるSUPLサービスをSUPL2.0と整合させる際の利点があり得る。たとえば、ソフトウェア、ファームウェア、およびハードウェアがすでにSUPL2.0のために利用可能であるとき、これによって、図7から図15に例示されるSUPLサービスをサポートするのに必要なソフトウェア、ファームウェア、およびハードウェア実装の量が低減し得る。この整合の達成を助けるために、図7から図15に例示されるSUPLサービスとSUPL2.0の両方におけるSUPLエージェント112または170に対して同じものが現れるサービス(たとえばSUPL即時ロケーション、SUPL定期的ロケーション、SUPLトリガロケーション)をサポートするSUPLパラメータは、SUPLの両方のバージョンの変更なしで使用され得る。あるいは、これらのパラメータは、SUPLの両方のバージョンにおいて異なって定義され、および/または符号化され得るが、正確に同じ情報を運ぶことができる。一例として、SUPLトリガサービスのトリガ条件を伝えるSUPLパラメータ(たとえば地理的エリア、およびSETがそのエリア内に入る、滞在している、または離れるトリガ条件)は、SUPLの両方のバージョンの変更なしで再利用され得、または、この情報を符号化するパラメータは異なり得るにもかかわらず、これらのパラメータからの情報は変更なしで保持され得る。前者の場合、整合は、符号化レベルで行われるが、後者の場合、整合は、情報レベルである。
図16は、図1および図2のネットワークアーキテクチャ100および102におけるSET120、H-SLP150および通信ネットワーク130の一実施形態のブロック図を示す。通信ネットワーク130は、端末の通信を提供し、基地局(またはノードB)およびネットワークコントローラを含み得る。簡単のために、図16は、SET120については1つのプロセッサ1920、1つのメモリユニット1922、および1つのトランシーバ1924、ネットワーク130については1つのプロセッサ1930、1つのメモリユニット1932、1つのトランシーバ1934、および1つの通信(Comm)ユニット1936、ならびにSLP150については1つのプロセッサ1940、1つのメモリユニット1942、および1つのトランシーバ1944しか示していない。一般に、各エンティティは、任意の数のプロセッサ、メモリユニット、トランシーバ、通信ユニット、コントローラなどを含み得る。SET120は、ワイヤレス通信をサポートすることができ、GPS信号を受信し、処理することもできる。
ダウンリンク上では、ネットワーク130の基地局は、トラフィックデータ、シグナリング、およびパイロットをそれらのカバレージエリア内の端末に送信する。これらの様々なタイプのデータは、プロセッサ1930によって処理され、アンテナを介して送信されるダウンリンク信号を生成するようにトランシーバ1934によって調整される。SET120で、1つまたは複数の基地局からのダウンリンク信号は、アンテナを介して受信され、トランシーバ1924によって調整され、ロケーションサービスのための様々なタイプの情報を取得するために、プロセッサ1920によって処理される。たとえば、プロセッサ1920は、上記のメッセージフローのために使用されるメッセージを復号することができる。メモリユニット1922および1932は、それぞれSET120およびネットワーク130のためのプログラムコードおよびデータを記憶する。アップリンク上では、SET120は、トラフィックデータ、シグナリング、およびパイロットをネットワーク130内の1つまたは複数の基地局に送信することができる。これらの様々なタイプのデータは、プロセッサ1920によって処理され、SETアンテナを介して送信されるアップリンク信号を生成するようにトランシーバ1924によって調整される。ネットワーク130で、SET120および他の端末からのアップリンク信号は、トランシーバ1934によって受信され、調整され、様々なタイプの情報(たとえば、データ、シグナリング、報告など)を取得するために、プロセッサ1930によってさらに処理される。ネットワーク130は、通信ユニット1936を介して、SLP150および他のネットワークエンティティと通信する。
SLP150内で、プロセッサ1940は、SLPのための処理を実行し、メモリユニット1942は、SLPのためのプログラムコードおよびデータを記憶し、通信ユニット1944によってSLPはネットワーク130および他のネットワークエンティティと通信することができる。プロセッサ1940は、上記のメッセージフローについてのSLP150の処理を実行することができる。
本明細書で説明した技法は、様々な手段によって実現され得る。たとえば、これらの技法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ハードウェア実装形態の場合、各エンティティでの処理を実行するために使用されるユニットは、本明細書で説明する機能を実行するように設計された、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、他の電子ユニット、あるいはそれらの組合せ内で実現され得る。
ファームウェアおよび/またはソフトウェア実装形態の場合、これらの方法は、本明細書で説明した機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)によって実現され得る。本明細書で説明した方法を実現する際に命令を具体的に実施する任意の機械可読媒体を使用してもよい。ソフトウェアコードは、メモリユニット(たとえば、図16のメモリユニット1922、1932、または1942)に記憶され、プロセッサ(たとえば、プロセッサ1920、1930または1940)によって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装され得る。本明細書で使用する「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのいずれかのタイプを指し、メモリの特定のタイプまたはメモリの数、あるいはメモリが格納される媒体のタイプに限定されない。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして非一時的コンピュータ可読媒体上に記憶され得る。例としては、データ構造で符号化されたコンピュータ可読媒体、およびコンピュータプログラムで符号化されたコンピュータ可読媒体がある。コンピュータ可読媒体は、物理的なコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の使用可能な媒体であってもよい。限定ではなく、一例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形で記憶するのに使用することができ、かつコンピュータからアクセスすることのできる任意の他の媒体を備えてよく、本明細書で使用するディスク(diskおよびdisc)には、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピィ(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクが含まれ、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本発明をその説明のために特定の実施形態に関連して例示したが、本発明はそれらの実施形態に限定されない。本発明の範囲から逸脱せずに様々な適合および修正を施してもよい。したがって、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲を上記の説明に限定すべきではない。
100 ネットワークアーキテクチャ
102 ネットワークアーキテクチャ
104 訪問先/サービングネットワーク
106 ホームネットワーク
108 要求側ネットワーク
112 SUPLエージェント
120 SET
122 SUPLエージェント
124 サービスレイヤ
126 測位レイヤ
130 ネットワーク
150 H-SLP
152 SUPLロケーションセンター(SLC)
154 SUPLポジショニングセンター(SPC)
160 V-SLP
162 R-SLP
170 SUPLエージェント
190 衛星
502 SUPLバージョン
504 SUPL1.0パラメータ
506 SUPL2.0パラメータ
508 埋込みコンテナ
1920 プロセッサ
1922 メモリユニット
1924 トランシーバ
1930 プロセッサ
1932 メモリユニット
1934 トランシーバ
1936 通信ユニット
1940 プロセッサ
1942 メモリユニット
1944 トランシーバ、通信ユニット

Claims (50)

  1. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求を受信するステップと、
    少なくとも1つのユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)サービスレイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを受信するステップであって、ULPサービスレイヤメッセージは、測位プロトコル識別子および測位プロトコルメッセージを除く測位に関連するパラメータを含まない、ステップと、
    少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから少なくとも1つの測位レイヤメッセージを受信するステップであって、測位レイヤメッセージは、サービスに関連するパラメータを含まない測位プロトコルに従う、ステップと、
    前記SETと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を決定するステップと、
    前記少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントに送るステップとを備える、方法。
  2. 前記測位レイヤメッセージが、前記ULPサービスレイヤメッセージ内にカプセル化され、前記ULPサービスレイヤメッセージは、サービスレイヤパラメータを含まない、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測位レイヤメッセージが、前記ULPサービスレイヤメッセージ内にカプセル化され、前記ULPサービスレイヤメッセージは、サービスレイヤパラメータを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記測位プロトコルが、LTE測位プロトコル(LLP)、無線リソースLCSプロトコル(RRLP)、無線リソース制御(RRC)、またはIS-801を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記SETにサービスを要求する前は、測位に関連するパラメータが提供されない、請求項1に記載の方法。
  6. 複数の報告イベントについて、前記SETの位置推定値を決定するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから前記少なくとも1つのULPレサービスレイヤメッセージを受信するステップが、
    前記SETからSETサービス機能を受信するステップと、
    前記SETサービス機能に一致するサービスを前記SETに要求するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記SETサービス機能が、前記SETに支援される測位プロトコルを含み、少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SETへ送信する前に受信される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記SETサービス機能の受信に応答して、SLPのサービス機能を前記SETへ送信するステップをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記SETに要求された前記サービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求を前記SETから受信するステップをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  11. 前記SETに要求された前記サービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求を前記SETへ送信するステップをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  12. 前記SETの複数の位置推定値を複数回で決定するステップであって、前記サービス変更要求は、位置推定の間で受信される、ステップをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  13. 前記SETの複数の位置推定値を複数回で決定するステップであって、前記サービス変更要求は、位置推定の間で送信される、ステップをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  14. 少なくとも1つのプロセッサを備える装置であって、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求を受信し、
    少なくとも1つのユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)サービスレイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを受信し、
    少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから少なくとも1つの測位レイヤメッセージを受信し、
    前記SETと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を決定し、
    前記少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントに送るように構成され、
    ULPサービスレイヤメッセージは、測位プロトコル識別子および測位プロトコルメッセージを除く測位に関連するパラメータを含まず、
    測位レイヤメッセージは、サービスに関連するパラメータを含まない測位プロトコルに従う、装置。
  15. 前記測位レイヤメッセージが、前記ULPサービスレイヤメッセージ内にカプセル化され、前記ULPサービスレイヤメッセージは、サービスレイヤパラメータを含まない、請求項14に記載の装置。
  16. 前記測位レイヤメッセージが、前記ULPサービスレイヤメッセージ内にカプセル化され、前記ULPサービスレイヤメッセージは、サービスレイヤパラメータを含む、請求項14に記載の装置。
  17. 前記測位プロトコルが、LTE測位プロトコル(LLP)、無線リソースLCSプロトコル(RRLP)、無線リソース制御(RRC)、またはIS-801を含む、請求項14に記載の装置。
  18. 前記SETにサービスを要求する前は、測位に関連するパラメータは提供されない、請求項14に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサが、複数の報告イベントについて、前記SETの位置推定値を決定するように構成される、請求項14に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    SETサービス機能を受信し、
    前記SETサービス機能に一致するサービスを前記SETに要求するようにさらに構成される、請求項14に記載の装置。
  21. 前記SETサービス機能が、前記SETに支援される測位プロトコルを含み、少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SETへ送信する前に受信される、請求項20に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SETサービス機能の受信に応答して、SUPLロケーションプラットフォーム(SLP)のサービス機能を前記SETへ送信するようにさらに構成される、請求項20に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SETに要求された前記サービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求を前記SETから受信するようにさらに構成される、請求項20に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SETに要求された前記サービスに関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求を前記SETへ送信するようにさらに構成される、請求項20に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SETの複数の位置推定値を複数回で決定するようにさらに構成され、前記サービス変更要求は位置推定の間で受信される、請求項23に記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SETの複数の位置推定値を複数回で決定するようにさらに構成され、前記サービス変更要求は位置推定の間で送信される、請求項24に記載の装置。
  27. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求を受信するための手段と、
    少なくとも1つのユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)サービスレイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを受信するための手段であって、ULPサービスレイヤメッセージは、測位プロトコル識別子および測位プロトコルメッセージを除く測位に関連するパラメータを含まない、手段と、
    少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから少なくとも1つの測位レイヤメッセージを受信するための手段であって、測位レイヤメッセージは、サービスに関連するパラメータを含まない測位プロトコルに従う、手段と、
    前記SETと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を決定するための手段と、
    前記少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントに送るための手段とを備える、装置。
  28. 自身に記憶されたプログラムコードを有するコンピュータ可読媒体であって、
    前記プログラムコードが、
    セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求を受信するためのプログラムコードと、
    少なくとも1つのユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)サービスレイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを受信するためのプログラムコードであって、ULPサービスレイヤメッセージは、測位プロトコル識別子および測位プロトコルメッセージを除く測位に関連するパラメータを含まない、プログラムコードと、
    少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SETへ送信し、前記SETから少なくとも1つの測位レイヤメッセージを受信するためのプログラムコードであって、測位レイヤメッセージは、サービスに関連するパラメータを含まない測位プロトコルに従う、プログラムコードと、
    前記SETと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を決定するためのプログラムコードと、
    前記少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントに送るためのプログラムコードとを備える、コンピュータ可読媒体。
  29. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求を受信するステップと、
    少なくとも1つのユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)サービスレイヤメッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)へ送信し、前記SLPから少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを受信するステップであって、ULPサービスレイヤメッセージは、測位プロトコル識別子および測位プロトコルメッセージを除く測位に関連するパラメータを含まない、ステップと、
    少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SLPへ送信し、前記SLPから少なくとも1つの測位レイヤメッセージを受信するステップであって、測位レイヤメッセージは、サービスに関連するパラメータを含まない測位プロトコルに従う、ステップと、
    前記SLPと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を決定するステップと、
    前記SLPと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定情報を前記SUPLエージェントへ提供するステップとを備える、方法。
  30. 前記測位レイヤメッセージが、前記ULPサービスレイヤメッセージ内にカプセル化され、前記ULPサービスレイヤメッセージは、サービスレイヤパラメータを含まない、請求項29に記載の方法。
  31. 前記測位レイヤメッセージが、前記ULPサービスレイヤメッセージ内にカプセル化され、前記ULPサービスレイヤメッセージは、サービスレイヤパラメータを含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記測位プロトコルが、LTE測位プロトコル(LLP)、無線リソースLCSプロトコル(RRLP)、無線リソース制御(RRC)、またはIS-801を含む、請求項29に記載の方法。
  33. 複数の報告イベントについて、前記SETの位置推定値を決定するステップをさらに備える、請求項29に記載の方法。
  34. 前記少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを前記SLPへ送信し、前記SLPから前記少なくとも1つのULPレサービスレイヤメッセージを受信するステップは、
    前記SLPへSETサービス機能を送信するステップと、
    前記SLPからSLPサービス機能を受信するステップと、
    前記SLPサービス機能に一致するサービスの要求を前記SLPへ送信するステップとを備える、請求項29に記載の方法。
  35. 前記SLPへ送信された前記サービスの要求に関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求を前記SLPへ送信するステップをさらに備える、請求項34に記載の方法。
  36. 前記SLPへ送信された前記サービスの要求に関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求を前記SETから受信するステップをさらに含む請求項34に記載の方法。
  37. 前記SETの複数の位置推定値を複数回で決定するステップであって、前記サービス変更要求は、位置推定の間で送信される、ステップをさらに含む請求項35に記載の方法。
  38. 前記SETの複数の位置推定値を複数回で決定するステップであって、前記サービス変更要求は、位置推定の間で受信される、ステップをさらに含む請求項36に記載の方法。
  39. 少なくとも1つのプロセッサを備える装置であって、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求を受信し、
    少なくとも1つのユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)サービスレイヤメッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)へ送信し、前記SLPから少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを受信し、
    少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SLPへ送信し、前記SLPから少なくとも1つの測位レイヤメッセージを受信し、
    前記SLPと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を決定し、
    前記SLPと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を前記SUPLエージェントへ提供するように構成され、
    ULPサービスレイヤメッセージは、測位プロトコル識別子および測位プロトコルメッセージを除く測位に関連するパラメータを含まず、
    測位レイヤメッセージは、サービスに関連するパラメータを含まない測位プロトコルに従う、装置。
  40. 前記測位レイヤメッセージは、前記ULPサービスレイヤメッセージ内にカプセル化され、前記ULPサービスレイヤメッセージは、サービスレイヤパラメータを含まない、請求項39に記載の装置。
  41. 前記測位レイヤメッセージは、前記ULPサービスレイヤメッセージ内にカプセル化され、前記ULPサービスレイヤメッセージは、サービスレイヤパラメータを含む、請求項39に記載の装置。
  42. 前記測位プロトコルは、LTE測位プロトコル(LLP)、無線リソースLCSプロトコル(RRLP)、無線リソース制御(RRC)、またはIS-801を含む、請求項39に記載の装置。
  43. 前記少なくとも1つのプロセッサが、複数の報告イベントについて、前記SETの位置推定値を決定するように構成される、請求項39に記載の装置。
  44. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記SLPへSETサービス機能を送信し、
    前記SLPからSLPサービス機能を受信し、
    前記SLPサービス機能に一致するサービスの要求を前記SLPへ送信するようにさらに構成される請求項39に記載の装置。
  45. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SLPへ送信された前記サービスの要求に関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求を前記SLPへ送信するようにさらに構成される請求項44に記載の装置。
  46. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SLPへ送信された前記サービスの要求に関して変更されたサービスパラメータを有するサービス変更要求を前記SETから受信するようにさらに構成される請求項44に記載の装置。
  47. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SETの複数の位置推定値を複数回で決定するようにさらに構成され、前記サービス変更要求は、位置推定の間で送信される請求項45に記載の装置。
  48. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記SETの複数の位置推定値を複数回で決定するようにさらに構成され、前記サービス変更要求は、位置推定の間で受信される請求項46に記載の装置。
  49. セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求を受信するための手段と、
    少なくとも1つのユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)サービスレイヤメッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)へ送信し、前記SLPから少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを受信するための手段であって、前記ULPサービスレイヤメッセージは、測位プロトコル識別子および測位プロトコルメッセージを除く測位に関連するパラメータを含まない、手段と、
    少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SLPへ送信し、前記SLPから少なくとも1つの測位レイヤメッセージを受信するための手段であって、測位レイヤメッセージは、サービスに関連するパラメータを含まない測位プロトコルに従う、手段と、
    前記SLPと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を決定するための手段と、
    前記SLPと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定情報を前記SUPLエージェントへ提供するための手段とを備える、装置。
  50. 自身に記憶されたプログラムコードを有するコンピュータ可読媒体であって、
    前記プログラムコードが、
    セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)エージェントから、SUPL対応端末(SET)の少なくとも1つの位置推定値についての要求を受信するためのプロゴラムコードと、
    少なくとも1つのユーザプレーンロケーションプロトコル(ULP)サービスレイヤメッセージをSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)へ送信し、前記SLPから少なくとも1つのULPサービスレイヤメッセージを受信するためのプログラムコードであって、ULPサービスレイヤメッセージは、測位プロトコル識別子および測位プロトコルメッセージを除く測位に関連するパラメータを含まない、プログラムコードと、
    少なくとも1つの測位レイヤメッセージを前記SLPへ送信し、前記SLPから少なくとも1つの測位レイヤメッセージを受信するプログラムコードであって、測位レイヤメッセージは、サービスに関連するパラメータを含まない測位プロトコルに従う、プログラムコードと、
    前記SLPと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定値を決定するためのプログラムコードと、
    前記SLPと通信して、前記SETの前記少なくとも1つの位置推定情報を前記SUPLエージェントへ提供するためのプログラムコードを備える、コンピュータ可読媒体。
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