JP2013535835A - 周波数ドリフトを用いたパルスレーザー用増幅器 - Google Patents
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Abstract
本発明は、パルスレーザー用の周波数ドリフトを用いた増幅装置に関し、下記の装置からなる。入射レーザーパルス(91)を一時的に伸長できるストレッチャー(2)、伸長レーザーパルス(92)を増幅できる少なくとも一つの増幅媒体(3,4)、伸長され増幅されたレーザーパルス(95)を一時的に圧縮できる圧縮器(7)、その圧縮器(7)内には、本発明によれば、増幅器のエネルギー収率を増すために、部分的に一時的に圧縮レーザーパルスを増幅するための増幅媒体(8)が設置される。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
本発明は、いわゆる周波数ドリフト増幅技術を用いた、強力なパルス状レーザー生成用周波数ドリフトを用いた増幅装置に関する。
この技術は、例えば約、数フェムト秒間、非常に強いピークパワーで極短時間継続するレーザーパルスを生成するために使用される。
パルスレーザー、またはパルス状レーザーは極短時間、すなわち数ピコ秒(10−12秒)または数フェムト秒(10−15秒)の近傍で、高い瞬時パワーを達成することを可能とする。これらのレーザーでは超短レーザーパルスは、増幅媒体で増幅される前に発振器で生成される。当初生成されるレーザーパルスは低エネルギーであるにもかかわらず、パルスからのエネルギーは非常に短い時間の間に供給されるので、高い瞬時パワーを生成する。
非常に高い瞬時パワーを生ずる非線形効果を使わないで、レーザーパルスのエネルギーを増加することを可能にするために、増幅前にパルスを一時的に伸長し、増幅後にそのパルスを再圧縮することが考えられてきた。これにより、増幅媒体で使用される瞬時パワーを減少することができる。周波数ドリフト増幅と称される(またしばしば「チャープパルス増幅」またはCPAと称される)この方法では、パルスの持続時間を約103〜105倍延ばし、次いでそのパルスを当初の持続時間に戻すように再圧縮することが可能である。
「増幅されたチャープ光パルスの圧縮」と題されたD・ストリックランドとG.Mourouによる論文(Opt.Commun.56,219−221−1985)に記載されているこのCPAの方法は、パルスのスペクトル分解を使用しており、様々な波長に対し一時的にそれらをシフトさせるために、異なる長さの経路を課すことを可能とする。
図1は概略的に、このチャープパルス増幅方法を用いたレーザーパルス増幅の様子を示す。
発振器1は、入力パルスと呼ばれる、例えば10フェムト秒の非常に短い持続時間のΔTと、例えば数ナノジュールの比較的低いエネルギーEを有するレーザーパルス91を放射する。この入力パルス91はストレッチャー2を通過し、時系列的に、波長の関数である様々なスペクトル成分を分布させる。
ストレッチャー2を作るためにはいくつかの方法が使われる。
図3は、入射光線の波長に応じて異なる方向に反射する回折格子を実装したストレッチャー2の配置を示す。そのようなストレッチャーの構造は、特にO.E.マルティネスの論文「正の群速度分散を用いた3000倍回折格子コンプレッサー:1.3〜1.6μm帯におけるファイバー補償への応用」(IEEE Journal of Quatum Electronics,Vol.qe−23,P.9,1987)に記載されている。
入力パルス91は、それをスペクトルに分散させる第1の回折格子21に送られる。例として、パルス91を構成し、中央波長と2つの両端波長のスペクトル成分に対応する3本の光線911、913および912が図3に示される。
レーザーパルスを構成するスペクトル成分、特に、911、912および913は、続いて、様々な光学的成分を収束させる光学系22を通過する。光学系22は、回折格子21の後方に位置する第1の焦点F1と、第2の回折格子23の後方に位置する第2の焦点F’1を有し、第2の回折格子23が焦点F’1から離れる距離と、第1回折格子21が第1の焦点F1から離れる距離が同じになるように配置される。
レーザーパルスの異なるスペクトル成分、特に、911、912および913は、第2の回折格子23によってお互いが並行になるように回折され、第2の回折格子23と対称的な位置にある第3の回折格子24の方向に向かってゆき、第3の回折格子24は光学系22と対称的な位置にある光学系25に向けてパルスを分散させる。焦点F2とF’2を有する光学系25は、特に、911、912および913のスペクトル成分全てを、回折格子21と対称的な位置にある第4の回折格子26上の同一ポイント上に集め、第4の回折格子26はスペクトル成分の全てを同じ方向に回折し新しいレーザーパルス92を生成する。
回折格子21、光学系22、回折格子23によって形成された一方のサブアセンブリと、回折格子24、光学系25、回折格子26によって形成された他方のサブアセンブリは互いに対称である。故に、1つの典型的な実施形態によれば、回折格子23と回折格子24の間に折り返し2面対を配置することによって、これらのサブアセンブリのうちの1つだけを使用してこの構成を形成することが可能である。回折格子21、23及び光学系22はそれぞれ回折格子26、24及び光学系25の役割を果たすことができる。
入力パルス91を形成する異なるスペクトル成分、特に、911、912および913は、ストレッチャー2において同一の経路を辿らない。ストレッチャー2の構成に応じて、短い波長の成分は長い波長の成分よりも、長い経路を、または反対に短い経路を辿る。この光路長の違いによって、伸長パルスと呼ばれるパルス92において波長に応じたスペクトル成分の時間的オフセットが生じる。
この伸張パルス92は、結果的に、入力パルス91の持続時間ΔTより長い持続時間を有し、例えば約105ΔTである。この長い持続時間はパルス92の瞬時パワーを入力パルス91の瞬時パワーに比べて著しく減少させ、これによりパルス92はより良い条件下で増幅が可能となる。
ストレッチャー2を構成する異なった回折格子21、23、24、26は、各々限定された分散率によるエネルギー収率を有することに留意すべきである。したがって、入力パルス91がこれらの4つの回折格子を通過することにより、大幅なエネルギー損失を生じる。
レーザーパルスを伸長するために使用される別の方法は、長い距離の光ファイバーにパルスを伝搬させることである。ファイバーのコア材料におけるパルスのスペクトル成分の群速度分散により、所望の一時的な伸長を得ることが可能となる。この解決策は、好ましくは比較的長いパルスのために使用される。実際、伸長された非常に短いパルスに対して、回折格子を用いた圧縮システムで圧縮を行なう場合、回折格子と光ファイバーの間の異なる分散法則の違いによる収差が出現する可能性がある。
さらに別の既知の伸長方法は、格子のピッチが厚さに対して一定ではない感光材料から作られたブラッグ回折格子で構成される。そのためレーザーパルスの異なるスペクトル成分は異なる深さで反射され、この結果あるスペクトル成分が他のスペクトル成分に対して遅延を生じパルスが伸長される。
このような方法は、特に、Vadium Smirnov, Emilie Flecher, Leonid Glebov, Kai−Hsiu Liao 及び Almantas Galvanauskas による論文「超短パルスの伸長及び圧縮用PTRガラスにおけるチャープバルクブラッグ回折格子」(Proceedings of Solid State and Diode Lasers Tecnical Review. Los Angeles 2005, SS2−1.)に記載されている。
ストレッチャー2を出た伸張されたパルス92は、次いでそのパワーを増加する増幅媒体を用いて増幅される。図1には、例として3つの増幅媒体が示される。
第1の増幅媒体3は、伸張されたパルス92に入射パルス91のエネルギーEの約106倍のエネルギー、例えば数ミリジュールのエネルギーを与えるまで、伸張パルス92のパワーを増加させる。
第2の増幅媒体4及び第3の増幅媒体5はそれぞれ、増幅され伸張されたパルス93が、入力パルス91のエネルギーEの約1010倍のエネルギー、例えば25ジュールのエネルギーを持つように、伸張パルスのパワーを増加させる。
パルスは比較的大きなエネルギーを持っているが、その持続時間が比較的長いため、そのピークパワーは増幅媒体3、4、5における非線形効果を回避できる程度に弱いものとなる。
増幅器3、4、5における増幅には、それらの増幅器において大きなポンピングエネルギーを必要とすることに留意すべきである。実際に、レーザーパルスが増幅媒体を通過する間にレーザーパルスに与えられるエネルギーは、増幅媒体に供給されるポンピングエネルギーの約45%に相当するにすぎない。
使用される増幅媒体は、ほとんどの場合、誘導放出増幅媒体であるチタンをドープしたサファイア結晶である。
一つの可能な代替案によれば、レーザーパルスの増幅は、一般的には「光パラメトリックチャープパルス増幅」と呼ばれる、パラメトリックレーザーパルス増幅とチャープパルス増幅技術を組み合わせた方法を用いておこなってもよい。その場合には、伸張パルスの増幅は、著しく非線形的な特性を有する材料、例えば、TDP(リン酸二水素カリウム)またはBBO(ベータホウ酸バリウム)またはLBO(三ホウ酸リチウム)タイプの結晶の中で行われる。
この場合増幅は、光ポンピングパルスの光子から増幅パルスの光子にエネルギーを与えることにより行われる。したがって、増幅されたパルスと光ポンピングパルスの波数ベクトルは位相整合していなければならず、2つのパルスは同期していなければならない。
このような増幅法は、特に、A.Dubietisらによる「BBO結晶におけるチャープ及び伸長パルスのパラメトリック増幅による強力フェムト秒パルスの生成」と題された論文(Opt. Commun.88,433(1992))に記載されている。
誘導放出増幅またはパラメトリック増幅を用いる増幅器は、特許請求範囲において、区別することなく「増幅媒体」として記載される。
入力パルスの持続時間ΔTに近い短い持続時間のパルスに戻すには、波長により異なる方向の入射光線を反射する4つの回折格子61、62、63、64を含む、圧縮器6と呼ばれる光学デバイスを使用して行われる。
第1の回折格子61は、伸張パルス93をスペクトル分散させる。例として、パルス910の中央波長と2つの両端波長とに対応する3本の光線911、912、913が図1に示される。
第2の回折格子62は、レーザーパルスを構成するスペクトル成分、特に、911、912、913を部分的に回折し、これらのスペクトル成分は空間的に広がっていく。第3の回折格子63は、これらのいろいろなスペクトル成分を第4の回折格子64上の同一ポイントに集め、第4の回折格子64はスペクトル成分の全て、特に、911、912、913を同じ方向に回折し新しいレーザーパルス94を生成する。
入力パルス91を形成する異なるスペクトル成分、特に、911、912および913は圧縮器6において同一の経路を辿らない。具体的には、圧縮器6は、ストレッチャー2で長い経路を有するスペクトル成分が圧縮器6で短い経路を持つように構築されている。このような光路長の違いにより、ストレッチャー2により生成されたスペクトルオフセットを帳消しにする、スペクトル成分波長に応じたスペクトル成分の時間的オフセットが生ずる。
これにより、パルス92または93において一時的に遅れが出たスペクトル成分は、そのスペクトル成分のすべてが、その遅延を取り戻すように一緒に集められ、入力パルス91の持続時間ΔTに近い持続時間、例えば20フェムト秒と、非常に大きなピークパワー、例えば約1014 Wとを有する出力パルス94になる。
圧縮器6を構成する異なる回折格子61、62、63、64はそれぞれ、限定された分散率により例えば約90%のエネルギー収率を持つことに留意すべきである。したがって、パルス93がこれらの4つの回折格子を通過することにより、大幅なエネルギーの損失が生じる。圧縮前のパルス93のエネルギーが25ジュールである場合は、出力パルス94のエネルギーは約15ジュールになる。
ゆえに、チャープパルス増幅技術は、非常に高い瞬時パワーを有するレーザパワーを生成することを可能とするが、非常に大きなエネルギー損失を発生する。
したがって、15ジュールの出力パルスを得るためには25ジュールの圧縮前のパルスを必要とするが、このエネルギーのほぼすべては増幅器により供給される。増幅器は約45%のエネルギー収率を有するので、15ジュールの出力パルスを得るためには、約55ジュールのポンピングエネルギーを供給する必要がある。よって、チャープパルス増幅器の全体としての エネルギー収率は30%未満となる。
ゆえに、高エネルギーレーザーパルスの生成には非常に大きなエネルギー供給が必要となり、このため、特にポンピングのために、非常に大きくて高価な装置を備える必要がある。
本発明の目的は、前記先行技術の欠点を克服することにある。
特に、本発明は、低いポンピングエネルギーで高エネルギーのレーザーパルスを得ることができるように、レーザーチャープパルス増幅のエネルギー収率を高めることを目指している。
したがって、本発明は、より小さく、より安価な設備と、より低いエネルギー消費で、先行技術におけるのと同じエネルギーを有するパルスを得ることを目指す。
本発明の他の目的は、ポンピングパワーを増加させることなく、したがって、大きなポンピング設備を設けずまたコストをかけずに、従来の技術で得られるレーザーパルスよりも高いエネルギーを有するレーザーパルスを得ることにある。
これらの目的は以下にさらに明らかになる他の目的とともに、パルス状レーザー生成用周波数ドリフトを用いた増幅装置を使用して達成され、その増幅装置は、
入射レーザーパルスを一時点に伸長することができるストレッチャーと、伸長レーザーパルスを増幅することができる少なくとも1つの増幅媒体と、
伸長され増幅されたレーザーパルスを一時的に圧縮することができる圧縮器とを備え、
本発明によれば、前記圧縮器は増幅媒体を備え、そのため部分的に一時的に圧縮されたレーザーパルスを増幅する。
入射レーザーパルスを一時点に伸長することができるストレッチャーと、伸長レーザーパルスを増幅することができる少なくとも1つの増幅媒体と、
伸長され増幅されたレーザーパルスを一時的に圧縮することができる圧縮器とを備え、
本発明によれば、前記圧縮器は増幅媒体を備え、そのため部分的に一時的に圧縮されたレーザーパルスを増幅する。
このように一時的圧縮後に増幅されたパルスのエネルギー損失は、一時的圧縮を受けない場合の増幅パルスのエネルギー損失に比べ減少する。
さらに、圧縮器の中で、増幅器の前に配置される圧縮器の構成要素は、パルスを圧縮しないで増幅する場合よりも、ずっと低いエネルギーパルスに耐えるだけでよい。
有利には、前記圧縮器内に配置される前記増幅媒体は、レーザーパルスの持続時間が前記圧縮器を貫通する前のパルスの持続時間の実質的に半分となる位置に配置されるのが好ましい。
こうして、前記増幅媒体は前記圧縮器の2つのサブアセンブリの間に配置され、各サブアセンブリは一度伸長されたパルスの一時的圧縮の半分ずつを行なう。公知の増幅器では、パルスはその位置で空間的に広がっている。
好ましくは、前記圧縮器は4つの逐次的分散システムからなり、増幅媒体はそのうちの第2の分散システムと第3の分散システムとの間に配置される。
好ましくは、前記分散システムは、分散回折格子である。
本発明の有利な一実施形態によれば、前記圧縮器の第1と第2の分散システムが外気中に配置され、前記圧縮器の第3と第4の分散システムが真空室内に配置される。
このような圧縮器は、圧縮前の十分に増幅されたパルスの大きなエネルギーに耐えなければならず、構成要素はすべて真空室内に収納しなければならない先行技術の圧縮器より、実施し易くより安価ですむ。
有利には、前記ストレッチャーは、少なくとも1つの分散回折格子を使用する。
有利には、前記圧縮器に配置された前記増幅媒体は、誘導放出による増幅を可能とするドープ結晶から成る。
本発明の一つの有利な実施形態によれば、前記圧縮器に配置された前記増幅媒体がドーピング勾配を備えており、そのため前記レーザーパルスを構成する異なるスペクトル成分が、前記増幅媒体の異なるドーピングの水準を有する部分を通過する。
前記レーザーパルスが公知の光学的圧縮器におけるのと同様に、その波長に応じて空間的に広がるとき、その波長の関数として可変的な増幅をおこなうことが可能である。この特性により、例えば、ある増幅材料においては、波長の関数としてのレーザーパルスの利得差をオフセットすることが可能となる。
本発明の一つの有利な実施形態によれば、使用される増幅媒体の少なくとも1つが、前記レーザーパルスのパラメトリック増幅を可能とする非線形結晶から成る。
本発明はまた一度伸長されたレーザーパルスを一時的に圧縮する光学的圧縮器に関し、増幅媒体を備えており、そのため部分的に一時的に圧縮されたレーザーパルスを増幅することを特徴とする。
以下の、例示的でかつ非限定的な例として提供される本発明の好ましい実施形態の記載を、添付の図面を参照しながら読むことにより、本発明についてより良い理解が得られよう。
先行技術による、レーザーパルス生成用周波数ドリフトによる増幅装置の概略図である。
本発明の一実施形態によるレーザーパルス生成用周波数ドリフトによる増幅装置の概略図である。
レーザーパルスのチャープパルス増幅のために使用されるストレッチャーの概略図である。
図2は、本発明の一実施形態による、周波数ドリフトによる増幅装置を図示する。本増幅装置において、図1記載の先行技術による装置と構成要素が同一の場合は、同一の参照符号を付す。
先行技術と同様に、発振器1は、ストレッチャー2を通過する入力レーザーパルス91を放射する。ストレッチャー2を出た一時的に伸長されたパルス92は1つもしくはそれ以上の増幅媒体3及び4を通過する。
本発明によりなされた変更は、圧縮器7に関する。この圧縮器は、先行技術の圧縮器6のように、先行技術の回折格子61、62、63、64と同じ役割をそれぞれが果たす4つの回折格子71、72、73、74を備える。しかしながら、本発明によれば、増幅媒体8は、圧縮器7に配置され、本圧縮器を構成する第2の回折格子72と第3の回折格子73の間に置かれる。この増幅器は、回折格子71と72で失われたエネルギーを補償することができる。
増幅媒体8を通過する前のパルス96は、最初の2つの回折格子71及び72を通過することにより、増幅器4を出て圧縮器7に入るパルス95とは異なる特性を有する。パルス96の持続時間はパルス95の持続時間の約半分となり、例えば、パルス95の持続時間が約500ピコ秒であれば、パルス96の持続時間は約250ピコ秒となる。さらに、このパルス96は空間的に広がり、一方の側で波長が最も短く、他方の側で波長が最も長い。
パルス96が増幅媒体8を通過すると、一時的に伸長し空間的に広がるパルス96と同じ特性を有する増幅パルス97を生じる。
このパルス96は、次いで回折格子73と74を通過することによって圧縮を継続し、パルスを空間的に再圧縮して一時的な圧縮を完了し、短い持続時間と高いピークパワーを有する出力パルス98を形成する。
圧縮器における増幅媒体8の位置のゆえに、増幅媒体8を出るパルス97は、回折格子73と74を通過した後に、4つの回折格子から成る圧縮器を通過する場合に比べて、エネルギー損失が減少する。
例として、使用する回折格子のそれぞれが、分散率による90%のエネルギー収率を有する場合、2つの回折格子73及び74を通過するパルスのエネルギー損失は19%である。
従って、15ジュールの出力パルス98を得るためには、増幅媒体8を出るパルス97は約18.5ジュール必要である。さらに、パルスが増幅媒体を通過する前のビームのエネルギーは非常に低く、2つの回折格子71及び72を通過することによるパルスのエネルギー損失は約19%であるため、エネルギー損失は約0.5ジュールと非常に低くなる。
増幅媒体の有するエネルギー収率は45%付近にあるので、それらの増幅媒体に供給されるべきトータルのポンピングエネルギーは約40ジュールである。
よって、本発明の圧縮装置により、パルスに対して先行技術におけるのと同じパワーを供給するため、先行技術の周波数ドリフトによる増幅装置が消費するポンピングパワーより約30%少ないポンピングパワーを消費するだけ、所定のパワーを有するレーザーパルスを供給することが可能である。
圧縮器6は、上記のものとはやや異なる構造を持ち得ることに留意すべきである。例えば、ある実施形態においては、回折格子71及び72によって一方に形成されたサブアセンブリと回折格子73及び74によって他方に形成されたサブアセンブリが、折り重ねた2面体を使用して従来どおり折り重ねられ、これにより、単一のサブアセンブリを、レーザーパルスが2度移動するように構成することも可能である。
しかしながら、この実施形態は、本発明を実施するためには好ましくない。実際に、図2に示す実施形態では、低エネルギーのパルスを受信する2つの回折格子71及び72は、先行技術の圧縮器61、62よりも寸法を小さくすることが可能である。その結果、より安価な回折格子を使用することが可能となり、その使用条件もより柔軟なものとなる。例えば、先行技術の圧縮器を構成する回折格子のアセンブリは真空室内に配置されている必要があるが、2つの回折格子71と72は外気中に置いておくことが可能である。
増幅媒体8でレーザーパルス96を増幅している間、パルスを形成する複数の波長は波長に応じて空間的に分散される。
本発明の一実施形態によれば、増幅媒体8は完全にコンスタントな増幅を提供することができ、これはドーピングが結晶中で放射状に均一であるときに達せられる。
本発明の別の有利な実施形態によれば、増幅媒体におけるレーザーパルスの各成分の通過位置に応じて、可変増幅をおこなうことが可能である。この異なる増幅は、例えば、レーザーパルス通過方向に対して垂直方向にドーピング勾配を有する増幅媒体を使用して行われる。
このようなドーピング勾配は、例えば、チタンサファイア結晶において、自然に存在している。必要に応じて、例えば大きな結晶(例えば直径80mm以上の)を使用してこの自然な放射状のドーピング勾配を有効に利用することができる。この場合、ドーピングは結晶の周縁部より中心部において弱く、そのため中心部では周縁部に比べエネルギー収率が小さくなり、そのため中心部では潜在的利得が低くなる。
空間的な位置に応じたこの可変増幅により、増幅媒体8を通過する波長の関数として、空間的に広がったレーザーパルスのための波長に応じた可変増幅を実施することが可能になる。パルスのスペクトル利得は実際に、より強くドープされた結晶の中心部を通過する波長に対してより大きな意味を持つ。
パルスの異なるスペクトル成分のためのこのような異なる増幅は、レーザーパルスのスペクトル成分が空間的に広がるすべてのケースにおいて実施される。例えば、波長の関数としてのレーザーパルスとチタンサファイア結晶の利得差をオフセットするために有効である。
Claims (13)
- 入射レーザーパルス(91)を一時点に伸長できるストレッチャー(2)と、
伸長レーザーパルス(92)を増幅できる少なくとも1つの増幅媒体(3,4)と、
伸長され増幅されたレーザーパルス(95)を一時的に圧縮できる圧縮器(7)とを、逐次含んでなるパルス状レーザー生成用周波数ドリフトを用いた増幅装置であって、
前記圧縮器(7)が増幅媒体(8)を備え、部分的に一時的に圧縮されたレーザーパルスを増幅し、前記増幅器のエネルギー収率を高めることを特徴とするパルスレーザー用の周波数ドリフトを用いた増幅装置。 - 前記圧縮器(7)に配置された前記増幅媒体(8)は、レーザーパルス(96)の持続時間が前記圧縮器を貫通する前記パルス(95)の持続時間の実質的に半分となる位置に配置さることを特徴とする請求項1に記載の周波数ドリフトを用いた増幅装置。
- 前記圧縮器(7)が、逐次的に対置された4つの分散システム(71,72,73,74)と、第2の分散システム(72)と第3の分散システム(73)との間に配置された増幅媒体(8)とを含んでなることを特徴とする請求項1または2に記載の周波数ドリフトを用いた増幅装置。
- 前記分散システム(71,72,73,74)が、分散回折格子であることを特徴とする請求項3に記載の周波数ドリフトを用いた増幅装置。
- 前記圧縮器(7)の第1と第2の分散システム(71,72)が外気中に配置され、前記圧縮器(7)の第3と第4の分散システム(73,74)が真空室内に配置されることを特徴とする請求項3または4に記載の周波数ドリフトを用いた増幅装置。
- 前記ストレッチャー(2)が少なくとも1つの分散回折格子(21,23,24,26)を使用することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の周波数ドリフトを用いた増幅装置。
- 前記圧縮器(7)に配置された前記増幅媒体(8)が、誘導放出による増幅を可能とするドープ結晶から成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の周波数ドリフトを用いた増幅装置。
- 前記圧縮器(7)に配置された前記増幅媒体(8)がドーピング勾配を備えており、そのため前記レーザーパルスを構成する異なるスペクトル成分が、前記増幅媒体(8)の異なるドーピング水準を有する部分を通過することを特徴とする請求項7に記載の周波数ドリフトを用いた増幅装置。
- 使用される増幅媒体(3,4,8)の少なくとも1つが、前記レーザーパルスのパラメトリック増幅を可能とする非線形結晶から成ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の周波数ドリフトを用いた増幅装置。
- 既に伸長されたレーザーパルスを一時的に圧縮することができる光学的圧縮器(7)であって、増幅媒体(8)を備え、そのため部分的に一時的に圧縮されたレーザーパルスを増幅し、エネルギー収率を増加することを特徴とする光学的圧縮器。
- 前記光学的圧縮器が、逐次的に配置された4つの分散システム(71,72,73,74)を含んでなり、前記増幅媒体(8)が第2の分散システム(72)と第3の分散システム(73)との間に配置されることを特徴とする請求項10に記載の光学的圧縮器。
- 前記分散システム(71,72,73,74)が分散回折格子であることを特徴とする請求項10または11に記載の光学的圧縮器。
- 前記第1と第2の分散システム(71,72)が外気中に配置され、前記第3と第4の分散システム(73,74)が真空室内に配置されることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の光学的圧縮器。
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