JP2013535159A - アクセス端末に対するネットワーク識別子の割付け - Google Patents

アクセス端末に対するネットワーク識別子の割付け Download PDF

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Abstract

開示された主題は、ネットワーク識別子をアクセス端末に割り付ける方法についての実施形態を提供する。本方法についての一実施形態は、ネットワークに対するアクセス端末の初期エントリのすぐ後に固定長の識別子をアクセス端末に割り付けるステップを含んでいる。アクセス端末は、アクセス端末とネットワークとの間のエア・インターフェースによって通信される複数のモード依存の識別子のうちの1つによって識別される。モード依存の識別子は、アクセス端末の動作モードに基づいて選択される。本方法はまた、ネットワークにおいて固定長の識別子を1つまたは複数のエンティティに対して提供するステップを含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、「Method for Managing IEEE 802.16m Advanced MS States and Identifiers in a Wireless Network」という名称の2010年6月21日に出願された米国仮出願第61/356,826号の出願日についての利益を主張するものである。
本出願は、「Method for IEEE 802.16m Paging Operation in Networks Simultaneously Supporting Legacy and Advanced Mss」という名称の2010年6月21日に出願された米国仮出願第61/356,861号の出願日の利益を主張する2011年6月1日に出願された米国特許出願第13/150,307号、代理人整理番号2100.047900に関する。
開示された主題は、一般に通信システムに関し、より詳細にはワイヤレス通信システムに関する。
従来のワイヤレス通信システムは、基地局または他のアクセス・ノードのネットワークを使用して、多数の、また多くの場合に移動集団のアクセス端末に対するワイヤレス接続性を提供する。各アクセス端末は、恒久的にモバイル・ユニットに割り当てられる、または「焼き付けられる」識別子によってワイヤレス通信システムに対して識別され得る。例えば、IEEE802.16e(2009)によって定義される規格およびプロトコルに基づいているWiMAXリリース1の実装形態は、一定の48ビットの移動局識別子(MS−ID)を使用して、ネットワークにおけるアクセス端末を識別する。MS−IDは、一般的に、メディア・アクセス制御(media access control)(MAC)識別子の形式で、アクセス端末の製造業者によってインストールされ、またはプログラムされる。別の例では、移動通信用グローバル・システム(Global System for Mobile communications)(GSM)および/またはユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・サービス(Universal Mobile Telecommunication Services)(UMTS)の規格および/またはプロトコルに従って動作するワイヤレス通信システムは、64ビットの国際移動電話加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity)(IMSI)を使用して、各モバイル・ユニットまたはアクセス端末を識別することができる。
従来の移動局識別子は、ネットワークの内部の、また無線の(over the air)アクセス端末を識別するために使用される。例えば、移動局識別子は、基地局とアクセス・サービング・ネットワーク・ゲートウェイ(access serving network gateways)(ASN−GW)との間のR6ネットワーク・インターフェースによって、ASN−GWとAAAサーバとの間のR3ネットワーク・インターフェースによって、2つの隣接する基地局の間のR8ネットワーク・インターフェースによって、2つのASN−GWの間のR4インターフェースによってなどで、送信されるメッセージなど、ネットワークの内部で送信されるメッセージのヘッダの中に含まれ得る。別の例では、アクセス端末は、識別子から導き出されるハッシュされた値を送信することにより無線でページングされ得、例えば、48ビットの識別子のうちの24ビットのハッシュを使用して、アクセス端末にページングすることができる。移動局識別子はまた、特定の移動局状態に関連する特定のコールに関与する1つまたは複数のネットワーク・ノードにおいて記憶される移動局コンテキスト情報に対するポインタとして直接に使用されることもある。
アクセス端末はまた、異なる状況において異なる識別子に関連づけられることもある。例えば、IEEE802.16mの規格および/またはプロトコルに従って動作するWiMAXネットワークは、アクセス端末の動作状態に応じて10ビットから72ビットまでの長さに及ぶ1組の識別番号を使用してアクセス端末を識別することができる。その結果として、ネットワークによって、また無線で使用される識別子は、動作モードが変化するにつれて、例えば、アクセス端末が、初期のネットワーク・エントリを実行するにつれて、変化し、十分に認証され、アクティブになり、次いでスリーピング状態、休止状態、アイドリング状態、アクティブ状態、または他の動作状態の間でシフトする。ワイヤレス通信システムは、それゆえに、無線のメッセージ、ならびにR3インターフェース、R4インターフェース、R6インターフェース、R8インターフェースおよび他のインターフェースによって送信されるメッセージなど、ネットワークの内部で交換されるメッセージの形で、アクセス端末を識別するために使用される識別子の適切な値について認識したままでいる必要がある。様々な識別子を管理することは、48ビットの移動局識別子など、単一の一定の識別子を使用するレガシー・アクセス・デバイスと、1組の識別番号を使用する高度なアクセス・デバイスとの両方の存在によってさらに複雑にされる。
開示された主題は、上記で説明される1つまたは複数の問題の影響に対処することを対象としている。以下は、開示された主題についての簡略化された概要を提示して、開示された主題のいくつかの態様についての基本的な理解を提供している。この概要は、開示された主題についての網羅的な概説ではない。開示された主題の重要な要素または絶対必要な要素を識別すること、または開示された主題についての範囲を示すことは、意図されていない。その唯一の目的は、後で論じられるより詳細な説明に対する前置きとしていくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
一実施形態においては、ネットワーク識別子をアクセス端末に割り付けるための方法が提供される。本方法の一実施形態は、ネットワークに対するアクセス端末の初期エントリのすぐ後に固定長の識別子をアクセス端末に割り付けるステップを含んでいる。アクセス端末は、アクセス端末と、ネットワークとの間のエア・インターフェースによって通信される複数のモード依存の識別子のうちの1つによって識別される。モード依存の識別子は、アクセス端末の動作モードに基づいて選択される。本方法はまた、固定長の識別子を提供するステップを含んでもいる。
別の実施形態においては、エア・インターフェースによってメッセージを送信するための方法が提供される。本方法の一実施形態は、ネットワークからメッセージを受信するステップを含んでいる。そのメッセージは、アクセス端末に関連する固定長の識別子を含むヘッダを含んでいる。この実施形態はまた、アクセス端末に関連する複数のモード依存の識別子のうちの1つに固定長の識別子をマッピングするステップを含んでいる。モード依存の識別子は、アクセス端末の動作モードに基づいて選択される。この実施形態は、選択されたモード依存の識別子を使用してアクセス端末に向かってエア・インターフェースによってメッセージの中の情報を送信するステップをさらに含んでいる。
さらに別の実施形態においては、アクセス端末情報を含むメッセージをネットワーク・エンティティに対して送信するための方法が提供される。本方法の一実施形態は、エア・インターフェースによってアクセス端末からメッセージを受信するステップを含んでいる。そのメッセージは、アクセス端末に関連する複数のモード依存の識別子のうちの1つを含むヘッダを含んでいる。モード依存の識別子は、アクセス端末の動作モードに基づいて選択される。この実施形態はまた、アクセス端末に関連する固定長の識別子にモード依存の識別子をマッピングするステップと、アクセス端末を識別する固定長の識別子を使用してネットワークにおける1つまたは複数のエンティティに対して関連するメッセージの中の情報を送信するステップとを含んでいる。
開示された主題は、添付図面と併せて解釈される以下の説明を参照することによって理解され得、この添付図面において、同様な参照番号は、同様な要素を識別している。
ワイヤレス通信システムの例示の一実施形態を概念的に示す図である。 データベース・エントリの例示の一実施形態を概念的に示す図である。 メッセージ・フォーマットの例示の一実施形態を概念的に示す図である。 メッセージ・フォーマットの代替的な一実施形態を概念的に示す図である。 固定長の識別子をアクセス端末に割り付けるための方法についての例示の一実施形態を概念的に示す図である。 エア・インターフェースによってダウンリンク・メッセージをアクセス端末に対して送信するための方法についての例示の一実施形態を概念的に示す図である。 エア・インターフェースによるネットワークにおいてアクセス端末からアップリンク・メッセージを受信するための方法についての例示の一実施形態を概念的に示す図である。
開示された主題は、様々な修正形態と代替形態とを受け入れる余地があるが、その特定の実施形態が、図面の中で例として示されており、また本明細書において詳細に説明されている。しかしながら、特定の実施形態の本明細書における説明は、開示された特定の形態だけに開示された主題を限定するようには意図されず、しかしそれとは逆に、意図は、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれるすべての変形物、均等物、および代替物を対象として含むことであることを理解すべきである。
例証の実施形態が、下記で説明される。明確にするために、実際の実装形態についての必ずしもすべての特徴が、この明細書において説明されるものとは限らない。任意のそのような実際の実施形態の開発においては、非常に多数の実装形態特有の決定が、実装形態ごとに変化することになる、システムに関連した制約条件やビジネスに関連した制約条件への準拠など、開発者の特定の目標を達成するために行われるべきことが、もちろん理解されるであろう。さらに、そのような開発努力は、複雑であり、また多大な時間がかかる可能性があるが、それにもかかわらず、この開示の利益を有する当業者が引き受けるルーチンになることが、理解されるであろう。
開示された主題が、次に、添付図面を参照して説明されることになる。様々な構造、システムおよびデバイスは、説明の目的のためだけに、また当業者によく知られている詳細により説明された実施形態をあいまいにしてしまわないようにするために図面の中で概略的に示されている。それにもかかわらず、添付図面は、開示された主題の実例となる例を記述するように、また説明するように含められている。本明細書において使用される単語および慣用句は、関連のある当技術の当業者によってこれらの単語および慣用句の理解と整合した意味を持つように理解され、また解釈されるべきである。用語または慣用句のどのような特別な定義も、すなわち当業者によって理解されるような通常の意味または習慣的な意味とは異なる定義も、本明細書における用語または慣用句の整合した使用によって暗示されるようには意図されない。用語または慣用句が、特別な意味、すなわち当業者によって理解される意味以外の意味を有するように意図される範囲内では、そのような特別な定義は、用語または慣用句についての特別な定義を直接に、また明白に提供する定義の方法で、本明細書において明示的に説明されるであろう。
進化しつつあるワイヤレス通信システムにより、アクセス端末は、アクセス端末の動作モードに基づいて選択され得るモード依存の識別子を使用して、エア・インターフェースによって送信されるメッセージにおいて、識別可能になる。エア・インターフェースによる通信のために異なる長さの異なるモード依存の識別子を使用することには利点があるが、異なる状況において異なる識別子を使用してアクセス端末を識別することは、コア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークにおけるエンティティ(例えば、基地局、アクセス・サービング・ゲートウェイ、あるいは認証サーバ、認可サーバおよびアカウンティング(AAA)サーバ)が、適切な識別子を追跡することを極端に難しくしてしまう。例えば、ネットワークは、各アクセス端末の状態を監視すること、および任意の変化に応じてその識別子を調整することを必要とされることになる。異なる識別子をサポートすることは、ネットワーク・インターフェースの間で使用されるメッセージ・ヘッダのフォーマットにおけるかなりの変更を必要とすることにもなる。さらに、進化しつつあるネットワークは、そのネットワークが、レガシー・デバイスによって使用される従来の一定のMSIDをサポートすることができる必要があるので、新しい識別子のスキームに完全に切り替わることができない。
進化しつつあるワイヤレス・ネットワークについてのこれらの関心事に少なくとも部分的に対処するために、本出願は、コア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークの内部のアクセス端末を識別する固定長の識別子を定義するために使用され得る技法についての実施形態を説明するものである。これらの技法についての実施形態を使用して、モード依存の識別子を使用するアクセス端末に識別子または擬似的識別子を割り当てることができる。例えば、IEEE802.16mに従って動作するアクセス端末は、アクセス端末の動作モードに応じてエア・インターフェースによって使用するためのモード依存の識別子のグループから識別子を選択することができる。アクセス・ノード(またはネットワークの内部の他のエンティティ)は、初期のネットワーク・エントリのすぐ後に、アクセス端末に固定長の識別子を割り当てることができる。例えば、固定長の識別子は、レガシー移動局の識別子(MS−ID)またはメディア・アクセス制御の識別子(MAC−ID)の中のビットの数に対応する48ビットを含む識別子とすることができる。次いで、固定長の識別子を使用して、ネットワークの内部の通信中に、例えば、異なるコア・ネットワーク・エンティティおよび/またはアクセス・ネットワーク・エンティティの間のインターフェースによって送信されるメッセージにおいて、アクセス端末を識別する。アクセス・ノードは、固定長の識別子と、モード依存の識別子との間でマッピングし、または変換することができ、その結果、適切なモード依存の識別子は、依然としてエア・インターフェースによる通信のために使用され得る。
図1は、ワイヤレス通信システム100の例示の一実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス接続性を提供するために使用される、基地局など、複数のアクセス・ノード105を含んでいる。モバイル・ユニットなどのアクセス端末110は、アクセス端末110と、アクセス・ノード105との間のエア・インターフェース115によってワイヤレス通信システム100にアクセスすることができる。図1に示されるアクセス・ノード105と、アクセス端末110とは、IEEE802.16mによって定義される規格および/またはプロトコルなど、WiMAXの規格および/またはプロトコルに従って動作する。しかしながら、本開示の利益を有する当業者は、ワイヤレス通信システム100の代替的実施形態が、他の規格および/またはプロトコルに従って動作するアクセス・ノードおよび/またはアクセス端末を含むことができることを理解すべきである。例えば、アクセス・ノード105および/またはアクセス端末110は、1つまたは複数のレガシーの規格および/またはプロトコルに従ってワイヤレス通信をサポートすることができる。さらに、本明細書において説明される技法についての代替的実施形態は、ワイヤレス通信技法を使用する他のタイプのシステムおよび/またはデバイスの形で実装され得る。
例証された実施形態においては、基地局105は、インターフェース125によって1つまたは複数のアクセス・サービング・ネットワーク・ゲートウェイ(access serving network gateways)(ASN−GW)120に通信的に結合される。例えば、インターフェース125は、WiMAXの規格および/またはプロトコルに従って動作するR6ネットワーク・インターフェースとすることができる。ゲートウェイ120を使用して、基地局105に対するバックホール接続をサポートし、また他の機能としてのハンドオーバーの決定および/または負荷バランシングなど、モビリティに関連したオペレーションをサポートすることができる。基地局105は、WiMAXの規格および/またはプロトコルに従って動作するR8インターフェースなどのインターフェース130によって互いに通信することができる。ASN−GW120は、WiMAXの規格および/またはプロトコルに従って動作するR4インターフェースなどのインターフェース135によって互いに通信することができる。ASN−GW120は、WiMAXの規格および/またはプロトコルに従って動作するR3インターフェースなどのインターフェース145によってAAAサーバ140と通信することができる。様々な実施形態においては、AAAサーバ140は、認証、認可およびアカウンティングの機能をサポートするインターネット・プロトコル(Internet Protocol)(IP)機能を提供する。認証は、エンティティのアイデンティティが、典型的に、それが識別子や対応する証明書など特定のデジタル・アイデンティティを保持することを示す証拠を提供することにより、認証されるというプロセスを意味する。認可機能は、特定のエンティティが、アプリケーションまたはサービスに対してログオンするときに、典型的に認証から継承される与えられたアクティビティを実行することを認可されるかどうかを決定する。アカウンティングは、容量およびトレンドの分析、コストの割付け、および/または課金の目的のための、ユーザによるネットワーク・リソースの消費についての追跡を意味する。
アクセス端末110は、異なるモード依存の識別子を使用してエア・インターフェース115によって識別され得る。本明細書において使用されるように、「モード依存の識別子」という用語を使用して、各アクセス端末110を識別するために選択され得る異なる識別子が、異なる動作モードにおけるアクセス端末110を識別するために使用されることを示している。一実施形態においては、モード依存の識別子は、異なる長さを有する。例えば、10ビット、12ビット、18ビット、24ビット、48ビット、または72ビットの識別子は、1つまたは複数のモード依存の識別子として使用可能である。一実施形態においては、モード依存の識別子の組は、関連のある規格および/またはプロトコルによって定義される。例えば、IEEE802.16mの規格および/またはプロトコルは、表1に示されるようにして、使用可能なモード依存の識別子の組を定義することができる。しかしながら、本開示の利益を有する当業者は、表1に示されるモード依存の識別子の特定の組が、例示であるように意図され、また他の組が、代替的実施形態のために定義され得ることを理解すべきである。
Figure 2013535159
基地局105の実施形態は、アクセス端末110に固定長の識別子を割り付けるように構成可能である。固定長の識別子を使用して、インターフェース125、130、135、145によって送信されるメッセージなど、ネットワーク要素の間の通信において、アクセス端末110を識別することができる。一実施形態においては、基地局105は、アクセス端末110の初期のネットワーク・エントリのすぐ後に固定長の識別子を割り付ける。固定長の識別子の長さは、レガシー・アクセス端末を識別するために使用されるビットの数に対応するように選択得る。例えば、基地局105は、アクセス端末110に48ビットの識別子を割り付けることができ、その結果、固定長の識別子の中のビットの数は、従来の移動局の識別子、またはMAC−IDの中の48ビットに対応するようになる。同じ数のビットが、固定長の識別子と、従来の移動局のIDとのために使用されるとき、既存のネットワーク・メッセージのフォーマット(および他の標準化されたネットワーク機能)は、エア・インターフェースによってモード依存の識別子を使用するレガシー・アクセス端末とアクセス端末110との両方のために使用され得る。一実施形態においては、固定長の識別子は、それを使用して、アクセス端末110に関連するコンテキスト情報を指し示し、またネットワーク100の内部に記憶される。
データベースを使用して、アクセス端末110に関連する固定長の識別子と、モード依存の識別子との間の関係および/またはマッピングを示す情報を記憶することができる。例証された実施形態においては、基地局105は、アクセス端末110に関連する識別子についてのマッピング情報を含むデータベース・エントリ150を記憶することができる。次いで、この情報を使用して、ネットワーク100と、アクセス端末110との間のアップリンクおよび/またはダウンリンクの通信中に、固定長の識別子をモード依存の識別子へと変換し、またはマッピングすることができ、また逆もまた同様である。データベース150のコピーの一部分は、基地局105の内部に示されるが、本開示の利益を有する当業者は、ワイヤレス通信システム100の代替的実施形態が、ASN−GW 120やロケーションの集まりなど任意のロケーションにデータベース150を保持することができる可能性があることを理解すべきである。
図2は、データベース・エントリ200の例示の一実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、データベース・エントリ200は、1つのアクセス端末に関連する異なるモード依存の識別子および/または固定長の識別子を示す情報を記憶するための様々なフィールドを含んでいる。例えば、フィールド205を使用して、アクセス端末に恒久的に関連づけられるメディア・アクセス制御の識別子(media access control identifier)(MAC−ID)を示す情報を記憶する。フィールド210を使用して、それが、アクティブな動作モードにあり、またはネットワークに接続されるときに、アクセス端末を識別するために使用される局の識別子(station identifier)(STID)を記憶する。フィールド215を使用して、局の識別子がアクセス端末に割り付けられることに先立って、アクセス端末を識別する一時的な局の識別子(temporary station identifier)(TSTID)を記憶する。フィールド220は、それが長い非アクティブな動作モードから出ているときに、または無線接続が失われた場合に、アクセス端末を識別するために使用される登録解除識別子(de−registration identifier)(DID)を含んでいる。フィールド225は、初期のネットワーク・エントリ中にアクセス端末に割り当てられたコンテキスト保持識別子(context retention identifier)(CRID)を含んでいる。フィールド230は、アクセス端末が、マルチキャスト/ブロードキャスト・モードで動作しているときに、アクセス端末に関連するマルチキャスト/ブロードキャスト・サービス・フローを識別することができるマルチキャスト局の識別子(multicast station identifier)(MSTID)を含んでいる。フィールド235は、例えば、初期のネットワーク・エントリ中に、アクセス端末に割り付けられ、またコア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークの内部の通信中にアクセス端末を識別するために使用される固定長の識別子を含んでいる。
図3は、メッセージ・フォーマット300の例示の一実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、メッセージ・フォーマット300は、メッセージ・ヘッダ305と、メッセージ・ボディ(message body)310とを含む。メッセージ・ヘッダ305は、メッセージ300の様々なパラメータを定義するために、かつ/またはメッセージに関連するアクセス端末を識別するために使用されるフィールドを含んでいる。例証された実施形態においては、メッセージ・ヘッダ305は、バージョン・インジケータと、フラグの組と、メッセージについての機能タイプと、オペランド識別子(operand identifier)(OP ID)と、メッセージ・タイプとについてのフィールドを含んでいる。例えば、バージョン・インジケータは、1バイトの長さとすることができ、またビット7は、送信側によって1に設定可能である。バージョン・インジケータのビット0〜6は、送信側によって0に設定可能である。受信側は、このフィールドにおける値を無視することができる。フラグ・フィールドは、リスタート(restart)が、次のトランザクション識別子について期待されるかどうかを示すリスタート・フラグ、メッセージが、リレー・モードのオペレーションにおいて送信されるかどうかを示すビット、レガシー・ノードを識別するために使用されるビット、機能タイプのフィールド、メッセージ・タイプのフィールド、OP IDフィールドなどのフィールドについて理解が必要とされるかどうかを示す理解ビットなど、様々なフラグを含むことができる。
メッセージ・ヘッダ305は、メッセージの長さと、関連するアクセス端末の識別子(MSID)と、トランザクション識別子と、1つまたは複数の予約されたフィールドとを示すために使用されるフィールドを含むこともできる。例証された実施形態においては、アクセス端末の識別子は、48−ビットの移動局の識別子やMAC−IDなど、レガシー・デバイスのために使用される識別子の長さに対応する固定長を有する。メッセージ・ヘッダ305のコア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークの側の通信のための各アクセス端末に固定長の識別子を割り付けることにより、それゆえに、メッセージ・ヘッダ305の実施形態は、エア・インターフェースによる通信のためにモード依存の識別子を使用するレガシー・アクセス端末またはアクセス端末のいずれかのために、ネットワーク・インターフェースによって送信されるメッセージのために使用されることが可能になり得る。例えば、IEEE802.16mに従って動作するアクセス端末は、以前のWiMAXの規格および/またはプロトコルによって定義されるネットワーク・メッセージのフォーマットを使用することができる。
メッセージ・ボディ310は、メッセージ300の中に含まれる情報を搬送するために使用される、タイプ長値(type−length−value)(TLV)フィールドなどのフィールドを含んでいる。例証された実施形態においては、メッセージ・ボディ310は、メッセージ300の宛先を識別する情報を含む宛先識別子TLVと、メッセージ300のソースを識別する情報を含むソース識別子TLVと、R6インターフェースについてのコンテキストを定義する情報を含むR6コンテキストTLVと、他の情報を搬送するためにメッセージ300の中にオプションとして含まれ得る他のTLVとを含む。一実施形態においては、1つまたは複数の他のTLVを使用して、例えば、メッセージ・ヘッダ305の中に以前に割り付けられた固定長の識別子を含むダウンリンク・メッセージにおいて、アクセス端末の実際の移動局のIDまたはMAC−IDを示す情報を搬送することができる。アクセス端末によって使用されるモード依存の識別子は、タイプ長値として関連のあるメッセージのボディにおいて示され得る。
図4は、メッセージ・フォーマット400の代替的な一実施形態を概念的に示すものである。代替的実施形態においては、メッセージ・フォーマット400は、メッセージ・ヘッダ405と、メッセージ・ボディ410とを含む。メッセージ・フォーマット400の代替的実施形態を使用して、例えば、ネットワーク・エンティティの間のインターフェースによって送信されるメッセージの中で、ネットワークの内部の通信中にモード依存の識別子をサポートすることができる。その結果として、メッセージ・フォーマット400は、モード依存の識別子のうちのどれが、ネットワークの内部のアクセス端末を識別するために使用されているかを示すことができる。メッセージ・フォーマット400はまた、モード依存の識別子を示す情報を含んでいる。
メッセージ・ヘッダ405の代替的実施形態は、メッセージ400の様々なパラメータを定義するために、かつ/またはメッセージに関連するアクセス端末を識別するために使用されるフィールドを含んでいる。メッセージ・ヘッダ405は、バージョン・インジケータと、フラグの組と、メッセージについての機能タイプと、オペランド識別子(OP ID)と、メッセージ・タイプとについてのフィールドを含んでいる。メッセージ・ヘッダ405はまた、メッセージの長さと、関連するアクセス端末(MSID)の識別子と、トランザクション識別子と、1つまたは複数の予約されたフィールドとを示すために使用されるフィールドを含んでいる。図4において示される代替的実施形態は、それが、潜在的により大きな識別子を受け入れる、より大きなフィールドを含んでいるので、図3に示される実施形態とは異なる。とりわけ、MSIDフィールドは、WiMAX規格によって定義される72ビットのCRIDなどの識別子の可変な組の中の最長の識別子を受け入れることができるように選択される。メッセージ・ヘッダ405はまた、識別子のモード依存の組のうちのどれが、ヘッダ405の中で使用されているかを示す識別子タイプ(IDタイプ)フィールドを含んでいる。
代替的実施形態においては、アクセス端末は、アクセス端末の動作モードに基づいて選択されるモード依存の識別子を使用して、ネットワークの内部で識別され得る。しかしながら、代替的実施形態は、固定長の識別子を使用してネットワークの内部でアクセス端末を識別する実施形態に対していくつかの短所を有する。例えば、基地局、ASN−GWなどのネットワーク要素についての現在の実装によって使用されるメッセージ構成および/または復号化技法は、メッセージ・フォーマット400の代替的実施形態をサポートするために修正される必要があることになる。別の例では、ネットワークは、メッセージ・フォーマット300などの従来のメッセージ・フォーマットを使用するレガシー・アクセス端末と、メッセージ・フォーマット400を使用する進化型アクセス端末とを識別するように修正される必要があることになる。さらに別の例では、モード依存の識別子を使用してアクセス端末を識別するプロシージャについてのサポートを提供することは、識別子が、アクセス端末の動作モードに基づいて変化するので、少なくとも部分的に難しい可能性がある。
図5は、アクセス端末に固定長の識別子を割り付けるための方法500についての例示の一実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、基地局など、ネットワークにおけるエンティティ、またはASN−GWやコア・ネットワーク・ノードなど、他のアクセス・ノードは、アクセス端末の初期のネットワーク・エントリ中に(505において)メッセージを受信する。受信されたメッセージは、アクセス端末のアイデンティティを示す情報を含んでいる。一実施形態においては、アクセス端末のアイデンティティは、真の、または恒久的な移動局の識別子を使用して、例えば、それが製造され、かつ/または構成されるときにアクセス端末に与えられる48ビットの識別子を使用して示される。次いで、ネットワーク・エンティティは、アクセス端末が、レガシー・デバイスであるか、またはエア・インターフェースによる通信中にアクセス端末を識別するモード依存の識別子の使用をサポートする進化型デバイスであるかを(510において)決定する。アクセス端末が、レガシー・デバイスである場合、移動局の識別子は、ASN−GWやAAAサーバなどの他のネットワーク要素に対して(515において)提供可能であり、その結果、これらのネットワーク側の要素は、識別子を使用してアクセス端末を識別することができる。代わりに、ネットワーク・エンティティは、移動局の識別子と同じビット数を有する疑似−識別子を割り当て、また次いで、その疑似識別子をネットワークに対して(515において)提供することができ、その結果、疑似識別子を使用して、真の移動局の識別子を明らかにすることなく、アクセス端末を識別することができるようになる。
ネットワーク・エンティティが、アクセス端末がモード依存の識別子をサポートすることを(510において)決定する場合、固定長の識別子は、(520において)アクセス端末に割り付けられ得る。次いで、固定長の識別子を使用して、例えば、基地局、ASN−GW、AAAサーバなどのネットワーク要素の間のインターフェースによって送信されるメッセージの中で、アクセス端末を識別することができる。例えば、固定長の識別子は、アクセス端末に割り付けられた48ビットの識別子とすることができる。固定長の識別子は、乱数とすることができ、またはアクセス端末に関連する情報についての1つまたは複数の他の識別子から導き出されてもよい。固定長の識別子はまた、エア・インターフェースによってアクセス端末と通信とを識別するために使用されるモード依存の識別子に(525において)関連づけられることも可能である。一実施形態においては、ネットワーク・エンティティは、アクセス端末についての固定された識別子とモード依存の識別子とを関連づける情報を含むデータベース・エントリを生成する。データベースは、アップリンク通信および/またはダウンリンク通信のために固定された識別子とモード依存の識別子との間でマッピングし、または変換するようにアクセスされ得る。次いで、ネットワーク・エンティティは、ネットワークにおいて他の要素に対して固定長の識別子を(530において)提供することができる。様々な実施形態においては、方法500の一部分は、認証プロセス、認可プロセス、および/またはアカウンティング・プロセスが、アクセス端末のために実行される前に、実行されるのと同時に、または実行された後に実行されてもよい。
図6は、エア・インターフェースによってアクセス端末に対してダウンリンク・メッセージを送信するための方法600についての例示の一実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、基地局や他のアクセス・ノードなど、ネットワークの中のエンティティは、メッセージのヘッダの中の識別子を使用してアクセス端末に対してアドレス指定されるダウンリンク・メッセージを(605において)受信する。アクセス・ノードは、アクセス端末が、レガシー・デバイスであるか、またはエア・インターフェースによる通信中にアクセス端末を識別するモード依存の識別子の使用をサポートする進化型デバイスであるかを(610において)決定する。アクセス端末が、レガシー・デバイスである場合、メッセージのヘッダの中の識別子は、移動局の識別子などのレガシー識別子である。アクセス・ノードは、移動局の識別子を使用して、アクセス端末に対してメッセージの一部分を(615において)搬送することができる。例えば、アクセス・ノードは、アクセス端末にページングするために使用されるMSIDのハッシュされた値を生成することができ、またひとたびアクセス・ノードが、アクセス端末の所在を見出した後に、ダウンリンク・メッセージの中の情報の一部または全部は、アクセス端末に対してエア・インターフェースによって送信され得る。
アクセス・ノードが、アクセス端末がエア・インターフェースによる通信のためのモード依存の識別子を使用することを(610において)決定する場合、ダウンリンク・メッセージのヘッダの中の識別子は、アクセス端末に割り付けられている固定長のIDとすることができる。それゆえに、アクセス・ノードは、固定長のIDを適切なモード依存のIDへと変換し、またはマッピングすることができる。例証された実施形態においては、アクセス・ノードは、固定長の識別子とアクセス端末モードとを使用してアクセス端末に関連するモード依存の識別子を(620において)選択する。例えば、アクセス・ノードは、固定長の識別子を使用して、アクセス端末についてのモード依存の識別子を示すデータベース・エントリの所在を見出すことができる。次いで、アクセス・ノードは、アクセス端末の動作モードに基づいて適切なモード依存の識別子を(620において)選択することができ、例えば、DIDは、アイドリング状態のアクセス端末のために選択され得る。アクセス・ノードは、選択されたモード依存の識別子を使用して、アクセス端末に対してメッセージの一部分を(625において)搬送することができる。例えば、アクセス・ノードは、モード依存の識別子(例えば、DID)を使用して、リンク損失または長い非アクティビティ期間の後にアクセス端末を識別することができ、またひとたびアクセス・ノードが、アクセス端末の所在を見出した後に、ダウンリンク・メッセージの中の情報の一部または全部は、アクセス端末に対してエア・インターフェースによって送信され得る。
図7は、エア・インターフェースによってネットワークにおいてアクセス端末からアップリンク・メッセージを受信するための方法700についての例示の一実施形態を概念的に示すものである。例証された実施形態においては、基地局や他のアクセス・ノードなど、ネットワークの中のエンティティは、アクセス端末からアップリンク・メッセージを(705において)受信する。アクセス・ノードは、アクセス端末が、レガシー・デバイスであるか、またはエア・インターフェースによる通信中にアクセス端末を識別するモード依存の識別子の使用をサポートする進化型デバイスであるかを(710において)決定する。アクセス端末が、レガシー・デバイスである場合、アクセス端末は、移動局の識別子などのレガシー識別子を使用して識別され得る。アクセス・ノードは、移動局の識別子を使用して、ネットワークに対してメッセージの一部分を(715において)搬送することができる。例えば、アクセス・ノードは、移動局の識別子を使用して、アップリンク・メッセージの中の情報の一部または全部を含むメッセージについてのヘッダを生成することができる。次いで、ヘッダを含むメッセージは、コア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークに向かって送信され得る。
アクセス・ノードが、アクセス端末がエア・インターフェースによる通信のためにモード依存の識別子を使用することを(710において)決定する場合、アクセス・ノードは、アクセス端末に割り付けられている固定長のIDを(720において)決定し、または識別する。一実施形態においては、アクセス・ノードは、コア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークにおいてアクセス端末を識別するために使用される固定長の識別子に対してエア・インターフェース通信のためにアクセス端末によって使用されるモード依存の識別子を変換し、またはマッピングすることができる。例証された実施形態においては、アクセス・ノードは、アクセス端末とアクセス端末モードとに関連するモード依存の識別子に基づいて固定長の識別子を(720において)識別する。例えば、アクセス・ノードは、モード依存の識別子を使用して、アクセス端末についての固定された識別子とモード依存の識別子との間の関連づけを示すデータベース・エントリの所在を見出すことができる。次いで、アクセス・ノードは、アクセス端末の現在の動作モードにおいて使用されるモード依存の識別子をデータベース・エントリにおいて示される固定長の識別子にマッピングすることにより固定長の識別子を(720において)識別することができる。アクセス・ノードは、選択された固定長の識別子を使用して、コア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークに対してメッセージの一部分を(725において)搬送することができる。例えば、アクセス・ノードは、固定長の識別子を使用して、例えば、R6インターフェースによって、コア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークに対してアップリンク・メッセージの中の情報の一部または全部を送信するために使用されるメッセージについてのヘッダを生成することができる。
本出願において説明される固定長の識別子の割付け技法についての実施形態は、ネットワーク通信のためにモード依存の識別子を使用する技法よりも優れたいくつかの利点を有することができる。例えば、固定長の識別子を割り付けることにより、ネットワークは、固定長の識別子の長さが、レガシー移動局の識別子の長さと同じときに、以前のネットワーク実装形態と整合して動作することができるようになる可能性がある。さらに、ネットワークは、同じ長さの識別子を使用して、レガシー・アクセス端末と、進化型アクセス端末との両方を識別することができ、これにより、ネットワークは、以前に定義されたメッセージ・フォーマットを保持し、また利用することができるようになり、それによって、ネットワークの発展の成長を容易にし、またサポートしている。ページングは、固定長の識別子が使用されるときに、レガシー・アクセス端末と、進化型アクセス端末との両方についてサポートされ得る。さらに、基地局、ゲートウェイ、ページング制御装置、AAAサーバなどのネットワーク・エンティティの実装形態は、固定長の識別子が、少なくともコア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークの側の通信のために実装されるときに、そろえられることが可能である。コア・ネットワークおよび/またはアクセス・ネットワークの側の通信のために固定長の識別子を割り付けることは、アクセス端末に関連する恒久的な識別子についての伝送を低減させることにより、セキュリティを改善することもできる。例えば、いくつかの場合には、実際の移動局の識別子は、初期のネットワーク・エントリ中に送信されるメッセージの要素として送信されるだけである。その後に、疑似識別子など、異なる識別子は、ネットワーク・エンティティの間のインターフェースによる通信のために使用される。
開示された主題の一部分と、対応する詳細な説明とは、ソフトウェア、またはコンピュータ・メモリの内部のデータ・ビットにおける演算についてのアルゴリズムおよびシンボリック表現の観点から提示される。これらの説明および表現は、当業者が、彼らの仕事の本質を当業者のうちの他のものに対して効果的に伝達する説明および表現である。用語が、ここで使用されるように、またそれが、一般に使用されるように、アルゴリズムは、望ましい結果をもたらすステップについての自己矛盾のないシーケンスであるように考えられる。ステップは、物理量についての物理的操作を必要とするこれらのステップである。通常、必ずしも必要とは限らないが、これらの量は、記憶され、転送され、結合され、比較され、またそれ以外の方法で操作され得る光学的信号、電気信号、または磁気的信号の形態をとる。ビット、値、要素、シンボル、文字、用語、または番号などとしてこれらの信号について言及することは、時には、主として一般的な使用の理由により、便利であることが分かっている。
しかしながら、これらの用語および類似した用語のすべては、適切な物理量に関連づけられるべきであり、またこれらの量に対して適用される単に便利なラベルであるにすぎないことを心に留めるべきである。特にその他の方法で述べられていない限り、または考察から明らかであるように、「処理すること」、「計算すること」、「算出すること」、「決定すること」、「表示すること」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリの内部の物理的、電子的量として表されるデータをコンピュータ・システムのメモリもしくはレジスタ、あるいは他のそのような情報のストレージ・デバイス、伝送デバイス、またはディスプレイ・デバイスの内部の物理量として同様に表される他のデータへと操作し、また変換するコンピュータ・システム、または類似した電子コンピューティング・デバイスのアクションおよびプロセスを意味する。
また、開示された主題のソフトウェアにより実装された態様は、典型的に、何らかの形態のプログラム・ストレージ媒体において符号化され、または何らかのタイプの伝送媒体において実装されることにも注意すべきである。プログラム・ストレージ媒体は、磁気的(例えば、フロッピー・ディスクまたはハード・ドライブ)、あるいは光学的(例えば、コンパクト・ディスク・リード・オンリー・メモリ、または「CD ROM」)とすることができ、またリード・オンリー、またはランダム・アクセスとすることができる。同様に、伝送媒体は、ツイスト・ペア線(twisted wire pairs)、同軸ケーブル、光ファイバ、または当技術に対して知られている何らかの他の適切な伝送媒体とすることができる。開示された主題は、与えられた任意の実装形態についてのこれらの態様によって限定されるものではない。
開示された主題は、本明細書における教示の利益を有する当業者にとって明らかな、異なりはするものの均等な方法で修正され、また実行され得るので、上記で開示される特定の実施形態は、例示的なものにすぎない。さらに、添付の特許請求の範囲において説明されるもの以外の、本明細書において示される構造または設計の詳細に対しては、どのような限定も、意図されてはいない。それゆえに、上記で開示される特定の実施形態は、変更されても、また修正されてもよく、またすべてのそのような変形形態は、開示された主題の範囲内にあるものと考えられることは、明らかである。したがって、本明細書において追求される保護は、添付の特許請求の範囲において説明されるようなものである。

Claims (11)

  1. ネットワークに対するアクセス端末の初期エントリのすぐ後に固定長の識別子を前記アクセス端末に割り付けるステップであって、前記アクセス端末は、前記アクセス端末と、前記ネットワークとの間のエア・インターフェースによって通信される複数のモード依存の識別子のうちの1つによって識別され、前記1つのモード依存の識別子は、前記アクセス端末の動作モードに基づいて選択されている、割り付けるステップと、
    前記ネットワークにおいて前記固定長の識別子を少なくとも1つのエンティティに対して提供するステップと
    を含む方法。
  2. 前記固定長の識別子を割り付けるステップは、前記固定長の識別子を前記アクセス端末についての前記複数のモード依存の識別子に関連づけるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記固定長の識別子を前記アクセス端末に割り付けるステップは、前記エア・インターフェースによる通信のために前記アクセス端末を識別するために使用される前記複数のモード依存の識別子のうちのいずれとも異なっている固定長の識別子を割り付けるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記固定長の識別子を前記アクセス端末に割り付けるステップは、前記固定長の識別子を前記アクセス端末について定義される少なくとも1つのコンテキストに関連づけるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記固定長の識別子を使用して前記ネットワークの中の少なくとも1つの要素に対して送信される少なくとも1つのメッセージにおいて前記アクセス端末を識別するステップと、前記アクセス端末の前記動作モードに基づいて選択される前記複数のモード依存の識別子のうちの1つを使用して、前記エア・インターフェースによって送信される少なくとも1つのメッセージにおいて前記アクセス端末を識別するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  6. ネットワークからメッセージを受信するステップであって、前記メッセージは、アクセス端末に関連する固定長の識別子を有するヘッダを有する、受信するステップと、
    前記固定長の識別子を前記アクセス端末に関連する複数のモード依存の識別子のうちの1つにマッピングするステップであって、前記複数のモード依存の識別子のうちの前記1つは、前記アクセス端末の動作モードに基づいて選択される、マッピングするステップと、
    前記複数のモード依存の識別子のうちの前記1つを使用して前記アクセス端末に向かってエア・インターフェースによって前記メッセージの中の情報を送信するステップと
    を含む方法。
  7. 前記ネットワークに対する前記アクセス端末の初期エントリのすぐ後に前記固定長の識別子を前記アクセス端末に割り付けるステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記エア・インターフェースによって前記メッセージの中の情報を送信するステップは、前記複数のモード依存の識別子のうちの前記1つを有するヘッダを形成するステップと、前記ネットワークから受信される前記メッセージの少なくとも一部分を有するメッセージ・ボディを形成するステップとを含む、請求項6に記載の方法。
  9. アクセス端末からエア・インターフェースによってメッセージを受信するステップであって、前記メッセージは、前記アクセス端末に関連する複数のモード依存の識別子のうちの1つを有するヘッダを有する、前記複数のモード依存の識別子のうちの前記1つは、前記アクセス端末の動作モードに基づいて選択される、受信するステップと、
    前記複数のモード依存の識別子のうちの前記1つを前記アクセス端末に関連する固定長の識別子にマッピングするステップと、
    前記アクセス端末を識別する前記固定長の識別子を使用して前記ネットワークにおいて前記メッセージの中の情報を少なくとも1つのエンティティに対して送信するステップと
    を含む方法。
  10. 前記ネットワークに対する前記アクセス端末の初期エントリのすぐ後に前記固定長の識別子を前記アクセス端末に割り付けるステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ネットワークにおいて前記メッセージの中の情報を前記少なくとも1つのエンティティに対して送信するステップは、前記固定長の識別子を有するヘッダを形成するステップと、前記エア・インターフェースによって受信される前記メッセージの少なくとも一部分を有するメッセージ・ボディを形成するステップとを含む、請求項9に記載の方法。
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