JP2013535042A - 拡張されたコンテンツタグ共有のための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

コンテンツタグの共有を拡張する技術。第2のユーザにより提供されたコンテンツに第1のユーザが関連づけられているかどうか判断することを含む。データが記録されるが、このデータは、第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけることを、第1のユーザが許可されていることを示す。実施形態によっては、第2のユーザから提供されたコンテンツを示すデータは複数のコンテンツを示すデータを含む。ある技術は、第1のユーザから受信したメッセージが、第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分と、第2のユーザとを示すかどうかを判断する。コンテンツの部分は、第2のユーザの装置でレンダリングされる。第2のユーザは、コンテンツの部分をアイテム識別情報に関連づけることを促される。当該コンテンツの部分のためのアイテム識別情報は、例えば、テキストや他のユーザである。
【選択図】図6

Description

背景
ワイヤレス技術や携帯電話などのサービスプロバイダやデバイス製造業者は、魅力的なネットワークサービスなどを通じて、顧客に価値や利便性を提供しようと日々努力している。例えばソーシャルネットワークサービスは、お互いに友達であると識別し合った利用者の間で、WWWリンクや写真などの画像を共有することを可能にしている。ある利用者からアップロードされた写真は、写真の所有者によって、写真の内容や写真に写っている友達の名前によってタグ付けされることができる。すると、その友達には写真にタグ付けされたことが通知され、写真の所有者のホームページからその写真を見ることができるようになる。訪問者からのコメントをコメント欄に残すことができ、コメントを残した別の人とそれをシェアすることができる。
いくつかの例示的実施形態
多くの目的に好ましいことであるにも関わらず、複数の人々の名前によって写真にタグ付けを行うことは、写真の所有者にとって面倒である。これは特に、互いに関連する写真のアルバムの中に複数の写真がある場合に、特にそうである。その結果、一つ又は複数の写真について、写真に写っている全ての人々がタグ付けされないことがある。これは、写真に写っていることを利用者に通知する可能性を減少させてしまう。このため、先行技術における一つまたは複数の足りない点を我慢する必要のない、拡張されたコンテンツタグ共有のための方法については必要性が存在する。
ある実施形態に従う方法は、第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを装置上で決定することを含む。ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する。また前記方法は、許可データを記録する結果を生む作用を、前記装置上で、少なくとも部分的には生じさせることを含む。ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す。
別の実施形態に従う方法は、第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを、装置上で判断することを含む。ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える。前記方法はさらに、前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせ、前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促すことを含む。ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示す。
別の実施形態に従う方法は、少なくとも一つのサービスへのアクセスを可能にするように構成される少なくとも一つのインタフェースへのアクセスを容易にすることを含む。ここで前記少なくとも一つのサービスは、装置上で、第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを決定するように構成される。ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する。前記少なくとも一つのサービスは、さらに、許可データを記録する結果を生む作用を、前記装置上で、少なくとも部分的には生じさせるように構成される。ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す。
別の実施形態に従う方法は、少なくとも一つのサービスへのアクセスを可能にするように構成される少なくとも一つのインタフェースへのアクセスを容易にすることを含む。ここで前記少なくとも一つのサービスは、第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを、装置上で判断することを含む。ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える。前記少なくとも一つのサービスは、さらに、前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせるように構成される。前記少なくとも一つのサービスは、さらに、前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促すように構成される。ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示す。
別の実施形態に従う装置は、少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラム命令を含む少なくとも一つのメモリとを備える。前記少なくとも一つのメモリ及び前記コンピュータプログラム命令は、少なくとも一つのプロセッサと協働して、前記装置に、装置上で第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを決定することを少なくとも部分的には実行させる。ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する。前記装置はまた、許可データを記録する結果を生む作用を少なくとも部分的には生じるようにさせられる。ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す。
別の実施形態に従う装置は、少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラム命令を含む少なくとも一つのメモリとを備える。前記少なくとも一つのメモリ及び前記コンピュータプログラム命令は、少なくとも一つのプロセッサと協働して、前記装置に、第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを判断することを、少なくとも部分的に実行させる。ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える。前記装置はまた、前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせられる。前記装置はまた、前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促すことを行うようにされる。ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示すこと。
別の実施形態に従うコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、一つまたは複数のプロセッサで実行されると、少なくとも次の処理を装置に実行させる一つまたは複数の命令の一つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記処理は、第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを決定することを含む。ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する。また前記処理は、許可データを記録する結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることを含む。ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す。
別の実施形態に従うコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、一つまたは複数のプロセッサで実行されると、少なくとも次の処理を装置に実行させる一つまたは複数の命令の一つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記処理は、第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを判断することを含む。ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える。前記処理はまた、前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることを含む。前記処理はまた、前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促すことを含む。ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示す。
別の実施形態に従う装置は、第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを決定する手段を備える。ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する。前記装置はまた、許可データを記録する手段を備える。ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す。
別の実施形態に従う装置は、第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを判断する手段を備える。ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える。前記装置はまた、前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする手段を備える。前記装置はまた、前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促す手段、ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示す。
本発明のさらなる側面や特徴、利点が、以下の詳細説明によって容易に明らかになる。以下の詳細説明では、本発明を実施するための最良の形態であると考えられているものも含め、様々な具体的な実施形態や実装形態が例示される。本発明はまた、さらに多くの様々な異なる実施形態を取りうることができ、そのいくつかのディテールは、本発明の思想や範囲を逸脱することなく、多くの明白な観点から修正可能なものである。本明細書による説明や図面は例示的な性質を有するものと考えられるべきであり、制限的なものとみなされるべきではない。
添付の図面には、本発明の実施形態が例示されている。これらはあくまでも例示を目的とするものであって、限定の目的のためのものではない。
ある実施形態に従う、拡張されたコンテンツタグ共有を行う能力を有するシステムの略図である。
ある実施形態に従う、ユーザプロファイルのためのデータ構造の略図である。
ある実施形態に従う、コンテンツメタデータためのデータ構造の略図である。
ある実施形態に従う、ユーザから提供されたコンテンツをグループ化するユーザインタフェースの略図である。
ある実施形態に従うユーザインタフェースであって、ユーザの一つまたは複数のコンタクトによってコンテンツの少なくとも一部をタグ付けすることをユーザに促すユーザインタフェースの略図である。
別の実施形態に従うユーザインタフェースであって、ユーザの一つまたは複数のコンタクトによってコンテンツの少なくとも一部にタグ付けするためのユーザインタフェースの略図である。
ある実施形態に従う、複数のコンテンツにタグを付与するためのユーザインタフェースの略図である。
ある実施形態に従う、コンテンツの中の未知のアイテムを頒布するためのユーザインタフェースの略図である。
ある実施形態に従う、コンテンツの中の未知のアイテムにタグを付与することをユーザに促すユーザインタフェースの略図である。
ある実施形態に従う、コンテンツの中の未知のアイテムにタグを付与するためのユーザインタフェースの略図である。
図5Bと共に、ある実施形態に従う、拡張されたコンテンツタグ共有のためのフローチャートを形成する。 図5Aと共に、ある実施形態に従う、拡張されたコンテンツタグ共有のためのフローチャートを形成する。
ある実施形態に従う、未知のアイテムのタグを共有する処理のフローチャートである。
本発明の実施形態を実装するために使用されうるハードウェアの略図である。
本発明の実施形態を実装するために使用されうるチップセットの略図である。
本発明の実施形態を実装するために使用されうる携帯端末(例えばハンドセット)の略図である。
いくつかの実施形態の説明
以下、コンテンツタグの共有を拡張するための方法や装置、コンピュータプログラムの例が開示される。以下の記述において、説明の目的のために、多くの具体的な詳細な構成が紹介される。これらは、本発明の実施形態を深い理解に資するためのものである。なお、当業者には明らかなことである、本発明の実施形態は、これらの詳細構成がなくとも実施される場合があり、また、均等な構成によって実施される場合もある。よく知られた構成やデバイスが、ブロック図の形で紹介されることがあるが、これは、本発明の実施形態を不必要に不明瞭にすることを避けるためである。
本明細書において、「コンテンツ」という用語は、人間であるユーザに提示されるデジタルデータを表し、例えば、デジタルサウンド、楽曲、デジタルイメージ、デジタルゲーム、デジタルマップ、POI情報、(音楽ビデオやニュースクリップ、劇場公開ビデオのような)デジタルビデオ、広告、電子ブック、プレゼンテーション、プログラムファイル、オブジェクトなどであることができる。その他にも、いかなるデジタルメディアやデジタルコンテンツであってもよく、また、これらの組合せであってもよい。「提示する」や「レンダリングする」との語句は、コンテンツを人間であるユーザに提示するいかなる方法を含んでもよい。例えば、スピーカを通じて音声や楽曲を再生したり、スクリーンやプロジェクタ上に画像を表示したり、写真用紙や普通の紙などの触ることが可能なメディアに画像を表示したり、適当な表示装置に音声と共に動画を表示したり、ゲームや地図を描画したり、その他いかなる意味においても提示することを表すことができ、また、これらの組み合わせを表すこともできる。
本明細書において、「タグ」という用語は、ネットワークデバイス上のコンテンツに関連付けられるメタデータ構造の一つ又は複数のデータフィールドを表す。各タグデータフィールドは、コンテンツの少なくとも一部に含まれるアイテムを識別するデータを保持するためのものである。アイテムは、人間や物、アクティビティやその他の概念であり、人間のユーザに提示されるべくコンテンツがレンダリングされるとき、その者にとってはっきりと認識できる概念である。タグを付与する(タグを付ける)とは、データを挿入して上記メタデータ構造の一つまたは複数のタグデータフィールドを埋めることか、メタデータ構造に データフィールドを付加すること、またはこれら両方を表す。
ソーシャルネットワークサービスにアップロードされる写真に関連する様々な実施形態が説明される。しかし、本明細書で紹介される方法は、共有可能な他のタイプのコンテンツにも適用される場合があることが想定されている。これらのコンテンツはピアの間で直接に共有されるものであってもよいし、音楽ストアやソーシャルネットワークサービス、ファイル共有サービスなどのネットワークサービスを通じて間接的に共有されるものであってもよい。
図1はシステム100の略図である。システム100は、ある実施形態に従う、拡張されたコンテンツタグ共有を可能とする。ユーザによって、写真などのコンテンツが、UE101aのようなユーザ機器に追加されると、それはコンテンツを記述するメタデータに関連付けられる。そのようなメタデータとしては、例えば名前、サイズ、コンテンツを保持する一つまたは複数のファイルのフォーマット、当該コンテンツをキャプチャしたり生成したりしたデバイス、コンテンツが生成された時間や場所のようなものがある。当該コンテンツは他のユーザと共有されることがあるかもしれない。そのような共有は、当該コンテンツをユーザの1または複数の連絡先に送信することや、ソーシャルネットワークサービスのような共有サービスにブロードすることによりなされるかもしれない。しかしながら、コンテンツの内容や、コンテンツに含まれる一人又は複数人の人間の声や同様のものは、通常、当該コンテンツを作成した人間のユーザによって当該コンテンツに加えられる。これは面倒である場合がある。特に、パーティーや旅行のように、あるイベント中に多くの写真の撮影されるようなコンテンツのグループにおいてはそうである。このため、一つまたは複数のコンテンツが、当該コンテンツに含まれる全ての識別情報がタグ付けされないことがある。そのような識別情報とは、アイテムの識別上方であり、例えばコンテンツの主題や人、物、アクティビティなどである。このような事情は、ユーザに関連があるコンテンツについてユーザに通知を行うサービスの能力を制限してしまう。
この問題に対処するため、図1のシステム100は、現在利用可能なコンテンツ以上のコンテンツのタグ付けを共有する能力を有している。ある実施形態では、システム100は、あるグループの中の一つ又は複数のコンテンツのためのメタデータにタグ付けされているユーザに、それらのコンテンツにさらにタグ付けすることを許可する。その結果、コンテンツにタグ付けすることを許可されるユーザの数は増え、コンテンツにタグ付けする労力がシェアされる。コンテンツにタグ付けされた人に、さらに当該コンテンツにタグ付けすることを許すことの利点は、コンテンツにタグ付けを行う労力を分散させることであり、したがってコンテンツがより完全にタグ付けされる可能性が高まり、サービスが、ユーザに関連のあるコンテンツについて当該ユーザに通知を行う能力が強化されることである。ある実施形態では、システム100は、コンテンツにタグ付けを行うことを許されたユーザに、コンテンツの一部に未知のアイテムが含まれることを許してもよい。未知のアイテムとは、例えば知らない人や知らないオブジェクトなどである。このコンテンツの部分は、少なくとも、例えば当該コンテンツに既にタグ付けされている他の一つまたは複数の連絡先に送信される。未知のアイテムを含むコンテンツの部分をある連絡先に転送することの利点は、コンテンツがより完全にタグ付けされる可能性を高めることであり、サービスが、ユーザに関連のあるコンテンツについて当該ユーザに通知を行う能力が強化されることである。
例えば、実施形態によっては、システム100は、第1のユーザが、その人とは異なる第2のユーザによって提供されたコンテンツに関連付けられていることを、第1のユーザを示すタグに基づいて決定する。ここで第2のユーザは当該コンテンツの所有者である。そしてシステム100は、前記第2のユーザにより提供された前記コンテンツに、前記第2のユーザからのさらなるインプットなしに第3のユーザを関連づけることを、第1のユーザが許可されていることを示す。このような処理は、ユーザ装置によって行われてもよいし、ソーシャルネットワークサービスのようなリモートのネットワークサービスによって行われてもよい。実施形態によっては、システム100は、第1のユーザの装置からメッセージを受信したことを決定してもよい。このメッセージは、第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分と、第2のユーザを示すデータとを示してもよい。ここで第2のユーザは、当該コンテンツの部分の中のアイテムを特定するように要求された者である。これらの実施形態において、システム100は、第2のユーザの装置のコンテンツの部分をレンダリングし、コンテンツの部分をコンテンツの部分の識別情報に関連づけるように第2のユーザを促す。これは、第2のユーザの装置によって行われてもよいし、ソーシャルネットワークサービスのようなリモートのネットワークサービスによって行われてもよい。
図1に描かれるように、システム100は、ユーザ装置(UE)101a及び101bを有する。これらの装置はまとめてUE101と表されることがある。これらの装置は、通信ネットワーク105を介して、一つまたは複数のネットワークサービス110a−110nやソーシャルネットワークサービス120に接続することができるように構成される。これらのサービスはまとめてネットワークサービス110と称されることがある。システム100の通信ネットワーク105は、一つ又は複数のネットワークを含むことができる。具体的な例を挙げてみると、このネットワークは、図示されていないが、例えばデータネットワークや電話ネットワーク、又はこれらを組み合わせたものであることができる。データネットワークは、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)やメトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、公衆データネットワーク(例えばインターネット)、近距離無線ネットワークなどであることができ、また、他の好適なパケット交換ネットワークであることができる。なお、そのようなパケット交換ネットワークには、商業的に利用可能なものもあれば、個人の光ケーブルや光ファイバネットワークのような、私有のパケット交換ネットワークもあり、またこれらを組み合わせたものであってもよい。無線ネットワークは、例えばセルラネットワークであることができ、これは、EDGE(enhanced data rates for global evolution)やGPRS(general packet radio service),GSM(global system for mobile communications),IMS(Internet protocol multimedia subsystem),UMTS(universal mobile telecommunications system)など、様々な技術を利用したものであることができる。また、セルラネットワークで使用されうる無線媒体としては、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)やLTE(Long Term Evolution),CDMA(符号分割多元接続),WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access),WiFi,無線LAN(WLAN),Bluetooth(登録商標),IPデータ放送,衛星,モバイルアドホックネットワークなどがあり、またこれらを組み合わせたものであってもよい。
UE101もいかなるタイプの端末であってもよく、移動端末や固定端末、可搬型端末であってもよい。例えば、携帯ハンドセットや局,ユニット,デバイス,マルチメディアコンピュータ,マルチメディアタブレット,インターネットノード,携帯情報端末(PDA),音楽やビデオのプレーヤー,デジタルカメラやデジタルビデオカメラ,位置同定機器,テレビ受像機,無線放送受信機,電子ブック機器,ゲーム機器,及びこれらを組み合わせたものであってもよい。UE101はまた、ユーザに対するとのようなタイプのインタフェースを含んでもよく、例えば、ウェアラブル回路などを含んでもよい。携帯端末の一例が、図9を参照して後に詳述される。
例示された実施形態において、一つまたは複数のプロセスが各UE101で実行される。少なくともUE101aは、カメラやビデオレコーダ、オーディオレコーダ、ゲームモジュール、描画モジュール、画像ダウンロード・編集モジュール、その他のモジュールのような、コンテンツ生成器130を有する。このような多くのプロセスやモジュールは本願の技術分野でよく知られている。コンテンツ生成器130は、少なくともいくつかのコンテンツメタデータ134と共にコンテンツ132を生成する。UE101bは、シェアされるべきコンテンツ132をUE101aで生成したユーザとは異なるユーザに属している。図示される実施形態において、各UE101はコンテクストモジュール109を有している。このモジュールは、ローカルで生成されたコンテンツのメタデータ134に含まれる、少なくともいくつかのコンテクスト情報を決定する。このようなコンテクスト情報としては、例えば時間、場所、UE101で実行中のアプリケーションプログラムなどであることができる。例えば、各コンテクストモジュール109は、携帯機器の現在位置を決定する位置決定モジュール103を備えている。各UE101は又、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)モジュール150を有している。GUIモジュール150は、後に詳述されるように、ローカルで生成されたコンテンツや共有コンテンツにタグ付けをするために用いられる。モジュール150は、今後、タグGUIモジュール150と呼ばれる。
例であるが、UE101や、ソーシャルネットワークサービス120を含むサービス110は、互いに通信したり、通信ネットワーク105の他の要素と通信したりすることができる。この通信には、よく知られたプロトコルを用いることができるが、新しいプロトコルや開発中のプロトコルを用いてもよい。これに関連して、プロトコルは、ネットワーク105の各ネットワークノードが、通信リンクを介して送信される情報に基づいて、どのように相互作用するかを定義するルールのセットを含む。プロトコルは、様々なタイプの物理信号の生成や受信から、これらの信号を送信するためのリンクの選択、これらの信号により提示される情報のフォーマット、コンピュータ上で動作しているとのソフトウェアアプリケーションが情報を送受信するかの識別など、各ノードの動作の様々なレイヤにおいて使用される。ネットワーク上で情報交換する複数のプロトコルレイヤのコンセプトが、OSI参照モデルで記述されている。
ネットワークノード間の通信は、通常、パケットに分割したデータを交換することにより実現される。各パケットは、通常、(1)特定のプロトコルに関するヘッダ情報と、(2)ヘッダ情報の次に位置するペイロード情報とを有する。ペイロード情報は、プロトコルによって個々に処理される。しばしば、あるプロトコルのペイロードに含まれるデータは、OSI参照モデルにおけるより高次のレイヤのプロトコルに関連するヘッダとペイロードを含んでいる。高次のプロトコルは、低次のプロトコルにカプセル化されていると表現される。パケットに含まれるヘッダは、複数の異なるネットワークで運ばれる。例えばインターネットにおいては、OSI参照モデルで記述されるように、通常、レイヤ1用の物理ヘッダ,レイヤ2用のデータリンクヘッダ,レイヤ3用のインターネットワークヘッダ,レイヤ4用のトランスポートヘッダ,及び、レイヤ5−7の各種アプリケーション用のヘッダが用いられる。
クライアントサーバモデルは、コンピュータ処理の相互関係において広く知られており、また使われている。クライアントサーバモデルによれば、クライアントプロセスは、リクエストを含むメッセージをサーバプロセスに送信し、サーバプロセスは、サービスを提供することによって応答する。サーバプロセスは、応答を含むメッセージをクライアントプロセスに返すこともある。しばしば、クライアントプロセスとサーバプロセスは異なるコンピュータ装置で実行される。このような装置は、例えばホストと呼ばれ、ネットワーク通信のための一つまたは複数のプロトコルを用いてネットワークを介して通信しあう。「サーバ」との用語は、一般的に、サービスを提供するプロセスや、処理が行われるホストコンピュータを言い表すときに使われる。「クライアント」との用語は、一般的に、リクエストを生成するプロセスを表現するときに使われるが、処理が行われるホストコンピュータを表現するときにも使われる。なお、本明細書では、文脈から特に明らかでない限り、「サーバ」や「クライアント」との用語は、ホストコンピュータ表現するよりも、プロセスを表現するためにおもに使用される。サーバによって遂行されるプロセスは、複数のプロセスや複数のホストに分解されることができる。この場合の複数のホストのそれぞれを、ティア(tier)と呼ぶことがある。分解する理由は、例えば、信頼性やスケーラビリティ、冗長性などである。
通信ネットワークに接続されているほとんどのノードで利用可能な有名なクライアントプロセスは、WWWクライアントである。これは、ウェブブラウザやブラウザなどと呼ばれ、HTTPに従うフォーマットのメッセージを用いて、ウェブページを提供するWWWサーバと呼ばれる多くのサーバと相互に通信する。(ウェブページは通常、HTTPと呼ばれるハイパーテキストマークアップ言語に従ってフォーマットされている。)図示される実施形態において、各UE101はブラウザ107を備えており、これはひとつまたは複数のサービス110のためのクライアントプロセスの利用に供されることができる。実施形態によっては、タグGUIモジュール150は、ソーシャルネットワークサービス120のようなネットワークサービス110によって、ウェブページの中で生成され、ブラウザ107中に含められる。実施形態によっては、タグGUIモジュール150は別のサーバのクライアントプロセスであり、例えば、強化されたコンテンツタグ共有モジュール160のクライアントプロセスである。実施形態によっては、タグGUIモジュールはクライアントプロセスではなく、別のUE101上の似たようなプロセス(これはピアと呼ばれる)とやりとりを行うスタンドアロンのプロセスである。例えば、実施形態によっては、UE101上のタグGUIモジュール150は、ピアであるUE101b上のタグGUIモジュール150と通信する。同様に、ある実施形態では、コンテクストモジュール109は、ネットワークサービス110のコンテクストサーバのクライアントである。ある実施形態では、コンテンツ生成器130は、ネットワークサービス110のコンテンツ生成サーバのクライアントである。
ある実施形態において、ネットワークサービス110はリモートに位置している。各ネットワークサービス110は、少なくとも一つのサービスへのアクセスを可能にするように構成される少なくとも一つのインタフェースへのアクセスを容易にする。ある実施形態では、一つまたは複数のサービス110がアクセス権を発行し、ユーザに同じまたは異なるサービスへのアクセスを許可する。多くのネットワークサービス110は、UE101の一つまたは複数のクライアントとやりとりを行うサーバである。これらのクライアントは、クライアントとして振る舞うブラウザ107やタグGUIモジュール150であることができる。ソーシャルネットワークサービス120もサーバであり、各利用者及び当該利用者のコンタクトのデータを有するユーザプロファイルデータ構造122を管理する。このサーバはまた、クライアントとして振る舞うUE101の標準ブラウザとやりとりを行う。ユーザプロファイルデータ構造122については、図2Aを参照して後に詳述される。
図1には、サービスやプロセス、モジュール、データ構造が一体的なユニットとして描かれているが、これはある例示的な目的のためにそのように描かれているのであって、別の実施形態では、サービスやプロセス、モジュールやデータ構造、またこれらの部分の一つまたは複数が異なる形態で実装されたり、ネットワーク105の一つまたは複数のノードの同じものまたは異なるものの上で実装されたりする。また、これらのコンポーネントの機能は、一つまたは複数のコンポーネントにまとめられたり、同様の機能を有するかのコンポーネントによって実行されたりする場合があることが想定されている。
図2Aは、ある実施形態に従う、ユーザプロファイルのためのデータ構造200の略図である。ユーザプロファイルデータ構造122は、ソーシャルネットワークサービスの利用者のそれぞれのために、ユーザプロファイルデータ構造200のようなユーザプロファイルを含む。ユーザプロファイルデータ構造200は、ユーザ識別情報(ID)フィールドや、ユーザ情報フィールド204、コンタクトリストフィールド206、グループフィールド208、及び、(省略記号で表されているように一つまたは複数の)ユーザコンテンツフィールド210を含む。
ユーザIDフィールド202は、ソーシャルネットワークサービスの特定の利用者を示すデータが格納されている。例えばユーザIDフィールドは、"FastFreddy"のようなソーシャルネットワークネームや、実際の名字や名前、番号、電子メールアドレス、MSISDN(Mobile Subscriber Integrated Services Digital Network Number;携帯電話の番号である)などを格納することができる。またユーザIDフィールドは、ネットワークサービスによって定義される他の識別情報を格納することもでき、例えばGSMネットワークて使用される、個人の識別する15ディジットのコードであるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)という識別情報を格納することができる。IMSIの値は通常、加入者識別モジュール(SIMカード)に格納される。SIMカードは多くの携帯電話によって情報を格納するために使用されており、特に高度な機能のために使用されている。
ユーザ情報フィールド204は、利用者のその他のデータを格納する。例えばフルネームや住所、アカウント番号、Eメールアドレス、誕生日、学歴、勤務先、関係情報などであることができる。サービスの利用者は、これらの情報の一つ一つまたは組組み合わせを、他の利用者と共有するかしないかを選択することができる。
コンタクトリストフィールド206は、ユーザがフィールド202において情報を共有する者と特定した他の利用者を示す情報を格納する。このような情報としては、例えば、それら他のユーザのユーザIDであることができ、各ユーザIDは特定のユーザプロファイルのキーとしての役割を果たし、そのユーザプロファイルからはさらに他の情報を得ることができるようになっている。実施形態によっては、コンタクトリストは、コンタクトを様々なカテゴリにグループ分けすることができる。例えば友達や同僚、クライアント、知人などにグループ分けすることができ、カテゴリによって情報共有レベルが異なっている。
グループフィールド208は、フィールド202において、ユーザが参加したことを決めたグループが示されている。例えばソーシャルグループは、異なる職業や地理的エリア、政治的または宗教的な意見、好きな有名人やスポーツチーム、などによって形成されることができる。利用者はこれらのグループの一つまたは複数に参加することを許されている。参加したグループはグループフィールド208に示される。
ユーザコンテンツフィールド210は、共有するためにソーシャルネットワークサービスにアップロードされたコンテンツを示すデータを格納する。共有は、フィールド206にリストされる一つまたは複数のカテゴリに対して行うことができる。ユーザコンテンツフィールド210は、コンテンツ識別情報(ID)フィールド212や、関連するコンテンツのアルバムの次のコンテンツへのポインタ214、コンテンツフィールド216、メタデータフィールド220を含む。コンテンツはこのようにしてネットワークサービス、例えばソーシャルネットワークサービス120で共有可能となり、コンタクトリストフィールド206に含まれる一人または複数の利用者と共有することが可能となる。ある実施形態において、ユーザコンテンツフィールドの特定のバージョンは、UE101(例えばUE101a)上のコンテンツデータ構造132に格納される。そしてそこから、コンテンツは、ネットワークサービス110や、別のUE101(例えばUE101b)のタグGUIモジュール1502送信される。
コンテンツIDフィールド212は、コンテンツのなかで、フィールド202に特定されるユーザに関連付けられるコンテンツをユニークに特定するデータを格納する。このようなデータとしては、例えばタイムスタンプやコンテンツタイプ(音、画像、動画、ゲームなど)がある。ポインタ214は、関連するコンテンツのアルバムの中の次のコンテンツを示すデータを格納する。関連するコンテンツとは、例えば、互いに密接に関連する時間に生成またはアップロードされたコンテンツであることができ、これらは同じユーザまたは複数のユーザによってされ、これら複数のユーザはあるユーザのコンタクトリストに含まれているユーザであり、互いに地理的に近い場所に位置しているユーザであってもよい。その他のコンテンツは、対応するコンテンツID値と共に、フィールド216に格納される。コンテンツフィールド216は、コンテンツを特定するデータを格納する。このようなデータとは、例えば、フィールドへのポインタ、メモリ位置、コンテンツを含む一つまたは複数のファイル、当該コンテンツを人間に提示するためにレンダリングされる符号値などであることができる。メタデータフィールドはコンテンツに関する情報を特定するデータを格納する。このようなデータとしては、例えば、コンテンツがどのように提示されるべきかや、一人または複数の利用者やコンタクトにとっての当該コンテンツの重要性、またはこれらの組み合わせなどであることができる。なお、当該利用者やコンタクトは、ユーザのフィールド202に特定される。実施形態によっては、メタデータフィールド220は、独立に存在するファイルであって、メタデータが実際に格納されているファイルの一つまたは複数の場所を示すデータを格納する。
図2Bは、ある実施形態に従う、コンテンツメタデータのためのデータ構造221の略図である。コンテンツメタデータ・データ構造221は、コンテンツ取得デバイスフィールド222、コンテンツ特徴フィールド224、コンテンツ取得日時場所フィールド226、所有者メタデータフィールド230、タグ付けされたコンテンツメタデータフィールド250を含む。フィールド250は一つまたは複数存在し、それが省略記号で表されている。タグ付けされたコンテンツメタデータフィールド250は、メタデータ及びコンテンツへのタグ付けを拡張するという効果を達成するための手段であり、これによって、システムは利用者に、関連するコンテンツについて正確に通知できるようになる。
コンテンツ取得デバイスフィールド222は、コンテンツを取得(キャプチャ)したデバイス(がもし存在すれば)を特定するデータを格納する。そのようなデータは、例えば、デジタルカメラのメーカーの名前や製品番号、UE101に適合させるために用いられたソフトウェアであることができる。このような情報を特定するために如何なる方法が用いられてもよい。例えば、一つまたは複数のEXIF(exchangeable image file format)フィールドや、その他のディジタルメディアフォーマットを用いてもよい。コンテンツ特徴フィールド224は、特定のコンテンツが、フィールド222に特定されるデバイスからどのように生成されたかを示すデータを格納する。例えば画像の方位や、画素の空間的及び時間的な間隔、画像や音圧の連続、コンテンツの符号化方法、データ圧縮のタイプ、レンズの焦点距離、光源、露光時間などであってもよく、コンテンツのタイプによって好適なものを格納する。
コンテンツ取得日時場所フィールド226は、画像を取得したり生成したりした日時や、音声又は動画ストリームの開始時間や終了時間、コンテンツ生成された場所を示すデータが、もし利用可能であれば、格納される。このフィールドのデータは、コンテンツのために、時間や場所のコンテクストを提供する。
所有者メタデータフィールド230は、コンテンツ生成したユーザによって提供されたメタデータが格納される。当該ユーザは、例えばUE101aのユーザであり、ユーザの携帯電話のカメラやマイクを用いて写真を撮影したり音声を録音したりした者である。例示される実施形態において、所有者メタデータフィールド230は、所有者識別情報(ID)フィールド232、コンテンツアルバム識別情報(ID)フィールド234、一つまたは複数のテキストフィールド236、ソーシャルネットワークグループフィールド238、タグ付けされたコンタクトフィールド240を含む。フィールド240は一つまたは複数あることができ、それが省略記号で示されている。
所有者IDフィールド232は、このメタデータにより記述されるコンテンツを生成したユーザを特定するデータが格納される。これは、例えばフィールド202の中の識別情報を用いて行われることができる。このフィールドは、メタデータが、(例えばコンテンツデータ構造132の中の)ユーザプロファイルデータ構造200の外部のユーザコンテンツフィールド210の中に存在する場合や、メタデータが他のデバイス(例えばUE101b)に送信された場合)に、特に便利である。フィールド232は、コンテンツがユーザプロファイルの外に送信される場合にその所有者を決定するという効果を達成するための手段である。
コンテンツアルバムIDフィールド234は、複数のコンテンツからなるアルバムを一意に特定するデータを格納する。これら複数のデータは互いに関係しており、同じような情報によってタグ付けされているかもしれない。例えば、関連度の高い時間帯に生成されたりアップロードされたものであったり、同じユーザによって生成されたりアップロードされたものであったり、当該ユーザのコンタクトリストに含まれ場所的にも近い複数の者によって生成されたりアップロードされたものであったりする。そのようなアルバムIDを用いてもよい。様々な実施形態において、アルバムIDは、ユーザ装置やネットワークサービスによって生成された数字のシーケンスや、ユーザによって指定される名称である。実施形態によっては、前日のフィールド214に含まれるポインタがアルバムIDの代わりに用いられ、関連性のあるコンテンツを関連づけるために用いられる。この場合、アルバムIDフィールド243は省略される。アルバムIDフィールドは、関連性のあるコンテンツを関連づけるという効果を達成するための手段である。
テキストフィールド136は、(例えば声やテキストタイプによって)を所有者が入力したデータを保持する。このデータはコンテンツの内容を記述するものであったり、ソーシャルネットワークサービスなどのネットワークサービスのコンタクトに含まれない人を記述するものであったりする。ある実施形態において、テキストフィールド236は、コンテンツ全体ではなくコンテンツの一部分に適用されるテキストを示すコンテンツ部分フィールド237を備える。このような実施形態のあるものにおいては、所有者メタデータフィールド230に複数のテキストフィールド236が含まれ、それぞれがタグ付けされたコンテンツの異なる部分のために用いられる。
ソーシャルネットワークグループフィールド238は、ソーシャルネットワークグループを表すデータを格納する。このソーシャルネットワークグループは、そのメンバーが、コンテンツに興味を持つどのようなものであってもよい。フィールド238のデータにより特定されるグループを決定するために、如何なる方法が用いられてもよい。例えばある実施形態においては、所有者が、彼が属する複数のグループのプルダウンメニューからグループを選択する。実施形態によっては、グループはコンテクスト情報から推定される。例えば、コンテンツが生成されたときに所有者の近くにいた他のグループメンバーなどに基づいて推定される。
タグ付けされたコンタクトフィールド240は、フィールド206の中の所有者のコンタクトリストに含まれるコンタクトであって、コンテンツに表されていると所有者によって特定されたコンタクトを示すデータを保持する。この特定は、声や画像、類似度などに基づくことができる。例えばコンタクトのユーザIDが、タグ付けされたコンタクトフィールド240のコンタクトIDフィールド242に示される。実施形態によっては、タグ付けされたコンタクトの各々は、コンテンツにタグ付けされることを自動的に許可される。全ての許可されたコンタクトは、その権限が、所有者に遡ることができなければならない。タグ付けされたコンタクトフィールド240は、リストされたコンタクトに所有者が権限を与えたことを決定するという効果を達成するための手段の一例である。
ある実施形態においては、タグ付けされたコンテンツの全てがさらにコンテンツにタグ付けすることを許可されるわけではない。実施形態によっては、タグ付けされたコンタクトフィールド240は、許可されたコンタクトフラグフィールド241を含む。このフィールドは、権限を与えられたコンタクトであってタグ付けされたコンタクトのためにはある値を示すとともに、コンテンツにさら
ある実施形態においては、タグ付けされたコンタクトは、コンテンツによって特定されるわけではなく、当該コンテンツの特定の部分によって特定される。そのような実施形態においては、タグ付けされたコンタクトフィールド242は、コンタクトIDフィールド242とコンテンツ部分フィールド244の両方を含む。コンテンツ部分フィールド244は、コンテンツの部分を表すデータを格納する。この部分を示すためには、如何なる方法が用いられてもよい。例えば音声やビデオの記憶における開始時間や終了時間、画像のエリアの中心ピクセルや大きさ(デフォルトサイズや指定サイズ)、当該部分を取り囲む四角形を定義する、左上のピクセルの座標や右下のピクセルの座標であることができる。省略記号によって示されるように、後続のタグ付けされたコンタクトフィールド240において、所有者によってタグ付けされたさらに別のコンタクトが示される。
ある実施形態においては、コンタクトIDフィールド242に特定される一人又は複数(または全て)のコンタクトが、テキストやソーシャルネットワークグループやさらに別のコンタクトによって、コンテンツにタグ付けすることが許可される。追加的なコンタクトの一部または全部もまた、コンテンツにさらにタグ付けされることが許可される。このため、許可されたコンタクトの人数は、コンタクトにタグ付けするための負荷を分散させるに十分なくらい多くなる。
このような許可されたコンタクトによって生成されたメタデータは、タグ付けされたコンタクトメタデータフィールド250に、省略機能で表されている他のものと共に示されている。タグ付けされたコンタクトメタデータフィールド250は、コンタクトIDフィールド252、テキストフィールド256、ソーシャルネットワークグループフィールド258、一つ又は複数のタグ付けされたコンタクトフィールド260を含む。コンタクトIDフィールド252は、所有者とは異なるコンタクトを示すデータを保持する。実施形態によっては、コンタクトIDフィールド252は、それ以前のタグ付けされたコンタクトデータフィールド250のコンタクトIDフィールド252とは異なるコンタクトを示す。
テキストフィールド256は、フィールド252に特定される許可されたコンタクトによって入力されたデータを保持する。この入力は声やタイピングによって行われることができる。また入力された内容は、コンテンツの内容や、ソーシャルネットワークサービスなどのネットワークサービスには含まれない人を説明する。ある実施形態において、テキストフィールド256は、コンテンツ全体ではなくコンテンツの部分に適用されるテキストを特定するコンテンツ部分フィールド257を備える。このような実施形態のあるものにおいては、タグ付けされたコンタクトメタデータフィールド250の中に複数のテキストフィールド256が含まれ、そのそれぞれは、タグ付けされたコンテンツの異なる部分のために用いられる。
ソーシャルネットワークグループフィールド258は、ソーシャルネットワークグループを表すデータを格納する。フィールド258のデータにより特定されるグループを決定するために、如何なる方法が用いられてもよい。例えばある実施形態においては、許可されたコンタクトが、彼が属する複数のグループのプルダウンメニューからグループを選択する。実施形態によっては、グループはコンテクスト情報から推定される。例えば、コンテンツが生成されたときに、上記許可されたコンタクトの近くにいた他のグループメンバーなどに基づいて推定される。
タグ付けされたコンタクトフィールド260は、許可されたコンタクトのコンタクトリストに含まれるコンタクトであって、当該許可されたコンタクトによって、コンテンツに表されていると特定されたコンタクトを示すデータを格納する。そのような特定は、声や画像、類似度などに基づくことができる。また、許可されたコンタクトのコンタクトリストは、通知されていないが、そのコンタクトのユーザプロファイルデータ構造に含まれていることができる。新しいコンタクトのユーザIDは、例えば、タグ付けされたコンタクトフィールド260のコンタクトididフィールド262の中に示される。実施形態によっては、全てのタグ付けされたコンタクトが、コンテンツにさらにタグ付けされることを許可されるわけではない。許可されたコンタクトクラブフィールド261が投入される。フィールド241について上に説明された通りである。実施形態によっては、タグ付けされたコンタクトは、コンテンツによって特定されるだけでなく、コンテンツの特定の部分によって特定される。このような実施形態においては、タグ付けされたコンタクトフィールド262は、コンタクトIDフィールド262とコンテンツ部分フィールド264の両方を備える。コンテンツ部分フィールド264は、コンテンツの部分を示すデータを格納する。許可されたコンタクトによってタグ付けされたさらなるコンタクトがもしあれば、省略記号で表されているように、後続のタグ付けされたコンタクトフィールド240の後に示される。
ある実施形態においては、コンタクトIDフィールド262に特定される全てのコンタクトが、テキストやソーシャルネットワークグループ、さらなるコンタクトを用いて、コンテンツにタグ付けすることを許可される。このような許可されたコンタクトによって生成されたメタデータは、省略記号によって、タグ付けされたコンタクトメタデータフィールド250の中に表されている。実施形態によっては、タグ付けされたコンタクトの特定の者のみが、さらにタグを追加することを許可される。これらのコンタクトは許可されたコンタクトフラグフィールド241の値によって区別される。タグ付けされたコンタクトの全員がコンテンツにさらにタグ付けを行うことが許可される実施形態においては、許可されたコンタクトフラグフィールド241および261の片方または両方が省略される。
図2Aや図2Bにおいて、データ構造やフィールドが、一つの統合されたブロックとして特定の順番で示されてきたが、これらは例示目的のためにそうされただけに過ぎず、他の実施形態においては、一つ又は複数のデータ構造やフィールド、またそれらの部分が、異なる順番に配されたり省略されたり、一つ又は複数のデータベースに保持されたり、ネットワーク100このような通信ネットワークに接続されている一つ又は複数のノードに分散されたり、結合のような方法によって変更されたりする。
以下にさらに詳細に説明されるように、これらの構造は特定の画像やあのコンテンツの可視性を向上させる。これは、利用可能なタグに基づく伝搬という手段を導入することによってなされる。タグは、様々なユーザのタグ付けという処理に由来し、あるイメージに新しい人物がタグ付けされるたびに、そのイメージは彼又は彼女にシェアされ、そしてそのイメージにさらにタグ付けすることができる者として認められる。このようにしてイメージやアルバム全体が次々にタグ付けされシェアされる。このような実施形態の利点は、イメージやその他のコンテンツがより多くタグ付けされるほど、さらに多くのアクセスが許可され、関係するさらに多くの人々が見ることができるようになり、イメージやその他のコンテンツにさらにタグ付けがなされるようになることである。その結果、そのイメージやコンテンツに関するますます多くの情報が積み重なっていき、興味を示すと思われるユーザにそのコンテンツが届けられる可能性が高まる。
さらに、アルバムの中のあるコンテンツを関連付けることにより、そのアルバムの他のコンテンツのタグ付けも同時に行われる。例えば、しばしば、1組の画像はほぼ同じ時に撮影され、人々はそれら全てをアルバムとしてシェアしたいと考える。そこで、ある実施形態においては、ある人々が特定のコンテンツにおいてタグ付けされている時、その人々は同じアルバムの残りの画像についてもタグ付けされる。実施形態によっては、ある人物がアルバムの中のコンテンツの一つにタグ付けされている時、その人物は、そのアルバムの全てのコンテンツについてもタグ付けされる。したがって、この人物にタグ付けすることは、それは、アルバムの中の写真の一つ一つに手動でマークすることなしに、アルバムの中の全ての写真に共有される。
図3Aは、ある実施形態に従う、ユーザによって提供されたコンテンツをグループ化するためのユーザインタフェース300の略図である。例示される実施形態において、ユーザインタフェースはグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)であり、よく知られているように、人間がやりとりを行うことのできるグラフィック要素を有する。しかしながら、実施形態によっては別のユーザインタフェースが使用されることがあり、例えば音声によって入力が促され、テキストに変換される音声の応答を有するオーディオインタフェースなどが使用されることがある。GUI300及び後続の図で描かれるものにおいて、ユーザはグラフィックコンポーネントや要素が表示されているスクリーンの部分を特定する。この特定は、別のポインティングデバイスを用いてカーソルを動かすことによって、又は、ポインティングデバイスとしてのタッチスクリーンをタッチすることによって行うことができる。便宜上、ポインティングデバイスに応答するカーソルを使用することが説明されているが、実施形態によってはカーソルが省略され、ユーザはスクリーンの一部を直接タッチすることにより特定のグラフィック要素や他の要素とやりとりを行うことは理解されたい。
GUI300は、タグGUIモジュール1502よって、UE101上に表示される。実施形態によっては、タグGUIモジュール150は、ソーシャルネットワークサービス120の拡張コンテンツタグ共有モジュール160からのHTTPメッセージに応答して、ブラウザ107の中で動作する。各GUIは、そのHTTPメッセージで受信した異なるHTMLページである。GUI300は表示領域310を有し、ユーザはそこで、ソーシャルネットワークサービス120にアップロードすることなどによりユーザが共有しようとしているUE101上のファイルを特定することができる。表示領域310は、所有者に、コンテンツの共有を促すテキストを表示する。例えば、ソーシャルネットワーク120を通じてコンテンツの共有を行う実施例のために、"ソーシャルネットワークにアップロードするコンテンツファイル"のようなテキストが表示される。
表示領域310はファイルリスト領域320を含む。この領域には、UE101のコンテンツファイルが、例えば図示されているように、名前によってリストされている。ファイル名はファイル名領域322a−322eにリストされている。さらなるファイル名を見るために、操作されることが可能なよく知られたスクロールバー326が含まれており、リストをスクロールアップやスクロールダウンすることによりさらなるファイル名が領域に表示されるようになる。各ファイル名にはラジオボタン324が関係付けられる。このボタンは、よく知られているように、ユーザによって操作されるポインティングデバイスによって選択されることができる。●が表示されたラジオボタンで示されているように、いずれのファイル名も選択されることが可能であり、また、それが表示されていないラジオボタンで示されているように、選択されないままとすることも可能である。具体的に例示するために、ファイルリスト領域320は、ファイル名322b、322c、322eが、共有のために選択されているように描かれている。
表示領域310は、ボタン312,310,316,317,318を含む。これらのボタンは、よく知られているように、ユーザが操作するポインティングデバイスによって選択されることができる。「全てを選択」ボタン312がアクティブにされると、全てのファイル名が選択される。「全てを解除」ボタン314がアクティブにされると、全てのファイル名の選択が解除される。「選択切り替え」ボタン316がアクティブにされると、現在選択されている全てのファイル名が選択されていない状態になり、現在選択されていない全てのファイル名が選択された状態になる。アップロードボタンがアクティブにされると、選択されたファイルが共有のために保存される。共有は、例えば、ソーシャルネットワークサービス120のユーザプロファイルにアップロードされることによって行われる。タグボタン318がアクティブにされると、タグGUIモジュール150は、次のGUI画面を表示し、そこでユーザは、一つ又は複数の選択されたコンテンツファイルにタグ付けすべく情報を入力することができる。それによって、選択されたファイルの一つ又は複数に、メタデータにデータが追加される。
図3Bは、ある実施形態に従うユーザインタフェース330の略図である。ユーザインタフェース330は、ユーザの一人又は複数のコンタクトによってコンテンツの少なくとも一部をタグ付けすることを促す。GUI330は、GUI300と同様に、タグGUIモジュール150によってUE101に表示される。GUI330は、レンダリングされたコンテンツ領域332、「テキスト追加」ボタン337及びテキストボックス338を含むテキストタグ付け領域、コンタクトタグ付け領域340を備える。GUI330はまた、「全てをタグ付け」ボタン348a及び「ファイルを提案」ボタン348bを備える。
レンダリングされたコンテンツ領域332は、画像やビデオクリップ、オーディオクリップ、ゲームなど、コンテンツにとって適切なように当該コンテンツをレンダリングする。例えばビデオやオーディオは、再生、一時停止、逆回し、早送り、停止といったボタンが領域332に現れるようにレンダリングされる(図示されていない)。より具体的な例を示すと、コンテンツは聖歌隊の練習の写真であり、音楽監督と、前列に3人の歌い手と、その後ろにヘルメットをかぶった人々が移っている。このイメージがレンダリングされたコンテンツ領域332に表示されている。
実施形態によってはコンテンツの一部が示される。これは例えば、イメージ全体ではなくイメージの一部にタグを関連づけるためである。このような実施形態においては、部分は、ポインティングデバイスの周りに示される。例えばカーソル334を中心とした、点線で表された楕円335のように示される。オーディオファイルやビデオファイルにおいては、図示されていないが、時間範囲やタイムラインによって部分を表すことができる。これらの時間範囲やタイムラインは、再生ボタンや停止ボタンと共に領域332に表示される。部分の大きさは可変である。これは、例えばポインティングデバイスのボタンを押しながらカーソルをドラッグすることで行うことができる。また例えば、タッチスクリーン上で2本の指を互いに離れるように動かすことで当該部分を大きくし、互いに近づくように動かすことで当該部分を小さくすることができる。ある実施形態においては、デフォルトの大きさが用いられる。ある実施形態においては、領域332の中でポインティングデバイスが最後にアクティブにされた位置に部分335が固定される。すなわち、ポインティングデバイスのボタンが押されたときにカーソル334が最後に位置した場所や、領域332の中でユーザが最後にスクリーンにタッチした場所に、部分335が固定される。
テキストボックス338は、よく知られているように、テキストを入力するために用いられる。キーパッドのキーを使って文字や空白、句読点を示すことができる。「テキスト追加」ボタン337がユーザによってアクティブにされると、テキストボックス338のテキストによってコンテンツがタグ付けされる。ユーザがそのコンテンツの所有者であれば、メタデータ・データ構造221のテキストフィールド236に当該テキストが格納され、そうでなければ、データ構造221のテキストフィールド256に格納される。実施形態によっては、テキストは、コンテンツの全体ではなく、コンテンツの部分335に関連付けられる。
コンタクトタグ付け領域340は、「タグ追加」ボタン342aや、「タグ削除」ボタン342b、「許可切り替え」ボタン342cを有し、また、当該領域に、レンダリングされたコンテンツ領域332に表示されるコンテンツにタグ付けされたコンタクトのリストが表示されていることを示すラベルを有している。図示されている実施例においては、そのラベルは、"タグ付けされたコンタクトのリスト"である。
破線で示されるように「タグ追加」ボタン342aがアクティブにされると、選択コンタクト表示領域344が表示される。選択コンタクト表示領域344はプロンプトバー347a及びコンタクトリスト領域347bを有する。プロンプトバー347aは、例えば図3bに「コンタクトを選択して下さい」と描かれているように、コンタクトを選択するように促すテキストを表示する。コンタクトリスト領域347bには、ユーザのコンタクトのリストが表示される。そのリストから選択がなされる。この選択は、ユーザプロファイルデータ構造200のコンタクトリストフィールド206や、UE101aのローカルソースからなされる。四角のドット346で示されるように、リストされたコンタクトの一つがハイライトされている。ハイライトされる領域は、ポインティングデバイスを用いてリスト上を上下させることができる。これは例えば、よく知られているように、アップ制御領域345aまたはダウン制御領域345bをカーソル334を用いてそれぞれアクティブにすることにより、行うことができる。
ハイライトされたタグが正しいものである場合、例えば「タグ追加」ボタンを再びアクティブにすることにより、選択は受け付けられる。ハイライトされたコンタクトはコンテンツに関連付けられる。これは例えば、ユーザがコンテンツの所有者なのであれば、メタデータ構造221の中のフィールド242にハイライトされたコンタクトを追加することによって行われる。そうでなければ、メタデータ構造の中のフィールド262に追加することによって行われる。ある実施形態においては、レンダリングされたコンテンツの部分335がタグに関連付けられる。これは例えば、ユーザがコンテンツの所有者なのであれば、メタデータ構造221の中のフィールド244に当該部分を追加することによって行われる。そうでなければ、メタデータ構造の中のフィールド264に追加することによって行われる。
このプロセスは、コンテンツに含まれる全てのコンタクトによってコンテンツをタグ付けするべく繰り返されることができる。選択されたコンタクトは表示領域340にリストされる。コンタクトのタグは、それを追加したときと同じような方法で除去されることができる。「タグ削除」ボタンがアクティブにされると、削除の対象となるコンタクトがハイライトされ、「タグ削除」ボタンが再びアクティブにされる。
ある実施形態においては、タグ付けされたコンタクトの全てがコンテンツにさらにタグ付けすることを許可されるわけではない。そのような実施形態においては、個々のコンタクトの権限はユーザ入力によって決定される。例えば、各コンタクトがタグ付けされたコンタクトのリストに加えられたときに、当該コンタクトは表示領域340において「許可された」とマークされる。これは、「許可」コラム(図示されていない)にチェックマークを付加することにより行われてもよい。デフォルトで許可することは、共有タグ付けを広めることを奨励するという効果を達成するための手段の一例である。しかし、ユーザは、マークを「非許可」に変更するオプションを有する。これは例えば、「許可」コラムからチェックマークを取り除くことによって行うことができ、それは、特定のコンタクトをハイライトさせて、「許可切り替え」ボタン342cをアクティブにすることによって行うことができる。またユーザは、表示領域340に非許可のコンタクトがハイライトされている時に「許可切り替え」ボタンを押すことにより、簡単に元に戻すことができる。
実施形態によっては、コンテンツ又は当該コンテンツの部分は、特別のタグを用いて特別な取り扱いを受けることができる。例えば、"知らない"タグを、それが何かを特定することについてユーザが助けを求めているコンテンツの部分をラベルするために用いることができる。この点については、図4A−Cを用いて後に詳述される。"知らない"はコンタクトリスト表示領域344にリストされているオプションの中に含まれ、選択されることができる。
「全てをタグ付け」ボタン348aがユーザによってアクティブにされると、アルバムの中の全てのコンテンツが、現在のコンテンツとして、同じタグによってタグ付けされる。「ファイルを提案」ボタン348bがユーザによってアクティブにされると、タグGUIは、コンテクストに基づいて、同じタブを受け取るべきコンテンツファイルを提案する。レンダリングされたコンテンツ領域332に表示された現在のコンテンツのメタデータ・データ構造221のフィールド236,242,250,262に含まれるテキストやコンタクトタグは、選択された他のコンテンツのメタデータ・データ構造221の対応するフィールドにコピーされる。ある実施形態において、同じ人物が他のコンテンツファイルの同じ位置に現れることがなさそうな場合は、コンテンツ部分フィールド244及び264に含まれるデータはコピーされない。提案処理は、図3Dを用いて後に詳述される。
図3Cには、本発明の別の実施形態に従うユーザインタフェースであって、ユーザのコンタクトの一人又は複数によってコンテンツの少なくとも一部にタグ付けするユーザインタフェース350の略図が描かれている。GUI300について説明されたように、GUI350は、タグGUIモジュール150によってUE101に表示される。レンダリングされたコンテンツの表示領域322や、テキスト追加ボタン337,テキストボックス338,タグ追加ボタン342aやタグ削除ボタン342bを有するコンタクトタグ付け領域340、「全てにタグ」ボタン348a、「ファイルを提案」ボタン348bは、上記と同様である。
コンテンツの部分の内側にカーソル334が置かれると、その部分に関連づけられるコンタクトが(もし存在すれば)表示される。例えば、図3Cに描かれる音楽監督の上にカーソル334が置かれると、コンタクトの名前が示されたテキストボックスが現れる。本例では"コンタクトB"という名前が表示されている。コンテンツの部分にコンタクトが関連づけられていない場合は、カーソル334が領域322上を移動してもテキストボックスは表示されない。従ってユーザは、コンテンツを共有する前に、タグ付けの状況をチェックすることができる。テキストボックス352が表示されることは、コンテンツの部分のタグ付けをチェックするという効果を達成するための手段の一例である。
図3Dは、本発明の実施形態に従う、複数のコンタクトにタグ付けするユーザインタフェース360の略図である。GUI300について説明されたように、GUI360は、タグGUIモジュール150によってUE101に表示される。GUI360は、タグを共有するUE101上のコンテンツファイルを決定するためにユーザが使用する、表示領域370を有する。表示領域370は、所有者に、タグを共有するコンテンツファイルはどれなのかを示すように促すテキストを含む。例えば例示されているように、"タグをシェアするコンテンツファイル"というテキストを含む。
表示領域370は、図3Aに関して説明されたようなファイルリスト領域320を有する。中実の丸で埋められたラジオボタンで示されるように、どのファイル名を選択してもよく、また、中空の丸で示されるように、どのファイル名を未選択または選択解除してもよい。表示領域370は、前述のように、ボタン312,314,316,318を含む。タグボタン318がアクティブにされると、GUI150は選択されたコンテンツファイルを同じタグでタグ付けする。ただしフィールド244および264のコンテンツ部分についてはタグ付けしない。
図4Aは、ある実施形態に従うユーザインタフェースであって、コンテンツ中の未知のアイテムを広く配信するためのユーザインタフェース400の略図である。GUI300について説明されたように、GUI400は、タグGUIモジュール150によってUE101に表示される。レンダリングされたコンテンツの表示領域322や、テキスト追加ボタン337,テキストボックス338,コンタクトタグ付け領域340、全てにタグ」ボタン348a、「ファイルを提案」ボタン348bは上記と同様であり、コンタクトタグ付け領域340にタグ追加ボタン342aやタグ削除ボタン342b、「許可切り替え」ボタン342cも上記と同様である。
コンテンツの部分が"知らない"との値によってタグ付けされた場合、レンダリングされたコンテンツの表示領域322の対応する部分の上にカーソルが乗せられると、その値が表示される。例えば、部分402において、合唱団の後ろの列のヘルメットの絵の上にカーソル334が置かれると、テキストボックス410に"知らない"との値が現れる。
ある実施形態では、コンテンツの部分に特別な"知らない"値が関連づけられる場合に、更なる機能が提供される。一人又は複数のコンタクトが、そのコンテンツの部分のアイテム(人や物)に関する未知の情報を提供するように要請されてもよい。
例えばテキストボックス410の下に別のテキストボックス412が現れ、"コンタクトに尋ねましょう"との指示テキストが表示される。図4Aに描かれるようにユーザがカーソル334をテキストボックス412の方へスライドさせると、表示領域420が提示される。表示領域420にはユーザのコンタクトのリストが表示され、その中からコンタクトが選択される。すなわち、ユーザプロファイルデータ構造200のコンタクトリストフィールド206またはUE101aのローカルソースか、コンタクトが選択される。リストされたコンタクトのうちの一人がハイライトされる。その様子が四角形の破線424で示されている。ハイライトされる領域を上下に移動することができるが、それはよく知られているように、上方制御領域422aや下方制御領域422bをポインティングデバイスを用いてアクティブにすることによって行うことができる。一つの選択肢が"タグ付けされたコンタクト"であることに注意されたい。この選択肢は、そのコンテンツにタグ付けされたコンタクトが存在すれば、それら全てに、"知らない"値でタグ付けされた(当該コンテンツの部分の)アイテムを同定するようにリクエストが送信されることを意味する。
ハイライトされたタグが正しいものである場合、選択肢を受け入れることができる。これは例えば、ハイライトされたコンタクトの上にカーソル334を乗せ、ポインティングデバイスのボタンを押すことや、ハイライトされたコンタクトの上でタッチすることによってなされることができる。すると、メッセージと共に、少なくとも同定されるべきアイテムを含んだコンタクトの部分がコンタクトに送信される。実施形態によっては、UE101aのタグGUIモジュール150が、選択されたコンタクトのUE101bのタグGUIモジュール150に、直接にメッセージを送信する。別の実施形態では、強化されたコンテンツタグ共有モジュール160やソーシャルネットワークサービス120を通じて間接的に送信する。
図4Bは、ある実施形態に従うユーザインタフェースであって、コンテンツ中の未知のアイテムにタグ付けすることを促すユーザインタフェース430の略図である。GUI300について説明されたように、GUI430は、タグGUIモジュール150によってUE101に表示される。レンダリングされたコンテンツの表示領域322や、テキスト追加ボタン337,テキストボックス338,コンタクトタグ付け領域340は上記と同様であり、コンタクトタグ付け領域340にタグ追加ボタン342aやタグ削除ボタン342b、「許可切り替え」ボタン342cも上記と同様である。しかしながら、このメッセージを受信したコンタクトは、コンテンツにタグ付けすることを許可されていないかもしれない。そのような実施形態に置いては、テキスト追加ボタン337やタグ追加ボタン342a、タグ削除ボタン342b、「許可切り替え」ボタン342cは無効化されており、ユーザはアクティブにすることができない。無効化されていることを示すために、図4Bでは、ボタン337や342a、342bは破線で示されている。「全てにタグ」ボタン348aや「ファイルを提案」ボタン348bは省略されている。許可されていないユーザのためにアクティブ領域を無効化することは、コンテンツに表示されていなかったりコンテンツにタグ付けする資格がなかったりするが、知識は有する者から、助けを得るという効果を達成するための手段の一例である。
上記メッセージの受信者は、コンテンツの部分の未知の部分を特定するように促される。例えば、コンテンツの部分がハイライトされた楕円432で示される。実施形態によっては、レンダリングされたコンテンツ領域の中で、コンテンツの部分だけがレンダリングされる。ヘルプタグ表示領域440が、例えば、同定されるべき未知のアイテムを含むコンテンツの部分に隣接して、表示される。
ヘルプタグ表示領域440は、指示テキスト領域442a,442b,4442cを含む。助けを得るためにメッセージを送信した者は、指示テキスト領域442aに示されている。指示テキスト領域442bには質問が表示される。例えば、図示される実施形態においては、指示テキスト領域442aには"コンタクトYが尋ねている"と表示され、指示テキスト領域442bには"この人は誰?"と表示されている。
表示領域442cにはユーザのコンタクトのリストが表示され、その中からコンタクトが選択される。すなわち、ユーザプロファイルデータ構造200のコンタクトリストフィールド206またはUE101aのローカルソースか、コンタクトが選択される。リストされたコンタクトのうちの一人がハイライトされる。その様子が四角形の破線446で示されている。ハイライトされる領域を上下に移動することができるが、それはよく知られているように、上方制御領域444aや下方制御領域444bをポインティングデバイスを用いてアクティブにすることによって行うことができる。一つの選択肢が"知らない"であることに注意されたい。この選択肢は、ユーザが所望の答えを提供できないことを意味している。別の選択肢が"他"であることに注意されたい。この選択肢は、識別情報がコンタクトIDに存在しないことを意味している。
ユーザが"他"を選択した場合、そのユーザにはテキストボックスが提示され(図示されていない)、テキストを入力できるようになる。これは、コンテンツの部分の物や活動を特定したり、当該ユーザが知っているけれども当該ユーザのソーシャルネットワークコンタクトには含まれない者(例えば有名人やちょっとした知り合い)を特定したりする場合に便利である。
ハイライトされたタグが正しいものである場合、選択肢を受け入れることができる。これは例えば、ハイライトされたコンタクトの上にカーソル334を乗せ、ポインティングデバイスのボタンを押すことや、ハイライトされたコンタクトの上でタッチすることによってなされることができる。すると、図4Cに描かれるような次のGUIが、メッセージを受信したユーザに表示される。
図4Cは、ある実施形態に従う、コンテンツ中の未知のアイテムのタグ付けのためのユーザインタフェース450の略図である。GUI300について説明されたように、GUI450は、タグGUIモジュール150によってUE101に表示される。レンダリングされたコンテンツの表示領域322や、テキスト追加ボタン337,テキストボックス338,コンタクトタグ付け領域340は図4Bで説明されたとおりであり、コンタクトタグ付け領域340にタグ追加ボタン342aやタグ削除ボタン342b、「許可切り替え」ボタン342cについても同様である。送信ヘルプ表示領域450が、例えば、特定されるべきアイテムを含むコンテンツの部分に隣接して表示される。
送信ヘルプ表示領域450は、図4Bで説明されたように、指示テキスト領域442a,442b,4442cを含む。送信ヘルプ表示領域450は更に、指示テキスト領域452aおよび452bを含む。指示テキスト領域452aには、ユーザが、コンテンツの部分432中のアイテムをどのように特定したかが示されている。例えば、図示されている実施形態においては、指示テキスト領域452aは、コンテンツの部分432中のアイテムをコンタクトQと特定したことを示している。指示テキスト領域452bは、リクエストしてきているコンタクトに応答を送信するかどうかをユーザに尋ねると共に、yesボタン454aとnoボタン454bを有する。指示テキスト領域452bに表示されるテキストは、例えば、図示された実施形態においては、"送信?"である。
ユーザがnoボタン454bを選択すると、ユーザには図4Bに描かれるようなGUI430が提示される。ユーザがyesボタン454aを選択すると、コンタクトYのUE101aのタグGUIモジュール150へとメッセージが送信される。送信は直接に行われてもよいし、実施形態によっては、強化されたコンテンツタグ共有モジュール160を介して間接的に行われてもよい。他の実施形態においては、コンテンツタグ共有モジュール160はソーシャルネットワークサービス120に備えられていてもよい。このようにして、ユーザは、コンテンツにタグ付けするための助けを得ることができる。しかも、助けを得るために、未知のアイテムをどのように特定するかを知っているかもしれない者と同じ場所にいる必要はない。GUI430および450は、リクエストしているユーザと同じ場所にはいない者から、未知のアイテムについてタグ付けするためのヘルプを得るという効果を達成するための手段の一例である。
図5Aおよび図5Bは、ある実施形態に従う、拡張されたコンテンツタグ共有のための処理500のフローチャートを構成する。ある実施形態では、強化されたコンテンツタグ共有モジュール160が、ブラウザ107のタグGUIを用いて処理500を実行する。モジュール160は、例えば、図8に描かれるような、プロセッサやメモリを備えるチップセットに実装されることができ、また、図7に描かれるようなコンピュータシステムに実装されることができる。ある実施形態ではタグGUI150が処理を実行するが、タグGUI150は、例えば、図8に描かれるような、プロセッサやメモリを備えるチップセットに実装されることができ、また、図9に描かれるような携帯端末に実装されることができる。実施形態によっては、処理500の各ステップは、強化されたコンテンツタグ共有モジュール160とタグGUIモジュール150との間で分配される。説明を簡単にするために、ここでは、ソーシャルネットワークサービス120のモジュール160によって処理が実行されるかのように説明される。
図5Aおよび図5Bのステップや、図6の後続のフローチャートにおいて、ステップが統合されたステップとして、特定の順番で描かれているが、それは例示の目的のためにそのように描かれているのであり、実施形態によっては、一つ又は複数のステップが、またはこれらの部分が、異なる順序で実行されたり、時間的に重なって実行されたり、順々にまたは並列して実行されたり、省略されたり、別のステップが追加されたり、組み合わせのような方法で処理が変更されたりする。
ステップ501において、ユーザが、所有するコンテンツを共有することを示すメッセージが受信される。そのようなコンテンツは、例えば一つ又は複数の音声ファイルや動画ファイル、画像ファイルであることができる。例えば、ユーザは、UE101aのオペレーティングシステムに命令してタグGUIモジュール150を実行させ、写真を共有するタグGUIオプションを選択する。別の例では、ブラウズ107が、ユーザ入力を受信することによって、ネットワークサービス110のあるページにアクセスし、当該ページのオプションを選択する。このオプションは、例えば、ソーシャルネットワークサービス120のホームページに写真をアップロードするなどというようなものであることができる。
ステップ503において、ユーザは、一つ又は複数のコンテンツファイルやタグオプションを示すように促される。例えば、タグGUIモジュール150は、上述の図3Aに描かれるようなGUI300を生成して表示する。GUI300の生成及び表示は、タグGUIモジュール150自身で行ってもよいし、実施形態によっては、ソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160からのHTTPメッセージに応答してブラウザ107内で行われてもよい。
ステップ505において、ユーザからの応答を受け取ったかどうかが判断される。例えば、GUI300のアップロードボタン317がアクティブにされたかどうかが判断される。アクティブにされていなければ他のプロセスが再開される。他のプロセスとは、例えば他のアプリケーションの実行や、終了プロセス命令の検出や、終了プロセスなどである。一定時間後に、制御はステップ505に戻り、上記促したことへの応答を受け取ったかどうかが判断される。ユーザからの応答を受け取った場合、制御はステップ507へと渡される。
ステップ507では、共有のために選択されたコンテンツファイルが、メタデータと共に、一つ又は複数のユーザコンテンツフィールド210に記録される。これは、実施形態によってはローカルに記録されてもよく、図示される実施形態においては、ユーザプロファイルデータ構造200の中に記録される。
ステップ509においては、ユーザによってタグオプションが選択されたかどうかが判断される。例えば、GUI300のタグボタン318がアクティブにされたかどうかが判断される。アクティブにされなければ、処理500は終了する。タグオプションが選択されると、ステップ511において、選択されたコンテンツファイルの次のコンテンツファイルがユーザ機器に表示される(レンダリングされる)。例えば、図3Bを参照して説明されたように、GUI330の、レンダリングされたコンテンツ領域332に表示される。タグ付けのために他のコンテンツがまだ表示されていない場合は、選択されたコンテンツファイルのセットに含まれるもののうち最初のものがレンダリングされる(例えばファイル名322bを有するファイルがレンダリングされる)。
ステップ513において、ユーザは、ステップ511においてレンダリングされたコンテンツファイルに関連付けるべきテキストアイテム識別情報を示すように促される。この識別情報は、例えば、コンタクトに含まれない人物の名前などである。またユーザは、当該テキストアイテム識別情報に関連付けられるべきコンテンツの部分を示すように促される。例えばGUI330に、テキスト追加ボタン337やテキストボックス338、タグ付けされたコンタクト領域340が表示され、またカーソル334の周りにコンテンツ領域335が表示され、ユーザに提示される。
ステップ515において、ユーザは、ステップ511においてレンダリングされたコンテンツファイルに関連付けるべきコンタクトを示すように促される。またユーザは、当該コンタクトに関連付けられるべきコンテンツの部分を示すように促される。例えばGUI330に、タグ追加ボタン342aやタグ削除ボタン342b、許可状態切り替えボタン342cと共にタグ付けされたコンタクト領域340が表示され、また選択されたコンタクト表示領域344が表示されて、ユーザに提示される。
ステップ517では、テキストを受け取ったかどうかが判断される。テキストやその他のアイテム識別情報をテキストボックス338で受け取り、追加ボタン337がアクティブにされたことを検出する。ステップ519では、テキストやその他のアイテム識別情報が、コンテンツファイルのために、メタデータに記録される。例えば、コンテンツファイルのコンテンツメタデータ・データ構造221のテキストフィールド236かテキストフィールド256のいずれかに、テキストボックス338に示されたテキストが挿入される。レンダリングされたコンテンツの部分335が選択されると、当該部分を示すデータが、テキストフィールド236または256の中のコンテンツ部分フィールド237または257にそれぞれ含められる。
ステップ521において、コンタクトを受け取ったかどうかが判断される。コンタクトはユーザのコンタクトリストから追加される。すなわちユーザプロファイルデータ構造200のフィールド206から追加される。またこれは、ハイライトされる領域346を動かし、例えばタグ追加ボタン342aがアクティブにされたことを検出することによって、選択がなされたことを示すことによって、行われる。例えば、ハイライトされる領域346を動かし、タグ削除ボタン342bがアクティブにされたことを検出することによって、選択がなされたことを示すことによって、タグ付けされたコンタクトのリストから特定のコンタクトが削除される。タグ付けされたコンタクトのリスト340においてハイライトされた領域を動かし、許可状態切り替えボタン342cがアクティブにされたことを検出することによって、あるコンタクトに対して更なるタグ付けが許可されるか許可されないかが変更される。ステップ523において、コンタクトや任意の許可データ、また任意のコンテンツの部分が、コンテンツファイルのメタデータ、例えばタグ付けされたコンテンツフィールド240または260に記録される。
このようにステップ521では、コンタクト(第1のユーザ)を示すデータが、装置において、コンテンツの所有者(第2のユーザ)によって提供された当該コンテンツを示すコンテンツ識別情報に関連付けられたかが判断される。ステップ523は、前記装置において、許可データを記録するという結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせる。前記許可データは、コンタクト(第1のユーザ)が、第2のユーザからの更なるインプットがなくとも、前記装置において、異なる第3のユーザをコンテンツ識別情報に関連付けることが許可されていることを示す。実施形態によっては、テキストやコンタクトが、コンテンツの部分を示す部分データと共にフィールド244か246に格納されているため、ステップ519及び523は、ローカル又はリモートの装置において、テキストやコンタクトといった識別情報を示す識別情報を、コンテンツの部分を示す部分データと関連付けるという結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせる。アイテム識別情報は、少なくとも、新しいコンタクト(第3のユーザ)を示すデータか、レンダリングされたコンテンツの部分を記述するテキストかのいずれかである。
ステップ525では、テキストもコンタクトも受信されていないかどうかが判断される。テキストもコンタクトも受信されていないことを判断するについて、どのような方法が用いられてもよい。例えば、入力がない時間が所定時間経過した後とか、テキストボックス338やタグ付けされたコンタクト表示領域340に何のデータも入力されていないのに、ユーザが「全てにタグ」ボタン348aや「ファイルを提案」ボタン348bを押下したとかいう場合に、そのように判断してもよい。もしいずれも受信されていない場合、タグ付けは一切行われず、後述のようにアップロードされるグループの中の次のコンテンツファイルを取得すべく、制御はステップ561へと渡される。ステップ523の後、またはステップ525で少なくともテキストが受信されたと判断された場合には、制御パスはステップ527に渡される。
ステップ527では、アイテムが「未知」、例えば「知らないコンタクト」とタグ付けされたかどうかが判断される。もしそうであれば、ステップ529において、ユーザは、少なくとも「未知」タグに関連付けられたコンテンツの部分402を、既知のコンタクトに送信するように促される。例えば、タグGUIモジュール150は、前述の図4Aに描かれるような、GUI400のテキストボックス412を生成して表示する。その表示は、実施形態によってはタグGUIモジュール150が自分自身で行うが、実施形態によっては、ソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160からのHTTPメッセージに応答して、ブラウザ107内でなされてもよい。ステップ529は、未知のアイテムの識別情報を要求するコンタクトのユーザによる選択を判断することを含む。例えば、コンタクト選択表示領域420にユーザがカーソルを置いたときに、ハイライトされた領域424のコンタクトBをユーザが選択したことが検出される。実施形態によっては、未知のアイテムの識別情報を要求するデフォルトのコンタクトは、タグ付けされたコンタクト表示領域340に含まれるコンタクトであって、コンタクト選択表示領域420において"タグ付けされたコンタクト"という選択肢で示された、全てのコンタクトである。
ステップ529は、部分402及びユーザを示すメッセージを選択されたコンタクトに送信し、応答するように促す。この応答については図6を参照して後に詳しく説明する。例えば、ステップ529の間に、UE101のタグGUIモジュール150は、UE101bのタグGUIモジュール150にメッセージを送信する。この送信は、直接に行われるか、ソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160を通じて間接的に行われる。UE101bのタグGUIモジュール150は、UE101bのユーザに、未知のアイテムの特定を行うように促す。これは例えば図4Bに描かれるような上述のGUI430を表示することによって、また、上述の図4Cに描かれるような上述のGUI450を表示することによって、行われる。
ステップ531では、未知のアイテムの一つ又は複数についての識別情報が提供されたかどうかが判断される。この識別情報は、例えば、UE101bのタグGUIモジュール150からUE101aのタグGUIモジュール150が受信したメッセージの中に含まれていてもよい。メッセージの受信は、直接に行われるか、ソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160を通じて間接的に行われる。例えばメッセージは、部分402の人物を"コンタクトQ"と特定するコンタクトBから受信される。"コンタクトQ"は、選択されたコンタクトBのコンタクトであるが、UE101aのユーザのコンタクトではおそらくない。識別情報が提供されている場合、ステップ533において、未知のアイテムの識別情報がコンテンツのメタデータに記録される。例えばソーシャルネットワークの利用者ではない識別情報のテキストフィールド236又は258やタグ付けされたコンタクトフィールド240又は260に記録される。実施形態によっては、コンテンツの部分402は現在の部分フィールド244又は264によって特定される。
ステップ533の後、または、未知の情報についての識別情報が提供されていないとステップ531で判断された場合は、図5Bに描かれるように、制御はコネクタ550の後に渡される。
ステップ551では、シェアされるべきコンテンツファイルのグループの中から、どのコンテンツについてタグをシェアするかを示すように、ユーザが促される。従って、所有者(第2のユーザ)によって提供されたコンテンツを示すコンテンツ識別情報は、更に、当該第2のユーザによって提供された複数のコンテンツを含むデータも有する。例えば、タグGUIモジュール150は、前述の図3に描かれるようなGUI350を生成して表示する。この表示は、実施形態によっては自ら行ってもよいし、実施形態によっては、ソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160からのHTTPメッセージに応答して、ブラウザ107内で行われてもよい。GUI350は「全てにタグ」ボタン348aおよび「ファイルを提案」ボタン348bを有する。あるユーザが、そのユーザの1人または複数のコンタクトやテキストによって、現在のコンテンツファイルのタグ付けを終了したとき、当該ユーザは「全てにタグ」ボタン348aおよび「ファイルを提案」ボタン348bをアクティブにする。タグGUIモジュール150はユーザ選択を検出し、続いて次のGUIを表示する。この表示は自ら行ってもよいし、ソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160からのHTTPメッセージに応答して、ブラウザ107内で行われてもよい。例えばUE101aのタグGUIモジュール150は、図3Bに描かれた、上述のようなGUI360を表示する。
GUI360は表示領域370を有する。ユーザは、表示領域370において、UE101上のコンテンツファイルであって現在のタグをシェアするコンテンツファイルを決定することができる。表示領域370は、タグをシェアするコンテンツファイルを特定するようにコンテンツ所有者に促す指示テキストを含んでいる。図示される例では、"タグをシェアするコンテンツファイル"との文字が表示されている。表示領域370はファイルリスト領域320と、ボタン312,314,316,318を福間無。領域320はファイル名領域322a−322e、スクロールバー326、ラジオボタン324を有する。これらは図3AのGUI300に関連して既に説明された通りである。
ステップ533では、タグを共有するファイルを提案することを要求されたかどうかが判断される。例えば、「ファイルを提案」ボタン348bがアクティブにされたかどうかが判断される。もしそうであれば、ステップ555において、アップロードされるグループに含まれるコンテンツファイルが調べられ、どのコンテンツファイルが、現在のコンテンツに追加されたばかりのタグに関連があるか自動的に判断される。関連するコンテンツファイルを判断する手法としては、どのようなものが用いられてもよい。例えば、実施形態によっては、特定の時間範囲に生成されたコンテンツファイルや、特定の空間的領域で生成されたコンテンツファイルが提案される。実施形態によっては、メタデータフィールド226の中のデータに基づいてコンテンツファイルが提案される。実施形態によっては、同じタイプのコンテンツファイルだけが提案される。例えば、画像や音楽、ビデオやゲームデータなどだけが提案される。別の実施形態では、一つ又は複数の別のタイプのコンテンツファイルも提案される。実施形態によっては、アップロードのために選択されたグループには含まれないコンテンツファイルが提案される。例えばタイプの異なるコンテンツファイルや、タグ付けされたコンタクトのいずれかに所有されるコンテンツファイル、ユーザと同じグループの一つ又は複数に属するコンタクトに所有されるコンテンツファイル、タグ付けされたファイルと同じ時間帯や同じ空間的範囲で生成されたコンテンツファイルが提案される。選択されたファイルや提案されたファイルは、GUI360によって表される。例えば、ファイル名322b、322c、322eを有するコンテンツファイルのためのボタンのように、中実にされたラジオボタンによって表される。従って、ステップ555において、ローカルの装置であるUE101や、ソーシャルネットワークサービス120にホストされるリモートの装置において、所有者(第2のユーザ)によって提供された複数のコンテンツが、複数のコンテンツの各コンテンツに関連するコンテクストデータに基づいて、判断される。
ステップ557では、ユーザがタグ命令を発行したかどうかが判断される。例えばタグボタン318がアクティブにされたかどうかが判断される。もしそうであれば、ステップ559において、現在のコンテンツファイルのメタデータが、示された他のコンテンツファイルのメタデータと共有される。例えば、現在のコンテンツのメタデータのタグフィールドの中の任意のデータが、選択されたコンテンツファイルのメタデータの対応するフィールドにコピーされる。実施形態によっては、この共有は双方向に行われ、選択されたコンテンツファイルのメタデータに既に含まれているタグフィールドの任意のデータであって、現在のコンテンツファイルのメタデータには存在しないデータは、現在のコンテンツファイルのメタデータに加えられる。また、選択されたコンテンツファイルの中に、そのデータを対応するタグフィールド中に有していないものがある場合は、そのメタデータにも当該データが加えられる。これらの実施形態では、全ての選択されたコンテンツファイルについて、タグフィールドのメタデータが共通となる。
ステップ561では、タグ付けのためにアップロードされるグループ中に、別のファイルが存在しないかどうかが判断される。別のファイルとは、例えば、当該グループの中のコンテンツファイルであって、ステップ551で促された後でも選択されなかったコンテンツファイルのようなものである。実施形態によっては、次のファイルが、まだ見られていない次のコンテンツファイルを含む。そのファイルが、以前に見られたコンテンツファイルであると共通してタグ付けされたファイルであっても、含む。別のファイルが存在するならば、制御はステップ511に戻され、グループ中の次のコンテンツファイルの処理が行われる。グループ中にその他のコンテンツファイルがなくなれば、制御はステップ563に渡される。
ステップ563では、タグ付けされたコンタクトが、共有されるコンテンツファイルのグループのコンテンツにさらにタグ付けすることが許可される。例えば、実施形態によっては、あるコンテンツファイルのメタデータ中の全てのタグ付けされたコンタクトが、自動的に、コンテンツファイルに更にタグ付けすることが許可される。実施形態によっては、コンテンツファイルのメタデータおn中のタグ付けされたコンタクトであって、コンタクト許可フラグフィールド241や261が特定の値にセットされたコンタクトのみが、コンテンツファイルに更に炊く付けすることが許可される。実施形態によっては、ステップ563において、許可状態が、前述の図3Cに描かれた許可状態切り替えボタン432cを用いて切り替えられる。
ステップ571では、タグ付けされたコンタクトに、コンテンツファイルのグループにタグ付けされたことが通知される。例えば、UE101bのタグGUIモジュール150に対して、UE101bのユーザが、コンテンツ132のメタデータにタグ付けされたことを知らせるメッセージが送信される。実施形態によっては、メッセージの送信は、UE101aのタグGUIモジュール150によって直接行われてもよいし、実施形態によっては、例えばソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160を通じて、間接的に行われてもよい。
実施形態によっては、ステップ571は、処理500の最初のステップを表す。例えばUE101bのタグ共有モジュール160は、ステップ571において、UE101bのユーザがコンテンツ132にタグ付けされたという通知を受けて、UE101bのユーザにGUI350を提示すると共に、レンダリングされたコンテンツ領域332にコンテンツ132を表示することから、その処理を開始する。タグ付けされたコンタクトは、彼又は彼女を含んでいるタグ付けされたコンテンツの全てを、表示領域340において見ることができる。UE101bのユーザは、フィールド338に含まれる、コンテンツのためのテキストを見ることができる。また、レンダリングされたコンテンツ領域332の周囲でカーソル334を動かすことによって、コンテンツの個々の部分に関するテキストやコンタクトを見ることができる。
ステップ573では、タグ付けされたコンタクトが、コンテンツに更にタグ付けすることを要求されているかどうかが判断される。要求されていないのであれば、ステップ575において、その他の処理がタグGUIによって遂行される。実施形態によっては、タグGUIではなく、例えばソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160によって遂行される。
タグ付けされたコンタクトが、コンテンツに更にタグ付けすることを要求されているのであれば、ステップ577において、当該コンタクトが現在のユーザであるかどうかが検討される。ただし、タグ付けされたコンタクトが、コンテンツに更にタグ付けすることを許可されていないと判断された場合はそのような検討は行われない。許可されているかどうかは、コンタクト許可フラグフィールド241又は251の値に基づいて判断される。タグ付けされたコンタクトによりタグ付けされるべき次のコンテンツファイルが決定される。例えば、タグ付けされたコンタクトを含むタグを共有するグループの中の最初のコンテンツファイルを、そのようなコンテンツファイルであると決定する。続いて制御はステップ511に戻され、コンテンツを表示して、前述のように、コンテンツの所有者ではないコンタクトであって許可されたコンタクトに指示が行われる。
従って、方法は、ステップ511を通じて次のパスの間に、コンタクト(第1のユーザ)のユーザ装置のコンテンツの少なくとも一部を表示し、ステップ513や515を通じて次のパスの間に、テキストや他のコンタクトIDなどの識別情報をコンテンツの部分に関連付けることを前記コンタクト(第1のユーザ)に促すという結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせる。例えばステップ517や521において、例えばUE101bのタグGUIモジュール150のようなユーザ装置が、識別情報を示すアイテム識別情報を受け取った場合、処理500は、ステップ519または523において、前記装置上で、アイテム識別情報を、コンテンツを示すコンテンツ識別情報に関連付けるという結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせる。さらに、例えばUE101aのようなユーザ装置が、コンテンツの異なる部分を示す部分データを受け取ったり、コンタクトを受け取ったりした場合には、方法は、ステップ513および515において、コンタクトの装置(例えばUE101b)において、当該異なる部分をレンダリングし、コンテンツの当該異なる部分と、コンテンツの当該異なる部分の識別情報に関連付けることを促すという結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせる。
未知のアイテムに対応するために、所有者ではない許可されたコンタクトについてステップ529が繰り返される場合、方法は、コンタクト(第1のユーザ)に、コンテンツの異なる部分を新しいコンタクトに関連付けることを促すという結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせる。当該新しいコンタクトは、当該コンテンツの当該異なる部分が送信されるコンタクトである。
図6は、ある実施形態に従う処理600のフローチャートである。処理600は、未知のアイテムのタグ付けを共有する処理である。ある実施形態では、強化されたコンテンツタグ共有モジュール160が、ブラウザ107において、タグGUIモジュール150を用いて処理600を遂行する。モジュール160は、例えば、プロセッサやメモリを備える図8に描かれるようなチップセットに実装される。または、図7に描かれるようなコンピュータシステムに実装される。実施形態によってはタグGUIモジュール150が処理600を遂行し、また、例えばプロセッサやメモリを備える図8に描かれるようなチップセットに実装されたり、図0に描かれるような携帯端末に実装されたりする。実施形態によっては、処理の各ステップがモジュール150と160との間で分配される。説明を簡単にするために、ここでは、ソーシャルネットワークサービス120のモジュール160によって各ステップが実行されるものとして説明される。
ステップ601では、ユーザのコンタクトから、当該コンタクトが生成したコンテンツの中の未知のアイテムを特定して欲しいという要求が受信される。例えば、コンタクトBのUE101bのタグGUIモジュール150が、前述のステップ529において、コンタクトYのUE101aのタグGUIモジュール150から送信されたメッセージを受信する。そのメッセージは、図4AのGUI400で描かれたように促された結果、送信された。ステップ601は、例えばUE101bといった装置上で、第1のユーザの装置(例えばUE101a)からメッセージを受信したかどうかを判断する。ただしそのメッセージは、第1のユーザに関連付けられたコンテンツ部分を示す部分データと、第2のユーザ(UE101bのユーザ)を示すデータとを含む。
ステップ603では、メッセージに示されたコンテンツと対応するメタデータがローカルのデバイスにダウンロードされる。ダウンロードは、UE101aのタグGUIモジュール150によって直接的になされてもよいし、他の実施形態では、ソーシャルネットワークサービス120の強化されたコンテンツタグ共有モジュール160を通じて、ユーザプロファイルデータ構造122によって間接的になされてもよい。メタデータは、コンテンツの部分を示す部分データを保持するフィールド244または264を有し、また、それぞれアイテムが未知であることを示す値をそれぞれ保持するコンタクトIDフィールド242または262を有する。
ステップ605では、ユーザデバイスでコンテンツがレンダリングされる。ステップ607では、ユーザが、コンテンツの関連する部分における未知のアイテムを特定するように促される。例えば、UE101bのタグGUIモジュール150が、領域332にコンテンツを表示すると共にGUI430を提示し、未知のアイテムを含むコンテンツ部分432に隣接して領域440に指示を表示する。実施形態によっては、領域332には部分432のみがレンダリングされる。そのような実施形態のあるものにおいては、部分432は、領域332において、ユーザの注意をより引くように拡大表示される。従って、実施形態によっては、コンタクト(第1のユーザ)のユーザ装置上でレンダリングされたコンテンツ部分は、コンテンツの全体よりも小さな部分である。当該部分は異なるユーザによって提供されたメタデータの中に示され、ステップ605においてダウンロードされるので、コンタクト(第1のユーザ)のユーザ装置上でレンダリングされたコンテンツ部分は、第1のユーザとは異なるユーザからのインプットに基づいて決定される。
従ってステップ605および607は、第2のユーザの装置においてコンテンツの部分をレンダリングし、第2のユーザに、コンテンツの部分を表す部分データを、コンテンツの部分の識別情報を示すアイテム識別情報に関連付けることを促すという結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせる。
表示領域440は、指示領域442a、442b、442cを含む。領域442cに含まれる選択肢のリストから、適当な応答が選択される。このような応答には、例えば、「知らない」や、例えばユーザのコンタクトリストに含まれるコンタクトの一人又は複数人、「その他」のようなものがある。ここで、ユーザのコンタクトリストはローカルにあってもよいし、ソーシャルネットワークサービス120のユーザプロファイル122にあってもよい。「その他」という応答は、テキストボックス338にテキストが入力され、タグGUIモジュール150が「タグ追加」ボタン337やテキストボックス338を使用可能にすることを示す。
ステップ611では、テキストが受信されたかどうかが判断される。例えば、ユーザが"その他"を選択し、テキストボックス338にテキストを入力したかどうかが判断される。テキストやその他のアイテム識別情報は、テキストボックス338で受け取られ、タグ追加ボタン337がアクティブにされたことが検出される。ステップ613において、コンテンツの部分432にテキストが関連付けられる。
ステップ615では、コンタクトが受信されたかどうかが判断される。コンタクトは、ハイライトされた領域446を動かしたり、選択肢を示したりすることによって、ユーザのコンタクトリストから追加される。ここで、選択肢を示すことは、例えば、スクリーン領域上にポインティングデバイスが存在することやキーの押下を検出することによって行うことができる。また、ユーザのコンタクトリストは、ユーザプロファイルデータ構造200のフィールド206に存在してもよい。
従って、ステップ613または617では、コンテンツの異なる部分の識別情報は、新しいコンタクト(第3のユーザ)を示すデータであるか、現在のコンタクトの装置でレンダリングされたコンテンツの異なる部分を記述するテキストを示すデータであるかの少なくともいずれかである。
ステップ621では、テキストもコンタクトも受信していないかどうかが判断される。この判断にはいかなる方法が用いられてもよい。例えば入力がなされずに所定時間が経過したことや、ユーザが"知らない"との選択肢を選択したことをもってそのように判断してもよい。テキストもコンタクトも受信されない場合、何の識別もなされず、処理は終了する。実施形態によっては、"知らない"との応答メッセージがUE101aのタグGUIモジュール150に送信される。ステップ617の後や、ステップ621において少なくともテキストが受信されたと判断された場合は、制御はステップ623に渡される。
ステップ623では、未知のアイテムの識別情報が、許可されているユーザに送信される。例えば、前述の図4Cに描かれたGUI450が、要求されたコンタクトに対して提示される。Yesボタン454aがアクティブにされたことを検出すると、コンテンツにタグ付けすることを許可されているユーザ(例えばコンタクトY)にメッセージが送信される。従って、第2のユーザの装置(例えばUE101b)がコンテンツの部分の識別情報を示す部分データを受信すると、識別情報を示すアイテム識別情報が第1のユーザの装置(例えばUE101a)に送信されるという結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせる。
ステップ625では、コンテンツのメタデータが、要求されたコンタクトから提供された識別情報によって更新される。例えば、コンタクトBによって提供された"コンタクトQ"という識別情報によって更新される。前述のように、例えば図3Cに描かれたGUIの中で、許可されたユーザにタグの提案がなされる。許可されたユーザは、応答(例えばコンタクトQ)を、タグ付けされたコンタクト領域340のリストの中に見ることができる。許可されたユーザがカーソル334をヘルメットの絵の上に動かすと、"知らない"の代わりに、タグ"コンタクトQ"が、テキストボックス352の中に表示される。コンタクトの代わりにテキストが提供された場合は、テキストボックス352の中に当該テキストが表示される。例えば、テキストボックスは、"スポーツのスターX"とのテキストを表示する。Xは許可されたユーザのコンタクトではなく、また、要求したコンタクト(コンタクトB)のコンタクトでもない。前述のように、許可されたユーザは、タグを受け入れたり削除したりすることができる。
ここで説明された、コンテンツタグの共有の拡張技術は、ソフトウェアやハードウェア、ファームウェアやこれらいずれかは二つ以上の組み合わせによって実装することが有利であろう。例えば、サービスの利用可能性に関連付けられたユーザインタフェース・ナビゲーション情報を含む、本明細書で説明される処理は、一つ又は複数のプロセッサやデジタル信号処理チップ(DSP)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などによって実装されることが有利であろう。上に説明された機能を実行するための、このような例示的なハードウェアが以下に説明される。
図7は、本発明の実施形態が実装されうるコンピュータシステム700を描いたものである。コンピュータシステム700は、特定のデバイスや装置を描いているが、ネットワーク要素やサーバなどの図7中の他のデバイスや装置が、システム700に描かれたハードウェアやコンポーネントを加えることも可能であることが想定されている。コンピュータシステム700は、コンピュータプログラムコードや命令などによって、ここで説明されたようにコンテンツタグの共有を拡張するようにプログラムされており、バス710などの通信機構を有している。通信機構710は、コンピュータシステム700の他の内部及び外部要素との間で情報を流す。「データ」とも呼ばれる「情報」は、物理的に測定可能な現象によって表されることができ、典型的には電圧であるが、実施形態よっては、磁気的、電磁気的、圧力的、化学的、生物学的、分子的、原子的、亜原子的、量子的相互作用、などの現象によって表されることもできる。例えばN極及びS極の磁極や、ゼロと非ゼロの電圧が、2進数ビットの二つの状態(0,1)を表すことができる。高次の数を表すこともできる他の現象も存在する。量子ビット(qubit)は、測定される前は、複数の量子状態が同時に重なったものである。一つ又は複数の数(digit)のシーケンスはデジタルデータを構成し、数や文字コードを表すことができる。実施形態よっては、アナログデータと呼ばれる情報が、特定の範囲で測定可能な値の連続体に近いものによって表現される。コンピュータシステム700又はその一部は、コンテンツタグの共有を拡張するための一つ又は複数のステップを実行する手段を構成する。
バス710は、一つ又は複数の並行的な情報伝達手段を有する。それによって、バス710に組み合わされているデバイスの間で情報が高速に伝達されることができる。情報処理のための一つ又は複数のプロセッサ702がバス710に組み合わされている。
プロセッサ(又は複数のプロセッサ)702は、コンテンツタグの共有を拡張することに関連するコンピュータプログラムコードによって特定されるように、情報に対して処理のセットを遂行する。コンピュータプログラムコードは命令(instruction)や宣言(statement)のセットであって、プロセッサやコンピュータシステムが特定の機能を実行する処理のための指示を提供する。コードは、例えば、コンピュータプログラム言語で記載することができ、その後プロセッサのネイティブな命令セットにコンパイルされることができる。コードは、ネイティブな命令セット(すなわちマシン語)に直接記載されることもできる。処理のセットは、バス710から情報を取り出したり、バス710に情報を流したりすることを含む。処理のセットは又は、通常、二つ又はそれ以上の情報ユニットを比較したり、情報ユニットの位置をシフトしたり、二つ又はそれ以上の情報ユニットを結合したりすることを含み、例えば加算や乗算、ORや排他的ORやANDなどの論理演算を含む。プロセッサにより実行されうる処理のセットの個々の処理は、1つ又は複数のデジット(digit)による処理コードのような、命令と呼ばれる情報によってプロセッサに提示されることができる。処理コードのシーケンスなどの、プロセッサ702により実行される処理のシーケンスは、プロセッサ命令を構成し、これはまた、コンピュータシステム命令や、より簡単にコンピュータ命令などと呼ばれる。プロセッサは、機械的、電気的、磁気的、光学的、化学的、量子的、または他の方法で、単独で又はこれらを組み合わせて、実装されることができる。
コンピュータシステム700はまた、バス710に接続されるメモリ704を備える。メモリ704は、ランダムアクセスメモリ(RAM)や他のダイナミックなストレージデバイスであることができ、コンテンツタグの共有を拡張するためのプロセッサ命令を含む情報を格納する。ダイナミックメモリは、コンピュータシステム700が格納されている情報を変更することを可能とする。RAMはメモリアドレスと呼ばれる場所に格納されるべき情報ユニットを格納することを可能とし、また隣接するアドレスの情報とは独立に、当該情報ユニットが読み出しされることを可能とする。メモリ704は、プロセッサ702によって、プロセッサ命令を実行する間に一時的な値を格納するためにも用いられる。コンピュータシステム700は、読み出し専用メモリ(ROM)706や他の静的ストレージデバイスをも備えてもよい。これらもバス710に接続されており、コンピュータシステム700によっては変更されない静的な情報を格納する。あるメモリは、電源供給が失われると格納している情報が消えてしまう揮発性のストレージによって構成される。バス712は、非揮発性のストレージデバイス708も接続されている。このようなデバイスには、磁気ディスクや光ディスク、フラッシュカードなどが含まれる。このようなデバイスには、コンピュータシステム700の電源が切られたり、その他の理由で電源を失ったりする場合でも保持されるべき情報(例えば命令など)が格納される。
コンテンツタグの共有を拡張する命令を含む情報は、人間によって操作される英数字キーを含むキーボードやセンサなどの外部入力装置712から、バス710に供給されプロセッサによって使用される。センサは、その周辺で生じた条件を検出し、検出結果を、測定可能な現象と互換性のある物理的表現に変換し、コンピュータシステム700で提示することができるようにする。その他の外部機器もバス710に接続され、特に人間とのやりとりのために用いられる。このような外部デバイスには、例えば、ブラウン管(CRT)や液晶ディスプレイ(LED)、プラズマスクリーンのような表示装置714や、テキストや画像を提示するためのプリンタや、マウスやトラックボールのようなポインティングデバイス、カーソル指示キー、モーションセンサなどがある。モーションセンサは表示装置714に表示された小さなカーソルのイメージの位置を制御したりディスプレイ714表示されたグラフィック要素に関連する命令を発行したりするために用いられることができる。実施例によっては、例えば、コンピュータシステム700が、人間の入力なしに全ての機能を自動的に実行する場合があり、外部入力デバイス712や表示装置714.ポインティングデバイス716などの一つ又は複数が省略される場合がある。
例示される実施形態において、専用の目的をもつハードウェア、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)720がバス710に接続されることがある。このような専用の目的をもつハードウェアは、プロセッサ702によってはそのような目的が十分に早く遂行されないような処理を実行するように構成される。このようなASICの例として、表示装置714上にイメージを生成するグラフィックアクセラレータカードや、ネットワークを介して送信されるメッセージの暗号化や解読を行う暗号化ボード、音声認識装置、また特殊な目的の外部デバイスとのインタフェースなどがある。そのようなインタフェースは、例えば、ロボットアームや医療用スキャン装置など、複雑なシーケンスの動作を繰り返し行うような装置がある。このような動作はハードウェアによってより効率的に実行されることができる。
コンピュータシステム700は、さらに、一つ又は複数のインスタンスを有する通信インタフェース770を備える。この通信インタフェース770もバス710に接続される。通信インタフェース770は、それぞれ自身のプロセッサを有する様々な外部デバイスに接続されて、一方向又は双方向の通信を提供する。このような外部デバイスとして、プリンタやスキャナ、外部ディスク装置などがある。一般的に、接続はネットワークリンク778によって行われ、ネットワークリンク778はローカルネットワーク780に接続される。ローカルネットワーク780には、自身でプロセッサを有する様々な種類の外部デバイスが接続されている。通信インタフェース770は、例えば、パーソナルコンピュータのパラレルポートやシリアルポート、ユニバーサルシリアル(USB)ポートであることができる。実施形態によっては、通信インタフェース770は、ISDNカードやDSLカードや電話モデムなど、対応する種類の電話通信ラインと情報通信接続を確立するようなものであることができる。実施形態によっては、通信インタフェース770は、ケーブルモデムであることができ、これは、バス710上の信号を、同軸ケーブルを用いた通信接続のための信号や、光ケーブルを用いた通信接続のための光信号に変換する。別の例では、通信インタフェース770は、ローカルエリアネットワーク(LAN)カードであり、これは、イーサネットなどの互換性のあるLANとのデータ通信接続を提供する。ワイアレスリンクが用いられる場合もある。ワイアレスリンクとして、通信インタフェース770は、例えば電気的、音声的、電磁的な信号を、送信したり受信したり送受信したりする。このような信号には、デジタルデータなどの情報ストリームを運ぶこともできる赤外線や光信号も含まれる。例えば、無線ハンドセットデバイスにおいては、通信インタフェース770はRF送受信機と呼ばれる、RF帯域の電磁波信号の送信機及び受信機を備える。実施形態によっては、通信インタフェース770は、UE101とのコンテンツタグの共有であって拡張された共有のために、通信ネットワーク105との接続を可能にする。
本明細書で"コンピュータ読み取り可能な媒体"との用語は、プロセッサ702に情報(例えば実行命令)を提供しうるいかなる媒体であってもよい。このようなメディアは様々な形態をとりうるものであり、揮発性又は非揮発性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体や、伝送媒体が含まれる。また、これらに限られるものではない。非揮発性の媒体のような非一時的媒体は、例えばストレージデバイス708のような光または磁気ディスクを含む。揮発性の媒体は、例えばダイナミックメモリ704を含む。伝送媒体は、例えば、同軸ケーブルや銅線、光ファイバーケーブル、ワイヤやケーブルを介さずに空間を伝う搬送波などであることができ、搬送波としては音波や電磁波があり、電磁波には無線電波、可視光、赤外線などがある。人々によって信号に含められる一時的な変化は、振幅、周波数、位相、極性などの物理的性質であり、そのような変化が伝送媒体を通じて送信される。保存コンピュータ読み取り可能な媒体のよく知られた形態は、例えば、フロッピーディスクやフレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープなどの磁気的媒体、CD-ROMやCDRW、DVDなどの光媒体、パンチカードや紙テープ、光マークシートなどの、孔によるパターンやその他の光学的認識可能な目印を有する物理媒体、RAMやPROM、EPROM,フラッシュEPROMなどのメモリチップやカートリッジ、搬送波などであり、コンピュータが読み取りを行うことのできる様々な媒体が存在する。コンピュータ読み取り可能な格納媒体との用語は、伝送媒体を除くどのようなコンピュータ読み取り可能な媒体をも指すことができる。
手に触れることのできる一つまたは複数の媒体に符号化されたロジックは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びASIC720のような専用目的のハードウェアの一つまたは両方を含む。
典型的に、ネットワークリンク778は、伝送媒体を用いて情報通信をもたらす。一つまたは複数の複数のネットワークを通じて、情報を使用したり処理したりする他のデバイスへと情報通信が行われる。例えばネットワークリンク778は、ローカルネットワーク780通じてホストコンピュータ782への接続を提供する。また、インターネットサービスプロバイダ(ISP)によって運営される設備784への接続を提供してもよい。ISP設備784も同様に、一般的にインターネットと称される、ワールドワイドな公衆パケット交換通信ネットワーク790を通じて、データ通信サービスを提供する。
インターネットに接続される、サーバホスト792と称されるコンピュータは、インターネット通じて受信した情報に応答して、サービスを提供するプロセスをホストする。例えばサーバホスト792は、表示装置714に提示されるビデオデータを表す情報を提供するプロセスをホストする。なお、システム700の諸要素は、ホスト782やサーバ792など他のコンピュータシステムにおいて様々な構成をとり得ることがあることが想定されていることに注意されたい。
本発明の少なくともある実施形態は、コンピュータシステム700を、本明細書で説明される一部または全ての技術を実装するために使うことに関している。本発明のある実施形態によると、これらの技術は、メモリ704に格納されている一つまたは複数のプロセッサ命令の一つまたは複数のシーケンスをプロセッサ702が実行することによって、コンピュータシステム700により実行される。このような命令は、コンピュータ命令やソフトウェア、プログラムコードなどと呼ばれるが、これはストレージデバイス708やネットワーク778などの他のコンピュータ読み取り可能な媒体からメモリ704に読み込まれる。メモリ704に格納されている命令のシーケンスを実行することは、本明細書で説明された方法ステップの一つまたは複数をプロセッサ702実行させる結果を生む。別の実施形態では、ASIC720のようなハードウェアが、上記の手法の代わり、またはソフトウェアと組み合わされて、本発明を実装するために使用される。このように、本発明の実施形態は、ここで明示的に記載されない限り、ハードウェアやソフトウェアの特定の組み合わせに限定されることは無い。
通信インタフェース770を介して、ネットワークリンク778や他のネットワークを伝送される信号は、コンピュータシステム700対して送受信される情報を運搬する。コンピュータシステム700は、情報を送受信することができる。このような情報にはプログラムコードが含まれ、とりわけネットワーク780や790を通って、ネットワークリンクや通信インタフェース770を介して、送受信される。インターネット790を用いるある実施例では、特定のアプリケーションのためのプログラムコードであって、コンピュータ700から送信されたメッセージによってリクエストされたプログラムコードをサーバホスト792が送信する。この送信は、インターネット790やISP設備784、ローカルネットワーク780、通信インタフェース770を通じて行われてもよい。受信されたデータは、受信された時にプロセッサ702によって実行されてもよい。または後に実行されるために、メモリ704やストレージデバイス708などの非揮発性媒体に格納されてもよい。実行と格納が両方行われてもよい。このようにして、コンピュータシステム700は、搬送波上の信号としてプログラムコードを入手することができる。
様々な形態のコンピュータ読み取り可能な媒体が、プロセッサにより実行される命令やデータの一つまたは複数のシーケンスを運搬するのに使用されることができる。例えば命令やデータは、はじめ、リモートコンピュータの磁気ディスクに担持されてもよい。リモートコンピュータはこれらの命令やデータを、そのダイナミックメモリにロードし、モデムを用いて電話線を介して送信してもよい。コンピュータシステム700に搭載されるモデムは、電話線上の命令やデータを受信することができ、赤外線送信機を用いて当該命令やデータを変換し、ネットワークリンク778に適合する赤外線搬送波上の信号とすることができる。通信インタフェース770として機能しうる赤外線検出器は、赤外線で運ばれてきた命令やデータを受信し、これらの命令やデータを表す情報をバス710に流す。バス710は、情報をメモリ704へ運び、プロセッサ702はメモリ704からこれらの情報を読み出して、上記の命令を実行する。実行の際、上記データのいくつかを上記命令と共に用いてもよい。メモリ704で受信された命令やデータがストレージデバイス708に格納されるという選択肢があってもよい。格納するのはプロセッサ702により実行される前でも後でもよい。
図8は、本発明の実施形態が実装されうるチップセットやチップ800を描いたものである。チップセット800は、本明細書に説明されるように、コンテンツタグの共有を拡張するようにプログラムされており、例えば、図7に関連して説明されたようなプロセッサやメモリを備え、これらが一つ又は複数の物理的パッケージ(すなわちチップ)に組み込まれている。より具体的な例を示すと、物理的パッケージは、一つ又は複数の部材やコンポーネント、及び/又は基板などの構造物アセンブリ上のワイヤなどを含み、物理的強度、サイズの保持、及び/又は電気的相互作用の抑制などを提供する。実施形態によっては、チップセット800が単一のチップに実装される場合があることが想定されている。実施形態によっては、チップセット又はチップ800が、単一の"システム・オン・チップ"に実装される場合があることが想定されている。また、実施形態によっては、例えば独立のASICが用いられる場合があることも想定されており、本明細書で説明される全ての重要な機能が一つ又は複数のプロセッサで実行される場合があることも想定されている。チップセット又はチップ800、又はその一部は、サービスの利用可能性に関連付けられたユーザインタフェース・ナビゲーション情報を提供する一つ又はステップを実行する手段の一例を構成する。チップセット又はチップ800、又はその一部は、コンテンツタグの共有を拡張するためのステップの一つ又は複数を実行する手段の一例を構成する。
ある実施形態において、チップセット又はチップ800は、チップテッド800の要素間で情報をやり取りするためのバス801のような通信機構を備える。プロセッサ803は、メモリ805などに格納される命令を実行したり情報を処理したりするべく、バス801に接続可能に構成される。プロセッサ803は一つ又は複数のプロセッシングコアを有することができ、それぞれのコアは独立に実行されるように構成されており。マルチコアプロセッサは単一の物理的パッケージによって複数の処理を行うことを可能とする。マルチコアプロセッサには、2つ、4つ、8つ、又はそれ以上のプロセッシングコアを有するものがある。別の実施例では、又は上記の実施例に加えて、プロセッサ803は、一つ又は複数の直列に配されたマイクロプロセッサを備えてもよい。これらのマイクロプロセッサは、独立に命令を実行できてもよく、又はパイプラインとして使われてもよく、又はマルチスレッド処理を行うように使われてもよい。プロセッサ803は、一つ又は複数の特定用途の要素を備えてもよい。それらは特定の処理機能やタスクを実行するために用いられる。このような特定用途の要素の例は、一つ又は複数のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)807や、一つ又は複数のASIC(application-specific integrated circuit)809である。DSP807は、通常、プロセッサ803とは独立に、音声などの現実世界の信号をリアルタイムで処理するように構成される。同様に、ASIC809は、より汎用のプロセッサでは容易に実行することができない特定の機能を実行するように構成されてもよい。本明細書で説明された発明性を有する機能を実行する助けとなりうるその他の特定用途コンポーネントとしては、一つ又は複数のFPGA(field programmable gate arrays,図示されていない)や一つ又は複数の特定用途のコンピュータチップがある。
ある実施形態において、チップセット800は、一つ又は複数のプロセッサと、これらをサポートする及び/又はこれらに関連するいくつかのソフトウェア及び/又はファームウェアのみを備える。
プロセッサ803及び付随するコンポーネントは、バス801を介してメモリ805に接続できるように構成される。メモリ805はダイナミックメモリとスタティックメモリの両方を有する。ダイナミックメモリの例としては、RAMや磁気ディスク、書き込み可能な光ディスクなどがあり、スタティックメモリの例としては、ROMやCD-ROMなどがある。これらのメモリは実行可能命令を格納するために用いられる。これら実行可能命令は、実行されると、コンテンツタグの共有を拡張するための、本明細書で説明された発明性を有するステップが遂行される。メモリ805はまた、これらの発明性を有するステップの実行に関連するデータや当該ステップの実行により生成されたデータを格納する。
図9は、ある実施形態に従う携帯端末の例示的な要素の略図である。この携帯端末は、例えばハンドセットであり、通信機能を有し、図1のシステムで動作する能力を有する。ある実施形態において、携帯端末901またはその一部分は、コンテンツタグの共有を拡張するための一つまたは複数のステップを実行する手段の一例を構成する。一般的に、無線受信機は、フロントエンドとバックエンドの特性によって定義される。受信機のフロントエンドはRF回路の全て含み、バックエンドはベースバンド処理回路の全てを含む。本願において使用されているように、"回路"という用語は、(1)ハードウェアのみによる実装と、(2)回路及びソフトウェア(及び/又はファームウェア)の組み合わせによる実装とを含む。前者は、アナログ回路のみの実装やデジタル回路のみの実装、またはこれらの両方を含む実装がある。後者は、特定のコンテクストで適用可能である場合は、一つまたは複数プロセッサ(デジタルシグナルプロセッサを含む)やソフトウェア、一つまたは複数のメモリを含み、またはこれらの組み合わせを含み、これらは協働して、携帯電話やサーバなどの装置に様々な機能を実行させる。この"回路"の定義は、本願において「回路」との語句を使う全ての場合において適用される。請求項においても同様である。さらなる例として、本願で使われているように、また特定のコンテクストで適用可能である場合は、"回路"との語句は、プロセッサと付随するソフトウェアやファームウェアのみの実装をもカバーしてもよい。なおプロセッサはマルチプロセッサでもよい。"回路"との語句はまた、特定のコンテクストにおいて適用可能である場合は、例えば、携帯電話のベースバンド集積回路やアプリケーションプロセッサ集積回路をカバーしてもよく、セルラネットワークデバイスやそのネットワークデバイスにおける同様の集積回路をカバーしてもよい。
電話機の重要な内部コンポーネントには、メインコントロールユニット(MCU)903,デジタルシグナルプロセッサ(DSP)905,送受信ユニットがあり、送受信ユニットには、マイク利得制御ユニットやスピーカ利得制御ユニットが含まれる。メインディスプレイユニット907は、コンテンツタグの共有を拡張するためのステップを実行したりサポートしたりする、様々なアプリケーションや携帯端末機能をサポートするための表示をユーザに提供する。ディスプレイ907は、携帯電話などの携帯端末のユーザインタフェースの少なくとも一部分を表示するように構成される、ディスプレイ回路を含む。加えてディスプレイ907及びディスプレイ回路は、携帯電話の少なくともいくつかの機能をユーザが制御することを容易にする。音声機能回路909はマイクロホン911と、マイクロホン911から出力されるスピーチ信号を増幅するマイクロホンアンプとを備える。マイクロホン911から出力されたスピーチ信号を増幅したものは、符号化・復号回路(CODEC)903に供給される。
無線セクション915は、信号のパワーを増幅し、アンテナ917を介して基地局と通信するために、周波数変換を行う。基地局は移動通信システムに含まれているものである。パワーアンプ(PA)919や送信変調回路は、MCU903に制御されて応答可能である。技術分野でよく知られているように、PAの出力は、デュプレクサ921やサーキュレータ、アンテナスイッチに組み合わされる。PA919はバッテリインタフェースやパワーコントロールユニット920に組み合わされる。
使用時において、携帯端末901のユーザはマイクロホンに向かって話し、彼又は彼女の声は、拾われたバックグラウンドノイズと共にアナログ電圧に変換される。このアナログ電圧はA/Dコンバータ(ADC)923によってデジタル信号に変換される。コントロールユニット903は、このデジタル信号を処理するためにDSP905に供給する。この処理には、音声符号化やチャネル符号化、暗号化、インタリーブなどが含まれる。ある実施形態において、処理された音声信号はセルラ転送プロトコルを用いて符号化される。この符号化は独立した要素として図示されていないユニットによって行われる。符号化方式としては、EDGEやGSM,IMS,UMTSなどであることができ、いずれかの好適な無線媒体、例えばWiMAXやLTE,CDMA,WCDMA,WiFi,衛星通信などを用いることができる。
符号化された信号は、無線伝送中に生じる周波数依存の損傷、例えば位相や振幅の歪みを補償するために、等価器925に送られる。ビットストリームを等価した後、変調機927が当該信号を、RFインタフェース929で生成されたRF信号と結合する。変調機927は、周波数または位相変調により正弦波を生成する。信号を送信準備するため、アップコンバータ931は、変調機927から出力された正弦波をシンセサイザ933により生成された別の正弦波と結合し、送信に望ましい周波数を達成する。この信号はPA919に送られ、信号の強さを適切なレベルまで増幅する。実際のシステムにおいて、PA919は、ネットワークの基地局から受信した情報に基づいてDSP905によって利得が制御される、可変利得増幅器として動作する。信号は、デュプレクサ921でフィルタされ、場合によってはアンテナカプラ935に送られ、インピーダンスが合わされて、最大パワーでの伝送が実現される。最後に信号はアンテナ917からローカルの基地局へ送信される。受信機における最後のステージの利得を制御するために、自動利得制御機構(AGC)が提供されてもよい。信号は、そこからリモートの電話機と伝送される。当該リモートの電話機は、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)や他の電話ネットワークに接続される、セルラ電話機や他の携帯電話機、固定電話機であってもよい。
携帯電話機901に送信された音声信号は、アンテナ917を介して受信され、直ちに低ノイズアンプ(LNA)937によって増幅される。ダウンコンバータ939が搬送周波数を下げ、復調器941がRFを取り去ってデジタルビットストリームのみを残す。この信号は等価器925を通された後、DSP905によって処理される。その後、D/Aコンバータ(DAC)943が信号を変換し、その出力はスピーカ945を通じてユーザに届けられる。これらは全てメインコントロールユニット(MCU)903の制御下にある。MCU903は、中央演算装置(CPU,図示されていない)によって実装されうる。
MCU903は様々な信号を受け取るが、その中にはキーボード947からの信号も含まれる。キーボード947及び/又はMCU903は、マイクロホン911など他のユーザ入力要素と共に、ユーザ入力を管理するユーザインタフェース回路を形成する。MCU903は、ユーザインタフェースソフトウェアを実行し、コンテンツタグの共有を拡張するべく、携帯端末901の少なくとも一部の機能をユーザが制御することを容易にする。MCU903はまた、表示命令や切り替え命令をディスプレイ907や音声出力切り替えコントローラにそれぞれ提供する。さらにMCU903は、DSP905と情報の交換を行い、搭載されている場合があるSIMカード949やメモリ951へアクセスすることも可能である。さらにMCU903は、端末によって必要な各種の制御機能を実行する。DSP905は、実装に応じて、音声信号についてのよく知られた各種のデジタル処理機能を実行する。さらにDSP905は、マイクロホン911によって検出された信号からローカル環境の背景ノイズレベルを決定し、携帯端末901のユーザの声が自然に聞こえるようにマイクロホン911のゲインのレベルを設定する。
CODEC913は、ADC923及びDAC943を含む。メモリ951は、着信音データを含む様々なデータを格納し、また例えばグローバルなインターネットを介して受信した音楽データなどの他のデータを格納する能力を有する。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリやフラッシュメモリ、レジスタなど、技術分野で知られたいかなる形態の書き込み可能な記憶媒体に存在してもよい。メモリデバイス951は、単一のメモリ、CD、DVD、ROM、RAM、EPROM、光ストレージなど、デジタルデータを記憶する能力を有する非揮発性のいかなる記憶媒体であってもよい。
オプションで搭載される場合があるSIMカード949は、例えば、セルラ電話機の番号やキャリアによって提供されたサービス、加入情報の詳細なセキュリティー情報などの重要な情報を担持する。SIMカード949の主要な役目は、無線ネットワークにおいて移動端末901を識別することである。カード949はまた、個人の電話帳やテキストメッセージ、携帯電話のユーザ設定を格納するためのメモリも備える。
本発明をいくつかの実施形態や実装例を用いて説明してきたが、本発明の範囲はそのように限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲に包含される多くの明らかな変形や均等な構成をカバーする。請求項において、本発明の特徴が、ある特定の組み合わせによって表現されているものの、それらはどのような組み合わせや順番に配されてもよい。

Claims (77)

  1. 第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを装置上で決定すること、ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する、前記決定することと;
    許可データを記録する結果を生む作用を、前記装置上で、少なくとも部分的には生じさせること、ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す、前記生じさせることと;
    を含む、方法。
  2. 前記コンテンツ識別情報は、前記第2のユーザから提供された複数のコンテンツを特定する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のコンテンツの各々に関連付けられたコンテクストデータに基づいて、前記第2のユーザにより提供された前記複数のコンテンツを第2の装置上で決定することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記装置及び前記第2の装置の少なくとも一方は、ネットワークサービスの装置である、請求項3に記載の方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、さらに、
    前記第1のユーザのユーザ装置において、前記コンテンツの少なくとも一部をレンダリングする結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせることと;
    コンテンツの部分にアイテム識別情報を関連づけることを、前記第1のユーザに促すことと;
    前記ユーザ装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を、前記装置上で、少なくとも部分的には生じさせることと;
    を含む、方法。
  6. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記コンテンツの全部より少ない部分である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記第1のユーザとは異なるユーザからの入力に基づいて決定される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることは、前記アイテム識別情報を部分データに関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることを含み、ただし前記部分データは前記コンテンツの前記部分を示す、請求項6に記載の方法。
  9. 前記コンテンツの異なる部分にコンタクトを関連づけることを前記第1のユーザに促す結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせること、ただし該コンタクトは、前記コンテンツの前記異なる部分の送信先を示すコンタクトを示す、前記生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分及び前記コンタクトを示すデータを前記ユーザ装置が受信したなら、前記コンタクトの装置で前記異なる部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分を、該コンテンツの該異なる部分のための、異なるアイテム識別情報に関連づけることを前記コンタクトに促すことと;
    を含む、請求項5に記載の方法。
  10. 前記アイテム識別情報は、前記第3のユーザを特定するデータか、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項5に記載の方法。
  11. 前記コンテンツの前記異なる部分のための前記異なるアイテム識別情報は、前記コンタクトの前記装置でレンダリングされた前記コンテンツの前記異なる部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項9に記載の方法。
  12. 第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを、装置上で判断すること、ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える、前記判断することと;
    前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることと;
    前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促すこと、ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示す、前記促すことと;
    を含む、方法。
  13. 前記第2のユーザの装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、該アイテム識別情報を前記第1のユーザの装置に送信する結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記アイテム識別情報は、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分の中の第3のユーザを特定する情報か、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項12に記載の方法。
  15. 少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラム命令を含む少なくとも一つのメモリとを備える装置であって、前記少なくとも一つのメモリ及び前記コンピュータプログラム命令は、少なくとも一つのプロセッサと協働して、前記装置に少なくとも次の処理:
    第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを決定すること、ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する、前記決定することと;
    許可データを記録する結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせること、ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す、前記生じさせることと;
    を実行させるように構成される、装置。
  16. 前記コンテンツ識別情報は、前記第2のユーザから提供された複数のコンテンツを特定する、請求項15に記載の装置。
  17. 前記第2のユーザにより提供された前記複数のコンテンツは、前記複数のコンテンツの各々に関連付けられたコンテクストデータに基づいて決定される、請求項16に記載の装置。
  18. 少なくとも一つのプロセッサと、コンピュータプログラム命令を含む少なくとも一つのメモリとを備える装置であって、前記少なくとも一つのメモリ及び前記コンピュータプログラム命令は、少なくとも一つのプロセッサと協働して、前記装置に少なくとも次の処理:
    第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを判断すること、ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える、前記判断することと;
    前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせ、前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促すこと、ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示すことと;
    を実行させるように構成される、装置。
  19. 前記第2のユーザの装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、該アイテム識別情報を前記第1のユーザの装置に送信する結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせるように構成される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第2のユーザの前記装置は携帯電話であり、該携帯電話は、
    ディスプレイの使用を通じて前記携帯電話の少なくともいくつかの機能をユーザが制御することを容易にするように構成されると共に、ユーザ入力に応答するように構成される、ユーザインタフェース回路及びユーザインタフェースソフトウェアを備え、
    さらに、前記携帯電話のユーザインタフェースの少なくとも一部を表示するように構成されるディスプレイ及び表示回路を備え、前記表示回路は、前記携帯電話の少なくともいくつかの機能をユーザが制御することを容易にするように構成される、
    請求項18に記載の装置。
  21. 請求項1から4のいずれかに記載の方法であって、さらに、
    前記第1のユーザのユーザ装置において、前記コンテンツの少なくとも一部をレンダリングする結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせることと;
    コンテンツの部分にアイテム識別情報を関連づけることを、前記第1のユーザに促すことと;
    前記ユーザ装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、前記装置上で前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせることと;
    を含む、方法。
  22. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記コンテンツの全部より少ない部分である、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記第1のユーザとは異なるユーザからの入力に基づいて決定される、請求項22に記載の方法。
  24. 前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることは、前記アイテム識別情報を部分データに関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることを含み、ただし前記部分データは前記コンテンツの前記部分を示す、請求項23または24に記載の方法。
  25. 前記コンテンツの異なる部分にコンタクトを関連づけることを前記第1のユーザに促す結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせること、ただし該コンタクトは、前記コンテンツの前記異なる部分の送信先を示すコンタクトを示す、前記生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分及び前記コンタクトを示すデータを前記ユーザ装置が受信したなら、前記コンタクトの装置で前記異なる部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分を、該コンテンツの該異なる部分のための、異なるアイテム識別情報に関連づけることを前記コンタクトに促すことと;
    を含む、請求項21から24のいずれかに記載の方法。
  26. 前記アイテム識別情報は、前記第3のユーザを特定するデータか、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項21から25のいずれかに記載の方法。
  27. 前記コンテンツの前記異なる部分のための前記異なるアイテム識別情報は、前記コンタクトの前記装置でレンダリングされた前記コンテンツの前記異なる部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項25または26に記載の方法。
  28. 前記アイテム識別情報は、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分の中の前記第3のユーザを特定するデータか、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項12または13に記載の方法。
  29. 少なくとも一つのサービスへのアクセスを可能にするように構成される少なくとも一つのインタフェースへのアクセスを容易にすることを含む方法であって、前記少なくとも一つのサービスは、少なくとも次のこと:
    前記サービスの装置上で、第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを決定すること、ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する、前記決定することと;
    許可データを記録する結果を生む作用を、前記装置上で、少なくとも部分的には生じさせること、ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す、前記生じさせることと;
    を実行するように構成される、方法。
  30. 前記コンテンツ識別情報は、前記第2のユーザから提供された複数のコンテンツを特定する、請求項29に記載の方法。
  31. 前記サービスは、
    前記複数のコンテンツの各々に関連付けられたコンテクストデータに基づいて、前記第2のユーザにより提供された前記複数のコンテンツを第2の装置上で決定するように構成される、請求項30に記載の方法。
  32. 前記装置及び前記第2の装置の少なくとも一方は、ネットワークサービスの装置である、請求項31に記載の方法。
  33. 前記サービスは、さらに、
    前記第1のユーザのユーザ装置において、前記コンテンツの少なくとも一部をレンダリングする結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせることと;
    コンテンツの部分にアイテム識別情報を関連づけることを、前記第1のユーザに促すことと;
    前記ユーザ装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を、前記装置上で少なくとも部分的には生じさせることと;
    を実行するように構成される、請求項29から32のいずれかに記載の方法。
  34. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記コンテンツの全部より少ない部分である、請求項33に記載の方法。
  35. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記第1のユーザとは異なるユーザからの入力に基づいて決定される、請求項34に記載の方法。
  36. 前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることは、前記アイテム識別情報を部分データに関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることを含み、ただし前記部分データは前記コンテンツの前記部分を示す、請求項34または35に記載の方法。
  37. 前記サービスはさらに、
    前記コンテンツの異なる部分にコンタクトを関連づけることを前記第1のユーザに促す結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせること、ただし該コンタクトは、前記コンテンツの前記異なる部分の送信先を示すコンタクトを示す、前記生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分及び前記コンタクトを示すデータを前記ユーザ装置が受信したなら、前記コンタクトの装置で前記異なる部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分を、該コンテンツの該異なる部分のための、異なるアイテム識別情報に関連づけることを前記コンタクトに促すことと;
    を行うように構成される、請求項33から36のいずれかに記載の方法。
  38. 前記アイテム識別情報は、前記第3のユーザを特定するデータか、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項33から37のいずれかに記載の方法。
  39. 前記コンテンツの前記異なる部分のための前記異なるアイテム識別情報は、前記コンタクトの前記装置でレンダリングされた前記コンテンツの前記異なる部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項37又は38に記載の方法。
  40. 一つまたは複数のプロセッサで実行されると、少なくとも次の処理を装置に実行させる一つまたは複数の命令の一つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記処理は:
    第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを決定すること、ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する、前記決定することと;
    許可データを記録する結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせること、ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す、前記生じさせることと;
    を実行するように構成される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  41. 前記コンテンツ識別情報は、前記第2のユーザから提供された複数のコンテンツを特定する、請求項40に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  42. 前記装置は、
    前記複数のコンテンツの各々に関連付けられたコンテクストデータに基づいて、前記第2のユーザにより提供された前記複数のコンテンツを第2の装置上で決定するように構成される、請求項41に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  43. 前記装置及び前記第2の装置の少なくとも一方は、ネットワーク装置の装置である、請求項42に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  44. 前記装置は、さらに、
    前記第1のユーザのユーザ装置において、前記コンテンツの少なくとも一部をレンダリングする結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせることと;
    コンテンツの部分にアイテム識別情報を関連づけることを、前記第1のユーザに促すことと;
    前記ユーザ装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることと;
    を実行するように構成される、請求項40から43のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  45. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記コンテンツの全部より少ない部分である、請求項44に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  46. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記第1のユーザとは異なるユーザからの入力に基づいて決定される、請求項45に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  47. 前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることは、前記アイテム識別情報を部分データに関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることを含み、ただし前記部分データは前記コンテンツの前記部分を示す、請求項45または46に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  48. 前記装置はさらに、
    前記コンテンツの異なる部分にコンタクトを関連づけることを前記第1のユーザに促す結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせること、ただし該コンタクトは、前記コンテンツの前記異なる部分の送信先を示すコンタクトを示す、前記生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分及び前記コンタクトを示すデータを前記ユーザ装置が受信したなら、前記コンタクトの装置で前記異なる部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分を、該コンテンツの該異なる部分のための、異なるアイテム識別情報に関連づけることを前記コンタクトに促すことと;
    を行うように構成される、請求項44から47のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  49. 前記アイテム識別情報は、前記第3のユーザを特定するデータか、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項44から48のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  50. 前記コンテンツの前記異なる部分のための前記異なるアイテム識別情報は、前記コンタクトの前記装置でレンダリングされた前記コンテンツの前記異なる部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項48又は49に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  51. 第1のユーザをコンテンツ識別情報に関連づけるデータを決定する手段、ただし前記コンテンツ識別情報は、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより提供されたコンテンツを特定する、前記手段と;
    許可データを記録する手段、ただし前記許可データは、前記第2のユーザからの更なるインプットを要することなく、前記第1及び第2のユーザとは異なる第3のユーザを前記コンテンツ識別情報に関連づけることを、前記第1のユーザが許可されていることを示す、前記生じさせる手段と;
    を備える、装置。
  52. 前記コンテンツ識別情報は、前記第2のユーザから提供された複数のコンテンツを特定する、請求項51に記載の装置。
  53. 前記装置は、
    前記複数のコンテンツの各々に関連付けられたコンテクストデータに基づいて、前記第2のユーザにより提供された前記複数のコンテンツを第2の装置上で決定する手段を更に備える、請求項52に記載の装置。
  54. 前記装置及び前記第2の装置の少なくとも一方は、ネットワーク装置の装置である、請求項53に記載の装置。
  55. 前記第1のユーザのユーザ装置において、前記コンテンツの少なくとも一部をレンダリングする手段と;
    コンテンツの部分にアイテム識別情報を関連づけることを、前記第1のユーザに促す手段と;
    前記ユーザ装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、前記装置上で前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける手段と;
    を備える、請求項51から54のいずれかに記載の装置。
  56. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記コンテンツの全部より少ない部分である、請求項55に記載の装置。
  57. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記第1のユーザとは異なるユーザからの入力に基づいて決定される、請求項56に記載の装置。
  58. 前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づけることは、前記アイテム識別情報を部分データに関連づけることを含み、ただし前記部分データは前記コンテンツの前記部分を示す、請求項56または57に記載の装置。
  59. 前記コンテンツの異なる部分にコンタクトを関連づけることを前記第1のユーザに促す手段、ただし該コンタクトは、前記コンテンツの前記異なる部分の送信先を示すコンタクトを示す、前記生じさせる手段と;
    前記コンテンツの前記異なる部分及び前記コンタクトを示すデータを前記ユーザ装置が受信したなら、前記コンタクトの装置で前記異なる部分をレンダリングし、前記コンテンツの前記異なる部分を、該コンテンツの該異なる部分のための、異なるアイテム識別情報に関連づけることを前記コンタクトに促す手段と;
    を更に備える、請求項55から58のいずれかに記載の装置。
  60. 前記アイテム識別情報は、前記第3のユーザを特定するデータか、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項55から59のいずれかに記載の装置。
  61. 前記コンテンツの前記異なる部分のための前記異なるアイテム識別情報は、前記コンタクトの前記装置でレンダリングされた前記コンテンツの前記異なる部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項59又は60に記載の装置。
  62. 前記複数のコンテンツの各々に関連付けられたコンテクストデータに基づいて、前記第2のユーザにより提供された前記複数のコンテンツを第2の装置上で決定するように構成される、請求項17に記載の装置。
  63. 前記装置及び前記第2の装置の少なくとも一方は、ネットワークサービスの装置である、請求項62に記載の装置。
  64. 前記第1のユーザのユーザ装置において、前記コンテンツの少なくとも一部をレンダリングする結果を生む作用を、少なくとも部分的には生じさせることと;
    コンテンツの部分にアイテム識別情報を関連づけることを、前記第1のユーザに促すことと;
    前記ユーザ装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を、前記装置上で、少なくとも部分的には生じさせることと;
    を実行するように構成される、請求項15から17及び62から63のいずれかに記載の装置。
  65. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記コンテンツの全部より少ない部分である、請求項64に記載の装置。
  66. 前記第1のユーザの前記ユーザ装置においてレンダリングされる前記コンテンツの前記部分は、前記第1のユーザとは異なるユーザからの入力に基づいて決定される、請求項65に記載の装置。
  67. 前記アイテム識別情報を前記コンテンツ識別情報に関連づける結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることは、前記アイテム識別情報を部分データに関連づける結果を生む作用を前記装置上で少なくとも部分的には生じさせることを含み、ただし前記部分データは前記コンテンツの前記部分を示す、請求項65または66に記載の装置。
  68. 前記コンテンツの異なる部分にコンタクトを関連づけることを前記第1のユーザに促す結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせること、ただし該コンタクトは、前記コンテンツの前記異なる部分の送信先を示すコンタクトを示す、前記生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分及び前記コンタクトを示すデータを前記ユーザ装置が受信したなら、前記コンタクトの装置で前記異なる部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることと;
    前記コンテンツの前記異なる部分を、該コンテンツの該異なる部分のための、異なるアイテム識別情報に関連づけることを前記コンタクトに促すことと;
    を遂行するように更に構成される、請求項64から67のいずれかに記載の装置。
  69. 前記アイテム識別情報は、前記第3のユーザを特定するデータか、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項64から68のいずれかに記載の装置。
  70. 前記コンテンツの前記異なる部分のための前記異なるアイテム識別情報は、前記コンタクトの前記装置でレンダリングされた前記コンテンツの前記異なる部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項68または69に記載の装置。
  71. 前記アイテム識別情報は、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分の中の前記第3のユーザを特定するデータか、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項68から70のいずれかに記載の装置。
  72. 一つまたは複数のプロセッサで実行されると、少なくとも次の処理を装置に実行させる一つまたは複数の命令の一つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記処理は:
    第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを判断すること、ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える、前記判断することと;
    前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせることと;
    前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促すこと、ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示す、前記促すことと;
    を含む、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  73. 前記装置は、前記第2のユーザの装置が前記アイテム識別情報を受信したなら、該アイテム識別情報を前記第1のユーザの装置に送信する結果を生む作用を少なくとも部分的には生じさせるように構成される、請求項72に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  74. 前記アイテム識別情報は、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分の中の第3のユーザを特定する情報か、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項72または73に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  75. 第1のユーザの装置からメッセージが受信されたかどうかを判断する手段、ただし前記メッセージは、前記第1のユーザに関連付けられたコンテンツの部分を示すデータと、第2のユーザを示すデータとを備える、前記手段と;
    前記第2のユーザの装置上で、前記コンテンツの前記部分をレンダリングする手段と;
    前記部分データにアイテム識別情報を関連づけることを前記第2のユーザに促す手段、ただし前記アイテム識別情報は、前記コンテンツの前記部分の識別情報を示す、前記手段と;
    を備える装置。
  76. 前記第2のユーザの装置が前記アイテム識別情報を受信した場合に、該アイテム識別情報を前記第1のユーザの装置に送信する手段を有する、請求項75に記載の装置。
  77. 前記アイテム識別情報は、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分の中の第3のユーザを特定する情報か、レンダリングされた前記コンテンツの前記部分を記述するテキストの少なくともいずれかである、請求項75または76に記載の装置。
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