JP2013534169A

JP2013534169A - 照明玩具構築システム及び方法

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Publication number: JP2013534169A
Application number: JP2013524824A
Authority: JP
Inventors: カプリオラ，ジョナサン
Original assignee: カプリオラ，ジョナサン
Priority date: 2010-08-18
Filing date: 2010-08-18
Publication date: 2013-09-02
Anticipated expiration: 2030-08-18
Also published as: WO2012023935A1; CN103025399B; PL2608858T3; DK2608858T3; ES2615203T3; EP2608858B1; AU2010359374B2; EP2608858A1; EP2608858A4; CA2774756C; JP5675983B2; AU2010359374A1; CN103025399A; CA2774756A1

Abstract

構築ブロック組は複数の透明なブロックを含み、各ブロックは中空内部キャビティを有し、各キャビティ内には光源が適合され、第一及び第二の導電性コネクタが各ブロックを通じて延び、いずれかのコネクタへの電子的入力に応答して光を照明するための回路をキャビティ内に備える。

Description

本願は、２００９年６月４日に出願された米国仮出願第６１／１８４，１１１号の利益を主張する、２００７年８月１５日に出願された米国特許出願第１１／８３９，４４４号の一部継続出願である、２００９年８月２５日に出願された米国特許出願第１２／５４７，１８３号の継続出願であり、これらの出願の内容を全体的に参照として本願中に組み込む。

本発明は、構築ブロックシステム及び方法に関し、より具体的には、照明構築ブロックシステム及び方法に関する。

構築ブロックは数世代に亘って回りにあり、子供達が彼らの想像力を用いて様々な構造を創作するのを可能にする。構築ブロックは多くの異なる構造的な構成において現れる。当初、ブロックは相互接続せず、単に互いに積み重ねられて構築物を構築していた。後に、ＬＥＧＯ商標の下で販売されたブロックのような相互接続ブロックが開発され、それらは子供達が相互接続構築物を創作するのを可能にした。

子供達は明るい着色光を備える玩具で遊ぶことも楽しむ。子供達が様々な設計を創作するために使用し得るプラスチック部材を照明する製品も存在する。

しかしながら、これらの製品は、典型的には、二次元デザイン及び画像の創造を許容するに過ぎない。

本発明は、様々な多色三次元形状を作るよう相互接続し得る、着色光を使用する構築ブロックシステムを提供する。

具体的には、本発明の構築ブロックシステム及び方法は、様々な構築ブロック形状を利用し、それらの各々は、好ましくは、透明な本体で形成され、各構築ブロックは、少なくとも２つの導電性コネクタを有し、それらのうちの少なくとも１つのコネクタは、雄コネクタであり、少なくとも１つの他のコネクタは、雌コネクタである。電気導体は、各コネクタから他のコネクタに各本体を横断し、発光ダイオード（ＬＥＤ）が各コネクタに亘って接続される。複数の構築ブロックの１つの構築ブロックの複数のコネクタの１つのコネクタに適用される電源が、そのブロック又は如何なる他の被接続コネクタ内のＬＥＤが照明されることをも許容する。

各雄コネクタは、隣接する構築ブロックの間の取り外し可能であり且つ十分に固定された機械的及び電気的な接続をもたらすよう、各雌コネクタ内への挿入のために寸法取られる。好適な構成において、各本体は、本体を通じて外向きに光を透過するように概ね透明である。そのように限定はされないが、構築ブロックは、好ましくは、少なくとも次の形状、即ち、矩形、シリンダ、１つ又はそれよりも多くの９０°屈曲部を備えるシリンダ、概ね「Ｙ」構造、及び、車輪の形態を含む。広範な他の形状も使用し得る。全てのブロックは共通の寸法を有するのが好ましい。各ブロックと関連付けられる各雄及び雌のコネクタは、電流がその単一のブロックを照明すること、又は、１つの構築ブロックから次の構築ブロックに電流を通すことを可能にし、或いは、ブロックが電源に直接的に接続されることを可能にする。各追加的な構築ブロックが接続されると、電源からの電流は、機械的に相互接続される雄及び雌のコネクタを介して構築ブロックから構築ブロックに移転される。

様々な電源を使用し得る。１つの実施態様において、外部電源は、上記特定した米国仮出願中に開示され且つ以下に記載するような電力ベース容器を含む。容器は、ブロックが容器の頂部表面の上に積み重ねられることを許容する方法において、対応する雄又は雌のコネクタを用いて容器を通じてブロックの１つ又はそれよりも多くと電気的に接続される直流電池を保持する。追加的に又は代替的に、様々な照明ブロックが導体ケーブルに取り付けられることを許容する手段を用いて、導体ケーブルを容器と相互接続し得る。照明ブロックに電力供給する電池のための収納部に加えて、容器の電力ベース版は、ブロックのための内部収容領域を含む。

本発明は、異なる興味深い照明構造を安全な環境において構築するために、子供の心的な鋭敏さを挑戦するよう設計される。更に子供の想像力に刺激をもたらすよう、構築ブロックにおいて利用されるＬＥＤは異なる色を有するのが好ましい。危険な衝撃(shock hazard)の如何なる可能性をも創成しないよう、ブロックは耐衝撃性プラスチックで製造され、使用される電気のレベルは小さいのが適切である。

各ブロックは他のブロックと相互接続されることなく照明可能であるので、適切なコネクタを有するプラットフォームの上に複数の個々のブロックを装着し得る。

好適な形態において、照明構築ブロックの各々は、電子入力に応答して照明状態に動作可能である内部光源、例えば、ＬＥＤを有する、概ね透明な本体である。雄コネクタ及び雌コネクタが、透明な本体を通じて第一開口及び第二開口内に適合される。雄コネクタ若しくは雌コネクタのいずれか又はそれらの両方への電子入力に応答して内部光源を動作するために、内部光源と雄及び雌のコネクタと結合された回路手段が透明な本体内に提供される。好適な形態では、第一ブロックの雄コネクタを第二ブロックの雌コネクタと機械的及び電気的に相互接続し得るよう、第一ブロックの雄コネクタは、透明本体のバレル部分を通じて延び、バレル部分は、第二ブロックの第二開口内に適合するような寸法とされる第一開口において終端する。ブロックセットは異なる色のＬＥＤを使用するのが好ましい。各ブロック上の着色表示は、そのブロックのための内部ＬＥＤの色に対応する。

本発明の更なる詳細は、付属の図面及び以下の詳細な説明の考察から理解されるであろう。

本発明の照明構築ブロックシステムを利用する構造物を示す斜視図である。図１に示される円筒形ブロック２０を示す側面図である。図２に示される円筒形ブロック２０の一部を示す分解図である。図１に示される矩形ブロック４０を示す平面図である。図４に示される矩形ブロック４０の一部を示す分解斜視図である。図４及び５に示されるような矩形ブロック４０と相互接続された図２及び３に示されるような２つの円筒形ブロック２０を示す斜視図である。図１に示される「Ｙ」形状ブロック６０を示す正面図である。図７に示される「Ｙ」形状ブロック６０の一部を示す分解斜視図である。図１に示される概ね「Ｕ」形状の構築ブロック８０を示す平面図である。図１に示される車輪形状の構築ブロック１００を示す平面図である。本発明に従った電力ベース１５０を示す分解斜視図である。組立てられた図１１の電力ベースを示す斜視図であり、図１乃至１０に示される様々なブロックと相互接続されている。図１に示される電力ユニット１４０を示す平面図である。本発明に従った垂直電力タワーを示す斜視図である。１つの実施態様の雄雌コネクタ及び回路素子を示す一部断面図である。本発明と共に有用な回路コネクタコードを示す斜視図である。

図面を参照して本発明を記載する。

図１は、以下に詳細に記載する本発明の構築ブロックから作られる奇抜な構築物を例示している。図１に示される構築物は、子供の心の中では、機械的な犬、昆虫、又は、異星人を構成し、ことによると、宇宙ステーションさえも構成し、そこでは、殆どの構築ブロックを異なる色の内部取付けＬＥＤで照明可能である。参照番号１０で示す構築物は、図２、３及び６を参照して以下により詳細に記載する円筒形ブロック２０と、矩形ブロック（図４、５及び６）と、概ね「Ｙ」形状のブロック６０（図７及び８）と、概ね「Ｕ」形状のブロック８０（図９）と、概ね車輪形状のブロック１００（図１０）とを含む。参照として組み込む米国特許出願第１１／８３９，４４４の図１及び図３に示されるように、概ね「Ｌ」形状の構築ブロック１２０も提供し得る。構築部１０は電力ユニット１４０内に収容される電池によって電力コード１６０を通じて電力供給される。

図２及び３を参照して、円筒形構築ブロック２０を記載する。各円筒形構築ブロック２０は、シーム２３によって分離された対向する半体２２Ａ及び２２Ｂで構成された透明な本体２１を含み、２つの半体は割出孔２８（図３）内に嵌入される割出ピン（図２）で共に堅固に保持され、２つの半体は一体に音波溶接される。円筒形本体２１は、対向する中空端部２４，２５を形成し、バレル２６が外向きに本体２１から端部２５に延びる。

図２及び３に示されるバレル２６は、円形の断面形状を有するように描写されているが、その形状が、他の全てのブロックの雌コネクタに対応する端部にある、例えば、図２及び３に示される端部２４にある開口の形状に対応する限り、他の断面形状も適切であることが理解されるであろう。

各円筒形ブロック２０は、バレル２６の雄キャビティＭＣを通じて延びる雄コネクタ２９を更に含み、雄コネクタ２９は、電力ユニット１４０（図１）、図１１及び１２の電力ベース１５０、又は、図１４の電力タワー２００のような外部電流源への機械的及び電気的な相互接続のために、中空端部２５を通じて利用可能である。代替的に、図６及び１５に関して以下に提示される議論からより良好に理解されるように、雄コネクタ２９は、第二ブロックの雌コネクタ内に機械的及び電気的に適合するような寸法とされる。同様に、雌コネクタ３２は、端部２４に隣接して雌キャビティＦＣを通じて延びる。端部２４にある第二開口は、第二ブロックの雄コネクタを雌コネクタ３２と相互接続し得るよう、第二ブロックからバレルを受け入れるような寸法とされる。コネクタ２９、３２は、図３に見られるように、後方伝導性ポスト３７、３８をそれぞれ有する。雄コネクタ２９は、本体２１の保持凹部３１内に嵌入する非伝導性鍔部３０を含み、同様に、雌コネクタ３２は、凹部３３内に適合する非伝導性鍔部３４を含む。

図３の底部に例示されるように、円筒形本体２１の成形半体２２Ａ及び２２Ｂは、雄キャビティＭＣと、雌キャビティＦＣと、中央キャビティＣＣとを定めている。各円筒形構築ブロック２０は、中央キャビティＣＣ内に適合するＬＥＤ３５を備え、回路手段３６Ａ、３６Ｂ及び３６Ｃは、ＬＥＤ３５が雄コネクタ２９の内部伝導性部分及び外部伝導性部分に亘って電気的に接続されるよう接続され、同様に、回路手段３６Ａ乃至Ｃは、雌コネクタ３２の内部伝導性部分及び外部伝導性部分が雌コネクタのそれらの２つの部分に亘ってＬＥＤ３５と有線接続されるよう構成される。抵抗器ＲがＬＥＤ３５のための電圧降下をもたらす（図１５を参照）。

図４及び５は、図１に示される矩形ブロック４０の詳細を例示している。各矩形構築ブロック４０は、対向する半体４２Ａ（図５）及び４２Ｂ（図６）で構成される透明な本体４１（例えば、図４に示されるような正方形の本体）を含み、２つの半体は、割出孔４８内に嵌入される割出ピン４７で共に保持され、一体に音波溶接される。矩形本体４１は、二組の対向する中空端部４４、４５を有し、バレル４６が外向きに本体４１から端部４５に延びる。各矩形ブロック４０は、それぞれのバレル４６を通じて延びる２つの雄コネクタ４９を更に含み、２つの雄コネクタは、電力ユニット１４０、電力ベース１５０（図１１及び１２）、又は、電力タワー２００（図１４）のような外部電流源への機械的及び電気的な相互接続のために、対応する開放端部４５を通じて利用可能である。代替的に、図６を参照して以下に記載するように、雄コネクタ４９を隣接するブロックの雌コネクタと相互接続し得る。

コネクタ４９、５２は、後方伝導性ポスト５７、５８（図４）をそれぞれ有する。各雌コネクタ４９は、保持凹部５１内に嵌入する非伝導性鍔部５０を含み、同様に、各雌コネクタ５２は、対応する凹部５３内に適合する非伝導性鍔部５４を含む。

各矩形構築ブロック４０は、内部ＬＥＤ５５と、回路手段５４Ａ、５６Ｂ及び５６Ｃとを備え、これらの回路手段は、ＬＥＤ５５が全ての４つの雄及び雌の内部及び外部の伝導性部分に亘って電気的に接続されるよう接続される。抵抗器（図示せず）がＬＥＤ５に亘る電圧降下をもたらす。

図５の考察から理解されるように、１つの雄コネクタ４９は、矩形本体４１の反対側の対応する雌コネクタ５２と軸方向に整列され、同様に、第二の雄コネクタ４９は、矩形本体４１に亘って第二の雌コネクタ５２と軸方向に整列される。雄コネクタ４９は、それぞれの雄キャビティＭＣ内に適合し、雌コネクタは、それぞれの雌キャビティＦＣ内に適合する。

構築ブロックを共に相互接続し得る方法が図６に描写されており、そこでは、２つの円筒形ブロック２０は、単一の矩形ブロック４０に相互接続された状態で示されている。図６の左手側上部に示される円筒形ブロック２０は、矩形ブロック４０の雌コネクタ５２の１つと相互接続される雄コネクタ２９を有する。対照的に、図６の左手側底部に示される第二の円筒形ブロック２０は、矩形ブロック４０の雄コネクタ４９の１つと相互接続される雌コネクタ３２を有する。円筒形ブロックの利用可能なコネクタのいずれか１つに接続される電源（例えば、図６の左手側底隅部の非接続雄コネクタ２９若しくは図６の左手側上部の非接続雌コネクタ３２）、又は、矩形ブロック４０の利用可能なコネクタのいずれか１つ（例えば、図６の右手側の非接続雌コネクタ５２若しくは非接続雄コネクタ４９）が、２つの円筒形ブロック２０のＬＥＤ３５に、並びに、矩形ブロック４０のＬＥＤ３５に電流をもたらすことが勿論理解されるであろう。

図７及び８を参照して、図１に示される「Ｙ」形状ブロック６０の詳細を記載する。各「Ｙ」形状構築ブロック６０は、シーム（図示せず）で分離された対向する半体６２Ａ及び６２Ｂで構成される透明な本体６１を含み、２つの半体６２Ａ及び６２Ｂは、割出孔６８内に嵌入される割出ピン６７で共に堅固に保持され、２つの半体は一体に音波溶接される。「Ｙ」形状の本体６１は、内部中空端部６４、６５を形成し、バレル６６が外向きに本体６１から端部６５に延びる。各「Ｙ」形状ブロック６０は、雄キャビティＭＣ及びバレル６６を通じて延びる雄コネクタ６９を更に含み、ＬＥＤ７５を励磁する外部電流源への機械的及び電気的な相互接続のために中空端部６５を通じて利用可能である。代替的に、雄コネクタ６９は、図６を参照して上述した方法において、第二ブロックの雌コネクタ内に適合するような寸法とされる。雌コネクタ６２は、雌キャビティＦＣを通じて隣接する端部６４まで延びる。端部６４にある第二開口は、第二ブロックの雄コネクタを雌コネクタ７２に機械的又は電気的に相互接続し得るよう、第二ブロックからのバレルを受け入れるような寸法とされる。図７から分かるように、それぞれのコネクタ６９、７２は、それぞれの後方伝導性ポスト７７、７８を含む。雄コネクタ６９は、保持凹部７１内に嵌入する非伝導性鍔部７０を含み、同様に、雌コネクタ７２は、凹部７３内に適合する非伝導性鍔部７４を含む。図７及び８に示されるように、雄コネクタ及び雌コネクタ６９、７２は、本体６１の対向側に位置付けられ、本体６１から離れる第一方向に互いに概ね平行に外向きに延びる。更に、「Ｙ」形状ブロック６０は、第二の雌コネクタ７２Ａも含み、第二の雌コネクタ７２Ａは、本体６１に沿って概ね雄コネクタ６９と雌コネクタ７２との間に位置付けられ、第一方向と反対の第二方向に本体６１から外向きに延びる。第二の雌コネクタ７２Ａを雄コネクタと置換してもよいことが当業者によって勿論理解されるであろう。

図９を参照して、概ね「Ｕ」形状の構築ブロック８０を記載する。構築ブロック８０は、概ね「Ｕ」形状の本体８１に形成され、概ね「Ｕ」形状の本体８１は、その両側に位置付けられる雄及び雌のコネクタ８９、９２を有し、コネクタ８９、９２の２つの内端部の間に位置付けられる上述の種類のＬＥＤ３５に電流９５及び回路構成を備える。第二の雌コネクタがないことを除き、「Ｕ」形状の構築ブロック８０の構成は、図８に示される「Ｙ」形状構築ブロック６０の構成と本質的に類似している。

図１０を参照して、車輪形状構築ブロック１００を記載する。構築ブロック１００は、中心軸ＡＸを有する概ね車輪形状の本体１０１に形成され、本体１０１は対向する開口１０４、１０５を定めるよう成形され、開口１０５は、図２乃至９を参照して上述した開口と酷似してバレル１０６から延びている。構築ブロック１００は、雄コネクタ１０９と、雌コネクタ１１２とを含み、それらの各々は、対応する非伝導性鍔部１１０、１１４を有する。図１０に示されるように、雄及び雌のコネクタ１０９、１１２は、中心軸ＡＸに沿って車輪形状の構築ブロック１００に亘って軸方向に整列される。雄コネクタ１０９は、バレル１０６を通じて外向きに開放端部１０５まで延び、雌コネクタ１１２は、開口１０４を通じた相互接続のために利用可能である。構築ブロック１００は、内部ＬＥＤ１１５と、導体１１６Ａを含む回路構成とを含み、電流源が雄コネクタ１０９であるか雌コネクタ１１２であるかに拘わらず、ＬＥＤに電流をもたらす。

図２、４、７、９及び１０に注目を向けると、図２には、雄及び雌のコネクタ２９、３２の末端間の全体的な寸法が英字Ａによって示されている。図４に示される矩形ブロック４０に関して、複数の雄コネクタ４９のうちの第一の雄コネクタの末端と複数の雌コネクタ５２のうちの第一の雄コネクタの末端との間の全体的な寸法は、英字Ｂによって示されている。本体４１が正方形であるとき、同じ寸法が第二の対の雄及び雌のコネクタ４９、５２の間にも当て嵌まることが勿論理解されるであろう。図７に描写される「Ｙ」形状ブロック６０のために、雄コネクタ６９及び雌コネクタ７２又は７２Ａの各組み合わせの間の寸法は、英字Ｃ及びＤによって示されている。図９において、雄コネクタ８９と雌コネクタ９２との間の全体的な寸法は、英字Ｅによって示されている。図１０において、雄コネクタ１０９及び雌コネクタ１１２の末端間の全体的な寸法は、英字Ｆによって示されている。本発明によれば、多ブロック構成の秩序のある製造を促進するために、英字Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ及びＦによって示される寸法は、本質的に同じである。更に、図６に示されるように、本体４１の上方表面と下方表面との間の矩形ブロック４０の沿層方向(edgewise)の寸法ＥＤは、各円筒形本体２０、６０及び８０の寸法と同じである。上に議論したように、ブロック２０、４０、６０、８０及び１００を含む構築ブロックの各々が内部ＬＥＤの色むら(blur)の表示を備えるのも好ましい。一例として、色表示器は、図８に示されるような着色細片(colored stripe)Ｓであり得る。

図１１及び１２を参照して、電力ベースユニット１５０の１つの形態を記載する。

先ず図１１を注釈すると、電力ベースユニット１５０は、内部収容領域１５４を有する貯蔵トレイ１５２と、複数のコネクタ、例えば、複数の雌コネクタを有する上方プレート部材１５６とを含み、複数のコネクタは、プレート部材１５６の上方表面に取り付けられ、プレート部材１５６の底部表面１６０上の金属化（メタライゼーション）パターンを介して一組のバッテリ１７０に結合される。カバー部材１６２がプレート部材１５６を覆って適合し、締結具１６６を介して貯蔵トレイ１５２に適合する。カバー部材１６２がトレイ１５２に適合され且つプレート部材１５６を覆って適合されるときに、締結具１５８が対応する孔１６４を貫通して延びるよう、カバー部材１６２は、コネクタ１５８と整列する複数の孔１６４を含む。電池区画１６８がカバー部材１６２の側部に沿って延び、電池区画は、一組の電池１７０と対向する負電極１７２及び正電極１７４と共にその内部に収容するような寸法とされる。電力スイッチ１８０が電池に結合され、且つ、孔１８１を介してプレート部材１５６の底部１６０上の金属化パターンに結合され、電力スイッチ１８０の頂部は、カバー部材１６２の開口１８２を通じて延びる。電力ベースユニット１５０は、締結具１７８、１７９を介してカバー部材１６２に取り付けられる電池カバープレート１７６を更に含む。運動センサ、光センサ、又は、音センサのような様々なオンオフ機構を使用し得ることが理解されるであろう。

図１２を今や参照すると、カバー部材１６２の上方表面でコネクタ１５８に差し込まれた上述の様々なブロックの実施例と共に、電力ベースユニット１５０を組立て状態で示している。他のブロックが電力ベースユニット１５０に接続された他のブロックに結合されているか否かに拘わらず、電力スイッチ１８０の操作は、カバー部材１６２の頂部表面を通じて接続された構築ブロック２０、６０、１００の各々を照明する。

図１３は、図１に示される電力ユニット１４０を例示している。電力ユニット１４０は、プラスチック製の本体を含み、本体は、この実施例では、３つの側部１４２、１４４及び１４６を有する。電池１４３、１４５及び１４７は、それぞれの側部１４２、１４５及び１４６に沿って電力ユニット１４０内に位置付けられている。加えて、コネクタ１４８は、雄であれ雌であれ、電力ユニット１４０の３つの隅部に位置付けられ、図１３に示される車輪ブロック１００のように、上述の構築ブロックのいずれか１つをコネクタ１４８の１つと相互接続し得る。加えて、電力ユニット１４０は、電力ケーブル１６０への出力部を含み得る。

本発明に従った電力タワー２００が図１４に示されており、ベース２０２と、図１４に示される特別な六面構造を含む側部２０４で形成される直立タワーとを含む。それぞれの側部２０４に対向する側壁２０６を含む内部構造が、その内側に沿って金属化（メタライゼーション）パターン２０８を含み、コネクタ２１０が内部部材２０６に取り付けられ、上述のブロックのうちの１つとの相互接続のために、孔２１２を通じて延在している。ユニット２００は、密閉頂部２１４を含む。

図１５は、構築ブロックの雄コネクタ及び雌コネクタ並びに回路素子の代表的な断面図を例示している。図１５中の参照番号は、図２及び３中に例示される円筒形ブロック２０の素子に対応している。図１５に示されるように、雄コネクタ２９は、内部導体ＭＩＣと、外部導体ＭＥＣとを含み、各々は金属スリーブを含む。雄内部導体ＭＩＣは、後方伝導性ポスト３７に電気的に接続されている。雌コネクタ３２は、雄コネクタ２９のボアＢＲを受け入れるような寸法とされる中央ピンＰを含む（図１５の右手側に注意）。雌コネクタ３２は、更に、内部導体ＦＩＣと、外部導体ＦＥＣとを含む。よって、ボアＢＲがピンＰを横断して摺動しながら、第二の円筒形ブロック２０からの雄コネクタ２９が雌コネクタ３２内に挿入されるとき、雌コネクタ３２の内部導体ＦＩＣは、後方伝導性ポスト３８との回路を完成するために、雄内部導体ＭＩＣとの間に回路を作る。雌外部導体ＦＥＣは雄外部導体ＭＥＣと接触し、雌コネクタ３２上のポストＪで回路を完成し、次に、雌コネクタ３２は、回路線３６Ａを通じて、ポストＫに接続され、ポストＫは、雄コネクタ２９の雄外部導体ＭＥＣに電気的に接続される。後方ポスト３７、３８は、回路線３６Ｂを通じてＬＥＤ３５の１つの端子と共に短絡され、第三の回路線３６Ｃは、抵抗器Ｒを通じて回路線３６Ａに結合される。よって、雄コネクタ２９又は雌コネクタ３２のいずれかを通じる電子電流の適用がＬＥＤ３５の照明をもたらすことが理解されよう。

図１６は、電力コード１８０の他の形態を例示しており、電力コード１８０は、その夫々の端部に改変された円筒形本体１８２、１８４を有し、円筒形本体の各々は、ケーブル１８０の両端部を図１３に示される１４０のような電力ユニット又は図１１及び１２に示される結合ユニット１５０の１つに接続し得るよう、ＬＥＤ１８５と、図２中のコネクタ２９のようなコネクタを収容するよう図２及び３を参照して上述したバレルのようなバレル１８９とを有する。

本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、例示の玩具システム及びその様々な上述の構成部品において行い得る、有意な数の改変及び修正がある。

Claims

複数の構築ブロックを有する構築ブロックセットであって、
上記構築ブロックのうちの少なくとも一部は、
第一及び第二の開口と、電子入力に応答して照明状態に動作可能な内部光源とを有する、概ね透明な本体と、
該透明な本体の前記第一開口内に適合される雄の導電性コネクタと、
前記透明な本体の前記第二開口内に適合される雌の導電性コネクタと、
１つだけのコネクタ内への電子入力に応答して前記内部光源に電力供給するために、前記内部光源と前記雄雌のコネクタの両方とに電気的に結合される、前記透明な本体内の回路手段とを含む、
構築ブロックセット。
前記透明な本体は、外向きに前記第一開口まで延びる中空バレルを更に含み、
前記第二開口は、第二ブロックの雄コネクタを前記雌コネクタと機械的に相互接続し得るよう、前記第二ブロックからバレルを受け入れるような寸法とされる、請求項１に記載の構築ブロックセット。
前記透明な本体は、前記第一開口で前記雄コネクタを取り囲む非伝導性の外向きに延びるバレルを更に含み、該バレル及び前記第一コネクタは、電源容器に適合される対応する雌の導電性コネクタと機械的に相互接続するような寸法とされる、請求項１に記載の構築ブロックセット。
前記雄及び雌のコネクタは、前記透明な本体に亘って軸方向に又は平行に離間し且つ整列される、請求項１に記載の構築ブロックセット。
第二の雄コネクタと、第二の雌コネクタとを更に含み、前記第二の雄コネクタ及び第二の雌コネクタは、前記透明な本体に亘り互いに離間し且つ整列される、請求項４に記載の構築ブロックセット。
前記光源が前記４つの導体のいずれか１つへの電気入力に応答して電力供給されるよう、前記回路手段は前記第二の雄コネクタ及び前記第二の雌コネクタにも電気的に結合される、請求項５に記載の構築ブロックセット。
前記透明な本体は、４つの側部を備える矩形の形状であり、前記４つのコネクタのうちの１つは、各側部に沿って位置付けられる、請求項６に記載の構築ブロックセット。
前記透明な本体は、シリンダとして成形される、請求項４に記載の構築ブロックセット。
前記透明な本体は、中心軸を有する車輪として成形され、前記雄及び雌のコネクタは、前記軸に沿って前記透明な本体に亘って軸方向に整列される、請求項４に記載の構築ブロックセット。
前記雄コネクタ及び前記雌コネクタは離間し、前記透明な本体から離れる第一方向に概ね平行に延びる、請求項１に記載の構築ブロックセット。
概ね前記雄コネクタ及び雌コネクタの間に平行に位置付けられ、且つ、前記透明な本体から前記第一方向とは反対の第二方向に延びる第三のコネクタを更に含み、該第三のコネクタは、雄コネクタ又は雌コネクタである、請求項１０に記載の構築ブロックセット。
容器と、該容器内の電池手段と、該電池手段から前記雄コネクタ及び雌コネクタの一方に電気エネルギを供給するために前記容器に適合される手段とを更に含む、請求項１に記載の構築ブロックセット。
前記容器に適合される手段は、前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの一方と機械的に相互接続可能なコネクタを含む、請求項１２に記載の構築ブロックセット。
前記容器は、外表面を含み、前記容器に適合される手段は、前記容器の前記外表面を通じて延びるコネクタを含む、請求項１３に記載の構築ブロックセット。
前記容器の前記外表面は、複数のコネクタを有する平坦な表面を含み、各コネクタは、前記雄コネクタ及び前記雌コネクタの一方と機械的に相互接続するための寸法とされる、請求項１４に記載の構築ブロックセット。
第一形状を有する複数の第一ブロックと、第二形状を有する複数の第二ブロックとを含み、前記第一ブロック及び前記第二ブロックの各々は、少なくとも部分的に透明であり、中空の内部キャビティをそれぞれ有し、光源が各内部キャビティ内に適合され、
各ブロックの第一部分を通じて前記内部キャビティ内に延びる第一の導電性コネクタと、
各ブロックの第二部分を通じて前記内部キャビティ内に延びる第二の導電性コネクタと、
各ブロックの１つだけのコネクタへの電気入力に応答して前記光源に電力供給するために、前記光源と前記第一コネクタ及び第二コネクタの両方とに電気的に結合される各ブロック内の回路とを含む、
構築ブロックセット。
各ブロックの前記第一コネクタは、各々の他のブロックの前記第二コネクタと機械的及び電気的に相互接続可能である、請求項１６に記載の構築ブロックセット。
各ブロックの前記第一コネクタは、同じブロックの前記第二コネクタの前記方向に対して平行に又は軸方向に延びる、請求項１７に記載の構築ブロックセット。
各第一コネクタは、雄取付け部品を有し、各第二コネクタは、その内側に各雄取付け部品を受け入れるような寸法とされる雌取付け部品を有する、請求項１８に記載の構築ブロックセット。
各ブロックは、第一開口に延び且つ各雄コネクタを取り囲む、外向きに延びる中空のバレルと、前記第二コネクタにある第二開口とを更に含み、該第二開口は、前記雄コネクタを前記対応する雌コネクタに機械的及び電気的に相互接続し得るよう、各々の他のブロックの前記バレルを受け入れるような寸法とされる、請求項１９に記載の構築ブロックセット。
各第一ブロックは、円筒形の形状であり、各第二ブロックは、矩形の形状であり、且つ、各円筒形の第一ブロックの直径と概ね等しい沿層方向の寸法を有する、請求項１９に記載の構築ブロックセット。
各第二の矩形のブロックは、２つの雄コネクタと、２つの雌コネクタとを有し、各雌コネクタは、対応する雄コネクタと軸方向に整列される、請求項２１に記載の構築ブロックセット。
各第一ブロックは、前記ブロックの第三部分を通じて前記中空の内部キャビティ内に延びる第三の導電性コネクタを有し、該第三コネクタは、前記第三コネクタへの電子入力に応答して前記光源にも電力供給するために、前記回路と電気的に結合される、請求項１８に記載の構築ブロックセット。
第三形状の複数の第三ブロックを更に含み、該第三ブロックの各々は、少なくとも部分的に透明であり、中空の内部キャビティをそれぞれ有し、光源が各内部キャビティ内に適合され、
各第三ブロックの第一部分を通じて前記内部キャビティ内に延びる第一の導電性コネクタと、
各第三ブロックの第二部分を通じて前記内部キャビティ内に延びる第二の導電性コネクタと、
各第三ブロックの第一コネクタ又は第二コネクタの１つだけへの電気入力に応答して各第三ブロック内の前記光源に電力供給するために、前記光源と前記第一の伝導性コネクタ及び第二の導電性コネクタの両方とに電気的に結合される各第三ブロック内の回路とを更に含む、
請求項１６に記載の構築ブロックセット。
前記第一、第二、及び、第三のブロックの各々は、共通の外法寸法を有する、請求項２４に記載の構築ブロックセット。
複数の構築ブロックを照明構造に一体に組み立てる方法であって、
第一形状を有する複数の部分的に透明な第一ブロックと、第二形状を有する複数の部分的に透明な第二ブロックとを提供するステップを含み、各ブロックは、中空の内部キャビティを有し、
各キャビティ内に光源を適合させるステップと、
第一の導電性コネクタを各ブロックの第一部分を通じて前記対応する内部キャビティ内に延ばすステップと、
第二の導電性コネクタを各ブロックの第二部分を通じて前記対応する内部キャビティ内に延ばすステップと、
各ブロックの前記第一コネクタ及び前記第二コネクタの各々を前記対応するキャビティ内の前記対応する光源と電気的に結合させるステップと、
１つだけのコネクタ内への電気入力に応答して各ブロックの前記光源に電力供給するステップとを含む、
方法。
共通の外法寸法で前記第一ブロック及び前記第二ブロックの各々を寸法付けるステップを更に含み、請求項２６に記載の方法。
第三形状を有する複数の部分的に透明なブロックを提供するステップを更に含み、該ブロックの各々は、中空の内部キャビティを有し、
各第三ブロックの前記キャビティ内に光源を適合させるステップと、
第一の導電性コネクタを各第三ブロックの第一部分を通じて前記内部キャビティ内に延ばすステップと、
第二の導電性コネクタを各第三ブロックの第二部分を通じて前記内部キャビティ内に延ばすステップと、
各第三ブロックの前記光源が各第三ブロックの前記第一コネクタ及び前記第二コネクタの何れかからの電気入力に応答するよう、各第三ブロックの前記第一コネクタ及び前記第二コネクタを前記対応する光源に電気的に結合するステップとを更に含む、
請求項２７に記載の方法。
１つのブロックの前記コネクタのうちの１つを電源と相互接続し、そのブロックの前記光源を照明し、然る後、多数の他のブロックを共に相互接続し、前記照明構造を創成するステップを更に含む、請求項２８に記載の方法。