JP2013533697A - 協調送信ポイントの選択方法及び選択装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術において協調送信ポイントの具体的な選択プロセスを提供していないという技術的問題を解決するための、協調送信ポイントの選択方法及び選択装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係る選択方法は、ダウンリンクマルチポイント協調通信において協調送信ポイントを選択する、協調送信ポイントの選択方法であって、ステップAにおいて、サービング基地局が、移動局によって報告された協調セルの測定情報を受信し、前記測定情報は、予め設定された、サービングセルの第1の協調セルリストにおける協調セルを前記移動局が測定して得られた情報であり、サービング基地局が、前記報告された測定情報に応じて、サービングセルの第2の協調セルリストを確立し、前記第2の協調セルリストにおける協調セルは、前記第1の協調セルリストにおける、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルであり、ステップBにおいて、前記サービング基地局が、前記第2の協調セルリストにおける、予め設定された条件を満たす協調セルを前記サービングセルの協調送信ポイントに決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル通信分野に関し、特に、ブロードバンド無線通信システムの進化型システムにおける協調送信ポイントの選択方法及び選択装置に関する。
第4世代移動通信(IMT−Advanced:International Mobile Telecommunications Advanced)の重要技術及び概念の研究は、3G技術が標準化された20世紀末から開始された。情報技術が発展する主な発展方向は、次世代ブロードバンド無線通信に代表される。無線モバイル通信市場の需求は、10年先から15年先まで急速に成長し続けると考えられる。IMT−Advancedによって制定された技術要求と目標によると、IMT−Advancedは、従来のシステムと比べて、より高いデータレートとより大きいシステム容量を実現しており、その目標ピーク速度は、低速移動及びホットスポットカバレッジの条件で1Gbit/s以上とされており、高速移動及び広域カバレッジの条件で100Mbit/sとされている。
マルチポイント協調(CoMP:Coordinated Multi−Point)伝送を導入した本来の意図は、例えば、複数の進化型基地局(eNB:Evolved Node Base)の協調によりサブキャリア間干渉(ICI:InterCarrier Interference)を除去し、さらに干渉信号を希望信号に変換して、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)システムにおけるセル間干渉の問題を解決し、セルエッジモバイルユーザのスループットを向上させるためである。研究が深く進むにつれ、ブロードバンド無線通信システムにCoMPを応用すると、データ伝送レート、セルエッジモバイルユーザのスループット及びシステムのスループットを向上させることができることが明らかになった。この技術は、システム周波数スペクトルの利用率を向上させるための重要な技術であり、3GPPによってIMT−Advanced技術の1つとして既に承認されている。
チャネルフェージング、隣接セル干渉等が原因で、セルエッジモバイルユーザのサービス品質(QoS:Quality of Service)は、センターユーザのスループットと比べて低下する。
CoMPとは、UEが複数のセルのエッジに位置するときに、複数のセルにより共同でUEに対してマルチポイントデータ伝送/受信を行うこと、又は、複数のセル間の協調及びスケジューリングにより、セル間干渉を除去して信号品質とデータスループットを向上させることである。現在の36.814フレームの記載において、CoMPは、以下に示す2つのカテゴリに分類される。
(1)共同処理(JP:Joint processing):ユーザデータが各協調集合における基地局において使用されることが可能である。
(2)協調スケジューリング/協調ビームフォーミング(CS/CB:Coordinated Scheduling/Coordinated Beamforming):ユーザデータがサービング基地局のみにおいて使用されることが可能である。
協調集合は、以下のように定義されている。
CoMP協調セル集合:セルの地理的分布に基づいて、ネットワークにより設定された1グループの送信ポイントであり、UEに対する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)の送信に直接的或いは間接的に関与するセルである。
CoMP測定セル集合:ユーザがネットワーク要求に応じて周期的に或いは非周期的に測定を行って関連するチャネル状態と集計情報を報告するセルである。
サービングセル:移動局に物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を送信するセルである。通信過程において、サービングセルは1つだけである。
CoMPの特性によれば、CoMP集合に選ばれたセルは、「CoMPセルは、同じ周波数バンドを使用する」、「CoMPセルエアインターフェースのサブフレーム、シンボルは、基本的に合わせる」、「CoMP集合におけるセルが異なる基地局に所属している場合、これらのセルは、X2インターフェースを介して互いに接続してメッセージを伝送する」といった特性を有している。
従来技術では、ユーザ共有状況に応じて、基地局をJPモード、CS/CBモードに分け、大抵は、協調集合を静的或いは準静的モードに設定しているだけであり、ダウンリンク協調送信ポイントを決定する具体的なプロセスを提供していない。
本発明の目的は、従来技術において協調送信ポイントの具体的な選択プロセスを提供していないという技術的問題を解決するための、協調送信ポイントの選択方法及び選択装置を提供することにある。
前記目的を実現するために、本発明は、ダウンリンクマルチポイント協調通信において協調送信ポイントを選択する、協調送信ポイントの選択方法を提供する。
この方法は、
ステップAにおいて、サービング基地局が、移動局によって報告された協調セルの測定情報を受信し、前記測定情報は、予め設定された、サービングセルの第1の協調セルリストにおける協調セルを前記移動局が測定して得られた情報であり、サービング基地局が、前記報告された測定情報に応じて、サービングセルの第2の協調セルリストを確立し、前記第2の協調セルリストにおける協調セルは、前記第1の協調セルリストにおける、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルであり、
ステップBにおいて、前記サービング基地局が、前記第2の協調セルリストにおける、予め設定された条件を満たす協調セルを前記サービングセルの協調送信ポイントに決定する。
好ましくは、前記ステップAにおいて、前記移動局が前記第1の協調セルリストにおける協調セルに対して行う測定は、前記移動局がサービングセルのエッジに移動した場合、又はサービングセルのサービス品質が、予め設定されたユーザ要求を満たすことができない場合に、前記サービング基地局又は前記移動局自身によりトリガーされる測定である。
好ましくは、前記ステップBにおいて、前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局に所属する第1の協調セルが存在する場合、前記第1の協調セルを協調送信ポイントに決定し、前記第1の協調セルの動作モードを共同処理モードに設定する。
好ましくは、前記ステップBにおいて、前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する第2の協調セルが存在する場合、更に、
前記サービング基地局が、前記第2の協調セルが所属する基地局と情報インタラクションを行い、予め設定された協調条件を前記第2の協調セルが満たすことをインタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定する。
好ましくは、以下に示す各協調条件のうち1つ以上の協調条件を第2の協調セルが満たすことを前記インタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定し、
前記協調条件は、
a、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第2閾値より小さい、
b、前記第2の協調セルによって占有されたリソースと、前記サービング基地局によって前記移動局に割り当てられたリソースとが衝突しない、
c、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第3閾値より大きく、且つ予め設定された第4閾値より小さい、
d、前記第2の協調セルの測定パワーが、予め設定されたパワー閾値より大きい、
e、前記第2の協調セルが、前記第2の協調セルリストにおける、測定パワーが一番強い又は二番目強い協調セルである
ことである。
好ましくは、前記ステップBにおいて、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する協調送信ポイントについては、以下に示す各ステップのうち1つ以上のステップを更に含み、
前記ステップは、
占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突した協調送信ポイントの動作モードを、協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定するステップ
協調送信ポイントとサービングセルがどちらもシングルアンテナ又は仮想シングルアンテナである場合、前記協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定するステップ、
ユーザのスループット要求を満たすことができないサービング基地局の協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定するステップ、
予め設定された第3閾値より負荷が大きく且つ予め設定された第4閾値より負荷が小さい協調送信ポイントの動作モードを協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定するステップ
である。
好ましくは、前記ステップBの後、更に、
前記サービング基地局が前記協調送信ポイントのチャネル情報を測定するように前記移動局に通知し、
前記サービング基地局が、前記協調送信ポイントのチャネル測定情報に応じて、前記協調送信ポイントの初期動作パラメータを決定し、前記初期動作パラメータを前記協調送信ポイントに送信する。
好ましくは、前記協調送信ポイントのチャネル情報は、前記移動局によって送信された検出信号に応じて、前記協調送信ポイントにより測定及び取得された情報である。
他の側面よれば、ダウンリンクマルチポイント協調通信において協調送信ポイントを選択する、協調送信ポイントの選択装置が提供される。
選択装置は、第1の処理モジュールと決定モジュールとを含むサービング基地局を含む。
前記第1の処理モジュールは、移動局によって報告された協調セルの測定情報を受信し、前記測定情報は、予め設定された、サービングセルの第1の協調セルリストにおける協調セルを前記移動局が測定して得られた情報であり、前記第1の処理モジュールは、前記報告された測定情報に応じて、サービングセルの第2の協調セルリストを確立し、前記第2の協調セルリストにおける協調セルは、前記第1の協調セルリストにおける、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルである。
前記決定モジュールは、前記第2の協調セルリストにおける、予め設定された協調条件を満たす協調セルを協調送信ポイントに決定する。
好ましくは、前記決定モジュールは、
前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局に所属する第1の協調セルが存在する場合、前記第1の協調セルを協調送信ポイントに決定し、前記第1の協調セルの動作モードを共同処理モードに設定する第1の決定モジュールを含む。
好ましくは、前記決定モジュールは、
前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する第2の協調セルが存在する場合、前記第2の協調セルが所属する基地局と情報インタラクションを行うインタラクションモジュールと、
予め設定された協調条件を前記第2の協調セルが満たすことをインタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定する第2の決定モジュールと
を含む。
好ましくは、前記第2の決定モジュールは、以下に示す各協調条件のうち1つ以上の協調条件を第2の協調セルが満たすことを前記インタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定し、
前記協調条件は、
a、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第2閾値より小さい、
b、前記第2の協調セルによって占有されたリソースと、前記サービング基地局によって前記移動局に割り当てられたリソースとが衝突しない、
c、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第3閾値より大きく、且つ予め設定された第4閾値より小さい、
d、前記第2の協調セルの測定パワーが、予め設定されたパワー閾値より大きい、
e、前記第2の協調セルが、前記第2の協調セルリストにおける、測定パワーが一番強い又は二番目強い協調セルである
ことである。
好ましくは、前記第2の決定モジュールは、更に、以下に示す各方式のうち1つ以上の方式に従って、協調送信ポイントの動作モードを設定し、
前記方式は、
占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突した協調送信ポイントの動作モードを、協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定する方式、
占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突しない協調送信ポイントの動作モードを、共同処理モードに設定する方式、
協調送信ポイントとサービングセルがどちらもシングルアンテナ又は仮想シングルアンテナである場合、前記協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定する方式、
ユーザのスループットの要求を満たすことができないサービング基地局の協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定する方式、
予め設定された第3閾値より負荷が大きく且つ予め設定された第4閾値より負荷が小さい協調送信ポイントの動作モードを協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定する方式
である。
好ましくは、前記サービング基地局は、
前記協調送信ポイントのチャネル情報を測定するように前記移動局に通知する第2の処理モジュールと、
前記協調送信ポイントのチャネル測定情報に応じて、前記協調送信ポイントの初期動作パラメータを決定し、前記初期動作パラメータを前記協調送信ポイントに送信するパラメータ決定モジュールと
を更に含む。
本発明は、以下に示す技術的効果を有している。本発明では、サービング基地局が、移動局によって報告された協調セルの測定情報を受信する。前記測定情報は、予め設定された、サービングセルの第1の協調セルリストにおける協調セルを前記移動局が測定して得られた情報である。そして、サービング基地局が、前記報告された測定情報に応じて、サービングセルの第2の協調セルリストを確立し、前記第2の協調セルリストにおける、予め設定された協調条件を満たす協調セルを協調送信ポイントに決定する。従って、通常の動作モードからダウンリンクマルチポイント協調モードに移行するマルチ協調実現方法が提供され、これにより、セルエッジに位置する移動局がよりよいサービス品質とユーザスループットを取得することができる。
本発明の一実施形態に係る、協調送信ポイントの選択方法を示すフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係る、協調送信ポイントの選択方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態において、協調測定選択をトリガーするパワー範囲を示す図である。 本発明の一実施形態に係る基地局協調を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、ダウンリンクマルチポイント協調基地局間のインタラクション及び実行過程を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、協調送信ポイントの選択装置の構造を示す図である。
本発明の目的、技術的スキーム及び利点をより明確にさせるために、以下、添付図面及び具体的な実施形態を合わせて本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る、協調送信ポイントの選択方法のフローチャートである。図1に示すように、当該実施形態のマルチポイント協調通信実現方法は、以下のステップを含む。
ステップ101:サービング基地局が、移動局によって報告された協調セルの測定情報に応じて、第2の協調セルリストを確立する。
サービング基地局は、移動局によって報告された協調セルの測定情報を受信する。前記測定情報は、予め設定された、サービングセルの第1の協調セルリストにおける協調セルを前記移動局が測定して得られた情報である。そして、サービング基地局は、前記報告された測定情報に応じて、サービングセルの第2の協調セルリストを確立する。前記第2の協調セルリストにおける協調セルは、前記第1の協調セルリストにおける、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルである。
例えば、当該ステップ101において、前記移動局によって報告された協調セル測定情報は、前記第1の協調セルリストにおける、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルの信号強度測定情報であるか、又は、前記第1の協調セルリストにおける全ての協調セルの測定情報である。前者の場合は、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルが移動局によって選択され、そして協調セルの測定情報がサービング基地局に報告される。後者の場合は、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルが、移動局によって報告された測定情報に応じて、サービング基地局によって選択される。
例えば、上記第1の協調セルリストは、システム、例えばサービング基地局により、周辺のセルの地理的な位置に応じて予め設定されてもよい。さらに、上記第1の協調セルリストは、静的或いは準静的であってもよく、ブロードキャストメッセージ又は制御メッセージを介して、サービング基地局によってサービングセルの移動局(UE)に通知されてもよい。
例えば、前記ステップ101において、予め設定された第1の協調セルリストにおける協調セルに対して前記移動局が行う測定は、前記移動局がサービングセルのエッジに移動した場合、又はサービングセルのサービス品質が、予め設定されたユーザ要求を満たすことができない場合に、前記サービング基地局又は前記移動局自身によりトリガーされる測定である。例えば、上記サービス品質が、予め設定されたユーザ要求を満たすかどうかは、サービス品質値(即ちQoS値)若しくはビット誤り率(BER:Bit Error Ratio)と、対応する閾値との比を介して決定されてもよい。
ステップ102:前記サービング基地局が、前記第2の協調セルリストにおける、予め設定された協調条件を満たす協調セルをサービングセルの協調送信ポイントに決定する。
前記ステップ102において、前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局に所属する第1の協調セルが存在する場合、前記第1の協調セルを協調送信ポイントに決定し、そして前記第1の協調セルの動作モードを共同処理モードに設定する。
好ましくは、ステップ102において、前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する第2の協調セルが存在する場合、前記サービング基地局が、前記第2の協調セルが所属する基地局と情報インタラクションを行い、そして、予め設定された協調条件を前記第2の協調セルが満たすことをインタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定することを更に含む。当該ステップにおいて、例えば、サービング基地局は、X2インターフェースを介して協調セルが所属する基地局との間で情報インタラクションを行う。例えば、上記サービング基地局と、協調セルが所属する基地局(即ち協調基地局)との間のインタラクション情報は、基地局負荷情報、リソース占有情報、及び/又はパワー割り当て情報等であってもよい。例えば、前記第2の協調セルが所属する基地局の負荷、占有されたリソース、及び/又は測定パワーが、予め設定された協調条件を満たすことを前記インタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定する。
例えば、以下に示す各協調条件のうち1つ以上の協調条件を第2の協調セルが満たすことを前記インタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定する。
前記協調条件は、
a、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第2閾値より小さい、
b、前記第2の協調セルによって占有されたリソースと、前記サービング基地局によって前記移動局に割り当てられたリソースとが衝突しない、
c、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第3閾値より大きく、且つ予め設定された第4閾値より小さい、
d、前記第2の協調セルの測定パワーが、予め設定されたパワー閾値より大きい、
e、前記第2の協調セルが、前記第2の協調セルリストにおける、測定パワーが一番強い又は二番目強い協調セルである
ことである。
本発明の一実施形態に係る、ダウンリンクマルチポイント協調通信における協調送信ポイントの選択方法の実現では、第1の協調セルリストにおける協調セルが所属する基地局の地理的な位置と、サービング基地局の地理的な位置とが異なる場合、第1の協調セルリストにおける協調セルが所属する基地局が、サービング基地局と同じ周波数バンドで動作することが要求され、また、サービング基地局と同期することが要求される。
例えば、本発明の一実施形態に係る上記ステップ101において、以下に示す各条件のうち1つ以上が満たされた場合、前記移動局がサービングセルのエッジに移動したと判定される。
条件1、前記サービングセルの基準信号受信パワー(RSRP:Reference Signal Received Power)、基準信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)、信号対雑音電力比(SNR:Signal‐to‐Noise Ratio)、信号対干渉雑音比(SINR:Signal to Interference plus Noise Ratio)のうち1つ以上が対応する第5閾値よりも低い。
条件2、前記第1の協調セルリストにおける1つ以上の協調セルの基準信号受信パワー、基準信号受信品質、信号対雑音電力比、信号対干渉雑音比のうち1つ以上が対応する第6閾値より高い。
具体的な実現では、協調セル測定のトリガーメカニズムは、UEが周期的に測定を実行するセルのRSRP、RSRQ、SINR、SNRが、予め設定された閾値より小さい場合に、協調セル測定をトリガーするメカニズムであってもよい。
例えば、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)測定構成情報要素(IE:Information element)を介して、協調セル測定を行うようにセルエッジに移動したユーザに要求することができる。測定される信号強度情報は、RSRP、RSRQ、RSSI、SINR、SNR等であってもよく、隣接セルリストの測定結果に応じて、協調セルリスト要求を満たすセルが選択され、協調セル測定情報が更新されてもよい。
好ましくは、移動局が、無線リソース制御測定構成情報要素に応じて、協調セル測定を行う。測定結果は、移動局によって選択的に報告されるか、又は全ての測定結果が移動局によって報告される。選択的な報告の条件としては、パワーサイズに従ってランク付けされた全ての協調隣接セル情報において、受信パワーが一番強い協調セル、若しくは、受信パワーが二番目強い協調セルであるということであってもよいし、協調隣接セルの測定値が、予め設定された閾値を超えるということであってもよい。
例えば、移動局は、周期的に測定されたサービングセルチャネル品質がセルエッジに近づく場合、システム構成メッセージに応じて、自動的に協調セル測定を開始する。
例えば、サービングセルは、セルエッジに移動した移動局の測定情報、又はサービス品質が、予め設定されたユーザ要求を満たさない移動局の測定情報に応じて、第2の協調セルリスト、即ち移動局の候補協調セル送信ポイントリストを確立する。協調セル測定情報を報告する移動局は、1つの移動局であってもよいし、地理的な位置がほぼ同じである1グループの移動局であってもよい。
好ましくは、本発明に係る方法実施形態のステップ102は、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する協調送信ポイントについては、以下に示す各ステップのうち1つ以上のステップを更に含む。
前記ステップは、
占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突した協調送信ポイントの動作モードを、協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定するするステップ、
占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突しない協調送信ポイントの動作モードを、共同処理モードに設定するステップ、
協調送信ポイントとサービングセルがどちらもシングルアンテナ又は仮想シングルアンテナである場合、前記協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定するステップ、
ユーザのスループット要求を満たすことができないサービング基地局の協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定するステップ、
予め設定された第3閾値より負荷が大きく且つ予め設定された第4閾値より負荷が小さい協調送信ポイントの動作モードを協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定するステップ
である。
好ましくは、協調送信ポイントと協調送信ポイントの動作モードが決定された後、一般的には、動作モードに応じて、補助的な測定が更に要求される。
さらに、サービング基地局が、協調セルが所属する基地局と情報インタラクションを行った後、協調送信ポイントの測定パイロット構成及び送信モード、送信期間、及び/又は所定の検出(Sounding)信号が更に決定されてもよい。所定の検出信号は、移動局によって送信されるか、又は、協調セルの所属基地局に対して補助的な測定を行うことを通知するように構成されている。これらの情報は、協調送信ポイントのチャネルに対する更なる補助的な測定に用いることができる。
本発明に係る実施形態は、通常の動作モードからマルチポイント協調モードに移行するマルチポイント協調実現方式を提供する。本発明に係る実施形態の技術的スキームにより、セルエッジに位置する移動局がよりよいサービス品質(QoS:Quality of Service)とユーザスループットを取得することができるようになる。さらに、本発明に係る実施形態において、協調送信ポイントのセル及び協調送信ポイントの動作モードは、固定されておらず、実際の無線チャネル環境に応じて変更することができる。これにより、セルがよりよい方式で協同で動作することができ、これは、セルエッジのユーザレートと信頼性を高めることに有利である。
本発明に係る方法の実施形態は、協調送信ポイントが決定された後、好ましくは、協調送信ポイント及び協調動作ポイントの動作モードが決定された後、以下のステップを更に含む。
ステップ103:前記サービング基地局が、前記協調送信ポイントのチャネル情報を測定するように前記移動局に通知する。当該チャネル測定は、補助的な測定である。例えば、測定されるチャネル情報は、協調セルのチャネルマトリックス、チャネルの共分散、干渉強度、干渉ビームポインティング等のうち1つ以上を含む。
ここで、協調送信ポイントのチャネル情報は、前記移動局によって送信された検出信号に応じて、前記協調送信ポイントにより測定及び取得された情報である。
ステップ104:前記サービング基地局が、前記協調送信ポイントのチャネル測定情報に応じて、前記協調送信ポイントの初期動作パラメータを決定し、前記初期動作パラメータを前記協調送信ポイントに送信する。
上述の補助的な測定の測定結果を利用して、協調セルの動作モードに応じて、異なるチャネル状態をフィードバックすることができる。
好ましくは、サービング基地局は、協調セルの測定パイロットを更に構成してもよく、移動局が協調送信ポイントのチャネル測定を行う。例えば、測定パイロットがサービング基地局のセルと協調基地局のセルにおいて直交に維持される。チャネル情報は、移動局によって測定され、ダウンリンク協調重み値の調整のために、サービング基地局にフィードバックされる。
好ましくは、サービング基地局は、協調セルが所属する基地局が、協調送信ポイントのチャネル測定を行うことができるようにするために、所定の検出(Sounding)信号を送信するように移動局に更に要求してもよい。例えば、当該検出信号は、サービング基地局によって予め設定されてから移動局に通知され、移動局によって送信される。例えば、協調送信ポイントのチャネル情報は、前記協調送信ポイントが前記移動局によって送信された検出信号に応じて、協調セルの移動局測定のSounding信号を介して得られる。移動局が前記予め設定された検出信号を前記協調送信ポイントが所属する基地局に送信し、協調セルが所属する基地局(即ち協調基地局)が移動局によって送信されたSounding信号に応じて、協調送信ポイントチャネル測定を行って、協調セルのアップリンクチャネルマトリックス等のチャネルパラメータを取得できる。取得されたアップリンクチャネルマトリックス等のチャネルパラメータは、ダウンリンク協調重み値を調整することに用いられる。協調基地局が前記協調送信ポイントのチャネル情報を前記サービング基地局に送信し、前記サービング基地局が前記協調送信ポイントのチャネル情報に応じて、前記協調送信ポイントの初期動作パラメータを決定し、そして前記初期動作パラメータを前記協調送信ポイントに送信する。上記初期動作パラメータは、例えば、協調基地局の送信重み値を含む。
サービング基地局が上記補助的な測定の結果に応じて、協調基地局を選択し、協調基地局との情報インタラクションを行い、協調送信ポイントの初期動作パラメータを決定し、そして協調要求に従って送信し、その後、協調送信ポイントの間で決定された動作パラメータに従って協同動作を開始できる。例えば、動作モードがJPモードである協調送信ポイントについては、決定された初期動作パラメータは、リソーススケジューリング、協調セルが所属する基地局(即ち協調基地局)の送信重み値、及び/又は協調移動局のデータを含む。動作モードがCS/CBモードである協調送信ポイントについては、決定された初期動作パラメータは、リソーススケジューリング、及び/又は協調基地局の送信重み値を含む。
本発明に係る実施形態の技術的スキームは、マルチセルの最適化を行い、複数の選択可能な動作モードによってシステムレベル干渉を低減することができるだけでなく、さらにセルエッジのユーザレートと信頼性を向上させることができる。
本発明に係る実施形態の具体的実現では、無線リソース制御RRCの接続状態で動作し、セルエッジに移動し、協調セルが同じ周波数バンドで動作し、セル間で同期を維持するように移動局に要求する。
以下、本発明に係る実施形態のCoMP動作方式を例を挙げて説明する。
本発明に係る実施形態のCoMPシステムにおいて、協調エリアにおける協調セル動作モードの構成方法は、図2に示すように、主に4つのステップを含む。
ステップ201:移動局がシステム(即ちサービング基地局)の構成測定方式及び測定内容に応じて協調セル測定を行って測定情報を報告する。
ステップ202:基地局間の情報インタラクションを行い、協調送信ポイントを決定する。
ステップ203:更なる補助的な測定を実行するように協調基地局に通知する。
ステップ204:協調送信ポイントの協調モードと動作パラメータを決定する。
ここで、協調セルが所属する基地局とサービング基地局が同一のeNBである場合、基地局間の情報インタラクションを行う必要はない。
ここで、測定過程について、従来のR8バージョンの測定では、LTEにおける接続状態測定過程は、E−UTRANがRRCの再構成IEを送信する。当該再構成IEは、測定IDとタイプ、測定対象、測定数量、測定報告数量、報告根拠等を含む。UEは、受信された、RRCによって送信された測定構成IE要求に応じて、測定を行い、測定報告基準に応じて、報告を行う必要があるかどうかどうかを判断する。
本発明に係る実施形態のLTEにおける協調セル測定過程では、主な測定内容は、基準信号受信パワー(RSRP:Reference Signal Received Power)、基準信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)、受信信号強度指示(RSSI:Receiver Signal Strength Indicator)を含む。ここで、RSRQ=N×RSRP/(E−UTRA RSSI)であり、E−UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network carrier)は、キャリアである。
本発明の一実施形態に係る、LTEにおけるトリガー協調セル測定過程の1つの例は、以下のステップを含む。この例では、測定RSRPを一例とする。
ステップ1:サービングセルのRSRP<Iを検出して協調セル測定をトリガーする。Iは、サービングセルの予め設定された閾値である。
ステップ2:E−UTRANがRRC再構成メッセージを送信し、測定情報要素(IE)を構成する。
ステップ3:測定タイムスロットが満了した場合、移動局が測定構成IEの構成に応じて隣接セルに対する測定を開始するようにダウンリンク物理層(DLPHY)に通知する。
ステップ4:移動局が測定結果の判定を行って移動局のRRCメッセージを報告する。
ステップ5:移動局RRCが測定結果をRRCメッセージに封入してサービング基地局eNBに報告する。
この例では、R8バージョンと異なる点は、隣接セルリストの代わりに、協調セルリストを選択して測定するという点である。この例では、従来技術のR8でRSRP等の協調セル測定をトリガーするための情報を周期的に測定する。同一周波数同期ネットワークであれば、隣接セルリストと協調セルリストが同じだと認められる。協調セルリストは、隣接セルリストの一部と重複(オーバーラップ)していてもよく、重複している場合、隣接セルの測定結果に応じて測定結果を更新でき、これにより、協調セルの測定数量を減らすことができる。RRCIEを構成することにより、隣接セルと重複しない協調セル測定を指定する。
この例では、協調セル測定をトリガーする条件は、サービングセルのRSRP及び/又はRSRQが構成閾値より低いことか、又は協調セルとする隣接セルのRSRP及び/又はRSRQが所定閾値より高いことであってもよい。
CoMPについて、基地局がX2インターフェースを介してインタラクションを行った情報は、R8バージョンにおける既存の情報と協調基地局に新規に追加された交換IEを含む。R8バージョンにおける既存の情報は、各物理リソースブロック(PRB)の送信パワーがRNTPの閾値より低いかどうかを示すための相対ナローバンド送信パワー(Relative Narrowband Tx Power:RNTP)指示IE、負荷状態を示すための負荷指示情報要素(Load Indicator Information Element)、アップリンクとダウンリンクPRBの使用状況を示するための無線リソース状態情報要素(Radio Resource Status IE)、E−UTRANの全てのリソース中で使用可能なリソース数を示するための容量値情報要素(Capacity Value IE)を含む。
本発明に係る実施形態において、協調基地局に新規に追加されたインタラクション情報は、
UEのスループット、信頼性をスケージュールして向上させるために、協調UEのデータのインタラクションを行うように協調基地局に指示するように構成され、JPモードで用いられる移動局データ情報要素(UEdataIE)、
協調基地局が自身の負荷状況に応じてJP方式を採用するか、又はCS/CB方式を採用するかを決定することができるようにするために、協調UEに対するサービング基地局のリソース占有状況を示すように構成されている移動局リソース情報要素(UEResourceIE)、
協調基地局の送信重み値を計算するために、協調基地局のインタラクションのチャネル測定データを示すように構成されている移動局チャネル状態情報(UECSIIE)を含む。
本発明に係る実施形態において、サービング基地局が協調基地局の測定結果とX2インターフェースのインタラクション結果に応じて、更に補助的な測定を行うことができる。具体的な実現において、協調送信ポイントリストにおける、信号強度が大きい基地局を選択し、最初に決定された協調モードに応じて、次の更なる測定を行ってもよい。例えば、各協調基地局は、協調セルの測定パイロットを構成することで、補助的な測定を実行してもよく、UEの所定のSoundingの構成を介して、協調セルにより測定してもよい。測定内容は、チャネルマトリックス、チャネルの共分散、干渉強度、及び/又は干渉ビームポインティングであってもよく、測定内容は、協調基地局動作モード、協調の構成モードに応じて異なってもよい。
本発明に係る実施形態において、協調送信ポイントの動作モード構成と協調送信ポイントの初期動作パラメータ構成を行う場合、サービング基地局は、上記補助的な測定の結果と協調スケジューリングの結果に応じて、優先的にサービング基地局と同局の協調基地局を選択してJP協調を行い、他の非同局の協調基地局を選択してCS/CBスケジューリングを行う。これにより、基地局間のX2インターフェースのインタラクション量を減少させることができる。具体的な実現において、例えば、サービング基地局は、X2インタラクションのインタラクション結果に応じて、優先的に軽い負荷の協調基地局を選択して協調を行い、優先的に強い干渉の基地局を選択して協調を行う。また、ユーザスケージュールのデータバッファ(buffer)とサービス品質(Qos)に応じて、協調モードを選択し、更なるチャネル測定結果に応じて、協調基地局をJP協調基地局として選択する。そして基地局間のインターフェースを介して協調データ、協調動作パラメータのインタラクション、及び協調スケジューリングを行う。更なるチャネル測定結果に応じて、協調基地局をCS/CB協調基地局として選択して、そして基地局間のインターフェースを介して協調スケジューリングを行い、協調動作パラメータのインタラクションを行う。
以下、2つの具体的な例を挙げて本発明に係る実施形態の方法を説明する。
実施形態1
第1ステップ
ターゲットサービングセルが所属する基地局(eNB)が、ダウンリンク制御チャネルを介してテストコマンドを移動局に送信し、構成されたセルを要求に従って測定するように移動局に要求する。例えば、当該構成されたセルは、予め構成された第1の協調セルリストにおけるセルである。測定の内容は、RSRP、RSRQ等を含む。図3に示すように、この例では、サービングセル(cell0)のRSRPが10dB〜−10dBに位置する場合、cell0がセルエッジまで移動したと判定され、そして協調セルの周期的測定が開始される。サービングセル(cell0)のRSRP=10dBを一例として、cell0がセルエッジまで移動すると、協調セルの周期的測定が開始される。例えば、図3では、協調セルのRSRP測定パワー範囲にある場合が示されているが、本発明は、これに限定されない。協調セル測定をトリガーするRSRP範囲は、任意に変更することができ、その範囲の選択は、例えばマクロセル、マイクロセル、ピコセル等のセルの適用状況に依存する。この例では、測定された協調セルとしての隣接セルの信号強度は、表1に示される。
Figure 2013533697
第2ステップ
移動局が第1ステップの測定結果に応じて条件を満たすセル結果を選択して報告する。当該ステップでは、報告判定基準は、隣接セルのパイロット信号強度がサービングセルパイロット信号強度より小さく且つ設定された閾値より大きいという条件を満たすことである。例えば、閾値を、(協調セル基準シンボルの受信パワー−サービングセル基準シンボルの受信パワー)|dB<基準シンボルの受信パワーの閾値、(協調セル基準シンボルの受信品質−サービングセル基準シンボルの受信品質)|dB<基準シンボルの受信品質の閾値に設定することができる。設定された閾値は、移動局のサービス要求とシステムの負荷状況に応じてサービング基地局によって構成されてもよく、又は、測定された隣接セルのRSRP値に応じて、直接選択されてもよい。この例では、cell4とcell5の測定結果が報告条件を満たさないので、これらは報告されない。報告される、セル1(cell1)、セル2(cell2)、セル3(cell3)の測定結果は、具体的に以下の表2に示される。
Figure 2013533697
第3ステップ
測定セルとサービングセルが同一のeNBに属する場合、第4ステップに移り、同一のeNBに属しない場合、X2インターフェースを開始して測定セル(即ち協調セル)が所属する基地局とサービング基地局の間で情報インタラクションを行う。具体的なインタラクション情報については、以下の表3を参照する。この例では、cell1とcell0が同一のeNBに属するように設定されている。
Figure 2013533697
第4ステップ
協調セル選択
この例では、協調セル選択の判定基準は、以下の様なものである。サービングセルと測定セルが同一のeNBに属する場合、この例では、測定セルは、選択されて測定された協調セルであり、サービングセルと同じリソースが割り当てられることを防止するために、測定セルは、優先的にJP候補集合に選択される。即ち優先的に協調送信ポイントとして選ばれ、そしてその動作モードがJPモードに決定される。また、セルアンテナ構成について、サービングセルと測定セルが共にシングルアンテナ又は仮想シングルアンテナである場合、JP候補集合に選択される。また、サービングセルと測定セル即ち協調セルがエッジにある移動局に近づき且つ移動局と共に同じリソースを割り当てられ、そして様々な空間特徴に従って最大に空間特性を割り当てる場合、当該測定セルがCB候補集合に選択され(即ちCBモードで動作する)、ほかの基地局がCS候補集合に選択される(即ちCSモードで動作し、R8モードで干渉協調処理を行う)。本発明に係る実施形態において決定された3つの協調送信ポイント及びその設定された動作モードを以下の表4に示す。
Figure 2013533697
第5ステップ
更なる測定
協調セルに入ったセルパイロット構成方式は、チャネル品質測定パイロットであってもよい。原則的には、測定を容易にするために、各協調セルパイロットは、直交又は準直交に維持され、更なる測定が、システム要求に応じて実行される。
JP方式の協調送信ポイントについて、さらに測定される情報は、例えば、UEによって測定された各協調eNBのチャネル情報Hijを含む。ここで、Hijは、測定がi個のユーザ、j個の基地局に拡張されることを意味する。即ち、Hij i=1,2,・・M、j=1,2,・・Nであり、iは、ユーザ識別子であり、jは、基地局識別子である。チャネルマトリックスHは、以下のように示される。
Figure 2013533697
この例では、サービング基地局(eNB1)に1つのユーザUE1が存在し、所属する基地局が(eNB2)である協調セルに1つの干渉ユーザUE2が存在する場合を一例として、互いに協調する2つのセルがサービングセルと協調セルであり、図4は、この例で基地局が協調することを示す図である。
この例では、当該チャネル情報がサービング基地局にフィードバックされた後、サービング基地局がそのサービングUEだけでチャネルをフィードバックするので、即ち、eNB1がH11、H21を得て、eNB1がH22、H12を得て、基地局がインタラクションを行うことによりチャネルマトリックスHを得た後、サービング基地局よりプリコーディングベクトル即ち協調送信重みWを計算し、例えば、以下のような公式に従ってゼロフォーシング方法を用い、即ち受信した干渉を強制的にゼロにさせる。
Figure 2013533697
すると、W j=1,2,・・Nは、即ちj個目のeNBのプリコーディングマトリックスである。W j=1,2,・・Nを隣接セルにインタラクションする。σは雑音分散であり、Hは共役転置を示し、Iは単位マトリックスである。ここで、2つのセルだけあって、cell0の重み値がW1であり、cell1の重み値がW2であり、W2を基地局2にインタラクションして基地局2のユーザ2の送信重み値として、W1を基地局1のユーザ1の送信重みとして、基地局間の協調を実現する。
CB方式にける協調送信ポイントについて、更なる測定される情報は、例えば、UEから各協調基地局eNBまでのチャネル情報を含み、即ち、UEによって測定された各協調eNBのチャネル情報Hijは、第iセルにおけるUEがjセルに対するチャネルマトリックスを示し、即ち、Hij i=1,2,・・M、j=1,2,・・Nであり、iはユーザ識別子であり、jは基地局識別子である。チャネルマトリックスHは、以下のように示される。
Figure 2013533697
例えば、サービング基地局(eNB1)に1つのユーザUE1が存在し、所属する基地局が(eNB2)である協調セルに1つの干渉ユーザUE2が存在する場合を一例として、互いに協調する2つのセルは、サービングセルと協調セルである。このとき、移動局が測定するチャネルは、Hij i=1,2,・・M、j=1,2,・・Nである。
第iセルにおけるUEがjセルに対するチャネルマトリックスを示す。
第iセルにおけるUEがjセルに対するチャネル関連マトリックスを計算し、Rij=Hij ij、移動局がRij=Hij ijをサービング基地局にフィードバックし、基地局の間でRij=Hij ijのインタラクションを行う。
CBに対して最大SLR(信号対漏洩比)基準に従い、即ち受信した利用可能な信号パワーとほかのペアのUEに漏れたパワーとの比を最大化する。j=1,2,・・Nセルのプリコーディングマトリックスは、以下のように示される。
Figure 2013533697
ここで、eigmj{R}は、Rの前のm個の大きい特徴値に対応する特徴ベクトルを示し、mはj個目のセルにおけるUEに用いられた層数を示す。aは雑音分散であり、Hは共役転置を示し、Iは単位マトリックスであり、表5に示すような測定された重みと協調後のリソースに応じて送信される。この例では、協調送信ポイントcell1がJPモードで動作し、その初期化パラメータは決定された協調送信重みWであり、協調送信ポイントcell2がCBモードで動作し、その初期化パラメータは決定された協調送信重みWであり、協調送信ポイントcell3がCSモードで動作し、それが決定した協調動作はサービング基地局リソースと同じパワーを下げ、リソースを避けることである。
Figure 2013533697
実施形態2
当該実施形態2において、第1ステップ〜第4ステップは、上記実施形態1の第1ステップ〜第4ステップと同じであるが、第5ステップは、上記実施形態1と異なる。
この例では、第5ステップの更なる測定は、
サービング基地局が協調UEによって構成されたSoundingを基地局間のインタラクションを介して協調基地局に通知することを含む。
各協調基地局がUEのSoundingを測定し、各協調基地局のチャネル情報を取得する。
協調基地局がインタラクションチャネル状態情報を開始して、送信重みを計算する。
以上の表5に示すような測定された重みと協調後のリソースに応じて送信する。
本発明に係る実施形態のマルチポイント協調通信実現方法は、ユーザ測定に基づいて協調集合中の基地局協調モードを構成する方法を提供し、協調集合の協調基地局及び協調基地局の動作パラメータの合理的な構成を実現できる。
図5は本発明に係る実施形態のダウンリンクマルチポイント協調基地局間のインタラクション及び実行過程を示す図である。図5に示すように、この例では、仮にUE1のサービング基地局が基地局1(eNB1)であり、UE2のサービング基地局が基地局2(eNB2)であり、基地局2が、UE1の隣接セルが所属する基地局として、基地局1が、UE2の隣接セルが所属する基地局として、この例で上記隣接セルが協調セルであるとする。本発明に係る実施形態の方法により基地局1と基地局2との協調通信を実現する過程は、以下のステップを含む。
UE1について、
UE1が基地局1のエッジまで移動した場合、協調セルの信号強度測定をトリガーし、基地局2の信号強度を測定し、この例では、協調セルのRSRPを測定すると、ほかの協調セルの信号強度も測定し、測定後、UE1が測定された協調セル即ちこの例での隣接セルのRSRPリストを基地局1にフィードバックし、基地局1と基地局2が情報インタラクションを行い、そして協調関係及び基地局のチャネル状態情報パイロット(CSI−RS)構成を決定し、協調関係が決定された後、基地局1が、基地局2のチャネル品質を測定するようにUE1に要求し、この例では、基地局2のパラメータCSIを測定し、UE1が基地局2のCSI値を測定した後、この値を基地局1にフィードバックし、基地局1が協調基地局の動作パラメータを決定し、ユーザパラメータを含み、そして基地局の協調モードに応じて、UE1に向けて協調送信を行い、CB方式で基地局1がUE1にデータを送信し、それによって基地局1のユーザ2に対する干渉を最小にさせる。
UE2について、
UE2が基地局2のエッジまで移動した場合、協調セルの信号強度測定をトリガーし、基地局1の信号強度を測定し、この例では、協調セルのRSRPを測定すると、ほかの協調セルの信号強度も測定し、測定後、UE2が測定された協調セル即ちこの例での隣接セルのRSRPリストを基地局2にフィードバックし、基地局1と基地局2が情報インタラクションを行い、そして協調関係及び基地局のチャネル状態情報パイロット(CSI−RS)構成を決定し、協調関係が決定された後、基地局2が、基地局1のチャネル品質を測定するようにUE2に要求し、この例では、基地局1のパラメータCSIを測定し、UE2が基地局1のCSI値を測定した後、この値を基地局2にフィードバックし、基地局2が協調基地局の動作パラメータを決定し、ユーザパラメータを含み、基地局の協調モードに応じて、UE2に向けて協調送信を行い、CB方式で基地局1がUE2にデータを送信し、それによって基地局2のユーザ1に対する干渉を最小にさせる。
この例では、UE1の協調セルが基地局2のセルだけであり、UE2の協調セルが基地局1のセルだけであることを例として、UE1とUE2は、ほかの協調セルを有してもよく、ほかの協調セルに対して、測定過程が類似するので、ここで詳しく説明が不要である。
本発明に係る実施形態は、ダウンリンクマルチポイント協調通信において協調送信ポイントを選択することに用いられる協調送信ポイントの選択装置を更に提供する。図6に示すように、当該選択装置は、サービング基地局を含み、前記サービング基地局は、第1の処理モジュールと決定モジュールを含む。
第1処理モジュールは、移動局によって報告された協調セルの測定情報を受信し、そして前記報告された測定情報に応じて、サービングセルの第2の協調セルリストを確立することに用いられる。前記測定情報は、予め設定された、サービングセルの第1の協調セルリストにおける協調セルを前記移動局が測定して得られた情報であり、前記第2の協調セルリストにおける協調セルは、前記第1の協調セルリストにおける、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルである。
決定モジュールは、前記第2の協調セルリストにおける、予め設定された協調条件を満たす協調セルを協調送信ポイントに決定することに用いられる。
好ましくは、前記選択装置の前記決定モジュールは、
前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局に所属する第1の協調セルが存在する場合、前記第1の協調セルを協調送信ポイントに決定し、そして前記第1の協調セルの動作モードを共同処理モードに設定することに用いられる第1の決定モジュールを含む。
好ましくは、前記選択装置の前記決定モジュールは、
前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する第2の協調セルが存在する場合、前記第2の協調セルが所属する基地局と情報インタラクションを行うことに用いられるインタラクションモジュールと、
予め設定された協調条件を前記第2の協調セルが満たすことを前記インタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定することに用いられる第2の決定モジュールとを含む。
好ましくは、前記選択装置の前記第2決定モジュールは、以下に示す協調条件のうち1つ以上を前記第2の協調セルが満たすことを前記インタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定することに更に用いられる。
前記協調条件は、
a、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第2閾値より小さい、
b、前記第2の協調セルによって占有されたリソースと、前記サービング基地局によって前記移動局に割り当てられたリソースとが衝突しない、
c、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第3閾値より大きく、且つ予め設定された第4閾値より小さい、
d、前記第2の協調セルの測定パワーが予め設定されたパワー閾値より大きい、
e、前記第2の協調セルが前記第2の協調セルリストにおける、測定パワーが一番強い又は二番目強い協調セルである
ことである。
好ましくは、前記選択装置の前記第2決定モジュールは、以下にしめす方式のうちの1つ以上に従って、協調送信ポイントの動作モードを決定することに更に用いられる。
前記方式は、
占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突した協調送信ポイントの動作モードを、協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定する方式、
占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突しない協調送信ポイントの動作モードを、共同処理モードに設定する方式
協調送信ポイントとサービングセルがどちらもシングルアンテナ又は仮想シングルアンテナである場合、前記協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定する方式、
ユーザのスループットの要求を満たすことができないサービング基地局の協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定する方式、
負荷が予め設定された第3閾値より大きく且つ予め設定された第4閾値より小さい協調送信ポイントの動作モードを協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定する方式
である。
好ましくは、前記選択装置の前記サービング基地局は、
前記協調送信ポイントのチャネル情報を測定するように前記移動局に通知することに用いられる第2処理モジュールと、
前記協調送信ポイントのチャネル測定情報に応じて、前記協調送信ポイントの初期動作パラメータを決定し、前記初期動作パラメータを前記協調送信ポイントに送信することに用いられるパラメータ決定モジュールとを更に含む。
本発明に係る実施形態の技術的スキームは、協調送信ポイントの選択過程、動作モード決定及びパラメータ初期化の方法に関する。協調セルの測定結果と基地局の情報インタラクション状況に応じて、第2の協調セルリストにおいて、協調に関与する基地局送信ポイントを選択し、協調に関与する基地局の協調方式を設定し、第2の協調リストにおける基地局をJP方式とCS/CB方式のどちらでも動作させることが可能となり、又は、協調に関与しない元のスケジューリング方式を維持する。本発明に係る実施形態の技術的スキームによれば、協調送信ポイントのセル及び協調送信ポイントの動作モードは、固定されておらず、実際の無線チャネル環境に応じて変化させることができ、これにより、セルがよりよい方式で協同動作できるようにさせ、これは、セルエッジのユーザレートと信頼性を高めることに有利である。
以上の説明は、本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者にとっては、本発明に基づく種々の変更と変形が可能である。本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく実施されたあらゆる修正、同等の置換及び改良等は、すべて本発明の保護範囲に属する。

Claims (14)

  1. ダウンリンクマルチポイント協調通信において協調送信ポイントを選択する、協調送信ポイントの選択方法であって、
    ステップAにおいて、サービング基地局が、移動局によって報告された協調セルの測定情報を受信し、前記測定情報は、予め設定された、サービングセルの第1の協調セルリストにおける協調セルを前記移動局が測定して得られた情報であり、サービング基地局が、前記報告された測定情報に応じて、サービングセルの第2の協調セルリストを確立し、前記第2の協調セルリストにおける協調セルは、前記第1の協調セルリストにおける、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルであり、
    ステップBにおいて、前記サービング基地局が、前記第2の協調セルリストにおける、予め設定された条件を満たす協調セルを前記サービングセルの協調送信ポイントに決定する
    ことを特徴とする協調送信ポイントの選択方法。
  2. 前記ステップAにおいて、前記移動局が前記第1の協調セルリストにおける協調セルに対して行う測定は、前記移動局がサービングセルのエッジに移動した場合、又はサービングセルのサービス品質が、予め設定されたユーザ要求を満たすことができない場合に、前記サービング基地局又は前記移動局自身によりトリガーされる測定である
    ことを特徴とする請求項1に記載の選択方法。
  3. 前記ステップBにおいて、前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局に所属する第1の協調セルが存在する場合、前記第1の協調セルを協調送信ポイントに決定し、前記第1の協調セルの動作モードを共同処理モードに設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の選択方法。
  4. 前記ステップBにおいて、前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する第2の協調セルが存在する場合、更に、
    前記サービング基地局が、前記第2の協調セルが所属する基地局と情報インタラクションを行い、予め設定された協調条件を前記第2の協調セルが満たすことをインタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の選択方法。
  5. 以下に示す各協調条件のうち1つ以上の協調条件を第2の協調セルが満たすことを前記インタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定し、
    前記協調条件は、
    a、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第2閾値より小さい、
    b、前記第2の協調セルによって占有されたリソースと、前記サービング基地局によって前記移動局に割り当てられたリソースとが衝突しない、
    c、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第3閾値より大きく、且つ予め設定された第4閾値より小さい、
    d、前記第2の協調セルの測定パワーが、予め設定されたパワー閾値より大きい、
    e、前記第2の協調セルが、前記第2の協調セルリストにおける、測定パワーが一番強い又は二番目強い協調セルである
    ことであることを特徴とする請求項4に記載の選択方法。
  6. 前記ステップBにおいて、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する協調送信ポイントについては、以下に示す各ステップのうち1つ以上のステップを更に含み、
    前記ステップは、
    占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突した協調送信ポイントの動作モードを、協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定するステップ
    協調送信ポイントとサービングセルがどちらもシングルアンテナ又は仮想シングルアンテナである場合、前記協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定するステップ、
    ユーザのスループット要求を満たすことができないサービング基地局の協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定するステップ、
    予め設定された第3閾値より負荷が大きく且つ予め設定された第4閾値より負荷が小さい協調送信ポイントの動作モードを協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定するステップ
    であることを特徴とする請求項4又は5に記載の選択方法。
  7. 前記ステップBの後、更に、
    前記サービング基地局が前記協調送信ポイントのチャネル情報を測定するように前記移動局に通知し、
    前記サービング基地局が、前記協調送信ポイントのチャネル測定情報に応じて、前記協調送信ポイントの初期動作パラメータを決定し、前記初期動作パラメータを前記協調送信ポイントに送信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の選択方法。
  8. 前記協調送信ポイントのチャネル情報は、前記移動局によって送信された検出信号に応じて、前記協調送信ポイントにより測定及び取得された情報である
    ことを特徴とする請求項7に記載の選択方法。
  9. ダウンリンクマルチポイント協調通信において協調送信ポイントを選択する、協調送信ポイントの選択装置であって、第1の処理モジュールと決定モジュールとを含むサービング基地局を含み、
    前記第1の処理モジュールは、移動局によって報告された協調セルの測定情報を受信し、前記測定情報は、予め設定された、サービングセルの第1の協調セルリストにおける協調セルを前記移動局が測定して得られた情報であり、前記第1の処理モジュールは、前記報告された測定情報に応じて、サービングセルの第2の協調セルリストを確立し、前記第2の協調セルリストにおける協調セルは、前記第1の協調セルリストにおける、予め設定された第1閾値より信号強度が大きい協調セルであり、
    前記決定モジュールは、前記第2の協調セルリストにおける、予め設定された協調条件を満たす協調セルを協調送信ポイントに決定する
    ことを特徴とする協調送信ポイントの選択装置。
  10. 前記決定モジュールは、
    前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局に所属する第1の協調セルが存在する場合、前記第1の協調セルを協調送信ポイントに決定し、前記第1の協調セルの動作モードを共同処理モードに設定する第1の決定モジュールを含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の選択装置。
  11. 前記決定モジュールは、
    前記第2の協調セルリストに、前記サービング基地局とは異なる基地局に所属する第2の協調セルが存在する場合、前記第2の協調セルが所属する基地局と情報インタラクションを行うインタラクションモジュールと、
    予め設定された協調条件を前記第2の協調セルが満たすことをインタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定する第2の決定モジュールと
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の選択装置。
  12. 前記第2の決定モジュールは、以下に示す各協調条件のうち1つ以上の協調条件を第2の協調セルが満たすことを前記インタラクション情報が示した場合、前記第2の協調セルを協調送信ポイントに決定し、
    前記協調条件は、
    a、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第2閾値より小さい、
    b、前記第2の協調セルによって占有されたリソースと、前記サービング基地局によって前記移動局に割り当てられたリソースとが衝突しない、
    c、前記第2の協調セルの負荷が、予め設定された第3閾値より大きく、且つ予め設定された第4閾値より小さい、
    d、前記第2の協調セルの測定パワーが、予め設定されたパワー閾値より大きい、
    e、前記第2の協調セルが、前記第2の協調セルリストにおける、測定パワーが一番強い又は二番目強い協調セルである
    ことであることを特徴とする請求項11に記載の選択装置。
  13. 前記第2の決定モジュールは、更に、以下に示す各方式のうち1つ以上の方式に従って、協調送信ポイントの動作モードを設定し、
    前記方式は、
    占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突した協調送信ポイントの動作モードを、協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定する方式、
    占用されたリソースと前記サービングセルによって割り当てられたリソースとが衝突しない協調送信ポイントの動作モードを、共同処理モードに設定する方式、
    協調送信ポイントとサービングセルがどちらもシングルアンテナ又は仮想シングルアンテナである場合、前記協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定する方式、
    ユーザのスループットの要求を満たすことができないサービング基地局の協調送信ポイントの動作モードを共同処理モードに設定する方式、
    予め設定された第3閾値より負荷が大きく且つ予め設定された第4閾値より負荷が小さい協調送信ポイントの動作モードを協調スケジューリング又はビームフォーミングモードに設定する方式
    であることを特徴とする請求項11又は12に記載の選択装置。
  14. 前記サービング基地局は、
    前記協調送信ポイントのチャネル情報を測定するように前記移動局に通知する第2の処理モジュールと、
    前記協調送信ポイントのチャネル測定情報に応じて、前記協調送信ポイントの初期動作パラメータを決定し、前記初期動作パラメータを前記協調送信ポイントに送信するパラメータ決定モジュールと
    を更に含むことを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の選択装置。
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