JP2013532402A - 有効通信範囲強化のために修正された空間ダイバーシティ・スキーム - Google Patents

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Abstract

1つの態様では、ヘテロジニアスな無線ネットワーク無線通信における有効通信範囲を強化する方法が開示される。この方法は、複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成することと、変調シンボルを生成することとを含む。変調シンボルは、複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに割り当てられる。複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つは、空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前にミュートされうる。ミュートされていない変調シンボルおよび基準信号は、複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信される。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年4月27日に出願された、有効通信範囲強化のために修正された空間ダイバーシティ・スキーム(MODIFIED SPATIAL DIVERSITY SCHEMES FOR COVERAGE ENHANCEMENT)と題された米国仮特許出願61/328,535号の利益を主張する。この開示は、全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
本開示の態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、有効通信範囲強化のために修正された空間ダイバーシティ・スキームに関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。
基地局は、ダウンリンクでUEへデータおよび制御情報を送信し、および/または、アップリンクでUEからデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンクでは、基地局からの送信が、近隣の基地局からの、または、その他の無線ラジオ周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇しうる。アップリンクでは、UEからの送信が、近隣の基地局と通信する別のUEのアップリンク送信からの、または、別の無線RF送信機からの干渉に遭遇しうる。
この干渉は、ダウンリンクとアップリンクとの両方のパフォーマンスを低下させうる。
モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けると、UEが長距離無線通信ネットワークにアクセスすることや、短距離無線システムがコミュニティにおいて展開されることとともに、干渉および混雑したネットワークの可能性が高まる。研究開発は、モバイル・ブロードバンド・アクセスのための増加する需要を満たすためのみならず、モバイル通信とのユーザ経験を進化および向上させるために、UMTS技術を進化させ続けている。
1つの態様では、ヘテロジニアスな無線ネットワーク無線通信における有効通信範囲を強化する方法が開示される。この方法は、複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成することと、変調シンボルを生成することと、を含む。変調シンボルは、複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに割り当てられる。複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つは、空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前にミュートされうる。ミュートされていない変調シンボルおよび基準信号は、複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信される。
別の態様では、干渉元のeノードBからの干渉信号を除去する方法が開示される。この方法は、干渉元のeノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すインジケーションを受信することを含む。修正された空間ダイバーシティ送信スキームに対応する変調シンボルが、再生成される。干渉元のeノードBによって送信された干渉信号は、再生成された変調シンボルと、修正された空間ダイバーシティ・スキームに基づいてデータおよびRSトーンから取得されたチャネル推定値とを用いて除去される。
別の態様は、干渉元のeノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すシグナリングを受信することを含む、無線通信の方法を開示する。ユーザ機器(UE)の受信機復調および干渉推定値は、修正された空間ダイバーシティ送信スキームにしたがって調節される。この方法はまた、シグナリングに基づいて復号することを含む。
別の態様では、空間送信ダイバーシティ・スキームに対応する信号を除去することを含む、無線通信の方法が開示される。除去することは、受信した信号から、他のアンテナ・ポート信号の以前の推定値を引くことに基づいて、第1のアンテナ・ポート信号を反復的に推定することを含む。
別の態様は、メモリと、メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有する、無線通信のための態様を開示する。プロセッサ(単数または複数)は、複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成し、かつ変調シンボルを生成するように構成される。プロセッサはまた、複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに変調シンボルを割り当てるように構成される。プロセッサは、空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前に、複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つをミュートし、ミュートされていない変調シンボルと基準信号とを、複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信するように構成される。
別の態様では、干渉元のeノードBからの干渉信号を除去するための装置が開示される。この装置は、メモリと、このメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。プロセッサは、干渉元のeノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すインジケーションを受信するように構成される。プロセッサはさらに、修正された空間ダイバーシティ送信スキームに対応する変調シンボルを再生成するように構成される。さらに、プロセッサは、干渉元のeノードBによって送信された干渉信号を、再生成された変調シンボルと、修正された空間ダイバーシティ・スキームに基づいてデータおよびRSトーンから取得されたチャネル推定値とを用いて除去するように構成される。
別の態様は、無線通信のための装置を開示しており、これは、メモリと、メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。プロセッサ(単数または複数)は、干渉元のeノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すシグナリングを受信するように構成される。プロセッサはまた、修正された空間ダイバーシティ送信スキームにしたがって、ユーザ機器(UE)の受信機復調および干渉推定を調節し、シグナリングに基づいて復号するように構成される。
別の態様では、無線通信のための装置が開示され、これは、メモリと、メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。プロセッサは、空間送信ダイバーシティ・スキームに対応する信号を除去するように構成される。ここで、プロセッサは、受信した信号から、他のアンテナ・ポート信号の以前の推定値を引くことに基づいて、第1のアンテナ・ポート信号を反復的に推定するように構成される。
別の態様では、無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が開示される。このプログラム・コードは、複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成するためのプログラム・コードと、変調シンボルを生成するためのプログラム・コードとを含む。複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに変調シンボルを割り当てるためのプログラム・コードもまた含まれる。さらに、空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前に、複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つをミュートするためのプログラム・コードと、ミュートされていない変調シンボルと基準信号とを、複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信するためのプログラム・コードとが含まれる。
別の態様は、複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成する手段と、変調シンボルを生成する手段とを含む、無線通信のための装置を開示する。複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに変調シンボルを割り当てる手段もまた含まれる。この装置はさらに、空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前に、複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つをミュートする手段と、ミュートされていない変調シンボルと基準信号とを、複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信する手段とを含む。
以下に続く詳細記載が良好に理解されるために、本開示の特徴および技術的利点が、広く概説された。本開示のさらなる特徴および利点が以下に記載されるだろう。本開示は、本開示のものと同じ目的を実行するために、修正したり、その他の構成を設計するための基礎として容易に利用されうることが当業者によって理解されるべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載された開示の教示から逸脱しないこともまた当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、動作の方法と構成との両方に関し、本開示の特徴であると信じられている新規の特徴が、添付図面と関連して考慮された場合に、以下の記載から良好に理解されるであろう。しかしながら、図面のおのおのは、例示および説明のみの目的のために提供されており、本開示の限界の定義として意図されていないことが明確に理解されるべきである。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物を特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、テレコミュニケーション・システムの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、テレコミュニケーション・システムにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を概念的に例示する図である。 図3は、アップリンク通信におけるフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 図4は、本開示の1つの態様にしたがって構成された基地局/eノードBとUEとの設計を概念的に例示するブロック図である。 図5は、本開示の1つの態様にしたがって構成された無線通信システムを例示するブロック図である。 図6は、空間ダイバーシティを改善する方法を例示するブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、テレコミュニケーション・インダストリ・アソシエーション(TIA)のcdma2000(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000(登録商標)技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからのIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格を含んでいる。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術およびE−UTRA技術は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートシップ計画」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。CDMA2000(登録商標)およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本明細書で記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のみならず、前述された無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のためにも使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEまたはLTE−A(代わりにこれらはともに“LTE/−A”として称される)について記載されており、このようなLTE−A用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、LTE−Aネットワークでありうる無線通信ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eノードB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含む。eノードBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeノードB110は、特定の地理的エリアのために通信有効範囲を提供する。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeノードBおよび/またはeノードBサブシステムからなるこの特定の地理的有効通信範囲エリアを称しうる。
eノードBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、一般に、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。
ピコ・セルは、一般に、比較的小さな地理的エリアをカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルもまた一般に、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE)、住宅内のユーザのためのUE等による無制限のアクセスを提供しうる。マクロ・セルのためのeノードBは、マクロeノードBと称されうる。ピコ・セルのためのeノードBは、ピコeノードBと称されうる。そして、フェムト・セルのためのeノードBは、フェムトeノードBまたはホームeノードBと称されうる。図1に示す例では、eノードB110a,110b,110cは、マクロ・セル102a,102b,102cそれぞれのためのマクロeノードBでありうる。eノードB110xは、ピコ・セル102xのためのピコeノードBでありうる。そして、eノードB110y,110zは、それぞれフェムト・セル102y,102zのためのフェムトeノードBである。eノードBは、1または複数(例えば2,3,4個等)のセルをサポートしうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eノードBまたはUE)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeノードB)へ送信する局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示す例では、中継局110rは、eノードB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eノードB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、リレーeノードB、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等のような異なるタイプのeノードBを含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプのeノードBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeノードBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeノードB、フェムトeノードB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
無線ネットワーク100は、同期動作または非同期動作を支援しうる。同期動作の場合、eノードBは、類似のフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的にほぼ揃えられうる。非同期動作の場合、eノードBは、異なるフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的に揃わない場合がある。ここに記載された技術は、同期動作あるいは非同期動作の何れかのために使用されうる。
1つの態様では、無線ネットワーク100は、周波数分割多重(FDD)動作モードまたは時分割多重(TDD)動作モードをサポートしうる。ここに記載された技術は、FDD動作モードまたはTDD動作モードの何れかのために使用されうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eノードB110のセットに接続しており、これらeノードB110のための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeノードB110と通信しうる。eノードB110はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線バックホールまたは有線バックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたってUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、タブレット等でありうる。UEは、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等と通信することができうる。図1では、2つの矢印を持つ実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeノードBであるサービス提供eノードBとの間の所望の送信を示す。2つの矢印を持つ破線は、UEとeノードBとの間の干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクにおいてシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。おのおののサブキャリアは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアの間隔は、15kHzでありうる。そして、(「リソース・ブロック」と呼ばれる)最小リソース割当は、12サブキャリア(または180kHz)でありうる。その結果、ノミナルFFTサイズは、1.25,2.5,5,10,または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,または2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ区分されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHz(すなわち、6リソース・ブロック)をカバーし、1.4,3,5,10,または20MHzの対応するシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,または16のサブ帯域が存在しうる。
図2は、LTEにおいて使用されるダウンリンクFDDフレーム構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に区分されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ区分されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、L個のシンボル期間、(例えば、図2に示すような)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、7つのシンボル期間を含み、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、14のシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ区分されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、一次同期信号(PSCまたはPSS)および二次同期信号(SSCまたはSSS)を送信しうる。FDD動作モードの場合、図2に示すように、一次同期信号および二次同期信号が、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。FDD動作モードの場合、eノードBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
図2で見られるように、eノードBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、少ない数のシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図2に示す例では、M=3である。eノードBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PDCCHおよびPHICHもまた、図2に示す例における最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割当に関する情報と、アップリンク・チャネルのための電力制御情報とを伝送しうる。eノードBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中心の1.08MHzでPSC、SSS、およびPBCHを送信しうる。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分で、UEのグループにPDSCHを送信しうる。eノードBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSC、SSC、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。制御チャネルのために使用されるシンボルについて、各シンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素が、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0において、4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ等間隔に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,36,または72のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGのある組み合わせのみが、PDCCHのために許可されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用される特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHにおいてすべてのUEのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eノードBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
UEは、複数のeノードBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeノードBのうちの1つは、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeノードBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
図3は、アップリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なFDDおよびTDD(特別ではないサブフレームのみの)サブフレーム構造を概念的に例示するブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロック(RB)は、データ・セクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図3における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、データ・セクション内に、連続するサブキャリアのすべてが割り当てられるようになる。
UEは、eノードBへ制御情報を送信するために、制御部分においてリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、eノードBへデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、サブフレームからなる両スロットに及び、図3に示すように、周波数を越えてホップしうる。1つの態様によれば、緩和された単一キャリア動作において、ULリソースで並列なチャネルが送信されうる。例えば、制御およびデータ・チャネル、並列制御チャネル、および並列データ・チャネルが、UEによって送信されうる。
PSC、SSC、CRS(共通基準信号)、PBCH、PUCCH、PUSCH、および、LTE/−Aで使用される他のこのような信号およびチャネルは、公的に利用可能な、「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
図4は、図1における基地局/eノードBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局/eノードB110とUE120との設計のブロック図を示す。基地局110は、図1におけるマクロeノードB110cでありうる。そして、UE120は、UE120yでありうる。基地局110はさらに、その他いくつかのタイプの基地局でもありうる。基地局110は、アンテナ434a乃至434tを備え、UE120は、アンテナ452a乃至452rを備えうる。
基地局110では、送信プロセッサ420が、データ・ソース412からデータを、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等用でありうる。データは、PDSCH等用でありうる。プロセッサ420は、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得するために、データ情報および制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボル・マップ)しうる。プロセッサ420はさらに、例えばPSS、SSSのための基準シンボルや、セル特有の基準信号を生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能であれば、基準シンボル、制御シンボル、および/または、データ・シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、出力シンボル・ストリームを変調器(MOD)432a乃至432tに提供しうる。おのおのの変調器432は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器432はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器432a乃至432tからのダウンリンク信号は、アンテナ434a乃至434tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ452a乃至452rが、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)454a乃至454rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器454は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器454はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器456は、すべての復調器454a乃至454rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ464が、データ・ソース462から(例えばPUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ480から(例えばPUCCHのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ464はさらに、基準信号のための基準シンボルをも生成しうる。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ466によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM等のために)変調器454a乃至454rによって処理され、基地局110へ送信される。基地局110では、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器436によって検出され、さらに、受信プロセッサ438によって処理されて、UE120によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得される。プロセッサ438は、復号されたデータをデータ・シンク439に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440へ提供しうる。基地局110は、例えばX2インタフェース441を介して、他の基地局へメッセージを送信しうる。
コントローラ/プロセッサ440,480は、基地局110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。基地局110におけるプロセッサ440および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載された技術のためのさまざまな処理の実行または実行の指示を行いうる。UE120におけるプロセッサ480および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、図6Aおよび図6Bに例示された機能ブロック、および/または、本明細書に記載された技術のためのその他の処理の実行または指示を行いうる。メモリ442,482は、基地局110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
図5は、本開示の1つの態様にしたがって構成された無線通信システム500を概念的に例示するブロック図である。無線通信システム500は、サービス提供基地局(すなわち、eノード510)によってサービス提供されるマクロ・セル512を含んでいる。フェムトeノードB514によってサービス提供されるフェムト・セル516が、マクロ・セル512にオーバレイされる。フェムト・セル516は、クローズド加入者グループ(CSG)を保持する。これは、フェムトeノードB514との通信に参加することによって、フェムト・セル516を使用する許可を有するUEを除くすべてのUEにフェムト・セル516がクローズされていることを意味する。2つのUEすなわちUE518およびUE519が、eノード510と通信しているが、フェムト・セル516内に位置してもいる。1つのシナリオでは、UE518もUE519も、フェムト・セル516のCSGへ認可されない。したがって、フェムトeノードB510との接続520,526それぞれを維持している間、UE518およびUE519は、フェムトeノードB514によって送信された干渉信号522,524それぞれからの干渉を受ける。フェムトeノードB514からの強い干渉を打ち消すために、UE518,519は、干渉信号522,524の除去を試みるだろう。
そのメンバUEの帯域幅およびサービスの向上のために、フェムトeノードB514は、2つの送信アンテナ・ポートを用いて送信する。例えば無線通信システム500のような無線通信システムでは、通信パフォーマンスを改善するために送信機と受信機との両方において複数のアンテナを用いることは、複数入力複数出力またはMIMOと称される。いくつかのシナリオでは、MIMO技術は、追加の帯域幅または送信電力を使うことなく、データ・スループットおよびリンク範囲を顕著に増加させうる。これは、より高いスペクトル効率およびリンク信頼度またはダイバーシティによって達成されうる。ダイバーシティを高めるいくつかの技術のうちの1つは、例えば空間−周波数ブロック符号(SFBC)および空間−時間ブロック符号(STBC)のようなさまざまなAlamouti符号を用いることによってなされる。SFBC/STBCは、送信されたダイバーシティ・ストリームが直交するように設計されている。これは、より高い信号対雑音比(SNR)を可能にする。しかしながら、SFBC/STBC符号とともに複数の送信アンテナ・ポートを用いるこの送信スキームは、メンバUEのためのフェムト・セル516内でサービスすることに有益であるが、複数の送信アンテナ・ポートはまた、UE518,519の信号除去パフォーマンスにもインパクトを与えうる。
複数の送信アンテナ・ポートから送信された干渉信号に対する信号除去パフォーマンスの低下は、干渉信号が、単一の送信アンテナ・ポートで送信された場合におけるパフォーマンス低下よりもはるかに大きい。特定のシステムにおけるおのおののeノードBは、使用している送信アンテナ・ポートの数を特定する通知を送信する。この情報は、一般に、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)で送信される。
アドバンストLTE(LTE−A)システムと互換性をもつUEは、セル間干渉を除去することを、広くアクティブに調整することができる。セル間干渉調整(ICIC)として知られているこの技術は、干渉元の基地局間のリソース調整を含んでいる。ここで、干渉元の基地局は、犠牲ユーザ端末への制御およびデータ送信を可能とするために、いくつかのリソースの使用を放棄する。さらに詳しくは、干渉元の基地局は、対応するユーザ端末への制御およびデータ送信を可能とするために、送信電力および/または空間ビームについて互いに調整しうる。さらに、別のICICを実施する際に、干渉信号に関する情報が、UEにダイレクトに与えられうる。これによって、UEは、干渉信号をより良好に除去できうるようになる。しかしながら、ICIC技術は、例えばUE519のようなアドバンストUEの参加を含んでおり、例えば、UE518のような旧式のUEとの互換性がないことがありうる。したがって、無線通信システム500は、例えばUE518のようなレガシーUEが、少ないパフォーマンス低下で空間ダイバーシティ・スキームを未だに復号できるのと同時に、例えばUE519のようなアドバンストUEが、パフォーマンス低下無く、干渉信号522の干渉除去に対処できるような方式で、空間ダイバーシティ・スキームを修正することによって、より優れた干渉調整を提供するように構成されている。
1つの態様では、フェムトeノードB514は、送信アンテナ・ポートの数を通知する基準信号を生成する。一例では、基準信号は、共通基準信号(CRS)である。フェムトeノードB514はまた、変調シンボルを生成し、これら変調シンボルを、示された数のアンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、アンテナ・ポートに割り当てる。一例では、空間ダイバーシティ符号化スキームは、アンテナ・ポートの数が2である場合にはSFBC(空間周波数ブロック符号化)であり、アンテナ・ポートの数が4である場合にはSFBC−FSTD(空間周波数ブロック符号化−周波数シフト時間ダイバーシティ)である。
フェムトeノードB514は、UE518,519を検出すると、2つまたは4つの送信アンテナ・ポートを用いて、例えばUE518のようなレガシーUEへの送信を通知することを続けるため、および、例えばUE519のようなLTE−A UEのパフォーマンスを高めるために、空間ダイバーシティ符号化スキーム(例えば、SFBC/SFBC−FSTD)を修正する。1つの態様では、フェムトeノードB514は、例えばUE519のようなLTE−A UEを検出した場合、またはレガシーUEを検出しない場合に限り、この修正を実行するように選択しうる。フェムトeノードB514は、2つまたは4つの送信アンテナを用いた送信のためと同様に、SFBC/SFBC−FSTD符号化を処理する。しかしながら、フェムトeノードB514は、空間ダイバーシティ符号の送信の直前に、アンテナ・ポートのうちのいくつかのために、データを伝送するトーン(すなわち、非基準信号トーン)をミュートまたはゼロ・アウトする。例えば、2つのCRSアンテナ・ポートを備えたシステムでは、eノードBは、(例えばPBCHの送信のような)特定の送信に割り当てられたすべてのデータ・リソース要素における2つのアンテナ・ポート出力のうちの1つをミュートしうる。別の例では、eノードBは、リソース・ブロックのうちの1つのセットに割り当てられたすべてのデータ・リソース要素における1つのアンテナ・ポートと、データ・ブロックのうちの残りのセットにおける第2のアンテナ・ポートとをミュートしうる。したがって、送信されたSFBC/SFBC−FSTD符号化信号は、単一の送信アンテナのものと類似した構造を有し、あたかもダイバーシティ符号化が2つの送信アンテナのためであるかのような同じ情報を保持する。
UE518は、送信された信号を受信し、この修正に気付かず、以前のようにスキームの復号を続け、いくつかパフォーマンスをロスする。しかしながら、非常に低いSNRで復号されるように設計されたPBCHのようなチャネルの場合、パフォーマンスが低下しても、全体的なシステム・インパクトは極めて小さくなりうる。より高度な干渉除去能力を有するUE519は既に、SFBC/SFBC−FSTD送信が修正されたことを知っており、調節された送信を考慮するために、受信機変調スキームを調節することができる。これによって、大きなパフォーマンス低下無く、信号除去を行うことが可能となる。
本開示の代替態様では、フェムトeノードB514には、4つの送信アンテナ・ポートが備えられている。フェムトeノードB514は、4つの送信アンテナ・ポートのために通常の空間ダイバーシティ送信を準備した後、これら4つの送信アンテナ・ポートのうちの3つのアンテナ・ポート出力をミュートまたはゼロ・アウトする。したがって、送信された空間ダイバーシティ送信は、4つの送信アンテナ・ポートによって実際に送信された空間ダイバーシティ送信に類似したペイロードを有するだろう。4つのアンテナ・ポートのうちの3つが、送信前に無効とされることによって、UE518,519の信号除去処理におけるパフォーマンス低下は、4つの送信アンテナ・ポートがおのおの通常の出力を送信した場合に生じるものよりも少なくなるであろう。
4つの送信アンテナ・ポート・シナリオの別の態様では、2つのアンテナ・ポート上で、4つの送信アンテナ・ポート出力を回転させることによって、4つの送信アンテナ・ポートが送信する。この態様では、空間ダイバーシティ送信を、4つの送信アンテナ・ポートについて通常として準備した後、2つの送信アンテナ・ポートのうちの1つが第1の送信においてヌルされ、信号が、次の2つの送信アンテナ・ポートに回転された場合、1つが同様に、送信前にそこでヌルされる。この補足の態様では、送信された空間ダイバーシティ送信は、4送信アンテナ・ポート・システムのために生成されたペイロードに類似したペイロードを有するが、信号は、これらアンテナ・ポートのうちの2つの出力を反映する。
別の態様では、SFBCおよび/またはSFBC−FSTDのためにミュート・パターンが定義されうる。ここで、2つのデータ・リソース要素が、SFBCグループを形成し、4つのデータ・リソース要素が、SFBC−FSTDグループを形成する。ミュート・パターンは、対応する変調シンボルがミュートされる、リソース要素とアンテナ・ポートとの組み合わせを定義しうる。一例では、2つまたは4つのアンテナ・ポートの何れかにおいて、ミュート・パターンは、時間および/または周波数にわたって(すなわち、異なるSFBC/SFBC−FSTDにわたって)変動する。別の例では、ミュート・パターンは、リソース・ブロックにおけるSFBC/SFBC−FSTDグループのすべてについて同じでありうるが、その他のリソース・ブロックおよびサブフレームにわたって変動しうる。すなわち、ミュートされたリソース・ブロック(単数または複数)は、時間および/または周波数にわたって変動し、結果として、送信ダイバーシティとなる。例えば、アンテナ・ポート1が、リソース・ブロック1でミュートされ、アンテナ・ポート・ゼロが、リソース・ブロック2でミュートされうる。したがって、UEは、アンテナ・ポート0とアンテナ・ポート1との両方からの信号を受信し、リソース・ブロック1とリソース・ブロック2との両方が考慮される。これは、両方のリソース・ブロックにおいて同じアンテナ・ポートがミュートされる場合とは逆である。1つの態様では、eノードBは、UEに、ミュート・パターンをシグナルする。別の態様では、既にUEは、標準化されているミュート・パターンを知っている。
別の態様では、ミュートされた変調シンボルの電力が、ミュートされていない変調シンボルまたはその他のデータ・シンボルを電力ブーストするために適用される。一例では、この電力ブーストは、同じアンテナ・ポートのミュートされた変調シンボルと同じOFDMシンボルにおける、ミュートされていない変調シンボルのみに加えられる。
修正された空間ダイバーシティ送信スキームは、本開示のさまざまな態様の適用に依存して、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)用であるか、または、例えば物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)等のようなその他任意のブロードキャスト、データ、あるいは制御チャネル用であることが注目されるべきである。
干渉信号の除去は、さまざまな方法を用いて実施されうる。SFBC/FSTD(空間周波数ブロック符号/周波数シフト時間ダイバーシティ)のためのさまざまな反復チャネル推定は、さらにパフォーマンスを改善しうる。1つの例は、複数のセルのPBCHがオーバラップし、UEがより強いセルのPBCHを除去することによってPBCHの復号を試みる、受信機を例示する。PBCHは、SFBC/SFBC−FSTDスキームを適用する。除去を実行するために、UEは、基準信号から推定されたチャネルを用いてPBCHを復号し、その後、この復号されたデータからチャネルを推定し、チャネルのより正確な推定値を得る。UEは、その後、より強いセルのPBCHの、推定された受信信号を除去しうる。例えば、受信機は、SFBC/STBCダイバーシティ・スキームを使用している場合、データを復号するために、チャネルがSFBC/STBCスキームに含まれるリソース要素のグループにわたって同じであると仮定する。UEは、データが復号されると、1つの送信アンテナ・ポートに対応するチャネルを推定するために、先ず、基準信号から取得されたチャネル推定値を用いて、第2のアンテナ・ポートからの寄与を除去することを試みる。同様に、UEは、第2のアンテナ・ポートのチャネルを推定し、基準信号からのチャネル推定値を用いて、第1のアンテナ・ポートからの信号を除去する。この時点において、UEは、この信号を完全に除去するために使用する、データからのチャネル推定値を有する。
さらなる態様では、除去の第1ラウンドは、基準信号からのチャネル推定値を用いる。復号されたデータから取得されたチャネル推定値を用いて、さらなるラウンドが反復される。
さらに追加の態様では、基準信号から導出されたチャネル推定値を用いて第1のアンテナ・ポート信号を除去するために、オリジナルの信号を用いて、別の反復処理がUEにおいて開始される。UEは、その後、第2のアンテナ・ポートのための、データに基づいたチャネル推定値を取得する。オリジナルの信号からは、再び、第2のアンテナ・ポート信号が、基準信号からの推定値を用いて除去され、その後、UEは、第1のアンテナ・ポートのための、データに基づいた別のチャネル推定値を取得する。第1のアンテナ・ポート信号は、データに基づくチャネル推定値を用いて、オリジナルの信号から除去される。これによって、チャネル推定値が、良好なデータに基づいて第2のアンテナ・ポートについて取得される。UEは、オリジナルの信号から、データに基づく推定値を用いて、第2のアンテナ・ポート信号を除去する。再び、第1のアンテナ・ポートについて、データに基づく良好なチャネル推定値が取得される。十分な除去品質が達成されるまで、これらの最後の2ステップが反復される。
信号除去の別の態様は、基準信号からのチャネル推定値を用いる第1のアンテナ信号の除去を含む。第2のアンテナ・ポートのデータが使用され、除去された信号から、チャネル推定値が使用される。UEは、データに基づくチャネル推定値を用いて、オリジナルの信号から、第2のアンテナ・ポートを除去する。UEは、除去された信号から、第1のアンテナ・ポートのデータを用いて、チャネル推定値を取得する。UEは、再び、データに基づくチャネルを用いて、オリジナルの信号から、第1のアンテナ・ポート信号を除去する。適切な除去品質が達成されるまで、基準信号からのチャネル推定値を利用しないステップが、何度も反復される。
図6は、ヘテロジニアスなネットワークにおける有効通信範囲を強化するための方法601の例を例示する機能ブロック図である。ブロック610では、基地局において、送信アンテナ・ポートの数を示す基準信号が生成される。ブロック612では、示されたアンテナ・ポートのための変調シンボルが生成される。基地局は、生成された変調シンボルを、空間ダイバーシティ送信スキームにしたがってアンテナ・ポートに割り当てる。ブロック614では、アンテナ・ポートに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つが、空間ダイバーシティ・スキームにしたがって、送信前にミュートされる。その後、ブロック616では、ミュートされていない変調シンボルおよび基準信号が、他のアンテナ・ポート(単数または複数)で送信される。
図6における機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェア・デバイス、電子部品、論理回路、メモリ、ソフトウェア・コード、ファームウェア・コード等、またはこれらの任意の組み合わせを備えうる。
1つの構成では、基準信号を生成する手段を含むeノードB110が、無線通信のために構成される。1つの態様では、生成する手段は、生成する手段によって詳述された機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ440、送信プロセッサ420、および/または、TX MIMOプロセッサ430でありうる。eノード110はまた、変調シンボルを生成する手段をも含むように構成される。1つの態様では、変調シンボルを生成する手段は、生成する手段によって詳述された機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ440および/または送信プロセッサ420でありうる。eノード110はまた、ミュートする手段をも含むように構成される。1つの態様では、ミュートする手段は、ミュートする手段によって詳述された機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ480および変調器432a−432tでありうる。eノードB110はまた、送信する手段をも含むように構成される。1つの態様では、送信する手段は、送信する手段によって詳述された機能を実行するように構成されたTX MIMOプロセッサ430でありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。

Claims (32)

  1. ヘテロジニアスな無線ネットワークにおける有効通信範囲を強化する方法であって、
    複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成することと、
    変調シンボルを生成することと、
    前記複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、前記複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに変調シンボルを割り当てることと、
    前記空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前に、前記複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つをミュートすることと、
    ミュートされていない変調シンボルと前記基準信号とを、前記複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記ミュートすることは、第1のeノードBの有効通信範囲エリア内のユーザ機器(UE)が検出されると、前記第1のeノードBによって実行され、
    前記UEは、第2のeノードBと通信しており、
    前記第1のeノードBからのダウンリンク信号は、前記UEと前記第2のeノードBとの間の通信信号と干渉する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記基準信号は、共通基準信号(CRS)を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ミュートされていない変調シンボルを送信することはさらに、PBCH(物理ブロードキャスト・チャネル)領域で送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのユーザ機器(UE)へミュート・パターンをシグナルすること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記ミュートされた変調シンボルは、時間および周波数のうちの少なくとも1つにわたって変動する、請求項1に記載の方法。
  7. 同じリソース・ブロック内の全てのSFBC/SFBC−FSTD(空間周波数ブロック符号/空間周波数ブロック符号−周波数シフト時間ダイバーシティ)グループについて、同じミュート・パターンが使用される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記ミュートされた変調シンボルに割り当てられた電力に基づいて、ミュートされていない変調シンボルに電力ブーストを加えること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. eノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すインジケーションを受信することと、
    前記修正された空間ダイバーシティ送信スキームに基づいて、データを復号することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  10. 干渉元のeノードBからの干渉信号を除去する方法であって、
    前記干渉元のeノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すインジケーションを受信すること、
    前記修正された空間ダイバーシティ送信スキームに対応する変調シンボルを再生成することと、
    前記干渉元のeノードBによって送信された干渉信号を、前記再生成された変調シンボルと、前記修正された空間ダイバーシティ・スキームに基づいてデータおよびRSトーンから取得されたチャネル推定値とを用いて除去することと、
    を備える方法。
  11. 無線通信の方法であって、
    干渉元のeノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すシグナリングを受信することと、
    前記修正された空間ダイバーシティ送信スキームにしたがって、ユーザ機器(UE)の受信機復調および干渉推定を調節することと、
    前記シグナリングに基づいて復号することと、
    を備える方法。
  12. 前記UEが、干渉はランク1であると判定し、干渉ヌルイングを実行すること、をさらに備える請求項11に記載の方法。
  13. 無線通信の方法であって、
    空間送信ダイバーシティ・スキームに対応する信号を除去することを備え、
    前記除去することは、受信した信号から、他のアンテナ・ポート信号の以前の推定値を引くことに基づいて、第1のアンテナ・ポート信号を反復的に推定することを備える、方法。
  14. 前記推定することは、送信された変調シンボルと、アンテナ・ポートのチャネル推定値とに基づく、請求項13に記載の方法。
  15. 前記チャネル推定値は、受信した信号から、他のアンテナ・ポート信号の以前の推定値を引くことに基づいて、基準信号とデータ・シンボルとのうちの1つから導出される、請求項14に記載の方法。
  16. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成し、
    変調シンボルを生成し、
    前記複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、前記複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに前記変調シンボルを割り当て、
    前記空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前に、前記複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つをミュートし、
    ミュートされていない変調シンボルと前記基準信号とを、前記複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信する
    ように構成された、装置。
  17. 前記ミュートするように構成されたプロセッサは、第1のeノードBの有効通信範囲エリア内のユーザ機器(UE)が検出されると、前記第1のeノードBにおいて実行され、
    前記UEは、第2のeノードBと通信しており、
    前記第1のeノードBからのダウンリンク信号は、前記UEと前記第2のeノードBとの間の通信信号と干渉する、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記基準信号は、共通基準信号(CRS)を備える、請求項16に記載の装置。
  19. 前記送信するように構成されたプロセッサはさらに、PBCH(物理ブロードキャスト・チャネル)領域で送信するように構成された、請求項16に記載の装置。
  20. 前記プロセッサはさらに、少なくとも1つのユーザ機器(UE)へミュート・パターンをシグナルするように構成された、請求項16に記載の装置。
  21. 前記ミュートされた変調シンボルは、時間および周波数のうちの少なくとも1つにわたって変動する、請求項16に記載の装置。
  22. 同じリソース・ブロック内の全てのSFBC/SFBC−FSTD(空間周波数ブロック符号/空間周波数ブロック符号−周波数シフト時間ダイバーシティ)グループについて、同じミュート・パターンが使用される、請求項21に記載の装置。
  23. 前記プロセッサはさらに、前記ミュートされた変調シンボルに割り当てられた電力に基づいて、ミュートされていない変調シンボルに電力ブーストを加えるように構成された、請求項16に記載の装置。
  24. 前記プロセッサはさらに、eノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されたことを示すインジケーションを受信し、前記修正された空間ダイバーシティ送信スキームに基づいて、データを復号するように構成された、請求項16に記載の装置。
  25. 干渉元のeノードBからの干渉信号を除去するための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    干渉元のeノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すインジケーションを受信し、
    前記修正された空間ダイバーシティ送信スキームに対応する変調シンボルを再生成し、
    前記干渉元のeノードBによって送信された干渉信号を、前記再生成された変調シンボルと、前記修正された空間ダイバーシティ・スキームに基づいてデータおよびRSトーンから取得されたチャネル推定値とを用いて除去する
    ように構成された、装置。
  26. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    干渉元のeノードBの空間ダイバーシティ送信スキームが修正されていることを示すシグナリングを受信し、
    前記修正された空間ダイバーシティ送信スキームにしたがって、ユーザ機器(UE)の受信機復調および干渉推定を調節し、
    前記シグナリングに基づいて復号する
    ように構成された、装置。
  27. 前記プロセッサはさらに、干渉がランク1であると判定し、干渉ヌルイングを実行するように構成された、請求項26に記載の装置。
  28. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、空間送信ダイバーシティ・スキームに対応する信号を除去するように構成され、
    前記プロセッサは、受信した信号から、他のアンテナ・ポート信号の以前の推定値を引くことに基づいて、第1のアンテナ・ポート信号を反復的に推定するように構成された、
    装置。
  29. 前記推定することは、送信された変調シンボルと、アンテナ・ポートのチャネル推定値とに基づく、請求項28に記載の装置。
  30. 前記チャネル推定値は、受信した信号から、他のアンテナ・ポート信号の以前の推定値を引くことに基づいて、基準信号とデータ・シンボルとのうちの1つから導出される、請求項29に記載の装置。
  31. 無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記プログラム・コードは、
    複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成するためのプログラム・コードと、
    変調シンボルを生成するためのプログラム・コードと、
    前記複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、前記複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに変調シンボルを割り当てるためのプログラム・コードと、
    前記空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前に、前記複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つをミュートするためのプログラム・コードと、
    ミュートされていない変調シンボルと基準信号とを、複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信するためのプログラム・コードと
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  32. 無線通信のための装置であって、
    複数の送信アンテナ・ポートを示す基準信号を生成する手段と、
    変調シンボルを生成する手段と、
    前記複数の送信アンテナ・ポートのための空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、前記複数の送信アンテナ・ポートのおのおのに変調シンボルを割り当てる手段と、
    前記空間ダイバーシティ符号化スキームにしたがって、送信前に、前記複数の送信アンテナ・ポートのうちの少なくとも1つに割り当てられた変調シンボルのうちの少なくとも1つをミュートする手段と、
    ミュートされていない変調シンボルと前記基準信号とを、前記複数の送信アンテナ・ポートのうちのその他で送信する手段と
    を備える装置。
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