JP2013528990A - 異種ネットワークのためのランダムアクセス手順の改良 - Google Patents

異種ネットワークのためのランダムアクセス手順の改良 Download PDF

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Abstract

本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器がランダムアクセス(RA)手順中に1つまたは複数の属性に関する情報を基地局に伝えることを可能にする様々な機構を提供する。これらの属性は、たとえばUEの(たとえば、ある標準の特定の特徴またはバージョンをサポートする)能力またはUEの状態(たとえば、現在、干渉状態に陥っているかどうか)を含むことができる。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2010年4月13日に出願された「RANDOM ACCESS PROCEDURE ENHANCEMENTS FOR HETEROGENEOUS NETWORKS」という名称の米国特許仮出願第61/323,815号、および2010年10月18日に出願された「RANDOM ACCESS PROCEDURE ENHANCEMENTS FOR LTE HETEROGENEOUS NETWORKS」という名称の米国特許仮出願第61/394,268号の優先権を主張し、そのどちらも参照によりそれらの全体を明示的に本明細書に組み込む。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワークにおける通信を維持するための技法に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、使用可能なネットワークリソースを共用することによって複数のユーザを維持することが可能な多元接続ネットワークとすることができる。そのような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信を維持することができるいくつかの基地局を含むことができる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信することができる。ダウンリンク(または下りリンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または上りリンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
基地局は、データおよび制御情報をダウンリンク上でUEに送信することができ、かつ/またはデータおよび制御情報をアップリンク上でUEから受信することができる。ダウンリンク上では、基地局からの送信は、隣接基地局からの送信により干渉を受ける可能性がある。アップリンク上では、UEからの送信は、隣接基地局と通信する他のUEからの送信に対して干渉を引き起こす可能性がある。干渉は、ダウンリンクとアップリンクで共に性能を劣化させるおそれがある。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、概して、基地局からユーザ機器(UE)によって、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのコンフィギュレーションパラメータを受信すること、およびRA手順の1つに従って1つまたは複数のRAメッセージを送信することによって基地局にUEの属性について通知することであって、属性が、使用されるRA手順によって示されることを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、概して、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのパラメータでユーザ機器(UE)を構成すること、RA手順の1つに従って送られた1つまたは複数のRAメッセージを受信すること、使用されるRA手順に基づいてUEの属性を識別することを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、概して、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームを識別すること、1つまたは複数のサブフレームを使用してランダムアクセス(RA)手順を実施するためにユーザ機器(UE)を構成することを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、基地局からユーザ機器(UE)によって、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのコンフィギュレーションパラメータを受信するための手段と、RA手順の1つに従って1つまたは複数のRAメッセージを送信することによって基地局にUEの属性について通知するための手段であって、属性が、使用されるRA手順によって示される、手段とを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのパラメータでユーザ機器(UE)を構成するための手段と、RA手順の1つに従って送られた1つまたは複数のRAメッセージを受信するための手段と、使用されるRA手順に基づいてUEの属性を識別するための手段とを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームを識別するための手段と、1つまたは複数のサブフレームを使用してランダムアクセス(RA)手順を実施するためにユーザ機器(UE)を構成するための手段とを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、基地局からユーザ機器(UE)によって、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのコンフィギュレーションパラメータを受信し、RA手順の1つに従って1つまたは複数のRAメッセージを送信することによって基地局にUEの属性について通知するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、属性が、使用されるRA手順によって示される、プロセッサを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのパラメータでユーザ機器(UE)を構成し、RA手順の1つに従って送られた1つまたは複数のRAメッセージを受信し、使用されるRA手順に基づいてUEの属性を識別するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、概して、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームを識別し、1つまたは複数のサブフレームを使用してランダムアクセス(RA)手順を実施するためにユーザ機器(UE)を構成するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
本開示のいくつかの態様は、命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。これらの命令は、概して、基地局からユーザ機器(UE)によって、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのコンフィギュレーションパラメータを受信し、RA手順の1つに従って1つまたは複数のRAメッセージを送信することによって基地局にUEの属性について通知するために、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能であり、属性が、使用されるRA手順によって示される。
本開示のいくつかの態様は、命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。これらの命令は、概して、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのパラメータでユーザ機器(UE)を構成し、RA手順の1つに従って送られた1つまたは複数のRAメッセージを受信し、使用されるRA手順に基づいてUEの属性を識別するために、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。
本開示のいくつかの態様は、命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。これらの命令は、概して、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームを識別し、1つまたは複数のサブフレームを使用してランダムアクセス(RA)手順を実施するためにユーザ機器(UE)を構成するために、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。
本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図。 本開示の一態様による、LTEにおけるアップリンクのための例示的なフォーマットの図。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワーク内のユーザ機器デバイス(UE)と通信するノードBの一例を概念的に示すブロック図。 本開示の一態様による、例示的な異種ネットワークの図。 本開示の一態様による、異種ネットワークにおける例示的なリソースパーティショニングの図。 本開示の一態様による、異種ネットワークにおけるサブフレームの例示的な協調パーティショニングの図。 本開示の一態様による、例示的なユーザ機器(UE)および基地局の図。 本開示の一態様による、例示的なRACHコンフィギュレーションの図。 本開示の一態様による、例示的なRACHコンフィギュレーションの図。 本開示の一態様による、例示的なRACHコンフィギュレーションの図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器がランダムアクセス(RA)手順中に1つまたは複数の属性に関する情報を基地局に伝えることを可能にする様々な機構を提供する。これらの属性は、たとえばUEの(たとえば、ある標準の特定の特徴またはバージョンをサポートする)能力またはUEの状態(たとえば、現在、干渉状態に陥っているかどうか)を含むことができる。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)の属性に関する情報を基地局(BS)に伝えるためにUEによって実施されるランダムアクセス(RA)手順を使用するための技法を提供する。BSは、異なるタイプのRA手順を実施するためのパラメータでUEを構成することができ、使用される特定のRA手順は、BSに対して属性を示すことができる。たとえば、UEは、干渉状態が検出されたとき1つのRA手順を使用することができ、干渉状態が検出されないとき第2のRA手順を使用することができる。別の例として、UEは、特定のRA手順を使用することによってその能力を示すことができる(たとえば、1つのRA手順は、BSに対して、UEがリソースパーティショニング情報に気付き、それを使用する能力を有することを示すことができる)。
本明細書に記載の技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用することができる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば交換可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000など、無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)、時分割・同期CDMA(TD−SCDMA)、および他のCDMAの変型形態を含む。cdma2000は、IS−2000標準、IS−95標準、およびIS−856標準をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile(GSM)(登録商標)など、無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDMなど、無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の一部である。周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)双方における3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)およびLTE−A(LTE−Advanced)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースであり、ダウンリンク上でOFDMA、アップリンク上でSC−FDMAを使用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書に記載の技法は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用することができる。わかりやすいように、これらの技法のいくつかの側面については、下記でLTEに関して述べ、LTE用語が下記の大半の説明で使用される。
図1は、本明細書に記載のRA手順が実施され得るワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、LTEネットワークまたは他のワイヤレスネットワークとすることができる。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのeNodeB(eNB)110と、他のネットワークエンティティとを含むことができる。eNBは、UEと通信するエンティティであり、基地局、eNodeB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNBは、特定の地理的エリアに通信カバレージをもたらすことができる。3GPPでは、「セル」という用語は、その用語が使用される文脈に応じて、eNBのカバレージエリア、および/またはこのカバレージエリアにサービスを提供するeNBサブシステムを指すことができる。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供することができる。マクロセルは、比較的大きな地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービス加入申込みを有するUEによる無制限のアクセスを可能にすることができる。ピコセルは、比較的小さな地理的エリアをカバーすることができ、サービス加入申込みを有するUEによる無制限のアクセスを可能にすることができる。フェムトセルは、比較的小さな地理的エリア(たとえば、家庭)をカバーすることができ、そのフェムトセルと関連を有するUE(たとえば、非限定加入者グループ(CSG)内のUE)による制限されたアクセスを可能にすることができる。マクロセル用のeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。ピコセル用のeNBは、ピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセル用のeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれることがある。図1に示されている例では、eNB110aは、マクロセル102a用のマクロeNBとすることができ、eNB110bは、ピコセル102b用のピコeNBとすることができ、eNB110cは、フェムトセル102c用のフェムトeNBとすることができる。eNBは、1つまたは複数の(たとえば3つの)セルをサポートすることができる。「eNB」「基地局」および「セル」という用語は、本明細書で交換可能に使用されることがある。
ワイヤレスネットワーク100は、中継局をも含むことができる。中継局は、上流の局(たとえば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信し、そのデータの送信を下流の局(たとえば、UEまたはeNB)に送ることができるエンティティである。また、中継局は、他のUEのために送信を中継することができるUEとすることもできる。図1に示されている例では、中継局110dが、マクロeNB110aとUE120dとの間の通信を円滑にするために、eNB110aおよびUE120dと通信することができる。中継局は、中継eNB、中継基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのeNB、たとえばマクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNBなどを含む異種ネットワークとすることができる。これらの異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100内の干渉に対する異なる影響を有する可能性がある。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、5〜40ワット)を有する可能性があり、一方、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1〜2ワット)を有する可能性がある。
ネットワークコントローラ130が1組のeNBに結合することができ、これらのeNBを調整および制御することができる。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNBと通信することができる。また、これらのeNBは、たとえばワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に、互いに通信することができる。
以下でより詳細に述べるように、いくつかの態様によれば、eNBは、セル間干渉調整(ICIC)を実施することができる。ICICは、強い干渉eNBの付近に位置するeNBにリソースを割り振るためのリソース調整/パーティショニングを達成するために、eNB間でのネゴシエーションを必要とする可能性がある。干渉eNBは、おそらくはCRSを除いて、割り振られた/保護されたリソースで送信することを回避することができる。次いで、UEは、干渉eNBの存在下で、保護されたリソースでeNBと通信することができ、干渉eNBから(おそらくはCRSを除いて)干渉を受けない可能性がある。
UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されてもよく、各UEは、静止型またはモバイルとすることができる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、ステーションなどと呼ばれることもある。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップデバイス、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)ステーション、スマートフォン、ネットブック、スマートブックなどとすることができる。
図2は、図1における基地局/eNBの1つおよびUEの1つとすることができる基地局/eNB110およびUE120の設計のブロック図を示す。基地局110は、T個のアンテナ234a〜234tを備えることができ、UE120は、R個のアンテナ252a〜252rを備えることができ、ここで一般にT≧1およびR≧1である。
基地局110では、送信プロセッサ220が、1つまたは複数のUEについてデータソース212からデータを受信し、UEから受信されたCQIに基づいて各UEのための1つまたは複数の変調符号化方式(MCS)を選択し、各UEのためのデータを、そのUEのために選択された(1つまたは複数の)MCSに基づいて処理(たとえば、符号化および変調)し、UEすべてについてデータシンボルを提供することができる。また、送信プロセッサ220は、(たとえば、SRPIなどのための)システム情報および制御情報(たとえば、CQI要求、グラント、上部レイヤシグナリングなど)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供することができる。また、プロセッサ220は、基準信号(たとえば、CRS)および同期信号(たとえば、PSSおよびSSS)のための基準シンボルを生成することができる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実施することができ、T個の変調器(MOD)232a〜232tにT個の出力シンボルストリームを送ることができる。各変調器232は、出力サンプルストリームを得るために(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理することができる。各変調器232は、ダウンリンク信号を得るために、その出力サンプルストリームをさらに処理する(たとえば、アナログに変換する、増幅する、フィルタする、およびアップコンバートする)ことができる。変調器232a〜234tからのT個のダウンリンク信号を、それぞれT個のアンテナ234a〜234tを介して送信することができる。
UE120では、アンテナ252a〜252rが、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信することができ、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a〜254rに送ることができる。各復調器254は、入力サンプルを得るために、その受信信号を調節する(たとえば、フィルタする、増幅する、ダウンコンバートする、およびデジタル化する)ことができる。各復調器254は、受信シンボルを得るために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルをさらに処理することができる。MIMO検出器256は、R個の復調器254a〜254rすべてから受信シンボルを得て、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実施し、検出されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、復号されたUE120のためのデータをデータシンク260に送り、復号された制御信号およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に送ることができる。チャネルプロセッサ284は、下記で述べるようにRSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを決定することができる。
アップリンク上では、UE120にて、送信プロセッサ264が、データソース262からのデータと、コントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを備えるレポートのための)制御情報とを受信および処理することができる。また、プロセッサ264は、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成することができる。送信プロセッサ264からの信号は、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(たとえば、SC−FDM、OFDMなどのために)変調器254a〜254rによってさらに処理され、基地局110に送信されてもよい。基地局110では、UE120および他のUEからのアップリンク信号を、アンテナ234によって受信し、復調器232によって処理し、適用可能な場合MIMO検出器236によって検出し、UE120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報を得るために、受信プロセッサ238によってさらに処理することができる。プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に、また復号された制御信号をコントローラ/プロセッサ240に送ることができる。
コントローラ/プロセッサ240、280は、それぞれ基地局110およびUE120での動作を監督することができる。プロセッサ240ならびに/または基地局110における他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載されているように、様々なランダムアクセス手順のためにUEを設定するための動作を実施または監督し、そのような手順中に1つまたは複数の属性を識別することができる。たとえば、プロセッサ280ならびに/またはUE120における他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載の様々なランダムアクセス手順のための動作を実施または監督することができる。メモリ242、282は、それぞれ基地局110およびUE120のために、データおよびプログラムコードを記憶することができる。スケジューラ244は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールすることができる。
図3は、LTEにおけるFDDのための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれのための送信タイムラインを、無線フレームのユニットに区分することができる。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有することができ、0から9のインデックスを有する10個のサブフレームに区分される可能性がある。各サブフレームは、2つのスロットを含むことができる。したがって、各無線フレームは、0から19のインデックスを有する20個のスロットを含むことができる。各スロットは、L個のシンボル時間、たとえば(図2に示されている)ノーマル巡回プレフィックスについて7つのシンボル時間、または拡張巡回プレフィックスについて6つのシンボル時間を含むことができる。各サブフレーム内の2Lシンボル時間に、0から2L−1のインデックスを割り当てることができる。
LTEでは、eNBが、そのeNBによってサポートされる各セルごとのシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてダウンリンク上で優先同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)を送信することができる。PSSおよびSSSは、図3に示されているように、ノーマル巡回プレフィックスと共に、各無線フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5内で、それぞれシンボル時間6およびシンボル時間5で送信することができる。PSSおよびSSSは、UEによってセル探索および獲得のために使用される可能性がある。eNBは、そのeNBによってサポートされる各セルごとのシステム帯域幅にわたってセル特有の基準信号(CRS)を送信することができる。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル時間内で送信することができ、UEによって、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実施するために使用される可能性がある。また、eNBは、いくつかの無線フレームのスロット1内においてシンボル時間0〜3で物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信することができる。PBCHは、何らかのシステム情報を担持することができる。eNBは、いくつかのサブフレーム内において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で、システム情報ブロック(SIB)など他のシステム情報を送信することができる。eNBは、サブフレームの第1のB個のシンボル時間内で、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で制御情報/データを送信することができ、ここでBは、各サブフレームについて構成可能なものとすることができる。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル時間内においてPDSCH上でトラヒックデータおよび/または他のデータを送信することができる。
図4は、ノーマル巡回プレフィックスを有するダウンリンクのための2つの例示的なサブフレームフォーマット410、420を示す。ダウンリンクのための使用可能な時間周波数リソースを、リソースブロックに区分することができる。各リソースブロックは、1つのスロット内で12個のサブキャリアをカバーすることができ、いくつかのリソースエレメントを含むことができる。各リソースエレメントは、1つのシンボル時間内で1つのサブキャリアをカバーすることができ、実数値または複素値とすることができる1つの変調シンボルを送るために使用することができる。
サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナを備えるeNBに使用することができる。CRSは、アンテナ0、1からシンボル時間0、4、7、11において送信することができる。基準信号は、送信機および受信機によって事前に知られている信号であり、パイロットと呼ばれることもある。CRSは、たとえばセル識別(ID)に基づいて生成されるあるセルに特有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所与のリソースエレメントの場合、そのリソースエレメント上でアンテナaから変調シンボルが送信される可能性があり、そのリソースエレメント上で他方のアンテナから変調シンボルが送信されない可能性がある。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナを備えるeNBに使用することができる。CRSは、アンテナ0、1からシンボル時間0、4、7、11において、またアンテナ2、3からシンボル時間1、8において送信することができる。サブフレームフォーマット410、420どちらについても、CRSは、セルIDに基づいて決定され得る等間隔で離隔されたサブキャリア上で送信することができる。同じ、または異なるサブキャリア上で、異なるeNBがそれらのCRSを、それらのセルIDに応じて送信することができる。サブフレームフォーマット410、420どちらについても、CRSのために使用されないリソースエレメントは、データ(たとえば、トラヒックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用することができる。
LTEにおけるPSS、SSS、CRS、およびPBCHは、公然と入手可能な「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical Channels and Modulation」という名称の3GPP TS 36.211に記載されている。
インターレース構造を、LTEにおけるFDDのためのダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれに使用することができる。たとえば、0からQ−1のインデックスを有するQ個のインターレースを定義することができ、ここでQは、4、6、8、10、または何らかの他の値に等しいものとすることができる。各インターレースは、Q個のフレーム分だけ離隔されたサブフレームを含むことができる。具体的には、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含むことができ、ここでq∈(0,...,Q−1)である。
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のためにハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートすることができる。HARQの場合、パケットが受信機(たとえば、UE)によって正しく復号される、または何らかの他の終了条件に遭遇するまで、送信機(たとえば、eNB)がパケットの1つまたは複数の送信を送ることができる。同期HARQの場合、パケットのすべての送信を、単一のインターレースのサブフレーム内で送ることができる。非同期HARQの場合、パケットの各送信を、任意のサブフレーム内で送ることができる。
UEは、複数のeNBのカバレージ内に位置することができる。これらのeNBの1つを、UEにサービスを提供するように選択することができる。サービングeNBは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失など、様々な基準に基づいて選択される可能性がある。受信信号品質は、信号対干渉および雑音電力比(SINR)、または基準信号受信品質(RSRQ)、または何らかの他のメトリックによって定量化することができる。UEは、UEが1つまたは複数の干渉eNBから高い干渉を受ける可能性がある支配的な干渉シナリオにおいて動作することができる。
図5は、例示的な、支配的な干渉シナリオを示す。図1に示されている例では、UE Tは、サービングeNB Yと通信することができ、強い/支配的な干渉eNB Zから高い干渉を受ける可能性がある。
支配的な干渉シナリオは、制限された関係(restricted association)により生じる可能性がある。たとえば、図5では、eNB YはマクロeNBとすることができ、eNB ZはフェムトeNBとすることができる。UE Tは、フェムトeNB Zに近接して位置することがあり、eNB Zについて受信電力が高い可能性がある。しかし、UE Tは、制限された関係によりフェムトeNB Zにアクセスすることができない可能性があり、そのとき、より低い受信電力でマクロeNB Yと接続することができる。そのとき、UE Tは、ダウンリンク上でフェムトeNB Zから高い干渉を受ける可能性があり、またアップリンク上でフェムトeNB Zに対して高い干渉を引き起こす可能性がある。
また、支配的な干渉シナリオは、距離延長により生じることがあり、これは、UEによって検出されたeNBすべての間で、より経路損失が低い、おそらくはSINRがより低いeNBにUEが接続するシナリオである。たとえば、図5では、eNB YはピコeNBとすることができ、干渉eNB ZはマクロeNBとすることができる。UE Tは、マクロeNB ZよりピコeNB Yに近接して位置することがあり、ピコeNB Yについて経路損失がより低い可能性がある。しかし、マクロeNB Zに比べてピコeNB Yの送信電力レベルがより低いため、UE Tは、マクロeNB ZよりピコeNB Yについて受信電力が低い可能性がある。しかし、経路損失がより低いため、UE TにとってピコeNB Yに接続することが望ましい可能性がある。これにより、UE Tのための所与のデータ転送速度についてワイヤレスネットワークに対する干渉が少なくなる可能性がある。
一般に、UEは、任意の数のeNBのカバレージ内に位置することができる。1つのeNBを、UEにサービスを提供するように選択することができ、残りのeNBは、干渉eNBとなる可能性がある。したがって、UEは、任意の数の干渉eNBを有する可能性がある。わかりやすいように、大半の説明は、1つのサービングeNB Yおよび1つの干渉eNB Zを有する、図5に示されたシナリオを想定する。
支配的な干渉シナリオにおける通信は、セル間干渉調整(ICIC)を実施することによって維持することができる。ICICのいくつかの態様によれば、リソース調整/パーティショニングを、強い干渉eNBの付近に位置するeNBにリソースを割り振るために実施することができる。干渉eNBは、おそらくはCRSを除いて、割り振られた/保護されたリソースで送信することを回避することができる。次いで、UEは、干渉eNBの存在下で、保護されたリソースでeNBと通信することができ、干渉eNBから(おそらくはCRSを除いて)干渉を受けない可能性がある。
一般に、時間および/または周波数リソースを、リソースパーティショニングを介してeNBに割り振ることができる。いくつかの態様によれば、システム帯域幅をいくつかのサブバンドに区分することができ、1つまたは複数のサブバンドをeNBに割り振ることができる。別の設計では、1組のサブフレームをeNBに割り振ることができる。さらに別の設計では、1組のリソースブロックをeNBに割り振ることができる。わかりやすいように、以下の大半の説明は、1つまたは複数のインターレースをeNBに割り振ることができる時分割多重(TDM)リソースパーティショニング設計を想定する。割り振られた(1つまたは複数の)インターレースのサブフレームは、強い干渉eNBから干渉を受けることが少ない、または干渉を受けない可能性がある。
図6は、図5の支配的な干渉シナリオにおいて通信を維持するためのTDMリソースパーティショニングの一例を示す。図6に示されている例では、たとえばバックホールを介したeNB間のネゴシエーションを介して、半静的または静的に、eNB Yにはインターレース0を割り振ることができ、eNB Zにはインターレース7を割り振ることができる。eNB Yは、インターレース0のサブフレーム内でデータを送信することができ、インターレース7のサブフレーム内でデータを送信することを回避することができる。反対に、eNB Zは、インターレース7のサブフレーム内でデータを送信することができ、インターレース0のサブフレーム内でデータを送信することを回避することができる。残りのインターレース1〜7のサブフレームは、適応的/動的にeNB Yおよび/またはeNB Zに割り振ることができる。
表1は、一設計による様々なタイプのサブフレームをリストしている。eNB Yから見て、eNB Yに割り振られたインターレースは、eNB Yが使用することができ干渉eNBからの干渉がない、またはほとんどない「保護」サブフレーム(Uサブフレーム)を含むことができる。別のeNB Zに割り振られたインターレースは、eNB Yがデータ送信のために使用することができない「禁止」サブフレーム(Nサブフレーム)を含むことができる。どのeNBにも割り振られていないインターレースは、様々なeNBが使用することができる「共通」サブフレーム(Cサブフレーム)を含むことができる。適応的に割り振られるサブフレームは、接頭辞「A」と共に示され、保護サブフレーム(AUサブフレーム)、または禁止サブフレーム(ANサブフレーム)または共通サブフレーム(ACサブフレーム)とすることができる。これらの異なるタイプのサブフレームは、他の名称によって呼ばれることもある。たとえば、保護サブフレームは、予約サブフレーム、割り振られたサブフレームなどと呼ばれることがある。
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いくつかの態様によれば、eNBは、静的なリソースパーティショニング情報(SRPI)をそのUEに送信することができる。いくつかの態様によれば、SRPIは、Q個のインターレースのためにQ個のフィールドを備えることができる。各インターレースのためのフィールドは、そのインターレースがeNBに割り振られておりUサブフレームを含むことを示すように「U」に設定され、またはそのインターレースが別のeNBに割り振られておりNサブフレームを含むことを示すように「N」に設定され、またはそのインターレースがどのeNBにも適応的に割り振られXサブフレームを含むことを示すように「X」に設定され得る。UEは、SRPIをeNBから受信することができ、そのSRPIに基づいてそのeNBのためのUサブフレームおよびNサブフレームを識別することができる。SRPI内の「X」とマークされた各インターレースについて、UEは、そのインターレース内のXサブフレームがAUサブフレームになるのか、それともANサブフレームか、それともACサブフレームか知らない可能性がある。UEは、SRPIを介してリソースパーティショニングの半静的な部分だけを知ることができ、一方、eNBは、リソースパーティショニングの半静的な部分と適応的な部分とを共に知ることができる。図6に示されている例では、eNB YのためのSRPIは、インターレース0について「U」、インターレース7について「N」、および残りの各インターレースについて「X」を含むことができる。eNB ZのためのSRPIは、インターレース7について「U」、インターレース0について「N」、および残りの各インターレースについて「X」を含むことができる。
UEは、サービングeNBの受信信号品質を、そのサービングeNBからのCRSに基づいて推定することができる。UEは、受信信号品質に基づいてCQIを決定することができ、そのCQIをサービングeNBにレポートすることができる。サービングeNBは、UEに対するデータ送信のための変調符号化方式(MCS)を選択するために、そのCQIをリンクアダプテーションに使用することができる。異なるタイプのサブフレームは干渉の量が異なる可能性があり、したがってCQIが非常に異なる可能性がある。具体的には、保護サブフレーム(たとえば、UサブフレームおよびAUサブフレーム)は、支配的な干渉eNBがこれらのサブフレームで送信しないので、より良好なCQIによって特徴付けられる可能性がある。対照的に、1つまたは複数の支配的な干渉eNBが送信することができる他のサブフレーム(たとえば、Nサブフレーム、ANサブフレーム、ACサブフレーム)について、CQIははるかに悪くなる可能性がある。CQIから見て、AUサブフレームは、Uサブフレームと等価とすることができ(共に保護型である)、ANサブフレームは、Nサブフレームと等価とすることができる(共に禁止型である)。ACサブフレームは、完全に異なるCQIによって特徴付けられる可能性がある。良好なリンクアダプテーション性能を達成するために、サービングeNBは、そのeNBがUEにトラヒックデータを送信する各サブフレームについて比較的正確なCQIを有するべきである。
ランダムアクセス(RA)手順の改良
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器がランダムアクセス(RA)手順中に1つまたは複数の属性に関する情報を基地局に伝えることを可能にする様々な機構を提供する。これらの属性は、たとえばUEの(たとえば、ある標準の特定の特徴またはバージョンをサポートする)能力またはUEの状態(たとえば、現在、干渉状態に陥っているかどうか)を含むことができる。
上記で論じたように、ICIC対応のUE(本明細書では非レガシUEと称する)は、リソースパーティショニング情報に気付く(たとえば、Uサブフレーム、AUサブフレーム、Nサブフレームを識別する)ことができ、一方、非ICIC対応のUE(本明細書ではレガシUEと称する)は、一般にそれらに気付かない。TDMパーティションフレーム内のパーティションを知っていることにより、非レガシUEは、様々なランダムアクセス(RA)メッセージを確実に送受信することができる。
しかし、現行のシステムは、異種ネットワーク内で標準的なランダムアクセス(RA)手順を実施することに複数の問題を有する可能性がある。たとえば、eNBが、RAを実施するレガシUEと非レガシUEとを区別するための簡単な機構がない。さらに、RA仕様に定義されている現行のRAタイミングは、ARPIの周期性と整列しない可能性がある(たとえば、上述の例では8ms)。たとえば、RA手順におけるメッセージ3は、メッセージ2が受信された6ms後に送られ、これは、保護されていないサブフレームに入り、隣接するセルに対して干渉を引き起こす可能性がある。
上記の考察に鑑みて、eNBがレガシUEと非レガシUEとを区別することを可能にする機構と、非レガシUEに知られているUサブフレームのARPI周期性と合致する非レガシUEにおけるRAのための新しいタイムラインとが求められていることを理解することができる。
eNBは、レガシUEのRA手順ではなく異なるRA手順タイムラインを適用するために、UEが非レガシUEであるかどうか知る必要がある。UEが基地局にアクセスしている間に、UEとeNBまたは基地局との間で交換される複数のメッセージがある。これらのメッセージは、レガシUEであるか、それとも非レガシUEであるかを基地局に知らせるために、UEによって使用される可能性がある。同じことを行うために様々な選択肢があり得る。同様に、いくつかの態様によれば、UEは、そのUEが干渉状態を検出したかどうかなど、(RPI能力以外の)属性を示すことができる。
本開示のいくつかの態様は、RPI能力または検出された干渉状態など属性に関する情報を基地局(BS)に伝えるためにユーザ機器(UE)によって実施されるランダムアクセス(RA)手順を使用するための技法を提供する。
図7は、本明細書に記載のRA手順を実施することが可能な、基地局710(たとえば、eNB)とUE720とを有する例示的なシステム700を示す。図のように、基地局710は、ランダムアクセスチャネル(RACH)処理モジュール714を含むことができる。RACH処理モジュール714は、送信機モジュール712を介してUE720に送信すべき1つまたは複数のRACHコンフィギュレーションを生成することができる。UE720は、受信機モジュール726を介して(1つまたは複数の)RACHコンフィギュレーションを受信し、それに応じてRACHメッセージ生成モジュール724を構成することができる。
このようにして、BS710は、異なるRACHコンフィギュレーションでUEを構成することができ、各コンフィギュレーションは、特定のUE能力および/または干渉状態下で使用され得る。RA手順を実施するとき、RACHメッセージ生成モジュール724は、送信機モジュール722を介してBS710に送信すべき1つまたは複数のRACHメッセージを生成することができる。
BS710は、受信機モジュール716を介してRACHメッセージを受信することができ、RACH処理モジュール714は、UEによって使用される対応するRA手順に基づいてUEの属性を識別するためにメッセージを処理することができる。たとえば、BS710は、RA手順に基づいて、UE710がRPIを認識することが可能であるかどうか、および/またはUE710が干渉状態を検出しているかどうか判定することができる。
属性(たとえば、能力または干渉状態)を示すために異なるRA手順を使用するようにUEがまさにどのように構成されるかは、実施形態が異なると異なる可能性がある。いくつかの態様によれば、UEは、メッセージの少なくとも一部の中に(たとえば、少なくともメッセージ1、メッセージ3、またはメッセージ5の一部の中に)、そのメッセージを送信するUEが(リソースパーティショニング情報(RPI)を認識することが可能な)非レガシUEであるかどうかを示す情報を含むことができる。
いくつかの態様によれば、そのような情報は、レガシUEと非レガシUEに対して異なる別個のPRACHシーケンスを使用することを含むことができる。これらのシーケンスは、たとえば、レガシUEと非レガシUEに対して異なるルートシーケンス、または同じルートシーケンスの異なる直交シフトを含むことができる。また、これらのシーケンスは、たとえば非レガシUEのためのSIB−2を通じてUEにシグナリングされてもよい。いくつかの態様によれば、メッセージ1に含まれる情報は、レガシUEと非レガシUEに対して別個の周波数位置を使用することによって伝えられてもよい。したがって、これは、レガシUEと非レガシUEに対して、ルートシーケンスの同じセット、しかし周波数の異なるものを使用することを含むことができる。いくつかの態様によれば、メッセージ1に含まれる情報は、レガシUEと非レガシUEに対して別個の時間位置とすることができる。これは、レガシUEと非レガシUEに対して、ルートシーケンスの同じセット、しかし時間位置の異なるものを使用することを含むことができる。
いくつかの態様によれば、メッセージ3は、レガシUEと非レガシUEとの相違を示すために使用することができる。この場合、メッセージ1は、標準の以前のバージョンまたは現行バージョンに対して変更されないままであってもよい。PRACHコンフィギュレーションは、同じままとすることができる。しかし、レガシUEと非レガシUEは、基地局からメッセージ2を受信することに対して応答が異なる可能性がある。たとえば、メッセージ2は、いつ非レガシUEがメッセージ3を送信するかを制御する遅延ビットを含むことができる。たとえば、メッセージ2に遅延ビットが含まれていない(またはビットが設定されていない)場合、レガシUEは、n+6でメッセージ3を送信し、非レガシUEは、次の保護(たとえば、Uサブフレーム)で送信することができ、「n」は、メッセージ2が受信されるサブフレームである。メッセージ2に遅延ビットが含まれている場合、レガシUEは、それより後(たとえば、n+6ではなくn+7で)メッセージ3を送信することができ、非レガシUEは、次のサブフレーム(n+7の後)でメッセージ3を送信する。基地局は、メッセージ3を受信するまでどの種類のUEがアクセスしつつあるかわからないので、2つのサブフレームを復号しなければならない可能性がある。たとえば、基地局は、最初に(遅延ビットに応じて)n+6サブフレームまたはn+7サブフレームでメッセージ3を復号しようと試みることができる。n+6サブフレームまたはn+7サブフレームでメッセージ3を見いだせない場合、基地局は、n+6またはn+7の後で最初のUサブフレームを復号することができる。したがって、この手法の場合、基地局は、メッセージ3のために2倍の数のアップリンクリソースを予約する必要があり得る。いくつかの態様の場合、非レガシUEは、隣接するセル内でのジャムまたは干渉を回避するためにリソースをクリアしているにもかかわらず、N個のHARQ送信に制限される可能性がある。
いくつかの態様によれば、メッセージ5は、レガシUEと非レガシUEとの相違を示すために使用することができる。この場合、メッセージ1およびメッセージ3は、同じままとすることができる。RA手順は、レガシUEと非レガシUEに対して同一とすることができる。しかし、基地局には、メッセージ5の受信後にUEがレガシか否か気付かせることができる。この態様では、メッセージ5までのUEと基地局との間のメッセージすべての通信は、すべてのメッセージの通信に成功するまで、保護されていないサブフレーム上で複数回繰り返さなければならない可能性がある。
図8は、本開示の一態様による、TDM(時分割多重)パーティショニング下でのレガシUE(ユーザ機器)との基地局の動作を概念的に示す図800を示す。図800は、リソースパーティショニング下でレガシUEがアクセスを実施することを基地局が可能にする機構を示す。フレーム802は、TDMパーティショニングされたダウンリンクフレームであり、フレーム804は、TDMパーティショニングされたアップリンクフレームである。この例では、ダウンリンクフレーム802とアップリンクフレーム804との間に約4msの時間シフトがある。
異なるシェーディングを有する凡例によって示されているように、偶数のシステムフレーム番号(SFN)内のサブフレーム1、5、9と、奇数のSFN内のサブフレーム3、7とは、Uサブフレームに対応することができ、偶数のSFN内のサブフレーム3、7と、奇数のSFN内のサブフレーム1、5、9とは適応的U(AU)サブフレームに対応することができ、一方、他のすべてのサブフレームは、NサブフレームまたはANサブフレームとすることができる。サブフレームU、AUは、これらの時間中に通信されるメッセージに対して干渉しない、またはほとんど干渉しないので、信頼性のあるサブフレームである。N/ANサブフレームは、これらの時間中に通信されるメッセージが干渉を受ける、または隣接するセルに対してジャムを引き起こす可能性があるので、信頼性のないサブフレームである。
上記のように、レガシUEは、このパーティショニングに気付かない可能性がある。しかし、eNBは、RACHメッセージが保護(U/AU)サブフレームと整列するシーケンス内で交換されることになるようにRACH手順を実施するように、UEを構成することができる。
たとえば、図のように、UEは、(第1の偶数のSFNの)AUサブフレーム3内で第1のメッセージ(Msg1)を送信することによってRA手順を開始するように構成されてもよく、(第1の偶数のSFNの)AUサブフレーム7内の第2のメッセージ(Msg2)でBSに応答させる。6サブフレーム後、UEは、(奇数のSFNの)Uサブフレーム3内で第3のメッセージ(Msg3)を送ることができ、(奇数のSFNの)Uサブフレーム7内で基地局から送信されるMsg3のACKを(Msg4と共に)送るようにそのBSを促す。UEは、(第2の偶数のSFNの)Uサブフレーム1内でMsg4のACKを送ることができる。BSは、(第2の偶数のSFNの)Uサブフレーム5内で第5のメッセージ(Msg5)のためのアップリンクグラントを送ることができ、UEは、(第2の偶数のSFNの)Uサブフレーム9内でMsg5を送ることができる。
いくつかの態様によれば、基地局は、隣接するセルとUサブフレームだけネゴシエーションすることができ、第3のメッセージのためのHARQを許さない。この機構では、第3のメッセージのためのPHICHが送られない。第3のメッセージは、(n+6)番目のサブフレーム上で送られ、隣接するセルに対してジャムを生み出す可能性がある。また、隣接するセル内で(n+6)番目のサブフレーム上で送られた第3のメッセージは、基地局と干渉を引き起こす可能性がある。第3のメッセージの最初の送信に成功する機会を増やすために、ULグラントにおける、より高い電力設定を使用することができる。さらに、UEを第3のメッセージの単一の送信に制限することにより、電力競争(power racing)状態が回避される。
いくつかの態様の場合、基地局は、隣接するセルとUサブフレームだけネゴシエーションし、RACHのための追加のサブフレームを予約する。RAだけのためにARPIを越える特別なネゴシエーションが必要とされる。
図9は、本開示の一態様による、TDM(時分割多重)パーティショニング下でのレガシUE(ユーザ機器)との基地局の動作を概念的に示す図900を示す。図900は、リソースパーティショニング下でレガシUEがアクセスを実施することを基地局が可能にする別の機構を示す。フレーム902は、TDMパーティショニングされたダウンリンクフレームであり、フレーム904は、TDMパーティショニングされたアップリンクフレームである。図8における例示的なフレーム構造の場合と同様に、ダウンリンクフレーム902とアップリンクフレーム904との間に約4msの時間シフトがあり得る。
異なるシェーディングを有する凡例によって示されているように、偶数のシステムフレーム番号(SFN)内のサブフレーム1、5、9と、奇数のSFN内のサブフレーム3、7とは、Uサブフレームに対応することができ、一方、他のすべてのサブフレームは、NサブフレームまたはANサブフレームとすることができる。
この例では、eNBは、UEからの後続のメッセージが保護サブフレーム内で送信されるように、RA手順中にそのメッセージをいつ送信するか制御することができる。たとえば、図のように、UEは、(第1の偶数のSFNの)サブフレーム2内で第1のメッセージ(Msg1)を送信することによってRA手順を開始することができる。UEが、Msg2を受信した6サブフレーム後にMsg3を送信すると仮定すると、eNBは、(第1の偶数のSFNの)サブフレーム7内でMsg2を送信することができ、それにより、(奇数のSFNの)保護サブフレーム3内のUEのMsg3送信を整列する。同様に、eNBは、(奇数のSFNの)サブフレーム7内でMsg4を送信することができ、Msg4のACKを(第2の偶数のSFNの)保護サブフレーム1内で(4ms後に)送信させる。最後に、eNBは、(第2の偶数のSFNの)サブフレーム5内でMsg5のためのアップリンクグラントを送ることができ、UEに(第2の偶数のSFNの)保護サブフレーム9内でMsg5を送信させる。
この機構により、たとえば、フェムトセルを覆い隠すマクロUEに対する影響を少なくして、フェムトUEがそれ自体のセルにアクセスすることができる。この機構は、典型的には、セルが、長時間の間、UEから通信を受けておらず、ネゴシエーションを介した隣接するセルに対するその信頼性のあるサブフレームの1つ以外、すべてを失ったとき使用される。この機構は、比較的小さいオーバーヘッドおよび性能コストで実装することができる。
図10は、本開示の一態様による、TDMパーティション下での非レガシUEとの基地局の動作を概念的に示すブロック図1000を示す。ブロック図1000は、修正されたRAタイムラインを使用してリソースパーティション下で非レガシUEがアクセスを実施することを基地局が可能にする機構を示す。この機構では、基地局は、アクセスするUEを、RA手順中にそのUEから受信するメッセージの1つに基づいて非レガシUEとして識別することができる。
図の例では、フレーム1002は、TDMパーティショニングされたダウンリンクフレームであり、フレーム1004は、TDMパーティショニングされたアップリンクフレームである。図8および図9に示されている例の場合と同様に、ダウンリンクフレーム1002とアップリンクフレーム1004との間に約4msの時間シフトがあり得る。
図8に示されている例と同様に、偶数のシステムフレーム番号(SFN)内のサブフレーム1、5、9と、奇数のSFN内のサブフレーム3、7とは、Uサブフレームに対応することができ、偶数のSFN内のサブフレーム3、7と、奇数のSFN内のサブフレーム1、5、9とは適応的U(AU)サブフレームに対応することができ、一方、他のすべてのサブフレームは、NサブフレームまたはANサブフレームとすることができる。サブフレームU、AUは、これらの時間中に通信されるメッセージに対して干渉しない、またはほとんど干渉しないので、信頼性のあるサブフレームである。N/ANサブフレームは、これらの時間中に通信されるメッセージが干渉を受ける、または隣接するセルに対してジャムを引き起こす可能性があるので、信頼性のないサブフレームである。
上記のように、非レガシUEは、このパーティショニングに気付かない可能性があり、したがってeNBによって、保護サブフレーム上でRAメッセージを送信するように構成されてもよい。
したがって、UEは、(第1の偶数のSFNの)Uサブフレーム5内でMsg1を送信することによってRA手順を開始することができる。いくつかの態様によれば、UEの属性を(たとえば、非レガシ、または干渉を検出したとして)識別する情報をMsg1と共に送ることができる。そのような場合には、Msg1を受信したとき、基地局はその属性を識別することができる。基地局がUEを非レガシとして識別した場合、基地局は、(レガシUEに対して)修正されたタイミングを使用することができる。したがって、基地局は、(第1の偶数のSFNの)サブフレーム9内でMsg2を送信することができる。上記で論じたように、非レガシUEは、Msg2を受信したとき、Msg3を送信することができる。しかし、この場合には、Msg2の受信後、固定された時間(たとえば、n+6)で送信するのではなく、UEは、次のUサブフレーム(第2の偶数のSFNのサブフレーム1)内で送信することができる。この例では、第1の奇数のSFN内にUサブフレームはない。
eNBは、(第2の偶数のSFNの)Uサブフレーム5内でMsg3のACKを送信しMsg4を送ることができ、UEにMsg4のACKを(第2の偶数のSFNの)Uサブフレーム9内で(4ms後に)送信させる。最後に、eNBは、(第2の奇数のSFNの)サブフレーム4内でMsg5のためのアップリンクグラントを送ることができ、UEに(第2の奇数のSFNの)Uサブフレーム7内でMsg5を送信させる。
図10に示されているように、非レガシUEと基地局との間で交換されるすべてのRAメッセージが、信頼性のあるUサブフレーム内で通信される可能性がある。したがって、修正されたRAタイムラインにより、あらゆるメッセージの通信が確実かつ干渉のないものになり得る。
いくつかの態様の場合、非レガシUEがUサブフレームの位置に気付いていない場合には、基地局は、非レガシUEに、特定のサブフレーム内でMsg3を送信させることができる。基地局は、SIB内または第2のメッセージ内の指示によって、非レガシUEにその特定のサブフレームについて知らせることができる。いくつかの態様の場合、非レガシUEは、第1のメッセージによって識別されず、基地局は、元の未修正のRAタイムラインで続行することができる。あるいは、第2のメッセージ(制御およびデータ部分)を、セルによってクリアされた特定のリソース(たとえば、R−PDCCH、R−PDSCH)上で送ることができる。これは、MBSFNサブフレームおよび非MBSFNサブフレームに適用可能とすることができる。
図11は、本開示の一態様による例示的な動作1100を示す。ブロック1102では、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームを決定するリソースパーティショニング情報(RPI)が決定される。ブロック1104では、メッセージ送信が、そのRPIに基づいて、協調パーティショニングを受けるサブフレーム上でサービングノードBにメッセージを送信するように整列される。
図12は、本開示の一態様による、たとえば基地局(たとえば、ノードB)によって実施され得る例示的な動作1200を示す。ブロック1202では、サービングノードは、少なくとも1つのユーザ機器(UE)から少なくとも1つの送信を受信する。ブロック1204では、サービングノードBは、その少なくとも1つの送信に基づいて、その少なくとも1つのUEが、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームに気付くことが可能であるか否か判定する。
図13は、本開示の一態様による、たとえばUEによって実施され得る例示的な動作1300を示す。ブロック1302では、UEが少なくとも1つの送信をサービングノードBに送る。ブロック1304では、UEは、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームに気付くことができることを示すためにその少なくとも1つの送信の少なくとも1つのパラメータを決定する。
図14は、本開示の一態様による、UEとサービングノードBとの間のワイヤレス通信のための例示的な動作1400を示す。ブロック1402では、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間で、リソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームが識別される。ブロック1404では、識別されたサブフレームの指示が、サービングノードBに対するランダムアクセスを実施するためにユーザ機器(UE)に送られる。
図15は、本開示の一態様による、UEの動作を示す流れ図における例示的な動作1500を示す。ブロック1502では、UEは、サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームの指示を受信する。ブロック1504では、UEは、識別されたサブフレームを使用して、サービングノードBに対するランダムアクセスを実施する。
上述の方法は、ランダムアクセス手順中にUEのレガシ能力および非レガシ能力を識別するために使用することができる。UEが干渉状態に陥っていることなど、他の属性を決定するために、同様の方法を使用することができる。たとえば、レガシUEは、常に同じRA手順に従うことができる。より新しい非レガシUEは、フェムトのカバレージエリア下にありながらマクロにアクセスしようと試みているかどうか判定することなど、強い干渉状態下にあるかどうか判定することができる。RSRP測定およびRSRQ測定をこのために使用することができる。UEが強い干渉状態にない場合、UEは、レガシRA手順に従うことができる。したがって、ノードBは、そのUEをレガシUEと区別することができない可能性がある。UEが強い干渉状態にある場合、UEは、より新しいRA手順に従うことができる。これは、より新しいUEが強い干渉を受けていない場合、既存の手順が良好に働くことができ、ノードBがUEをレガシUEと異なるように扱う必要がない可能性があるからである。
いくつかの態様によれば、より新しいUE(たとえば、LTEリリース10標準以降に準拠することが可能なUE)をレガシUEと区別するために、(たとえば、それらの能力について主張するために、または強い干渉にあるので)異なる手順に従うことを望むより新しいUEは、1つまたは複数のプリアンブルを送ることができる。複数のプリアンブルが送られる場合、それらのプリアンブルのために使用されるリソースは、しっかりと関連付けられ、ノードBが気付くことができる事前定義の規則に従うことができる。たとえば、2つのプリアンブルが、同じフレーム内で、しかし異なる(関連の)周波数リソースで送られてもよい。あるいは、2つのプリアンブルが、異なる(関連の)プリアンブルIDと共に送られてもよい。あるいは、2つのサブフレームが十分近接している限り、2つのプリアンブルが、異なる(関連の)サブフレームで送られてもよい。
ノードBが、新しいリリース10規則に従う、(ある閾値内で)同じタイミングおよび電力で受信された2つのプリアンブルを検出したとき、ノードBは、それらの2つのプリアンブルが同じUEから来たと結論することができる。2つの別個のUEが実際にレガシ手順に従っており、偶然にも関連のプリアンブルおよび時間/周波数リソースを拾うという、無視できるほどの可能性があり得る。
2つのプリアンブルがその規則に従っていることをノードBが検出すると、ノードBには、それが強い干渉におけるリリース10UEであり得ることがわかる。(規則によって決定された)関連のプリアンブルの1つに対応する1つのランダムアクセス応答だけを送信することができる。これらの方法は、RACHコンフィギュレーションパラメータのどのような更新をも、またハードコード化され得る事前定義の規則を除いて、リリース10UEのためのどのような特定のパラメータをも必要としない可能性があることに留意されたい。
メッセージ1のように、UEが強い干渉を受けていることをノードBに通知するために、メッセージ3を使用することができる。すなわち、メッセージ3は、RSRP/RSRQ測定レポート、または、UEもしくはネットワークによって選択された閾値に基づいてUEが強い干渉を受けているかどうか判定する単一のビットを含むことができる。閾値は、ノードBによってSIBの1つの中でブロードキャストされてもよく、リリース10UEだけによって解釈されてもよい。レポートされた測定(または「深刻な干渉」ビット)に基づいて、ノードBは、UEの現在の干渉状態を知り、それに応じて処置することができる。たとえば、ノードBは、パーティション変更をトリガする、そのUEのために特定のスケジューリング判断を下す、などを行うことができる。ノードBは、UEがメッセージ3内で測定をレポートしなければならないか否か判断したいと望む可能性がある。メッセージ2は、このために使用されてもよい。メッセージ2は、CQI要求ビットを含むことができ、CQI要求ビットの意味は、競合ベースのRAにおいて未定義とすることができる。あるいは、測定レポートをUEにポーリングするために、ノードBによってメッセージ3をハイジャックすることができる。すなわち、リリース10UEは、このビットを監視する。このビットが使用可能状態である場合、RSRP/RSRQ測定をメッセージ2でレポートすることができる。ハンドオーバ中には、ノードBは、MobilityControlInfo(ハンドオーバコマンド)内に新しいビット(新しいIE)を追加することによって、UEに知らせることができる。たとえば、マクロUEが、ピコ距離伸長に対してハンドオーバされる。
メッセージ5もまた、UEが、強い干渉を受けていることをノードBに通知するために使用される可能性がある。メッセージ5は、RCConnectionSetupまたは別のNASメッセージの後で、UEによって送信され得る。メッセージ5は、RSRP/RSRQ測定レポートを含むことができる。この段階では、eNBは、UEが深刻な干渉下にあるかどうか依然として知らない可能性があるので、スケジューリング割当て(DL)およびグラント(UL)は、(パーティショニングがすでに使用可能状態にあると仮定して)「クリーンな」サブフレーム上にあり得る。この目標は、これらの重要な制御メッセージの信頼性を最大にすることである。干渉情報がノードBで既知となった後で、(UEが深刻な干渉にない場合)スケジューリングを実現することができる。同様に、前述のように、ノードBは、UEにメッセージ5内の測定レポートを具体的に依頼することを望む可能性がある。メッセージ5のように、メッセージ4がこのために使用されてもよい。すなわち、RRCConnectionSetupメッセージ内の新しいビット(たとえば、新しいIE)である。リリース10UEは、このビットが設定されている場合、このビットを解釈し、メッセージ5内の測定レポートを実施することができる。
メッセージ1またはRACHタイムラインの前述の変更を必要としない可能性がある高い干渉下でのRACH手順のための新しい方法について、3つのステップで述べることができる。第1に、メッセージ1を、リリース8の場合と同様に送ることができる。ノードBは、UE間、またはUEが陥る高い/低い干渉状態間で区別することができない。第2に、以下の設定、すなわちメッセージ3のHARQ送信の数=1で、リリース8の場合と同様に送ることができる。この設定は、メッセージ3が保護されていないサブフレームに入る場合、隣接するセルに対するULジャムを回避するために望ましい可能性がある。第3に、UEは、メッセージ3を送ることができる。高い干渉状態では、メッセージ3のためのノードBからの非レガシUE ACK/NACKは、保護されていないサブフレームに入る可能性があり、失われる可能性がある。したがって、この場合におけるUEは、ACK/NACK情報(たとえば、Msg3の確認に成功しなかったこと)を無視し、ともかくメッセージ4を復号しようと試みることができる。いくつかの態様によれば、メッセージ4の復号に成功した場合、RACH手順は、リリース8の場合と同様に続行する。そうでない場合には、手順を再スタートすることができる。
図16は、本開示の一態様による、UEによって実施することができる例示的な動作1600を示す。1602では、UEは、干渉状態が存在するかどうか判定する。1604では、干渉状態が存在しないと判定された場合、UEは、第1のランダムアクセス(RA)手順を使用する。1606では、干渉状態が存在すると判定された場合、UEは、第2のRA手順を使用する。
図17は、本開示の一態様による、基地局によって実施することができる例示的な動作1700を示す。1702では、基地局は、UEが干渉状態の存在を示すことができるように、複数のRA手順でUEを構成する。1704では、基地局は、UEによって使用されているRA手順に基づいてUEが干渉状態に陥っているか否か判定する。
図18は、本開示の一態様による、UEによって実施することができる例示的な動作1800を示す。1802では、UEは、少なくとも第1および第2のプリアンブルを生成する。1804では、UEは、UEが実施することが可能な1つまたは複数のRA手順を基地局に対して示すために、第1および第2のプリアンブルを送信する。
図19は、本開示の一態様による、基地局によって実施することができる例示的な動作を示す。1902では、基地局は、UEから少なくとも第1および第2のプリアンブルを受信する。1904では、基地局は、第1および第2のプリアンブルに基づいて、UEが実施することが可能な1つまたは複数のRA手順を決定する。
図20は、本開示の一態様による、UEによって実施することができる例示的な動作2000を示す。2002では、UEは、干渉状態が存在すると判定する。2004では、UEは、干渉状態が存在することを基地局に通知するメッセージを送信する。
図21は、本開示の一態様による、基地局によって実施することができる例示的な動作2100を示す。2102では、基地局はUEからメッセージを受信する。2104では、基地局は、そのメッセージに基づいて、干渉状態が存在するとUEが判定したと判定する。
当業者なら、情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができることを理解するであろう。たとえば、上記の説明全体を通して参照される可能性があるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは粒子、光場もしくは粒子、またはそれらの任意の組合せによって表すことができる。
さらに、当業者なら、本明細書で本開示に関連して記載されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組合せとして実装することができることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性をわかりやすく例示するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能で表して、一般的に上述されている。そのような機能がハードウェアとして、それともソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課される特定の応用および設計の制約によって決まる。当業者なら、記載の機能を、各特定の応用例のために様々な方法で実装することができるが、そのような実装の判断は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものとして解釈すべきでない。
本明細書で本開示に関連して述べられている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本明細書に記載の機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装することができる。
本明細書で本開示に関連して述べられている方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア内、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内、またはその2つの組合せで直接実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し式ディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体内に常駐することができる。例示的な記憶媒体がプロセッサに結合され、その結果、プロセッサは、その記憶媒体から情報を読み出し、その記憶媒体に情報を書き込むことができる。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体とすることができる。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に常駐することができる。そのASICは、ユーザ端末内に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内でディスクリート構成要素として常駐することができる。
1つまたは複数の例示的な設計では、記載の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装することができる。ソフトウェアで実装される場合、これらの機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶する、またはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含めて、コンピュータ記憶媒体と通信媒体を共に含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスすることができる任意の使用可能な媒体とすることができる。例として、または限定するものではなく、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造体の形態で所望のプログラムコード手段を担持または記憶するために使用することができ、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスすることができる任意の他の媒体を備えることができる。任意の接続もまた、当然ながらコンピュータ可読媒体と呼ばれる。ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書では、ディスク(disk and disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光学ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の先の説明は、当業者が本開示を実施し使用することができるように提供されている。本開示に対する様々な修正形態が、当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義されている一般的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなしに、他の変形形態に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書に記載の例および設計に限定されないものとし、本明細書で開示されている原理および新規な特徴に適合する最も広い範囲が与えられるものとする。
本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図。 例示的な基地局および例示的なユーザ機器(UE)のブロック図 周波数分割複信(FDD)のためのフレーム構造の図 ダウンリンクのための2つの例示的なサブフレームフォーマットの図 本開示の態様による、例示的な、支配的な干渉シナリオの図 例示的なリソースのパーティションの図 本開示のいくつかの態様による、基地局およびUEの例示的な機能構成要素の図 本開示のいくつかの態様による、リソースパーティショニング下でUEがアクセスを実施することを基地局が可能にする例示的な方式の図 本開示のいくつかの態様による、リソースパーティショニング下でUEがアクセスを実施することを基地局が可能にする例示的な方式の図 本開示のいくつかの態様による、リソースパーティショニング下でUEがアクセスを実施することを基地局が可能にする例示的な方式の図 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。 本開示の一態様による、例示的な動作を示す流れ図。

Claims (79)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    基地局からユーザ機器(UE)によって、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのコンフィギュレーションパラメータを受信すること、および
    前記RA手順の1つに従って1つまたは複数のRAメッセージを送信することによって前記基地局に前記UEの属性について通知することであって、前記属性が、使用される前記RA手順によって示されること
    を備える方法。
  2. 前記属性が、前記UEによる干渉状態の検出を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 干渉状態が検出されない場合、第1のRA手順が使用され、
    干渉状態が検出された場合、第2のRA手順が使用される、請求項2に記載の方法。
  4. 基準信号受信電力(RSRP)測定値または基準信号受信品質(RSRQ)測定値の少なくとも1つが閾値を超えた場合、前記干渉状態が存在すると判定することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記閾値を前記基地局から受信することをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記閾値が、システム情報ブロック(SIB)内で前記基地局からブロードキャストされる、請求項5に記載の方法。
  7. サービング基地局と1つまたは複数の非サービング基地局との間でリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームを示すリソースパーティショニング情報(RPI)を決定すること、および
    前記第2のRA手順を実施するとき前記RPIを使用すること
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  8. 前記第2のRA手順を実施するとき前記RPIを使用することが、協調パーティショニングを受けるサブフレーム上でサービングノードBにメッセージを送信することを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のRA手順を実施するとき前記RPIを使用することが、協調パーティショニングを受ける第2のサブフレーム内で少なくとも1つの第2の後続のメッセージが確実に送信されるように、協調パーティショニングを受けない第1のサブフレーム内で第1のメッセージを送信することを備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2の後続のメッセージが前記サービングノードBから送信される、請求項9に記載の方法。
  11. 第1のRAメッセージを前記基地局に送信すること、および
    前記第1のRAメッセージに対して確認応答が受信されなかった場合でさえ、前記基地局から受信された第2のRAメッセージを復号しようと試みること
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  12. 前記第2のRAメッセージの復号に成功した場合、RA手順を続行すること、および
    前記第2のRAメッセージの復号に成功しなかった場合、RA手順を再スタートすること
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記干渉状態が存在すると判定すること、および
    RA手順中に、前記干渉状態が存在することを基地局に通知するメッセージを送信すること
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  14. 前記メッセージが、前記干渉状態が存在することを示すビットを備える、請求項8に記載の方法。
  15. 遅延ビットが設定された状態でメッセージを前記基地局から受信すること、および
    前記遅延ビットが設定されていなかった場合より後の時間に、前記干渉状態が存在することを基地局に通知する前記メッセージを送ること
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  16. 前記属性が、前記UEの能力を備え、
    前記UEが、使用されている前記RA手順によって前記基地局に前記能力について通知する、請求項1に記載の方法。
  17. 遅延ビットが設定された状態でメッセージを前記基地局から受信すること、および
    前記RA手順中に、前記遅延ビットが設定されていなかった場合より後の時間に少なくとも1つのメッセージを送ること
    をさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記RA手順が、
    前記UEがある標準の第1のバージョンに準拠することが可能であることを示すための第1のRA手順と、
    前記UEがある標準の第1のバージョンより後の前記標準の第2のバージョンに従って前記第1のバージョンに準拠することが可能であることを示すための第2のRA手順と
    を備える、請求項16に記載の方法。
  19. 前記UEが、前記属性を前記基地局に対して示すために少なくとも1つのプリアンブル第1および第2のプリアンブルを送信する、請求項1に記載の方法。
  20. 前記UEが、前記属性を示すために第1および第2のプリアンブルを送信する、請求項19に記載の方法。
  21. 前記UEが実施することが可能である1つまたは複数のRA手順を前記基地局に対して示すために第1および第2のプリアンブルを前記UEが送信する、請求項19に記載の方法。
  22. 前記第1および第2のプリアンブルが、同じフレーム内で、しかし異なる周波数リソースを使用して送信される、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1および第2のプリアンブルが、異なるプリアンブルIDと共に送信される、請求項21に記載の方法。
  24. 前記第1および第2のプリアンブルが、異なるサブフレーム内で送信される、請求項21に記載の方法。
  25. ワイヤレス通信のための方法であって、
    異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのパラメータでユーザ機器(UE)を構成すること、
    前記RA手順の1つに従って送られた1つまたは複数のRAメッセージを受信すること、および
    使用される前記RA手順に基づいて前記UEの属性を識別すること
    を備える方法。
  26. 前記属性が、前記UEによる干渉状態の検出を備える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記UEが第1のRA手順を使用している場合、前記UEが前記干渉状態を検出していないと判定すること、および
    前記UEが第2のRA手順を使用している場合、前記UEが前記干渉状態を検出していると判定すること
    を備える、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第2のRA手順を実施する際に使用するためにリソースパーティショニング情報(RPI)を送信することをさらに含み、前記RPIが、サービング基地局と1つまたは複数の非サービング基地局との間でリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームを示す、請求項27に記載の方法。
  29. 前記受信することが、
    基準信号受信電力(RSRP)測定値または基準信号受信品質(RSRQ)測定値の少なくとも1つを備えるメッセージを受信することを備える、請求項27に記載の方法。
  30. 閾値を前記基地局から送信することをさらに含み、前記受信されたRAメッセージの少なくとも1つが、基準信号受信電力(RSRP)測定値または基準信号受信品質(RSRQ)測定値の少なくとも1つが前記閾値を超えたことを示す、請求項29に記載の方法。
  31. 前記閾値を送信することが、前記閾値をシステム情報ブロック(SIB)内でブロードキャストすることを備える、請求項30に記載の方法。
  32. 前記RAメッセージの少なくとも1つが、前記干渉状態が存在することを示すビットを備える、請求項26に記載の方法。
  33. 遅延ビットが設定された状態でメッセージを前記基地局から送信すること、および
    前記遅延ビットが設定されていなかった場合より後の時間に、前記干渉状態が存在することを基地局に通知するメッセージを受信すること
    をさらに備える、請求項26に記載の方法。
  34. 前記属性が、前記UEの能力を備え、
    前記UEが、使用されている前記RA手順によって前記基地局に前記能力について通知する、請求項25に記載の方法。
  35. 前記RA手順が、
    前記UEがある標準の第1のバージョンに準拠することが可能であることを示すための第1のRA手順と、
    前記UEがある標準の第1のバージョンより後の前記標準の第2のバージョンに従って前記第1のバージョンに準拠することが可能であることを示すための第2のRA手順と
    を備える、請求項34に記載の方法。
  36. 前記受信することが、前記UEから送信された少なくとも1つのプリアンブルを受信することを備え、
    前記識別することが、前記少なくとも1つのプリアンブルに基づいて前記少なくとも1つの属性を識別することを備える、請求項25に記載の方法。
  37. 前記少なくとも1つのプリアンブルが、少なくとも第1および第2のプリアンブルを備える、請求項36に記載の方法。
  38. 前記第1および第2のプリアンブルが、同じフレーム内で、しかし異なる周波数リソースを使用して受信される、請求項37に記載の方法。
  39. 前記第1および第2のプリアンブルが、異なるプリアンブルIDと共に受信される、請求項37に記載の方法。
  40. 前記第1および第2のプリアンブルが、異なるサブフレーム内で受信される、請求項37に記載の方法。
  41. 前記受信することが、
    前記第1および第2のプリアンブルが閾値量未満で異なるタイミングおよび電力で受信された場合、前記第1および第2のプリアンブルが同じUEから受信されたと結論することを備える、請求項37に記載の方法。
  42. 前記属性が、前記少なくとも1つのUEがサービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームに気付くことが可能であるか否かを備える、請求項34に記載の方法。
  43. 前記判定することが、
    前記少なくとも1つの送信がランダムアクセスチャネル上で送信される定義されたシーケンスを備える場合、前記少なくとも1つのUEがリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームに気付くことが可能であると判定することを備える、請求項42に記載の方法。
  44. 前記判定することが、
    前記少なくとも1つの送信が事前定義の周波数リソースを使用して送られる場合、前記少なくとも1つのUEがリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームに気付くことが可能であると判定することを備える、請求項42に記載の方法。
  45. 前記判定することが、
    前記少なくとも1つの送信が事前定義の時間位置を使用して送られる場合、前記少なくとも1つのUEがリソースの協調パーティショニングを受けるサブフレームに気付くことが可能であると判定することを備える、請求項42に記載の方法。
  46. ワイヤレス通信のための方法であって、
    サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームを識別すること、および
    前記1つまたは複数のサブフレームを使用してランダムアクセス(RA)手順を実施するためにユーザ機器(UE)を構成すること
    を備える方法。
  47. 前記UEが、協調パーティショニングを受ける前記1つまたは複数のサブフレームに気付いていない、請求項46に記載の方法。
  48. 前記UEが前記サービングノードBに対するランダムアクセスを実施するために追加のサブフレームを受信すること
    をさらに備える、請求項46に記載の方法。
  49. 前記UEから、前記RA手順の一部として、協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレーム内で送信される1つまたは複数のランダムアクセス手順メッセージを受信することをさらに備える、請求項46に記載の方法。
  50. 前記UEに、前記RA手順の一部として、協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレーム内で1つまたは複数のランダムアクセス手順メッセージを送信することをさらに備える、請求項46に記載の方法。
  51. ワイヤレス通信のための装置であって、
    基地局からユーザ機器(UE)によって、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのコンフィギュレーションパラメータを受信するための手段と、
    前記RA手順の1つに従って1つまたは複数のRAメッセージを送信することによって前記基地局に前記UEの属性について通知するための手段であって、前記属性が、使用される前記RA手順によって示される、手段と
    を備える装置。
  52. 前記属性が、前記UEによる干渉状態の検出を備える、請求項51に記載の装置。
  53. 干渉状態が検出されない場合、第1のRA手順が使用され、
    干渉状態が検出された場合、第2のRA手順が使用される、請求項52に記載の装置。
  54. 基準信号受信電力(RSRP)測定値または基準信号受信品質(RSRQ)測定値の少なくとも1つが閾値を超えた場合、前記干渉状態が存在すると判定するための手段をさらに備える、請求項52に記載の装置。
  55. 前記閾値を前記基地局から受信するための手段をさらに備える、請求項54に記載の装置。
  56. 前記閾値が、システム情報ブロック(SIB)内で前記基地局からブロードキャストされる、請求項55に記載の装置。
  57. 前記属性が、前記UEの能力を備え、
    前記UEが、使用されている前記RA手順によって前記基地局に前記能力について通知する、請求項51に記載の装置。
  58. 遅延ビットが設定された状態でメッセージを前記基地局から受信するための手段と、
    前記RA手順中に、前記遅延ビットが設定されていなかった場合より後の時間に少なくとも1つのメッセージを送るための手段と
    をさらに備える、請求項57に記載の装置。
  59. 前記RA手順が、
    前記UEがある標準の第1のバージョンに準拠することが可能であることを示すための第1のRA手順と、
    前記UEがある標準の第1のバージョンより後の前記標準の第2のバージョンに従って前記第1のバージョンに準拠することが可能であることを示すための第2のRA手順と
    を備える、請求項57に記載の装置。
  60. 前記UEが、前記属性を前記基地局に対して示すために少なくとも1つのプリアンブル第1および第2のプリアンブルを送信する、請求項51に記載の装置。
  61. 前記UEが、前記属性を示すために第1および第2のプリアンブルを送信する、請求項60に記載の装置。
  62. ワイヤレス通信のための装置であって、
    異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのパラメータでユーザ機器(UE)を構成するための手段と、
    前記RA手順の1つに従って送られた1つまたは複数のRAメッセージを受信するための手段と、
    使用される前記RA手順に基づいて前記UEの属性を識別するための手段と
    を備える装置。
  63. 前記属性が、前記UEによる干渉状態の検出を備える、請求項62に記載の装置。
  64. 前記UEが第1のRA手順を使用している場合、前記UEが前記干渉状態を検出していないと判定するための手段と、
    前記UEが第2のRA手順を使用している場合、前記UEが前記干渉状態を検出していると判定するための手段と
    を備える、請求項63に記載の装置。
  65. 前記属性が、前記UEの能力を備え、
    前記UEが、使用されている前記RA手順によって前記基地局に前記能力について通知する、請求項62に記載の装置。
  66. 前記RA手順が、
    前記UEがある標準の第1のバージョンに準拠することが可能であることを示すための第1のRA手順と、
    前記UEがある標準の第1のバージョンより後の前記標準の第2のバージョンに従って前記第1のバージョンに準拠することが可能であることを示すための第2のRA手順と
    を備える、請求項65に記載の装置。
  67. 前記受信するための手段が、前記UEから送信された少なくとも1つのプリアンブルを受信するための手段を備え、
    前記識別するための手段が、前記少なくとも1つのプリアンブルに基づいて前記少なくとも1つの属性を識別するための手段を備える、請求項62に記載の装置。
  68. 前記少なくとも1つのプリアンブルが、少なくとも第1および第2のプリアンブルを備える、請求項67に記載の装置。
  69. ワイヤレス通信のための装置であって、
    サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームを識別するための手段と、
    前記1つまたは複数のサブフレームを使用してランダムアクセス(RA)手順を実施するためにユーザ機器(UE)を構成するための手段と
    を備える装置。
  70. 前記UEが、協調パーティショニングを受ける前記1つまたは複数のサブフレームに気付いていない、請求項69に記載の装置。
  71. 前記UEが前記サービングノードBに対するランダムアクセスを実施するために追加のサブフレームを受信するための手段をさらに備える、請求項69に記載の装置。
  72. 前記UEから、前記RA手順の一部として、協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレーム内で送信される1つまたは複数のランダムアクセス手順メッセージを受信するための手段をさらに備える、請求項69に記載の装置。
  73. 前記UEに、前記RA手順の一部として、協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレーム内で1つまたは複数のランダムアクセス手順メッセージを送信するための手段をさらに備える、請求項69に記載の装置。
  74. ワイヤレス通信のための装置であって、
    基地局からユーザ機器(UE)によって、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのコンフィギュレーションパラメータを受信し、前記RA手順の1つに従って1つまたは複数のRAメッセージを送信することによって前記基地局に前記UEの属性について通知するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、前記属性が、使用される前記RA手順によって示される、プロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える装置。
  75. ワイヤレス通信のための装置であって、
    異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのパラメータでユーザ機器(UE)を構成し、前記RA手順の1つに従って送られた1つまたは複数のRAメッセージを受信し、使用される前記RA手順に基づいて前記UEの属性を識別するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える装置。
  76. ワイヤレス通信のための装置であって、
    サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームを識別し、前記1つまたは複数のサブフレームを使用してランダムアクセス(RA)手順を実施するためにユーザ機器(UE)を構成するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える装置。
  77. 命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令が、
    基地局からユーザ機器(UE)によって、異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのコンフィギュレーションパラメータを受信し、
    前記RA手順の1つに従って1つまたは複数のRAメッセージを送信することによって前記基地局に前記UEの属性について通知するように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能であり、前記属性が、使用される前記RA手順によって示される、コンピュータプログラム製品。
  78. 命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令が、
    異なるランダムアクセス(RA)手順を実施するためのパラメータでユーザ機器(UE)を構成し、
    前記RA手順の1つに従って送られた1つまたは複数のRAメッセージを受信し、
    使用される前記RA手順に基づいて前記UEの属性を識別するように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、コンピュータプログラム製品。
  79. 命令が記憶されているコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令が、
    サービングノードBと1つまたは複数の非サービングノードBとの間でリソースの協調パーティショニングを受ける1つまたは複数のサブフレームを識別し、
    前記1つまたは複数のサブフレームを使用してランダムアクセス(RA)手順を実施するためにユーザ機器(UE)を構成するように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、コンピュータプログラム製品。
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