JP2013527667A - 電力ヘッドルーム報告 - Google Patents

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Abstract

電力ヘッドルーム報告についてのシステム、方法、装置およびコンピュータプログラムプロダクトが説明されている。モバイルデバイスは、モバイルデバイスによる使用のために構成される1つまたは複数のキャリア上の多数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられる送信電力を識別しうる。送信電力は、アップリンク制御チャネルである1つのチャネル、アップリンク共有チャネルである1つまたは複数の追加チャネルに関連しうる。あるチャネル(例えばアップリンク制御チャネル)の識別された送信電力は、仮想送信電力であり、他の識別された送信電力は、実際の送信についての測定された送信電力でありうる。識別された送信電力は加算され、モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームは、蓄積された送信電力を使用して計算されうる。モバイルデバイスは、基地局に電力ヘッドルーム報告を送信しうる。

Description

相互参照
本願は、2010年4月5日に出願され、「APPARATUS AND METHOD FOR POWER HEADROOM REPORTING FOR PUSCH AND PUCCH」と題された米国仮特許出願第61/321,074号の優先権を主張し、その開示は、この全体においてここに組み込まれる。
背景
無線通信システムは、音声、データ等のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するように広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクと逆方向リンク上の送信を介して、1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末までの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局までの通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力(SISO)、多入力単一出力(MISO)、または、多入力多出力(MIMO)システムを介して確立されうる。干渉を低減し、効率を改善するために、端末は、最大の電力の限度にしたがって、基地局によって電力制御されうる。
下記は、一般的に、電力ヘッドルーム報告(power headroom reporting)のためのシステム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラムプロダクトに関する。適用可能性のさらなる範囲は、次の詳細な説明、特許請求の範囲、および図面から明らかとなるであろう。詳細な説明および具体的な例は、説明のためだけに与えられている、なぜならば、詳細な説明の範囲および精神内の様々な変更および修正が当業者に明らかになるためである。
一例では、モバイルデバイスからPHRを送信するための新規な機能が説明されている。モバイルデバイスは、1つまたは複数の構成されたキャリア上で多数の独立して電力制御されたチャネル(independently power controlled channels)の各々と関連づけられた送信電力を識別しうる。アップリンク制御チャネルである1つのチャネル、およびアップリンク共有チャネルである1つまたは複数の追加チャネルがありうる。1つのチャネル(例えばアップリンク制御チャネル)の識別された送信電力は、仮想送信電力であり、他の識別された送信電力は、実際の送信についての測定された送信電力でありうる。識別された送信電力は蓄積され、モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームは、蓄積された送信電力を使用して計算されうる。モバイルデバイスは、基地局に電力ヘッドルーム報告を送信しうる。
一例では、モバイルデバイスから電力ヘッドルームを報告する方法は、モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別することと;その識別された送信電力を蓄積することと;その蓄積された送信電力を使用してモバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算することと;およびモバイルデバイスに利用可能な、その計算された電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を送信することと;を備えうる。
第1のチャネルは、アップリンク制御チャネルであり、第2のチャネルはアップリンク共有チャネルでありうる。第1のチャネルの識別された送信電力は、仮想送信電力であり、第2のチャネルの識別された送信電力は、実際の送信についての決定された送信電力でありうる。第1のチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)であり、第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)であり、PUCCHとPUSCHは、異なるキャリア上で同時に送信されうる。複数の独立して電力制御されたチャネルのうちの1つまたは複数の識別された送信電力は、仮想送信電力でありうる。仮想送信電力は、電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって決定されうる。
送信電力を識別するために、送信電力は、第1の送信電力を識別するために、第1の独立して電力制御されたチャネルについて第1の時間期間中に決定されうる、および仮想送信電力は、第2の送信電力を識別するために、第2の独立して電力制御されたチャネルにアトリビュートされうる(attributed)、なお、モバイルデバイスは、第1の時間期間中に第2の独立して電力制御されたチャネル上で送信しない。複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるキャリア上で送信されうる。複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一キャリアに割り付けられうる。
別の例では、電力ヘッドルームを報告するためのデバイスは、モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するように構成された測定モジュールと;その識別された送信電力を加算し(sum)、その加算された送信電力を使用してモバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算するように構成された電力ヘッドルーム計算モジュールと;モバイルデバイスに利用可能な、その計算された電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を送信するように構成された送信機と;を備えうる。
デバイスに関して、第1のチャネルは、アップリンク制御チャネルであり、第2のチャネルはアップリンク共有チャネルでありうる。第1のチャネルの識別された送信電力は、仮想送信電力であり、第2のチャネルの識別された送信電力は、実際の送信についての決定された送信電力でありうる。第1のチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)であり、第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)であり、PUCCHとPUSCHは、異なるキャリア上で同時に送信されうる。複数の独立して電力制御されたチャネルのうちの1つまたは複数の識別された送信電力は、仮想送信電力でありうる。デバイスの電力ヘッドルーム計算モジュールは、電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって、仮想送信電力を決定するようにさらに構成されうる。
複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するために、デバイスの測定モジュールは、第1の送信電力を識別するために、第1の独立して電力制御されたチャネルについて第1の時間期間中に送信電力を決定するように;および第2の送信電力を識別するために、第2の独立して電力制御されたチャネルに仮想送信電力をアトリビュートする、なお、モバイルデバイスは、第1の時間期間中に第2の独立して電力制御されたチャネル上で送信しない;ように構成されうる。
デバイスの複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるアップリンクキャリア上で送信されうる。デバイスの複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一アップリンクキャリアに割り付けられうる。デバイスはプロセッサでありうる。デバイスはモバイルデバイスでありうる。モバイルデバイスは、ロングタームエボリューション-アドバンスドシステムのユーザ機器でありうる。
別の例では、モバイルデバイスから電力ヘッドルームを報告するためのコンピュータプログラムプロダクトは、モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するためのコードと、その識別された送信電力を蓄積するためのコードと、その蓄積された送信電力を使用してモバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算するためのコードと、モバイルデバイスに利用可能なその計算された電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を送信するためのコードと、を備えうるノントランジトリコンピュータ可読媒体を含めうる。
さらに別の例では、モバイルデバイスから電力ヘッドルームを報告するためのシステムであって、システムは、モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するための手段と、その識別された送信電力を蓄積するための手段と、その蓄積された送信電力を使用してモバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算するための手段と、モバイルデバイスに利用可能な、その計算された電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を送信するための手段と、を備えうる。
システムに関して、第1のチャネルは、アップリンク制御チャネルであり、第2のチャネルはアップリンク共有チャネルでありうる。第1のチャネルの識別された送信電力は、仮想送信電力であり、第2のチャネルの識別された送信電力は、実際の送信についての決定された送信電力でありうる。第1のチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)であり、第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)であり、PUCCHとPUSCHは、異なるキャリア上で同時に送信されうる。システムの複数の独立して電力制御されたチャネルのうちの1つまたは複数の識別された送信電力は、仮想送信電力でありうる。システムの仮想送信電力は、電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって決定されうる。
第1の送信電力を識別するために、第1の独立して電力制御されたチャネルについて第1の時間期間中に送信電力を決定するための手段と;第2の送信電力を識別するために、第1の時間期間について第2の独立して電力制御されたチャネルに仮想送信電力をアトリビュートするための手段と、なお、モバイルデバイスは、第1の時間期間中に第2の独立して電力制御されたチャネル上で送信しない;がある場合がある。システムの複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるキャリア上で送信されうる。システムの複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一キャリアに割り付けられうる。
別の例では、モバイルデバイスから電力ヘッドルーム報告を受信する方法は、モバイルデバイスからアップリンク送信に利用可能な電力ヘッドルームを含むヘッドルーム報告を受信することと、なお、電力ヘッドルーム報告は、モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルに関連づけられた蓄積された送信電力を識別する;電力ヘッドルーム報告から取得された情報に基づいてグループとして複数の独立して電力制御されたチャネルに関してアップリンク割り付けをスケジュールすることと;を備える。
第1のチャネルは、アップリンク制御チャネルであり、第2のチャネルはアップリンク共有チャネルでありうる。第1のチャネルの識別された送信電力は、仮想送信電力であり、第2のチャネルの識別された送信電力は、実際の送信についての決定された送信電力でありうる。第1のチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)であり、第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)であり、PUCCHとPUSCHは、異なるキャリア上で同時に送信されうる。複数の独立して電力制御されたチャネルのうちの1つまたは複数の識別された送信電力は、仮想送信電力でありうる。仮想送信電力は、電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって決定されうる。複数の独立して電力制御されたチャネルのうちの1つまたは複数の識別された送信電力は、仮想送信電力でありうる。デバイスの電力ヘッドルーム計算モジュールは、電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって、仮想送信電力を決定するようにさらに構成されうる。
スケジューリングすることは、アップリンク制御チャネルを備える第1のチャネルについてのアップリンク割り付けをスケジュールすること、アップリンク共有チャネルを備える第2のチャネルについてのアップリンク割り付けをスケジュールすること、を含めうる。方法の第2のチャネルについての割り付けは、第1のチャネルがスケジュールされた割り付けを有するかどうかを明らかにするために(account for)時間ごとに変わることがある。方法の複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるアップリンクキャリア上で送信されうる。方法の複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一アップリンクキャリアに割り付けられうる。
別の例では、モバイルデバイスから電力ヘッドルーム報告を受信するためのデバイスは、モバイルデバイスからのアップリンク送信に利用可能な電力ヘッドルームを備えうるヘッドルーム報告を受信するように構成された受信機と、なお、電力ヘッドルーム報告は、モバイルデバイスが同時に送信するように構成される複数の独立して電力制御されたチャネルに関連づけられた蓄積された送信電力を識別する;電力ヘッドルーム報告から取得された情報に基づいてグループとして複数の独立して電力制御されたチャネルに関してアップリンク割り付けをスケジュールするように構成された割り付けモジュールと;を備えうる。
第1のチャネルは、アップリンク制御チャネルであり、第2のチャネルはアップリンク共有チャネルでありうる。第1のチャネルの識別された送信電力は、仮想送信電力であり、第2のチャネルの識別された送信電力は、実際の送信についての決定された送信電力でありうる。デバイスの仮想送信電力は、電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって決定されうる。デバイスの複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるアップリンクキャリア上で送信されうる、または、デバイスの複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一アップリンクキャリアに割り付けられうる。デバイスはプロセッサでありうる。デバイスは、ロングタームエボリューション−アドバンスド(LTE/A)システムのeNodeBでありうる。
本発明の本質および利点のさらなる理解は、下記の図を参照することによって実現されうる。添付の図面において、同様なコンポーネントまたは特徴は、同様な参照ラベルを有しうる。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、点線による参照ラベルと、同様なコンポーネントを区別する第2のラベルと、に付随することによって区別されうる。本明細書において第1の参照ラベルのみが使用される場合には、その記載は、第2の参照ラベルに関係なく同じ第1の参照ラベルを有する同様なコンポーネントのいずれか1つに適用される。
図1は、無線通信システムのブロック図である。 図2は、多入力多出力(MIMO)システムにおける送信機と受信機のブロック図である。 図3は、電力ヘッドルーム報告モジュールのブロック図である。 図4Aは、電力ヘッドルーム報告デバイスの別のアーキテクチャのブロック図である。 図4Bは、例示的な電力ヘッドルーム計算を図示する棒グラフである。 図5は、スケジューラのブロック図である。 図6は、モバイルデバイスからの電力ヘッドルーム計算のための方法のフローチャートである。 図7は、モバイルデバイスからのアップリンク共有および制御チャネルのための電力ヘッドルーム計算のための方法のフローチャートである。 図8は、LTEシステムにおけるアップリンク共有および制御チャネルのための電力ヘッドルーム計算のための方法のフローチャートである。 図9は、1つまたは複数のグラントをスケジュールするための方法のフローチャートである。
詳細な説明
電力ヘッドルーム報告のためのシステム、方法、デバイスおよびコンピュータプログラムプロダクトが説明されている。いくつかの例では、モバイルデバイスは、仮想送信電力関連のアップリンク制御チャネル、そして、1つまたは複数のアップリンク共有チャネルについての実際の送信電力を識別しうる。仮想送信電力は、アップリンク制御チャネルオフセットであり、アップリンク制御チャネルが送信していないときに使用されうる。その識別された送信電力は加算され、モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームは、その加算された送信電力を使用して計算されうる。モバイルデバイスは、基地局に電力ヘッドルーム報告を送信しうる。
この説明は、例を提供しており、本発明の範囲、適用可能性、または構成を限定するように意図されていない。むしろ、次の説明は、当業者に、本発明の実施形態を実装することを可能にする記載を提供するであろう。エレメントの配置および機能において様々な変更が行われうる。
したがって、さまざまな実施形態は、必要に応じてさまざまなプロシージャまたはコンポーネントを省略、代替、または追加しうる。例えば、方法は、その説明されたものとは異なる順序で実行されうる、また、様々なステップが追加、省略、結合されうる、ということは理解されるべきである。また、ある実施形態に関して説明されている態様およびエレメントは、様々な他の実施形態で組み合わせられうる。次のシステム、方法、デバイスおよびソフトウェアが、個々にまたは集約的に大きなシステムのコンポーネントでありうる、ここにおいて、他のプロシージャが先行しうる、または、そうでない場合にはそれらのアプリケーションを変更しうる、ということが理解されるべきである。
最初に図1に戻ると、本開示の一態様による多元接続無線通信システム100が図示されている。基地局105は、複数のアンテナグループ(図示されず)を含め、各アンテナグループには複数のアンテナがありうる。アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように設計されるエリアはセクタと呼ばれうる。アンテナグループは各々、基地局105によってカバーされるエリアのセクタにおいてモバイルデバイス110と通信するように設計されうる。
本発明の態様は任意の数の他のタイプのシステムに適用可能でありうるが、基地局105は、LTEシステムにおけるeNodeBでありうる。モバイルデバイス110は、基地局105のアンテナグループのうちの1つと通信している。基地局と通信している複数の他のモバイルデバイス(図示されず)もまたありうる。基地局105は、ダウンリンク115にわたって情報を送信し、アップリンク120にわたってモバイルデバイス110からの情報を受信する。ダウンリンク115とアップリンク110の各々は、モバイルデバイス110による使用のために構成されている複数のコンポーネントキャリアを含めうる。モバイルデバイス110は、LTE/Aシステムにおけるユーザ機器(UE)でありうる。モバイルデバイス110は、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、タブレット、携帯情報端末(PDA)、シン・クライアント(thin client)、スマートフォン、セルラ電話、またはいずれの他のモバイルコンピューティングデバイスでありうる。
図示されるように、モバイルデバイス110は、基地局105に電力ヘッドルーム報告(PHR)を送信しうる。この報告は、最大モバイルデバイス送信電力と計算されたモバイルデバイス送信電力との間の差異(例えば現在のグラントによる)を識別する情報を含めうる。PHRは、周期的に、または、ダウンリンクパスロスがしきい値を超えて量において変化するときに、送信されることができ、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)または両方のチャネルに関連しうる。PHRを受信することに応じて、基地局105は、PUCCHまたはPUSCHのいずれのアップコマンドまたはダウンコマンドを送信することができる。
モバイルデバイス110は、多数の独立して電力制御されたアップリンクチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するように構成されうる。独立して電力制御されたアップリンクチャネルは、単一キャリア上の同時送信、および/または、モバイルデバイス110による使用のために構成された複数のアップリンクキャリア上の送信、に関連しうる。モバイルデバイス110は、所与の時間期間の間識別された送信電力を加算し、モバイルデバイス110に利用可能な電力ヘッドルームを計算するためにこれを使用する。電力ヘッドルーム報告(PHR)は、逆方向リンク115上にわたって(例えば、単一プロトコルデータユニット(PDU)で)送信されうる、そして、計算された電力ヘッドルームおよび/またはモバイルデバイス110に利用可能な電力ヘッドルームのインジケーションを含めうる。
いくつかの例では、独立して電力制御されたアップリンクチャネルは、アップリンク制御チャネルと1つまたは複数のアップリンク共有チャネルを含めうる。制御チャネルの識別された送信電力は、仮想送信電力(例えば、制御チャネルが送信されないときの送信のイベントで使用されるであろう送信電力の表示)でありうる。この仮想送信電力はオフセット値でありうる、またいくつかのシナリオでは、LTE通信システムを用いて使用されるΔ_TFの値のような様々なチャネルおよび/または送信フォーマットと関連づけられる寄与を無視することによって決定されうる。アップリンク共有チャネルの識別された送信電力は、実際の送信についての測定された送信電力でありうる。独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるキャリア上で同じ時間期間の間、送信されうる。しかしながら、他の例では、独立して電力制御されたチャネルは、単一キャリア上で同時に送信されうる。
1セットの例では、態様は、ロングタームエボリューション−アドバンスド(LTE/A)システム内で使用されうる。LTE/Aは、ダウンリンクで直交周波数分割多重化(OFDM)と、アップリンクで単一キャリア周波数分割多重化(SC−FDMA)を使用しうる。OFDMとSC−FDMAは、システム帯域幅を複数の(K個の)直交サブキャリアに分割し、そしてそれらは、トーン、ビンまたは同様なものとも一般的には呼ばれる。各サブキャリアは、データと変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、そして、SC−FDMAを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間のスペーシングは、固定されうる、また、サブキャリアの合計数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、Kは、対応するシステム帯域幅1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)に対し、それぞれ、128、256、512、1024、または2048と等しい。システム帯域幅はまた、複数のサブ帯域に分割されうる。例えば、サブバンドは、1.08MHzをカバーしうる、そして、対応するシステム帯域幅1.25、2.5、5、10、または20MHzに対し、それぞれ、1、2、4、8、または16サブバンドがある。
下記のLTE/Aの例のセットの場合、モバイルデバイス110は、UE110と呼ばれ、基地局105はeNodeB105と呼ばれる。したがって、独立して電力制御されたアップリンクチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と1つまたは複数の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含めうる。いくつかの例では、PUCCHとPUSCHは、同時に送信されうる。UE110は、同時PUCCHおよびPUSCH送信(複数のキャリア上で別のPUCCHおよびPUSCH送信)を行なうように構成されうる。モバイルデバイス110は、複数のアップリンクキャリア上で送信されたPUCCHを用いるマルチキャリアオペレーションのために構成されうる。
UE110は、並列して送信される複数の独立して電力制御されたチャネルのためにPHR(例えば、LTE/Aシステムにおいて同時にPUCCHとPUSCHを送信する、または、UE110による使用のために構成される複数のキャリアに対応する複数のPUSCH上で送信する、機能)を生成しうる。上述されるように、複数の独立して電力制御されたチャネルは、複数のコンポーネントキャリアに対応するチャネルを含めうる。しかしながら、他の例では、複数の独立して電力制御されたチャネルは、所与の時間期間中にPUCCHおよびPUSCHの両方をUE110が送信するための単一キャリア上で送信されうる。
単一のPHRは、UE110によって使用されるキャリアのセットについてのPUCCHおよびPUSCHの両方についての情報を搬送しうる。電力ヘッドルーム値は、PUCCH寄与とPUSCH寄与を含めうる。PHRにおける電力ヘッドルーム値は、単一の6ビットPDUを含めうる、報告範囲は−23dBから40dB(および1dBのステップ)にわたる。一例では、PUCCHは非アクティブであり、PUCCH寄与は、(例えば、異なる送信フォーマットに起因する変化を無視するオフセットまたは標準化オフセットのような)仮想送信電力を伴うPHRでシグナリングされうる。一例では、これらの寄与は、PUCCHが非アクティブであるときPUSCHとPUCCHとの間の標準化された比としてシグナリングされうる。
UE110は、eNodeB105によってトリガされるとき、または周期的に、eNodeB105にPHRを送信しうる。PHRは、対応するPUCCH送信がないときに、同時にPUSCH送信について生成されうる。その場合には、PUCCH寄与に影響を与えることができるであろういくつかのPUCCHフォーマットがあるにも関わらず、差異は、仮想PUCCH送信のための特定フォーマットを想定することによって無視されうる。例えば、単一MAC PDU、およびPUCCHとPUSCHとの間の標準化された比、または、PUCCHのための標準化または固定オフセットの他のなんらかの形式がある場合がある。このフォーマットは、PUCCH送信がされないときに、Δ_TF=0を設定することによって実装されうる(PUCCHを送信するための異なるオプションが無視され、代わりに、固定オフセットがPHRの受信時にeNodeBによって想定されうる、ということを意味する)。したがって、仮想送信電力は、電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって決定されうる。さらに、仮想送信の概念は、マルチキャリアコンテキストにおいて仮想PUSCH送信に拡張されうる。PHRはPUSCHまたはPUCCH送信がないときに生成され、この場合、仮想送信電力は、PUSCHとPUCCHの両方に使用されうる。いくつかの例では、仮想送信を使用することにより、UE110は、PUCCHが送信されないときに送信されるPHRビットの数を減らしうる。しかしながら、比またはオフセットに基づいて、eNodeB105は、スケジューリングのときに、PUCCH寄与を推測しうる。
したがって、単一PHRは、eNodeB105に、PUCCHとPUSCHの両方に関する情報を提供しうる。eNodeB105は、PHRをPUSCHについての情報とPUCCHについての情報とに分解しうる。eNodeB105は、今後のスケジューリング決定に影響を与えるためにこの情報を使用しうる。例えば、eNodeB105は、ACK/NAKは特定のサブフレーム(例えば、i+4)において予期されるということを知ることがある。サブフレーム(i)について報告された電力ヘッドルーム、およびUE110がACK/NAKについてより多くの電力を割り付ける必要があるという情報(knowledge)を与えられると、eNodeB105は、サブフレーム(i+4)についてのそのアップリンクグラントを変更しうる。例えば、eNodeB105は、サブフレーム(i+4)におけるアップリンク送信のために使用する変調および符号化スキーム(MCS)を変更しうる。
一態様では、あるチャネル(例えば、PUSCH)の送信電力は、第1の時間期間の間モニタされうる。送信電力は、仮想送信電力に関連づけられたチャネルが第1の時間期間中の送信に実質的に使用されないときでさえも、第2の送信電力(仮想送信電力)を識別するために、他のチャネル(例えばPUCCH)にアトリビュートされうる。PHRは、実際のPUSCH送信と関連づけられた送信電力を明らかにする電力ヘッドルームを含めうる単一のPDUでありうる、また、(関連の時間期間についてのPUCCH送信がなかったとしても)PUCCHについての送信電力を推測する。
eNodeB105は、UE110からのアップリンク送信についてのPHRを受信し、PHRからの情報に基づいて独立して電力制御されたチャネルの各々についてのアップリンク割り付けを提供しうる。仮想送信に関連づけられたチャネルについてのアップリンク割り付けは、仮想送信電力に関連づけられたチャネルがスケジュールされた送信を有するかどうかを明らかにするために時間にわたって変化しうる。
図2は、eNodeB105−aとUE110−aとを含むシステム200のブロック図である。このシステム200は、図1のシステム100でありうる。eNodeB105−aは、アンテナ234−a〜234−xを備え、UE110−aは、アンテナ252−a〜252−nを備えうる。eNodeB105−aでは、送信プロセッサ220は、データソースからデータを、そして、プロセッサ240、メモリ242、および/または割り付けモジュール244から制御情報を受信しうる。制御情報は、PUCCHおよびPUSCHのための電力割り付けを伴うグラントでありうる、特定のUE110−aについてのアップリンクキャリア上の送信をスケジュールする。制御情報はまた、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)等のためのものでもありうる。
送信プロセッサ220は、データおよび制御情報を処理して(例えば符号化し、シンボルマッピングして)、データシンボルと制御シンボルをそれぞれ取得しうる。送信プロセッサ220はまた、基準シンボルとセル特有基準信号を生成しうる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能である場合(if applicable)、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えばプレコーディング)を実行し、送信変調器232−a〜232−xに出力シンボルストリームを提供しうる。各変調器232はそれぞれの出力シンボルストリーム(例えばOFDM等用)を処理して、出力サンプルストリームを取得する。各変調器232はさらに、出力サンプルストリームを処理して(例えばアナログ変換し、増幅し、フィルタし、アップコンバートして)、ダウンリンク信号を取得しうる。変調器232−a〜232−xからのダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ234−a〜234−xを介して送信されうる。
UE110−aでは、UEアンテナ252−a〜252−nは、eNodeB105−aからダウンリンク信号を受信し、それぞれ、復調器254−a〜254−nに、受信信号を提供しうる。各復調器254は、入力サンプルを取得するために、それぞれ受信された信号を調整しうる(例えば、フィルタし、増幅し、ダウンコンバートし、デジタル化する)。各復調器254は、入力サンプル(例えば、OFDM等用)をさらに処理して、受信シンボルを取得する。MIMO検出器256は、すべての復調器254−a〜254−nからの受信シンボルを取得し、適用可能である場合には、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを提供する。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理し(例えば、復調し、デインタリーブし、および復号し)、データ出力にUE110−aについての復号されたデータを提供して、プロセッサ280、メモリ282、またはPHRモジュール284に復号された制御情報(例えば、アップリンクでPUSCHおよびPUCCH送信に使用されるべきタイミングおよびキャリアを識別するための処理割り付け情報)を提供しうる。
アップリンクで、UE110−aにて、送信プロセッサ264は、データソースからデータ(例えば、PUSCH用)を受信し処理し、そしてPHRモジュール284とプロセッサ280から制御情報(例えば、PUCCH用)を受信し処理しうる。送信プロセッサ264はまた、基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能である場合には、TX MIMOプロセッサ266によってプレコードされ、復調器254−a〜254−n(例、SC−FDMA等用)によってさらに処理され、eNodeB105−aに送信されうる。eNodeB105−aでは、UE110−aからのアップリンク信号は、適用可能である場合には、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、MIMO検出器236によって検出され、そして、UE110−aによって送信された制御情報と復号データを取得するために受信プロセッサ238によってさらに処理される。プロセッサ238は、データ出力に復号データを提供し、プロセッサ240および/または割り付けモジュール244に、復号された制御情報を提供する。
UE110−aのPHRモジュール284は、アップリンク制御チャネル(例えばPUCCH)と関連づけられた仮想送信電力と、1つまたは複数のアップリンク共有チャネル(例えばPUSCH)のための実際の送信電力と、を識別しうる。仮想送信電力は、アップリンク制御チャネルオフセットであり、アップリンク制御チャネルが送信していない場合に使用されうる。識別された送信電力(仮想送信電力を含む)は共に加算され、モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームは、この情報を使用して計算されうる。UE110−aは、eNodeB105−aに、制御情報としてPHRを送信しうる。
複数のコンポーネントキャリア上の同時送信およびこれらのコンポーネントキャリア上の独立電力制御を明らかにすることは、電力ヘッドルーム報告のための多くの例において望ましいことがある。本開示は、PUCCH送信が行なわれないときに時間期間についてPUCCHを明らかにするために仮想送信電力の使用および電力ヘッドルーム報告に関する課題に取り組む。
別個の電力ヘッドルーム報告は、PUSCHおよびPUCCH上の電力制御動作が独立して実行されることができるので、多くの例において価値のあるものである。しかしながら、様々な報告フォーマットは、オーバーヘッドを減らすために使用されうる;例えば、必ずしも別個のPUSCHおよびPUCCH報告を含む必要はない(PUCCH電力ヘッドルームは、PUSCHに関連する固定オフセットを使用して計算される)。いくつかのPUCCHフォーマットが定義されたとしても、それらのうちの1つに結合された単一のPDUは、例えばゼロまたは他の何らかの他の固定値にLTEシステムで使用されるΔ_TF値のようなフォーマット特有のオフセットを設定することによって使用されうる(例えば、時間期間中にPUCCH送信がないとき)。仮想送信電力または他の固定電力オフセットは、ラジオリソース制御(RRC)シグナリングによって構成され使用されうる。単一のMAC PDUが、オーバーヘッドを減らす仮想PUCCH送信電力または固定PUCCH/PUSCHの電力比を提供するある環境での使用について定義されうる(各々につき別個のPHRとは対照的に、または、PUSCHのみのPHR(as opposed to a separate PHR for each, or a PUSCH only PHR))。
図3に戻ると、簡略ブロック図は、PHRモジュール300を図示する。PHRモジュール300は、測定モジュール305、電力ヘッドルーム計算モジュール310、および送信機315を含む。PHRモジュール300は、図2のPHRモジュール284でありうる。図1または図2のモバイルデバイス110に組み込まれうる。
PHRモジュール300のコンポーネントは、ハードウェアにおいて適用可能な機能のいくつかまたはすべてを実行するように適合された1つまたは複数の特定用途集積回路(ASIC)を用いて、個々にまたは集約的に、実装されうる。あるいは、機能は、1つまたは複数の集積回路上で1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって実行されうる。他の実施形態では、集積回路の他のタイプ(例えば、構造化/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用されうる、そしてそれは、当技術分野で知られているいずれの方法でプログラムされうる。各ユニットの機能はまた、1つまたは複数の汎用または特定用途のプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリにおいて具現化された命令を用いて、全体的にまたは部分的に、実装されうる。
測定モジュール305は、モバイルデバイスの多数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するように構成されうる。例えば、測定モジュール305は、電力増幅器の利得または各独立して電力制御されたチャネルについての送信電力の他のインジケーション、を参照して送信電力を識別しうる。一態様では、1つのチャネルは、アップリンク制御チャネルであり、また、1つまたは複数の追加チャネルは、アップリンク共有チャネルである。独立して電力制御されたチャネルは、単一キャリアまたは複数のキャリアに関連しうる。1つのチャネル(例えばアップリンク制御チャネル)の識別された送信電力は、仮想送信電力であり、他の識別された送信電力は、実際の送信についての測定された送信電力でありうる。
電力ヘッドルーム計算モジュール310は識別された送信電力(仮想送信電力を含む)を蓄積し、蓄積された送信電力を使用してモバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算するように構成されうる。送信機315は、モバイルデバイスに利用可能な計算された電力ヘッドルームを含むヘッドルーム報告を送信するように構成されうる。
図4Aは、PHRデバイス400のための代替アーキテクチャのブロック図である。PHRデバイス400は、受信機405、測定モジュール305−a、電力ヘッドルーム計算モジュール310−a、および送信機315を含む。測定モジュール305−aは、PUSCH識別サブモジュール410およびPUCCH識別サブモジュール415を含む。電力ヘッドルーム計算モジュール310−aは、蓄積器サブモジュール420、電力ヘッドルーム(PH)計算器サブモジュール425、および仮想アカウンティングサブモジュール430を含む。PHRデバイス400は、図3のPHRモジュール300、または、図2のPHRモジュール284の例でありうる。PHRデバイス400は、図1または図2のモバイルデバイス110でありうる、または、そのコンポーネントでありうる。説明のために、PHRデバイスはLTE/Aを参照して説明され、ここに説明される原則は、多数のシステムに適用されうるということに留意されたい。
受信機405は、1つまたは複数のキャリア上でPUSCHおよびPUCCHについての様々なスケジューリング情報および電力制御データを受信し、測定モジュール305−aおよび/または電力ヘッドルーム計算モジュール310−aにこのデータを転送するように構成されうる。測定モジュール305−aで、PUSCH識別サブモジュール410は、時間期間中にPUSCH送信と関連づけられたキャリアと送信電力を決定しうる。PUCCH識別サブモジュール415は、同じ時間期間中にPUCCH送信と関連づけられた送信電力およびキャリアを測定および/または識別しうる。
測定値および/または識別情報は、電力ヘッドルーム計算モジュール310−aに転送されうる。時間期間中にPUCCH送信がないと仮定する。仮想アカウンティングサブモジュール430は、仮想送信電力をPUCCHと関連づけることができる。したがって、時間期間中にPUCCH送信がないとき、PUCCHを明らかにするために使用される標準電力オフセットがありうる。蓄積器サブモジュール420は、時間期間中、PUSCH送信の各々(例えば、アップリンクPUSCHキャリアの各々)について、実際の送信電力に仮想送信電力を追加しうる。電力ヘッドルーム計算器サブモジュール425は、モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを決定するために蓄積器からの計算を使用しうる(例えば、モバイルデバイスにおける最大送信電力と推定された送信電力(仮想送信電力を含む)とを比較することによって)。電力ヘッドルーム計算器サブモジュール425は、利用可能なヘッドルームを識別するPHRを一緒に合わせうる。送信機315は、基地局にPHRを送信しうる(例えば、図2のeNodeB105−a)。
一時的に図4Bに戻ると、所与の時間期間の間、UE(例えば、図2のUE110−a)でPHRに含まれうる情報を示している棒グラフ450が図示されている。UEと関連づけられた最大送信電力455があると仮定する。キャリア1上のPUSCH送信に使用される送信電力(470)とキャリア2上のPUSCH送信に使用される送信電力(475)は、UEからの実際の送信電力465を図示するために使用されるが、任意の数のアップリンクキャリア上で任意の数の独立して電力制御されたチャネルを含むことができる。またPUCCH上で時間期間中に送信がないと想定する。その場合には、仮想送信電力480は、PUCCHと関連づけられ、電力ヘッドルーム485を計算する目的で推定される送信電力460を提供するために使用されうる。
次に図5に戻ると、ブロック図は、割り付けサブシステム500を図示する。この割り付けサブシステム500は、図2の割り付けモジュール244でありうる、または、図1または2の基地局に組み込まれうる。割り付けサブシステム500は、受信機505、割り付けサブモジュール510、および送信機515を含む。割り付けサブモジュール510は、PUCCHとPUSCH上でリソースを割り付けうる。PUCCHリソースは、半静的に割り付けられうる。一例として、モバイルデバイスは、PUCCH上で報告している周期的CQI(チャネル品質情報)についての高層メッセージによって構成されうる。割り付けサブモジュール510はまた、PUSCHリソースを動的に割り付けうる。
割り付けサブモジュール510の決定は、電力ヘッドルーム報告から取得された情報によって影響を受けることがある。一態様では、受信機505は、モバイルデバイスからのアップリンク送信に利用可能な電力ヘッドルームを識別する電力ヘッドルーム報告(PHR)を受信しうる。PHRは、多数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた蓄積された送信電力を識別しうる。送信電力の1つまたは複数は、仮想送信電力でありうる。これは、図1または2におけるモバイルデバイス110から基地局105へと送信されたPHR、図3のPHRモジュール300または図4のPHRデバイス400によって生成されたPHRでありうる。
割り付けサブモジュール510は、PHR(および場合によっては追加情報)を使用してPUCCHと関連づけられた送信電力(または仮想送信電力)を識別しうる、また、利用可能な電力ヘッドルームを評価しうる。割り付けサブモジュール510は、PHR(および場合によっては追加情報)を使用して(多数のチャネルの各々の上の)PUSCHと関連づけられた送信電力を同様に識別しうる、また、利用可能な電力ヘッドルームを評価しうる。PHRは、いくつかの例では、単一のMACPDUでありうる。
割り付けサブモジュール510は、PHRからの情報に基づいてPUCCHに使用されるべきグラントおよびキャリアを識別し、PHRから取得された情報を考慮して(例えばPUCCHおよび各PUSCHのための)独立して電力制御されたチャネルの各々のアップリンク割り付けを決定しうる。送信機515は、図1または2のモバイルデバイス110、図3のPHRモジュール300または図4のPHRデバイス400に、このスケジュールされた割り付けを転送しうる。新規PHRが受信されると、割り付けサブモジュール510は、グラントを修正し更新しうる。
図6は、モバイルデバイスからの電力ヘッドルーム計算の方法600のフローチャートである。方法は、図1または2のモバイルデバイス110、図2のPHRモジュール284、図3のPHRモジュール300、図4のPHRデバイス400によって、全体的にまたは部分的に、実行されうる。
ブロック605では、多数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力が識別される。独立して電力制御されたチャネルは、モバイルデバイスによる使用のために構成される1つまたは複数のアップリンクキャリアと関連づけられうる。モバイルデバイスは、独立して電力制御されたチャネルのうち1つまたは複数の上で同時送信するように構成されうる。ブロック610で、識別された送信電力が蓄積される。ブロック615では、モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームが蓄積された送信電力を使用して計算される。いくつかの態様では、PHR値は、参照電力に関連するオフセットとして表されうる、また、特定のトランスポートフォーマットに依存する寄与を含めうる。ここで説明されるように、仮想送信電力は、独立して電力制御されたチャネルの1つを表すために使用され、トランスポートフォーマット寄与を無視することによって決定されうる。ブロック620において、利用可能な電力ヘッドルーム計算を含んでいるヘッドルーム報告が送信される。
図7は、アップリンク共有および制御チャネルのためのモバイルデバイスからの電力ヘッドルーム計算の方法700のフローチャートである。この方法700は、図6の方法600の例でありうる。方法700は、図1または2のモバイルデバイス110、図2のPHRモジュール284、図3のPHRモジュール300、図4のPHRデバイス400によって、全体的にまたは部分的に、実行されうる。
ブロック705では、1つまたは複数のキャリアの1つまたは複数のアップリンク共有チャネルと関連づけられた送信電力が識別される。ブロック710では、アップリンク制御チャネルと関連づけられた仮想送信電力が識別される。ブロック715で、識別された送信電力が蓄積される。ブロック720では、モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームが蓄積された送信電力を使用して計算される。ブロック725では、ヘッドルーム報告は、モバイルデバイスに利用可能な、計算された電力ヘッドルームを含んで送信される。
図8は、LTEシステムにおける1つまたは複数のキャリア上でアップリンク共有および制御チャネルのためのモバイルデバイスからの電力ヘッドルーム計算の方法800のフローチャートである。この方法800は、図6の方法600の例でありうる。方法800は、図1または2のモバイルデバイス110、図2のPHRモジュール284、図3のPHRモジュール300、図4のPHRデバイス400によって、全体的にまたは部分的に、実行されうる。
ブロック805で、LTE/Aシステムにおける1つまたは複数のキャリア上で1つまたは複数の物理アップリンク共有チャネルと関連づけられた測定された送信電力が識別され、ここには、時間期間中に共有されたチャネル送信がある。例えば、LTE/Aシステムは、UEが複数のPUSCH上でグラントを受信する、および/または、UEがPUSCHおよびPUCCH上で同時に送信することが許可される、マルチキャリアオペレーションをサポートしうる。ブロック810では、LTE/Aシステムにおける物理アップリンク制御チャネルと関連づけられた仮想送信電力が識別され、ここにおいて、時間期間中に制御チャネル上で送信されるデータは実質的にない。ブロック815では、識別された送信電力が蓄積される(仮想送信電力を含む)。ブロック820では、UEに利用可能な電力ヘッドルームが蓄積された送信電力を使用して計算される。ブロック825では、ヘッドルーム報告は、モバイルデバイスに利用可能な、計算された電力ヘッドルームを含んで送信される。
図9は、1つまたは複数のアップリンクグラントをスケジュールするための方法900のフローチャートである。方法900は、図1または図2の基地局、図2の割り付けモジュール244、または図5の割り付けサブシステム500によって、全体的にまたは部分的に、実行されうる。
ブロック905では、アップリンク送信に利用可能な電力ヘッドルームを識別するヘッドルーム報告は、モバイルデバイスから受信される。電力ヘッドルーム報告は、多数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた蓄積された送信電力を識別しうる。送信電力の1つまたは複数は、仮想送信電力でありうる。ブロック910では、1つまたは複数のアップリンク割り付けがスケジュールされる、または、そうでない場合には、電力ヘッドルーム報告から取得された情報に基づいてグループとして独立して電力制御されたチャネルに関して送信について割り付けられる。
ここで説明された技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば互換性をもって使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000等のような無線技術を実装しうる。UTRAは、広域CDMA(W−CDMA)を含み、低チップレート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000,IS−95,およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実装しうる。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュOFDM等のようなラジオ技術を実装しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのアップカミングリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名づけられた団体の文書の中で説明されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名づけられた団体の文書の中で説明されている。これらの様々なラジオ技術および規格は当技術分野で知られている。明確にするため、本技法のある態様はLTEについて後述されており、LTE用語は、下記説明の多くに使用されている。
開示されているプロセスにおけるステップの特定の順序またはヒエラルキは、例にすぎないということが理解されるべきである。設計の優先度に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序またはヒエラルキは本開示の範囲内にありながら再配置されうるということが理解される。方法カテゴリの請求項は、順に様々なステップの構成要素を示しているが、開示された順に限定されるように意図されていない。
添付の図面に関連して上述された詳細な説明は、例を説明しており、実装されうる、または、請求項の範囲内にある、唯一の実施形態を表していない。詳細な説明は、説明された技法の理解を提供する目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実行されうる。いくつかの例では、既知の構造およびデバイスは、説明された実施形態のコンセプトを不明瞭にしないようにブロック図で示される。
情報と信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表されうる。例えば、上記の説明の全体にわたって参照されうる、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁粒子、光場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれの組み合わせ、によって表わされうる。
さらに、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらのいずれの組み合わせによって実装されうる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードで実装される場合、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体のようなコンピュータ可読媒体において格納されうる。プロセッサは、必要なタスクを実行しうる。ここでの開示に関連して説明された様々な説明のためのブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは他のプログラマブル論理回路、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここに説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、で実装または実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用しての1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはいずれの他のそのような構成のもの、として実装されうる。
ここにおいて説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらのいずれの組み合わせにおいて実装されうる。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令またはコードとして格納または送信されうる。他の例および実装は、特許請求の範囲および本開示の精神および範囲内にある。例えば、ソフトウェアの本質により、上述される機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組み合わせを使用して実装されることができる。機能を実装する特徴はまた、様々な位置において物理的に配置されうる、そしてそれは、機能の部分が異なる物理的な位置において実装されるように分配されることを含む。本開示全体にわたって、用語「例」または「例示的な」は、例またはインスタンスを示しており、述べられた例の優先度を意味しておらず、または要求していない。また、特許請求の範囲の請求項を含む、本明細書の中で使用されるように、「のうちの少なくとも1つ」で始まる項目のリストで使用される「または(or)」は、選言的なリスト(disjunctive list)を示し、例えば「A,BまたはCのうちの少なくとも1つ」のリストは、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味する。
コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へとコンピュータプログラムの移送を容易にするいずれの媒体をも含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされることができるいずれの利用可能な媒体でありうる。例として、また限定されないが、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージあるいは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令あるいはデータ構造の形で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができる、また、汎用または専用コンピュータ、または、汎用または専用プロセッサによってアクセスされることができる、任意の他の媒体も備えることができる。また、いずれの接続もコンピュータ可読媒体と適切に名づけられる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者ライン(DSL)を使用している他の遠隔ソース、から送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSLは、媒体の定義に含まれている。ここで使用される、ディスク(Disk)とディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光学ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(Disk)は通常データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザで光学的に再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本開示の説明は、当業者が本開示を行なうまたは使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な変更は、当業者にとって容易に明らかであろう、また、ここで定義される一般的な原理は、本開示の範囲または精神から逸脱することなく他の変更に適用されうる。したがって、本開示は、ここで説明される例および設計に限定されるべきではないが、ここで開示される原理および新規の特徴と一致して幅広い範囲が与えられるべきである。
いくつかの実施形態を説明して、様々な変更、代替の構成、および同等物が、本発明の精神から逸脱することなく使用されうるということが当業者によって理解されるであろう。例えば、上記エレメントは、大きなシステムのコンポーネントにすぎず、他のルールは、優位を取ることがあり、または、そうでない場合には、本発明のアプリケーションを変更しうる。また、多数のステップが、上記エレメントが考慮された後、その間、その前に実行されうる。したがって、上述の説明は、本発明の範囲を限定するものとしてとらえられるべきではない。

Claims (48)

  1. モバイルデバイスから電力ヘッドルームを報告する方法であって、前記方法は、
    前記モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別することと、
    前記識別された送信電力を蓄積することと、
    前記蓄積された送信電力を使用して前記モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算することと、
    前記モバイルデバイスに利用可能な前記計算された電力ヘッドルームを備えているヘッドルーム報告を送信することと、
    を備える、
    方法。
  2. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、
    アップリンク制御チャネルを備えている第1のチャネルと、
    アップリンク共有チャネルを備えている第2のチャネルと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のチャネルの前記識別された送信電力は、仮想送信電力を備え、
    前記第2の送信電力の前記識別された送信電力は、実際の送信についての測定された送信電力を備える、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を備え、
    前記第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を備え、
    前記PUCCHおよびPUSCHは、異なるキャリア上で同時に送信される、
    請求項2に記載の方法。
  5. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの1つまたは複数の前記識別された送信電力は仮想送信電力を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって前記仮想送信電力を決定すること、
    をさらに備える請求項5に記載の方法。
  7. 複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別することは、
    第1の送信電力を識別するために、第1の独立して電力制御されたチャネルについて第1の時間期間中に送信電力を決定することと;
    第2の送信電力を識別するために、仮想送信電力を第2の独立して電力制御されたチャネルにアトリビュートすることと、なお、前記モバイルデバイスは、前記第1の時間期間中に前記第2の独立して電力制御されたチャネル上で送信しない;
    を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるキャリア上で送信されうる、請求項1に記載の方法。
  9. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一キャリアに割り付けられる、請求項1に記載の方法。
  10. 電力ヘッドルームを報告するためのデバイスであって、前記デバイスは、
    モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するように構成された測定モジュールと、
    前記識別された送信電力を加算するように、
    前記加算された送信電力を使用して前記モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算するように、
    構成された電力ヘッドルーム計算モジュールと、
    前記モバイルデバイスに利用可能な前記計算された電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を送信するように構成された送信機と、
    を備える、
    デバイス。
  11. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、
    アップリンク制御チャネルを備えている第1のチャネルと、
    アップリンク共有チャネルを備えている第2のチャネルと、
    を備える、請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記第1のチャネルの前記識別された送信電力は、仮想送信電力を備え、
    前記第2の送信電力の前記識別された送信電力は、実際の送信についての測定された送信電力を備える、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記第1のチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を備え、
    前記第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を備え、
    前記PUCCHおよびPUSCHは、異なるキャリア上で同時に送信される、請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの1つまたは複数の前記識別された送信電力は仮想送信電力を備える、請求項10に記載のデバイス。
  15. 前記電力ヘッドルーム計算モジュールは、前記電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって、前記仮想送信電力を決定するようにさらに構成される、請求項14に記載のデバイス。
  16. 複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するために、前記測定モジュールは、
    第1の送信電力を識別するために、第1の独立して電力制御されたチャネルについて第1の時間期間中に送信電力を決定するように;
    第2の送信電力を識別するために、仮想送信電力を第2の独立して電力制御されたチャネルにアトリビュートするように、なお、前記モバイルデバイスは、前記第1の時間期間中に前記第2の独立して電力制御されたチャネル上で送信しない;
    構成される、請求項10に記載のデバイス。
  17. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるアップリンクキャリア上で送信されうる、請求項10に記載のデバイス。
  18. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一アップリンクキャリアに割り付けられる、請求項10に記載のデバイス。
  19. 前記デバイスは、プロセッサを備える、請求項10に記載のデバイス。
  20. 前記デバイスは、前記モバイルデバイスを備える、請求項10に記載のデバイス。
  21. 前記モバイルデバイスは、ロングタームエボリューション−アドバンスドシステムのユーザ機器を備える、請求項20に記載のデバイス。
  22. モバイルデバイスから電力ヘッドルームを報告するためのコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータプログラムプロダクトは、
    ノントランジトリコンピュータ可読媒体を備え、前記ノントランジトリコンピュータ可読媒体は、
    前記モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するためのコードと、
    前記識別された送信電力を蓄積するためのコードと、
    前記蓄積された送信電力を使用して前記モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算するためのコードと、
    前記モバイルデバイスに利用可能な前記計算された電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を送信するためのコードと、
    を備える、
    コンピュータプログラムプロダクト。
  23. 無線通信デバイスであって、
    前記モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルの各々と関連づけられた送信電力を識別するための手段と、
    前記識別された送信電力を蓄積するための手段と、
    前記蓄積された送信電力を使用して前記モバイルデバイスに利用可能な電力ヘッドルームを計算するための手段と、
    前記モバイルデバイスに利用可能な前記計算された電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を送信するための手段と、
    を備える無線通信デバイス。
  24. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、
    アップリンク制御チャネルを備えている第1のチャネルと、
    アップリンク共有チャネルを備えている第2のチャネルと、
    を備える、請求項23に記載の無線通信デバイス。
  25. 前記第1のチャネルの前記識別された送信電力は、仮想送信電力を備え、
    前記第2の送信電力の前記識別された送信電力は、実際の送信についての決定された送信電力を備える、請求項24に記載の無線通信デバイス。
  26. 前記第1のチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を備え、
    前記第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を備え、
    前記PUCCHおよびPUSCHは、異なるキャリア上で同時に送信される、請求項24に記載の無線通信デバイス。
  27. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの1つまたは複数の前記識別された送信電力は仮想送信電力を備える、請求項23に記載の無線通信デバイス。
  28. 前記仮想送信電力は、前記電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって決定される、請求項27に記載のシステム。
  29. 複数の独立して電力制御されたチャネルの各々に関連づけられた送信電力を識別するための手段は、
    第1の送信電力を識別するために、第1の独立して電力制御されたチャネルについて第1の時間期間中に送信電力を決定するための手段と;
    第2の送信電力を識別するために、仮想送信電力を第2の独立して電力制御されたチャネルにアトリビュートするための手段と、なお、前記モバイルデバイスは、前記第1の時間期間中に前記第2の独立して電力制御されたチャネル上で送信しない;
    を備える、請求項23に記載の無線通信デバイス。
  30. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるキャリア上で送信されうる、請求項23に記載の無線通信デバイス。
  31. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一キャリアに割り付けられる、請求項23に記載の無線通信デバイス。
  32. モバイルデバイスから電力ヘッドルーム報告を受信する方法であって、前記方法は、
    モバイルデバイスからアップリンク送信に利用可能な電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を受信することと、なお、前記電力ヘッドルーム報告は、前記モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルに関連づけられた蓄積された送信電力を識別する;
    前記電力ヘッドルーム報告から取得された情報に基づいてグループとして前記複数の独立して電力制御されたチャネルに関してアップリンク割り付けをスケジュールすることと;
    を備える、方法。
  33. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、
    アップリンク制御チャネルを備えている第1のチャネルと、
    アップリンク共有チャネルを備えている第2のチャネルと、
    を備える、請求項32に記載の方法。
  34. 前記第1のチャネルの前記識別された送信電力は、仮想送信電力を備え、
    前記第2の送信電力の前記識別された送信電力は、前記モバイルデバイスからの実際の送信についての測定された送信電力を備える、請求項33に記載の方法。
  35. 前記第1のチャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を備え、
    前記第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を備え、
    前記PUCCHおよびPUSCHは、異なるキャリア上で同時に送信される、請求項33に記載の方法。
  36. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの1つまたは複数の前記識別された送信電力は仮想送信電力を備える、請求項32に記載の方法。
  37. 前記仮想送信電力は、前記電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって決定される、請求項36に記載の方法。
  38. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの各々の送信のためのアップリンク割り付けをスケジュールすることは、
    アップリンク制御チャネルを備える第1のチャネルについてのアップリンク割り付けをスケジュールすることと、
    アップリンク共有チャネルを備える第2のチャネルについてのアップリンク割り付けをスケジュールすることと、
    を備える、請求項32に記載の方法。
  39. 前記第2のチャネルについての前記アップリンク割り付けは、前記第1のチャネルがスケジュールされた割り付けを有するかどうかを明らかにするために時間にわたって変動する、請求項38に記載の方法。
  40. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるアップリンクキャリア上で送信される、請求項32に記載の方法。
  41. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一アップリンクキャリアに割り付けられる、請求項32に記載の方法。
  42. モバイルデバイスから電力ヘッドルーム報告を受信するためのデバイスであって、前記デバイスは、
    モバイルデバイスからのアップリンク送信に利用可能な電力ヘッドルームを備えるヘッドルーム報告を受信するように構成された受信機と、なお、前記電力ヘッドルーム報告は、前記モバイルデバイスが同時に送信するように構成される、複数の独立して電力制御されたチャネルに関連づけられた蓄積された送信電力を識別する;
    前記電力ヘッドルーム報告から取得された情報に基づいてグループとして前記複数の独立して電力制御されたチャネルに関してアップリンク割り付けをスケジュールするように構成された割り付けモジュールと;
    を備える、デバイス。
  43. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、
    アップリンク制御チャネルを備えている第1のチャネルと、
    アップリンク共有チャネルを備えている第2のチャネルと、
    を備える、請求項42に記載のデバイス。
  44. 前記第1のチャネルの前記識別された送信電力は、仮想送信電力を備え、
    前記第2の送信電力の前記識別された送信電力は、前記モバイルデバイスからの実際の送信についての決定された送信電力を備える、請求項43に記載のデバイス。
  45. 前記仮想送信電力は、前記電力ヘッドルームを計算することにおいてアップリンク制御チャネル送信と関連づけられた変化を無視することによって決定される、請求項44に記載のデバイス。
  46. 前記複数の独立して電力制御されたチャネルの各々は、マルチキャリアシステムの異なるアップリンクキャリア上で送信される、または、
    前記複数の独立して電力制御されたチャネルは、単一アップリンクキャリアに割り付けられる、
    請求項42に記載のデバイス。
  47. 前記デバイスは、プロセッサを備える、請求項42に記載のデバイス。
  48. 前記デバイスは、ロングタームエボリューション−アドバンスド(LTE/A)システムのeNodeBを備える、請求項42に記載のデバイス。
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