JP2013526891A - 骨固定アセンブリ - Google Patents

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Abstract

基体と、骨又はインプラント上に可逆的にクリップ留めするために弾力的に拡張可能な一対のアームを有する骨固定部材と、固定部材を骨固定ロッドに強固に固定するために基体に取り付けるよう構成されたコネクタ・アセンブリを包含する骨固定要素。
【選択図】図3

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2009年12月11日に出願された米国特許出願第61/285,728号の利益を要求し、これによりその開示は、本明細書中にその全体が記述されているかのように参照により組み入れられる。
本開示は、一般には骨固定アセンブリに関し、特に、脊髄の一部を安定化するために、2以上の椎骨間の骨固定ロッドを固定するよう構成された骨固定アセンブリに関する。
従来の骨固定要素は、椎体の椎弓根にねじ込む椎弓根スクリューとして提供することができる。椎弓根スクリューは、アンカーシート内に保持され、コレットにより捕捉された骨アンカーを包含し得る。椎弓根スクリューアセンブリは、椎弓根スクリューに形成されたロッドスロットを通って延びる骨固定ロッドによって接合された複数の椎弓根スクリューを包含する。従来の椎弓根スクリューは頚椎には大き過ぎる場合があることが判明した。
1つの実施形態に従えば、骨固定アセンブリは、骨又は椎骨の椎弓板(lamina)に影響を与えることなく、骨、特に椎骨の椎弓板に取り付け可能であり、ロッドが脊髄方向に整列するように骨固定ロッドに強固に接合可能な骨固定部材と、骨固定部材を骨固定ロッドに接合させるよう構成されるコネクタ・アセンブリを有する骨固定要素を包含する。例えば、コネクタ・アセンブリは、骨固定ロッドを骨固定部材に解放可能なように固定するよう構成され得る。コネクタ・アセンブリは、多軸回転可能なように骨固定部材に結合させることができ、又はケーブル・タイとして構成することができる。
骨固定部材は、基体と、基体から延びる一対の外側に離間したアームを包含する固定本体を包含し得る。アームは弾力的に拡張可能であり、椎骨の椎弓板上に可逆的にクランプ留めするように構成され得る。骨固定部材は、更に、固定本体に、例えば基体で取り付けられた接続部(connection interface)を包含することができ、骨固定部材を骨固定ロッドに強固に固定するために、コネクタ・アセンブリに取り付けるよう構成される。
1つの実施形態に従えば、骨固定部材は、30GPaを超え、好ましくは100GPaを超えるヤング率を有する材料から作成できる。骨固定部材のための適切な材料は、ステンレス鋼、コバルト−クロム合金、例えばヤング率が241GPaのCo28CrMo、及びチタン合金、例えば、ヤング率が30〜100GPaのTiNbTaZr、ヤング率が105GPaのTil5Moα+β、及びヤング率が78GPaのTil5Moβのような金属材料である。
別の実施形態では、骨固定部材は形状記憶合金、好ましくはヤング率が30〜75GPaのニチノールから作成される。
更なる実施形態では、骨固定部材はヤング率が30GPAを超える強化PEEKから作成される。
別の実施形態では、骨固定部材は、縦方向ロッドの周囲全体を囲むための閉鎖可能構造を有する。この配置により、縦方向ロッドを骨固定部材に強固に固定することができる。縦方向ロッドは骨固定部材からの意図されない除去に対し固定される。
更なる実施形態では、相対的な並進と回転の動きに対し骨固定部材を縦方向ロッドに固定することができる。
更に別の実施形態では、骨固定部材とコネクタ・アセンブリは互いに強固に接合される。それにより縦方向ロッドが脊髄とそろった位置にしっかりと保持されるという利点を達成できる。
更なる実施形態では、固定ロッドが固定部材に固定される場合には、固定本体が定める面に固定ロッドが実質的に延びるように、骨固定部材が配置される。
骨固定部材の別の実施形態では、固定部材はケーブル・タイとして形成される。この配置では、少量の固定部材を有する骨固定部材の配置が可能となる。
骨固定部材の別の実施形態では、固定部材は、基体の外側部分に固定して配置されたヘッドと、解放可能に固定でき多軸回転可能な接合箇所によりヘッドに結合したコネクタ・アセンブリを含み、縦方向ロッドを骨固定部材に解放可能なように固定させている。この配置は、縦方向ロッドを必ずしも脊柱に沿った骨固定部材の各々の位置に適合させる必要はないという利点をもたらす。多軸回転可能な接合箇所は、縦方向ロッドの位置に対して固定部材を調整する可能性を提供する。
更なる実施形態では、骨固定部材の固定本体は、第一の寸法と、第一の寸法より小さい第二の寸法を有する楕円形のC形を実質的に定める。実質的に弧状の固定本体は、約240°を超え、例えば約260°を超える範囲内の距離に沿って広がることができ、弧の外接円で測定した場合で約290°未満、例えば約280°未満となり得る。1つの実施形態に従えば、実質的に弧状の固定本体は、弧の外接円で測定した場合で約270°となる距離に沿って広がることができる。
更に別の実施形態では、骨固定部材は、X形又は任意の代替形状に配置することができ、楕円様若しくは楕円形のC形又は所望の任意の代替形状を有する通路(passage)を形成し得る2個以上のアーム、好ましくは4個のアームを包含する。
別の実施形態では、骨固定部材の固定本体の基体は、第一の曲率半径を定める内表面を有し、少なくとも1方又は両方のアームが、第一の曲率半径より小さい第二の曲率半径を定める内表面を有する。
骨固定部材の別の実施形態では、2つの自由端の間に、負荷のない(unloaded)又は湾曲していない状態で測定された第一の初期幅を有する開口部(opening)が残るように、2個のアームの各々は、基体に対向する自由端を有し、第一の初期幅よりも大きい第二の湾曲幅を定めるために、伸張力(expansion force)により拡張され得る。拡張力が解放されると、固定本体を椎弓板上にしっかりと固定することができる。様々な実施形態に従い、第一の幅と第二の幅は以下のような寸法とすることができる。
第一の初期幅は約12mmを超え、例えば約13mmを超え、約16mm未満、例えば約15mm未満の範囲内となり得る。1つの実施形態に従えば、第一の初期幅は約14mmとなり得る。第二の湾曲幅は約16mmを超え、例えば約18mmを超え、約22mm未満、例えば約20mm未満の範囲内となり得る。1つの実施形態に従えば、第二の湾曲幅は約19mmとなり得る。その結果、第一の初期幅と第二の湾曲幅の間の差は、約3mmを超え、例えば約4mmを超え、約7mm未満、例えば約6mm未満の範囲内となり得る。1つの実施形態に従えば、第一の初期幅と第二の湾曲幅の間の差は約5mmとなり得る。
骨固定部材、例えば固定本体は、第一の初期幅/第二の湾曲幅の比率により定められる相対拡張度(relative spreadability)を定めることができる。1つの実施形態に従えば、相対拡張度は、約0.6を超え、例えば約0.7を超え、約0.8未満、例えば約0.75未満の範囲内となり得る。1つの実施形態に従えば、相対拡張度は約0.74となり得る。特に明記しない限り、骨固定部材、例えば固定本体は、約1.25を超え、例えば約1.3を超え、約1.5未満、例えば約1.4未満の範囲内の第二の湾曲幅/第一の初期幅の比率を定めることができる。1つの実施形態に従えば、第二の湾曲幅/第一の初期幅の比率は約1.36である。
骨固定部材の基体は、基体の内側において短軸から等しい距離に対称的に配置された2つの窪み部分を含み得る。
再び骨固定部材の更なる実施形態では、2つのアームの各々は、好ましくは突出部分又は窪み部分の形状の挿入器具を噛み合わせるよう構成された連結部材(engagement member)を含む。
別の実施形態では、骨固定部材のアームは、ヒドロキシルアパタイト、ポリマー又はチタンでコーティングされる内表面を有する。このコーティングにより、弧状要素のアームと骨との間の摩擦を低減し得るという利点がもたらされる。
別の態様に従えば、以下の工程を含む少なくとも2つの骨固定要素を使用することにより、特に脊椎の頸部における、脊髄の一部を安定化する方法が提供される:
a)処置される各椎体への後方アプローチのために、各々について切開を確立する(establishing an incision)工程;
b)骨固定部材を挿入器具に取り付ける工程;
c)挿入器具のロッドを前進させることにより、骨固定部材を広げる工程;
d)処置される第一の椎体の椎弓板上に骨固定部材を挿入し位置付けする工程;
e)椎弓板上に骨固定部材をクリップ留めするために、ロッドを後退させて骨固定部材を解放する工程;
f)処置される各椎体について、b)〜e)の工程を繰り返す工程;
g)例えば、推体の椎弓板に取り付けた骨固定部材のヘッドの各々の上にコネクタ・アセンブリを嵌め込み、椎体に取り付けたコネクタ・アセンブリのチャネル内に縦方向ロッドを位置付けすることにより、また、インサートネジを各コネクタ・アセンブリ上に載せ、インサートネジを締めることにより、縦方向ロッドを固定部材に挿入する工程;及び
h)例えば、縦方向ロッドを骨固定部材に固定するために、各コネクタ・アセンブリにおいて止めネジを締めることにより、固定部材内に縦方向ロッドを固定する工程。
更なる態様に従えば、椎体の椎弓板上に骨固定部材をクリップ留めするための挿入器具が提供される。挿入器具には以下が含まれる:
A)骨固定部材の2つのアームに噛み合わせるよう構成された連結部材を含むクランプ;及び
B)骨固定部材のヘッドの上側に位置することができ、骨固定部材の2つのアームを広げるために、クランプに対して前進させることができるプッシャーを備えたシャフト。
いくつかの実施形態を、実施例により、また添付の図面を参照しつつ、以下に記述する。
図1は、複数の骨固定要素と、骨固定要素間に接合された骨固定ロッドを包含する1つの実施形態に従い構築された骨固定アセンブリの斜視図であり、脊椎上に移植された骨固定アセンブリを示す。 図2は、コネクタ・アセンブリと骨固定部材を包含する、図1に示された骨固定要素の1つの斜視断面図である。 図3は、接続部と、固定本体から延びるヘッドを包含する、図2に示された骨固定部材の平面図である。 図4Aは、骨固定部材に連結して示された、1つの実施形態に従い構築された挿入器具の斜視図である。 図4Bは、骨固定部材に連結して示された、図4Aに示された挿入器具の遠心端の拡大斜視図である。 図5Aは、1個の椎体の椎弓板上に移植されたことを示す、図3に示された骨固定部材の斜視図である。 図5Bは、隣接する椎体の椎弓板上に移植された第二の骨固定部材と共に、図5Aに示された骨固定部材上への図2に示されたコネクタ・アセンブリの取り付けを示す斜視図である。 図5Cは、複数のコネクタ・アセンブリへの脊柱固定ロッドの挿入を示す斜視図である。 図6は、図3に示された骨固定部材であるが、別の実施形態に従い構築された接続部を示す骨固定部材の平面図である。 図7Aは、骨固定ロッドを骨固定部材に固定するよう構成された骨固定部材の一部、骨固定ロッド、及びコネクタ・アセンブリを包含する、骨固定アセンブリの一部の側断面図である。 図7Bは、図7Aに示された骨固定アセンブリの一部の側面図である。
初めに図1を参照すると、骨固定アセンブリ20は、骨固定ロッド24により連結され、それぞれの椎骨23A〜Dのような基底骨上に移植された、図1に示すような4個の骨固定要素22A〜Dのような1以上の骨固定要素1を包含する。示された実施形態に従えば、骨固定要素22A〜Dは縦方向に沿って実質的に間隔が保たれ、固定ロッド24は、固定ロッド24が脊髄方向に実質的に整列するように、通常は縦方向Lに沿って延びている(そのため、縦方向Lに対して曲がっており、僅かに逸れている場合がある)。各々の骨固定要素22A〜Dは、縦方向Lに対し実質的に垂直となる実質的な横方向Tの各々の椎骨23A〜Dから延びるように示されており、更に横方向Tと縦方向Lに対し実質的に垂直となる外側方向Aを定めている。
本明細書中で特に断りがない限り、「外側の(lateral)」「縦の」及び「横の」なる用語は、骨固定アセンブリ20の方向成分を記載するのに使用される。図2に示された配置では、各骨固定要素22は横方向Tに沿って垂直に、また外側方向Aと縦方向Lに沿って水平に延びている。そのため、縦方向と外側方向は水平面に沿って延びるように示され、横方向は垂直面に沿って延びるように示されているが、様々な方向を含む平面は使用する過程で変化する場合があることを認識すべきである。例えば、骨固定要素22A〜Dを脊椎上に移植する場合には、縦方向Lは通常上下(又は頭−尾)方向に沿って延びるが、外側方向Aと横方向Tにより定められる平面は、通常、内側−外側方向と、前後方向のそれぞれにより定められる解剖学的な平面にある。従って、方向を表す「垂直の」と「水平の」なる用語は、示されるインプラント10とその構成要素を、明確性と説明の目的のためにのみ記述するために使用される。
「内向きの」、「外向きの」、「上側の」、「下側の」、「遠位の」、及び「近位の」という単語は、それぞれ骨固定アセンブリ20及びその構成要素の幾何学的中心に向うか又はそれから離れる方向を意味し得る。「前方の」、「後方の」、「上方の」、「下方の」という単語並びに関連する単語及び/又は語句は、参照される人体の好ましい位置及び向きを示すもので、限定することを意味しない。丸い構造は、本明細書で記述するように直径を定めるが、丸い構造は、直径の代替となる断面寸法を定めるであろう代替の(例えば、多角形の)構造と置換できることを更に認識すべきである。本明細書中で使用される「直径」なる用語は、別途定めない限り、全てのそのような代替形態を包含することが意図される。専門用語は、先に列挙した単語、それらの派生語、及び類似の意味の単語を包含する。
続けて図1を参照すると、各骨固定要素22A〜Dは、骨アンカーとして示され、対応する椎骨27A〜Dの椎弓板上に移植された(例えば、クリップ留めされた)骨固定部材30と、固定ロッド24を骨固定部材30に取り付け、固定するために骨固定部材30と、固定ロッド24の間を連結するよう構成されるコネクタ・アセンブリを包含する。コネクタ・アセンブリ32は、骨固定部材30を骨固定ロッド24に解放可能に固定するよう構成することができる。以下の記載から認識されるように、コネクタ・アセンブリ32は、第一の配置において、骨固定部材30に多軸回転可能なように結合することができ、続いて相対的な並進と回転の動きに対し骨固定部材30に固定するために、第二の配置に締め付けることができ、これにより更に相対的な並進と回転の動きに対し骨固定部材30を固定ロッド24に固定する。或いは、以下に更に詳細に記載するように、コネクタ・アセンブリ32はケーブル・タイとして構成することができる(図6〜7Bを参照)。
別途定めない限り、骨固定アセンブリ20とその構成要素は、チタン−アルミニウム−ニオブ合金(TAN)、インプラントグレード316Lステンレス鋼、又は任意の適切な代替となるインプラントグレード材料から作成し得る。骨固定要素22A〜Dは、通常は脊椎の任意の領域、例えば腰部、胸部又は頸部に移植することができる。この点において、骨固定要素22A〜Dが固定ロッド24により接続される場合には、骨固定アセンブリ20は椎骨23A〜Dの相対位置を固定する。従って、骨固定要素22A〜Dは脊椎固定要素とも称することができ、固定ロッド24は脊柱固定ロッドとも称することができ、骨固定アセンブリ20は脊椎固定アセンブリとも称することができる。しかし、骨固定アセンブリ20は、手、顔、足、四肢、頭蓋等における関節、長骨、又は骨のような体の他の部分の固定にも使用できることを認識すべきである。固定ロッド24は、形状が実質的に円筒状又は管状となり得るものであり、所望により実質的に強固又は柔軟となり得る。固定ロッドは固形体、非固形体、可撓体又は動体等を包含してもよいが、これらに限定されることはなく、所望により任意の代替形状を想定することができる。
今度は図3を参照すると、各骨固定部材30は、骨アンカーとして提供することができ、椎骨23のような基底骨上に載せるよう構成された固定本体34と、固定本体34から延び、骨固定部材30を骨固定ロッド24に強固に固定するために、各コネクタ・アセンブリ32に取り付けるよう構成される接続部(connection interface)37を有する。
骨固定部材30は、任意の適切な材料、例えば30GPaを超える、例えば100GPaを超えるヤング率を有する材料から作成することができる。例えば、骨固定部材30は、ステンレス鋼、コバルト−クロム合金、例えば、約241GPaのヤング率を有し得るCo28CrMo、並びにチタン合金、例えば、約30GPa〜約100GPaのヤング率を有し得るTiNbTaZr、約105GPaのヤング率を有し得るTil5Moα+β、及び約78GPaのヤング率を有し得るTil5Moβのような金属材料から作成することができる。別の実施形態に従えば、骨固定部材30は、約30GPa〜約75GPaのヤング率を有するニチノールのような形状記憶性の材料又は金属から作成することができる。更に別の実施形態に従えば、骨固定部材30は、約30GPaを超えるヤング率の強化PEEKから作成することができる。
固定本体34は、基体36と、基体36の外側の対向端から延びる一対の縦方向に離間したアーム38を包含する。アーム38は、互いに対面するそれぞれの内表面と、反対側の外表面を定める。内表面は、アーム38と、アーム38に収容される骨の間の摩擦を低減するために、ヒドロキシルアパタイト、ポリマー又はチタンでコーティングすることができる。アーム38は、所望により任意の適切な大きさと形状を定めることができ、示された実施形態に従い曲がっている。例えば、対向するアーム38は、互いに実質的に凹面形となり得る。このように、各アーム38は、対向するアーム38の近接端38aから離れて曲がる近接端38aと、対向するアーム38の開放された遠心端38bに向かって曲がる基体に対向する開放された遠心端38bを定めることができる。こうして、固定本体34は、示された実施形態に従い実質的に弧状にすることができ、例えば縦軸Lに沿って延びる第一の長手寸法(longitudinal dimension)と、横軸Tに沿って延び、第一の長手寸法よりも短くなり得る第二の横断寸法(transverse dimension)を定めることができる実質的に楕円形のC形を定めることができる。第一の長手寸法は、アーム38の間の固定本体34の最も長い長手寸法を定めることができ、第二の横断寸法は、固定本体34の最も長い横断寸法を定めることができる。その結果、第一の長手寸法は第二の横断寸法よりも長くなる。基体36は曲率半径R1を定め、2つのアーム38の各々は、示されるようにR1よりも小さい曲率半径R2を有する。
しかし、固定本体34は、所望により任意の適切な代替形状を定めることができることを認識すべきである。例えば、アーム38は、代案として、単独で、又は少なくとも1つの曲がったセグメントと組み合わせて、少なくとも1つのセグメントを含むことができる。従って、固定部材30が第一の初期位置又は湾曲のない位置にある場合には、アーム38は、近接端38aの間に延びる第一の距離と、近接端38aの間の位置と38bの間に延び、第一の距離に沿って延び、第一の距離よりも長い第二の距離と、第一と第二の距離に沿って遠心端38bの間に延び、第二の距離よりも短い第三の距離を定めることができる。
1つの実施形態に従えば、骨固定部材30の固定本体34は、弧の外接円で測定した場合で約240°よりも大きく、例えば約260°よりも大きい範囲内の距離に沿って延び得る実質的な弧状を定めることができ、約290°未満、例えば約280°未満となり得る。1つの実施形態に従えば、実質的に弧状の固定本体は、弧の外接円で測定した場合で約270°となる距離に沿って延びることができる。
固定本体34、特に基体36とアーム38は、対向するアーム38の遠心端38bの間に配置された部分の間の幅Wを定める開口部44を有する骨収容スペース42を定める。固定本体34、特にアーム38は、アーム38の遠心端38bが第一の初期幅W1を定める第一の初期位置と、アーム38の遠心端38bが第一の初期幅W1よりも長い第二の湾曲幅W2(図4Bを参照)を定める第二の湾曲位置との間を移動することができる。例えば、アーム38は、図4A〜Bを参照して以下に記載するように、挿入器具40に嵌め込まれ、広げることができる。アーム38を互いに離れる方向に湾曲させる拡張力(spreading force)がアーム38に加わる場合に、基底の椎骨23の椎弓板上にアーム38が適合できるように、初期幅W1は、固定部材30が載せられる椎弓板よりも短くすることができ、第二の幅は固定部材30が載せられる椎弓板よりも長くすることができる。従って、椎弓板のような骨を、開口部44を通して骨収容スペース42内に挿入することができる。拡張力が解放されると、アーム38のスプリング力により、アームは互いの方向に跳ね返り、椎弓板のような骨の上にクランプ留めされる(例えば、しっかりと固定される)。その結果、アーム38は弾力的に広がることが可能になり、椎骨の椎弓板上に可逆的にクランプ留めするよう構成することができる。
第一の初期幅W1は、約12mmを超え、例えば約13mmを超え、約16mm未満、例えば約15mm未満の範囲内となり得る。1つの実施形態に従えば、第一の初期幅W1は約14mmとなり得る。第二の湾曲幅W2は、約16mmを超え、例えば約18mmを超え、約22mm未満、例えば約20mm未満の範囲内となり得る。1つの実施形態に従えば、第二の湾曲幅W2は約19mmとなり得る。その結果、第一の初期幅W1と第二の屈曲幅W2との間の差異は、約3mmを超え、例えば約4mmを超え、約7mm未満、例えば約6mm未満の範囲内となり得る。1つの実施形態に従えば、第一の初期幅W1と第二の湾曲幅W2との間の差異は約5mmとなり得る。
骨固定部材30、例えば固定本体34は、第一の初期幅WI/第二の湾曲幅W2の比率により定められる相対拡張度を定めることができる。1つの実施形態に従えば、相対拡張度は、約0.6を超え、例えば約0.7を超え、約0.8未満、例えば約0.75未満の範囲内となり得る。1つの実施形態に従えば、相対拡張度は約0.74となり得る。特に明記しない限り、骨固定部材30、例えば固定本体34は、約1.25を超え、例えば約1.3を超え、約1.5未満、例えば約1.4未満の範囲内となる第二の湾曲幅W2/第一の初期幅W1の比率を定めることができる。1つの実施形態に従えば、第二の湾曲幅W2/第一の初期幅W1の比率は約1.36である。
固定本体34は、挿入工具40が固定本体34、特にアーム38に、アーム38をその第一の初期位置又は非湾曲位置からその第二の湾曲位置に湾曲させる拡張力を加えることができるように、挿入工具40の補助用の(complementary)連結部材に結合するよう構成された少なくとも1個の連結部材を更に定める。固定本体34の連結部材は、所望により突出部分又は窪み部分のように構成することができ、各アームの中に延び、挿入器具40の噛合歯44の形状のそれぞれの連結部材を受けるよう構成される溝48を形成する窪み部分として示される(図4A〜Bを参照)。特に、各々の溝48は、近接端38a及び遠心端38bの間の位置において、縦方向離間アーム38の各々の外表面に縦方向に延びることができる。示された実施形態に従うと、溝48は、遠心端38bと、近接端及び遠心端38a及び38bの間の中間との間に配置される。各溝48は、外側方向の断面図で示された実質的に鋸歯状を定めることができ、これは固定本体24が定める横縦平面に対し直角である。特に、各溝48は、それぞれのアーム38の外表面からそれぞれのアーム38の内表面に向かう方向に沿って接続部37に向かって延びる急勾配側面(steep flank)49を定めることができる。急勾配側面49は第一の長手寸法上に位置することができ、これはアーム38の間の固定本体34の最も長い寸法である。各溝48は、更に急勾配側面49に対して角度を有する平坦側面(flat flank)51を定めることができる。急勾配側面は、噛合歯44が適用される際に、挿入器具40からの拡張力を受けるよう構成されることは、以下の記載から理解されるであろう。
固定本体34は、更に、固定本体34の第二の横断寸法から実質的に等しい距離で対称的に配列させ得る位置において、アーム38のそれぞれの対の内表面中に延びる一対の窪み部分50を定める。各窪み部分50は、アーム38の弾性、即ち湾曲性を増大させるアーム38の細い領域を定める。従って、アーム38は、第一の初期位置又は非湾曲位置と第二の湾曲位置との間のアームの湾曲を容易にする窪み部分50におけるそれぞれのヒンジ53を定めることができる。更に、固定本体34は、ヒンジ53よりも厚みのある窪み部分50(例えば、基体36において)に隣接し近位となるよう配置された中央部54を定め、コネクタ・アセンブリ32に接合し、固定ロッド24への骨固定部材30の固定を容易とするよう構成される強固なアンカーレッジを定める。固定本体34は、ヒンジ53よりも厚みのある窪み部分50(例えば、基体36において)に隣接し遠位となるよう配置されたアーム38の遠位部56を定め、骨収容スペース42に収容される骨(例えば、椎弓板)に接合するよう構成される強固なアンカーレッジを定める。
今度は図2〜3を参照すると、骨固定部材30の接続部37は、基体36の外表面から、例えば横方向ポスト(transverse post)55を介して延びるヘッド52を定める。ヘッド52は、基体36と一体となり得るか、又は代替として基体36に慎重に接合され得る。ヘッド52は、円形、例えば実質的に球状となることができ、多軸玉継手(polyaxial ball−and−socket joint)の一部としてのコネクタ・アセンブリ32に接合するよう構成される外部接合面58を定めることができる。ヘッド52は、固定本体34の第二の横断寸法に一致し得るものであり、第二の横断寸法に沿って中心に延びることができる。コネクタ・アセンブリ32は、コネクタ・アセンブリ32がロックされていない第一の配置にある場合には、コネクタ・アセンブリ32と、コネクタ・アセンブリ32に収容される固定ロッド24が、骨固定部材30に対して多軸回転可能であるように、ボール状ヘッド52を収容するよう構成される補助ソケット60を定める。従って、固定ロッド24は、曲がるか、又は別法により縦方向Lから僅かに外れた方向に延びることができ、それにより固定ロッド24は脊柱の外形に従うことができ、一方、固定部材30の角度方向は固定ロッド24に対して調整できる。コネクタ・アセンブリ32は、骨固定部材とコネクタ・アセンブリ32を強固に接合するために引き続き締め付けることができ、これにより骨固定部材30に対する固定ロッド24の移動を防ぎ、所望により脊髄と整列する位置に固定ロッド24がしっかりと保持される。
コネクタ・アセンブリ32は、椎弓根スクリュー又はフックの分野で周知であるように、自由に構成することができる。例えば、コネクタ・アセンブリ32は、中心主軸(central transverse axis)33に沿って伸張するセントラルボアホール(central bore hole)61を定める中空円筒状スリーブ62を包含することができる。セントラルボア61は、例えば、チャネル64の開口端63を閉じるために、止めネジ78、プラグ80及びインサートネジ82が、直接的又は間接的にスリーブ62に接合される前に、チャネル64内に固定ロッド24を収容するよう構成される上部(例えば、外側横方向(outer transverse))開口端63を有する内部チャネル64を定める。所望により、チャネル64は、側面に向かって開放することもでき、卵形のボアホールとして形成することもできる。スリーブ62は、実質的に環状となり得る窪み部分68を定める下方(例えば、内側横方向)端66を定める。コネクタ・アセンブリ32は、スリーブ62のボアホール61の下方端66に挿入されるバネ・チャック70のような締め具(fastener)を包含する。バネ・チャック70は、ボアホール61の中心軸33に沿った並進に対し、バネ・チャック70をスリーブ62に実質的に固定するために、窪み部分68に挿入される外側フランジ72を包含する。バネ・チャック70の外側フランジ72は、窪み部分68の内部に放射状に転置可能である。
バネ・チャック70は、内部空洞74を定める内部接合面73を定め、これは中空球の一部として形成され得る。こうして、内部接合面73は同様に実質的に球状となり得る。バネ・チャック70は、更に、そのロックされていない第一の配置とそのロックされた第二の配置をコネクタ・アセンブリが繰り返す際に、バネ・チャック70を実質的に均等に拡張させ、縮ませる複数のスロット74を定める。バネ・チャックの外側フランジ72は、外側スリーブ62に接合すると放射状に移動し得るため、内部空洞74の中にヘッドが配置されるように、骨固定部材30のヘッド52をバネ・チャック70の内部にパチンと締めることができ、また所望により、コネクタ・アセンブリ32はロックされていない第一の配置のまま、更にバネ・チャック70からパチンと外すことができる。ヘッド52が内部空洞74の内部に配置されると、コネクタ・アセンブリ32にロックされた第二の配置を想定させる止めネジ78を締める前には、コネクタ・アセンブリ32がロックされていない第一の配置のまま、コネクタ・アセンブリ32と固定部材30が互いに多軸回転し得るように、外部接合面58はバネ・チャック70の補助用内部接合面73に接することができる。
バネ・チャック70は、更に、その上方端に向かう方向に沿って円錐状に内向きに細くなる外側面76を定める。コネクタ・アセンブリ32は、更に、バネ・チャック70の外側面76に対し補完的に円錐状に形成され、バネ・チャック70とスリーブ62の間の下方端におけるボアホール61内の下方(又は横方向内部)に滑り込み得る中空円筒状の挿入部84を包含し、これにより円錐状表面が互いに沿って進む際に外側面76上に放射状の圧縮力を提供し、内部接合面73がヘッド52の外部接合面58を支える結果となる。例えば、止めネジ78をプラグ80に対して締めることができ、これは挿入部84の肩部88を支えることができる一対の脚部81のような少なくとも1個の脚部81を有し、これにより挿入部が下方に(又は横方向内部に)移動する結果となる。更に、プラグ80は、別法として止めネジ78と一体となり得るが、内部チャネル64内に配置される固定ロッド24をスリーブ62に対して固定するために、実質的に球状となり得る内表面90を定め、これによりコネクタ・アセンブリ32に対する動きに対し、またコネクタ・アセンブリがロックされた第二の配置にある場合の骨固定部材30に対する動きに対しても、固定ロッド24をロックする結果となる。固定ロッド24が固定部材30に固定されると、固定本体34が定める平面に固定ロッド24が実質的に延びるように、骨固定部材30を配置することができる。
止めネジ78を締めると、プラグ80は固定ロッド24を挿入部84上に、例えば肩部88で押し付けることができ、これにより挿入部84を下向きに移動させることもできる。挿入部84が下向きに移動すると、内部空洞74内に配置されたヘッド52上にバネ・チャック70を摩擦によりロックするために十分となり得る放射状圧縮力を、挿入部84はバネ・チャック70上に加える。放射状圧縮力は、ロックされた第二の配置からロックされていない第一の配置までコネクタ・アセンブリ32を往復させるために、解放させることができる。
インサートネジ82は、止めネジ78と結合するスリーブ62内の内部スレッドを本質的に変更することができる。内部スレッドはチャネル64により遮断され、止めネジ78が妨害されずに進むことができるように、周囲が閉じた内部スレッドを定めるために、インサートネジ82は内部スレッドを変更できることが認識される。スリーブ62のボアホール61には、スリーブ62の上端部63で開くチャネル64が入り込み、スリーブ62はこの位置で弱められることから、インサートネジ82は、止めネジ78を締めた時にスリーブ62が広がることを防ぐために、スリーブ62の上端部63を収容する環状溝92を包含する。
コネクタ・アセンブリ32は、止めネジ78を緩めることにより、ロックされた第二の配置からロックされていない第一の配置まで往復することもでき、これにより挿入部84の肩部88上へのプラグ80の圧力が解放され、その結果バネ・チャック70への放射状圧縮力が除去される。
1つの実施形態に従いコネクタ・アセンブリ32を記載してきたが、固定ロッドを椎弓根スクリューと接合させるデバイスの様々な実施形態であって、デバイスと椎弓根スクリューの間の多軸回転可能な連結器(coupling)を包含する実施形態は、例えば米国特許第6,248,105号明細書に記載されており、これによりその開示は、その全体が本明細書中で説明されているかのように参照により組み入れられることを認識すべきである。
今度は図4A〜Bを参照すると、挿入器具40は、固定本体34の第二の横断寸法と実質的に平行に、またこれに一致して延びる中心軸41に沿って伸張する。挿入器具40は、遠心端95と、中心軸41に沿って遠心端95から離間する反対側の近接端97を定めるシャフト96を定める。挿入器具40は、シャフト96の遠心端95により支持され、これから延びるクランプ94と、シャフト96の近接端97により支持され、これから延びるハンドル98を包含する。
クランプ94は、縦軸41とある角度をなしてシャフト96の遠心端95から斜めに突き出る、縦方向に対向する一対の拡張アーム100を包含する。拡張アーム100の各自由端は、アーム38に拡張力を加えるために、固定本体34の連結部材と結合するよう構成される連結部材を有する。例えば、拡張アーム100の各々の連結部材は、拡張アーム100の自由端に最も近い位置で拡張アーム100の内表面上に有する歯状突起(tooth)として提供することができる。各歯状突起44は、それぞれ対向する歯状突起44に向かって内側に突き出しており、前述したようにアーム38内に広がる溝48の補助用の1つに収容されるよう構成される。
挿入器具40は、更に、管状にでき、シャフト96上、例えばシャフト96の遠心端95の最も近くに取り付けられるキャリア106を包含する。キャリア106は、外側がテクスチャー加工されたグリップ面108を有し得る。挿入器具40は、更に、キャリア106の末端部に固定して配置されるブッシング104を包含する。拡張アーム100の各々は、ブッシング104に固定して接合される固定端102を定める。ブッシング104は、挿入器具40の縦軸41と同軸である内部スレッド107を定める。シャフト96の前部は、ブッシング104の内部スレッド107と噛み合う外部スレッドを備える。
挿入器具40は、歯状突起44の表面が、溝48が定めるアーム38の急勾配側面(steep flank)49(図3を参照)に接し、接続部37がシャフト96の前端部に配置されるプッシャー110と並ぶように、アーム38内に広がる補助用の噛合溝(engagement grooves)48内に噛合歯44を入れることにより、骨固定部材に連結することができ、更に所望によりシャフト96と一体となり得る。従って、骨固定部材30のアーム38は、クランプ94の拡張アーム100の内部に配置される。次いで、ハンドル98をキャリア106のグリップ面108を使用者が手で保持しながら回転させることができ、これによりシャフト96をキャリアに対し回転させ、これによりシャフト96の前部にある外部スレッドをブッシング104の内部スレッド107に対し回転させることができる。その結果、シャフト96及び結合されたプッシャー110は、キャリア106、ブッシング104及び拡張アーム100に対し遠位方向に(distally)進む。プッシャー110が接続部37に対して遠位方向に進むと、骨固定部材30も拡張アーム100と歯状突起44に対し遠位方向に進み、これにより外向きにそれて、アーム38(例えば、急勾配側面49で)に拡張力が加わり、その結果、アームの遠心端間の幅が第一の初期幅W1から、骨固定部材30が固定される椎骨23の椎弓板のような基底骨をクリップ留めするのに全く十分な第二の拡張幅W2にまで増加するまで、アーム38が互いから外向きに湾曲する(図1を参照)。基底骨は既にインプラントに固定されている場合があり、骨固定部材30はインプラント上にクリップ留めできることを認識すべきである。骨固定部材をインプラント上でクリップ留めする実施形態では、骨固定部材も骨に取り付けられると言える。一旦椎弓板が骨収容スペース32内に配置されると、例えば、拡張アーム100をアーム38から簡単に取り外すことができるまでハンドル98を可逆的に回転させることにより、挿入工具40を骨固定部材30から取り外すことができる。次いで、先に記載した方法により、骨固定部材30を固定ロッド24に対し固定することができる。
今度は図1と図5A〜Cも参照すると、少なくとも第一の骨固定要素22Aと第二の骨固定要素22Bを包含する骨固定アセンブリ20を使用する、例えば脊椎の頸部における、脊髄の一部を安定化する方法は、以下の工程の少なくとも1以上から全てまでを、単独又は他の工程と組み合わせて包含し得る。
1)処置される各椎体23への後方アプローチのために、各々について切開を確立する工程;
2)第一の骨固定要素22Aの第一の骨固定部材30Aを挿入器具40に取り付ける工程;
3)第一の骨固定部材30Aにそれぞれのアーム38を外側に湾曲させる伸張力又は拡張力を加えるために挿入器具を作動させる工程;
4)処置される第一の椎体23aの椎弓板43上に骨固定部材30を挿入し位置付けする工程;
5)図5Aに示すように、椎弓板24上に骨固定部材30をクリップ留めするように、シャフト96を後退させて骨固定部材30を解放する工程;
6)第二の骨固定要素22bの第二の骨固定部材30bと第二の椎体23bに対し、また処置される各椎体23に連結させる多くのこれに続く固定部材ついても、2)〜5)の工程を繰り返す工程;
7)図5Bに示すように、椎体23に取り付けた各骨固定部材30の接続部37上にコネクタ・アセンブリ32をはめる工程;
8)図5Cに示すように、椎体23に取り付けたコネクタ・アセンブリ32のチャネル64内に縦方向ロッド24を位置付けする工程;
9)インサートネジ82を各コネクタ・アセンブリ32上に載せる工程;
10)インサートネジ82を締める工程;及び
11)図1に示すように、縦方向ロッド24を骨固定部材30に固定するために、各コネクタ・アセンブリ32内に止めネジ78を締める工程。
今度は図6〜7Bを参照すると、骨固定部材30は代替となる実施形態に従い構築することができる。図6〜7Bに示された実施形態に従えば、接続部37は、ケーブル・タイのような締め具112として提供できるコネクション・アセンブリ32を収容するよう構成されるヘッド52を包含することができ、この締め具112は、固定部材30に対する動きに対し固定ロッド24が実質的に固定されるように、固定ロッド24を固定部材30に取り付けるよう構成される。例えば、骨固定部材30は、固定本体34が定める面に対し実質的に横方向となる側方向Aに実質的に沿うヘッド52を通して延びる少なくとも1つの開口114を定める。開口114は、固定ロッド24の全周囲を囲むように構成される閉鎖可能構造を定めるために、固定ロッド24の周囲に巻きつけることができる締め具112を受けるよう構成される。
締め具112は、固定ロッド24を骨固定部材30に強固に固定するケーブル・タイとして構成することができる。示された実施形態に従えば、引張に安定な締め具112は、本体116の自由端が一方向、即ち、締め具と定められたチャネル64をより小さくする方向にのみ移動可能となるように、本体116の補助用の歯状突起を噛み合せる歯状突起を有する閉鎖部分(closing piece)118が巻き付き閉めることができる実質的にベルト状の本体116を包含する。本体116を締めることにより、骨固定部材30は、例えば骨固定部材30が固定ロッド24に接する程度に、縦方向ロッド24のより近くに引っ張られる。ヘッド52、は、縦方向ロッド24を受けるように構成される凹状突き当て面(abutment surface)120を定めることができ、縦方向ロッド24の凸状外表面に適合する。チャネル16は、固定本体34が定める面に沿って固定ロッド24が延びることができるように、固定本体34の第一の縦軸7に平行な方向に沿って伸張することができる。
別の代替となる実施形態に従えば、ヘッド52は2つの別々の開口114を許容するために広くすることができ、縦方向ロッド24により近づけるために、ヘッド52を固定本体34の第二の横軸に対し傾けることができる。
椎弓根スクリュー又はフックを固定ロッドに強固に固定するよう構成される様々な接続部を示してきたが、これらの接続部は、例えば米国特許第6,325,802号明細書に記載されており、これによりその開示は、あたかもその全体が本明細書中で説明されているかのように、参照により組み入れられることを認識すべきである。
キットは、単独又はコネクタ・アセンブリ32との組み合わせによる、骨固定部材30のような、複数の骨固定要素22又はそれらの構成要素のような少なくとも1つのもの、複数の骨固定ロッド24のような少なくとも1つのもの、及び複数の挿入器具40のような少なくとも1つのものを包含できることを認識すべきである。
本発明及びその利点を詳細に記載してきたが、本明細書中では、添付した特許請求の範囲が定めるような本発明の思想及び範囲から逸脱することなく、様々な変更、置換及び改変を行うことができることを理解すべきである。更に、本願の範囲は、本明細書中に記載したプロセス、機械、製品、及び組成物、構造、方法及び工程の特定の実施形態に限定されることを意図しない。当業者であれば本発明の開示から容易に理解するであろうが、本明細書中に記載した対応する実施形態と実質的に同じ機能を果たし、又は実質的に同じ結果を達成する、既存の又は後に開発されるプロセス、機械、製品、組成物、構造、方法又は工程を、本発明に従い使用してもよい。
本発明の様々な改良及び改変を、添付した特許請求の範囲の広い範囲から逸脱することなく行うことができることを、当事者は認識するであろう。これらのうちのいくつかは先に論じたが、他については当業者に明らかであろう。

Claims (20)

  1. 基底骨に骨固定ロッドを取り付けるよう構成された骨固定要素であって、1)基体と、基体から延び、骨収容スペースを間に定める一対の離間アームを包含する固定本体であって、前記アームは、基底骨に固定本体を取り付けるよう配置される第一の初期位置から第二の湾曲位置まで広げることが可能である固定本体と、2)固定本体から延びる接続部を包含する骨固定部材を含む骨固定要素。
  2. 前記アームが、椎骨の椎弓板(lamina)上に可逆的にクリップ留め可能なように構成される請求項1記載の骨固定要素。
  3. 前記骨固定部材が30GPaを超えるヤング率を有する材料から作成される請求項1記載の骨固定要素。
  4. 前記骨固定部材が形状記憶合金から作成される請求項1記載の骨固定要素。
  5. 骨固定ロッドと骨固定部材の両方に取り付けるよう構成されるコネクタ・アセンブリを更に含む請求項1記載の骨固定要素。
  6. 前記コネクタ・アセンブリが、縦方向ロッドの周囲全体を囲むように構成された閉鎖可能構造を有する締め具を含む請求項5記載の骨固定要素。
  7. 前記コネクタ・アセンブリが、骨固定部材に対する並進と回転の動きに対し骨固定ロッドを固定するよう構成される請求項5記載の骨固定要素。
  8. 前記骨固定本体と前記コネクタ・アセンブリが、互いに強固に接合される請求項5記載の骨固定要素。
  9. 前記接続部が、アームが離間する方向に平行な方向に沿って骨固定ロッドが延びるように、骨固定ロッドを収容するよう構成される請求項8記載の骨固定要素。
  10. 前記固定部材がケーブル・タイとして形成される請求項5記載の骨固定要素。
  11. 前記接続部と前記コネクタ・アセンブリが、解放可能に固定でき、多軸回転可能な接合箇所を定める請求項5記載の骨固定要素。
  12. 前記固定本体が、アームが定める平面に延びる第一の長軸寸法(long dimension)と第二の短軸寸法(short dimension)を定める実質的な楕円形状を定める請求項1記載の骨固定要素。
  13. 前記弧状の要素が2個を超えるアームを含む請求項1記載の骨固定要素。
  14. 前記基体が第一の曲率半径を定める内表面を含み、少なくとも1個のアームが、第一の曲率半径よりも小さい第二の曲率半径を定める内表面を含む請求項1記載の骨固定要素。
  15. 前記アームが第一の初期位置から第二の湾曲位置に移動する際に広がる幅を有する骨収容スペースへの開口部を遠心端が定めるように、前記2個のアームの各々が、基体に対向する遠心端を定める請求項1記載の骨固定要素。
  16. 前記2個のアームの各々が、アームを互いから湾曲させる伸張力をアーム上に加える挿入器具を連結するよう構成される連結部材を含む請求項1記載の骨固定要素。
  17. 前記連結部材が、挿入器具の補助的な歯状突起(complementary tooth)を収容するよう構成された溝を含む請求項16記載の骨固定要素。
  18. 前記アームの各々が、ヒドロキシルアパタイト、ポリマー又はチタンでコーティングされる内表面を定める請求項1記載の骨固定要素。
  19. 前記アームが、第一の初期位置から第二の湾曲位置まで弾力的に拡張可能である請求項18記載の骨固定要素。
  20. 基体と、基体から基底骨上に延びる一対の対向するアームを有する骨固定部材をクリップ留めするよう構成された挿入器具であって、前記挿入器具が:
    骨固定部材の対向するアームに噛み合うよう構成された連結部材を包含するクランプ;及び
    シャフトがクランプに対し前進するにつれてクランプが対向するアームを別々に広げるように、クランプを対向するアームに噛み合わせる際に、基体に対し力が加わるよう構成されたプッシャーを備えるシャフト、
    を含む挿入器具。
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