JP2013526107A - データメッセージの処理方法、システム及びアクセスサービスノード - Google Patents
データメッセージの処理方法、システム及びアクセスサービスノード Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013526107A JP2013526107A JP2013500325A JP2013500325A JP2013526107A JP 2013526107 A JP2013526107 A JP 2013526107A JP 2013500325 A JP2013500325 A JP 2013500325A JP 2013500325 A JP2013500325 A JP 2013500325A JP 2013526107 A JP2013526107 A JP 2013526107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end host
- mapping
- dns
- message
- aid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims abstract description 9
- 238000013507 mapping Methods 0.000 claims abstract description 235
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 97
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 53
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 25
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 53
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 47
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 15
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 11
- 101150014732 asnS gene Proteins 0.000 description 8
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 7
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 238000013461 design Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000011160 research Methods 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 238000005204 segregation Methods 0.000 description 2
- 230000004931 aggregating effect Effects 0.000 description 1
- 238000013523 data management Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 238000012797 qualification Methods 0.000 description 1
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L61/00—Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
- H04L61/09—Mapping addresses
- H04L61/10—Mapping addresses of different types
- H04L61/103—Mapping addresses of different types across network layers, e.g. resolution of network layer into physical layer addresses or address resolution protocol [ARP]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L61/00—Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
- H04L61/50—Address allocation
- H04L61/5084—Providing for device mobility
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L61/00—Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
- H04L61/45—Network directories; Name-to-address mapping
- H04L61/4505—Network directories; Name-to-address mapping using standardised directories; using standardised directory access protocols
- H04L61/4511—Network directories; Name-to-address mapping using standardised directories; using standardised directory access protocols using domain name system [DNS]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L61/00—Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
- H04L61/58—Caching of addresses or names
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
本発明はアイデンティティ位置分離ネットワークに基づいて実現されるデータメッセージの処理方法、アクセスノード及びシステムを提供し、該方法は、A、ソースエンドホストはDNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、前記DNSサーバは前記ソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのAIDを含むDNS応答メッセージを返し、B、アクセスサービスノード(ASN)はDNS応答メッセージをモニターし、モニターした応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDを取得し、C、前記ASNは前記デスティネーションエンドホストのAIDに基づいてマッピングサーバに前記デスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得し、及びD、前記ASNは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、前記デスティネーションエンドホストのRIDに基づいてデータメッセージの転送を行うことを含む。本発明はASNがソースエンドホストのデータメッセージに対しての転送効率を向上させ、ASNの転送性能を改善させることが可能である。
Description
本発明は通信分野に関し、特にアイデンティティ位置分離ネットワークにおけるデータメッセージの処理方法、システム及びアクセスサービスノードに関する。
3G と4G は無線通信分野において次世帯ネットワークに対しての研究中心であり、オールIP パケットコアネットワークに基づいて無線モバイル通信の品質を向上させることを目指し、次世帯ネットワーク(NGN) と次世帯インターネット(NGI)はそれぞれ電信ネットワークとインターネット分野の次世帯ネットワーク融合に対しての研究であり、中国の次世帯インターネットはIPv6に基づく次世帯インターネットを構築することを目指し、各研究は非常に異なるが、各研究に一般的に認められる観点は、未来のネットワークがパケットに基づくユニバーサルキャリングネットワークである。したがって、次世帯ネットワークアーキテクチャを研究するのはインターネットを主な参考対象とすることになる。インターネットは誕生以来ずっと急速な発展が続き、すでに現在の最も成功的で、最も活力を備える通信ネットワークになり、その柔軟拡張性、高効率のパケット交換、強力な端末の機能などの特徴が非常に新世帯ネットワークの設計ニーズに応え、インターネットは新世帯ネットワークの設計の主な参考モデルとなる。しかし、インターネットの構造はまだ最適にならず、重要な設計問題が存在している。IPアドレス空間が応用ニーズに満たすことができないことを除き、主に以下の方面に表現され、
インターネットは20世紀70年代に発明され、当時、現在世界に大量のモバイル端末とマルチホーム端末の存在が予測されることが難しく、したがって、当時のインターネットプロトコルスタックは主に「固定」の方法で接続する端末に対して設計したのである。当時のネットワーク環境では、端末が殆ど1つの位置からほかの位置に移ることはできず、送信するアドレスが受信するアドレスであり、経路が可逆的であるため、アイデンティティと位置の二重属性を備えるIPアドレスが非常によく運行することができ、IPアドレスのアイデンティティ属性と位置属性の間にはいかなる衝突が起きていなかった。IPアドレスは同時にアイデンティティと位置を代表することがちょうど当時のネットワークニーズを満たす。当時のネットワーク環境から見れば、この設計は簡単で有効であり、プロトコルスタックのレベル構造を簡素化させた。しかし、疑いの余地がないのは、IP アドレスのアイデンティティ属性と位置属性の間に内部矛盾が存在していることである。IP アドレスのアイデンティティ属性は任意の2つのIP アドレスが全て平等であることを要求し、IP アドレスが組織構造に基づいて割り当てることができるが、連続的なコーディングのIP アドレスの間には必然の関係がない、或いは少なくともトポロジー位置に必然の関係がない。IP アドレスの位置属性はIP アドレスがネットワークトポロジー(組織機構ではない)に基づいて割り当てを行い、同一のサブネット内に位置するIP アドレスは全て1つの連続的なIP アドレスロックに位置すべきであることを要求し、このようにして、ネットワークトポロジーにおけるIP アドレスプレフィックスを集約させ、これにより、ルータ機器のルーティングテーブルのエントリを減少させ、ルーティングシステムの拡張性を保証する。
インターネットは20世紀70年代に発明され、当時、現在世界に大量のモバイル端末とマルチホーム端末の存在が予測されることが難しく、したがって、当時のインターネットプロトコルスタックは主に「固定」の方法で接続する端末に対して設計したのである。当時のネットワーク環境では、端末が殆ど1つの位置からほかの位置に移ることはできず、送信するアドレスが受信するアドレスであり、経路が可逆的であるため、アイデンティティと位置の二重属性を備えるIPアドレスが非常によく運行することができ、IPアドレスのアイデンティティ属性と位置属性の間にはいかなる衝突が起きていなかった。IPアドレスは同時にアイデンティティと位置を代表することがちょうど当時のネットワークニーズを満たす。当時のネットワーク環境から見れば、この設計は簡単で有効であり、プロトコルスタックのレベル構造を簡素化させた。しかし、疑いの余地がないのは、IP アドレスのアイデンティティ属性と位置属性の間に内部矛盾が存在していることである。IP アドレスのアイデンティティ属性は任意の2つのIP アドレスが全て平等であることを要求し、IP アドレスが組織構造に基づいて割り当てることができるが、連続的なコーディングのIP アドレスの間には必然の関係がない、或いは少なくともトポロジー位置に必然の関係がない。IP アドレスの位置属性はIP アドレスがネットワークトポロジー(組織機構ではない)に基づいて割り当てを行い、同一のサブネット内に位置するIP アドレスは全て1つの連続的なIP アドレスロックに位置すべきであることを要求し、このようにして、ネットワークトポロジーにおけるIP アドレスプレフィックスを集約させ、これにより、ルータ機器のルーティングテーブルのエントリを減少させ、ルーティングシステムの拡張性を保証する。
ネットワーク規模と技術の発展に伴い、IP アドレスの動的割り当て技術、たとえば動的ホスト構成プロトコル(DHCP,Dynamic Host Configuration Protocol)が徐々に出現され、これはIP アドレスが唯一に1つの端末を表示する仮定を破り始める。プライベートIP アドレス空間の使用とネットワークアドレス転換(NAT,Network Address Translator)技術の誕生は状況が悪化し続けていく。この状況には、同時にアイデンティティ属性と位置属性を備えるIP アドレスは自分の役目に対して任に堪えなくなり、IP アドレスの二重属性の問題が目立ちになっていく。技術方面の需要が著しく変化したほか、インターネットのユーザーの状況も巨大な変化が起こった。インターネットが生まれた後の最初の幾つ年において、インターネットは基本的に共同的な団体で相互に信じあう人員に用いられ、従来のインターネットプロトコルスタックもこれに基づいた上で設計されたのであり、しかし、現在のインターネットユーザーは様々であるため、人々は相互に信じ合い続くことが難しくなる。この状況で、嵌め込めるセキュリティ・メカニズムが欠如するインターネットも変革が起きる必要がある。
要するに、IP アドレス二重属性の内在的矛盾は以下の主な問題を引き起こし、
1.ルーティングスケーラビリティ問題。インターネットのルーティングシステムのスケーラビリティについて基本的な仮定が存在しており、即ち、
[アドレスはトポロジーに基づいて割り当てを行い、或いはトポロジーはアドレスに基づいて配置され、二者から1つを選択しなければならない]。 IP アドレスのアイデンティティ属性はIP アドレスに端末が所属する組織機構(ネットワークトポロジーではない)に基づいて割り当てを行うように要求し、かつこの割り当ては一定の安定性を保ち、常に変化してはならないが、IP アドレスの位置属性はIP アドレスにネットワークトポロジーに基づいて割り当てを行うように要求し、これにより、ルーティングシステムのスケーラビリティを保証する。このようにして、IP アドレスの二種の属性は矛盾が起き、最後にインターネットルーティングシステムのスケーラビリティ問題が引き起こされた。
1.ルーティングスケーラビリティ問題。インターネットのルーティングシステムのスケーラビリティについて基本的な仮定が存在しており、即ち、
[アドレスはトポロジーに基づいて割り当てを行い、或いはトポロジーはアドレスに基づいて配置され、二者から1つを選択しなければならない]。 IP アドレスのアイデンティティ属性はIP アドレスに端末が所属する組織機構(ネットワークトポロジーではない)に基づいて割り当てを行うように要求し、かつこの割り当ては一定の安定性を保ち、常に変化してはならないが、IP アドレスの位置属性はIP アドレスにネットワークトポロジーに基づいて割り当てを行うように要求し、これにより、ルーティングシステムのスケーラビリティを保証する。このようにして、IP アドレスの二種の属性は矛盾が起き、最後にインターネットルーティングシステムのスケーラビリティ問題が引き起こされた。
2.モビリティ問題。IP アドレスのアイデンティティ属性はIP アドレスに端末位置の変化に従って変わるべきではないように要求し、これにより、アイデンティティにバンディングされる通信が中断しないことを保証することができ、また端末が移った後、ほかの端末は依然としてそのアイデンティティを用いてそれと通信連絡を確立させ、これに対して、IP アドレスの位置属性はIP アドレスに端末位置の変化に従って変わるように要求し、IP アドレスが新たなネットワークトポロジーの中に集約することが可能とするためであり、それではなかったら、ネットワークは移った端末のため、単独のルーティングメッセージを保つことが必要であり、これにより、ルーティングテーブルのエントリが急速に増加することになる。
3. マルチホーム問題。マルチホームは通常に、端末或いはネットワークが同時に複数のISP のネットワークによってインターネットにアクセスすることを指す。マルチホーム技術の利点は、ネットワークの信頼性を増加させ、複数のISPの間のトラフィックロードバランシングをサポートし、全体使用可能帯域幅を向上させるなどを含む。しかし、IP アドレスの二重属性の内在的矛盾はマルチホーム技術の実現が難しくさせる。IP アドレスのアイデンティティ属性は1つのマルチホーム端末が始終にほかの端末に不変のアイデンティティを展示することを要求し、該マルチホーム端末はいくつかのISPによってインターネットにアクセスすることに関わらず、IP アドレスの位置属性は1つのマルチホーム端末が異なるISP ネットワークにおいて異なるIP アドレス通信を用いることを要求し、このようにして、端末のIP アドレスがISP ネットワークのトポロジーの中に集約することを保証することができる。
4. 安全と位置プライバシー問題。IP アドレスは同時に端末のアイデンティティメッセージと位置メッセージを含むため、コレスポンデントノードと悪意を持つ盗聴者はいずれも1つの端末のIP アドレスによって同時に該端末のアイデンティティメッセージとトポロジー位置情報を取得することができる。要するに、従来のインターネットの体系構造が確立された以来、インターネットの技術環境とユーザーグループはいずれも既に大きな変化が起こり、インターネットはそれに従って革新が必要となる。IP アドレスの二重属性問題はインターネットが発展し続けることに邪魔する根本的な原因の1つとなり、IP アドレスのアイデンティティ属性と位置属性を分離させることは、インターネットが直面する問題を解決するいいアイデアである。新たなネットワークはこのアイデアに基づいて設計を行い、1つのアイデンティティ情報と位置情報が分離マッピングするネットワーク構造を提案し、現在のインターネットに存在している重大な欠点を解決する。
アイデンティティと位置の問題を解決するために、業界は大量な研究と探索を行い、全てのアイデンティティと位置の分離案の基本思想は、もとにIP アドレスにバンディングされるアイデンティティと位置二重属性を分離させるのである。その中、ある方案は、アプリケーション層のURL(ユニフォームリソースロケーター Uniform Resource Locator, URLはInternetのページとほかのリソースのアドレスを完全に叙述するための1種の識別方法である。) 或いはFQDN(修飾ドメイン名Fully Qualified Domain Name)を端末のアイデンティティ識別子などとし、ある方案は、新たな名前空間を導入してアイデンティティ識別子とし、たとえばHIP (Host Identity Protocol)はIPアドレスを位置識別子とするネットワーク層にホスト識別子を増加させ、ある方案、たとえば、LISP(Locator/ID Separation Protocol )位置アイデンティティ分離プロトコルはIP アドレスを分類させ、部分のIP をアイデンティティ識別子とし、部分のIPを位置識別子とする。
その中に代表的なのはネットワークに基づく解決案であり、そのコアとなるアイデアは、ネットワークを2つの部分に分け、1つの部分は伝送ネットワーク或いは転送ネットワークであり、ネットワーク全体の中心に位置し、もう1つの部分は、エッジネットワーク或いはアクセスネットワークであり、スイッチルータにアクセスするによって転送ネットワークに接続され、その中、アクセスネットワークと転送ネットワークのアドレス空間がルーティング情報と相互に隔離される。
図1に示すように、ネットワークに基づくアイデンティティ位置分離案において、従来のIPアドレスの二重機能をそれぞれアイデンティティ識別子と位置識別子に分離させ、その中、アイデンティティ識別子はエンドホストのアイデンティティ属性であり、方案の設計はアクセスネットワークに作用を及ぼすため、アクセス識別子 AID(Access ID)も称され、AIDはエンドホストのアイデンティティ識別子とし、スコープはアクセスネットワークの中であり、その中、位置識別子はエンドホストの位置属性とし、方案の設計は転送ネットワークに作用を及ぶすため、転送ネットワークのルーティングに用いられ、従って、ルート識別子RID(Route ID )も称され、RIDはエンドホストのルート識別子とし、スコープは転送ネットワークの中であり、アクセスサービスノードASN(Access Service Node)はモバイル端末AIDとRIDのマッピングサーバにおける登録とクエリを完了する。
モバイル端末はコレスポンデントノードCNに通信をスタートする時、アクセスサービスノードASNによりアイデンティティ位置マッピングサーバに向かって位置クエリの過程を開始させ、デスティネーション端末の現在の位置情報をクエリし取得し、ソースエンドのアクセスサービスノードに返し、それが正確に通信リンクを開始することが可能とすることを保証する。
ASNはAccess Service Node、アクセスサービスノードであり、ASNはモバイル端末とネットワークとの接続関係を維持し、モバイル端末にRIDを割り当てし、かつ端末スイッチの位置更新を処理し、端末の位置情報の登録、アカウンティング/認証を処理し、コレスポンデントノードのAID-RIDマッピング関係を維持/クエリする。
ASNはAccess Service Node、アクセスサービスノードであり、ASNはモバイル端末とネットワークとの接続関係を維持し、モバイル端末にRIDを割り当てし、かつ端末スイッチの位置更新を処理し、端末の位置情報の登録、アカウンティング/認証を処理し、コレスポンデントノードのAID-RIDマッピング関係を維持/クエリする。
ASNは端末から送信したデータメッセージをパッケージ、ルーティング、転送する。ASNはソース端末から送信して来たデータメッセージを受信した時、データメッセージにおけるコレスポンデントノードAIDに基づいてローカルキャッシュテーブルの中のAID-RIDマッピングテーブルをクエリし、対応するAIDc-RIDcマッピングエントリが見つかり、RIDcをデータメッセージヘッドにパッケージしかつ転送ネットワークに転送し、対応のIDc-RIDcマッピングエントリが見つからなかったら、マッピング転送プレーンにAIDc-RIDcマッピング関係をクエリするプロセスを送信する。
GSRはGeneral Switch Router、ユニバーサルスイッチルータである。RIDをデスティネーションアドレスとするデータメッセージをルーティングかつ転送する。
転送ネットワークの主な機能は、データメッセージにおけるルート識別子RIDに基づいてルーティングとデータメッセージの転送を行なうことである。
マッピングサーバの主な機能は、モバイルノードのAID-RIDのマッピング情報を保存し、モバイルノードの登録プロセスを処理し、コレスポンデントノードの位置クエリプロセスを処理することである。
前記方案に存在している問題は、
ソースエンドアクセスサービスノードASNsが位置クエリ過程を開始させるトグル条件は、端末が「通信を開始させる」ことである。通信を開始させる過程において、ソースエンドアクセスサービスノードASNsによってコレスポンデントノードCNの位置クエリ過程を行うことが必要であり、この時、ソースエンドアクセスサービスノードASNsにおけるコレスポンデントノード位置とアイデンティティの間のマッピング関係がなく、即ちコレスポンデントノードのRIDc(ルート識別子)-AIDc(アクセス識別子)のマッピングテーブルエントリは、RIDc識別子のルーティングによってデータメッセージを転送することができないことである。異なるネットワーク伝送条件とネットワークエレメント位置に基づいて、ソースエンドアクセスサービスノードASNsに起こされたコレスポンデントノードCNの位置クエリの過程は何百ミリ秒から何秒までに続けられる可能性がある。
ソースエンドアクセスサービスノードASNsが位置クエリ過程を開始させるトグル条件は、端末が「通信を開始させる」ことである。通信を開始させる過程において、ソースエンドアクセスサービスノードASNsによってコレスポンデントノードCNの位置クエリ過程を行うことが必要であり、この時、ソースエンドアクセスサービスノードASNsにおけるコレスポンデントノード位置とアイデンティティの間のマッピング関係がなく、即ちコレスポンデントノードのRIDc(ルート識別子)-AIDc(アクセス識別子)のマッピングテーブルエントリは、RIDc識別子のルーティングによってデータメッセージを転送することができないことである。異なるネットワーク伝送条件とネットワークエレメント位置に基づいて、ソースエンドアクセスサービスノードASNsに起こされたコレスポンデントノードCNの位置クエリの過程は何百ミリ秒から何秒までに続けられる可能性がある。
この状況には、ASNsは端末がコレスポンデントノードに送信したデータメッセージを受信し、コレスポンデントノードマッピング情報のクエリを起こし、マッピングサーバがコレスポンデントノードに返すマッピング情報を待ち、ASNsは受信したデータメッセージに対してキャッシュを行わなければならず、大量のリソースが消耗され、待つ時間が長ければ長いほど、キャッシュのデータの量が大きくなり、正常的な転送性能に影響を与えることが当然なことで、同時に、安全方面も隠れる危険が存在し、マッピングサーバに対しての攻撃を形成しやすい。
本発明の目的は、データメッセージの処理方法、サービスアクセスノード及びシステムを提供し、データメッセージの転送効率を向上させることにある。
前記技術問題を解決するために、本発明はデータメッセージの処理方法を提供し、該方法はアイデンティティ位置分離ネットワークに基づいて実現され、かつドメイン名システム(DNS)サーバを用いてエンドホストのドメイン名とアクセス識別子(AID)の対応関係を保存し、該方法は、
A、ソースエンドホストはDNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、前記DNSサーバは前記ソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのAIDを含むDNS応答メッセージを返し、
B、アクセスサービスノード(ASN)はDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDを取得し、
C、前記ASNは前記デスティネーションエンドホストのAIDによってマッピングサーバに前記デスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得し、及び、
D、前記ASNは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、前記デスティネーションエンドホストのRIDに基づいてデータメッセージの転送行うことを含む。
A、ソースエンドホストはDNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、前記DNSサーバは前記ソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのAIDを含むDNS応答メッセージを返し、
B、アクセスサービスノード(ASN)はDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDを取得し、
C、前記ASNは前記デスティネーションエンドホストのAIDによってマッピングサーバに前記デスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得し、及び、
D、前記ASNは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、前記デスティネーションエンドホストのRIDに基づいてデータメッセージの転送行うことを含む。
好ましくは、ステップBにおいて、ASNは、DNSメッセージフォーマット、DNSのポート番号、DNSのアクセス識別子或いはDNSのルート識別子に基づいて、受信した転送ネットワークメッセージがDNS応答メッセージであるかどうかを判断する方法により、受信した転送ネットワークメッセージの中からDNS応答メッセージをモニターする。
好ましくは、ステップAにおいて、前記DNSクエリメッセージはASNを介してDNSサーバに転送され、前記方法は、前記ASNがDNS応答メッセージの中からデスティネーションエンドホストのAIDを取得した後、前記DNS応答メッセージをソースエンドホストに転送し、前記ソースエンドホストが前記DNS応答メッセージの中のデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてデスティネーションエンドホストにデータメッセージを送信することをさらに含む。
好ましくは、ステップCは、前記ASNがマッピングサーバにクエリする前にまずローカルキャッシュにクエリし、もし、ローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDのマッピング関係がなかったら、またマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいて、デスティネーションエンドホストのRIDを取得し、かつデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係をキャッシュすることを含む。
好ましくは、ステップDおいて、前記ASNは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、まずローカルキャッシュにクエリし、もしローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がない或いはクエリ中であったら、前記マッピングサーバのマッピングクエリ応答を受信することを待ち、受信した後、またデータメッセージの転送を行う。
好ましくは、ステップDにおいて、前記ASNはパッケージ或いは取り替えの方法を採用してデータメッセージの転送を実現する。
好ましくは、ステップDにおいて、前記ASNはパッケージ或いは取り替えの方法を採用してデータメッセージの転送を実現する。
好ましくは、ステップDにおいて、前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージにおいて、ソースアドレスとデスティネーションアドレスはそれぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDであり、前記方法は、前記ASNがデータメッセージの転送を行う時、ソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDを用いてソースエンドホストが送信したデータメッセージをパッケージし、パッケージされたデータメッセージのソースアドレスとデスティネーションアドレスが、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDであり、かつ、パッケージされたメッセージがソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDをさらに含むことをさらに含む。
好ましくは、ステップDにおいて、前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージのソースアドレスとデスティネーションアドレスはそれぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDであり、前記方法は、前記ASNがデータメッセージの転送を行う時、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDの代わりにソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDを用い、前記ソースエンドホストのAIDがRIDと唯一対応し、かつ前記デスティネーションエンドホストのAIDがRIDと唯一対応することをさらに含む。
前記技術問題を解決するために、本発明はアクセスサービスノードをさらに提供し、該アクセスサービスノード(ASN)はアイデンティティ位置分離ネットワークに位置し、前記アイデンティティ位置分離ネットワークはDNSサーバを含み、前記DNSサーバは、エンドホストのドメイン名とアクセス識別子の対応関係を保存し、ソースエンドホストが送信したデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを受信し、及びソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのAIDを携帯しているDNS応答メッセージを返すように設置され、前記ASNは、
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するように設置されるモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつモニターモジュールによって取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいて、マッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するように設置されるマッピングクエリモジュール、及び、
前記マッピングクエリモジュール及びモニターモジュールと接続され、かつソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールによって取得したRIDに基づいて、データメッセージの転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た該ASNでのソースエンドホストに送信したメッセージを受信或いは転送するように設置されるメッセージ処理モジュールを含む。
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するように設置されるモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつモニターモジュールによって取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいて、マッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するように設置されるマッピングクエリモジュール、及び、
前記マッピングクエリモジュール及びモニターモジュールと接続され、かつソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールによって取得したRIDに基づいて、データメッセージの転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た該ASNでのソースエンドホストに送信したメッセージを受信或いは転送するように設置されるメッセージ処理モジュールを含む。
好ましくは、前記ASNのモニターモジュールは、DNSメッセージフォーマット、DNSのポート番号、DNSのアクセス識別子或いはDNSのルート識別子に基づいて、受信した転送ネットワークメッセージがDNS応答メッセージであるかどうかを判断する方法により、前記メッセージ処理モジュールから受信した転送ネットワークメッセージの中からDNS応答メッセージをモニターする。
好ましくは、前記メッセージ処理モジュールは、ソースエンドホストがDNSサーバに送信したDNSクエリメッセージ及びDNSサーバがソースエンドホストに送信したDNS応答メッセージを受信かつ転送するように設置される。
好ましくは、前記ASNは前記マッピングクエリモジュールと接続されるマッピング情報キャッシュモジュールをさらに含み、該マッピング情報キャッシュモジュールは、エンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係をキャッシュするように設置され、前記マッピングクエリモジュールは、マッピングサーバにクエリする前に、まず前記マッピング情報キャッシュモジュールにクエリし、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がなかったら、またマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいて、デスティネーションエンドホストのRIDを取得する方法により、デスティネーションエンドホストのRIDを取得するように設置され、該マッピング情報クエリモジュールは、前記マッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係を保存するように設置される。
好ましくは、前記ASNのメッセージ処理モジュールは、前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、マッピングクエリモジュールにマッピング情報キャッシュモジュールにクエリすることを通知し、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がなかったら、マッピングクエリモジュールが前記マッピングサーバのマッピングクエリ応答を受信することを待ち、受信した後、またデータメッセージの転送を行う方法により、データメッセージの転送を行うように設置される。
好ましくは、前記ASNのメッセージ処理モジュールは、パッケージ或いは取り替えの方法を採用することによってデータメッセージの転送を実現する。
前記技術問題を解決するために、本発明はデータメッセージ処理システムをさらに提供し、該データメッセージ処理システムはアイデンティティ位置分離ネットワークに基づいて実現され、該システムは、エンドホスト、アクセスサービスノード(ASN)及びDNSサーバを含み、その中、
前記エンドホストはドメイン名クエリモジュール及びメッセージ送受信モジュールを含み、その中、ドメイン名クエリモジュールは、DNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、及び前記DNSサーバが返したデスティネーションエンドホストのAIDを携帯しているDNS応答メッセージを受信するように設置され、メッセージ送受信モジュールは、前記DNS応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてデスティネーションエンドホストにデータメッセージを送信し、及びデータメッセージを受信するように設置され、
前記ASNは、
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつ取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてマッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するマッピングクエリモジュール、及び、
前記マッピングクエリモジュール及びモニターモジュールと接続され、かつソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールによって取得したRIDに基づいて、データメッセージの転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た該ASNでのソースエンドホストに送信したメッセージを受信及び転送するメッセージ処理モジュール、を含み、
DNSサーバは、エンドホストのドメイン名とアクセス識別子の対応関係を保存し、エンドホストが送信したDNSクエリメッセージを受信し、及びエンドホストにDNS応答メッセージを返すように設置される。
前記エンドホストはドメイン名クエリモジュール及びメッセージ送受信モジュールを含み、その中、ドメイン名クエリモジュールは、DNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、及び前記DNSサーバが返したデスティネーションエンドホストのAIDを携帯しているDNS応答メッセージを受信するように設置され、メッセージ送受信モジュールは、前記DNS応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてデスティネーションエンドホストにデータメッセージを送信し、及びデータメッセージを受信するように設置され、
前記ASNは、
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつ取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてマッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するマッピングクエリモジュール、及び、
前記マッピングクエリモジュール及びモニターモジュールと接続され、かつソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールによって取得したRIDに基づいて、データメッセージの転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た該ASNでのソースエンドホストに送信したメッセージを受信及び転送するメッセージ処理モジュール、を含み、
DNSサーバは、エンドホストのドメイン名とアクセス識別子の対応関係を保存し、エンドホストが送信したDNSクエリメッセージを受信し、及びエンドホストにDNS応答メッセージを返すように設置される。
好ましくは、前記ASNのモニターモジュールは、DNSメッセージ格フォーマット、DNSのポート番号、DNSのアクセス識別子或いはDNSのルート識別子に基づいて、受信した転送ネットワークメッセージがDNS応答メッセージであるかどうかを判断する方法により、前記メッセージ処理モジュールが受信した転送ネットワークメッセージからDNS応答メッセージをモニターするように設置される。
好ましくは、前記メッセージ処理モジュールは、ソースエンドホストがDNSサーバに送信したDNSクエリメッセージ及びDNSサーバがソースエンドホストに送信したDNS応答メッセージを受信及び転送するようにさらに設置される。
好ましくは、前記ASNは記マッピングクエリモジュールと接続されるマッピング情報キャッシュモジュールをさらに含み、該マッピング情報キャッシュモジュールは、エンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係をキャッシュするように設置され、前記マッピングクエリモジュールは、マッピングサーバにクエリする前、まず前記マッピング情報キャッシュモジュールにクエリし、もし、マッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がなかったら、またマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいて、デスティネーションエンドホストのRIDを取得する方法により、デスティネーションエンドホストのRIDを取得するように設置され、該マッピングクエリモジュールは、前記マッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係を保存するようにさらに設置される。
好ましくは、前記ASNのメッセージ処理モジュールは、前記ソースエンドホストがスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、前記マッピングクエリモジュールにマッピング情報キャッシュモジュールにクエリし、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がなかったら、マッピングクエリモジュールが前記マッピングサーバのマッピングクエリ応答を受信することを待ち、受信した後、またメッセージの転送を行う方法により、データメッセージの転送を行うように設置される。
好ましくは、前記ASNのメッセージ処理モジュールが受信した前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージにおいて、ソースアドレスとでデスティネーションアドレスは、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDであり、前記メッセージ処理モジュールは、データメッセージの転送を行う時、ソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDを用いてソースエンドホストが送信したデータメッセージをパッケージし、パッケージされたデータメッセージのソースアドレスとデスティネーションアドレスは、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDであり、かつパッケージされたメッセージはソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDをさらに含むようにさらに設置される。
好ましくは、前記ASNのメッセージ処理モジュールが受信した前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージのソースアドレスとデスティネーションアドレスは、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDであり、前記メッセージ処理モジュールはデータメッセージの転送を行う時、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDの代わりに、ソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDを用い、前記ソースエンドホストのAIDがRIDと唯一対応し、かつ且前記デスティネーションエンドホストのAIDがRIDと唯一対応するようにさらに設置される。
本発明のデータメッセージの処理方法、アクセスサービスモード及びシステムは、アイデンティティ位置分離ネットワークアーキテクチャに基づき、アクセスサービスノード(ASN)はソースエンドホストが送信したデータメッセージを受信した前、ソースエンドホストによりDNS(domain name system,ドメイン名システム)をクエリする時、該DNSが返したメッセージはデスティネーションエンドホストのAIDをモニターし、かつマッピングサーバにAID-RIDのマッピング情報をクエリし、これにより、ソースエンドホストのデータメッセージの転送効率を向上させ、転送性能を改善させる。
本発明のデータメッセージ処理方法、アクセスサービスノード及びシステムの主なアイデアは、アイデンティティ位置分離ネットワークアーキテクチャに基づき、アクセスサービスノード(ASN)はソースエンドホストが送信したデータメッセージを受信した前、ソースエンドホストによってDNS(domain name system,ドメイン名システム)をクエリする時、該DNSが返したメッセージがデスティネーションエンドホストのAIDをモニターし、かつマッピングサーバにAID-RIDのマッピング情報をクエリし、これにより、ソースエンドホストのデータメッセージの転送効率を向上させ、転送性能を改善させることである。
本発明に記載のアイデンティティ位置分離ネットワークアーキテクチャは、従来のインターネットのIPアドレスがアイデンティティと位置をマークする二重機能を分離させ、モビリティ、マルチホーム性、IPアドレスの動的再割り当てを実現させ、ルーティング負荷を低減させ、及び次世帯インターネットにおける異なるネットワーク領域の間の相互アクセスのの問題をサポートする。
アイデンティティ位置分離アーキテクチャネットワークは、ネットワークがクセスネットワークと転送ネットワークに分けられ、アクセスネットワークが転送ネットワークのエッジに位置し、全ての端末のアクセスを担当し、転送ネットワークがアクセスネットワークを介してアクセスする異なる端末のルーティングを担当し、アクセスサービスノードが転送ネットワークとアクセスネットワークの分界点に位置し、アクセスネットワークとのインタフェース及び転送ネットワークとのインタフェースを備え、アクセスネットワークと転送ネットワークがポロジー関係に重なることはなく、ユーザー端末の間に通信を行うことがコレスポンデントノードのアイデンティティ識別子だけを用いて識別し、アイデンティティ識別子がアクセスネットワークにアクセス識別子も称され、アクセスサービスノードが端末にアクセスサービスを提供し、ユーザーコネクションを維持し、ユーザーデータを転送するという特徴を有する。
図2は本発明の実施例のデータメッセージの処理方法のフローチャートであり、本発明のデータメッセージの処理プロセスは、
201:ソースエンドホストはアクセスする必要があるデスティネーションエンドホストのドメイン名に基づいて、DNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、前記DNSサーバは前記ソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を含むDNS応答メッセージを返し、
従来のDNSサーバにエンドホストのドメイン名とIPアドレスとの対応関係を保存し、本発明のアイデンティティ位置分離ネットワークにおいて、DNSサーバの中にエンドホストのドメイン名とアクセス識別子(即ちエンドホストのアイデンティティ属性)の対応関係を記憶し、同時に、DNSサーバはアイデンティティと位置が分離されるネットワークに自身のアクセス識別子とルート識別子を有する。
201:ソースエンドホストはアクセスする必要があるデスティネーションエンドホストのドメイン名に基づいて、DNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、前記DNSサーバは前記ソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を含むDNS応答メッセージを返し、
従来のDNSサーバにエンドホストのドメイン名とIPアドレスとの対応関係を保存し、本発明のアイデンティティ位置分離ネットワークにおいて、DNSサーバの中にエンドホストのドメイン名とアクセス識別子(即ちエンドホストのアイデンティティ属性)の対応関係を記憶し、同時に、DNSサーバはアイデンティティと位置が分離されるネットワークに自身のアクセス識別子とルート識別子を有する。
ソースエンドホストとデスティネーションエンドホストが通信する場合、ソースエンドホストはデスティネーションエンドホストのドメイン名に基づいて、DNSクライアントプロトコルを利用してDNSサーバにクエリすることによってデスティネーションエンドホストのアクセス識別子AIDを取得し、DNSサーバはデスティネーションエンドホストのアクセス識別子AIDを含む応答メッセージを返し、ソースアクセスサービスノードASNは該応答メッセージをモニターし、デスティネーションエンドホストのAIDを取得する。
DNSサーバのアクセス識別子はシステムに設定されるパブリックアドレスであり、ソースエンドホストが送信したDNSクエリメッセージとサーバがDNS応答メッセージを返す伝送はASNを介しなければならない。
DNSのメッセージフォーマットは以下の通りである。
その中、
識別子フィールドはメッセージ識別、端末設置に用いられ、DNSサーバが該識別子を用いて結果を返す。
識別子フィールドはメッセージ識別、端末設置に用いられ、DNSサーバが該識別子を用いて結果を返す。
フラグフィールド:16ビットであり、重要ビットの定義の以下の通りである。
DNSクエリメッセージにおける問題の一部は通常に1つだけの問題があり、フォーマットはクエリ名、クエリタイプ及びクエリ類を含み、クエリ名は検索の必要があるドメイン名、たとえば、「ZTE.COM.CN」である。クエリ類が1であると、インターネットアドレスIPを指し、本発明はアクセス識別子である。
DNS応答メッセージにおけるリソースレコードは、DNSメッセージフォーマットにおける最後の3つのフィールドである回答フィールド、許可フィールド及び追加フィールドにおいて、リソースレコードフォーマットを採用し、フォーマットは以下の通りである。
その中、ドメイン名はレコードにおけるリソースデータと対応する名前であり、そのフォーマットは前のクエリ名フィールドのフォーマットと同じである。
タイプはRRのタイプコードが前のクエリタイプの値と同じであることを説明する。通常には1であり、インターネットデータを表示する。
タイプはRRのタイプコードが前のクエリタイプの値と同じであることを説明する。通常には1であり、インターネットデータを表示する。
生存時間はユーザープログラムが該リソースレコードを保存する秒数であり、リソースレコードの通常の生存時間は2日である。
リソースデータの長さはリソースデータの数を説明し、該データのフォーマットは域タイプのフィールドの値に依存し、タイプAに対してリソースデータは4バイトのIPアドレスである。(本発明にはアクセス識別子である)。
202、ASNはDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得し、
ASNは受信した転送ネットワークメッセージ(本発明には転送ネットワークから送信して来たメッセージを転送ネットワークメッセージと称する)からDNS応答メッセージをモニターし、該メッセージがDNSの応答メッセージであるかどうかを判断し、もしそうであるなら、リアルタイムにDNS応答メッセージの中のデスティネーションエンドホストのAIDを抽出し、モニター機能を完了させ、かつDNS応答メッセージをソースエンドホストに転送し、ソースエンドホストは該DNS応答メッセージを受信した後、デスティネーションアドレスがデスティネーションエンドホストのアクセス識別子であるデータメッセージを生成し、かつソースエンドASNに送信する。
ASNは受信した転送ネットワークメッセージ(本発明には転送ネットワークから送信して来たメッセージを転送ネットワークメッセージと称する)からDNS応答メッセージをモニターし、該メッセージがDNSの応答メッセージであるかどうかを判断し、もしそうであるなら、リアルタイムにDNS応答メッセージの中のデスティネーションエンドホストのAIDを抽出し、モニター機能を完了させ、かつDNS応答メッセージをソースエンドホストに転送し、ソースエンドホストは該DNS応答メッセージを受信した後、デスティネーションアドレスがデスティネーションエンドホストのアクセス識別子であるデータメッセージを生成し、かつソースエンドASNに送信する。
ASNは以下の3つの方法によって受信したメッセージがDNS応答メッセージであるかどうかを判断する。
1、ASNは前記DNSのメッセージフォーマットに基づいて、DNS応答メッセージであるかどうかを判断し、
2、DNSはユーザーデータパケットプロトコル(UDP)と転送制御プロトコル(TCP)を全てサポートし、かつ特定なポート番号を用い、たとえば、DNSのポート番号は53であり、DNSのクエリメッセージのデスティネーションエンドポート番号は53であり、DNS応答メッセージのソースエンドポート番号は53であり、ASNはソースエンドポート番号に基づいて、DNS応答メッセージであるかどうかを判断し、
3、DNSは特定なアクセス識別子及びルート識別子を有し、ASNはソースエンドアドレスにおけるアクセス識別子或いはルート識別子に基づいて判断する。
2、DNSはユーザーデータパケットプロトコル(UDP)と転送制御プロトコル(TCP)を全てサポートし、かつ特定なポート番号を用い、たとえば、DNSのポート番号は53であり、DNSのクエリメッセージのデスティネーションエンドポート番号は53であり、DNS応答メッセージのソースエンドポート番号は53であり、ASNはソースエンドポート番号に基づいて、DNS応答メッセージであるかどうかを判断し、
3、DNSは特定なアクセス識別子及びルート識別子を有し、ASNはソースエンドアドレスにおけるアクセス識別子或いはルート識別子に基づいて判断する。
203、ASNはデスティネーションエンドホストAIDに基づいてデスティネーションエンドホストのRIDを取得し、
もしASNローカルキャッシュはマッピング関係があるなら、ASNがデスティネーションエンドホストAIDを取得した後、まずローカルキャッシュのマッピング関係をクエリし、もしローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのマッピング関係を見つけらなかったら、ASNはアイデンティティ位置分離ネットワークのマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいてデスティネーションエンドホストのRIDを取得し、かつマッピングサーバが返したデスティネーションエンドホストRIに基づいて、ローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係を保存し、
もしASNローカルキャッシュにマッピング関係が保存されていないなら、ASNがデスティネーションエンドホストAIDを取得した後、直接にマッピングサーバにデスティネーションエンドホストのRIDをクエリする。
もしASNローカルキャッシュはマッピング関係があるなら、ASNがデスティネーションエンドホストAIDを取得した後、まずローカルキャッシュのマッピング関係をクエリし、もしローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのマッピング関係を見つけらなかったら、ASNはアイデンティティ位置分離ネットワークのマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいてデスティネーションエンドホストのRIDを取得し、かつマッピングサーバが返したデスティネーションエンドホストRIに基づいて、ローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係を保存し、
もしASNローカルキャッシュにマッピング関係が保存されていないなら、ASNがデスティネーションエンドホストAIDを取得した後、直接にマッピングサーバにデスティネーションエンドホストのRIDをクエリする。
ASNはマッピングサーバにデスティネーションエンドホストのRIDをクエリする時、クエリ請求にデスティネーションエンドホストのAIDを携帯し、アイデンティティ位置分離ネットワークのマッピングサーバにマッピングメッセージであるデスティネーションエンドホストが所属するアクセスサービスノードの位置RIDをクエリする。
204、ASNは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、前記デスティネーションエンドホストのRIDに基づいてデータメッセージの転送を行う。
データメッセージを受信することとマッピングサーバが返したRIDを取得することとの間に、必ず時間差があり、殆どの状況はまず端末のデータメッセージを受信し、この状況には、まずローカルキャッシュにクエリし、もしローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がない或いはクエリ中であるなら、データメッセージをキャッシュし、マッピングクエリ応答を受信した後、またメッセージの転送を行い、もしまずマッピングサーバが返したマッピングメッセージを受信したなら、端末のデータメッセージを受信するかどうかに関わらず、即時にRIDのローカルマッピングテーブルへのキャッシュを行うべきであり、このようにして、ASNが端末のデータメッセージを受信した後、直接にローカルクエリを行うことができる。
ソースエンドホストが送信したデータメッセージにおいて、ソース、デスティネーションアドレスはそれぞれソース、デスティネーションエンドホストのAIDであり、ASNは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、データメッセージにおけるデスティネーションエンドホストAIDに基づいて、ローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストRIDをクエリし取得し、かつデスティネーションエンドホストRIDに基づいて、データメッセージの転送を行う。
データメッセージの転送方式は以下の2種がある。
(1)パッケージ転送
ソースアクセスサービスノードASNsはクエリしたRIDを利用して該データメッセージをパケットし、パッケージされたデータメッセージのソース、デスティネーションアドレスはそれぞれソース、デスティネーションエンドホストのRIDであり、かつパッケージされたメッセージは、ソース、デスティネーションエンドホストのAIDをさらに含み、その後、転送ネットワークを介してデスティネーションアクセスサービスノードASNdに送信され、ASNdがパッケージ解除された後、デスティネーションエンドホストに送信される。
ソースアクセスサービスノードASNsはクエリしたRIDを利用して該データメッセージをパケットし、パッケージされたデータメッセージのソース、デスティネーションアドレスはそれぞれソース、デスティネーションエンドホストのRIDであり、かつパッケージされたメッセージは、ソース、デスティネーションエンドホストのAIDをさらに含み、その後、転送ネットワークを介してデスティネーションアクセスサービスノードASNdに送信され、ASNdがパッケージ解除された後、デスティネーションエンドホストに送信される。
(2)取り替え転送
ソースアクセスサービスノードASNsはクエリしたRIDを利用して該データメッセージにおけるデスティネーションホストのAIDを取り替え、その後、転送ネットワークを介してデスティネーションアクセスサービスノードASNdに送信し、ASNdは受信したデータメッセージRIDをAIDに取り替えた後、デスティネーションエンドホストに送信する。
ソースアクセスサービスノードASNsはクエリしたRIDを利用して該データメッセージにおけるデスティネーションホストのAIDを取り替え、その後、転送ネットワークを介してデスティネーションアクセスサービスノードASNdに送信し、ASNdは受信したデータメッセージRIDをAIDに取り替えた後、デスティネーションエンドホストに送信する。
説明する必要があるのは、取り替え転送の状況で、ソースエンドホストのAIDとソースASNに割り当てされたRIDは一対一で対応し、同様に、デスティネーションエンドホストのAIDとネスティネーションエンドASNに割り当てされたRIDも一対一で対応する。
本発明において、ASNによってDNS応答メッセージをモニターし、予めにデスティネーションエンドホストのAIDを取得し、かつローカルにデスティネーションエンドホストのマッピング関係をキャッシュする時、予めにマッピングサーバにクエリし、これにより、データメッセージのキャッシュを減少させ、バッファの大きさを減少させ、データ管理の任務量を減少させ、ASN設備がデータ転送を行うためのリソースをより多くし、転送データの処理効率を向上させる。
図3に示すように、前記方法を実現するために、本発明はアクセスサービスノードをさらに提供し、該アクセスサービスノード(ASN,Access Service Node)はアイデンティティ位置分離ネットワークに位置し、前記アイデンティティ位置分離ネットワークはDNSサーバを含み、該DNSサーバは、エンドホストのドメイン名とアクセス識別子との対応関係を保存し、ソースエンドホストが送信したデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを受信し、及びソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのAIDを携帯しているDNS応答メッセージを返すように設置され、
前記ASNの機能は、端末とネットワークとの接続関係を維持し、端末にRIDを割り当てし、端末スイッチの位置更新を処理し、端末の登録、アカウンティング/認証を処理し、コレスポンデントノードのAID-RIDマッピング関係を維持/クエリし、及び端末に送達した或いは端末が送信したデータメッセージをパッケージ、ルーティング、の転送することを含む。ASNは端末が送信して来たデータメッセージを受信する時、データメッセージにおけるコレスポンデントノードAIDcに基づいて、ローカルマッピングテーブルにおけるAID-RIDマッピングテーブルにクエリし、対応するAIDc-RIDcマッピングエントリが見つからないなら、マッピングサーバにAIDc-RIDcマッピング関係のクエリプロセスを開始させる。
前記ASNの機能は、端末とネットワークとの接続関係を維持し、端末にRIDを割り当てし、端末スイッチの位置更新を処理し、端末の登録、アカウンティング/認証を処理し、コレスポンデントノードのAID-RIDマッピング関係を維持/クエリし、及び端末に送達した或いは端末が送信したデータメッセージをパッケージ、ルーティング、の転送することを含む。ASNは端末が送信して来たデータメッセージを受信する時、データメッセージにおけるコレスポンデントノードAIDcに基づいて、ローカルマッピングテーブルにおけるAID-RIDマッピングテーブルにクエリし、対応するAIDc-RIDcマッピングエントリが見つからないなら、マッピングサーバにAIDc-RIDcマッピング関係のクエリプロセスを開始させる。
該アイデンティティ位置分離ネットワークはGSR:General Switch Router、ユニバーサルスイッチルータをさらに含み、該GSRはRIDをデスティネーションアドレスとするデータメッセージをルーティングかつ転送する。
本発明に関連するのは、ASNは、
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するように設置されるモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつモニターモジューによって取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてマッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するように設置されるマッピングクエリモジュール、
前記マッピングクエリモジュールとモニターモジュールと接続され、かつデータメッセージ、DNSクエリと応答メッセージ並びにマッピングクエリと応答メッセージを受信、処理かつ転送するように設置され、本発明と関連して、それはソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールによって取得するRIDに基づいて、データメッセージの転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た該ASNでのソースエンドホストに送信したメッセージを受信及び転送するように設置されるメッセージ処理モジュールを含む。
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するように設置されるモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつモニターモジューによって取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてマッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するように設置されるマッピングクエリモジュール、
前記マッピングクエリモジュールとモニターモジュールと接続され、かつデータメッセージ、DNSクエリと応答メッセージ並びにマッピングクエリと応答メッセージを受信、処理かつ転送するように設置され、本発明と関連して、それはソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールによって取得するRIDに基づいて、データメッセージの転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た該ASNでのソースエンドホストに送信したメッセージを受信及び転送するように設置されるメッセージ処理モジュールを含む。
さらに、前記ASNのモニターモジュールは前記メッセージ処理モジュールから受信した転送ネットワークメッセージからDNS応答メッセージをモニターし、DNSメッセージフォーマット、DNSのポート番号、DNSのアクセス識別子或いはDNSのルート識別子に基づいて、受信した転送ネットワークメッセージがDNS応答メッセージであるかどうかを判断する。
さらに、前記メッセージ処理モジュールは、ソースエンドホストがDNSサーバに送信したDNSクエリメッセージ及びDNSサーバがソースエンドホストに送信したDNS応答メッセージを受信かつ転送するように設置される。
さらに、前記ASNは前記マッピングクエリモジュールと接続されるマッピング情報キャッシュモジュールをさらに含み、該マッピング情報キャッシュモジュールは、エンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係をキャッシュするように設置され、前記マッピングクエリモジュールはマッピングサーバにクエリする前、まず前記マッピング情報キャッシュモジュールにクエリし、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がなかったら、またマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいて、デスティネーションエンドホストのRIDを取得し、かつ前記マッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係を保存する。
さらに、前記ASNのメッセージ処理モジュールは、前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、前記マッピングクエリモジュールにマッピング情報キャッシュモジュールにクエリし、もしマッピング情報キャッシュモジュールの中にデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がなかったら、該データメッセージをキャッシュし、マッピングクエリモジュールが前記マッピングサーバのマッピングクエリ応答を受信することを待ち、受信した後、またデータメッセージの転送を行う。
前記ASNのメッセージ処理モジュールはパッケージ或いは取り替えの方法を採用してデータメッセージの転送を実現し、具体的には上記の通りである。
本発明はデータメッセージ処理システムさらに提供し、図4に示すように、該システムはアイデンティティ位置分離ネットワークに基づいて実現され、該システムはエンドホスト、アクセスサービスノード(ASN)及DNSサーバを含み、その中、
前記エンドホストはドメイン名クエリモジュール及びメッセージ送受信モジュールを含み、その中、ドメイン名クエリモジュールは、DNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、及び前記DNSサーバが返したデスティネーションエンドホストのAIDを携帯しているDNS応答メッセージを受信するように設置され、メッセージ送受信モジュールは、前記DNS応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストAIDに基づいて、デスティネーションエンドホストにデータメッセージを送信する及びデータメッセージを受信するように設置され、
前記ASNは、
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するように設置されるモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつモニターモジュールが取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいて、マッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するように設置されるマッピングクエリモジュール、
前記マッピングクエリモジュール及びモニターモジュールと接続され、かつデータメッセージ、DNSクエリと応答メッセージ、マッピングクエリと応答メッセージを受信、処理かつ転送するように設置され、本発明と関連して、それはソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールが取得したRIDに基づいて、データメッセージの転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た該ASNでのソースエンドホストに送信したメッセージを受信及び転送するように設置されるメッセージ処理モジュールを含み、
DNSサーバは、エンドホストのドメイン名とアクセス識別子との対応関係を保存し、エンドホストから送信するDNSクエリメッセージを受信し、及びエンドホストにDNS応答メッセージを返すように設置されることを含む。
前記エンドホストはドメイン名クエリモジュール及びメッセージ送受信モジュールを含み、その中、ドメイン名クエリモジュールは、DNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、及び前記DNSサーバが返したデスティネーションエンドホストのAIDを携帯しているDNS応答メッセージを受信するように設置され、メッセージ送受信モジュールは、前記DNS応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストAIDに基づいて、デスティネーションエンドホストにデータメッセージを送信する及びデータメッセージを受信するように設置され、
前記ASNは、
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するように設置されるモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつモニターモジュールが取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいて、マッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するように設置されるマッピングクエリモジュール、
前記マッピングクエリモジュール及びモニターモジュールと接続され、かつデータメッセージ、DNSクエリと応答メッセージ、マッピングクエリと応答メッセージを受信、処理かつ転送するように設置され、本発明と関連して、それはソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールが取得したRIDに基づいて、データメッセージの転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た該ASNでのソースエンドホストに送信したメッセージを受信及び転送するように設置されるメッセージ処理モジュールを含み、
DNSサーバは、エンドホストのドメイン名とアクセス識別子との対応関係を保存し、エンドホストから送信するDNSクエリメッセージを受信し、及びエンドホストにDNS応答メッセージを返すように設置されることを含む。
前記ASNのモニターモジュールは前記メッセージ処理モジュールが受信した転送ネットワークメッセージから、DNS応答メッセージをモニターし、DNSメッセージフォーマット、DNSのポート番号、DNSのアクセス識別子或いはDNSのルート識別子に基づいて、受信した転送ネットワークメッセージがDNS応答メッセージであるかどうかを判断する。
前記メッセージ処理モジュールは、ソースエンドホストがDNSサーバに送信したDNSクエリメッセージ及びDNSサーバがソースエンドホストに送信したDNS応答メッセージを受信かつ転送するようにさらに設置される。
前記ASNは前記マッピングクエリモジュールと接続されるマッピング情報キャッシュモジュールをさらに含み、該マッピング情報キャッシュモジュールは、エンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係をキャッシュし、前記マッピングクエリモジュールはマッピングサーバにクエリする前、まず前記マッピング情報キャッシュモジュールにクエリし、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がなかったら、またマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリレスピンスに基づいてデスティネーションエンドホストのRIDを取得し、かつ前記マッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係を保存するように設置される。
前記ASNのメッセージ処理モジュールは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、マッピングクエリモジュールにマッピング情報キャッシュモジュールにクエリすることを通知し、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDとのマッピング関係がなかったら、メッセージ処理モジュールの内部が該データメッセージをキャッシュし、マッピングクエリモジュールが前記マッピングサーバのマッピングクエリ応答を受信することを待ち、受信した後、またメッセージ転送を行う。
前記ASNのメッセージ処理モジュールが前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージにおいて、ソース、デスティネーションアドレスはそれぞれソース、デスティネーションエンドホストのAIDであり、データメッセージの転送を行う時、ソース、デスティネーションエンドホストのRIDを用いてソースエンドホストが送信するデータメッセージをパッケージし、パッケージされたデータメッセージのソース、デスティネーションアドレスは、それぞれソース、デスティネーションエンドホストのRIDであり、かつパッケージされたメッセージは、ソース、デスティネーションエンドホストのAIDをさらに含む。
前記ASNのメッセージ処理モジュールが受信した前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージのソース、デスティネーションアドレスは、それぞれソース、デスティネーションエンドホストのAIDであり、データメッセージの転送を行う時、それぞれソース、デスティネーションエンドホストのAIDの代わりに、ソース、デスティネーションエンドホストのRIDを用い、前記ソースエンドホストのAIDがRIDと唯一対応し、かつデスティネーションエンドホストのAIDがRIDと唯一対応する。
もしソースエンドASNが送信したデータメッセージは、パッケージされたデータメッセージであると、デスティネーションエンドASNが受信したデータメッセージに対してパッケージ解除と還元を行い、もしソースエンドASNが送信したデータメッセージは取り替えられた後のデータメッセージであると、デスティネーションエンドASNが受信したデータメッセージに対して取替えと還元を行い、即ちデスティネーションエンドASNのメッセージに対しての操作がソースエンドASNの逆の操作である。
さらに、前記アイデンティティ位置分離ネットワークはマッピングサーバをさらに含み、前記マッピングサーバはASNのクエリに基づいて前記ASNにRIDを返すように設置される。
従来の技術と比べて、本発明のデータメッセージの処理方法、アクセスサービスノード及びシステムはアイデンティティ位置分離ネットワークアーキテクチャに基づき、アクセスサービスノード(ASN)はソースエンドホストが送信したデータメッセージを受信した前、まずソースエンドホストに基づいてDNSにクエリする時、該DNSが返したメッセージがデスティネーションエンドホストのAIDをモニターし、かつマッピングサーバにAID-RIDのマッピング情報をクエリし、これにより、ASNのソースエンドホストのデータメッセージ対しての転送効率を向上させ、ASNの転送性能を改善させる。
Claims (21)
- アイデンティティ位置分離ネットワークに基づいて実現され、かつドメイン名システム(DNS)サーバを用いてエンドホストのドメイン名とアクセス識別子(AID)の対応関係を保存し、
A、ソースエンドホストはDNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、前記DNSサーバは前記ソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのAIDを含むDNS応答メッセージを返し、
B、アクセスサービスノード(ASN)はDNS応答メッセージをモニターし、モニターした応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDを取得し、
C、前記ASNは前記デスティネーションエンドホストのAIDに基づいてマッピングサーバに前記デスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得し、及び
D、前記ASNは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、前記デスティネーションエンドホストのRIDに基づいてデータメッセージの転送を行うことを含むことを特徴とするデータメッセージの処理方法。 - ステップBにおいて、前記ASNは、DNSメッセージフォーマット、DNSのポート番号、DNSのアクセス識別子或いはDNSのルート識別子に基づいて、受信した転送ネットワークメッセージがDNS応答メッセージであるかどうかを判断する方法により、受信した転送ネットワークメッセージの中からDNS応答メッセージをモニターする請求項1に記載の方法。
- ステップAにおいて、前記DNSクエリメッセージはASNを介してDNSサーバに転送され、
前記方法は、前記ASNがDNS応答メッセージからデスティネーションエンドホストのAIDを取得した後、前記DNS応答メッセージをソースエンドホストに転送し、前記ソースエンドホストが前記DNS応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてデスティネーションエンドホストにデータメッセージを送信することをさらに含む請求項1に記載の方法。 - 前記ASNが前記デスティネーションエンドホストのAIDに基づいてマッピングサーバに前記デスティネーションエンドホストのRIDをクエリし取得するステップは、前記ASNがマッピングサーバにクエリする前、まずローカルキャッシュにクエリし、もしローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDのマッピング関係がなかったら、またマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいてデスティネーションエンドホストのRIDを取得し、かつデスティネーションエンドホストのAIDとRIDのマッピング関係をキャッシュすることを含む請求項1に記載の方法。
- ステップDにおいて、前記デスティネーションエンドホストのRIDに基づいてデータメッセージの転送を行うステップは、前記ASNは前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、まずローカルキャッシュにクエリし、もしローカルキャッシュにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDのマッピング関係がない或いはクエリ中であったら、前記マッピングサーバのマッピングクエリの応答を受信することを待ち、受信した後、またデータメッセージの転送を行うことを含む請求項1に記載の方法。
- ステップDにおいて、前記ASNはパッケージ或いは取り替えの方法を採用することによってデータメッセージ転送を実現する請求項1に記載の方法。
- ステップDにおいて、前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージにおいて、ソースアドレスとデスティネーションアドレスはそれぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDであり、
前記方法は、前記ASNがデータメッセージの転送を行う時、ソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDを用いてソースエンドホストが送信したデータメッセージをパッケージし、パッケージしたデータメッセージのソースアドレスとデスティネーションアドレスが、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDであり、かつ、パッケージしたメッセージがソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDをさらに含むことをさらに含む請求項1に記載の方法。 - 前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージのソースアドレスとデスティネーションアドレスは、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDであり、
前記方法は、前記ASNがデータメッセージの転送を行う時、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDの代わりにソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDを用い、前記ソースエンドホストのAIDはRIDと唯一対応し、かつ前記デスティネーションエンドホストのAIDがRIDと唯一対応することをさらに含む請求項1に記載の方法。 - アクセスサービスノードであって、
該アクセスサービスノード(ASN)はアイデンティティ位置分離ネットワークに位置し、前記アイデンティティ位置分離ネットワークはドメイン名システム(DNS)サーバを含み、前記DNSサーバは、エンドホストドのドメイン名とアクセス識別子の対応関係を保存し、ソースエンドホストが送信したデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを受信し、及びソースエンドホストにデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を携帯しているDNS応答メッセージを返すように設置され、前記ASNは、
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、モニターした応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を取得するように設置されるモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつ前記モニターモジュールによって取得したデスティネーションエンドホストのAIDに基づいて、マッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するように設置されるマッピングクエリモジュール、及び、
前記マッピングクエリモジュール及びモニターモジュールに接続され、かつソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、かつマッピングクエリモジュールによって取得したRIDに基づいて、データメッセージ転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た前記ASN下でのソースエンドホストに送信したメッセージを受信及び転送するように設置されるメッセージ処理モジュールを含むことを特徴とするアクセスサービスノード。 - 前記モニターモジュールは、DNSメッセージフォーマット、DNSのポート番号、DNSのアクセス識別子或いはDNSのルート識別子に基づいて、メッセージ処理モジュールが受信した転送ネットワークメッセージはDNS応答メッセージであるかどうかを判断する方法により、前記メッセージ処理モジュールが受信した転送ネットワークメッセージからDNS応答メッセージをモニターするように設置される請求項9に記載のアクセスサービスノード。
- 前記メッセージ処理モジュールは、ソースエンドホストがDNSサーバに送信したDNSクエリメッセージ及びDNSサーバがソースエンドホストに送信したDNS応答メッセージを受信及び転送するように設置される請求項9に記載のアクセスサービスノード。
- 前記マッピングクエリモジュールと接続されるマッピング情報キャッシュモジュールをさらに含み、前記マッピング情報キャッシュモジュールは、エンドホストのAIDとRIDのマッピング関係をキャッシュするように設置され、
前記マッピングクエリモジュールは、マッピングサーバにクエリする前、まず前記マッピング情報キャッシュモジュールにクエリし、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDのマッピング関係がなかったら、またマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいてデスティネーションエンドホストのRIDを取得する方法により、デスティネーションエンドホストのRID取得するように設置され、
前記マッピングクエリモジュールは、前記マッピング情報キャッシュモジュールにおいて、デスティネーションエンドホストのAIDとRIDのマッピング関係を保存するようにさらに設置される請求項9に記載のアクセスサービスノード。 - 前記メッセージ処理モジュールは、前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、マッピングクエリモジュールにマッピング情報キャッシュモジュールにクエリすることを通知し、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDマッピング関係がなかったら、マッピングクエリモジュールが前記マッピングサーバのマッピングクエリの応答を受信することを待ち、受信した後、またメッセージ転送を行う方法により、データメッセージの転送を行うように設置される請求項9に記載のアクセスサービスノード。
- 前記メッセージ処理モジュールはパッケージ或いは取り替えの方法を採用することによってデータメッセージ転送を実現するように設置される請求項9に記載のアクセスサービスノード。
- 該データメッセージ処理システムはアイデンティティ位置分離ネットワークに基づいて実現され、該システムはエンドホスト、アクセスサービスノード(ASN)及びドメイン名システム(DNS)サーバを含み、その中、
前記エンドホストはドメイン名クエリモジュール及びメッセージ送受信モジュールを含み、その中、ドメイン名クエリモジュールは、DNSサーバにデスティネーションエンドホストのドメイン名を携帯しているDNSクエリメッセージを送信し、及び前記DNSサーバが返したデスティネーションエンドホストのアクセス識別子(AID)を携帯しているDNS応答メッセージを受信するように設置され、メッセージ送受信モジュールは、前記DNS応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDに基づいてデスティネーションエンドホストにデータメッセージを送信し、及びデータメッセージを受信するように設置され、
前記ASNは、
メッセージ処理モジュールと接続され、かつDNS応答メッセージをモニターし、モニターしたDNS応答メッセージにおけるデスティネーションエンドホストのAIDを取得するように設置されるモニターモジュール、
前記モニターモジュールと接続され、かつモニターモジュールによって取得されたデスティネーションエンドホストのAIDに基づいて、マッピングサーバにデスティネーションエンドホストのルート識別子(RID)をクエリし取得するように設置されるマッピングクエリモジュール、及び
前記マッピングクエリモジュール及びモニターモジュールと接続され、かつソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信し、マッピングクエリモジュールによって取得したRIDに基づいて、データメッセージ転送を行い、及び転送ネットワークから送信して来た前記ASN下でのソースエンドホストに送信したメッセージを受信及び転送するように設置されるメッセージ処理モジュール、を含み、
前記DNSサーバは、エンドホストのドメイン名とアクセス識別子との対応関係を保存し、エンドホストが送信したDNSクエリメッセージを受信し、及びエンドホストにDNS応答メッセージを返すように設置されることを特徴とするデータメッセージ処理システム。 - 前記ASNのモニターモジュールは、前記メッセージ処理モジュールから受信した転送ネットワークメッセージにおいて、DNSメッセージフォーマット、DNSのポート番号、DNSのアクセス識別子或いはDNSのルート識別子に基づいて、受信した転送ネットワークメッセージがDNS応答メッセージであるかどうかを判断する方法により、DNS応答メッセージをモニターするように設置される請求項15に記載のシステム。
- 前記メッセージ処理モジュールは、ソースエンドホストがDNSサーバに送信したDNSクエリメッセージ及びDNSサーバがソースエンドホストに送信したDNS応答メッセージを受信かつ転送するように設置される請求項15に記載のシステム。
- 前記ASNは前記マッピングクエリモジュールと接続されるマッピング情報キャッシュモジュールをさらに含み、前記マッピング情報キャッシュモジュールは、エンドホストのAIDとRIDのマッピング関係をキャッシュするように設置され、
前記マッピングクエリモジュールは、マッピングサーバにクエリする前、まず前記マッピング情報キャッシュモジュールにクエリし、もしマッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDのマッピング関係がなかったら、またマッピングサーバにマッピングクエリの請求を送信し、マッピングサーバのマッピングクエリ応答に基づいて、デスティネーションエンドホストのRIDを取得する方法により、デスティネーションエンドホストのRIDを取得するように設置され、
前記マッピングクエリモジュールは、前記マッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDのマッピング関係を保存するようにさらに設置される請求項15に記載のシステム。 - 前記ASNのメッセージ処理モジュールは、前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージを受信した後、前記マッピングクエリモジュールにマッピング情報キャッシュモジュールにクエリすることを通知し、もし、マッピング情報キャッシュモジュールにデスティネーションエンドホストのAIDとRIDマッピング関係がなかったら、マッピングクエリモジュールが前記マッピングサーバのマッピングクエリ応答を受信することを待ち、受信した後、またデータメッセージの転送を行う方法により、データメッセージの転送を行うように設置される請求項15に記載のシステム。
- 前記ソースエンドホストがデスティネーションエンドホストに送信したデータメッセージの中のソースアドレスとデスティネーションアドレスは、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDであり、
前記メッセージ処理モジュールは、データメッセージの転送を行う時、ソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDを用いて、ソースエンドホストが送信したデータメッセージをパッケージし、パッケージされたデータメッセージのソースアドレスとネスティネーションアドレスは、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDであり、かつパッケージされたメッセージはソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDをさらに含むようにさらに設置される請求項15に記載のシステム。 - 前記ASNのメッセージ処理モジュールが受信した前記ソースエンドホストが送信したデータメッセージのソースアドレスとデスティネーションアドレスはそれぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDであり、
前記メッセージ処理モジュールは、データメッセージの転送を行う時、それぞれソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのAIDの代わりに、ソースエンドホストとデスティネーションエンドホストのRIDを用い、前記ソースエンドホストのAIDがRIDと唯一対応し、かつ前記デスティネーションエンドホストのAIDがRIDと唯一対応するようにさらに設置される請求項15に記載のシステム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201010153057.7A CN102238059B (zh) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 数据报文处理方法、系统及接入服务节点 |
CN201010153057.7 | 2010-04-20 | ||
PCT/CN2011/072681 WO2011131097A1 (zh) | 2010-04-20 | 2011-04-12 | 数据报文处理方法、系统及接入服务节点 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013526107A true JP2013526107A (ja) | 2013-06-20 |
Family
ID=44833696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013500325A Pending JP2013526107A (ja) | 2010-04-20 | 2011-04-12 | データメッセージの処理方法、システム及びアクセスサービスノード |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2538621B1 (ja) |
JP (1) | JP2013526107A (ja) |
KR (1) | KR101381701B1 (ja) |
CN (1) | CN102238059B (ja) |
WO (2) | WO2011131084A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102546847B (zh) * | 2010-12-30 | 2015-10-28 | 中兴通讯股份有限公司 | 信息处理方法、域名服务器和接入路由器 |
CN104079675B (zh) * | 2013-03-25 | 2017-12-29 | 联想(北京)有限公司 | 信息处理的方法、电子设备及服务器 |
CN104579969B (zh) | 2013-10-29 | 2019-04-23 | 中兴通讯股份有限公司 | 报文发送方法及装置 |
CN104980348A (zh) * | 2014-04-04 | 2015-10-14 | 中兴通讯股份有限公司 | 业务链路由方法及系统、及系统中的设备 |
CN104486457B (zh) * | 2014-12-11 | 2016-03-30 | 电信科学技术研究院 | 一种地址分配、获取方法及装置 |
CN110896410B (zh) * | 2018-11-15 | 2022-03-18 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 视频数据的上传方法、装置、计算机可读介质及电子设备 |
CN111343096B (zh) * | 2020-02-21 | 2023-12-15 | 深圳市风云实业有限公司 | 一种标地分离报文转发方法、设备、交换芯片和存储介质 |
CN111614792B (zh) * | 2020-03-31 | 2023-04-18 | 视联动力信息技术股份有限公司 | 透传方法、系统、服务器、电子设备及存储介质 |
CN112148782B (zh) * | 2020-09-24 | 2023-01-20 | 建信金融科技有限责任公司 | 市场数据接入方法及装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001268129A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-09-28 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
JP2007522744A (ja) * | 2004-02-13 | 2007-08-09 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | レガシーノードとhipノード間のホストアイデンティティプロトコル(hip)接続を確立するためのアドレス指定方法及び装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002268129A (ja) | 2001-03-07 | 2002-09-18 | Keishu Hatta | でこピタ手ぶれ防止具 |
CN100428719C (zh) * | 2006-01-23 | 2008-10-22 | 北京交通大学 | 一种基于身份与位置分离的互联网接入方法 |
CN101123536B (zh) * | 2007-09-19 | 2010-12-15 | 北京交通大学 | 实现一体化网络位置管理的方法 |
CN101668324A (zh) * | 2008-09-04 | 2010-03-10 | 华为技术有限公司 | 中继网络的路由方法、装置及系统 |
CN101656765B (zh) * | 2009-09-14 | 2013-01-16 | 中兴通讯股份有限公司 | 身份位置分离网络的名址映射系统及数据传输方法 |
-
2010
- 2010-04-20 CN CN201010153057.7A patent/CN102238059B/zh not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-04-02 WO PCT/CN2011/072432 patent/WO2011131084A1/zh active Application Filing
- 2011-04-12 EP EP11771550.8A patent/EP2538621B1/en not_active Not-in-force
- 2011-04-12 KR KR1020127024195A patent/KR101381701B1/ko active IP Right Grant
- 2011-04-12 JP JP2013500325A patent/JP2013526107A/ja active Pending
- 2011-04-12 WO PCT/CN2011/072681 patent/WO2011131097A1/zh active Application Filing
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001268129A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-09-28 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
JP2007522744A (ja) * | 2004-02-13 | 2007-08-09 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | レガシーノードとhipノード間のホストアイデンティティプロトコル(hip)接続を確立するためのアドレス指定方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2011131097A1 (zh) | 2011-10-27 |
EP2538621B1 (en) | 2018-04-04 |
EP2538621A1 (en) | 2012-12-26 |
CN102238059B (zh) | 2015-05-13 |
EP2538621A4 (en) | 2017-01-04 |
WO2011131084A1 (zh) | 2011-10-27 |
KR20120129975A (ko) | 2012-11-28 |
KR101381701B1 (ko) | 2014-04-04 |
CN102238059A (zh) | 2011-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013526107A (ja) | データメッセージの処理方法、システム及びアクセスサービスノード | |
KR101653546B1 (ko) | 프록시 모바일 ip 네트워크들에서의 사설 어드레싱 방법 | |
EP1901567B2 (en) | Method and server for address management in packet network | |
Gladisch et al. | Survey on mobility and multihoming in future internet | |
CN102075420B (zh) | 基于位置标识和主机标识分离的系统及其移动性管理方法 | |
WO2011069399A1 (zh) | 地址映射方法及接入业务节点 | |
WO2011131088A1 (zh) | 数据报文处理方法、入口隧道路由器及系统 | |
WO2011124132A1 (zh) | 数据通信系统及方法 | |
KR20100019518A (ko) | 노드 식별자와 위치 지시자를 이용한 패킷의 통신방법 | |
JP2004312609A (ja) | 動的dns登録方法、ドメイン名解決方法、代理サーバ、及びアドレス変換装置 | |
KR20120059204A (ko) | 6LoWPAN기반의 무선 센서 네트워크에서 디바이스의 이동성을 지원하는 방법 | |
WO2011035710A1 (zh) | 面向用户的通信方法和路由注册方法及设备及通信系统 | |
JP2010050547A (ja) | アドレス変換装置、方法及びプログラム、名前解決システム、方法及びプログラム、並びにノード | |
KR101901341B1 (ko) | 사용자 장치의 이동성을 지원하는 네트워크 접속 방법 및 장치 | |
Cabellos et al. | An Architectural Introduction to the Locator/ID Separation Protocol (LISP) | |
JP5241665B2 (ja) | 通信装置、通信システムおよび通信方法 | |
CN102065013B (zh) | 基于身份与位置分离的位置信息优化选择的系统 | |
WO2011124121A1 (zh) | 网间数据通讯系统及方法 | |
JP2014505387A (ja) | Id/ロケータ分離ネットワークのモニタリング方法及びシステム | |
CN102404227B (zh) | 一种层次型穿越内网的路由系统 | |
KR101184122B1 (ko) | 6LoWPAN기반의 무선 센서 네트워크에서 이동 네트워크로 이동한 디바이스의 이동성을 지원하는 방법 | |
KR101529175B1 (ko) | 비캡슐화 패킷 전송 방식에서의 이동성 관리방법 및 이동성 관리 시스템 | |
WO2012083685A1 (zh) | 一种提高映射路由表使用效率的方法及系统 | |
CN104468305A (zh) | 实现三层虚拟专用网方法和设备 | |
WO2012122710A1 (zh) | 一种承载网络及数据传输方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140513 |