JP2013524658A - 風切り音の抑制に適する補聴器 - Google Patents

風切り音の抑制に適する補聴器 Download PDF

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Abstract

補聴器(100)は,マイクロフォン,信号処理ユニット,電子音響出力トランスデューサ,ハウジング(101)および風防カバー(102)を有しており,上記ハウジングはマイクロフォン口(112,113)を備える表面を有し,上記風防カバーは上記ハウジングに取り付けられて,上記マイクロフォン口をカバーし,上記風防カバーと上記ハウジングの間のギャップに音をガイドするように構成されており,これによって周囲から上記マイクロフォン口に向かう音の流れが提供され,上記ギャップの断面の第1寸法が0.15mmから0.5mmの間にあり,上記マイクロフォン口から上記ギャップのすき間に向かって外側周囲に向かう上記ギャップに沿う最小距離が少なくとも3mmである。

Description

この発明は補聴器に関する。より詳細にはこの発明は風切り音の抑制を伴う補聴器に関する。
本願の開示において,補聴器システムは聴覚障害者の難聴を緩和するシステムとして理解される。補聴器システムは片耳のもので補聴器を一つだけ備えるものであってもよく,または両耳のもので2つの補聴器を備えるものであってもよい。
本願の開示において,補聴器は,聴覚障害者の耳の後ろまたは耳の中に装着されるように設計された,小さな,小型電子機器として理解される。補聴器は一または複数のマイクロフォン,信号処理装置を含む小型電子回路,および音響出力トランスデューサを備える。上記信号処理装置は好ましくはデジタル信号処理装置である。上記補聴器は人の耳の後ろまたは耳の中にフィットするのに適するケース内に収められる。
様々な種類の補聴器が存在する。その一例は耳掛け型(Behind-The-Ear)(BTE)補聴器である。BTE補聴器は耳の後ろに装着される。より正確には主要な電子部品を含むハウジングが耳の後ろに装着される。補聴器ユーザに音を放出するイヤプラグまたはイヤピースが耳の中たとえば外耳道内に装着される。従前のBTE補聴器では,補聴器の用語において通常レシーバと呼ばれている出力トランスデューサが電子ユニットのハウジング内に配置されているので,音チューブ(sound tube)が利用されている。近年のタイプの補聴器の中には,上記レシーバが耳内の上記イヤプラグ中に配置されており,このために電気的伝導体を備える伝導部材(conducting member comprising electrical conductors)が用いられているものもある。
本願において,風切り音(風雑音)(wind noise)は乱気流に起因する補聴器マイクロフォンにおける圧力変動の結果(the result of pressure fluctuations at the hearing microphones)であると定義される。これとは対照的に,風によってつくられる音響音(acoustic sounds created by winds)は,この音が自然環境の一部であることから,ここでは風切り音とはみなされない。
補聴具における風切り音は深刻な問題である。風切り音は100dBの音圧レベル(SPL)ないしそれ以上の大きさに達することがある。このため補聴具のユーザは,ときに強風時には自分の装置のスイッチを切っており,これは強風環境における補聴具を用いた聴音感覚(acoustical perception)が補聴具を用いないときよりも悪化することがあるからである。
風速,上記装置に対する風向き,個々人の髪の長さ,帽子のような機械的(力学的)障害物,およびその他の要因に依存して,風切り音の大きさおよびスペクトル内容は著しく変化する。雑音,効果および原因に関しては,H.Dillonその外による論文 “The sources of wind noise in hearing aids”, IHCON 2000, さらには米国音響学会誌に提出されたI.Roe その外による“Wind noise in hearing aids: Causes and effects”に掲載されている。
機械的な構造上の対策(mechanical constructional measures)によって風切り音を打消すことが提案されているが,これらは補聴器中の実装において一般に非常に大きくかつ非常にかさばるものである。
さらにこのようなアプローチは所望音の音響減衰の増大を招くことがある。
したがってこの発明の特徴は,少なくともこれらの問題点を解消することにあり,先進的な風切り音抑制を備える補聴器を提供することにある。
第1の観点において発明は請求項1に記載の補聴器を提供する。
効果的に風切り音を抑制する風防(風シールド)(wind shield)および補聴器ハウジングを備える補聴器が提供される。
第2の発明は請求項11に記載の補聴器を提供する。
風切り音の抑制および小型化に特に適する補聴器が提供される。
さらなる有利な特徴は従属請求項から明らかにされる。
この発明のさらに他の特徴は,この発明を詳細に説明する以下の記載から当業者には明らかであろう。
この発明の実施例による補聴器の選択部分の斜視図を示す。 図1の実施例による風防カバー示す第1の斜視図である。 図1の実施例による風防カバーを示す第2の斜視図である。 図1の実施例による補聴器ハウジングの斜視図を示す。 4m/sの速度の風に晒されたときの,従前のBTE補聴器内およびこの発明の実施例による風防カバーを持つBTE補聴器内の前方マイクロフォンについての,周波数の関数としてのパワースペクトルの典型的な計測を示している。 4m/sの速度の風に晒されたときの,従前のBTE補聴器内およびこの発明の実施例による風防カバーを持つBTE補聴器内の後方マイクロフォンについての,周波数の関数としてのパワースペクトルの典型的な計測を示している。 図1の実施例による補聴器の断面をかなり模式的に示す。 この発明の他の実施例による補聴器の断面をかなり模式的に示す。
一例としてこの発明の好ましい実施例を図示しかつ記載する。当然ではあるが,この発明は他の異なる実施例が可能であり,その詳細のいくつかは,この発明から逸脱することなく,様々な明白なすべての観点において修正が可能である。したがって,図面および説明は本質的に例示とみなされ,限定するものではない。
広帯域の周波数にわたる風切り音の抑制を,この発明による様々な観点による補聴器によって非常に向上させることができることが分かった。
音響減衰に対する風切り音抑制の比(割合)を,周辺環境(周囲)(surroundings)からマイクロフォン口(入り口)に向けて音をガイドする音通過チャンネル(sound transmission channel)を補聴器内に設けることによって向上させることができ,上記音通過チャンネル内の風の流れが上記マイクロフォン口に達する前に層状に(laminar)つくられることが分かった。
さらに,この発明の様々な観点による補聴器において,上記音響減衰に対する風切り音抑制の比を,上記音通過チャンネルの長さを適切に選択することによって向上させることができることが分かった。
上記音通過チャンネルの断面の設計(デザイン)が,上記音響減衰に対する風切り音抑制の比をさらに最適にすることができることが分かった。
周辺環境からマイクロフォン口に向けて音を伝達するように構成された小径のチューブを考えた場合,上記チューブは,通常生じる条件(すなわち風速度)について,上記チューブの開口において始まる乱気流が上記チューブ内で維持されず,上記チューブ長よりも短い距離のあとに層流(laminar flow)になるように設計される。このようなチューブはマイクロフォン口の周囲の乱気流の発生を抑制するので明らかに有益であるが,上記チューブの開口の周囲では依然として乱気流が圧力変動を誘発し,これが上記チューブによってマイクロフォン口に向けて効率的に伝達され,これによって風切り音がピックアップされる。
非常に大きな径のチューブを考えた場合,通常生じる条件において上記チューブ内の流れが乱れる。このようなチューブは上記マイクロフォン口の周囲の乱れの発生を抑制することができないので明らかに有益ではないが,上記チューブ開口の周囲の乱気流によって生じる圧力変動は上記マイクロフォン口に向けて効率的にガイドされずに消散傾向になる。
したがって,上記1番目の小径のチューブは上記チューブに直接に流入する乱気流によって発生する風切り音の抑制に非常に適しており,他方2番目の大経のチューブは上記チューブ開口における乱気流によって誘導される風切り音がピックアップされることを避けるのに非常に適している。
ここで,周辺環境からマイクロフォン口に向かう音を伝達するように構成されるギャップ(間隙)(gap)を形成するように離間させた2つの平行プレート(two parallel plates)を備える設定であって,上記マイクロフォン口が,上記プレート間のギャップの内側(inside)に配置されておりかつ上記プレートのうちの一つの中心に位置している設定を考える。この設定は,上記プレート面に垂直に流れる風によって発生する風切り音の抑制に明らかに非常に適合する。上記プレート(複数)は,その寸法が以下に述べるように注意深く選択される場合,上記プレート面に沿って流れる風によって発生する風切り音の抑制にも非常に適する。
面内における風の流れが上記プレートの縁(the edges of the plates)に垂直である場合,第1に,乱気流の流れ(最も通常に発生する風速についてのもの)が上記プレート間の上記ギャップ内で維持されないようにするには上記プレート間のすき間(the spacing)が充分に小さいことが必要とされ,第2に,上記プレートの縁における乱気流が上記マイクロフォン口において層状の流れに変換されるようにするには上記プレートの横幅(the lateral extent)(ここでは伝達距離(propagation distance))が充分に大きいことが必要とされる。
上記面内および上記プレートの縁に平行な風の流れについての音響減衰に対する風切り音抑制の比を,上記プレートの横幅(ここでも伝達距離)を増加することによって向上することができることが分かった。これは,圧力変動を誘導する乱流の伝播は近接場モデル(near-field model)によって良好にモデル化され,他方,周辺環境からの所望音の主要部の伝達は遠方モデル(far-field model)によって良好にモデル化され,したがって圧力変動を誘導する乱流の減衰は上記伝達距離に強く依存するからである。
この発明の様々な実施例による風防の下(under)を伝達するまたは音通過チャンネル内を一般に伝達する音の音響減衰は,上記プレート間隔(the plate spacing)が0.15mmよりも狭くなるときに非常に増加し始めることが分かった。他方において,乱気流を層流に移行するために必要とされる伝達距離は上記プレート間隔の二乗値(the value of the plate spacing squared)に依存することが知られている。したがって,上記プレート間隔の好ましい値は,上記音響減衰が限定(制限)され,かつ最も普通に生じる風速における流れが素早く層流(laminar flow)に変換される範囲から選択される。
2つの平行プレートの間の流れについて,乱流を層流に変換するために必要とされる距離Lは,以下の式によって表される。
L=hv / (8ν)
ここでhは上記2つの平行プレート間の間隔であり,vは流れの速度(すなわちここでは風速)であり,νは空気の粘性係数(kinematic viscosity)である。
この発明の様々な実施例によるギャップ(gap)における音伝播の音響減衰は,少なくとも10mmまでの伝播距離であれば小さいままにとどまることが分かった。したがってこの発明による補聴器の特有の利点は,補聴器の感度を低めることなく風切り音抑制を増大させることができることにある。
はじめに図1を参照して,図1はこの発明の第1実施例による補聴器100の選択部分(selected parts)を示している。上記補聴器100は,ハウジング部101,風防カバー(風シールドカバー)102,コネクタ部103,およびイヤピース(図示略)を備えている。上記ハウジング部101は,2つのマイクロフォン,信号処理装置を含む小型電子回路,音響出力トランスデューサ,トグルスイッチ(toggle switch)104,およびプッシュボタン105を含む。上記コネクタ部103は音響信号を上記出力トランスデューサから上記イヤピースに向けて伝達し,補聴器を装着しているユーザの鼓膜に向けるように設計されている。上記風防カバーは,マイクロフォン口(入り口)(inlets)を埃や湿気から守りかつ風切り音を抑制するように構成されている。上記補聴器ハウジング101および上記風防カバー102は,上記風防カバーが補聴器ハウジングに取り付けられたときに,側方のすき間(side openings)108aおよび108b(同様のすき間は補聴器ハウジングの反対がわにも形成される)を形成するように構成されている。上記すき間(複数)は,上記補聴器ハウジングと上記風防カバーの間のギャップ内に音を通過させることができるように構成されている。前方くぼみ119は,シンプルなツールを用いて上記補聴器ハウジングから上記風防カバーを取外すことができるように構成されている。
次に図2を参照して,図2はこの発明の第1実施例による上記風防カバー102を第1の斜視から示している。上記風防カバーは,上記補聴器ハウジング(図示略)から離れる向きにデザインされた凸側(膨らみがわ)10と,上記補聴器ハウジングの上記トグルスイッチ104をユーザがアクセスすることができるようにする孔107を有している。
次に図3を参照して,図3はこの発明の第1実施例による上記風防カバー102を第2の斜視から示している。上記風防カバーは,上記補聴器ハウジング(図示略)に面するようにデザインされた凹側(へこみがわ)108を備えている。上記凹側108は,上記補聴器ハウジング上に上記風防カバーをスナップロックする(パチンとロックする)ように構成された突起109a,109b,110aおよび110bを備えている。上記凹側はさらに,上記補聴器ハウジング上に上記風防カバーを取付けるときに上記風防カバーが正しい位置にガイドされるのを補助する柱状構造(column like structures)111aおよび111bならびに突起112を備えている。
次に図4を参照して,図4はこの発明の第1実施例による補聴器ハウジング101を示している。上記ハウジング101は2つのマイクロフォン口(inlets)112,113,上記風防の対応する突起109a,109b,110aおよび110bとスナップフィット結合するように構成された4つのくぼみ109c,109dおよび110d(一つ図示されていない)を備えている。上記補聴器ハウジングは,上記風防カバーの柱状構造111aおよび111bを受入れるように構成された孔111d(一つ図示されていない),および上記風防カバーの突起112を受入れる矩形くぼみ120を備えている。上記マイクロフォン口(複数)の間に位置する帯状突起114と他の突出構造115とは連携して,上記風防の凹側108と上記補聴器ハウジング101の表面領域(surface areas)116aおよび116bの間に,均一かつ一意に定まるギャップ距離(a uniform and well defined gap distance)を確保するように作用する。上記突出構造115は上記トグルスイッチ104を取囲んでおり,上記くぼみ110d(一つ図示されていない)および孔111d(一つ図示されていない)を組込んでいる。上記表面領域116aおよび116bは,周辺環境から上記マイクロフォン口112および113に向かって伝播する音が沿う表面を規定する。上記表面領域116aおよび116bならびに突出構造114および115はリム117によって包囲されている。上記リムは上記風防カバーが上記補聴器ハウジングにスナップフィットされたときに上記すき間118aおよび118bを形成するように構成されている。上記くぼみ120は,上記補聴器ハウジングから上記風防カバーをツールを用いて容易に取り外すことができるようにすることを確保する。
一実施態様では,上記風防カバー102と上記補聴器ハウジングの表面領域116aおよび116bとの間の上記ギャップ距離が0.15から0.5mmの範囲にあり,好ましくは0.20mmから0.35mmの範囲にある。このギャップ距離は,ほとんどの通常発生する風速について,短い伝播距離の後に,上記風防の下の風の流れを実質的に層状にして,上記風防の下側の上記伝播の結果としての音の音響減衰を小さくすることを伴う(entiles)。
一実施態様では,上記すき間118aおよび118bから対応するマイクロフォン口112および113のそれぞれまでの上記ギャップに沿う最短距離(すなわち上記風防カバー102と補聴器ハウジング110の間の上記ギャップにおける行程(running))は,少なくとも3mm,好ましくは少なくとも4mm,最も好ましくは少なくとも5mmである。いくつかの理由において上記ギャップに沿う上記最短距離を増やすことに利点がある。第1に,前節で既に述べたように,より強い風速が上記マイクロフォン口に達したときに上記ギャップ内の空気の流れが層状になることを伴うことである。第2に,上記風防の縁に沿って形成される圧力変動を誘導する乱気流の減衰が距離に伴って強く増加することである。最後に,上記風防の縁によって形成される非相関乱流渦(uncorrelated turbulent whirls)によって誘導される圧力変動がマイクロフォン口において互いに少なくとも部分的にキャンセルされて,上記キャンセルの効果が一般に上記ギャップに沿う上記最短距離につれて増加することであり,これは2つの非相関乱流渦のキャンセルが上記マイクロフォン口と各渦の間の距離(the distances between the microphone inlet and the respective whirls)が同じになるときに最適になるからである。
特定の実施態様では,上記ギャップ距離は0.3mmであり,上記ギャップに沿う上記最短距離は5mmである。この組合せのパラメータを用いることで,上記マイクロフォン口に達する流れは,そよ風に相当する7m/sまでの風速に対してさえも完全に層状になる。
一実施態様では,上記すき間118aと118bの幅(the width of the openings 118a and 118b)は少なくとも3mmの寸法であり,好ましくは上記すき間の幅は少なくとも5mm,最も好ましくは少なくとも6mmである。上記すき間の周囲の乱気流によって誘導される圧力変動が効率的にマイクロフォン口にガイドされるのを避けて放散する傾向とするには,ワイドなすき間(wide openings)を持つのが好ましい。
一実施態様では,上記ギャップに沿う上記すき間118aおよび118bと対応するマイクロフォン入口112および113との間の最短距離は,補聴器ハウジング幅の変動のために変化する。一実施態様では,上記すき間118aおよび118bの幅はこの変動に依存する。さらなる実施態様では,この依存では,上記最短距離の長さに対する上記すき間の幅の比が実質的に一定に保たれる。好ましい実施態様では,上記マイクロフォン口112と対応するすき間118aとの間の最短距離は約4.5mmであり,上記すき間の幅が約6.5mmである。マイクロフォン口113および対応するすき間118bについては最短距離は約5.5mmであり,すき間の幅は約8.5mmである。
次に図5を参照して,図5は,従前のBTE補聴器とこの発明の実施例による風防カバーを備えるBTE補聴器についての,周波数の関数としてのパワースペクトルの典型的な計測結果を示している。上記計測は補聴器を4m/sの速度の風に晒しているときに実行した。両方の補聴器には2つのマイクロフォンを設け,上記パワースペクトルは上記2つの補聴器の前方マイクロフォン(front microphone)を用いて取得したものである。この図は,この発明による風防カバーを有する補聴器を用いることで,風切り音の著しい低減を得ることができたことを明確に示している。
図6は,2つの補聴器の後方マイクロフォン(rear microphone)を用いてパワースペクトルを取得した点を除いて,図5を参照して記載したものと同様の典型的な測定結果を示している。この図は,達成可能な風切り音の低減の大きさがマイクロフォン位置に依存することを明確に示している。図5および図6は,この発明によるBTE補聴器の典型的なパワースペクトルがマイクロフォン位置に比較的に依存せず(insensitive),しかしながらこのことは従前のBTE補聴器には当てはまらないことも示している。
次に図7を参照して,図7はこの発明の第1実施例による補聴器100の断面をかなり模式的に示している。第1および第2のマイクロフォン口を結ぶ線によって規定される上記ハウジングの略長手軸(general longitudinal axis)に垂直な平面であって,かつ第1マイクロフォン口に交差する平面を示している。この図には,補聴器ハウジング101,風防カバー102,第1のマイクロフォン口112,および第1のマイクロフォン121の断面が示されている。
一実施態様では,上記補聴器は,補聴器ハウジング101が,上記第1および第2のマイクロフォン口を結ぶ線によって規定される上記ハウジングの略長手軸に垂直な平面内において周状の断面(a cross-section with a circumference)を持ち,風防カバー102が上記ハウジングに設けられたときに,上記平面内に長さを持つ断面を有するように設計され,ここで上記風防カバーの長さが上記ハウジングの周長さ(the length of the housing circumference)の少なくとも30パーセント,好ましくは少なくとも40パーセントである。
一実施態様では,上記補聴器ハウジングは一緒になってフィットする上体および下体(an upper and lower part that is fitted together)からなる。
さらに他の実施態様では,上記風防カバーは,上記風防カバーの両端の間に形成されるギャップすき間を除いて,上記補聴器ハウジングの周り全体に実質的にのびている(extends substantially all the way around the hearing aid housing)。さらなる実施態様では,上記マイクロフォン口(複数)は,上記ギャップすき間の反対がわのハウジング表面に位置させられ(positioned in the housing surface opposite the gap opening),これによって,所与の補聴器ハウジングについて,上記マイクロフォン口(複数)と上記ギャップすき間の間の最大の達成可能な最短距離(the largest achievable minimum distance)が達成される。
特定の実施態様では,上記ギャップは,補聴器ユーザの耳に隣接するように構成される補聴器ハウジングの側部の反対がわに位置させられる。
次に図8を参照して,図8はこの発明の他の実施例による補聴器200の断面をかなり模式的に示している。この図には,上体および下体の補聴器ハウジング部201および202,マイクロフォン口212,マイクロフォン121および音通過チャンネル205の断面が示されている。上記音通過チャンネル205は,周辺環境からマイクロフォン口212に向けて音をガイドするために設けられている。上記音通過チャンネルは,上記風防カバーと上記補聴器ハウジングの外側表面との間のギャップにおける伝播とは対照的に,上記補聴器ハウジングの内部を通した音の伝播を提供する。これによって上記風防カバーが必要とされず,上記補聴器ハウジングのサイズを最小化することができる。他の有利な点は,上記音通過チャンネルは自由に形付けることができ,これによって上記マイクロフォン口と上記音通過チャンネルの開口の間の達成可能な最短距離を伸ばすことができることである。
さらに他の実施態様では,補聴器ハウジングは,上記音通過チャンネルを形成し,さらに補聴器ハウジング内に電子機器を位置させかつ保持するように構成される挿入体(insert)を備える。
一実施態様では,上記音通過チャンネルは,少なくとも3mmの,好ましくは少なくとも4mmの長さを持ち,かつ0.15mmから0.5mmの範囲の,好ましくは0.20から0.35mmの範囲の第1の寸法(first dimension)を持ち,かつ少なくとも3mm,好ましくは少なくとも5mmの第2の寸法(second dimension)を持つ断面(cross-section)を有する。
構造および手順の他の修正または変更は当業者には明らかであろう。

Claims (16)

  1. マイクロフォン,信号処理ユニット,電子音響出力トランスデューサ,ハウジングおよび風防カバーを備える補聴器であって,
    上記ハウジングがマイクロフォン口を備える表面を有しており,
    上記風防カバーが,上記ハウジングに取付けられ,上記マイクロフォン口をカバーし,上記ハウジングとともにギャップを提供するように構成されており,これにより周辺環境から上記マイクロフォン口への音の通過のための通路を提供するものであり,上記ハウジングと上記風防カバーの間の平均間隔が0.15mmから0.5mmの範囲にあり,上記ギャップに沿って上記マイクロフォン口から上記風防カバーの縁に至るまでの最短距離が少なくとも3mmである,補聴器。
  2. 上記風防カバーが,上記風防カバーの縁と上記ハウジングとによって形成されるすき間を通して,上記風防カバーと上記ハウジングの間の上記ギャップ内に音が送られるように構成されている,請求項1に記載の補聴器。
  3. 上記ハウジングが,上記風防カバーの支持を提供するように構成された距離保持手段を備え,これによって上記風防カバーと上記ハウジングの間の一意に定まる間隔が確保される,請求項1または2に記載の補聴器。
  4. 上記ギャップに沿う上記マイクロフォン口から上記風防カバーの縁までの最短距離が少なくとも4mmである,請求項1から3のいずれか一項に記載の補聴器。
  5. 上記ハウジングと上記風防カバーの間の間隔が0.20mmから0.35mmの範囲にある,請求項1から4のいずれか一項に記載の補聴器。
  6. 上記風防カバーの縁における上記ギャップの幅が少なくとも3mmである,請求項1から5のいずれか一項に記載の補聴器。
  7. 上記風防カバーの縁における上記ギャップの幅が少なくとも5mmである,請求項1から6のいずれか一項に記載の補聴器。
  8. 上記ハウジングが,上記ハウジングの略長手軸に垂直でかつ上記マイクロフォン口に交差する平面内において周状の断面を有しており,
    上記風防カバーが,上記ハウジング上に設けられたときに,上記平面内において上記第1の周長の30%以上の全長を有する断面を有している,
    請求項1から8のいずれか一項に記載の補聴器。
  9. 上記略長手軸が,第1のマイクロフォン口と第2のマイクロフォン口を結ぶ線によって規定される,請求項8に記載の補聴器。
  10. 上記風防カバーが,上記風防カバーの両端間に形成されるギャップすき間を除いて,上記補聴器ハウジングの周囲の全体に実質的にのびている,請求項1から9のいずれか一項の記載の補聴器。
  11. マイクロフォン口,周辺環境から上記マイクロフォン口に向けて音をガイドするように構成される音通過チャンネルを備え,上記音通過チャンネルの断面の第1寸法が0.15mmから0.5mmの範囲にあり,上記音通過チャンネルの断面の第2寸法が少なくとも3mmであり,上記音通過チャンネルの長さが少なくとも3mmである,
    風切り音を抑制する補聴器。
  12. 上記音通過チャンネルの長さが少なくとも4mmである,請求項11に記載の補聴器。
  13. 上記音通過チャンネルの断面の上記第1寸法が0.20mmから0.35mmの範囲にある,請求項11から12のいずれか一項に記載の補聴器。
  14. 上記音通過チャンネルの断面の上記第2寸法が少なくとも5mmである,請求項11から13のいずれか一項に記載の補聴器。
  15. 上記音通過チャンネルが,上記補聴器ハウジング内部に電子構成要素を収容するように構成された挿入体の一部として形成されている,請求項11から14のいずれか一項に記載の補聴器。
  16. 上記音通過チャンネルが,上記音通過チャンネルの長さをのばすように配置された少なくとも一つの曲がり部を備えている,請求項11から15のいずれか一項に記載の補聴器。
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