JP2013524636A - 異なるセルタイプのための異なる仮想アクティブセットを維持すること - Google Patents

異なるセルタイプのための異なる仮想アクティブセットを維持すること Download PDF

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Abstract

アクセス端末のインバウンドモビリティを容易にするために、異なるタイプのアクセスポイントまたはセル(たとえば、HNB対マクロセル)のための異なる仮想アクティブセットが採用される。さらに、これらの異なるタイプのアクセスポイントまたはセルのための許可されたセルの異なるリストが維持される。また、周波数間イベントトリガリングのための周波数品質推定値が、仮想アクティブセット(たとえば、専用HNB仮想アクティブセット)中に存在する単一のセルの測定に基づき得る。

Description

[優先権の主張]
本出願は、各々の開示が参照により本明細書に組み込まれ、同一出願人が所有する、2010年3月29日に出願され、代理人整理番号第101475P1号を付与された、米国仮特許出願第61/318,687号、および2010年6月8日に出願され、代理人整理番号第102129P1号を付与された、米国仮特許出願第61/352,739号の利益および優先権を主張する。
[分野]
本出願は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、限定はしないが、仮想アクティブセット(virtual active set)を維持することに関する。
[序論]
ワイヤレス通信ネットワークは、画定された地理的エリア内のユーザに様々なタイプのサービス(たとえば、ボイス、データ、マルチメディアサービスなど)を提供するために、その地理的エリアにわたって展開され得る。典型的な実装形態では、ネットワークによってサービスされる地理的エリア内で動作しているアクセス端末(たとえば、セルフォン)にワイヤレス接続性を与えるために、(たとえば、様々なセルに対応する)アクセスポイントがネットワーク全体にわたって分散される。
一般に、所与の時点において、アクセス端末は、1つまたは複数のセルの所与のセットによってサービスされることになる。経時的に、アクセス端末から見た信号品質は変化し得、それにより、アクセス端末は、1つまたは複数のセルの異なるセットによってより良くサービスされ得る。そのような場合、アクセス端末のモビリティを維持するために、アクセス端末はそれのサービングセルセット(serving cell set)から他のセルセットにハンドオーバされ得る。
このモビリティを容易にするために、ネットワークは、現在のサービング周波数上でおよび他の周波数上でセルからの信号(たとえば、ビーコン/パイロット信号)を測定するようにアクセス端末に命令し得る。次いで、ネットワークは、測定された信号の信号品質を使用して、アクセス端末がそれの現在のサービングセルセット上にとどまるべきであるのか、または別のセルセットに切り替えるべきであるのかを判断する。これらの測定は、周期的であるかまたはイベントトリガされ得る。後者の場合の一例として、ネットワークは、1つまたは複数のパラメータ(たとえば、しきい値)を用いてアクセス端末を構成し得、測定された信号品質が(1つまたは複数の)パラメータによって指定された基準を満たす(たとえば、信号品質がしきい値を超える)ときはいつでも測定報告を送るようにアクセス端末に命令し得る。
いくつかの実装形態では、ネットワークはアクセス端末のソフトハンドオーバをサポートし得る。そのような場合、アクセス端末は、サービング周波数上で複数のセルとの同時接続(たとえば、無線リンク)を維持する。アクセス端末がそれとのこれらの接続を維持するセルはアクティブセットと呼ばれる。
上述のように、サービング周波数に加えて、アクセス端末にとって利用可能であり得る他の周波数がある。したがって、アクセス端末は、これらの他の周波数に対応する他のアクティブセットを維持し得る。これらのアクティブセットの各々は「仮想」アクティブセット(VAS)と呼ばれ、なぜなら、アクセス端末は、概して、VASに記載されているセルとの接続をアクティブに維持しないからである。むしろ、特定の周波数、たとえば、周波数j上のVASは、概して、アクセス端末が周波数jにキャンプオン(camped on)されるならば使用されることが予想されるアクティブセットであると理解される。これらの他の周波数のうちの所与の1つのために単一のVASが定義される。
アクセス端末をそれの現在のサービング周波数上に残すべきであるのか、またはアクセス端末を他の周波数のうちの1つにハンドオーバすべきであるのかを判断するために、VASはアクティブセットと併せて使用される。たとえば、アクセス端末は、アクティブセットと各VASとに記載されているセルからのいくつかの信号量(たとえば、Ec/Io)を測定し、測定された信号量の平均に基づいて各周波数についての対応する品質推定値を生成し得る。周波数品質推定値の得られたセットから、どの周波数がアクセス端末に最良のサービスを与えることになるかに関する判断が行われ得る。VASの一例は3GPP文書TS25.331においてセクション14.11に記載されている。
高速なマルチメディアデータサービスの需要が急速に増大するにつれて、向上したパフォーマンスをもつ効率的でロバストな通信システムを実装することが課題となっている。従来のネットワークアクセスポイント(たとえば、マクロアクセスポイント)を補うために、小カバレージアクセスポイントを展開(たとえば、自宅または仕事場に設置)して、よりロバストな屋内ワイヤレスカバレージまたは他のカバレージをアクセス端末に与え得る。そのような小カバレージアクセスポイントは、たとえば、フェムトアクセスポイント(femto access point)、フェムトセル、ホームノードB(HNB)、ホームeノードB(HeNB)、またはアクセスポイント基地局と呼ばれることがある。一般に、そのような小カバレージアクセスポイントは、DSLルータ(digital subscriber line router)またはケーブルモデムを介してインターネットおよびモバイル事業者のネットワークに接続される。便宜上、以下の説明では、小カバレージアクセスポイントをHNB(またはHNBセル)と総称することがある。
HNBなどのアクセスポイントは、異なるタイプのアクセスモードをサポートするように構成され得る。たとえば、オープンアクセスモードでは、アクセスポイントは、どのアクセス端末もアクセスポイントを介していかなるタイプのサービスをも取得することを可能にし得る。しかしながら、制限付き(または限定)アクセスモードでは、アクセスポイントは、許可されたアクセス端末がアクセスポイントを介してサービスを取得することのみを可能にし得る。たとえば、アクセスポイントは、一定の加入者グループ(たとえば、限定加入者グループ(CSG;closed subscriber group))に属するアクセス端末(たとえば、いわゆるホームアクセス端末)がアクセスポイントを介してサービスを取得することのみを可能にし得る。ハイブリッドアクセスモードでは、エイリアンアクセス端末(alien access terminal)(たとえば、非ホームアクセス端末、非CSGアクセス端末)は、いくつかの条件下でアクセスポイントを介してアクセスを取得することのみが可能であり得る。たとえば、HNBのCSGに属さないマクロアクセス端末は、HNBがホームアクセス端末を現在サービスしていない場合のみHNBにアクセスすることが可能であり得る。便宜上、以下の説明では、1つまたは複数のCSGに関連するセル(たとえば、HNB)をCSGセルと呼ぶことがある。
実際には、HNB(CSGセル)とVASとを採用するシステムにおいて様々な問題が起こり得る。これらの問題は、HNBと1つまたは複数のマクロセルとが同じ周波数上で動作する同一チャネル展開において、またはHNBがマクロセルとは異なる周波数(たとえば、専用周波数)上で動作する専用チャネル展開において起こり得る。
同一チャネル展開では、HNBカバレージに関心がないアクセス端末(便宜上、以下ではマクロアクセス端末と呼ぶ)について、またはHNBカバレージに関心があるアクセス端末(便宜上、以下ではHNBアクセス端末と呼ぶ)について、誤ったイベントトリガリングが起こり得る。この誤ったトリガリングは、HNBおよびマクロセルがVAS中に含まれることの結果として起こり得る。この場合、このVASに基づく周波数品質推定値は不正確であり得る。
たとえば、他の(非サービング)周波数上でマクロセル品質は不十分であるがHNB品質は良好である場合、この他の周波数について比較的高い総合周波数品質推定値が示され得る。したがって、マクロカバレージにのみ関心があるマクロアクセスポイントは、マクロカバレージが不十分である(たとえば、サービング周波数上でよりも不良である)上記他の周波数にハンドオーバされ得る。
逆に、他の(非サービング)周波数上でマクロセル品質は良好であるがHNB品質は不十分である場合、この場合も、この他の周波数について比較的高い総合周波数品質推定値が示され得る。しかしながら、HNBカバレージにのみ関心があるHNBアクセス端末は、HNBカバレージが不十分である(たとえば、サービング周波数上でマクロカバレージよりも不良である)上記他の周波数にハンドオーバされ得る。
上記で説明したマクロアクセス端末モビリティに対する悪影響を回避するためにHNBがVAS中に含まれない場合、HNBアクセス端末は、そのようなハンドオーバが望まれる場合、HNBがある周波数にハンドオーバされないことがある。たとえば、他の(非サービング)周波数上でマクロセル品質は不十分であるがHNB品質は良好である場合、上記他の周波数について不十分な周波数品質推定値が報告されることになるので、HNBアクセス端末は現在のサービング周波数上に残され得る。
専用チャネル展開では、HNBアクセスに関連して様々な問題が起こり得る。たとえば、複数のHNBに基づく周波数品質推定値は不正確であり得る。ここで、ユーザのHNB(たとえば、CSGに関連するHNB)の品質は不十分であるがネイバーHNBの品質は高い場合、その専用HNB周波数について比較的高い総合周波数品質推定値が示され得る。したがって、HNBアクセス端末のホームHNBカバレージにのみ関心があるHNBアクセス端末は、ホームHNBカバレージが不十分である(たとえば、現在のサービング周波数上でマクロカバレージよりも不良である)場合、上記HNB周波数にハンドオーバされ得る。
別の例として、全体的に企業ベースのHNB(たとえば、仕事場において与えられるHNB)の品質は高いように見えるが、個別に各HNBの品質は不十分である場合、その専用HNB周波数について比較的高い総合周波数品質推定値が示され得る。したがって、HNBアクセス端末は、HNBカバレージが実際に不十分である(たとえば、現在のサービング周波数上でマクロカバレージよりも不良である)場合、上記HNB周波数にハンドオーバされ得る。
その上、アクセス端末のためのVAS中に含まれることを許されているセルは、一般に、ネットワークによって指定されたセルに限定される。たとえば、ネットワークは、アクセス端末がCELL_INFO_LISTまたはネイバーセルリスト(NCL)中に含め得るセルを指定する、周波数内セル情報リストおよび周波数間セル情報リストを送り得る。しかしながら、これにより、専用周波数上でHNBによって使用され得るプライマリスクランブリングコード(PSC)の数が限定される。専用周波数上で展開された比較的多数の(たとえば、数百以上の)HNBがあり得ることを仮定すれば、これにより、専用周波数上でのPSC混乱の確率が増加し得る。
本開示のいくつかの例示的な態様の概要について以下で説明する。本概要は、読者の便宜のために与えられるものであり、本開示の幅を完全に定義するとは限らない。便宜上、本明細書では、本開示の単一の態様または複数の態様を指すために、いくつかの態様という用語を使用することがある。
本開示は、いくつかの態様では、異なるタイプのアクセスポイントまたはセルのための異なるVASを維持することに関する。たとえば、所与の周波数について、アクセス端末は、HNB(たとえば、CSGセル、ハイブリッドセル(hybrid cell)、HNBに関連するオープンセル)に専用の1つのVASと、他のタイプのセル(たとえば、マクロセル)のための他のVASとを維持し得る。したがって、他の周波数上でHNB(CSGセル)にハンドオーバされることに関心があるアクセス端末は、周波数間イベントトリガリングのために(たとえば、本明細書ではHNB VASまたはCSG VASと呼ぶ)上記専用VASを使用し得る。逆に、上記他の周波数上で何らかの他のタイプのセル(たとえば、マクロセル)にハンドオーバされることに関心があるアクセス端末は、周波数間イベントトリガリングのために上記他のVASを使用し得る。
本開示は、いくつかの態様では、異なるタイプのアクセスポイントまたはセルのための許可されたセルの異なるリストを定義することに関する。たとえば、アクセス端末は、HNB(たとえば、オープンHNB、CSGセル、ハイブリッドセル)に専用であるCELL_INFO_CSG_LISTを維持し、非HNB(たとえば、マクロセル)に専用であるCELL_INFO_LISTを維持し得る。アクセス端末は、ネットワークから受信したセル情報に基づいてこれらのリストを構成する。たとえば、所与の周波数について、ネットワークは、アクセス端末がそれのCELL_INFO_CSG_LIST中に含め得るHNBセル(たとえば、オープンHNB、CSGセル、ハイブリッドセル)を指定する、CSG周波数間セル情報リストおよびCSG周波数内セル情報リストを与え得る。さらに、ネットワークは、アクセス端末がそれのCELL_INFO_LIST中に含め得る非HNB(たとえば、マクロ)セルを指定する、周波数内セル情報リストおよび周波数間セル情報リストを与え得る。したがって、HNB VAS(CSG VAS)は、CELL_INFO_CSG_LISTに記載されているいずれかのセルを含み得、他のVASは、CELL_INFO_LISTに記載されているいずれかのセルを含み得る。このようにして、より多数のPSCが、所与の周波数上でHNB(CSGセル)による使用のために利用できる。
本開示は、いくつかの態様では、単一のHNB(CSGセル)の測定に基づいて周波数間イベントトリガリングのための周波数品質推定値を判断することに関する。いくつかの実装形態では、これは、1セルのあらかじめ定義されたサイズをもつHNB VAS(CSG VAS)を使用することによって達成される。いくつかの実装形態では、これは、周波数間イベントトリガリングのためにHNB VAS(CSG VAS)からベストセル(best cell)のみを使用することによって達成される。したがって、いずれの場合も、ハンドオーバ決定は、その周波数上のHNBセル(CSGセル)の全部の全体的な品質に基づくのではなく、アクセス端末がおそらくそこにハンドオーバされるであろう実際のセルの品質に基づき得る。
本明細書で教示するこれらおよび他の技法を使用することによって、いくつかのタイプのセル(たとえば、HNB)へのアクセス端末インバウンドモビリティ(inbound mobility)が改善され得る。たとえば、開示する技法の使用により、周波数間ハンドオーバを行うときに新しい周波数において予想されていたカバレージをアクセス端末が受信することになる可能性が増加し得る。
本開示のこれらおよび他の例示的な態様について、以下の発明を実施するための形態および添付の特許請求の範囲、ならびに添付の図面において説明する。
アクセス端末がアクティブセットと異なるタイプのVASとを維持し得る、通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 アクティブセットと異なるタイプのVASとを維持することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 周波数間イベントトリガリングのためにHNB VAS(CSG VAS)を維持し、使用することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 1のサイズを有するHNB VAS(CSG VAS)のためのセルを識別することに関連してアクセス端末によって実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 1のサイズに制限されないHNB VAS(CSG VAS)のベストセルの変更に関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 複数のHNB(CSGセル)をもつHNB VAS(CSG VAS)を維持することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 通信ノードにおいて採用され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ワイヤレス通信システムの簡略図。 フェムトノードを含むワイヤレス通信システムの簡略図。 ワイヤレス通信のためのカバレージエリアを示す簡略図。 通信構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 電気通信システムのいくつかの例示的な態様を示す簡略ブロック図。 本明細書で教示するようにHNB VAS(CSG VAS)を維持するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
慣例により、図面に示す様々な特徴は一定の縮尺で描かれていないことがある。したがって、様々な特徴の寸法は、わかりやすいように任意に拡大または縮小されることがある。さらに、図面のいくつかは、わかりやすいように簡略化されることがある。したがって、図面は、所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示しているとは限らないことがある。最後に、明細書および図の全体にわたって同様の特徴を示すために同様の参照番号が使用されることがある。
[詳細な説明]
本開示の様々な態様について以下で説明する。本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示されている特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示する態様は他の態様とは無関係に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実装し得、または方法を実施し得る。さらに、本明細書に記載の態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し得、またはそのような方法を実施し得る。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
図1に、例示的な通信システム100(たとえば、通信ネットワークの一部分)のいくつかのノードを示す。説明のために、本開示の様々な態様について、互いに通信する1つまたは複数のアクセス端末、アクセスポイント、およびネットワークエンティティの文脈で説明する。ただし、本明細書の教示は、他の用語を使用して参照される他のタイプの装置または他の同様の装置に適用可能であり得ることを諒解されたい。たとえば、様々な実装形態では、アクセスポイントは、基地局、ノードB、eノードB、マクロセル、ホームノードB、ホームeノードB、CSGセル、フェムトセルなどと呼ばれることがあり、または基地局、ノードB、eノードB、マクロセル、ホームノードB、ホームeノードB、CSGセル、フェムトセルなどとして実装されることがあり、アクセス端末は、ユーザ機器(UE)、移動局などと呼ばれることがあり、またはユーザ機器(UE)、移動局などとして実装されることがある。
システム100中のアクセスポイントは、システム100のカバレージエリア内に設置され得るか、またはシステム100のカバレージエリア全体にわたってローミング(roam)し得る、1つまたは複数のワイヤレス端末(たとえば、アクセス端末102)に1つまたは複数のサービスへのアクセス(たとえば、ネットワーク接続性)を与える。たとえば、様々な時点において、アクセス端末102は、アクセスポイント104〜110のうちのいずれか、またはシステム100中の何らかのアクセスポイント(図示せず)に接続し得る。これらのアクセスポイントの各々は、ワイドエリアネットワーク接続性を可能にするために、(便宜上、ネットワークエンティティ112によって表される)1つまたは複数のネットワークエンティティと通信し得る。
これらのネットワークエンティティは、たとえば、1つまたは複数の無線および/またはコアネットワークエンティティなどの様々な形態をとり得る。したがって、様々な実装形態では、ネットワークエンティティは、(たとえば、運用、アドミニストレーション、管理、およびプロビジョニングエンティティによる)ネットワーク管理、呼制御、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、インターワーキング機能のうちの少なくとも1つなどの機能、または何らかの他の好適なネットワーク機能を表し得る。いくつかの態様では、モビリティ管理は、あるアクセスポイント(セル)から別のアクセスポイント(セル)へのアクセス端末のハンドオーバを制御する(たとえば、開始し、処理する)ことに関する。この目的で、ネットワークエンティティ112は、ハンドオーバ制御のための少なくとも1つの構成要素114を備えるものとして図1に示されている。いくつかの態様では、モビリティ管理は、追跡エリア、ロケーションエリア、ルーティングエリア、または何らかの他の好適な技法を使用することによってアクセス端末の現在のロケーションを追跡することと、アクセス端末のページングを制御することと、アクセス端末のためのアクセス制御を行うこととに関する。これらのネットワークエンティティのうちの2つ以上が共同設置され得、および/またはこれらのネットワークエンティティのうちの2つ以上がネットワーク全体にわたって分散され得る。
アクセスポイント104および106は、たとえば、(たとえば、HeNB、CSGセル、ハイブリッドセル、オープンHNB、フェムトセル、フェムトアクセスポイントなどを含む)HNB、またはマクロセルとは異なるサービス(たとえば、カバレージ)を提供する何らかの他のタイプのセルを備え得る。便宜上、以下の説明では、これらのタイプのセルを単にHNBと呼ぶことがある。ただし、開示する概念はHNBに限定されないことを理解されたい。
本開示は、いくつかの態様では、アクセス端末102によって実行されるモビリティ関係の動作のために使用されるアクティブセットおよび異なるタイプのVASを維持することに関する。従来の慣習によれば、アクセス端末102は、現在のサービング周波数F0(便宜上、以下では使用周波数と呼ぶ)のためのアクティブセット116を維持する。さらに、アクセス端末102は、アクセス端末102がその上でサービスを受信し得る他の周波数F1〜FN(便宜上、以下では未使用周波数と呼ぶ)のためのN個のVAS118を維持する。ただし、VAS118はHNBを含まない。むしろ、本明細書の教示によれば、アクセス端末102は、未使用周波数上でHNBのための専用VAS120を維持する。すなわち、各専用VAS120はHNBのみを含む(すなわち、HNBに割り当てられた識別子を含む)ことになる。便宜上、以下の説明では、このような専用VASを単にHNB VAS(またはCSG VAS)と呼ぶことがある。ただし、開示するVAS概念はHNB VASに限定されないことを理解されたい。
アクセス端末102は、ネットワークから(たとえば、ネットワークエンティティ112から)受信したセルリストをも維持する。たとえば、アクセス端末102は、どのセルが(たとえば、所与の未使用周波数のための)VAS118中に含まれ得るかを指定するCELL_INFO_LIST122を維持し得る。ただし、VAS118のために使用されるCELL_INFO_LIST122はHNBを含まない。むしろ、本明細書の教示によれば、(たとえば、所与の未使用周波数のための)HNB VAS120中に含まれ得るHNBを指定するためにCELL_INFO_CSG_LIST124が使用される。
アクティブセットと他のVASとに関連した専用HNB VASの実装形態について、図2のフローチャートに関連してより詳細に説明する。詳細には、図2は、アクティブセットおよびVASがどのように維持されるか、ならびにモビリティイベントをトリガするためにアクティブセットおよびVASがどのように使用されるかを表す。
便宜上、図2の動作(あるいは本明細書で説明または教示する他の動作)については、特定の構成要素(たとえば、図1または図7の構成要素)によって実行されるものとして説明することがある。ただし、これらの動作は、他のタイプの構成要素によって実行され、異なる数の構成要素を使用して実行され得ることを諒解されたい。また、本明細書で説明する動作のうちの1つまたは複数は、所与の実装形態では採用されないことがあることを諒解されたい。
図2のブロック202によって表されるように、アクセス端末102は、使用周波数上で近くのセルを識別するために経時的に周波数内測定を繰り返し行う。図1の簡略化された例では、アクセスポイント108の1つまたは複数のセルによって送信された信号に基づく周波数内測定が破線124によって表されている。周波数F0上で他のアクセスポイントのセルから受信した信号に基づいて同様の測定が行われ得ることを諒解されたい。これらの測定と併せて、アクセス端末102は、F0上でセルの各々から受信した信号に関連する1つまたは複数の品質メトリック(quality metric)を判断する。ここで、品質メトリックは、たとえば、受信パイロット強度の指示(たとえば、Ec/Io)、受信信号符号電力(RSCP:received signal code power)の指示、または何らかの他の好適なメトリックを備え得る。
ブロック204によって表されるように、アクセス端末102は、たとえば、ブロック202において識別されたセルに関連する品質メトリックに基づいて、アクティブセット116中に含まれるべきセルのセットを選択する。たとえば、アクセス端末102は、最良の信号品質を有するセルをアクティブセット116中に含め得る。ここで、アクティブセット中に含まれるセルの数は最大アクティブセットサイズによって抑制され得る。経時的に行われた周波数内測定に基づいて、アクセス端末102は、セルからの受信信号の相対的な品質が改善および劣化するにつれて、ネットワークエンティティの要求上でそれらのセルを追加および削除することによって、アクティブセット116を維持する。
ブロック206によって表されるように、アクセス端末102は、各未使用周波数上で近くのセルを識別するために周波数間測定をも行う。たとえば、各周波数F1〜FNについて、アクセス端末102は、その周波数上でマクロセルおよびHNBを識別し、アクセス端末102において受信した信号に基づいてそれらのマクロセルおよびHNBの品質メトリックを判断し得る。図1の簡略化された例では、アクセスポイント110の1つまたは複数のセルによって送信された信号に基づく周波数間測定が破線126によって表されている。同様に、アクセスポイント104および106の1つまたは複数のセルによって送信された信号に基づく周波数間測定が、それぞれ破線128および130によって表されている。各未使用周波数上で他のアクセスポイント(図示せず)のセルから受信した信号に基づいて同様の測定が行われ得ることを諒解されたい。
ブロック208によって表されるように、アクセス端末102は、ブロック206の周波数間測定とCELL_INFO_LIST122とに基づいてVAS118を維持する。たとえば、アクセス端末102は、1)ブロック206において所与の未使用周波数上で識別された、2)CELL_INFO_LIST122中に存在する、マクロセルのセットに関連する信号品質に基づいて、その周波数のためのVAS118中に含まれるべきマクロセルを選択し得る。
VAS118は、いくつかのイベント(たとえば、3GPPイベント1a、1b、および1c)の発生に従ってアクセス端末102によって更新される。ここで、イベント1aは、VAS118にセルを追加するために使用され、イベント1bは、VAS118からセルを削除するために使用され、イベント1cは、VAS118中のセルを交換するために使用される。これらのイベントは、アクセス端末102によって行われる周波数内測定に基づいてトリガされる。すなわち、所与のVAS118に関連する周波数上のセルに対応するいくつかの測定量の変化が発生したとき、アクセス端末102は、そのイベントに従ってセルを追加、削除、または交換するために、VAS118中で適切な変更を実行する。たとえば、VAS118のメンバーでないセルに対応する測定量が一定のしきい値を超えるときは、イベント1aがトリガされ得、そのセルはVAS118に追加され得る。VAS118のメンバーであるセルに対応する測定量が一定のしきい値を下回るときは、イベント1bがトリガされ得、そのセルはVASから削除され得る。VAS118のメンバーでないセルに対応する測定量が一定のしきい値を超え、アクティブセットが一杯であるときは、VAS118中のセルを新しいセルと交換するためにイベント1cがトリガされ得る。
ブロック210によって表されるように、アクセス端末102は、ブロック206の周波数内測定とCELL_INFO_CSG_LIST124とに基づいてHNB VAS120を維持する。たとえば、アクセス端末102は、1)ブロック206において所与の未使用周波数上で識別された、2)CELL_INFO_CSG_LIST124中に存在する、HNBのセットに関連する信号品質に基づいて、その周波数のためのHNB VAS120中に含まれるべきHNBを選択し得る。
ブロック212によって表されるように、アクセス端末102は、アクティブセット116と、VAS118と、HNB VAS120とを使用して、経時的に各周波数についての品質推定値を繰り返し(たとえば、周期的に)生成する。詳細には、アクセス端末102は、使用周波数についての品質推定値を与えるために、アクティブセット116に記載されているセルの測定を行う。たとえば、周波数品質推定値は、アクティブセット116に記載されているすべてのセルの電力レベルの平均に基づいて計算され得る。また、アクセス端末102は、未使用周波数の各々についての第1のセル(複数可)品質推定値(非HNBベースの品質推定値)を与えるために、VAS118に記載されているセルの測定を行う。ここで、所与の周波数についての品質推定値は、たとえば、その周波数のためのVAS118に記載されているすべてのセルの電力レベルの平均に基づいて、計算され得る。VASについての周波数品質推定値の計算の一例は3GPP TS25.331、セクション14.2.0bに記載されている。最後に、アクセス端末102は、未使用周波数の各々についての第2の品質推定値(HNBベースの品質推定値)を与えるために、VAS120に記載されているセルの測定を行う。以下でより詳細に説明するように、所与の周波数についてのHNBベースの品質推定値は、その周波数上で単一のHNB(たとえば、対応するHNB VAS120に記載されている唯一のセルまたはベストセル)から受信した信号に基づき得る。
ブロック214によって表されるように、周波数品質推定値が生成されると、それらの推定値に関係する指定された条件が満たされた場合、モビリティイベントをトリガする。たとえば、未使用周波数についての品質推定値が、しきい値を上回る場合、しきい値を下回る場合、または使用周波数についての品質推定値を超える場合、周波数間イベントがトリガされ得る。また、そのようなイベントのトリガリングは、未使用周波数についての品質推定値が特定の持続時間の間にしきい値を超えるかどうかに基づき得る。
特定の例として、上記で説明した周波数品質推定値は、アクセス端末102がネットワークに測定報告を送るべきかどうかを判断するために使用される。次いで、ネットワークは、測定報告情報を使用して、未使用周波数上で動作しているセル(またはセルのセット)にアクセス端末102がハンドオーバされるべきかどうかを判断し得る。たとえば、未使用周波数の周波数品質推定値が、少なくとも定義された時間期間の間に少なくとも定義された量だけ使用周波数の周波数品質推定値を超える場合、現在の未使用周波数へのアクセス端末のハンドオーバがトリガされ得る。典型的な実装形態では、上記定義された量はヒステリシスパラメータ((hysteresis parameter)に対応し、上記定義された時間期間はトリガ時間(TTT)パラメータに対応する。
専用HNB VASを使用することの利点を示すいくつかの例示的なシナリオについて以下で説明する。第1のシナリオでは、アクセス端末102は、現在のゾーンにおいてマクロセルアクセスのみについてサブスクライブされる。ここで、アクセス端末102が、F0上でアクセスポイント108と他のアクセスポイントとによって現在サービスされている場合、アクセス端末102は、各周波数についての品質推定値を与えるために、アクティブセット116とVAS118とに記載されているセルの測定を行い得る。有利なことに、これらのセットのいずれにもHNBは記載されていない。したがって、アクセス端末102は、マクロセル品質推定値のみに基づいて測定報告の送信をトリガすることが可能である。その結果、そのような測定報告に基づいて(たとえば、アクセスポイント110がその上で動作している周波数への)周波数間ハンドオーバがネットワークによって示された場合、周波数品質推定値がHNBにも基づく(たとえば、HNBとマクロセルとが同じVAS中に含まれる)実装形態と比較して、そのハンドオーバによりアクセス端末102のためのサービスが良くなる可能性は高くなる。これは、第1のシナリオでは、ターゲット周波数上のいずれのHNBの存在も、その周波数上のマクロセルについての品質推定値に影響を及ぼさないからである。
第2のシナリオでは、アクセス端末102は、現在のゾーンにおいてHNBアクセスについてサブスクライブされる。ここで、アクセス端末102が、F0上でアクセスポイント108と他のアクセスポイントとによって現在サービスされている場合、アクセス端末102は、各周波数についての品質推定値を与えるために、アクティブセット116と、VAS118と、HNB VAS120とに記載されているセルの測定を行い得る。この場合、未使用周波数上でHNBと非HNBとについて別々の品質推定値が与えられる。したがって、測定報告をトリガする決定は、未使用周波数上のマクロセルについての品質推定値の第1のセットと、未使用周波数上のHNBについての品質推定値の第2のセットとに基づき得る。その結果、品質推定値の第2のセット(HNBのみ)の報告に基づいて周波数間ハンドオーバが示された場合、その周波数についての周波数品質推定値がマクロセルにも基づく実装形態と比較して、そのハンドオーバにより(HNBカバレージに関心がある)アクセス端末102のためのサービスが良くなる可能性は高くなる。この場合、その周波数上のいずれのマクロセルの存在も、その周波数上のHNBに対応する品質推定値に影響を及ぼさない。
上記を念頭において、専用HNB VASがどのように維持され、使用され得るかについてのより詳細な例について、図3を参照しながら説明する。手短に言えば、ブロック302および304は、HNB VASを与えるようにアクセス端末を構成することに関し、ブロック306および308は、HNB VASを維持することに関し、ブロック310〜314は、HNB VASをアクセス端末のインバウンドモビリティ(inbound mobility)のために使用することに関する。
いくつかの実装形態では、HNB VASの初期化および/または維持は、従来のVASの初期化および/または維持と同様であり得る。たとえば、アクセス端末は、情報要素(IE)「周波数間設定更新」を含む、HNB測定のための測定制御メッセージを受信したとき、HNB VASをセットアップし得る。
図3のブロック302によって表されるように、ある時点において、ネットワークは、アクセス端末がCELL_INFO_CSG_LISTを構成するために使用するセルのリスト(たとえば、CSG周波数間セル情報リストおよび/またはCSG周波数内セル情報リスト)を用いてアクセス端末を構成する。たとえば、アクセス端末は、好適なネットワークエンティティ(たとえば、無線ネットワークコントローラ(RNC))によって送られた測定制御メッセージ、構成メッセージ、または何らかの他の好適なメッセージを介して、(たとえば、IEにおいて)このリストを受信し得る。
ブロック304によって表されるように、様々な時点において、アクセス端末は、1つまたは複数の指定された周波数の周波数間測定を実行するようにアクセス端末に命令するメッセージ(たとえば、測定制御メッセージ)をネットワークから受信する。このメッセージは、測定がいつ行われるべきであるか(たとえば、周期的に)、および測定がどのように報告されるべきであるか(たとえば、周期的にまたはイベントトリガリングされる)を指定し得る。いくつかの実装形態では、ブロック302において説明したCELL_INFO_CSG_LISTを構成するために使用されるセルのリストは、代わりに、ブロック304のメッセージ中に含まれ得る。そのようなメッセージは、たとえば、3GPP TS25.367、セクション8.1において規定された測定制御メッセージと同様であり得る。
ブロック306によって表されるように、アクセス端末は、指定された周波数のうちの1つの上で信号を受信することと、その信号を処理して(たとえば、セルのセル識別子、またはセルによって使用されるPSCに基づいて)HNBと非HNBとからの信号を識別することとによって、その周波数の測定を行う。これらの受信した信号は、たとえば、セルによってブロードキャストされたパイロット信号または何らかの他の好適な信号を備え得る。
ブロック308によって表されるように、アクセス端末は、ブロック306においてHNBから受信した信号に基づいて各周波数のためのHNB VASを維持し、そのHNB VASは、CELL_INFO_CSG_LIST中に存在するセルのみを含む。したがって、HNB VAS中に存在するセルのタイプはHNB(たとえば、CSGセル、ハイブリッドセル、およびオープンHNB)に制限される。HNB VASは、いくつかのイベントの発生に基づいて更新され得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、HNB VAS中でメンバーシップを制御するために3GPPイベント1a、イベント1b、またはイベント1cのために定義された測定基準を使用する。たとえば、HNB VAS中に現在ないHNBに対応する測定量が、指定されたイベント1aのしきい値を超える場合、イベント1aがトリガされ得、それにより、そのHNBはHNB VASに追加される。同様の動作が、セルを削除する(イベント1b)ために、またはセルを交換する(イベント1c)ために実行され得る。
本明細書で説明するように、いくつかの実装形態では、HNB VASは、周波数品質推定値のために使用されるべきである単一のセル(HNB)を識別し得る。したがって、ネットワーク(たとえば、RNCなどの好適なネットワークエンティティ)は、この所望の挙動をサポートするようにHNB VASを構成し得る。ある場合には、HNB VASのサイズは、1のサイズ(すなわち、1セルのサイズ)を有するようにネットワークによってあらかじめ定義されている。他の場合には、ネットワークは、HNB VASのサイズを1に制限しない(すなわち、HNB VASは1つまたは複数のメンバーを含み得る)。ただし、これらの他の場合には、アクセス端末は、HNB VASから1つのセル(たとえば、ベストセル)を識別し、それにより、そのセルのみが周波数品質推定値のために使用される。
したがって、アクセス端末は、HNB VASがどのように実装されるかに応じて、異なる方法でHNB VASを維持することになる。たとえば、HNB VASのサイズが1に制限される実装形態では、新しいセルの追加により、前のセルが削除されることになる。このシナリオについては、図4に関連して以下でより詳細に説明する。HNB VASのサイズが1に制限されない実装形態では、新しいセルの追加により、(HNB VASの任意のサイズ制限に応じて)セルが削除されることも削除されないこともある。ただし、新しいセルの追加により、新しいベストセルが識別されることがある。このシナリオについては、図5に関連して以下でより詳細に説明する。
図3のブロック310によって表されるように、アクセス端末は、所与の未使用周波数のためのHNB VASを使用して、その周波数についての品質推定値を生成する。HNB VASがサイズ=1を有する実装形態では、これは、たとえば、セルの指定された品質メトリックを測定することに関与し得る。HNB VASがサイズ>1を有する実装形態では、これは、たとえば、HNB VAS中のベストセルの指定された品質メトリックを測定することに関与し得る。そのような品質メトリックは、たとえば、Ec/Io、RSCP、または何らかの他の好適なメトリックを備え得る。
ブロック312によって表されるように、アクセス端末は、そのような報告がトリガされるときはいつでも測定報告をネットワークに送る。たとえば、測定報告の送信は、未使用周波数のHNBベースの周波数品質推定値がしきい値(たとえば、3GPP 2xイベントのしきい値)を超える場合、トリガされ得る。この測定報告は、その報告をトリガした任意の周波数品質推定値の指示を含み得る。
ブロック314によって表されるように、測定報告によってハンドオーバトリガが示された場合、ネットワーク(たとえば、RNC)は周波数間ハンドオーバを開始し得る。たとえば、ブロック216において上記で説明したようにして、未使用周波数のHNBベースの周波数品質推定値が、現在使用されている周波数の周波数品質推定値を超える場合、ハンドオーバがトリガされ得る。
本明細書で教示するように周波数品質推定値を生成するためにHNB VASから単一のHNBを使用することによって、より有効なアクセス端末モビリティが達成され得る。たとえば、現在の3GPP規格によれば、マクロセルからホームノードBへのインバウンドモビリティは、ソフトハンドオーバではなく、ハードハンドオーバのみをサポートする。すなわち、マクロセルとホームノードBとの間の同時接続は可能にされていない。したがって、既存の規格によれば、ホームノードBセルにキャンプオンされたとき、アクティブセットは1セルよりも大きくすることができない。したがって、HNB VAS(CSG VAS)についての周波数品質推定値を取得するためにそのVAS中の複数のセルの電力レベルを組み合わせることによって得られる利益はほとんどない。むしろ、本明細書の教示によれば、そのようなVASについてのより有用な周波数品質推定値は、1つのセルにのみ対応する。したがって、イベントベースのトリガリングに関して、HNB VASに対応する(3GPPでは、しばしば2xイベントとも呼ばれる)周波数間イベントは、好ましくは、ただ1つのHNB(たとえば、1つのCSGセル)に対応する測定に基づいてトリガされる。言い換えれば、周波数品質推定値は、好ましくは、セルの組合せではなく、本明細書で教示するようにただ1つのセルに制限される。
図4に、1のあらかじめ定義されたサイズを有するHNB VASのためにHNBがどのように選択され得るかについてのより詳細な例を示す。この例では、1つの周波数上でベストセルを識別するためのプロセスの1つの反復について説明する。実際には、これらの動作は、繰り返し(たとえば、周期的に)、および各未使用周波数について実行される。
ブロック402によって表されるように、様々な時点において、アクセス端末は、指定された周波数上で信号を受信する。たとえば、アクセス端末は、ネットワークから受信された測定制御メッセージによって指定された周波数の周期的測定を行い得る。その周波数上で動作している近くのHNBがある場合、アクセス端末はそれらのHNBから信号(たとえば、パイロット信号)を受信することになる。
ブロック404によって表されるように、アクセス端末は、ブロック402において受信された信号を送った複数のセル(HNB)を識別する。HNBは、たとえば、(たとえば、パイロット信号について)HNBによって使用されるPSCに基づいて、信号中に含まれるセル識別子に基づいて、または何らかの他の識別技法に基づいて、識別され得る。図4のプロセスの後続のステップでは、CELL_INFO_CSG_LISTに記載されているHNBのみが考慮される。
ブロック406および408によって表されるように、アクセス端末は、ブロック404において識別された複数のセルのうちのベストセルを識別し、そのベストセルをHNB VAS中に含める。ここで、ベストセルの識別は、たとえば、3GPPイベント1aのために指定された測定基準など、定義された測定基準に基づく。したがって、ベストセルは、どのセルが、最良の信号電力、最高のEc/Io、最高の信号対雑音比、最低の経路損失、または何らかの他の基準のうちの1つまたは複数に関連するかに基づいて、定義され得る。
場合によっては、ベストセルの識別は、HNB VAS中に現在あるセルの代わりに新しいセルを使用することに関与する。たとえば、初期測定は、考慮中のすべてのHNBのうち、HNB1が最も強い受信信号強度を有することを示し得、それにより、HNB1はHNB VASに入れられる。しかしながら、後続の測定は、(たとえば、HNB1を含む)考慮中のすべてのHNBのうち、HNB2が最も強い受信信号強度を有することを示し得る。この場合、ブロック408は、HNB1をHNB2と交換することに関与する。
一般に、新しいベストセルの選択は、候補ベストセルの測定値が、いくつかの基準に基づいて現在のベストセルの測定値を超えるかどうかを判断することに関与する。たとえば、候補ベストセルの品質が、少なくとも定義された時間期間の間に少なくとも定義された量だけ現在のベストセルの品質を超えない限り、ベストセルの変更は行われないことがある。新しいベストセルを選択するこの態様については、図5のブロック508に関連して以下でより詳細に説明する。
図4のブロック410によって表されるように、ある時点において、アクセス端末は、HNB VAS中の唯一のHNB(ベストセル)についての品質推定値を含む測定報告をネットワークに送る。この報告の送信は、本明細書で説明するように様々な基準に基づいてトリガされ得る。たとえば、HNB VAS中のHNBに関連する推定された品質がしきい値を超えるときはいつでも、報告が送られ得る。別の例として、新しいHNBがHNB VASに切り替えられるときはいつでも、報告が送られ得る。
上述のように、いくつかの実装形態では、専用HNB VASは、2つ以上のHNBを有することが可能であり得る。たとえば、将来の3GPPシステムが、ホームノードBへのソフトハンドオーバと、ホームノードBからのソフトハンドオーバと、ホームノードB間のソフトハンドオーバとを実装する可能性を保つことが望まれることがある。したがって、本明細書の教示によれば、HNB VAS(たとえば、ホームノードB VAS)は、1セルのみのサイズに制限される必要はない。この場合、アクセス端末は、HNB VAS中の複数のHNBの中から、それに周波数品質推定値の基礎をおくべき1つのセルを選択するように構成される。本開示のさらなる態様によれば、周波数品質推定値はHNB VAS中のベストセル(たとえば、最高の測定結果をもつセル)に基づく。
図5に、HNB VASが1のサイズに制限されない方式を示す。この例では、周波数品質推定値は、以下の式1において説明する重みパラメータWを制御することによってHNB VASのベストセルに関連する測定量に限定される。式1は、TS25.331、セクション14.2.0bにおいて定義されているように、周波数jに対応するVAS中のセルについての周波数品質推定値の計算を表す。
式1
Figure 2013524636
上式で、
frequency jは、周波数j上のVASの推定された品質であり、
frequency jは、周波数j上のVASの推定された品質であり、
i jは、周波数j上のVAS中のセルiの測定結果であり、
A jは、周波数j上のVAS中のセルの数であり、
Best jは、最高の測定結果をもつ、周波数j上のVAS中のセルの測定結果であり、
jは、UTRANからUEに送られ、周波数jのために使用されるパラメータである。
従来、パラメータWは、ネットワークからアクセス端末に与えられ、周波数品質推定値の計算において使用される。詳細には、Wパラメータは、周波数品質推定値を計算するときにアクセス端末がアクティブセットまたはVAS中のセルを別様に重み付けすることを可能にするために、使用される。したがって、周波数品質推定値を取得するためにVAS中のセルが組み合わせられるとき、それらのセルはパラメータWに従って重み付けされる。特定の周波数におけるベストセルに対応する測定値には(1−W)を乗算し、その周波数における残りのセルの各々に対応する測定値にはWを直接乗算する。
したがって、パラメータWを0に設定すると、周波数品質推定値は、最良の測定結果をもつ、その周波数上のHNB VAS中のセルの測定結果と等価になる。すなわち、パラメータWが0に設定される場合、アクセス端末は、ベストセルから取得された測定値のみを考慮し、HNB VAS中のすべての他のセルに0の重みを与えることになる。この機構を使用して、HNB VASのサイズは、構成可能であり、1セルよりも大きい値をとり得るが、Wが0に設定されるとき、周波数品質推定値はHNB VAS中の1つのセル(たとえば、ベストセル)のみに依存する。
しかしながら、HNBは極めて小さいセルであり得るので、非固定アクセス端末から見たHNBの品質は極めて急速に増加および減少し得る。これは周波数品質推定値に不安定性をもたらし得、なぜなら、1つのHNBのみに依存するそのような推定値は、いくつかのセルに依存する推定値よりも急速に経時的に変動し得る可能性があるからである。そのような潜在的に不安定で変動する周波数品質推定値の場合、(この推定値によってトリガされる)2xイベントは時期尚早にまたは完全に無駄にトリガされ得ることが考えられる。これらの望ましくないトリガは、次に、不要な測定報告メッセージがアクセス端末によって送信されること、および他の不要な結果につながり得る。
したがって、本開示の一態様によれば、パラメータWが0に設定されるとき、2xイベントのためのTTTをカウントするために使用されているタイマーは、HNB VAS中の「ベスト」セルとして指定されたセルが変わるときはいつでもリセットされ得る。たとえば、TTTタイマーが300msまでカウントしている場合、そのタイマーは、HNB VAS中のベストセルが変わるときはいつでも0にリセットされ、もう一度そのタイマーのカウントを開始し得る。この様式では、特定のHNB VASについての周波数品質推定値が、TTTよりも大きい時間の間に、対応するしきい値を超えるにもかかわらず、そのHNB VASについての周波数品質推定値が上記しきい値を超えるまで2xイベントがトリガされず、HNB VAS中のベストセルとして指定されたセルが、TTTよりも大きい時間の間に変わらないように、TTTは延長され得る。
パラメータWが0に設定されるときも適用可能な、本開示のさらなる態様によれば、HNB VAS中のベストセルとして指定されたセルの変更では、3GPPイベント1cのために指定されたヒステリシスおよびTTTを使用する。上記で説明したように、イベント1cは、アクセス端末においてトリガされるイベントであり、これにより、VAS中でセルが交換される。イベント1cのためのヒステリシスの一例は3GPP TS25.331、セクション14.1.5.1に記載されている。イベント1cのトリガ時間(TTT)の一例は3GPP TS25.331、セクション14.1.5.2に記載されている。
概して、あるセルの測定量がHNB VAS中のベストセルの測定量を超えるかどうかを判断するために使用されるしきい値に好適な量を追加するためにヒステリシスが採用される。ヒステリシスを使用することにより、新しいベストセルの選択は、より安定し、HNB信号の測定量の小さい値の変動を受けにくくなる。さらに、イベント1cのTTTを使用することにより、HNB VAS中のベストセルの指定がさらに安定化する。すなわち、HNB信号に関連する測定量の短い持続時間の変動がTTTの持続時間を超えない場合、これらの変動によるベストセルの指定の変更が防止される。
本開示のいくつかの態様では、HNB VAS中の新しいベストセルとして指定されるようになるために、候補ベストセルの測定量が、少なくともTTTに等しい持続時間の間にヒステリシス量だけ現在のベストセルの測定量を必ず超えるように、ヒステリシスはTTTと組み合わせられ得る。本開示の他の態様では、候補ベストセルの測定量がヒステリシス量だけ現在のベストセルの測定量を超えると、タイマーが開始し、候補ベストセルの測定量が、少なくともTTTに等しい持続時間の間に現在のベストセルの対応する測定量を超える限り(すなわち、必ずしも、時間全体にわたってヒステリシス量よりも大きいとは限らない)、候補ベストセルがHNB VAS中の新しいベストセルになるように、ヒステリシスはTTTと組み合わせられ得る。
したがって、要約すれば、本開示のいくつかの態様によれば、パラメータWは、所望のときに0に設定される。パラメータWが0に設定されるとき、2xイベントのためのTTTを判断するために使用されるタイマーは、HNB VAS中のベストセルとして指定されたセルが変わるときにリセットされる。さらに、パラメータWが0に設定されるとき、HNB VAS中のベストセルとして指定されたセルを変更するための判断では、イベント1cにおいて使用されるのと同じヒステリシスおよびTTTを使用する。
図5を参照しながら、上記の機能を与えるためにアクセス端末によって実行され得る例示的な動作について次に説明する。この例では、1つの周波数について実行される動作について説明する。実際には、これらの動作は、各未使用周波数について繰り返し(たとえば、周期的に)実行される。
ブロック502によって表されるように、HNB VAS中に存在するただ1つのセル(HNB)が周波数間イベント報告(inter-frequency event reporting)のために使用されるように定義された値(たとえば、0値)に重みパラメータを設定する。たとえば、式1の重みパラメータWが0に設定される場合、周波数jについて得られる品質推定値は、周波数jのためのHNB VASのベストセルの測定のみに基づく。いくつかの実装形態では、ネットワーク(たとえば、RNC)は、適切な構成メッセージを送ることによって、ネットワーク中のアクセス端末によって使用される重みパラメータを構成する。たとえば、ネットワークは、重みパラメータの値を指定するIEを含む測定制御メッセージを送り得る。
ブロック504によって表されるように、アクセス端末は、指定された周波数のための初期HNB VASを生成するための測定を行い、それにより、そのHNB VASは2つ以上のセル(HNB)を含むことが可能になる。本明細書で説明するように、HNB VAS中のHNBの数は、HNB VASの定義された最大サイズと、アクセス端末の近傍にあり、したがってアクセス端末によって測定可能である、CELL_INFO_CSG_LISTに記載されているHNBの数とに依存し得る。さらに、HNB VASの初期ベストセルが識別される。
ブロック506〜514では、アクセス端末が、所与の未使用周波数上でセル品質を繰り返し(たとえば、周期的に)測定し、そのような更新が求められるときはいつでもHNB VASのベストセルを更新する、例示的な動作について説明する。ブロック506によって表されるように、アクセス端末は、本明細書で説明するように、指定された周波数の測定を行う(たとえば、HNBからのパイロット信号のEc/IoまたはRSCPを測定する)。
ブロック508および510によって表されるように、アクセス端末は、HNB VASのための新しいベストセルがあるかどうかを判断する。たとえば、アクセス端末は、候補ベストセルに関連する(たとえば、3GPPイベント1aのために指定された少なくとも1つの測定基準に対応する)測定された品質が、少なくとも定義された時間期間の間に少なくとも定義された量だけ現在のベストセルに関連する測定された品質を超えるかどうかを判断し得る。上記で説明したように、この定義された量は、イベント1cのために定義されたヒステリシスパラメータを備え得、この定義された時間期間は、イベント1cのために定義されたTTTパラメータを備え得る。
ブロック512によって表されるように、ブロック508のテストが満たされた場合、アクセス端末はHNB VASのためのベストセルを変更する。ブロック514によって表されるように、この変更に関連して、アクセス端末は、周波数間イベント報告のためのTTTパラメータをリセットする(たとえば、2xイベントのためのTTTをリセットする)。
次に図6を参照すると、上記で説明したように周波数品質推定値を生成するために式1または同様のアルゴリズムを使用するシステムは、周波数品質推定値がそれによってHNB VAS中のHNBのうちの2つ以上に関連する測定量に基づく方式に容易に切り替え得る。たとえば、式1の重みパラメータWを0でない値に設定することによって、周波数品質推定値を与えるためにHNB VAS中のHNBの全部の測定量が考慮に入れられる。このようにして、そのようなシステムは、ホームノードBまたは他の同様のセルへのソフトハンドオーバと、それらからのソフトハンドオーバと、それらの間のソフトハンドオーバとをサポートするように構成可能であり得る(たとえば、このソフトハンドオーバが3GPP規格の将来のバージョンにおいてサポートされる場合)。
したがって、ブロック602によって表されるように、HNB VAS中に存在する2つ以上のセル(HNB)が周波数間イベント報告のために使用されるように定義された値(たとえば、0でない値)に重みパラメータを設定する。たとえば、式1の重みパラメータWが0.5に設定される場合、0.5の重みがHNB VASのベストセルとHNB VASの残りのセルとに適用される。したがって、周波数jについて得られる品質推定値は、HNB VASの各セルの測定に基づく。
したがって、ブロック604によって表されるように、アクセス端末は、各指定された周波数のためのHNB VASを維持し、それにより、各HNB VASは2つ以上のHNBを含むことが可能になる。パラメータWが0に設定されないとき、ヒステリシスおよびTTTに関係する上記で説明した技法は、使用される必要はない。すなわち、HNB VAS中のベストセルが変わるときの2xイベントのTTTに対応するタイマーのリセットと、HNB VAS中のベストセルの変更のためにイベント1cのヒステリシスおよびTTTが使用されることとは、適用されないことがある。
したがって、ブロック606によって表されるように、アクセス端末によって送られる測定報告は、HNB VASに記載されている複数のセルの測定に基づき得る。たとえば、式1が使用されるとき、上記報告において報告される周波数品質推定値は、HNB VASのセルの全部の重み付けされた測定に基づき得る。その上、測定報告を送るためのトリガは、そのような周波数品質推定値としきい値との比較に基づき得る。
HNBのためのソフトハンドオーバをサポートする実装形態では、アクセス端末は、アクセス端末のアクティブセットに記載されている各セルとの接続(たとえば、無線リンク)を維持し得、アクティブセットはHNBをも含み得る。したがって、(ブロック608において)HNBソフトハンドオーバを実行するためのトリガは、1)複数のHNBの測定に基づき得る未使用周波数についての周波数品質推定値と、2)同じく複数のHNBの測定に基づき得る使用周波数についての周波数品質推定値との比較に基づき得る。
本明細書で説明するVAS関係の技法は、様々な実装形態において様々な方法で実装され得る。たとえば、本明細書の教示は、(たとえば、UMTSまたはLTE以外の)様々なタイプのネットワークにおいて採用され得る。また、HNB VASを維持するために、(たとえば、CELL_INFO_CSG_LIST以外の)様々なタイプのパラメータが使用され得る。
本明細書の教示は、他のタイプのセルおよびアクセスポイントに適用可能であり得る。たとえば、制限付きアクセス(たとえば、CSG概念に基づかない制限付きアクセス)またはより小さいカバレージエリアをサポートする何らかの他のタイプのセルおよびアクセスポイントのために専用VASが維持され得る。また、異なるタイプのセルのために複数の専用VASが維持され得る。たとえば、専用CSG VASはCSGセルのみを含み得、専用ハイブリッドVASはハイブリッドセルのみを含み得、専用オープンHNB VASはオープンHNBのみを含み得る、などである。したがって、HNBとHNB VASとに関して本明細書で説明する構造および動作は何らかの他のタイプのセルおよびVASに等しく適用可能であり得ることを理解されたい。
図7に、本明細書で教示するハンドオーバ関係の動作を実行するために(たとえば、それぞれ図1のアクセス端末102およびネットワークエンティティ112に対応する)アクセス端末702およびネットワークエンティティ704などのノードに組み込まれ得る(対応するブロックによって表される)いくつかの例示的な構成要素を示す。説明する構成要素は、通信システム中の他のノードにも組み込まれ得る。たとえば、システム中の他のノードは、同様の機能を与えるために、アクセス端末702およびネットワークエンティティ704に関して説明する構成要素と同様の構成要素を含み得る。また、所与のノードは、説明する構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。たとえば、アクセス端末は、アクセス端末が複数の周波数上で動作し(たとえば、異なる公称キャリア周波数に関連する異なる周波数帯域上で動作し)、および/または様々な技術によって通信することを可能にする、複数のトランシーバ構成要素を含み得る。
図7に示すように、アクセス端末702は、他のノードと通信するためのトランシーバ706を含む。トランシーバ706は、信号(たとえば、メッセージ、指示)を送るための送信機708を各々が含む1つまたは複数の送信チェーンと、信号(たとえば、メッセージ、指示、パイロット信号)を受信するための受信機710を各々が含む1つまたは複数の受信チェーンとを含み得る。
ネットワークエンティティ704は、他のノード(たとえば、ネットワークエンティティ)と通信するためのネットワークインターフェース712を含む。たとえば、ネットワークインターフェース712は、ワイヤベースまたはワイヤレスバックホールを介して1つまたは複数のネットワークエンティティと通信するように構成され得る。いくつかの態様では、ネットワークインターフェース712は、ワイヤベースまたはワイヤレス通信をサポートするように構成された(たとえば、送信機および受信機構成要素を含む)トランシーバとして実装され得る。したがって、図7の例では、ネットワークインターフェース712は、信号(たとえば、メッセージ)を送信するための送信機714と、信号(たとえば、メッセージ)を受信するための受信機716とを備えるものとして示されている。
アクセス端末702およびネットワークエンティティ704は、本明細書で教示するハンドオーバ関係の動作に関連して使用され得る他の構成要素をも含む。たとえば、アクセス端末702は、ハンドオーバ関係の動作を実行すること(たとえば、HNBのためのVASを維持すること、セルを識別すること、ベストセルを識別すること、ベストセルをVAS中に含めること、周波数品質推定値を計算すること、定義された値に重みパラメータを設定すること、セルをベストセルとして選択すること、ベストセルを変更すること、TTTパラメータをリセットすること)と、本明細書で教示する他の関係する機能を与えることとを行うためのハンドオーバコントローラ718を含み得る。同様に、ネットワークエンティティ704は、ハンドオーバ関係の動作を実行すること(たとえば、アクセス端末を構成すること、ハンドオーバを開始すること、HNBのためのVASを維持するようにアクセス端末に命令すること、CELL_INFO_CSG_LISTについてセル情報を定義し、与えること、重みパラメータを定義し、送ること)と、本明細書で教示する他の関係する機能を与えることとを行うためのハンドオーバコントローラ720を含み得る。アクセス端末702およびネットワークエンティティ704は、それぞれ、通信を制御すること(たとえば、メッセージを送信および受信すること)と、本明細書で教示する他の関係する機能を与えることとを行うための通信コントローラ722および724をも含み得る。また、アクセス端末702およびネットワークエンティティ704は、それぞれ、情報(たとえば、アクティブセットおよびVAS情報、CELL_INFO_CSG_LIST情報、重みパラメータ情報)を維持するための(たとえば、各々がメモリデバイスを含む)メモリ構成要素726および728を含む。
便宜上、アクセス端末702およびネットワークエンティティ704は、本明細書で説明する様々な例において使用され得る構成要素を含むものとして図7に示されている。実際には、これらのブロックのうちの1つまたは複数の機能は、異なる実施形態では異なり得る。たとえば、ブロック718の機能は、図6に従って実装される展開と比較して、図5に従って実装される展開では異なり得る。
図7の構成要素は様々な方法で実装され得る。いくつかの実装形態では、図7の構成要素は、たとえば、1つまたは複数のプロセッサおよび/または(1つまたは複数のプロセッサを含み得る)1つまたは複数のASICなど、1つまたは複数の回路において実装され得る。ここで、各回路(たとえば、プロセッサ)は、この機能を与えるために回路によって使用される情報または実行コードを記憶するためのデータメモリを使用し、および/または組み込み得る。たとえば、ブロック706によって表される機能の一部、ならびにブロック718および722によって表される機能の一部または全部は、アクセス端末の1つまたは複数のプロセッサと、アクセス端末のデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によって、および/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。同様に、ブロック712によって表される機能の一部、ならびにブロック720および724によって表される機能の一部または全部は、ネットワークエンティティの1つまたは複数のプロセッサと、ネットワークエンティティのデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によって、および/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。
上記で説明したように、いくつかの態様では、本明細書の教示は、大規模カバレージ(たとえば、一般にマクロセルネットワークまたはWANと呼ばれる3Gネットワークなどの広域セルラーネットワーク)と、より小規模のカバレージ(たとえば、一般にLANと呼ばれるレジデンスベースまたは建築物ベースのネットワーク環境)とを含むネットワークにおいて採用され得る。アクセス端末(AT)がそのようなネットワーク中を移動するとき、アクセス端末は、いくつかのロケーションでは、マクロカバレージを与えるアクセスポイントによってサービスされ、他のロケーションでは、より小規模のカバレージを与えるアクセスポイントによってサービスされることがある。いくつかの態様では、より小さいカバレージノードを使用して、(たとえば、よりロバストなユーザエクスペリエンスのために)増分キャパシティの増大と、屋内カバレージと、様々なサービスとを与え得る。
本明細書の説明では、比較的大きいエリアにわたるカバレージを与えるノード(たとえば、アクセスポイント)をマクロアクセスポイントと呼び、比較的小さいエリア(たとえば、レジデンス)にわたるカバレージを与えるノードをフェムトアクセスポイントと呼ぶことがある。本明細書の教示は、他のタイプのカバレージエリアに関連付けられたノードに適用され得ることを諒解されたい。たとえば、ピコアクセスポイントは、マクロエリアよりも小さく、フェムトエリアよりも大きいエリアにわたるカバレージ(たとえば、商業建築物内のカバレージ)を与え得る。様々な適用例では、マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、または他のアクセスポイントタイプのノードを指すために他の用語を使用することがある。たとえば、マクロアクセスポイントを、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eノードB、マクロセルなどとして構成すること、またはそのように呼ぶことがある。また、フェムトアクセスポイントを、ホームノードB、ホームeノードB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成すること、またはそのように呼ぶことがある。いくつかの実装形態では、ノードを1つまたは複数のセルまたはセクタに関連付けることがある(たとえば、そのように呼ぶこと、または分割することがある)。マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、またはピコアクセスポイントに関連付けられたセルまたはセクタを、それぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ぶことがある。
図8に、本明細書の教示が実装され得る、何人かのユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム800を示す。システム800は、たとえば、マクロセル802A〜802Gなど、複数のセル802の通信を可能にし、各セルは、対応するアクセスポイント804(たとえば、アクセスポイント804A〜804G)によってサービスされる。図8に示すように、アクセス端末806(たとえば、アクセス端末806A〜806L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションに分散され得る。各アクセス端末806は、たとえば、アクセス端末806がアクティブかどうか、およびアクセス端末806がソフトハンドオフ中かどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上で1つまたは複数のアクセスポイント804と通信し得る。ワイヤレス通信システム800は大きい地理的領域にわたってサービスを提供し得る。たとえば、マクロセル802A〜802Gは、近隣内の数ブロックまたは地方環境の数マイルをカバーし得る。
図9に、1つまたは複数のフェムトアクセスポイント(HNB)がネットワーク環境内に展開された例示的な通信システム900を示す。特に、システム900は、比較的小規模のネットワーク環境中に(たとえば、1つまたは複数のユーザレジデンス930中に)設置された複数のフェムトアクセスポイント910(たとえば、フェムトアクセスポイント910Aおよび910B)を含む。各フェムトアクセスポイント910は、DSLルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介して、ワイドエリアネットワーク940(たとえば、インターネット)とモバイル事業者コアネットワーク950とに結合され得る。以下で説明するように、各フェムトアクセスポイント910は、関連するアクセス端末920(たとえば、アクセス端末920A)、および、随意に、他の(たとえば、ハイブリッドまたはエイリアン)アクセス端末920(たとえば、アクセス端末920B)にサービスするように構成され得る。言い換えれば、フェムトアクセスポイント910へのアクセスは制限され得、それによって、所与のアクセス端末920は、指定された(1つまたは複数の)(たとえば、ホーム)フェムトアクセスポイント910のセットによってサービスされ得るが、指定されていないフェムトアクセスポイント910(たとえば、ネイバーのフェムトアクセスポイント910)によってサービスされないことがある。
図10に、いくつかの追跡エリア1002(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が画定されたカバレージマップ1000の一例を示し、そのエリアの各々はいくつかのマクロカバレージエリア1004を含む。ここで、追跡エリア1002A、1002B、および1002Cに関連付けられたカバレージのエリアは太線によって示され、マクロカバレージエリア1004は大きい六角形によって表される。追跡エリア1002はフェムトカバレージエリア1006をも含む。この例では、フェムトカバレージエリア1006の各々(たとえば、フェムトカバレージエリア1006Bおよび1006C)は、1つまたは複数のマクロカバレージエリア1004(たとえば、マクロカバレージエリア1004Aおよび1004B)内に示されている。ただし、フェムトカバレージエリア1006の一部または全部がマクロカバレージエリア1004内にないことがあることを諒解されたい。実際問題として、多数のフェムトカバレージエリア1006(たとえば、フェムトカバレージエリア1006Aおよび1006D)を所与の追跡エリア1002またはマクロカバレージエリア1004内に画定し得る。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)を所与の追跡エリア1002またはマクロカバレージエリア1004内に画定し得る。
再び図9を参照すると、フェムトアクセスポイント910の所有者は、たとえば、3Gモバイルサービスなど、モバイル事業者コアネットワーク950を介して提供されるモバイルサービスに加入し得る。さらに、アクセス端末920は、マクロ環境と、より小規模の(たとえば、宅内)ネットワーク環境の両方で動作することが可能であり得る。言い換えれば、アクセス端末920の現在のロケーションに応じて、アクセス端末920は、モバイル事業者コアネットワーク950に関連付けられたマクロセルアクセスポイント960によって、または、フェムトアクセスポイント910のセット(たとえば、対応するユーザレジデンス930内に常駐するフェムトアクセスポイント910Aおよび910B)のいずれか1つによってサービスされ得る。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときは標準のマクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント960)によってサービスされ、自宅の中にいるときはフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント910A)によってサービスされる。ここで、フェムトアクセスポイント910は、レガシーアクセス端末920と後方互換性があり得る。
フェムトアクセスポイント910は、単一の周波数上に展開され得、または代替として、複数の周波数上に展開され得る。特定の構成に応じて、単一の周波数、あるいは複数の周波数のうちの1つまたは複数は、マクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント960)によって使用される1つまたは複数の周波数と重なることがある。
いくつかの態様では、アクセス端末920は、そのような接続性が可能であるときはいつでも、好適なフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセス端末920のホームフェムトアクセスポイント)に接続するように構成され得る。たとえば、アクセス端末920Aがユーザのレジデンス930内にあるときはいつでも、アクセス端末920Aがホームフェムトアクセスポイント910Aまたは910Bのみと通信することが望ましいことがある。
いくつかの態様では、アクセス端末920がマクロセルラーネットワーク950内で動作しているが、(たとえば、好適ローミングリスト中で定義された)その最も好適なネットワーク上に常駐していない場合、アクセス端末920は、ベターシステムリセレクション(BSR:better system reselection)手順を使用して、最も好適なネットワーク(たとえば、好適なフェムトアクセスポイント910)を探索し続け得、ベターシステムリセレクションでは、より良好なシステムが現在利用可能であるかどうかを判断するために利用可能なシステムの周期的スキャニングを行い、その後、そのような好適なシステムを捕捉し得る。アクセス端末920は、特定の帯域およびチャネルの探索を制限し得る。たとえば、1つまたは複数のフェムトチャネルが定義され得、それにより、領域中のすべてのフェムトアクセスポイント(またはすべての制限付きフェムトアクセスポイント)は(1つまたは複数の)フェムトチャネル上で動作する。最も好適なシステムの探索が周期的に繰り返され得る。好適なフェムトアクセスポイント910が発見されると、アクセス端末920は、そのカバレージエリア内にあるときに使用するために、フェムトアクセスポイント910を選択し、それに登録する。
フェムトアクセスポイントへのアクセスは、いくつかの態様では、制限されることがある。たとえば、所与のフェムトアクセスポイントは、いくつかのサービスをいくつかのアクセス端末のみに提供し得る。いわゆる制限付き(または限定)アクセスを用いた展開では、所与のアクセス端末は、マクロセルモバイルネットワークと、フェムトアクセスポイントの定義されたセット(たとえば、対応するユーザレジデンス930内に常駐するフェムトアクセスポイント910)とによってのみサービスされ得る。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、少なくとも1つのノード(たとえば、アクセス端末)にシグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限され得る。
いくつかの態様では、(限定加入者グループホームノードBと呼ばれることもある)制限付きフェムトアクセスポイントは、制限されたプロビジョニングされたアクセス端末のセットにサービスを提供するフェムトアクセスポイントである。このセットは、必要に応じて、一時的にまたは永続的に拡大され得る。いくつかの態様では、限定加入者グループ(CSG)は、アクセス端末の共通のアクセス制御リストを共有するアクセスポイント(たとえば、フェムトアクセスポイント)のセットとして定義され得る。
したがって、所与のフェムトアクセスポイントと所与のアクセス端末との間には様々な関係が存在し得る。たとえば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトアクセスポイントは、無制限のアクセスをもつフェムトアクセスポイントを指すことがある(たとえば、そのフェムトアクセスポイントはすべてのアクセス端末にアクセスを許可する)。制限付きフェムトアクセスポイントは、何らかの形で制限された(たとえば、アクセスおよび/または登録について制限された)フェムトアクセスポイントを指すことがある。ホームフェムトアクセスポイントは、アクセス端末がアクセスし、その上で動作することを許可される(たとえば、永続的なアクセスが、1つまたは複数のアクセス端末の定義されたセットに与えられる)フェムトアクセスポイントを指すことがある。ハイブリッド(またはゲスト)フェムトアクセスポイントは、異なるアクセス端末が異なるサービスレベルを提供される(たとえば、あるアクセス端末では、部分的なアクセスおよび/または一時的アクセスが許可され得るが、他のアクセス端末ではフルアクセスが許可され得る)フェムトアクセスポイントを指すことがある。エイリアンフェムトアクセスポイントは、おそらく非常事態(たとえば、911番)を除いて、アクセス端末がアクセスし、またはその上で動作することを許可されないフェムトアクセスポイントを指すことがある。
制限付きフェムトアクセスポイントの観点から、ホームアクセス端末は、そのアクセス端末の所有者のレジデンス中に設置された制限付きフェムトアクセスポイントへのアクセスを許可されるアクセス端末を指すことがある(通常、ホームアクセス端末は、そのフェムトアクセスポイントへの永続的なアクセスを有する)。ゲストアクセス端末は、(たとえば、最終期限、使用時間、バイト、接続回数、または何らかの他の1つまたは複数の基準に基づいて制限された)制限付きフェムトアクセスポイントへの一時的アクセスをもつアクセス端末を指すことがある。エイリアンアクセス端末は、たとえば、おそらく911番などの非常事態を除いて、制限付きフェムトアクセスポイントにアクセスする許可を有していないアクセス端末(たとえば、制限付きフェムトアクセスポイントに登録する証明書または許可を有していないアクセス端末)を指すことがある。
便宜上、本明細書の開示では、フェムトアクセスポイントの文脈で様々な機能について説明する。ただし、ピコアクセスポイントは、同じまたは同様の機能をより大きいカバレージエリアに与え得ることを諒解されたい。たとえば、所与のアクセス端末に対して、ピコアクセスポイントが制限され得、ホームピコアクセスポイントが定義され得る、などである。
本明細書の教示は、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートするワイヤレス多元接続通信システムにおいて採用され得る。ここで、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数のアクセスポイントと通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は、アクセスポイントから端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末からアクセスポイントへの通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(MIMO)システム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立され得る。
MIMOシステムは、データ送信用の複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与え得る。
MIMOシステムは時分割複信(TDD)および周波数分割複信(FDD)をサポートし得る。TDDシステムでは、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とが同じ周波数領域上で行われるので、相反定理により逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能なとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
図11に、例示的なMIMOシステム1100のワイヤレスデバイス1110(たとえば、アクセスポイント)およびワイヤレスデバイス1150(たとえば、アクセス端末)を示す。デバイス1110では、いくつかのデータストリームのトラフィックデータが、データソース1112から送信(TX)データプロセッサ1114に供給される。各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナを介して送信され得る。
TXデータプロセッサ1114は、コード化データを与えるために、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいてフォーマットし、コーディングし、インターリーブする。各データストリームのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化され得る。パイロットデータは、典型的には、知られている方法で処理される知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ1130によって実行される命令によって判断され得る。データメモリ1132は、プロセッサ1130またはデバイス1110の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶し得る。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ1120に供給され、TX MIMOプロセッサ1120はさらに(たとえば、OFDM用に)その変調シンボルを処理し得る。TX MIMOプロセッサ1120は、次いで、NT個の変調シンボルストリームを、NT個のトランシーバ(XCVR)1122A〜1122Tに供給する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ1120は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを付加する。
各トランシーバ1122は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を与える。次いで、トランシーバ1122A〜1122TからのNT個の変調信号は、それぞれNT個のアンテナ1124A〜1124Tから送信される。
デバイス1150では、送信された変調信号はNR個のアンテナ1152A〜1152Rによって受信され、各アンテナ1152からの受信信号は、それぞれのトランシーバ(XCVR)1154A〜1154Rに供給される。各トランシーバ1154は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
次いで、受信(RX)データプロセッサ1160は、特定の受信機処理技法に基づいてNR個のトランシーバ1154からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを与える。次いで、RXデータプロセッサ1160は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ1160による処理は、デバイス1110におけるTX MIMOプロセッサ1120およびTXデータプロセッサ1114によって実行される処理を補足するものである。
プロセッサ1170は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを周期的に判断する(後述)。プロセッサ1170は、行列インデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを作成する。データメモリ1172は、プロセッサ1170またはデバイス1150の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶し得る。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース1136からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ1138によって処理され、変調器1180によって変調され、トランシーバ1154A〜1154Rによって調整され、デバイス1110に戻される。
デバイス1110では、デバイス1150からの変調信号は、アンテナ1124によって受信され、トランシーバ1122によって調整され、復調器(DEMOD)1140によって復調され、RXデータプロセッサ1142によって処理されて、デバイス1150によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ1130は、ビームフォーミング重みを判断するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
図11はまた、通信構成要素が、本明細書で教示するハンドオーバ制御動作を実行する1つまたは複数の構成要素を含み得ることを示す。たとえば、ハンドオーバ制御構成要素1190は、プロセッサ1130および/またはデバイス1110の他の構成要素と協働して、別のデバイス(たとえば、デバイス1150)のハンドオーバを可能にし得る。同様に、ハンドオーバ制御構成要素1192は、プロセッサ1170および/またはデバイス1150の他の構成要素と協働して、別のデバイス(図示せず)へのデバイス1150のハンドオーバを可能にし得る。各デバイス1110および1150について、説明する構成要素のうちの2つ以上の機能が単一の構成要素によって提供され得ることを諒解されたい。たとえば、単一の処理構成要素がハンドオーバ制御構成要素1190およびプロセッサ1130の機能を提供し得、また、単一の処理構成要素がハンドオーバ制御構成要素1192およびプロセッサ1170の機能を提供し得る。
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素に組み込まれ得る。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、コーディング、インターリーブなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムにおいて採用され得る。たとえば、本明細書の教示は、符号分割多元接続(CDMA)システム、マルチキャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA)、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時間分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の多元接続技法の技術のいずれか1つまたは組合せに適用され得る。本明細書の教示を採用するワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格など、1つまたは複数の規格を実装するように設計され得る。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実装し得る。UTRAは、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)を含む。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。本明細書の教示は、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、Ultra Mobile Broadband(UMB)システム、および他のタイプのシステムで実装され得る。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されており、cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本開示のいくつかの態様については、3GPP用語を使用して説明することがあるが、本明細書の教示は、3GPP(たとえば、Rel99、Rel5、Rel6、Rel7)技術、ならびに3GPP2(たとえば、1xRTT、1xEV−DO Rel0、RevA、RevB)技術および他の技術に適用され得ることを理解されたい。
いくつかの実装形態では、本明細書の教示は、3GPP Release 9規格に基づくシステムにおいて採用され得る。そのようなシステムでは、以下の用語および定義が概して使用される。限定加入者グループは、PLMNのセルのうち、制限付きアクセスを有する1つまたは複数のセル(CSGセル)にアクセスすることを許可された、事業者の加入者を識別する。CSGセルは、TRUEに設定されたCSGインジケータと特定のCSG識別情報とをブロードキャストする、PLMNの一部であるセルである。CSGセルは、そのCSG識別情報に対する限定加入者グループのメンバーがアクセス可能である。CSG識別情報(CSG ID)は、関連する限定加入者グループの許可されたメンバーのアクセスを可能にするために、(1つまたは複数の)CSG/ハイブリッドセルによってブロードキャストされ、UEによって使用される、識別子である。ホームノードBは、ブロードバンドIPバックホールを使用してUTRANワイヤレスエアインターフェースを介して3GPP UEをモバイル事業者のネットワークに接続する顧客構内機器(customer premise equipment)である。非CSGセルは、CSGセルでないセル、たとえば、マクロセルである。PSCは、各セルに固有であり得るスクランブリングコードである。最も強いセルは、レイヤ1セル探索手順に従って最も強いと見なされた、特定のキャリア上のセルである。レイヤ1セル探索の詳細は実装形態に依存するので、「最も強いセル」の厳密な定義も実装形態に依存する。
本明細書の教示は、様々な装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、装置内に実装され得る、または装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるノード(たとえば、ワイヤレスノード)はアクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
たとえば、アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、移動局、モバイル、モバイルノード、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
アクセスポイントは、ノードB、eノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、送受信基地局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルータ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームノードB(HNB)、ホームeノードB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、または何らかの他の同様の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られることがある。
いくつかの態様では、ノード(たとえば、アクセスポイント)は、通信システムのためのアクセスノードを備え得る。そのようなアクセスノードは、たとえば、ネットワークへのワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。したがって、アクセスノードは、別のノード(たとえば、アクセス端末)がネットワークまたは何らかの他の機能にアクセスできるようにし得る。さらに、一方または両方のノードはポータブルでも、場合によっては比較的非ポータブルでもよいことを諒解されたい。
また、ワイヤレスノードは、非ワイヤレス方式で(たとえば、ワイヤード接続を介して)情報を送信および/または受信することが可能であり得ることを諒解されたい。したがって、本明細書で説明する受信機および送信機は、非ワイヤレス媒体を介して通信するために適切な通信インターフェース構成要素(たとえば、電気的または光学的インターフェース構成要素)を含み得る。
ワイヤレスノードは、好適なワイヤレス通信技術に基づくあるいは好適なワイヤレス通信技術をサポートする1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信し得る。たとえば、いくつかの態様では、ワイヤレスノードはネットワークに関連し得る。いくつかの態様では、ネットワークはローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを備え得る。ワイヤレスデバイスは、本明細書で説明するような様々なワイヤレス通信技術、プロトコル、または規格(たとえば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)のうちの1つまたは複数をサポートあるいは使用し得る。同様に、ワイヤレスノードは、様々な対応する変調方式または多重化方式のうちの1つまたは複数をサポートあるいは使用し得る。したがって、ワイヤレスノードは、上記または他のワイヤレス通信技術を使用して1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを確立し、それを介して通信するために適切な構成要素(たとえば、エアインターフェース)を含み得る。たとえば、ワイヤレスノードは、ワイヤレス媒体上の通信を可能にする様々な構成要素(たとえば、信号生成器および信号処理器)を含み得る関連する送信機構成要素および受信機構成要素をもつワイヤレストランシーバを備え得る。
限定ではなく例として、本明細書の教示はUMTSシステムにおいて実装され得る。図12に、W−CDMAエアインターフェースを採用するUMTSシステム1200の一例を示す。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)1204、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)1202、およびユーザ機器(UE)1210という3つの対話ドメインを含む。この例では、UTRAN1202は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストを含む様々なワイヤレスサービス、および/または他のサービスを提供する。UTRAN1202は、無線ネットワークコントローラ(RNC)1206などのそれぞれのRNCによって各々が制御されるサービング無線ネットワークサブシステム(SRNS)1207などの複数のSRNSを含み得る。ここで、UTRAN1202は、本明細書に示すRNC1206およびSRNS1207に加えて、任意の数のRNC1206およびSRNS1207を含み得る。RNC1206は、特に、所与のSRNS1207内で無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを担当する装置である。RNC1206は、任意の好適なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなど、様々なタイプのインターフェースを通してUTRAN1202中の他のRNC(図示せず)と相互接続され得る。
UE1210とノードB1208との間の通信は、物理(PHY)レイヤと媒体アクセス制御(MAC)レイヤとを含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのノードB1208を介したUE1210とRNC1206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)レイヤを含むものと見なされ得る。本明細書では、PHYレイヤはレイヤ1と見なされ得、MACレイヤはレイヤ2と見なされ得、RRCレイヤはレイヤ3と見なされ得る。本明細書の情報では、参照により本明細書に組み込まれるRadio Resource Control(RRC) Protocol Specification、3GPP TS25.331 v9.1.0において紹介されている用語を利用する。
所与のSRNS1207によってカバーされる地理的領域はいくつかのセルに分割され得、無線トランシーバ装置が各セルをサービスし得る。無線トランシーバ装置は、UMTS適用例では一般にノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の好適な用語でも呼ばれることがある。明快のために、各SRNS1207中に3つのノードB1208が示されているが、SRNS1207は任意の数のワイヤレスノードBを含み得る。ノードB1208は、任意の数のモバイル装置にコアネットワーク(CN)1204へのワイヤレスアクセスポイントを与える。モバイル装置の例には、セルラー電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。モバイル装置は、UMTS適用例では一般にユーザ機器(UE)と呼ばれるが、当業者によって、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語でも呼ばれることがある。UMTSシステムでは、UE1210は、ネットワークへのユーザの加入情報を含んでいる汎用加入者識別モジュール(USIM)1211をさらに含み得る。説明のために、いくつかのノードB1208と通信している1つのUE1210が示されている。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)はノードB1208からUE1210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)はUE1210からノードB1208への通信リンクを指す。
コアネットワーク1204は、UTRAN1202などの1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースする。図示のように、コアネットワーク1204はGSMコアネットワークである。ただし、当業者なら認識するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、GSMネットワーク以外のタイプのコアネットワークへのアクセスをUEに与えるために、RAN、または他の好適なアクセスネットワークにおいて実装され得る。
コアネットワーク1204は回線交換(CS)ドメインとパケット交換(PS)ドメインとを含む。回線交換要素は、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)およびゲートウェイMSCを含む。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLRおよびAuCのような、いくつかのネットワーク要素は、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有され得る。図示の例では、コアネットワーク1204は、MSC1212およびGMSC1214とともに回線交換サービスをサポートする。いくつかの適用例では、GMSC1214はメディアゲートウェイ(MGW)と呼ばれることがある。RNC1206などの1つまたは複数のRNCはMSC1212に接続され得る。MSC1212は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC1212はまた、UEがMSC1212のカバレージエリア中にある持続時間の間の加入者関係情報を含んでいるビジターロケーションレジスタ(VLR)を含む。GMSC1214は、UEが回線交換ネットワーク1216にアクセスするために、MSC1212を介したゲートウェイを与える。GMSC1214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータなどの加入者データを含んでいるホームロケーションレジスタ(HLR)1215を含む。また、HLRは、加入者固有の認証データを含んでいる認証センター(AuC)に関連付けられる。特定のUEのための呼が受信されると、GMSC1214は、HLR1215に問い合わせてUEのロケーションを判断し、そのロケーションをサービスする特定のMSCに呼をフォワーディングする。
コアネットワーク1204は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)1218およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)1220とともにパケットデータサービスをもサポートする。General Packet Radio Serviceを表すGPRSは、標準のGSM回線交換データサービスで利用可能な速度よりも高い速度でパケットデータサービスを提供するように設計されている。GGSN1220は、RAN1202に対する接続をパケットベースネットワーク1222に与える。パケットベースネットワーク1222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の好適なパケットベースネットワークであり得る。GGSN1220の主要機能は、UE1210にパケットベースネットワーク接続性を与えることである。データパケットはSGSN1218を通ってGGSN1220とUE1210との間で転送され、SGSN1218は、主に、MSC1212が回線交換ドメインで実行するのと同じ機能をパケットベースドメインで実行する。
UMTSエアインターフェースはスペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA)システムである。スペクトラム拡散DS−CDMAは、チップと呼ばれる擬似ランダムビットのシーケンスによる乗算によって、ユーザデータをはるかに広い帯域幅にわたって拡散する。W−CDMAエアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB1208とUE1210との間のアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)に対して異なるキャリア周波数を使用する。
(たとえば、添付の図の1つまたは複数に関して)本明細書で説明する機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲において同様に指定された「手段」機能に対応し得る。図13を参照すると、装置1300が一連の相互に関係する機能モジュールとして表されている。ここで、信号を受信するためのモジュール1302は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。VASを維持するためのモジュール1304は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。メッセージを受信するためのモジュール1306は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。複数のセルを識別するためのモジュール1308は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。ベストセルを識別するためのモジュール1310は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。識別されたベストセルをVAS中に含めるためのモジュール1312は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。他の信号を受信するためのモジュール1314は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。他のVASを維持するためのモジュール1316は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。周波数品質推定値を計算するためのモジュール1318は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。定義された値に重みパラメータを設定するためのモジュール1320は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。ベストセルを選択するためのモジュール1322は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。ベストセルを変更するためのモジュール1324は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。トリガ時間パラメータをリセットするためのモジュール1326は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するコントローラに対応し得る。
図13のモジュールの機能は、本明細書の教示に一致する様々な方法で実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、1つまたは複数の電気構成要素として実装され得る。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、たとえば、1つまたは複数の集積回路(たとえば、ASIC)の少なくとも一部分を使用して実装され得る。本明細書で説明するように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関係する構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。これらのモジュールの機能はまた、本明細書で教示するように何らかの他の方法で実装され得る。いくつかの態様では、図13中の破線ブロックのうちの1つまたは複数は随意である。
本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用され得る。したがって、第1および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の規定がない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を備え得る。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」または「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」という形式の用語は、「AまたはBまたはC、あるいはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示する態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれかは、電子ハードウェア(たとえば、ソースコーディングまたは何らかの他の技法を使用して設計され得る、デジタル実装形態、アナログ実装形態、またはそれら2つの組合せ)、命令を組み込んだ様々な形態のプログラムまたは設計コード(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことがある)、あるいは両方の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(IC)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装され得るか、またはそれらによって実行され得る。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、電気構成要素、光学構成要素、機械構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを備え得、ICの内部に、ICの外側に、またはその両方に常駐するコードまたは命令を実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
開示するプロセス中のステップの特定の順序または階層は例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。コンピュータ可読媒体は任意の好適なコンピュータプログラム製品に実装され得ることを諒解されたい。
開示する態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるように与えたものである。これらの態様への様々な修正は当業者にはすぐに明らかになり、本明細書で定義した一般原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (54)

  1. アクセス端末において指定された周波数上で信号を受信することと、
    前記受信した信号に基づいて、CELL_INFO_CSG_LIST中に存在するセルのみを含む仮想アクティブセットを維持することと
    を備える、通信の方法。
  2. 前記CELL_INFO_CSG_LIST中に存在する前記セルが、限定加入者グループセルと、ハイブリッドセルと、オープンホームノードBとからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記CELL_INFO_CSG_LISTを構成するためのメッセージを受信することをさらに備え、前記メッセージは、どのセルが前記仮想アクティブセット中に含まれることを許されているかを指定する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記仮想アクティブセットが、1セルのサイズを有するようにあらかじめ定義されている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記受信した信号がそこから発生した複数のセルを識別することと、
    定義された測定基準に基づいて前記複数のセルからベストセルを識別することと、
    前記識別されたベストセルを前記仮想アクティブセット中に含めることと
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記定義された測定基準が、3GPPイベント1aのために指定された測定基準を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記指定された周波数上で他の信号を受信することと、
    前記受信した他の信号に基づいて少なくとも1つの他のセルのための他の仮想アクティブセットを維持することであって、前記他の仮想アクティブセットが、CELL_INFO_LIST中に存在するセルのみを含む、維持することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記仮想アクティブセットのベストセルのみに基づいて周波数間イベント報告のための周波数品質推定値を計算することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 周波数間イベント報告のためにセル測定に重み付けを適用するための重みパラメータが定義され、前記方法は、前記仮想アクティブセット中に存在するただ1つのセルが前記周波数間イベント報告のために使用されるように定義された値に前記重みパラメータを設定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記定義された値が0の値を備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記仮想アクティブセットが複数のセルを含み、前記方法が、
    前記複数のセルのうちの第1のセルを前記仮想アクティブセットのベストセルとして選択することと、
    前記第1のセルの代わりに前記複数のセルのうちの第2のセルを選択することによって前記仮想アクティブセットの前記ベストセルを変更することと、
    前記ベストセルの前記変更に基づいて前記周波数間イベント報告のためのトリガ時間パラメータをリセットすることと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  12. 前記ベストセルの前記変更は、前記第2のセルに関連する測定された品質が、少なくとも定義された時間期間の間に少なくとも定義された量だけ前記第1のセルに関連する測定された品質を超えるかどうかを判断することを備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記定義された量が3GPPイベント1cのためのヒステリシスパラメータを備え、
    前記定義された時間期間が3GPPイベント1cのためのトリガ時間パラメータを備える、
    請求項12に記載の方法。
  14. 周波数間イベント報告のためにセル測定に重み付けを適用するための重みパラメータが定義され、前記方法は、前記仮想アクティブセット中に存在する2つ以上のセルが前記周波数間イベント報告のために使用されるように定義された値に前記重みパラメータを設定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  15. 前記定義された値が0でない値を備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記重みパラメータが、ソフトハンドオーバ動作をサポートするために前記定義された値に設定される、請求項14に記載の方法。
  17. 指定された周波数上で信号を受信するように動作可能な受信機と、
    前記受信した信号に基づいて、CELL_INFO_CSG_LIST中に存在するセルのみを含む仮想アクティブセットを維持するように動作可能なコントローラと
    を備える、通信のための装置。
  18. 前記CELL_INFO_CSG_LIST中に存在する前記セルが、限定加入者グループセルと、ハイブリッドセルと、オープンホームノードBとからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記受信機が、前記CELL_INFO_CSG_LISTを構成するためのメッセージを受信するようにさらに動作可能であり、前記メッセージは、どのセルが前記仮想アクティブセット中に含まれることを許されているかを指定する、請求項17に記載の装置。
  20. 前記仮想アクティブセットが、1セルのサイズを有するようにあらかじめ定義されている、請求項17に記載の装置。
  21. 前記コントローラが、
    前記受信した信号がそこから発生した複数のセルを識別することと、
    定義された測定基準に基づいて前記複数のセルからベストセルを識別することと、
    前記識別されたベストセルを前記仮想アクティブセット中に含めることと
    を行うようにさらに動作可能である、請求項20に記載の装置。
  22. 前記定義された測定基準が、3GPPイベント1aのために指定された測定基準を備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記受信機が、前記指定された周波数上で他の信号を受信するようにさらに動作可能であり、
    前記コントローラが、前記受信した他の信号に基づいて少なくとも1つの他のセルのための他の仮想アクティブセットを維持するようにさらに動作可能であり、
    前記他の仮想アクティブセットが、CELL_INFO_LIST中に存在するセルのみを含む、
    請求項17に記載の装置。
  24. 前記コントローラが、前記仮想アクティブセットのベストセルのみに基づいて周波数間イベント報告のための周波数品質推定値を計算するようにさらに動作可能である、請求項17に記載の装置。
  25. 周波数間イベント報告のためにセル測定に重み付けを適用するための重みパラメータが定義され、
    前記コントローラは、前記仮想アクティブセット中に存在するただ1つのセルが前記周波数間イベント報告のために使用されるように定義された値に前記重みパラメータを設定するようにさらに動作可能である、
    請求項17に記載の装置。
  26. 前記定義された値が0の値を備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記仮想アクティブセットが複数のセルを含み、前記コントローラが、
    前記複数のセルのうちの第1のセルを前記仮想アクティブセットのベストセルとして選択することと、
    前記第1のセルの代わりに前記複数のセルのうちの第2のセルを選択することによって前記仮想アクティブセットの前記ベストセルを変更することと、
    前記ベストセルの前記変更に基づいて前記周波数間イベント報告のためのトリガ時間パラメータをリセットすることと
    を行うようにさらに動作可能である、請求項25に記載の装置。
  28. 前記ベストセルの前記変更は、前記第2のセルに関連する測定された品質が、少なくとも定義された時間期間の間に少なくとも定義された量だけ前記第1のセルに関連する測定された品質を超えるかどうかを判断することを備える、請求項25に記載の装置。
  29. 前記定義された量が3GPPイベント1cのためのヒステリシスパラメータを備え、
    前記定義された時間期間が3GPPイベント1cのためのトリガ時間パラメータを備える、
    請求項28に記載の装置。
  30. 周波数間イベント報告のためにセル測定に重み付けを適用するための重みパラメータが定義され、
    前記コントローラは、前記仮想アクティブセット中に存在する2つ以上のセルが前記周波数間イベント報告のために使用されるように定義された値に前記重みパラメータを設定するようにさらに動作可能である、
    請求項17に記載の装置。
  31. 前記定義された値が0でない値を備える、請求項30に記載の装置。
  32. 前記重みパラメータが、ソフトハンドオーバ動作をサポートするために前記定義された値に設定される、請求項30に記載の装置。
  33. 指定された周波数上で信号を受信するための手段と、
    前記受信した信号に基づいて、CELL_INFO_CSG_LIST中に存在するセルのみを含む仮想アクティブセットを維持するための手段と
    を備える、通信のための装置。
  34. 前記CELL_INFO_CSG_LIST中に存在する前記セルが、限定加入者グループセルと、ハイブリッドセルと、オープンホームノードBとからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項33に記載の装置。
  35. 前記CELL_INFO_CSG_LISTを構成するためのメッセージを受信するための手段をさらに備え、前記メッセージは、どのセルが前記仮想アクティブセット中に含まれることを許されているかを指定する、請求項33に記載の装置。
  36. 前記仮想アクティブセットが、1セルのサイズを有するようにあらかじめ定義されている、請求項33に記載の装置。
  37. 前記受信した信号がそこから発生した複数のセルを識別するための手段と、
    定義された測定基準に基づいて前記複数のセルからベストセルを識別するための手段と、
    前記識別されたベストセルを前記仮想アクティブセット中に含めるための手段と
    をさらに備える、請求項36に記載の装置。
  38. 前記定義された測定基準が、3GPPイベント1aのために指定された測定基準を備える、請求項37に記載の装置。
  39. 周波数間イベント報告のためにセル測定に重み付けを適用するための重みパラメータが定義され、前記装置は、前記仮想アクティブセット中に存在するただ1つのセルが前記周波数間イベント報告のために使用されるように定義された値に前記重みパラメータを設定するための手段をさらに備える、請求項33に記載の装置。
  40. 前記定義された値が0の値を備える、請求項39に記載の装置。
  41. 前記仮想アクティブセットが複数のセルを含み、前記装置が、
    前記複数のセルのうちの第1のセルを前記仮想アクティブセットのベストセルとして選択するための手段と、
    前記第1のセルの代わりに前記複数のセルのうちの第2のセルを選択することによって前記仮想アクティブセットの前記ベストセルを変更するための手段と、
    前記ベストセルの前記変更に基づいて前記周波数間イベント報告のためのトリガ時間パラメータをリセットするための手段と
    をさらに備える、請求項39に記載の装置。
  42. 前記ベストセルの前記変更は、前記第2のセルに関連する測定された品質が、少なくとも定義された時間期間の間に少なくとも定義された量だけ前記第1のセルに関連する測定された品質を超えるかどうかを判断することを備える、請求項39に記載の装置。
  43. 前記定義された量が3GPPイベント1cのためのヒステリシスパラメータを備え、
    前記定義された時間期間が3GPPイベント1cのためのトリガ時間パラメータを備える、
    請求項42に記載の装置。
  44. アクセス端末において指定された周波数上で信号を受信することと、
    前記受信した信号に基づいて、CELL_INFO_CSG_LIST中に存在するセルのみを含む仮想アクティブセットを維持することと
    をコンピュータに行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  45. CELL_INFO_CSG_LIST中に存在する前記セルが、限定加入者グループセルと、ハイブリッドセルと、オープンホームノードBとからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項44に記載のコンピュータプログラム製品。
  46. 前記コンピュータ可読媒体が、前記CELL_INFO_CSG_LISTを構成するためのメッセージを受信することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、前記メッセージは、どのセルが前記仮想アクティブセット中に含まれることを許されているかを指定する、請求項44に記載のコンピュータプログラム製品。
  47. 前記仮想アクティブセットが、1セルのサイズを有するようにあらかじめ定義されている、請求項44に記載のコンピュータプログラム製品。
  48. 前記コンピュータ可読媒体は、
    前記受信した信号がそこから発生した複数のセルを識別することと、
    定義された測定基準に基づいて前記複数のセルからベストセルを識別することと、
    前記識別されたベストセルを前記仮想アクティブセット中に含めることと
    を前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項47に記載のコンピュータプログラム製品。
  49. 前記定義された測定基準が、3GPPイベント1aのために指定された測定基準を備える、請求項48に記載のコンピュータプログラム製品。
  50. 周波数間イベント報告のためにセル測定に重み付けを適用するための重みパラメータが定義され、
    前記コンピュータ可読媒体は、前記仮想アクティブセット中に存在するただ1つのセルが前記周波数間イベント報告のために使用されるように定義された値に前記重みパラメータを設定することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、
    請求項44に記載のコンピュータプログラム製品。
  51. 前記定義された値が0の値を備える、請求項50に記載のコンピュータプログラム製品。
  52. 前記仮想アクティブセットが複数のセルを含み、前記コンピュータ可読媒体が、
    前記複数のセルのうちの第1のセルを前記仮想アクティブセットのベストセルとして選択することと、
    前記第1のセルの代わりに前記複数のセルのうちの第2のセルを選択することによって前記仮想アクティブセットの前記ベストセルを変更することと、
    前記ベストセルの前記変更に基づいて前記周波数間イベント報告のためのトリガ時間パラメータをリセットすることと
    を前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項50に記載のコンピュータプログラム製品。
  53. 前記ベストセルの前記変更は、前記第2のセルに関連する測定された品質が、少なくとも定義された時間期間の間に少なくとも定義された量だけ前記第1のセルに関連する測定された品質を超えるかどうかを判断することを備える、請求項50に記載のコンピュータプログラム製品。
  54. 前記定義された量が3GPPイベント1cのためのヒステリシスパラメータを備え、
    前記定義された時間期間が3GPPイベント1cのためのトリガ時間パラメータを備える、
    請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。
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