JP2013524581A - ブラインド検出装置及び検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のブラインド検出技術は、効率が低く、リアルタイム性に対する要求を満たすことができないといった従来技術における問題を解決することができるブラインド検出装置及び検出方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、ブラインド検出装置及び検出方法を開示する。ブラインド検出装置は、複数のブラインド検出処理サブチャネルによって実行される処理に必要とされるソフト情報データのメモリ内におけるアドレスを、予め設定されたサブフレーム構成パラメータに応じて、それぞれ計算するための計算ユニットと、計算ユニットから取得された結果に応じて、ブラインド検出処理を同時並行で行うための複数のサブチャネルとを含む。本発明に係る技術的スキームによれば、複数のチャネルによって、パイプライン処理法において同時並行でPDCCHブラインド検出が実行されるため、UEのダウンリンクPDCCHブラインド検出の効率を向上させることが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明はブラインド検出技術に関し、特に、ブラインド検出装置及び検出方法に関する。
ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムにおける物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)は、アップリンク及びダウンリンクにおける各種のスケジューリング情報及び制御情報を搬送することに用いられる。1つの物理ダウンリンク制御チャネルは、1又は複数の制御チャネル要素(CCE:Control Channel Element)により伝送される。上記CCEは、リソース要素(RE:Resource Element)の組み合わせである。ユーザ装置(UE:User Equipment)は、各サブフレームで一連のPDCCH候補集合を検出する必要があり、全てのUEは、共通スペースとUE専用スペースを監視するように要求されている。文献3GPPTS36.213.9.1.1には、表1に示すように、様々な状況下において、UEが監視する必要がある候補集合回数が規定されている。
Figure 2013524581
表1から理解されるように、1つの検索スペースは、一連のCCEの集合である。この集合のサイズは、1、2、4又は8個のCCEであってもよい。共通検索スペースは、1つのセルにおける全てのUEによって監視され、また、共通検索スペースは、アグリゲーションレベル4とアグリゲーションレベル8の2種類の集合レベルのみをサポートする。UE専用検索スペースは、全ての集合レベルをサポートし、1つのセルにおいて一部のUEのみがUE専用検索スペースを監視する必要がある。表1から、PDCCH候補集合の個数がいずれも2の整数倍、即ち2、4又は6であることも理解される。
1つのサブフレームにおいて、基地局(eNB:evolved NodeB)がチャネル品質を認識していない情況では、上位層(high layer)は、PDCCH フォーマット(format)を判断することができない。このとき、UEは、各アグリゲーションレベルにおける全ての検索スペースに対して、ダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)のブラインド検出を行う必要がある。各PDCCH フォーマットに関して、UEは、DCIの全ての可能なCCE位置を計算し、そして、全ての候補集合に対してブラインド検出を行う必要がある。
従来技術におけるブラインド検出の実現方法では、eNBとUEがいずれも固定PDCCH フォーマットを使用する。即ち、eNBが、PDCCHの生成過程において、指定アグリゲーションレベルLを割り当て、UE側がこの予め指定されたアグリゲーションレベルLでDCI検出を行う。しかし、このような方法では、DCIタイプとアグリゲーションレベルLを増やす場合に、全てのDCIフォーマットのブラインド検出を実現する必要があるため、リアルタイム性に対する要求を満たすことができない。
上記したように、従来のブラインド検出技術は、効率が低く、リアルタイム性に対する要求を満たすことができないといった従来技術における問題が以前から存在している。
従来のブラインド検出技術は、効率が低く、リアルタイム性に対する要求を満たすことができないといった従来技術における問題に鑑みて、本発明は提案される。従って、本発明のその主な目的は、このような問題を解決することができるブラインド検出装置及び検出方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に係るブラインド検出装置は、複数のブラインド検出処理サブチャネルによって実行される処理に必要とされるソフト情報データのメモリ内におけるアドレスを、予め設定されたサブフレーム構成パラメータに応じて、それぞれ計算するための計算ユニットと、計算ユニットから取得された結果に応じて、ブラインド検出処理を同時並行で行うための複数のサブチャネルとを含む。
好ましくは、計算ユニットは、更に、候補集合数に応じて、各候補集合のソフト情報データのメモリ内におけるアドレスをそれぞれ計算する。
好ましくは、各サブチャネルは、更に、計算ユニットから取得された結果に応じて、各候補集合のソフト情報データをそれぞれ読み取り、読み取られたソフト情報データに対してレートデマッチング処理をそれぞれ行うためのレートデマッチングユニットと、レートデマッチングユニットによって処理されたデータに対してテールビッティング畳み込み符号の復号処理を行うための復号ユニットと、復号ユニットによって処理されたデータに対して、巡回冗長検査(CRC)と無線ネットワーク一時識別子(RNTI)デスクランブル処理を行い、正確なデスクランブル処理結果を後段のメモリに記憶するためのデスクランブルユニットとを含む。
好ましくは、デスクランブルユニットは、CRCとRNTIのデスクランブル処理を行うとき、更に、前記復号ユニットによって処理されたデータの非CRC部分に対してローカルCRC検査を行い、検査結果及び対応するRNTI値に対して排他的論理和(XOR)動作を行い、動作結果と、復号ユニットによって処理されたデータ内のCRCビットと比較し、これらが一致する場合、対応するダウンリンク制御情報を記憶する。
好ましくは、当該検出装置は、レートデマッチングユニットと復号ユニットとの間に配置される先入先出(FIFO)ユニットを更に含む。
好ましくは、サブフレーム構成パラメータは、帯域幅、伝送モード、フレーム構造タイプ、ソフト情報の全長、RNTI値、ユーザ装置(UE)専用スペースの各アグリゲーションレベルでの検索開始位置、検出待ちダウンリンク制御情報タイプ及び検索優先順位構成パラメータのうち、少なくとも1つを含む。
好ましくは、検索優先順位構成パラメータは、スペース検索優先順位、共通スペースアグリゲーションレベル検索優先順位、UE専用スペースアグリゲーションレベル検索優先順位、デフォルト検索優先順位のうち、少なくとも1つを含む。
本発明の一実施形態に係るブラインド検出方法は、複数のサブチャネルによって実行される処理に必要とされるソフト情報データのメモリ内におけるアドレスを、予め設定されたサブフレーム構成パラメータに応じて、それぞれ計算するステップと、複数のサブチャネルが計算結果に応じてブラインド検出処理を同時並行で行うステップとを含む。
好ましくは、複数のサブチャネルが計算結果に応じてブラインド検出処理を同時並行で行うステップは、更に、複数のサブチャネルが計算結果に応じて各候補集合のソフト情報データをそれぞれ読み取り、読み取られたソフト情報データに対してレートデマッチング処理をそれぞれ行うステップと、複数のサブチャネルがレートデマッチング処理されたデータに対してテールビッティング畳み込み符号の復号処理を行うステップと、複数のサブチャネルが復号処理されたデータに対して巡回冗長検査(CRC)と無線ネットワーク一時識別子(RNTI)デスクランブル処理を行い、正確なデスクランブル処理で得られたダウンリンク制御情報を後段のメモリに記憶するステップとを含む。
好ましくは、サブフレーム構成パラメータは、帯域幅、伝送モード、フレーム構造タイプ、ソフト情報の全長、RNTI値、UE専用スペースの各アグリゲーションレベルでの検索開始位置、検出待ちダウンリンク制御情報タイプ及び検索優先順位構成パラメータのうち、の少なくとも1つを含む。
従来技術と比べ、本発明の上記技術的スキームでは、パイプライン処理法において同時並行でPDCCHブラインド検出を実行するための複数のチャネルを採用することによって、UEのダウンリンクPDCCHブラインド検出の効率を向上させることができる。また、リアルタイム性に対する要求を満たすことができ、さらに、LTE端末システム全体の性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るブラインド検出装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、共通スペース及びUE専用スペース検索優先順位の制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、共通検索スペースにおける2種類のアグリゲーションレベル(L=4及びL=8)での検索優先順位の制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、UE専用スペースにおける4種類のアグリゲーションレベル(L=1、2、3、4)での検索優先順位の制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るソフト情報アドレス計算及びソフト情報データ読取の処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るブラインド検出装置の好適な構造を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るCRC処理及びRNTIデスクランブル処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るブラインド検出方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るブラインド検出方法の好適な処理スキームを示すフローチャートである。
本発明は、マルチチャネル(2つ以上のチャネル)並行処理方式を採用し、かつ、必要なパラメータを柔軟に設定することによって、各アグリゲーションレベルにおけるDCI検出に対して専用の状態を割り当て、PDCCHソフト情報データの読取を制御する。そして、検出の優先順位に応じて、各種の状態に対して対応するスケジューリングを行い、これにより、検索優先順位を制御可能な全てのDCIのブラインド検出を実現する。
本発明の目的、技術的スキーム及び利点が明らかになるように、以下、本発明を添付図面及び具体的な実施形態に合わせてさらに詳しく説明する。
本発明の一実施形態によれば、ブラインド検出装置が提供される。
図1は、本発明の一実施形態に係るブラインド検出装置を示すブロック図である。図1に示すように、当該ブランド検出装置は、計算ユニット10と、複数のブラインド検出処理サブチャネル20とを含む。
計算ユニット10は、複数のブラインド検出処理サブチャネルによって実行される処理に必要とされるソフト情報データのメモリ内におけるアドレスを、予め設定されたサブフレーム構成パラメータに応じて、それぞれ計算する。上記サブフレーム構成パラメータは、帯域幅、伝送モード、フレーム構造タイプ(例えば、周波数分割複信(FDD)又は時間分割複信(TDD))、ソフト情報の全長、無線ネットワーク一時識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identity)、UE専用スペースの各アグリゲーションレベルでの検索開始位置、検出待ちダウンリンク制御情報タイプ及び検索優先順位構成パラメータのうち、少なくとも1つを含む。
検出優先順位に応じて、各種の状態に対して対応するスケジューリングを行うことにより、検索優先順位を制御可能な全てのDCIのブラインド検出を実現することができる。以下、検索優先順位構成パラメータに応じて制御処理を行うときの具体的なプロセスを図2〜図4に合わせて詳しく説明する。
検索優先順位構成パラメータは、共通スペース優先検出及びUE専用スペース優先検出を含むスペース検索優先順位を含む。図2を参照して、図2は、本発明の一実施形態に係る、共通スペース及びUE専用スペース検索優先順位の制御処理を示すフローチャートである。図2に示すように、当該プロセスは以下のステップを含む。
ステップS202では、検索スペース優先順位パラメータを取得する。
ステップS204では、共通スペース優先検出であるかどうかを判断し、判断の結果が肯定的である場合、ステップS206を実行し、判断の結果が否定的である場合、ステップS212を実行する。
ステップS206では、共通スペースDCIの検出を行う。
ステップS208では、UEスペース検出を行う必要があるかどうかを判断し、判断の結果が肯定的である場合、ステップS210を実行し、判断の結果が否定的である場合、プロセスを終了する。
ステップS210では、UE専用スペースDCIの検出を行って、プロセスを終了する。
ステップS212では、UE専用スペースDCIの検出を行う。
ステップS214では、共通スペース検出を行う必要があるかどうかを判断し、判断の結果が肯定的である場合、ステップS216を実行し、判断の結果が否定的である場合、プロセスを終了する。
ステップS216では、共通スペースDCIの検出を行って、プロセスを終了する。
検索優先順位構成パラメータは、更に、共通スペースアグリゲーションレベル検索優先順位を含む。図3を参照して、図3は、本発明の一実施形態に係る、共通検索スペースにおける2種類のアグリゲーションレベル(L=4とL=8)での検索優先順位の制御処理を示すフローチャートである。図3に示すように、当該プロセスは、以下のステップを含む。
ステップS302では、共通スペース優先順位パラメータを取得する。
ステップS304では、L=4が優先とされているかどうかを判断し、判断の結果が肯定的である場合、ステップS306を実行し、判断の結果が否定的である場合、ステップS312を実行する。
ステップS306では、アグリゲーションレベルL=4における共通スペースDCI検出を行う。
ステップS308では、L=8の場合に、検出を行う必要があるかどうかを判断し、判断の結果が肯定的である場合、ステップS310を実行し、否定的である場合、プロセスを終了する。
ステップS310では、アグリゲーションレベルL=8における共通スペースDCI検出を行って、プロセスを終了する。
ステップS312では、アグリゲーションレベルL=8における共通スペースDCI検出を行う。
ステップS314では、L=4の場合に、検出を行う必要があるかどうかを判断し、判断の結果が肯定的である場合、ステップS316を実行し、判断の結果が否定的である場合、プロセスを終了する。
ステップS316では、アグリゲーションレベルL=4における共通スペースDCI検出を行って、プロセスを終了する。
検索優先順位構成パラメータは、更に、UE専用スペースアグリゲーションレベル検索優先順位を含む。図4を参照して、図4は、本発明の一実施形態に係る、UE専用スペースにおける4種類のアグリゲーションレベル(L=1、2、3、4)での検索優先順位の制御処理を示すフローチャートである。図4に示すように、当該プロセスは以下のステップを含む。
ステップS402では、UE専用スペース優先順位パラメータを取得する。
ステップS404〜S408では、まず、最高優先順位に対応するアグリゲーションレベルにおけるDCI検出を行い、次に、2番目の優先順位に対応するアグリゲーションレベルにおけるDCI検出を行う。優先順位の順序に従って対応するアグリゲーションレベルにおけるDCI検出を行い、最後に最低優先順位に対応するアグリゲーションレベルにおけるDCI検出を行う。
なお、検索優先順位構成パラメータは、更に、デフォルトの検索優先順位を含んでいてもよい。
計算ユニット10は、複数のブラインド検出処理サブチャネルによって実行される処理に必要とされるソフト情報データのメモリ内におけるアドレスを、予め設定されたサブフレーム構成パラメータに応じて、それぞれ計算する。計算ユニット10がソフト情報アドレス計算及びソフト情報データ読取の処理を行うプロセスは、図5が参照される。図5に示すように、この処理は、以下のステップを含む。
ステップS502では、CCE開始位置に応じて、RAMにおける、各ブラインド検出処理サブチャネルの検索スペースの開始位置を計算する。
ステップS504では、現在のアグリゲーションレベルに応じて、所定の長さのソフト情報データを読み取る。
ステップS506では、レートデマッチングが完了したかどうかを判断し、完了していない場合、このステップ506を繰り返して実行し、完了した場合、ステップS508を実行する。
ステップS508では、検索回数が候補集合の個数に達したかどうかを判断し、達していない場合、ステップS510を実行し、達した場合、ステップS512を実行する。
ステップS510では、RAMにおける、各ブラインド検出処理サブチャネルの次の候補集合ソフト情報の開始位置を計算し、ステップS504を引き続き実行する。
ステップS512では、全てのアグリゲーションレベルの検出が完了したかどうかを判断し、完了していない場合、ステップS514を実行し、完了した場合、プロセスを終了する。
ステップS514では、次の優先順位に対応するアグリゲーションレベルにおけるDCI検出を行い、ステップS502を実行する。
複数のブラインド検出処理サブチャネル20は、計算ユニット10から取得された結果に応じて、ブラインド検出を同時並行で実行する。図6は本発明の一実施形態に係るブラインド検出装置の好適な構造を示すブロック図である。図6に示すように、図1に示された構造を基礎として、各ブラインド検出処理サブチャネル(ブラインド検出処理サブチャネル0〜n)は、それぞれ、レートデマッチングユニット210、復号ユニット220、デスクランブルユニット230を含む。
レートデマッチングユニット210は、計算ユニット10から取得された結果に応じて、各候補集合のソフト情報データをそれぞれ読み取り、読み取られたソフト情報データに対してレートデマッチング処理をそれぞれ行う。復号ユニット(即ち図6に示されたビタビ(Viterbi)復号ユニット)220は、レートデマッチングユニット210によって処理されたデータに対してテールビッティング畳み込み復号処理を行う。デスクランブルユニット(又はCRC、RNTIデスクランブルユニットと称される)230は、復号ユニット220によって処理されたデータに対して巡回冗長検査(CRC:Cyclical Redundancy Check)とRNTIデスクランブル処理を行い、正確なデスクランブル処理で得られたダウンリンク制御情報を後段のメモリ(RAM)に記憶する。デスクランブルユニット230は、復号ユニットによって処理されたデータの非CRC部分に対してローカルCRC検査を行い、検査結果及び対応するRNTI値に対して排他的論理和(XOR)動作を行う。そして、デスクランブルユニット230は、動作結果と、復号ユニットによって処理されたデータ内のCRCビットと比較し、これらが一致する場合、対応するダウンリンク制御情報を記憶する。具体的には、デスクランブルユニット230の動作プロセスは、図7が参照される。図7は、本発明の一実施形態に係るCRC及びRNTIデスクランブル処理を示すフローチャートである。図7に示すように、当該プロセスは以下のステップを含む。
ステップS702では、復号されたデータに対してローカルCRC検査を行う。
ステップS704では、入力パラメータに応じて現在のDCIタイプを判断する。
ステップS706では、可能なRNTI値を使用してデスクランブルを行う。
ステップS708では、正確にデスクランブルを行ったかどうかを判断し、判断の結果が肯定的である場合、ステップS712を実行し、判断の結果が否定的である場合、ステップS710を実行する。
ステップS710では、全てのRNTIに対するデスクランブルが完了したかどうかを判断し、判断の結果が肯定的である場合、プロセスを終了し、判断の結果が否定的である場合、ステップS706を引き続き実行する。
ステップS712では、検出されたDCI情報を記憶し、プロセスを終了する。
図6に示すように、レートデマッチングユニット210と復号ユニット220の間には、先入先出(FIFO:First−in First−out)ユニット240が配置される。このFIFOユニット240は、リンク全体のパイプライン処理を実現するために、レート制御を行う。
また、図6において後段制御ロジックユニットが配置される。この後段制御ロジックユニットは、デスクランブルユニット230の出力結果を後段のメモリ(RAM)に記憶するように制御する。
本発明の実施形態に係るブラインド検出処理サブチャネルの個数は、実際の要求に応じて設定されてもよく、この個数は、例えば、2つ、3つ又は4つ等である。以下、2つのブラインド検出処理サブチャネルを例として、本発明の実施形態を詳しく説明する。
実施形態1
LTE UE FDDにおいて、帯域幅は20MHzであり、検出待ちDCIタイプはDCI0及びDCI1Aである。また、CCEの総数は64であり、UE専用スペースL=1の場合、検索スペース開始CCEは1であり、L=2の場合、検索スペース開始CCEは2である。L=4の場合、検索スペース開始CCEは4であり、L=8の場合、検索スペース開始CCEは8である。いかなる検索優先順位も設定されておらず(即ちデフォルト優先順位に従って動作する)、2つのブラインド検出処理サブチャネルが用いられて同時並行で処理が実行される。
ステップ1:PDCCHソフト情報アドレス計算ユニットは、RAMにおける、各ブラインド検出処理サブチャネルのソフト情報データの開始位置を計算する。計算ユニットは、まず検索優先順位を判断し、優先順位が設定されていない場合、デフォルトの検索順序に従って、まず共通(Common)スペースで検出を行い、次にUE専用スペースで検出を行う。共通(Common)スペースでは、まずL=4の場合の検出を行い、次にL=8の場合の検出を行う。UE専用スペースでは、デフォルトのL=1、2、4、8の順序で検出を行う。共通(Common)スペースでは、L=4の場合において、1回目の検索のとき、ブラインド検出処理サブチャネル0のCCE検索開始位置は0であり、ブラインド検出処理サブチャネル1のCCE検索開始位置は4である。2回目の検索のとき、ブラインド検出処理サブチャネル0のCCE検索開始位置は8になり、ブラインド検出処理サブチャネル1のCCE検索開始位置は12になる。L=8の場合、2つのブラインド検出処理サブチャネルは、それぞれ1回だけ検索を行えばよく、ブラインド検出処理サブチャネル0のCCE検索開始位置は0であり、ブラインド検出処理サブチャネル1のCCE検索開始位置は8である。UE専用スペースでは、L=1及びL=2の場合、候補集合回数=6であり、2つのブラインド検出処理サブチャネルは、同時並行でそれぞれ3回の処理を実行する必要がある。L=4及びL=8の場合、2つのブラインド検出処理サブチャネルは1回だけ処理を実行すればよい。プロトコルによれば、CCE位置が境界を越えた場合、ゼロCCE位置まで引き返して検出を行わなければならない。ソフト情報データを読み取るとき、DCIの元のビット(bit)長は考慮されず、各種のアグリゲーションレベルにおける読取が必要なソフト情報データ長は、表2に従う。ソフト情報アドレス計算及びソフト情報データ読取のプロセス全体は、図5が参照される。RAMデータ読取プロセスにおいて、境界を越えたことがあったかどうかを判断する必要もあり、いったんこのような状況が生じた場合、RAMの読取アドレスをソフト情報初期アドレスに戻す必要がある。RAMから読み取られたデータは、レートデマッチングユニットに送信される。
Figure 2013524581
ステップ2:レートデマッチングユニットは、RAMから読み取られたソフト情報を受信して、対応するパラメータに合わせてレートデマッチングを行う。レートデマッチングユニットは、最終的に3つの出力データを取得し、この3つのデータをFIFOに一時的に記憶する。レートデマッチングが完了したとき、データが準備されたことがビタビ(Viterbi)復号ユニットに通知され、また、FIFO内のデータの読取が完了した後、次の候補集合データの読み取りが可能となったことがPDCCHソフト情報アドレス計算ユニットに通知される。
ステップ3:ビタビ(Viterbi)復号ユニットは、FIFOから対応する長さのデータを読み取って復号し、復号結果をCRC及びRNTIデスクランブルユニットに送信する。
ステップ4:CRC及びRNTIデスクランブルユニットは、ビタビ(Viterbi)復号ユニットから出力されたデータを受信し、図7に示された処理プロセスを参照して、出力データの非CRC部分に対してローカルCRC検査を行う。CRC及びRNTIデスクランブルユニットは、その後、検査結果及び可能なRNTI値に対してXOR動作を行い、この動作結果と、復号結果のCRCビットとを比較し、これらが一致した場合、対応するDCI情報を記憶する。各種のDCIのRNTIスクランブル方式は、表3から検索することができる。表3から理解されるように、共通スペースでは、DCI0及びDCI1Aには、5種類の可能なスクランブル方式(即ちSI‐RNTI、P−RNTI、RA−RNTI、C−RNTI及びT−C−RNTI)が存在する。デスクランブルが実行されるとき、この5種類のRNTI値をトラバースする必要がある。UE専用スペースでは、DCI0及びDCI1Aには、2つのRNTIスクランブル方式(即ちC−RNTI及びT−C−RNTI)が存在する。デスクランブルが実行されるとき、この2種類のRNTI値がトラバースされる。正確に検出されたDCI情報は、後段のRAMに送信されて一時的に記憶される。この時点で、DCI0及びDCI1Aの検出プロセスが完了する。
Figure 2013524581
実施形態2
LTE UE FDDにおいて、帯域幅は20MHzであり、検出待ちDCIタイプはDCI0とDCI1Aである。CCEの総数は、64であり、UE専用スペースL=1の場合、検索スペース開始CCEは1であり、L=2の場合、検索スペース開始CCEは2である。L=4の場合、検索スペース開始CCEは4であり、L=8の場合、検索スペース開始CCEは8である。UE専用スペースが優先されるように優先順位が設定され、且つ、UE専用スペースにおいて、各種のアグリゲーションレベルの優先順序がL=4、8、1、2とされる。即ち、まずアグリゲーションレベルが4である検索が実行され、その後、順番に、アグリゲーションレベルが8、1、2である検索が実行される。共通スペースでは、デフォルトの優先順位に従って検出が実行され、2つのブラインド検出処理サブチャネルが用いられて同時並行で処理が実行される。
ステップ1:PDCCHソフト情報アドレス計算ユニットは、RAMにおける、各ブラインド検出処理サブチャネルのソフト情報データの開始位置を計算する。図2を参照して、まず検索優先順位が判断され、UE専用スペース、共通スペースの順番で検出が行われる。UE専用スペースでは、図4を参照して、検索優先順位が判断され、まずアグリゲーションレベルが4である検出が行われる。L=4の場合、候補集合の個数が2であるため、2つのブラインド検出処理サブチャネルはそれぞれ1回だけ検索を実行すればよい。CCE検索開始位置=4の場合、ブラインド検出処理サブチャネル0に対応するソフト情報の開始オフセット値は4×72、即ち288であり、また、ブラインド検出処理サブチャネル1に対応するソフト情報の開始アドレスオフセット値は、(4+4)×72、即ち576である。2つのブラインド検出処理サブチャネルのそれぞれの開始アドレスが算出された後、それぞれ、対応するRAMから4つのCCEのソフト情報(即ち288個のソフト情報データ)が読み取られて、各チャネルのレートデマッチングモジュールに送信される。RAMからソフト情報データが読み取られるとき、RAMアドレスが境界を越えたかどうかをリアルタイムで判断する必要があり、境界を越えた場合、0アドレスに引き返してデータの読取を開始する必要がある。レートデマッチングが完了した後、続いてL=8の場合の検出が実行され、上記したアドレス計算プロセスが繰り返えされる。L=1及びL=2の場合、各ブラインド検出処理サブチャネルは、それぞれ3回の処理を行う必要がある。UE専用スペースの検出が全て完了した後、共通スペースにおいて、デフォルト優先順位に従って検出が行われる。ソフト情報データが読み取られるとき、DCIの元のbit長は考慮されず、各種のアグリゲーションレベルにおける読取が必要なソフト情報のデータ長は表2に従う。ソフト情報アドレス計算及びソフト情報データ読取のプロセス全体は、図5が参照される。RAMデータ読取プロセスにおいて、境界を越えたことがあったかどうかを判断する必要もあり、いったんこのような状況が生じた場合、RAMの読取アドレスをソフト情報初期アドレスに戻す必要がある。RAMから読み取られたデータは、レートデマッチングユニットに送信される。
ステップ2:レートデマッチングユニットは、RAMから読み取られたソフト情報を受信して、対応するパラメータに合わせてレートデマッチングを行う。レートデマッチングユニットは、最終的に3つの出力データを取得し、この3つのデータをFIFOに一時的に記憶する。レートデマッチングが完了したとき、データが準備されたことがビタビ(Viterbi)復号ユニットに通知され、FIFO内のデータの読取が完了した後、次の候補集合データの読み取りが可能となったことがPDCCHソフト情報アドレス計算ユニットに通知される。
ステップ3:ビタビ(Viterbi)復号ユニットは、FIFOから対応する長さのデータを読み取って復号を行い、復号結果をCRC及びRNTIデスクランブルユニットに送信する。
ステップ4:CRC及びRNTIデスクランブルユニットは、ビタビ(Viterbi)復号ユニットから出力されたデータを受信し、図7に示された処理プロセスを参照して、出力データの非CRC部分に対してローカルCRC検査を行う。CRC及びRNTIデスクランブルユニットは、その後、検査結果及び可能なRNTI値に対してXOR動作を行い、この動作結果と、復号結果のCRCビットとを比較し、これらが一致した場合、対応するDCI情報を記憶する。各種のDCIのRNTIスクランブル方式は、表3から検索することができる。表3から理解されるように、UE専用スペースでは、DCI0及びDCI1Aには、2つのRNTIスクランブル方式(即ちC−RNTI及びT−C−RNTI)が存在する。デスクランブルが実行されるとき、この2種類のRNTI値がトラバースされる。共通スペースでは、DCI0及びDCI1Aには、5種類の可能なスクランブル方式(即ちSI‐RNTI、P−RNTI、RA−RNTI、C−RNTI及びT−C−RNTI)が存在する。デスクランブルが実行されるとき、この5種類のRNTI値をトラバースする必要がある。正確に検出されたDCI情報は、後段のRAMに一時的に記憶される。いったんあるDCIが正確に検出された場合、前段のPDCCHソフト情報アドレス計算ユニットに対して、現在行っているデータ読取動作を中止して、別の検出待ちDCIソフト情報データの読取動作に切り換えるように通知がなされる。正確に検出されたDCI情報は、後段のRAMに送信されて一時的に記憶される。この時点で、優先順位制御を伴うのDCI0及びDCI1Aの検出プロセスが完了する。
実施形態3
LTE UE FDDにおいて、帯域幅は20MHzであり、検出待ちDCIタイプはDCI2Aである。CCEの総数は64であり、UE専用スペースL=4の場合、検索スペース開始CCEは4であり、さらに、優先順位制御により、L=4の場合の検出のみを実行する。2つのブラインド検出処理サブチャネルが用いられて同時並行で処理が実行される。
ステップ1:PDCCHソフト情報アドレス計算ユニットは、RAMにおける、各ブラインド検出処理サブチャネルのソフト情報データの開始位置を計算する。計算ユニットは、まず検索優先順位を判断し、UE専用スペースにおいてアグリゲーションレベルが4である場合の検出のみを行う。L=4の場合、候補集合の個数が2であるので、2つのブラインド検出処理サブチャネルは、それぞれ1回だけ検索を実行する。CCE検索開始位置=4の場合、ブラインド検出処理サブチャネル0に対応するソフト情報の開始アドレスオフセット値は、4×72、即ち288であり、ブラインド検出処理サブチャネル1に対応するソフト情報の開始アドレスオフセット値は(4+4)×72、即ち576である。2つのブラインド検出処理サブチャネルのそれぞれの開始アドレスが算出された後、それぞれ、対応するRAMから4つのCCEのソフト情報(即ち288個のソフト情報データ)が読み取られて、各チャネルのレートデマッチングモジュールに送信される。RAMからソフト情報データが読み取られるとき、RAMアドレスが境界を越えたかどうかをリアルタイムで判断する必要があり、境界を越えた場合、0アドレスに引き返してデータの読取を開始する必要がある。ソフト情報アドレス計算及びソフト情報データ読取のプロセス全体は、図5に示すプロセスが参照される。RAMデータ読取プロセスにおいて、境界を越えたことがあったかどうかを判断する必要もあり、いったんこのような状況が生じた場合、RAMの読取アドレスをソフト情報初期アドレスに戻す必要がある。RAMから読み取られたデータは、レートデマッチングユニットに送信される。
ステップ2:レートデマッチングユニットはRAMから読み取られたソフト情報を受信して、対応するパラメータに合わせてレートデマッチングを行う。レートデマッチングユニットは、最終的に3つの出力データを取得し、この3つのデータをFIFOに一時的に記憶する。レートデマッチングが完了したとき、データが準備されたことがビタビ(Viterbi)復号ユニットに通知され、FIFO内のデータの読取が完了した後、次の候補集合データの読み取りが可能となったことがPDCCHソフト情報アドレス計算ユニットに通知される。
ステップ3:ビタビ(Viterbi)復号ユニットは、FIFOから対応する長さのデータを読み取って復号を行い、復号結果をCRC及びRNTIデスクランブルユニットに送信する。
ステップ4:CRC及びRNTIデスクランブルユニットは、ビタビ(Viterbi)復号ユニットから出力されたデータを受信して、図7に示された処理プロセスを参照して、出力データの非CRC部分に対してローカルCRC検査を行う。CRC及びRNTIデスクランブルユニットは、その後、検査結果及び可能なRNTI値に対してXOR動作を行い、この動作結果と、復号結果のCRCビットと比較し、これらが一致した場合、対応するDCI情報を記憶する。各種のDCIのRNTIスクランブル方式は、表3から検索することができる。表3から理解されるように、UE専用スペースでは、DCI2Aには、唯一のRNTIスクランブル方式(即ちC−RNTI)が存在する。デスクランブルが実行されるとき、このRNTI値のみがトラバースされる。正確に検出されたDCI情報は、後段のRAMに送信されて一時的に記憶される。この時点で、DCI2Aの検出プロセスが完了する。
上記実施形態は2つのブラインド検出処理サブチャネルを例として説明したが、本発明はこれに限られず、実際の要求に応じて、3つ、4つ又はそれ以上のブラインド検出処理サブチャネルが設定されてもよい。その具体的な処理プロセスは、2つのブラインド検出処理サブチャネルの処理プロセスと類似し、従って、ここで詳細な説明は不要である。
本発明に係る上記実施形態によれば、PDCCHブラインド検出を同時並行で実行する複数のチャネルを用いることにより、処理時間を大きく短縮することができ、これにより、リアルタイム性に対する要求を満たすことがでる。
本発明の一実施形態によれば、更に、ブラインド検出方法が提供される。
図8は、本発明の実施形態に係るブラインド検出方法を示すフローチャートである。図8に示すように、当該プロセスは、以下のステップを含む。
ステップS802では、複数のブラインド検出処理サブチャネルによって実行される処理に必要とされるソフト情報データのメモリ内におけるアドレスを、予め設定されたサブフレーム構成パラメータに応じて、それぞれ計算する。サブフレーム構成パラメータは、帯域幅、伝送モード、フレーム構造タイプ、ソフト情報の全長、RNTI値、UE専用スペースの各アグリゲーションレベルでの検索開始位置、検出待ちダウンリンク制御情報タイプ及び検索優先順位構成パラメータのうち、の少なくとも1つを含む。
ステップS804では、複数のブラインド検出処理サブチャネルが計算結果に応じてブラインド検出処理を同時並行で行う。
以下、図9に合わせて、図8に示されたプロセスをさらに説明する。図9は本発明の実施形態に係るブラインド検出方法の好適な処理スキームを示すフローチャートである。図9に示すように、当該プロセスは以下のステップを含む。
ステップS902では、サブフレーム構成パラメータを取得する。
ステップS904では、サブフレーム構成パラメータに応じて、各ブラインド検出処理サブチャネルのソフト情報の開始位置アドレスをそれぞれ計算する。
ステップS906では、各ブラインド検出処理サブチャネルがそれぞれレートデマッチング処理を行う。
ステップS908では、レートデマッチングを完了し、且つ、データを次の処理ユニットに送信する。
ステップS910では、全ての候補集合のレートデマッチングが完了したかどうかを判断し、完了していない場合、ステップS912を実行し、完了した場合、ステップS922を実行する。
ステップS912では、候補回数に応じて次の検索スペースのソフト情報の開始位置アドレスを計算し、ステップS906を引き続き実行する。
ステップS914では、各ブラインド検出処理サブチャネルがそれぞれテールビッティング畳み込み符号の復号処理を行う。ステップS914とステップS910とは同時並行で実行され、これらは、実行についての前後関係がない。
ステップS916では、各ブラインド検出処理サブチャネルがCRC及びRNTIデスクランブル処理をそれぞれ行う。
ステップS918では、各ブラインド検出処理サブチャネルがDCI情報記憶処理をそれぞれ行う。
ステップS920では、全ての候補集合の処理が完了したかどうかを判断し、完了していない場合、ステップS916を実行し、完了した場合、ステップS922を実行する。
ステップS922では、全てのDCI処理が完了したかどうかを判断し、完了した場合、プロセスを終了し、完了していない場合、ステップS924を実行する。
ステップS924では、次のタイプのDCI検出を行い、ステップS904を実行する。
以上で説明したように、本発明に係る上記技術的スキームによれば、複数のチャネルによって、パイプライン処理法において同時並行でPDCCHブラインド検出が実行されるため、UEのダウンリンクPDCCHブラインド検出の効率を向上させることが可能である。また、リアルタイム性に対する要求を満たすことができ、さらに、LTE端末システム全体の性能を向上させることができる。
以上の説明は、本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者にとっては、本発明に基づく種々の変更と変形が可能である。本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく実施されたあらゆる修正、同等の置換及び改良等は、すべて本発明の保護範囲に属する。

Claims (10)

  1. 2つ以上のブラインド検出処理サブチャネルによって実行される処理に必要とされるソフト情報データのメモリ内におけるアドレスを、予め設定されたサブフレーム構成パラメータに応じて、それぞれ計算するための計算ユニットと、
    計算ユニットから取得された結果に応じて、ブラインド検出処理を同時並行で行うための2つ以上のブラインド検出処理サブチャネルと
    を含むことを特徴とするブラインド検出装置。
  2. 前記計算ユニットは、更に、
    候補集合数に応じて、各候補集合のソフト情報データのメモリ内におけるアドレスをそれぞれ計算する
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラインド検出装置。
  3. 前記ブラインド検出処理サブチャネルは、更に、
    前記計算ユニットから取得された結果に応じて、各候補集合のソフト情報データをそれぞれ読み取り、読み取られたソフト情報データに対してレートデマッチング処理をそれぞれ行うためのレートデマッチングユニットと、
    前記レートデマッチングユニットによって処理されたデータに対してテールビッティング畳み込み符号の復号処理を行うための復号ユニットと、
    前記復号ユニットによって処理されたデータに対して、巡回冗長検査(CRC:Cyclical Redundancy Check)と、無線ネットワーク一時識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identity)デスクランブル処理を行い、正確なデスクランブル処理結果を後段のメモリに記憶するためのデスクランブルユニットと
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のブラインド検出装置。
  4. 前記デスクランブルユニットは、更に、
    前記復号ユニットによって処理されたデータの非CRC部分に対してローカルCRC検査を行い、検査結果及び対応するRNTI値に対して排他的論理和(XOR)動作を行い、動作結果と、復号ユニットによって処理されたデータ内のCRCビットと比較し、これらが一致する場合、対応するダウンリンク制御情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項3に記載のブラインド検出装置。
  5. 前記レートデマッチングユニットと前記復号ユニットとの間に配置される、パイプライン制御を実現するための先入先出(FIFO:First−in First‐Out)ユニット
    を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のブラインド検出装置。
  6. 前記サブフレーム構成パラメータは、
    帯域幅、伝送モード、フレーム構造タイプ、サブフレームアップ/ダウンリンク構成、ソフト情報の全長、RNTI値、ユーザ装置(UE:User Equipment)専用スペースの各アグリゲーションレベルでの検索開始位置、検出待ちダウンリンク制御情報タイプ及び検索優先順位構成パラメータのうち、少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラインド検出装置。
  7. 前記検索優先順位構成パラメータは、
    スペース検索優先順位、共通スペースアグリゲーションレベル検索優先順位、UE専用スペースアグリゲーションレベル検索優先順位及びデフォルト検索優先順位のうち、少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項6に記載のブラインド検出装置。
  8. 2つ以上のサブチャネルによって実行される処理に必要とされるソフト情報データのメモリ内におけるアドレスを、予め設定されたサブフレーム構成パラメータに応じて、それぞれ計算するステップと、
    前記2つ以上のサブチャネルが計算結果に応じてブラインド検出処理を同時並行で行うステップと
    を含むことを特徴とするブラインド検出方法。
  9. 前記2つ以上のサブチャネルが計算結果に応じてブラインド検出処理を同時並行で行うステップは、
    計算結果に応じて、各候補集合のソフト情報データをそれぞれ読み取り、読み取られたソフト情報データに対してレートデマッチング処理をそれぞれ行うステップと、
    それぞれ、レートデマッチング処理されたデータに対してテールビッティング畳み込み符号の復号処理を行うステップと、
    それぞれ、復号処理されたデータに対して巡回冗長検査(CRC:Cyclical Redundancy Check)と無線ネットワーク一時識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identity)デスクランブル処理を行い、正確なデスクランブル処理で得られたダウンリンク制御情報を後段のメモリに記憶するステップと
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のブラインド検出方法。
  10. 前記サブフレーム構成パラメータは、
    帯域幅、伝送モード、フレーム構造タイプ、ソフト情報の全長、RNTI値、ユーザ装置(UE:User Equipment)専用スペースの各アグリゲーションレベルでの検索開始位置、検出待ちダウンリンク制御情報タイプ及び検索優先順位構成パラメータのうち、少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載のブラインド検出方法。
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