JP2013523367A - 少なくとも2つのロックラッチを備える、調理容器用の回転ハンドル - Google Patents

少なくとも2つのロックラッチを備える、調理容器用の回転ハンドル Download PDF

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Abstract

本発明は、キッチン用容器用の回転取付ハンドルを提供し、前記ハンドルは、固定ベースと、把持可能第1角度ポジションからレスト第2角度ポジションへ軸(XX´)の周りに回転可能なように前記固定ベースに取り付けられる把持可能部材(5)とを備え、前記ハンドルは、係合ポジションと解放ポジションとの間で、第1経路(T25)および第2経路(T30)のそれぞれに沿って動くことができるように設計された少なくとも第1ラッチ部(25)および第2ラッチ部(30)を含む保持手段(10)が設けられ、第1に係合ポジションでは、それらは、それぞれ、第1および第2当接面(26A)に対して当接状態になり、第1および第2当接面は、回転軸(XX´)に沿って互いからある距離に、第1および該第2経路(T25、T30)のそれぞれの一方に対して横方向に配置され、第2に解放ポジションでは、前記ラッチ部(25、30)は前記第1および第2当接面(26A)を解放する。本発明は、調理容器用のハンドルに適する。

Description

本発明は、食料を準備したり調理したりするために用いられるように設計されたあらゆる種類のキッチン用容器の一般的技術分野に関し、さらに特に、把持可能ポジションと、例えば容器の格納を容易にするために使える、レストポジションとの間で変えるために適する1つまたは複数の回転取付ハンドルを備える容器に関する。
本発明は、さらに特に、キッチン用容器用の回転取付ハンドルに関し、前記ハンドルは、容器の壁部にハンドルを固定することを可能にする固定ベースと、実質的に回転軸(XX´)の周りに回転可能なように固定ベースに取り付けられる把持可能部材とを備え、該把持可能部材は、ユーザが容器を扱うことを可能にする把持可能第1角度ポジションから、該第1角度ポジションと異なるレスト第2角度ポジションへ、および、その逆向きに、かわることができ、該ハンドルは、第1角度ポジションから第2角度ポジションへの前記把持可能部材の動きに抵抗するのに適する保持手段が設けられる。
本発明は、本発明の回転取付ハンドルを備えたキッチン用容器にも関する。
キッチン用容器、特に皿、シチュー鍋、深いフライパン、または、圧力鍋は、容器の外壁のいずれかの側に対で一般的に配置される回転取付ハンドルを備えられることができ、そのようなハンドルは、容器の径方向に実質的に一直線に延びる持ち上げポジションと、容器の全サイズを制限し、それによりそれの収容を容易にするために概ね垂直に折られたレストポジションとの間でかわるのに適する。
容器の取り扱い中のユーザの安全を保証するために、例えばハンドルのベースまたは輪状部に設けられることができる停止面に対してラチェットを形成する弾性舌状部を用いて、ハンドルが持ち上げポジションにあるときにハンドルをロックすることを可能にするロック手段は、また、提供される。
それらは一般に満足できるものであるけれども、しかしながら、回転取付ハンドルにはある種の欠点があり得る。
特に、ある種既知のロック手段は、容器の取り扱い中、ユーザによって不用意にロックされないという危険性を欠点として持ち得、そのようにロックされないことは、前記ユーザの安全に必然的に好ましくない。
時々、ハンドルおよびロック機構の構成要素のある程度の脆弱さまたは過度の複雑さは、故障をもたらし、それはロックを妨げ、あるいは、ロックの信頼性を脅かす可能性がある。
既知のロック手段は、特に、残飯、水、調理排出、洗浄剤、あるいは、まさに衝撃にさらされることによって、時々動きが悪くなり得、あるいは、容器の通常の使用で損傷し得、それらはロック手段の操作またはその信頼性を脅かし得る。
もう一つのケースでは、そのような出来事は、修理されない限り、時々、容器を使用不可にし、新しい容器の価格に対して高価であり得る。
加えて、ある種の既知のハンドルのロック機構は、相対的に大きく、姿形が悪いことがある。
最後に、ある種の既知のロック手段の仕組みは、時々使い難く、ユーザがそれらを操作することを危険にすらし、例えば手の指または手のひらを挟んで締め付けるという危険にユーザをさらす。
それ故、本発明に付与される目的は、上記欠点を改善することであり、さらなる信頼性および寿命を与える、キッチン用容器用の新奇な回転取付ハンドルを提案することである。
本発明の別の目的は、シンプルでコンパクトな設計である、特にシンプルで、製造、組み立てあるいは修理に費用のかからない、新奇な回転取付ハンドルを提案することである。
本発明の別の目的は、特にシンプルで直感的に理解でき、操作に安全である、新奇な回転取付ハンドルを提案することにある。
本発明の別の目的は、高品質の仕上がりおよび品のよい外観を有する新奇な回転取付ハンドルを提案することにある。
本発明の別の目的は、強化された、安定性のある、かつ、バランスのとれたロックを使用中ポジションにおいて有する新奇な回転取付ハンドルを提案することにある。
本発明の別の目的は、しっかりとして、信頼性があり、かつコンパクトで、並びに、より容易であり、特に直感的に理解でき、使用、取り扱い、特に収容するのに安全である、新奇なキッチン用容器を提案することにある。
本発明の目的は、キッチン用容器用の回転取付ハンドルによって成し遂げられ、前記ハンドルは、容器の壁部に前記ハンドルをしっかり固定することを可能にする固定ベースと、実質的に回転軸(XX´)の周りに回転可能なように前記固定ベースに取り付けられる把持可能部材とを備え、該把持可能部材は、ユーザが容器を扱うことを可能にする把持可能第1角度ポジションから、該第1角度ポジションと異なるレスト第2角度ポジションへ、および、その逆向きに、かわることができ、前記ハンドルは、第1角度ポジションから第2角度ポジションへの前記把持可能部材の動きに対抗するのに適する保持手段が設けられ、前記ハンドルは、保持手段が少なくとも第1ラッチ部および第2ラッチ部であってそれらが係合ポジションと解放ポジションとの間で第1経路および第2経路のそれぞれに沿って動くことができるように設計された少なくとも第1ラッチ部および第2ラッチ部を含むことで特徴付けられ、最初にその係合ポジションでは、把持可能部材の動きに対抗するために、前記第1および第2ラッチ部はそれぞれ第1当接面および第2当接面に対して当接状態になり、前記第1および第2当接面の一方または両方は第1および第2経路のそれぞれの一方に対して実質的に横方向に配置され、前記第1および第2当接面は、回転軸(XX´)に沿って互いからある距離に配置され、第2にその解放ポジションでは、把持可能部材が動くことを可能にするために前記ラッチ部は前記第1および第2当接面を解放する。
本発明の目的は、本発明の回転取付ハンドルを備えたキッチン用容器によっても成し遂げられる。
本発明の他の目的、特徴、および、利点は、非限定の説明のつもりで単に与えられる、以下の説明を読むことで、かつ、添付図面によって、より詳細に分かる。
本発明の第1改良型実施形態に対応する2つのハンドルが設けられたキッチン用容器の平面図であり、一方は把持可能ポジションに持ち上げられ、他方はレストポジションに折り曲げられている。 図1に示されるキッチン用容器の断面での断片的な側面図である。 図1および2の改良型実施形態に相当する回転取付ハンドルの第1改良型実施形態がどのようにキッチン用容器に組みつけられるかを示す、部分斜視図であり、分解図である。 図1および2の改良型実施形態に相当する回転取付ハンドルの第1改良型実施形態がどのようにキッチン用容器に組みつけられるかを示す、部分斜視図であり、組立図である。 把持可能ポジションにある、本発明のハンドルの第2改良型実施形態を示す斜視図である。 把持可能ポジションにある、本発明のハンドルの第2改良型実施形態を示す側部断面図である。 レストポジションに折り曲げられている、本発明の回転取付ハンドルの第3改良型実施形態を示す斜視図である。 図7のハンドルの保持手段を形成するダブルラッチ部機構の一部を示す、内部が見えるようにした斜視図であり、そのハンドルは把持可能ポジションにある。 図7および図8に示される第3改良型実施形態に相当する2つの回転取付ハンドルが設けられたキッチン用容器の断面での断片的な側面図であり、左側のハンドルは把持可能ポジションにあり、右側のハンドルはレストポジションにある。 図9に示されるキッチン用容器の上からの断面図である。 本発明のハンドルの、自動式のロック/解放を有する、第4改良型実施形態の、前記ハンドルがレストポジションにあるときの、斜視図である。 図11に示されるハンドルがどのようにキッチン用容器に組みつけられるのかを示す分解斜視図である。 ハンドルが把持可能ポジションに近づいているときの、図12の要素を示す、内部が見えるようにした斜視図である。
本発明は、キッチン用容器2の回転取付ハンドル1に関し、そのハンドルは、皿、深いフライパン、ソースパン、煮出し汁鍋、シチュー鍋、圧力鍋などのような、料理の用意、提供または調理用に設計される様々なタイプの容器に自由に適合するのに当然ながら好適である。
この目的のために、ハンドル1は、容器の壁部4にそれを固定することを可能にする固定ベース3を含む。
好ましくは、ベース3は、壁部4にドリルで穴を開けるまたは壁部4を通過することを必要とせずに、容器2にハンドル1を固定することを可能にする。
この目的のために、前記ベース3が壁部4と一体的に形成されたり、あるいは、そこに取り外し不可能に固定されることが可能であるけれども、前記ベース3は、好ましくは、有利に壁部4に取り外し可能に取り付けられ、壁部4に組み合わせられる分離パーツである。
この目的のために、前記壁部4に対して前記ベース3を押し付けるように、例えば、壁部から突き出て例えばそこに溶接されることによって、好ましくはそこに取り付けられるネジ山付きブラケット8に係合状態になる固定ねじ7を用いることが可能である。
以下の説明において、ベース3が固定基準座標系を形成することが好ましくは考えられる。
容器2はもちろん任意の形状であり得、特に、壁部4が、好ましくは垂直方向(ZZ´)に相当して以下の説明における方向と同様にとられることができる、生成軸の周りの閉鎖輪郭Cを囲むように延在することができ、それにより実質的に円柱を形成し、それにおいてベースは、容器の底部を定め、例えば実質的に円形、楕円形、多角形などであり得る。
加えて、ハンドルは、もちろん決して限定されない形状を有する把持可能部材5を含む。ただし、ハンドルが容器2を扱うことを目的としてつかまれることを前記部材は可能にする。
したがって、前記把持可能部材5は、特に、棒形状部材によって形成され得、この棒形状部材は、細長く、実質的に直線的で、さもなければ湾曲状であり得る。
好ましくは、図に示されるように、前記把持可能部材5は、好ましくは膨らみを有する輪状部6によって形成され、その端部6A、6Bで、例えば実質的に円筒状の膨らみを有し、前記輪状部は、有利に、前記端部6A、6Bの各々を介してベース3に接続され、故に、前記ベースと一緒に、それは、実質的に閉鎖輪郭、例えば環状のあるいは楕円形の閉鎖輪郭を定める。
本発明によれば、把持可能部材5は、図1、2、9、10の左側に示されるのみならず、図4、5、6にも示されるような、ユーザが容器2を扱うことを可能にする、把持可能第1角度ポジションから、特に図1、2、9、10の右側に示されるのみならず、図7、11にも示されるような、前記把持可能第1角度ポジションと異なるレスト第2角度ポジションへ、そして、その逆へ、実質的に回転軸(XX´)周りに回転可能に前記固定ベース3に取り付けられる。
もちろん、この軸回転は有利に可逆的であり、ハンドル1がユーザによってこの目的のために適切に動かされるとき、前記把持可能部材5は、反対に、第2角度ポジションから第1角度ポジションへ動くのに適する。
もちろん、本発明は、回転の特定の方向に決して限定されず、また、特定の第1および第2角度ポジションに決して限定されない。
しかし、把持可能第1角度ポジションは、好ましくは、把持可能部材5、さらに特に輪状部6が容器の生成軸に対して径方向に実質的に延在するポジションに好ましくは相当し、レスト第2ポジションは非径方向のポジションに実質的に相当する。
この目的のために、(図示しない)改良型実施形態において、把持可能部材の経路が水平面に実質的に含まれ、前記把持可能部材は壁部に対して実質的に直角でかつ垂直方向に実質的に平行に突き出る第1ポジションから、把持可能部材5が壁部4の輪郭Cに対して実質的に接線方向に折り畳まれる構成に相当する第2角度ポジションへ動くことができるように、回転は、垂直方向の軸(XX´)周りで実質的に生じることが可能である。
しかし、好ましくは、前記回転は、輪郭Cに対して好ましくは実質的に接線方向である実質的に水平な軸(XX´)の周りに生じ、把持可能部材5がそれのレスト角度ポジションに位置づけられているとき、それが壁部4に沿って実質的に垂直に垂れ下がり、第1角度ポジションは、好ましくは、輪状部6がベースからそれの遊離部分に向けて、実質的に水平面に沿ってあるいは、例えば、水平面の下−10°から該水平面の上+20°、+30°までの範囲に実質的にある方向にあるわずかな上昇面に沿って、延在するポジションに相当する。
有利に、両方のケースにおいて、第1角度ポジションから第2角度ポジションへ動くことは、特に食器洗い機に入れたりしまい込んだりするために、ハンドル1の全サイズを、よりおおまかには容器2の全サイズを減らすことを可能にする。
本発明によれば、ハンドル1は、把持可能第1角度ポジションから特にレスト第2角度ポジションに向けての前記把持可能部材5の回転に抵抗するのに適する保持手段10も提供される。
有利に、前記保持手段10は、把持可能部材5が不用意に回転したりタイミング悪くそれのレストポジションに向けて回転したりすることを妨げ、よって、容器が容易にかつ安全につかまれて扱われることを可能にする。
好ましくは、保持手段10は、把持可能部材5をそれの第1角度ポジションに実質的に維持するように設計され、あるいは、前記第1角度ポジションから前記第2角度ポジションに向けて動く動き方向に少なくとも対して、第1角度ポジションにベース3に対して前記把持可能部材5をロックすることを可能にする非リターン手段をいかにも形成するように設計される。
好ましくは、前記保持手段は、少なくとも1つのアクティブ部11、12を有し、それらを介して、それらは、把持可能部材5に、第1角度ポジションから第2角度ポジションへ動くそれに対抗するために、作用することができる。
有利に、ハンドル1は、前記把持可能部材5が前記第1角度ポジションにあるとき、反対方向の動き、すなわち第2角度ポジションから第1角度ポジションに向けた動きから、把持可能部材5を止める障害物を形成する停止当接部13も備えられることができる。
換言すれば、前記把持可能部材がそれの把持可能ポジションに達するまで上げられるとき、前記停止当接部13は、有利に、前記把持可能部材5の動きを妨げ、ブロックすることを可能にする。
もちろん、この目的のために、把持可能部材5が容器の壁部4または(図示しない)容器の蓋に対して当接状態になることを可能にする任意のカムまたは突起システムを用いることが可能である。
しかし、図に示されるように、前記停止当接部13は、好ましくは、ベース3に設けられる肩部13Aによって形成され、それに対して、輪状部6の対応する端部の突出要素13Bが当接状態になる。
好ましくは、把持可能部材5は、前記把持可能部材5が第1角度ポジションから第2角度ポジションへ回転することを可能にする少なくとも1つの継手軸部21、22を用いて、ベース3によって支えられる。
したがって、前記把持可能部材5は、好ましくは、ベース3に、その他につなぎ留め式ピボットリンクを介して取り付けられ、前記少なくとも1つの継手軸部21、22は対応するピボット軸、特に対応する回転軸(XX´)を具体化する。
もちろん、前記継手軸部21は決して限定されず、特に図示されない改良型実施形態において、前記第1継手軸部が、前記ベースの側縁部に円筒形ベアリング面を形成するように、ベース3に固定され、あるいは、それと共に実に一体的に形成されることが可能であり、一方、輪状部6の端部6A、6Bは前記ベアリング面上に自由に回転するようにかみ合うのに適するブッシュのような雌型ベアリングを有する。
しかし、特に好ましくは、特に輪状部6を製造し、それをベース3に取り付けるための操作を簡易化するために、図に示されるように、継手軸部21、22は、把持可能手段5に固定され、特に好ましくはそれと共に一体的に形成され、したがって把持可能手段5はピボットリンクの雄型部材を有する。
したがって、輪状部6は、好ましくは、継手軸部21、22を形成するのに役立つ突出部が、または、任意で、例えば内部係合による、継手軸部を受け入れるように設計されたソケットが、その端部6A、6Bの各々に、設けられることができる。
そして、有利に、継手軸部21、22は、ベース3に設けられた好ましくは滑らかなベアリング27に係合され、ガイドされることができる。
したがって、考慮される実施形態に関係なく、ハンドル1は、実質的に一直線上に、かつ、ベースのいずれかの側に好ましくは配置される少なくとも2つの継手軸部21、22を含むことができる。
本発明の重要な特徴によれば、保持手段は少なくとも第1ラッチ部25および第2ラッチ部30を含み、それらは係合ポジションと解放ポジションとの間で第1経路T25に沿っておよび第2経路T30に沿ってそれぞれ動くことができるように設計され、始めにその係合ポジションでは、把持可能部材の動きに対抗するために、前記第1および第2ラッチ部は第1当接面26Aに対しておよび第2当接面31Aに対してそれぞれ当接状態になり、前記第1および第2当接面の一方または両方は第1および第2経路T25、T30のそれぞれの一方に対して実質的に横に配置され、前記第1および第2当接面は回転軸(XX´)に沿って互いからある距離に配置され、次にその解放ポジションでは把持可能部材5が動くことを可能にするために前記ラッチ部25、30は前記第1および第2当接面26A、31Aを解放する。
したがって、有利に、保持部材10は、それぞれベースと関係付けられおよび把持可能部材と関係付けられる連続面間の接触によって、すなわち、ラッチ部の側壁および前記ラッチ部が当接状態になる当接面の間の接触によって、ロックを成し遂げることを可能にする。
それぞれのラッチ部に対して少なくとも一部分横に延在する当接面を提供することは、ラッチ部が前記当接面に沿って係合するとき、いわば、前記当接面を「受けて」スライドするとき、ラッチ部に、その経路に直角でなく、それ故に前記ラッチ部の係合/解放経路に実質的に横である少なくとも1つの成分を有する保持力を前記ラッチ部に対して及ぼすのに適する、すなわち、少なくとも前記経路に対して実質的に横である方向におけるラッチ部動きに対して横の障害物を形成するのに適する、当接リッジを提供することを可能にする。したがって、有利に、特に安定性があり安全なロックを得ることが可能である。
この目的のために、当接面26A、31Aは好ましくはある面に実質的に延在し、図1から図10に示される第1、第2および第3改良型実施形態に適用されるように対応するラッチ部25、30の経路T25、T30に実質的に平行であるか、図11から図13に示される第4改良型実施形態に適用されるように、対応するラッチ部の経路に対して、前記経路に沿って、前記経路に実質的に交わるように、好ましくは解放ポジションから係合ポジションに向けて動く動きの同じ方向に集中するように、確かに傾けられることができる。
加えて、当接面26A、31Aの分布、より特に互い違いの配置は、それ故、前記ラッチ部が係合ポジションにおいてそれら自体を少なくとも見つけるときの、回転軸(XX´)に沿う異なる横座標ポイントでの前記当接面26A、31Aとそれぞれの第1および第2ラッチ部25、30のアクティブ部11、12との間の協働ゾーンの配置は、有利に、互いに別個であって互いから相隔たる複数の協働ゾーンを作り出すことによって、「マルチポイント」ロックを得ることを可能にする。
したがって、ロックをより良く分布させ、かつ、より良くロックのバランスをとることが可能であり、加えて、楔割れのある程度の危険性やハンドルの異常停止を抑えることが可能である。
加えて、保持手段の過剰、さらに特にラッチ形成ラッチ部25、30の過剰は、特に、ラッチ部および当接面を備える各対、すなわち、各協働ゾーンが単独で適切なロックを成し遂げるのに十分であるのに適する場合、ロックの信頼性を改善する。
加えて、好ましくは、保持手段10は、自動式の非リターン手段を形成し、把持可能部材5がそれの第1角度ポジションの十分近くに至らされあるいは第1角度ポジションに十分達したとき、第1および/または第2ラッチ部25、30は係合ポジションへ自発的に動くように配置されている。
この目的のために、好ましくは、第1および/または第2ラッチ部は、つる巻きバネのような弾性部材63によって直接的にまたは間接的にそれの係合ポジションへ駆動される。
好ましくは、図に示される全ての改良型に適用されるように、前記弾性部材63は2つのラッチ部に共通である。
特に好ましくは、図8から図10および図11から図13に対応する第3および第4改良型に特に適用するように、共通の弾性部材63は、第1ラッチ部と第2ラッチ部との間に、互いに対して反対に別々にそれらが動くように、この例では直接的に置かれる。
加えて、継手軸部21、22は、好ましくは、動くラッチ部25の全てまたはある程度の部分を受けるように設計された少なくとも第1当接凹部26が設けられる。
もちろん、ラッチ部25および当接凹部26の配置は、任意の特定の改良型実施形態に決して限定されない。
したがって、(図示しない)改良型実施形態において、継手軸部21、22に設けられた当接凹部26が、第1ラッチ部25全体を含み、ラッチ部25の全てまたはある程度の部分によって連続的に占められるように設計されることが可能である。そして、その凹部は、前記当接凹部26から外側に展開する方向において、さらに特に径方向外側方向において直接的にまたは間接的に前記ラッチ部にプレストレスを与える前記ラッチ部を進ませる弾性部材63を受け入れることができ、それは前記継手軸部に突出する前記ラッチ部を配置するのに適する。
この改良型において、ベアリング27は、ベース3に固定されるかベース3と一体化されていて、少なくとも1つの当接面26Aを有する刻み目を備えることができ、そこにおいて、ラッチ部25、より特にその端部に位置されるアクティブ部11は、把持可能部材5がそれ自体把持可能ポジションにあるとき、継手軸部をベアリングに接続するブリッジを形成し、それ故にコッターピンに似ている、継手軸部とベアリングの相対回転をブロックするために、挿入されることができる。
したがって、ラッチ部25を備えた継手軸部21によって形成されるサブアセンブリは、保持手段10の雄型部材を構成することができる。
しかし、図に示される全ての改良型に対応する好ましい改良型実施形態では、第1当接凹部26は雌型部を形成し、そこの中に、ベース3に対する把持可能部材5の回転における動きに対抗するために第1ラッチ部25のアクティブ部11は貫通し、そこから前記アクティブ部11がそのような回転における動きを解放するために後退する。
換言すると、第1ラッチ部25は、好ましくは、把持可能部材5がそれの把持可能第1角度ポジションにない限り、ベース3において当初は受け入れられていて、継手軸部になく、そして、当接凹部26、当接面26Aを形成するその壁部は空である。
前記第1ラッチ部25は、前記第1当接凹部が前記第1ラッチ部25と一直線になっているとき、前記第1当接凹部26と係合するようになるように、したがって、それの動きの自由度が前記凹部を縁どる当接面26Aによって横方向で限定されるか確かに妨げられるように、有利に自発的に、ベース3の内側で、つなぎ留めおよびガイド様式で、好ましくは平行移動で動くのに適する。
もちろん、第2移動ラッチ部30は、好ましくは、実質的に同様に、第2当接凹部31と協働し、第2ラッチ部30および第2当接凹部31の特性は好ましくは第1ラッチ部および第1当接凹部の特性から必要な変更を加えて推論可能である。
本発明の意味において、把持可能部材5がベース3に対して再び自由に回転運動することを可能にするように、当接面26A、31Aを解放するために、さらに特に当接凹部26、31から前記ラッチ部のアクティブ部11、12を抜き出すために、ラッチ部25、30が後退することをもたらすことが必要である。
把持可能部材5の時ならぬ任意の動きを避けるために、保持手段10は、作動可能な制御部材15の依存下に置かれ、したがってユーザによって制御可能である。
図11から図13に対応し、以下に詳細に説明される改良型実施形態において、前記制御部材15は、独立発明を構成し得る特徴に従い、把持可能部材5それ自体によって、特定の解放操作が前記把持可能部材に行われるとき、例えば、所定の閾値よりも大きな力が、さらに特に回転方向においてのみ、すなわちこの例では下方に、前記把持可能部材5にユーザによって及ぼされるとき、第1角度ポジションから第2角度ポジションへ動くことを可能にするように、構成されることができる。
しかし、特に好ましい様式において、使用が直感的に理解でき、また最高の安全性があることの両方を確実にするために、制御部材15は第1、第2および第3改良型実施形態に適用されているように、把持可能部材5と別個である。したがって、前記部材は別個の制御部材の積極的な処置によってのみ解放されることができるので、把持可能部材5が時ならぬ解放することを防ぐことが可能である。
加えて、好ましくは、前記制御部材15は、第1および第2ラッチ部25、30に共通であり、すなわち、前記ラッチ部の各々に作用することができ、好ましくは自発的に、さらに特に、それらの係合ポジションからそれらの解放ポジションへ後退することをそれらにもたらすように、作用することができ、この特徴は図に示される全ての4つの改良型実施形態に共通である。
前記制御部材15は、特に、集中制御を提供するように、好ましくは単一の共通のプッシュボタンである、プッシュボタン16を備えることができ、前記プッシュボタンは有利にユーザにとって容易にアクセスできかつ操作できるように配置されることができる。
有利に、前記プッシュボタンは、ラッチ部を駆動するものと同じ弾性部材63によって元に付勢されることができる。
この目的のために、特に、図9および図10に示される操作指部52のような、任意の伝達または転換運動用の機構によって、前記プッシュボタンを介して間接的にラッチ部25、30を弾性部材63が駆動することが可能である。
好ましくは、回転取付ハンドル1は、実質的に対称的な配置を有することができ、さらに特に、容器の生成軸(ZZ´)を含む実質的に垂直な矢状中央平面周りに対称性を有することができ、その配置において、2つの継手軸部21、22は第1ラッチ部25および第2ラッチ部30とそれぞれ協働し、それらのラッチ部はそれぞれの継手軸部の移動能力を制御する。
好ましくは、ラッチ部25、30は、平行移動においてガイドされる1つまたは複数のスライド35、36によって運ばれ、特に、好ましくはベース3によってそして前記ベースの内部で、1つまたは複数のスライド35、36と一体的に形成される。
例により、前記スライド35、36は、径方向であることができ、特に図1から図6に示される第1および第2改良型実施形態に適用するように、対応するラッチ部25、30が径方向に動くことを可能にするように、継手軸部21、22の軸(XX´)に実質的に横であるまたは全く直角である方向における平行移動においてガイドされることができる。
逆にいえば、本発明をそれ自体で構成することができる特徴によれば、スライド35は軸方向であることができ、図7から図13に示される第3および第4改良型実施形態に適用するように、継手軸部21、22の軸(XX´)に実質的に平行であり、さらに特に軸(XX´)と同一直線上にあり、特に好ましくは前記軸(XX´)と実質的に共通の軸をもった、方向における平行移動においてガイドされることができ、そこにおいて、ラッチ部は、実質的に軸(XX´)と同一直線上にあるまたは継手軸部によって運ばれる軸タイプのロック/解放の動きに駆動される。
したがって、第1経路T25および/または第2経路T30は回転軸(XX´)と実質的に同一直線上にあることができる。
加えて、それらの全体的な方向に関係なく、第1および第2経路が実質的に平行であることが可能である。
さらに特に、第1ラッチ部および第2ラッチ部は、協働し、実質的に平行かまたは確かに共通の軸をもつ経路T25、T30に好ましくは沿って、同じ方向において実質的に動くことができる。
特に、2つのラッチ部が、図1から図6に示される第1および第2改良型実施形態に適用するように、縦一列に並んで、同じスライドによって運ばれることが可能である。
本発明をそれ自体が構成することができる特徴によれば、特に当接面のまたはラッチ部とのそれらの相互作用の構成とは無関係に、第1および第2ラッチ部25、30は、それらの解放ポジションからそれらの係合ポジションへ動くために、あるいは逆もまた同様に、互いに対して、反対の方向に、動くことができ、すなわち、特に、互いに向けて動く相対運動または逆に離れるように動く相対運動を概してもたらすことができる。
さらに特に、前記ラッチ部25、30は、図7から10および図11から13にそれぞれ示される第3および第4改良型実施形態に適用するように、実質的に平行である方向にまたは確かに一致するが反対側にある方向に動くように互いに対して反対の方向に取り付けられることができる。
例の目的で、図8を参照して、第1ラッチ部25が第1継手軸部21においてそれのロックポジションに達するまで「左の方に」動き、第2ラッチ部30が第2継手軸部22との同じ効果を成し遂げるために第1ラッチ部の動きを実質的に「鏡に映すように反映させて」、「右の方の」動きをもたらすことが観察されることができる。
さらに概して、第1および第2ラッチ部は、互いに異なる移動要素を構成することができ、任意に3つの次元で完全に離され、例に応じて、第1および第2改良型実施形態に適用するように縦一列に並ぶことができ、または第3改良型に適用するように第2ラッチ部の動きの依存の元に第1ラッチ部の動きを配置するか逆もまた同様であるように配置する共通機構を介して互いに連結されることができる動きを有する移動要素を構成することができ、あるいは、他に、最後に、互いから完全に自由で独立した移動要素を構成することができ、ラッチ部の各々は、第4改良型に適用するような他方のラッチ部の振る舞いおよび位置にかかわらず、係合ポジションおよび/または解放ポジションを自由にとるのに適する。
加えて、第1および第2経路T25、T30は、同じように、実質的に同一直線上に、実質的に平行、交差、収束または発散するであろう。
もちろん、当業者は、上記特徴を任意に自由に組み合わせることができ、例えば、同じ継手軸部内で、反対の方向にまたは星形構成に取り付けられ、前記継手軸部の外側側面から飛び出しかつ突出するように設計される、複数のラッチ部を提供することができる。
しかし、保持手段10を形成し、信頼でき安全なロックを保証する小型化努力必要品を制限するために、反対側に取り付けられるラッチ部を提供することは、好ましくは、ラッチ部が軸方向に動くように取り付けられる構成のためにとっておかれる。
好ましい特徴によれば、プッシュボタン16は、スライド35、36と実質的に一直線に並ぶように位置させられ得、さらに特に、前記スライドの移動方向に並ぶように、特に好ましくは、前記スライドと一体的に位置させられ得、故に、前記プッシュボタンは、前記スライド35が有利に直接的に動くことをもたらすように配置される。
好ましくは、第1および第2改良型実施形態に適用するように、それ自体が本発明を構成することができる特徴によれば、継手軸部21、22は凹ハブ40を有し、そこにおいて第1ラッチ部25および第2ラッチ部30のそれぞれの少なくともアクティブ部11は、継手軸部21、22が前記ラッチ部25、30のアクティブ部11周りに回転して動くことを可能にするために後退することができる。
有利に、ハブ40は、ラッチ部25、30の少なくともアクティブ部11、12を、または、前記ラッチ部の全部ではないが実に大部分を収容するのに十分な大きな空間を占めるセットバックを提供し、それにより、始めに、把持可能部材5が回転して動くことを可能にする解放構成に保持手段10があるとき、それが前記ハブの中に納まることを可能にし、そして、前記把持可能部材5を所定の位置にロックすることが必要であるときそれが展開することを可能にする。
したがって、それ自体が本発明を構成することができる特徴によれば、継手軸部21、22は好ましくは解放凹部70が備えられ、その中に、第1ラッチ25は引っ込むことができ、ロックポジションから解放ポジションへ動くために、前記解放凹部70の内側に向けての少なくとも部分的な移動をもたらす。
好ましくは、図2に示されるように、前記ラッチ部が後退ポジションにあるとき、前記ラッチ部周りの前記ハブの回転の動きに対して障害物を形成することなしに、前記ハブ40内に位置するようになるように、第1ラッチ部25の縁部、特に鋭い縁部は斜角をつけられ、または、丸くされる。
示されない改良型において、後退運動は実質的に軸方向であり得、ハブ40は管状スリーブを実質的に形成し、その内側で、ラッチ部は実質的に軸方向のかつ前記スリーブと同軸である動きにおいて後退することができる。
しかし、前記後退運動は、好ましくは、少なくとも1つの径方向成分を含み、または、実に基本的に径方向であり、すなわち、継手軸部の回転軸(XX´)に実質的に横であり、したがって、継手軸部の周囲からその中心に向けてラッチ部が動く径方向内側の動きに実質的に相当する。
好ましくは、図2、3および6に示されるように、凹ハブ40は、実質的に管状スリーブを形成するリム41によって縁どられている。
有利に、この配置は、実質的に円筒形止まりキャビティを有する凹ハブ40を形成するように、継手軸部21、22にその端部から始めて軸方向に穴をあけることによって得られることができる。
好ましくは、第1当接凹部26は、リム41の厚さにおいて設けられる。
前記当接凹部26がリム41の内面から設けられた単一ブラインド刻み目によって形成されることができるけれども、前記当接凹部26は、好ましくは、貫通凹部であり、すなわち、前記リムの厚さ方向において、径方向において、一方の側部から他方へリム41を貫通する。
この目的のために、前記当接凹部26は、好ましくは、長手方向溝42によって形成される。
加えて、ハブ40は、好ましくは、継手軸部21の端部で開き、そして、長手方向溝42は、好ましくは、前記継手軸部の回転軸(XX´)に実質的に平行な方向において、前記継手軸部21の端部でリム41を割る。
この好ましい配置において、それ自体で本発明を構成することができる特徴によれば、リム41の縁部面43は、当接凹部26の壁部を形成し、それ故、当接面26Aはすきまテークアップランプ部44を与える。
もちろん、前記ランプ部44の角度ポジションは、ラッチ部25の運動方向に応じて定められ、故に、前記ラッチ部のアクティブ部11が前記ランプ部44と係合してその上に進み、一方で、把持可能部材5は、楔のように、ハンドルの製造および組立てに関連する任意の寸法差を補うために、所定の位置にロックされる。
さらに特に、図2、3および6に示されるように、前記ランプ部44は、継手軸部の回転軸(XX´)に平行な面、つまり前記軸に対して横の径方向に交わる面に実質的に存在することができ、さらに特に、前記リム41の縁部面43によって形成される停止面からリムの周囲に向けて延びるようにテーパーになっているある種の先端を形成することができる。
第1および第2改良型実施形態において、第1および第2ラッチ部25、30は、同じスライド35によって運ばれ、クロスピース39によってある距離離れて互いに対して実質的に平行にかつ保持される第1および第2舌状部35A、35Bのそれぞれによって運ばれる、第1および第2隆起部によって形成されることができ、把持可能部材5は実質的に一直線上にある少なくとも第1および第2継手軸部21、22を有し、それを介してベース3に蝶番で動くように取り付けられ、前記継手軸部の各々は、第1に、第1ラッチ部25または第2ラッチ部30が解放ポジションへ後退することができる解放凹部70を形成する凹ハブ40を有し、第2に、前記ラッチ部が係合ポジションに挿入されるとき対応するラッチ部に当接面26A、31Aを提供する当接凹部26、31が設けられる厚さ方向において、前記ハブ40の縁部を縁どるリム41を有する。
したがって、第1および第2改良型実施形態に共通である特徴によれば、第1経路T25および/または第2経路T30は、回転軸(XX´)に対して、実質的に横であり、さらに特に実質的に径方向であることができる。
加えて、図1から図6に示される第1および第2改良型実施形態は有利にハンドル1を取り付けることをより容易にすることが注目に値する。
ベース3を容器2に取り付ける前、前記ベースの中へスライド35を、それを最大限にまで押すことによって、解放ポジションへ、挿入し、そして、ベース3の後に、容器の壁部4に対して当接状態になるように設計された壁部に面して、輪状部を与えることが可能であり、前記輪状部は回転させられ、すなわち、それの把持可能ポジションに対して実質的に半回転、回転される。
したがって、当接部13のセットバック13Bは、継手軸部21、22を挿入する障害物を形成せず、それらはベアリングに沿って、それらが前記ベアリングの端壁部に対して当接状態になるまで、ベースの後から前へ、スライドされることができる。
正反対にリム41を通過する事実によって、溝42は、第1ラッチ25がハブ40の中心にあるまで、ラッチ25、30が、前記リム41を通過することを可能にする。
そして、ハンドルは、その第1動作角度ポジションと第2動作角度ポジションのいずれか一方にそれをもたらすために、(図3および図4の時計回りに)約半回転、回転することが可能である。
本発明をそれ自体で構成することができる特徴によれば、ハンドルは、第3ラッチ部25´および第4ラッチ部30´を含むことができ、それらラッチ部は、同じ継手軸部21に位置づけられている、さらに特に同じリム41に位置づけられている、2つの別個の、特にまさに反対側の当接凹部26、26´、31、31´においてロックをもたらすように、第1ラッチ部25および第2ラッチ部30のそれぞれと同時に行動することができるように配置される。
さらに特に、図2および図3に示されるように、同じスライド35は、さらに特に同じ第1舌状部35Aは、継手軸部21、22の端部に、そこからある距離に、実質的に配置されることができ、または、それの軸(XX´)に実質的に横の方向において、前記継手軸部に接触することができ、前記スライドは、継手軸部21の軸(XX´)に実質的に平行な方向において互いから離間されて、前記スライドから横に突出する第1および第2隆起部によってそれぞれ形成される第1および第3ラッチ部25、25´を保持し、リム41は、まさに反対側にある第1および第2当接凹部26、26´を形成するように一方の側から他方へ割れ、故に、スライド移動は第1および第3ラッチ部25、25´に、それぞれ、第1および第3当接凹部26、26´で同時に係合することを、あるいは、それら当接凹部から同時に解放することを、もたらす。
有利に、第1隆起部の寸法は、それが凹ハブ40内に位置することができるようであり、継手軸部は前記第1ラッチ部に実質的にフィットすることになる。スライドの面上の第1および第2隆起部間に設けられるスペースは、把持可能部材5が自由に回転運動することを可能にするためにラッチ部25、25´が引っ込められたとき、第1ラッチ部25を囲むリム41が、前記隆起部間で自由に回転運動することを可能にする。
有利に、そのような配置は、継手軸部21、22の、したがって把持可能部材5の回転軸のいずれかの側のロックポイントの数を増やすことを可能にし、それにより、失敗の危険性をかなり制限することによって、完全な組立体にすばらしい頑健さおよびすばらしい信頼性を与える。
加えて、当接部の過剰は、それらがそれらの把持可能第1角度ポジションにあるとき、把持可能手段5の非常に優れた安定性を保証する。
好ましくは、ハンドルが実質的に対称である配置を有するとき、上記ダブルラッチ部構造は、図4または図5の左に位置づけられる第1継手軸部21に両者ともに実質的に全く同じに面して、存在し、同じ図における矢状中央平面の右に位置づけられる第2継手軸部22でも同様である。
もちろん、第2および第4ラッチ部30、30´の特徴、および、第2および第4当接凹部31、31´の特徴は、必要な変更を加えて、推論されることができる。
したがって、特に安定性のあり、バランスのとれた4つのラッチ部を有するロック機構を得ることが可能である。
有利に、図3において明瞭に目に見えるように、スライド35は、2つの舌状部35A、35Bを有することができ、それらの各々は、継手軸部のそれぞれの一方と協働するそれぞれ対のラッチ部25、25´、30、30´を保持し、それらはベース3に設けられたレール37に対してスライドすることによってガイドされ、それらに固定され、または、それらと一体化され、前記舌状部35A、35Bは桁部を有するU形状引出スライド38の2つの側枝部を形成し、クロスピース39はプッシュボタン16を有利に支持することができるスペーサを形成する。
好ましくは、プッシュボタン16およびクロスピース39は、有利に、2つの継手軸部21、22の実質的に間の、ベース3の中央ポジションを占め、有利に、前記ベースの前面に切り取られた、実質的に相補的な形状の窓を通して、流れるようにまたは堂々として、ボタン16が現れることが可能である。
有利に、そのような配置は、安定して滑らかに操作されることができることを保証する前記プッシュボタン16用のガイドをもたらし、加えて、ベースの前方幅の大部分に亘って延在することができると共に前記プッシュボタンをより容易に使用するようにする大きなプレス領域をユーザに提供する。
特に有利に、ハンドル1に与えられる人間工学により、さらに特にプッシュボタン16に与えられる配置により、上記機構は、図1から図4に示される第1改良型実施形態に適用するように、実質的に径方向かつ水平方向である方向に提供されることができ、または、逆に、図5および図6に示される第2改良型実施形態に適用するように、実質的に垂直である方向に提供されることができる。
図7から図10に示される第3改良型実施形態において、第1ラッチ部25および第2ラッチ部30は、有利に、好ましくは実質的に長方形ブロック形状に形付けられ、互いに対してスライド可能なように面当接状態に重ね合わせられ、好ましくは向かい合った状態に取り付けられる、ブレード50によって形成されることができる。
したがって、前記ブレード50の端部は、第1および第2ラッチ部25、30のアクティブ部11、12を形成し、有利に対応する継手軸部21、22の端部で開く溝によって形成されることができる当接凹部26、31の中に挿入されるようになることができ、すなわち、当接面26A、31Aに対して当接状態になることができ、当接面26A、31Aはそれらの経路T25、T30に平行な面に、この例では軸(XX´)に平行である面に実質的に延在する。
(図示しない)特定の実施形態では、各継手軸部は、交差方向において2つの当接凹部を備えることができ、例えば、把持可能部材5をそれの把持可能第1角度ポジションとそれのレスト第2角度ポジションとの両方において所定の位置にロックすることをラッチ部25、30に可能にする実質的に十字形状の刻み目を全般的に形成することができる。
好ましくは、本発明をそれ自体が構成することができる特徴によれば、対応する制御部材15は、単一で共通のプッシュボタン16を備え、プッシュボタン16は前記ラッチ部のいずれかまたは両方の運動方向に横の方向に、すなわち、第1経路T25および/または第2経路T30に実質的に横の方向に実質的に動き、前記第1および第2ラッチ部に反対の方向に同時に動くことをもたらす。
さらに特に、前記プッシュボタンは、好ましくは、容器2に対してかつ継手軸部21、22の軸に対して実質的に径方向である経路をたどり、ラッチ部は継手軸部21、22の前記軸(XX´)に実質的に平行であるかそれと確かにぴったり一致する方向において動く。
好ましくは、各ブレード50は、プッシュボタン16に固定されたまたはプッシュボタン16に一体化された操作指部52が、ラッチ部25、30のアクティブ部11、12を引っ込める傾向にある平行移動における動きにプッシュボタン16の押し込みを変えることを可能にし、また、ラッチ部25、30のアクティブ部11、12を展開する傾向にある平行移動にプッシュボタンの戻りを変えることを可能にするダブルランプ部を形成する、傾斜する実質的に直線的な溝51が備えられる。
加えて、各ブレード50は、動きの振幅を制限する働きをする後退当接部54が備えられることができ、反対側のラッチ部25、30はユーザがそれらを引っ込めるとき、互いに向けて動く。
加えて、本発明をそれ自体で構成することができる特徴によれば、すなわち、特に、図11から図13に示される第4改良型に提供される特徴によれば、所定の閾値よりも大きな力Fが前記把持可能部材5に及ぼされるとき、当接凹部26、31は、把持可能部材5自体によって、好ましくは直接的に制御されると共に第1角度ポジションから第2角度ポジションへ動くことを可能にするように対応するラッチ部25、30を押し返すことを可能にする、リロードランプ部60を有することができる。
好ましくは、このリロードランプ部60は、図16および図17に見られることができるように、継手軸部21、22の周囲にV形状のノッチを形成する当接凹部26、31によって形成される。
さらに特に、当接凹部26、31の壁部を形成する第1当接面26Aおよび/または第2当接面31Aは、前記リロードランプ部60を形成するように、それぞれ、第1ラッチ部25および第2ラッチ部30の経路T25、T30に対して傾けられることができる。
有利に、そのような構成特徴は、ハンドルの自動式ロックを得ることを可能にし、そのロックは、それにもかかわらず、把持可能部材5とは別個である制御部材を作動することを必要とすることなしに、可逆であり、それにより、ハンドル1のデザインおよびその使用をさらに単純化する。
加えて、そのような統合リロードシステムは、有利に、輪状部6が把持可能ポジションにあるとき、それが衝撃を受け、そのような衝撃が前記輪状部を単に回転することによって吸収されるので、ハンドル破壊の危険性を、さらに特に保持手段10を形成する機構の破壊の危険性を限定することを可能にする。
最後に、本発明をそれ自体で構成するものによれば、例えば、ラッチ部の一方の任意の故障が他方のラッチ部の適切な働きに影響しないように、第2ラッチ部30の動きから独立した第1ラッチ部25の動きを得ること、および、前記ラッチ部の両方の働きを制御することの両方を、そのような特徴は可能にし、さらに特に、単一の共通の制御部材15によって、それらに、引っ込み、解放ポジションへ行くことをもたらし、それにより、ハンドルの使用の人間工学および簡単さを改善する、ことが注目に値する。
したがって、そのような改良型実施形態は、集中ロック制御の利便性、および、独立マルチポイントロックによって与えられる高まる安全性を組み合わせる。
加えて、ラッチ部25、30は、また、実質的に円筒形でかつ、つる巻きバネのような共通弾性プレストレス部材63の2つの端部のそれぞれの一方に反対側に有利に取り付けられるスタッド61、62によって形成されることができ、それにより、前記ピン61、62が、継手軸部の表面に対して押し付けられ、その除去に続き、さらに特に、当接凹部を形成するノッチに自動式スナップ留めを成し遂げることを可能にする。
特に有利なように、図12で目に見えるように、同様に、各継手軸部に複数のノッチを提供することが可能であり、それらのノッチは、複数の角度ポジション、特に把持可能第1角度ポジションとレスト第2角度ポジションとの両方を示すように、さらに好ましくは把持可能部材が前記角度ポジションの各々に安定してロックされることを可能にするように、互いからある程度の距離離れて分布され、前記継手軸部の周囲に窪みをつけられる。
もちろん、本発明は、上記改良型実施形態に決して限定されず、上で含まれる教示は、特に、切り離され、互いから独立して実施されるのに適し、あるいは、互いと組み合わされるのに適する。
加えて、好ましい特徴によれば、保持手段10のアクティブ部11、12、さらに特にラッチ25、30のアクティブ部11、12が、内部に、把持可能部材5が第1角度ポジションにあるのか第2角度ポジションにあるのかあるいは実に前記第1および第2角度ポジション間の任意の中間ポジションにあるのかどうかにかかわらず、依然として含まれる保護ケースを、把持可能部材5および/またはベース3は定めることが注目に値する。
有利に、図において一点鎖線で輪郭を書かれているそのような保護ケース20は、把持可能部材5の、ベース3のまたはそれらの組み合わせの外面によって占められて定められる容積内に、ハンドル周りの環境から保護されるアクティブ部11、12を保持することを可能にする。
有利に、そのような配置は、把持可能部材5の把持可能第1角度ポジションにおける保持の効力と信頼性が依拠するアクティブ部11、12の保全を維持することを可能にし、それ故、より概して、保持手段10の適切な操作を保つことを可能にする。
加えて、それは、乏しい操作または前記アクティブ部11、12あるいは保持手段10と接触状態になるときの切断または挟むことによるけがの危険性を限定することが可能であり、前記ケースの場合、これらの部材へのユーザのアクセスを制限し、または、そのようなアクセスを不可能にする。
もちろん、保護ケース20の配置は、それ故把持可能部材5つまりベース3の配置、および、それらの間で生じる連結の配置は、要求される保護の程度に応じて適合され、また、ちり、水、脂肪または食べ物の吹き付けまたは吐出、調理からの排出、および、容器2をきれいにするために用いられる洗剤などの外部要素の性質に応じて適合されることができ、その中では、分離されていない場合、全体として、アクティブ部11または保持手段10を保護することが望まれる。
特に、上記要素の1つおよび/またはその他から実質的にまたは実に全体的に封じ込められるバリアを構成する程度にまで保護ケース20を改善するために、それは壁部4とベース3との間のおよび/またはベース3とハンドル1の様々な部材との間の、特に前記ベース3に対して動くように取り付けられる部材との間の連結部での平形ガスケットまたはOリングシールなどの密閉フィットを提供することが可能である。
好ましくは、図に示されるように、アクティブ部11、さらに概して保持手段10は、把持可能部材5およびベース3によって、好ましくは前記把持可能部材のおよび前記ベースの連続する途切れない壁部によって完全に隠されて覆われ、それにより、保護効果の域を越えて、ハンドルの仕上がりおよび審美的な外見を改善する。
加えて、プッシュボタン16は好ましくは目に見え、把持可能部材5自体から切り離してユーザによって作動可能な唯一の部材を構成するので、本発明のハンドル1の使用は特に直感的に理解でき安全である。
加えて、保護ケース20は、有利に、耐熱タイプの保護を、特に容器の高温壁に対する絶縁バリアを形成するベースを得ることができ、それにより、必ずしも高耐熱性でなく、保持手段10の全てまたは幾つかのパーツの割には安くすることができる材料を用いることを可能にする、ことが注目に値する。
もちろん、本発明はキッチン容器2それ自体に関し、前記容器は、本発明の、少なくとも1つの回転取付ハンドル、好ましくは2つの回転取付ハンドルを設けられ、上記特徴の全てまたは幾つかを有する。
特に好ましくは、前記容器2は、家庭用圧力鍋タイプの、加圧下で食料を調理するための器具を構成し、その構造の完全性を損なうことなしに、特に前記壁部4によって定められる調理囲いの完全性を損なうことなしに、壁部4の外側に固定される回転取付ハンドルを有する。
本発明の容器2に関連する回転取付ハンドル1の操作は、図2に示される第1改良型実施形態および図9に示される第3改良型実施形態に好ましくは関連して以下で説明される。
最初に、容器2は、図2および図9の右側に示されるように、折り曲げられたハンドル1を与えられ、把持可能部材5はレスト第2角度ポジションを占める。
第1改良型において、第1および第2ラッチ部25、30は、それらのそれぞれの継手軸部のハブ40に含まれ、それらの各々は、リム41の2つの連続角度領域間に実質的に静止保持される。
第3改良型において、ブレード50は、軸(XX´)の法線である継手軸部の垂直面の連続ゾーンに対して当接状態になる。
したがって、ユーザが把持可能部材5をつかみ、それが方向D1におけるベース3周りの上向きの環状弧状経路を動くことをもたらすことができるように、輪状部6は、第1方向D1において、第1角度ポジションに向けて自由に軸回転することができる。
この上向きの動きは、輪状部6の端部の突出要素13Bが好ましくは把持可能第1角度ポジションに相当するポジションにおいてベース3に設けられる肩部13Aにぶつかるとき、停止当接部13によって有利に妨げられる。
この動きの間、輪状部6は、それが第1および第2当接凹部26、31を第1および第2ラッチ部25、30の動きの方向において位置が合うことを漸次もたらすように、それと共に動くその端部6A、6Bに形成される継手軸部21、22を制約する。
したがって、第1改良型において、リム41は、前記当接凹部26、31が舌状部35A、35Bおよびそれらのそれぞれのレール37と実質的に一直線上に配置されるまで、徐々に後退し、それによりラッチ部を動くことができるように解放するのに十分である通路をあける。
弾性プレストレス部材63により及ぼされる圧力の影響下で、スライド35は、ベースから径方向外側に進ませられ、クロスピース39はその後ろで舌状部を引く引張棒のように振る舞う。
したがって、ラッチ部は、それらを対でそれらのそれぞれの当接凹部にもたらす平行移動の動きに駆動される。
したがって、「全てのまたは無の」係合運動によって、特に安全である、ダブルの偶数の四重ロックを得ることが可能である。
第3改良型において、各継手軸部用の当接凹部を形成する正反対のスロットは、同時に回転運動させられることによって、前記当接凹部に、ブレードと位置が合うことをもたらし、故に、それらはそれらと強力にぴったり合い、前記ブレードはバネ63からの駆動下で離れて軸方向に動くことでその中で係合し、その上、その際、操作指部52に作用するランプ部51を介して、ベース3から前方におよび後方にプッシュボタン16を押す。
有利に、ラッチ部のアクティブ部11、12は、例えば、リム41の縁部面43に対して表面接触状態になることにより、当接凹部に入り、さらに特に当接面26A、31Aを形成する当接凹部の壁部を係合し、それにより、反対の回転方向における把持可能部材5の任意の自発的なまたは強制的な復帰運動を妨げる。
好ましくは、当接凹部にスナップ留めされるラッチ部は、ハンドルが所望ポジションに達し、ロックが操作可能であることをユーザに知らせる、可聴式ロックを生じる。
加えて、好ましくは、ロックのための動きの必要性は、プッシュボタン16のヘッドに、ベース3の外面に対して、突出するようにかつ明らかに目に見えるように外へ飛び出すことをもたらし、保持手段10が作動させられていることの視覚的な目安をユーザに与える。
加えて、第1改良型において、各スライド35は、第1ラッチ部25がすきまテークアップランプ部44と係合するまで、その運動を続け、それにより、第1ラッチ部25と停止当接部13の両方に対してそれを押すように、実質的にぴったり合うように、第1方向D1における把持可能部材5の回転をわずかに強めることを可能にし、それにより、把持可能部材5を、第1方向D1または反対の第2方向D2の何らかにそれが動くことを妨げるようにロックする。
そして、ハンドル1は、図2および図9の左側に特に示されるその直立構成にいつの間にかロックされ、その構成は、何ら危険性なしに容器2がつかまれて扱われることを可能にする。
一旦容器2が用いられおよび/またはきれいにされると、例えば、それが食器洗い機に置かれることをより容易にするかまたはそれがしまわれることをより容易にするように、ユーザはハンドル1を折り曲げることができる。
この目的のために、ユーザは、弾性プレストレス部材63に対抗してプッシュボタン16を押し下げ、それにより、ラッチ部25、30に、それらの当接凹部26、31から、それらがそれらのそれぞれの当接面26A、31Aから横に遠くにそれらを過ぎることができるように十分離れるまで、漸次それらを引き出すことによって後退することをもたらす。
一旦、ラッチ部25、30が、それらのそれぞれの当接凹部から解放されると、さらに特に、一旦第1ラッチ部25がハブ40の中に引っ込められると、第2方向D2における、リム41の、それ故に継手軸部21の回転の運動に反対する障害物はもはやなく、故に、ユーザは、第1経路の実質的に反対である経路に沿って、ベース3周りに下向きにそれを回転運動させることにより把持可能部材25を折り畳んでしまうことができる。
したがって、本発明のハンドルは、任意のタイプのキッチン用容器2に素晴らしい人間工学を与えることを可能にし、一方、また、前記容器が安全かつ確実に扱われることができることを保証する。
加えて、そのようなハンドルは、特に直感的に理解でき、再現可能で、かつ、耐久力のある、素晴らしいレベルの仕上がりおよび操作を提供する。
加えて、本発明の保護ケース20により与えられる保護は、外部攻撃から、保持手段10の機構を、さらに一般的には全体としてハンドル1の機構を保護するのみならず、保持手段10の動く部分から、ユーザを、さらに特にユーザの指を保護することをも可能にする。
加えて、そのようなハンドルにおける相対的に簡単な形状の少ない数の機械的部品は、製造コストおよび時間並びに組立てコストおよび時間を極めて減らすことを可能にする。
本発明は、調理用容器の設計および製造に、産業上、適用できる。

Claims (15)

  1. キッチン用容器(2)用の回転取付ハンドル(1)であって、
    容器(2)の壁部に前記ハンドルを固定することを可能にする固定ベース(3)と、
    ユーザが該容器を扱うことを可能にする把持可能第1角度ポジションから、該第1角度ポジションと異なるレスト第2角度ポジションへ、および、その逆向きに、実質的に回転軸(XX´)の周りに回転可能なように前記固定ベースに取り付けられる把持可能部材(5)と
    を備え、
    前記ハンドルは、該第1角度ポジションから該第2角度ポジションへの前記把持可能部材の動きに対抗するのに適する保持手段が設けられ、
    前記ハンドル(1)は、保持手段が少なくとも第1ラッチ部(25)および第2ラッチ部(3)であって係合ポジションと解放ポジションとの間で第1経路(T25)および第2経路(T30)のそれぞれに沿って動くことができるように設計された少なくとも第1ラッチ部および第2ラッチ部を含むことで特徴付けられ、
    該係合ポジションでは、該把持可能部材の動きに対抗するために、前記第1および第2ラッチ部は、それぞれ、第1当接面(26A)および第2当接面(31A)に対して当接状態になり、前記第1および第2当接面の一方または両方は該第1および該第2経路(T25、T30)のそれぞれの一方に対して実質的に横方向に配置され、
    前記第1および第2当接面は、該回転軸(XX´)に沿って互いからある距離に配置され、
    該解放ポジションでは、該把持可能部材が動くことを可能にするために前記ラッチ部(25、30)は前記第1および第2当接面(26A、31A)を解放する、
    回転取付ハンドル。
  2. 前記第1ラッチ部(25)および前記第2ラッチ部(30)は、それらの解放ポジションからそれらの係合ポジションへ動くために、あるいは逆もまた同様に、互いに対して、反対の方向に、動く、ことを特徴とする請求項1に記載の回転取付ハンドル。
  3. 前記第1経路および前記第2経路(T25、T30)は、実質的に平行である、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転取付ハンドル。
  4. 前記第1ラッチ部(25)および前記第2ラッチ部(30)は、互いに対して反対の位置に取り付けられている、ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の回転取付ハンドル。
  5. 前記第1および第2ラッチ部(25、30)は、共通の弾性部材(63)によってそれらの係合ポジションに向けて付勢されている、ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の回転取付ハンドル。
  6. 前記共通の弾性部材(63)は、前記第1および第2ラッチ部(25、30)の間に、互いから離れて動くようにそれらを強制するように、置かれる、ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の回転取付ハンドル。
  7. 前記ラッチ部(25、30)の1つまたは複数は、前記固定ベース(3)に平行移動でガイドされる1つまたは複数のスライド(35、36)によって運ばれる、ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の回転取付ハンドル。
  8. 前記第1および第2ラッチ部(25、30)は、互いに対して、スライド可能なように面当接状態に重ね合わせられるブレード(50)によって形成される、ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の回転取付ハンドル。
  9. 前記第1経路および/または前記第2経路(T25、T30)は前記回転軸(XX´)と実質的に同一直線上にある、ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の回転取付ハンドル。
  10. 前記第1経路および/または前記第2経路(T25、T30)は前記回転軸(XX´)に対して実質的に径方向にある、ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の回転取付ハンドル。
  11. 前記第1および第2ラッチ部(25、30)は、同じスライド(35)によって運ばれ、クロスピース(39)によってある距離互いから離れて互いに対して実質的に平行にかつ保持される第1および第2舌状部(35A、35B)のそれぞれによって運ばれる、第1および第2隆起部によって形成され、
    前記把持可能部材(5)は実質的に一直線上にある少なくとも第1および第2継手軸部(21、22)を有し、それを介して前記ベース(3)に蝶番で動くように取り付けられ、前記継手軸部(21、22)の各々は、第1に、第1ラッチ部(25)または第2ラッチ部(30)が解放ポジションへ後退することができる解放凹部(70)を形成する凹ハブ(40)を有し、第2に、前記ラッチ部が係合ポジションに挿入されるとき対応するラッチ部に当接面(26A、31A)を提供する当接凹部(26、31)が設けられる厚さ方向において、前記ハブ(40)の縁部を縁どるリム(41)を有する、ことを特徴とする請求項7または10に記載の回転取付ハンドル。
  12. 前記保持手段(10)は、前記保持可能部材(5)をそれの第1角度ポジションにロックすることを可能にし、該把持可能部材(5)と別個であると共に前記第1および第2ラッチ部(25、30)に共通である、ユーザによって作動可能な制御部材(15)の依存下に置かれる、ことを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の回転取付ハンドル。
  13. 前記制御部材(15)は、前記第1経路および/または前記第2経路に対して実質的に横である方向に動くように配置されたプッシュボタン(16)を含む、ことを特徴とする請求項12に記載の回転取付ハンドル。
  14. 前記第1当接面および/または前記第2当接面(26A)は前記把持可能部材(5)によって制御されるリロードランプ部(60)を形成するように、それぞれの前記第1ラッチ部(25)または前記第2ラッチ部(30)の経路に対して傾けられ、所定の閾値よりも大きな力が前記把持可能部材に及ぼされるとき、その解放ポジションに向けて、それぞれの前記第1ラッチ部(25)または前記第2ラッチ部(30)を押すことを可能にする、ことを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の回転取付ハンドル。
  15. 請求項1から14のいずれかに記載の、少なくとも1つの回転取付ハンドル(1)を含む、ことを特徴とするキッチン用容器(2)。
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