JP2013523256A - 埋め込み型医療装置の制御式停止の方法 - Google Patents

埋め込み型医療装置の制御式停止の方法 Download PDF

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Abstract

優雅な停止回路を収容する改良された埋め込み型パルス発生器(IPG)を開示する。マグネットセンサは、緊急停止磁石の存在を検知する。マグネットセンサの出力は、信号調整回路によって調節される。信号調整回路の出力は、IPG回路への電力を遮断する電力遮断スイッチに給送される前に遅延要素によって遅延される。割り込み信号は、差し迫った停止の指標として遅延要素の前からIPGプロセッサに経路指定される。プロセッサは、遅延要素によってもたらされた遅延が経過した時に電力遮断スイッチが起動する前に、緊急停止イベントのロギング、開いているファイルの保存及び閉鎖、揮発性メモリから不揮発性メモリへのデータの保存などのような停止作動を実施する停止ルーチンを開始する。マグネットセンサ、信号調整回路、及び遅延要素は、IPGの回路の残りとは別に給電される。
【選択図】 図4

Description

〔関連出願への相互参照〕
本出願は、本明細書においてその全内容が引用により組み込まれている2010年3月26日出願の米国特許仮出願番号第61/318,198号の恩典を請求するものである。
本発明は、埋め込み型医療装置のための改良された緊急停止回路に関する。
埋め込み型刺激装置は、心不整脈を治療するペースメーカー、心細動を治療する除細動器、難聴を治療する蝸牛刺激器、視覚消失症を治療する網膜刺激器、協働四肢移動を生成する筋刺激器、慢性疼痛を治療する脊髄刺激器、移動及び精神的疾患を治療する大脳皮質及び脳深部刺激器、並びに尿失禁、睡眠時無呼吸、肩関節亜脱臼、その他を治療する他の神経刺激器のような様々な生物学的疾患の治療のために体神経及び組織に対して電気刺激を発生させて送出する装置である。以下に示す説明は、一般的に、米国特許第6,516,227号明細書に開示するような「脊髄刺激(SCS)」システムにおける本発明の使用に重点が置かれることになる。しかし、本発明は、あらゆる埋め込み型医療装置システムにおいて適用性を見出すことができる。
図1A及び図1Bに示すように、SCSシステムは、典型的には、例えば、チタンのような導電材料で形成された生体適合性装置ケース30を含む「埋め込み型パルス発生器(IPG)」100を含む。ケース30は、典型的には、IPGが機能するのに必要な回路及びバッテリ26を保持するが、IPGはまた、外部RFエネルギによりかつバッテリなしに給電することができる。IPG100は、電極106が電極アレイ110を形成するような1つ又はそれよりも多くの電極リード(2つのこのようなリード102及び104が示されている)を通じて電極106に結合される。電極106は、各電極に結合した個々の信号線112及び114も収容する可撓性本体108上に担持される。図示の実施形態では、E1−E8のラベル付きの8つの電極がリード102上にあり、E9−E16のラベル付きの8つの電極がリード104上にあるが、リード及び電極の数は、特定用途向けであり、従って、異なる可能性がある。リード102、104は、例えば、エポキシを含むことができる非導電性ヘッダ材料36において固定されたリードコネクタ38a及び38bを使用してIPG100に結合する。
図2に示すように、IPG100は、典型的には、PCB16に装着されたマイクロプロセッサ、集積回路、及びコンデンサのような様々な電子構成要素20と共に、プリント基板(PCB)16を含む電子基板アセンブリ14を含む。外部コントローラ12の間でデータを送信/受信するのに使用する遠隔測定コイル13と、外部充電器50を使用してIPGのバッテリ26を充電又は再充電するための充電コイル18とである2つのコイル(より一般的にはアンテナ)が、一般的にIPG100に存在する。遠隔測定コイル13は、典型的には、図示のようにIPG100のヘッダ36内に装着され、フェライトコア13’に巻き付けることができる。
上述のように、手持ち式プログラマー又は臨床医のプログラマーのような外部コントローラ12は、無線でIPG100にデータを送信し、これからデータを受信するのに使用される。例えば、外部コントローラ12は、プログラミングデータをIPG100に送信し、IPG100が患者に提供することになる治療を判断することができる。同様に、外部コントローラ12は、IPGのステータスに関して報告される様々なデータのようなIPG100からのデータの受信機として作用することができる。IPG100のような外部コントローラ12はまた、PCB70を収容し、その上に電子構成要素72が、外部コントローラ12の作動を制御するように置かれる。コンピュータ、携帯電話、又は他の手持ち式電子装置のために使用するものに類似し、かつ例えば触れることができるボタン及びディスプレイを含むユーザインタフェース74は、医師又は臨床医が外部コントローラ12を作動させることを可能にする。外部コントローラ12の間のデータの通信は、コイル(アンテナ)17によって可能である。
同じく典型的には手持ち式装置である外部充電器50は、IPG100に電力を無線で伝達するのに使用され、この電力をIPGのバッテリ26を再充電するのに使用することができる。外部充電器50からの電力の伝達は、コイル(アンテナ)17’によって可能である。ここで基本的説明目的のために、外部充電器50は、外部コントローラ12に類似する構成を有するとして描かれているが、実際には、それらは、当業者が認めるようにそれらの機能性に従って異なることになる。
外部装置12及び50とIPG100との間の無線データ遠隔測定及び電力伝達は、誘導結合及び具体的には磁気誘導結合により起こる。このような機能性を実施するために、IPG100と外部装置12及び50の両方は、対として互いに作用するコイルを有する。外部コントローラ12の場合には、コイルの関連の対は、コントローラからのコイル17及びIPG100からのコイル13を含む。外部充電器50の場合には、コイルの関連対は、充電器からのコイル17’及びIPG100からのコイル18を含む。
データが、例えば、外部コントローラ12からIPG100に送られることになる時に、コイル17は、交流電流(AC)で励起される。データを伝達するコイル17のこのような励起は、米国特許公開第2009/0024179号明細書に開示するような例えば「周波数シフトキーイング(FSK)」プロトコルを使用して行うことができる。コイル17を励起することで、次に、IPGのコイル13の電圧を誘導する磁場を生成し、これは、閉鎖ループ経路を備えた時に対応する電流信号を生成する。この電圧及び/又は電流信号は、次に、元のデータを修復するように復調することができる。データをIPG100から外部コントローラ12に送信することは、基本的に同じ方法で行われる。
電力が外部充電器50からIPG100に送信される時に、コイル17’は、この場合も同様に交流電流で励起される。このような励起は、一般的に一定の周波数のものであり、データの伝達中に使用するものよりも大きい規模のものとすることができるが、それ以外は、関係する基礎物理特性は類似している。
IPG100はまた、充電コイル18のインピーダンスを変調することによってデータを通信して外部充電器50に戻すことができる。このインピーダンスの変化は、送信データを修復するように反映を復調する外部充電器50のコイル17’に反映される。データをIPG100から外部充電器50に送信するこの手段は、「荷重移動キーイング(LSK)」として公知であり、バッテリの容量、充電が完了して外部充電器が止まることができるか否か、及び他の関連充電変数のようなIPG100のバッテリ26の充電中の関連データを通信するのに有用である。IPG100から外部充電器へのLSK通信は、米国特許公開第2010/0179618号明細書に更に説明されている。
公知のように、データ又は電力の誘導送信は、経皮的に、すなわち、患者の組織25を通して行うことができ、特に医療埋め込み型装置システムにおいてそれを有用にする。データ又は電力の送信中に、コイル17及び13又は17’及び18は、好ましくは、同一直線軸に沿って及び互いにできるだけ近くコイルと平行である平面にある。コイル17及び13の間のこのような向きは、一般的に、それらの間の結合を改善することになるが、理想的な向きからの逸脱でも、適切に信頼できるデータ又は電力伝達をもたらすことができる。
IPG100は、ユーザ又は臨床医が緊急の場合にIPG100を停止することを可能にする回路を含むことができる。このような緊急時は、IPG100が、正常に機能せず、望ましくないほど患者を過度に刺激し、刺激を全く与えない、その他の時に現れる可能性がある。図3は、緊急停止のためにIPG100において従来使用されている回路302を示している。ユーザ又は臨床医は、患者の身体上のIPG100が位置するその位置の近くに磁石300を持ってくる。リードスイッチのようなマグネットセンサ306は、その磁場を検知することによって磁石300の存在を検出し、電気信号(電圧又は電流)を信号調整回路308に送信する。信号調整回路308は、マグネットセンサ306から受信したあらゆる浮遊及び過渡信号(例えば、リードバウンス)を抑制する。磁石300の存在を示す十分な信号が検出された状態で、信号調整回路308は、スイッチ310を開く信号を出力する。スイッチ310が開いた状態で「装置の残り(ROD)」312は、バッテリ26から切断されることになる。ROD312は、典型的には、IPG100の機能に介入する全ての回路を含むことになる。例えば、ROD312は、マイクロプロセッサ、充電回路、遠隔測定回路、刺激回路、揮発性及び不揮発性メモリ、その他を含むことができる。バッテリから切断される時に、それらの回路は、機能を止めることになる。
米国特許第6,516,227号明細書 米国特許公開第2009/0024179号明細書 米国特許公開第2010/0179618号明細書 米国特許公開第2010/0125316号明細書
緊急停止の目的は、IPG100によって受け入れられているあらゆる刺激を直ちに休止することであるとすることができるが、図3に示すような突然の停止は、ある一定の欠点を有する可能性がある。例えば、揮発性メモリ(例えば、RAM)に記憶されたあらゆるデータは、失われることになり、そのデータは、電流刺激プログラムパラメータを含むことができる。電流刺激パラメータが不揮発性メモリに(例えば、刺激パラメータファイルの中に)記憶/保存されるように意図された場合、突然の電力損失は、マイクロプロセッサが保存作動を完了するのを阻止する場合がある。他の場合には、マイクロプロセッサは、電力損失が起こる時に揮発性メモリから不揮発性メモリにデータを移動する過程にあるということも可能である。これは、部分データ記憶だけをもたらす場合があり、場合によっては、不揮発性メモリに記憶されたデータを破損する。
他の場合には、解析の点から見て、緊急停止自体に関連付けられたデータを記録することが有用である可能性がある。しかし、突然の停止は、マイクロプロセッサがこの情報を不揮発性メモリにログインすることを可能にすることはできない。
この問題の解決法は、IPG100又は他の埋め込み型医療装置のための改良された緊急停止回路の形態で本発明の開示に提供される。
電極アレイを従来技術に従ってIPGに結合する方式を示す図である 埋め込み型医療装置を示す図である。 埋め込み型医療装置、外部コントローラ、及び外部充電器の間の関係を示す図である。 IPGの従来の緊急IPG停止回路を示す図である。 適切な停止をもたらす図3のIPGのために改良された緊急停止回路の第1の実施形態を示す図である。 図4の緊急停止回路の詳細な例示的な回路図である。 図6A〜6Dは、図4及び図5に示す回路の様々な信号のタイミング図である。 IPGによって実施される停止作動を示す流れ図である。
以下に示す説明は、脊柱刺激(SCS)システムにおける本発明の使用に関する。しかし、本発明は、そのように限定されるものではなく、あらゆるタイプの埋め込み型医療装置システムに使用することができることを理解すべきである。
本発明は、図4に示すように、埋め込まれた緊急停止回路402の信号調整器308とスイッチ310の間に遅延要素412を含むことによってIPG100の緊急停止中のデータ損失の問題に対処する。信号調整回路308の出力が電力遮断スイッチ310に直接給送される図3の緊急停止回路302と対照的に、代わりに図4の緊急停止回路402は、出力が電力遮断スイッチ310に給送される前に信号調整回路308の出力を遅延させる。更に、信号調整器308の出力は、ROD312への割り込み信号414として提供される。その結果、信号調整回路308が、磁石300が検出されていることを示す信号を出力するとすぐに、ROD312は、差し迫った緊急時停止の割り込み信号414の形態で通知を受信する。割り込み信号414は、それが、緊急停止イベントのロギング、開いているファイルの保存及び閉鎖などのような停止作動を実施することを可能にする停止ルーチンを直ちに開始することができる(下で更に説明する)プロセッサ418の割り込みピンに給送される。遅延要素412によって生成されるタイミング遅延(Td)は、時間がアプリケーションの間で異なる可能性がある開始停止ルーチンを完了するのに十分な時間をプロセッサ418に提供するように選択される。
猶予期間遅延Tdの経過後に、遅延要素412は、信号416を出力する。信号416は、停止スイッチ310の入力及びプロセッサ418のリセットピンRSTに給送される。信号416を受信すると、スイッチ310(これは通常は閉じている)は開かれ、結果としてバッテリ26からROD312を切断する。マグネットセンサ306、信号調整回路308、及び遅延要素412を含む緊急停止回路402は、ROD312とは別に給電される。更に、緊急停止回路402は、ROD312を実施しているものとは別の基板上に実施することができる。これは、緊急停止回路402に影響を及ぼすことからROD312において起こる場合があるシステム故障を低減する。
図5は、緊急停止回路402の詳細な例示的な回路図である。磁場が、マグネットセンサ306によって検知されない時のデフォルト状態では、マグネットセンサの出力は、プルダウン抵抗器Rpull down521によって引き落とされる。従って、信号調整回路308の出力414は低い。信号調整回路308の出力414は、プロセッサ(図4の418)の割り込み入力に結合される点に注意すべきである。プロセッサ418は、プロセッサの割り込み入力が論理高値にある時にのみ、割り込みルーチンを起動すると仮定する。従って、デフォルト状態では、プロセッサは、割り込まれない。更に、インバータ531及び534により、遅延要素412の出力416も論理低であり、コンデンサ533は、完全に充電される。従って、停止スイッチ310は、閉じたままであり、ROD312をバッテリ26に接続された状態にしておく。言い換えると、磁石300による緊急停止の検出がなければ、ROD312は、電力を受信し続ける。
上述のように、緊急停止が必要である時に、磁石300をIPG100に近づける。マグネットセンサ306は、磁石300の接近を検知する。磁石300は、典型的には、地球の磁場(〜0.5ガウス)よりもかなり大きい磁場を生成する永久磁石である。マグネットセンサ306は、好ましくは、それが、地球の磁場だけに置かれた時に出力を生じないが、磁石300によって生成する磁場に置かれた時に出力を生じるように設計される。いくつかのタイプの磁場センサ306、例えば、リードスイッチ、InSb磁気抵抗器、ホール装置、GMRセンサ、その他を使用することができる。
例として、図5は、マグネットセンサ306として使用されているリードスイッチ512を示している。リードスイッチ512の一端は、供給電圧Vbatに接続され、一方、他端は、プルダウン抵抗器Rpull down521に接続される。プルダウン抵抗器Rpull down521は、ほぼGNDに等しい電圧にマグネットセンサ306の出力での電圧を維持する。リードスイッチ512は、磁石300の磁場の存在によって磁化した1対の可撓性強磁性接点を含む。この磁化は、接触を互いに引き付けて回路を閉じさせる。それによって結果としてマグネットセンサ306の出力が引き上げられる。
マグネットセンサ306の出力が高値と低値の間で切り換わり又は変動することは珍しいことではない。これは、リードスイッチ512内のリードバウンスにより又は磁石300の不規則な動きによって引き起こされる可能性がある。変動はまた、患者が、通常、家又は職場の周囲に近い状態で遭遇するDCモータ及び他の電気装置の磁石のような磁石300以外の磁石によって引き起こされる可能性がある。このような変動が、実際の緊急停止条件として解釈されることは望ましくない。従って、信号調整回路308内に抵抗器Rf522及びコンデンサCf523によって形成されたローパスフィルタは、マグネットセンサ306の出力に接続され、ローパスフィルタは、マグネットセンサ306の出力をそれがインバータ525に給送される前に濾過する。ローパスフィルタの周波数応答は、Rf及びCfの値によって調整することができる。抵抗器Rf522及びコンデンサCf523によって形成されたローパスフィルタは、図5に示されているが、当業者は、トランジスタ、演算増幅器などのような構成要素を使用して設計した能動フィルタも使用することができることを理解するであろう。
インバータ525、シュミットトリガ526、及びバッファ527は、マグネットセンサ306のフィルタ出力をデジタル化する。マグネットセンサ306のフィルタ出力が十分に高値に到達した状態で、インバータ525の出力は低くなる。インバータ525への入力、すなわち、マグネットセンサ306の出力は、受動フィルタにより比較的ゆっくりと高いところから低いところへ移行することができる。これは、典型的には(必須ではないが)、CMOS技術を使用して埋め込まれたインバータ525を通して過度の電流引き込みを引き起こす可能性がある。特に、CMOS論理状態遷移中に受信する「クローバ電流」は、フィルタによって悪化する可能性がある。このクローバ電流を制限するために、電流源524は、インバータ525の供給電圧(Vbat)と直列に置かれる。
インバータ525の出力は、反転シュミットトリガ526に給送され、これは、たとえインバータ525の出力が比較的ゆっくりと高いところから低いところへ変化しても、急速に低いところから高いところに移行することになる。シュミットトリガ526の出力は、バッファ527の入力に給送され、これは、トリガ526への入力に続く。信号条件回路308の作動は、マグネットセンサ306の濾過されていない出力と信号条件回路308のデジタル化出力とをそれぞれ示す図6A及び図6Bに見ることができる。時間TSCは、磁石300が、信号調整回路308の出力が高くなる瞬間までマグネットセンサ306によって最初に検知される瞬間から要する時間を示し、基本的には信号を適正に調整するのに要する時間を表している。TSCは、通常猶予期間遅延Tdよりも有意に小さくなると考えられ、猶予期間遅延の一部として含まれる場合がある。
信号調整回路308の出力は、2つの位置、すなわち、割り込み信号414としてプロセッサ418に及び遅延要素412に給送される。プロセッサ418への割り込み414は、IPG100の制御式停止を実施するプロセッサ418内で割り込み処理ルーチンを開始する。遅延要素412は、必要な停止作動を実施するのに十分な時間をプロセッサ418に与えるように設計された量Tdだけ信号調整回路308からの出力をスイッチ310の開放から遅延させる。プロセッサ418の停止作動は、図7に対して以下でより詳細に説明される。
遅延要素412は、インバータ531、遅延コンデンサ533、及びインバータ534を含む。信号調整回路308の出力に接続されたインバータ531の入力が低いところから高いところに変化する時に、インバータ531の出力は、高いところから低いところに変化する。デフォルト状態(緊急停止がない)では、遅延コンデンサ533は、高い状態まで完全に充電される点に注意すべきである。従って、遅延コンデンサに蓄積された電荷は、インバータ531及び電流源532のn−MOSトランジスタ(図示せず)を通じてグランドGNDに排出される。インバータ531の出力が高いところから低いところに進むのにかかる時間量は、遅延コンデンサ533を放電するのにかかる時間量に依存し、その時間は、遅延コンデンサ533のサイズ、インバータ531のn−MOSトランジスタのサイズ、及び電流源532の値に依存する。小さいサイズのn−MOSトランジスタ及び小さい値の電流源532を有することで、コンデンサを放電するのにかかる時間を延長させることができる。放電時間はまた、遅延コンデンサ533のサイズを増大させることによって延びる可能性がある。インバータ531の出力が高いところから低いところに変化し始める時に、インバータ534の出力は、低いところから高いところに変化し始める。インバータ534の場合には、インバータ534の出力におけるキャパシタンスは、インバータ534及び電流源535のp−MOSトランジスタ(図示せず)を通じて充電される。インバータ534の出力におけるキャパシタンスは、主に相互接続キャパシタンスになる。この相互接続キャパシタンスを充電するのに必要な時間量は、電流源535の値及びインバータ534のp−MOSトランジスタのサイズに依存する。電流源535の値を低減することにより、放電時間が延びる可能性がある。同様に、p−MOSトランジスタのサイズを縮小することにより、放電時間が延びることになる。いずれの場合でも、それらの様々な値は、遅延要素412が提供する合計遅延Tdを設定する。遅延Td後に、遅延要素412の出力は、図6Cに示すように高くなる。この時間において、停止スイッチ310が開かれ、バッテリ26からROD312を切断する。
上述のように、信号調整回路308の出力は、プロセッサ418に割り込み信号414として給送される。プロセッサ418は、1つ又はそれよりも多くの割り込みピンを有することができる。好ましくは、割り込み信号414は、割り込み信号414が決して無視されないように、プロセッサ418のマスク不可能割り込み(NMI)ピンに接続される。割り込みを受信すると、プロセッサ418は、その割り込みピンに関連付けられた停止ルーチンのような割り込み処理ルーチン(ISR)を開始し、そのISRは図7に示されている。このISRは、時間Tdが経過する前、すなわち、ROD312がその電源から切断される前に、緊急停止イベントのロギング、開いているファイルの保存及び閉鎖などのような停止作動を実施する。
段階702では、プロセッサ418は、ウォッチドッグタイマ422(図4)をリフレッシュする。ウォッチドッグタイマ422は、所定の時間間隔が完了するとプロセッサ418をリセットし、かつカウンタとして埋め込むことができる。例えば、FFFFの初期カウントを有するダウンカウンタは、それが0000に達する時にプロセッサ418をリセットすることになる。プロセッサ418は、それが0000に達する前にカウンタをリセットすることによってウォッチドッグタイマを定期的にリフレッシュする。それが0000に達する前のウォッチドッグタイマの非サービス提供は、故障条件又は状態の表示として機能を果たすことができる。従って、ウォッチドッグタイマ422によるプロセッサ418のリセットは、プロセッサを通常作動に戻すことができる。段階702では、プロセッサ418が、停止作動を実施するのに最大利用可能時間に専念することができるように、停止ルーチンの最初にウォッチドッグタイマ422を正しい状態にリセットする。図4のウォッチドッグタイマ422は、プロセッサ418から個別の存在として示されているが、プロセッサ418がウォッチドッグタイマ422を含むのは珍しくない点に注意すべきである。
段階704では、プロセッサ418は、患者に与えるあらゆる刺激を停止し、すなわち、埋め込み型医療装置によって実施されているあらゆる治療作動を止める。代替的に、埋め込み型医療装置の作動は、完全に止めなくてもよく、患者に対してより安全な異なるモードに入ることができる。例えば、神経刺激器では、停止ルーチンの開始は、最も感受性が高い患者に対してさえも従来的に安全であることが公知であるレベルまで刺激設定のマグニチュードを単に低減することができる。
段階706では、プロセッサ418は、不揮発性メモリ420(図4)に記憶されたログファイルに緊急停止イベントをログする。これは、更に解析するために遠隔測定して外部コントローラ12に戻ることができる様々なステータスのデータを含む。このようなステータスのデータは、電流バッテリ電圧Vbat、刺激状態のデータ、緊急停止イベントが起こった時の時間を含むタイムスタンプなどのような作動パラメータを含むことができる。タイムスタンプは、内部IPGクロック(図示せず)から導出することができる。場合によっては、内部IPGクロックは、不正確な場合があるが、米国特許公開第2010/0125316号明細書に開示された技術は、この点に関して役立つ可能性がある。
段階708では、プロセッサ418は、ファイルシステムのようなあらゆる開いている又はアクティブなリソースを停止して閉じる。これは、ログファイル、刺激データを収容する刺激ファイル、又はプロセッサ418の作動に対して必要なシステムファイルの閉鎖を伴う可能性がある。開いている又はアクティブなファイルを同時に閉じることにより、突然の停止に関連付けられたデータの破損又は損失を低減又は回避することができる。ファイルを閉じる段階はまた、開いているファイルに関連付けられたデータを不揮発性メモリ420の中に保存する段階を含むことができる。
段階710では、プロセッサ418は、あらゆる残りの情報ではあるが必要な情報を揮発性メモリ(図4に示されていない)から不揮発性メモリ420に記憶する。プロセッサ418は、次に、それが全く追加指令を受け入れない(段階712)状態に入る。これは、外部コントローラ12又は外部充電器50が、IPG100が緊急停止を受け入れていることを気付かない場合があり、指令及び/又は命令を送信し続けることができることに起因する。IPG100が停止の準備をしているので、あらゆるこのような指令又は命令は無視される。プロセッサ418は、遅延時間Tdが経過するまで段階712に留まり、プロセッサ418は、遅延要素412からリセットRST信号416を受信し(段階714)、その信号はまた、スイッチ310を開き、電源(例えば、バッテリ26)からROD312を切断する。図6Dに示すように、この時点で、RODにおける電源電圧は、指数関数的に減衰し始めることになり、完了するまで時間Tfを取り、その時間は、急である場合がある。しかし、ISRは、Td中に完了するように設計されるので、IPG100は、電源電圧のこの減退により影響を受けない。
プロセッサ418が非作動にされていた場合、プロセッサ418は、上述の停止ルーチンを実行することはできないことになる。このような場合には、ROD312は、依然として電源から切断され、リセットRST信号416は、依然として遅延Td後にプロセッサ418に与えられる。
磁石300は、IPG100の近くから取り外され、IPG100が通常作動に戻ることを可能にすることができる。例えば、磁石300が、IPG100から離れるように移動する時に、リードスイッチ512は開き、Vbatからマグネットセンサの出力を切断することになる。その結果、マグネットセンサ306の出力及び最終的に割り込み信号414は、両方とも緊急停止状態がもはや存在しないことを示すように引き下げられる。この時点で、ROD312は、依然として電源から切断されている点に注意すべきである。割り込み信号414が、低いところへ移行し始めると、プロセッサ418へのリセット信号416も低くなり、スイッチ310は、遅延要素による何らかの遅延後に閉じられる。(高いところから低いところへの移行は、遅延要素412内の回路の平衡が取られていない場合、Tdの低いところから高いところへの移行遅延とは異なって遅延する場合がある点に注意すべきである。)プロセッサ418及びROD312は、次に、初期化に入り、IPG100の通常作動を復元することができる。
改良された緊急停止回路は、簡単な磁石から磁場を受ける時に起動されると開示したが、技術の適用は、そのように限定されていない。代わりに、センサは、一般的に、埋め込み型医療装置の外部のあらゆるソースから無線で通信されるあらゆる停止信号を検知することができる。例えば、停止信号は、外部コントローラ12又は外部充電器50からセンサ306に遠隔測定された停止指令を含むことができ、この場合のセンサ306は、コイル又は他のアンテナを含む。たとえこのような比較的高性能の手段がIPGに信号を送って停止するのに使用されても、改良された回路402は、依然として制御された適切な方式でIPGを停止するように作動することができる。
本発明の特定的な実施形態を図示して説明したが、上記説明は、本発明をそれらの実施形態に限定するように考えられるものではないことは理解すべきである。様々な変形及び修正を本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行うことができることは当業者には明らかであろう。従って、本発明は、特許請求の範囲によって定めるような本発明の精神及び範囲に属することができる代替形態、修正、均等物を網羅するように意図している。
26 バッテリ
100 埋め込み型パルス発生器
300 磁石
306 マグネットセンサ
402 緊急停止回路
418 プロセッサ

Claims (20)

  1. 埋め込み型医療装置のための停止回路であって、
    埋め込み型医療装置の外部にあるソースからの停止信号を無線で検知した時にセンサ出力を生成するためのセンサと、
    前記センサ出力を受信するためのかつ該センサ出力を受信した後の遅延時間後に遅延センサ出力を生成するための遅延回路と、
    前記センサ出力の受信時に停止ルーチンを開始するプロセッサと、
    前記遅延センサ出力の受信時に前記プロセッサから電源を切断するスイッチと、
    を含むことを特徴とする回路。
  2. 前記センサは、磁場センサを含むことを特徴とする請求項1に記載の回路。
  3. 前記センサは、遠隔測定アンテナを含むことを特徴とする請求項1に記載の回路。
  4. 前記停止ルーチンは、前記埋め込み型医療装置の治療作動を停止することを特徴とする請求項1に記載の回路。
  5. 前記停止ルーチンは、前記プロセッサ内で実行しているアクティブリソースを停止することを特徴とする請求項1に記載の回路。
  6. 不揮発性メモリを更に含み、
    前記停止ルーチンは、データを前記不揮発性メモリに書き込む段階を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路。
  7. 前記データは、前記埋め込み型医療装置のステータスに関するデータを含むことを特徴とする請求項6に記載の回路。
  8. 前記データは、少なくとも1つのタイムスタンプを含むことを特徴とする請求項6に記載の回路。
  9. 前記センサは、前記センサ出力を調整するための調整回路を含むことを特徴とする請求項1に記載の回路。
  10. 前記停止ルーチンは、第1の時間をかけて完了し、
    前記遅延時間は、前記第1の時間よりも長い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路。
  11. 埋め込み型医療装置を停止する方法であって、
    前記埋め込み型医療装置の外部にあるソースからの停止信号を前記埋め込み型医療装置において無線で受信する段階と、
    前記受信した停止信号から、遅延時間だけ遅れている遅延停止信号を生成する段階と、
    前記受信センサ出力の受信時に前記埋め込み型医療装置において停止ルーチンを開始する段階と、
    前記遅延停止信号の受信時に前記埋め込み型医療装置を電源から切断する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  12. 前記停止信号は、静磁場を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記停止信号は、遠隔測定指令を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記停止ルーチンは、前記埋め込み型医療装置の治療作動を停止することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記停止ルーチンは、前記埋め込み型医療装置内で実行しているアクティブリソースを停止することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 前記停止ルーチンは、データを不揮発性メモリに書き込む段階を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  17. 前記データは、前記埋め込み型医療装置のステータスに関するデータを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記データは、少なくとも1つのタイムスタンプを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記遅延停止信号を生成する段階の前に前記受信した停止信号を調整する段階を更に含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  20. 前記停止ルーチンは、第1の時間をかけて完了し、
    前記遅延時間は、前記第1の時間よりも長い、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
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