JP2013522223A - 水不溶性被膜形成性ポリマーのデリバリーのための予め形成された濃縮物 - Google Patents
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Abstract
Description
(i)水不溶性被膜形成性ポリマー;
(ii)長鎖置換アミド;
(iii)油溶性界面活性剤;及び任意選択で場合によっては共溶媒
(i)水不溶性被膜形成性ポリマー;
(ii)長鎖置換アミド;及び
(iii)油溶性界面活性剤。
(a)5〜80%の長い直鎖置換アミド;
(b)0〜60%の希釈剤としての天然由来又は合成の疎水性油;
(c)1〜60%の、α−オレフィンと組み合わせたN−ビニルピロリドンの水不溶性グラフト重合体;及び
(d)1〜25%のマトリックスに可溶な油溶性界面活性。
(i)水不溶性被膜形成性ポリマー;
(ii)長鎖置換アミド;及び
(iii)油溶性界面活性剤。
長鎖の酸のジアルキルアミド:10%〜20%
Exxon aro 150 ULN:0〜75%
PVPの長鎖アルキルグラフト共重合体:10〜20%
油可溶化性乳化剤:5〜15%
IPA:微量(<0.2%)
合計:100%。
表1に示した以下の組成物を調製した。
乾燥したAgrimer AL25(50質量%のC16α−オレフィングラフト化ポリビニルピロリドン、ISP社製)14.6gをExxon Chem社製のExxon aromatic 150 ULN(Ultra Low volume Naphtalene、超微量ナフタレン)64.3g、N−オクチルピロリドン(ISP社製)14.6g中に溶解させ、続いて市販のドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム(Ninate 60E、Stepan社製)6.4gを加えた。その混合物を1時間オービタルシェーカー中で撹拌して、透明な溶液を調製した。その組成物は、水中で安定なエマルション/分散物を生成した。
乾燥したAgrimer AL 25(50質量%のC16α−オレフィングラフト化ポリビニルピロリドン、ISP社製)14.6gをExxon Chem社製のExxon aromatic 150 ULN(Ultra Low volume Naphtalene、超微量ナフタレン)64.3g、Stepan社製の市販され入手可能なHellcomid M 8−10(N,N−ジメチルオクタンアミド及びN,N−ジメチルデカンアミドの混合物)14.6gに溶解させ、続いて市販のドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム(Ninate 60E,Stepan社製)6.5gを加えた。その混合物を1時間オービタルシェーカー中で撹拌して、透明な溶液を調製した。その組成物は、水中で安定なエマルション/分散物を生成した。
Exxon Aro 150 ULNをExxon Aro 150の一般規格のものに代えたことを除いて、組成物1Bと同様に調製した。この組成物は水中で均質で分散性であった。
Agrimer AL 25をAgrimer AL 30(80質量%のC20アルキルグラフト化ポリビニルピロリドン共重合体、ISP社製)に代えたことを除いて、組成物1Bと同様に調製した。この組成物は均質で、水に分散性であった。
Agrimer AL 25をAgrimer VA3(30質量%のビニルピロリドンと70質量%のビニルアセテート共重合体、ISP社製)に代えたことを除いて、組成物1Bと同様に調製した。この組成物は水中で均質で分散性であった。
乾燥したポリマー15gを溶媒85gに溶かすことにより、Exxon Aro 150ULN中のAgrimer AL 25の溶液を調製した。均質な溶液が得られた。しかしながら、1/100で水に希釈した場合、不安定な分散物を生成した。これは乳化剤を含んでいない。
Agrimer AL25をAgrimer AL 30に代えたことを除いて、組成物1Fと同様に調製した。結果は同様であった。これは乳化剤を含んでいない。
Agrimer AL 25をAgrimer VA3に代えたことを除いて、組成物1Fと同様に調製した。結果は同様であった。これは乳化剤を含んでいない。
組成物1A,1B,1Cを水で1/10及び1/100に希釈し、(a)Horiba湿潤法及び(b)動的レーザー光散乱法を用いる標準の分析法により、液滴/粒子の粒度分布を測定した。粒子/液滴分布に本質的に差異はなかった。平均の双峰分布の液滴分布は、50%分布で直径が4μm未満であり、98%分布で200nmであった。希釈した組成物1F,1G及び1Hは分離した。これらの組成物は、高希釈においてもポリマーを安定化させる乳化剤を含む市販配合物と一緒に使用することができた。
以下の実施例は、市販配合物とともに使用された場合における効果的な耐雨性を説明する。市販のProwl(市販されている溶媒及び乳化剤とともに処方された42%ペンディメタリン)を使用して耐雨性評価を行った。以下に示す方法を使用した。
3R:(ペンディメタリンのブランク/未処理)上記した参照サンプル(1/100に希釈されたProwl)。
3A:Prowl 1gを組成物1A 0.65gと混合し、脱イオン水で100gまで希釈した。
3B:Prowl 1gを組成物1B 0.65gと混合し、脱イオン水で100gまで希釈した。
3C:Prowl 1gを組成物1C 0.65gと混合し、脱イオン水で100gまで希釈した。
3D:Prowl 1gを組成物1D 0.65gと混合し、脱イオン水で100gまで希釈した。
3E:Prowl 1gを組成物1E 0.65gと混合し、脱イオン水で100gまで希釈した。
3F:Prowl 1gを組成物1F 0.65gと混合し、脱イオン水で100gまで希釈した。
3G:Prowl 1gを組成物1G 0.65gと混合し、脱イオン水で100gまで希釈した。
3H:Prowl 1gを組成物1H 0.65gと混合し、脱イオン水で100gまで希釈した。
本発明の組成物3B(1/100で希釈され、約0.42%のペンディメタリンを含む)を背の高いネスラー管に保管し、参照サンプル3Rと比較して、いかなる分離も確認されなかった。0時間、8時間、24時間及び48時間保管した後、サンプル1gをネスラー管の中間部分から回収し、正確に計量し、規格化された容量フラスコに移し、500mLへの定量的な希釈又は適切な希釈をし、239nmでの吸光度をλmaxにて測定した。理論量は8.4ppmとなる。その濃縮物及び希釈物の相対的な安定性を、相対的な回収データを調べることにより評価できる。
本発明の組成物1B、1C、比較組成物1A、1A及び1Bの混合物、1C、並びに多数の市販配合物を以下の方法を使用して評価した。
Baycor:30L中0.5L;Folicur:30L中0.23L;Siganex:30L中0.5L;Impulse:30L中0.64L;及びTwist:30L中0.6L:上記のすべてを、30Lまでの希釈の前に本発明の組成物75mLを用いて処理して、スプレー溶液を調製し、相溶性評価に使用した。
Mazncozeb 80%WP:水20ポンド中に1.5ポンドを混合し、20ガロンまでさらに希釈して1ヘクタール当たりにスプレー可能な溶液を製造した。
Bravo 40%SC:1ガロンを20ガロンまで希釈し、1ヘクタール当たりにスプレー可能な溶液を製造した。
4Aから4Fまでのすべての組成物は、0、10、20、及び30分の時間、分離又は沈殿を実質的に示さなかった。バッガブルフルーツにスプレーして24時間観察した場合、毒性は0だった。上記の方法はこの分野における標準的な試験である。
スプレーテックス(Spraytex)オイルを30L中に5L使用し、本発明の組成物1A、1B、並びに1:1、0.9:0.1、及び0.1:0.9の比率の1A及び1Bの混合物を30Lのスプレー溶液中に75mL使用した。
温室での実験において、栽培地で成長している葉に対して、本発明の組成物を0.05%〜0.25%の比率でスプレーした。風乾の後、その葉を水で処理し、処理された葉の特定の領域内でその水がはじかれるのを確認した。真菌類の新たな移植を試みた場合、処理された葉において真菌類のまん延に1日〜7日の遅延が確認された。真菌類の攻撃からの優れた保護は、表2で示したとおり、本発明の組成物と市販の殺真菌剤との組み合わせで植物が処理された場合に確認された。
表2に示した組成物を、成長している作物に対する真菌類の制御における生物学的有効性について試験した。組成物4A,4Bから4Fまでをバナナ栽培地で試験し、表2の1列目に示した最初の5つの活性成分を使用して特定されたスプレー比率で、本発明の組成物を含まずにスプレーされた部分と比較した。本発明の添加剤の有効性は、1ヘクタール当たりのスプレー溶液30L中に5Lで使用したBanole(天然油)と比較して、30L中75mL使用した本発明の組成物は、作物に対してずっと少ない真菌類の攻撃を示し、真菌類のまん延の開始を遅らせた。本発明の組成物をスプレー溶液に含ませた場合に最良の結果が得られ、最終的に、より良いスプレーの有効性、並びに高められた品質及び作物生産量をもたらした。
以下は、秋まき小麦を用いた野外試験の結果のいくつかの追加実施例である。
市販され入手可能なCyproconazoleを80g/20Lで適用し、スプレー溶液20L中に0.15%の組成物1Aを用いるか、又は用いずに、成長している秋まき小麦作物中の1エーカー当たりにスプレーした。うどん粉菌の膿疱は81%減少し、茶色いさび真菌類は79%減少した。収穫量は3.5%向上した。本発明の他の組成物が使用された場合、同様の結果が得られた。
市販され入手可能なTebuconazoleを100g/20Lで適用し、スプレー溶液20L中に0.15%の組成物1Aを用いるか、又は用いずに、成長している秋まき小麦作物中の1エーカー当たりにスプレーした。うどん粉菌の膿疱は31%減少し、茶色いさび菌類は41%減少した。収穫量は1.0%向上した。本発明の他の組成物が使用された場合、同様の結果が得られた。
市販され入手可能なFlutriafolを50g/20Lで適用し、スプレー溶液20L中に0.15%の組成物1Aを用いるか、又は用いずに、成長している秋まき小麦作物中の1エーカー当たりにスプレーした。うどん粉菌の膿疱は27%減少し、茶色いさび菌類は23%減少した。本発明の他の組成物が使用された場合、同様の結果が得られた。
以下は、じゃがいもを用いた野外試験の結果のある追加実施例である。
以下は、大豆を用いた野外試験の結果のある追加実施例である。
本発明の組成物は、混合された殺真菌剤組成物とも相溶性を有する。例えば、市販され入手可能なDithane及びCalixinは、水で希釈され、最少量の市販され入手可能な鉱油(又はスプレーテックスオイル)及び一般に使用される乳化剤と混合した場合、そのスプレー溶液組成物は10分以内に分離する。一方、上記の組成物をスプレー溶液として水中に、合計25L中に0.1L/haの組成物1Bとともに使用した場合、1時間の間分離はなかった。効能向上のための追加の添加剤(天然由来又は合成型の鉱物、クレイ、シリカ、真珠岩等のケイ酸塩、及び植物栄養素、有機及び無機肥料等)が使用され得る。
本発明の組成物及び/又は組成物1Aは、予め最適化された量の油及び乳化剤(油を乳化する一般的に使用されるNP7)等の添加剤とブレンドされ得る。そうしたブレンドは、スプレー溶液中の唯一の添加剤として使用され得る。
Calixin及びDithane(市販で入手可能な処方)を、通常の添加量で、25Lスプレー溶液中の低減した量のスプレーテックスオイル3L/Ha及びNP7とともに、一緒に混合し、表1中の本発明の組成物1B又は1Aの0.1Lとともに使用した場合、組成物1A又は1Bの0.1Lを4Lのスプレーテックスオイル及びNP7の追加量と代えた場合の組成物と比べて、バナナ作物に対してより高い効能を実現した。
スプレー溶液中に油を用いるか又は用いずに、さまざまな殺真菌剤(保護性及び浸透性)との混合物中で使用された低い又は高い比率の本発明の予め形成された濃縮物を、ミコスファエレラ フィジエンシス(mycosphaerellafijiensis)(ブラックシガトカ)病抑制のために使用した。
グランドナインバナナ植物を使用した。反復試験なしで、10本の植物の単列にそれぞれの処理剤を適用した。殺真菌剤処理を表3中に示した。
・Bravo処理
処理剤0.1LでのBravo及び組成物1Bと、組成物1Bを含まないBravoとの間には、非常に類似した作用があった。効能は、未処理物及びBravoを含まないスプレーテックスオイル処理よりも、非常に良好であった。
Dithane及び油4Lを用いた処理は、低減された量の油(組成物1B0.05L及び油2Lを伴うDithane)と同程度の結果を示した。
Sico処理もまた、0.05Lの組成物1Bとともに使用された場合、低減した量の油と同等の結果を示した。油7Lを用いたSico処理と、油3L及び組成物1B0.05Lを用いたSico処理とは、同等の結果を生み出した。
油7Lを用いたFolicurと、油3Lと組成物1B0.05Lを用いたFolicurは、未処理条件及び油単独での処理に比べて、非常に良好な真菌類の感染の制御をもたらした。
Calixin処理は、0.05Lの組成物1Bとともに使用された場合、低減した量の油とともにより良い結果を示した。油7Lを用いたCalixin処理は、油3L及び組成物1B0.05Lを用いたCalixin処理に比べて、より高い病気の圧力を示した。
本発明の組成物又は表1中の実施例1Aの組成物の部分的な(非常に小さい割合)量の使用は、大量の油(現在農地で使用されている)の使用と置き換わることができ、保護性又は浸透性殺真菌剤のいずれかを用いて処理した植物の真菌類の感染からの高められた保護をもたらすことによって、成長している植物のより優れた健康を維持できる。概して、組成物1Bの代わりに組成物1Aを用いて処理した場合、同様の傾向が確認された。複製された小区画の土地/列を使用して、この傾向を実証することが推奨される。地理的な場所、残留した真菌類の感染の程度、相対湿度、温度、降雨量及び他の条件に依存して、様々な結果を示すことが予想される。さらに、真菌類の成長の低い程度は、より大きな幹の直径及び植物の高さにおける成長をともなう健康な植物をもたらし、葉による大きな被覆をもたらし、最終的に果実の重さをより大きくし、そして、作物生産の品質/サイズの向上をもたらす。
Claims (21)
- 水での希釈によりエマルション/マイクロ−エマルションを形成でき、
(i)水不溶性被膜形成性ポリマー;
(ii)長鎖置換アミド;及び
(iii)油溶性界面活性剤
を含み、葉/作物に周囲を乾燥させる作用をもたらすための予め形成された濃縮物。 - R1とR2はそれぞれCH3であり、RはHであり、n2は0であり、n1は5〜11である、請求項3に記載の予め形成された濃縮物。
- R1とR2はそれぞれCH3であり、RはHであり、n2は0であり、n1は7〜9である、請求項2に記載の予め形成された濃縮物。
- 前記ジアルキル酸アミドが、N,N−ジメチルヘキサミド、N,N−ジメチルオクタンアミド、N,N−ジメチルデカンアミド、N,N−ジメチルドデカンアミド、N,N−ジメチルデカミド及びN,N−ジメチルテトラデカンアミドから成る群から選ばれる、請求項4に記載の予め形成された濃縮物。
- 前記被膜形成性ポリマーが、N−ビニルピロリドンとC16α−オレフィンとの50:50の質量比の水不溶性グラフト重合体、N−ビニルピロリドンとC20α−オレフィンの20:80の質量比の水不溶性グラフト重合体、ポリアクリレート、ポリスチレンアクリレート共重合体、ポリスチレンブタジエン共重合体、天然ワックス、ポリイソプレン共重合体、及びそれらの混合物から成る群から選ばれる、請求項1に記載の予め形成された濃縮物。
- 前記油溶性界面活性剤が、アニオン性、非イオン性、弱カチオン性界面活性剤、又はそれらの混合物を含む、請求項1に記載の予め形成された濃縮物。
- 前記界面活性剤が、トリスチリルフェニルアルコキシレート類、アルコキシル化アルキルフェノール類、アルコキシル化直鎖脂肪族ポリエステル類、直鎖芳香族ポリエステル類、ポリアルケニルオキシアルコール類、直鎖脂肪族アルコキシレート類、ポリアルコキシル化ひまし油、ポリアルコキシル化カルボキシレート類、ポリアルコキシル化アルキルアミン類、リン酸エステル類及びそれらの塩、アルキルサルフェート類、スルホネート類、及びそれらの塩、ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール由来のサルフェート/スルホネートの塩、アルキルベンゼンスルホン酸のナトリウム、カルシウム及びアルキルアンモニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、アニオン性アルコキシル化酸、カルボン酸、リン酸、及びステアリン酸のカルシウム塩及びリチウム塩、アルキルナフタレンスルホネート塩、スルホン化脂肪族ポリエステル類及びそれらの塩、リン酸ジエステル類の混合物であるエチレンオキシド型非イオン性界面活性剤の複合リン酸エステル類、並びにそれらの組み合わせから成る群から選ばれる、請求項7に記載の予め形成された濃縮物。
- 約50%を超える部分的分散可溶性パラメータを有し、約150cc/molを超えるモル体積を有する共溶媒をさらに含む、請求項1に記載の予め形成された濃縮物。
- 前記共溶媒が、ピロリドン類、大豆油、菜種油、長鎖アルコール類、長鎖ケトン類、長鎖エステル類、エーテル類、及び芳香族系石油類から成る群から選ばれる、請求項9に記載の予め形成された濃縮物。
- 前記共溶媒が、オクチルピロリドン、ドデシルピロリドン、N−2−エチルヘキシルピロリドン、及びそれらの混合物から成る群から選ばれる長鎖アルキルピロリドンである、請求項10に記載の予め形成された濃縮物。
- 前記共溶媒が、約60%の重質芳香族溶媒ナフサ及び約40%の中間留分溶媒抽出物で構成される芳香族系石油である、請求項10に記載の予め形成された濃縮物。
- 前記予め形成された濃縮物の全質量に基づいて、前記アミドの量が、約5〜50質量%であり、前記水不溶性被膜形成性ポリマーの量が、約1から60質量%であり、前記界面活性剤の量が、約1から25質量%であり、前記共溶媒の量が、約0から60質量%である、請求項1に記載の予め形成された濃縮物。
- 共乳化剤、湿潤性化合物(wetting combinations)、イオン性乳化剤、安定剤、表面活性緩衝剤、又はそれらの混合物をさらに含む、請求項1に記載の予め形成された濃縮物。
- 請求項1に記載の予め形成された濃縮物と農業用活性剤との混合し、少なくとも10倍の水で希釈してエマルション/マイクロ−エマルションを形成した後、それを作物にスプレーすることを含む、葉/作物での真菌類の成長の開始を遅らせる、周囲を乾燥させる作用又は撥水性をもたらす方法。
- 前記農業用活性剤が、生物活性物質、農業用肥料、栄養素、植物成長促進剤、除草剤、植物成長抑制剤、殺虫剤、殺菌剤、殺真菌剤、抗線虫剤、燻蒸剤、光安定剤、UV吸収剤、合成炭化水素類、ラジカル捕捉剤、樹脂、天然ワックス、香料、消毒剤、及び/又はそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項15に記載の方法。
- (i)水不溶性被膜形成性ポリマー;
(ii)長鎖置換アミド及び/又は長鎖アルキルピロリドン;及び
(iii)油溶性界面活性剤
を含む予め形成された濃縮物の使用を含むスプレー溶液に使用される油の添加を部分的又は全体的に置き換える方法。 - 前記スプレー溶液に使用される油が、石油蒸留物、パラフィン油、鉱油、植物油、又は他の天然由来の油を含む、請求項17に記載の方法。
- 前記長鎖置換アミドが、N,N−ジメチルヘキサミド、N,N−ジメチルオクタンアミド、N,N−ジメチルデカンアミド、N,N−ジメチルドデカンアミド、N,N−ジメチルデカミド、及びN,N−ジメチルテトラデカンアミドから成る群から選ばれるジアルキル酸アミドである、請求項17に記載の方法。
- 前記長鎖アルキルピロリドンが、オクチルピロリドン、ドデシルピロリドン、及びN−2−エチルヘキシルピロリドンから成る群から選ばれる、請求項17に記載の方法。
- 前記被膜形成性ポリマーが、N−ビニルピロリドンとC16α−オレフィンとの50:50の質量比の水不溶性グラフト重合体、N−ビニルピロリドンとC20α−オレフィンとの20:80の質量比の水不溶性グラフト重合体、ポリアクリレート、ポリスチレンアクリレート共重合体、ポリスチレンブタジエン共重合体、天然ワックス、ポリイソプレン共重合体、及びそれらの混合物から成る群から選ばれる、請求項17に記載の方法。
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