JP2013520048A - コンポーネントキャリアの指定 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアアグリゲーション及びコンポーネントキャリアの指定の方法等を提供する。
【解決手段】複数のコンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーションのために通信装置の能力を決定する。少なくとも1つのコンポーネントキャリアの負荷を決定する。能力の決定及び負荷の決定に基づき1つ以上のコンポーネントキャリアに通信装置を指定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、キャリアアグリゲーションに係り、特に、コンポーネントキャリアの指定に係る。
通信システムとは、ユーザターミナル、ベースステーション及び/又は他のノードのような2つ以上のエンティティ間の通信セッションを、通信経路に含まれた種々のエンティティ間にキャリアを与えることにより行えるようにするファシリティと考えられる。通信システムは、例えば、通信ネットワーク及び1つ以上の適合する通信装置によって設けることができる。通信は、例えば、ボイス、電子メール(e−メール)、テキストメッセージ、マルチメディア及び/又はコンテンツデータ、等の通信を搬送するためのデータ通信を含む。提供されるサービスは、これに限定されないか、例えば、両方向又は多方向コール、データ通信又はマルチメディアサービス、及びインターネットのようなデータネットワークシステムへのアクセスを含む。
ワイヤレス通信システムでは、少なくとも2つのステーション間の通信の少なくとも一部分は、ワイヤレスリンクを経て行われる。ワイヤレスシステムは、例えば、公共地上移動ネットワーク(PLMN)、衛星ベースの通信システム、及び異なるワイヤレスローカルネットワーク、例えば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む。ワイヤレスシステムは、典型的に、セルに分割され、それ故、セルラーシステムとしばしば含まれる。
ユーザは、適当な通信装置又はターミナルにより通信システムにアクセスすることができる。ユーザの通信装置は、ユーザ装置(UE)としばしば称される。通信装置には、例えば、通信ネットワークへのアクセス又は他のユーザとの直接的な通信のような通信を行えるようにするための適当な信号受信及び送信装置が設けられる。通信装置は、例えば、セルのベースステーションのようなステーションによって与えられるキャリアにアクセスし、そしてそのキャリアを経て通信を送信及び/又は受信する。
性能を高めるためにキャリアアグリゲーションを使用することができる。キャリアアグリゲーションでは、帯域巾を増加するために複数のキャリアがアグリゲートされる(束ねられる)。キャリアアグリゲーションは、複数のコンポーネントキャリアを、本明細書において「アグリゲートされたキャリア」と称されるキャリアへアグリゲートすることを含む。
通信システム及び関連装置は、典型的に、システムに関連した種々のエンティティが何を行うことが許されそしてそれをどのように達成するか規定した所与の規格又は仕様書に基づいて動作する。例えば、キャリアアグリゲーションを使用するかどうか規定される。接続に使用すべき通信プロトコル及び/又はパラメータも、典型的に、規定される。容量増加需要に関連した問題を解決する試みは、ユニバーサル移動テレコミュニケーションシステム(UMTS)無線アクセス技術の長期進化(LTE)として知られているアーキテクチャーである。LTEは、第三世代パートナーシッププロジェクション(3GPP)によって標準化される。3GPP LTE仕様の種々の開発段階は、リリースと称される。標準化の目的は、とりわけ、待ち時間が短く、ユーザデータレートが高く、システム容量及びカバレージが改善され、オペレータのコストが減少された通信システムを達成することである。LTEを更に開発したものは、LTE進歩型(LTE−A)と称される。このLTE−進歩型は、低いコストでデータレートが更に高く且つ待ち時間が短い更に向上したサービスを提供するものである。
LTE−進歩型の特徴は、キャリアアグリゲーションを提供できることである。LTE−Aでは、100MHzまでのような広い送信帯域巾、及び/又はスペクトルアグリゲーションをサポートするために、2つ以上のコンポーネントキャリア(CC)をアグリゲートすることができる。例えば、LTE eNode B(eNB)のような同じベースステーションから発生する異なる数のコンポーネントキャリア、及びアップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)コンポーネントキャリアセットにおけるおそらく異なる帯域巾をアグリゲートするようにユーザ装置(UE)を構成することができる。
コンポーネントキャリア選択機能の一例が、LTE−A eNBのための汎用無線リソースマネージメント(RRM)フレームワークを示す図4に要約されている。レイヤ3は、コンポーネントキャリア選択機能を有する。コンポーネントキャリア選択機能は、コンポーネントキャリアをセル内のユーザ装置に指定する役割を果たす。ユーザ装置が3GPP LTEリリース8コンプライアント(Rel−8)ユーザ装置である場合、コンポーネントキャリア選択機能は、UEがどのコンポーネントキャリアを指定するか判断する。対照的に、あるLTE−Aユーザ装置は、2つ以上のコンポーネントキャリアが指定されることをサポートする。
レイヤ3がユーザ装置をコンポーネントキャリアに指定した後に、ダイナミックレイヤ2パケットスケジューリングは、そのコンポーネントキャリアにおいて個々のユーザ装置をスケジューリングする。レイヤ2パケットスケジューラは、各コンポーネントキャリア内におけるユーザ装置の物理的リソースブロック割り当てを判断する。
LTE−Aシステム又は他のマルチキャリアシステムにおけるコンポーネントキャリア指定の問題は、良好なマルチユーザ周波数ドメインパケットスケジューリング(FDPS)利得を達成する際に生じる。ある場合には、Rel−8ユーザ装置が単一のコンポーネントキャリアに指定され、そしてLTE−Aユーザ装置は、常に、全てのコンポーネント装置において指定される。これは、あまりに多数のユーザ装置が各コンポーネントキャリアに指定された場合にコンポーネントキャリアの性能を低下させる。
上述した問題は、特定の通信環境に限定されず、キャリアアグリゲーションが行われるどの適当な通信システムにおいても生じ得ることに注意されたい。
本発明の実施形態は、上述した問題の1つ又は幾つかに対処することに向けられる。
一実施形態によれば、複数のコンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーションのために通信装置の能力を決定し、少なくとも1つのコンポーネントキャリアの負荷を決定し、そして能力の決定及び負荷の決定に基づいて1つ以上のコンポーネントキャリアに通信装置を指定することを含む方法が提供される。
別の実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、その少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、装置が、少なくとも、複数のコンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーションのために通信装置の能力を決定し、少なくとも1つのコンポーネントキャリアの負荷を決定し、そして能力の決定及び負荷の決定に基づいて1つ以上のコンポーネントキャリアに通信装置を指定する、ようにさせるよう構成された装置が提供される。
更に別の実施形態によれば、複数のコンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーションのために通信装置の能力を決定する能力決定手段と、少なくとも1つのコンポーネントキャリアの負荷を決定する負荷決定手段と、それら能力の決定及び負荷の決定に基づいて1つ以上のコンポーネントキャリアに通信装置を指定する指定手段と、を備えた装置が提供される。
更に詳細な実施形態によれば、前記決定は、通信装置がキャリアアグリゲーションにおいてサポートするコンポーネントキャリアの最大数を決定する。好ましくは、負荷を決定することは、少なくとも1つのコンポーネントキャリアに指定される通信装置の数を決定することを含む。負荷は、次の事柄、即ち、少なくとも1つのコンポーネントキャリアに指定される通信装置の数、ユーザ装置のサービスの要求クオリティ、及びコンポーネントキャリアにおけるユーザサービスクオリティ、のうちの1つ以上に基づいて決定される。
負荷を決定することは、各コンポーネントキャリアに対する負荷限界を決定することを含む。好ましくは、負荷限界は、各コンポーネントキャリアによってサポートされる通信装置の最大数に基づく。コンポーネントキャリアの負荷が負荷限界より低いときに指定が繰り返される。
更に別の実施形態では、通信装置に指定されるコンポーネントキャリアの数が、キャリアアグリゲーションにおいて通信装置がサポートするコンポーネントキャリアの最大数より少ないときに、指定が繰り返される。
好ましくは、負荷を決定することは、複数のコンポーネントキャリアのうちの、負荷が最も低いコンポーネントキャリアを決定することを含む。指定は、負荷が最も低いコンポーネントキャリアを通信装置に指定することを含む。負荷が最も低いコンポーネントキャリアが2つ以上あるときには、前記決定は、負荷が最も低い2つ以上のコンポーネントキャリアの別のパラメータを決定することを含む。その別のパラメータは、コンポーネントキャリアに関連した1つ以上のチャンネルクオリティパラメータである。前記指定は、チャンネルクオリティパラメータが所定レベルを満足するときに通信装置をコンポーネントキャリアに指定することを含む。好ましくは、チャンネルクオリティパラメータは、受信干渉電力、コンポーネントキャリアの帯域巾及び信号クオリティ状態、のうちの1つ以上である。
ある実施形態では、前記指定は、通信装置がコンポーネントアグリゲーションをサポートしないと決定されたときに通信装置を単一のコンポーネントキャリアに指定することを含む。
キャリアアグリゲーションは、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)による仕様に基づいて行われる。ある実施形態では、装置を含むベースステーションがある。好ましくは、ベースステーションは、eNode Bである。
前記方法を遂行するためのプログラムコード手段を含むコンピュータプログラムも提供される。
以下の詳細な説明及び特許請求の範囲には、種々の他の特徴及び更に別の実施形態についても述べる。
以下、添付図面を参照し、本発明を一例として詳細に説明する。
本発明の実施形態が具現化される通信システムの一例を示す。 通信装置の一例を示す。 アグリゲートされたキャリアの一例を示す。 ある実施形態に基づき複数のコンポーネントキャリアをサポートするLTE−進歩型eNode Bのための無線リソースマネージメントフレームを示す。 ある実施形態に基づくフローチャートである。 ある実施形態に対するシグナリングフローを示す。 他の実施形態に基づくフローチャートである。 他の実施形態に基づくフローチャートである。 eNode Bにおいて1つ以上のコンポーネントキャリアにユーザ装置を指定する一例を示す。 eNode Bにおいて1つ以上のコンポーネントキャリアにユーザ装置を指定する一例を示す。 eNode Bにおいて1つ以上のコンポーネントキャリアにユーザ装置を指定する一例を示す。
以下、移動通信装置にサービスするワイヤレス又は移動通信システムを参照して、幾つかの実施形態について説明する。幾つかの実施形態を詳細に説明する前に、ここに述べる例の基礎となる技術を理解する上で助けとなるように、図1及び2を参照して、ワイヤレス通信システム及び移動通信装置のある一般的な原理を簡単に説明する。
通信装置は、通信システムを経て提供される種々のサービス及び/又はアプリケーションにアクセスするために使用される。ワイヤレス又は移動通信システムにおいて、移動通信装置1と適当なアクセスシステム10との間のワイヤレスアクセスインターフェイスを経てアクセスがなされる。移動装置1は、典型的に、アクセスシステムの少なくとも1つのベースステーション12又は同様のワイヤレス送信器及び/又は受信器ノードを経て、通信システムにワイヤレスでアクセスすることができる。ベースステーションサイトは、典型的に、セルラーシステムの1つ以上のセルを備えている。図1の例では、ベースステーション12は、セルを形成するように構成されるが、例えば、各々1つのセルを形成する3つのセクタを備えることができる。各移動装置1及びベースステーションは、1つ以上の無線チャンネルを同時にオープンさせ、2つ以上のソースから信号を受信する。
ベースステーションは、典型的に、その動作を行えると共に、ベースステーションとの通信において移動通信装置のマネージメントを行えるように、少なくとも1つの適当なコントローラにより制御される。コントロールエンティティは、他のコントロールエンティティと相互接続することができる。図1において、コントローラは、ブロック13により形成されるように示されている。適当なコントローラ装置は、少なくとも1つのメモリ、少なくとも1つのデータ処理ユニット、及び入力/出力インターフェイスを備えている。従って、コントローラには、典型的に、メモリ容量、及び少なくとも1つのデータプロセッサ14が設けられる。複数のコントローラユニット間にコントロール機能が分散されることを理解されたい。ベースステーションのためのコントローラ装置は、適当なソフトウェアコードを実行して以下に詳細に述べるコントロール機能を与えるように構成される。
図1に示す例では、ベースステーションノード12は、適当なゲートウェイ15を経てデータネットワーク20に接続される。アクセスシステムと、パケットデータネットワークのような別のネットワークとの間のゲートウェイ機能は、例えば、パケットデータゲートウェイ及び/又はアクセスゲートウェイのような適当なゲートウェイノードにより与えられる。従って、通信システムは、1つ以上の相互接続ネットワーク及びその要素により形成され、そして種々のネットワークを相互接続するために1つ以上のゲートウェイノードが形成される。ある実施形態では、ベースステーションノードは、eNode Bである。
通信装置は、種々のサービス及び/又はアプリケーションにアクセスするのに使用することができる。通信装置は、コード分割多重アクセス(CDMA)又はワイドバンドCDMA(WCDMA)のような種々のアクセス技術に基づいて通信システムにアクセスすることができる。後者の技術は、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)仕様に基づき通信システムにより使用される。他の例は、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、スペース分割多重アクセス(SDMA)、等を含む。ここに述べる原理が適用される移動アーキテクチャーは、これに限定されないが、例えば、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)として知られている。
適当なアクセスノードは、これに限定されないが、例えば、3GPP仕様書の語彙においてNodeB又はエンハンストNodeB(eNB)として知られたもののようなセルラーシステムのベースステーションである。eNBは、E−UTRAN特徴を与え、例えば、移動通信装置に向けたユーザ平面無線リンクコントロール/メディアアクセスコントロール/物理的レイヤプロトコル(RLC/MAC/PHY)及びコントロール平面無線リソースコントロール(RRC)プロトコルターミネーションを与える。他の例として、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)及び/又はWiMax(マイクロ波アクセスのためのワールドワイド相互運用)のような技術をベースとするシステムのベースステーションが含まれる。
図2は、複数のコンポーネントキャリアより成るアグリゲートされたキャリア11を経て少なくとも1つの他のワイヤレスステーションと通信するのに使用できる通信装置1の概略部分断面図である。適当な移動通信装置は、無線信号を送信及び受信できる装置により形成される。例えば、これに限定されないが、移動電話又はスマートホンのような移動ステーション(MS)、ワイヤレスインターフェイスカード又は他のワイヤレスインターフェイスファシリティが設けられたポータブルコンピュータ、ワイヤレス通信能力が設けられたパーソナルデータアシスタント(PDA)、又はそれらの組み合わせ、等が含まれる。
移動通信装置は、ボイス及びビデオコールに使用され、データネットワークを経て提供されるサービスアプリケーションにアクセスするのに使用される。移動装置1は、ワイヤレスキャリア又は無線ベアラを経て無線信号を受信及び送信するために適当な装置を経て信号を受信する。図2において、トランシーバがブロック7で概略的に示されている。このトランシーバは、例えば、無線部及びそれに関連したアンテナ構成体で形成される。アンテナ構成体は、移動装置に対して内部又は外部に配置される。又、移動装置には、典型的に、実行するべく指定されたタスクに使用するために、少なくとも1つのデータ処理エンティティ3、少なくとも1つのメモリ4、及び他の考えられるコンポーネント9が設けられる。データ処理、記憶及び他のエンティティは、適当な回路板及び/又はチップセットに設けることができる。この特徴は、参照番号6で示されている。ユーザは、キーパッド2、ボイスコマンド、タッチ感知スクリーン又はパッド、その組み合わせ、等の適当なユーザインターフェイスにより、移動装置の動作をコントロールする。ディスプレイ5、スピーカ及びマイクロホンも、典型的に、設けられる。更に、移動装置は、例えば、ハンズフリー装置のような外部アクセサリを接続するために、他の装置に対する適当なコネクタ(ワイヤード又はワイヤレス)を備えている。
5つのコンポーネントキャリアを使用してシステム帯域巾を形成することを示す図3にはキャリアアグリゲーションの原理が示されている。上述したように、3GPP LTEリリース8は、1つのキャリアしか与えず、それに適合するターミナルは、スタンドアローンコンポーネントキャリアによりサービスされると仮定する。しかしながら、リリース9以降に基づいて動作するための3GPP LTE−進歩型ターミナルは、同じ送信時間インターバル(TTI)に複数のアグリゲートされたコンポーネントキャリア上で同時に受信又は送信を行うことができる。即ち、ここでコンポーネントキャリアと称される2つ以上のキャリアは、通信装置がその能力に基づいて1つ又は複数のコンポーネントキャリアを同時に通信できるようにアグリゲートされる。アグリゲートされたキャリアのコンポーネントキャリアは、異なるセルにより与えられることに注意されたい。
例えば、20MHzを越える受信能力を伴うLTE−進歩型移動通信装置は、複数の20MHzコンポーネントキャリアにおいて同時に受信することができる。ここに示す例では、複数のリリース8帯域巾「チャンク(chunk)」又はコンポーネントキャリアは、Mxリリース8帯域巾(BW)を形成するように一緒に合成される。この例では、M=5であり、従って、5x20MHz=100MHz帯域巾となる。
図5及び6を参照して特定の例を以下に説明する。図5は、ある実施形態に基づく概略フローチャートである。図6は、ある実施形態に基づくユーザ装置とeNode Bとの間のシグナリングフローチャートである。
eNode B12のコントローラ13のプロセッサ14は、ユーザ装置1から接続の要求を受け取る。eNode B12がユーザ装置1から接続要求を受け取るステップが図6のステップ602に示されている。
プロセッサ14は、接続要求を受け取ると、図5のステップ502に示すように、キャリアアグリゲーションのためのユーザ装置の能力を決定する。eNode B12のプロセッサ14は、ユーザ装置1から受信した情報に基づきユーザ装置1の能力を決定する。ある実施形態では、キャリアアグリゲーションのためのユーザ装置1の能力を含む情報が接続要求に含まれる。或いは又、ある実施形態では、キャリアアグリゲーションのためのユーザ装置1の能力を含む情報がメモリから得られる。例えば、ユーザ装置1は、eNode B12との再接続を要求し、そしてeNode Bは、ユーザ装置1に関する情報を予め記憶している。
キャリアアグリゲーションのためのユーザ装置の能力を決定した後に、プロセッサは、ステップ504に示すように、eNode B12において1つ以上のコンポーネントキャリアの負荷を決定する。ある実施形態では、コンポーネントキャリアの負荷を決定するステップは、能力を決定するステップ502の前に実行される。他の実施形態では、キャリアアグリゲーションのためのユーザ装置の能力を決定するステップ502は、eNode B12においてコンポーネントキャリアの負荷を決定するステップと同時に実行される。
プロセッサ14は、eNode B12の各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数を決定することによりコンポーネントキャリアの負荷を決定する。他の実施形態では、各コンポーネントキャリアの負荷を決定するための他の手段が使用される。他の実施形態では、コンポーネントキャリアの負荷は、ユーザ装置のサービスクオリティ(QoS)要求、及び/又はコンポーネントキャリアにおけるユーザ装置のユーザサービスクオリティに基づいてプロセッサ14により計算される。ある実施形態では、1つ以上のコンポーネントキャリアの負荷が、次の式で計算される。

Figure 2013520048
但し、L(m)は、コンポーネントキャリアの負荷であり、nu_UE(m)は、コンポーネントキャリアmにおけるセル内の合計ユーザ数であり、R(i)は、ユーザ装置iのQoS要求に基づく重み付けファクタであり、そしてQ(i、m)は、コンポーネントキャリアmに指定されたユーザ装置のユーザサービスクオリティに基づく重み付けファクタである。
例えば、ある実施形態では、ユーザ装置は、2Mbpsを要求しそして重み付けファクタR(i)が2であるが、1Mbpsを要求するユーザ装置は、重み付けファクタR(i)が1である。重み付けファクタQ(i、m)とユーザ装置のユーザサービスクオリティとの間のマッピングは、システムに依存する。ある実施形態では、コンポーネントキャリアの負荷は、ユーザ装置のユーザサービスクオリティの増加と共に減少する。というのは、良好なサービスクオリティは、悪いサービスクオリティよりリソースが少なくてもよいからである。
コンポーネントキャリアの負荷、及びキャリアアグリゲーションのためのユーザ装置の容量が決定されると、プロセッサ14は、ステップ506に示すように、コンポーネントキャリアの決定された負荷及びユーザ装置1の容量に基づいて、ユーザ装置を1つ以上のコンポーネントキャリアに指定し始める。
このようにして、プロセッサは、複数のユーザ装置間で割り当ての公平性を与えるためにユーザ装置を1つ以上のコンポーネントキャリアに指定する。好都合にも、良好なマルチユーザ周波数ドメインパケットスケジューリング(FDPS)利得は、eNode B12のコンポーネントキャリアにユーザ装置を均一に指定することで達成することができる。更に、1つ以上のコンポーネントキャリアにユーザ装置を指定する前に、コンポーネントキャリアの負荷及びキャリアアグリゲーションのためのユーザ装置の能力を決定することにより、マルチユーザFDPSから最大の利益を得ることができる。
特に、eNode B12におけるコンポーネントキャリアは、eNode B12におけるコンポーネントキャリアへのユーザ装置のバランスのとれた指定を達成するために動作中に指定されるべき所定数のユーザ装置を有する。コンポーネントキャリアが、指定されるべきユーザ装置の所定数を越える場合には、マルチユーザ周波数ドメインパケットスケジューリング利得が減少される。
ユーザ装置は、eNode Bにおける幾つかのコンポーネントキャリアに指定される。ユーザ装置を幾つかのコンポーネントキャリアに指定するだけとすることにより、コンポーネントキャリアの負荷を越えないようにする。更に、ユーザ装置、例えば、LTE−進歩型ユーザ装置は、同じ利益を受けるが、ユーザ装置電力消費及びシグナリングオーバーヘッドが減少される。
換言すれば、ある実施形態では、LTE−進歩型ユーザ装置は、eNode Bにおける全てのコンポーネントキャリアに指定されるのではない。というのは、あるコンポーネントキャリアが過剰予約されるか又は既にほぼ過剰予約されているかもしれないからである。既に過剰予約されたコンポーネントキャリアにユーザ装置を指定すると、ユーザ装置は、その過剰予約されたコンポーネントキャリアにおいて良好なサービスを経験せず、そして更に、過剰予約されたコンポーネントキャリアに既に指定された他のユーザ装置のためのサービスを質低下させることになる。
図6は、シグナリングフローのステップを示すもので、プロセッサ14は、ステップ604において1つ以上のコンポーネントキャリアへユーザ装置を指定し始める。プロセッサ12は、1つ以上のコンポーネントキャリアへユーザ装置を指定し始めた後、エリア606に示すように、ユーザ装置を指定すべきであるという1つ以上のコンポーネントキャリアの情報を含むメッセージをユーザ装置1へ送信する。
ユーザ装置1は、ユーザ装置を1つ以上のコンポーネントキャリアに指定することに関する情報を含むメッセージを受け取ると、606に示すように、接続が完了したことを指示する情報を含む確認メッセージを送信する。メッセージ608がeNode B12へ送られた後に、ユーザ装置1は、1つ以上のコンポーネントキャリアに指定される。
図7は、ある実施形態によるフローチャートである。図7は、ユーザ装置を1つ以上のコンポーネントキャリアに指定するためのアルゴリズムを詳細に示す。
eNode B12のプロセッサ14は、ステップ702に示すように、ユーザ装置1がキャリアアグリゲーションを遂行できるかどうか決定する。ユーザ装置がキャリアアグリゲーションを遂行できることを決定すると、プロセッサ14は、ユーザ装置がアグリゲートできるコンポーネントキャリアの最大数を決定する。次いで、プロセッサは、ユーザ装置1がアグリゲートできるコンポーネントキャリアの最大数にパラメータKをセットする。ユーザ装置がキャリアアグリゲーションを遂行できない場合には、プロセッサは、K=1にセットする。
次いで、プロセッサ14は、ステップ704に示すように、eNode B12が与えることのできるコンポーネントキャリアの数を決定する。eNode B12により与えられるコンポーネントキャリアの数が決定されると、プロセッサは、パラメータMを、eNode B12におけるコンポーネントキャリアの数に等しくセットする。
ある実施形態では、ステップ704は遂行されない。というのは、eNode B12におけるコンポーネントキャリアの数をプロセッサがメモリから検索するためである。しかしながら、他の実施形態において、コンポーネントキャリアの数がeNode B12の動作中に変化する場合には、eNode B12におけるコンポーネントキャリアの数を決定するステップをプロセッサが常に遂行する。例えば、eNode B12におけるコンポーネントキャリアの数は、eNode B12の機能不良又は保守により変化することがある。
ステップ706において、プロセッサは、各コンポーネントキャリアに指定されるべきユーザ装置の最大数を決定する。コンポーネントキャリアに指定されるべきユーザ装置1の最大数を決定すると、プロセッサは、パラメータDを、コンポーネントキャリアに指定されるべきユーザ装置の最大数にセットする。
パラメータDは、各コンポーネントキャリア間で変化し得るが、通常、パラメータDは、各コンポーネントキャリアに対して同じである。ステップ704と同様に、コンポーネントキャリアに指定されるべきユーザ装置の最大数を決定するステップは、メモリからパラメータDを検索することを含む。ある実施形態では、パラメータDは、良好なマルチユーザドメインパケットスケジューリングを与えるために各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の希望数に対応する。ある実施形態では、プロセッサは、D=6ないし8にセットする。
ユーザ装置及びコンポーネントキャリアの初期パラメータを決定した後に、プロセッサは、ステップ708に示すように、カウンタQを初期値にセットする。ある実施形態では、カウンタQの初期値は、パラメータM又はパラメータKの小さい方である。
プロセッサ14は、各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数を決定する。プロセッサ14は、各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数で変数F(m)を記憶し、ここで、m=1、・・・Mである。ある実施形態では、プロセッサは、各コンポーネントキャリアにおける負荷を、各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数に基づいて決定する。プロセッサは、式(1)を使用して各コンポーネントキャリアの負荷を決定する。
各コンポーネントキャリアの負荷の決定がステップ710に示されている。プロセッサ14は、eNode Bのローカルレジストリ(図示せず)に質問することにより各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数を決定する。ある実施形態では、ベースステーションは、メモリに記憶された現在サービス中のユーザ装置のリストを有する。
各コンポーネントキャリアの負荷を決定した後に、プロセッサ14は、最低の負荷をもつコンポーネントキャリアを決定する。このように、セルにおける最小予約コンポーネントキャリアを識別することにより、セルへの接続を要求するユーザ装置は、バランスをとった状態で割り当てることができる。ステップ712は、指定された負荷が最低のコンポーネントキャリアをプロセッサ14が決定することを示す。
ある実施形態では、ユーザ装置1は、同じコンポーネントキャリアに2回指定されることはない。ステップ714において、プロセッサは、最低負荷のコンポーネントキャリアに既にユーザ装置が指定されているかどうか決定する。ユーザ装置がコンポーネントキャリアに既に指定されている場合には、プロセッサ14は、ステップ716に示すように、別のコンポーネントキャリアを選択する。ある実施形態では、負荷が次に最も低いことに基づいて別のコンポーネントキャリアが選択される。
或いは又、ステップ712で選択されたコンポーネントキャリアにユーザ装置1が指定されないとプロセッサ14が決定する場合には、ユーザ装置のためのコンポーネントキャリアをプロセッサ14が選択する。ステップ718に示すように、プロセッサは、選択されたコンポーネントキャリアにユーザ装置を指定する。
選択されたコンポーネントキャリアにユーザ装置1を指定した後に、プロセッサは、カウンタQを変更する。カウンタQは、ステップ720に示すように、以前より1だけ少なくなるようにセットされる(例えば、Q=Q−1)。
次いで、プロセッサは、ステップ722において、ユーザ装置を付加的なコンポーネントキャリアに指定することを繰り返すべきか、又はユーザ装置をコンポーネントキャリアに指定することを終了すべきか決定する。
特に、プロセッサ14は、各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置1の数が、セルの良好な動作を許すために各コンポーネントキャリアに指定されるべきユーザ装置の最大数より依然小さいかどうか決定する。プロセッサは、各コンポーネントキャリアについて、ユーザ装置1を更なるコンポーネントキャリアに指定できるかどうか決定する。
更に、プロセッサは、カウンタQが0より大きいかどうか決定する。このように、カウンタQが0より小さい場合には、ユーザ装置がアグリゲートできるコンポーネントキャリアの最大数にユーザ装置が到達しているか、又はeNode Bにおける使用可能な全コンポーネントキャリアにユーザ装置が既に指定されているかのいずれかである。ユーザ装置を更なるコンポーネントキャリアに指定できる場合には、プロセッサは、アルゴリズムを繰り返し、そして矢印724で示すように、ステップ710へ復帰する。
ユーザ装置が更なるコンポーネントキャリアに指定されない場合には、プロセッサは、ステップ726に示すように、指定アルゴリズムを終了する。
図8は、ある実施形態に対するフローチャートである。特に、図8に示すステップは、図7に示すステップ712に任意に置き換えられる。図8に示す破線矢印は、ステップ714において図7に示すプロセスに続くことを表わす。図8に示すステップ812は、図7に示すステップ712と同じである。ステップ812は、プロセッサ14が、最低負荷のコンポーネントキャリアを決定することを示す。
しかしながら、あるケースでは、等しい負荷をもつコンポーネントキャリアがある。このように、最低負荷のコンポーネントキャリアが2つ以上存在することがある。
ステップ814において、プロセッサ14は、最低負荷のコンポーネントキャリアが2つ以上あるかどうか決定する。最低負荷のコンポーネントキャリアが1つだけあると決定された場合には、プロセッサは、ステップ816に示すように、ユーザ装置を最低負荷のコンポーネントキャリアに指定し始めるように進む。次いで、プロセッサ14は、ステップ816の後に、図7に示すステップ714の方法へと続く。
ステップ814において、最低負荷のコンポーネントキャリアが2つ以上あるとプロセッサ14が決定すると、プロセッサ14は、他の基準に基づいてユーザ装置がどのコンポーネントキャリアに指定されねばならないか決定する必要がある。
ある実施形態では、プロセッサ14は、等しい最低負荷をもつと決定される1つのコンポーネントキャリアを任意に選択する。
他の実施形態では、プロセッサは、ステップ818に示すように、各コンポーネントキャリアに対してチャンネルクオリティに関するパラメータを決定する。チャンネルクオリティに関するパラメータは、決定された平均測定値である。
等しい最低負荷をもつと決定されたコンポーネントキャリアが、同じ平均チャンネルクオリティを有する場合には、eNode Bのプロセッサは、ユーザ装置に対してコンポーネントキャリアをランダムに選択することができる。ある実施形態では、プロセッサ14は、1つ以上のファクタに基づいて平均チャンネルクオリティを決定する。
他の実施形態では、1つ以上のコンポーネントキャリアのクオリティは、それに加えて又はそれとは別に、ユーザ装置1に対する予想受信スループットに基づいて決定される。プロセッサ14は、ユーザ装置に対する予想受信スループットを、コンポーネントキャリア帯域巾に基づいて決定する。このように、プロセッサは、帯域巾の広いコンポーネントキャリアを選択することができる。というのは、コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置が高いスループットを有することが予想されるからである。
コンポーネントキャリアの平均チャンネルクオリティが同じでない場合には、プロセッサは、820に示すように、コンポーネントキャリア指定がユーザ装置1とのアップリンク通信に対するものかダウンリンク通信に対するものか決定する。
コンポーネントキャリア指定がアップリンク通信のためのものであると決定すると、プロセッサは、ステップ822に示すように、どのコンポーネントキャリアが最低干渉レベルをもつか決定する。ある実施形態では、最低干渉レベルは、アップリンクにおいてeNode Bにより平均受信干渉電力として測定される。平均受信干渉電力は、各コンポーネントキャリアに対して決定され、プロセッサ14は、最低干渉レベルのコンポーネントキャリアを選択する。
ステップ822においてコンポーネントキャリアを選択した後に、プロセッサは、ステップ714において図7の方法に続く。
ステップ820において、コンポーネントキャリア指定がダウンリンク通信のためのものであるとプロセッサ14が決定すると、プロセッサ14は、ユーザ装置1の信号クオリティ状態が最良のコンポーネントキャリアを選択する。ユーザ装置信号クオリティ状態は、各コンポーネントキャリアに対してユーザ装置チャンネルクオリティインジケータ(CQI)又は基準信号受信クオリティ(RSRQ)の平均をとることで測定される。
その後、プロセッサは、ステップ714へ進むことにより図7の方法に続く。
図9は、eNode Bの負荷を例示する。eNode Bは、4つのコンポーネントキャリア、即ちコンポーネントキャリア1 902、コンポーネントキャリア2 904、コンポーネントキャリア3 906、コンポーネントキャリア4 908を含む。図9は、更に、eNode Bにおける1つ以上のコンポーネントキャリアに指定された6個のユーザ装置を示す。
各ユーザ装置は、異なる時点でeNode Bに接続される。特に、ユーザ装置1ないし6は、実施形態を説明する目的でeNode Bに順次に接続される。
ユーザ装置#1 911は、eNode B12との接続を要求する。ステップ702を参照すれば、eNode Bのプロセッサは、ユーザ装置#1 911がアグリゲートできるコンポーネントキャリアの最大数が4であると決定する。これは、図9に示すように、ユーザ装置と同じ線上のK=4により表わされる。
次いで、プロセッサ14は、図9に示すように4つのコンポーネントキャリアがあるので、M=4であり、且つ各コンポーネントキャリアに指定されるべきユーザ装置の最大数が6である(D=6)ことを決定する。これは、図7に示すように704及び706で行われるステップに対応する。
次いで、プロセッサ14は、M=4及びK=4であるから、708におけるカウンタQをQ=4にセットする。次いで、プロセッサ14は、ステップ710に示すように、各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数が0であると決定する。これは、ユーザ装置#1 911がeNode Bへの接続を試みるときに、他のユーザ装置がeNode Bに取り付けられないからである。このように、各コンポーネントキャリアに対してF(m)=0となる。
この実施形態では、各コンポーネントキャリアの負荷L(m)は、各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数F(m)として決定される。即ち、負荷L(m)=F(m)である。別の実施形態では、負荷L(m)は、前記実施形態で述べたように、サービスクオリティ及び/又はチャンネルクオリティのような付加的なファクタに基づいて決定される。
次いで、プロセッサは、コンポーネントキャリア902、904、906及び908の各々に、ステップ712に示すように、最低数のユーザ装置が指定されたと決定する。
eNode Bにおけるいずれのコンポーネントキャリアにもユーザ装置が取り付けられないので、プロセッサ14は、ユーザ装置#1 911がいずれのコンポーネントキャリアにもそれ以前に指定されていないことを決定する。次いで、プロセッサ14は、718に示すように、ユーザ装置#1 911をコンポーネントキャリア#1 902に指定するように進む。
プロセッサは、ステップ720において、カウンタQをQ=3に調整する。ステップ722において、プロセッサは、F(m)<Dが真であることを決定する。というのは、コンポーネントキャリア#1 902に対してF(m)=1であり、そして他の全てのコンポーネントキャリアに対してF(m)=0だからである。ステップ722において、プロセッサは、上述したように、Q=3であるから、Q>0が真であることも決定する。
このように、より多くのコンポーネントキャリアを指定できるので、プロセッサ14は、ステップ710において、付加的なコンポーネントキャリアにユーザ装置を指定することに戻る。このように、プロセッサは、eNode Bにおける他の全てのコンポーネントキャリア904、906及び908にユーザ装置#1 911を指定するステップを繰り返す。プロセッサ14は、Q>0が真でないことを決定すると、コンポーネントキャリアへのユーザ装置#1の指定を停止する。換言すれば、プロセッサ14は、それ以上のコンポーネントキャリアへのユーザ装置#1の指定を停止する。というのは、ユーザ装置#1がそれ以上のコンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーションをサポートできないからである。
次いで、ユーザ装置#2 912は、eNode Bとの接続を要求する。ユーザ装置#1 911での手順と同様に、ユーザ装置#2 912は、各コンポーネントキャリアに指定される。というのは、各コンポーネントキャリアは、付加的なユーザ装置を指定すべき容量を有するからである。
ユーザ装置#3は、1つのコンポーネントキャリア902のみに指定される。これは、ユーザ装置がアグリゲートできるコンポーネントキャリアの最大数が1だからである。即ち、ユーザ装置#3 913は、コンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーションを遂行することができない。このように、ステップ708において、カウンタQは、Q=1にセットされる。これは、ステップ712により、カウンタQが0に等しいことを意味し、ユーザ装置#3 913は、付加的なコンポーネントキャリアに指定されない。というのは、ステップ722において、Q>0が真でないことをプロセッサが決定するからである。Q>0が真でないことを決定した後、プロセッサ14は、ステップ726に示すように、プロセスを終了する。
又、ユーザ装置#4 914も、eNode Bへの接続を試みる。ユーザ装置#3 913と同様に、ユーザ装置#4 914は、キャリアアグリゲーションをサポートしない。しかしながら、ユーザ装置#4 914は、コンポーネントキャリア#1 902に指定されない。というのは、ユーザ装置#3 913、ユーザ装置#2 912及びユーザ装置#1 911がコンポーネントキャリア#1に既に指定されているからである。
このように、プロセッサ14は、ステップ712において、ユーザ装置#4 914がeNode Bに接続されたときに、最低数のユーザ装置が指定されているコンポーネントキャリアが、コンポーネントキャリア#2 904、コンポーネントキャリア#3 906及びコンポーネントキャリア#4 908(各々2つのユーザ装置が既に指定されている)であることを決定する。このように、ユーザ装置#4は、コンポーネントキャリア#2に指定される。
ユーザ装置#5 915は、2つのコンポーネントキャリアの最大アグリゲーションをサポートすることができ、それ故、コンポーネントキャリア#3 906及びコンポーネントキャリア#4 908に指定される。というのは、これらキャリアには、このとき、最低数のユーザ装置が指定されているからである。
ユーザ装置#6 916は、ユーザ装置がアグリゲートできるコンポーネントキャリアの最大数を3として有している。ステップ712において、プロセッサ14は、ユーザ装置#6 916がeNode Bへの接続を試みるときに、各コンポーネントキャリアに3つのユーザ装置(F(m)=3)が指定されたことを決定する。全てのコンポーネントキャリアは、等しいものであり、従って、プロセッサは、ユーザ装置#6 916をコンポーネントキャリア#1ないし#3に指定する。
図9は、eNode Bが低い負荷を有し、そして各ユーザ装置がキャリアアグリゲーションをサポートできるところの最大数のコンポーネントキャリアに各ユーザ装置を指定できる規範的実施形態を示す。
図10は、eNode Bにおける負荷の一例を示す。図10は、図9と同様であるが、図10は、負荷が中程度である場合を示す。図10は、20個のユーザ装置が1つ以上のコンポーネントキャリアに指定されることを示す。
プロセッサ14は、ステップ710において各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数が、コンポーネントキャリア#1 902の場合にF(m)=7であり、コンポーネントキャリア#2 904の場合にF(m)=5であり、コンポーネントキャリア#3 906の場合にF(m)=5であり、そしてコンポーネントキャリア#4 908の場合にF(m)=8であることを決定する。
コンポーネントキャリア#2及び#3 904及び906だけは、ユーザ装置の所定の最大数D=6未満である。コンポーネントキャリア#1及び#4は、各コンポーネントキャリアに指定するためのユーザ装置を最大数より多く有する。
プロセッサ14は、ステップ718においてコンポーネントキャリア#2にユーザ装置を指定する。プロセッサは、ステップ722において、コンポーネントキャリア#3 906に対してF(m)<Dが真であることを決定し、そしてステップ718においてユーザ装置がコンポーネントキャリア#3に指定されるように手順を繰り返す。その後、ステップ722において、プロセッサ14は、F(m)<Dが偽であることを決定し、そしてプロセッサは、ステップ726に示すように、指定を終了させる。
図10に示す実施形態では、キャリアアグリゲーション能力K=4をもつ新規なLTE−進歩型ユーザ装置がセルに入ったとき、プロセッサ14は、ユーザ装置をコンポーネントキャリア#2及び#3のみに指定する。というのは、コンポーネントキャリア#2及び#3は、予備能力をもつ唯一のコンポーネントキャリアだからである。
潜在的に、LTE−進歩型ユーザ装置は、4つ全部のコンポーネントキャリア#1ないし#4に指定することができる。しかしながら、LTE−進歩型ユーザ装置は、2つのコンポーネントキャリアにしか指定されず、これは、ユーザ装置に対してより効率的な電力消費及びシグナリングオーバーヘッドを与える。LTE−進歩型ユーザ装置が全てのコンポーネントキャリアに指定された場合でも、FDPSから完全に利益を得るに充分なユーザ装置が全てのコンポーネントキャリア上に既にあるので、システム性能を改善することはできない。
図11は、eNode Bにおける負荷の例を示す。図11は、図9及び10と同様であるが、eNode Bは、高い負荷を有する。新たなユーザ装置がeNode Bへの接続を要求する場合には、ステップ710において、プロセッサは、各コンポーネントキャリアに指定されるユーザ装置の数が、コンポーネントキャリア#1 902の場合にF(m)=8であり、コンポーネントキャリア#2 904の場合にF(m)=9であり、コンポーネントキャリア#3 906の場合にF(m)=9であり、そしてコンポーネントキャリア#4 908の場合にF(m)=11であることを決定する。
プロセッサ14は、ステップ712において、最低数のユーザ装置が指定されたコンポーネントキャリアがコンポーネントキャリア#1 902であることを決定する。プロセッサ14は、前記実施形態と同様に、ステップ718に示すように、コンポーネントキャリア#1 902にユーザ装置を指定する。しかしながら、ステップ722において、プロセッサ14は、F(m)<Dが偽であることを決定し、そしてプロセッサは、ステップ726に示すように、指定を終了する。
LTE−進歩型に関連して実施形態を説明したが、複数のコンポーネントキャリアを含むキャリアが使用される他の通信システムにも同様の原理を適用できることに注意されたい。又、ベースステーションにより与えられるキャリアに代わって、コンポーネントキャリアを含むキャリアが移動ユーザ装置のような通信装置により与えられる。例えば、これは、固定装置が設けられず、例えば、アドホックネットワークにおいて複数のユーザ装置により通信システムが形成されるケースである。それ故、ワイヤレスネットワーク、技術及び規格についての幾つかの規範的アーキテクチャーを参照して幾つかの実施形態を一例として説明したが、ここに図示して説明した以外の適当な形態の通信システムに実施形態を適用することができる。
又、本発明の規範的実施形態を上述したが、本発明の範囲から逸脱せずに、ここに開示した解決策に多数の変更や修正がなされることにも注意されたい。
一般的に、種々の実施形態は、ハードウェア又は特殊目的の回路、ソフトウェア、ロジック又はその組み合わせで具現化される。本発明のある観点は、ハードウェアで具現化される一方、他の観点は、コントローラ、マイクロプロセッサ又は他のコンピューティング装置により実行されるファームウェア又はソフトウェアで具現化されるが、本発明は、これに限定されない。本発明の種々の観点は、ブロック図、フローチャート、又は他の何らかの絵画的表現を使用して、図示して説明されたが、ここに述べるこれらブロック、装置、システム、技術又は方法は、非限定例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊目的回路又はロジック、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティング装置、或いはその幾つかの組み合わせで具現化されることを理解されたい。
本発明の実施形態は、プロセッサエンティティのような移動装置のデータプロセッサにより実行可能なコンピュータソフトウェア、又はハードウェア、或いはソフトウェア及びハードウェアの組み合わせにより、具現化される。
更に、この点に関して、論理フロー図のブロックは、プログラムステップ又は相互接続されたロジック回路、ブロック及び機能、或いはプログラムステップ及びロジック回路、ブロック及び機能の組み合わせを表わすことに注意されたい。ソフトウェアは、メモリチップのような物理的媒体、プロセッサ内に実施されるメモリブロック、ハードディスク又はフロッピーディスクのような磁気媒体、DVD及びそのデータ異形、即ちCDのような光学的媒体に記憶される。
メモリは、ローカル技術環境に適したいずれの形式でもよく、そして適当なデータ記憶技術、例えば、半導体ベースのメモリ装置、磁気メモリ装置及びシステム、光学的メモリ装置及びシステム、固定メモリ及び除去可能なメモリを使用して実施される。データプロセッサは、ローカル技術環境に適したいずれの形式でもよく、そして汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、マルチコアプロセッサアーキテクチャーをベースとするゲートレベル回路及びプロセッサ、の1つ以上を含むが、これに限定されない。
本発明の実施形態は、集積回路モジュールのような種々のコンポーネントにおいて実施される。集積回路の設計は、全般的に、高度に自動化されたプロセスである。ロジックレベル設計を、半導体基板上にエッチングされて形成される準備のできた半導体回路設計へと変換するための複雑で且つパワフルなソフトウェアツールを利用することができる。
カリフォルニア州マウンテンビューのSynopsys社、及びカリフォルニア州サンノセのCadence Design社により提供されるもののようなプログラムは、充分に確立された設計ルール及び予め記憶された設計モジュールのライブラリを使用して、導体を自動的に引き回すと共に半導体チップ上にコンポーネントを配置する。半導体回路の設計が完了すると、それにより得られる標準電子フォーマットの設計(例えば、Opus、GDSII、等)が半導体製造設備又は製造用“fab”へ送信される。
本明細書で使用する「回路」という語は、次の全部を指す。
(a)ハードウェアのみの回路実施(アナログ及び/又はデジタル回路のみの実施のような);
(b)回路及びソフトウェア(及び/又はファームウェア)の組み合わせ、例えば、(i)プロセッサの組み合わせ、又は(ii)移動電話又はサーバーのような装置に種々の機能を果たさせるように一緒に働くプロセッサ/ソフトウェア(デジタル信号プロセッサを含む)、ソフトウェア、及びメモリの部分;及び
(c)ソフトウェア又はファームウェアが物理的に存在しなくても、動作のためのソフトウェア又はファームウェアを要求するマイクロプロセッサ又はマイクロプロセッサの一部分のような回路。
「回路」についてのこの定義は、特許請求の範囲を含めた本明細書においてこの用語の全ての使用に適用される。更に別の例として、本明細書に使用される語「回路」は、単なるプロセッサ(又は複数のプロセッサ)、或いはプロセッサ及びそれに付随するソフトウェア及び/又はファームウェアの一部分の実施もカバーする。又、「回路」という語は、例えば、特許請求の範囲の特定の要素に適用される場合には、基本帯域集積回路、移動電話のアプリケーションプロセッサ集積回路、又はサーバーにおける同様の集積回路、セルラーネットワーク装置、或いは他のネットワーク装置もカバーする。
以上、本発明の規範的実施形態を一例として及び非限定例として詳細に説明した。しかしながら、当業者であれば、以上の説明を添付図面及び特許請求の範囲に関連して読んだときに種々の変更や適応が明らかとなろう。しかしながら、本発明の教示の全てのそのような及び同様の変更は、特許請求の範囲に規定された本発明の範囲内に包含される。実際に、上述した他の実施形態の組み合わせより成る更に別の実施形態も考えられる。
1:移動装置
2:キーパッド
3:データ処理エンティティ
4:メモリ
5:ディスプレイ
7:送信器
9:コンポーネント
10:アクセスシステム
11:アグリゲートされたキャリア
12:ベースステーション
13:コントローラ
14:データプロセッサ
15:ゲートウェイ
20:データネットワーク

Claims (33)

  1. 複数のコンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーションのために通信装置の能力を決定する段階と、
    少なくとも1つのコンポーネントキャリアの負荷を決定する段階と、
    前記能力の決定及び前記負荷の決定に基づき1つ以上のコンポーネントキャリアに通信装置を指定する段階と、
    を含む方法。
  2. 前記能力を決定する段階は、前記通信装置がキャリアアグリゲーションにおいてサポートするコンポーネントキャリアの最大数を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記負荷を決定する段階は、少なくとも1つのコンポーネントキャリアに指定される通信装置の数を決定することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記負荷は、次の事柄、即ち、少なくとも1つのコンポーネントキャリアに指定される通信装置の数、ユーザ装置のサービスの要求クオリティ、及びコンポーネントキャリアにおけるユーザサービスクオリティ、のうちの1つ以上に基づいて決定される、請求項4に記載の方法。
  5. 前記負荷を決定する段階は、各コンポーネントキャリアに対する負荷限界を決定することを含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記負荷限界は、各コンポーネントキャリアによってサポートされる通信装置の最大数に基づく、請求項5に記載の方法。
  7. 前記コンポーネントキャリアの負荷が負荷限界より低いときに、通信装置を1つ以上のコンポーネントキャリアに指定することが繰り返される、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 通信装置に指定されるコンポーネントキャリアの数が、キャリアアグリゲーションにおいて通信装置がサポートするコンポーネントキャリアの最大数より少ないとき、通信装置を1つ以上のコンポーネントキャリアに指定することが繰り返される、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記負荷を決定する段階は、複数のコンポーネントキャリアのうちの、負荷が最も低いコンポーネントキャリアを決定することを含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記指定する段階は、負荷が最も低いコンポーネントキャリアを通信装置に指定することを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 負荷が最も低いコンポーネントキャリアが2つ以上あるときには、前記決定は、負荷が最も低い2つ以上のコンポーネントキャリアの別のパラメータを決定することを含む、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記別のパラメータは、コンポーネントキャリアに関連した1つ以上のチャンネルクオリティパラメータである、請求項11に記載の方法。
  13. 前記指定する段階は、チャンネルクオリティパラメータが所定レベルを満足するときに通信装置をコンポーネントキャリアに指定することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記チャンネルクオリティパラメータは、受信干渉電力、コンポーネントキャリアの帯域巾、及び信号クオリティ状態、のうちの1つ以上である、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 前記指定する段階は、通信装置がコンポーネントアグリゲーションをサポートしないと決定されたときに通信装置を単一のコンポーネントキャリアに指定することを含む、請求項1から14のいずれかに記載の方法。
  16. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
    を備え、その少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサにより、装置が、少なくとも、
    複数のコンポーネントキャリアのキャリアアグリゲーションのために通信装置の能力を決定し、
    少なくとも1つのコンポーネントキャリアの負荷を決定し、そして
    前記能力の決定及び前記負荷の決定に基づき1つ以上のコンポーネントキャリアに通信装置を指定する、
    ようにさせるよう構成される装置。
  17. 前記プロセッサは、前記通信装置がキャリアアグリゲーションにおいてサポートするコンポーネントキャリアの最大数を決定するように構成される、請求項16に記載の装置。
  18. 前記プロセッサは、少なくとも1つのコンポーネントキャリアに指定される通信装置の数を決定するように構成される、請求項16又は17に記載の装置。
  19. 前記負荷は、次の事柄、即ち、少なくとも1つのコンポーネントキャリアに指定される通信装置の数、ユーザ装置のサービスの要求クオリティ、及びコンポーネントキャリアにおけるユーザサービスクオリティ、のうちの1つ以上に基づいて決定される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記プロセッサは、各コンポーネントキャリアに対する負荷限界を決定するように構成される、請求項15から19に記載の装置。
  21. 前記負荷限界は、各コンポーネントキャリアによってサポートされる通信装置の最大数に基づく、請求項20に記載の装置。
  22. 前記プロセッサは、前記コンポーネントキャリアの負荷が負荷限界より低いとき、通信装置を1つ以上のコンポーネントキャリアに指定することを繰り返すように構成される、請求項20又は21に記載の装置。
  23. 前記プロセッサは、通信装置に指定されるコンポーネントキャリアの数が、キャリアアグリゲーションにおいて通信装置がサポートするコンポーネントキャリアの最大数より少ないとき、通信装置を1つ以上のコンポーネントキャリアに指定することを繰り返すように構成される、請求項16から22のいずれかに記載の装置。
  24. 前記プロセッサは、複数のコンポーネントキャリアのうちの、負荷が最も低いコンポーネントキャリアを決定するように構成される、請求項16から23のいずれかに記載の装置。
  25. 前記プロセッサは、負荷が最も低いコンポーネントキャリアに通信装置を指定するように構成される、請求項24に記載の装置。
  26. 負荷が最も低いコンポーネントキャリアが2つ以上あることを前記プロセッサが決定するときに、前記プロセッサは、負荷が最も低いコンポーネントキャリアの別のパラメータを決定するように構成される、請求項24又は25に記載の装置。
  27. 前記別のパラメータは、コンポーネントキャリアに関連した1つ以上のチャンネルクオリティパラメータである、請求項26に記載の方法。
  28. 前記指定は、チャンネルクオリティパラメータが所定レベルを満足するときに通信装置をコンポーネントキャリアに指定することを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記チャンネルクオリティパラメータは、受信干渉電力、コンポーネントキャリアの帯域巾、及び信号クオリティ状態、のうちの1つ以上である、請求項27又は28に記載の方法。
  30. 前記プロセッサは、通信装置がコンポーネントアグリゲーションをサポートしないと決定されたときに通信装置を1つのコンポーネントキャリアに指定するように構成される、請求項16から28のいずれかに記載の装置。
  31. 請求項16から30に記載の装置を備えたベースステーション。
  32. 前記ベースステーションは、eNode Bである、請求項31に記載のベースステーション。
  33. データ処理装置上でプログラムが実行されるとき請求項1から15のいずれかに記載のステップを遂行するようにされたプログラムコード手段を含むコンピュータプログラム。
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