JP2013519208A - Ledベース矩形照明装置 - Google Patents
Ledベース矩形照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013519208A JP2013519208A JP2012552011A JP2012552011A JP2013519208A JP 2013519208 A JP2013519208 A JP 2013519208A JP 2012552011 A JP2012552011 A JP 2012552011A JP 2012552011 A JP2012552011 A JP 2012552011A JP 2013519208 A JP2013519208 A JP 2013519208A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- leds
- led
- output window
- insert
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21K—NON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21K9/00—Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
- F21K9/60—Optical arrangements integrated in the light source, e.g. for improving the colour rendering index or the light extraction
- F21K9/64—Optical arrangements integrated in the light source, e.g. for improving the colour rendering index or the light extraction using wavelength conversion means distinct or spaced from the light-generating element, e.g. a remote phosphor layer
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21K—NON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21K9/00—Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
- F21K9/20—Light sources comprising attachment means
- F21K9/23—Retrofit light sources for lighting devices with a single fitting for each light source, e.g. for substitution of incandescent lamps with bayonet or threaded fittings
- F21K9/233—Retrofit light sources for lighting devices with a single fitting for each light source, e.g. for substitution of incandescent lamps with bayonet or threaded fittings specially adapted for generating a spot light distribution, e.g. for substitution of reflector lamps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21K—NON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21K9/00—Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
- F21K9/60—Optical arrangements integrated in the light source, e.g. for improving the colour rendering index or the light extraction
- F21K9/62—Optical arrangements integrated in the light source, e.g. for improving the colour rendering index or the light extraction using mixing chambers, e.g. housings with reflective walls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
- F21Y2105/00—Planar light sources
- F21Y2105/10—Planar light sources comprising a two-dimensional array of point-like light-generating elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
- F21Y2115/00—Light-generating elements of semiconductor light sources
- F21Y2115/10—Light-emitting diodes [LED]
Abstract
照明装置100は、複数の発光ダイオード(LED)102と、該LEDの上側に設置され、前記LEDから放射された光を混合して色変換するように構成された矩形の光混合キャビティ109とを含む。矩形の光混合キャビティ109の長い方の側壁内面は第1の種類の波長変換材料で被覆され、短い方の側壁内面は入射光を色変換することなく反射する。LEDの上側に配置された出力窓108は、第2の種類の波長変換材料で被覆されている。光混合キャビティ109は、非金属の拡散反射層124とそれを裏側から支持する別の反射層とを有する交換可能な反射性挿入体を含み得る。加えて、LED102は、実装基板104上に設けられた底上げパッドの上に取り付けられ得る。光混合キャビティ109は、複数の孔を有する底部リフレクタ106を含み得、底上げパッドはLEDを底上げし、LEDが底部リフレクタ106の上面の上側に位置するようにする。
【選択図】図2
【選択図】図2
Description
(関連出願の相互参照)
本出願は、2010年2月4日付けで出願された米国特許仮出願第61/301,546号及び2011年1月27日付けで出願された米国特許出願第13/015,431号の優先権を主張するものである(両特許出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする)。
本出願は、2010年2月4日付けで出願された米国特許仮出願第61/301,546号及び2011年1月27日付けで出願された米国特許出願第13/015,431号の優先権を主張するものである(両特許出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする)。
(技術分野)
本明細書で説明する実施形態は、発光ダイオード(LED)を含む照明装置に関する。
本明細書で説明する実施形態は、発光ダイオード(LED)を含む照明装置に関する。
LEDチップの最大温度の限界に起因する照明装置によって生成される光の出力レベルまたは光束の限界や、LEDチップの温度に大きく関係する寿命要件のために、一般照明における発光ダイオードの使用は依然として制約がある。LEDチップの温度は、LEDシステムの冷却能力及び出力効率(LED及びLEDシステムによって生成された光出力の入力電力に対する比率)によって決まる。また、LEDを使用する照明装置は、一般的に、色点の不安定性によって特徴付けられる色品質の悪さに悩まされている。色点の不安定性は、部品によってばらつきがあるだけでなく、経時的に変化する。色品質の悪さは、出力がほとんどないバンドを有するLED光源によって生成されたスペクトルに起因する演色性の悪さによっても特徴付けられる。さらに、LEDを使用する照明装置は、一般的に、空間的及び/または角度的な色ムラを有する。加えて、LEDを使用する照明装置は高価である。その理由は、とりわけ、光源の色点を維持するために必要とされる色制御電子装置及び/またはセンサが必要であることや、用途のための色及び/または光束の要件を満たすように製造されたLEDだけを選んで使用するためである。
したがって、発光ダイオードを光源として使用する照明装置の改良が望まれている。
本発明は、発光ダイオード(LED)を含む照明装置を提供する。一実施形態では、本発明の照明装置は、第1の方向に延びる長さ寸法と、前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に延びかつ前記長さ寸法よりも短い幅寸法と、複数の発光ダイオード(LED)が取り付けられる第1の面とを有する光源サブアセンブリを含む。本発明の照明装置は、前記第1の面の上側に前記複数のLEDから物理的に離間して設置され、前記光源サブアセンブリから放射された光を混合して色変換するように構成された光変換サブアセンブリをさらに含む。前記光変換サブアセンブリの第1の内面の第1の部分は前記第1の方向に整列されており、かつ第1の種類の波長変換材料で被覆されている。前記光変換サブアセンブリの第2の内面の第1の部分は前記第2の方向に整列されており、かつ入射光を色変換することなく反射する。前記光変換サブアセンブリの出力窓の一部は、第2の種類の波長変換材料で被覆されている。前記第2の方向に整列された前記第2の内面の前記第1の部分は、380nmないし780nmの入射光の少なくとも95%を色変換することなく反射する。
別の実施形態では、本発明の照明装置は、第1の方向に延びる長さ寸法と、前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に延びかつ前記長さ寸法よりも短い幅寸法とを有する実装基板を含む。複数のLEDが前記実装基板上に設置される。本発明の照明装置は、前記複数のLEDの上側に、該複数のLEDから物理的に離間して設置された出力窓と、前記複数のLEDから放射された光が出力窓から出るまでの間に前記光を反射するように構成された光混合キャビティとをさらに含む。前記光混合キャビティの第1の部分は前記第1の方向に整列されており、かつ第1の種類の波長変換材料で被覆されている。また、前記光混合キャビティの第2の部分は前記第2の方向に整列されており、かつ入射光を色変換することなく反射する。前記出力窓の一部は、第2のの種類の波長変換材料で被覆されている。前記第2の方向に整列された前記第2の内面の前記第2の部分及び/または底部リフレクタ挿入体は、380nmないし780nmの入射光の少なくとも95%を色変換することなく反射する。
別の実施形態では、本発明の照明装置は、複数の光ダイオード(LED)と、前記複数のLEDの上側に該LEDから物理的に離間して設置され、かつ前記LEDから放射された光を混合して色変換するように構成された光混合キャビティとを含む。前記光混合キャビティの第1の内面は、交換可能な反射性挿入体を含む。前記交換可能な反射性挿入体は、非金属の拡散反射層と、該拡散反射層を裏側から支持する別の反射層とを有する。前記別の反射層は、鏡面反射性を有し得る。前記交換可能な反射性挿入体は、前記光混合キャビティの底面を形成する底部リフレクタ挿入体及び/または前記光混合キャビティの側壁面を形成する側壁挿入体であり得る。
さらなる別の実施形態では、本発明の照明装置は、複数の底上げパッドを有する実装基板と、前記実装基板の前記複数の底上げパッド上に設置された複数のLEDとを含む。本発明の照明装置は、前記LEDから放射された光が出力窓から出るまでの間に前記光を反射するように構成された光混合キャビティをさらに含む。前記光混合キャビティは、複数の孔を有する底部リフレクタを有する。前記複数の底上げパッドは、前記複数のLEDが前記底部リフレクタの上面の上側に位置するように、前記複数のLEDを前記複数の孔を通して底上げする。前記光混合キャビティの第1の部分が、第1の種類の波長変換材料で被覆されており、前記出力窓の一部が、第2の種類の波長変換材料で被覆されている。
さらなる詳細及び実施形態及び技術は、以下の詳細な説明で述べる。この要約は、本発明を規定する。本発明は、特許請求の範囲により規定される。
添付図面は本発明の実施形態を示す。同様の番号は同様の構成要素を示す。
以下、本発明の背景の例及び本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。それらの例は、添付図面に示されている。
図1は、発光ダイオード(LED)照明装置100の斜視図である。図2は、LED照明装置100の構成要素を示す分解図である。本明細書で定義されるように、LED照明装置は、単なるLEDではなく、LED光源またはLED器具あるいはそれらの構成部品であることを理解されたい。LED照明装置100は、1若しくは複数のLEDダイまたはパッケージ化されたLEDと、それらが実装される実装基板とを含む。図3A及び3Bはそれぞれ、LED照明装置100の一実施形態を示す斜視図及び断面図である。
図2を参照すると、LED照明装置100は、実装基板104上に実装された1若しくは複数の固体発光素子、例えば発光ダイオード(LED)102を含む。実装基板104は、取付台101に取り付けられ、実装基板保持リング103によって所定の位置に固定される。LED102が実装された実装基板104と実装基板保持リング103とを組み合わせることにより、光源サブアセンブリ115が構成される。光源サブアセンブリ115は、LED102を使用して、電気エネルギーを光に変換することができる。光源サブアセンブリ115から放射された光は、色混合または色変換のために光変換サブアセンブリ116へ導かれる。光変換サブアセンブリ116はキャビティ本体部105と出力窓108とを含み、任意選択で底部リフレクタ挿入体106及び側壁挿入体107の一方または両方を含む。出力窓108は、キャビティ本体部105の上部に固定される。キャビティ本体部105は、サブアセンブリ116を光源サブアセンブリ115の上側に設置したときに、LED102から入射した光が出力窓108から出るまで前記光を反射するのに使用され得る内部側壁を有する。底部リフレクタ挿入体106は、任意選択で、実装基板104の上側に配置され得る。底部リフレクタ挿入体106は、該挿入体によって各LED102の光放射部分を遮らないように、複数の孔を有する。側壁挿入体107は、サブアセンブリ116を光源サブアセンブリ115の上側に設置したときに、LEDから入射した光が出力窓108から出るまで、側壁挿入体107の内面が前記光を反射するように、任意選択でキャビティ本体部105の内側に配置され得る。
この実施形態では、側壁挿入体107と、出力窓108と、実装基板上に配置された底部リフレクタ挿入体106とにより、LED102から入射した光が出力窓108から出るまで前記光の一部を反射する光混合キャビティ109がLED照明装置100に画定される。出力窓から出る前にキャビティ109内の光を反射することにより、LED照明装置100から放射された光を混合して光の分布をより均一にするという効果が得られる。
図3A及び3Bは、光混合キャビティ109の破断斜視図である。図3A及び3Bに示すように、側壁挿入体107の一部は、蛍光体などの波長変換材料のコーティング111を含み得る。さらに、出力窓108の一部は、別の波長変換材料で被覆され得る(図7B参照)。波長変換材料の光子変換特性は、キャビティ109内での光混合と協働して、出力窓108から出力される光を色変換することができる。波長変換材料の化学的性質及び、キャビティ109の内面の前記コーティングの幾何学的性質を調節することにより、出力窓108から出力される光の特定の色特性、例えば、色点、色温度及び演色評価数(CRI)を決定することができる。
LED102が固体封入物質中ではなく非固体物質中(例えば空気や不活性ガスなど)へ光を放射するように、キャビティ109には非固体物質が充填され得る。例えば、前記キャビティを密封し、該キャビティにアルゴンガスを充填することができる。あるいは、窒素を使用してもよい。
複数のLED102は、直接的な放射、または、例えばLEDパッケージの一部としてのLEDに蛍光体層が適用された場所での蛍光体変換によって、互いに異なる色または互いに同じ色を有する光を放射することができる。したがって、照明装置100は、例えば赤色、緑色、青色、アンバー(琥珀色)、シアン(青緑色)などの有色LED102の任意の組み合わせを用いることができる。あるいは、複数のLED102は、全て同じ色の光を生成したり、全て白色の光を生成したりすることもできる。例えば、LED102は、全て青色光またはUV光を放射し得る。加えて、LED102は偏向光または非偏向光を放射し得、LEDベース照明装置100は偏向光LEDまたは非偏向光LEDの任意の組み合わせを使用し得る。出力窓108の内部または表面、キャビティ本体部105の側壁110、またはキャビティ内に配置される他の構成部品(例えば、側壁挿入体107及び/または底部リフレクタ挿入体106、あるいは図示しない他の挿入部品)に適用され得る蛍光体(または、例えば発光染料などの他の波長変換手段)と組み合わせて使用すると、照明装置100の出力光が所望の色を有するようにすることができる。蛍光体は、下記の化学式で表される物質群から選択され得る。Y3Al5O12:Ce(YAG:Ceまたは単にYAGとも呼ばれる)、(Y,Gd)3Al5O12:Ce、CaS:Eu、SrS:Eu、SrGa2S4:Eu、Ca3(Sc,Mg)2Si3O12:Ce、Ca3Sc2Si3O12:Ce、Ca3Sc2O4:Ce、Ba3Si6O12N2:Eu、(Sr,Ca)AlSiN3:Eu、CaAlSiN3:Eu、CaAlSi(ON)3:Eu、Ba2SiO4:Eu、Sr2SiO4:Eu、Ca2SiO4:Eu、CaSc2O4:Ce、CaSi2O2N2:Eu、SrSi2O2N2:Eu、BaSi2O2N2:Eu、Ca5(PO4)3Cl:Eu、Ba5(PO4)3Cl:Eu、Cs2CaP2O7、Cs2SrP2O7、Lu3Al5O12:Ce、Ca8Mg(SiO4)4Cl2:Eu、Sr8Mg(SiO4)4Cl2:Eu、La3Si6N11:Ce、Y3Ga5O12:Ce、Gd3Ga5O12:Ce、Tb3Al5O12:Ce、Tb3Ga5O12:Ce、及びLu3Ga5O12:Ce。照明装置の色点の調節は、1若しくは複数の波長変換材料で被覆されたかまたは該波長変換材料が含浸された側壁挿入体107及び/または出力窓108を交換することによって実現することができる。波長変換材料は、その性能、例えば色変換特性に基づいて選択される。
一実施形態では、CaAlSiN3:Euまたは(Sr,Ca)AlSiN3:Euなどの赤色蛍光体によって、側壁挿入体107及び、キャビティ109の底部に配置された底部リフレクタ挿入体106の一部を被覆し、YAG蛍光体によって出力窓108の一部を被覆する。前記キャビティを画定する側壁の形状及び高さを選択したり、前記キャビティ内における前記蛍光体で被覆する部分を選択したりすることによって、あるいは、出力窓に形成される蛍光体層の厚さを最適化することによって、本モジュールから放射される光の色点を所望に応じて調節することができる。
一例では、単一種類の波長変換材料が、図3Bに示す側壁挿入体107などの側壁にパターン形成され得る。例えば、赤色蛍光体が側壁挿入体107における互いに異なる領域に或るパターンで適用され、黄色蛍光体が出力窓108(図7A)を被覆し得る。蛍光体の被覆領域及び/または濃度を変更することにより、様々な色温度を生成することができる。LED102により生成された青色光を変更する場合、所望の色温度を生成するためには、赤色蛍光体の被覆領域及び/または赤色蛍光体及び黄色蛍光体の濃度を変更する必要があることを理解されたい。LED102、側壁挿入体107に適用された赤色蛍光体、及び出力窓108に適用された黄色蛍光体の色性能は組み立てる前に測定され、組み立てられた部品が所望の色温度を生成するようにそれらの性能に基づいて選択される。一例では、赤色蛍光体の厚さは、例えば60μmないし100μm、より具体的には80μmないし90μmであり得、黄色蛍光体の厚さは、例えば100μmないし140μm、より具体的には110μmないし120μmであり得る。赤色蛍光体は、1〜3体積%の濃度でバインダと混合され得る。黄色蛍光体は、12〜17体積%の濃度でバインダと混合され得る。
図4は、実装基板104をより詳細に示す図である。実装基板104は、それに実装されるLED102を電源(図示せず)に電気的に接続する。一実施形態では、LED102は、フィリップス・ルミレッズ・ライティング社(Philips Lumileds Lighting)製のルクシオン・レベル(Luxeon Rebel)などのパッケージ化されたLEDである。別の種類のパッケージ化されたLED、例えば、OSRAM社(Ostar package)、ルミナス・デバイセズ社(Luminus Devices;米国)、Cree社(米国)、日亜工業(日本)、またはトリドニック社(Tridonic;オーストリア)により製造されたパッケージ化されたLEDなどを用いることもできる。本明細書で定義されるように、パッケージ化されたLEDは、ワイヤボンド接続やスタッドバンプなどの電気接続部を含み、場合によっては光学素子並びに熱的、機械的及び電気的インターフェースを含む1若しくは複数のLEDダイのアセンブリである。LED102は、LEDチップの上側にレンズを含み得る。あるいは、レンズを含まないLEDが使用され得る。レンズを含まないLEDは保護層を含み得、保護層は蛍光体を有し得る。蛍光体は、バインダ中に分散させた状態で適用するか、または別体をなすプレートとして適用することができる。各LED102は、サブマウント上に実装され得る少なくとも1つのLEDチップまたはダイを含む。LEDチップは、一般的に、約1mm×1mm、厚さ約0.5mmのサイズを有するが、この寸法は変更可能である。いくつかの実施形態では、LED102は複数のLEDチップを含み得る。複数のLEDチップは、同系色または互いに異なる色(例えば、赤色、緑色、青色)の光を放射することができる。加えて、同一サブマウント上の互いに異なるLEDチップに、互いに異なる蛍光体層を適用してもよい。サブマウントは、セラミックまたは他の適切な材料から構成され得る。サブマウントは、一般的に、その底面に、実装基板104に設けられた接続部に接続される電気接触パッドを有する。あるいは、電気接続ワイヤを使用して、LEDチップを実装基板に電気的に接続させてもよい。電気接触パッドに加えて、LED102は、サブマウントの底面に、LEDチップによって生成された熱を排出するための熱接触領域を有し得る。LEDの熱接触領域は、基板104上に形成された熱拡散層131に接続される。熱拡散層131は、実装基板104の上部層、底層または中間層のいずれかに形成され得る。熱拡散層131は、その上部層、底層及び中間層を接続するビアを介して接続され得る。
いくつかの実施形態では、実装基板104は、LED102で生成された熱を、基板104の側部及び底部へ伝導する。一例では、実装基板104の底部は、取付台101を介してヒートシンク130(図9)に熱的に接続され得る。別の例では、実装基板104は、ヒートシンクや照明器具及び/または他の放熱機構(ファンなど)に直接的に接続され得る。いくつかの実施形態では、実装基板104は、熱を、基板104の上部に熱的に接続されたヒートシンクへ伝導する。例えば、実装基板保持リング103及びキャビティ本体部105は、実装基板104の上面から熱を放出し得る。実装基板104は、熱接触領域としての役割を果たす上面及び底面上に形成された例えば30μmないし100μmの比較的厚い銅層を有する、例えば厚さ0.5mmのFR4基板であり得る。別の例では、基板104は、適切な電気接続部を備えたメタルコアプリント基板(PCB)またはセラミック製サブマウントであり得る。アルミナ製(セラミック形態の酸化アルミニウム)や窒化アルミニウム製(同様にセラミック形態)などの他の種類の基板を使用してもよい。
実装基板104は、LED102に設けられた電気パッドに接続される電気パッドを有する。実装基板の電気パッドは、ワイヤ、ブリッジまたは他の外部電源が接続される電気接続部に、金属(例えば銅)製の配線によって電気的に接続されている。いくつかの実施形態では、実装基板の電気パッドは基板104を貫通するビアであり得、電気接続部は基板の反対側すなわち基板の底部に設けられる。実装基板104は、図示のように、長方形の形状を有する。実装基板104に実装されるLED102は、長方形の実装基板104上に様々な形態で配置することができる。一例では、LED102は、実装基板104の長さ方向及び幅方向に行列状に配置され得る。別の例では、LED102は、密充填配列を提供するために、六角形配列を有し得る。このような配置では、各LEDは、それに隣接するLEDの各々から互いに等距離に位置される。このような構造は、光源サブアセンブリ115から放射された光の均一性を向上させるのに望ましい。
図5Aは、実装基板104の上面に取り付けられた底部リフレクタ挿入体106を示す。底部リフレクタ挿入体106は、高熱伝導性を有する材料から作製され、基板104に熱的に接続して配置され得る。図示したように、底部リフレクタ挿入体106は、各LED102を取り囲むようにして、基板104の上面に配置され得る。底部リフレクタ挿入体106は、キャビティ109内で下向きに反射された光を、概ね出力窓108の方向に反射して戻すことができるように高反射性であり得る。底部リフレクタ挿入体は、例えば、380nm〜780nmの入射光の少なくとも95%を反射し得る。加えて、底部リフレクタ挿入体106は、追加的なヒートスプレッダとしての機能を果たすように高熱伝導性を有し得る。
図5Bに示すように、底部リフレクタ挿入体106の厚さは、LED102のサブマウント102submountの厚さとほぼ同じか、あるいはサブマウント102submountの厚さより若干大きい厚さであり得る。底部リフレクタ挿入体106には、LED102のための複数の孔が穿孔されている。底部リフレクタ挿入体106は、LEDパッケージサブマウント102submount及び基板102の残りの部分の上側に設置される。このようにして、高反射性面が、キャビティ本体部105の底部を、LED102から光が放射される部分以外は被覆する。例えば、底部リフレクタ挿入体106は、高反射性及び耐久性を有するように加工されたアルミニウムベース材料などの高熱伝導性材料から製造され得る。例えば、ドイツのアラノッド社(Alanod)製のMiro(登録商標)と呼ばれる材料が、底部リフレクタ挿入体106として使用され得る。底部リフレクタ挿入体106の高反射性は、アルミニウムを研磨するか、または底部リフレクタ挿入体106の内面を1若しくは複数の反射コーティングで被覆することによって実現され得る。また、底部リフレクタ挿入体106は、65μmの厚さを有する3M社(米国)製のVikuiti(登録商標)ESRなどの高反射性の薄い材料から作製してもよい。
別の例では、底部リフレクタ挿入体106は、東レ(日本)製のルミラー(登録商標)E60Lなどの高反射性の非金属材料や、古河電気工業(日本)製のものなどの微結晶性ポリエチレンテレフタレート(MCPET)や、W.L. Gore社(米国)製のものなどの焼結PTFE材料から作製され得る。底部リフレクタ挿入体106の厚さは、とりわけ非金属反射性フィルムから作製する場合は、図5Cに示すように、LED102のサブマウント102submountの厚さよりも大幅に大きくなり得る。LED102から放射された光を妨げることなく、増加した厚さに対応するために、LEDパッケージのサブマウント102submountを露出させるための孔が底部リフレクタ挿入体106に形成され得、底部リフレクタ挿入体106は実装基板104の上部に直接的に設置される。このように、LED102から放射された光を著しく妨げることなく、底部リフレクタ挿入体106の厚さをサブマウント102submountの厚さよりも大きくすることもできる。この解決策は、LEDの光放射部分よりもわずかに大きいだけのサブマウントを有するLEDパッケージを用いる場合に特に魅力的である。別の例では、実装基板104は、LEDサブマウント102submountの設置面積にほぼ一致する面積を有し、LED102の光放射部分を底部リフレクタ挿入体106よりも高い位置に位置させるための底上げパッド104padを有し得る。いくつかの例では、図5Dに示すように、非金属層106aは、総反射率を高めるために、薄い金属の反射性裏側層106bによって裏側から支持され得る。例えば、非金属反射層106aは拡散反射性を示し得、反射性裏側層106bは鏡面反射性を示し得る。このような構成は、鏡面反射層内への導波の可能性を低減させるのに効果的である。導波はキャビティの全体効率を減少させるので、反射層内の導波は最小限に抑えることが望ましい。
キャビティ本体部105及び底部リフレクタ挿入体106は互いに熱的に接続され得、所望に応じて一体部品として作製され得る。底部リフレクタ挿入体106は、熱伝導性のペーストまたはテープなどを使用して、基板104に設置され得る。別の実施形態では、基板104自体の上面は、底部リフレクタ挿入体106を不要にするために高反射性を有するように構成される。あるいは、エポキシ、シリコン、アクリルまたはN−メチルピロリドン(NMP)材料などの透明なバインダにTiO2、ZnOまたはBaSO4を含浸させて作製した白色粒子から成る反射性コーティングを基板104に塗布してもよい。あるいは、前記コーティングは、YAG:Ceなどの蛍光体材料から作製され得る。蛍光体材料及び/またはTiO2、ZnOまたはBaSO4材料のコーティングは、基板104または例えば底部リフレクタ挿入体106に、例えばスクリーン印刷によって直接的に塗布され得る。
図5Eは、照明装置100の別の実施形態を示す斜視図である。所望に応じて、例えば多数のLED102を使用する場合、底部リフレクタ挿入体106はLED102同士の間に、図5Eに示したような隆起部分を含み得る。図5Eに示すLED間にダイバータ(diverter)117を有する照明装置100は、LED102から広角で放射された光の向きを変え、実装基板104の上面の法線に対して狭角になるように構成されている。このように、LED102から放射された実装基板104の上面に対して平行に近い向きの光の向きを、出力窓108に向かう上向きに変えて、照明装置により放射された光が、LEDから直接的に放射された光の円錐角よりも小さい円錐角度を有するようにすることができる。例えばランバート(Lambertian)光源などの大きな出力角度で光を放射するLED102が選択された場合は、ダイバータ117を備えた底部リフレクタ挿入体106を使用することは有用である。本発明の照明装置100は、光を狭い角度に反射することにより、例えばグレアの問題のために(オフィス照明、一般照明)あるいは必要とされる場所または最も効果的な場所にのみ光を送ることが望ましいという効率上の理由で(作業照明、キャビネット下の照明)広角の光が敬遠される用途に使用することができる。さらに、底部リフレクタ挿入体106を有していない装置と比べると、広角で放射された光が出力窓108に到達するまでに光混合キャビティ109内でなされる反射は少ないので、照明装置100の光抽出効率が向上する。このことは、ライトトンネル(light tunnel)またはライトインテグレータ(light integrator)と組み合わせて使用する場合に特に有利である。光が混合キャビティ内で繰り返し反射すると効率損失が生じるので、広角の光束を制限することは有益だからである。ダイバータ117はテーパ形状を有するものとして図示されているが、所望に応じて、例えば、半ドーム形状、球状キャップ形状または非球面リフレクタ形状などの別の形状を用いることもできる。ダイバータ117は、鏡面反射コーティング、拡散コーティングを有することができる。また、ダイバータ117は、1若しくは複数の蛍光体で被覆することもできる。ダイバータ117の上部と出力窓108との間に小さな空間が存在するように、ダイバータ117の高さはキャビティ109の高さよりも低くされ得る(例えば、キャビティ109の高さの約半分の高さであり得る)。複数のダイバータを、キャビティ109内に設けることもできる。
図5Fは、底部リフレクタ挿入体106の別の実施形態を示す。照明装置100の各LED102は、別体をなす各光学ウエル(optical well)118により取り囲まれている。光学ウエル118は、放物面形状、複合放物面形状、楕円形状、または他の適切な形状を有し得る。照明装置100からの光は、大きな角度から小さい角度へ、例えば2×90°から2×60°または2×45°の光線へ平行化される。照明装置100は、直接光源として使用することができ、例えばダウンライトまたはキャビネット光として使用することができ、また、照明装置100は、キャビティ109内へ光を注入するのに使用することができる。光学ウエル118は、鏡面反射性コーティングや拡散コーティングを有するか、または、1若しくは複数の蛍光体で被覆され得る。光学ウエル118は底部リフレクタ挿入体106の一部として底部リフレクタ挿入体106と一体的に構成してもよいし、あるいは、別体として構成した光学ウエル118を底部リフレクタ挿入体106に結合させることによって光学ウエルを有する底部リフレクタ挿入体106を形成してもよい。
図6Aは、側壁挿入体107を示す。例えば、壁挿入体107は、高反射性及び耐久性を有するように加工されたアルミニウムベース材料などの高熱伝導性材料から作製され得る。例えば、ドイツのアラノッド社(Alanod)製のMiro(登録商標)と呼ばれる材料が使用され得る。側壁挿入体107の高反射性は、アルミニウムを研磨するか、または側壁挿入体107の内面を1若しくは複数の反射コーティングで被覆することによって実現することができる。また、側壁挿入体107は、65μmの厚さを有する3M社(米国)製のVikuiti(登録商標)ESRなどの高反射性の薄い材料から作製してもよい。別の例では、側壁挿入体107は、東レ(日本)製のルミラー(登録商標)E60Lなどの高反射性の非金属材料や、古河電気工業(日本)製のものなどの微結晶性ポリエチレンテレフタレート(MCPET)や、W.L. Gore社(米国)製のものなどの焼結PTFE材料から作製され得る。側壁挿入体107の内面は、鏡面反射性または拡散反射性を有し得る。高鏡面反射性コーティングの一例は銀鏡層であり、該銀鏡層の酸化を防止するための透明層が設けられる。高拡散反射性材料の例には、MCPET、PTFE、または東レ製のE60L材料が含まれる。また、高拡散反射性コーティングを適用することもできる。そのようなコーティングには、二酸化チタン(TiO2)粒子、酸化亜鉛(ZnO)粒子、硫酸バリウム(BaSO4)粒子、またはこれらの材料の組み合わせが含まれ得る。
別の例では、総反射率を高めるために、非金属反射層の裏側に反射性裏側層が設けられる。例えば、非金属反射層は拡散反射性を示し、反射性裏側層は鏡面反射性を示す。このような構成は、鏡面反射層内への導波の可能性を低減させるのに効果的であり、その結果、キャビティ効率を高めることができる。
一実施形態では、側壁挿入体107は、高拡散性の反射性MCPET材料から作製され得る。側壁挿入体107の内面の一部は、上塗り層で被覆されるか、または、蛍光体や発光染料などの波長変換材料が含浸させられる。便宜上、このような波長変換材料を本明細書では蛍光体と呼ぶ。なお、任意の発光材料または発光材料の組み合わせを波長変換材料として用いることができる。例えば、使用することができる蛍光体には次のものが含まれ得る。Y3Al5O12:Ce、(Y,Gd)3Al5O12:Ce、CaS:Eu、SrS:Eu、SrGa2S4:Eu、Ca3(Sc,Mg)2Si3O12:Ce、Ca3Sc2Si3O12:Ce、Ca3Sc2O4:Ce、Ba3Si6O12N2:Eu、(Sr,Ca)AlSiN3:Eu、CaAlSiN3:Eu、CaAlSi(ON)3:Eu、Ba2SiO4:Eu、Sr2SiO4:Eu、Ca2SiO4:Eu、CaSc2O4:Ce、CaSi2O2N2:Eu、SrSi2O2N2:Eu、BaSi2O2N2:Eu、Ca5(PO4)3Cl:Eu、Ba5(PO4)3Cl:Eu、Cs2CaP2O7、Cs2SrP2O7、Lu3Al5O12:Ce、Ca8Mg(SiO4)4Cl2:Eu、Sr8Mg(SiO4)4Cl2:Eu、La3Si6N11:Ce、Y3Ga5O12:Ce、Gd3Ga5O12:Ce、Tb3Al5O12:Ce、Tb3Ga5O12:Ce、またはLu3Ga5O12:Ce。
上述したように、キャビティ109の内部側壁面は、キャビティ本体部105の内側に配置される別体をなす側壁挿入体を使用するか、または、キャビティ本体部105の内面を処理することにより実現することができる。側壁挿入体107はキャビティ本体105内に配置され、キャビティ109の側壁を画定するのに使用される。例えば、側壁挿入体107は、キャビティ本体部105の上部及び底部のうちのより大きい開口部を有する方から、キャビティ本体部105内に挿入することができる。
図6B〜6Cは、キャビティ109の選択された側壁内面の処理を示す。図6B及び6Cに示すように、上述した処理が側壁挿入体107に適用されるが、上述したように、側壁挿入体107を使用しない場合は、キャビティ本体部105の内面を直接的に処理してもよい。図6Bは、図中の長手方向に沿って延びる長さと、図中の短手方向に沿って延びる幅を有する長方形のキャビティを示す。この例では、前記短手方向(幅方向)に対応する2つの側壁面107sに反射コーティング113が適用され、前記長手方向(長さ方向)に対応する2つの側壁面107lに波長変換材料のコーティング111が適用されている。所望に応じて、反射性を有する材料を用いて側壁挿入体107を形成することもでき、これにより、反射コーティング113を不要にすることができる。一実施形態では、幅方向の側壁面107sは、色変換をすることなく、380nmないし780nmの入射光の少なくとも95%を反射する。側壁挿入体107に対するこの処理の組み合わせ、すなわち、幅方向の側壁面107sに反射面を形成し、長さ方向の側壁面107lに波長変換面を形成する組み合わせが特に有利であることが分かっている。幅方向の側壁面107sに反射面を形成することにより、出力窓108から出力される光線の色の均一性が向上することが証明されている。図6B及び6Cは、鋸歯状にパターン形成されたコーティング111を示す。図6Cに示すように、各鋸歯の先端は、各LED102の位置と整列している。側壁面107lにおけるコーティング111が形成されていない部分は反射性であり、例えば、380nmないし780nmの入射光の少なくとも95%を色変換することなく反射し得る。長さ方向に対応する側壁面107l上に、LEDの周囲に集中して蛍光体パターンを形成することによっても色の均一性を向上させることができ、かつ、蛍光体のより効率的な使用が可能となる。鋸歯状のパターンが図示されているが、半円状、放物面状、平坦な鋸歯状などの他の形状のパターンを用いても同様の効果を得ることが可能である。さらに、所望に応じて、コーティング111がパターンを有さないように、すなわち、側壁面107lの全体を蛍光体で被覆するようにしてもよい。
図7A〜7Cは、様々な構造の出力窓108を示す断面図である。図3A及び3Bでは、キャビティ本体部105の上部に配置された出力窓108が示されている。キャビティ109にダストや湿気が侵入することができないように出力窓108とキャビティ本体部105との間の隙間をシールして、密封されたキャビティ109を画定することは有益である。出力窓108とキャビティ本体部105との間の隙間を埋めるために、例えばエポキシまたはシリコン材料などの密閉材料を使用することができる。出力窓108の材料とキャビティ本体部105の材料との熱膨張係数は互いに異なるため、時間が経っても柔軟性を保持する材料を使用することは有益であろう。あるいは、出力窓108をガラスまたは透明なセラミック材料から作製し、キャビティ本体部105にはんだ付けするようにしてもよい。この場合、出力窓108の周縁部をアルミニウム、銀、銅または金などの金属材料でめっきし、キャビティ本体部105と出力窓108との間にはんだペーストを適用する。そして、出力窓108及びキャビティ本体部105を加熱することによってはんだは融解し、キャビティ本体部105と出力窓108との間を良好に接続する。
図7Aでは、出力窓108は、その内面、すなわちキャビティ109に向いた面上に追加的な層124を有する。この追加的な層124は、光散乱粒子及び波長変換特性を有する粒子(例えば蛍光体)の一方または両方を含み得る。追加的な層124は、スクリーン印刷、スプレー印刷または粉体塗装によって出力窓108に適用することができる。スクリーン印刷またはスプレー印刷の場合、一般的に、前記粒子は、ポリウレタンベースのラッカーまたはシリコン材料などのバインダに含浸させられる。粉体塗装の場合、バインダ材料は、低い融点を有し出力窓108を加熱したときに均一な層を形成する小型ペレット形態の粉末混合体に混合されるか、または、粉体塗装プロセス中に前記粒子を粘着させるための下地塗りが出力窓108に適用される。また、電界を用いて粉末塗装を適用したり、出力窓及び蛍光体粒子をオーブン内で焼いて蛍光体を出力窓に恒久的に固着させたりしてもよい。適切な色及び/または光学特性を得るために、粉末被覆プロセス中に、レーザ及び分光計及び/または検出器、あるいはカメラを用いて前方散乱モード及び後方散乱モードの両方で、出力窓108に適用される層124の厚さ及び光学特性をモニタしてもよい。
図7Bでは、出力窓108は、2つの追加的な層124及び126を有し、該2つの層の一方は出力窓108の内側に設けられ、他方は外側に設けられる。外側層126は、TiO2、ZnO及び/またはBaSO4粒子などの光散乱粒子であり得る。照明装置100から出力される光の色を最終的に調整するために、蛍光体粒子が外側層126に加えられ得る。内側層124は、蛍光体などの波長変換粒子を含み得る。
図7Cでは、出力窓108は同様に2つの追加的な層を有するが、両層とも出力窓108の同じ内面に設けられている。なお、2つの層が図示されているが、複数の追加的な層を使用してもよいことを理解されたい。ある構造では、出力窓108に最も近い層124は、外側から見たときに出力窓108が白く見えかつ所定の角度の均一な光出力を有するように白色の光散乱粒子を含み、他方の層128は黄色発光蛍光体を含む。
蛍光体による色変換プロセスは熱を生成する。そのため、出力窓108及び蛍光体(例えば出力窓108に設けられた層124に含まれる蛍光体)は、熱くなりすぎないように構成されるべきである。この目的のために、出力窓108は、1W/(m・K)以上の高熱伝導率を有し得る。また、出力窓108は、はんだ、サーマルペーストまたはサーマルテープなどの熱抵抗性の低い材料を使用して、ヒートシンクとしての機能を果たすキャビティ本体部105に熱的に接続され得る。出力窓に好適な材料は酸化アルミニウムであり、酸化アルミニウムは結晶形態(サファイアと呼ばれる)または多結晶形態若しくはセラミック形態(アルミナと呼ばれる)で用いることができる。所望に応じて他のパターンを用いることができ、例えば、様々な大きさ、厚さ及び密度の小型ドットを用いることができる。
図8は、キャビティ109から放射された光を平行にするために本発明の照明装置100に取り付けられたリフレクタ140を示す斜視図である。リフレクタ140は、アルミニウムまたは銅などの熱伝導性材料から作製されており、キャビティ本体部105と共にまたはキャビティ本体部105を通じて、基板104に設けられた熱拡散層131(図4)に熱的に接続されている。熱は、基板104に設けられた熱拡散層131、熱伝導性のキャビティ本体部105、及び熱伝導性のリフレクタ140を通じて伝達されることにより流れる。また、熱は、リフレクタ140上の熱対流によって流れる。リフレクタ140は、高反射性材料から作製された複合放物面型集光器であり得る。複合放物面型集光器は、高さが高い傾向があるが、多くの場合、光線角度を増加させるために高さを低くした形態で使用される。この構造の利点は、光を均質化するための追加的な拡散器が不要であり、これによりスループット効率を向上させることができることである。拡散器またはリフレクタ140などの光学素子は、ねじ、クランプ、ねじり係合機構、または他の適切な機構によって、キャビティ本体部105に取り外し可能に結合され得る。別の例では、拡散器またはリフレクタ140は、取付台101に直接的に結合され得る。
図9は、底部ヒートシンク130が取り付けられた照明装置100を示す。一実施形態では、実装基板104は、サーマルエポキシによってヒートシンク130に結合され得る。その代わりにまたはそれに加えて、図9に示すように、照明装置100をヒートシンク130に固定するために、ヒートシンク130は照明装置100にねじで取り付けられ得る。図4に示すように、基板104は、サーマルグリース、サーマルテープまたはサーマルエポキシなどを用いてヒートシンク130に熱的に接続される熱接触領域としての役割を果たす熱拡散層131を含み得る。LEDを適切に冷却するためには、LEDに供給される電気エネルギー1ワットあたり、少なくとも50平方ミリメートル、好ましくは100平方ミリメートルの面積を有する熱的接触領域を基板上に設けるべきである。例えば、20個のLEDを使用する場合、1000ないし2000平方ミリメートルの面積を有するヒートシンク接触領域を設けるべきである。より大きいヒートシンク130を使用すると、LED102をより高出力で駆動させることが可能となり、また、冷却能力のヒートシンク方向への依存が小さくなるような別のデザインのヒートシンクが可能となる。加えて、装置から熱を除去するために、ファンまたは強制的に冷却するための他の手段を用いることができる。底部ヒートシンクは、基板104への電気的接続を可能にするための開口部を含み得る。
例えば図4に示すような基板104に設けられた熱拡散層131は、リフレクタまたはヒートシンク(例えばヒートシンク130)に設置してもよい。加えて、熱拡散層131は、照明器具などの外部構造体に直接的に設置してもよい。別の実施形態では、リフレクタ140は、アルミニウム、銅、またはそれらの合金などの金属から作製され得、熱拡散を促進するためにヒートシンク130に熱的に接続される。
図1及び図2に示すように、本発明の照明装置100に複数のLED102を使用してもよい。LED102は、図示した長さ方向及び幅方向に沿って直線的に配置される。本発明の照明装置100は、より多い数またはより少ない数のLEDを使用することができるが、20個が実用的な数量であることが分かっている。一実施形態では、20個のLEDが使用される。多数のLEDを使用する場合、比較的低い順電圧及び順電流(例えば24V及び700mA以下)を維持するために、複数個のLEDを互いに結合させて複数本のストリングにすることが望ましい(例えば、10個のLEDを2本のストリングにする)。所望に応じて、より多い数のLEDを直列に配置してもよいが、そのような構成には電気的な安全性の問題が生じ得る。
側壁挿入体107、底部反射挿入体106及び/または出力窓108は、蛍光体でパターン形成することができる。パターン自体及び蛍光体の組み合わせは、両方とも変更可能である。一実施形態では、本発明の照明装置は、光混合キャビティ109における互いに異なる領域に配置された互いに異なる種類の蛍光体を含むことができる。例えば、赤色蛍光体を側壁挿入体107及び底部リフレクタ反射体106の一方または両方に配し、黄色及び緑色蛍光体を出力窓108の上面または下面に配するかまたは出力窓108に埋め込むことができる。一実施形態では、図5Eに示したダイバータ117などの中央リフレクタは、互いに異なる種類の蛍光体により形成される複数のパターンを有し得る(例えば、第1の領域に赤色蛍光体を配し、第2の領域に緑色蛍光体を配する)。別の実施形態では、側壁挿入体107またはキャビティ本体部105の側壁における互いに異なる領域に、互いに異なる種類の蛍光体(例えば赤色蛍光体及び緑色蛍光体)を配してもよい。例えば、第1の種類の蛍光体を側壁挿入体107の第1の領域に縞、スポットまたは他の模様でパターン形成し、第2の種類の蛍光体を側壁挿入体107の第2の領域に配するようにしてもよい。所望に応じて、さらなる蛍光体を用い、それをキャビティ109の別の領域に配してもよい。また、所望に応じて、1つの種類の波長変換材料だけを用い、それをキャビティ109(例えば側壁)にパターン形成してもよい。
図10は、レトロフィットランプ(retrofit lamp)装置150内に組み込まれた照明装置100を示す。レトロフィットランプ装置150は、内面142を有するリフレクタ140を含む。リフレクタ140の内面142は、反射性を有するように研磨されているか、または、任意選択で反射性コーティング及び/または波長変換層を有し得る。リフレクタ140は、任意選択で波長変換層のコーティングまたは他の光学コーティング(例えば二色フィルタ)を有し得る窓144をさらに含み得る。本明細書で定義されているように、LEDベース照明装置は、単なるLEDではなく、LED光源またはLED器具あるいはそれらの構成部品であることを理解されたい。いくつかの実施形態では、LEDベース照明装置100は、交換用ランプ(replacement lamp)またはレトロフィットランプあるいはそれらの一部であり得る。図10に示すように、LEDベース照明装置100は、LEDベースレトロフィットランプ装置150の一部であり得る。
以上、説明目的のためにいくつかの特定の実施形態を説明したが、本明細書の教示内容は一般的な適用性を有しており、上述した特定の実施形態に限定されるものではない。例えば、図3A及び3Bは、直線形状を有する側壁を示しているが、該側壁は、例えば曲線形状、非垂直形状、傾斜形状などの任意の所望の形状を有し得ることを理解されたい。例えば、テーパ形状を有する側壁を用いて光を予め平行化することにより、光混合キャビティ109を通じてより高い伝達効率を実現することができる。別の例では、実装基板保持リング103を使用せずに、キャビティ本体部105によって、実装基板104を取付台101に直接的に固定することもできる。別の例では、取付台101及びヒートシンク130は、1つの部品であり得る。図8〜10に示した例は、説明目的のためのものである。また、概ね多角形または楕円形の形状を有する照明装置の例も考えられる。したがって、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱しない限り、様々な変更、修正、及び上記の実施形態に記載された様々な要素の組み合わせを実施することができる。
Claims (20)
- 照明装置であって、
第1の方向に延びる長さ寸法、前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に延びかつ前記長さ寸法よりも短い幅寸法及び、複数の発光ダイオード(LED)が取り付けられる第1の面を有する光源サブアセンブリと、
前記第1の面の上側に前記複数のLEDから物理的に離間して設置され、前記光源サブアセンブリから放射された光を混合して色変換するように構成され、かつ、前記第1の方向に整列された第1の内面、前記第2の方向に整列された第2の内面及び、出力窓を有する光変換サブアセンブリとを含んでおり、
前記第1の内面が、第1の種類の波長変換材料で被覆された第1の部分を有し、
前記第2の内面が、入射光を色変換することなく反射する第1の部分を有し、かつ
前記出力窓が、第2の種類の波長変換材料で被覆された部分を有することを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の照明装置であって、
前記第2の方向に整列された前記第2の内面の前記第1の部分が、380nmないし780nmの入射光の少なくとも95%を色変換することなく反射するように構成されていることを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の照明装置であって、
前記光変換サブアセンブリが、前記第1の面の上側に配置された底部リフレクタ挿入体を含み、
前記底部リフレクタ挿入体が、380nmないし780nmの入射光の少なくとも95%を反射するように構成されていることを特徴とする装置。 - 請求項3に記載の照明装置であって、
前記底部リフレクタ挿入体及び/または前記第2の内面の前記第1の部分が、非金属反射層と、その下側に設けられた反射性裏側層とを有することを特徴とする装置。 - 請求項4に記載の照明装置であって、
前記非金属反射層が拡散反射性を示し、
前記反射性裏側層が鏡面反射性を示すことを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の照明装置であって、
前記第1の内面及び前記出力窓が、それらの色変換特性に応じて選択される交換可能な挿入体であることを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の照明装置であって、
前記第1の内面が、380nmないし780nmの入射光の少なくとも95%を反射する第2の部分をさらに有することを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の照明装置であって、
前記複数のLEDが前記第1の面に六角形配列で設置されており、或るLEDを取り囲む各LEDは前記或るLEDから互いに等距離に配置されていることを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の照明装置であって、
前記出力窓が、第3の種類の波長変換材料で被覆された第2の部分をさらに有することを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の照明装置であって、
前記第2の種類の波長変換材料に光散乱粒子を混合したことを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の照明装置であって、
前記第2の種類の波長変換材料により前記出力窓の第1の層を構成し、かつ
前記出力窓が、第3の種類の波長変換材料から成る第2の層をさらに有することを特徴とする装置。 - 照明装置であって、
複数の発光ダイオード(LED)と、
前記複数のLEDの上側に該LEDから物理的に離間して設置され、前記LEDから放射された光を混合して色変換するように構成された光混合キャビティとを含んでおり、
前記光混合キャビティの第1の内面が、交換可能な反射性挿入体を含み、
前記交換可能な反射性挿入体が、非金属拡散反射層と、該拡散反射層を裏側から支持する別の反射層とを有することを特徴とする装置。 - 請求項12に記載の装置であって、
前記別の反射層が、鏡面反射性を有することを特徴とする装置。 - 請求項12に記載の装置であって、
前記交換可能な反射性挿入体が、前記光混合キャビティの底面を形成する底部リフレクタ挿入体であることを特徴とする装置。 - 請求項12に記載の装置であって、
前記交換可能な反射性挿入体が、前記光混合キャビティの側壁面を形成する側壁挿入体であることを特徴とする装置。 - 請求項12に記載の装置であって、
前記複数のLEDの上側に該複数のLEDから物理的に離間して設置された出力窓をさらに含み、
前記光混合キャビティが、第1の種類の波長変換材料で被覆された第1の部分を有し、
前記出力窓が、第2の種類の波長変換材料で被覆された部分を有し、
これにより、前記光混合キャビティが、前記複数のLEDから放射された光が前記出力窓から出るまでの間に前記光を混合して色変換するように構成されていることを特徴とする装置。 - 照明装置であって、
複数の底上げパッドを有する実装基板と、
前記実装基板の前記複数の底上げパッド上に設置された複数のLEDと、
第1の種類の波長変換材料で被覆された第1の部分、第2の種類の波長変換材料でその一部が被覆された出力窓及び、複数の孔を有する底部リフレクタを有し、前記LEDから放射された光が前記出力窓から出るまでの間に前記光を混合して色変換するように構成された光混合キャビティとを含み、
前記複数のLEDを前記複数の底上げパッドによって底上げし、前記複数のLEDが前記複数の孔を通って前記底部リフレクタの上面の上側に位置するようにしたことを特徴とする装置。 - 請求項17に記載の装置であって、
前記光混合キャビティが、前記複数のLEDから放射された光を色変換することなく反射する第2の部分を有することを特徴とする装置。 - 請求項17に記載の装置であって、
前記底部リフレクタが、非金属反射層と、その下側に設けられた反射性裏側層とを含むことを特徴とする装置。 - 請求項19に記載の装置であって、
前記非金属反射層が拡散反射性を示し、
前記反射性裏側層が鏡面反射性を示すことを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US30154610P | 2010-02-04 | 2010-02-04 | |
US61/301,546 | 2010-02-04 | ||
US13/015,431 US9631782B2 (en) | 2010-02-04 | 2011-01-27 | LED-based rectangular illumination device |
US13/015,431 | 2011-01-27 | ||
PCT/US2011/022986 WO2011097135A1 (en) | 2010-02-04 | 2011-01-28 | Led-based rectangular illumination device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013519208A true JP2013519208A (ja) | 2013-05-23 |
Family
ID=44308825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012552011A Pending JP2013519208A (ja) | 2010-02-04 | 2011-01-28 | Ledベース矩形照明装置 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9631782B2 (ja) |
EP (2) | EP2531770B1 (ja) |
JP (1) | JP2013519208A (ja) |
KR (1) | KR20120123674A (ja) |
CN (1) | CN102792085A (ja) |
BR (1) | BR112012019621A2 (ja) |
CA (1) | CA2788107A1 (ja) |
ES (1) | ES2453982T3 (ja) |
MX (1) | MX2012009081A (ja) |
TW (1) | TWI428543B (ja) |
WO (1) | WO2011097135A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10852069B2 (en) | 2010-05-04 | 2020-12-01 | Fractal Heatsink Technologies, LLC | System and method for maintaining efficiency of a fractal heat sink |
US9228785B2 (en) | 2010-05-04 | 2016-01-05 | Alexander Poltorak | Fractal heat transfer device |
IN2014CN03099A (ja) * | 2011-10-26 | 2015-07-03 | Koninkl Philips Nv | |
US8820951B2 (en) * | 2012-02-06 | 2014-09-02 | Xicato, Inc. | LED-based light source with hybrid spot and general lighting characteristics |
CN104160212B (zh) | 2012-03-01 | 2018-10-12 | 飞利浦灯具控股公司 | Led照明布置 |
EP2639491A1 (en) * | 2012-03-12 | 2013-09-18 | Panasonic Corporation | Light Emitting Device, And Illumination Apparatus And Luminaire Using Same |
US20130272027A1 (en) * | 2012-04-11 | 2013-10-17 | Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. | Method for Manufacturing LED Light Bar and LED Light Bar and Backlight Module |
ITFI20120246A1 (it) * | 2012-11-15 | 2014-05-16 | Consorzio Terranuova | "sistema di illuminazione e suoi componenti" |
US10308856B1 (en) | 2013-03-15 | 2019-06-04 | The Research Foundation For The State University Of New York | Pastes for thermal, electrical and mechanical bonding |
US10508801B2 (en) * | 2016-01-22 | 2019-12-17 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Wavelength conversion member and light-emitting device |
KR102258502B1 (ko) * | 2016-11-10 | 2021-06-01 | 루미리즈 홀딩 비.브이. | Led 조명 유닛 |
CN113228827B (zh) * | 2018-12-17 | 2023-10-27 | 路创技术有限责任公司 | 具有多个不同颜色的发射器的光源 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006525684A (ja) * | 2003-05-05 | 2006-11-09 | ゲルコアー リミテッド ライアビリティ カンパニー | Ledパネルランプシステム用の方法及び装置 |
JP2007157943A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Stanley Electric Co Ltd | 半導体発光装置及びその製造方法 |
WO2009052093A1 (en) * | 2007-10-17 | 2009-04-23 | Xicato, Inc. | Illumination device with light emitting diodes |
JP2011501364A (ja) * | 2007-10-17 | 2011-01-06 | シカト・インコーポレイテッド | 発光ダイオード及び移動可能な光調整部材を備えた照明装置 |
Family Cites Families (73)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3851164A (en) * | 1973-12-04 | 1974-11-26 | C Intrator | Umbrella light |
US4277820A (en) * | 1979-04-04 | 1981-07-07 | Bostonian Edward T | Method and apparatus for converting a ceiling light fixture having a plurality of fluorescent lamps into a single lamp, or two lamp, fixture |
US6600175B1 (en) * | 1996-03-26 | 2003-07-29 | Advanced Technology Materials, Inc. | Solid state white light emitter and display using same |
DE19638667C2 (de) * | 1996-09-20 | 2001-05-17 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Mischfarbiges Licht abstrahlendes Halbleiterbauelement mit Lumineszenzkonversionselement |
EP1439586B1 (de) * | 1996-06-26 | 2014-03-12 | OSRAM Opto Semiconductors GmbH | Licht abstrahlendes Halbleiterbauelement mit Lumineszenzkonversionselement |
TW383508B (en) * | 1996-07-29 | 2000-03-01 | Nichia Kagaku Kogyo Kk | Light emitting device and display |
US5966393A (en) * | 1996-12-13 | 1999-10-12 | The Regents Of The University Of California | Hybrid light-emitting sources for efficient and cost effective white lighting and for full-color applications |
US5962971A (en) * | 1997-08-29 | 1999-10-05 | Chen; Hsing | LED structure with ultraviolet-light emission chip and multilayered resins to generate various colored lights |
US6340824B1 (en) * | 1997-09-01 | 2002-01-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor light emitting device including a fluorescent material |
US6469322B1 (en) * | 1998-02-06 | 2002-10-22 | General Electric Company | Green emitting phosphor for use in UV light emitting diodes |
US6068383A (en) * | 1998-03-02 | 2000-05-30 | Robertson; Roger | Phosphorous fluorescent light assembly excited by light emitting diodes |
US6220725B1 (en) * | 1998-03-30 | 2001-04-24 | Eastman Kodak Company | Integrating cavity light source |
WO2000019546A1 (en) * | 1998-09-28 | 2000-04-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Lighting system |
US6429583B1 (en) * | 1998-11-30 | 2002-08-06 | General Electric Company | Light emitting device with ba2mgsi2o7:eu2+, ba2sio4:eu2+, or (srxcay ba1-x-y)(a1zga1-z)2sr:eu2+phosphors |
US6351069B1 (en) * | 1999-02-18 | 2002-02-26 | Lumileds Lighting, U.S., Llc | Red-deficiency-compensating phosphor LED |
US6680569B2 (en) * | 1999-02-18 | 2004-01-20 | Lumileds Lighting U.S. Llc | Red-deficiency compensating phosphor light emitting device |
TW455908B (en) * | 1999-04-20 | 2001-09-21 | Koninkl Philips Electronics Nv | Lighting system |
US6504301B1 (en) * | 1999-09-03 | 2003-01-07 | Lumileds Lighting, U.S., Llc | Non-incandescent lightbulb package using light emitting diodes |
KR100364694B1 (ko) * | 1999-11-30 | 2002-12-16 | 엘지전자 주식회사 | 칼라 브라운관용 마스크 구조 |
EP1104799A1 (en) * | 1999-11-30 | 2001-06-06 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Red emitting luminescent material |
US6357889B1 (en) * | 1999-12-01 | 2002-03-19 | General Electric Company | Color tunable light source |
US6621211B1 (en) * | 2000-05-15 | 2003-09-16 | General Electric Company | White light emitting phosphor blends for LED devices |
US6577073B2 (en) * | 2000-05-31 | 2003-06-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Led lamp |
US6850002B2 (en) * | 2000-07-28 | 2005-02-01 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Light emitting device for generating specific colored light, including white light |
JP2002076434A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | 発光装置 |
US6547416B2 (en) * | 2000-12-21 | 2003-04-15 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Faceted multi-chip package to provide a beam of uniform white light from multiple monochrome LEDs |
DE10105800B4 (de) * | 2001-02-07 | 2017-08-31 | Osram Gmbh | Hocheffizienter Leuchtstoff und dessen Verwendung |
DE10146719A1 (de) | 2001-09-20 | 2003-04-17 | Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh | Beleuchtungseinheit mit mindestens einer LED als Lichtquelle |
JP3876278B2 (ja) * | 2001-12-13 | 2007-01-31 | 新日鉄マテリアルズ株式会社 | 易切削性トンネルセグメント構造 |
US7800121B2 (en) * | 2002-08-30 | 2010-09-21 | Lumination Llc | Light emitting diode component |
DE60330023D1 (de) * | 2002-08-30 | 2009-12-24 | Lumination Llc | Geschichtete led mit verbessertem wirkungsgrad |
US6765237B1 (en) * | 2003-01-15 | 2004-07-20 | Gelcore, Llc | White light emitting device based on UV LED and phosphor blend |
TW200512949A (en) * | 2003-09-17 | 2005-04-01 | Nanya Plastics Corp | A method to provide emission of white color light by the principle of secondary excitation and its product |
JP2005191420A (ja) | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Stanley Electric Co Ltd | 波長変換層を有する半導体発光装置およびその製造方法 |
US7250715B2 (en) * | 2004-02-23 | 2007-07-31 | Philips Lumileds Lighting Company, Llc | Wavelength converted semiconductor light emitting devices |
US7083302B2 (en) * | 2004-03-24 | 2006-08-01 | J. S. Technology Co., Ltd. | White light LED assembly |
TWI244226B (en) * | 2004-11-05 | 2005-11-21 | Chen Jen Shian | Manufacturing method of flip-chip light-emitting device |
WO2006003931A1 (ja) | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Mitsubishi Chemical Corporation | 発光装置、照明、表示装置用バックライトユニット及び表示装置 |
US7201497B2 (en) * | 2004-07-15 | 2007-04-10 | Lumination, Llc | Led lighting system with reflective board |
JP2006127798A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 照明装置および液晶表示装置 |
JP2006191521A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-07-20 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 照明装置及び画像読取装置 |
US8125137B2 (en) * | 2005-01-10 | 2012-02-28 | Cree, Inc. | Multi-chip light emitting device lamps for providing high-CRI warm white light and light fixtures including the same |
US7564180B2 (en) * | 2005-01-10 | 2009-07-21 | Cree, Inc. | Light emission device and method utilizing multiple emitters and multiple phosphors |
US7350933B2 (en) * | 2005-05-23 | 2008-04-01 | Avago Technologies Ecbu Ip Pte Ltd | Phosphor converted light source |
CN101138104B (zh) | 2005-06-23 | 2011-08-24 | 伦斯勒工业学院 | 利用短波长led和下变频材料产生白光的封装设计 |
JP2007081234A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Toyoda Gosei Co Ltd | 照明装置 |
US7543959B2 (en) * | 2005-10-11 | 2009-06-09 | Philips Lumiled Lighting Company, Llc | Illumination system with optical concentrator and wavelength converting element |
US7344952B2 (en) * | 2005-10-28 | 2008-03-18 | Philips Lumileds Lighting Company, Llc | Laminating encapsulant film containing phosphor over LEDs |
JP2009527071A (ja) * | 2005-12-22 | 2009-07-23 | クリー エル イー ディー ライティング ソリューションズ インコーポレイテッド | 照明装置 |
EP1994570A1 (en) | 2006-03-06 | 2008-11-26 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Light-emitting diode module |
US20070236933A1 (en) * | 2006-04-06 | 2007-10-11 | Philips Lumileds Lighting Company Llc | Angular dependent element positioned for color tuning |
US7722220B2 (en) | 2006-05-05 | 2010-05-25 | Cree Led Lighting Solutions, Inc. | Lighting device |
TWM300351U (en) * | 2006-05-10 | 2006-11-01 | Bacol Optoelectronic Co Ltd | Full-color light-emitting unit and the full-color LED panel |
JP5431636B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2014-03-05 | 株式会社小糸製作所 | 車両用標識灯 |
US7503676B2 (en) * | 2006-07-26 | 2009-03-17 | Kyocera Corporation | Light-emitting device and illuminating apparatus |
JP4946257B2 (ja) * | 2006-08-11 | 2012-06-06 | 日本精工株式会社 | 磁気エンコーダ及び前記磁気エンコーダを備える転がり軸受ユニット |
KR100729910B1 (ko) * | 2006-11-23 | 2007-06-18 | 성일물산 주식회사 | 일체형 솔라 델리네이터 |
KR100930171B1 (ko) * | 2006-12-05 | 2009-12-07 | 삼성전기주식회사 | 백색 발광장치 및 이를 이용한 백색 광원 모듈 |
US7902560B2 (en) * | 2006-12-15 | 2011-03-08 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Tunable white point light source using a wavelength converting element |
EP2153114B1 (en) | 2007-05-24 | 2014-06-25 | Koninklijke Philips N.V. | Color-tunable illumination system |
CN101680992B (zh) | 2007-06-04 | 2016-10-19 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 颜色可调的照明系统、灯和照明设备 |
US7494246B2 (en) * | 2007-06-06 | 2009-02-24 | Philips Lumileds Lighting Company, Llc | Thin luminaire for general lighting applications |
US7942556B2 (en) | 2007-06-18 | 2011-05-17 | Xicato, Inc. | Solid state illumination device |
CN101765800A (zh) | 2007-07-25 | 2010-06-30 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 色彩转换设备和色彩可控的光输出设备 |
WO2009016585A2 (en) | 2007-08-02 | 2009-02-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Color conversion device |
DE102007037875A1 (de) | 2007-08-10 | 2009-02-12 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Strahlungsemittierende Vorrichtung |
US8376577B2 (en) * | 2007-11-05 | 2013-02-19 | Xicato, Inc. | Modular solid state lighting device |
US7717591B2 (en) * | 2007-12-27 | 2010-05-18 | Lumination Llc | Incorporating reflective layers into LED systems and/or components |
KR101518217B1 (ko) * | 2008-01-31 | 2015-05-11 | 코닌클리케 필립스 엔.브이. | 발광 장치 |
TW200949157A (en) | 2008-02-08 | 2009-12-01 | 3M Innovative Properties Co | Perforated backlight |
US7845825B2 (en) * | 2009-12-02 | 2010-12-07 | Abl Ip Holding Llc | Light fixture using near UV solid state device and remote semiconductor nanophosphors to produce white light |
KR20110044228A (ko) | 2008-08-08 | 2011-04-28 | 시카토, 인코포레이티드. | 발광 모듈 |
US8097894B2 (en) * | 2009-07-23 | 2012-01-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | LED with molded reflective sidewall coating |
-
2011
- 2011-01-27 US US13/015,431 patent/US9631782B2/en active Active
- 2011-01-28 EP EP11705728.1A patent/EP2531770B1/en not_active Not-in-force
- 2011-01-28 JP JP2012552011A patent/JP2013519208A/ja active Pending
- 2011-01-28 ES ES11705728.1T patent/ES2453982T3/es active Active
- 2011-01-28 EP EP20130197032 patent/EP2708796A2/en not_active Withdrawn
- 2011-01-28 CA CA2788107A patent/CA2788107A1/en not_active Abandoned
- 2011-01-28 CN CN2011800084162A patent/CN102792085A/zh active Pending
- 2011-01-28 WO PCT/US2011/022986 patent/WO2011097135A1/en active Application Filing
- 2011-01-28 KR KR1020127020717A patent/KR20120123674A/ko not_active Application Discontinuation
- 2011-01-28 MX MX2012009081A patent/MX2012009081A/es active IP Right Grant
- 2011-01-28 BR BR112012019621A patent/BR112012019621A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2011-02-01 TW TW100103996A patent/TWI428543B/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006525684A (ja) * | 2003-05-05 | 2006-11-09 | ゲルコアー リミテッド ライアビリティ カンパニー | Ledパネルランプシステム用の方法及び装置 |
JP2007157943A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Stanley Electric Co Ltd | 半導体発光装置及びその製造方法 |
WO2009052093A1 (en) * | 2007-10-17 | 2009-04-23 | Xicato, Inc. | Illumination device with light emitting diodes |
JP2011501364A (ja) * | 2007-10-17 | 2011-01-06 | シカト・インコーポレイテッド | 発光ダイオード及び移動可能な光調整部材を備えた照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102792085A (zh) | 2012-11-21 |
MX2012009081A (es) | 2012-12-17 |
KR20120123674A (ko) | 2012-11-09 |
BR112012019621A2 (pt) | 2019-09-24 |
US9631782B2 (en) | 2017-04-25 |
EP2531770B1 (en) | 2013-12-25 |
EP2708796A2 (en) | 2014-03-19 |
WO2011097135A1 (en) | 2011-08-11 |
TW201142216A (en) | 2011-12-01 |
US20110182068A1 (en) | 2011-07-28 |
CA2788107A1 (en) | 2011-08-11 |
EP2531770A1 (en) | 2012-12-12 |
TWI428543B (zh) | 2014-03-01 |
ES2453982T3 (es) | 2014-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI428543B (zh) | 以發光二極體為基礎之矩形照明裝置 | |
US8297767B2 (en) | LED-based illumination modules with PTFE color converting surfaces | |
US8899767B2 (en) | Grid structure on a transmissive layer of an LED-based illumination module | |
TWI445201B (zh) | 具有發光二極體之照明裝置 | |
KR20140057291A (ko) | 색 변환 표면을 우선 조명하는 led 기반 조명모듈 | |
KR20140057290A (ko) | 색 변환 표면을 우선 조명하는 led 기반 조명모듈 | |
TW201413156A (zh) | 整合發光二極體式照明設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140924 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150310 |